忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣
元禄15年12月14日深夜。 赤穂浅野家浪士四十七名は主君の無念を晴らすべく本所・吉良邸へ討ち入り無事本懐を遂げた ・エイエイ!・オ〜! (十郎左衛門)どうか息災で。 (條右衛門)ご一同は大名家へお預けになるそうだ。 恐らく切腹を仰せつかる事に…
小型バスの購入に充てられます。 (元哲)ご浪士方の処分が決まったそうだ。 本日ご切腹と相なる。 (きよ)どうかこれをきよと思って…。 浪士たちの亡骸はその日のうちに泉岳寺へ埋葬された。 同日吉良家はお家断絶となった あれから二月。 私は気が付くと…
(きよ) 来るべき時がついに来たのです。 討ち入りは明日 元禄15年12月13日。 討ち入り前日きよは潜入していた上杉家下屋敷を出た。 ところが… 氷川明神で毛利様を待つ訳にはいきませんでした。 後をつけてくる者がもしも吉良の回し者だとしたら… 心…
(きよ) 吉良様が来る。 ついに吉良様の姿をこの目で 元禄15年秋。 きよは吉良上野介の奥方富子の住む上杉家下屋敷へ女中として潜入した。 浪士たちがまだ誰も見た事がない上野介の顔を確かめるためだった 討ち入りの日が決まった 討ち入りの日が12月5…
(きよ) 吉良様の事を知りたい。 私は心に決めたのです (仙桂尼)万が一にも身元が知れればそなたの身は…。 無論心得ております。 (内蔵助)同志一丸となっての討ち入りをここに決意致す。 (一同)お〜。 きよをこれより皆様の同志と心得て下さいませ。 …