(つぐみ)
うちの母ちゃんは45歳で年下の男と恋に落ちた。
そしてその男は母ちゃんに「運命の人」とか「僕のお姫様」とか言って「頭おかしいんじゃね?」とかちょっと疑うんだけれどなんかどうやら彼のそのような発言にはのっぴきならない訳があるらしく…それが今回判明するとかしないとか…。
ぜひお見逃しなく!
(鼻歌)
(灯)ねえ。
(香澄)はい?何かいい事あった?えっ何でですか?だって今鼻歌歌ってたじゃない。
えっ歌ってました?私。
・「ランランラララ〜ンララランランラララ〜ン」やだ…。
白状しなさい。
何があったの?男の人でしょ?えっ!?まさか…。
(笑い声)顔赤くなってる〜。
お茶いれますね。
ほ〜んとあなたって分かりやす〜い!あら?藤井さんとこの洋治くん?
(洋治)ああ田中さんどうも。
お久しぶり。
帰ってきたの?いえちょっと。
こんな所で何してんの?早く行ってあげなさい。
あっこれいります?パチンコで取った。
あなたって相変わらずね〜。
お母さんにあげなさい。
おうち行くのよちゃんと。
じゃあまた。
(洋治)どうも。
今日のとこは…帰るかな。
おはようございま〜す。
おはよう!急ぎのやつできてます?あっはい。
これ急ぎです。
ありがとうございま〜す。
あっ店長行ってきます。
(店長)はい行ってらっしゃい。
香澄ちゃん気を付けてね。
は〜い!
「午前中にね14軒回る。
面倒くさいお客さんも2軒くらいいるかな。
でも今日はちょっと楽しい」
(勇凛)
「楽しいの?どうして?」
「お天気いいし」
「お天気。
あっほんとだいいね」
「あれ?お天気見ない?」
「仕事に熱中してると忘れるかな。
天気とか。
下手すると飯食うのも」
「そっか。
何でも忘れちゃうね」
「こういうの慣れてないから」
「うん?」
「なんていうかその女の人とこういうやり取りとか。
だからなるべく失敗があってはいけないと」
「やだな。
思ったままでいてよ」
「うん」
「私が今日楽しいのは君のおかげだよ。
こうして君の気配が感じられて…」
(莉々)勇凛さん!はい。
(海知)勇凛さんミラノ・ビエンナーレの件で。
ミラノ・ビエンナーレ…はい。
相手誰だったんですか?はっ?顔が溶け出しそうでしたよ。
俺は妖怪人間かっつうの。
なんかにやけて…。
妖怪人間かっつうの俺は。
すいません。
はい。
はい。
あっあの〜あっ…はい。
お帰り!ただいま〜。
よっ。
あっ。
どうしたの?急に。
えっ?ああ…。
うん?いや座るかなぁと思って。
えっ…立ってろって?ウソよ。
あっコーヒー豆切れてる。
インスタントでいい?えっ…せっかく高いケーキ買ってきたんだからうまいコーヒーいれようよ。
香澄のいれたコーヒー久しぶりに飲みたいな。
なに言ってんの?いやほんと高かったの。
並んで買ったんだって。
あっじゃ俺買ってくるコーヒー豆。
あっこれ有名な…テレビでやってるの見た事ある。
なっ。
うん…じゃあちょっと買ってくるね。
ああ…悪いな。
なんかお前今日優しいな。
「お前」とかやめてね。
あっ…はい。
(つぐみ)おやじが?うん。
久しぶりにつぐみに会いたかったみたいよ。
でも今日君バイトだったからさ。
あげたの?うん?家にあげたの?うんまあ…。
ダメじゃん。
今まで門前払いだったじゃん。
あげた事なかったよね?まあたまにはいいかと思って。
なんかカン狂ってんじゃない?母ちゃん。
あっケーキおいしかったよ。
食べる?やな予感…。
通帳とカードと印鑑どこだっけ?えっ?
(つぐみ)どこ?まさか…。
あっ…ない。
つぐみ名義の口座のカードがない。
だからケーキ持ってくるとか変じゃん。
ええカードを紛失してしまって。
はい。
すいません。
今残高照会できるんですか?ダメだあいつ電源切ってるよ。
えっ?あっそうですか…。
はい。
ありがとうございました。
引き出されてる。
えっ俺もう大学行けないの?東工大行けないの!?えっ?君そんなとこ行こうとしてるの?頭いいな。
大丈夫。
全額じゃない。
えっ?全額じゃないの?25万。
25万…微妙。
カード止めてもらった?うんそれは止めた。
全部でいくらあったの?それは秘密です。
大丈夫。
お母さんなんとかするから。
なんとかするってどうやって?母ちゃんがうっかりあいつ家にあげたりするからだろ。
マジあいつクソだな!マジ死ねよ!聞きづらい。
やめて。
君のお父さんでしょ。
はぁ?そもそも母ちゃんがとろすぎんだよ。
親に向かっていいかげんにしなさいよ!自分がミスっといて急に親ヅラかよ。
なに言ってんの?こっちはあんたのために一生懸命働いてんのよ!こっちだってバイトしてんだろ!友達はバイトなんかしねえで私立も受けんだよ!
「カスミさん元気ですか?こちらはミラノ・ビエンナーレの準備でテンパっています。
3週間後にはミラノに飛びます」
「そちらはどんな感じでしょうか?」
ミラノ・ビエンナーレ…何?
よろしくお願いします。
(真帆)ねえ〜つきあってんの?勇凛とつきあってんの?ああ…。
あっデートとかしてるんだ。
いえ忙しいので。
うん今ちょうどミラノ・ビエンナーレの準備だわ。
ねえ知ってる?ミラノ・ビエンナーレ。
いえ…存じません。
え〜ウソでしょ?やめた方がいいんじゃな〜い?おつきあい。
ねえあいつ女いるわよ。
いや私とかそういうんじゃなくってさぁ本気で好きになった女がいるって事よ。
私見ちゃったのよね〜。
あいつの部屋で女物の髪留め置いてあんの。
大事そうに持ってんのよ〜。
あの部屋に女が出入りしてるって事よ。
バレッタ外して服脱いでベッドで…。
こちらもゴールドでよかったでしょうか?刺激強すぎちゃったかな?失礼します。
(真帆)私ブランシェスにお願いするのやめようかな〜。
えっ?あなたのお店でうちが一番のお得意さんなんでしょ?社長さんが言ってたもの。
年間500〜600万落とすうちが一番だって。
で2番がほらあの政治家の何とかさんで3番が…。
困ります。
どうかうちで継続して下さい。
そこまで言うんだったら今日のところはお疲れさま。
いいわよ行って。
失礼します。
ヨシエさ〜ん。
おやつ。
はい。
これかけちゃってもいいですか?
(カメ子)えっ?だから90円かける…7。
はい…。
バナナ好きなんですね。
話しかけられた…。
(つぐみ)あっ!えっ!?泥棒!えっ!?ここお願いします!あっカメラ…危ない危ない危ない危ない…!何やってんだよおやじ!えっ…万引きじゃないの?もう君いいから。
バナナ買ってさっさと帰って!はい…。
(つぐみ)ちょっと待って。
バナナとかキャンディーとか腹こわすほど大量に買わなくていいから。
ハクセイ高でしょ?だったら学校で話しかけてよ。
えっ…!?な…な…何で泣くの?何で?何で?
(笑い声)女泣かせてる。
おやじ…!てめえ人の積立貯金に手出しといてよく笑うな!えっ?あっここ聞かなくていいから。
(笑い声)だから笑うな!もう止めたから使えないけど。
何やってんのよヨーちゃん。
何やってんのよ!子供の大学行くお金に手付けるなんて…。
最低のヨーちゃんだって今までそんな事なかったじゃない。
お前最低とか言うなよ。
最低じゃない…。
あの〜俺席外しますんで。
あっあの〜くれぐれもこの人から目離さないように。
手癖悪いんで。
(ドアの開閉音)全部で400万。
何に使ったの?いろいろ…知らない間に。
パチンコとか生活費とか。
奥さんは?若い奥さん何て言ったっけ?キラキラネームの…はなびちゃん?きらりさん?きらら。
きららさんは?若い男できたのかうちあんま帰ってこない。
よく覚えてたね。
えっ?暗証番号。
つぐみの産まれた時間にしたんだよね。
0953。
9時53分。
誕生日じゃないけないって言うからこういうのは。
何で貯金全部下ろさなかったの?できなかった。
これからどうするの?残りのお金。
25万払ってあと375万。
しかたないけどおふくろに…。
灯さんに?あんな古い家だけど売ればそこそこ…。
ダメだよ!あの写真館はダメ!灯さん…お母さんまたヨーちゃんがあなたがあそこに戻ってきて写真館継いでくれると思ってるよ。
お前今どき写真館なんて食ってけねえよ。
食ってけても食ってけなくても灯さんそれ励みに生きてるの。
マンションかアパートなんか入っちゃったら一気に元気なくなっちゃうわ。
そんな事言ってらんないんだよ。
俺ほんとやばいんだよ!首回んなくなっちまってる。
サラ金のやつら怖いしさ…。
いくら?当座いくら払ったらしのげるの?回想
(真帆)な〜に?これ。
女いんの?やめろ。
えっ子供用?や〜だ隠し子いたりして。
返せ!返せって!タイトルは「椅子の名前」。
いいっすね〜。
莉々ちゃん。
ちゃん?今「莉々ちゃん」って…。
返信がないんだよね。
返信が来ない。
え〜あの〜既読とかはついてます?ついたりつかなかったり…。
(海知)勇凛さん。
ブランシェスさんです。
痛っ!
(佐々木)あっはじめまして。
私新しい担当になった佐々木と申します。
あっはい。
こちらが今回の仕上がり品です。
今まで担当させて頂きました桜井は夜定時に上がりたいという事で内勤になりました。
これからは私が伺います。
よろしくお願いします。
すいませんお仕事場までお邪魔して。
下のドアがけ…あっお宅のドアにかかっていたシャツとジャケット受け取りましたので。
はい…。
じゃ失礼します。
水を流す。
水流れるからみトイレ。
(笑い声)でこれでセンサーを隠す。
そしたらこの目皿をこっちに入れんのね。
はい。
そしたらこのスポンジに洗剤つけてここを…。
それでこのねここの所に汚れがつきやすいの。
だからここの所をよ〜く取ってね。
はい。
あんたさ昼クリーニング屋やってんだって?はいダブルで。
大変ねぇ。
明日もクリーニング屋やっトイレ!
(笑い声)私やります。
香澄さん?ちょっと…大丈夫!?ちょっと誰か誰か!あ〜救急車救急車!はい分かりました!桜井です!あっ…よっ。
電話で言ったでしょ。
大した事ないの。
ただの脱水症状。
この点滴終わったら帰っていいって。
えっそうなの?うん。
今日店忙しくてごはん食べるの忘れてた。
そしたら倒れた。
だっせ〜。
何?来てくれるのね慌てて。
当たり前だろ。
当たり前か〜。
そっか…ありがたいなぁ。
なに言ってんだよ。
でもよかった。
また働けるって。
明日から働いてもいいって。
俺大人になったら絶対母ちゃん楽にさせっから。
なにいきなり…。
(つぐみ)いやマジで。
そっか…。
うん。
君が大人になるまで僕が君を守る。
何だよそれ。
恋愛ドラマかよ!うん。
何だようんって…。
だっせ〜。
だっせ〜くない。
(英語の言葉)OK。
海知悪い先オフィス戻って。
えっ…。
こんにちは。
こんにちは。
久しぶりですね。
こんなとこで何やってんですか?見たとおりビルの清掃です。
まだ何か…用ですか?何で返信しないんですか?電話も出ないし。
これ知ってます?ガムがこびりついた時はこうやって…この溶剤かけてこうすると取れるんです。
早く行ってくれないかな。
こんなとこず〜っと見てられたくないんだけど。
まだ取れてないじゃないですか。
取れた。
ごめんまだ仕事残ってるんで。
うち来ます?えっ?ここ下りて少し行ったらうちです。
こっち。
どうぞ座って下さい。
ここが私のうちなの。
17歳の息子と2人で暮らしてる。
今はバイトに行ってる。
うん。
別れた旦那がいるの。
若い女と結婚して…。
ああでも今はもう見捨てられちゃってるみたい。
仕事もなくてパチンコばっかり。
たまに私にお金を借りに来るの。
返してもらった事ないけど…。
この間そいつがね…ああ元旦那ね。
つぐみの…あっ息子の貯金に手付けたの。
私が息子のために大学のためにためておいたお金。
サラ金に借金があるのよ。
終わってるでしょ?そういう…家なの。
なんか怒られてるみたい。
こっちが怒られてるみたいに話すね。
とにかくそういう事なんで。
うち見て分かったでしょ?何にもない家だしお金もないし。
息子もコンビニでバイトやってて。
それはさっき聞いた。
これが私の現実なの。
中性洗剤薄めて使うの。
あの…なんか君が作るようなかっこいいデザインのボトルとか関係ないの。
使えればいいの。
食べられればいいの。
眠れればいいの。
そんなふうに暮らしてる私とあなたがつきあえる訳ないよ。
何でそんな事言うの?関係ないよ。
俺は好きだよ。
何も変わらない。
こっちは変わったの。
変わったっていうか気が付いたの。
無理だって。
君とつきあうのは無理だって。
私恋愛なんてしてる余裕ないんだ。
生きていくだけで精いっぱい。
ここ…家守らなきゃ。
まだ子供高校生だし。
忙しいし会う時間なんてない。
3か月に1回でいい…会うの。
それでもいいから。
君といると私…みすぼらしい気持ちになる…。
同じような人といればそんな気持ちにならなくて済む。
ミラノ・ビエンナーレとか私よく分からないし。
そこ…重要?うん…。
だからやっぱり…無理なんだ。
決定?それ。
うん…。
ごめんもういいかな?もうすぐ息子帰ってくるんだ。
分かった。
さよなら。
あの…あの…。
短い間だったけどいい夢みさせてくれてありがとう。
楽しかったよ。
勝手な事言わないでよ。
俺クリスマスのイルミネーションじゃないから。
あなたが夢みるための道具でもないから。
こいでも生きてる人間だから。
(ドアが閉まる音)
(司会者)それでは日本デザイン家具の顧問デザイナー深見芳孝より作品のコンセプトをご説明致します。
(芳孝)え〜深見でございます。
この度発表する「シリーズフカミ」第3弾はシリーズ史上最も美しい作品となる事でしょう。
北海道は旭川のナラの木を使った作品であります。
その木の一本一本から聞こえる声に耳を傾け…。
(麗子)どうなさったんですか?少なくないか?えっ?私の会見だというのにカメラや報道陣少なくないか?そんな事ないわ。
クロックワイズやアートデザインまで雑誌たくさん来てたわよ。
立派よ。
(ノック)
(真帆)白井です。
真帆です。
はい。
お疲れさまです。
お疲れさ〜ん。
ああいていいわ。
ちょっと飲み物を。
いやいやいやますますお美しくなられましたねぇ。
どうですか?私とつきあう気になりました?先生ご冗談が過ぎますわ。
いやいやいや本気ですよ私は。
私は日本デザイン家具の特別顧問でいらっしゃる深見芳孝先生にご相談がありますの。
ほう恋の相談かな?この人ご存じです?倉田レオン。
新進気鋭のデザイナーです。
最近では雑誌やテレビでもよく取り上げられていて。
ロマンティックなデザインで女性に受けがいいようです。
この人をうちのメインデザイナーに登用してはどうかと。
勇凛がいるじゃないですか。
いいえもう小沢勇凛の時代は終わりました。
私と勇凛の関係を知っててあなたそうおっしゃるんですか?それとこれとは別物です。
ほう〜勇凛を切るという事?まあ成り行きによっては。
すごいですねぇ。
才能をちぎっては食べ捨てる女あんたは。
という事は…公私混同かわいさ余ってってやつですか?先生お顔が近いわ。
とにかく倉田レオン前向きに検討してみて下さい。
何なら「シリーズフカミ」第3弾でおしまいって事もあるかもしれないんですよ深見先生。
私に飛び火ですか。
よ〜くお考えになって。
たいちゃん。
はい。
これボタン付けと裾直しお願いします。
はい。
お疲れさん。
ああお疲れさまです。
どうですか?営業。
はい香澄さんのお客さん難しいの結構多いから大変です。
あっいたいた!佐々木さん。
(佐々木)何か?これ検品で。
ポケットの中入ってたわ。
忘れ物。
メルベーユ白金台の小沢勇凛様。
佐々木さんの担当よね。
(佐々木)何だろう?かわいらしい髪留め。
ピンクのサテンのバレッタ。
お嬢さんでもいらっしゃるのかしらね。
はいすいません。
はい。
じゃ渡したらサインもらっといて。
はいはい。
「はい」は1回。
はい。
あの〜。
はい。
それ私が返してもいいですか?あっ…ええ助かります。
これあげる。
そのかわり絶対返して。
私たちまた会うよね?うん大人になって俺香澄を迎えに行く。
約束。
私たち会った事ありますか?まさか…。
何で…何で気付かなかったの?
あなた…僕の運命の人なんで。
どうしたの?あなた…アムロなの?これ…クリーニングのジャケットのポケットに。
これ私のバレッタ…。
あなたアムロなの?ああ。
久しぶり香澄。
ああ…!どうして?どうして言ってくれなかったの?がっかりされるのが怖くて言えなかった。
忘れられてたらへこむし。
忘れる訳ない。
顔…顔見せて。
よかった…!アムロに会えた!夢じゃないよね…夢じゃないよね?うん。
アムロ…。
勇凛って名前だったのね。
香澄。
もう離れない。
ダメ。
もう帰さない。
こんな私でいいの?世界でひとりだけ。
香澄でなきゃダメ。
観念した?もういいや…。
観念しよう。
この時ついた大きなウソはそれからずっと僕を苦しめる事になったんだ
勇凛はねあんたみたいな女が見合うような男じゃないの!私はただ生きてるだけだ!ダメよ恋しなさい。
ここは生と死が交わる場所って感じがする。
天才だったんだ!お前よりず〜っと!ほんとはちょっと怖かったこうなるの。
僕が死ねばよかったんです。
・「だけど誓いは」・「あまりに強く」・「いつか張り詰めるばかり」・「糸が絡まりながら」・「ただれゆくように」・「永遠を願うなら」・「一度だけ抱きしめて」・「その手から離せばいい」・「わたしさえいなければ」・「その夢を守れるわ」・「溢れ出る憎しみを」・「織りあげ」・「わたしを奏でればいい」2016/10/18(火) 15:10〜16:00
NHK総合1・神戸
ドラマ10 運命に、似た恋(4)「本当の嘘(うそ)」[解][字][再]
恋の始まりに心を躍らせるカスミ(原田知世)とユーリ(斎藤工)。そんな折、カスミのもとに離婚した元夫・ヨージ(小市慢太郎)が訪ねて来る。借金を抱えるヨージは…
詳細情報
番組内容
恋の始まりに、心躍らせるカスミ(原田知世)とユーリ(斎藤工)。そんな折、カスミの家に離婚した元夫・ヨージ(小市慢太郎)が訪ねて来る。借金を抱えていたヨージは、カスミが目を離した隙にキャッシュカードを盗み、大切な貯金を引き出してしまう。金策に追われるカスミは、クリーニング店の仕事に加えビル清掃の仕事をする事に。ユーリは、カスミと連絡が取れなくなったことをいぶかしみ、カスミに会いに行こうとするが…。
出演者
【出演】原田知世,斎藤工,山口紗弥加,大後寿々花,小市慢太郎,渋谷謙人,西山潤,久保田紗友,草笛光子,奥田瑛二
原作・脚本
【作】北川悦吏子
音楽
【音楽】Youki Yamamoto