スポーツには世界を一つにする力がある。
ことしで14回目になりました、延田グループマスターズGCレディースサードラウンド。
笠りつ子、鈴木愛、日本人2人がトップタイに並んでいます。
最終組15番をプレー中。
すでに打ち終っているキム・ハヌルのセカンドショット。
解説は岡本綾子プロでお送りします。
岡本さん、キム・ハヌルがとらえてきましたね、グリーンを。
そうですね、やはり、この15番ホールは、バーディーを狙って、絶対欲しいホールですから。
きょうのホール難易度、18番目ですから、各選手がスコアを伸ばしている15番のパー5。
これがイーグルパット。
来るかな、来るかな?あっと、僅かです。
ナイスパットですね。
きょうは2バーディー1ダブルボギーということで、トータルイーブンのゴルフが14番まで続いていたキム・ハヌル。
ダブルボギーって、5番ですよね。
そうなんですよ。
どうしちゃったんですかね。
後半に入って初バーディー、これでスタートから1つスコアを伸ばして、10アンダーはトップと2打差。
16番以降は、今、数字でもご覧いただいていますが、ホール難易度が非常に高いホールがありますね。
そうですね、1、2番が16、18と、きょうの16番のピンの位置は、さほど難しい位置ではないと思ったんですが。
ただ各選手が苦しんでいると。
ちょうど難しい理由は、きょうのピンの位置ですね。
笠りつ子のセカンドショット。
方向よしですね、これは。
おー、ピックしてグリーンを捉えました。
これは下からですから、イーグルでいきますね。
これを決めれば、一気に単独トップで、しかも2打差をつけるという状況です。
しっかり打て。
僅かに左、イーグルなりませんでしたが、笠りつ子、スコア伸ばします。
15番、単独トップに立ちました、13アンダー。
きょうもバーディー5つ目ですか。
伸ばしてますね。
順調ですね。
でも、1、2位、笠選手、鈴木選手と来てますけど、やはり怖い存在の選手たちがアン・ソンジュ、ミジョン、キム・ハヌルとか、やっぱり強いのが来てますよね。
先週、優勝の松森も、この延田グループマスターズGCレディース、9アンダー、トップと4打差をいきます。
そうですね。
調子のいいときにがんがんいってもらいたいですよね。
そして最終組の1組前でプレーしている鈴木愛。
きょう、5つスコアを伸ばして12アンダーは単独の2位です。
きょう、ノーボギーで来てますね。
前半、3番ホールで8メートルのバーディーパットを沈めてから、流れに乗ってきましたね。
きょう、応援に駆けつけているお母さん、みえさんに話を聞くと、きのうは長いカーブでのショットがうまくいかないと、本人話していたそうなんですが、きょうは表情を見ていても、そのあたりはよさそうだと、話していましたね。
家族の応援を背に、鈴木愛はきょう、5つスコアを伸ばしてますが、本人もきのうまではパッティング、非常にいいという話をしてましたね。
そうですね、このままきょう、あした、続けてもらいたいですけど、ちょうどこのラインも難しい位置関係ですね。
まっすぐ来て、鈴木愛がきました。
笠りつ子を再び、捉えました。
これで13アンダー、トップタイに並びました。
見事なバーディーパット、真ん中から決めてきました。
笠りつ子、一歩抜け出しましたが、鈴木愛がすかさず捉えています。
賞金女王争いも白熱していますが、延田グループ所属のイ・ボミも、この大会、優勝にかける思いは、人一倍。
そのイ・ボミがきょう、スコアを5つ伸ばしたんですが、すでにホールアウトしているイ・ボミのプレー、18番です。
やっぱり伸ばしてきましたね。
そうですね、やはりなじみの顔っていうのは、上位にいてほしいですよね。
きょう、5アンダーですからね。
ご覧のように賞金女王争い、トップに立っているイ・ボミ、延田グループ所属、この大会、どうしても勝ちたいという本人の思いが、あす最終日、さらなる爆発を生むんでしょうか。
きょうは5アンダー、スコアを5つ伸ばして、8アンダーで3日間の競技を終えています。
画面は16番最終組、16のティーに来ました、笠りつ子。
ちょっと本人はバランスを崩したようなフィニッシュになりました。
でも大丈夫ですね。
フエアウエーですね。
笠りつ子、フェアウエーを捉えています。
トップタイで並んでいる笠りつ子、鈴木愛、日本人の2人。
イ・ボミに大きくリードを取っている2人の優勝争い、大混戦となっている延田グループマスターズGCレディースサードラウンドです。
4日間のビッグトーナメントにふさわしい実力者どうしのしれつな戦いになりそうです。
延田グループマスターズGCレディースサードラウンドです。
舞台は兵庫県三木市にあります、マスターズゴルフクラブ。
6523ヤード、パー72。
ことしもコースに変化が加えられました。
より戦略的なコースに仕上がっています。
また、ことし7月、マスターズゴルフクラブの近くに、ベストリゾート神戸がオープン。
緑に囲まれた自然の敷地でバーベキューができる、グランプバーベキューパークや、優雅な宿泊だけでなく、レストランも充実してる、ホテルパボーネなど楽しめるリゾートテーマパークが誕生しました。
サードラウンドをお送りしています。
トップタイが笠りつ子、鈴木愛、最終組の笠りつ子と、1つ前の鈴木愛です。
画面は18番グリーン上。
先週、優勝の松森もきょう、スコアを伸ばしています。
そうですね。
このグループは、3人回ってて、たった2つしか、3人で2つのボギーですからね。
本当にショットもよさそうですね。
初優勝のあとの戦い方、岡本さん、どういうところが?
やっぱり集中力も、ちょうどいい感じで来てますし、ありますし、やはりここに、なんて言うんですかね、優勝してすぐ予選落ちする選手も多い中で、彼女はその勢いのまんま、いいプレーを続けてますよね。
この波に乗っていけるかどうかですよね。
これがやがては本当の実力者となるためのストックですね。
大歓声を受けています。
きょうは67というストローク。
最後、バーディーフィニッシュで10アンダーはトップと3打差。
2週連続優勝を狙える位置につけてサードラウンドを終えています。
そうですね。
続いて上田桃子。
現在、賞金ランキング32位と、今シーズンは苦しんでいます。
18番はパー。
上田桃子も、松森も、共にきょう3日目、伸ばして、9アンダー、トップと4打差、あす、最終日ということになります。
自分より上にいる選手たちも、爆発力がある選手たち、そろってますからね。
本当に。
笠りつ子のセカンドショット。
ちょっと左。
159ヤードです。
たぶん8番アイアンを持ったんじゃないかと。
ああ、そうですか。
奥に届かないクラブで、いつも奥のピンだけ打ってくるので。
でも、距離感よかったですね。
左、ちょっと難しいラインですけども、止まってよかったと思います。
奥にこぼれてしまうと、難しいですが。
なかなか難儀なショットですね。
この16番は、ティーショット、左に行くと非常に難しくなるんですが、キム・ハヌルはバンカーの手前とはいえラフ。
ちょうどバンカーレーキだと思ってました。
ラッキーですか?
ラッキーだったです。
グリーンも、ピンも狙えます。
この位置からですと、前の木は邪魔にはならないと。
若干、つま先上がりですから、軽いドローはかかるでしょうけど、そのへんはベテランでしょう。
ピンの奥、止まるか?こぼれましたが、若干、こぼれたというぐらいですね。
きょうのピンの位置ですとね、ほかのウェッジを使うか、使わないか、ちょっと微妙なところですけど、恐らくパターで、きのうからのアプローチの姿を見てると、パターでいくんじゃないかなと思いますね。
画面17番の鈴木愛です。
あー、右手前。
バンカーでしょうね。
これはどうでしょう?バンカーまでいってるかどうか。
ラフか。
難易度高くなりそうですか?このアプローチ、第2打は。
バンカーには入ってなさそうですね。
ラフ入ってるとしたら、ライしだいですね。
画面再び、アン・ソンジュです。
ピンまで132ヤードです。
きょうのピンの位置は、真横に落とすにはちょっと難しいかもしれないですね。
うーん、これもグリーンの右サイド。
きょうはアン・ソンジュ選手、あんまりショットはいい感じじゃないですね。
そうですか。
非常に本人も控えめでして、体調があまりよくない中で、トップ10に入れたらいいかなという、控えめな話もしていますが。
ずいぶん控えめですね。
勝負どころの3メートルのパーパット、2回入れてますから。
放送席、ご紹介します。
岡本綾子プロの解説です。
岡本さん、初日が非常に静かな立ち上がりで、2日目、3日目、やはり実力者が出てきましたね。
動いてきましたね。
たくさんの選手がアンダーパーを出してますし、それだけコースコンディションもそれだけよくしていただいてるということもあります。
そして、ことしもコースに変化が加えられまして、18番のグリーンであったり、後ほど、詳しくご紹介しますが、より選手たちが神経を使いながら攻略していくという大会になりますね。
さあ、鈴木愛は17番、このライです。
今、ちらっとご覧いただきましたが。
救いは、エッジからピンまでちょっと距離があるっていうことです。
ちょっとフックしていってますけれども。
もうひと転がり欲しかったですね。
少し距離のあるパーパットになります、17番の鈴木愛。
基本的に鈴木選手はパッティングのうまい選手ですから、きょうはラインも読めてるみたいですし、大丈夫でしょう。
きょう、4つスコアを伸ばしている18番セカンド地点の木戸です。
ちょうどよかったですね、これはライは順目に、ラフですけれども、じゅん目になってますから。
本当はそのじゅん目ですから、ヘッドが、ソールが滑りやすいということもあります。
打ち上げのセカンドショット。
目線としてはよさそうですね。
傾斜を超えてグリーンを捉えました。
まずまずですね。
ラフからセカンドショット。
18番グリーンを捉えています。
画面再び最終組。
16番は3選手とも、岡本さん、グリーンを捉えることが、まあ、笠は捉えました、ちょっと左側にはなりますが。
誰がどう、一番難しいかというとですね、どうでしょう、藤井さん。
笠選手が結構難しいように見えます。
アン・ソンジュ選手はずっと上りですから。
3者とも思った位置にボールを落とせなかった16番。
まずはアン・ソンジュです。
ちょうどアン・ソンジュ選手と、カップの真ん中からカップ寄りが、ちょっと速いですね。
この辺りに傾斜がちょっとあるのか。
距離が合いません。
最後までフックラインに見えるんですけど、最後は少し、上のほうに上っていってしまうんですね。
そうなんですね。
非常に読みづらい所にピンが切られている16番。
画面18番の木戸です。
このラインは読みやすい、普通に軽くフックしていくラインですね。
うーん、ただ打ち切れません。
ちょっとやっぱり下っていくように見えるラインなんですか?
ここは若干上り気味ですね。
打ち切れなかったという状況です。
三者三様となったこの16番のグリーン上、もしくはグリーンサイドなんですが、一番難しいんじゃないかという話があった笠りつ子の、これから第3打、バーディーパットにはなりますが。
ボールが弱くなってからというのがアン・ソンジュがさっき打ったラインがちょうど参考になるでしょうね。
ああ、ここから止まりません。
これ返しも難しいですね。
そうですね。
ちょっと打ち損じですよね。
グリーンは捉えたんですが、非常に難易度の高いパッティング、距離のあるパーパットになりました。
同じく、鈴木愛も17番、グリーン上。
距離のあるパーパット。
本人も話しているパッティングの好調さ。
岡本さん、こういうときに出るかどうかというのも一つあるんじゃないでしょうかね。
きょうは大丈夫でしょう。
大丈夫ですか?しっかりと決めました、17番、鈴木愛、パーです。
ノーボギーのゴルフです。
そして再び、最終組、16番、キム・ハヌルです。
きのうもキム・ハヌルはグリーンを外しても、パッティングでカップに寄せていくというゴルフでした。
そうですね。
きょうも5番ホールで、15ヤードぐらいのアプローチを、ちょっと2メートルショートして、そこから3パットしちゃったんですね。
それでダブルになっちゃいましたから。
ただ、この16番、しっかりと一番近い所に寄せてきています。
先にキム・ハヌルが16番パー。
やはりグリーンエッジからパターを使うにせよ、短ければ短いほどいいですね、距離的に。
画面、18番のグリーン上、木戸のパーパット。
18番パー。
木戸はきょう、サードラウンド、4つスコア伸ばしました。
それもノーボギーのゴルフで、4つ伸ばして9アンダー、トップとは4打差です。
16番グリーン上、アン・ソンジュ、これからパーパットになります。
アン・ソンジュ、パー。
トップと2打差、変わらず。
最終組、キム・ハヌル、アン・ソンジュともにパー。
あとは笠りつ子。
さあ、笠りつ子、パーパットです。
ちょっとヒヤッとしましたけど。
打ち切れなかったのかなというふうにも見えましたが、16番、しっかりとパーセーブしています。
さあ、賞金女王へ向けて、残り6試合、笠りつ子がこの大会トップタイ、果たしてどこまで迫ることができるんでしょうか。
今大会の賞金総額は1億4000万円、優勝賞金は2520万円です。
優勝者には副賞としてジャガーランドローバージャパン株式会社から、ジャガーエフピースが。
株式会社ヨシダからオーデマピゲ、ロイヤル・オフショア・クロノグラフが。
LGエレクトロニクスジャパンからLG有機ELテレビ、オーレッド65E6Pが。
キリンビールマーケティング株式会社から、キリンビール1年分が贈られます。
決勝ラウンド17番ホールで、ホールインワンを達成した選手全員に延田グループから賞金200万円が贈られます。
イ・ボミがきょう、5つスコアを伸ばして、8アンダーでフィニッシュ。
そして笠りつ子は現在、トップタイ。
その差3316万円ですが、今大会の優勝賞金が2520万円。
一気に近づきますね。
もちろんイ・ボミがどういう形でフィニッシュするかというのも、1つ、要素としては加わってくるんですが。
もう、このシーズンは賞金女王もそうですが、シード権のランクとか、いろいろ話題、多彩ですよね。
トップタイの笠りつ子が17番のテーに来ました。
6番アイアンを持っています。
風はほとんどないです。
ほとんどないですか。
きょうは風がないというサードラウンドを各選手がスコアを伸ばしています。
そうですね、きょうはエッジまで160ヤード、キャリーがあれば、グリーンに乗りますから、あと左のバンカーには入れたくないですね。
ピンの左サイド、来ました!
ナイスショット。
スーパーショットですね、これは。
17番バーディーチャンスにつけました、笠りつ子。
満足げな顔してました。
改めてご覧いただきます。
狭いほうに来ましたね。
まあ、狙い目ですね。
若干、左右ぶれても、笠選手自身はそんなに左右に大きく曲がるショットを打つ選手じゃないんで。
同じくトップタイ、鈴木愛は18番のティーです。
あー、いいですね。
フェアウエー。
ラフにワンクッション、そしてフェアウエー、距離も出ています、18番。
最終組、17番、続いてアン・ソンジュのティーショット。
5番のユーティリティーで打ちます。
5番ユーで、ちょっとコントロール気味でしょうね。
しっかり打てば、ちょっと大きめですか?
5番アイアンを入れてるかどうかも、ちょっと。
ちょっと5番アイアンは入れてないです。
ないですね。
3クォーター。
手前から寄ってきました!バーディーチャンス、アン・ソンジュ。
本当にすばらしいショットですよね。
笠りつ子に引けを取らないくらい、満足げな表情でしたね。
改めてご覧いただきます。
笠りつ子、アン・ソンジュともにバーディーチャンスにつけました。
続いてキム・ハヌル。
5番アイアンで打ちます。
手前から、キム・ハヌルもしっかりとグリーンを捉えてきました。
いいですね。
さすが最終組という、
昨年同様、大混戦となっている、延田グループマスターズGCレディース最終ラウンド。
笠りつ子、アン・ソンジュ、トップで並んでいます。
1組前でプレーしている鈴木愛、これからセカンドショット、18番グリーンを狙っていきます。
ピンまで135ヤード。
風は依然として、無風です。
きょうは手前から16ヤードのピンの位置。
越えてくるか?来ました。
ナイスショットですね。
鈴木愛も18番バーディーチャンスにつけました。
あの段の下と上とでは、全然違いますよ。
ですよね。
下半身の動きいいですね。
腰が上下してないです。
もういいフィニッシュですね。
狙ったとおりのボールというセカンドですかね?
若干、ヘッドが深く入り過ぎましたけど、まあまあ、本当になかなかのスーパーショットでした。
笠りつ子もバーディーチャンス、そして鈴木愛もバーディーチャンス。
互いに両者譲らずという展開です。
最終組は17番をプレー中です。
3人ともグリーンを捉えました。
まずはキム・ハヌルのバーディーパット。
4メートルぐらいですけど、3、40センチぐらい切れるラインだと思います。
左に切れます。
しっかり来ましたが、藤井さんが話したとおり、僅かに最後、左。
あんまり切れなかったですね。
17番パー。
本人、残念な表情がものすごく出ています、17番のバーディーパット。
続いて笠りつ子です。
ほぼ反対側から。
改めてティーショットをご覧いただいています。
ピンのやや上からというパッティングに、藤井さん、なりますよね。
そうですよね。
このラインも若干スライスはしていくと思います。
ただ、どうでしょうね、スピード、そんなに極端に速くもないですけども、ちょうど笠選手の正面にエッジがあるんですけども、そこが高い分だけ、どれだけ球に影響するかですね、ラインに。
あっ、来た。
来ました、17番バーディー。
読めてますね。
笠りつ子、単独トップ。
きょう、6つ目のバーディーが来ました。
最終日と3日目のこの心もようですね。
あしたで6バーディー、そうですね、6バーディーっていうか、6アンダーぐらいで回れるかどうかっていうのも難しくなりますけど、きょうみたいなペースでプレーできたら、もう断トツ、誰も追いつけなくなりますよね。
ですね。
逃げる選手がこれだけ強ければ、追いかけようがないですよね。
そうですね。
そういう、もう圧倒的なプレーも今まで見たことないんで、見てみたいですよね、誰か突っ走る。
4日間、走り続ける、独走を続ける優勝というね。
現状、鈴木愛も1打差、追いつくチャンスが18番にありますが。
さあ、最終組。
18番に向かっていきますが、笠りつ子、鈴木愛、きょうのプレーの比較ですが、後半に入っては、もう一進一退という、この戦い。
ただ、笠りつ子がリードをなかなか許すことなく、追いつかれても引き離し、という状況ですね。
そうですね、1日やはり、5アンダー、6アンダーとか、7アンダーを出す選手もいますし、もうあした、誰がそういうスコアを、ビッグスコアを出すかによっては、本当にマイナス14も分からなくなりますからね。
そうですね。
最終18番ですが、右にバンカーがある警戒しなければいけないティーショット。
そして、何よりこのセカンドショットですよね。
打ち上げの。
打ち上げ砲台グリーンっていうのは、どこにピンが切ってあっても、カップの根元が見えませんから、打ち上げますと、曲がり幅も要注意と、2段グリーンの上に、すぐ上にあるキャリーボールと、なかなか難しい、距離の出しづらいであろうショットが残りますよね。
難易度一番となっている18番。
きょう、風がなくて、これですからね。
風があればもっと難しいですよね。
まず笠りつ子のティーショット。
もし私がこのホールでティーショットするんであれば、右のバンカーを越える飛距離を持ってたとしても、ちょっと低めのボールで打ちますね。
風がなくても。
まずはフェアウエーを捉えないと。
完璧ですね。
距離が出ています。
きょうはよく飛んでいます。
しっかりと、まず大事な条件、フェアウエーキープを、ティーショット、しっかりと実行しました、笠りつ子。
フェアウエーから広くなったグリーンに対してきょうのピンの位置、どう狙っていくのかというセカンドショット。
そのグリーン上には鈴木愛がいます。
決めれば、トップ、笠りつ子に並びます。
シーソーゲームですよね、この2人の。
これ、見応えがある3日目ですよね。
来ました、18番バーディー。
再び笠に並びました。
同じホールで、この18番、プレーしている笠りつ子のティーの位置、そして、グリーン上の鈴木愛。
ノーボギーは立派です。
65、7アンダーです。
私、いつも言わせていただくんですけど、どんなプレーであれ、ノーボギーはすごいです。
バーディーがいくら多くても、ボギーがあれば、よくないわけですね。
よくない、バーディーですね。
ノーボギーのすごさっていうのは、すごい立派だと、私は、もう常々、つくづく本当に思います。
素直に喜べるゴルフですか?ボギーがなければ?
してやったりです。
ああ、そうですか。
さあ、アン・ソンジュが続いてティーショット。
アン・ソンジュもきょう、ノーボギーのゴルフです。
いいですね。
アン・ソンジュもいい所にボールを持っていきましたが、笠りつ子、並んでますから、アン・ソンジュと同じぐらい飛んでるわけですよね。
そうですね、キャリーボールも、ほぼ同じぐらいですね。
きょう3人がほとんど同じ所から打つシーンが多かったです。
そうですか。
きのう、セカンドラウンド終わって、キム・ハヌルとは非常にプレーしやすいと話していた、笠りつ子。
彼女も10アンダーですけど、アン・ソンジュとのショットとか、見ると、自分がちょっと遅れてるイメージを持たないほうがいいですよね。
ああ、本当に同じ位置ですね。
ことし、目標に掲げた1億円を突破しました。
そして開幕戦で話したように、その状況で自分の一番を見つけると話している笠りつ子。
この状況における一番がもちろん優勝ということに意識できる位置ですからね。
ということですよね。
夢は大きいほうがいいとは言いますが、それが現実となるわけですからね、すごいことです。
今大会含めて、残り6試合。
まずキム・ハヌルです。
ピンまで137ヤード、7番アイアンで打ちました。
ちょっと。
バランスを崩しました。
グリーンの右サイド。
ちょっと動きが速かったですね。
改めてご覧いただきます。
頭の位置も動かず、でも、ちょっと首から下って言いますかね、上半身の動きが速い、打ち上げの分だけという感じでしょうかね。
続いてアン・ソンジュ。
ピンまで134ヤードです。
8番ですかね?
8を持ってると思います。
8。
もうちょっと後ろに下がってもらえますか?音聞こえちゃうんで。
これ、笠りつ子が3番目ということは、藤井さん、笠りつ子、一番飛んでるんですね。
そうですね。
若干ですね。
2ヤードです。
2ヤード?
そうですよね。
でも気持ちいいもんじゃないですか?どうですか、あんまり関係ないですか?
1、2ヤードの差って、そこまで意識はしませんよね。
さあ、アン・ソンジュ、セカンドショット。
やや右サイド、傾斜を越えた所。
キム・ハヌルよりも遠い位置となりました。
きょうはアン・ソンジュ選手、こういう場面、何回かありましたね。
ちょっとスイングの解けるのが早いって感じですね。
ちょっとほどけるのが早い場面が何回もありましたね。
だから、フィニッシュが決まりませんよね。
さあ、笠りつ子、最終18番のセカンドショットです。
8番アイアンです。
いい目線してますけど、ちょっと右。
やや右目のピンよりも奥にいきました。
グリーンを捉えた笠りつ子。
最終組がそれぞれ18番、セカンドショット、グリーンを捉えています。
きょう、5つスコアを伸ばした現在賞金ランキングトップのイ・ボミに、どこまで今大会、白熱した戦いになるのか。
それでは、イ・ボミのきょうのプレーを振り返りたいと思います。
大勢のお客さんが、イ・ボミの組にこのプレーを見ようと、マスターズゴルフクラブに足を運びました。
そしてその期待に応えるように2番でバーディー。
しばらくパーが続いたんですが12番。
後半に入っての初バーディー。
そして14番では、ああ、ミスがあったんですね。
ちょっと、これはちょっと残念でしたね。
きょう初のボギーが来ました。
そして15番、第3打。
あー、すごい。
もうチップインイーグルかというアプローチでした。
続いて16番。
連続バーディーとなりました。
この5ホールはすごいですね、12番から。
そして最終18番、バーディーになりませんでしたが、きょう、5つスコアを伸ばしたイ・ボミ。
本人のインタビューです。
きょうはボギー1個あったんですけども、もう最後まで、ちゃんといい集中してよかったと思います。
残り1日、見えてきましたね。
一応、看板には、スコアボードには私の名前があるので、あしたはもっと上に行くように一打一打、大事にしていきたいです。
現在、賞金ランキングトップのイ・ボミ。
初日がイーブンパーのスタートからですから。
そうですよね。
きょうで5つ伸ばして、8アンダー。
現時点でトップとは6打差。
特に、ここの自分の所属しているコースですからね。
なかなかやりづらい部分も、いっぱいあるかもしれませんけど、でもよく本当に集中できてますよね。
今大会の優勝争いの行方が、賞金女王争いにも、かなり大きな影響を与えるという延田グループマスターズGCレディース。
残り6戦、ビッグトーナメントを制するのは、追いかける笠りつ子なのか?それともという展開です。
これどうですかね、藤井さん、どの選手が一番難しいって、パッティングっていうと、私だったら、笠選手のほうが難しいですよね。
タッチが難しいです。
どんなイメージで打っていきますか、このパッティング。
まず、距離合わせですね。
もうラインは恐らく見えてきていると思います。
ただ、若干下りが入り、なおかつフックしていきますから。
しっかり打ちました。
もう最高でしょう。
すばらしいパッティング、笠りつ子。
お先にいきそうですね。
これを沈めれば、あす、トップタイで優勝争いということになります。
鈴木愛とともに、14打、トップタイで3日目の競技を終えました。
今シーズン、初の年間2勝を挙げて、ですから、これ、年間3勝ももちろん初めてというところを向かっていきます。
複数回勝つっていうのが、一つ、また難しいんですよね。
そうですね。
もちろん私も経験ありますけど、2勝目まではちょっと時間かかったり、あるいは早い人も中にはいるかもしれませんけれども、2勝すると、すごい精神的に余裕が出てきますよね。
大きい乱れはなくなりますから、やはり常にトップ10に入り、5に入り、優勝するポジションに、必ずひたひたと迫っていきますから。
最近10試合、トップ10を外したのは1回だけという笠りつ子ですもんね。
それもすばらしいですよね。
さあ、アン・ソンジュ、バーディーパット。
届きません。
きょうはどちらかというと、オーバーをたくさん見てきたんですけど、初めてショートしたんじゃないですかね。
それぐらいやっぱり、読みづらい、測りづらい所なんでしょうか。
全ホール同じラインに着かない、そういうところもありますし、これが5メートルぐらいの距離だったら、もうお先にっていう感じでしょうし、7、8メートルぐらいあると、ちょっと距離を合わせづらい日もあったりとかですね。
やっぱりノーボギーできてるから、最後でボギーを打ちたくないですよね。
そうか、そうですね。
ノーボギーのゴルフ、アン・ソンジュ。
続いてキム・ハヌルです。
しっかり打ってきましたが、これも届きません。
上りの分だけですね。
アン・ソンジュは、これを沈めればきょう、ノーボギーのラウンドです。
8アンダーからスタートして、きょうは4つ伸ばしています。
18番、パーです。
ノーボギーのゴルフ、アン・ソンジュ。
きのうの続いて60台、68、トップと2打差で最終組です。
失礼しました。
最終日です。
もう強い人っていうのは、ノーボギーもそうですけれども、バック9でもかんかんっと、バーディー取ってきますよね。
そのへんがやはり、強さの秘けつでもあるんでしょうかね。
続いてキム・ハヌル。
18番パー。
最終組の3人が3日目の競技を終えました。
キム・ハヌルは、1つスコアを伸ばしたというサードラウンド。
トップとは4打差で最終日ということになります。
笠りつ子、鈴木愛、2人のトップタイで迎える最終日。
笠りつ子より一足先にホールアウトしました、トップタイの鈴木選手のインタビューです。
お願いします。
7バーディー、すごいゴルフでしたね。
そうですね。
久しぶりにショットがよかったです。
特に18番もここにしかないというところに夫として、完璧でしたね。
そうですね、よかったです。
きょう3日目、戦ってきて、最終日に向けて、手応えっていうのは、出てきたんじゃないでしょうかね。
そうですね、久しぶりに本当にショットがよかったので、安心してティーショットも打てましたし、きょうはほとんど、思った所に打てたので、すごくいいラウンドでした。
前回の優勝というのは、待ってての優勝でしたので今回は攻めて攻めて、ウイニングパットを決めてという形にできそうですね?
そうですね。
それだとうれしいです。
最終日、ポイント、どのへんですかね?勝つためには。
そうですね、やっぱりきょうも皆さん、スコア伸びてるので、あしたもしっかり60台出していかないと、優勝できないと思うので、しっかり攻めるところは攻めて、守るところは守って、自分のゴルフができれば優勝できると思います。
優勝には、あといくつ必要ですか?
5アンダー目指します、あした。
20以上ということですね?
そうですね。
楽しみにしてます。
ありがとうございます。
鈴木愛のあす、5アンダーを狙うというひと言に、岡本さんも横で首を縦に振られていました。
そうですね。
目標数字っていうのを彼女はよく見えてますね。
と、感じます。
どうですか?やはりそのあたり伸ばしてこないと、19。
出る人、出す人、いっぱいいますからね。
やはり8アンダーあたりまで、チャンスはあるかもしれませんが、2桁アンダー行ってる人は強いです。
2桁アンダーがトータル6人いるというこのサードラウンド、終わった時点。
イ・ボミもその2桁には届いていませんが、6打差。
コースレコードが9アンダーですから、まだまだ展開としては分からないという戦いですね。
さあ、とにかく賞金女王争いでも追いかける日本人2人、楽しみですね、あすのゴルフ。
そうですね、いいプレーしてもらいたいです。
サードラウンド、鈴木愛が7つスコアを伸ばして、2016/10/22(土) 14:00〜14:54
MBS毎日放送
NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 3日目[字]
賞金総額は国内最高1億4000万円!優勝賞金2520万円▼2016国内女子ツアーもいよいよ大詰め…賞金女王争いの行方を占う大事な一戦!!▼〜マスターズゴルフ倶楽部
詳細情報
番組内容
2日目を終え、キム ハヌルと笠りつ子が首位タイで並び、アン ソンジュ・鈴木愛がそれに続く!さらには今年も賞金ランキングトップを走るイ ボミ、2週連続優勝を目指す松森彩夏、そしてアマチュア2勝目を目指す勝みなみらがそれを追う!賞金総額1億4000万円、優勝賞金2520万円の高額賞金をかけて戦うこの大会。果たして栄冠を手にするのは、誰だ!?
開催地
【開催コース】
マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県三木市)
出演者
【解説】岡本綾子(プロゴルファー)
【ラウンド解説】藤井かすみ(プロゴルファー)
【実況】井上雅雄(MBSアナウンサー)
【リポーター】馬野雅行(MBSアナウンサー)・金山泉(MBSアナウンサー)