全文書き起こしサイト

地上波テレビの字幕を全文書き起こします

スポンサードリンク

字幕書き起こし サラメシ「第5シリーズ 第26回」 2016.11.03

今日は社員食堂からこんにちは中井貴一です。
あらおいしそうじゃないですか!こちらの社食メニューは毎日8種類から選べるそうですが…見てこのテーブル!横並びで全員カレーうどん?いつもどおりおいしいです。
カレーうどんはパワーの源という町田貴司さん。
毎日が体力勝負らしいのですがどんなお仕事なんでしょう?カレーうどんの町田さんに昼がきた!町田さんが勤めるのは埼玉県寄居町にある大手自動車メーカーの生産工場。
敷地面積95万平方メートル。
これぜ〜んぶ工場!すご〜く広い!2年前に出来たこちらの工場。
最新鋭の機械と1,500人のスタッフで年間およそ25万台の自動車を生産。
世界各国に出荷しています。
おはようございます。
車で出勤の町田さん。
あら?自転車にお乗り換え?町田さんの仕事は施設管理。
端から端まで歩けば30分はかかるという敷地。
移動が多いため工場内で唯一自転車が認められている部署なんだそう。

 

 

 

 


おはようございます。
いやね体力勝負っていうからてっきり自動車を組み立てるお仕事かと…。
空気を。
そう。
自動車を組み立てるのに欠かせないもの。
それはエネルギー。
電気はもちろんボルトを締める工具やフロントガラスの接着に使う圧縮空気。
更にシャワーテストに使われる水など工場に必要なインフラ全てを24時間体制で供給管理しているのが町田さんたちなんです。
(警報音)工場の排水施設で異常あり。
早速愛車で現場へ。
正常に排水できなければ生産工程で水が使えなくなる。
そのせいで生産ライン全体がストップしてしまう事も。
さあ事務所に戻って一息…とはいかず今度は来客。
大きな工場一日に何組もの業者さんが訪れます。
そのつど町田さんも出動。
移動中に呼び止められるなんて事も。
ほかにも「機械の電源が入らない」「シャッターや配管が壊れている」といろんなとこから呼び出し。
一日のほとんどが点検業務なんだとか。
工場の隅から隅下から上まで足を運びます。
歩きますね〜。
知り合いには。
確かにね〜。
こういう仕事ってあんまり気付かれませんけど必ず誰かがやってくれてるんですよね〜。
工場は稼働して当たり前。
その当たり前を維持するのが施設管理の仕事。
いやどんな仕事かと思ったけどこりゃ大変だわ。
(取材者)自動車会社なのに…。
そう。
車に携わる仕事がしたいと期間従業員で入社した町田さん。
エンジンの組み立てラインを経て正社員になった時今の部署へ異動になりました。
(取材者)かっこいいですね。
ハハハッ。
さあ町田さんがまだ歩き回ってる頃社員食堂ではランチタイム第1部がスタート。
来ましたよ来ましたよ!こちらの社食は二交代制。
第1部は主に生産ラインで働く1,000人が社食に。
ほらあっという間にこの行列。
この列に並びたくないとチャイムと同時にダッシュしてくる人も多いんだそう。
でこの日一番長〜い列を作っていたのが青のライン。
皆さんのお目当てがこちら!カツカレーうどん!一番人気にはちょっとした訳がありました。
(取材者)毎週?そう金曜日。
(取材者)なるほど。
聞けば創業者の本田宗一郎氏が言ったんだそうです。
「よい製品を作るために作業着は真っ白でなければいけない」と。
でもそうすると思いっきりカレーうどんがすすれない…。
という訳で誰が決めたかは謎だそうですが汚れても週末に洗濯ができるよう毎週金曜日にはカレーうどんがメニューに入る。
これ全国の事業所で伝統になっているんですって。
…にしても皆さん上手に食べますね。
そうそうそうそう。
でもせっかくなんで探してみたらやっぱりいた!そう!洗えばいいんです!働いて腹をすかせて思いっきりカレーうどんをすすれ!さ!1,000人が食べ終えたらランチ第2部がスタート。
うわっ来た来た来た自転車軍団!社食から一番遠い場所にある町田さんの事務所。
歩くと往復30分かかるそうですがみんな愛車にまたがり社食へゴー!自転車のおかげで列の少ないうちに並べる。
施設管理課だけの特権だそうです。
人気だからみんなカツカレーうどんです。
(取材者)全員ですか?すごい!町田さんのサラメシももちろんカツカレーうどん
だしのきいたカレーに太めの麺。
ロースカツがド〜ンと載ってボリュームたっぷり。
あれだけ歩き回ったら腹ぺこですよね!仲がいいんです。
ちなみに施設管理課の皆さんは毎日決まってここが指定席。
広〜い社食のど真ん中。
ちょっとつけたぐらい面白いんじゃない。
今日も無事に車を出荷できるのは彼らの仕事があってこそ。
いた!バレちゃいました?じゃあ撮って下さい。
下手なんですよ。
巨大な自動車工場に縁の下の力持ちあり!町田さんごちそうさまでした。
午後からも頑張って下さい!働くあなたのランチに突撃!もしよろしかったら…困ったね…。
(取材者)困った?困った。
いやまだ食べてないんだけどもうそっちの人たちと一緒に…。
15人ぐらい集まるんだけどそれでごめんなさいね。
ランチを挟めば心が開く!聞かせてほしい働くあなたの心の声を!だから今日もあなたとさしでサラメシを!今回訪れたのは…NHKの「サラメシ」という番組なんですけども…もしよかったら…
(取材者)いいですか!はいいいです。
全然決めてないんですけど…。
1回来た事あって…。
ちょうどこれからランチだったそうでアメ横タイ料理店へご一緒させて頂く事に。
いや〜突然なのにありがとうございます!改めまして本日のお相手は…担当は転職希望者と企業のマッチング。
転職したい人や企業の採用担当者と打ち合わせの日々だそう。
そんな柏崎さんの本日のサラメシは…水菜とパクチーたっぷりでたまに食べたくなる味なんですって。
(取材者)食べれますおいしいです。
思ったより辛くないですね。
そうですね甘い。
そうですね1人であの…
(取材者)喫茶店で面接するんですね。
実は柏崎さん自身も転職経験者。
シングルマザーとして仕事と子育ての両立を考え在宅勤務ができる今の仕事に就いたんだとか。
それはありますよね。
(取材者)一旦全部聞く。
そうですね。
おいおいおい何真剣に考えてんだ!「社長…」って。
分かりやすく説明してくれただけ!例え話!さすが転職支援のプロ!本人すっかりその気ですよ。
柏崎さんランチタイムに貴重なお話ありがとうございました!これからも新たな一歩を踏み出すサポート頑張って下さいね!日本に生まれた幸せを頬張ろう。
僕らにはおいしいおにぎりがある。
その時そこでしか食べられない…兵庫県の山あいの町篠山。
秋の深まりとともに朝濃い霧が立ちこめる頃この町ではとある作物の収穫が始まります。
それはちょっと特別な枝豆。
ここ丹波篠山地方は大粒な高級黒豆の産地。
そうこの煮豆。
おせちには欠かせないですよね。
熟すと乾いてかたくなりなじみの黒豆に。
それをまだ青い時期に収穫すると枝豆として味わえるんです。
粒が大きくコクが深い。
地元では黒枝豆と呼ばれ最近人気を集めているんだそう。
10月の半ば。
朝から黒枝豆の収穫に当たっていたのは…実は義之さん脱サラして農業を始めたばかり。
東京でウェブデザイナーとして働いていましたが今年2月実家へ戻り農家を継ぎました。
アハハハハッ!去年亡くなった祖母が大事にしてきた小倉家代々の畑。
それを受け継ぎ立派な黒豆を育てたい。
だから義之さん地元のベテラン農家にお願いして土寄せや肥料のやり方など一から教わりました。
そんな義之さんに刺激を受け自分も脱サラしてしまったというのが…大手電機メーカーに勤めながら週末だけ畑仕事という兼業でしたがこの3月で会社を辞め腰を据える事に。
脱サラ農業1年目の秋。
親子2人で収穫した初めての黒枝豆です。
それでは「おにぎり百景」。
丹波篠山の黒豆農家でこんなおにぎり見つけました。
この季節の定番はもちろん黒枝豆。
さやに1粒しか入っていなかったり虫食いのあるものは出荷しないで自家用に。
黒くなる色素が行き渡る前だから豆はほらまだ鮮やかな緑色。
合わせる具はひじき。
大分にある八重子さんの実家から送ってくれるんですって。
塩と日本酒少しのみりんを加えて炊き込みごはんに。
畑作業の合間いつでもサッと食べられるよう昼はおにぎりを用意しておくのがおばあちゃんの頃からの習わし。
今年からは義之さんの妻里江さんも一緒に。
東京で結婚しただいま妊娠8か月。
季節の恵みがたっぷり詰まった昼ごはん。
さあ頂きましょう。
昼の12時今日はみんなそろっておにぎりタイム。
(一同)頂きます。
豆がいっぱい入っとった。
うんおいしい。
義之さんにとってこのおにぎりは小さい頃からのなじみの味。
(笑い声)黒枝豆が味わえるのは10月の僅か3週間だけ。
だからその間の食卓はとにかく豆尽くしなんですって。
食べっぷりが…。
ようしゅんどる。
ねえ染みてます。
(義彦)いや週末農業の方は効率はええんよ?父と息子なかなかの名コンビ。
12月正月へ向けてそろそろ黒豆の収穫を迎えます。
親子二人三脚でラストスパート。
皆さんの自慢のおにぎりも是非教えて下さい。
今日もお相手は中井貴一でした。
2016/11/03(木) 12:15〜12:40
NHK総合1・神戸
サラメシ「第5シリーズ 第26回」[字][再]

巨大な自動車工場、金曜日の社食で人気メニューはカレーうどん。それには納得の理由が。▽ランチをはさめば心が開く!さし飯。▽丹波篠山・豆農家のお昼は黒枝豆おにぎり。

詳細情報
番組内容
年間25万台、埼玉県寄居町の巨大な自動車工場の舞台裏に密着。広い敷地を自転車で走り回り、電気・水などインフラ全てを保守管理する施設管理課。金曜日、彼らの定番サラメシはカレーうどん。そこには納得の理由が。▽ランチをはさめば心が開く!さし飯は上野で。▽おにぎり百景は、丹波篠山から。粒が大きくてコクがある、篠山の黒豆。今年親子で脱サラし祖母の畑を継いだ豆農家の、秋だけ味わえる黒枝豆のおにぎりを紹介する。
出演者
【語り】中井貴一