全文書き起こしサイト

地上波テレビの字幕を全文書き起こします

スポンサードリンク

字幕書き起こし FNN報道特別番組速報!アメリカ大統領選〜トランプ劇場最終章〜 2016.11.09

≫民主党、ヒラリー・クリントン。
共和党、ドナルド・トランプ。
2人の戦いをめぐり揺れるアメリカ。
超大国の未来は、果たしてどちらの手に託されるのか。
世界が注目する運命の結果が今日明らかになります。
≫こんにちは。
第45代アメリカ合衆国大統領は一体、誰になるんでしょうか。
アメリカの結論がまもなく示されます。
すでに半分以上の州で投票が締め切られまして開票作業が始まっているところです。
決着がついた州も出ております。
現在の情勢、ご覧いただきます。
後ほど詳しくご説明しますが形式的には間接選挙になります。
選挙人270これを獲得した候補が次期大統領となるわけですが現時点ではクリントン氏が68トランプ氏、57という状況です。
果たして、次の大統領誰になるのかというところ。
国土の広いアメリカです。
現在も投票が続いている州もあります。
そして、両候補ともニューヨークでこの投票日集会を行うということです。
スタジオのゲスト慶應義塾大学中山俊宏教授、そして宮澤エマさんケント・ギルバートさん3人とともにお伝えしてまいります。
よろしくお願いいたします。
まずケントさん、ひと言。
有権者のお一人として今、どんなお気持ちですか?≫ドキドキというんでしょうかね。
どうなるんでしょう?≫かなりケントさん迷われたとということで後ほど伺いたいと思います。
すでに決着がついた州が出ております。
速報でお伝えしたいと思います。
まずは、ケンタッキー州。
ケンタッキーフライドチキンの本社がある州ですが選挙人の数、8人です。
こちらは、ドナルド・トランプ氏ケンタッキー州は共和党の強い州ですけれども手堅くトランプ氏が選挙人8人を獲得しております。
続いてはインディアナ選挙人11人ですけれどもこちらもトランプ氏。
ここも共和党が強い州です。
トランプ氏が11人の選挙人を獲得しました。
そして、イリノイ州選挙人20人の大票田。
92年から民主党が連勝しているこちらは民主党が強いブルーステートですけど選挙人20人こちらはクリントン氏が獲得となっております。
それでは両陣営中継を結びたいと思うんですがまずは、クリントン陣営どうでしょうか。
中継つながっているでしょうか「ユアタイム」市川キャスターです。
市川さんそちら、どうでしょうか?聞こえてるかな?≫聞こえます。
市川です。
≫今、どんな雰囲気でしょうか?そちらは。
≫ご覧のとおり多くの人で大変にぎわっています。
トランプ支持者と比べてクリントン候補の支持者って熱量の差が指摘されていたんですが私、この会場の前を5時間半前ぐらいに歩いたんですけれどもその段階ですでに100人ぐらい並んでいましてもう大変、盛り上がっています。
熱気むんむんでございます。
≫わかりました。
後ほど、また聞きます。
中山さん特にクリントン候補についてはトランプ氏ほど熱狂的な支持者が少ないともいわれるわけですが会場は熱気むんむんということでした。
≫支持者の集まりですからそこで熱気がなかったらちょっと困ったものだなという感じがしますけどね。
≫だからその熱気がない部分がどうかこのあと詳しく伺いますがトランプ陣営はどうでしょうか。
「みんなのニュース」椿原さんです。
椿原さん。
≫こちら、トランプ候補が勝敗が決まったあとに演説を行う予定となっている会場に来ています。
こちらには多くのメディアがすでに詰めかけていて更にトランプ候補の支持者たちも徐々に集まり始めています。
トランプ候補、昨日は激戦州5州を演説に回りまして今朝、4時ごろにトランプタワーに戻ってきました。
ちょうど私たちが中継を行っていた時間帯だったんですが朝4時までギリギリまで本当に最後の訴えを行っていたということになります。
そのあと、投票に訪れ現在はトランプタワーの中で家族、友人とこの投票の結果を待っているということなんです。
すでにこちらでは東海岸の出口調査が出始めています。
接戦とみられているスイング・ステートの結果それが競っているというふうにこのモニターで伝えられますと会場ではじっと皆さん黙って真剣にモニターを見ているという印象です。
会場の支持者に話を聞きますとここまで接戦とは思わなかったと驚いている人もいましてここまで頑張っているトランプ氏もしかすると大統領になるかもしれないなと話す人もいました。
まだまだ出口調査の結果出始めたばかりですので固唾をのんで見守っているそんな状況です。
≫わかりました。
後ほど聞きます。
両会場ともニューヨークに今回はあるわけですが熱気が高まっているようです。
画面の左側270という数字をご紹介しています。
ここに先に到達した候補が勝利ということになるわけですけれどもなぜ有権者が1億2000万とも3000万ともいわれるアメリカで270なんでしょうか。
詳しく、斉藤さん。
≫アメリカ大統領選は総得票数で決まるわけではなくご覧のように人口の多さに応じて各州に割り当てられた選挙人を獲得する戦いなんです。
州で勝つとその州の選挙人全てとれる方式です。
その選挙人の合計は538人。
選挙人の過半数270人以上の票を集めた候補が大統領に選ばれます。
≫ということなんですね。
これ、中山さん、州ごとに結論を出して、州として誰を推すのか決めていくというまさに合衆国の成り立ちそのものという選挙制度ですが。
≫このシステムを変えたほうがいいというような意見もあるんですがやっぱり憲法で規定されていることでもあって当面、これでいくしかないですよね。
結果として死票がかなり出ちゃうんですけどしょうがないという。
合衆国の連邦ということで州ごとに候補者を確定していくということで。
≫宮澤さん先ほど、トランプ陣営からのリポートでもしかしたら大統領になるかもしれないというこんな有権者の声があるということですがただ今回はちょっと嫌われ者対決という言われ方もしますよね。
消去法で選ぶってどういう気持ちなんだろうというところもありますけれどもどちらのほうが好きかって聞かれるとどちらでもないと答える方が多いんですよね。
ただ、どっちのほうがより、いやかという戦いになってきているわけなのでそれで接戦というのもなんだか不思議だなと思いますけど。
≫予備選、党員集会から始まって長い長い選挙戦で候補者を絞り込んでいくふるいにかけていくというルールなんですけどその中で選ばれた2人がなぜか嫌われ者といわれる選挙になった。
その選択の苦しみをケントさんご自身は味わったと思うんですが。
≫嫌われ度で決まる選挙って初めて見ましたがトランプの、あのやり方を認められるかどうかですね結局は。
僕はどちらかというと保守なので彼が言ってること結構、共感するんです。
全部じゃないですよ。
貿易に関しては彼は完全に勘違いしてますしね。
ですけどクリントンそのまんまだと何も変わらないじゃないですか。
やっぱり変えたいですよね。
本当に苦労しました。
≫トランプって保守じゃないですよね。
≫もともとはね。
今回、言っていることは保守ですけどね。
≫悩める有権者も少なくなかったようですが270をとる争いなんだよとこうお伝えしましたけれども画面の左側68対66と今、確定の数字としてお出ししておりますが予測があります。
政治専門サイトが予想しているんですね。
270をめぐる戦い。
クリントン氏は203人は確実にとるだろうと。
一方でトランプ氏164人は堅いだろうといってるわけですね。
こう言っているわけです。
ただ171人いろんな州があるわけですが171人についてはわからないぞ。
トランプ氏に転べばトランプ氏勝利。
クリントン氏に転べばクリントン氏、勝利。
171選挙の肝は中山さん、ここですね。
≫それでも171の中でクリントン氏が有利な州のほうが多いんですよね。
ですから、勝ち方が何パターンかクリントン氏の場合はあるんですがトランプ氏の場合は勝ち方は結構限られていてペンシルベニアとかどうしても取らなきゃいけない州がある。
クリントン氏の場合は落としても、ほかの州で埋め合わせていくということが可能なのでそう考えるとクリントン氏のほうが若干有利かなというのが普通の読みですよね。
≫今日はこの接戦州の開票状況を特に詳しくお伝えしたいと思うんですが国土が広いアメリカです。
まだ投票が続いているところもあります。
その接戦州はどういうところが接戦州なのかということなんですがでは、接戦州開票状況見ていきましょう。
この黄色い点滅これが接戦州なわけですがまずはこちらです。
オハイオ州選挙人18人の大票田。
アメリカの縮図といわれます。
≫オハイオを制する者が大統領選を制する。
このオハイオで勝利せず大統領になった候補者はいない。
先月27日まで両者がオハイオ入りしたのはヒラリー氏、16回に対しトランプ氏は25回。
数のうえではトランプ氏に軍配が。
果たして勝利をつかむのはどっちだ。
≫では、接戦州オハイオから見ていきます。
選挙人18人開票率現在30%。
クリントン氏が得票52%でトランプ氏をリードしているという状況です。
接戦州、続いてはジョージア、こちらも選挙人16人というところですがここはやはり共和党が強い地盤。
トランプ氏が70%とリードです。
続いてニューハンプシャー。
ここは絶対にクリントン氏は落とせないといわれる選挙区ですけれども選挙人4人クリントン氏55%の得票でリードしています。
ただ、開票率まだわずかに5%。
そしてバージニア。
こちらはトランプ氏です。
開票率32%の段階でトランプ氏が得票53%とクリントン氏をリードしている状況です。
更に見ていきます。
続いてはノースカロライナ。
≫ファーストレディーとともにクリントン氏が乗り込んできたのはあの有名ドーナツを生んだノースカロライナ。
前々回はオバマ大統領が得票率わずか0.3ポイントの差で勝利。
前回は共和党が奪還。
激戦州の戦いは今回もドーナツのようには甘くない。
≫ここはトランプ氏が絶対に落とせない場所といわれますが開票率53%クリントン氏が得票52%でリードしている状況です。
続いて、接戦州の中で最も選挙人が多い最大の接戦州激戦州といわれるフロリダ。
ここが鍵となる場所ですけれども中山さん、開票率88%得票率、両者並んでいます。
≫競ってますね。
これは、クリントンマストではないんですけれどもやっぱり大票田なのでぜひ欲しいところですよね。
≫88%まで開いてなお並ぶ両者です。
続いてペンシルベニアこちらも大票田ですけれどもトランプ氏が81%。
ケントさんえっとおっしゃったのはここは民主党がずっと強かった場所なんですよね。
≫でも開票率1%だからまだですね。
≫トランプはこれを取れないと勝てないと思います。
ペンシルベニア民主党が強い場所なんですがここは、やはり白人の労働者層が多いというところが中山さんポイントでしょうかね。
≫製造業が強くて今、勢いがなくなって仕事がない人たちがたくさんいる。
その人たちがトランプ支持に回っているそういう構図の州ですね。
≫ペンシルベニア開票率1%の段階ですが≫我々の感覚ではあれだけの暴言を行うトランプ氏がなぜこんな支持されているのと思ってしまうわけですがその辺り、ではトランプ陣営呼んでみたいと思います。
椿原さん、その辺りどうなんですかね。
≫こちら、トランプ候補が投開票終わったあとに演説を行うとみられている会場、先ほどからスイング・ステートの結果が出るたびに大きな歓声も沸き起こっています。
なんといっても今回の大統領選は暴言王トランプ候補のまさにトランプ劇場そのものでした。
その本音は一体どこにあるのか取材しました。
ご覧ください。
≫この俺の発言にわざわざ日本からフジテレビの椿原ってのがやってきてこう聞いてきた。
≫俺はこう答えてやったよ。
≫そうさ。
≫日本人は知らないだろう。
俺が大統領にチャレンジしたのは今回が初めてじゃないってことを。
今から20年以上前だ。
そのときの相手候補のせりふを忘れやしない。
≫俺は怒った。
黒人、メキシコ人をひとまとめに非難している。
大統領は多様性へ寛容さを持つべきだと。
だが、選挙に負けた。
俺は学んだ。
≫そう…。
過激な発言をすればするほどマスコミは注目し新聞、テレビが報道する。
悪役に徹するんだ。
≫え?グローバル化?それがなんだ!白人の雇用は外国や大企業に奪われちまった。
格差、差別、閉塞感。
悪役を押し通し上っ面の社会を変えてやる。
≫あまりに順調だったからちょっとやりすぎた。
≫10年前のスキャンダルまで持ち出して本気で俺をつぶしにきやがった。
しかしだ。
それでめげる俺じゃない。
≫今、トランプ候補がちょうど会場に到着しました。
トランプ候補今日は白い帽子をかぶっています。
≫フロリダは俺の第2の故郷。
最後の仕上げといくか。
≫俺が勝てるかって?さあね。
わからないかい?たとえ、俺が去ったとしてもこの波は、止められないよ。
第2のチェンジを国民は求めてるのさ。
≫勝敗まだ決していませんけれど宮澤さんトランプ氏がここまできたその重みというのもあるように思うんですよね。
≫最初からあり得ないだろうという雰囲気で多分メディアの人たちというのはトランプを取り上げていたんじゃないかなと想像するんですよね。
そしたら、それが今こうやってVTRを見ていてもそうですが面白い。
面白いっていうのはある意味、バカにしているというのもあると思うんですがその面白さというのが受けてしまって逆に宣伝をすることにつながってしまったという皮肉な展開ではありますけど。
≫そして、先ほどお伝えしたペンシルベニア州なんですがちょっとデータに誤りがありました。
改めてペンシルベニア州の開票状況です。
開票率1%クリントン候補です。
82%の得票。
失礼いたしました。
トランプ氏、16%。
ただペンシルベニア≫ヒラリー・クリントン候補も決して好感度は高くない。
その理由。
なかなか我々、ちょっと理解が難しい感もあるんですけれども市川さん、その辺り教えてください。
≫伊藤さん、すみません。
先ほど私リハだと勘違いしておりましてちょっと会場の説明させていただきます。
こちらはガラス張りの天井が特徴なんですね。
女性の進出を阻むガラスの天井を破るというふうに訴えているクリントン候補なんですけれども女性初の大統領の誕生決定の瞬間をここで勝利演説したいというシンボリックな印象が強い演出をここで狙っているということです。
そんな女性初の大統領を狙うヒラリーさんなんですがなかなか人気が伸びないというのが指摘されていますよね。
日本だとちょっとピンとこないと思うんですけどその実態を追いました。
ご覧ください。
≫全てはあのときから始まったの。
彼からチェンジするのは私だと。
≫何?ステージはこっちよ。
なぜ背を向けるわけ?私の話を聞きたくないわけ?私じゃだめだって?民主党は一枚岩だったはずよ。
≫知ってるわよね。
私は元ファーストレディーでしかも国務長官として世界と渡り合った。
この私のどこが最弱だっていうの?≫3年前、確かに日本の岸田外務大臣にはこう言ったわ。
なのにって言いたいの?≫だって、この地区はTPPに反対してるんだもん。
仕方ないわ。
政治なんて、そんなもんよ。
庶民的じゃないって?待って、ダンスは得意よ。
地下鉄だって乗れるわ。
あら、何これ?まさか、口の悪いあの男が相手だなんて…。
≫そう。
誰よりも準備してきたの。
負けるなんてあり得ない。
なのに、何よ今更。
≫正式に立候補したのは動画だったっけ?あれから1年7か月。
ずっと準備してきたんだから。
≫女性初の大統領になるために。
≫ここから民主党関係者のデビッド・ネルソンさんにちょっといろいろ伺いたいと思います。
よろしくお願いします。
今回、不人気の嫌われ者同士の戦いということでそれについて、どういうふうに思ってるのかというふうに伺ったんですけれどもやはりトランプ候補は不人気なのは想像つく言うまでもないとおっしゃていたんですがヒラリーさんに関しては国務長官時代はものすごく人気が高かったのに今、人気がないのはやっぱりドナルド・トランプのネガキャンも効いたのとあとメール問題というふうにおっしゃってました。
≫ここまでの開票状況についての質問ですね。
≫やはり、2人は対極的な候補ということで分極化してるのはしょうがない部分ではあるんですけれどもやはり彼はヒラリー候補の経験を評価しているということでトランプ候補のアウトサイダーというところは人によるんじゃないかとおっしゃってました。
≫市川さん、もう1問聞けたら伺いたいんですけど今のお話で逆にやっぱり弁護士で上院議員で大統領の夫人で国務長官までやってという逆に、その彼が評価する経験がアメリカ国民の鼻についてるというそういう指摘も多いんですけどその点、彼はどう思っていますかね。
支持者として。

 

 

 

 


≫アウトサイダーインサイダーという今回の対極なんですけれどもとても表面的なものというふうにはデビッドさんは感じているようです。
やっぱり今回ヒラリーさんの経験が評価されていないのもトランプ候補がそういうふうに訴えているから支持者がそれに乗っていると感じましたと。
私もそこは、ちょっとだけわかるところがありまして多分アメリカの地方の方って政治に基本的にそんなに興味ない方が離れて暮らしているので今回によってエスタブリッシュメントということを気にするようになった人が多いなというふうに私は取材でも感じました。
≫アメリカの各メディアなんですが画面、続々ライブ配信がされてきております。
両陣営ニューヨーク集会に詰めかける人々固唾をのんで開票状況アメリカ国内多くの国民が見守っているそういう状況です。
それでは接戦州の開票速報お伝えしていきたいと思います。
最大の激戦州といわれるフロリダから。
≫夢と魔法の国ディズニーワールドがあることでも知られるフロリダ。
≫この世界的リゾート地にホテルを持ち抜群の知名度を誇るトランプ氏。
暴言の魔法で大激戦地を自らの王国にできるのか。
≫フロリダ開票率が91%まできました。
得票率ですが49対48。
わずかにトランプ氏リードという大接戦になっております。
どうなるか。
そして、もう1つの鍵となる州オハイオですがこちら49対47。
クリントン氏、リード。
中山さん。
クリントン氏仮に落としたとしてもオハイオをとれればという言い方もできると思います。
≫オハイオでも結構トランプ現象の震源地でもありますからね。
ここは注目ですね。
≫こちらも激戦です。
ノースカロライナです。
こちら、開票率61。
クリントン氏が50%そしてトランプ氏48%の得票。
ケントさん、ここも激戦。
≫トランプは意外と頑張ってますね、ここで。
≫そして、もう1つペンシルベニアです。
こちらも選挙人20人の大票田ですが開票率1%こちらはクリントン氏が72%の得票でリード。
ただこのあとまだわからないところです。
というところで予想どおり、黄色で示した接戦州といわれる各州は中山さん、やはり接戦になってるなという感じがしますね。
≫今のところそれぞれの陣営取らなきゃいけないところはとってますけどそういう意味では予想外の展開はまだあんまりない感じですね。
≫となると冒頭でも伺いましたけれども極端な取りこぼしがなければやはりクリントン氏優勢という今の現時点での状況というのは変わっていないという理解でいいですかね。
≫まだトランプはひっくり返してないですからそういってもいいんじゃないですかね。
≫ニューヨークと中継がつながったようです。
実は、トランプ氏はホテルが今日の投票日の集会所になってるんですが選挙対策所というのは自分のタワーを構えてここをなぜ今日の集会に使わないのという話なんですがそのトランプタワー前に「ユアタイム」のモーリーさんがいます。
モーリーさん動きがあったようなので伝えてください。
≫ここトランプタワーの前には人が徐々に集まり始めています。
そして、熱烈なトランプ支持者の人を見つけましたのでお話を聞きに行こうと思います。
騒然としています。
まず、トランプさんのどこが一番好きなのかということを聞いてみましょう。
騒然としていますがご容赦ください。
≫買収されていない。
腐っていないというところです。
ウォール街は彼のことを嫌っています。
既成勢力彼を嫌っています。
主流派のメディアあなたのことを言っているわけではありません。
彼を嫌っています。
彼に対する反プロパガンダを展開しています。
テレビを見ているとそして彼の古いインタビューなどをYouTubeで見ていますと本当にアメリカを愛している人であることがわかります。
私は61歳です。
彼は初めての候補者だと思いますね。
私が記憶にある限り本当にアメリカを愛していると言えるのは。
アメリカの国直しを彼はしようとしているのです。
ロシアと戦争しようとしているわけではありません。
ただ、実務的な関係を構築しようとしているのです。
核を持った超大国です。
そういう国を相手に戦争しようと思いません。
≫トランプ氏は好感度も高いですがそれはなぜだと思いますか?≫その理由は彼に対する熱意が高まっているからです。
集会に私も行きました。
1万人、2万人それ以上の人が集まるんです。
そして中に入れない人もいるんです。
ヒラリーの集会は小さいメディアイベントのようなものです。
≫インタビューが続いていますが今、モーリーさんのいるニューヨークがすでに29人という大票田なんですけれども民主党、これは民主党が強いといわれておりました。
88年から連勝中の民主の牙城ニューヨーク。
クリントン氏が制しております。
選挙人29人獲得です。
モーリーさん、インタビューがまだ続いていますでしょうか。
本当に支持者の方、語るなというそんな雰囲気でしたけれども改めてやっぱり非常に強い思いを持ってトランプさんを支持するというこういう支持者が多いようですね。
モーリーさん。
≫もう語り出したら止まりません。
何かお聞きになりたいことはありますか?≫ただ、ニューヨーククリントン氏が勝利という形で確定をしたとお伝えしたんですけれどもそのことについて…。
テキサス、今入ったようなのでテキサスも大票田ですけれども38人の選挙人、テキサスはトランプ氏が取りました。
彼にテキサスをとったよと伝えてもらえますか。
ただ、ニューヨークは落としたと伝えてみてください。
≫ニューヨークは民主党が強い州ですからね。
クリントン氏は上院議員も務めましたし予想どおりですね。
実際のパーセントはわかりませんけれども彼だって一定の票は得たと思いますよ。
≫テキサス州は?≫テキサスは大きいですからね。
選挙人の数も多いです。
よかったですね。
テキサスをとれて。
テッド・クルーズ上院議員と厳しく対立しましたよね。
予備選のとき。
≫やはり支持者の方は語り出したら止まらないという展開が続いています。
モーリーさん≫フロリダ、オハイオなど接戦がなお続いているわけですが鍵となるのは隠れトランプといわれる支持者なのではないかとこういわれているわけですね。
スーツ姿、シュッとして民主党を応援していますこんな空気なんですが実は心の中ではトランプファントランプを応援しているぞという人を指して隠れトランプというんですけれどもどんな特徴がある人たちなのか。
高学歴、高収入だったりする。
これ、宮澤さん。
トランプ支持というのが高学歴なのに恥ずかしいとそういうメンタリティーがあるといわれているんですね。
≫多分、周りの高学歴の方というのは割かしクリントンさんを支持しているところもあって実は密かにトランプのことを応援していると知られたらどう友達に思われるかわからないという部分もあると思います。
≫加えて誰に投票しますかと聞くと必ずこう答える。
まだ決めていない。
だから隠れトランプということなんですがもう1つ。
家や車がやたらきれい。
これ、宮澤さん、わかります?≫なんででしょう?≫アイ・ボート・フォー・トランプメイク・アメリカ・アゲインというキャンペーンのシールをアメリカでは皆さん車に貼ったりされるんですけど批判をされたりあるいは自分がトランプを応援していることをオープンにする。
なのでそういうシールは一切貼らずに心の中に秘めてトランプを応援するということなんですがこの感覚というのはケントさん教えていただけますか。
≫よくわかります。
言っちゃいけないんです。
トランプを支持しているということは。
グーグルの従業員がそんなことをしたら大変だったんですよ。
だから職場によってはトランプ支持だと言ったらもう本当に、これもんでね。
≫でも、差別発言ですとかタブーとされることを思い切って言うトランプ氏なわけですよね。
それに触れていってみんな、だから心の中では中山さん言っちゃいけないこと彼は悪いことを言っているとわかりながらもしかし応援してるということですか。
≫トランプが何をしようと私の意見は私の意見なのでその意見は認めてもらわないと困るんですよ。
≫トランプの強みというのはある種、暴言ですから言っちゃいけないことを言う。
ある程度エスタブリッシュされた地位にある人は言えないですよね。
アメリカに不満がたまってるのでどこかトランプに共感するというところとアメリカ自体が真っ二つに割れちゃってるので結構。
なかなか共和党から民主党に乗り換えたりその逆というのは厳しいんですよね。
政治環境として。
だから隠れトランプというかこの人たちの中にもしょうがないなトランプでいこうかっていう人も相当いると思います。
≫自分たちが言いたいことをトランプが言ってくれるんですね。
自分がちゃんと言えない言っちゃいけないようなことを。
自分は言えないけど。
≫それは必ずしもこれまでのアメリカの理想あるいはアメリカの価値観とされてきたものと宮澤さん違うということですよね。
≫特に最近の流れとしていわゆる英語でいうとポリティカルコレクトネスという言葉があって政治的に正しいということを発言していこうというヘイトスピーチをなくそうですとかそういう流れがある中で心の奥底で人種差別的な思想を持っていたり女性差別を持ってる人というのは肩身が狭いというか公にはそういう発言ができなかったことに対してトランプが現れたという感じなんでしょうかね。
≫アーカンソー州にトランプ氏ウィンのマークがつきました。
アーカンソー州の選挙人6人トランプ氏が獲得となっております。
中山さん、これはやっぱりそれだけ実は心の奥底で確かにアメリカは多様で自由な国であるべきだとべき論では思っていても現実の不安とか不満みたいなものを抱えている人が少なからずいるよという。
≫アメリカって大きな変化の波にさらされてるんだろうと思うんです。
オバマという人はそれをいろんな意味で象徴する人だったと思うんですけどそういう変わっていくアメリカの中で居場所がなくなっていくと感じている人が相当いてそういう人たちへの配慮というのは、もしかするとオバマ政権クリントンというのは足りない部分があったかもしれないですよね。
だからトランプこそが間違った方向にいくアメリカを止めてくれると。
彼こそが最後の希望なんだというふうに感じている人たちが相当いるので彼らがみんな人種差別主義者とか女性に対して差別的な感情を持っているわけではないと思うんですよね。
≫人種差別というわけではないんですよ。
例えば、イスラム教を入れないと言っていることはそれは人種差別だ、宗教差別だとすぐにマスコミが解釈するんですけどそれはそうじゃなくて安全保障なんですよ、あれは。
別に合法的だし。
皆さんもそう思いたいけどでも、言えない。
宗教差別だって言われたら困る。
だから、言えないけど彼が言ってくれる。
だから支持する。
≫という流れですよね。
≫そのメディアの批判というのがありました。
主要なアメリカの新聞100社のうち半分以上の新聞がクリントンを支持すると。
つまりトランプは支持しないとしているわけですがそういう状況もある中でトランプ氏の支持これが半分に迫る超えるかもしれないという状況まできた。
その背景に1つSNSでの発信があるというところなんですが中山さん、この点どうですかね。
≫私はトランプというのは初のSNS候補だと思うんですよ。
オバマもそうだといわれていますがオバマは真ん中に普通に候補がいて、SNSをうまく使っただけですよね。
それに対してトランプは文字どおり自分でツイートして言いたい放題やったわけですよ。
そういう中でエネルギーを蓄積していったというのは初のSNS候補。
ある意味SNSと政治が結びついたことの怖さみたいなものを≫それでは円と株の情報など斉藤さん。
≫お伝えします。
アメリカ大統領選挙の行方をにらんで午前の東京株式市場は上げ下げが目まぐるしい展開になっています。
東京市場は朝方クリントン氏優勢の見方から買いが先行して取引が始まって一時上げ幅は250円を超える場面もありましたがトランプ氏の優勢が伝わると下げに転じて1万7000円を割り込みました。
一方、外国為替市場も荒い値動きになっています。
クリントン氏優勢が伝わると一時1ドル=105円台まで円安が進みましたが現在は103円台まで円高が進行しています。
≫激しい動きになっているようですが大統領選をにらんでという感じですね。
≫そしてもう1つ残念なニュース入ってきています。
カリフォルニア州のロサンゼルス郊外で8日午後大統領選挙の投票所近くで銃撃があり、3人が死傷しました。
午後2時過ぎカリフォルニア州にある公園で銃撃がありました。
この事件で、これまでに男性1人と女性2人が病院に搬送されてこのうち1人が死亡しています。
現場のすぐ近くには大統領選挙の投票所があって当時も有権者が訪れていたんですが事件を受けて封鎖されています。
警察は動機などは不明としていますが銃撃は投票所に向けられていなかったと説明しています。
≫選挙が背景にあるかどうかはわからないんですがこのタイミングでという感じ1人死亡です。
現在、画面左下ご覧いただいています。
538人の選挙人どちらが270人を確保するかという戦い。
現時点ではトランプ氏129人クリントン氏、97人という戦い。
クリントン陣営、現状どう受け止めているでしょうか市川さん。
≫クリントン陣営なんですが先ほど、一番盛り上がった瞬間がありましたね。
ニューヨーク州獲得のときは会場が一番沸きました。
そしてその直前にニューヨーク市長が演説したばかりだったのでそれもあってすごい盛り上がりました。
今、選挙人はトランプ候補のほうが進んでいるんですけれどもここは織り込み済みの州というか南部の者が多いので雰囲気は余裕です、皆さん。
そして、今、現地は9時18分20分近くなんですが9時にミシガン州の投票が締め切られたということで今回、鍵となる州なのでそこが次の注目かなということで辺りは若干、ざわついております。
≫市川さん会場の音声があれなのかなというふうに思うんですけれどもでもここまではそういう意味では焦りみたいなものはあまり感じていない陣営の空気ということですかね。
聞こえないですかね。
後ほど、会場の音声もだいぶ大きいようなんですけれども。
そして、ちょっとワシントンの入ってきたので。
現在の映像ご覧いただけますか。
これ、ワシントン市内なんですけれどもこれ、DC、首都なんですがパブリックビューイング。
中山さん、いわゆるサッカーの試合を見るような感じでこうやってみんなで集まって選挙結果を見守るということがあるわけですか。
≫国民的なイベントですからどっち陣営のものなのかはっきりわからないですけど。
≫私もアメリカの大学にいたときはみんなでオバマ大統領が誕生するときというのはずっと見守ってました。
≫大学の施設でですか?≫そうです。
校内で。
盛り上がってましたね、すごく。
≫やったことないな。
≫ただ、今、オバマ大統領の名前が出たので伺いますけどオバマさん、黒人初の大統領。
あのときのような熱狂というのはケントさん、どうですか?あまりない感じがするんですよね。
≫ヒラリーに対してはないですね。
トランプはそれ以上です。
≫宮澤さん、女性初の熱狂はないということですがどうでしょうか。
≫ないわけじゃないんだと思うんですけどオバマ大統領のときにあったチェンジ、変えるっていうポジティブなエネルギーとは違って今回はだいぶネガティブキャンペーンが強かったのでとてもペシミスティックな消極的というか悲観的なムードが漂っているので≫アメリカ大統領選開票速報ですが今入ってきた情報です。
コネティカット州選挙人7人ですけれどもここはヒラリー・クリントン氏が制しました。
ビル元大統領と出会った大学があるコネティカットをクリントン氏、制しております。
このほかの各州決着がついた場所があります。
見ていきましょう。
ニューヨーク、青い州民主党です。
選挙人29人の大票田お伝えしたとおりヒラリー・クリントン氏が制しました。
88年からの連勝。
なお続くというニューヨークです。
続いて、ワイオミング州。
選挙人3人の州ですが共和党の牙城をトランプ氏が制しました。
ノースダコタ州こちらも選挙人3人北部ですけれどもトランプ氏が選挙人3人を獲得しております。
そしてカンザス州、選挙人6人。
ここも共和党が強いところ。
中山さん、どうでしょうね。
このいわゆる真ん中赤いラインが通るような感じで本当に共和党が強いところはきっちりトランプ氏とっているようにここまでは見えます。
中西部、南部はやっぱり共和党が強いですね。
≫ですから取りこぼしは今のところ…。
≫今のところ順当にいってるという感じなんじゃないですかね。
≫ここがポイントですよね。
つまり接戦州まだわからない。
取りこぼしがないとすればどうでしょう、現状。
≫これでまた、西海岸がヒラリーのほうに乗っかってくるのでわからないですね。
それこそ本当に≫この開票が続くアメリカ大統領選挙市場はどう見ているでしょうか。
現在の東京市場日経平均株価なんですが393円安となりました。
ケントさん、これはどう見ればいいでしょうかね。
≫これは、トランプがもしかして勝つかもしれないと心配しているんじゃないですか。
≫中山さん、トランプリスクともいわれますが、市場では。
≫それは経済でも外交でも安全保障でもトランプの最大の特色というのは予測不可能なところですから不安を感じているんじゃないですかね。
≫何をやるかわからないですもんね。
≫もちろんまだお伝えしているとおり決まっていないわけですけれども日経平均がこれだけ値を下げている。
市場は、もしかしたらトランプかもしれないそんな空気なのかもしれません。
では、そのトランプ陣営中継を結びましょう。
椿原さん、ここまでさほど大きな取りこぼしは…。
あれ、椿原さん?どこですか?≫私、今トランプ陣営に来ています。
今、徐々に会場トランプ支持者たちでもう埋まり始めているところなんです。
フロリダ州そしてノースカロライナ州というスイング・ステート激戦州で接戦が続いています。
投票の2日前にFBIがクリントン氏のメール問題について再捜査、訴追を見送るということだったんですけれどもこれがクリントン氏に有利に働くとみられている中でこの接戦というのはトランプ陣営にとっては善戦といえそうなんですね。
更に絶対に勝てるとみられていたテキサス州これ、すぐに当確が出るとみられていたんですがその結果がなかなか出ず会場の支持者たちはモニターを固唾をのんで見守っていました。
それが先ほど当確が出まして会場からは今日一番の大きな歓声が沸き起こっていました。
逆転勝利に望みをつなぐトランプ氏なんですが多くの接戦州1ポイント、2ポイント程度の差ということで予断を許さない状況です。
こちらからは以上です。
≫椿原さん、ただここまでの開票状況我々もこうしてお伝えしているわけですがとるだろうといわれていたところ接戦もあるように伝わってますけれども取りこぼし自体はトランプ陣営ここまでは、なしできているという空気ですね。
≫支持者に話を聞いてもこれまでのところはかなりいい結果を残しているのではないかというふうに大統領に向けて一歩踏み出しているのではないかと答える人もいました。
≫ですから、まさにこれからの接戦州が開いてきてどうかというそんな展開。
ここまでは両者手堅くとるだろうというところをしっかり、手堅く押さえてきているという状況です。
クリントン陣営呼んでみましょう。
市川さん、そちらどんな空気でしょうか?≫伊藤さん、なかなかぐだぐだで申し訳ないです。
てんやわんやで報道陣の数が多くてなかなか皆さん忙しいんですけれども情勢のほうは、先ほどとさほど変わらないんですけれどもミシガン州さっきも伝えましたがトランプがちょっと優勢ということで一瞬、空気はどよんとなりました。
でも、やっぱり皆さん、ハート強いです。
まだ大丈夫ということで空気戻してるんですけどこのミシガン州、実は私もともと住んでいた州なんですがデトロイト出身で。
ずっと民主党が強い州なのに今回、トランプが取ったらこれは新しい時代を切り開くというふうにもいわれているんですね。
昨日、クリントン候補トランプ候補両方ともミシガンに入ったんですけどミシガン州がこんなギリギリで注目を浴びることはないので選挙で。
そこら辺の異例さは伝わっています。
さて、そんなクリントン候補本人なんですけれども実は今、2km先離れているホテルで待機しているという情報が入りました。
テレビで選挙の結果を見守りながらもうちょっと読めたらいらっしゃるということなのでそれまでは支持者だけで盛り上げるということで当確入ると声援が上がるんですけどちょっと私自身大きな音が苦手でしてなかなか心臓がバクバクしております。
≫わかりました。
まだまだこのあと大きな音が出るかと思いますので気を付けてください。
お伝えしていますとおり中山さん、両者ともに取るだろうというところを手堅く取って今、画面でいうところの270に両者迫ってきているということで。
≫トランプがもうちょっと崩れるかな瓦解していく可能性もありかなと思ってたんですけどそれはない感じですね。
≫つまりトランプも予想よりいくんじゃないかと。
≫押さえるところは押さえているという。
≫まだ決めていなかった人たちの大半がトランプに転がるんじゃないかということを2〜3日前に読みましたけどどうも、それになりそうですね。
≫つまり、絶対に共和党絶対に民主党という≫ではここで報道センターからそのほかのニュースをお伝えします。
奥寺さん。
≫報道センターからお伝えします。
福岡市の道路陥没事故から一夜が明けました。
電力などのライフラインは復旧しつつありますが現場では大きな穴を埋め戻す作業が現在も続いています。
それでは現場から中継です。
松尾さん、お願いします。
≫復旧作業は昨日から夜通し通し行われていて特殊な土などを積んだミキサー車が行き来しています。
そして、つい先ほど下水を消毒するための固形塩素も投入されました。
およそ30m四方にわたって道路が陥没した福岡市のJR博多駅近くでは今も立ち入りが規制されています。
人や車は回り道を余儀なくされています。
また建物の倒壊など万が一に備えて従業員を自宅待避させていた企業では業務を再開し、通常どおりの出勤風景が見られました。
≫一方、国土交通省は昨夜に続き福岡市交通局に対する立ち入り検査を行っています。
福岡市が進めていた市営地下鉄の延伸工事の状況を担当者から聞き取り工事の計画や方法に問題がなかったのか調べています。
また、福岡市は今朝電気やガスなどライフラインの事業者のほか建設会社の関係者らおよそ70人を集めた会議を開きました。
ここでは道路の埋め戻しの作業のほか地中を通る電線や通信ケーブルガス管などの復旧に向けた作業工程が話し合われました。
≫そして停電や銀行のシステム障害は今日午前までに完全に復旧しました。
また、陥没した道路については早ければ今日夕方までには水面部分までの埋め戻しの作業を終える見通しだということです。
また、福岡市は来週月曜日までには車両が通れるようにしたいとしています。
こちらからは以上です。
≫今日は全国的に風が強く北日本では冬の嵐となる恐れがあります。
明日にかけても大荒れの天気が続く予想で暴風や猛吹雪、高波に警戒が必要です。
冬型の気圧配置が強まる影響で今日は北日本を中心に雪や風が強まっています。
午前10時の積雪は北海道幌加内町朱鞠内で50cm青森県の酸ヶ湯で14cmとなっています。
北海道の宗谷岬では今日未明に最大瞬間風速31.5メートルを観測しました。
北日本の大荒れの天気は明日の昼前にかけて続く見込みで予想される最大瞬間風速は北海道で35メートル東北で30メートルとなっています。
暴風や猛吹雪高波に警戒してください。
また太平洋側でも冬本番に近づき気象庁は東京地方で木枯らし1号が吹いたと発表しました。
全国的な寒さは金曜日ごろまで続く見込みです。
報道センターからお伝えしました。
≫では、改めてアメリカ大統領選開票速報をお伝えしていきたいと思います。
538人の選挙人その過半数の270人をどちらが確保するかという戦いになります。
画面左下では270に向かって両者、それぞれすでにその獲得が決まった数字をお出ししています。
クリントン候補104そしてトランプ候補129ということなんですが先ほどそのほかのニュースにいく前に中山先生とケントさん、トランプ候補が意外に善戦しているぞとちょっと不気味な響きに私は聞こえたんですけど…。
≫反対なんですか?≫そんなことないんですがいわゆるクリントン優勢といわれた流れがちょっと違うとそういうことなんですか。
≫トランプが瓦解はしてないですよね。
ただクリントンからしてみても青い壁といわれている民主党の壁ですよねペンシルベニアは押さえていますよね。
まだ本格的な予想外の構図はないんですがちょっと気持ち悪いのはバージニアですよね。
これ、民主党が副大統領候補の出身州なんですよね。
ここで僅差だったりするとこのあと続くウィスコンシンとかミシガンとかあの辺が厳しくなってきたりもするのかなとちょっと、ひと言は言っといたほうがいいかなと。
≫さっきの隠れトランプ。
これが当たってると思いますよ。
≫ウォール・ストリート・ジャーナルは隠れトランプ支持者が500万人ぐらいいるだろうと報じたわけですけれどもやはりそれなりに宮澤さん、トランプ支持者はいたぞというここまでの結果。
ケントさんと先生の見立てですが。
≫例えば、ちょっと違うかもしれないですけどイギリスがEU離脱するときもそうでしたけどメディア側のこうあってほしいという思惑まさかこうならないだろうという気持ちとは裏腹にこれが現実なんだということを今、突きつけられているんだと思うんですね。
そして結果がどうなったとしてもこれをすごく重く受け止めなくてはいけないです。
アメリカの政治の中の不信感だったりうまくいかない倦怠感というのは思ってたより深い問題だったんだということを今ひしひしと感じられますね。
≫思えばトランプ候補も泡沫といわれていたんだけれども長い共和党の中での戦いを制して今日に至っているという事実。
今日この日もあるいはというそんな空気も感じるところです。
こちらを撮っていただきたいです。
これ、トランプ候補が取った州は赤になってます。
クリントン候補がとった州は青になってるんですね。
これは、恐らくとるだろうという州が今、こうして順番に決定という形でお伝えしている段階なんです。
やはり鍵となるのはどっちに転ぶかわからないよといわれている接戦州。
接戦州はどういった州なのかというと黄色で点滅画面でご紹介しましたがご覧のような形。
改めて、バージニアこの辺りが中山さん鍵になりますかね。
≫ここはオバマ大統領が2008年、2012年と勝っていますしそれから先ほど申し上げたとおりヒラリーの一緒に出馬している副大統領候補ケイン候補の出身なわけですよね。
ここは僅差とかで勝ったり負けたりということですとほかのところがちょっと予想外にクリントン陣営は弱いんじゃないかという読みがたっちゃうので。
ちょっとそこに不安が残ると。
≫バージニアをどちらがとるか。
そして、大票田オハイオ、フロリダをどちらが押さえるかやはり、この黄色く示した接戦州の勝敗というのが大きなポイント鍵となるわけです。
それでは、その接戦州の開票速報情報が入ってきました。
お伝えしたいと思います。
まずは大票田フロリダ。
選挙人の数29人です。
そのフロリダの状況開票率が94%まできましたけれども。
この29人という大変多い選挙人をどちらがとるのか。
勝者総取りとなるわけですがクリントン候補48に対してトランプ候補49。
トランプ候補、リードです。
もう1つ、オハイオ。
こちら選挙人18人。
ここは人種、宗教、産業などの比率がアメリカの平均に近い全米の縮図が集約されているオハイオといわれるわけですが中山さん。
トランプ候補、リード。
≫共和党の大統領というのはオハイオ州勝たないと絶対だめといわれているんですよね。
みんな勝ってきたので。
トランプ氏、相当重点的にここでキャンペーンしていましたし。
≫ただ、オハイオというのは都市部の人があとで入るので数、多いからね。
≫都市部はクリントン候補が有利じゃないかという見方ですね。
まだ53%の開票率ただ、オハイオ、注目州トランプ氏が現在リードをしております。
もう1ついきます。
ノースカロライナ。
こちらもトランプ氏です。
開票率75%。
トランプ氏50%の得票に対してクリントン氏、48。
まだまだ接戦≫あくまでも現時点での評価ですけれどもトランプ候補、善戦。
こう言っていいと思います。
なお戦いは続いております。
それではニューヨーク中継をつなぎます。
モーリーさん、そちらどんな雰囲気ですか?≫今、トランプタワーの斜め向かいのところに立っているんですけれどもあのトランプタワーからほんの少し歩いた目と鼻の先にもう1つのホテルがあります。
それがこのペニンシュラホテルです。
トランプタワーの中にはトランプ候補がいて実は、目と鼻の先のペニンシュラホテルの中にはヒラリー・クリントン候補が今いてそれぞれが開票を見ているという状態なんですね。
そしてペニンシュラホテルもトランプタワーもそうなんですけどニューヨーク市清掃局のトラックが敷き詰められています。
中には砂も盛られていると聞きました。
これは車が追突したときの衝撃や爆発にも耐えられるいわゆる安全の壁を作っているというふうに説明を受けています。
物々しい状況の中で両候補がお互いの目と鼻の先で開票をじっと見ている状態緊張感が道端の空気にこぼれ落ちてくるようなそういう状態です。
≫モーリーさんこちらからも開票速報非常に接戦になりつつあるトランプ氏が善戦しているぞとここまでの段階でお伝えをしているんですが接戦になればなるほど不測の事態エキサイトする人のリスクというのは高まるようにも思いますね。
≫まだ現時点ではそれぞれのホテルタワーの前に人はそれほど集まってはいないのですが大きな声を上げて集団で移動するグループなんかも≫アメリカ大統領選の開票速報をここまでお伝えしています。
我々のこの番組の放送時間はもうあとわずかというところなんですがまだ、なんともいえない状況というのもこれも実は中山さん予想外という感じ。
それはすなわちやはりトランプ氏が想像以上に頑張っているこういうことですか。
≫まだちょっと過剰反応するのは早いような気もするんですけど少なくともトランプは瓦解していってない。
押さえるべきところは押さえているというところと意外に接戦州を僅差で戦ってるというのはちょっと嫌な感じがしますね。
≫今、ルイジアナ選挙人8人の州共和党が強い州ですがトランプ氏、きっちりとここを取ってきました。
もちろんこのあとの番組の中で選挙の情報というのはお伝えをする予定なんですけれども宮澤さん、この空気やはり、なんだかんだ言ってもクリントンさんで決まるんじゃないの?というそんな空気。
思えば、先ほど指摘があったイギリスのEUからの離脱。
なんだかんだ言ってもイギリスはEUに残るんじゃないの。
ああ言っていた。
何か少し同じような空気感じますね。
≫感じますね。
みんな、何かから脱したい何か、すごく大きな変化を求めている。
今の状況のままではいやだという。
それは少し共通しているのかもしれないですね。
ただ、オバマのときにもすごく彼に対してイエス・ウィー・キャンチェンジが起きるというすごい期待感のもとに生まれた大統領で結局何もしてくれなかったじゃないかというみんなの中の失望感というのを変えるのが、果たして本当にトランプなの?っていうばくちとまではいわないですけど何をしてくれるかわからないからこそ何かを変えてくれるんだっていうそれって、わらにもすがる思いじゃないですか。
それが今、この状態をもたらしているのかって考えるとこれで本当にいいの?って思わず思ってしまいますけどね。
≫でも、オバマは議会とはうまくいかなかったです。
最初のクリントン大統領だって議会が共和党だったんですがうまく交渉していろんな大仕事ができたわけですよ。
それをオバマができなかった。
オバマは経営能力がないからと。
≫共和党の責任もありますけどね。
≫あるけどねでも、トランプなら経営能力があるという考え方もあるのね。
≫でも、対人能力はあまりないです。
コミュニケーション能力があんまり感じられないから。
1人じゃ変えられない…。
≫独裁的ですね。
≫いろんな評価があるわけですがまさにでも今言葉に出ていたのがアメリカの有権者の悩みでありそれがどういう投票結果になったのか番組の中で完全にどっちか決まるというところまでお伝えしきれないそんな空気ですが中継、呼んでみましょう。
市川さん。
ここまでどう見ればいいでしょう?≫ちょうど今大きな声援が上がりました。
バージニア州、クリントン氏がとったということでひと安心だと思いますね。
これまで接戦州が意外と僅差ということで焦りまではなかったんですが渋い顔をしている方々がちらほらいたのでこれでだいぶ安心したと思います。
そして、今、松山記者がこちらにいらっしゃいました。
≫ここまでのところ民主党が強い州だけをきちんと固めていくといういわゆる青い壁戦略というクリントン氏の戦略は今のところ勝敗だけを見るとまだそれはキープできてると。
ただ、一方でトランプ氏のほうはゲームチェンジャー戦略といわれるんですが民主党の牙城をなんとか切り崩して最終的に勝利を勝ち取ると。
最後はミシガンとかニューハンプシャーとか青い州を赤に変えられるかどうか。
そこが最後のポイントになってくると思うんですね。
≫今のところトランプさんがリードということでそこら辺の雰囲気はあるということです。
伊藤さん。
≫松山さん、ここまでの状況はやはりトランプ氏が予想以上に頑張っているのではないかとこういう分析がスタジオで出ているんですが松山さんはどう見ますか?≫まさにノースカロライナ州とかバージニア州などはもともとはクリントンさんに傾いていた州だったんですがそこが最後でかなり巻き返しを食っていると。
やっぱり、オバマ政権誕生前の黒人層の熱狂というのがクリントンさんには感じられないということが影響しているのではないかとみられます。
≫わかりました。
ニューヨークから中継でした。
お伝えしていますとおりここまでの段階では両陣営、大きな取りこぼしはなくとるだろうといわれたところを確実に取りながら270に向かっていますけれども接戦ゆえになかなかこの数字が伸びない。
そんな展開になっております。
2016/11/09(水) 10:25〜11:55
関西テレビ1
FNN報道特別番組速報!アメリカ大統領選〜トランプ劇場最終章〜[字]

暴言王か?女性初か?伊藤が紗椰が椿原が…ニュースの顔が総力戦で歴史的瞬間を生実況!NY捜索ツアー隠れトランプはどこに?各州の最新開票状況&「当確」速報

詳細情報
出演者
伊藤利尋(フジテレビアナウンサー) 
市川紗椰 
椿原慶子(フジテレビアナウンサー) 
モーリー・ロバートソン 
ケント・ギルバート 
宮澤エマ 
中山俊宏(慶應義塾大学教授)