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字幕書き起こし あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「岩手県盛岡市 清水光司さん」 2016.11.10

岩手県盛岡市にある腎臓病の患者団体で事務局長を務めていた…県内にいる3,000人の透析患者を守ろうと全力を尽くしました。
清水さんは20代の頃から腎臓病を患い現在も週に3回4時間から5時間の人工透析を受けています。
あの日清水さんは盛岡市内の病院で人工透析を終えた直後激しい揺れに襲われました。
県内では14の病院が停電や断水のために人工透析が受けられなくなりましたがそのほとんどが3日から1週間ほどで治療を再開する事ができました。
ところが深刻な問題が起こります。
ガソリンが足りなくて病院に行けないという声が上がり始めたのです。
清水さんは県に対して人工透析患者にガソリンを優先的に供給してほしいと訴えました。
しかし回答は手続き上対応するのは難しいというものでした。
そこで清水さんは患者同士で車に相乗りし病院に行くよう呼びかけます。
更に沿岸部では避難生活が長期化する中新たな問題に直面していました。
避難所での食事です。
腎臓病の患者はカリウムや塩分などを多くとると心不全などを起こす可能性があります。
避難所ではカリウムを含むバナナや塩分を多く含む食品が頻繁に配られていました。
こうした中で清水さんたちを支援したのが新潟県の食品メーカーでした。
新潟県では中越沖地震などの際に食事制限を受けている避難者の支援が課題になりました。
その教訓を今回の震災で生かそうと訪れたのです。
食品メーカーと清水さんたちは食事制限を受けている人も食べる事ができる非常食を配って回りました。
震災後清水さんは患者向けの食料やガソリンなどの供給体制を整える事が大切だと訴えています。
2016/11/10(木) 10:50〜10:55
NHK総合1・神戸
あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「岩手県盛岡市 清水光司さん」[字]

東日本大震災に遭遇した人々の証言。岩手県盛岡市で腎臓病の患者団体で事務局長を務める清水光司さんは、ガソリン不足の中、患者に乗り合わせて病院へ行くよう呼びかけた。

詳細情報
番組内容
東日本大震災に遭遇した人々の証言。岩手県盛岡市で腎臓病の患者団体で事務局長を務める清水光司さんは、ガソリン不足の中、患者に乗り合わせて病院へ行くよう呼びかけた。