全文書き起こしサイト

地上波テレビの字幕を全文書き起こします

スポンサードリンク

字幕書き起こし サザエさん【ぼくはファッションリーダーほか】 2016.11.13

(サザエ)サザエでございます。
・「お魚くわえたドラ猫」・「追っかけて」・「はだしでかけてく」・「陽気なサザエさん」・「みんなが笑ってる」・「おひさまも笑ってる」・「ルールルルルルー」・「今日もいい天気」・「買い物しようと街まで」・「出掛けたが」・「財布を忘れて」・「愉快なサザエさん」・「みんなが笑ってる」・「小犬も笑ってる」・「ルールルルルルー」・「今日もいい天気」

 

 

 

 

 


6番のボートもう時間過ぎたぜ。
(ワカメ)あっ手を振ってるわよ。
(カツオ)こっちも手を振って返そうよ。
うん!?
(3人)アハハハ。
ハァ…しょうがねえなぁ。
お兄ちゃん。
あれ中島君じゃない?えっ?おーい!中島!
(ワカメ・カツオ)うーん…。
(中島)いやぁ兄貴に特訓されてたんだよ。
ボートの?
(中島)うん。
ボートぐらいこげないと女の子とデートするときに困るって。
(マスオ)ハハハハ。
それでお兄さんにしごかれていたのか。
あいつがデートするのは10年後だろうけどね。
あら。
最近は中学生でもデートをしてるわよ。
昨日もいたわ。
中学生くらいのカップル。
(タラオ)僕も行きたかったです。
(フネ)タラちゃんはママとデパートへ行ったでしょ?ボートの方がよかったです。
ボートに乗ってもお子さまランチは食べられないよ。
カツオ君も練習したらどうだい?必要ないよ。
両腕を同時に動かすだけでしょ。
上手です。
それが意外と難しいんだよ。
ねっお父さん?
(波平)えっう…うむ。
お父さんはこげるの?まっわしらの年代のたしなみみたいなものだ。
お父さんもお母さんを乗せたの?そういう話はお…お母さんに聞きなさい。
サザエ。
ちゃぶ台を拭いといておくれ。
大人は純情だなぁ。
(花沢)磯野君。
(カツオ)何か用?
(早川)磯野君ボートこげる?
(カツオ)ボート?
(かおり)中島君こげるんですって。
(カツオ)中島がこげて僕がこげないわけないじゃないか。
磯野君は運動神経がいいから。
これで決まりね。
(カツオ)何がさ?みんなであさひが池にボートを乗りに行こうって話をしてたのよ。
(カツオ)子供だけで?父ちゃんが送り迎えをしてくれるわよ。
磯野君のボートには私。
中島君のボートにはかおりちゃんと早川さんがいいんじゃないの?何で中島が2人も乗せるのさ。
そういうことは行ってから決めればいいんじゃない?そうね。
あー楽しみだわ!コーチをしてあげたいけど休日は予定があってね。
何とかならないの?
(マスオ)そうだ。
お父さんが教えてもらえませんか?う…うん…。
頼むよ!お父さん!僕からもお願いします。
しかしわしの指導は厳しいぞ。
(カツオ)覚悟してます。
(フネ・サザエ)フフフ。
何をこそこそしとるんだ?関係者に見られたくないんだ。
えーっ!?父さんボートがこげないの?こげないことはないけど初めて乗ったとき…。
(波平)《お…おかしいぞ!》《このボートは調子が悪い〜!》
(フネ)《ウフフフ》そんな腕でカツオを教えようっていうの?だから心配でね。
お父さん。
僕が乗りたかったのは手でこぐボートだよ。
こういう天気のときはこれに限るんだ。
一雨きてもぬれずに済む。
それはそうだけど…。
(波平)カツオ!しっかりこがんか!うっ…。
お父さんホントにこげるの?ボート。
お前は親を疑うのか?そうじゃないけど…。
(ノリスケ)ハハハハ。
(ノリスケ)それで僕に頭を下げてコーチを頼みたいというわけですね。
誰も頭は下げとらん。
まっ伯父さんのお手並みを拝見しましょう。
(ノリスケ)曲がってる!曲がってる!
(波平)わしは真っすぐこいでおる!伯父さん左右の腕の力がばらばらですよ。
あー!ぶつかる!ぶつかる!
(2人)んっ?ああっ!すみません。
こいでいるのが老人なもんで。
もうノリスケには頼まん!
(ノリスケ)まあまあ。
あの腕ではカツオ君のコーチは無理ですよ。
だからノリスケに頼んだんだ。
僕に考えがあります。
任せてください。
何を考えとる?伯父さんに恥をかかせるようなまねはしませんよ。
(カツオ)ノリスケおじさんがコーチしてくれるの?若いとき伯父さんから厳しく仕込まれたからね。
お父さんに?
(ノリスケ)ああ。
今度の日曜日に迎えに行くよ。
あした行くって早過ぎるよ!あしたの授業は午前中だけでしょ。
父ちゃんも都合がいいって言うのよ。
行こうよ磯野。
(カツオ)かおりちゃんたちの都合は?みんなOKよ。
僕は都合が…。
暇な磯野君が都合が悪いなんてわけないでしょ。
(4人)ありがとうございました。
(花沢の父)終わるころ迎えに来るから。
(3人)うわー!磯野元気がないじゃないか。
ボートに乗れば元気になるわよ。
磯野君は私と乗らない?かおりちゃんと!?私も一緒よ。
中島君は私が引き受けるわ。
花沢さんと!?さあ乗りましょう。
んっと。
かおりちゃんたちがこぐの?私たち特訓したのよ。
ボートは乗せてもらうよりこいだ方が楽しいでしょう。
《まさかこんな展開になるとは》磯野君。
(かおり)どう?うまいでしょ?私たち。
僕よりずっとうまいよ。
花沢さんは磯野を乗せたかったんじゃないの?中島君で練習してからね。
僕は練習台!?
(花沢)結構うまいでしょ?フフ。
う…うん。
どうだ?わしの腕前は。
ノリスケさんの特訓を受けたようですね。
あいつは口だけだ。
(フネ)あっ危ない!ん?わっいかん!
(男性)いやそれでさ…。
あっこの間の。
すみません。
話に夢中になっていて…。
何これで貸し借りなしだ。
(波平・フネ)フフフフ。

(鼻歌)
(女性)あら。

(鼻歌)
(おばあさん)おや。
父さんまだ帰ってない?まだよ。
何で?お父さんのだったの!?おしゃれをするのも苦労するわ。
うーん。
サザエまだかい?もうちょっとだけ待って。
まだ決まらないの。
お待たせ。
よーしそれじゃ出掛けよう。
うーん。
サザエまだかい?もうちょっとだけ待って。
まだ決まらないの。
ああ…。
(波平)そりゃマスオ君も災難だったな。
待つのには慣れていますので。
着る物は一番大事でしょう?選ぶのについ時間がかかっちゃって。
それにも限度というものがありますよ。
その情熱をもっと他のことで発揮してもらいたいものだ。
お父さんの言うとおりだよ。
姉さんのファッションにかける情熱は理解できないね。
あら私は少しでもおしゃれをしたいお姉ちゃんの気持ち分かるけど。
大事なのは服じゃなくて中身。
芸術作品を見れば分かるだろう?ゲージュツですか?有名なやつはみんな服を着てないじゃないか。
(4人)はっ?
(ワカメ)お兄ちゃんは着る物に興味がなさ過ぎるわ。
そりゃあ磯野の言うとおりだな。
(西原)服なんて着られればいいよ。
(橋本)男なら中身で勝負だ。
おお友よ!君たちなら分かってくれると思っていた。

(かおり)あらそれ新しいお洋服?ええ。
この前ママと一緒に買ったの。
カワイイわね。
(かおり)ねえ磯野君たちもいいと思うでしょ?
(カツオ)えっ?う…うんもちろん。
とってもよく似合ってるよ。
そうそう。
(橋本)すてきだなぁ。
みんなありがとう。
やっぱりおしゃれに理解のある男の人っていいわよね。
そうよね。
うちの父ちゃんなんて着る物に全然興味がないんだから。
(一同)ハハハハ…。
うーん違う。
これじゃない。
これも違う。
あら。
まだお使いに行ってなかったの?ちょっと待ってよ。
まだ納得のいくコーディネートができてないんだ。
はっ?ねえもっといい服買ってよ。
えっ?大事なのは服じゃなくて中身じゃないのかい?今どき男だっておしゃれには気を使わないと。
言ってることが昨日と全然違うじゃない。
ははぁ。
どうせかおりちゃんたちにモテようとでも思ってるんでしょう。
違うよ。
(波平)あきれたやつだ。
もっと僕という素材を存分に生かすおしゃれな服が欲しいんだよ。
(フネ)困ったねぇ。
まっいいわ。
ちょうど冬物を買わなくちゃって思ってたところだし私が一緒に行って選んであげる。
ありがとう姉さん!ここは専門家に任せてちょうだい。
ファッション誌に写真が載っても恥ずかしくないようなのを頼むよ。
うーん。
何か違うわね。
ちょっと派手過ぎか。
あっこれなんかいいんじゃない?これはうちから着てきたやつじゃないか。
えっ。
姉さんに任せておいたら日が暮れちゃうよ。
僕の感性に任せて一人で選ばせてほしいんだ。
そこまで言うならとめないわ。
決まったら呼んでちょうだい。
おお!いいじゃないか!どうです?僕のセンス。
素晴らしいと思いませんか?えっ?ええいいと思いますよ…。
ですよね!姉さーん!いくら何でもその組み合わせはないでしょ。
姉さんには僕のセンスが理解できないんだよ。
あら磯野君。
(カツオ)かおりちゃん!
(かおり)フフフ。
その服芸人さんみたい。
えーっ!ほらご覧なさい。
それで結局服は買えなかったのか。
これであんたも服を選ぶ大変さが分かったでしょう?いいや。
あのデパートが僕のセンスについてこれなかったのさ。
減らず口ね。
じゃあ今度は私がついていってあげるよ。
えっお母さんが?
(カツオ)うーん。
これなんてどうかな?そうだね。
これからの季節には寒いんじゃないかい?うーん…そうか。
風邪をひいたら大変だからね。
じゃあこれは?うーん。
少し生地が弱そうだね。
カツオはよくやんちゃをするからすぐに穴が開いてしまうかもね。
へえ。
いつもそうやって選んでるの?みんなの顔を思い浮かべるとぴったりな服が見つかるんだよ。
うん。
これならあったかいし長持ちしそうだね。
それにおしゃれだ!ありがとうお母さん。
(カツオ)じゃーん!どう?この服。
おおいいじゃないか!馬子にも衣装ね。
カッコイイです!母さんのセンスはさすがだな。
ちなみにこのベストは自分で選びました。
(ワカメ)へえ!お兄ちゃんもセンスあるわ。
あ〜!今からかおりちゃんたちに見せるのが楽しみだよ!いってきまーす!《クフフ。
まるで心まで新品になった気分だ》おはよう磯野君。
おっはよ〜花沢さん。
(花沢)えっ?ねえ花沢さん。
僕いつもと違わない?大丈夫。
違わないわ。
いつもと同じで磯野君は今日もすてきよ。
花沢さんに聞いた僕が間違いだったよ。
はっ?みんな聞いて。
磯野君が新しい服を買ったんですって。
まあその服。
(かおり)すてきじゃない。
エヘヘ。
実はこれデパートで選んだんだ。
さすが磯野君センスあるわ。
(中島)おはよう!
(かおり)あら中島君。
(早川)磯野君と同じじゃない。
おい中島。
まねするなよ。
そっちがまねしてきたんだろ。
(カツオ)何だと!
(かおり)ウフフ…。
(カツオ・中島)うん?偶然同じ服を選ぶなんて気が合うのね。
(早川)2人とも本当に仲良しだわ。
まさか中島と同じ服だったとは。
でも評判は良かったんでしょ?そうだよ。
よかったじゃないか。
やはりカツオが初めに言ったとおりだったな。
何が?
(波平)大事なのは服よりも中身ということだ。
これからはもっと中身を磨いて違いを見せるんだな。
いや僕はそうは思わないな。
(波平)なぜだ?だって服も中身もよかったら一番いいじゃないか。
欲張りなカツオらしいわ。
厚着をさせるから風邪をひくんだ!あなたが薄着をさせるからです!体を鍛えなくては強くならん!
(くしゃみ)今夜は遅くなるのでタラちゃんのことお願いしますね母さん。
はい。
甘い物あげ過ぎないでよ。
分かってますよ。
夜は必ず歯を磨かせて8時には寝かせてね。
任しておき。
心配だわ。
私はサザエという立派な人間を育ててきた経験者ですよ!あっ恐れ入りました。
お父さん失礼しますよ。
(波平)うん。
すみませんお父さん。
(波平)うん?お父さん散歩に行かないんですか?まだだ。
もう。
ゴロゴロされて正直迷惑してるのよ。
駄目よ母さん。
優しくしてちゃ。
父さんお掃除するからそこどいて!あっああ…。
ん?あなたもよ!あっああ…。
(マスオ・波平)うーん。
ささこれで自由に動き回れるわよ。
お父さんも娘にはかなわないようだね。
母さん。
今日はいいチラシが入ってるわよ。
(フネ)「大感謝祭」いいねぇ。
一緒に行ってみない?「一緒に」って言ったってみんな追い出しちゃってるから…。
行く当てのない者がすぐ戻ってくるわよ。

(戸の開く音)・
(マスオ)ただいま〜。
ほら。
ウフフ。
おかえりなさい。
マスオさん全部の部屋使ってもいいわよ。
えっそれって留守番するってことじゃないか。
いってきまーす。
近所に2人で買い物に行くなんて。
久しぶりねぇ。
うん?あら父さんじゃない。
まあ居眠りなんかしちゃって。
父さん!わっ!な…何だ!?う…うちか?
(フネ)公園ですよ。
こんな所で寝てるなんて父さんぐらいよ。
風邪ひきますよ。
うう…。
恥ずかしいところを見られた。
母さん一緒に将棋どう?はやってるんですって。
そうかい?やってみようかね。
しかし母さんいつの間に将棋をやるようになったんだ?覚えてる最中だって。
ふーん。
覚えたら対戦するのが楽しみだ。
おなかすいたよ〜。
ねえご飯の支度どうなってるの?どうするですか?
(波平)うーん。
もうあらかたできてるからあとよろしく。
(波平)しかたのない。
たまにはいいだろう。
(マスオ)はい。
ねえご飯の支度できたよ。
もうすぐ。
もうちょっと待ってください。
困るなぁ。
おつゆが冷めてしまうのに。
早くしてよ。
はいはいお待たせ。
どうですか?いつも私たちに迷惑掛けてるの分かる?
(波平・マスオ)う…うーん。
2人ともゆうべのことは絶対忘れないでね。
待っている私たちのことも気に掛けてください。
分かっとる。
(サザエ・フネ)いってらっしゃい。
母と娘が一緒だと手ごわいな。
かないませんねぇ。
マスオ君はまだいいぞ。
うるさいのはサザエだけだから。
わしは母さんとサザエの両方から。
特に娘は遠慮せんからな。
まったくかなわん。
(マスオ)お察しします。
マスオ君わしらも手を組もう。
組みましょう。
・はい。
磯野ですが。
マスオ兄さん。
姉さん呼んできます。
あっいいんだよ。
伝えてくれれば。
でも取り次がないと姉さんに怒られるから。
ん?ガードを固めてきたな。
母さん来たわよ。
ええ予想どおりだね。
分かってたんだ?父さんたちのやることなんて何でも母さんお見通しよ。
お話伺いましょうか?あっサザエ。
偶然知り合いに会っちゃってね。
遅くなるのね。
分かりました。
(マスオ)いやにあっさりしてるな。
お父さん第一関門突破です。
うむ。
わしの方は簡単だろ。
・やっぱり来たわ。
磯野でございます。
あら父さん。
母さんに替わってくれんか?少々お待ちください。
どちらも同じ駅のアナウンスが聞こえたわ。
そうかい。
おお母さんか。
すまんがちょっと寄っていくので。
2人とも飲み過ぎには気を付けてくださいな。
分かった。
「2人とも」!?マスオ君!バレとるぞ!えーっ!!
(カツオ)7人分の料理。
お父さんたちの分はいらないんじゃないの?いるんです。
帰ってくるの?
(フネ)来ますよ。
バレとるのに飲みに行ったんじゃ…。
後が怖いですからね。
(波平・マスオ)ただいま。
(カツオ)ホントだ!当たったです!お姉ちゃんたち全て分かってたわよね。
(サザエ・フネ)おかえりなさい。
(波平・マスオ)ただ今帰りました。
お返しの品ですからね。
今日中に決めなきゃ駄目よ。
わしらはここで待ってるよ。
しょうがないわねぇ。
じゃあ行きましょう母さん。
ええ!すみません!ちょっ…!女性の方が長生きするって分かるよねお父さん。
うーん。

(男性)同感です。
(波平・カツオ)うん?・「大きな空をながめたら」・「白い雲が飛んでいた」・「今日は楽しい今日は楽しい」・「ハイキング」・「ほらほらみんなの」・「声がする」・「サザエさんサザエさん」・「サザエさんはゆかいだな」さーて来週の『サザエさん』は?
(マスオ)マスオです。
おやつの肉まんをタラちゃんがおいしそうに食べてます。
今日みたいな寒い日にはごちそうだねぇ。
サザエ〜!僕の分もあるかい?さて次回は…。
来週もまた見てくださいね。
2016/11/13(日) 18:30〜19:00
関西テレビ1
サザエさん[字][多]【ぼくはファッションリーダーほか】

▽母と娘
▽ぼくはファッションリーダー
▽ボートでデート

詳細情報
番組内容
アニメ『サザエさん』が生まれたのは、昭和44(1969)年10月5日、フジテレビで第1回が放送されたのがはじまりです。番組開始当初は、ドタバタ喜劇の色合いが濃く、画風も現在のものとは、かなり異なっていました。
いつも暖かさと楽しさと、そして平和な家族の代表のように、誰からも愛され、親しまれている“いい家族サザエさん”
常に豊かでほのぼのとしたアニメ『サザエさん』をお茶の間にお届けします。
出演者
サザエ: 加藤みどり 
カツオ: 冨永みーな 
ワカメ: 津村まこと 
タラオ: 貴家堂子 
フネ: 寺内よりえ 
マスオ: 増岡弘 
波平: 茶風林 

ほか
スタッフ
【原作】
長谷川町子