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地上波テレビの字幕を全文書き起こします

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実況書き起こし 大相撲九州場所 二日目 2016.11.14

生字幕放送でお伝えします大相撲九州場所二日目。
幕内後半の最初の取組です。
地元福岡県築上町出身の松鳳山が土俵に上がって館内、沸いています。
琴勇輝との対戦。
木村庄太郎の軍配が返りました。
突き出し。
琴勇輝の勝ちです。
福岡国際センター地元松鳳山に松鳳山コールが沸いて館内のボルテージが上がっているところそれを何事もなかったかのように琴勇輝の冷静な取り口でした。
左へ張ったあと少し動いていなしました、目標がなくなってしまった松鳳山。
決まり手は突き出しです。
きょうは正面の解説芝田山親方です。
芝田山さん、今の取組は肩の、力が入った松鳳山に対する動きだったのか。
あるいはあらかじめ考えていたのか。
琴勇輝が相手をよく見ていきましたね。

 

 

 

 


松鳳山はなんとか、潜り込もうと低い体勢で入りました。
そこでうまく琴勇輝が右からいなした形になりました。
ですからくるっと回ってしまいましたね。
館内で声援を期待した中では少し肩すかしのような感じがしましたね。
そうですね。
松鳳山コールが勝った形になってしまいました。
琴勇輝1勝1敗。
あすは錦木。
松鳳山は1勝1敗です。
では総合テレビでご覧いただけませんでした前半の取組をご覧いただきます。
実況⇒左下手投げ。
石浦の勝ち。
千代大龍あたり勝ちました。
突き出し。
千代大龍2連勝。
左の上手を取った蒼国来。
寄り切りました、蒼国来の勝ち。
張っていった逸ノ城。
もろ差しをねらう千代鳳。
引いた、引き落とし。
逸ノ城の勝ち。
突き落とし、大翔丸の勝ち。
よく残した北勝富士。
しかし、荒鷲が両方のまわしを引いた。
左の上手。
寄り切り、荒鷲の勝ち。
まずは前半6番をご紹介しました。
正面解説は元横綱・大乃国の芝田山親方⇒青色向正面は元小結・小城錦の中立親方⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
土俵上は正代と千代の国の対戦です。
熊本出身の正代。
きのうは琴勇輝の突き押しに土俵際へ追い込まれましたがうまく相手の突き押しを外して逆転勝ちでした。
九州場所、初日白星。
千代の国はきのう、松鳳山の左差しを嫌って、投げで相手を呼び込んでしまい黒星スタートです。
けがから復活して、今場所自己最高位、千代の国西前頭4枚目です。
初顔合わせです。
行司は木村庄太郎。
寄り切りました。
正代の勝ち、2連勝です。
千代の国は2連敗。
きょうの向正面は、元小城錦の中立親方です。
すぱっと入りましたね。
そうですね、左右と入りました。
手が下からきちんと出ていってますんで差せてると思います。
きょうはいつもより上体も起きなかったようにも思いました。
強くあたろうと思うと上体が起きるような感じに見えます。
きょうのように一歩踏み込む。
これを意識していったほうがいいと思います。
それでは前半の相撲先ほどの続きからご覧いただきます。
実況⇒押し出しました。
妙義龍の勝ち。
突き起こした輝。
きょうはしっかりと回り込ませませんでした輝。
右が入った勢。
押し出し、勢の勝ち。
はたき込み、豪風の勝ち。
差し手争い、差し勝ったのは栃ノ心ですが上手は宝富士。
寄り切り。
宝富士の勝ち。
幕内前半の取組を連続でご紹介いたしました。
改めて決まり手と勝敗をご覧いただきます。
石浦新入幕初白星。
豪風が2連勝。
宝富士も2連勝です。
この2番あとに高安と豪栄道という楽しみな取組が組まれています。
大関昇進をねらう高安。
綱取りを懸ける豪栄道。
ともに白星のスタートを切ったきょう二日目の対戦です。
過去の対戦は高安12勝豪栄道7勝と高安のほうが対戦成績をリードしています。
きのうのように集中して自分から前に出る相撲を取りきることができるか豪栄道。
高安はかなり穏やかな表情をしています。
きのうも初日、支度部屋でも穏やかな表情でした。
正代のリポートです。
思いどおりのもろ差しの相撲で自分でもいい内容だったと思います。
このように話しながら帰ってきました。
きょう熊本被災地からご招待という形で、多くの方々が観戦に訪れています。
そうした方々の前でいい相撲が取れたのもよかった。
そして声援が自分にとっては後押しになったと話しています。
きょうは熊本地震への被災者の中から熊本県と話し合って抽せんを行い、きょうから4日間バス1台分45人の方を招待しています。
土俵上制限時間いっぱいです。
隠岐の海と嘉風の対戦。
嘉風は大分出身です。
きのうは大関照ノ富士を破っています。
隠岐の海は初日黒星。
寄り切りました。
軍配は隠岐の海。
隠岐の海勝って1勝1敗。
嘉風敗れて1勝1敗です。
決まり手は寄り切り。
芝田山さん、突き起こして嘉風は中に入りたかったんですね。
そうですね。
しかし隠岐の海はやはり身長が高い。
そして懐が深い。
うまく左が入ってそのまま押し出しました。
きょうは左をしっかりとねじ込みました隠岐の海。
勝って1勝1敗です。
嘉風あすは豪栄道との対戦です。
さあ今場所注目の2人。
高安が先に土俵に上がりました。
そして豪栄道。
拍手と歓声
きのうの初日は、高安は遠藤との対戦でした。
まわしにこだわらずにしっかりと前へ攻めきる相撲が取れました。
豪栄道のほうはきのうは栃煌山集中して、自分から動いてそして土俵際の反応もしっかりと体が動いてくれましたという話をしていました。
ともに、いい手応えの初日のスタート。
芝田山さん、2人にとって大きな一番ですね。
そうですね。
どちらかが勝つんですがお互いに大きな目標を持っています。
勝っても負けても、やはりあすに尾を引かせないということが大事です。
仮にどちらが負けてもただの1つの黒星という考え方ですね。
そうです。
対戦成績は高安がリード。
それでは名古屋場所と秋場所の対戦を振り返ります。
実況⇒張っていきました。
左四つ。
巻き替えはできない。
上手出し投げ、高安の勝ち。
豪栄道を引いてはいけない。
激しい突っ張り合い。
豪栄道は激しい相撲。
突っ張りあいだ、いい相撲。
いったん止まって右が入った左が入った。
寄り切り豪栄道の勝ち。
6連勝。
中立さん秋場所、豪栄道は張り差しをねらいました。
先場所は突き押しで応戦しました。
さあ立ち合いの流れ、ポイントはどこですか。
やはり大関のほうが張り差しとか前に差しにいくとちょっと嫌な感じがしますね。
足が出なかったりしますのでやはりしっかりとあたることです。
踏み込んであたること。
その動きの中で、どのような手の動きを使うのかということでしょう。
芝田山さん、高安は突っ張っていくのがいいですか。
そのほうがいいと思います。
突っ張っていってはたきを入れるのはまずいですね。
自分の将来のためにもはたきは、入れないような形で突っ張っいって、突きとか挟みこむとかそういう形がいいですね。
とにかく前に前に圧力をかけていくということですね。
そして豪栄道も前に出る気迫をぶつけることができるかどうか。
豪栄道はうまく潜り込んで前みつを引いてそして前に持ってきた。
そういう相撲を取るといちばんいいですね。
場所前豪栄道は二所の連合稽古にも参加しました。
拍手と歓声
制限時間いっぱいです。
横綱を目指す豪栄道。
大関昇進をねらう高安。
木村容堂が待ったなしを告げました。
待ったなし!突き落とし!勝ったのは豪栄道。
一瞬の勝負でした。
豪栄道、2連勝。
高安、二日目に黒星。
1勝1敗。
決まり手は突き落としです。
最初の立ち合いの突っかけ気合いというか気負いというか。
ちょっと、はやった感じがあったかもしれませんね。
少し上半身に、力みというかあったように見えました。
注目の立ち合いは豪栄道も頭であたって下から押し上げましたよね。
お互いにあたっているんですけどね、豪栄道のあたりの形がいいんですよね。
高安が浮きましたね。
下から突き上げるようなあたりですよね。
浮いたところを突き落としたんです。
今のスローの映像で見ているとよく分かったのは高安が後ろに半歩、押されていますね。
そこなんですね。
押し込まれているということなんです。
向正面の中立さん立ち合いの1発のあたりこれによって勝敗、明暗が分かれましたね。
中立⇒大関のほうが下から鋭くあたっていますよね。
その分、押し込めましたね。
変にいろんなことを差し手とかまわしとかこだわらずにまず下からぐっと踏み込んだということですね。
1つ、あたったことがよかったと思います。
高安のリポートです。
花道の奥、今の取組をVTRで見てました。
立ち合い左が入る瞬間小さな声で何か言いました。
何かつぶやいて、そのあと突き落とされてしまいます。
何て言ったんですか?と声をかけたんですが答えは教えてくれませんでした。
何をつぶやいたんでしょうね。
浮いてしまったことなのかちょっと上体が高かったのかあるいは差しにいかずに突き放していけばよかったのか。
芝田山⇒急ぎすぎたかなとか。
力みすぎたとかあるいは下から相手が出て慌てて差しにいってしまった、と。
最初の立ち合いしっかり腰を割った段階で手をしっかり付いていればよかったんですけどね。
ほんの一瞬、豪栄道の左足の踏み込みが速いんですね。
高安が頭であたる前にぐっと踏み込まれています。
お互いに攻防のある相撲を見せてくれると思ったらあっという間に勝負がついてしまいましたね。
でもこの立ち合いのほんのコンマ何秒の見応えがある立ち合いだったんじゃないですか。
短い中に内容のある一番だったと思います。
これは豪栄道にとっては大きな白星。
対戦成績も豪栄道のほうが悪かったですからね。
そう考えますと流れに乗る1つの鍵ですよね。
逆に高安としては引きずらないことだというお話がありましたね。
もちろん、どちらかが勝利するわけですから負けたほうは引きずらないことですよ。
きょうはまだ、二日目ですから。
それと豪栄道の場合は優勝ということがかなり条件になってきますけれども、高安の場合は12番ということがありますからね。
土俵上には、照ノ富士と遠藤です。
両者の対戦は1対1。
ただ両者が対戦するのは2年ぶりです。
きのうは嘉風に敗れた照ノ富士。
高安の突き押しに圧倒されました遠藤。
寄り切りました。
カド番の照ノ富士、2連敗。
遠藤、勝って1勝1敗。
寄り切って遠藤が勝ちました。
きのうといい、きょうといい膝を痛めているだけに土俵際、左右に振るとこういう内容を取っているとまた膝に負担がかかりますよね。
向正面の中立さん立ち合い、遠藤は左を入れるんですね。
中立⇒右は前まわしをねらいにいった流れのまま入ったと思うんです。
もろ差しになってちょっと寄り方が、寄りかかるような寄り方だったので危なっかしかったんですが。
本来がもう少し下のほうあるいは横につくとか万全の寄り方があるわけですね。
ちょっとがぶるような感じで相手のまわしの下に自分のまわしが入ってくるような形になればもうちょっと楽に持っていけたかなと思うんですけどただ、大関のほうがちょっと元気がないので心配ですよね。
今、土俵を割ったあとも照ノ富士が左足を少し浮かせました。
しかし遠藤が勝って館内を大きく沸かせました。
花道を引き揚げていく遠藤にも大きな拍手。
芝田山さん、本当に、花道を引き揚げていくときに背中に拍手をもらうというのは気持ちいいものじゃないですか?それはそうですね。
きょうみたいに大きな相手を、また相手は大関ですからね。
相撲ファンは本当に勝てばもちろん拍手をもらえますけれども負けても内容がよければ本当、温かい拍手をしてくれますものね。
勝負ですからね。
やはり負けても勝ってもいい取組をすることがそれぞれの力士にとっても次の日につながっていくと思うんですよね。
照ノ富士を破って大関からの白星は久しぶりですが気分はいかがですか。
どんな思いで土俵に上がっていますか。
毎日自分の相撲を取りきることだけ考えてやっています。
きょうはどんなイメージで立ち合ったんですか。
大関が体が大きいので胸を合わせないように速い攻めで攻めようと思っていました。
思ったような相撲は取れましたか。
そうですね。
場所前からかなり稽古も順調にできるようになったと聞いていますが、どうですか。
だいぶ今までできなかったことが少しずつできるようになっているので、もっともっとよくしていきたいなと思います。
このあとも白星を伸ばしていってください。
頑張ります。
おめでとうございました、遠藤関でした。
東の前頭3枚目成績によっては三役のチャンスという場所だけに遠藤の、きょう、これで大関を破って白星、このあとの一番一番が楽しみですね。
芝田山⇒先場所もすごくいい流れのいい白星を取りましたからね。
先場所は13番でしたね。
土俵上には新三役東の小結御嶽海です。
きのうは鶴竜に敗れて新三役初日黒星のスタートとなりました。
東は大関の琴奨菊。
地元福岡、柳川の出身。
柳川といえば、きょうはBSの時間帯にも紹介しました雲龍横綱・雲龍の出身地です。
優勝も経験しました、ことし。
そのあとはなかなか優勝に絡めませんでした。
この福岡ではなんとかまた優勝争いという思いも当然あるでしょうね。
それはやっぱり地元ですからね。
体重を10kg近く、絞って臨むこの九州場所。
きのうは魁聖を左の上手を取ってからの出し投げで破りました。
過去2度の対戦はいずれも琴奨菊が勝っています。
木村玉治郎の軍配が返りました。
肩すかし。
御嶽海の勝ちです。
琴奨菊、二日目に土。
新三役、二日目に大関を破っての白星です。
決まり手は肩すかし。
向正面の中立さんきょうは張り差しにいきましたね琴奨菊は。
中立⇒それをしたことによって差されてしまいましたよね。
ちょっと圧力がなかったようにも見えますね。
右から抱え込みにいっているんですよね。
もう少しはじくような立ち合いをしたほうがよかったんじゃないかなと思うんですけど。
優勝したときに本人が口にしていたのは圧力、体重を相手にかけることができる、そういう立ち合いができたという話をしていました。
きょうは少し、その立ち合いというか、圧力がかかっていませんでしたね。
やはり四つに組み止めたいという気持ちのほうが強く出てしまったのかなと思いますね。
一方の部屋の新三役の御嶽海二日目に大関を破っての白星というのは、うれしいでしょうね。
そうですね。
白星は常にうれしいものなんですけど、大関に勝てたということで勢いを持って、またあしたに向かっていけると思います。
このあとさらにもう一段上にいくためにはどういう点が、中立さんから見て必要だと思いますか?やはり立ち合いですよね。
ひとつ、押すという形がこのところきちんと取れていないのでなんとかもろ差しになって勝っているというところがあります。
押す形がきちんと整っていないという気がするのでその辺をもうちょっと勉強してほしいなと思います。
御嶽海はあす、高安戦。
琴奨菊は玉鷲との対戦が組まれています。
御嶽海関です。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
新三役の初白星が大関からどうですか?うれしいです。
もろ差しになりましたがあれは引っ張り込まれたのかなったのか。
引っ張り込まれた感じですね。
自分の相撲を取りたいと思っていたので。
そうした中で引っ張り込まれて大関が出ていきました。
どうでしたか?冷静に、しっかり大関が見えていたので。
本来はやはり突き押しですか。
そうですね。
自分の突き押し相撲をしっかり取っていきたいと思います。
それにしても大関を倒すわけですから自信になるんじゃないですか。
はい、すごい自信になったと思います。
新三役はどうでしょう?放送のときに、小結と言われるとちょっとうれしいです。
地元、長野でもすごい盛り上がっているようですが。
そうですね。
盛り上がっていってすごいうれしいです。
力になります。
毎日インタビュールームに来てください。
頑張ります。
おめでとうございます。
御嶽海関でした。
最後はいい笑顔でした。
土俵上は稀勢の里と玉鷲。
玉鷲は小結に返り咲いてきのうは日馬富士を破りました。
これまで一度も勝っていないですが?玉鷲のリポートです。
場所前の大関に胸を借りましたが稽古場では何度か勝つことができてただ本場所の土俵ではまだ一度も勝ったことがない。
大関がさらに腰が重くなるのでひとふんばりできるかどうか突き放していきたいということです。
稀勢の里はきのうは碧山を右の押っつけで圧倒しました。
寄り切りました、稀勢の里の勝ち。
きのうと同じような相撲でした。
玉鷲は押せませんでした。
稀勢の里2連勝。
玉鷲は1勝1敗です。
決まり手、寄り切り。
芝田山さん、きょうも張っていきましたね、大関は。
そうですね。
右で張っていって相手が緩むところをさっと左の差し手で返しながら前にどんどん出てきますね。
最後は慌てずに。
右の上手が引けましたね。
体を寄せましたね。
今場所はあんまり話題になっていない稀勢の里だけにいいスタートを切りました。
存在感を見せる可能性も出てきますね。
こういう形で相手を包み込んで自分の体を寄せていくという形これがいいです。
何か焦るとばたばたしてしまいます。
足が地につかなくなって浮いてしまいます。
腰高になってしまいます。
きのうきょうはいい流れで勝っていると思いますよ。
これで年間最多勝争い59勝、現在トップです。
初めての年間最多勝の可能性が白星を重ねるごとに膨らんでいきます。
稀勢の里、あすは遠藤との対戦です。
あす三日目です。
幕内の取組です。
高安に御嶽海。
過去両者、2勝2敗です。
豪栄道は嘉風。
豪栄道は8勝、嘉風9勝です。
きょう、満員御礼の垂れ幕は残念ながら出ませんでした。
土俵は魁聖と日馬富士です。
日馬富士、きのうは玉鷲に不覚を取りました、黒星スタート。
魁聖はきのう琴奨菊に敗れました。
魁聖のリポート。
1回ぐらい返したいなと言っていました。
いつも横綱のスピードについていけない、きょうに関しては恐らくきょうは横綱はのど輪でくると思います。
それを外すなりなんなりして我慢して我慢して上体を起こせずに自分がいかに前に出られるかだと魁聖は話しています。
芝田山さん、そういう相撲が取れるかどうかですね。
芝田山⇒そうですね。
魁聖は課題の体が大きいから大きい体を生かして相撲を取ってほしいですね。
日馬富士はきのう負けているだけにきょうの相撲が大事ですね。
日馬富士横綱になって初日黒星というのは平成26年夏場所以来です。
上手投げ、日馬富士の勝ち。
魁聖は起こされないようにあごを引いて体を丸めて出ていきましたが、日馬富士はそれも見ていたかのように…しっかりと相手の動きを見て連敗はしませんでした。
魁聖は相手を見ていくものの顔が逃げているんですね。
日馬富士はその分相手をよく見ていました。
左から上手を取って投げましたね。
顔が逃げているということは突き起こされるという意識があったんでしょうか。
下から突き上げられるという意識はあったと思いますよ。
かち上げていくんですが顔はどうしても左に逃げてしまいましたね。
横綱は冷静でしたね。
魁聖は4連敗であす白鵬に挑戦します。
豪栄道のリポートです。
風呂から上がって取材陣に答えて引き揚げました。
突っかけられたけれども集中して立てたのでよかった。
立ち合いあたったのもよかった。
まだまだこれからです。
という話でした。
魁聖のリポートです。
あごを引いていったんだけれども横綱には、こういう立ち合いがあるんですよね。
と話していました。
土俵上は白鵬、対戦相手は碧山。
きのうは稀勢の里に敗れています。
休場明けの白鵬、きのうは隠岐の海戦でした。
落ち着いて相手の動きに反応していって引き落としで破っています。
通算998勝まで通算勝ち星を伸ばしてきました。
過去16対1の対戦成績です。
碧山が勝ったというのは去年の秋場所です。
不戦勝です。
対戦して16回はいずれも白鵬が勝っています。
残り3勝で通算1000勝という状況の中で九州場所に入りました白鵬。
初日勝って998勝です。
長い歴史の中でも1000勝を超えたのは魁皇と千代の富士。
この2人だけです。
向正面の中立親方。
あと2勝と出ていますね。
画面では。
休場明けのきのうの白鵬の相撲、動きというか、雰囲気というかいかがでしたか。
中立⇒2度待ったがありましたが動じませんでしたね。
よく相手の動きも見えていると思います。
体を絞って、新横綱当時の152、153kgになったそうです。
少しほっそりした感じがします。
そうですね。
少しおなか周りというか、その辺が小さくなったように見えます。
ただきのうの動きを見ていると白鵬は白鵬だなと思いました。
きのう終わったあと相撲勘で反応できたと言っていました。
相撲勘は鈍ってなかったという手応えを感じたんでしょうね。
そうですね。
さあ休場明け二日目。
碧山は突き押し、前に出る圧力がなかなかの力士です。
立行司式守伊之助が立ち合いを合わせます。
引き落とし。
白鵬の勝ちで2連勝。
通算999勝です。
決まり手は引き落としです。
芝田山さん、突き押しを受けても全く慌てませんでしたね。
芝田山⇒そうですね。
碧山はもっと、どんどん前に出るといいんですが止まってしまいましたね。
きょうは右差しをねらって差せずに突き押しを受けました。
すぐに左を差しましたね。
はい、食い止めました。
碧山がそれで倒れてしまったということですね。
白鵬は腰がしっかり備わっていましたね。
安定が違いましたね。
相手がついてくる左手を右で払ってますね。
その結果碧山のバランスが崩れました。
休場明けの2日間と思えないいい相撲でしたね。
腰が安定してますね。
さすがですね。
場内のプレートがあと1勝に変わりました。
1000勝というのは通過点になると思いますか。
そう思いますよ。
初日二日と見て白鵬はやはり白鵬だなというふうにファンの皆さんも思ってるんじゃないでしょうか。
そうですね。
もっと周りが白鵬を苦しめる相撲を取れるように努力しなきゃいけませんね。
白鵬は場所前の調整を見ても万全ではありませんでした。
7割から8割の状態かなという印象だったんですがそれでもやはりこういう相撲が取れるんですね。
このまま調子を上げていけば優勝争いの1つの柱として。
芝田山⇒当然入ってきますね。
白鵬2連勝、通算999勝です。
あと1つで1000勝です。
あすは魁聖との対戦です。
碧山、あすは鶴竜戦です。
土俵上の鶴竜と栃煌山。
九州場所二日目の結びの一番です。
この2人過去の対戦成績は21対21。
この1年は3対2で栃煌山がリードです。
先場所の初日に顔が合いました。
鶴竜が突き押し込んでいったのを栃煌山が土俵で詰まったあと押し返し、押し返された鶴竜が引いてしまったという展開でした。
押し込んでいっても押しきれずに差されたり逆襲を受けたりして引いてしまったんですね。
どこかに相手に対する嫌な感じがよぎると早く勝負をつけたいということではたきとかそういう技が出てきてしまうんですね。
その思いがきょうも出てくれば栃煌山にも勝機ありますね。
栃煌山は、九州場所は東の前頭筆頭です。
平幕ですが、勝てば金星です。
過去、金星を3つ取っています。
3横綱から1つずつ金星を獲得しています。
九州場所二日目結びの一番。
鶴竜と栃煌山。
制限時間いっぱい。
鶴竜寄り切りです。
鶴竜2連勝、栃煌山は2連敗。
寄り切りで鶴竜の勝ち。
向正面は元小城錦の中立親方です。
中立さん栃煌山、勝機はあったと思うんですがね。
中立⇒そうですね。
上手を引かれる前に勝負をかけていたほうがよかったと思いますね。
下手が取れてなかったというのもあると思いますが勝負をかけていきながら前へ出ていかなきゃいけませんね。
足を止めてまわしを取りにいったのが失敗ですね。
出ながら取りにきていくことでしたね。
出て行った流れの中で勝負をつければよかったんですが足が止まってしまいましたね。
取られてまわしを切りにいって呼び込んでしまったんじゃないですか。
栃煌山としても胸を合わしたかったんですね。
そこで足を止めてしまうと横綱のほうが有利になってしまいますね。
芝田山さん豪栄道いいスタートを切りましたね。
「大相撲九州場所二日目」をお伝えしました2016/11/14(月) 17:05〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲九州場所 二日目[二][字]

 【解説】正面(幕内)芝田山(元大乃国),向正面(幕内)中立(元小城錦),【アナウンサー】正面(幕内)刈屋富士雄

詳細情報
番組内容
 【解説】正面(幕内)芝田山(元大乃国),向正面(幕内)中立(元小城錦),【アナウンサー】正面(幕内)刈屋富士雄 <副音声>【実況】ロス・ミハラ 〜福岡国際センターから中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)芝田山(元大乃国),向正面(幕内)中立(元小城錦),【アナウンサー】正面(幕内)刈屋富士雄,<副音声>【実況】ロス・ミハラ