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地上波テレビの字幕を全文書き起こします

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字幕書き起こし ラグビー日本代表戦「ウェールズ×日本」 2016.11.19

実況
ラグビー日本代表が世界ランキング6位の強豪ウェールズにアウェーで挑みます。
舞台はウェールズの首都カーディフにありますプリンシパリティ・スタジアムです。
解説は元日本代表、世界選抜にも選ばれた経験を持つ吉田義人さんヨーロッパ遠征、勝負の2戦目は強豪ウェールズ代表。
注目は世界屈指のフルバック、リー・ハーフペニー。
クラブチームでは同じポジションの五郎丸をおさえ、レギュラーとして活躍。
正確無比なキックは日本にとって脅威となる。
さらに身長190センチを超える最強のバックス陣が日本に襲いかかる。
ワールドカップ史上初のベストエイトへ。
運命のウェールズ戦。
実況
日本代表がワールドカップベスト8、そして世界ランキング6位のウェールズに挑みます。
舞台はプリンシパリティ・スタジアム、ウェールズの首都カーディフにあります。
今年から命名権の変更に伴いましてミレニアムスタジアムから名称が変わっています。
それでは日本代表のスターティングメンバーです。
15人中9人がワールドカップメンバーです。
そしてウェールズのスターティングメンバーです。
世界的なプレーヤーを先発させてきましたウェールズです。
日本代表、このウェールズに対して、アウェーでの史上初の勝利を狙います。
そのキックオフの時が近づいています。
円陣を組みました。
2番・堀江翔太、共同キャプテン、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ、就任から3試合目です。
7万4500人収容のプリンシパリティ・スタジアム、チケットは、ほぼ完売。
大観衆の中でキックオフを迎えます。
キックオフの笛が鳴らされました。
ウェールズのキックオフ、ボールを捕ったのは松島幸太朗です。
ポイントを1つ作りました。
右にラインができています。
田村からハイパントをあげました。
山田が取った。
そして日本、田中史朗、左への展開です。

 

 

 

 


放送の解説は世界選抜に3度選出された経験を持ちます。
元日本代表、吉田義人さんです。
裏へのキックはいかがでしょう。
山田が取った。
ラインを割っていました。
吉田
始まった直後はエリアマネジメントで大きく蹴りこんでいきますが。
日本代表、きょうは攻撃的なハイパントを使ってきました。
非常にゲームに懸ける思いというのが伝わってくる。
開始早々のプレーです。
実況
堀江が取った。
先制なるでしょうか。
飛ばします。
福岡にわたった。
これはタックルで止められました。
そしてラインを割りました。
吉田
いいですよ。
持ち味であるハーフバックスを絡め合わせながらの連続攻撃を仕掛けられています。
実況
11番は福岡堅樹です。
50メートルを5秒台で走る福岡。
そして飛ばしパスです。
ただラインを割りましてウェールズボール。
ボールがこぼれて、ハーフペニーが捕りました。
まずは日本がチャンスを得ましたね。
吉田
ラインアウト。
ウェールズの選手達、今日のスターティングメンバー、フォワードは190センチオーバーが4人います。
ウェールズは有利に戦うと思います。
ラインアウトのウェールズボール。
うまく備えましたね。
ジャパンは。
実況
5mスクラムです。
吉田
ファーストスクラムです。
今日の勝敗を分けるキーポイント、セットスクラム。
安定したボールをバックスに上げる。
ことが必要です。
実況
このボールは出てくる。
ティモシー・ラファエレ。
吉田
ゴール前のウェールズのディフェンス。
どうやってジャパンが崩していくかですね。
実況
これはボールを奪われました。
そしてキック。
ただ松島はすぐに帰っていました。
カウンターか、あるいはキックか。
カウンターを仕掛けていく松島。
しかしここは笛です。
ハイタックルですね。
プリンシパリティ・スタジアムでの試合です。
スタジアム内の気温は14.3℃、湿度53パーセント。
この試合を、さばくレフェリーは南アフリカ協会のマリウス・ファンテルヴェストハイゼンです。
吉田
ここは積極的に行ったところでハイタックルのペナルティーをもらいました。
実況
現地時間午後2時30分のキックオフです。
田村がペナルティーキックを狙います。
少し角度、距離があります。
吉田
今の田村のキックであれば問題ないでしょう。
ウェールズのホームで先手を取る。
これが大変重要になります。
非常に重要なキックになります。
実況
スタジアムには静寂が訪れます。
大観衆が見つめる前、日本、先制なるか。
吉田
よし。
実況
決まりました。
日本先制。
アウェーの地で日本が先手を取りました。
吉田
ナイスゴール。
実況
日本の10番、田村優。
ペナルティーゴール成功。
3点を先制しました。
そしてこの後のキックオフが重要ですね。
吉田
そうですね。
日本代表はクリーンキャッチが必要です。
正確にキャッチしたいです。
実況
山田章仁がキャッチしました。
そして体を反転させます。
まさにクリーンキャッチ。
ただアラン・ウィン・ジョーンズ、持ち味のタックルです。
田中史朗がキックを蹴りました。
実況
パスをつないでいく。
そして日本のディフェンスです。
吉田
いいディフェンスをしました。
スクラムハーフがボールを持ってパスする瞬間、間合いを詰める。
こうやって間合いを詰めることでウェールズの選手達、攻撃圏の選択が狭まります。
実況
前進を許しません。
ただ右に1人います。
ここでタックルに入ります。
タックルは福岡が入りました。
左への展開。
低いタックルです。
布巻、後ろを通した。
しっかりとカバーができています。
立川理道、ゲームキャプテン。
吉田
そうです。
この内側です。
今日はいいですね。
内側に入ってきた選手を内側のスペースをおさえているジャパンの選手達がしっかり止めています。
実況
スローフォワードはありません。
ウェールズ代表の連続攻撃。
12フェーズの攻撃となりました。
裏へのキック。
福岡とハーフペニー。
ボールがこぼれています。
福岡が取った。
日本ボール。
吉田
ディフェンス勝ちです。
ナイス。
いいですよ。
実況
右サイド、山田が持った。
裏へのパント。
このボール入るか。
もう一度、裏に蹴った。
山田が倒れました。
ボールは転がっていますが、ただ、ここでレフェリーが試合を一度止めます。
山田が裏へボールを蹴ったところ。
吉田
今の連続攻撃、パントを使って縦攻撃を狙ってきました。
日本代表は、ことごとく止めていきました。
フェーズを食らったところで、福岡がよく反応して取りましたね。
そして山田への裏のスペースへ蹴り込みましたが非常にいいですよ、日本代表。
実況
しっかりディフェンスして相手陣内に入ってきました。
イエローカード。
シンビンです。
リーアム・ウィリアムズ。
吉田
蹴ってここです。
入りましたね。
完全に入っています。
実況
山田章仁の走路を妨害したということですね。
リーアム・ウィリアムズ、これでシンビンとなりました。
10分間の一時的退場です。
そして田村優はペナルティーゴールを選択。
さらに得点を重ねようという日本代表です。
ウェールズ代表、去年のワールドカップではベスト8。
世界ランキング6位です。
3年前には日本はこのウェールズに秩父宮ラグビー場で勝利を収めましたが、それが初勝利。
このアウェーでの勝利となれば日本ラグビー史上初の出来事となります。
吉田
始まってから日本代表のペースです。
今日、多く訪れている目の肥えたウェールズのラグビーファンの皆さん。
やっぱり日本代表は、なかなか手ごわいぞという印象を持っているんじゃないでしょうか。
実況
ウェールズラグビーにとっての聖地です。
プリンシパリティ・スタジアム。
ミレニアムスタジアムから今年、名称が変わりました。
ここで田村優。
3点を追加することができるでしょうか。
ラグビーのマナーであるキックの時には静寂、静かにする。
こういったマナーも7万人を超える観客の前で守られています。
角度は、先ほどと同じ。
ただ距離が近くなっています。
吉田
よし!実況
真ん中を通していきました。
田村、決めました。
日本代表、追加点。
6対0。
前半8分を経過して日本が6点をリードです。
ラグビーウェールズにとっての聖地、プリンシパリティ・スタジアムで日本代表が勝つということになれば間違いなく世界中で報道される大きな金星ということになります。
吉田
まず前半10分。
大変素晴らしい、いい攻撃、いいディフェンス、最高の出だしです。
実況
この位置から田村がポイントをつくります。
ここからどうやって陣地を取っていくか。
ただウェールズが前に出てきました。
ボールを奪われました。
パスを回してくるウェールズ。
アンスコム。
しっかりとタックルで止めています。
先ほどは連続攻撃を反則なしで止めました。
吉田
反則しないでディフェンスをすることが大事になります。
背の高いリー・ハーフペニーがいますからね、自陣で反則すると即3点を取られるという覚悟でプレーしなければいけません。
実況
反則は絶対してはいけない日本代表です。
吉田
大丈夫ですね。
ディフェンスが非常にいいです。
実況
しっかりと守っています。
ウェールズは左にラインができている。
実況
山田タックル。
吉田
ナイスタックル。
実況
世界的なプレーヤー、ハーフペニーを止めました。
じりじりと前に出てくるウェールズ代表です。
ジェイミー・ロバーツ。
残りは8メートル。
守り切れるか日本。
縦突進です。
右へのパス、アンスコム。
松島、止められるか。
トライを許しました。
この試合、最初のトライはウェールズ代表です。
連続攻撃から、最後は右隅にトライを決めました。
大歓声です。
吉田
いや〜、これね、ディフェンス、人数は余ってはいなかったんですけどね。
ちょっと飛び出してしまったんですね。
飛び出したところを飛ばしパスですね。
体の大きなサイズのあるダン・リディエイト、やはりサイズがあるのでね。
実況
193cm、109kgです。
このキックが決まりますとウェールズ逆転です。
キッカーはリー・ハーフペニー。
フランス・トゥーロンでは五郎丸とチームメートです。
右隅。
非常に難しい角度からのリー・ハーフペニーのキック。
決まれば逆転。
難しい角度。
完璧に真ん中を通してきました、リー・ハーフペニー。
これでウェールズ逆転です。
吉田
もうちょっと仲間を信頼して内側から、大外はしっかり抑えなければいけないですね。
実況
少し福岡が飛び出してしまった日本のディフェンス。
日本代表、今日のスターティングメンバーはワールドカップでのメンバーが先発15人中9人入っています。
プロップは仲谷と畠山、フッカーは堀江です。
レレイ・マフィのタックル。
ウェールズは陣地をとりに来ます。
長いキック。
福岡、松島。
松島がハイパントを蹴ります。
少し接触がありましたが笛はありません。
立川理道がゲームキャプテンです。
これは裏へのキック。
一度、キックを蹴ります。
キックの蹴り合いになっている。
アンスコム。
福岡のタックル。
吉田
よく福岡がくらいつきました。
実況
スピードスター、福岡のタックルです。
吉田
このあたりのディフェンスはそんなにね。
実況
ここも福岡のタックル。
そして前に出るラファエレ。
ボールがこぼれている。
しっかりと前に出てディフェンスができている日本。
吉田
前に出るディフェンスとウェールズのバックスに展開されたときに日本代表のバックス陣がどういったディフェンスを仕掛けるか、その判断が大事です。
奪われた。
ロバーツ、つながってボールがこぼれています。
ノックオンがありました。
日本にとっては助かりました。
吉田
危なかったですね。
ハイパント、きょう、お互いに多用しています。
ハイパントの処理をタッチをどうやってさばくか。
実況
日本、この試合2回目のスクラムです。
セットプレー。
ラグビーでは非常にカギを握るプレーです。
吉田
いいスクラムを組みました。
実況
立川が転がしました。
ただボールはウェールズに入っています。
左サイド。
裏を狙われる。
立川が追いかけます。
このボールはタッチを割りました。
ギリギリのところでタッチを割っています。
吉田
日本代表、面白い攻撃をしたんですけどね。
ウェールズ代表はコントロールしたグラバーキックでした。
ここしかないところに蹴ってきました。
吉田
ナイスキャッチです。
実況
どうやってここから陣地をばん回していくか。
日本代表。
吉田
ハイパントでしょうね。
そうですね。
ちょっと遠かったですね。
足がちょっと長くなりました。
早く内側から戻って来て、そうです。
実況
ラファエレが止めました。
吉田
大丈夫です。
このあたりのウェールズの攻撃です。
縦に突っ込んでくる攻撃はそんなに怖くないです。
しっかりと下に入って1人2人で止める。
実況
すぐに松島がボールに絡んでいきます。
ただボールはウェールズ。
ニッキー・スミスから。
ボールはこぼれています。
さぁ、山田がこの位置から走っていく。
そして松島。
まだ持っています。
さぁ抜けるか。
吉田
よし、つないでいます。
実況
タッチには出たくないところ。
吉田
いいですね。
体を張って。
実況
ボールがこぼれている。
ノックオンがウェールズにありました。
アドバンテージをとっていました。
今日のウェールズのメンバーです。
ワールドカップメンバーが15人中9人、入っています。
サブのメンバーには注目のキーラン・ジャイルズが入っています。
ウェールズの伝説的なプレーヤーの再来といわれる18歳、ウイングの選手です。
ウェールズ代表を率いるのはロブ・ハウリーヘッドコーチ代行です。
ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ。
イギリスの4協会の選抜チーム。
その指揮を執るためにウォーレン・ガットランドコーチは今回、外れています。
吉田
よくプレッシャーに耐えています。
実況
あ〜っと、ウェールズ代表が一気に前に出てきます。
ノットリリースザボールはどうか。
福岡の反則です。
吉田
タックルをした後、相手を一度、放さなきゃいけないんですけど、そのまま食らいついていたという反則です。
実況
このペナルティーですがウェールズ代表。
吉田
さきほどスクラムで日本代表が取りましたからね。
スクラムで行けるという感触を持っています。
ですから、ここ、ペナルティーを取って3点、取りに来ないで、スクラムを選択しました。
実況
トライを取りに来ているウェールズ。
トライを許しますと5点が入ります。
1点ビハインドの日本代表。
前半まもなく20分。
日本が押す。
前に出る。
ただ、ウェールズが逆に押し返します。
ボールがこぼれている。
アドバンテージはウェールズ。
残り2メートル、3メートル。
ペナルティーがありました。
スクラムでプレッシャーをかけられると日本にとって苦しい展開。
日本はスクラムを8人で組んで全員で押し勝つ、そういったスクラムを練習しています。
新生日本代表、長谷川慎スクラムコーチが就任しまして8人全員で押すスクラムを練習してきています。
吉田
ジョセフが就任してからアルゼンチン、ジョージア、このジョージアに勝ちましたね。
アルゼンチンもジョージアも非常にスクラムが強いチームでした。
ウェールズもスクラムは、やっぱり強いんですよね。
まずやっぱり、ここでしっかりと相手にコントロールされないことです。
実況
日本、低いスクラム。
負けていません。
バックスがボールを出した。
ジェイミー・ロバーツ。
何とか止めています。
ロイド・ウィリアムズ。
ボールがこぼれている。
レレイ・マフィが取った。
吉田
取りましたね、よしよし。
実況
日本がボールを奪い返しました。
そして左への展開。
長いパス。
この位置から。
その前に笛が鳴っていました。
吉田
スローフォワードですか。
実況
今のパスでスローフォワードですか。
前に投げてしまいました。
吉田
でも、いいですよ。
隙があったら、どんどんアタックを仕掛ける姿勢の現れです。
立川キャプテンからね。
いいパスを通しましたけどね。
実況
このパスがスローフォワードの判定。
少し厳しい判定となりました。
この位置でのスクラム。
さきほどは耐えましたがもう一度スクラム。
吉田
スクラムでウェールズがコントロールできなくなれば、バックスにボールを供給しますから、そこがチャンスです。
実況
まずはこのスクラム、耐えたいところ。
8年での押し。
ウェールズ代表、前に出させません。
スクラム耐えた。
今度はバックスのディフェンス、しっかりと止めた松島。
ただ、このプレーはロバーツ。
ジェイミー・ロバーツが決めました。
ウェールズ代表、追加点。
12対6。
日本代表を突き放しにかかります。
吉田
スクラムはしっかり何とか耐えてボールがバックスに出たんですけど、ここです。
しっかり止めたんですけどね、ジェイミー・ロバーツ。
バックスのプレーヤーで193センチですからね。
実況
193センチ。
107kgの12番。
吉田
上背がありますからね。
倒れても1メートル50ぐらいを持っていきます。
実況
代表で85試合目というベテランのジェイミー・ロバーツです。
ワールドカップ2大会連続出場。
このあたり逃しませんね。
吉田
ジャパンも積極的に攻めているのは評価できます。
攻めの試合を崩さずにやっていくことです。
実況
リー・ハーフペニーのゴールキック、決まりました。
これで8点差です。
ウェールズ代表、さらに2点を追加。
吉田
ここ、ダブルタックルで、しっかり止めているんですよね。
まぁしょうがないです。
これはもう忘れて、とにかく自陣からどんどん攻めていく。
紙一重のプレーでした。
スローフォワードを取られましたが、あれは、取られていなかったら、ビッグチャンスでした。
実況
そして、このキックオフです。
日本代表、どんなことが大事になりますか?吉田
プレッシャーもしっかりかけていくことです。
実況
しっかりと前で止めました。
前で止めたい日本。
吉田
向こうに蹴らしたいんですけどね。
ウェールズも積極的に攻めてきますね。
実況
パスがつながります。
コリー・ヒル。
代表初先発。
この位置でキックを蹴りました。
吉田
このボールですね。
実況
松島がキックを蹴り返します。
15番のリーアム・ウィリアムズ。
シンビンがあけてウェールズも15人になっています。
田村のキック。
吉田
いいところです。
そしてナイスタックル。
そう。
吉田
日本が取りました。
実況
そしてパスをつなぐ、レレイ・マフィ、布巻、松島。
日本チャンス。
敵陣22mまで入ってきました。
吉田
ここです。
連続攻撃。
フォワードを絡めてからバックスを絡めて攻撃をしていきます。
このプレーが日本代表はいいですから。
実況
ここで一度左、そして裏へのキック。
これは待っていました。
リーアム・ウィリアムズ。
この後、ウェールズが蹴ったボール、カウンターなるか。
吉田
角度をつけさせて有効なタッチキックを狙いにいきます。
実況
このキックは取りました。
吉田
ゲームを動かしたほうがいいですよ。
実況
ウェールズも前に出てくる。
この状況から右への長いパス。
レレイ・マフィ、前に出る。
倒れません。
吉田
マフィ、いいです。
実況
そしてペナルティー。
早く始めます。
堀江、前に出る。
しかしアラン・ウィン・ジョーンズ、抱え込みのタックル。
左にラインはできています。
実況
ボールがこぼれました。
このパスが、つながっていればというボール。
ノックオンです。
吉田
今のは惜しいね。
だけど、右に左にと日本代表の持ち味である強いランなりボールの突破が出ると効果的ですよ。
まず松島、そしてパスが通ればビッグチャンスなんですけどね。
実況
日本代表、8点を追いかけます。
28分が経過しています。
トライ、そしてコンバージョンゴールが決まれば、7点入ります。
そのため日本は1トライ、1ゴール、そして、ペナルティーゴール、それで逆転に成功という点差です。
去年のワールドカップ、ベスト8。
世界ランキング6位のウェールズ。
今日は日本からも応援に駆けつけています。
ウェールズの首都カーディフで試合が行われています。
吉田
十分、対等にゲームをしています。
実況
田村が倒れています。
接触がありました。
ノットロールアウェイです。
タックルをした後に密集からすぐに、どくことができませんでした。
田村が倒れています。
ボールを追っていたところ、田村優。
大丈夫でしょうか?國學院栃木高校から明治大学、そして現在はNECグリーンロケッツでプレーしています、田村優。
吉田さんも元明治大学の監督として田村優を指導されてましたね。
吉田
非常にクリエイティブでスキルフルな選手です。
ラグビープレーヤーとしてのガッツ。
非常に強いハートを持っています。
実況
田村優が立ち上がりました。
実況
ロブ・ハウリーヘッドコーチ代行がウェールズ代表を率います。
そして日本代表はジェイミー・ジョセフヘッドコーチが率います。
先週ジョージア代表にアウェーで勝利。
勝利で日本は、また活気づいていくところがありますか。
吉田
自信を持って試合に臨んでいると思います。
実況
ウェールズ代表の攻撃。
縦に突破してくる。
布巻のタックルです。
これ以上の前進は許したくない日本代表。
これは日本ボールです。
ノックオンを取りました。
日本ボールです。
前半30分を経過しています。
吉田
ラインアウトからのディフェンスですけどね。
タックルはよく行っています。
ペナルティーをしないように意識して前に出るタックル。
今日は非常に効果的です。
日本代表のアタック。
自陣から、どうやってアタックを仕掛けていくか。
ウェールズのウイングが少し下がっているんです。
こういったところを一気にバックスで突破して行くというのはいいと思います。
そうですね。
これで空きました。
実況
裏を使ったがリーアム・ウィリアムズが取って抜けてくる。
タックル入りました。
自陣でのプレーです。
日本代表。
ペナルティーをおかしますと、その時点で即3点の危険性があります。
反則なしで止めたい日本代表。
吉田
大丈夫ですね。
実況
ニッキー・スミスが前に出る。
堀江が体を張る。
吉田
日本代表が取った。
実況
山田が呼んだ。
ボールが入った。
さぁ山田、行け。
2人に囲まれる。
しかし、ハーフペニーが戻っていました。
長いキック。
吉田
まだチャンスですよ。
さぁ、マフィ。
実況
突破して行きます。
吉田
ナイスキープ。
ここですね。
フォワードとバックスが連携してとにかく外側に外側にボールを出してフィニッシュ山田、福岡、スピードスターがいますから。
松島も含めてしとめるラインアタックを見たいですね。
実況
国歌斉唱の時には涙を見せていた畠山です。
これはボールを出せませんでした。
吉田
モールの状況だったんですよね。
実況
アラン・ウィン・ジョーンズ、198cm、ワールドカップ連続3回出場のベテランです。
吉田
力強いですね。
ウェールズ代表のフォワードの支柱です。
吉田
ボールを取って田村が裏に転がしていい判断です。
山田、スピードがありますので山田のキックもちょっと内側に入って行っちゃったので、ハーフペニーに処理されました。
あれ、もうちょっとライン際にいたかったですね。
実況
左足でのキック。
聞き足ではなかったということもあるかもしれません。
14番は山田章仁です。
小倉高校から慶應大学、現在はパナソニックワイルドナイツでプレーしています。
カーディフ、まさにラグビーが伝統として根付いているエリアです。
吉田
素晴らしい国です。
1970年代、数々の伝説を残したウェールズ代表。
スター選手も素晴らしいラグビープレーヤーが存在していました。
国技ですからね。
実況
ウェールズの人に話を聞いてもスポーツではなくて生き方そのものなんだという話をしていました。
そして今、日本、メンバーを代えます。
田村優に代えて、アマナキ・ロトアヘアが入りました。
田村優、交代です。
先程、少し頭を打つようなシーンがありましたから。
吉田
積極的にタックルに行ったダメージが残っていました。
実況
花園大学から現在はリコーでプレーしているアマナキ・ロトアヘアです。
トンガ出身。
ウェールズのスクラム。
相手陣でしっかりプレーしたい日本。
短いキック。
ハーフラインでタッチを出ました。
ただ、しかし、吉田さん、7万4500人収容のプリンシパリティ・スタジアムがほぼ満員という状況です。
静かに試合を見ていますね。
吉田
イギリスで生まれたラグビー。
伝統と誇りで世界のラグビーを引っ張っています。
常にラグビーの精神を持っています。
いいプレーには敵、味方、関係なく拍手を送る。
素晴らしいスタイルです。
実況
ラファエレは左利き。
ハイパントを上げました。
吉田
いいところに上げました。
実況
ロトアヘアが取りました。
おっと、ペナルティー。
日本にペナルティーがありました。
吉田
惜しいですね。
寝ている状態でプレーしたというペナルティーですね。
実況
ダン・ビガーというプレースキックを蹴るワールドカップメンバーがいますが、この試合は休養ということで10番にはガレス・アンスコムが入っています。
吉田
ここのラインアウトです。
実況
クリーンキャッチ。
1度モールを組みます。
吉田
一つ、モールで勝負してきましたね、ウェールズ。
実況
ハーフペニーがボールを持ちますとスタンドのファンも沸きます。
そして前に出る。
タックルに入った。
低いタックルです、布巻。
ジョナサン・デーヴィス、今度は堀江のタックル。
吉田
いいですね。
タックルした後に選手のリアクションもいいですね。
実況
前半、残り5分を切っています。
この連続攻撃を止められるか。
梶川もタックルに行く。
布巻と梶川のタックル。
低いタックルです。
仲谷。
吉田
1v1でしっかり仕留めています。
バックスが来ますからね。
そう、ナイス。
実況
立川理道、ゲームキャプテン。
アラン・ウィン・ジョーンズが走り込んでくるが、これはスローフォワード。
日本が守りきりました。
吉田
スリーフェーズ、好フェーズでしっかりと仕留めています。
しっかり前に踏み込んでタックルしていますからボールを生かした状態でパスをしたんですけどね。
ただくい込まれているので体が後方にのけぞった状態でパスですからね。
ウェールズはスローフォワードを取られましたが日本代表が低いタックルをできているという証拠です。
実況
前半、残り3分ほどです。
吉田
攻めていっても面白いですよ。
実況
ラファエレの長いキック。
まっすぐ蹴り込んでいきます。
フルバックはリーアム・ウィリアムズ。
ワールドカップメンバー。
しかし、つながれました、ハーフペニー。
前に出られています。
反則はありません。
前に出た、布巻。
吉田
ナイスタックル。
実況
そして、山田が捕った。
そして抜けた。
アレックス・カスバートが追いかけるが山田が、そのままトライ。
日本、この試合、初めてのトライ。
山田章仁が奪いました。
日本にトライが来ました。
これで3点差。
日本の翼、山田章仁、トライ。
吉田
素晴らしいトライでしたね。
まず布巻が今日、再三見せているタックル。
そしてすかさず山田の判断です。
ウイングには、これが大切です。
ルーズなボールに対してしっかりと前に間合いを詰めていく。
山田のラグビーセンスです。
実況
トライへの嗅覚、素晴らしいですね。
サンウルブズでは9トライを挙げた山田章仁。
そしてこのコンバージョンが決まれば、1点差です。
日本代表、このアウェーでウェールズ代表を追い詰めるという展開になってきました。
ラファエレ、コンバージョン、決めました。
これで1点差。
日本代表、1点を追い掛けます。
このウェールズにアウェーで史上初の勝利なるでしょうか。
その金星も見えてきました。
山田のトライです。
前半、残り時間少ないところ、山田がキャッチ。
ペナルティーです。
吉田
いいですね、山田。
実況
ウェールズの反則です。
今日の山田、いかがですか。
吉田
いいですね。
去年のワールドカップを経験してから本人が世界で戦えるという自信をつけました。
実況
ワールドカップ、サモア戦では一回転して忍者トライとも形容されました。
その山田のトライで1点差。
前半残り時間が少なくなってきました。
吉田
ここでラインアウト。
まずクリーンキャッチしてバックスにいいボールを供給したいですね。
実況
そして田村優、交代しましたが再び戻ります。
脳しんとうのチェックをしていたということですね。
実況
田村がラインアウトから攻撃に戻ってきました。
実況
ここでまた逆転して折り返すということになれば分かりませんね。
吉田
その可能性は十分ですよ。
実況
すぐに入れた田中。
吉田
いいですね。
実況
つながる。
吉田
面白い。
吉田
大丈夫です。
キープできています。
実況
田村がハイパントを蹴ります。
アニセと堀江が追う。
立った状態で越えていきたい日本。
しかしボールはウェールズ。
人数が2人余っています。
ここでつながれる。
イラウアがタックルに戻っていました。
ボールはウェールズ。
左サイドにラインができています。
どのような攻撃を見せるか。
実況
布巻、マフィ。
非常にいいタックルを決めています。
実況
40分経過。
プレーが止まれば、そこで前半終了のホイッスルです。
吉田
山田のタックルも良かったです。
ブレークダウン、タックルプレーする。
実況
日本がボールを奪い返しました。
ウイングのハーフペニーも上がっている。
パスをしないでダミー松島。
しかし、ここでボールがこぼれました。
ウェールズにアドバンテージ。
ウェールズ、思い切って攻められます。
もう一度松島ですがその前に笛です。
松島の先程のノックオンを取りました。
ここで前半終了です。
日本代表、ウェールズに対してアウェーでの史上初勝利を狙います。
1点のビハインド。
勝負は実況
前半の戦いをみながら振り返っていきます。
まず先手をとったのは日本でした。
吉田
田村のキックから先手をとっていきました。
実況
その後、ウェールズにトライを許します。
吉田
フォワードを使って縦に、そしてバックスにボールを出した時にこのバックスも上背がある選手達なので機能します。
実況
その後、ペナルティーゴールを加えられて実況
ここで報道フロアからニュースをお伝えします。
杉野
はい。
韓国のパク・クネ大統領の友人による国政介入疑惑でソウルでは大統領の退陣を求め、4度目となる大規模な集会が行われました。
集会には警察発表で18万人が参加し、パク大統領の退陣を求めました。
またパク大統領の友人のチェ・スンシル容疑者の娘が大学に不正入学していたなどの実態も次々と明らかになる中、大学受験を終えた学生らも大勢参加しました。
検察はきょう、チェ容疑者らを起訴し、ここまでの捜査結果を発表します。
パク大統領の関与や指示について踏み込んだ内容が盛り込まれるか実況
ウェールズの首都、カーディフにありますプリンシパリティ・スタジアム。
ことしから命名権が変わりましてミレニアムスタジアムからその名を変えました。
今日は屋根が閉まっています。
開閉式の屋根を持つプリンシパリティ・スタジアムです。
このように雨が多いという理由もありますが、あえて、このように屋根を閉めて、ウェールズのファンの方々の声援が相手チームにとってプレッシャーになるように。
そういった意味も込めて屋根を閉めているというプリンシパリティ・スタジアム。
その声が反響するプリンシパリティ・スタジアム。
今、日本の選手が姿を現しました。
あらためてこのように屋根も閉まっていますから声が上から降り注ぐような状況ですね。
吉田
8万人弱収容するスタジアムですから歓声が屋根で覆われていますから、包み込まれるような感覚を覚えますよね。
実況
代表戦も国内の迎えた観客数はスコットランド戦で3万4000人。
人生で最も大きなスタジアムでのプレーとなっている日本代表です。
前半を終わって14対13。
1点差です。
吉田
すごいことですよ。
世界ランキング6位、ウェールズの伝統と誇りがあるラグビーに対して、真っ向勝負。
敵地、アウェーで戦っている。
しかも1点差ですからね、前半。
実況
勝利を収めれば、間違いなく大金星。
ワールドカップ南アフリカ戦に次ぐ金星として、世界中でその名が知れわたることでしょう。
後半のキックオフ、このキックは10メートルラインを越えませんでした。
キックオフのボールは10mを超えなければいけません。
越えることはできませんでした。
吉田
世界の強豪ウェールズ相手に戦って勝つ、絶対的な条件というのは自分達がミスをしないこと。
ここ、しっかりとスクラム。
相手のスクラムに対してしっかり対応すること。
実況
裏を通す、リーアム・ウィリアムズ。
左サイドへの展開です。
ウェールズ代表は1人倒れています。
畠山が持ち上げます。
レレイ・マフィと畠山。
吉田
ペナルティーを取られました。
前半のディフェンス、よかったんですけどね。
実況
この位置からですとペナルティーゴールが入れば3点追加。
ただタッチに蹴ってラインアウト、あるいはスクラムを選ぶことができます。
ウェールズは1人選手が倒れています。
14番のリー・ハーフペニーがボールの近くにいて、これはペナルティーゴールを狙うでしょうか。
倒れているのはリーアム・ウィリアムズです。
ウェールズラグビーの聖地、プリンシパリティ・スタジアムで行われています。
すでにハーフペニーは、ペナルティーゴールの準備をしています。
この試合、ここまでコンバージョン2本を蹴って2本成功。
成功率100パーセントのハーフペニーです。
ハーフペニーにとってはこの位置、難しい距離ではありません。
真ん中を通してきました。
ハーフペニー。
これウェールズが3点を追加しました。
17対13。
日本、4点を追い掛けます。
日本、4点を追いかけますが1つのトライで逆転可能という差。
どんなことが必要になりますか?吉田
トライを取りに行くことです。
前半、日本は非常にいいテンポでラグビーを仕掛けられていました。
トライを取る力は十分にあります。
ウェールズ代表もそんなにディフェンスがいいチームではないので、ことしに入ってからの試合を見てもスコアをとられています。
実況
山田、追いかけます。
吉田
ここ、しっかりね、まず、ディフェンスです。
ペナルティーをしないで、ここでハイパントを蹴ってきますから、しっかりボールを確保してカウンターアタックにつなげたいです。
実況
前にまっすぐにいきました。
そして田中がキックを使った。
裏の空いているスペースに転がしました。
このボールは?まだタッチに出ていません。
リーアム・ウィリアムズ。
日本は後ろ、しっかり松島と田村がケアしています。
少し下がり目のポジション。
吉田
ここで蹴ってきます。
実況
このハイパントは松島が収めます。
そしてブラインドサイド。
狭いほうのスペースに行きました。
左には大きなスペース。
田村から畠山へ。
順目のプレー。
クロスを使ったティモシー・ラファエレ、ナンバーエイト、ジェームズ・キングが襲いかかります。
ただ日本の連続攻撃。
ボールがこぼれましたが、股下からのパス。
つないでいる。
ここも山田です。
まだ自陣。
ここからの攻撃はいかがですか。
吉田
何とかボールをつないでいますけど、スタンドオフの田村からね、組み立てていきたいですね。
実況
なかなかその形ができていません。
ここでレレイ・マフィが取りました。
チャンス。
実況
スタンドオフの田村にボールを供給できるように。
実況
この後、田村のプレーですね。
田村が仕掛けていろんな状況判断、中から選択していきます。
実況
つながった。
左サイドに福岡が待っているが、パスダミーでいきました。
吉田
ボールをキープしています。
いいですね。
非常にいいですよ。
フォワードとバックスを絡めて、チャンスがあります。
実況
レレイ・マフィ。
ボールがこぼれている。
ボールをこぼしました、日本。
逆転のチャンスでしたが最後、つなぎきることができませんでした。
吉田
惜しかったですね。
連続のアタック。
フォワードとバックス、面白いですよね。
後ろにボールを通していく。
こういったプレー、どんどん仕掛けられますから、前半の最後にラインアウトからプレーして裏を2つ3つ通している。
非常に面白いです。
実況
表と裏を使い分けながら、相手のディフェンスラインを突破していくという攻撃。
吉田
ラグビーはいかに相手をだませるかというスポーツでもあります。
コンタクト、真っ向勝負で仕掛けていくコンタクトプレーと。
こうやってボールゲーム、いかに裏を使って突破していくかというのがラグビーの面白さです。
実況
日本はメンバーの交代はありません。
アマナキ・レレイ・マフィ。
立ち上がりました。
プレーに参加します。
ここはウェールズボール。
吉田
ウェールズは簡単にタッチに蹴ってきます。
実況
スクラムの角度でしょうか。
吉田
アングルを取られました。
実況
今日の1列目は堀江、仲谷、畠山。
仲谷はオールドルーキーです。
吉田
このボールをカウンターしていきたいですね。
実況
松島はハイパントを選びました。
このキャッチはガレス・アンスコム。
襲いかかったのはイラウア。
実況
まだ日本にとっては敵陣です。
吉田
スクラムハーフからフォワードを使っての攻撃。
そんなに怖くないんですよね。
ウェールズ代表は。
ただ、このハイパントを多用しますから、この処理ですね。
実況
松島、落としません。
吉田
間合いがあったら、どんどんカウンターアタックを仕掛けていきたいですね。
実況
ワールドカップベスト8、そして世界ランキング6位のウェールズ。
そのウェールズにアウェーで勝利をつかもうかという日本代表。
トライを奪えば、逆転。
今度は田中からのキックです。
吉田
ちょっと足が長かったですね。
まず、ここは止めたらすぐにディフェンスの壁を作ってワンラインですね。
間合いを詰めて行く。
こうやって相手のスペースを前に出てつぶしていく。
ナイスタックルです。
そしてペナルティーはしない。
実況
今のプレーでペナルティーを取られました。
そしてジェームズ・キングが走ってくる。
ウェールズにアドバンテージを見ています。
実況
堀江のタックル。
押し返します。
吉田
バックスに回された時に、こうやって早くディフェンス。
内側から人を呼ぶということです。
実況
アレックス・カスバート、突破していきます。
ウェールズの連続攻撃。
フェーズが8になっています。
実況
ラファエレが、しっかり止めた。
布巻も帰ってきます。
自陣22mライン。
ペナルティー。
ノットリリースザボールです。
堀江が取りました。
立川とともに共同キャプテンという形をとっています。
堀江翔太。
しっかりとフォワードで体を張りたいと話していました。
田村からの長いキック。
吉田
さすがに、ここは長いボールを蹴ってくるしかありません。
実況
ボールを触らずにインゴールに入りました。
冷静に福岡がボールを見送りました。
これでドロップアウトです。
リーアム・ウィリアムズ、フルバックに入っていますが長いキックです。
本来はハーフペニーがフルバックのポジションに入っていますが、日本に対してはリーアム・ウィリアムズがフルバック、そしてハーフペニーがウイング。
この組み合わせがベストだと判断したとロブ・ハウリーヘッドコーチ代行が話していました。
そしてウェールズ、メンバーの交代です。
21番ガレス・デーヴィスです。
ワールドカップでは3試合で4トライを奪いました、ガレス・デーヴィスが入りました。
ウェールズの本来のスターティングメンバー、ガレス・デーヴィスですね。
吉田
なかなかウェールズ、主導権をとれないのでリザーブの主力選手を早めに出してきましたね。
実況
代わって入ったガレス・デーヴィスから、パスをつなぐ。
狭いサイド。
実況
前に出た後、しっかりと田中がプレッシャーをかけました。
日本チャンス。
カウンター。
右への長いパス。
そしてアマナキ・レレイ・マフィ。
体ごと持っていきます。
しかし、ここはタッチを割りました。
実況
ウェールズボールです。
4点を追いかけます、日本。
後半10分が経過しました。
残り時間は30分を切っています。
日本はウェールズに対して、ここはヘル・ウヴェが用意しています。
そして山本幸輝、伊藤平一郎、プロップの2人も準備しています。
世界ランキング6位、ワールドカップは全8大会に出場して決勝トーナメント進出は5回。
去年は決勝トーナメント進出しましたが、南アフリカに敗れてベスト8のウェールズ。
3人メンバーを入れ替えました日本代表です。
実況
縦に突っ込んでくる。
しかし堀江がカバー。
実況
パスがつながった。
アラン・ウィン・ジョーンズ。
松島のタックル。
しかし、つながった。
サム・ウォーバートン、トライ。
ウェールズ追加点。
再び点差が9点差となりました。
キャプテンのサム・ウォーバートンのトライです。
一瞬の隙を見逃しませんでした。
吉田
ここですよね。
ラインアウトからクリーンキャッチで。
微妙に前進を許しているんですね。
ただ、ここでパスされたところで、空間ができましたね。
オフロードパス。
実況
アラン・ウィン・ジョーンズから最後はサム・ウォーバートン、キャプテンが決めました。
そして、このボールが決まりますと、これで11点差です。
ハーフペニーのゴールが決まりました。
これで日本は2トライが必要になっています。
アラン・ウィン・ジョーンズが抜け出して、最後はサポートについたサム・ウォーバートンのトライ。
今日の試合の観衆が発表されました。
7万3969人。
7万人を超える大観衆ですね。
吉田
すごいですね。
この多くのウェールズのファンの皆さん、観戦マナーが素晴らしいですね。
多くの観衆なのにうるさくないんですよね。
紳士的にゲームを見守っていただいている。
吉田
このボールですよ。
ナイス。
実況
布巻が取った。
吉田
ブレークダウン。
日本代表は見逃さなかったですね。
吉田
田村からパスをね。
そう。
パスをうまく使って。
実況
山田が前に出ます。
タックルされてもさらに立ち上がる。
前に出た。
吉田
いいですね。
田村を起点に攻撃を仕掛けていく。
日本の形です。
そうです。
ナイス。
実況
つながった。
福岡トライ。
吉田
ナイス!実況
福岡のトライが決まりました。
吉田
ナイストライ。
実況
最後は福岡が飛び込んでいきました。
トライが認められています。
これで2試合連続のトライ。
福岡堅樹。
吉田
ナイストライですね。
この連続攻撃です。
田村から、こうやって細かいパスを出したり裏を通したり。
ここですね。
堀江からです。
田村に通して田村から一発。
あとは福岡。
スピードを使って。
実況
ライン際、ウイングとしては微妙なところ。
何とか残りましたね。
吉田
クイックパスで。
そしてこの瞬発力です。
ナイストライ。
実況
50mを5秒台で走る福岡堅樹。
リオデジャネイロオリンピック7人制の代表。
ニュージーランドに金星を挙げましたが、途中から入って見事なディフェンスを見せた、福岡堅樹。
ジョージア戦から続いて連続のトライです。
本人もオリンピック、そしてワールドカップでもトライが取れなかったのでトライに飢えていると話していました。
さぁ、そして田村優のゴールキックです。
現在6点差。
決まれば4点差です。
1トライで逆転可能なスコアになります。
左隅。
難しい角度から、2本のポールの真ん中に1本ポールが立っているイメージで蹴ると話していた田村。
7万人の観衆。
静寂が包みます。
吉田
よっしゃ。
真っすぐ行きました。
実況
まっすぐ通しました。
田村優。
ゴール成功。
日本4点差。
大金星まで近づいてきました。
1つのトライで逆転可能。
さぁ、日本。
世界を驚かせる。
アップセットを起こすことができるか。
山田がしっかりキャッチ。
吉田
ナイスキャッチ。
そしてハイパントで。
あぁ、その前にペナルティーですね。
実況
日本がペナルティーを取られています。
オブストラクションの反則です。
田中がキックを蹴るときに相手選手を邪魔してしまったという判定です。
吉田
とにかくタックルをしたら、まず早くリアクションして、ペナルティーをしないこと、とにかく低いプレーを心がけることです。
実況
まずはこのモール、しっかり抑えたいところ。
実況
ウェールズのファンも大きな声を上げています。
ジェイミー・ロバーツがまず縦へ。
日本のディフェンスはどうか。
近い位置には布巻。
そして右から堀江が止めました。
山本幸輝が入っています。
布巻も絡んでいく。
ウェールズボール。
低い体勢、伊藤平一郎も加わります。
低いタックル。
吉田
ペナルティー。
アドバンテージかな?実況
ラファエレが取ります。
これはペナルティー。
吉田
オフサイドです。
梶川が連続してペナルティーを取られています。
実況
そしてゴールを狙います。
ペナルティーゴールを選択したウェールズ。
これで3点が入りますと7点差。
1トライ1ゴール差ということになります。
ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ。
常にプレッシャーをかけ続ければ、何かが起こる。
そのような話をしていました。
キッカーはリー・ハーフペニーです。
吉田
今4点差ですよね。
ウェールズがとにかく主導権を取ってトライを取れる状況ですけど、1つのペナルティーでゴールを狙ってきます。
まだ3点取られても7点差ですから、1トライ1ゴールで同点まで持っていけるスコアです。
トライを取りに来られたほうが嫌なんですよ。
実況
さぁ、そのペナルティーゴール。
ハーフペニー、成功です。
これで7点差。
ただ吉田さんがおっしゃったように1トライ、1ゴール差。
ひとつのプレーで同点に追いつけます。
吉田
まだまだ十分。
後半20分が経過していますけど、ここからですからね。
ラグビーの勝負は。
実況
松橋周平、日野剛志も用意しています。
代表デビュー、日野剛志。
16番。
そして20番の松橋周平。
代表2試合目。
布巻、堀江に代わって入ります。
さぁ、日野剛志が入りました。
日本はメンバーを代えています。
これで日本はフォワードのリザーブ、三村を除いて、すべて交代させています。
後半残り20分を切りました。
日本代表。
1つのプレーで同点に追いつきます。
さぁ、セービング。
アドバンテージも出ているレレイ・マフィ。
前に行く。
吉田
マフィは強い。
実況
ボールがこぼれてウェールズボールになりました。
ただ、その前にアドバンテージを見ていました。
ウェールズにノックオンがありました。
ウェールズに対しては日本、初めての対戦が1973年、43年の歴史がありますが、これまで日本は1勝12敗。
ミレニアムスタジアムで2004年には0対98。
屈辱的な敗戦もありました。
3年前は日本でウェールズに初勝利。
ただその時のメンバーは、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ。
4年に一度編成されるイギリスの4協会ウェールズ、イングランド、スコットランド、アイルランド、その代表に15人の主力メンバーが取られていました。
今回はしっかりとしたメンバーを組んで真剣勝負。
アウェーでの戦い。
日本の金星の可能性はいかがですか。
吉田
十分に、ありますし、ウェールズ代表は敬意を表して日本代表を迎えてくれています。
ここがターニングポイントになります。
実況
ここで同点に追いつくことができるか。
吉田
右に1本使って右を攻めて、そして左に広いラインアタックを仕掛けたいです。
吉田
そうです、これですね。
実況
田村、松島。
つながった。
イラウア、強い。
しかし、ボールがこぼれています。
ウェールズがボールを取りました。
ただ、その前にペナルティーです。
ウェールズにペナルティーがありました。
吉田
さぁここですね。
実況
トライを狙えば、4点差。
吉田
4点差でトライを狙いに行くか。
トライを取りにいくか。
実況
ボールを持っているのは田村優です。
この試合のゲームキャプテンは立川理道です。
ウェールズは今日、代表初先発のコリー・ヒルに代わってジェイク・ボールです。
ワールドカップメンバーを入れていました。
2メートルを超える選手です。
ジェイク・ボール。
さぁ、そしてここで田村優、ペナルティーゴールが成功すれば4点差、1トライで逆転という点差になります。
吉田
確実に3点を取っていくとスコア上、4点差。
ウェールズに対してプレッシャーをかけられます。
後半の後半に入ってくることによって動きが落ちてきますから、フレッシュなメンバーを入れていますけど、動きが鈍ったほうがどんどん崩れていきますから。
日本代表、十分に走り勝てる。
フィットネスは十分に高いですから実況
フィットネスを生かすためにも得点を重ねていきたいところ、田村優。
決まれば4点差。
実況
ぎりぎりのところ、通しました。
これで日本、4点差。
1トライで逆転のスコアです。
残り時間は18分を切りました。
いよいよ、その期待感が高まってきました。
吉田
さぁ、これからです。
疲れている状況の中、いかに精度の高いプレーをしていくかということです。
キックオフ。
まずクリーンキャッチをして。
実況
山田、しっかりと取った。
ライン際。
ボールを残します。
一度、フォワードでポイントをつくる。
ヘル・ウヴェ。
吉田
いいですね。
この角度のあるところからハイパント。
いいところですね。
いいところに蹴りました。
実況
レレイ・マフィが取りました。
そして前に出ていく。
吉田
落下地点に後ろ向きの状態で確実に取りました。
実況
もう一度、田中の。
実況
ウェールズがしっかりとラインをしいている。
吉田
攻めてくる可能性が高いですからしっかりと日本代表もディフェンスラインを敷いてほしい。
しかし、ここは。
実況
飛ばしパスで福岡。
体は前に出ました。
吉田
ナイス。
実況
今度は右。
田村からの展開。
田中、田村、短いパス。
レレイ・マフィ、そして山田へ。
吉田
田中、田村といいリズムでパスが出せています。
実況
田中のハイパント。
前で止めたい。
ジャッカルは、どうだ?ボールを奪えません。
吉田
ナイスタックル。
実況
ここで蹴ってきます。
吉田
チャンスです。
実況
松島、ハイパント。
自分で追いかけて。
実況
ボールをこぼした。
吉田
チャンスです。
よし。
実況
ペナルティーがありました。
吉田
ノックオンオフサイドです。
実況
これで4点差です。
ここで田村はショット。
日本はショットを選択しました。
およそ40m。
40メートルを超える距離が残っています。
このプレー。
吉田
精度の高いキックを松島が。
これでウェールズのミスを誘発しました。
実況
田村優、ここまでキックの成功率は100パーセントです。
5歩から7歩下がって一定のリズム。
しっかりとポールの真ん中を見据えて蹴り込むという田村。
右足で1点差に追いつくことができるでしょうか。
吉田
田村が代表のキッカーを務めてから成功率が非常に高いものがありますからね。
ほぼ正面から、ちょっと斜めですけど問題ないでしょう。
実況
決まれば1点差。
実況
ん?右に外れました。
1点差へと追い上げることができませんでした。
この試合初めてのキック失敗です、田村。
そして、ウェールズは選手を代えてきます。
22番のサム・デーヴィスです。
2013年、世界年間最優秀ジュニア選手にも選ばれたサム・デーヴィス、アンスコムに代わって入ります。
そしてサムソン・リーに代わってスコット・アンドリューズ。
プロップも代えてきました。
実況
総力戦の様子をていして来ました。
実況
ボールを持っているのはサム・デーヴィス。
23歳の選手。
ウェールズの地元の方に聞いても今、入ってきたサム・デーヴィス、この選手が3年後の日本大会、正スタンドオフとして出てくる可能性が高いという話をしていました。
吉田
昨日の練習でも非常にキックの精度が高いプレーを見せてくれました。
実況
松島のハイパントを福岡が追いかけますが三村が競り合った。
イラウアに代わって三村が入っています。
梶川、ヘル・ウヴェ、吉田
取られましたね。
ペナルティー。
実況
ハイタックルを取られました。
吉田
梶川が首に手をかけてしまったんですね。
実況
このペナルティーでウェールズ、ラインアウト。
サム・デーヴィスのキックです。
吉田
ここですね。
梶川が首に手をかけてしまいました。
実況
ここからの日本のディフェンス。
吉田
不用意な反則をまずしないでボールを出させてワンブイワンはしっかり決められていますから。
実況
山田章仁に代わってアマナキ・ロトアヘアが入っています。
吉田
コラプシングをとられていますね。
アドバンテージです。
実況
ここでトライは許したくない日本。
ペナルティーを取りました。
吉田
ウェールズ、ボールを押し込んで、もう一回トライを取りに行きたいところですが、もう1つ、ペナルティーを取ると点差を広げにくる可能性があります。
キッカーがリー・ハーフペニーですからね。
実況
ここまでキック成功率100パーセントのリー・ハーフペニーです。
5本蹴って5本成功。
このハーフペニーも世界的に有名な選手ですし、ウェールズの方に聞いてもナンバーワンの選手なんだと話していました。
吉田
昨日の最後の練習が終わった後、居残り練習で最後までずっと練習していました。
実況
大観衆からブーイングが起こりました。
ペナルティーゴールを狙うウェールズ。
そこに対してブーイングが起こりました。
そして静寂です。
ハーフペニーが狙います。
決まれば7点差。
正確なキックです、ハーフペニー。
これで再び点差を広げました、7点差です。
日本は7点差を追い掛けますが、まだ1つのプレーで同点に追いつけます。
残り時間10分。
吉田
問題ないです。
まずボールを確保することが大事です。
マイボールになった時に田村、田中のハーフ団でいろんな攻撃を仕掛けられますので。
実況
福岡の足首へのタックルです。
この位置で日本代表、考えることはどんなことですか。
吉田
キックを確実にしてきますからクリーンキャッチです。
そしてカウンターアタックを仕掛けたいです。
行きましたね。
実況
アマナキ・ロトアヘア、スピードとパワーがあります。
弾き飛ばした。
ロトアヘア。
ここからの攻撃。
ペナルティーです。
吉田
そうですね。
実況
早いリスタート。
田村からこうやってバックスをうまく操っていく。
実況
そして今度は松島です。
サポートに行く松橋。
吉田
田村が後ろに控えていますから。
そうです、ここです。
実況
立川の裏へのキックですがこれはウェールズに取られた。
ウェールズに入りました。
ここは、じっくりと攻撃をつくり直すウェールズ。
時間は刻一刻と過ぎていきます。
オープンサイドへのキックです。
ウェールズ。
福岡が抑えます。
そして松島へ。
得意のカウンターアタックを見せる松島、福岡。
・タックルで止められますが日本ボール。
実況
早いパス、梶川。
吉田
何とか処理して、そこからテンポのいい攻撃を組み立てる。
実況
ここは攻撃を仕掛けていく日本です。
吉田
ブラインドを広く使って積極的に攻撃を仕掛けて行くことです。
スペースのある所でバックスにいいボールを供給する。
こういうプレーです。
実況
裏へのキック。
これは?サム・デーヴィス。
そしてリーアム・ウィリアムズ。
真ん中が少し空いている。
リーアム・ウィリアムズがそのボールに追いついた。
しかし今度は松島が取り返した。
1対1。
サポートはどうか?日本チャンス。
ボールが出ればチャンス。
吉田
出た。
ナイス。
実況
右サイド。
つながった。
レレイ・マフィ。
キャッチは出ていない。
そしてロトアヘアが取った。
そのまま、トライ!アマナキ・ロトアヘア、トライ。
吉田
ナイストライ!実況
日本2点差。
キックが決まれば同点。
素晴らしい連続攻撃からトライを取りました。
吉田
これなんですよ。
実況
日本がこのアウェーの地でウェールズから金星を奪うことになるでしょうか。
吉田
まずマフィのキープ力のあるプレー、そしてこのパスです。
オフロードパス。
相手を2人ほど引き付けてからのこのパス。
通りました。
素晴らしい。
ボールが生きています。
実況
最後は、しっかりとアマナキ・ロトアヘアがトライを奪いました。
吉田
このトライにつながった一連のアタック。
カウンターアタックからなんです。
やっぱり松島がフルバックに入ることによって自由に彼のフィジカル能力を使ってつなげられます。
ランよしですから。
実況
このコンバージョンを決めれば同点です。
重要な局面。
スタジアムがこの日、一番の静寂を迎えます。
実況
決まりました。
日本同点。
ワールドカップベスト8、そして世界ランキング6位の強豪ウェールズに対してアウェーで日本同点に追いつきました。
そして残り時間は5分。
あ〜っと、ボールをこぼした、アマナキ・ロトアヘア。
金星へ。
残り時間5分。
吉田
これね。
今ノックオンしてしまいましたけど、ミスひとつが命取りなんです。
ミスしてしまったのでしょうがないですが、ここはディフェンスです。
ディフェンスで返すしかないです。
1人はみんなのために、みんなは1人のために、皆で力を合わせてディフェンスに集中することです。
実況
ウェールズの観客から大合唱が起こっています。
歌で応援するウェールズのラグビー文化、ファンが後押しします。
ボールが出てきた。
ジェイミー・ロバーツ。
吉田
ナイスタックル。
実況
日本、止めたい。
内田啓介も入っている。
しっかり止めている。
日本のディフェンス。
去年のワールドカップ、南アフリカ戦の再来なるか。
止めている、レレイ・マフィ。
さぁ、どうだ?声援がより一層大きくなっている。
吉田
ペナルティーはしない。
まず、ロータックルで。
リアクション、ナイス。
ナイス。
そうだ、そう。
実況
アマナキ・ロトアヘア。
つながった。
ここからのボール。
吉田
OK!そう。
実況
パスダミー。
さぁ連続攻撃。
日本、同点。
吉田
ワイドにいいラインができている。
実況
ボールがこぼれている。
反則はありません。
吉田
しょうがない。
ディフェンスです。
実況
松島。
実況
ボールがこぼれている。
その前にホイッスル。
トライは認められていません。
日本のアドバンテージを見ていました。
吉田
危なかったですね。
実況
日本、助かりました。
裏へ転がったボール、ロトアヘア。
ここでノックオン。
実況
日本、同点。
自陣、深い位置から。
吉田
非常に深い位置です。
タッチで逃げたらラインアウト。
ウェールズのクリーンキャッチから連続攻撃を仕掛けられます。
実況
ジェイミー・ジョセフヘッドコーチもスマートに戦うと話していました。
プリンシパリティ・スタジアム、7万を超える観客からの大声援です。
きょう一番の声援が送られます。
日本はスクラム。
吉田
このゲーム、非常にいいスクラムを組んでいますから。
まず、しっかりスクラム。
実況
日野、山本、伊藤平一郎、ヤマハ発動機の1列。
新生ジェイミー・ジョセフジャパン。
吉田
しっかりボールを取って連続攻撃を仕掛けるべきです。
実況
しっかりとボールを出しました。
吉田
自陣から、どんどん攻めていく。
そうです、そう。
実況
しっかりボールをキープしています。
ここから内田のキック。
吉田
ハイパント。
このディフェンスをしっかり守って。
実況
残り時間は2分を切っています。
吉田
しっかりコミュニケーションをとって、一人一人がしっかり相手にマッチングしてマッチアップして、止めていかなきゃいけないです。
実況
左サイドの展開。
吉田
ノーペナルティーですよ。
実況
反則をおかしますとキックで3点を奪われる可能性があります。
反則はしたくない日本。
吉田
大丈夫です。
スクラムハーフからフォワードに球を出す分には怖くないです。
これは大丈夫。
実況
ただ、この後、バックスに回された時ですね。
ここです。
吉田
しっかりとマッチアップ。
実況
ティモシー・ラファエレのナイスタックル。
残り時間は1分を切りました。
前で止めています。
日本は反則をせずに止めている。
さぁ、粘れるか、山本。
アラン・ウィン・ジョーンズが来るが立川が止めている。
さぁ日本、守り切れるか。
ドロップゴールを狙っているサム・デーヴィス、ドロップゴール、どうだ。
吉田
あぁ!実況
決まりました。
ウェールズ、再び勝ち越し。
吉田
来ましたね、ここでサム・デーヴィス。
実況
ここで試合時間80分を経過しました。
日本、まだあとワンプレー残っています。
吉田
大丈夫。
まだワンプレーがあったらトライを取れます。
実況
ウェールズにボールが渡りますと。
さぁ、取れるか。
このタックル。
実況
日本、ボールを奪えるか。
ここでウェールズがボールを蹴り出して。
ノーサイドです。
日本代表、残り5秒で再び突き放されました。
世界ランキング6位、そしてワールドカップベスト8、強豪ウェールズ相手にアウェーでの金星、逃しました。
今日の試合、どのようにご覧になりましたか?吉田
いや〜、悔しいですね。
本当に。
勝ちが見えていた。
どっちに転がるか分からないところまで最後の30秒まで。
ただホームでのウェールズ、地力がありますね。
最後はサム・デーヴィスが積み重ねた練習の成果ですね。
彼に最後決められましたね。
ドロップゴール。
最後の1プレーでした。
いやぁ、だけどウェールズのホームで日本代表が乗り込できて堂々と真っ向勝負から戦ってくれました。
実況
この試合をハイライトで振り返ります。
前半、まずは日本が、山田がインターセプトから独走してトライしました。
吉田
山田の前に出て行く、トライを取る嗅覚です。
山田のディフェンス力の高さを示したトライでもあります。
実況
そして日本。
さらに今度は、福岡のトライも出ます。
吉田
山田、福岡。
外側にスピードスター。
聞き手
山田選手です。
山田
最後チャンスがあったので、そこだけ取りたかったですね。
聞き手
3点差、終盤同点になりました。
結果、勝てませんでしたけど。
山田
非常にいい試合だったので、いい経験にして次につなげたいです。
聞き手
山田選手ご自身もあのトライはどうでしたか。
山田
気持ちよかったですね。
大きな会場で多くのお客さんの前でチームメートに感謝します。
雰囲気を変えるプレーをしたいと思っていたので、みんなのディフェンスのおかげです。
聞き手
7万4000人が入ったスタジアムで独走でのトライ。
どんな数十メートルでしたか。
山田
スポーツ選手として今日は幸せな試合でした。
聞き手
この4連戦、あとはフィジー戦ですね。
山田
そうですね、このツアー、しっかり最後に勝って、日本に帰りたいですね。
聞き手
ファンはトライを取る山田さんの姿、画になると感じていると思います。
山田
そうですね。
トライを取ってチームを盛り上げていきたいです。
ありがとうございました。
聞き手
続きまして、福岡選手です。
2週連続のトライでしたね。
福岡
ありがとうございます。
本当にここまでのクロスゲームをできたことは収穫だと思いますが勝ちにつなげることが、大事だと思うので自分としてはそこが残念です。
次に必ず生かしたいです。
3年前、日本でやった時に勝つことができて相手のホームで勝つということが意味があることだと思うので勝ちにこだわりたかったです。
聞き手
あのトライのシーンも非常に厳しい中でボールを手にして、取ったトライでしたね。
福岡
内側から味方の選手がうまくつないでくれて最後に託してくれたので自分は置くだけでした。
ありがたかったです。
まずはしっかりメンバーに入れるように、リカバリーをしっかりして次、出たら、またトライを取りたいです。
ありがとうございました。
聞き手
そして田村選手です。
最後は同点からという場面でしたね。
田村
チャンスもいっぱいあったんですけど生かせなかったところもありましたし、生かせるところもあって悔しいですね。
聞き手
悔しさという気持ちが一番ですか。
田村
そうですね。
みんなできると信じて試合をしていたので僕らの力も示せたと思いますし、これで満足は誰もしていないので、次に向けてやります。
聞き手
決まれば、同点という場面でしっかりキックを決めましたね。
田村
1本外しているので、チームに迷惑をかけたと思います。
聞き手
頭を打ったシーンもありましたけど。
田村
テストに合格したので大丈夫です。
聞き手
共同キャプテンの立川選手です。
あらためてウェールズを追い込んだんですが。
立川
勝負のあやところで自分達のミスが重なってしまったので、非常に悔しいですけどすごくいい経験をできましたしこの経験を次に生かして次の試合に向けていい準備をしたいです。
聞き手
7万4000人が入ったスタジアムで試合するのは貴重な経験だと話していましたね。
立川
そうですね。
たくさんの中で試合するというのはなかなかないですし、雰囲気そのものがワールドカップみたいだったので、今回試合に出たメンバーは、すごく貴重な経験をしたと思いま2016/11/19(土) 23:25〜01:30
読売テレビ1
ラグビー日本代表戦「ウェールズ×日本」[字][デ]

新生ジャパン2連勝なるか?名門ウェールズと対決!3年前の歴史的勝利再現は?新HCジョセフの秘策は?敵地ウェールズから衛星生中継!※最大延長25分

詳細情報
番組内容
ジョセフHCの元2019年W杯へ船出した新生ラグビー日本代表▽ウェールズ・カーディフから生中継でお伝えします▽ヨーロッパ遠征の初戦ジョージア戦を劇的勝利で飾り勢いに乗る日本がW杯最高3位の強豪国ウェールズと敵地で対戦▽五郎丸歩の所属するトゥーロンでレギュラーFBハーフペニー&大型WTBジョージ・ノース&ダン・ビガーら最強ウェールズに挑む▽山田章仁&田中史朗&堀江翔太ら最強世代が勝負の一戦!
出演者
【解説】
吉田義人(元日本代表)
【実況】
安村直樹(日本テレビアナウンサー)
【リポート】
町田浩徳(日本テレビアナウンサー)