私としては非常に重要な、３つぐらい焦点になると思うんですが、１つは長期化した場合に、ほかの国連ＰＫＯにも、自衛隊の方が出て、南スーダンから仮に撤収しなきゃいけなくなっても、ほかにもＰＫＯが残るということもありますし、アフリカのＰＫＯ部隊への能力構築支援、これ、ケニアでずっとやってるんですが、これより大きくすることもできる。
お待たせ致しました！当ミュージアム「お宝ガレリア」の館長より今回の特別展の発表です！今宵は…肖像画それは歴史上の人物の顔を今に伝える貴重な記録。
だがその中にはあっと驚く秘密を抱えたお宝が。
２０１８年の「大河ドラマ」は西郷隆盛に決定したがイメージを完全に覆す幻の肖像画を今回探し当てた！更には石田三成！現代科学を駆使して描かれたマサカの肖像画を大発見！出た！うわ〜！最初にお届けするお宝は明治維新の英雄…今回当ミュージアムは今までのイメージをガラッと覆す西郷隆盛の肖像画を探し当てちゃいました。
西郷隆盛といえば特徴ある豪快な顔つきで広く世に知られてるよね。
手がかりを求めてまず故郷鹿児島へ！実に日ざしが暖かい鹿児島に訪れております。
徳光正行と申します。
地元で最もよく知られている西郷像を確認に。
う〜んでもこの西郷どんあれだな。
上野駅で見るあの犬を連れた西郷どんに割合と近い顔をしているななんて思いますね。
これ実際西郷さんなんですか？あれほど有名な人物なのに？館長一体どういう事〜？皆さんがイメージする西郷さんといえば多分この顔…。
しかし！これは西郷の弟の顔といとこの顔を合成して描かれたもの。
いわば想像画！この想像画をもとに作られたのが上野公園にあるあの銅像。
そのせいか完成除幕式で銅像を見た妻は…。
一説には写真嫌いだったともいわれる西郷。
現在伝わっている豪快なイメージの肖像画はほとんどが伝聞をもとに死後に想像で描かれたものなのだ。
ならばリアルな西郷の姿を捉えた肖像画は存在しないのか？実は西郷隆盛と…山西さん僕らそれが見たかったんです。
早速その肖像画が保管されているという美術館へとゴー！これは西郷さんじゃないですよね。
これはロダンの「カレーの市民」。
ロダンの。
彫りの深さがちょっと違いますもんね。
やはり西洋人ヨーロッパ人です。
ヨーロッパですもんね。
せっかくなのでほかのお宝も拝見！あっ！これがモネの「睡蓮」。
モネは「睡蓮」をシリーズでたくさん描いております。
鹿児島を代表する洋画家といえば黒田清輝。
当館でもこの黒田清輝の作品をたくさん所蔵しておりまして。
そろそろその…あっ腕時計ないな…あれ？西郷さん…西郷さんもちょっと触れたいな。
ちょっとっていうか西郷さんに触れたいなというのが…。
実は今ちょっと展示のサイクルの関係でこの展示室には展示していないんですが…。
通常は立ち入り禁止だが交渉の結果収蔵庫での撮影が特別に許された！問題の肖像画はそこで厳重に保管されているのだという。
あっ今オープンでございますよ。
果たして…お〜！お〜！随分小顔ですね。
モデルみたいですよこれ。
西郷隆盛に仕えた鹿児島の士族が描いた肖像画。
豪快なイメージをより強調。
陸軍元帥の制服は威厳さえ感じさせる。
西南戦争で賊軍の将となってしまった西郷をもう一度復権しようというそういう願いが込められている。
う〜ん確かに貴重な肖像画だけど従来のイメージをガラッと覆すかというと…。
そこまで僕イメージまだ変わんないですね。
実はですね当館には…これは何なんですか？僕が今やってるのはロールプレーイングゲームですか？最初からそっちじゃ駄目だったんですか？あるんでしょうねやっぱ段階が。
今度は木箱に入った掛け軸だ！温泉で湯治を楽しむ西郷。
宿の隣に住んでいた人物が描いた肖像画。
さっきとは打って変わってひげ面でかなりリラックス。
これは本当に着流しのですね日常の…ボタンのついた白いシャツを着てますのでこういう非常に特徴的な服装というのは…和洋って感じですもんね。
描けないかなと思いますね。
西郷と会った状況によって描かれ方はさまざま。
だがどちらも豪快というイメージをガラッと覆すには至らない。
我々は西郷の肖像画について…私は西郷さんの奥さん糸さんの弟のひ孫です。
血はつながってません。
なっなんとその人物とは西郷隆盛の一族！？現在鹿児島市内でカフェを経営しているという。
店内はどこもかしこも西郷だらけ！実は一族の間では世間のイメージとは異なる西郷の人柄が言い伝えられてきた。
父の父が言ってた言葉に…学者肌のようなすごく…えっ？豪快ではなく学者肌で繊細な一面があった？イメージが全然違う！しかも！繊細な西郷さん？何だって！？しかもその肖像画は…大分に僕らは行くと拝見できる？行くと見れる。
これはもう行くしかない！車で走る事４時間たどりついたのは大分県日田市。
実はここ西郷が宿泊した旧家が残るなどゆかりの深い土地。
中でもここ専念寺にはとりわけ西郷と親交の深い人物がいた。
六代目住職平野五岳。
西郷と寺で酒を酌み交わし語り合う仲だった。
その貴重な記録が今も大切に保管されている。
西郷と五岳の関係に詳しい専門家におでまし願った。
風流というのは詩をつくる事であります。
詩をつくるにおいても立派というほかないと。
非常に繊細なですね人物であったという事も言えるかと思います。
おっと繊細な人物という一族の情報とも一致！実は五岳は絵の才能にも優れ明治天皇に絵を献上したほどの腕前。
そう！この五岳こそが豪快な西郷のイメージを覆す幻の肖像画を描いた人物だったのだ！どちらにあるんですか？それがですね残念な事に…。
はっ！？残念な事に私の祖父当時ね今で言えば請判という事で保証倒れしましてここにあるお宝当時あった専念寺の五岳上人の作品をはじめいろいろ今で言えばお金になるような貴重なものがかなり没収されまして。
没収されちゃったんですか？行く先が分からなくなったと。
その西郷隆盛の掛け軸も…。
住職本当に申し訳ないんですけど我々はね…グアム行ってもよかったんですけども。
ところが最近この肖像画が市内のある所で見つかったのだという。
河内でございます。
どうも初めまして。
現在肖像画を所有している川津正教さん。
父が平野五岳の研究者でその作品を長年かけて収集していた。
２０年ぐらい前やったですかね骨董屋の片隅に新聞で包まれて置いてあったやつを見つけて「これ何か？」ちゅう事で店主の人に聞いたらこれも五岳さんの掛け軸らしいよちゅう事で。
出して頂けませんか？ありがとうございます。
ちょっと待って下さい。
はい。
ついに！これまでの西郷隆盛とは全くイメージの違う肖像画がいよいよ目の前に〜！あ〜！これはでも…。
ですかね。
穏やかですね。
確かにイメージと全然違う。
ついに出会った！実際に西郷と対面した人物が捉えた繊細な西郷隆盛の肖像画。
これまでの豪快なイメージを覆す一品だ。
肖像画に添えられた詩の日付は明治９年１０月。
明日にでも戦争が勃発するようなそういう…
（河内）ある一面穏やかであるといいますか…
（河内）何万人ものですね士族が命を懸けてついていった人物でございますから。
私はこれが本当の顔だと思っております。
改めてご覧頂きましょう。
（拍手）私は絵の上に書かれていた詩の内容に注目をしたい。
この肖像画は尊敬する西郷に寄せた熱烈なファンレターだったのかもしれません。
続いては戦国の世を生きた武将たちの肖像画！今回のお宝は関ヶ原の戦いで徳川家康に敗れた石田三成！彼にはほかの武将とは一線を画す超斬新なマサカの手法で描かれた肖像画が存在するという。
手がかりを求めて向かったのは三成が生まれ育った現在の滋賀県長浜市。
肖像画が飾ってあるとか？あ〜これじゃないですか？これこそ斬新ですよね？いやいやこれは女子の間でも人気沸騰中…そうこうしているとこんな建物を発見。
その名も石田会館。
地元の自治会館らしいのだが…。
おや？館内には三成に関する史料が展示されていた！その中に！顔の写真これ頭蓋骨ですね。
「三成公の頭蓋骨京都の大徳寺にある石田三成公の墓を改葬された時に発見された」。
何？三成には頭蓋骨の写真が存在するだって！？実は明治４０年大徳寺三玄院の墓所を改葬する際遺骨が一時的に掘り出された。
写真はその時に撮影されたもの。
頭蓋骨からは三成の顔の特徴も分かったという。
女性的っていうのが一つあると思うんですね。
顔もそうですしそれから想定できる骨もそうだったみたいなんですが非常に華奢な女性の頭蓋骨に似ているという部分はあったかと思います。
この頭蓋骨から見る分にはやはりちょっとこう出っ歯というか歯が出ている。
横から見るとその辺がいくらかはっきり特徴的に見えるっていうところはありますね。
んん！？マサカの手法で描かれた肖像画とはひょっとして！？私が聞いてる中ではそういうものを…ん？え〜！？ここ今滋賀県ですよ。
どうやらお宝の肖像画は頭蓋骨をもとにして最近描かれたものらしい。
一体どうやって？そしてなぜ？一路大阪へ向かう。
教えられた場所には一軒の写真館が。
何か研究とか歴史家だったりされるんですか？石田三成とどういう関係が？いやいやそうじゃないんです。
え〜！なんと頭蓋骨から肖像画を作成したのは…三成の次男八郎の末裔にあたるのだという。
結婚して初めて三成との関係を知った多加幸さん。
自らの手で後世に残る肖像画を作りたいという気持ちが沸き起こった。
多加幸さんはまず…実際の寸法が分かった！ならば！データと頭蓋骨の写真を携えて…そんなら先生がな「分かりました。
それやってみましょう」言うて二つ返事もろたんですよ。
それ聞いた時どう思いました？それは喜んだですよ。
これはいけると思った。
やったと思って。
犯罪捜査で使われる技術を使い極めて正確に復元された顔がこれだ！キャ〜！すご〜い！うわ〜これはびっくりです。
その辺も出てくるんですね骨からね。
喉仏とか。
頭蓋骨写真と鑑定データに基づき専門家の力でまず顔を復元した多加幸さん。
更に法医学の専門家の指導も仰ぎ満を持してプロの日本画家に三成の肖像画の制作を依頼した。
いよいよですけれどもここから肖像画へ。
肖像画見てくれますか？もちろんです。
そうですか。
そんなら持ってまいります。
現代科学を駆使して生まれた前代未聞三成マサカの肖像画が今ベールを脱ぐ！どこに？出た！あ〜！やわらかいですね。
三成といえば生真面目で融通がきかず時に冷たいイメージで語られる事が多いがこの肖像画の顔はどこまでも柔和。
不作の折は年貢を軽くしたり農民に直訴を許すなど領国では慕われていたという三成のもう一つの顔を髣髴とさせる。
何か愛情を持って描かれたようなやわらかさがありますね。
いい男じゃないですか。
（拍手）肖像画。
亡き人々の思いや息遣いを捉えた絵の数々。
僕の肖像画を描いてもらう時には超濃いい顔にしてほしいな。
こ〜んな感じで。
ではまた次なる特別展でお会い致しましょう！「発掘！お宝ガレリア」。
石田三成にはもう一つ驚きのお宝が。
お孫さんこんにちはお名前は？石田ミサキです。
いいね男前やね。
眉や目元の辺りがうり二つ！これぞ生きている肖像画。
よっ１６代目！
（出囃子）2016/11/30(水) 22:25〜22:50
ＮＨＫ総合１・神戸
発掘！お宝ガレリア「えっ！？あの有名人の肖像画に、そんな秘密が！？展」[字]
写真が１枚も残っていない西郷隆盛の顔は永遠の謎。鹿児島や大分・日田を徹底捜索、豪快なイメージとは正反対の肖像画を発見！石田三成のまさかの手法で描かれた肖像画も！
詳細情報
番組内容
２０１８年の大河ドラマの主人公に決まった西郷隆盛の肖像画。写真が１枚も残っていないため、その顔は永遠のミステリー。実際に西郷に会った人物が描いた作品にねらいを定め、鹿児島市を徹底捜索。西郷の子孫から手がかりを得、大分・日田市へ飛ぶ！そこで出会った、「豪傑・豪快」なイメージとは正反対の、最晩年の肖像画とは！？他に、関ヶ原の戦いで敗れた石田三成のまさかの手法で描かれた肖像画を大発見！
出演者
【出演】市川猿之助，【リポーター】徳光正行，貞包みゆき，【語り】浪川大輔
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