(男性)スタンド・ラ・レーヌ。
あの三ツ星レストランラ・キュイジーヌ・ドゥ・ラ・レーヌが何と屋台を!
(光子)嘘でしょ?
(男性)まさしくこれは星野光子の屋台VSラ・レーヌの屋台。
そして皮肉にもラ・レーヌの屋台には星野シェフが考案したメニューが並んでいます。
そんな2つの屋台が徒歩1分のご近所に相対しまさかのライバル同士!
(小松)同じ屋台でも大違いだな。
(晴子)まるで戦車に竹やりって感じですね。
1品縛りがなければいくらでもひらめくのに。
(早紀)スタンド・ラ・レーヌ大盛況ですね。
(篠田)星野光子はいつも私に最高のヒントをくれる。
(早紀)あなたの中にはいつも星野光子がいるんですね。
(晴子)新作の鴨のコンフィ。
(荒木)旬な食材を毎日組み合わせ変えてその都度味変えるつもりなんだ。
(荒木)これは鴨のコンフィ1品だけど1品じゃない。
(長沼)客足は落ち始めています。
(長沼)大きな要因があります。
星野シェフの存在です。
(早紀)さすがの篠田さんでも全てのビジネスが成功するわけではなかったみたいですね。
あなたにとってそれだけ星野光子の存在が大きいということなんでしょう。
(のぞみ)今日ってお楽しみ給食だよね。
(児童)あっピザトースト。
(のぞみ)ピザトースト大好き!
(児童)私も。
(児童)私はコーンポタージュ。
(のぞみ)早く給食の時間にならないかな。
(児童)楽しみだね。
(のぞみ)ねっ。
(児童たち)あっ。
(のぞみ)おはようございます。
(荒木)おはよう。
(児童)今日の給食ワクワクする。
(児童)たくさん食べたい。
(児童たち)ねえ。
行こう。
(晴子)みんな今日の給食楽しみにしてますね。
(荒木)一学期ごとに一度のお楽しみ給食会だからね。
(小松)人気ナンバーワンの荒木さんのピザトースト。
子供たち喜びますよ。
(敏子)あれ私的に人気ナンバーワン。
(馬場)私はコーンポタージュが大好きです。
(敏子)あれ私的に人気ナンバーワン。
(小松)ナンバーワン幾つあるんだよ。
あれ?日高さんは?・
(クラクション)
(日高)モーニンエブリワン。
政孝。
日高政孝本日ジェームズ・ボンド風です。
どうしたんですか?これ。
えっ買ったんですか!?
(敏子)まさか。
(日高)いやいや…良子ちゃんにどうしてもって頼まれちゃってさ。
(馬場)えっ何を?
(日高)週末にゴルフに行くからね愛車をピカピカにしておいてくれって。
(小松)便利屋かよ!?
(日高)いや参っちゃうよ。
みんなさ俺を頼りきっちゃってさ。
はるちゃんさこれ返す前にドライブ行かない?海ほたる爆走して工場もえで工場見学なんてどう?あら?ちょっ…ちょっと。
あー聡美先生どう?おっ!
(聡美)今日は教育委員会の方がいらっしゃるので車は止められません。
(日高)えっ?
(聡美)2km先のパーキングへお願いしまーす。
(日高)うん?2km?ちょっと聡美先生!2kmって遠くない?ねえ?ねえ?何だよもう。
(一同)・「ターラララララララララララララッタッタ」・「ターラララララララララッタッタッタララッタッタ」・「マイムマイムマイムマイムマイムベッサッソン」・「はいはいはいはい!」ここのところずっとですね。
屋台絶好調。
もはや毎朝の風物詩ね。
(児童たち)一緒に踊ろう!
(小松)よしやるか。
(馬場)あっ乗ってる。
(小松)乗ってるよ!ねえお楽しみ給食。
何で私の作ったメニューが入ってないのよ?星野光子のナポリタン。
星野光子の青のりのポテトビーンズ。
星野光子の特製厚焼き玉子。
私は最高においしい一品を数々作り上げてきたはずよ。
(馬場)お楽しみ給食は前の学期で出された給食から人気だったものが選ばれるんですよ。
(敏子)星野さんいなかったんだからしょうがないじゃない。
(晴子)ピザトーストにコーンポタージュ。
荒木さん特製の人気メニューらしいですよ。
私が作ったらもっともっともーっとおいしくなるけどね。
ならやってみろ。
もちろんよ。
私が作ったらおいしくてびっくりしてみんなマイムマイムになっちゃうわよ。
ハハッ。
(馬場)どういう意味ですか?
(荒木)俺に聞くな。
ピザトーストはね私ならピザソースを作るところから始めるな。
ピザソースから?そう。
トマトを煮込んで酸味を飛ばしてトマトのうま味を最大限に引き立たせるの。
チーズもね3種類使う。
お〜。
でね焼くときに霧吹きで水を吹き掛けるとふわっとして最高においしくなる。
(荒木)コーンポタージュの方はどうするんだ?白味噌を加えて甘味と香りを引き立たせる。
味噌と乳製品のコンビネーション極上。
(荒木)お〜。
あなたの未完成なレシピに師匠の私が一手間加えてあげるから。
またそれかよ。
この人が調子に乗るのは腹立ちますけど子供たちの大人気メニューさらにおいしくなりそうですね。
・
(日高)えー!荒木さんが大人気なの!?
(須藤)そうなんですよ。
局の方にファンレターが届いててね。
何でこの人が大人気なの!?
(須藤)こちら55通でございます。
(須藤)えーっと「怖そうだけど頼りがいがある」「怖そうだけどしっかり仕事をしている」「怖そうだけどホントは優しい」というね見た目からくるギャップが圧倒的に主婦層から人気ありまして。
今笑った。
笑ってねえよ。
(日高)ねえ次は次は次は?
(須藤)えー次はですねカワイイで人気を占めるはるちゃん!と思わせといてそれをしのぐ人気の21通小松さんでございまーす!
(小松)えっ!?
(日高)何で稔なのよ。
(須藤)えーっとですね圧倒的に3歳未満の子供たちから人気でございまして。
3歳未満?
(須藤)そうなんですよ。
お母さん方からね手紙が来てて。
「うちの子がくまモンみたいでカワイイ」「ドラえもんみたいなおなかでカワイイ」「トトロみたいなお目々でカワイイ」という…。
完全にゆるキャラだと思ってる。
(日高)本人喜んでるけどね。
(小松)「『サザエさん』のカツオみたい。
頭なでたい」って。
(日高)こういうやつか?
(小松)やめろ!
(日高)次は?
(須藤)次はですね12通頂いております。
12通の…。
猪原さんでーす!おめでとうございまーす!「いつもその食べっぷりに励まされている」ということでこちらも届いております。
ファンレターと一緒に差し入れのミカンも。
もっともっと期待に応えなきゃ。
(日高)で次は次は次は?
(須藤)次はですね8通頂いております。
8通の馬場さんでございます!
(馬場)はいはい!
(須藤)馬場さん。
馬場さんはですね「一緒に年末のSG第31回グランプリとプレミアムG1クイーンズクライマックスに行きませんか?」という。
ギャンブルフレンドできるかも。
(日高)ねえねえ…。
俺は?俺は?そしてですねこの中で1番ファンレターを集めたのが…。
(日高)参ったな。
(須藤)ドゥルルル…ドン!星野シェフでございます。
当然でしょ。
(日高)えー!
(須藤)128通でございます。
あららすごい。
これはすごいですよ。
圧倒的な人気でございます。
えーっと…。
「星野シェフの給食を食べてみたい」「いつか三ツ星に復帰してほしい」という桁違いの人気でございます。
ねえねえ…俺は?
(須藤)えーっと日高さんは1通も来てません。
(日高)えー!?代わりにですねこういう批判のメールが来ております。
ちょっ…どういうことよ!?
(須藤)「サングラスが変」「ウインクが気持ち悪い」「襟が立ち過ぎ」「袖まくり過ぎ」「妙になれなれしい」と。
(小松)チャラい感じが駄目なんだよ。
何で上から目線なんだよ。
うちの番組はねターゲットは主婦層ですからね。
まあ当然の結果かと。
ちょっと納得できないな。
(晴子)ねえ私は?はいごちゃごちゃ言ってないでやるよ。
今日はお楽しみ給食。
はい頑張りましょうみんな。
(日高)納得できないな。
(小松)よーし頑張るぞ!私は?ねえねえねえ。
(須藤)はい。
えっ?
(須藤)行きましょう。
ちょっ…私は?嘘でしょ。
・
(上司)矢口君。
(早紀)あっお疲れさまです。
(上司)給食の星絶好調じゃない?
(早紀)おかげさまで。
(上司)君のことだから次…。
あれ?君のことだから次の展開も考えてるんだろうね。
ええ。
近々大きなイベントがあるんです。
大きなイベント?
(早紀)『TheRedStarGuide』言わずと知れた世界的な料理雑誌が主催するレストランの格付けが年末に発表されます。
星の審査か。
3年連続三ツ星を獲得してるラ・キュイジーヌ・ドゥ・ラ・レーヌがことしも三ツ星を維持できるかどうか大きな注目を集めています。
(上司)なるほどな。
で見通しはどうなん…。
あれ?見通しはどうなんだ?
(早紀)5つの審査基準のうち4つはクリアすると思います。
(上司)あと1つは?もう星野光子はいませんからね。
(上司)三ツ星は難しいと?万が一にも星を落としたら星野光子がいないからって視聴者は思うでしょう。
・
(エレベーターの到着音)
(上司)あっごめんなさい。
あっそうか。
(奥寺)『TheRedStarGuide』の星の審査が迫ってきています。
例のメニュー出し始めますか?
(奥寺)出すなら試作を作りますが。
(早紀)《あなたの中にはいつも星野光子がいるんですね》《星野光子の料理を忘れることができないんでしょう》《星野光子の存在が大きいということなんでしょう》
(奥寺)オーナー。
(篠田)試作をお願いします。
はい。
(敏子)あっ!はい。
最高のお楽しみ給食作るわよ。
(晴子)それが…。
(敏子)水!水!水!
(敏子)水!水!分かったから。
(敏子)水!分かったから。
彼女の名前は星野光子
天才シェフは最高のお楽しみ給食作りに大張り切り
ところがそこにはとんでもないトラブルが待ち受けていたのです
さてさてこよいはチームワークのマリアージュ
(児童)うわっ水が茶色い。
先生これ見て。
(聡美)えっ?
(児童)どうするんですか?先生。
(児童)お水飲めないじゃん。
・
(教師)校長先生!
(玉枝)何?走らない。
(教師)校長先生大変です。
水道の水が茶色に濁ってます。
えっ!?・
(荒木)校長!
(玉枝)走らない。
(荒木)どの水道水からも茶色の水が出ています。
調理室もですか?
(荒木)はい。
・
(聡美)校長!
(玉枝)走らない。
(聡美)どこもかしこも学校中茶色い水で奇麗な水が出ません。
とにかく消防署に連絡して給水車を出してもらえないか掛け合ってみましょう。
水道局にも原因調べてもらって水質検査してもらいます。
(一同)走らない!
(児童)使用禁止だって。
(児童)マジ!?
(児童たちの騒ぎ声)もう目の前を行ったり来たりするのやめてください。
おりの中のライオンじゃないんだから。
誰がライオンよ。
うわっ苦しい。
ねえお楽しみ給食どうなるの?水がなければ野菜も洗えない。
コーンポタージュも作れない。
(日高)洗車もできない。
それ関係ないよね。
四股も踏めない。
四股は踏めるでしょ?はい。
荒木さん。
ねっどうなってるの?水道局の検査結果出た。
どの水道水からもさびが検出された。
(晴子)さびって何で?
(荒木)どうやらゆうべ小学校の前でやってた水道管工事が影響してるらしい。
何か水道管に圧力がかかって古くなった水道管の中にたまってたさびが水の中に浮き出てきたそうだ。
それで水はいつから使えるの?使えない。
(一同)えっ?少なくとも今日いっぱい無理だそうだ。
(一同)え〜。
(小松)じゃあ今日の給食は?・
(須藤)皆さん!給…。
(2人)給水車来ました!
(男性)はい結構です。
(職員)お待たせしました。
(職員)学校以外の周辺地域も水道水にさびが混じっていて200リットルしかご提供できません。
取りあえず子供たちの飲み水だけは確保できます。
ただ給食に回す分はない。
残りの水で給食作るのちょっと無理です。
非常事態です。
子供たちを午前中で帰宅させることにしましょう。
分かりました。
今日の給食は中止だ。
中止ってどういうことよ?今日はお楽しみ給食でしょ?水がなきゃ給食作れないだろ。
みんなごめんね。
今日の給食は中止になります。
(児童たち)えー!
(児童)今日ってお楽しみ給食でしょ?
(児童)どうなっちゃうんですか?えー中止?
(児童)楽しみにしてたのに。
ピザトーストは?
(児童)コーンポタージュ飲めないの?また日を改めてお楽しみ給食は必ずやりますから。
(早紀)お楽しみ給食が中止?
(須藤)水道管工事の影響で水にさびが混じってて水が使えないんですよ。
普通授業がなくなると子供たちは喜ぶはずやのにむちゃくちゃ残念がってますよ。
よっぽど楽しみにしてたんですね。
お楽しみ給食。
私は今からラ・レーヌ行くからあんたはそっちでみっちり張り付いておいて。
(須藤)いや張り付いてって中止ですって。
だから。
星野光子がそれで納得するかしら?
(須藤)いや納得するかしらって…あっ。
給食休まないわよ。
(児童たち)えっ?
(玉枝)星野シェフ?大丈夫です。
お客さまが待っているのに休むわけにはいかない。
そうでしょ?
(荒木)お前水使えないんだぞ。
給食の中止は中止です!
(児童たちの歓声)
(晴子)給食の中止は中止っていったいどうするつもりなんですか?答えは簡単。
水を使わない給食を作ればいい。
水を使わない給食?これを使うの。
(小松)牛乳?
(晴子)いったいどうするつもりなんですか?これを使うの。
(小松)牛乳?
(晴子)でもこれ子供たちが飲むためのものですよ。
(日高)調理に使ったら飲む方の牛乳がなくなっちゃうよ。
ちょっと待てこれだったらよ俺たち調理してる間にスーパーで買い出しすりゃいいんだ。
で予算オーバーした分は他の日で調整する。
(馬場)確かに今行けば調理が終わるころまでに調達できる。
1リットルパックを大量に買って紙コップで出せば賄えるわ。
(荒木)問題はよこれで何作るんだ?ピザトーストに代わるものが作れるんですか?作れる。
牛乳ならではの最高の一品。
ミルクフレンチトースト。
トーストと牛乳と砂糖と蜂蜜でできる。
おいしそう。
(日高)何だかしゃれてるね。
俺そんなの食ったことないよ。
(敏子)あー何だか食べたくなってきた。
食べたくなってきた。
(晴子)荒木さんこれきっと子供たち大喜びですよ。
これだったら一度も給食に出したことないしな。
今だから出すの。
(晴子)あっ!でもコーンポタージュはどうしますか?
(一同)あ〜。
(荒木)ちょっと待て。
牛乳だろ。
牛乳牛乳牛乳。
おい!ホワイトクリームグラタンなんかどうだ?
(一同)おっ!
(荒木)それだったらピザチーズ使えるぞ。
やだもうどうしたのよ?さえてるじゃない。
やっぱり師匠がいいと弟子は育つわね。
何言ってんだ。
お前。
師匠と弟子だったらお前弟子だろ?はっ?お前給食じゃまだまだど素人だ。
誰がど素人よ?何言ってんのよ?何言ってんだよ?何言って…。
あーもう!ごちゃごちゃうるさいな!いい年した大人がこんなことでもめてる場合じゃないでしょ?
(光子・荒木)はい。
(日高)はるちゃん最強。
(馬場)コールスローはどうしますか?仮に給水車の水で野菜は洗えてもゆでる分まではさすがに。
ゆでられなかったらソテーすればいい。
(一同)おー!
(敏子)なるほど。
(馬場)じゃあデザートのトロピカルゼリーは?
(敏子)水がなきゃ寒天も作れないでしょ。
さすがに諦めた方がいいんじゃない?いやそれ抜いたらビタミン足りなさ過ぎる。
(晴子)あっじゃあデザートを果物に変更するのはどうですか?
(荒木)いや果物も野菜と同じで洗浄しなきゃいけないんだ。
ミ…。
(一同)ミカン!いやミカンだってお前洗浄しなきゃいけねえ。
・
(玉枝)大丈夫です。
(荒木)校長。
(玉枝)やむを得ない緊急事態です。
教育委員会に私から報告します。
洗浄なしで出しましょう。
校長ありがとうございます。
(一同)ありがとうございます。
(荒木)おい!ミカン300個かき集めるぞ!どうする?どうする?
(小松)いやでも大きさも揃えないといけないし。
ねえ。
ぎり市場が開いてる。
なじみの業者に連絡する。
これ車じゃなきゃ間に合わないぞ。
車!
(晴子)車?
(一同)あっ!
(日高)何?
(小松)日高さん今日スポーツカーで来てましたよね?
(日高)いやいや…。
あれは良子ちゃんにピカピカにしろって言われてるんだからさ配達に使ったことがバレたらもう怒られちゃうよ。
軟禁されちゃうよ。
振られちゃうよ。
(晴子)須藤ちゃん!
(須藤)えっ!?はるちゃんまで須藤ちゃん!?
(晴子)寄って!
(晴子)日高さんやるんですか?やらないんですか?ファンレター欲しいんでしょ?政孝。
日高政孝。
華麗なるドライビングテクニックを駆使して子供たちのために任務遂行いたします。
よっしゃ。
(晴子)小松さんは牛乳。
1リットルの牛乳を65本。
(小松)えっ俺?早く!やるぜ。
(晴子)うん。
(小松)はるちゃんあの女に似てきたな。
でも頑張るぞ!
(荒木)よしメニュー決まった!調理開始だ!いくぞ!
(一同)はい。
(馬場)何とか野菜を洗う分の水は分けてもらいました。
はいはい…。
どうもありがとう。
ありがとうありがとう。
はいよいしょ。
(女性)よいしょ。
(馬場)はい次!カメラなんか置いとけよ!もういいだろ!もっと幅広に切って。
食感にアクセントがつくから。
(荒木)おいおい。
とろとろやってんじゃねえぞ。
いつもより1時間半遅れてるんだ。
日高も小松もいないんだ。
いつもの半分でやらなきゃ間に合わねえぞ。
(男性)はい。
(荒木)キャベツねえじゃん!キャベツ!ちょっと代われ!代われ!
(馬場)はい。
手伝って!
(荒木)はいはい…。
(馬場)お前ら何やってんだ!早く手伝えよ!えっ?何で10本しかないんだよ。
次の店だ。
(女性)追加のタマネギ持ってきました。
(馬場)ありがとう。
おい何やってんだよ!手伝えよ!牛乳とかあるだろ!
(2人)はい。
それ終わったらグラタンの具カットして。
(荒木)あいよ。
アルミ皿出して。
(敏子)はい。
カット急いで。
(馬場)はい。
はい慌てず急いで。
(馬場)慌てず急ぐ?難しい。
(晴子)文句言ってる時間がない。
ちょっと待って。
ひらめいちゃった。
グラタンソースに白味噌を入れるとコクが出ておいしくなる。
乳製品だし相性抜群。
取ってきて。
(馬場)はい。
ちょっと待って。
またひらめいちゃった。
タマネギは繊維に沿って垂直に切って。
甘味も増すし食感もやわらかくなる。
(馬場)はい。
ちょっと待って。
またまたひらめいちゃった。
仕上げにパン粉をまぶす。
食パンをフードプロセッサーにかけて。
(馬場)はい。
ちょっと待って!
(馬場)あーもうひらめかないでもらえますか!ごめんなさい。
(荒木)ハハッ。
やるよやるよ。
やるしかないよほら!
(日高)なぜ僕がこれほどまでにミカンを求めているのか。
その答えはCNBテレビ朝のテレビ情報番組。
給食の星を見てね。
気持ち悪い。
(日高)またまた。
名前何ていうんだっけ?うん?誰だよ?げっ!良子ちゃん。
(日高)あっもしもし良子ちゃん。
うん。
大丈夫大丈夫。
愛車の洗車でしょ?大丈夫だよ。
ピカピカにしておくからさ。
うん。
(日高)良子ちゃんってさかんきつ系のにおい好きだよね?
(日高)うん。
うん?オレンジ?ミカンでしょ?
(女性)お待たせしました。
(馬場)ありがとう。
何ぼーっとしてんだよ!見りゃ分かんだろ!
(敏子)白ワインです。
メルシー。
これでさらに上品な香りになる。
仕上げにね粉砂糖振るわ。
外側からも甘味を感じられるから。
(敏子)おいしそうだけど。
うん。
(馬場)子供たちに出したいところだけど。
(晴子)こだわるのはいいけど時間間に合うんですか?間に合わせるの。
みりんちょうだい。
落ち着いて慌てて。
(須藤)みりん。
時間ねえよ。
次の店だ。
(聡美)今日のお楽しみ給食の変更メニューが決定しました。
水が使えない代わりに牛乳で調理してくれるそうですよ。
新メニューはミルクフレンチトーストとホワイトクリームグラタンです。
(児童たち)おー!
(児童)ミルクフレンチトースト食べたことない!どんな味なんだろう?
(児童)何かおしゃれ。
グラタンも楽しみ。
(児童)牛乳使うんだって。
(児童)ねっおいしそうだね。
あと10本。
よいしょ。
次の店だ。
(日高)あと6箱かよ…。
ねえねえ手伝ったりしないの?ファイトでーす。
(日高)フフフ。
それもいいね。
ハハハ。
ハァ〜寒いねえ。
クールだね。
よいしょ!星野光子はホントにすごいですね。
今三つ葉小学校では水道管工事の影響で水が使えないんです。
水が使えないってことは当然給食も出せません。
それなのにあっという間に牛乳を使ったメニューを生み出しました。
ご用件は?星野光子という最高の逸材を店から追い出したことで後悔してるんじゃないですか?
(篠田)後悔?何をバカなことを。
(早紀)いよいよ星の審査が始まりますね。
審査の基準は素材の鮮度安全性味付けの完成度コストパフォーマンス店員の対応を含めた店の雰囲気そして料理の独創性。
これらがトップレベルなのが三ツ星。
料理の独創性。
世界中回ってもそこの店でしか味わうことができない料理があるかどうか。
これをクリアしなければなりません。
それ以外の項目はおそらく大丈夫でしょう。
しかし昨年星野光子が作ったオマールエビのナージュが世界的に絶賛されてます。
星野シェフ抜きで三ツ星を維持することができるのでしょうか。
ラ・キュイジーヌ・ドゥ・ラ・レーヌの挑戦。
番組で大きく取り上げさせてもらってもいいでしょうか?日本中が…いや世界中が注目してます。
どうぞ。
三ツ星は必ず獲得してみせますから。
楽しみですね。
失礼します。
(ドアの開閉音)あと5本…。
(荒木)あと10分で焼き上がんぞ。
(馬場)はい。
(荒木)これ量少ない。
これ。
(馬場)あっすいません。
(荒木)これも!お前時間ないからって手抜いてんじゃないぞ!
(馬場)すいません!
(敏子)そういえば牛乳とミカンどうなってるんでしょうね?もう…無理だ…。
(日高)ハァ…よいしょ…。
車こっちに持ってくればよかったのに。
だね。
だったね。
(敏子)ハァ…あ〜しんどい。
ねえミルクフレンチトーストさ最後に冷凍ブルーベリー載せたらもっとおいしくなると思わない?
(敏子)まだやるの!?
(晴子)どうせならグラニュー糖で甘酸っぱく煮てブルーベリージャムにしませんか?子供たちきっと喜ぶはずです。
(馬場)やっぱり似てる…。
(剥がれる音)
(荒木)おい気を付けろ。
(荒木)あっ!
(須藤)えっ?
(児童たち)・「グラタングラタングラタンおいしい!」・「グラタングラタン最高においしい!」やったな!イェーイ!
(聡美)《牛乳で調理してくれるそうですよ》
(荒木)5年1組の上原のぞみ。
牛乳アレルギーだったんだ。
(荒木)5年1組の上原のぞみ。
牛乳アレルギーだったんだ。
(荒木)牛乳を使ったミルクフレンチトーストとホワイトクリームグラタン食べられない。
(馬場)そうだった。
(敏子)1人だけ出せないなんて…。
(晴子)お楽しみ給食確かすごい楽しみにしてた子ですよね。
(馬場)変更してさらに最高のメニューになりました。
それを自分だけ食べられないなんて…。
(敏子)この状況だから分かってくれるわよ。
(晴子)そうですね。
(荒木)そうだな。
彼女に好きなパンとおかず聞いてそれ買って出してあげよう。
駄目よ。
その子だけ市販のパンを食べさせるの?私は私のお客さまに他人が作った料理は出せない。
(荒木)こればっか仕方ないだろ。
仕方なくない。
アレルギーがある子もない子も大事な私のお客さまよ。
私は私のお客さま全員に最高においしい料理を出したい。
(馬場)11時35分。
(荒木)どうすんだよ?
(晴子)あと30分を切ってるんですよ?
(荒木)間に合わねえぞ。
彼女の好きなもの買いにいくしかねえ!・
(小松)おーい!牛乳…牛乳65本買ってきたぞー!
(晴子)あっ小松さんだ。
いい。
私が行く。
あと続けて。
(荒木)チッ…参ったな。
おい。
牛乳…。
礼なんていらねえよ。
えっ?うん?えっ?しょう…しょうの?
(作業員)どうぞお通りください。
(小松)何なんだよあの女…。
いいかげんにしろよ。
あと何分?
(晴子)20分です。
(荒木)時間ねえぞ急げよ!
(馬場)はい!
(須藤)5年1組の上原のぞみってどれや?
(男性)ちょっとどいてどいて。
(須藤)えっ?
(聡美)85年頼朝は武士の頭として…。
(須藤)どれどれどれ?どれ?
(男性)あれです。
えっ何で知ってんの?
(男性)カワイイから。
(須藤)えっ?
(女性)キモッ!
(須藤)痛たたた…鼻…鼻当たってる。
痛い痛い。
(男性)ちょっと…。
(女性)もうちょっと!
(小松)ハァ…ハァ…。
きっつ…。
グラタンOK!
(荒木)あいよ!はい。
はい。
(荒木)もう一丁!はい。
(荒木)はいよ。
OK!次…。
(馬場)はい。
はい。
はいどうも。
(日高)ふ〜何とか間に合いそう。
おい稔!間に合わねえぞ!
(小松)どんだけ走ったと思ってんだよ!
(日高)寝るな。
サボるな。
な…何だと…バカ野郎!あ〜きつい!ハァ…ハァ…。
(晴子)お疲れさまです。
(日高)料理できた?
(晴子)まだです。
(日高)えっ何で?何でまだなの?
(晴子)話せば長くなるんで。
(日高)も〜…。
よいしょ!ああ…。
(小松)おい!ちょっとちょっと!手伝ってよ!
(日高)自分でやれよ!何…何で…おい!
(馬場)よいしょよいしょ。
(小松)ああ…ああ…。
(馬場)はいもらった!はい。
はいはい。
(小松)あ〜…。
(荒木)小松お疲れ!
(晴子)荒木さんOKです。
(小松)はるちゃん何か…。
はるちゃん…はるちゃん飲み物…何でもいいや。
(荒木)はいお望みの豆乳だ!ああ!ありがとう!豆乳は大豆からできてるから牛乳アレルギーでもいける。
豆乳フレンチトースト豆乳グラタン。
みんなと同じメニューが出せる。
(荒木)お前よく豆乳なんて思い付いたな。
普通の豆乳じゃ駄目よ。
出来たてじゃないと。
(男性)《はいいらっしゃい》
(小松)《豆乳…》《と…豆乳…》豆乳は牛乳と違ってコクがない。
豆乳を使っても最高においしくするためにはコクがある豆乳が絶対に必要なの。
(男性)《持ってきな》
(小松)《あ…はい》この人たちすげえよ。
(小松)須藤ちゃん水…。
(須藤)はい。
(小松)水持ってきて。
(須藤)よし給食室行くぞ!
(女性)はい!
(男性)はい。
(小松)須藤ちゃん水…。
(日高)ああ…。
(晴子)フレンチトーストの材料置いときます。
(荒木)よし75℃で1分トーストOK!いくよ。
(晴子)はい。
(馬場)はいはいはい急げ!急げ!時間ないぞ!
(荒木)よし!上原のぞみ以外全部できた!
(一同)はい!
(玉枝)時間ないでしょ?ここで検食します。
(一同)お願いします!
(荒木)おい検食準備!
(晴子)もう間に合いませんよ。
まだアディショナルタイムがある。
他の生徒に先に配って。
(荒木)OK!校長の検食終わったら配缶だ!馬場急げ!
(荒木)はいよ。
(馬場)はいもらった!
(荒木)はいよ!
(馬場)はい!
(敏子)あと3つ!
(荒木)はいよ!
(馬場)はいどうも!
(荒木)はいよ。
(馬場)はい!
(荒木)おい!走るな!走って!
(荒木)走れ!走れ!
(教師)みんな!給食来たよ〜。
(児童)よっしゃ!
(教師)よかったね。
(児童)下さい!ちゃんと並んで。
ちゃんと並んでね。
はいどうぞ。
(児童)おいしそう。
(児童)すごい。
楽しみ。
(児童)甘い匂いするよ。
(聡美)あれ…のぞみちゃんの分は…。
おまた…お待たせお待たせ…。
お待たせ。
フレンチトーストとグラタン。
でも…。
大丈夫。
豆乳で作ってあるから。
ありがとうございます。
(早紀)どう?どう?
(須藤)どうもこうも…。
一番のクライマックスですよ。
(聡美)よし。
じゃあのぞみちゃんも座ったね。
みんなも座ってね。
めっちゃいい匂いする!
(児童)これどんな味するんだろ?楽しみ。
(児童)早く食べたい!
(児童)おいしそう!
(児童)ああ早く食べたい。
残せるものなら残してごらんなさい。
お楽しみ給食〜!
(聡美)それではいただきます。
(児童たち)いただきます!召し上がれ!うまい!めっちゃくちゃうまい!
(児童たち)おいしい。
おいしいね。
(児童)こんなの初めて!
(児童たち)おいしい!めっちゃおいしい!
(児童)ピザトーストよりもうまいよな。
(児童)すごいおいしい!よかった…。
おいしい!最高においしい!どうですか?
(児童たち)最高においしい!よかったよかった。
おい稔。
牛乳。
あ…これ豆乳?おっ。
俺初めてかも。
うまい。
ちょっとちょっとあなたたち。
次のお楽しみ給食何に投票するつもり?
(児童たち)ナポリタン!ポテトビーンズ!ポテトビーンズナポリタン。
(児童)サメのムニエル!いいね。
サメねサメ。
(須藤)子供以上に楽しんでますよ。
ピザトーストをミルクフレンチトーストに。
コーンポタージュをクリームグラタンに。
とっさに作り替えた彼女の発想はすごい。
(須藤)確かに料理作ってるときひらめきまくってますもんね。
星野光子は料理の独創性にあふれてる。
どう?最高においしい!よかった〜。
いっぱい食べなさいよ?
(児童たち)はーい!
(長沼)星野シェフが残していった未発表の新作料理です。
これがあれば『TheRedStarGuide』の審査基準である料理の独創性をクリアすることができると思います。
三種の神器のトゥルトです。
パーフェー。
さすがですよ。
完璧です。
どうかされましたか?いえ。
もう少しゆっくりと味わってみたいと思います。
(長沼)失礼します。
(奥寺)失礼します。
はいお待たせしました。
どうぞ。
(須藤)えっ?僕らもいいんすか?
(晴子)はい。
(須藤たち)ありがとうございます。
(晴子)はい日高さん。
(日高)はいありがとう。
はいはいはいはい。
(敏子)ああありがとう。
(荒木)はい。
はい。
分かりました。
はい。
それじゃ失礼します。
おい。
今夜水道工事し直してあしたから水道使えるそうだ。
(敏子)よかった〜…。
(馬場)こんなのがあしたも続いたら体が持たない。
あっ。
俺も良子ちゃんの車の洗車忘れてた。
でも今からやる気力がない。
(小松)体中が痛い。
相撲の稽古よりきついよ…。
(馬場)ナイター競艇行く元気もない。
食欲もない。
(馬場)それは食べ過ぎだろ。
それにしても長い一日でしたね。
・
(のぞみ)あの…。
(荒木)おう?どうした?今日はありがとうございました。
みんなと同じのを食べられてうれしかったです。
そっか。
(のぞみ)それに…。
最高においしかった!呼んだ?さよなら!
(荒木・日高)さよなら。
(小松)うれしかったって…あの子。
最高においしかったって。
何か疲れ果てた体に「ありがとう」が染み入る。
それに俺のこと大好きだって。
(晴子)そんなこと言ってませんよ?
(敏子)そりゃそうだ。
(一同)ハハハ。
あれ?何か体の痛み取れてきたな。
私も蒲郡のルーキーシリーズ買う元気が出てきました。
食欲も出てきた。
(日高)俺も洗車やっとくか。
はい子供の時間終わり。
後は大人の時間〜。
(晴子)今日も屋台出すんですか?当然よ。
私のお客さまは待ってるからね。
今日はどんな鴨のコンフィにしようかな…。
お疲れ!
(日高)お疲れっす。
何なんだよあの女。
(晴子)バカ。
料理バカ。
その料理バカに巻き込まれる私たちは大バカですよ。
でもその料理バカがいなかったら今日の給食出せなかった。
(日高)何があっても諦めないもんな。
最後の最後は市販のパンにすると思ったんですが。
諦めなかった。
諦めてくれた方がよかったけどな。
何かあの人の話ばっかりしてる。
(小松)ったくはた迷惑な女だ。
ホントだな。
だけど大したもんだあいつ。
あいつなら三ツ星取り戻せるかもしれない。
あっ!星野光子で星3つ…。
あいつ名前からして三ツ星だ。
何だ。
(小松)前から気付いてましたよ?
(日高)初めに会ったときから。
(荒木)ああそうかい。
ハハハ。
荒木さん…。
(荒木)三ツ星だ名前…。
乳製品で鴨のコンフィを引き立たせる手があるかも。
痛っ!
(子供たち)すいませーん。
あっおばさん!避けられない!どうやっても頭ガツンを避けられない!ちょっと。
どうだったの?この間強いチームと試合したんでしょ?
(貴之)負けちゃいました〜。
(直樹)7−0で完敗。
(英寿)やられっぱなし。
(達也)ボールに触れなかった〜。
何?その1mmも悔しくない感じ。
最後の最後までベスト尽くした?試合はホイッスルが鳴るまで終わりじゃないのよ。
1999年チャンピオンズリーグ決勝。
後半45分まで0対1で負けていたマンチェスター・ユナイテッドはロスタイムに2点を取ってバイエルンを逆転。
カンプ・ノウの奇跡を成し遂げた。
勝負はタイムアップで終わるんじゃない。
諦めたときに終わるの。
いつもみたいにくるぞ!うい!
(達也)ドライブシュートも打てるのか!?
(直樹)やっぱ無理!
(達也)うわっ!
(英寿)俺に任せろ!
(貴之)いける!ああっ!
(直樹)ナイスカット!
(達也)やっぱできると思ってたんだよ!
(貴之)練習しようぜ。
(直樹)朝練もやるか。
(英寿)何か負けたくない!
(達也)練習しにいこう。
ひらめいたの忘れた!あ〜…。
おしっ。
えっ?
(早紀)《あなたは星野光子の料理を忘れることができないんでしょうね》奥寺…。
『Chef〜三ツ星の給食〜』のサントラCDを抽選で50名の方にプレゼントいたします。
たくさんのご応募お待ちしています。
2016/12/01(木) 22:00〜22:54
関西テレビ1
<木曜劇場>Chef 〜三ツ星の給食〜 #08[字][デ]【水が使えない!大逆転給食!】
水道から錆び水!水が全く使えない!野菜を洗えない、スープを作れない…月一度のお楽しみ給食中止のピンチ…だが、天才シェフが水を使わない魔法の給食を作る!
詳細情報
番組内容
小学校で、1学期に1度の「お楽しみ給食」の日がやってきた。メニューは、荒木(遠藤憲一)特製のピザトーストとコーンポタージュで、前学期に子供たちに人気だったものだ。光子(天海祐希)は、自分が作れば何倍もおいしくなると豪語。荒木も、それならやってみろ、と応じる。早速、さまざまな工夫を織り交ぜ調理の準備に入る光子に、晴子(川口春奈)も、さらにおいしくなりそうだと興味を寄せる。
そのころ、厳しい審査基準で
番組内容2
知られる世界的な料理雑誌が主催するレストランの格付けの発表が迫り、3年連続で三ツ星を獲得している「ラ・キュイジーヌ・ドゥ・ラ・レーヌ」が、光子なき後で、再び三ツ星を維持できるかが注目されていた。早紀(友近)は番組で大々的に取り上げたいと考えていた。一方、「ラ・キュイジーヌ・ドゥ・ラ・レーヌ」では、シェフ・奥寺(豊原功補)が、三ツ星を維持するために、例のメニューを出し始めるかと篠田(小泉孝太郎)に
番組内容3
聞いていた。篠田は施錠された机から取り出したレシピを渡すと試作するよう命じた。
「お楽しみ給食」を作り始めようとした時、調理室エリアを含む学校のすべての水道から茶色の水が出ていることが分かった。検査すると、水道管工事の影響でさびが出たと判明。校長は子供たちを帰宅させ給食も中止にすると言った。水がなければ調理も、野菜を洗うこともできない。中止は当然と思われたが、光子は給食は休まないと宣言する。
出演者
天海祐希
小泉孝太郎
川口春奈
荒川良々
池田成志
市川しんぺー
伊藤修子
・
豊原功補
・
友近
遠藤憲一
他
スタッフ
【脚本】
浜田秀哉(『ナオミとカナコ』、『ラストホープ』他)
【演出】
平野眞
田中亮
森脇智延
【プロデュース】
長部聡介
高田雄貴
【主題歌】
松任谷由実「Smile for me」(EMI Records/ユニバーサルミュージック)