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解説書き越し 第70回福岡国際マラソン 2016.12.04

当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫世界へとつながる博多湾。
そして、福岡の街です。
心は決まりました。
≫福岡の街は記録にもそして記憶にも残る名勝負の舞台になってきました。
70回目の福岡国際マラソンスタートまで2分を切っています。
平和台放送センターの解説にはDeNAランニングクラブ総監督の瀬古利彦さんです。
どうぞよろしくお願いします。
≫よろしくお願いします。
≫瀬古さん、今年は来年に控える世界選手権の選考レースその最初の緊張感とあとは4年後の東京オリンピックに向けたいろんな期待感というのがこの平和台に出ていますね。
≫4年後のオリンピックの第一歩が今日から始まりますからね。
≫その中で先ほど川内の表情も映りました。
3連覇を狙うマカウもそうですがやはり注目、日本勢の争いになってくると思います。
≫当然ですね。
ちょっとリオでいい成績ではなかったのでここで少しリベンジしてほしいですね。
≫川内優輝に関しては直前にさまざまなアクシデントがありました。
いったい最後の世界への挑戦どうなっていくんだという思いもありました。
この川内以外にも国内招待の形で日本選手、有力ランナー4人更に一般参加の選手も含めて全員が選び抜かれた選手たちが来年の世界の舞台を目指します。
かつてはその年の世界一を決めるレースとも言われた福岡。
長い歴史を積み重ねました。
70回目のいよいよスタートを迎えます。
70回目の福岡国際マラソンスタートしました。
決意に満ちたそして若干穏やかな表情で川内優輝をはじめ選手たちは走り始めました。
まずは、この平和台陸上競技場1周400mのトラックを3周と150m。
350mおよそ1.5km走って選手たちは福岡の街へと飛び出していきます。
まず、国内招待選手を紹介します。
ナンバーカード21番直前のアクシデントもありました周囲には欠場も勧められました。
その中で信念を貫いて臨む決意のレースです。
川内優輝23番のアベラは福岡・北九州を拠点とする黒崎播磨のランナーです。
今年は別府大分のマラソンでいきなり優勝を飾っている選手ナンバーカード25番名門・旭化成からは足立知弥がエントリーしています。
それから、ナンバーカード26番高田千春は7年連続7度目の福岡。
相性のいい、ここで初めての日本代表を狙います。
大塚良軌は川内と同学年の29歳。
前田和浩は今大会、日本人最高のベストタイム2時間8分ちょうどというタイムを持っています。
29番のクイラも世界トップレベルのハーフマラソンのタイムを持つ。
これがフルマラソンのデビュー戦です。
続いて海外招待選手もご紹介します。
瀬古さん、なんといってもナンバーカード1番大会3連覇の瀬古さん以来36年ぶりの偉業を狙う世界記録保持者マカウの走りも見てほしいですね。
≫優勝候補ナンバーワンですね。
≫2番のクワンバイも4分台のタイム3番もツェガエも銀メダリスト。
この福岡全てここまで3度出場優勝争いの実績があります。
ナンバーカード5番、6番、8番秒メセル、ニャサンゴクールセットはリオオリンピックにも出場した選手です。
主な選手もご紹介しておきましょう。
ナンバーカード53番、ベケレは銅メダリストギタウは4年前のチャンピオンそれから瀬古さん62番、高橋68番、山岸65番、黒木それぞれ期待のかかる日本選手にも注目したいですね。
≫若手の山口君も調子がいいと聞いていますので頑張ってほしいです。
≫25歳。
ここでタイムを出してそして、来年の世界選手権の切符を獲得したいと話してくれました。
来年8月4日に行われるイギリス・ロンドンでの世界選手権の選考レースは4つありますがこの日本人1位そして2時間7分ちょうど以内で走れば即内定という条件が課されています。
まもなく先頭集団は1kmを通過しようとしています。
≫ちょうど3分ですね。
設定どおりですね。
≫ちょうど1km3分でいきますと30kmが1時間半そしてフルマラソンで考えると2時間6分35秒。
瀬古さん、これは実は日本歴代トップ3に入るようなものすごいタイムなんですね。
≫日本記録2時間6分16秒ですからそれに近い記録ですからね。
このペースでいけばいわゆる2時間7分を切って世界選手権代表に内定するわけですが瀬古さん、実際現実的には内定者が選考レースを終えて3人に満たない場合は各大会の日本人上位3位以内に入ることが条件なんですね。
ですから、川内優輝も話していましたけれどもこの福岡でなんとしても日本人トップ3に入らないとというふうに話していました。
≫でも力でにいえば入る可能性は高いですから。
心配なのは足がどうなっているか心配ですけれども。
≫3週間前に右足のふくらはぎを痛めてそれから、前々日おとといの公式会見以降には左足首をねんざしたという情報も入ってきました。
≫痛み止めを飲んでいるという話も聞いていますのでその辺が心配なところはありますね。
≫あとは瀬古さん気になるのは選手たちの状況もそうですがコンディションですね。
雨は上がりました。
≫11時ごろはすごく雨が降っていましたが今は上がって少し、薄日が差しています。
ここは太陽が出ないほうがいいかなと思ってますけど。
≫気温、それから風さまざまな要素がこのマラソンには絡んできます。
川内をはじめとして世界選手権を狙う日本人ランナーはどんなレース展開を見せるのか。
そして36年ぶりの大会3連覇という大偉業達成の瞬間は訪れるのでしょうか。
第70回福岡国際マラソン世界選手権代表選考レース。
≫心配されていた雨は上がりました。
何かひと筋の光が福岡の街に差し込んできています。
来年イギリス・ロンドンで行われる世界選手権の選考レースです。
ここでお知らせです。
データ放送ではプレゼント企画を実施中です。
詳しくはリモコンのdボタンを押してください。
果たして、誰が福岡から世界への権利をつかむのか選手たちは早くも街を飛び出しています。
コースを紹介しましょう。
≫世界選手権へと続く福岡、42.195km。
まずはヤフオクドーム福岡タワーを右手に西へ。
小戸西交差点を左折して10km。
選手たちは国道202号線を東へ走る。
このコース最大となる6mの高低差別府大橋を過ぎ、けやき通りへ。
20kmを通過しいよいよ勝負は後半戦。
博多駅を左折して大博通りを海に向かって北上。
国道3号線に入り勝利の神様筥崎宮。
そして名島橋を超え30kmでペースメーカーが離脱。
香椎宮で折り返し35km。
再び筥崎宮前を通りゴールとなる平和台陸上競技場を目指す。
70回目の記念大会で栄光をつかむのは、果たして…。
≫2009年には国内で初めて2時間5分台。
2時間5分18秒という今なお世界最速タイムも出た福岡のコースです。
高低差もご覧いただいています。
小田部大橋や別府大橋といった若干の橋のアップダウンはありますが瀬古さん、ほぼフラット。
選手たちとしてもタイムを狙っていくような特に海外勢はそうしたレースを求めてますね。
≫ほとんどフラットなんですよ。
風さえ吹かなければいいタイムが出ると思います。
≫この福岡ではかつて2度の世界記録。
それから日本記録は実に8度生み出されてきました。
世界選手権の代表即内定条件というのが日本勢にとっては2時間7分以内。
これは非常に条件を考えてももしかしたら厳しいかもしれません。
ですから瀬古さん、2時間タイムもそうですが日本人上位の3位以内というのが1つ今日見ていくうえではとても大切な要素になりますね。
≫タイムをやはり誰もが納得できる8分台とかそういうタイムが必要でしょうね。
≫今、ざっと先頭集団を見ていますとペースメーカーが引っ張っていく中で川内優輝の姿も瀬古さん、心配はされましたけどありましたね。
≫ありましたね。
この時点でいないと厳しいですから。
≫どのくらいのペースで本人が走っていくかというのもあります。
その先頭集団、右側に21番川内優輝の姿もありますが1号車には吉野アナウンサーが乗ってくれています。
吉野さん、ここまでどうですか。
≫先頭集団は藤田敦史さんとともにお伝えしていきます。
駒澤大学陸上競技部コーチそして2000年には藤田さんはこの福岡で当時の日本国内最高記録で福岡を制した経験もあります。
先頭集団見ていて藤田さん今どんな印象を受けますか?≫1km3分というペースでペースメーカーがペースを作っていますけど多少、ちょっと速いんですね。
ですので、ある程度集団の中で余裕がある者それから、余裕がない者それぞれ思惑が交錯しているんじゃないですかね。
≫この1kmのペースメーカーのペースというのが2分57秒でした。
ですから3分を切っているんですね。
≫3分ちょうどでいくのと2分57〜58でいくのはやっぱりちょっと違うんですね。
≫ちょうどペースメーカーの後ろの先頭集団くらいが1km3分ペースという状況ですね。
≫藤田さん1km3分ペース2時間6分台というのはとても厳しくなってくるとは思うんですが特に川内は自身の中では1km3分5秒前後でしかこの最後の3週間くらい走れなかったと話していましたがどう考えていけばいいですか?≫状況は決して楽ではないと思いますけれども挑戦する気持ちというのは表情からもうかがえますよね。
≫そしてこちらはナンバーカード1番3連覇を狙うパトリック・マカウ。
有力選手がこの集団の中に入ってきました。
そして、2号車には今日は沖アナウンサーとそれから谷口さんにも乗っていただいています。
沖さん。
≫2号車の解説は元オリンピック日本代表そして世界選手権では91年に東京で金メダルを獲得されています谷口浩美さんです。
谷口さん、今年の大会の注目点どんなところに置かれていますか?≫やはり世界陸上の予選会ですのでそこを狙うという大会としては日本人の新しい顔というのも出てきてほしいなという気持ちもしますね。
≫期待のホープですね。
その登場にも期待がかかります。
2号車は谷口浩美さんの解説です。
≫そして今この集団を見ていると瀬古さんナンバーカード25番、旭化成の足立知弥国内招待選手が集団からすでに遅れ始めていますね。
≫記者会見ではいいことを言ってましたよ。
今までで一番練習ができたという話をしていたので調子いいのかなとは思っていましたけれども。
≫去年は、この福岡で日本人トップになった佐々木悟がリオデジャネイロオリンピックの出場を決めました。
同じ1985年生まれで仲間が代表になっていく中で自分もいい練習を積めてきたのでなんとか日本人3位以内という話をしていました。
≫景気のいい話をしていました。
≫国内招待選手は日本勢ということになるとナンバーカード21番の川内優輝ナンバーカード25番少し遅れ始めた足立知弥。
それから、JR東日本の26番高田千春、27番、大塚良軌28番、前田和浩という全部で5人が今年の福岡国際マラソンにはエントリーをしています。
吉野さん、ほかの日本勢招待選手の姿はありますよね。
≫先頭1号車から見ている限りほかの招待選手たちはまだ先頭集団に名前を連ねています。
先頭集団の後方にJR東日本の高田そして川内が足を交錯するような形になりましたけどこの後ろから藤田さん全体の様子を高田が落ち着いて見ているという状況ですかね。
≫決して前にいるような状況ではないんですけど今、まだ前半ですからね。
落ち着いて走っているんだと思います。
国内招待選手の中では足立が遅れている状況です。
≫ナンバーカード26番の高田千春を捉えています。
瀬古さん、高田は7年連続7度目の福岡国際マラソンかなりずっと安定した成績も収めてきましたから期待しているランナーの1人ではありますね。
≫彼は安定していて30kmまでは先頭にいくと思いますよ。
≫5kmを通過しました。
15分1秒〜2秒辺りですか?≫手元の時計で15分1秒という形になっています。
ですから、藤田さん少しペースが落ち着いてきましたね。
≫途中速かったんですけどここにきて微調整かけて15分ちょうどくらいで通過したような状況です。
≫2kmから3kmが2分57秒と少し速く入りました。
そのあと3分4秒にいったんペースを落としてこの1kmは1km3分としっかりとペースメーカーがペースメーカー自身も自分のペースをつかみ始めたという状況ですかね。
≫そういう状況だと思います。
≫1km3分ペースでレースが進んでいます。
≫大きな集団の中で、瀬古さんこれから少しずつ振り落としということにはもちろんなっていくんでしょうが日本勢の有力選手足立が遅れ始めましたが招待選手はほかにいて白いナンバーカードというのは国内の一般参加の選手たち。
国内の一般参加の選手の姿を今、何人か捉えることができました。
それから、海外有力選手ナンバーカード1番のパトリック・マカウなんといってもこちらは足立を捉えていますけれどもパトリック・マカウが…。
≫進藤さん、先頭集団から≫ナンバーカード27番の愛知製鋼の大塚が先頭集団から遅れ始めました。
国内招待選手愛知製鋼の大塚良軌が先頭集団から遅れ始めています。
≫国内招待選手が早くも遅れ始めるという波乱の展開かもしれません。
まもなく給水テーブルがやってきます。
大体5kmごと全部で8か所あるんですが川内優輝などは、この給水は絶対取りたいと普段から話しています。
ナンバーカード下1桁のテーブル川内の場合は3番テーブルです。
吉野さん、取ってますか?≫取りました。
しっかりと右手にスペシャルドリンクをつかんでいます、川内優輝です。
≫今日の瀬古さん状況を考えると気温が最高気温の予想は16度ぐらいまでは上がるんじゃないかといわれていました。
日差しは一瞬出かけましたけれど12時現在のコンディションです。
11.6度、湿度が95%。
南東の風4.4メートル。
風がちょっと強くなってきました。
≫あまりここで見てるとそうはないですからね。
≫このあと、終盤には海岸沿い海に近づくこともあるこの福岡国際マラソンのコースです。
70回目を迎えた福岡国際マラソン世界選手権代表選考レース早くもレースは5kmを通過しています。
≫選手たちは福岡市の東西を結ぶ大動脈明治通りをまずは西へ向けて進んでいます。
世界選手権内定基準というラインは1km3分ペース。
ここまでは1km3分ペースをほぼ守る形で瀬古さん、進んでます。
これはハイペースといっていいわけですね。
≫そうですね。
日本記録に近いペースですからいいペースだと思います。
≫この中にはざっと数えますとおよそ20人。
日本の選手たちも瀬古さん10人を超える選手がいます。
≫川内君もいい顔していますから今のところ順調ですね。
≫川内の場合は3週間前に右足のふくらはぎを怪我をしてそのあとは50kmほどのジョギングを4時間と少しというタイム。
それから1週間前に20kmのペース走ただそこは1kmあたり3分5秒。
これはいつもの調整どおりできたのでこの福岡の出場を決断したと話しています。
≫足が間違いないということを確認したでしょう。
≫1年前はこの福岡でリオデジャネイロオリンピック出場を目指しました。
本人も夢をかけたレースといっていましたが普通に戦って普通に負けたかったと話していましたが序盤に左足のふくらはぎを痛めて念願のオリンピックの舞台には届きませんでした。
今年は世界選手権をかけて本人は最後の世界への挑戦と話しています。
ここで協賛社をご紹介します。
この大会は、進学、就職、転職住まい、結婚など人生の転機をサポートし全ての人たちの成長と成功のきっかけを幅広く提供する情報サービスカンパニー私のナビ、マイナビの協賛でお送りしています。
1人、ナンバーカード166番国内一般参加のケニア出身のジョン・カリウキも≫福岡の街を西へと進む選手たちです。
明治通りもこの辺りで片側1車線一番道幅が狭いところを選手たちは走っています。
ですから瀬古さん集団がぐっと1つかなり固まりになりました。
ペースメーカーの3番をつけているケニアのチャールズ・ディランゴがちょうど、映像で出てきましたが少し何か足に違和感があったでしょうか。
≫ひもですね。
≫ひもを結び直してからそのあと集団からは大きく遅れてしまいました。
ペースメーカーは4人が今年、一定のペースで選手たちを先導していきます。
今、集団を引っ張っているのがペース1オーストラリアの31歳バーミンガムが15kmまで。
それからペースメーカー2と書いてあるケニアのシェビーが30kmまでレースを引っ張る予定でいます。
川内優輝が瀬古さん少し集団の前のほうに出てきました。
≫あまり焦らないことですね。
≫コースの西の端に選手たちはやってきました。
≫選手たちは下山門通りをおよそ2kmほど南へ向かって進んでいます。
12時半現在の福岡市の気象条件が入ってきました。
天候、曇り、変わらず。
気温は1度弱上がりました。
12.3度。
湿度は若干下がりましたが南東の風で4.7メートル。
風も上空では少し強くなってきているという情報が入ってきています。
選手たちは福岡都市高速道路の下を通りました。
ただ、日差しは瀬古さん見えませんから。
≫ないですね。
このままでいってほしいですね。
≫集団ですが、藤田さんこう見ていて感じること気づくことはありますか。
≫3分ペースできっちりペースメーカーが引っ張ってくれていますのである程度ペースが落ち着いた中で集団の中にも余裕が生まれている感じは受けますね。
≫何か集団が少し横に広がるようなシーンも出てきていますもんね。
≫横に広がるということは足が詰まったりとかそういうことがあってそれを避けるために広がるんですけどペースが遅いという意味合いもありますね。
≫確かに今10kmを通過しました。
吉野さん少しかかりましたか?どうですか。
10km通過タイムが手元の時計で30分9秒という通過タイムです。
ですからこの9kmから10kmの1kmが3分6秒、藤田さんちょっとかかりましたね。
≫ちょっとかかりましたね。
ですので集団が横に広がったというところがあるかと思います。
≫映像で川内優輝を捉えていますが川内にとっては3分実は4秒、5秒くらいのペースのほうが自分にとっていいんじゃないかとおとといの会見では話していましたよね。
≫ちょっと心配な体の部分もありますからね。
遅いほうが彼にとってはいいと思いますね。
≫本人も右のふくらはぎの怪我はほぼ治りました。
ただ違和感は少しあります。
むしろ、体力的な不安もあると瀬古さん、話していましたがその辺りはどうでしょうか。
≫3週間前に怪我して練習を休んでいますからね。
その辺のスタミナが心配だということだと思いますから。
≫ただ、川内が予想に反するというか心配されたんですが第1集団先頭集団についています。
逆に沖さん、2号車は遅れ始めた招待選手につけてくれましたね。
≫リード・クールセット。
招待選手の旭化成の足立につけていますが先頭とは現在、およそ40秒差というところですがただ、谷口さん足立も前との差が少し広がった印象がありますが1kmのスプリットは3分5秒程度というところですが。
≫このままいくと2時間10分半くらいのゴールタイムになりますのできっちり3分5秒を守ってますね。
≫このペースをいかに刻んでいくかというところが大事になりそうです。
≫谷口さんは今日ここまでの先頭のレース展開川内はじめ日本の選手たちの動きどういうふうに感じてますか?≫まだ序盤ですのでこの間にどのくらい体が温まっているかというのが必要だと思いますね。
今の表情を見ると逆に言うと汗をかきすぎてるなというふうに感じます。
全体的にですね。
ほかの外国の選手も額の汗は随分とかいているように映っているんですけど。
給水がアクシデントなければいいですけどね。
≫まもなく11.1km地点で2度目の給水ポイントがあります。
本当にマラソンの勝敗を瀬古さん、左右する1つのポイントである転倒であったり接触がありますもんね。
≫今日は湿度が80%ありますから。
少し蒸し暑いんじゃないかと思いますね。
≫ナンバーカードの下1桁の数字のテーブルにそれぞれの選手たちが用意をしたスペシャルドリンクが置いてあります。
川内優輝などはレースが進んでいく終盤にかけて塩分や糖分の濃度を少しずつ増やしていく。
選手によってさまざまな工夫をしているようですね。
≫皆さん、だんだん汗かいてきますからね塩分を濃くしてですね飲む人が多いですね。
≫あとは、藤田さんなどは2000年、優勝したときは逆に給水ポイントでペースを上げるといったシーンもありました。
川内が、吉野さんぐっと出てきましたね。
≫やはり自らのボトルがおいてある給水を確実に取るために川内が今コースを変えました。
そして、確実に取れるかどうか。
取りました。
川内優輝は藤田さん確実に取りましたね。
≫やはり、体力に不安があるということで給水だけはしっかり取ろうという意識の表れでしょうね。
≫とにかくこのレースに向けては最後の一歩まで自分は絶対に諦めない。
それが川内優輝だと話してくれました。
その川内の意気込みここでお聞きいただきましょう。
≫と本人が金曜日に話してくれましたが実際は瀬古さん3週間前に右足のふくらはぎを痛めたときにはほぼ全員と川内選手が話しました。
家族も、お母様も兄弟たちもこの福岡は断念して世界選手権最後の挑戦というならばこの福岡に出ずにほかの選考レースに出たほうがいいと言っていました。
≫我々もそう思いましたから。
でも本人が一番自分の体を知っていますから。
≫その中で、来年の世界選手権を競技人生のひと区切りと定めている川内ご覧のように瀬古さんに5段階評価で分析していただきました。
経験、粘り強さは満点の5です。
≫当然、福岡も何度も走っていますし粘り強さも彼は実証済みですから。
あとは体調がどこまで許されるかですね。
≫経験という面でも64回目のマラソンとなります。
本当に瀬古さんマラソン界の常識を変えてきたというかいろいろなことをいろんな選手に思い起こさせてくれるようなレースをここまで見せてきました。
≫今年も7〜8回マラソンを走ってるんですかね。
≫少し、藤田さん、川内がかなり周りを見ていますけどもこれはどんなことを考えているんですか?≫今、川内が周りを見ながらちょっと集団に吸収されるような藤田さんこういう感じになりましたね。
≫リズムをつかむために前に出たというところもあると思いますので、ここで落ち着いていくべきでしょうね。
≫本人の中では3分4秒から5秒くらいのペースでなんとか2時間10分を切るかどうかその辺りが実は自分の中でギリギリじゃないかと話していましたがここまでの藤田さん展開を見るとどうですか川内の狙い、思いというのはどういうふうに感じていますか?≫恐らく、足が痛いのは間違いないんでしょうけどその中で自分がどれだけやれるかという思いをやはり感じますよね。
≫あとはこの集団にいるほかの日本人選手たちの位置取りであったり動きというのはどういう印象を受けていますか?≫川内君以外は割と後ろのほうでおとなしく走っているかなという印象は受けています。
≫確かに瀬古さんナンバーカード80番白い国内一般参加の飛松だけがずっと先頭集団の前方にいます。
その後ろに72番をつけている黒崎播磨の園田隼の姿も見えます。
園田は去年、確か先頭について後半かなり粘っていたランナーですね。
≫谷口君が、さっきも調子がいいと言っていましたので楽しみの1人じゃないですかね。
≫谷口さんはこの集団、日本勢の顔ぶれなんかも見ながら見ながらどういうふうにここまで、見ていますか。
≫やはり、集団の後ろ側で落ち着いているというのがいいと思いますね。
まだまだペースメーカーがリズムを作って流れを作ってくれているのであまり集団の中で前へ行ったり後ろへ行ったりしないことがエネルギーの消耗を防いでいるんじゃないかと思いますね。
≫ということは、まだ実はここまで瀬古さん我々が名前を呼んだことがないような選手のほうが実は調子がいいというか狙っているということでしょうか。
≫テレビになるべく映らない選手のほうがいいような気がしますね。
≫80番の飛松の後ろに川内優輝、21番がいます。
その左後ろには瀬古利彦さん以来36年ぶりの大会史上3人目の3連覇がかかるパトリック・マカウ。
その横にナンバーカード63番GMOアスリーツ所属山岸宏貴。
山岸は25歳。
上武大学時代の花田勝彦さんのもとでマラソンに特化して勝負している選手ですね。
≫このチームは駅伝がないですから、今のところマラソンだけの練習を1年間やっていると思います。
≫藤田さん、山岸が25歳。
年齢としても楽しみと思いますが3週間前10月にも大阪マラソンを走ってここに臨んでくる。
どういうふうにこの選手はみていけばいいですか?≫大阪マラソンについても恐らく練習の一環という形で出ているんだと思うんですね。
ですので、あくまでも照準は福岡という形でやっていると思いますので彼のような若い選手がこの福岡で名乗りを挙げていくことが日本のマラソン界にとってはいいことなんじゃないでしょうかね。
≫瀬古さんとしてもDeNAランニングクラブの総監督であり同時に日本陸上競技連盟のいわゆる長距離戦略プロジェクトリーダーということでまずは東京オリンピックに向けての強化を託されました。

 

 

 

 


≫リオであまりよくない成績だったので4年後はこれではいけないということで若い人をどんどん、教育していきたいと思いますね。
25歳の山岸その左前には出場さえ危ぶまれた≫選手たちは10kmを過ぎた辺りから進路を再び東へと変えています。
福岡の中心部に向けて国道202号線を走っています。
吉野さん、先頭集団固まりどれぐらいの人数いますか?≫まだ10人以上のグループという形になっています。
有力選手のほとんどが藤田さん先頭集団にいるということですね。
≫その状況ですね。
≫そして1kmのペースですけれど3分5秒。
12kmから13kmも3分5秒。
ですから、ちょっと3分を超えるペースになってきている。
この辺りも影響ありそうですね。
≫ペースメーカーが1人だけ前にいる状況で後ろの集団が3分5秒であっても追わないんですよね。
ですので、湿度の影響で多少、きつさを感じている部分があるのかなというふうに感じています。
≫先頭集団は依然15人以上の大集団という形にはなっています。
≫瀬古さん、12時半現在先ほど気象情報をお伝えしましたが湿度が90%ということですから。
≫だから、体で感じるよりも汗をかいていると思いますね。
≫ただこのペースだけを見るならば何か川内にとってもいい状況で進んでいるのかもしれません。
≫私は日本人にもいいと思いますね。
≫ケニア勢はまだ集団の中で静かにひっそりと走っています。
そして、ナンバーカード25番足立の映像、2号車沖さんついてくれてますね。
≫この足立は先頭とはすでに50秒ちょっと差がついています。
谷口さん、足立の表情足取りなどいかがですか?≫やはり1人で走らなきゃいけないのでどうにかリズムを保っているという感じですかね。
ですから今13kmか14km3分4秒から5秒というところです。
≫レースの序盤前を走るランナーの姿も少しずつ遠くなっています。
足立です。
≫そして、その後ろにつけてくれているのが3号車になりますKBCの田上アナウンサーです。
田上さん、今どこですか?≫3号車はナンバーカード27番愛知製鋼の大塚良軌につけています。
大塚良軌が先頭から1分半遅れています。
従いまして国内招待選手では大塚良軌が最後方となります。
この1kmのスプリットも3分21秒となかなかペースが上がりません。
去年、前半で遅れたので今年は前半からついていきたいと話していましたが今年もこのレース序盤から大塚良軌が遅れています。
≫この大塚が瀬古さん去年は追い上げてきた川内と日本人3位争い。
最後は平和台に入って残り100mのスパートをしました。
≫だから、安定した走りって難しいんですよね。
≫それと、3号車、田上さん実際にバイクに乗って走ってらっしゃって風であったり雰囲気というのはどう感じてらっしゃいますか?≫現在ぽつぽつと小さな雨が降っています。
それから、体感気温というのがかなり下がってきましたね。
手袋をしないとかなり手が冷たいというぐらいの体感気温になっています。
≫その中で確かにペースメーカーによってはネックウォーマー首の辺りを温めるようなものを着けている選手もいます。
先頭集団がまもなく吉野さん、15kmですか。
≫まもなく先頭集団は15kmを迎えようとしています。
ここでレースを引っ張ってきたペースメーカーの1人オーストラリアの31歳コリス・バーミンガムが恐らく走りをやめるはずだと聞いていますがバーミンガムがペースの1と書かれた選手ですが依然レースを引っ張るようです。
先頭グループの通過タイムは45分35秒というタイムです。
ですから、ここにきて1km3分を超えるペースに藤田さん、なってきましたね。
≫かなり3分10秒に近いようなペースまで落ちてしまったので集団の中の選手はある程度余裕があるんでしょうけどこのあとペースが一気に戻ったときにちょっとレースに影響が出そうな感じがしますね。
≫このあと藤田さん、選手たちは給水ポイントを迎えます。
3度目の給水ポイント湿度が高い中でここも1つ大事ですね。
しっかりと見ていきましょう。
山岸が、まず歩道寄りに進路を変えてきました。
ナンバーカード63番GMOの山岸が給水を取っていきました。
そして、川内は給水を…。
≫取ってないですね。
そのあと、もしかしてゼネラルテーブルで一般の水を取るかもしれません。
≫ゼネラルテーブルに行くかもしれません。
ちょっとセンター寄りに走っていた川内ですが歩道寄りのコースを変えたときに…。
今、ゼネラルは川内、取っています。
藤田さん、川内はゼネラルは取りましたね。
≫一般の水を取っていきました。
確かに、この集団ですから瀬古さん、位置取りというのは非常に難しい。
10km過ぎの給水のときは無理にぐっとペースを上げてきてましたもんね。
≫やはり余裕がないと自由自在に動けませんから少し余裕がなくなってきているのかもしれませんね。
≫藤田さんは、その辺り2号車の谷口さんなんかは位置取りあまり動かないほうがいいのではと話していましたが藤田さんの目にはどう感じていますか?瀬古さんがおっしゃるように自由自在に動くためには余裕がないと動けないんです。
ですので、そういった意味では余裕がなくなってきているのかなという気がしますね。
≫逆にほかの選手たち海外の招待選手であったり日本のほかの選手たちは藤田さんまだ随分余裕があるとみていいですか。
≫かなり余裕がありますね。
ペースが多少遅いというのもありますけど集団の中で特にポール・クイラなんかはかなり余裕を持って走っていますね。
≫ポール・クイラと藤田さんから見えましたナンバーカード29番の選手になりますコニカミノルタ日本の実業団で力を磨いているケニア出身のランナーです。
2時間6分台。
オリンピックチャンピオンが将来の夢だと話していました初マラソンの注目の選手の1人でもあります。
そして、吉野さんぐっと上っていますね。
≫コースの中でもっとも高低差がある別府大橋に今、先頭集団が差し掛かりました。
6mの上りを今、選手たちが150mをかけて上っていて今、ちょうどその坂の頂点別府大橋の頂点に来まして16kmを迎えるところです。
今、下りに入ってきました。
下りに入ってきて先頭集団ここで動きがあるのかどうか。
藤田さん、どうでしょう先頭集団をご覧になって。
≫まだ、それほど動きはないですけれどもペースが多少戻ってきましたね。
≫14kmから15kmの1kmのラップタイムが3分9秒かかっていましたからここにきて少し3分ペースに戻ってきましたかね。
≫69番の国内一般参加の飯沼健太がこの大きな20人前後の集団から少しずつ遅れていくのが1号車の映像でも確認することができました。
ただ、依然有力ランナーたち国内一般参加の選手たちも瀬古さん残っていますから。
≫まだ余裕ありますから皆さん。
≫その中で少し藤田さんや瀬古さん川内はやはり怪我の状況もありました。
余裕度という面では心配という声もあります。
改めて川内優輝ご紹介しましょう。
≫オリンピック代表の夢がついえた1年前。
≫そして、今年川内優輝の大きな覚悟。
≫日本代表への挑戦はこれが最後。
その川内が新たに取り組んできたこと。
≫スタミナ強化のためこれまで以上に山にこもって走り続けてきた。
更に…。
≫群馬県渋川市から埼玉県久喜市まで100km走を行った。
≫終盤の粘りに磨きをかけた川内。
日本代表へ最後の挑戦。
≫100km走というのは一般人、我々からすると全く想像もできないんですけれどもその100kmをおよそ7時間30分で走って瀬古さん、その1週間後には20kmを59分台で走るというスピードも回復していたという話をしていました。
≫長い距離を走るとスピードが落ちると思うんですが逆なんですよ。
スピード、持久力というのがつくんですよ。
≫そのお話を聞いたときには私たちも本当に驚きました。
選手たちの左手にはスタート、ゴールの平和台陸上競技場あるいは憩いの場、大濠公園。
福岡の中心部に先頭集団は戻ってきました。
藤田さん、川内をはじめこの先頭集団にいる高田なんかも練習量をぐっと増やしたり距離を踏む練習量を増やすということを1つ選手たちがそれで実感しているところもあるようですね。
≫高田君なんかはかなりベテランではありますけれどもやはり距離を踏んでしっかりマラソンを走りきるだけの体力を培うという練習を体現している選手だと思うのでそういった選手が出てきてくれると非常にうれしいですね。
≫ただその練習、ひたすら距離を走るというのは瀬古さん大変ですねマラソンの。
≫でもね、マラソンの競技ってそういう競技ですから。
我慢の競技なので練習で我慢できない人は試合では我慢できないと思いますね。
≫確かに我慢ということでいえばナンバーカード1番この大会3連覇がかかるパトリック・マカウかつての世界記録保持者も自分の一番の武器はスピードではなく我慢だというふうに話していました。
とにかく我慢に我慢を重ねて人生の全てをマラソンに捧げて自分は戦っているんですと福岡に向けて話しています。
≫苦しいときだけが我慢じゃないんですね。
調子がよかったり前にいきたいなと思うときも少し自分を抑えるという我慢もあるんです。
これが練習で自由自在にできるように長い距離というのは大事なんですよね。
≫集団は国道202号線の中でもけやき通りといわれる美しい並木道に入ってきました。
800mにわたっておよそ100本のケヤキ並木が続いていきます。
となると今の瀬古さんの話を受けると藤田さん、余裕があってもいってはいけない我慢そういうのも何人かのこの集団の選手たちには必要を今求められているわけですね。
≫もちろんそうですね。
川内君なんかも前にいったり後ろにいったりということをすると体力をかなり消耗するんですね。
ですので一番いいのは同じ場所で落ち着いて走るというのがいいかと思います。
≫そしてこの1kmの先頭のラップタイムが2分57秒ということですから藤田さん、かなり3分10秒だったり2分57であったりと一定ではないんですね。
≫こういったペースの上げ下げがあると非常に体力消耗するんですね。
ですので、ペースメーカー難しいとは思うんですがなるべく一定のペースでいってほしいなと思います。
≫今までレースを先導してきましたペースメーカーの1人バーミンガムが17km地点で走るのをやめました。
ですからこのあとペースがどうなってくるのか。
それによっては先頭集団からどんどん脱落していく選手が増えてくるかもしれませんね。
≫この辺りは瀬古さんちょうど1kmぐらいですか緩やかな、画面を通してはわからないくらいの下りですから若干そのペースアップというのもあるかもしれませんがただ10秒近く変わるというのは…。
≫それはちょっとありすぎですね。
自然に上がっているならいいですけどね。
≫ざっと見ても、20人くらいの集団ができるかもしれません。
ナンバーカード1番マカウがいて長身のゾストもいます。
それから一番右には22番をつけている国内招待選手のベンジャミン。
更には23番メラク・アベラ国内の実業団で瀬古さん力をつけているランナーも優勝候補の1人とみていいですね。
≫練習量が日本人と同じですからね。
練習も結構積んでいる人が多いと思うので30kmまで粘っていると優勝候補の中に入ってきますね。
≫選手たちは18km地点、警固の交差点を右折しました。
ここからすぐに左折をしてそしてまた右折。
700mの間に細かく進路を変えながら20km地点博多駅、JR博多シティを目指していきます。
藤田さん、今日本の実業団でトレーニングを積むケニアの選手の話になりました。
まさに藤田さんがよくおっしゃっている日本の気候にも慣れているわけですよね。
≫もちろん、日本人が持っている我慢する心これをもちろん持ってますし日本に長くいる外国人は気象条件にも慣れているんですね。
そういった意味でこの蒸し暑さの中では日本国内にいる外国人選手が非常に有利なのではないかと思います。
≫そういった意味ではまさに2007年大会初マラソンで福岡国際マラソンを制した歴代チャンピオンのサムエル・ワンジルさん。
その後、不慮の事故で亡くなられたんですがその亡きワンジルさんは2008年あの暑い北京オリンピックで金メダルをとりました。
仙台育英高校から日本の実業団そしてオリンピックの金メダル。
そのルートを目指しているのがこの集団の中にいるナンバーカード29番ポール・クイラという選手です。
ただ、クイラ辺りは集団で目立たないポジションをとっています。
≫彼は駅伝でも安定して走っていますし。
有力な選手だと思いますね。
≫ナンバーカード29番捉えました。
黒のランニングウェアです。
26歳、これが初マラソン。
ただ藤田さん持っているタイムハーフマラソンの59分台は世界のトップレベルなわけですね。
≫トラックのタイムは日本人とそれほど変わらないんですけど彼の特徴というのはロードに出たときの強さです。
ロードに出たときはとてつもない力を発揮する選手ですので今回初マラソンとはいえ練習はかなり積めているようですので後半かなり期待が持てるのではないでしょうか。
≫ここで緩やかに選手たちは右折をしました。
川内優輝がペースメーカーのすぐ後ろ。
何か3年前は中間点でそのときはペースメーカーが抜けて川内が真ん中を割って入るようにして一気にレースの流れを≫福岡の中心部に先頭集団は戻ってきています。
世界選手権内定基準というのはゴールタイムが2時間7分ちょうどという非常に高い設定タイムです。
このタイムを切れば即来年の世界選手権出場に決まるというラインですがそこからまだ30秒という僅差で先頭集団は走り続けています。
ただ、横長になっていた先頭集団も平尾の交差点を左折するところで縦長になりました。
1号車、吉野さんどういう状況でしょう?≫先頭集団ですがこの1km3分5秒。
その前の1kmが3分10秒でしたから決して藤田さん安定したペースではないんですよね。
≫安定はしていないですね実際。
≫その中で先頭集団からモンテローザのガンドゥ・ベンジャミンが遅れ始めています。
相当、先ほど戻すようなシーンがありました。
やはり、内臓にきているということなんでしょうかね。
≫湿度が高いと内臓にものすごく負担がかかるんですね。
ですのでその影響だと思います。
≫20kmの通過タイムが1時間59秒というタイムでした。
手元の時計で20km通過タイム1時間59秒。
そしてまもなく給水ポイントを迎えます。
集団が横長になりました。
ナンバーカード、63番、山岸。
そして、川内も歩道寄りにコースを変えてきました。
ここが1つポイントになってきそうです。
スペシャルドリンクを取ることができるか川内、取りました。
先ほど取れなかった川内でしたが今度はしっかり藤田さん取れましたね、川内は。
≫しっかり取れましたね。
≫2号車、谷口さん川内は先ほどは取れなかったんですがあのシーンは谷口さんはどのようにご覧になりました?≫先ほどはセンターラインに寄りすぎていてちょっと見通したんじゃないかというふうに思いますね。
雨が強く藤田さん降ってきましたね。
≫降ってきましたね。
ですので変わりやすい天候の中でこの天候を味方につけた人間が勝てる人間だと思うのでその辺も見ておきたいですね。
≫20kmを通過して天候との勝負という形にもなってきます。
≫そのほかの国内招待選手では高田はしっかりとスペシャルドリンクを取りましたけどなかなかオーバー22番の前田和浩が実は取れずにそのあと先ほどの川内と同じようにゼネラルウォーター一般の水を急いで取っていました。
前田和浩も2時間8分ちょうどという現在の日本の福岡に出てるランナーの中では最も速いタイムを取っています。
マラソンで世界選手権3度出場している実力者トラックも含めれば4度の世界選手権。
35歳になりましたけどこの人もまだ自分はできるところを見せたい地元九州・福岡で復活をかけたいんだと話していました。
≫春先はあまりよくなかったんですが夏以降はしっかりと練習できたという話だったので。
≫去年の世界選手権だと体調を崩して喘息の症状だったということでした。
やはり実力者ですから体調さえ整えばしっかり走ってくれると思います。
≫ナンバーカード28番が九電工所属の前田和浩35歳です。
3年前の東京マラソンで2時間8分ちょうどというタイムを出しました。
そのときのレースを川内優輝は見て前田さんのように30km以降に一度14分台のタイムを上げてそこから粘っていくその戦いが日本選手が世界の舞台でメダルをとるためのレースだと話していました。
≫今日でもペースが遅いですから30kmを超えたら14分台のペースになると思うんです。
≫先ほど湿度の話もありました。
少しまた雨が降ってきたという1号車の吉野さんから話がありました。
この荒れていく難しくなっていくコンディションの中でまさに、先ほど冒頭、前半でご紹介した我慢。
瀬古さんもおっしゃっていました。
マラソンに一番求められるいろんな面での我慢というのが試されてきそうですね。
≫ただ、晴れていないのでこのまま雨が降ったほうが選手は走りやすいと思いますね。
≫あとは全体のペースで考えるとまもなく中間点ですが有力選手は余裕を持ちながらあるいは川内辺りは自分に合ったペース。
そう思いながら進んでいるんでしょうか。
まもなくですね。
≫まもなく先頭集団は中間点を迎えるところです。
20kmから21kmの1kmのラップタイムが3分6秒かかっています。
今、先頭集団が中間点を通過していきました。
手元の時計で1時間4分24秒というタイムで先頭集団が中間点を通過してそしてペースメーカーが1人走るのをやめました。
1時間4分24秒です。
ここから、このコンディションの中でいかに選手たちが自分の走りいかにペースを作っていくのか。
その辺りが藤田さん1つポイントになってきそうですね。
≫はい。
ですので、ペースは決して速くありませんのでこれをどのように自分の中でプラスに捉えていくかですね。
日本人にとっては決して悪いペースではないと思います。
≫まだ日本の有力選手たちそして一般参加の選手たちもこの先頭集団の中には残ってきています。
その中で、この福岡を知り尽くしている高田辺りは先ほど水たまりがあえてないところを走ったりするなどちょっと藤田さん余裕を感じさせる走りを見せますよね。
≫給水のたびに沿道に寄ったりセンターライン側に寄ったり自分の中で考えた走りができていますのでその辺りはさすがベテランだなと感じます。
≫22km付近でナンバーカード2番、ケニアのジェームズ・クワンバイがレースをやめました。
2時間4分27秒という世界、今でも歴代12位という屈指のタイムを持つ選手が瀬古さん、やめました。
≫優勝候補の1人ですからね。
ちょっと足を押さえていましたからどこか痛かったのかもしれません。
≫あとは本人も湿度などは自分は好ましくないと福岡に入って理想のコンディションを聞いたときに聞きましたが走っている選手に今日の気象条件の難しさというのが…。
右側のブルーのランニングウェアバラノフスキーもバランスを崩しました。
≫回るとき押し込まれましたね。
≫ナンバーカード24番をつけているアスメロンの後ろドミトロ・バラノフスキー35歳です。
≫進藤さん、先頭集団のペースメーカーが走るのをやめましたね。
≫ペースメーカーのダニエル・シェビーが走るのをやめました。
ペースメーカーが藤田さんいなくなりました。
≫ちょっと予想外の状況ですけれどもこの状況の中で果たして誰が主導権を握るのかということですね。
≫レースがいよいよ進藤さん動いてきそうです。
≫22.9km地点まさに福岡の中心部博多駅、JR博多シティに選手たちが戻ってくるというか迎えたところで選手たちは動かざるを瀬古さん、得ないですね。
≫難しいレースになりました。
≫2年前は中間点を超えてその当時はコンディション的にも整っていましたが思い切って勝負をかけて人数を絞って出ていきましたが今年に関しては藤田さん、川内は気持ちとしてはどういうふうに考えているんでしょう。
前にはいますけど。
≫ペースメーカーがいなくなったことによって表情が少し精悍な表情に変わったように感じますね。
≫ということは自分の中で…。
決意というか覚悟というか…。
≫一気に藤田さんペース上がりましたね。
≫ペースが今かなり上がってますよ。
≫ということは川内が仕掛けている。
それに更にナンバーカード3番世界選手権の銀メダリストのツェガエ、メセル辺りがレースを動かしてきたでしょうか。
≫エチオピア勢が話し合ってペースを作っていますね。
≫片側4車線博多駅と博多湾を結ぶ大博通りに選手たちは入ってきています。
それでは本日先導していただいている白バイ隊員をご紹介します。
データ放送ではプレゼントクイズを実施中です。
リモコンのdボタンを押してお楽しみください。
あっという間に集団が2つあるいは3つ縦長になりました。
分かれ始めました。
吉野さん、川内が給水に行きましたがペースが上がっていますか?≫一気にスピードが上がりました。
1号車のスピードというのも藤田さん確実に速くなりましたね。
≫集団が完全に縦長になりましたのでここは勝負どころと考えているんでしょうね。
先頭集団は6人に絞られました。
ナンバーカード5番エリトリアのメセルそして、ナンバーカード3番エチオピアのツェガエそしてナンバーカード23番黒崎播磨のアベラ。
川内優輝がしっかりついていきます。
≫レースが動きました。
福岡国際マラソン代表選考レース何よりケニア勢にまざって日本勢トップただ1人ついていっているのは川内優輝です。
≫左手奥には博多港のシンボルの博多ポートタワー。
その横には世界水泳やフィギュアスケートのグランプリファイナルも開催してきたマリンメッセ福岡も映りました。
選手たちは博多港に向かって北へ一度、緩やかに上りましたがそのあとは緩やかに現在下っています。
25kmポイントも近づいてきています。
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≫瀬古さんまた川内が出ました。
≫これ、勝負かけてますかね。
≫一度ペースが落ちたというふうに話がありましたがその中で上げたのか吉野さん、後ろとの差も含めてどうですか?≫確実に今、藤田さん川内が仕掛けましたね。
≫右に曲がるところでインをついてそのまま逃げました。
≫カーブのいわゆるうまく内角をついたような形を取りました。
川内優輝25kmを迎えます。
川内の25km通過タイムは手元の時計でどうか。
今、25km通過していきました。
川内の通過タイム1時間16分7秒です。
そしてそのあと同タイムでアベラナンバーカード23番が続いていきます。
そのあとにナンバーカード3番ツェガエも続いていきます。
川内とツェガエの差が2秒差。
川内がカーブを使ってうまく仕掛けていきました。
川内とアベラが今、先頭集団を形成していてそのあと第2集団。
この第2集団との差は2秒から3秒差。
川内が藤田さん1つ勝負をかけました。
≫かけましたね。
≫このあと第2集団に吸収されるのかどうか。
≫ナンバーカード23番黒崎播磨のメラク・アベラが更に川内に対しても藤田さんスパートをかけましたね。
≫川内君にかぶせるようにスパートをかけてきましたので川内君はここが粘りどころだと思いますよ。
≫先頭の、この2人が進藤さんスパートをかけ合うようなそういった展開が続いています。
≫先頭のナンバーカード23番メラク・アベラは千鳥橋をわたりました。
この千鳥橋にはこのあと向かう勝負の国道3号線を越えると38km地点。
まさに川内が勝負の国道3号に入るところで川内の意識としては来年の世界選手権を考えると日本勢との勝負という意識もあると思います。
≫まず日本人を話して有利な態勢に持っていきたいという考えでしょうね。
川内の後ろには3番の世界選手権銀メダリストのツェガエエリトリアのメセル53番、ベケレロンドンオリンピックの10000mの銅メダリストなどもいますが日本勢2番手となるとナンバーカード1番のマカウの後ろの後ろ一般参加ナンバーカード70番自衛隊体育学校の石田亮という選手が続いています。
その石田亮が現在日本人1位でマカウを追いかけています。
ということは山岸が少し遅れましたか。
沖さん、つけましたか。
≫2号車はGMO、山岸を捉えています。
その後ろに映っているのが九電工の前田です。
谷口さん山岸、期待のホープなんですが少し先頭と差が開いて現在およそ10秒となりましたが走りはいかがですか。
≫まだしっかりしているんですがペースの変化が大きすぎて対応できていないかと。
気持ち的に諦めないことが大事ですね。
≫谷口さん、先頭で川内が給水吉野さん、取ることができなかったですよね。
≫そうなんです。
川内が給水を取ることができませんでした。
これは川内にとっては厳しい給水ミスという形になりましたね。
≫でもゼネラルがこのあとありますので落ち着いて取ることが大事だと思いますね。
≫今まさに川内優輝がゼネラルドリンクはしっかり手に取りました。
ゼネラルドリンクは手にしています。
気持ちをここで立て直すことが1つ、大事になってきますね。
≫まだ先はありますから落ち着くことが大事ですね。
≫先ほど降っていた雨はやみました。
このコンディションの中であとどういうところが藤田さんポイントになってきますかね。
≫雨はやんできましたけどちょっと風が出てきているんですね。
折り返すと向かい風になりそうな風向きですので後半は我慢のレースになろうかと思います。
≫川内が先頭集団から手元の時計で2秒遅れて第2集団の中に進藤さん入っているという状況です。
≫その第2集団を引っ張っているのがナンバーカード5番世界選手権、去年、北京で9位に入っているですから暑さにも強いメセルそれから、53番のベケレはスピードのあるランナー。
更に、3番世界選手権銀メダリスト川内がこの2人に今後ろについていますけれども。
≫堂々と世界の選手を横にして頑張っていますからね。
≫そしてナンバーカード1番のマカウも何かスピードを上げたでしょうか川内を含めた集団に迫ろうとしています。
≫マカウは自分のペースを守っている感じですね。
≫2号車谷口さん途中になりましたが前方でこうしてレースが動き始めた。
どういうふうにこれから考えていけばいいですかね。
≫やはりまずは落ち着くことですね。
一瞬離れたからといって追いすぎるとリズムを壊しますので落ち着いてペースをじっくり自分でもう1回呼び起こすということが大事だと思いますね。
≫その点2号車につけている山岸が日本人で言うと沖さん4番目、5番目くらいになるわけですよね。
≫そうですね。
この山岸がそういった順位になると思いますが。
≫その前にJRの高田君がいますので山岸君のほうはある程度リズムを保ちながら追い上げているという感じですね。
≫高田千春もちらりと後ろを見ましたね。
≫落ちていくという分と上がっていくという分の違いがこれから出てくると思います。
≫高田千春がいて山岸がかわすような流れになって日本人上位3人というのが瀬古さん、来年の世界選手権代表選考にまず俎上にのるためには必須条件ですから。
≫それにタイムがプラスされますから。
≫選手たちはまもなく勝負の神様が宿るといわれる折り返しのときには34.6km地点。
勝負のポイント応援スポットとしても知られる場所です。
まもなく先頭のナンバーカード23番九州・福岡、黒崎播磨所属エチオピアのメラク・アベラが通過していきます。
そして先頭との差が手元の時計で7秒差。
川内優輝が日本人トップ2位集団で通過をしていきます。
川内の表情であったり今の走りを見ていかがですか?≫いいんじゃないですかね。
だいぶよくなってきました。
≫日本人2位争いとなると国内の一般参加の選手の姿もあります。
160番台の選手も瀬古さん、いますね。
≫165番の梶原の姿もありました。
そしてその集団を追いかける形でナンバーカード63番山岸、福岡の7年連続7度目のマラソン、高田千春28番の前田和浩です。
≫この3人はね。
一緒に行ったほうがいいですね。
≫自衛隊体育学校の石田君もいますね。
≫となると日本人2位3位争いは激しくなりそうです。
その前に川内は瀬古さんあの実は今回は弟の鮮輝さんも福岡に一緒に来ていますが30km過ぎで待っていてほしいと。
そこで日本人何番か自分に教えてほしいというふうにレース前は伝えていたようですが。
≫今日は教えがいがありますね。
1番ですから。
≫自分の中でも日本人トップを走っていることはわかっているはずです。
ここからのレースの進め方川内はどう考えていると思いますか?≫この集団で絶対に離れないことです。
離れてしまうと後ろに追いつかれますのでここは折り返し35kmまでは辛抱ですね。
≫吉野さん、アベラが出て追いかける2位集団1号車からはどんなふうに見えるんですか?≫7秒差ということですが差が広がってはいないですし縮まってもいないという藤田さん落ち着いた状況になってきましたね。
≫恐らくアベラ選手もちょっと休みたいという気持ちがあってペースがだいぶ落ち着いてきているんですね。
後ろの集団が大体1km3分くらいできているので恐らくアベラ選手も同じようなペースできているんじゃないかと思います。
≫世界選手権代表選考レース≫勝負の国道3号線に入っています。
選手たちは進路を北東へと変えています。
ここまでの気象条件で言うならば南東の風がずっと吹いていました。
ですから折り返したあとが瀬古さん31km以降の後半は向かい風になるんですね。
≫苦しいレースになりますが川内君にはいいと思います。
いいと思いますよ。
一気にペースが上がらないと思いますからね。
≫そして川内からすると瀬古さんの事前の評価で5という数字をつけました。
川内自身も自分の粘り一番の勝負できるポイント我慢、そこを鍛えるために100km走ったり瀬古さんや、宗さん君原健二さんといった歴代の名ランナーの本を読み漁って、どうすれば自分が強くなれるか考えて訓練を積んできたと話していました。
≫あと5年ぐらい早く読んでほしかったと思います。
そうしたらもっと伸びたと思います。
≫29歳、来年の3月には30歳を迎えます。
自分にとっては2019年の世界選手権中東カタールあるいは20年の東京オリンピック。
暑さというのに自分はやはり一番つらいんです。
自分はもう次の世界選手権が最後のチャンスだと思っていると話しました。
ただ瀬古さんはこの暑さへの耐久力であったりこの粘りというのは川内を本当に評価してらっしゃいました。
≫彼は多分、暑さを自分で変なふうに理解してるんです。
これだけ我慢できる人は暑さも我慢できます。
先頭を走るアベラからおよそ10秒差で2位集団。
2位集団は現在6人います。
川内のほかに世界選手権銀メダリストのツェガエがいて、それからパトリック・マカウも上がってきています。
映像、3号車です。
田上さん。
≫3号車は前田和浩と高田千春の2人につけました。
この2人が前の第2集団から11秒差ということになっています。
この2人から、今10mほど遅れまして後方にバラノフスキーに抜かれました。
今ナンバーカード63の山岸という順位になっています。
≫山岸が今の走りの雰囲気を見ると瀬古さん、ちょっと一気に苦しくなりましたか。
≫厳しい走りですね。
力がなくなった走りです。
体が浮いてきましたから≫中間点が1時間4分24秒単純に倍をすれば2時間9分を切るかどうかというペースから一気にペースが上がってきました。
ですから川内を含めた2位集団更にその後ろ日本人2位争いが1号車から捉えづらくなってきました。
そこは沖さんつけてくれてますね。
≫このグループは現在8位集団ということになりますが先頭とは20秒差。
そして前の川内のグループとはおよそ12秒差というグループです。
日本人2位を争うというグループでもありますが谷口さん、この集団の日本人なんですが165番の梶原有高それから70番の自衛隊体育学校の石田亮。
こういったところも含まれているんですけれども。
≫ですからまだ、このグループで頑張っていけば記録、大幅更新できますから。
ここは我慢ですね。
マラソンを経験するのはなかなかできないのでこのグループに乗っかってほしいですね。
≫このあとどう考えていけばいいでしょうか。
≫考えるよりもこのリズムをいかに守りきるかという自分の限界を作らずにどこまでいけるかという可能性を見いだしてほしいなと思いますね。
≫今は我慢をしながらということですね。
こちらが8位グループということになります。
≫70番の石田亮がベストタイム2時間13分台園田は2時間14分台165番の梶原は2時間18分台という自己ベストタイムの持ち主です。
ただ、このコンディションも含めいろんな意味で瀬古さん予想とは違った方向に進んでいます。
≫持ちタイムがよくない人はペースが遅かったのでそれは幸いしていますよね。
≫先頭のナンバーカード23番メラク・アベラは多々良川にかかるおよそ200mの名島橋に差し掛かりました。
ヨーロッパ風の7連のアーチからなる1933年に完成。
今なお当時の面影を残しているという幹線道路橋です。
瀬古さんここは帰り風が吹きぬけますし過去の福岡国際マラソンを見てもレースが動く感じになります。
≫帰りはここから名勝負が始まります。
今、旗がありますけどそれほど風はないような気がしますね。
1号車から見て吉野さんどうですか?≫ほとんど1号車から見ても風の影響はなさそうですね。
その中でアベラが第2集団との差を広げています。
手元の時計で15秒差。
じわりじわり、アベラが藤田さん逃げている感じですね。
≫ここまできたら追いつかせてしまっては出た意味がありませんからこれはもう逃げに入っている状況でしょうね。
≫第2集団の位置を時折後ろを振り返りながら確認して徐々に先頭を行く、黒崎播磨メラク・アベラが第2集団を突き放すような走りを進藤さん、見せています。
≫メラク・アベラがエチオピアの22歳です。
あの黒崎播磨の監督は質量ともにいいトレーニングができて6分台から7分台を狙える力があるんだと自信を持って送り出してきた選手です。
≫なかなかよさそうですね。
絞れてきますし。
≫このメラク・アベラにとって福岡という世界に名の知れたかつては世界一を決めるレースといわれた福岡国際マラソン。
その福岡のチャンピオンへという思いもあるでしょう。
まもなく先頭のアベラが30kmを通過してこのあと、1号車から第2集団差などは測れるでしょうか。
川内は吉野さんまもなく30kmでしょうかね。
≫先頭のアベラが1時間31分3秒で通過しています。
川内を含む第2集団も通過。
31分20秒、17秒差で川内を含む第2集団が先頭のアベラを追いかけるという形になっています。
≫1時間31分21秒という通過タイム。
このままのペースでいけばゴールの予測タイムは2時間8分29秒川内が2009年2時間9分1秒というのをオーストラリアのゴールドコーストでマークしたのが日本選手の今年の最高タイム。
その最高タイムをも上回るペースで川内が走っています。
≫前半遅くてこのペースですから。
なのでもう少しよくなる可能性はありますね。
≫そして川内が1時間31分21秒追いかける日本人2位集団がもう通過しました。
1時間31分38秒ですか。
手元に情報が入ってきました。
ということは川内と追いかける日本人2位集団の差が17秒。
≫同じなんですね。
等間隔で3集団がいますね。
≫谷口さんはどういうふうに見ますか川内の走りそれから後ろとの差。
残り距離を踏まえますと。
≫やはりちょっとリズムに乗って休むべきかと思います。
リズムに乗って。
今からもう1回、2回とくると思いますのでそれに合わせて自分を休ませる。
一気にもう一度いくというところを作ると思います。
しかし、この第2集団川内のいる集団を見ますと谷口さん、世界記録かつての保持者のマカウがいて世界選手権銀メダリストもいて入賞者がずらりとそろった中川内がここにいるなかなか難しい展開にはなっていくかもしれないですね。
≫でも、川内君も仕掛けると思いますがそれよりも3連覇を狙っているマカウがどういくかというところに注意をしたほうがいいと思いますね。
≫今の先頭の逃げるメセルというのも恐らくマカウでありこの川内を含む2位集団はしっかりと考慮に入れているわけですよね。
≫マカウ選手が先頭のほうに出てきましてやはり少しペース上がりましたね。
≫瀬古さんもうんうんとうなずきました。
≫そろそろ、危険水域に距離が先頭と入っていますからここは出なきゃということで出てるんだと思います。
≫20秒近い差が30kmを通過した時点でこの2位集団がありました。
やはりついにといいますか36年ぶりこの福岡の3連覇を狙うパトリック・マカウが追いかける集団の先頭に立ちました。
その横には去年の世界選手権銀メダリスト日本人ではただ1人川内優輝が懸命の表情でこの集団に瀬古さん食らいついているという感じですか?≫まだ余裕ありますね。
大丈夫ですね。
いつもの川内君だと思います。
≫3週間前の怪我を本当に何かここまでの瞬間はふっと忘れさせてくれるようなすばらしい展開。
勝負を仕掛けた川内のレースが続いています。
≫かえって休んで疲れが抜けたんじゃないですかね。
≫まもなく選手たちはコースの東の端にやってきます。
心配されていた太陽の光というのは見えていません。
先ほど1号車の吉野さん藤田さんからは風もまだ現在のところ選手に影響を及ぼすような雰囲気はないという情報がありました。
31.6km折り返し。
ですからもう瀬古さん折り返すと残り10km強。
≫もうすぐですね。
ただマラソンはやはり、30を越えて35kmからが本当のマラソンですからまだまだ何があるかわかりません。
≫香椎の折り返しにまもなく先頭、日本の川内もやってきます。
野上慎平アナウンサーお願いします。
≫スタートから31.6km地点。
香椎の折り返し地点です。
曇り空からまた少しずつポツリポツリと雨が降り始めてきました。
大勢詰め掛けた沿道のお客さんも傘を開いての観戦となっています。
23km手前でペースメーカーが外れるという波乱の展開。
有力ランナーたちが口をそろえて30km以降が勝負だとそんな話をしてくれましたけどもそれよりもずっと早い段階でレースが大きく動き始めました。
今、見えてきました。
先頭を走るのは黒崎播磨のメラク・アベラそのアベラから遅れることおよそ20ほどかと思います。
こちらが第2集団です。
第2集団の2位グループここに6人いてその中に日本のナンバーカード21番川内優輝の姿も画面は捉えています。
第2集団が6人。
ナンバーカード1番のパトリック・マカウ大会3連覇を狙う選手もいます。
そして、今アベラが折り返していきます。
ターニングポイント折り返し地点を折り返しました。
その時間は1時間36分3秒あたりでの折り返しです。
このアベラから第2集団川内を含む6人の選手たちが果たして何秒差で折り返していくか先ほどのリポーターでは17秒差というそんなリポートもありましたがその差は詰まっているか。
ほぼ同じです。
マカウ、更にツェガエ世界の有力ランナーに加わって日本を代表する埼玉県庁の最強の市民ランナー川内優輝も折り返していきました。
先頭とは17秒から18秒差です。
現在、選手はアベラに加えてこの6人。
7人の選手たちが折り返し地点を通過しました。
第2集団からおよそ20秒から25秒。
23秒差で折り返していきました8位グループ。
8位グループの中には日本選手も含まれています。
そして、先頭集団から次の集団第2集団、川内も給水地点で給水を取りました。
いよいよ折り返しを通過していって残りが、10.6kmです。
そして日本人選手の高田千春も映ってきました。
高田千春とそれからバラノフスキーが折り返していきました。
先頭からは1分8秒差。
川内優輝からは、したがって50秒差で折り返しています。
更には前田和浩も日本人選手折り返しています。
ナンバーカード70番の石田亮も今、折り返し点を折り返していきました。
第2集団マカウを先頭に果たしてアベラを追いかける第1番手は誰になるか。
川内も第2グループで粘りの走りを続けています。
前だけを見据えている日本人トップ。
そして今年の福岡国際マラソンのレース全体で見ても3連覇を狙うパトリック・マカウとの3連覇を狙うマカウとの2位争いというポジションに川内がつけています。
どうですか、瀬古さん。
≫いいですね。
後ろも1人、離れましたからね。
2位集団も少し動きがあって折り返し地点で改めて見ると日本人上位2人に来年の世界選手権の代表のテーブルに乗れるわずかに3人日本人現在2位は72番の園田隼。
それからナンバーカード165番3度目のマラソンになる梶原有高と続いています。
日本人トップ3の争いも注目ですが。
藤田さんマカウが少し遅れてるんですか川内仕掛けていますか?≫川内君は攻めて攻めていっていますのでちょっとマカウ選手も様子を見てはいるんでしょうけど多少きつくなってきている部分はあると思います。
折り返した時点で差が先頭と19秒でした。
吉野さんその差はどうなんでしょう。
詰まっている感覚、印象なのかあるいは変わらないのか。
≫その差を見て先頭を走るこのメラク・アベラが藤田さん、折り返しをしっかりと見て後続との差を確認して更にちょっと軽くスパートしましたね。
≫ですので、完全に優勝を意識したスパートになっていると思いますね。
≫後ろとの差を見て勝負を決めるんだということで先頭をいくアベラが更に進藤さん仕掛けているという状況です。
≫32.6kmを先頭通過。
谷口さん川内がただまた上げてるんですか引っ張ってますね。
≫そうですね。
仕掛けてはいるんですけどなかなか、集団が崩れないというところです。
マカウ選手が少し離れ気味だったんですけどまたくっつきましたね。
≫それにしても川内が今争っているのが谷口さん元世界記録保持者それから去年の世界選手権銀メダリストそれからメセルも去年の世界選手権で9位に入ったエリトリアのランナー。
どう見ますか?≫やっぱり頼もしいですね。
久しぶりに争っているという集団を見るというのは応援するほうもワクワクするような感じがしますね。
≫瀬古さん、川内が話していました。
なんで自分が最後の世界の挑戦にしたか。
自分は日本代表は選ばれただけではなくて戦うことが求められると思っています。
ですから、自分が日本代表として戦えるのはもう来年の世界選手権が最後だと思う。
だから自分は最後のこれを世界の挑戦としたいと話していました。
≫やはり、選手としては戦えなくなったらもうだめでしょう。
やはり彼はたいしたもんです。
だから今、彼は長く生きてるんですね。
≫この姿勢、そしてこの表情この状況で迎えた中でここまでレースを進めている川内をどう見ましたか?≫すばらしいです。
本当に今日は心配してました。
足が痛いとかねんざしたとか言ってましたがだめかなと思いましたけどさすが。
男を上げましたね。
≫そしてその川内に続いているのがナンバーカード72番一般参加の園田隼、27歳。
田上アナウンサーつけてくれました。
≫3号車が今日本人の第2位、黒崎播磨の園田隼につけました。
園田が日本人トップの川内と現在23秒差で後続を突き放すようにして今、園田が追っています。
園田が8位そしてその後ろに外国勢3人。
ゾストアスメロン、マイケルと続いて日本人の3位が一般参加、厚木市陸協の梶原有高と続いています。
≫マカウ選手がスパートしました。
≫この集団から前に出ました。
マカウが少しギアを上げたようです。
先頭との差を確認してからいったみたいですね。
≫マカウが何かツェガエに前にいけといっていますか。
≫ですから1人じゃいけないのでちょっと一緒にいこうという感じですね。
≫川内はどうですか?厳しいですか、いけますか。
≫マカウが出ていきました。
≫川内君は一番4人の中で後ろに下がりまして今、メセルの後ろにぴたりとくっついています。
≫その差、およそマカウと川内が10mくらいですね。
≫マカウ選手が先頭を追い始めましたね。
≫進藤さん、先頭のアベラですが差が縮まってきましたね。
先頭と第2集団マカウとの差が縮まってきました。
藤田さんこれはこのあと吸収するかもしれませんね。
≫いまひとつアベラ選手のペースが上がらないんですね。
前を見て差を詰め始めましたね。
≫完全に、アベラが両太ももをたたくようなしぐさがありました。
ここにきてアベラのペースが落ちてきました。
マカウが、このあとアベラを進藤さん吸収するかもしれません。
≫やはり瀬古さんこの復路、勝負の3号線名島橋に戻ってきました。
ここでレースが動きました。
≫途中で一気にペースを上げましたからその反動がきていますね。
追いつかれてからどうするかでしょうね。
≫アベラ、2位のマカウとツェガエが通過。
更にその後ろ日本の川内優輝が全体の4番目。
日本人トップ一緒に競り合うメセルが気にするような状況ですからメセル、世界選手権を狙おうという選手も厳しくなってきています。
≫川内君は前しか見てませんからまだ余裕はあると思いますね。
≫3連覇を狙うマカウが吉野さん、あっという間についてきましたね。
≫差はもうほとんどありません。
これはもう藤田さん追いつくのは時間の問題ですね。
≫それで、復路は風があまり吹いていないんですね。
ですのでここが勝負どころだというふうにマカウ選手は考えたんじゃないでしょうか。
≫マカウが今、ツェガエと手でいけいけというような合図を送っているという状況です。
マカウがアベラを捉えてマカウが先頭に立ちました。
3連覇を狙うマカウが先頭に立った。
ツェガエが促されるように前に出ます。
川内との差は手元の時計で恐らく7秒から8秒差。
川内もここから、ですから藤田さん離されたくはないですね。
≫まだ追える距離ですのでここで諦めてはいけないですね。
≫谷口さん、川内の走りその辺り、どうでしょうか。
≫前を必死になって追いかけていますね。
まだまだ追いかける力というか気持ちは切れていませんよ。
≫瀬古さんもずっと放送センターでうなずいてらっしゃいます。
川内を見ています。
≫いいと思います。
彼は顔は苦しそうですけど体はちゃんと動いてますからね。
まだまだ追えるチャンスはありますね。
≫ここからがこれからの福岡でももう実は本人いわく64度目のフルマラソンと話してくれました。
これまでのフルマラソンで見せてきたまさに真骨頂粘りを見せる時間帯。
≫現役で64回も走った人って見たことないですね。
ハーフマラソンやそのほかのレースも含めれば400戦以上は知ってきたと話しました。
400戦練磨の川内と呼んでくださいと大会前に話していた川内です。
≫進藤さん、ここでツェガエが仕掛けていますね。
ナンバーカード3番のツェガエが仕掛けています。
ただマカウもついていきます。
アベラもその仕掛けについていきます。
この3人が、藤田さんどこで細かい仕掛けを行ってくるかこの辺りも楽しみですね。
≫さすが、マカウ選手は全く動じないですね。
ですからまた先頭に立ちましたけれど、ここでもしかしたらギアチェンジする可能性があるんじゃないでしょうか。
≫先頭集団とは川内が8秒差でなんとか食らいついている状況ですがアベラが遅れ始めました。
≫進藤さん。
後続ですが日本人第2位の園田が今、2人を抜いて一気に6位まで上がりました。
川内を追っていく黒崎播磨の園田が2人を抜いて6位に浮上。
前を行く日本人トップの川内とは30秒差です。
≫田上さんから30秒ということは前の川内の背中はしっかり見える状況ですか?≫川内の背中は小さく見えていますね。
園田が川内を追っています。
≫園田の後ろというのは田上さんから見てどうなっていますか?≫園田の後ろは日本人の3番手の梶原が100m近く差をつけられていますので今、園田がひたすら前を追っているという状況です。
≫ナンバーカード72番この人も福岡・北九州を拠点にする黒崎播磨の27歳です。
去年の福岡で2時間17分40秒という自己ベストをマークしましたがこのままいけば瀬古さんこのタイムを大幅に更新しますね。
≫同じ黒崎播磨ですから練習も同じような練習をしていると思います。
≫日本人上位3人以内という来年の世界選手権の先行のテーブルにまさに乗ろうという走りを見せています。
先頭がまさに35kmを通過しました。
1時間46分28秒。
吉野さん、かなりツェガエ辺りも後ろを気にしてますね。
≫今、アベラが35km通過しまして8秒差です。
川内も通過しました。
15秒差。
手元の時計で川内と先頭と15秒差につけています。
≫ただ瀬古さん、川内がメセルの後ろにつくということになりました。
≫いいんじゃないですか。
人の力を使って。
あと7kmですけどここは少しためて最後の競技場の近くまで余裕を残してほしいです。
≫谷口さんは残りが少なくなってきた中で川内がどんな走りを求めるというより期待、ワクワクされてますか?≫今、瀬古さんが言われましたようにメセルの力を借りてちょっとためてもう1回いくということをしてほしいですね。
≫沖さんからは後ろの園田辺りはかなり小さいわけですよね。
≫もう100m以上は離れているという目測ではそういう印象ですね。
≫ですから黒崎播磨の監督さんは我慢する練習を積んで2人ともここに出場させたと言っていますね。
≫まさにレースの序盤から谷口さん、藤田さんそして瀬古さんがおっしゃってきたところですね。
≫やはり、マラソンは我慢なんですよ。
練習も我慢だし試合も我慢だし生活も我慢。
≫時間をかけることですね。
≫川内君は400戦やってるんですか。
そういう体にしみついたスタミナが発揮できていますよね。
≫ただ、その川内でさえも自分が日本代表になるには世界と戦わなければならない。
日本代表になるだけでは日本のマラソンランナーはだめなんだと話していました。
自分が世界で戦って世界に表彰台に立てるチャンスのための最後の挑戦その辺りはおとといの公式会見後。
ただ瀬古さんはそんなことはないんじゃないかと本人に向けてもおっしゃっていました。
≫東京でもこれだけしっかり我慢できる選手は通用すると思うんですよ。
ぜひ4年後も目指して彼みたいな100kmもやるという、練習をそういう選手を見習ってほしいと思うんです若い人が。
≫前のナンバーカード23番アベラに迫ってきました。
もう沖さん、後ろつけましたね。
≫アベラを捉えそうです。
メセル、そして川内がアベラを捉えるか。
並んで一気に前に出ました。
≫アベラ選手も少し力を出しすぎたという感じで今、走っていますね。
≫一時はずっとトップを守っていたアベラですがここで、アベラ後退。
川内とメセルが3位タイということになりました。
≫川内の表情、いかがですか?≫表情はきつそうなんですけど体はしっかり動いているなという感じですね。
ですから、今メセル選手と入れ替わって今度は川内君のほうが引っ張り出したというか前に出ましたのでまだまだ前を追いかけるという気持ちが強いですね。
≫36kmを通過した川内です。
このあとは給水です。
給水ポイント。
少し前に出て川内が左手でしっかりと取りました。
谷口さんこの給水ポイント取りましたね。
≫もう、ここからは各自、取れるかどうか。
握力があるかというのも自分の体力をはかるという要因になりますのでしっかり取れたということはまだまだ力あると思いますね。
≫レース終盤、アフリカ勢に勝つためのトレーニングを1年間積み上げてきたんだと話していました。
≫この給水で少し差があくとまた楽になるんでしょうけどね。
≫川内は現在およそ100m17秒18秒というところです。
視界にもしっかり入っていますからね。
≫そして、日本人2位の園田が映りました。
≫園田隼、3分9秒という1kmごとのスプリット変わっていません。
安定したペースで前を追っています。
日本人トップの川内優輝とは現在32秒差。
今ドリンクを取って力強い腕の振り、日本人2位黒崎播磨の園田隼が今、懸命に前を追っています。
大幅に自己ベストを更新することは間違いありません。
園田は日本人トップの川内を追いかけます。
川内が吉野さん全体で3位で後ろとの差を広げ始めています。
前とは詰まっていますか?どういう状況ですか?≫進藤さん、まさに今その情報を伝えようと思ったんですが手元の時計で15秒ないですね。
もう15秒切ってきてますね。
意外と藤田さん、マカウとツェガエがちょっとけん制し合うような感じになってるんですね。
≫けん制してますね。
ですので、スパートするタイミングを探っている状況です。
じわりじわりと差を詰めることが必要になってくると思います。
進藤さん、川内はまだ可能性残っていますね。
≫さすがといいますか驚かされるといいますか川内優輝が期待された以上に走るのが川内優輝ですというそんなふうに話してくれたこともありました。
どうですか、瀬古さん。
≫本当に今日は100点満点のレースをしてますね。
≫完全にナンバーカード5番去年の世界選手権9位のメセルを完全に置いていきました。
更には23番、一時期スパートをかけてトップに立ったアベラも置いていきました。
川内の前。
もう日本人トップというよりひたすら前にいってほしいですね。
≫いい勝負をしてほしいです。
まず追いつくことです。
≫川内優輝が追いかけるのは元世界記録保持者とパトリック・マカウと去年の世界選手権銀メダリスト、3番のツェガエマカウの場合は瀬古さん、特に去年それからおととしこの福岡を2連覇してそこから今年までの1年は、この福岡のためにあえてフルマラソンは走らずにスピードアップのトレーニングを積んできたと話していました。
≫世界記録を出したときの練習を今やれているといっていますから。
どこでスパートをしようかというのは決めていると思いますね。
≫去年はまさに残り5kmこの辺りで一気にスパート。
10秒前後の差をつけました。
おととしも、38km千鳥橋付近で勝負を決しました。
藤田さんすごく横を見ていますね。
≫かなり話し合いをしながら走っている状況なので探り合いをしているんじゃないですかね。
≫余裕はマカウ選手のほうがありそうですね。
≫マカウ、ツェガエまさに今、世界のトップランナーの1人といっていいランナーたち。
そしてその後ろに緑のランニングの川内優輝は完全に1人になりましたがこの2人を追いかけます。
吉野さん、どうでしょう。
詰まってますか、どうですか?≫差はほとんど変わらないですね。
15秒から16秒差。
その辺りで川内が藤田さん耐えているという状況ですね。
≫耐えている状況ですね。
≫ツェガエが前に出ました。
先に仕掛けていきました。
エチオピア、ナンバーカード3番イエマネ・ツェガエ。
世界選手権の銀メダリストが藤田さん仕掛けましたね。
≫ただマカウ選手も余力を残していますのでここでツェガエ選手が引き離すことができるかどうかがポイントになると思います。
≫手元の時計で1秒差。
エチオピアのイエマネ・ツェガエが37.4kmポイントを過ぎて一気に仕掛けていきました。
マカウがついていくことができないか。
マカウの走り、ツェガエの走りそれぞれを見て藤田さん、どんな印象ですか。
≫ツェガエ選手はいっぱいいっぱいでスパートをしているんですけどマカウ選手は差を保ったまま自分のリズムを崩していないんです。
ですので、このあとツェガエ選手がまたペースを落としたときにマカウ選手が追いついてくる可能性がありますね。
≫まだ、ツェガエからすると油断できない差ということですね。
≫一度出たときというのは力を使ってもちろんスパートをするわけですから追いつかれてしまっては意味がないんですね。
≫マカウからすると確かにじわりじわりとその差を縮めてきました。
この辺りの粘り強さはさすが3連覇を狙うパトリック・マカウ。
マラソンこれまで11戦で6勝。
勝負強さを誇るパトリック・マカウがスパートを仕掛けたツェガエに対して食らいついていきます。
離されませんパトリック・マカウ。
この辺りは藤田さん、さすがですね。
≫さすがとしか言いようがありませんね。
≫そして、この2人が仕掛け合うことによって2号車、沖さん川内が少し離されましたかね。
≫今、先頭とは川内18秒弱というところになりましたが谷口さん、川内の走りいかがでしょうか。
表情は。
≫頑張ってはいるんですが目標となる相手が見つからないというのが寂しいですね。
後ろとは随分、差をあけたんですけど前との差は詰まるようで詰まらないと言うのが一番、ランナーにとってはもどかしいという状態ですね。
≫マカウとツェガエが激しくやり合う中で少し差が開いている印象があります。
川内がカーブを右手に曲がりまして千鳥橋の交差点を曲がって橋に差し掛かってます。
苦しくなってからが谷口さん、川内の真骨頂ですから。
≫この表情ではありますけど足を本当にしっかり動かしていますよね。
≫怪我の影響ほとんどありませんね。
≫ですから今の37から38kmも3分5秒でカバーしてますね。
≫そしてこの1年終盤の粘りに磨きをかけてきたという川内ですがここから、どう世界と戦うかこれが、この1年のテーマだったということなんですね。
≫それはやはり練習量をこなしたというところにあるんじゃないでしょうかね。
50km、100kmをいってみたりとか体のエネルギー切れを経験していると言っていましたのでまさにその状態の中で体をどうやって動かせているかという学習ができたんじゃないですかね。
≫そして、沿道の声援が最も大きく響いているといっても過言じゃないですね。
≫ですからこれから川内君に頑張ってもらうためには沿道の応援をもっとしてほしいと思います。
≫川内優輝が世界のトップ相手にどこまでここから粘れるか終盤の走り、粘りに注目です。
≫今まさに谷口さんからもありました。
先頭でマカウが給水のところで少し前に出ました。
谷口さんが遠藤の声援で川内を勇気付けてほしいと話していましたがまさに2000年、藤田さんがここで日本最高記録を出したときは谷口さんがそのようにおっしゃって本当に沿道から藤田頑張れ、藤田頑張れとあのときは出ていましたもんね。
≫そうですね。
応援は力になりますので応援がちゃんと聞き取れてるかどうかというのが走りにつながっていくんです。
できれば放送をお聞きの方がいらしたらぜひ、名前で応援してほしいなと。
川内じゃなくて優輝って応援してほしいですね。
≫進藤さん、その川内ですが先頭との差が縮まってきました。
藤田さん、差が縮まってきましたね。
≫今、16秒差ぐらいですね。
一時は20秒近く離されていた川内が、藤田さんここにきて詰めてきました。
≫恐らく前の2人が牽制し合っているんですね。
マカウ選手は最後で勝てればいいという感覚ですね。
ですので、今のうちですね。
川内選手詰めるのであれば今のうちに少しでも追ってほしいですね。
≫諦めない川内優輝がしっかり先頭をいく2人との差を進藤さん、縮めています。
≫3週間前に右ふくらはぎを怪我しました。
出場が危ぶまれました。
本人が苦笑いで兄弟、弟たちもお母さんも誰も出場を賛成してくれなかった。
みんなにエントリーをとりやめて来年の世界選手権を最後の挑戦にするならばこの福岡は出場するべきではないと言われましたと苦笑いで話していた川内優輝。
更に瀬古さんおととい公式会見の前後にはジョギング中に足首を痛めて今も少し腫れているという話も聞きました。
≫痛み止めを飲んでいるという話もしてましたからね。
もうだめかなと思いました。
≫痛み止めをもらいに来て飲む飲まないは最後まで見て考えますと話していました。
表情を見ると前との差が詰まっているとありました。
弟の鮮輝さんがロンドンオリンピックの選考会のあのときも後半、瀬古さん猛烈な追い上げを見せましたがあのときも3日前まで風で寝込んでいました。
ただ、あのとき兄はすごい追い上げを見せてくれたと弟の鮮輝さんは話しました。
何かやってくれるんじゃないかと期待していると。
瀬古さんここまでの出来を見ると何かしてくれそうですね。
≫ここまで120点のできですね。
怪我をして、休んだことが疲れが抜けていい方向に来ていますね。
≫瀬古さんがジュマ・イカンガーと2003年でしたか最後のラストスパートまさにこのレースもなろうとしているトラック勝負のときは瀬古さんも最後怪我をしていると聞きました。
≫まさしく同じだと思いますね。
≫あのときは瀬古さん指導していた中村さんが神様の与えてくれた試練と話してくれましたがその試練、川内もまさに同じように受けて本当に谷口さんなんと表現していいんでしょう。
苦しいところだと思いますけどね。
≫応援とともにゴールも近づいてきますので多分、自分の中ではきついけれどもいけるいけるという自分で励ましてるんじゃないでしょうかね。
力強いです、走りが。
≫話していたのが平和台に入る瞬間が一番好きだと話していました。
2年連続7度目の福岡。
沿道の沖さん、人、声援は確実に増えていますね。
≫川内、頑張れという沿道のファンの声援が谷口さんまた都心に戻るにしたがって大きく強くなってきました。
≫応援されればされるほど期待に応えるというのも川内君のいいところですのでぜひ応援を大きい声でしてほしいですね。
≫川内優輝が力走を見せています。
まもなく40kmのポイント。
この観衆、声援が川内には届いています。
≫川内君の頑張っている姿を見ると応援したくなりますね。
≫日本人トップだけでなくあとは世界選手権の銀メダリスト更に元世界記録保持者に川内がどこまで迫ることができるのかもしかしたら届かないかもしれません。
ただこの懸命な表情を見ればどこまでこの2人にいどんでいくレースを見せるのか。
何か1号車でも吉野さん藤田さん緊張しながら見つめるまもなく40kmですね。
≫差が確実に川内縮まってきました。
15秒切っています。
ツェガエがスパートをかけました。
エチオピアのナンバーカード3番ツェガエが一気にマカウを振り切るのか。
ツェガエがここにきて2度目のスパートをかけていきますがマカウがしぶとくついていく。
そして川内もこの2人を追いかけてきた。
先頭と川内の差も縮まってきました。
まもなく先頭が40kmを通過。
手元の時計でツェガエのタイムが2時間2分5秒。
マカウのタイムが1秒遅れて2分6秒というタイム。
川内がまもなく40kmを通過していきます。
川内と先頭のツェガエとの差はどうなのか。
川内がまもなく40km通過。
手元の時計で16秒差。
川内も粘っています。
川内16秒差。
先頭まで16秒差。
まさに川内優輝魂の走りを見せています。
そして、その中で先頭争い。
ツェガエが藤田さん一気にマカウに対して再び仕掛けました。
≫仕掛けましたね。
ただ、マカウ選手もまだ射程圏内で走っていますのでまだまだわからないですよ。
≫ツェガエとマカウとの差は手元の時計で1秒差。
これはトラック勝負ということにもなるのか。
マカウ3連覇がかかっています。
あの瀬古さん以来3連覇となれば36年ぶりの快挙。
それを防がんとする世界選手権銀メダリストイエマネ・ツェガエ。
そして世界のトップランナー相手に日本の川内、大健闘。
3位につけています。
その差は16秒差。
ですからまだまだ藤田さん川内の粘り次第では順位が1つ変わる可能性がありますね。
≫まだわからないですね。
≫ツェガエ、マカウそして日本人トップ3位で川内優輝。
魂の走りが続いています。
≫40kmを通過して16秒差。
日本人トップ。
そして日本人2位の園田が田上さん40kmを通過しました。
≫今、園田が日本人2位ですが同僚のアベラを抜きまして日本人先頭の川内とは1分以上差をつけていますが現在5位まで浮上しています。
27歳という年齢です。
≫伸び盛りですから。
≫そして、先頭はツェガエがまた吉野さん、また一段と後ろを見てペースを上げましたね。
≫後ろとマカウとの差を見てペースを上げました。
手元の時計で4秒差。
マカウがさすがに厳しいか。
3連覇を狙うマカウがツェガエのスパートについていくことができないか。
表情は変わらないんですが2人の走り、藤田さんどうでしょう?≫間違いなく表情はツェガエ選手のほうが厳しい表情をしているんですけど優勝が目前に見えてますので力が湧いてきているようなそんな感じを受けますね。
≫前回の世界選手権の銀メダリスト、エチオピア31歳のツェガエに対してマカウが少しずつ差がついている離されているという状況です。
手元の時計でこの2人の差が4秒差。
そしてマカウと川内との差が16秒差という状況になってきました。
≫先頭のナンバーカード3番イエマネ・ツェガエはいよいよ、瀬古さん平和台の歓声が本人の耳にももしかしたら届くかもしれないというお堀を挟んだ左側、いよいよ戻ってきました。
≫8分台は固いですね。
≫ということはマカウも8分台になります。
それから、川内が40kmを通過したときの予想タイムが2時間9分3秒と出ていました。
出ていました。
≫だからここでもう少し頑張ったら、9分切れますから。
ここは油断しちゃいけないですね。
≫2016年は年明けリオデジャネイロオリンピックの選考レースもありました。
ただ、2時間9分を日本男子マラソンとしては本当に悔しいところではありますが切ることはできませんでした。
日本男子マラソンにとっても久しぶりの去年、ここで佐々木悟がマークして以来の2時間8分台というのはマカウがやはり瀬古さん見ていると差はついてきました。
≫もう少し諦めかけている気がしますね。
≫そして、川内優輝が沖さん、最後の給水を取りましたね。
≫41km過ぎ、給水ポイント今、川内が給水をしてまもなく平和台の上りへと差し掛かっていこうというところ。
谷口さん、もうここから最後の1秒1秒を頑張ってほしいですね。
≫40kmから41kmの応援の多さでまた元気になりましたね。
≫沿道の声援の力を借りて川内、むき出しの闘志。
≫そして先頭のツェガエは改めて後ろを見ました。
≫最後の給水のときに後ろとの差を確認して更に自らの両太ももをたたいて気持ちを入れていきました。
最後の上り坂に差し掛かっています。
選手たちは41km以上走ってきて最後6mの上り藤田さん、ここが福岡は苦しいんですね。
≫苦しいですね。
ただ、目の前に優勝が見えていますので間違いなく優勝に向かって一生懸命力を振り絞っているところです。
≫3連覇を狙うケニアのパトリック・マカウ。
そのマカウを突き放しました。
エチオピアのイエマネ・ツェガエ。
ツェガエが第70回記念大会福岡国際マラソンのマラソンゲートに今入っていくところです。
ゴールとなる平和台マラソンゲートに今、イエマネ・ツェガエが先頭で入っていきました。
≫世界のマラソン史を彩ってきましたさん然と輝く福岡国際マラソンその歴史70回目のチャンピオンは世界選手権、銀メダリストツェガエかあるいは元世界記録保持者マカウか。
そして川内がまもなくやってきます。
≫もう歓声は届いているでしょう。
この瞬間のために走っている、一番好きな瞬間。
福岡での最高の瞬間を川内優輝は迎えています。
谷口さんがおっしゃったように川内、それから優輝という声援で呼んでほしい。
最後の500mです。
期待された以上に期待に応えたい。
それが川内優輝ですと話していました。
ただ、瀬古さん正直どこかもしかしたらゴールできないかもしれないあるいはスタートすらしないかもしれないという声もありました。
≫そういうのを乗り越えてよく頑張りました。
≫そして残り400mで2時間57秒か58秒。
≫8分台は厳しくなりましたね。
≫先頭の世界選手権銀メダリストのツェガエは2時間8分台となりそうです。
ただ、ツェガエもそれからマカウも瀬古さん、走りを見ているとかなり今日の42.195km厳しかったのがよくわかります。
≫前半蒸し暑かったですからね。
スタミナの消耗をしたんじゃないですかね。
≫その中で、このマラソン1つ解説の皆さんからは我慢というキーワードがありました。
それは苦しいときの我慢もそうだし余裕があっても我慢する。
さまざまないろんなマラソンの醍醐味を見せてくれました。
≫それを一番体現してくれたのは川内君だと思います。
≫そして逃げるツェガエは今、優勝を確信しました。
もう残りはありません。
70回目の福岡世界選手権、銀メダリストイエマネ・ツェガエ、初優勝。
パトリック・マカウ史上3人目の3連覇の夢は達成できませんでしたが2位フィニッシュ。
そして、大歓声をお聞きいただきましょう。
川内優輝まもなくフィニッシュです。
1つでも前へ1秒でも速く。
その思いとともにフィニッシュしました。
よく走りきりました川内優輝。
≫内容がよかったですね今日は。
≫川内優輝、手元の速報タイムで2時間9分11秒。
≫2時間4分の選手も8分かかるわけですから。
コンディションは厳しかったでしょうね。
≫いつものように出し切りました。
ただ忘れてはいけないのはいつものようにこのレースを迎えた状況では瀬古さん川内優輝はなかったということです。
平和台陸上競技場続々と選手たちが戻っています。
そして今、日本人2番手の園田が瀬古さんまた1つ順位を上げましたね。
全体の4位に順位を上げました。
≫大健闘ですね。
≫黒崎播磨所属の園田隼です。
去年は18km付近で先頭集団から落ちました。
30km過ぎには一時、日本人3位に入りましたがそのあと順位を落としての13位。
2時間17分40秒という自己ベストをもうこれはおよそ7分…。
≫10分30秒、40秒で入りますね。
≫来年の世界選手権日本代表の選考基準はこの選考レースで何がなんでも日本人トップ3に入ること、その厳しいコンディションの中で園田隼、27歳。
2時間10分後半でのフィニッシュ。
しかし見事に順位を上げて第4位です。
手元の時計、速報タイムで2時間10分47秒。
そして、続いて、メセル。
更に6位でゾスト更に7位にクールセットが今、フィニッシュしました。
協賛社の株式会社マイナビ代表取締役社長、中川信行より優勝者に月桂冠が授与されました。
今年のチャンピオンはエチオピア、31歳。
去年、あの暑さのあった北京の世界選手権で銀メダリストです。
そして、元世界記録保持者マカウに続いて川内優輝です。
改めて瀬古さん、このレース選手たちがフィニッシュ地点に向かっています。
どんな感想になりましたか。
≫川内君は3週間前に怪我をしまして心配もしましたけどそんなこと、どこ吹く風ですね。
本当にいろんな意味で辛抱して頑張ってくれました。
≫ゴール地点には今引退レースというバラノフスキーも見事な走り。
瀬古さん、本当に福岡のいろんな歴史を積み重ねてきました。
さまざまなチャンピオンも出てきました。
川内が3位ではありますが何か、福岡に本当に福岡の皆さんに印象付けるような走りを見せてくれました。
≫これからマラソンをやる若い人たちの参考になったレースだと思います。
本当によく辛抱しました。
これがマラソンです。
≫リオデジャネイロオリンピックの悔しさがあふれる中で日本マラソン界は第一歩を刻み始めました。
日本人第3位で九電工の前田和浩が全体の10位でフィニッシュしました。
何か瀬古さん本当に平和台に戻ってきたときのトップの選手たち、川内が戻ってきたときの空気が忘れられません。
2016/12/04(日) 12:05〜14:26
ABCテレビ1
第70回福岡国際マラソン[デ][字]

世界選手権代表選考レース。「最強の市民ランナー」川内優輝が、最後の世界挑戦!2020年東京五輪へ向けた第一歩となるレース。70回目の記念大会を制するのは!?

詳細情報
◇番組内容
世界選手権代表選考レース。「最強の市民ランナー」川内優輝が、最後の世界挑戦!そして、2020年東京五輪へ向けた第一歩。日本マラソン界の復活のために、世界を知る瀬古利彦さん、谷口浩美さん、藤田敦史さんが徹底解説!
◇出場予定選手
川内優輝(埼玉県庁)、足立知弥(旭化成)、高田千春(JR東日本)、大塚良軌(愛知製鋼)、前田和浩(九電工)、高橋憲昭(DeNA)、山岸宏貴(GMO)、パトリック・マカウ(ケニア)、イエマネ・ツェガエ(エチオピア)ほか
◇出演者
【解説】
瀬古利彦(DeNAランニングクラブ総監督)
谷口浩美(バルセロナ・アトランタ五輪日本代表)
藤田敦史(駒澤大学陸上競技部コーチ)
【実況】
進藤潤耶、吉野真治、野上慎平(共に、テレビ朝日アナウンサー)
田上和延、沖繁義(共に、九州朝日放送アナウンサー)
【インタビュー】
久保田直子(テレビ朝日アナウンサー)
◇コース
平和台陸上競技場・大濠公園→福岡市西南部周回→香椎折り返し(42.195km)