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書き起こし SONGS「GReeeeN〜僕たちの“キセキ”」 2016.12.08

それではご登場頂きましょう。
どんな姿なんでしょうか?GReeeeNの皆さんです。
(4人)イエ〜イ!どうも〜。
今年7月GReeeeNのライブ。
ステージに立っているのは映像の4人だ。
しかし観客は一緒に歌い時に涙する。
こんなライブは他に見た事がない。
顔が分からないGReeeeNの歌とライブがこんなに人の心をひきつけるのはなぜだろう?「この曲さかっこよくアレンジしてくんない?」。
今回僕菅田将暉はGReeeeN結成のストーリーを描く映画でリーダーHIDEを演じた。
心に突き刺さるストレートな歌詞。
誰かと一緒に歌いたくなるメロディー。
それがGReeeeNの魅力だと思う。
素顔をさらさないGReeeeNのイメージを僕らが作ってしまう。
そんなプレッシャーを感じながら演じた。
そして感じた事がある。
彼らの音楽が輝く理由は4人が生きてきた道にあるという事だ。
今回GReeeeNが初めてテレビで本音を語る。
顔を出さないライブには驚くほど熱い彼らのこだわりが込められていた。
「SONGS」デビューから10年がたったGReeeeN。
4人の歌とライブが生まれた物語をたどる。
あのまずそもそもGReeeeNの皆さんって一体何者なのかというところをですね是非教えて頂きたいんですけれども。
もともと僕naviとHIDEが予備校で出会ってですねたまたま同じ歯科大の方に進学する事になったんですね。
そこでお互い音楽が好きでお互いバンド経験があったもので一緒になって音楽をやろうという事になってですねある日突然うちのリーダーHIDE君がですねSOHちゃんと92君を加入させるという事でですね2人を連れてきて今の形になって4人でやっております。
どんな音楽を目指したいなという話をされてたんですか?一番始めは自分たちだけで楽しんでやっていたんですけども徐々にそれをやっていくとですね人が聴いてくれるようになってきたんですね。
その時にやっぱりこうどうぜ人に聴いてもらうんだったら何かこうポジティブなメッセージであったりとかそういうのが伝わっていかなきゃ駄目だなと思ったんですけどもそういうふうなメッセージを伝える時に僕たちの歌詞の中って基本的にはほぼほぼフル直球というかあんまり比喩表現とかも使わずに聴いてくれた瞬間にあっそうだなって思ってくれる事が僕らの音楽ってすごく大事かなと思ってまして。
アマチュア時代のGReeeeNを育てた郡山の福井さん。
こんなおっさんでも…バンドではなく全員がラップし歌うのがGReeeeN。
手探りでライブを始め郡山で注目された4人は東京を目指す。
僕ら学生だったので見た目もわりと普通な感じだったんですけど東京のライブハウス行ったらですねドレッドの人はいるわダンサー従えてこうやってる人はいるわこうやって歌う人はいるわみたいな全員固まったわけですよ。
これはやらないかんぞと。
負けるか!という気持ちで全員でちょっと震えながら帰りました。
「どうしたら観客をひきつけられるのか?」。
4人は考えた。
練習するにも地元に鏡のあるスタジオなんかない。
ダムに行けば夜中とかだと静かじゃないですか。
周りにも人がいませんし。
そんな中車で行ってライトを照らしてその影を利用して自分たちがどっかに映っていると壁に。
車で音楽をかけてパフォーマンスをすると。
もっと大きい振りをしようよとか。
この時はこうねとか。
合わせようみたいな。
ライトつけてる車なんて虫の格好の行きたい場所じゃないですか。
しかもですよ音が聞こえないので聞こえないよって言ってドア開けてたんですね僕ら。
それでわ〜って2時間ぐらいやって車ん中入ったらこんな蛾。
虫だらけですよ帰りの車中は。
結成から2年後メジャーデビューの話が舞い込む。
しかし歯科医への道を進まなければならない。
4人の心は揺れた。
ちょうどその時にですねメンバーのSOHがもしかしたらGReeeeNを離れるかもしれないという時がありましてやっぱりその一人一人自分の人生があるのでせっかくここまでみんなでGReeeeNでやってきたんだから一緒にやろうぜっていう気持ちはありますけどでもそれを最終的に決めるのはSOHだと思ったんでただ自分なりにSOHに伝えたい事GReeeeN今まで一緒にやれて楽しかった事とかそういうのを全部歌にしてそれを自分たちのその当時持ってたサイトで毎回日記ブログみたいのを載っけるところがあるんですけどそこにその歌詞をSOHに届けと思ってバンと載っけたんですね。
これからの将来の事もやっぱりありますし迷ってたんですけどそのサイトを開いたんですよね。
そしたらちょうど歌詞があって僕はその歌詞でちょっと心を打たれまして自分でも責任持って進んでいこうっていう事でGReeeeN続ける事になったんですよね。
進路に悩む自分たちを赤裸々に歌ったこの歌でGReeeeNはメジャーデビューを果たす。
これはテレビ初公開のライブ映像だ。
歯科医を目指すから顔は出さない。
しかしGReeeeNの音楽は若者たちから圧倒的な共感を呼ぶ。
理由の一つはリアルでストレートな歌詞にあると思う。
当時4人は音楽を作りながら歯科医になる国家試験の勉強もしていた。
歌詞には全力で生きる彼らの生きざまが反映されている。
一番勉強した時はどれくらい勉強されたんですか?大体もうほぼほぼ毎日1日二十何時間とか。
二十何時間?1日24時間ですよね。
1日24時間ですね。
HIDEさん寝ないんですよ。
寝ずにやるんで。
これまねしちゃ駄目ですよ皆さん。
まねできないです。
まずベッドで寝たらゆっくり寝ちゃうんです。
ベッドで寝ない。
ベッドで寝ちゃ駄目。
学校で勉強して学校の自習室の最後まで勉強してそこからファミレスに移動して…朝日が昇ったら…。
帰ってベッドで寝ないのでそこら辺のソファーとかあと体力的に本当に厳しい時はちょっとお風呂につかってですね水浅くしてね…浅くして。
溺れちゃう。
大体1時間ちょっとで寒いんで起きるんですよね。
…ぐらいでちょうどいいです。
(navi)すごくストイックですよね。
HIDEさん1年間…GReeeeNがブレークしたのは3枚目のシングル「愛唄」。
一見ラブソングだが歌詞には一貫したHIDEのこだわりがある。
GReeeeNの皆さんというともうほんとに部活の泥臭い仲間との思い出とか青春のメッセージとか応援歌とかそういう印象が強いんですけれどもGReeeeNの皆さんにとってラブソングっていうのは?ラブソングもそうですしやっぱり青春の部活で泥臭い感じとかあとは仕事で頑張ってたりとか友達を思ったりとかっていう気持ちって実は全部一個な気がしていてそれが僕は愛情だと思ってるんですよ。
例えば仕事に対する愛情仲間に対する愛情部活に対する愛情そういうふうな愛情ってじゃあ何かっていうとそのものに対して非常に真剣に向き合う事ぶつかる事だと思うんですね。
だからこれがラブソングである時は相手に対して非常に真剣にぶつかっていく事を言葉にするとラブソングになりますし仲間に対して非常に真剣にぶつかっていくともしかしたら応援するような曲になるかもしれないしコアの部分は全部一つかなと思ってるんですけどそれのチャンネルが違うだけかなと思っていつも曲書いてます。
今年夏のライブでも観客は泣きながら一緒に歌っていた名曲「愛唄」。
2011年4人は全員歯科医になった。
しかしこの年東日本大震災が起きる。

 

 

 

 


福島で被災した4人にとってそれは人生を揺るがす出来事だった。
自分たちは歯医者だったのでその当時できる事として例えば避難所を回ったりとかもしてたんですよ。
避難所の中で例えば入れ歯の調子が悪いおじいちゃんがいたら診たり子供たちの歯ブラシ指導したりとかそういう事で回ったりとかしてた時にふとですねその避難所の階段を下りる所に高校生たちが座っていて女の子たちが座っていてその子たちが音楽を聴いてたんですね携帯プレーヤーで。
それを見た時にたまたま自分たちの曲だったんですよ。
チラッてのぞき見したら。
あ〜と思って何かこう音楽にもできる事ってやっぱあるよねってその時思って。
そして震災の翌年彼らはデビュー以来やってこなかったライブに初めて挑戦する。
やっぱり自分たちが生まれ育ってきた環境の中には自分たちが昔はねライブハウスで今駄目ですよ。
今は駄目ですけど飛び込んだりとかステージから飛んじゃったりとかってお客さんがねあったんですよ。
そういうのをすごく楽しんでやってた部分もあったのでやっぱりみんなで参加して体を動かしたりとか声を上げて一緒に歌ったりっていうのってすごくやっぱり覚えてたりするんですよね。
そういうのをこうみんなで一緒に分かち合っていきたいなと。
顔を出せない自分たちがどうやってライブで観客と一体になるのか?GReeeeNが見つけたのは最新のテクノロジーだった。
人間のリアルな動きをCGで再現する「モーションキャプチャー」。
「これを使えばライブができるかもしれない」。
皆様こんばんはGReeeeNです!今回はいつもお世話になってる皆様に楽しんで頂ける事を一生懸命考えてきました!そして映像が放つ歌は観客の心をつかんだ。
どれだけ楽しんで帰って頂けてるかっていう事をメンバーでいろんな知恵を出し合ってですねそういう場をつくるというのにすごく力を入れています。
観客と一つになるために映像に歌詞をシンクロさせ一緒に踊れる振りも作る。
GReeeeNの切なる願いが形になったのがライブだ。
ダンサーも登場しライブの中で最も盛り上がる曲「weeeek」。
10年で変わった事変わらない事ってそれぞれありますか?基本的に曲になるものたちとかは自分が本当にそうだなと思う事や自分が日々感じた事にしたいと思っているので自分の感情の中に全くないものは曲にしたくないんですね。
なのでそれはもう昔からずっと変わってないんですけど…私もカラオケで何度も歌わせて頂いたGReeeeNさんの曲なんですけども。
(4人)ありがとうございます。
学生時代に聴いていた曲とかって学生時代の事を思い出したりとか…。
10代の時って結構自分無敵だと思ってませんでした?こんな言い方をしたら変?何か分かる気がします。
負けないし!みたいなその根拠はどこから?みたいなのってあるじゃないですか?でもそれってだんだん経験を重ねていくと挑戦する前に経験からやめてみたりとかっていうのがだんだん大人になってく事だと僕は思っていてやっぱり一番キラキラと…だからその10代の子たちとかが負けないけどって思ってる時によ〜し!一緒に行こうぜみたいになれる4人でありたいなと思っています。
デビューから10年がたったGReeeeN。
彼らは自分たちだけの言葉を武器に新しい形のライブで僕たちと一つになろうとしている。
GReeeeN最大のヒット曲「キセキ」。
今夜は「SONGS」スペシャルバージョンで送る。
今回新たに4人が最新のテクノロジーを使って特別にパフォーマンスしてくれた。
今まで見た事のないGReeeeNが届ける「キセキ」。
2016/12/08(木) 22:50〜23:15
NHK総合1・神戸
SONGS「GReeeeN〜僕たちの“キセキ”」[字]

GReeeeNが、デビュー以来初めて4人そろってテレビに出演。しかしやってきたのは、なんともカワイイ4人の姿!?ナレーションは俳優の菅田将暉。「キセキ」他

詳細情報
番組内容
今年デビュー10周年を迎えたGReeeeNが、デビュー以来初めて4人そろってテレビに出演。しかし、やってきたのは、なんともカワイイ4人の姿!?スタジオトークで、結成のきっかけや名曲「キセキ」の誕生秘話、東日本大震災で改めて感じた音楽の力等を本音で語り合う。ナレーションは俳優の菅田将暉。さらに、貴重なライブ映像も公開。SONGSスペシャルバージョンの「キセキ」も披露する。
出演者
【出演】GReeeeN,【語り】菅田将暉