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解説書き起こし ラグビー トップリーグ「神戸製鋼」対「東芝」〜ノエビアスタジアム神戸から中継〜 2016.12.11

去年、日本中を沸かせたラグビーの日本代表。
その躍進の土台となってきたのが国内トップリーグです。
ラグビートップリーグ今シーズンの第11節。
神戸製鋼と東芝の戦いをお伝えしてまいります。
トップリーグの歴史を支えてきた両チームの対戦です。
会場は、ノエビアスタジアム神戸。
もう3年を切った2019年ラグビーワールドカップの舞台にもなるスタジアムです。
今日、放送席解説は廣瀬佳司さん。
元日本代表スタンドオフ。
95年からラグビーワールドカップ3大会連続出場されました。
どうぞよろしくお願いします。
リポートは神戸製鋼サイドが筒井東芝サイド、伊藤実況、豊原でお伝えしてまいります。
では、すでに11節を迎えていますが今シーズンのラグビートップリーグ順位表をご覧いただきましょう。
上位3チームがこのあとの日本選手権に出場することができます。
すでに昨日、11節の試合を終えているチームもありますのでその順位を反映した暫定の順位表です。
神戸製鋼、現在第4位。
日本選手権まであと順位を1つ上げられるかどうかというところ。
そして、東芝は現在8位と苦しいシーズンです。
トップリーグは勝ち点制で争われます。
勝ちますと、勝ち点が4引き分けが2、負けは0。
そして、ボーナスポイントとして7点差以内の負けだとプラス1。
3トライ差以上相手につけますとプラス1というボーナスポイント制です。
では、まずホームになります神戸製鋼の今シーズンの戦いぶりを1つ、データでご覧いただこうと思いますが廣瀬さん、トライ数そして得点力が高いですね。
≫今年から就任されましたジム・マッケイ監督を中心にアタックを非常に重点的に強化されていると思いますね。
≫それが表れた数字ということになりますかね。
では、その神戸製鋼今季目指すラグビーについて橋本大輝キャプテンに聞いています。
≫選手同士が連動してテンポよくボールを回して前進していく今シーズンの神戸製鋼です。
この神戸の今季のラグビー廣瀬さんどうご覧になっていますか。
≫今、橋本キャプテンも言っていましたとおり15人全員が攻撃するということで特にカウンターやターンオーバーボールアンストラクチャーからの攻撃こちらが整備されていると思います。
≫プレーが一瞬崩れたようなところから攻め込んでいくのが得意ということですかね。
≫そこの切り返しが非常に速いですね。
≫その得点力に見合うラグビーが今日の試合でも見られるかどうか。
神戸製鋼のスターティングフィフティーンです。
一方の東芝をご覧いただきましょう。
ここまで4勝6敗と現在、第8位。
プレーオフを除いたリーグ戦で1シーズン6敗を喫したことはこれまでなかったんですね東芝は。
しかも現在4連敗ということで苦しんでいます。
では、その東芝が神戸製鋼の動きをどう封じていくのか。
リーチ・マイケル選手に今日の試合のポイントを聞いています。
≫という、リーチの言葉ですが廣瀬さんどうお聞きになりましたか?≫今までの戦績を忘れて今日のゲームに集中して今、リーチキャプテンが言っていましたとおり一人一人がファイトする東芝らしいラグビーが見てみたいですね。
≫もともとは、そこがチームの柱になります東芝です。
スターティングフィフティーンです。
選手が入ってきました。
幾多の名勝負をこの日本の社会人ラグビーそして、トップリーグで繰り広げてきた両チームです。
今日、解説の廣瀬さんはトヨタ自動車のメンバーとしてこの両チームとは本当に激しい戦いを繰り広げてこられたかと思いますが神戸、東芝これは社会人の1つの好カードですね。
≫そうですね。
お互いしっかりしたフォワードを持ってますし展開力もありますしタレントもそろっていますしね。
実力のある両チームですので。
レベルの高い、おもしろい試合を期待したいですね。

 

 

 

 


≫逆転優勝そして日本選手権に向けて順位を上げていきたい神戸製鋼。
一方、この神戸を相手にさあ、再び輝きを自信を取り戻せるか東芝ブレイブルーパス。
トップリーグの第11節。
いよいよ、国内のトップリーグの終盤へ入っていこうという今日のゲームです。
ボールを動かしたい神戸。
そして、しっかりとファイトしていきたい東芝という廣瀬さんのお話がありました。
ですから、ラグビーはいつもそうなんですが今日もやはりブレークダウンのところが1つ、鍵になりそうですかね。
≫ブレークダウンで思うように神戸がボールをコントロールしだしますと少し、神戸有利かなと思いますけれどもそこでプレッシャーをかけつつスローボールにできれば神戸のアタックを封じることができますので。
まず、そこが1つポイントになってくるかなと思いますね。
≫ブレークダウンというのはタックルが発生したあとにボールを取り合う、その局面。
ボール争奪の局面をブレークダウンといいます。
ここで神戸が自由にボールを動かせるか。
東芝がそのボールを食い止めるか。
そういった辺り、注目です。
スタンドオフの山中。
東海大仰星、早稲田と活躍してきました。
これまでセンターに入ることが多かった山中ですが、スタンドオフのイーリ・ニコラスが左ひじ脱臼から万全ではないということで今日も前節に続いて山中がスタンドオフに入ります。
そして廣瀬さんリーチ・マイケルとニュージーランド代表のリアム・メッサム。
≫いいですね気合い入っていますね。
≫このブルーのジャージの6番、8番が目立つようだと東芝ペースということでいいですかね。
≫彼がどんどん、チームを前に運ぶようなことになりますと東芝もリズムをつかんでくると思いますけどね。
≫冨岡監督も、この2人がまず、神戸の防御を崩して、そしてチャンスを作っていきたい。
そんな話がありました。
今日のレフェリーはスコットランド協会のマイク・アダムソンさん。
トップリーグで試合を吹くのは2試合目です。
前節のパナソニック対クボタの試合に続いてです。
そしてアシスタントレフェリーは松岡さん、岡田さん、落田さん。
テレビジョンマッチオフィシャルは織田さんというメンバーです。
審判には、マイク、そしてカメラもつけていただいています。
迫力のある映像もご覧いただけます。
さあ、トップリーグの神戸対東芝。
このゲーム、まもなく前半の40分が始まります。
試合前のセレモニーです。
今日、レフェリーのアダムソンさんはなるべくプレーを途切らせることなく続けさせるように。
そんなマネージメントを心がけていくという話がありました。
リオデジャネイロオリンピックでは7人制ラグビーで笛を吹いてこられた方です。
ラグビートップリーグ第11節。
神戸対東芝。
前半、40分です。
タッチを割ります。
まずはエリアをハーフウェーラインの辺りに戻そうという東芝のプレーでした。
東芝、最初のラインアウト。
お互いに長身の選手が1人ずつ。
5番のベッカーが中心になりますラインアウト。
これはペナルティー。
7番の山本がボールに働きかけていきましたがこれがペナルティーになりました。
最初のペナルティーキックです。
ノットロールアウェイ。
≫ディフェンスで東芝は反則を犯してしまいましたが非常にいいチャレンジだったと思いますので反則をとられましたが修正してこれを続けてほしいですね。
≫やはり東芝のブレークダウン。
タックルが発生した直後のプレー何か気持ちを感じるプレーでしたかね。
ただ、反則になりまして神戸製鋼のペナルティーゴールです。
左利きの山中です。
決まりました。
神戸製鋼が先制。
3対0。
このノエビアスタジアム神戸は開閉式の屋根がありまして今日は屋根が閉まっています。
ですから、廣瀬さん風の影響というのは…。
≫風を考えなくていいですので思い切ってボールを展開できると思います。
≫ワールドカップの舞台にもなりますこのスタジアムです。
≫山中選手すばらしいキックでしたね。
≫あのキックというのはエリアを取り合う自分たちの前に出すためにキャッチャーの後ろに落とせるといいわけですね。
≫相手のバックスを背走させるようなキックをしますとこのように大きく陣地がとれますね。
≫そして、神戸製鋼ボール。
ノックオンがありました。
東芝にアドバンテージ。
≫東芝、チャンスですね。
≫ノックオンだ。
1つ、おもしろい攻防になりましたがここは最後、東芝のノックオン。
神戸製鋼ボールのスクラムに変わります。
≫最初のラインアウトと同じようなプレーを神戸は選択して、キャプテンがポイントを作ってそこからの展開といい形に持ち込もうとしましたが東芝もすばらしいディフェンスをしました。
そのあと、東芝の攻撃もしっかり神戸を抑えてミスを誘ったということでまだジャブの打ち合いという感じです。
≫おもしろい試合の入り。
ファーストスクラムです。
東芝の冨岡ヘッドコーチはスクラムには、1つめどが立つんだという話をしていました。
ここは神戸ボール。
フレイザーが一番スクラムに近い位置に立っています。
レフェリーの胸のところにつけていただいているカメラからの映像でした。
やはり、この辺り最初のスクラムということで。
≫お互い、駆け引きがありますね。
≫最初にセットしたのは神戸製鋼。
クラウチ、バインドセットの声で組みます。
東芝にコラプシング。
スクラムを崩したという反則がありました。
神戸製鋼のペナルティーキックです。
神戸製鋼は、これでまた敵陣でのプレーとなりそうです。
最初のスクラムでコラプシングをとれた神戸ととられた東芝。
≫今、スクラムの優劣はなかったと思いますので割り切って、次のプレーに集中したほうがいいですねお互い。
≫先ほどのスクラムの映像です。
向こう側で崩れた。
東芝が崩したという判定でした。
浅いところ、近いところで仕掛けるのが今シーズンの神戸製鋼。
東芝にペナルティーです。
タックラーノットリリース。
ホールディングの反則がありました。
ボールを離してからボールに働きかけなければいけません。
≫今度はファーストフェーズから大きくボールを動かしましたね。
そのあと、東芝はゲインを切られたあともうちょっと前に出たいですね。
ちょっと受けているような感じが見受けられます。
≫この得たペナルティーでゴール前にさらに進んでモールでくるでしょうか。
≫そうですね。
モールでくると思います。
≫ラインアウトからモールを組んでそのまま押す。
モールというのはボールが上にある。
選手1人が保持している状態での密集のプレー。
これをモールといいます。
そのモールで力を結集して前進していこうというプレーです。
1人、選手が出血しているでしょうか。
センターの渡邊太生ですね。
今、止血を行っています。
ラグビーの場合は出血した選手は血が止まるまで一度ピッチの外に出なければいけません。
その間の一時的な交代というのは認められます。
今、22番をつけました松延が入ってきました。
東海大仰星から関西学院大学で活躍した選手。
さあ、最初のトライにつながるかどうかという神戸製鋼。
ゴール前、ラインアウト。
これは一気に入っていきましたトライ!最初のトライは神戸製鋼。
最後、キャプテンの橋本が押さえています。
8対0。
神戸製鋼は、マイボールのラインアウトはかなり確実に取りますね。
≫そうですね。
今、東芝もジャッカルですね。
選手を倒すプレーをしましたがうまく神戸もずらしましたね。
東芝のディフェンスが薄くなったところを押し込んでいったという。
非常にいいプレーでしたね。
≫東芝が軸になるボールを持っている選手を倒そうとしたんですね。
≫ジャンパーにはタックルにいっていいものですからそのジャンパーが地面についた瞬間に倒しにかかりましたけどそれを神戸は分かっていたのでうまくボールをずらして押し込んでいきました。
≫最初のトライ、神戸製鋼はゴール前からのラインアウトモール。
トライを奪っています。
ゴールが決まればさらに2点が加わります。
決まりました。
さらに2点を加えます、10対0。
神戸製鋼が前半の10分間で10点のリードを奪いました。
この辺りもう少し前に出てほしいという廣瀬さんのお話がありました。
少し、見て止める感じになっていますかね。
≫ちょっと受けている感じがありますね。
≫神戸、じわじわ前進します。
神戸が奪い返した。
プレーオン、プレー継続です。
東芝、奪い返しています。
ターンオーバー。
ここは東芝が1対1の戦いでボールを奪いました。
神戸製鋼にペナルティー。
タックラーノットリリース。
いわゆるホールディングの反則です。
≫今、東芝危なかったですがよくディフェンスしました。
ああいったターンオーバーからの得点力が今年は神戸製鋼、あるものですから非常に危ない場面でしたけどよく守りました。
≫しかし、これはタッチラインを割っています。
≫ミスキックだったと思いますがラッキーでしたね。
≫ノータッチキックになるところでした。
これは、先ほどのレフェリーカメラ。
≫これは、ターンオーバーですね。
≫こぼれたところへの反応神戸製鋼、山崎でしたね。
≫そこからの切り返しが速かったです。
≫東芝の冨岡ヘッドコーチこういうところでの反応の速さを取り戻してほしいと言葉としては野性味をという言葉を言っていました。
≫東芝、チャンスです。
モールパイルアップ。
モールによってモールの継続が困難になった場合はボールを持っていなかった側のボールになります。
東芝、ラインアウトモールをしていきましたが…。
≫いいモールを切りましたね。
この2m8cmがモールを割ってきました。
≫モールの中選手たちの固まりをかき分けてといいますかこういうプレーはオフサイドになりません。
強烈ですね。
元南アフリカ代表のアンドリース・ベッカーのいいプレーがありました。
ただ、ここは神戸製鋼ボールの5mスクラムで東芝としてはプレッシャーをかけていきたいところですね。
≫スクラムでプレッシャーをかけたいところです。
≫そしてアンダーソン・フレイザーが今、少し足を痛めましたか。
けがから今節復帰してきたアンダーソン・フレイザーです。
この選手は、ラグビーリーグ密集プレーなどがあまりないもう1つのラグビーといっていいかどうかわかりませんが…。
そのリーグの出身の選手です。
東芝、ここでプレッシャーをスクラムでかけられるかどうか。
廣瀬さん、スタンドオフの立場としては東芝の3番、画面の右側の選手が押してくるといやになりますね。
≫そうですね。
1回ボールをグラウンドの中央に持っていって角度を持って蹴りたいですね。
≫ハーフのエリスのキックはタッチアウトです。
≫角度を持てるとキッカーも蹴りやすいですし。
≫豊原さん、東芝は13番の渡邊が戻ります。
≫先ほど、目の上を切っていた渡邊が戻りました。
ジム・マッケイヘッドコーチ。
スーパーラグビーではアシスタントコーチとして2011年、レッズブリスベンを本拠地とするスーパーラグビーのチーム。
あのオーストラリア特有の浅くて、相手のタックルラインに近いところで細かくボールをつないでいく。
まさにオーストラリア風のラグビーをこの神戸に注入していますよね。
≫そうですね。
≫この笛は神戸製鋼にペナルティー。
≫いい攻撃でしたね。
≫ノットロールアウェイ。
ここは東芝も辛抱強くそして、何か力強く前に出ていきましたね。
≫非常にいいアタックだったと思いますね。
一人一人がファイトしてボールキャリアーがしっかりファイトして。
いい攻撃だったと思います。
今日のレフェリーアダムソンさんはやっぱり攻撃の継続を妨げるような反則を、しっかりとっていますね。
両チームともノットロールアウェイでとっていますので攻撃はやはりおっしゃっていたとおりどんどんボールを継続させるような試合を作っていきたいという意図が見受けられますね。
ディフェンスにしますとしっかりロールアウェイとかラックエントリーですね。
一番最初、東芝がとられましたがそこを気をつけていきたいですね。
≫レフェリーはですから、最初の15分このくらいで、今日はこういう笛を吹くよというのをしっかりと植えつけるという。
逆に選手たちもそこで、今日はこういう笛なんだということを分からなければいけないということになりますね。
反則からペナルティーゴールを選択しました、東芝。
キッカーはスクラムハーフの小川。
成功です。
3点を返します、東芝。
10対3になりました。
少し東芝も局面、局面でいい動きいいプレーを見せ始めたという前半15分です。
ここから楽しみですね。
どちらがどう主導権を握っていくのか。
≫東芝からしますと連続スコアに持ち込みたいですし。
神戸も同じことがいえると思いますけれどもゲームをおもしろくするには東芝にスコアしてほしいなと思いますね。
≫ノックオンですね。
神戸製鋼にノックオン。
東芝ボールのスクラムに変わります。
≫今もキックオフから東芝のキックのカウンターを神戸が仕掛けたんですけどやはり、意識が高いですね。
ああいったカウンターの意識。
15人全員がここから攻めるぞという意識が非常に高くて。
どこにボールを運ぶかというのも非常に明確になっているんじゃないかなと思いますね。
東芝は今、うまくディフェンスしましたがボールがサイドラインにいったときにもうちょっと前に出たいですね東芝のディフェンスは。
≫局面、局面で力強い感じは出てきましたがもう少し、やはり前に出たい。
≫自分たちのディフェンスの人数が少ないときはアグレッシブにはいけませんがボールがサイドラインにいったときはある程度ディフェンスラインのほうが人数が多いですのでそういった場面のときはもうちょっと前に出ていきたいと。
≫ここは東芝ボールのスクラムです。
神戸製鋼はここでプレッシャーをかけていきたいところ。
東芝はしっかりとしたボールを出したい。
東芝、またスクラムでのペナルティー。
コラプシングです。
これで今日2つ目。
少し今、プロップの三上辺りもレフェリーに説明を求めるというシーンがありました。
ということは、選手たちとしてはあまり悪い感じで組んでいるわけではないということかもしれませんね。
≫と思いますね。
ただレフェリーがそういうふうに現象を見て、しっかりレフェリングをしているわけですからレフェリーとコミュニケーションとったりしてお互い改善していくということが必要だと思います。
≫今ちょうど、メッサムが間に入るような形でレフェリーの見解を確認したということですね。
ラグビーはレフェリーに抗議というのは許されませんが説明をしてもらうということは認められます。
≫レフェリーとコミュニケーションを取るのも重要なことですね。
≫今後の反則を防いでいく。
そういったことにつながっていきます。
この反則でまたペナルティーゴールを選択した神戸製鋼です。
今日は2本蹴って、ここまで2本決めている山中。
ここも決まります。
3本、今日いずれも成功しました。
スタンドオフの山中です。
この強さも買われまして今シーズンはセンター、主に12番をつけることが多かったんですがここ2試合はスタンドオフ。
体もありますしこの選手は長いパスを投げられるんですよね。
≫蹴ってよし、パスしてよし走ってよしですばらしい選手ですね。
≫東芝は敵陣でやりたいという意図は見えるんですがなかなか神戸陣内で長く試合ができないですね。
≫先ほどと同じように敵陣のラインアウトから東芝とすれば、いい攻撃を仕掛けたいところですね。
≫このラインアウトまずはきれいにとっていきたい。
そして、人数を見ていきますと…。
≫先ほどと同じように5人ラインアウトですね。
≫ですからメッサムとリーチはバックスラインに入っています。
冨岡鉄平ヘッドコーチはトップリーグ3連覇のときの中心選手です。
どちらもセットプレーは勝敗の鍵を握るという話があって…。
ラインアウトは神戸製鋼がとった。
下がりながらのディフェンス東芝。
ノックオンはありません。
東芝もよく守っているんじゃないですか。
≫そうですね。
よく守っていますけれども…。
≫神戸製鋼、ノックオン。
カウンターアタックにいく東芝。
アドバンテージを東芝にみています。
田村熙が相手エリアにボールを蹴っていきました。
また陣地を進めよう自分たちの選手を前に出そうというキック。
クイックで入れません。
この辺りはエリアの取り合いということになりましたが神戸製鋼が連続支配しながらこういうミスでボールを失うというシーンが少しありますね。
≫神戸とすればミスで終わっているところを修正すべきですね。
ただ、非常にいいアタックはしていると思います。
≫ボールはよく動いています。
サポートもしっかりできていますここまでの神戸製鋼。
フリーキックです。
今、ラインアウトの選手の出入りのところでの問題ということになりましたか。
そのフリーキックでスクラムを選択しました神戸製鋼。
ここまで神戸製鋼はラインアウトモールからの1トライ。
そのあとペナルティーゴールなどもありまして13対3とリードを広げています。
ウイングの今村を走らせましたがこれは、ダイレクトタッチ。
正面、落とした。
ノックオン。
思わぬ形で東芝は敵陣でのマイボールスクラムを得るという形になりました。
≫ちょっと、どういうふうに自陣を脱出するかと思って見ていまして。
それで簡単に蹴ってしまったものですから神戸がチャンスだなと言おうとしたもんですから正面君もそれが分かっていたようでしたが攻め急いだ感じですかね。
≫次のカウンターアタックに少し、気持ちが早くいってしまいましたか。
≫そんな感じに見えましたね。
≫これで、東芝ここからどういう攻めを見せるか。
ダウンボールしたボールを再び自分で拾い上げてのプレーです。
うまい、この辺り、メッサム。
東芝、ここはいい攻撃になっている。
神戸製鋼ボールになった。
神戸製鋼のカウンターアタック。
≫ターンオーバーの切り返し非常に速いです。
≫いわゆる、これがアンストラクチャー。
セットプレーではないところからの攻防です。
かなり長くプレーが継続しています。
この辺りもサポートが早い神戸製鋼。
ハンドリングエラーがあった。
ただ、プレーオンです。
ノックオン。
めまぐるしい攻防でした廣瀬さん。
≫今のもカウンターアタックからですね。
≫神戸製鋼がいい形でエリアを進めていった。
ボールをつなぎながら。
ただ、最後はハンドリングエラー。
ノックオンがありまして東芝ボールのスクラムに変わりました。
ただこの辺りサポートも含めて神戸製鋼動きはやはり、よかったですか?≫いいですね。
サイドラインまでボールを持っていってそのあとに、しっかりミドルにダイレクトなプレーをしてそれで、ボールを継続していくと。
また、サイドラインまでボールがいったら真ん中に持ってきてボールを継続していくと。
非常に真ん中にボールを持っていくと相手もディフェンスをしづらいものですからそういう場面をあえて作り出して東芝のディフェンスを前に出させないようにするそういうラグビーをしてますね。
≫これはオフサイドはありません。
神戸、チャンス。
つないだ、トライ!ルーキーの林のトライです。
神戸製鋼、追加得点!ルーキーの林はうれしいトップリーグ初トライ。
ブレークダウンの中での判断が明暗を分けました。
これは、ニュージーランド代表エリスの好判断。
バックからボールが出たか出ていないかという判断。
出ていたという判断でエリスはボールを奪ってしかし、バイフもよく粘りましたね。
≫強いですね。
今もターンオーバーからのプレーですが非常にその切り返し。
いったん、ボールをゲットしたと思うと攻撃する意識が非常に神戸製鋼の選手は高いですね。
≫ルーキーの林です。
13番のスペシャリストになり得る選手だというジム・マッケイヘッドコーチの話がありました。
≫東芝とすれば…。
今は、小川君がいい判断でいったと思います。
自分たちのミスでトライを奪われたということでそんなにネガティブにならずにあと残り10分、しっかりと東芝らしい攻撃をしてほしいです。
≫ゴールも決まりました。
20対3。
17点差。
2トライ、2ゴールでも追いつかないという今、点差になっています。
1本取り返したい東芝です。
ノックオンがありましたか。
奪いにいったリーチにノックオンがあったでしょうか。
神戸製鋼ボールのスクラム。
ただ、遠いところにボールを運ばれた中リーチ、よくあそこにいきましたね。
中島ヴァカウタイシレリの突進でした。
≫何回かキックオフを東芝でいうと左サイドに蹴っていますがそこで、前に出られてますね神戸に。
あそこでしっかり倒しきらないといけないです。
≫今シーズンの東芝を見ていますとボールを殺しにいくタックルを狙っているんだと思いますが少し、いわゆる低いタックルチョップタックルが少なくて外されているというケースも散見されるんですがね。
≫選手一人一人が食い止められて少しずつゲインを許して相手にいいアタックを許してしまうケースが見受けられますね。
≫低くいく、あるいは高くいく。
チームのいろんな考え方はあるんだろうとは思いますが。
さあ、ここは神戸製鋼ボールのスクラムに変わります。
レフェリーカメラからの映像。
クラウチ、バインドで組み合います。
セットで、いわゆるぶつかり合うということになります。
リーチとメッサムで相手ディフェンスを崩してチャンスを作りたいと話していたのは冨岡鉄平ヘッドコーチです。
じわじわと前に出ながらの東芝。
東芝のボールだ。
ノックバック。
ノックオンではありません。
これはいいタッチキックになりました。
神戸陣内深くまで入ってきた東芝です。
東芝の冨岡鉄平ヘッドコーチです。
東芝では現役時代トップリーグ3連覇。
その中心の選手として活躍しました。
まさに、体をぶつけ合う東芝を体現するような選手でしたよね。
≫そうですね。
体でチームを引っ張るという感じでした。
≫激しさ、そしてクレバーさを併せ持ったキャプテンでした。
東芝、チャンスだ。
少し人数が少ないか…。
≫いいですね。
≫1人、選手がどこかを痛めています。
ちょっとアタックの人数が足りないか。
一度フォワードで作り直しました。
東芝もまだボールキープです。
≫すばらしいタックルでしたね。
≫見どころのある攻防。
神戸製鋼にノックオン。
力の入る両者の攻防でした。
≫見どころありましたね、今。
≫豊原さん、東芝フッカーが代わります。
村山が入りました。
≫東芝は森に代えて村山ですか。
先ほどのプレー。
あと少しというところまできました。
≫今村君、よく止めましたね。
相手オールブラックスですけどね。
≫東芝はフッカーの森に代わって村山が入っています。
森はどこかを痛めましたか。
選手入れ替えとなりそうです。
≫前半、最後残り2〜3分でなんとか、東芝としてはスコアして帰りたいところですね。
≫東芝のバックスラインに目を転じますといわゆる、ややオーソドックスなライン。
ただ、コーリー・ジェーンが少し、スクラムよりもオープンサイド側に回っているということになりそうです。
≫ファーストボールキャッチャーの位置にコーリー・ジェーンがポジショニングしています。
≫森が右手を痛めたようですね。
≫右ひじか肩か…。
プレー継続不可能となってしまいました。
前半でのフロントローの交代。
これは少し冨岡ヘッドコーチとしては想定外だったかもしれません。
さあ、東芝ボールのスクラム。
ここはいいボールを出したい。
ちょうどスクラムの真後ろぐらいにニュージーランド代表、14番のコーリー・ジェーンが立っていてジェーンがどこに入ってくるかとなりそうですが。
神戸製鋼に今度はコラプシングの反則。
東芝、ペナルティーキックを得ます。
今度は神戸製鋼が崩したという反則をとられました。
このボールタッチキックに蹴り出してゴール前6mくらいのところでのラインアウト。
モールを組む。
レフェリーの笛。
グラウンディングはどうも確認できないようです。
時間を止めます。
アシスタントレフェリーの松岡さんとコミュニケーションをとります。
グラウンディングはできていませんが神戸製鋼にペナルティーがあって再び東芝ボールのペナルティーキックです。
≫東芝のモールは健在ですのでこういった東芝の形でトライを取るとチームも乗ってくると思うんですけどね。
≫こういったフォワードが体をぶつけ合うプレーは東芝が一番、得意とするところ。
再びラインアウトモールという局面です。
モールが縦長になってきた。
ちょっとパスが後ろにいった。
ターンオーバーだ!これは神戸製鋼、チャンス。
ここでホーンが鳴りました。
このあと、プレーが切れたところで前半終了ということになります。
ここは自分で蹴り出しました東芝のジェーン。
前半の40分が終了。
20対3、神戸製鋼が17点をリード。
前半を終わります。
お伝えします。
静岡県小山町の陸上自衛隊の駐屯地で、隊員などおよそ350人が、下痢やおう吐などの症状を訴えていることが分かり、ノロウイルスの感染や、食中毒の可能性があると見て、保健所が原因を調べています。
静岡県の御殿場保健所などによりますと、小山町にある陸上自衛隊富士駐屯地で、おとといの夜からきのうにかけて、教育施設の隊員など合わせておよそ350人が、下痢やおう吐、それに発熱などの症状を相次いで訴えたということです。
駐屯地によりますと、症状が重く入院した隊員もいたということですが、その後は全員が快方に向かっているということです。
隊員らの症状などから、保健所はノロウイルスの感染や、食べ物が原因の食中毒の可能性があると見て、施設の食堂を検査するなどして、原因を調べています。
陸上自衛隊富士駐屯地は、保健所の調査に協力して、原因の究明を進めるとともに、再発防止に努めたいとコメントしています。
福島県泉崎村の神社に侵入して、石像などを壊したとして、韓国人の35歳の男が逮捕されました。
福島県内では、神社や寺で、石像などが壊される被害が相次いでいることから、警察は関連を調べることにしています。
逮捕されたのは、韓国籍で無職のチョン・スンホ容疑者です。
警察によりますと、チョン容疑者は、おとといからきのうにかけて、福島県泉崎村の神社に侵入して、境内にあるキツネの石像2体のほか、さい銭箱などを壊したとして、建造物侵入と器物損壊の疑いが持たれています。
神社からの届け出を受けて、警察が調べていたところ、きのうの午後、7キロ余り離れた国道4号線を1人で歩いているのを見つけ、職務質問したところ、石像を壊したことを認めたことなどから、逮捕したということです。
福島県内では、今月に入ってから、泉崎村の北側の須賀川市や郡山市などで神社や寺の石像などが壊される被害が相次いでいます。
生字幕放送でお伝えしています≫今シーズンのラグビートップリーグの第11節。
神戸製鋼と東芝の戦い。
ノエビアスタジアム神戸からお伝えしています。
廣瀬佳司さんの解説です。
では、前半のハイライトシーンを振り返っていきましょう。
神戸製鋼、前半7分敵陣5mのラインアウト。
ここからモールを組みます。
この少し軸をずらしたプレー。
廣瀬さんから非常にうまかったというお話でしたね。
≫そうですね。
≫相手がボールキャリアーボールを持っている選手を倒しにきたんですがそこをうまくずらして押し込みました。
そして、前半の29分。
自陣から東芝スクラムハーフの小川が前に出るんですがこのラックから出たボールをエリスがいち早く反応してカウンターアタック。
トニシオ・バイフが粘ってルーキーの林トップリーグ初トライを挙げました。
このあとゴールも決まって20対3。
神戸製鋼が17点をリードして前半を終えています。
神戸からお伝えしています。
今日は放送席に元日本代表スタンドオフワールドカップ95年から3大会連続出場廣瀬佳司さんにお越しいただいています。
廣瀬さん、今日は神戸製鋼の連続攻撃かあるいは東芝が持ち前の激しさを取り戻せるのかというところで見どころ、入ってきましたが前半、どうご覧になりましたか?≫全体的には神戸製鋼がボールを支配している時間が長かったんじゃないかと思います。
ただ、前半の後半ですね。
ようやく、東芝らしい激しいプレーも出てきましたので後半、楽しみにしたいと思います。
≫今、17点差。
2トライ2ゴールでは追いつかないところですが後半、どうかというところです。
では、前半、廣瀬さんに注目のシーンを1つ、選んでいただきましたのでそちらをご覧いただきましょう。
≫今年の神戸製鋼は非常にアタックが整備されていましてアタックする意識が選手たち非常に高いですね。
スペースにボールをしっかり運びますね。
なので、東芝がなかなか前に出られないですね。
ボールがタッチラインにきますと普通はディフェンスのほうが強くなります。
人数が多いので。
ですが、なかなか東芝が前に出られない。
そうすると次の局面を見ていただければ分かりますがディフェンスラインが短くなっていますのでなかなかディフェンスラインが前に出られないんですね。
こうすると、どんどん神戸製鋼に前に出られてしまいます。
ボールがサイドラインにいくと次はディフェンスのラインが強くなりますので、ここで東芝としては思い切り出たいところなんですね。
ただ、あまり前に出ていません。
神戸製鋼がしっかりとボールをキープすると。
すると次の局面でなかなか、東芝が前に出られないと。
こういうふうな感じで神戸としましてはいいようにボールをコントロールしていると思います。
東芝としてはディフェンスラインここで前に出なければいけないというときに思い切ってプレッシャーをかけてほしいですね。
ミスを誘ってターンオーバーから攻撃するとこういうところです。
山中君も上手でしたがこういったボールグラウンド中央でゲインを許しますとディフェンスラインが次、アグレッシブに前に出られないですね。
足が止まっちゃってます。
こういうとき神戸製鋼が思い切ってアタックすると。
で、ゲインしていますね。
≫なるほど。
ピッチの左右あるいは真ん中どちらかそういったエリアも含めたうまい攻撃を見せていると。
≫そうですね。
ディフェンスラインが強いときアタックラインが強いときいろんな状況が生まれてきますのでアタック側にすればいつ、どこにボールを運ぶかディフェンス側からしたらいつターンオーバーを狙うか。
≫その辺り、ですから神戸がこういったボールを動かせるか。
あるいは、東芝がどれだけ前で神戸の選手を止められるか。
≫もうちょっと前に出てほしいと前半、ちょっと思っていました。
≫今日は元日本代表、廣瀬佳司さんをお招きして神戸製鋼対東芝の戦いをご覧いただいています。
ラグビーファンの皆さんはショックを受けた出来事というのがありました。
今年10月、神戸製鋼を日本選手権7連覇に導いた平尾誠二さんがお亡くなりになりました。
53歳でした。
7連覇の歴史が始まったのは1989年の日本選手権。
平尾さんがキャプテンに就任したシーズンでした。
≫一生懸命やったことじゃないですか。
本当に一生懸命みんなやったことに僕は尽きると思います。
≫自由な発想のもと選手の個性を引き出すチームを作り上げた平尾さん。
自身もバックスとして的確なパスワークそして、相手を翻弄する華麗なステップで日本選手権7連覇の偉業を達成しました。
現在のキャプテン、橋本大輝選手。
就任のときに平尾さんからかけられた言葉を大切にしています。
≫平尾さんが亡くなって初めての神戸でのゲーム。
スタジアム内には平尾さんを追悼する展示コーナーが設けられています。
懐かしい写真の数々。
現役時代に着ていたユニホームも展示されています。
≫ラグビーの神様みたいな人やね。
平尾がおれへんかったら神戸製鋼のラグビー成り立ってへんかったやろうしね。
≫すごく格好いい姿が思い出されてね。
すごく寂しいです。
≫という今、映像ファンの声などもお聞きいただきました。
今日、放送席の廣瀬佳司さんは後に平尾誠二さんとは日本代表でともにプレーするわけですが神戸製鋼のV7のころというのはちょうど高校生、大学生だったと思うんですが平尾さんが作り上げました神戸製鋼のラグビー。
一時代を築いたラグビーはどんなふうにご覧になっていましたか?≫本当に高校、大学のときでよく神戸製鋼のラグビーを見ておりました。
当時、神戸製鋼は監督制を敷かずに平尾さんを中心に、毎年毎年今、VTRでも出てきましたが選手の個性を引き出したり自分たちの特長を生かしたチーム作りを毎年毎年、されて7連覇を築き上げてこられたとそういうふうに見ていましたね。
≫そして、時代は大きく変わってヘッドコーチも違いますがやはり、神戸製鋼というとボールがよく動く攻撃的なラグビーが何か、チームの文化として根付いているのかな。
そんなことも感じてしまうんですがいかがでしょうか。
≫ずっと平尾さんはGMをされていましたのでやはり、平尾さんの思いといいますかそういったものが今の神戸製鋼を作っていると思います。
≫先ほど、画面でもご紹介しましたが今シーズンの日本選手権に向けて過去の名勝負をBS1で放送しております。
神戸製鋼と大東文化大学の試合もこのあとご覧いただけることになっていますのでラグビーファンのみならずぜひ、ご覧いただきたいですね。
選手たちがピッチに戻ってきました。
後半の40分が始まろうというところです。
前半の数字的なものをご覧いただいていますがペナルティーは同じ。
ラインアウト東芝は2つ失いました。
ボールの支配率では神戸製鋼が上回ったというところです。
このスタッツの内容はスコアの差ほどは、何か出ていないようには見えますね。
≫互角というようなスタッツが出ていますね。
≫ですから、東芝は前半、少し見せた、よさ。
≫あとはテリトリーですかね。
スタッツには出ていませんでしたけど。
≫敵陣で試合を進められるかということになりそうです東芝。
さあ、後半の40分。
モールのボールを神戸製鋼が出せませんでした。
ちょっと、エキサイトしています。
後半最初からマルジーン・イラウアが入っています、20番です。
東芝です。
≫豊原さん、ハーフタイムの神戸製鋼ジム・マッケイヘッドコーチの話なんですが前半はアタックに関してはもう少し我慢が必要。
我慢が足りずに精度がよくないところがあった。
ブレークダウンについては東芝がアグレッシブにくるのは想定どおり。
後半は神戸のスタイルでプレーするためにはブレークダウンをより精度を上げなければならないというポイントを挙げていました。
≫神戸サイドリポートは筒井亮太郎アナウンサー。
やはり東芝の激しさというものを少し、感じているかというところです。
後半の最初のスクラムは東芝ボール。
東芝、テンポよくという形にはなりませんがボールはキープ。
ここでもう少し速く動かしたいですね。
≫そうですね。
ただボールをキープできて少しずつ前にいっていますね。
≫コンタクトがあったあと攻撃が続いていく1つの攻撃をフェーズといいますがそれをどんどん重ねている東芝。
≫イラウア、メッサムリーチという強いランナーがボールを持っています。
≫ノックオンでした。
≫豊原さん、一方の東芝の冨岡ヘッドコーチですが前半、やはり神戸製鋼がミスをしないで攻め続けていたところにうちが、先にミスをしてしまって2つ、大きな失点につながってしまった。
後半は先にミスを誘うようなプレーをしたい。
どんどん、アタックマインドを持っていくことタフさを持っていくこと。
この2つを大きく求めていきましたというハーフタイムの話です。
≫東芝サイド伊藤慶太アナウンサーのリポート。
攻める気持ちアタックのマインド。
やはり今の東芝に一番必要なのはそこかもしれませんね。
≫後半、イラウア入ってきましたけど3列ですね。
メッサムイラウア、リーチの3人。
強力なランナーですので今の一連の攻撃で3人がボールタッチが非常に多かったもんですからここからリズムを作り出していけると思います。
≫なお、後半、東芝は山本に代えて、イラウア。
そして、神戸製鋼はロックのアンドリース・ベッカーに代えて伊藤鐘史が入っています。
ベッカーを前半だけで下げたという神戸製鋼です。
そしてウイングのアンダーソンに代えてコディ・レイを入れています。
神戸製鋼。
これはワンバウンドです。
ダイレクトではありません。
少し苦笑いなのはヒヤッとしたでしょうか、正面。
廣瀬さんとはトヨタ時代に一緒にプレーしてますね。
≫そうですね。
2シーズンぐらい一緒にやりましたけど非常にスピードのあるいい選手ですね。
≫スピードが求められるポジションにあって今、33歳。
頑張っていますよね。
≫すばらしいと思います。
≫東芝陣内でのゲームに移っていきます。
東芝ボールのラインアウト。
≫こういうところから神戸はアタックが上手ですからね。
≫あっと、ノックオン。
今、ただボールをうまく神戸製鋼がワイドに散らしたところでボールを持っていない今村とディフェンスの選手が激突してしまいました。
正面の今の判断はうまかったですね。
≫そうですね。
≫ただ、それで今村が頭を少し打ったでしょうか。
いいプレーを見せました正面です。
そして、今村が頭をやはり打ったでしょうか。
そして神戸製鋼はフッカーの木津が金井に代わって入っています。
そしてフレイザー・アンダーソンに代わってコディ・レイ。
トップリーグは外国人選手は2人。
そして他国の代表になったことがないいわゆる日本代表になる資格のある外国人は、今シーズン特別枠ということで1人出ることができます。
コディ・レイは特別枠の選手。
ニュージーランド代表経験はありません。
今村の復帰を待っているところですか。
テレビジョンマッチオフィシャルですか。
先ほどの今村の接触プレーに関してということになりますかね。
ノーボールのところにということですか。
≫危険なプレーがあったというところでチェックしていますね。
≫東芝の11番の選手のプレーをどう判断するかということになるでしょうか。
故意にぶつかりにいったようには見えませんでしたがただ、現象として危険なプレーということでとられる可能性はあるということですね。
今日はスコットランド協会のマイク・アダムソンさんが笛を吹いています。
現在、20対3。
神戸製鋼が17点をリードして後半です。
ペナルティーはないようですね。
そのまま東芝ボールのスクラムで試合が再開ということになります。
東芝も後半からイラウアそして、23番の松岡が入っています。
そして、11番の今村がいったん外に出ましたね。
そして、22のイーリ・ニコラスが入りました。
左ひじの脱臼から戻ってきましたイーリ・ニコラス。
これでニコラスがスタンドオフ山中がセンターとなりそうです。
スクラムに目を転じていきましょう。
東芝は、これで行きますと11番いわゆる狭いサイドのウイングの大島がスタンドオフの後ろに立つというポジションを取ります。
前半から、少しスクラムが安定しないケースというのが目立っています、今日のこの試合。
フロントローのメンバーが少しずつ入れ替わった中で神戸製鋼は、フッカー日本代表としてワールドカップでも活躍をしました木津が入ってきています。
アドバンテージが東芝にあります。
先ほどのプレーでノックオンをとられました。
神戸製鋼ボールのスクラムに変わります。
≫豊原さん先ほど外に出た今村ですが脳震とうの検査で外に出たようですね。
≫今シーズンからトップリーグでもHIA・ヘッドインジュリーアセスメントというものが導入されます。
10分間、脳震とうかどうかあるいは、プレーに影響があるかどうかなどをチェックする時間が設けられました。
その10分間の間に戻れない場合は選手の入れ替えという形になります。
選手の脳震とうによる後遺症ですね。
こういったものがラグビー界あるいはコンタクトスポーツでは今、大きな問題になっていますからね。
≫このルールがあるのはトップリーグと国際ゲームのみですね。
≫13番の林がウイングの位置に入っています。
正面、トライ!しかしこれは確認をしますか。
歓喜に沸く神戸製鋼のメンバーですがレフェリーは確認を取ります。
≫今、正面すばらしいプレーでしたね。
もらうときちょっと伸びるんですね。
≫もらう瞬間に外にステップを切ったんですね。
これが今、どうでしょうか。
ラインオブタッチを割っているかどうか。
こっちのタッチかどうかの確認か。
あるいは、この先か。
グラウンディングを先にしているようにも見えます。
際どいところです。
ただ、スペースにボールをうまく運んでいくという廣瀬さんの今日、お話がありましたがまさに、そういう攻撃になりましたね。
今、スローリプレーを見ながらトライかどうかという確認を行っております。
神戸製鋼のファンはトライだということでリプレーが流れるたびに沸き上がりますが…。
トライです!≫正面選手ボールのもらい方が上手でした。
相手のディフェンスの出方を見ながらボールが浮いている間に自分の体を横に持っていってボールをもらうと。
≫パスを受けてからステップを切ったと。
≫遅かったら多分、タックルを受けていたと思いますね。
≫受ける瞬間に外にステップを切る。
ラグビーの世界では伸びるといいますね。
外側に伸びていくという。
≫ボールが浮いている間に相手のディフェンスを見ながら自分の体をそこに持っていくと。
≫山中のフラットな長いパスも見事でした。
≫あれはディフェンスしづらいと思いますね。
≫旗が上がりました。
ゴール成功です。
今日、山中は5回蹴って5回成功。
これで27対3。
神戸製鋼、リードを広げます。
≫さっき、東芝が同じようなポジションでスクラムからアタック外側にしましたが東芝はミスで終わってしまいました。
神戸製鋼はトライでスコアに結び付けたということで後半の立ち上がりは、神戸がまた主導権を握りましたよね。
≫なかなか前で止めきれないですね。
東芝はもう少し選手を前で止めたい。
3トライ、3ゴール以上の差がついている今日のこの試合。
神戸製鋼ノックオンです。
≫神戸製鋼のディフェンスラインがなかなか崩れないですね。
≫一瞬の球出しを遅らせられている要因というのはどんなところですか。
≫コンタクトのところで負けているんじゃないでしょうか東芝が。
ここで今村が戻ってきました。
脳震とうかどうかのチェックを受けていた今村戻ってきています。
≫やはり、もう少し東芝としてはボールキャリアーがもう少しファイトして1歩でも2歩でも前にいくと。
ディフェンス側とすればそれをさせないと。
今は、神戸製鋼がそこで勝っているということでボールをスローダウンにもできますし周りの選手がみんなオンサイドプレーヤーとしてディフェンスできますので。
なかなかディフェンスラインが崩れないという。
ファーストコンタクトで東芝としては1歩でも2歩でも前にいってディフェンスラインを寄せてもしくは、タックルさせてプレーできないような状況に相手をさせて次の展開に持っていきたいと。
≫なかなか思うような試合展開になっていきません。
神戸製鋼、プロップの平島が入っています。
≫山崎に代わっています。
≫1番が代わったということになりました。
先ほど激しいプレーでバンワイクのジャージが破けてしまったというシーンもありました。
東芝、敵陣10mラインから少し活路を見いだしたいところ。
リーチから仕掛けるナンバーエイトから仕掛けるということも考えられますか?≫そうですね。
左サイドもスペースありますし。
≫梶川のトライ!ここは、東芝、鮮やかな攻撃を見せました!センターの渡邊の突破。
≫すばらしかったですね。
≫いいスピードで入ってきました。
そして、大島も。
≫すぐにボールを動かしたのがよかったです。
≫そして、日本代表。
若い梶川がインゴールにボールを運びました。
少し前への推進力が出てきそうなトライじゃないですか。
≫そうですね。
今のようにダイレクトにゴールラインにまっすぐプレーする東芝らしいプレーでトライしましたね。
これで、なんとか流れをつかみたいところですね。
≫ゴールキックも決まりました。
2点を加えます。
27対10。
17点差。
じわっと追い上げました。
まだ時間は十分にあります。
≫ステップもよかったです。
このステップもよかったです。
これでサポートが間に合いました。
≫少し時間を作ったわけですね。
≫速くクイックに動かしてディフェンスラインが整わないうちにボールを動かすと。
≫さあ、後半になって東芝にも1ついいプレー。
お互いに、いい形でトライを1つずつ取りましたね。
ここから、東芝としては連続してスコアをしたいですね。
≫連続スコアしたいですね東芝としては。
≫自陣10mライン付近からの攻撃となります、東芝。
神戸ボールでのラインアウトです。
アダムソンさんが試合を止めました。
交代選手があるでしょうか。
何か確認をしています。
ちょっと分かりませんが。
準備をしているのは22番、センターの松延。
ここはバンワイクだ。
ペナルティーがありました。
東芝にペナルティーです。
神戸製鋼ボールのペナルティーキックに変わります。
イラウアがオフサイドです。
≫神戸製鋼は一人一人ボールキャリアーがしっかりとファイトしていますね。
≫ですから、スムーズにボールが出るんですね。
≫そうですね。
ファーストフェーズの橋本君セカンドフェーズ山下君ですかね。
しっかりとタックルを受けてからもファイトして1歩でも2歩でも前進していると。
≫東芝の選手たちにもそういう気持ちはあるんでしょうけれども少しそういった部分での反応。
あるいは、前に出る推進力が少しチーム状況などもあってとなるんでしょうか。
≫前に出られる局面のときにもう少し前に出て1人、いいタックルをしたらそこにカウンターラックするなりそういったところでチームの盛り上がりといいますか流れをつかんでいきたいなというところだと思います。
≫ペナルティーゴールは成功です。
さらに3点を加えます。
30対10。
≫私も経験あるんですがやはりチーム状態が悪いとシステムだとかチームの決め事なんかをしっかり、みんなで守ろうとするんですけどそれも大切なんですがやはり、前に出て試合前、リーチキャプテンが言ってましたが一人一人がファイトするだとかそういったところにもうちょっとフォーカスしたほうがいいと思いますね。
≫松延は大島に代わって入りました。
≫22番の松延がウイングの大島に代わって入っています。
正面だ。
いきました、トライ!鮮やか!ただ、これもテレビジョンマッチオフィシャルTMOになりそうです。
その前のプレーで何かあったでしょうか。
チェックが入ります。
しかし、今のは見事でしたね。
≫ここは外も内もスペースありましたね。
外にいっても多分いいゲインがあったと思います。
≫今、エリスに渡ったところからエリスから正面に渡ったところがスローフォワードかどうか。
そんなところでしょうかね。
正面としては。
ただ、見事です。
山中選手は今シーズンのプレーなどを見ていましても1つ、ワンテンポためて相手のディフェンスを…。
≫ボールを長く持っていられる選手ですね。
≫ここもそうですよね。
ポンと外にはたくのではなく一瞬ためて内に入っていきました。
ここはうまいプレーを見せました。
山中と今村のコンビプレー。
このあとのパスあるいは、次のパスか。
これは、見る角度もありますからなんとも言えませんけれども。
≫一つ一つのプレーはすばらしかったですね。
≫まだテレビジョンマッチオフィシャル。
リプレーによる検証が続いているところです。
ここでしょうか。
これ、トライを認められますと廣瀬さん、試合としてはちょっと大きなトライになりますね。
≫残り時間からしてもちょっと決定的になってきますね。
≫フォワードパスという声が聞こえてきましたが。
やはりノートライです。
スローフォワードがありました。
東芝ボールのスクラムに変わります。
神戸のファンとしては少しがっかりというところかもしれませんがただ、これはルールですから。
そして、20番の選手が入っていきました。
神戸製鋼、20番はフォワードの第3列の西林。
≫ロックのヴァカウタイシレリに代わって入りましたね。
≫ということは安井がロックに上がるでしょうか。
東芝ボールでのスクラムで試合再開です。
20点差があります。
挽回するには早めにトライを1つ取りたい、東芝。
タッチを割ります。
ここはルーキーの林のいいタックルでした。
20歳以下の日本代表にも名を連ねた選手。
神戸製鋼のラインアウト。
ノックバックです。
そのあと神戸製鋼の選手にノックオンがありました。
ここは、うまく間に入りましたバンワイクです。
≫でも、いい攻撃でしたねバックス。
≫山中から今村というまた、先ほどトライにならなかったあの形と同じような形になりました。
≫ファーストフェーズから外に、縦にいろんなプレーを使ってきますね。
≫支配率は僅かに神戸製鋼は前半より上がってきました。
東芝は劣勢を挽回したいところ。
ただ、もう時間が21分を回ってきた。
どうですかまだエリア優先でいいですか時間的に。
≫難しいところだと思いますが僕はチャレンジしてもいいと思いますね。
≫本当に神戸ボールをよくつなぎます。
ディフェンスのラインはそろっています。
十分にサポートがあります神戸製鋼。
東芝、プレッシャーをかける。
奪い返した!ターンオーバーだ。
≫いいですね、今の。
≫東芝、ターンオーバーのあと神戸製鋼にオフサイドの反則がありました。
バンワイク、抜ける!バンワイク、トライ!東芝、後半もう1本返します。
すぐに蹴りました。
時間がないということですぐにゴールキックを蹴りました。
≫いいプレーでターンオーバーしましたね。
まだまだ分かりませんねこの試合。
まだ時間ありますし。
≫そしてすぐに始めたバンワイクのランも見事でした。
これ、いわゆる守っていたのがフォワードの選手ばかり。
いわゆるスピードのミスマッチをきちんと見ていましたね。
≫東芝は知念と松田が入りました。
三上と小瀧が下がっています。
≫プロップとロックを代える東芝。
フレッシュな選手2人。
≫神戸製鋼はセンターの林に代わってスタンドオフのニコラスが入りました。
≫ニコラス、今度は入れ替えとなります。
≫東芝らしいカウンターラックでターンオーバーしましたのでああいうプレーがどんどん出てくるといいと思いますよね。
なかなか今までああいうプレーはなかったですから。
≫2トライ2ゴールで逆転という点差まできました東芝。
陸上から転向という異色の選手、知念、16番。
そして、20歳以下日本代表の経験もあります松田という2人が入っています東芝。
神戸製鋼にタックラーノットリリース。
ホールディングの反則がありました。
いっとき、東芝は東芝府中時代ですか。
ペナルティーからすぐに攻めるという合言葉から頂点を極めたシーズンもありましたがちょっとそんな感じになってきました。
今村、いいですね。
神戸製鋼のバックスはハイボール、強いですね。
正面もそうですが。
ハンドがありました。

 

 

 

 

 

 


ラックの中で手を使いました、東芝。
ちょっと山下と浅原エキサイトしました。
≫あそこのコンテストキックで今村君がしっかりと処理するものですから東芝とすればコンテストキックでもう1回、コンテストしてボールをグラウンディングさせるかキャッチできたら一番いいんですけど競ってボールがグラウンディングしてそれを取り合ってそのボールをマイボールにして攻めたいというところですけどしっかり今村君が処理するものですから、なかなか敵陣にも入れないですしまた自陣で敵ボールのスクラムになるということですよね。
≫神戸製鋼、スクラムを選択したんですね。
そして、狭いサイドに今村。
ナンバーエイトは途中から入った西林です。
ペナルティーです。
神戸製鋼に反則。
コラプシング神戸製鋼にありました。
スクラムを故意に崩したという反則です。
これで敵陣に入ってきます、東芝。
≫今のスクラムは東芝、プレッシャーかけましたね。
≫フレッシュな選手が互いに入っていますのでここからそういった選手がどう働くか。
東芝としてはこのラインアウト重要です。
これでまた押し下げられてしまいます、東芝。
ペナルティーからすぐにプレーを始めます、東芝。
これはペナルティーです。
オフサイド。
ここで、少し神戸製鋼反則が続いたということになるでしょうか。
神戸製鋼はこれで反則が今日、9つ目。
一方、東芝は現在6つです。
13点差、2トライ、2ゴールで逆転というところで、東芝はゴール前のラインアウト。
これ、モールを組みますかね?≫モールでいくと思いますね。
≫モールを組んだ。
タッチです。
なかなか意図したプレーができませんでした、東芝です。
≫神戸はよく守りましたね。
今、モールのディフェンスもよかったですしそのあともよかったです。
東芝としては、もう少し辛抱強く攻めたいところですけれども何かちょっとディフェンスに押されているような感じがしてミスが出ているような気がします。
もう少し、近場でボールをキープするようなプレーで自分たちが主導権を握りながらアタックしていきたいですね。
≫東芝は、去年の日本代表にも多くの選手を送り出してそして、このメンバーを見ていますと、このあと日本のシーズンが終わったあと始まりますスーパーラグビーあるいは2019年と。
楽しみな選手が両チームいっぱいいます。
そういう中でいいプレーをぜひ見せてほしいところ。
残念ながら、東芝は今シーズンの優勝というのはもうすでに可能性は消えています。
ダイレクトではありませんか。
≫ナイスタッチですね。
≫タッチキックです。
≫あの辺のスキルはすばらしいですね。
これだけピンチを挽回しますから。
≫ニュージーランド代表スクラムハーフのエリス。
ディフェンスラインそろっています。
ここでラックです。
フェーズは11。
連続攻撃が11回つながっているという表示です。
フェーズは12までつながっています。
神戸製鋼がボールを確保した模様です。
ユーズイットボールを出しなさいという声。
タッチはありません。
≫チャンスですね。
≫東芝、辛抱強く攻められるかどうか。
お互いの我慢の局面。
神戸製鋼に反則。
これは、タイムを止めます。
時間を止めます。
先ほど、神戸製鋼のキャプテン、橋本に注意が与えられていましたので…。
ロックの伊藤鐘史にシンビン。
10分間の途中退出となります。
≫一連の攻撃東芝、すばらしかったですが神戸のディフェンスラインなかなか崩れないですね。
神戸の課題はディフェンスだと監督もおっしゃっていまして。
非常に整備されていると思いますね。
≫今シーズン前半は失点が多かったんですよね。
≫ただ、神戸製鋼は伊藤鐘史がシンビン。
これで、神戸製鋼残り時間は14人で戦わなければいけません。
≫東芝は辛抱強く攻めたいですね。
≫うまくはたく、トライ!崩れた状態からリアム・メッサムがいいプレーを見せました。
さあ、これでトライを1本返して追い上げます、東芝です。
ただ、お互い崩れた状態から…。
≫いったん、東芝がミスをして神戸の選手もチャンスだと思ってそのポイントに寄っていってしまいました。
そこで、メッサム選手の走力で振り切ったという感じがしましたね。
≫そして、今テレビジョンマッチオフィシャルリプレーによって確認という作業が行われます。
リアム・メッサムが結局、人の薄いところ…。
一瞬、数的優位を作り出してのトライ。
≫東芝がミスしたもんですから神戸の選手がチャンスだと思ってポイントに寄っていった気がしますね。
そこをメッサムが走力でグワッと横に引っ張ったらついていけないですねディフェンスが、なかなか。
≫ニュージーランド代表キャップ42。
ラグビーの場合代表の試合に出た、出場数キャップ数といいますが42試合。
これがノックオンかどうかということですか。
ちょっと前のプレーですね。
メッサムがボールを持って横に走る直前のプレーになるでしょうか。
17番、前半途中から入ったフッカーの村山。
これ、トライが認められませんともう35分を回っていますので東芝としては非常に厳しくなります。
トライ!トライが認められました。
さあ、これでゴールが決まれば6点差。
1トライ1ゴールで逆転となります。
ですから、このゴールキックは非常に重要なゴールキックということになります。
小川です。
今日は2本蹴って2本成功小川。
低い弾道ですがきれいに通っていきました。
ゴール成功!さあ、これで6点差。
1トライ、1ゴールで逆転というところまできました東芝です。
≫今、1人少ない状況ですしね神戸は。
神戸のゲームコントロールは難しいところですね。
≫東芝、ここ4試合4連敗。
すべて5点差以内での負け。
≫今までは、逆転を許すケースが多かったですけど今回は追いかける立場ですね。
≫タッチを割っています。
プレーが止まります。
東芝ボールのラインアウト。
残り時間がまもなく3分。
トップリーグはタイムキーパー制。
ことあるごとにレフェリーが時間を止めますので40分になったところでホーンが鳴ります。
そのプレーを最後に試合が終わるということになります。
いわゆるインジュリータイム追加時間などはありません。
≫神戸はプレッシャーかかっていますね。
点差としては上回っていますが。
≫自陣、ラインアウト東芝にとっても重要。
東芝、ボールキープだ。
ここへきて東芝にも前に出る推進力が出てきた。
東芝ノットリリースザボールの反則。
これは痛い…。
≫よく守りましたね、神戸。
≫逆に言いますと神戸のサポートプレーヤーが早かったということになります。
これで、神戸製鋼はまた自陣から脱出してということになりそうです。
あまり、有効なタッチキックにはなりませんでした。
ただ、神戸ボールでのラインアウトで試合が再開です。
≫神戸製鋼とすればボールをキープし続けたいですね残り2分。
≫今日、神戸製鋼ラインアウトは8分の8。
そしてリスクを冒さずにとなりますか?≫そうですね。
これでいいと思います。
≫相手が一番ボールを奪い取りにくい状況ということになります。
1回、ストップ。
モールは推進する力が2度止まりますとボールを外に出さなければいけません。
≫しっかり止めないとですね。
反則をせずに。
反則してしまうとまた神戸のボール支配が続きますので。
しっかりボールを止めないとだめです。
≫もう1回止まりますとユーズイットの声がかかります。
ここからはあまり大きくボールを動かす必要はありませんね神戸製鋼としては。
ただ、東芝はこのボールを奪い取らなくてはいけない。
ホーンが鳴った。
エリスが蹴り出します。
ノーサイド!東芝、終盤追い上げ及ばず。
神戸製鋼、勝利。
神戸製鋼対東芝。
これまで、数々の名勝負を繰り広げてきた両チーム。
今日のこのゲームも競った好ゲームにはなりましたが東芝、あと一歩及びませんでした。
神戸製鋼が今日はほとんどの時間で神戸らしい、そんなプレーを見せたゲーム。
廣瀬さん最後追い上げられましたが神戸製鋼はやはり、アタックの部分では本当に光る部分が数々あったんじゃないでしょうか。
≫東芝は実力チームですが東芝相手に、今までどおりの神戸らしいプレーがしっかりできていたのではないかなと私は思いますね。
≫奪ったトライ…。
ラインアウトモールというのが1つ、ありましたがそれ以外は、やはりワイドにボールを動かして鮮やかなトライを今日も奪ってみせました神戸製鋼の選手たち。
≫自分たちにボールがきたときにみんな、アタックしようという意識が高いですしボールをどこに運んでどこにスペースがあるという共有が、非常にできていると思いますね。
ディフェンスもしっかり整備されてきていますのでこれから上位対決になってきますがおもしろい展開になってくるんじゃないでしょうかね。
≫今日、これで神戸製鋼は勝ち点4。
そして、ボーナス点がありませんからやはり4位ということになります。
ただ、このあと神戸製鋼はヤマハそして、サントリーの上位2チームとの戦いを残しています。
≫放送席そしてスタンドの皆さん勝ちました、神戸製鋼プロップ山下選手です。
おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
勝ててほっとしています。
≫やはり相手は東芝。
簡単なゲームにはなりませんでしたね。
≫そうですね。
やっぱりフィジカルの勝負だと思っていたので。
後半、ちょっと食い込まれたところはありますけども逃げ切れてよかったです。
≫チームとしてはブレークダウンのところポイントにしていましたがフォワードとしてはどんなところを意識していたんでしょうか?≫スクラムとラインアウトモールでしっかり東芝さんがプレッシャーかけてくるのでそこに負けないように対応するというのがチームの目標でした。
≫そのラインアウトモールまず、最初のトライはそこから生まれました。
≫ここは、神戸としてはやっぱりいいスタートというかフォワードが東芝さんに勢いを与えなかったというかうちが乗っていけた要因だと思います。
≫最後、少し差を詰められたところでは選手たちはどんな声を掛け合っていたんでしょうか。
≫やっぱり、守りに入った部分があったのでしっかり、やり直してフィジカルにもう一度原点に戻ろうという話をしていました。
≫これで東芝に勝ちまして次は首位のヤマハとの対戦となります。
≫ヤマハさんもフォワードが強いので1週間しっかり準備して来週楽しみにしたいと思います。
≫楽しみにしています。
≫ありがとうございます。
≫勝ちました神戸製鋼プロップ山下選手でした。
≫今日のマンオブザマッチも受賞しました山下選手のインタビューをお聞きいただきました。
では、この試合を振り返っていきましょう。
後半から振り返ります。
前半は20対3神戸製鋼17点リードからの後半8分。
≫正面選手、いいプレーでした。
≫正面がボールを受ける瞬間に相手をかわす鮮やかなトライを奪いました神戸製鋼。
これで25対3。
そのあと後半12分の東芝。
センターの渡邊。
ここはいいスピードでした。
≫東芝らしくゴールラインにまっすぐ走ってました。
≫大島、つないで最後は若いロックの梶川。
日本代表で活躍した勢いをそのまま持ち込んだようなそんなトライになりました。
後半23分、東芝です。
≫このカウンターラックよかったですね。
≫これで相手からボールを奪って。
≫こういうプレーがたくさん出るといいですね東芝。
≫このペナルティーからバンワイクがすぐにボールを動かしました。
ですからこのトライを生んだのも東芝が本来持ち味としていた密集での激しさ。
≫こういうところがたくさん出てくると東芝らしいチームになってくると思いますね。
≫30対17で迎えた後半の35分。
≫ミスのところで、ちょっと神戸のフォワードが寄っちゃいましたね。
それを、走力でかわしていったと。
≫ニュージーランド代表リアム・メッサムから最後は松延へ。
これでゴールも決まって30対24。
≫それでは放送席、続きまして神戸製鋼ジム・マッケイヘッドコーチです。
おめでとうございます。
≫ありがとう。
≫最後、相手の攻勢にあいましたが勝利を手にして試合を振り返ってどんなふうに感じてらっしゃいますか?≫本当にすごく強い東芝さん強いチームですし最後もすごく圧力を受けて。
そこに対しては東芝さんがすばらしかった。
東芝さんのプライドをしっかり見せられたということだと思います。
≫試合のポイントを1つブレークダウンを挙げていたと思うんですがその辺り、接点のところはどのように選手たちは感じていたんですか。
≫ブレークダウンは我々にとって非常に重要なエリアでありますし今日の試合を見てもまだブレークダウンのところを改善する余地はあると感じています。
≫次の試合は首位のヤマハとの試合です。
どんな試合を選手たちに期待しますか?≫戦い方が東芝さんとは違うヤマハさんなので違った準備が必要になると思います。
ただ、今日の試合に関しては最後まで強い形で終わる試合を終える十分な強さが我々にはなかったと。
なのでそれは東芝さんがすばらしかった。
すべて、東芝さんの力なんですがそこは次の試合に向けて修正していきたいと思います。
≫おめでとうございました。
≫サンキューベリーマッチ。
≫ジム・マッケイヘッドコーチのインタビューでした。
≫というジム・マッケイヘッドコーチのインタビューをお聞きいただきました。
今日の最終結果です。
お互いに3トライずつ。
ただ、ペナルティーゴールの数で神戸製鋼が上回って30対24。
ですから、東芝は敗れましたが1つ勝ち点が入って神戸製鋼は勝ち点4ボーナスポイントは取れずということになってパナソニックに勝ち点1の差で4位となりました。
今日のスタッツです。
ペナルティーの数は神戸製鋼が多くて神戸製鋼はシンビンもあって最後、14人での戦いとなりました。
ただ、見ていきますと廣瀬さん、神戸製鋼は今日はラインアウトを含めたセットプレーのところでやはり、確実にマイボールを使えていましたよね。
≫課題だったラインアウトもしっかりと修正できていますしフッカーが代わってもそこからもしっかりとしたラインアウトだったと思いますね。
≫豊原さん、敗れた東芝、冨岡ヘッドコーチですが個人で防げるミスが出てしまったところその部分があと一歩届かなかったところかもしれないと。
ただ、チームとしては今シーズンで一番いい戦いはできたんだと。
次につながる試合はできた。
ただ勝ちたかったという言葉です。
≫談話は伊藤慶太アナウンサーでした。
ただ、今シーズンの優勝というのは東芝は可能性はないんですがただ今後につながるやはり、いいゲームだったと。
廣瀬さんからも、そう見えますか。
≫今までで一番東芝らしいフィジカルなゲームを見せてくれたんじゃないかなと思います。
≫まだ若い選手もたくさんいますしね。
今シーズン、いい形でシーズンを締めくくれるかというのは非常に大事なことになってきそうです。
≫このまま終わるようなチームじゃないと思いますので残りの試合いいパフォーマンスを期待したいですね。
≫これで第11節が終わって上位の順位表です。
神戸製鋼は今日、勝ちましたがパナソニックは大量トライでボーナスポイント1を獲得しましたので現在、勝ち点43。
それから1つ遅れて神戸製鋼というところになって神戸製鋼は上位2チームヤマハ、サントリーとこのあとゲームを残す状況でさあ、逆転優勝あるいは、日本選手権進出。
こういったところに届くかというところ。
今後の日程をご覧いただいています。
やはり次の週これがまず1つ大きな戦いになるでしょうね。
≫そうですね。
全勝のヤマハにしっかりした準備ができると思いますね。
今、ヘッドコーチのお話がありまして東芝にプライドを見せられたと言っていますがそういったチームに勝ちましたので。
ヤマハに向けて、しっかりと戦う準備ができているんじゃないかと思いますね。
≫逆転の優勝あるいは順位を上げて日本選手権進出に向けて廣瀬さん、神戸製鋼をどうご覧になりますか?≫非常に可能性はあるんじゃないかなと思います。
3位どころか優勝を狙うチャンスはまだまだ、ありますし。
今日みたいに、アタックプラス課題だったセットプレー、あとディフェンス。
これが非常に向上しているのでこれからの戦いが非常に楽しみですね。
≫神戸製鋼がこのあと追い上げていくことができればこれは、日本のラグビーファンといいますかトップリーグ全体がかなり盛り上がってきますよね。
そういう戦いぶりを期待したいところです。
アタッキングラグビー。
人とボールがどんどんと動くラグビー。
かつて、平尾誠二さんが築き上げたV7の神戸。
そこから、やはりDNAを受け継いだかのようなボールを動かすラグビー。
今年1つ輝く、そんなシーンを見せてくれています。
今後の放送予定をご覧いただいています。
このあと12月17日、土曜日は全国大学ラグビー選手権の準々決勝。
京都産業大学と東海大学の戦い。
そして、関西1位の天理大学と3回戦の勝者流通経済大学と慶応大学の勝者が戦います。
そのあと、おなじみ1月2日お正月は、準決勝。
そして、今年は決勝、1月9日。
ご覧のメディアで皆さんにはお伝えしてまいります。
このあとのラグビーいよいよ佳境を迎える今シーズンのラグビー中継。
このあとも、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います。
ラグビー「神戸製鋼」対「東芝」をお伝えしました2016/12/11(日) 13:50〜15:50
NHK総合1・神戸
ラグビー トップリーグ「神戸製鋼」対「東芝」〜ノエビアスタジアム神戸から中継〜[字]

逆転優勝目指す神戸製鋼。ボールと人が自在に動くラグビーで勝利つかめるか。東芝はタックルで相手封じる「接点」に強み。今季不調もリーチらが意地を見せられるか。

詳細情報
番組内容
神鋼7連覇を支えた平尾誠二さんが亡くなって以来、初めての神戸での試合。神戸製鋼は4位からの逆転優勝へ、また日本選手権出場権の3位以内に向けて負けられない。ボールと人が、自在に動き回るラグビーを見せられるか。対する東芝は強烈タックル。リーチ マイケルら、実績ある選手が意地を見せる。解説・廣瀬佳司さん、実況・豊原謙二郎アナ
出演者
【解説】廣瀬佳司,【アナウンサー】豊原謙二郎,【リポーター】筒井亮太郎,伊藤慶太