（麻田）いや〜１０日間頑張りましたなぁ。
あの大急に出店して成功したやなんてほんまもう感慨もひとしおです。
（良子）あっという間やったね。
（君枝）みんなに協力してもらって乗り切れたね。
（すみれ）うん。
（時子）ありがとうね。
私にもできる事があるんやって思う事ができたわ。
（綾子）うんもっと上手に作れるようになりたいって思ったで。
（悦子）私からもお礼を言うわ。
うまく言われへんけどこの１０日間は…未来への希望につながる時間だったような気がするわ。
さあみんなご苦労さまでした。
乾杯しましょう。
（麻田）乾杯！
（一同）乾杯！あ〜このレンコンおいしい。
（綾子）味付けが全然違うわこれ。
おいしいわ〜。
（大島）正式に出店をしてみないか？大急百貨店にキアリスの支店を出さないか？みんなとやったら…できるかなぁ？
（３人）できる。
・「『雨上がりの空に七色の虹が架かる』」・「ってそんなに単純じゃない」・「この夢想家でもそれくらい理解ってる」・「大量の防腐剤心の中に忍ばせる」・「晴れた時ばっかじゃない」・「湿った日が続いても腐らぬように」・「たとえば１００万回のうちたった一度ある奇跡」・「下を向いてばかりいたら」・「見逃してしまうだろう」・「さぁ空に架かる虹を今日も信じ」・「歩き続けよう」・「優しすぎる嘘で涙を拭いたら」・「虹はもうそこにある」・「きっと虹はもうここにある」
（鼓動）
（はな）
紀夫君は緊張で倒れた自分を思い出しました
（鼓動）
（紀夫）ううっ…うっ…。
（ゆり）えっ紀夫さん！
（潔）紀夫君！あ〜！うう〜！紀夫さん大丈夫？そないな事より説明会は？心配しなくて大丈夫よ。
秋山君がやってくれてる。
（秋山）ほんまにすんまへん。
さっきの担当者緊張して倒れてしもうたみたいですわ。
皆様の美しさにやられてもうて…。
（笑い声）
（秋山）それではどうぞお手元の資料をご覧下さい。
まず最初はですね…。
また明日ね。
（明美）うん。
（足立）ご苦労さまでした。
（良子）行こか。
またね〜。
（２人）またね〜。
ほな。
はい。
いや〜いかん。
（足立）わしは明美さんの事が好きなんじゃ。
明美さんを幸せにしたいんじゃ。
一緒にあったけえ家庭を作りたいんじゃ！ああ…はぁ〜。
あげなこつ言うたんが悪かったんじゃろか…。
ただいま戻りました。
（３人）お帰りなさい。
どうやった？紀夫君。
うん今日は帰ってもろたわ。
どこか悪い訳ではなく極度の緊張で倒れたんですって。
（長谷川）どないなんでしょうねぇ。
（笹井）正直言うて紀夫さんは頼りないです！
（秋山）まあまあまあ…今回はわしがおったから。
なっ。
（長谷川）ゆりさんはどう思います？えっ？坂東営業部の今後を考えたら…。
私は…潔さんが社長になればいいのにと思うてる。
（秋山）わしもそう思います！潔さんが社長でええやないですか！・ただいま〜。
・
（さくら）お母さんお帰り！・ただいま〜さくら。
フフフッ。
（喜代）旦那様具合がお悪いようで早くに戻ってこられたんです。
何で社員の前であんな事言うんや。
聞かれたからよ。
みんな真剣に考えてるの。
嘘はつけないと思うた。
ゆりらしいわ。
そやけどわしは社長になる気はない。
潔さん…。
社長はあくまでも紀夫君や。
おはようございます。
紀夫さん。
お顔を見せて下さい。
大丈夫ですか？紀夫さん少し話せます？うん…。
昨日大島社長がお店にいらっしゃったんです。
それで大急百貨店にキアリスの支店を出さないかと…。
え？え…大丈夫ですか？ああ…少しなら。
それで？それで…お受けしようと思います。
それは…。
よかったなぁ。
ありがとう。
やりたい事があるだけでもすごい事やのにやりたい事とやるべき事が一致している。
奇跡のような事やなぁ。
ああ…。
大島社長。
先日のお話お受けしたいと思うてます。
あっそう！これからどうぞよろしくお願い致します。
（３人）よろしくお願い致します。
（大島）いや〜こちらこそよろしく！ハハッ！君枝さん。
明美さん。
よろしく！
（小山）キアリスさんには１１月開店を目指してもらいます。
１１月…。
あと３か月。
いっぱい作らないと。
頼みますよ。
はい！ああ旦那様私がやりますから！やらせて下さい。
（長谷川）ただいま戻りました。
（秋山）戻りました。
（ゆり）ご苦労さま。
（笹井）戻りました。
全くなぁ…。
（笹井）このまんま来えへんのとちゃいます？
（長谷川）いやぁ…。
（秋山）ゆりさん。
ん？今度の説明会どないします？ああ…。
私がやるわ。
（秋山）その次はどうします？紀夫さんまた倒れてまうんちゃうやろか思て。
忙しいゆりさんが毎回やる訳にはいかんやろし。
そやけどまあもういっぺんぐらい試してみるいうか様子を見てみても…。
（笹井）困った人やなぁ。
こないな迷惑かけて…。
笹井。
すんまへん。
（ノック）
（ゆり）はい。
すみれ。
こんにちは。
（長谷川）こんにちは。
どないしたんや？あの〜実は大急にキアリスの支店を出す事になって…。
ほんまか！？はい。
あの〜それで生地の仕入れについてご相談したくて…。
あっあのこれ…。
すいません。
今日は主人がお休みして…。
あの…ご迷惑おかけしてませんか？奥さんにも言うた方がええんちゃいますか？あ…。
あの…主人に何かあるなら…。
お姉ちゃん言うてよ。
うん…。
紀夫さんにね洋裁教室の運営を任せる事になってその説明会で緊張し過ぎて倒れてしまったのよ。
（笹井）奥さんやり手やのに旦那ときたらぶっさいくなこっちゃ。
笹井！笹井君。
すんまへんすんまへん。
（紀夫）やりたい事があるだけでもすごい事やのにやりたい事とやるべき事が一致している。
奇跡のような事やなぁ。
すみれは紀夫君が苦しんでいる事に気が付きました
自分に何ができるのか考えあぐねているすみれです
2016/12/12(月) 12:45〜13:00
ＮＨＫ総合１・神戸
連続テレビ小説 べっぴんさん（６１）「やるべきこと」[解][字][デ][再]
すみれ（芳根京子）たちは、キアリスの支店を大急百貨店に出すことを決める。一方、仕事で緊張し過ぎて倒れた夫の紀夫（永山絢斗）は、仮病を使って寝込むようになり…
詳細情報
番組内容
すみれ（芳根京子）たちは、キアリスの支店を正式に大急百貨店に出すことを決める。一方、すみれの夫・紀夫（永山絢斗）は、会社の説明会で司会を任されたが、極度の緊張のため仕事中に倒れてしまい、ショックのあまり家で寝込むように。すみれの姉・ゆり（蓮佛美沙子）と義兄の潔（高良健吾）は紀夫を心配するが、同僚の間での信用は地に落ちてしまう。状況を知らないすみれは会社を訪れ…
出演者
【出演】芳根京子，高良健吾，菅野美穂，蓮佛美沙子，谷村美月，百田夏菜子，土村芳，市村正親，永山絢斗，宮田圭子，伊武雅刀，中島広稀，滝裕可里
原作・脚本
【作】渡辺千穂
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