まことに申し訳なき事ながら何分小さな尼寺ゆえお武家様をお泊めできる部屋はここだけで。
(信之)分かっておる。
実はもうお一方見えられまして。
もしよろしければ相部屋をお願いできましょうか?
(正信)いやご無沙汰を致しております。
いや驚きました。
大坂から江戸へ帰るところでございましてな。
さようでござったか。
山道の半ばで行き暮れてしまいまして。
たまたま目についたこの山寺に一夜の宿を求めた次第で。
いや相部屋も知った顔なら楽しゅうござる。
さあさあご遠慮なく!おお〜!では…。
(正信の寝息)
(寝息)
(信之の舌打ち)
(寝息)
(寝言で)ああ…。
うわっ!うっ!・「坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いたぜ!」あっ真田様!
(才蔵)真田様いよいよ大戦ですな!
(清海入道)徳川家康なんぞ蹴散らしてやりましょう!
(信繁)頼りにしておるぞ。
(佐助)さあ今夜は早く寝ろ!
(鎌之介)大丈夫です必ず勝ちますから。
(十蔵)そうだ負ける訳がねえ。
(伊佐入道)勝つに決まっとる!お前たち明日の戦負けると思ってるようだな。
(甚八)勝てる訳ねえ。
(佐助)こら!だけどわしら死に物狂いで戦いますから!
(六郎)真田様のためなら命なんぞ惜しくないです!私は命が惜しい。
だから明日も決して死なん。
必ずここへ戻ってくる。
みんな聞いたか!
(一同)はい!命を惜しめ。
そして必ず勝て。
承知しました!承知しました!急ごう。
大したお方じゃ。
もっと早く気付くべきだった。
お前は常にここで我らの策を耳にしていた。
徳川の間者か?
(与左衛門)信長公の下で台所番を務めておった。
その後は太閤殿下。
徳川に仕えた事なぞないわ。
では何ゆえ?娘は太閤に手込めにされそれを苦に命を絶った。
(与左衛門)妻も一緒だ。
以来わしはず〜っとここにいる。
秀吉と大坂城がこの世から消え去るのをこの目で見るまで。
事情はともかくお前を生かしておく事はできぬ。
役目は終わった。
この城も明日で終わりじゃ。
(与左衛門)うっ!
(刺す音)本日はお味方総がかりで参ります。
(勝永)我が毛利勢と真田勢が天王寺に陣取り敵を引き付けまする。
(全登)その間この明石率いる騎馬衆が背後へと回り込み敵を挟み込みます。
岡山口は大野治房殿の軍勢が受け持たれる。
(治房)承知!そして満を持して秀頼公御自らご出馬頂きます。
(秀頼)いよいよか。
(治長)豊臣家の御馬印千成瓢箪が掲げられたるを合図に全軍一斉に敵に襲いかかりまする。
必ずや家康の首取ってごらんに入れまする。
(牢人たち)おう!
(茶々)このごろ城と共に滅びる夢をよく見ます。
死ぬる時は誇り高くありたいもの。
世の中に誇り高い死などございませぬ。
お上様には誇り高く生きて頂きたい。
死ぬのは怖くありません。
燃える城の中で喉を突き血まみれになって息絶えるご自身のお姿をお考えになった事がございますか?秀頼公のお首が三条河原にさらされるさまを思い描いてみた事がございますか?ああ〜!うわ〜!申し訳ございませんでした。
私の親しい人は皆死んでいく…。
茶々様は長い間悪い夢を見てこられたのです。
それも間もなく終わります。
左衛門佐が連れ戻してさしあげます。
お上様にお願いしたき事が。
できる事ですか?これより家康の首取ってまいります。
家康が死ねば戦は終わります。
そこからは豊臣と徳川がこの先どう折り合いをつけていくかの談判となります。
また戦になれば次は必ず負けます。
左衛門佐がいれば勝てる。
死ぬつもりなのですね?ああ…ああ…!戦に勝ったあとならよりよき和議の案を突きつける事ができます。
大坂城を捨てる代わりに豊臣家を四国全土の主として認めさせるのです。
分かりました。
そして万に一つ。
私が家康を討ち損じ徳川の兵が城に攻め込んできた時は…。
ああ!万に一つと申しました。
その時は和睦の使者として千姫様を秀忠のもとへお遣わし下さい。
千を?姫様なら必ず方々をお救い下さいます。
くれぐれもお忘れなきよう。
望みを捨てなかった者にのみ道は開けるのです。
父上は今の私を見たら何と言われるかな?
(内記)もちろんお喜びになられましょう。
私は私という男がこの世にいた証しを何か残せたのか。
人のまことの値打ちというものは己が決める事ではございません。
誰が決める?時でござる。
戦国の世に義を貫き通し徳川家康と渡り合った真田左衛門佐幸村の名は日の本一の兵として語り継がれるに相違ございません。
どんな終わりを迎えてもか?大事なのはいかに生きたかでございますゆえ。
・
(蝉の鳴き声)
(作兵衛)源次郎様。
・
(蝉の鳴き声)
(内記)早蝉ですな。
(作兵衛)ええ。
今年は陽気がいいんで先走ったやつが出てきたんでしょう。
では私もひとつせわしなく鳴いてくるか。
・
(蝉の鳴き声)行ってまいる!5月7日早朝。
豊臣方は茶臼山から岡山にかけて布陣。
別動隊として明石全登が船場口に待機した。
それに対し徳川方は松平忠直本多忠朝を主軸に数段に及ぶ陣を構える。
(一同)我等をてんたさんに放す玉ふ事なかれ。
我等を凶悪よりのがし給へ。
あーめん。
茶臼山の様子を見てまいります。
戦場で会おう。
(きり)落ち着いてらっしゃるんでほっと致しました。
この戦勝ちますゆえ。
はい。
左衛門佐様がそうおっしゃっていました。
あの方が勝つと言えば勝ちます。
ずっと気になっていました。
2人はどんな間柄?ひと言では説明できませんねえ。
腐れ縁?
(笑い声)
(きり)お上様の番でございますよ。
(秀忠)何ゆえこちらから攻めぬのです?敵はなぜ動かぬ?
(正純)秀頼の出馬を待っておるのかと。
(家康)我が陣には豊臣恩顧の大名も多い。
秀頼に出てこられては士気に関わる。
(正純)これはいかがでしょう?真田左衛門佐が我が陣に寝返ろうとしていると噂を流しましょう。
おいそれと秀頼も出馬できなくなるはず。
その上でいま一度秀頼に文を送り降伏を呼びかけるのです。
牢人の召し抱え四国への国替えなど…はい。
向こうの喜ぶ話を織り込んで。
考える策も父親に似てきたな。
すぐに取りかかれ。
はっ!
(勝永)秀頼公は?
(治長)お支度に手間取っておられるのだろう。
(勝永)大蔵のばばあに止められているのではないか?それはないと思いたいが。
とりあえずこれだけ先に運んでおいた。
秀頼公のご出馬がなくともこれがあればなんとか雑兵たちはごまかせる。
(勝永)秀頼公がおられるように見せるのか。
味方を欺くのは最後に取っておこう。
いま一度城に使いを出そう。
(勝永)左衛門佐。
この戦勝てるぞ!私もそう思う。
敵は30万。
しかしほとんどの兵はまことの戦を知らぬ。
加えて大名同士のつながりも悪いと見た。
あの陣形に落ち着くまでどれだけ時がかかったか。
秀頼公が城を出られたらそれを合図に我らで家康の本陣目指して突っ込む。
毛利勝永の名を日の本に知らしめてやる!存分に。
ああ!
(作兵衛)殿〜!殿〜!殿!松平忠直勢が毛利様の御陣に鉄砲を撃ちかけた模様です!毛利勢がそれに応じて撃ち返し!まだ早い!俺のいない間に!待て!もはや後には引けぬ!家康の陣で待っている!午前10時過ぎ。
徳川方の松平忠直隊から天王寺口の毛利勝永隊に向けて突如鉄砲が撃ち込まれた。
毛利隊は応戦し態勢を立て直すと目前に迫る本多忠朝隊を迎え撃った。
今すぐ討って出る。
(大蔵局)なりませぬ!皆が待っておるのだ!大御所様へのお返事はどうされるのです?こんなものが真に受けられるか!左衛門佐に約束したのだ。
その左衛門佐が徳川に内通しているという噂がございます。
ありえぬ!左衛門佐の兄は徳川の大名。
裏で通じていてもおかしくはございませぬ。
ここまで我らを導いてくれたのは誰じゃ。
(大蔵局)罠かもしれませぬ。
お城を出られてはなりませぬ!その噂の真偽すぐに確かめよ!毛利隊は破竹の勢いで本多隊を打ち破りそのまま家康の本陣に向かった。
その手前には真田信吉の陣があった。
(三十郎)毛利勢がこちらへ押し寄せてまいります!
(信政)我らで食い止めようぞ!
(茂誠)ここでぶつかれば必ず源次郎殿の軍勢も加勢にやって来ます。
信吉様ご決断を!
(信吉)我らはまだ攻めかかれとの命を受けてはおらぬ。
無理押しはならぬ。
三十郎ついてまいれ!信政様!
(茂誠)勝手な事をしてはならぬ!真田信吉隊とぶつかった毛利隊は圧倒的な勢いでそれを撃破した。
続けて毛利の動きを阻もうとした小笠原も撃退し更に原諏訪酒井も突き崩す。
これより我らも討って出ます。
秀頼公は何をしておられるのか!大助。
すぐに城に戻り秀頼公にご出馬を促せ。
聞こえなかったか?
(大助)大助は父上のそばにいとうございます。
ならぬ。
この戦秀頼公のご出馬があるか否かが勝敗の分かれ目だ。
父上と共に戦いとうございます。
そなたは若輩の上足に傷を負うておる。
そばにおられては足手まといなのじゃ。
佐助。
(風の音)
(佐助)はっ。
大助を頼む。
父上…。
頼んだぞ。
私が寝返るという噂が流れているようです。
疑いを晴らすにはこれしかござらぬ。
(大蔵局)与左衛門誰にやられたのか殿に申し上げよ。
真田…。
(大蔵局)徳川の間者と会っているところを見てしまいそれで口封じに。
信じられぬ…。
(三十郎)我が方は討ち死に36手負いの者は数知れず。
(茂誠)戦場では一人の勝手な振る舞いで多くの兵を失う事になる!
(信政)腹を切ればいいのか!信政は大御所様をお守りするために毛利勢に向かっていったのです。
おかげで大御所様のお怒りを受けずに済む。
礼を言うぞ。
(三十郎)信政様!うぅ〜!
(いななき)源次郎様…。
うお〜!
(三十郎)なりませぬ!
(三十郎)お下がり下さい!
(兵士たち)うお〜!うおおおお〜!小者に構うな!行くぞ!
(兵士たち)お〜!三十郎様。
(泣き声)ああ〜!源次郎様〜!真田毛利の攻撃によって徳川軍は大混乱となった。
その中を信繁は家康のいる本陣へとまっすぐ突き進んだ。
目指すは家康の首!ただ一つ!
(兵士たち)お〜!真田がこちらへ向かっておりますお逃げ下され!おい!
(兵士たち)はっ!殿お逃げ下され!こちらでございます!さあ!さあ!放て〜!
(銃声)家康の馬印が倒されたのは武田信玄に敗れた三方原の合戦以来の事であった。
家康〜!こっちだ!大御所様!大御所様!戦況は圧倒的に豊臣方の有利であった。
岡山口にいた大野治房隊は秀忠の本陣に襲いかかった。
(治房)うら〜!うお〜!どりゃ〜!
(秀忠)うわ〜!うわ〜!
(うなり声)
(荒い息遣い)もうよい…。
ここまでじゃ…。
わしは…。
腹を切る!大御所様!大御所様をお連れ申せ!
(家康)お前ら何を…何をする!もうよい!死なせてくれ!戦いは豊臣軍の圧勝。
…に思われた。
今こそ秀頼公ご出馬の時。
城へ戻る!
(兵士たち)はっ!これはどうなされますか?むろん持ってまいる。
はっ!この小さな行動が歴史を変えた。
(勝永)よ〜し進め〜!馬印が!
(勝永)どうした?戦場のあちこちで戦っていた兵士たちは豊臣の馬印である千成瓢箪が城へ戻っていくのを見て動揺した。
秀頼が城へ逃げ帰ったと思い込んだのである。
しかも不運は重なる。
燃えよ…燃えよ〜!
(正純)大御所様…大御所様!城中より煙が上がっております。
この最後の戦国武将は戦には流れが変わる瞬間がある事を体で知っていた。
彼は決してそれを逃さない。
好機じゃ。
陣を立て直せ〜!
(兵士たち)お〜!
(歓声)徳川軍の反撃が始まった。
井伊直孝隊と藤堂高虎隊が真田隊に襲いかかった。
風向きが変わった!我らも行くぞ〜!
(兵士たち)お〜!秀頼公はまだか〜!秀頼公は!皆秀頼公のご出馬を待っておりまする!
(大蔵局)与左衛門は左衛門佐に斬られたと申しておる。
(佐助)与左衛門!あの男は徳川と通じている事を知られ自害!寝返ったのは与左衛門の方でございます!
(家臣)厨から火の手が上がりました!すぐ消し止めよ!
(家臣)はっ!・
(治長)殿様〜!直ちにご出馬を。
今こそその時。
兵たちの士気も上がり必ず勝ちまする!あい分かった!一大事でございます!何があった?殿様のお馬印が戻ってきた事で負け戦と思い込んだ雑兵どもが逃げ出しております!なぜ持ってきた〜!まだ負けた訳ではない。
私は今から出馬する。
皆にそう伝えよ!はっ!申し上げます!真田勢敵に押し返され退きました!毛利勢も苦戦の様子!何だと…。
どうやら流れが変わったようです。
家康本陣まで迫った真田隊と毛利隊だが徳川の猛反撃に遭う。
船場に潜んでいた明石隊は応援に駆けつけようとしたが勢いづいた徳川方の前に撤退を余儀なくされる。
(銃声)作兵衛〜!お行き下さい早く〜!こっちじゃ〜!
(銃声)うわっ!あ〜!これより討って出る。
殿!私とて太閤の息子である。
おめおめと城の中で腹を切るなど真っ平じゃ。
(秀頼)修理ついてまいれ。
はっ!なりませぬ。
母上…。
どいて下さい。
城から出る事はならぬ!武士らしく死なせて下さい。
死んではならぬ。
生きる手だてはまだあります!もはや勝つ見込みなど…。
勝てとは言っておらぬ!生きよと言うておる。
母に生き延びるための策があります。
望みを捨てなかった者のみに道は開けるのです。
恐れる事はありません。
千姫様!
(きり)急いで!姫様!あなた様に大坂城の全てが懸かっているんです!若は秀頼公のおそばへ!内記も参れ!わしはここで敵を防ぎまする。
内記…。
早く行かれよ!
(戸が開く音)離せ!離さぬか!
(刺す音)殿…。
(刺す音)
(徳川兵)ひるむな!すえ…。
梅…。
(馬が走る音)源次郎様…。
うわ〜!
(いななき)何じゃ?
(正純)真田でございます。
またか!あれは左衛門佐…。
(銃声)手を出すな!
(家康)殺したいなら殺すがよい。
されどわしを殺したところで何も変わらん。
徳川の世は既に盤石!豊臣の天下には戻らん!戦で雌雄を決する世は終わった!おぬしのような戦でしか己の生きた証しを示せぬような手合いは生きていくところなどどこにもないわ!そのような事は百も承知〜!されど私はお前を討ち果たさねばならぬのだ!我が父のため!我が友のため!先に死んでいった愛する者たちのために!
(銃声)父上!お助けに参じました!遅い!真田左衛門佐ここまでじゃ〜!佐助!
(爆発音)放て〜!
(銃声)
(爆発音)
(政宗)見事な戦いぶりよ。
(景勝)武士と生まれたからにはあのように生きあのように死にたいものだ。
(兼続)戦は終わり申した。
戻りましょう。
源次郎。
さらばじゃ!
(寧)ほうですか…大坂城が…。
全ては夢のまた夢。
さっあがってちょーだゃー。
(足音)豊臣方か?真田左衛門佐幸村。
でや〜!うおっ!
(落とす音)
(荒い息遣い)ここまでのようだな。
長い間よう仕えてくれた。
はっ。
いくつになった?55でございます。
疲れたろう?全身が痛うございます。
だろうな。
(家康)お千!よう戻った!よう戻った!
(千)はい。
(信政)えいっ!やあ!足を開いて…えいっ!
(春)大丈夫。
(十蔵)いいお握り〜。
(すえ)フフフ!
(笑い声)
(領民たちの声)これより我が領地玉縄でござる。
今宵は我が城でゆっくりとお休み下されませ。
(領民)殿様じゃ!
(領民)皆殿様じゃ〜!
(正信)どうじゃな?田畑の具合は。
今年はきっと豊作でございます!うわ〜何よりじゃ何よりじゃ!何よりじゃ!ハハハハ!随分と領民に慕われておいでのようですな。
戦と同じ。
人の心を読むのが肝要で。
なるほど。
領民には無理をさせずというて楽もさせず年貢だけはきっちりと取る。
その上で領主たるものは決してぜいたくをしてはならん。
ハハハハ!これでござりまするよ。
国づくりの根本を教わりました。
殿!大坂から火急の知らせでございます。
御免。
(銭が鳴る音)参るぞ!
(綱家)はっ!
慶長20年5月7日
徳川家康の本陣を切り崩した信繁は力尽き現在の安居神社付近で最期の時を迎えたといいます
信繁が斃れたあと難攻不落の大坂城は落城
秀頼や茶々は自刃しここに豊臣家は滅亡しました
信繁のふるさと長野県上田市
真田家の菩提寺の一つ長谷寺に残された真田一族の墓
その隣に信繁の供養塔が建立されたのは3年前の事。
信繁の魂がおよそ400年ぶりの里帰りを果たしたのです
真田を象徴する上田城は今日も多くの人々でにぎわいます
戦国乱世を駆け抜けた真田信繁の生き方は時代を超えて今も人々を魅了し続けています
2016/12/18(日) 20:00〜21:00
NHK総合1・神戸
真田丸(最終回)[解][字][デ]
豊臣と徳川の決戦が始まった。大坂城を出て、野戦に持ち込む幸村(堺雅人)だったが、形勢は圧倒的に不利。幸村は、家康(内野聖陽)ただ一人に狙いを定める!
詳細情報
番組内容
豊臣と徳川の決戦が始まった。大坂城を出て、野戦に持ち込む幸村(堺雅人)だったが、形勢は圧倒的に不利。死を覚悟する茶々(竹内結子)に、幸村は「望みを捨てなかった者にのみ、道は開ける」と諭す。やがて勝永(岡本健一)らの活躍により戦況は一転、豊臣方は徳川軍を次々と撃破する。だが秀頼(中川大志)のもとに、幸村が寝返ったという噂が広がる…。幸村は、家康(内野聖陽)ただ一人に狙いを定め、一騎で突き進んでいく!
出演者
【出演】堺雅人,大泉洋,長澤まさみ,松岡茉優,藤本隆宏,藤井隆,岡本健一,中川大志,中原丈雄,小林隆,星野源,竹内結子,遠藤憲一,鈴木京香,近藤正臣,内野聖陽,【語り】有働由美子
原作・脚本
【作】三谷幸喜
音楽
【音楽】服部隆之