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書き起こし 徹子の部屋 KABA.ちゃん 2016.12.20


(黒柳)「2016年今年私が“気になった人”ウィーク」。
こちらのグラマラスな美女は12年前初めて『徹子の部屋』にお越しくださいました時この方男性でした。
今年ついに願いが叶って…。
タレント振付師のKABA.ちゃんです。
どうぞお入りください。
どうもKABA.ちゃん。
お久しぶりです。
どうぞお座りください。
よろしくお願いします。
よろしく。
お会いできて嬉しいです。
嬉しいです。
はい。

 

 

 

 


何といってもまあ全体的に本当に女性なんですけど声が…。
そうなんですよ。
声も男性声を女性声にするっていう手術を受けましてそれでこういう感じに。
本当に女の人みたい。
本当ですか?性同一性障害…。
今色々はっきり伺うけど。
同一性障害だということもありそれで全部手術して女性になっていいっていうことになってお名前も変わったんですよね。
本名変わりました。
前が椛島永次だったんですけど今は椛島一華って親からいただきました。
「一」と「華」って書いて?漢数字の「一」に華やかの「華」…中華の「華」。
いいじゃない。
一華です。
今のあなたのお気持ちはどんなです?もう毎日ニヤニヤしてます。
本当?なんかウキウキっていうか。
嬉しい?もう嬉しくて嬉しくて何でしょうね?こんなのだったらもっと早くても良かったのかなとか色々思ったりもしたんですけどドクターと相談しながら手術に向けてカウンセリングしていくんですけど「それは早い遅いとか関係なくて」って言われて。
「このタイミングだからあなたはこのタイミングで手術できたんですよ」って。
12年前に『徹子の部屋』にいらした時に男性だったんですけどその時のをちょっと見ていただいていいでしょうか?「今日のお客様KABA.ちゃんです」「よくいらしてくださいました」「ありがとうございます」「よろしくお願いします。
ああ緊張してる」「緊張した?」「はい。
緊張して…」「振付師でもいらっしゃる?」「はい」「一度こう自分…今の状態でテレビに出させてもらう時に本名でちょこちょこっと出させてもらってた…」「ご本名何と仰るの?」「椛島永次」「椛島永次さん?」「はい。
椛島永次なんですけど」「それだとちょっと堅い感じがあるんでじゃあ“KABA.ちゃん”でどう?って言われて…」こんなになっちゃって。
もう全然やっぱり本当に違うわね。
本当ですか?声がやっぱり一番…。
声全然違いますか?うん。
違います違います。
術後ってもっと高かったんです。
女性ってヘルツでいうと200から300ヘルツぐらいあるんですって。
男性だと100から150。
私術後1週間ぐらいして検査されるんですけどそれが295ぐらいあって。
うわー女の子。
でもそんな感じだったんです。
黒柳さんも高いほうですよね女性の方…。
出そうと思えば出るんですけど…。
普段はこんな感じなんです。
男の声なんですこれ。
いえいえいえいえ…。
これピアノからすると男の声なんですよ音の低さが。
そうなんですか?これ私本当にそうなんです。
それはいずみたくさんが驚いたぐらい。
でもまあ色んな声出ますから。
そうですよね。
それで手術の後イメージしたのは大好きな聖子さん?そうなんですよ。
術後1週間ぐらいはやっぱり喋っちゃいけなくて声を出しちゃいけないんですよ。
なのでその間ずっと聖子さんの歌とかを聴きながらこういう透明感のある奇麗な声だったらいいなとか…。
そしたらこんな感じになってきちゃって。
でも大丈夫ですよ。
今度この声で訓練すれば歌の…聖子さんのような声に…。
近付けます?そうでしょう。
なんかピンポイントでこの声っていうのはできないらしいんですよ。
大体この辺ぐらいがいいかなっていうのであとはもう本人が持ってる声質とかあとはもう努力的な…発声をしたりとか。
でも普通声まで直す人いないわね。
「あまりいない」って言われました。
私も初めてですね。
色んなところを直した方は知ってるけど声まで直した方はね。
でもそれはあなたが一番やっぱりね…。
どこを直したかって…声を直す時はこんなふうに?そうなんですよ。
手術から目覚めるとこの状態だったんです。
包帯をされててもう。
やっぱり傷口が開かないのが一番なので包帯で押さえられてて。
「性同一性障害の治療として男女の内外性器の形態を外科的に変更する手術」っていうのがいわゆる性適合手術というのなんですが。
大変ですね。
これがそうなんですか?これそうです。
入院中なんですけど。
要は心の性と体の性を一致させる。
わかりやすく言うと。
女の子としか見えないですこれ。
本当ですか?素顔のほうがあなた女の人に見えるんじゃないの?でも心掛けてるのはメイクをしなくても女性に近付くっていう…。
いいと思いますよね。
本当女の子に見えるね。
それで顔も直したんでしょ?ついでに。
ものはついでに。
気付かれました?わからないけど。
どこ?あちこち。
あちこち?もうたぶん歯以外は全部直してると思います。
歯がいい歯なのね。
歯はね元々自分の歯なんですけど…。
他もう全部直したの?直して。
胸のほうも入れまして。
でもとても肌やなんか奇麗だし。
ありがとうございます。
女の人のちょっと素顔っていう感じ。
そうですね。
なるべく…。
やっぱり元々男性で生まれてきたっていうのが事実でありますからそこはなるべく自分の中でクリアしていきたいので。
それはそうですよね。
でも女なんだから…。
髪の毛は前からそんな長かったでしたっけ?前回出してもらった…男性時代もうちょっと短くて。
でも男性では長いほうだったと思うんですけど。
そこから伸ばし始めてここまで。
でもなんかどこかに…チップが入ってるんですって?どこかに。
そうなんです。
新しいバッグを胸に入れてるのでこれに実は最新のやつですからチップが入ってるんですよ。
すごい。
なんかトラブルがあった時にデータがピッて読み取れるように。
そのほうがいいですよ。
何があるかわからないですから。
この世の中ですからね。
本当に…。
じゃあそういうものをちょっと胸なんか少し見せながら水着なんか着て?水着着たいんです。
実を言うと。
せっかく女性になったし。
そうそうそうそう。
私黒柳さんが昔水着になられたのを拝見したことありまして。
これ?あっ!そうそうそうそう…。
これね10代なのになんでこんな…頭がねちょっとねおばさんみたいになってるからちょっとあれですけど。
ものすごく奇麗でグラマーで。
いいえ。
こんなものでしたけど。
なんか教えてほしいんです。
このなんかこううまく…。
今のをもう一回見せて。
私もあんまり見たいと思わないですけど。
そんな…。
奇麗ですよね。
これやっぱりね足と足はまずそろえることだわね。
女の一番あれなのはどんなことがあっても膝はそろえて奥のほうを見せないっていう。
そうそうそうそう。
そうそう。
そんな感じね。
そんな感じじゃない?いいんじゃない?本当ですか?こういう感じで。
そんな感じですね。
じゃあこのポーズいただいてもいいですか?もちろんいいですよ。
水着になった時にぜひ…。
構わないです。
昔の昭和のアイドルの皆さんって水着で運動会って…水泳大会とかありましたよね。
そうそう。
ああいうのとかもすごい憧れてたので。
なるほど。
でも今度芸能界の女性男性分かれて何かする時は女性のほうに入れるわけ?女性に入れてもらえると思うんですけど。
もらえますよそれは。
入れてもらえますかね?でも手術はしてないけれども色んな…ミッツ・マングローブさんとかそれからマツコさんとかああいう方が…カルーセル麻紀さんとか皆さんとても応援してくださったんですって?そうなんですよ。
だから最初にミッツさんとかマツコさんにはもう手術をする前からちょっと相談に乗ってもらってて。
最初はやっぱり止めてくださってたんです。
「手術大丈夫?」って言って。
やっぱり手術をした後に色々と…。
精神的なね…ことが。
精神的に駄目になった人とかもいるから中には。
そういうのを見てきたしっていうので。
でもやっぱりこう年々自分の気持ちが固まっていって。
毎回会う時に相談してたんですけどそしたら「もうあなたがそこまで言うんだったらいいんじゃない?」「やってみたらいいんじゃない?」って仰ってくださって。
お医者様は探したの?そうなんですよ。
上手な?はい。
カルーセルさんなんかはもうかなり全面的に精神的に支えてくださって。
そう。
あの方遠いところでねなすったから前はね。
そうなんですよ。
お電話もいただいたりとかして「良かったね」とかって。
じゃあもう今はどこも直すところないの?もう。
今はですね性格。
まだね女子力が追い付いていってないんですよ。
なんかほら女性として1年生なので知らないことがいっぱいあるんですよ。
なんか皆さんってたぶん小学校とかで色々学んでいくことありますよね。
私今から学んでますから。
それはねもうねこの女の人がいいなと思う女の人を見つけて…。
あっ!じゃあ黒柳さん。
見つけたらその人の着てるものとかその人の色んなこういうアクセサリーとかを気にしてその人のものの考え方とか読んでる本とか色んなことをその人から学ぶっていうことも大事だと思います。
はい。
いやあ嬉しい。
今までだってそうじゃないと…男だったんだろ?「男だったんだろ?」。
男だった。
だったですだったです。
今度女になったんだからそうもいかないからやっぱり…。
だからさ「ごめんあそばせ」なんても言えますけどやはりいい女になろうと思ったら…。
でも偶然のことながらお姉様が乳がんにおなりになった?そうなんです。
その片方を摘出しなきゃいけなくなっちゃって。
でその時に普通女性の方って…色んな意見あると思うんですけどうちの姉は「バランスが悪いからもう片方も取ってくれ」って姉は言ったんですよ。
もうそれがなんか自分の姉弟なんだなってちょっと思った瞬間でもあったりして。
でもその時に姉が言ってくれたのが「いつ何が起きるかわからないんだからあなたも後悔しない生き方をしなさいね」って言われたのがきっかけで決意をしたんですけど。
お姉様もう片方もお取りになったの?いやそれが先生に怒られたみたいで。
そうですね。
悪くないんだから。
そう。
悪くないものは取らなくていいのみたいな。
その後お元気で?元気で…はい。
良かったですよね。
でも家族の方はあなたがそういうふうに変えるっていうことは何も?もう事後報告みたいなものだったのでたぶん色々思ってることはあるかもしれないんですけど。
まあでもやっぱりうちの家って元々ちょっとポンコツな家族なので。
まあ諦めてはいると思います。
そうなの?あなたのおうちからメッセージのビデオが届いているみたいですよ。
本当に?何も言ってない…。
あなたのおうち名字何ていうの?うち椛島です。
椛島さん?それでKABA.ちゃんなのね。
そうなんですよ。
椛島さんからメッセージが来てるみたいですよ。
ちょっと…。
(愛子さん)「徹子さん!」
(晴基さん)「こんにちは」
(敏香さん)「こんにちは」こんにちは。
お父様?真ん中が父親で…こちらが姉の愛子。
で母親です。
「徹子さん!はじめまして」どうもどうもはじめまして。
「“父親の椛島です”って…」「お父さん…」「それで?」「今日はKABA.を呼んでいただきありがとうございました」「いつも昼食事する時は『徹子の部屋』を見ています」ありがとうございます。
「また福岡からも応援していますので長く続けてください。
頑張ってください」「敏香です」「12年前出させていただいた時は男性でしたが今は女性に生まれ変わり一から出直すと思い“一華”と名前を付けていましたのでこれからもよろしくお願いします」「姉の愛子です」「前回は弟がお世話になりましたけど今回は妹になってるみたいです」「頭の中ぐちゃぐちゃになってわかりません。
面倒くさいです」大丈夫です。
うまくいってますよ。
どうもありがとうございました。
わざわざ。
もう本当そうなんですよ。
そりゃそうでしょうよね。
みんなパニクってると思います。
でもまあ色んなことが変わってもう何を見ても…お洋服見ても。
楽しいんですよもう本当に。
なんか着たい洋服とかいっぱいあるんですけどでもやっぱり体が大きい…。
女性にしてはやっぱり…。
体大きい…。
大きいですよね。
なのでなかなか合うやつを探すの大変なんですけど。
この頃大きい人多いから。
確かに。
ねえ。
そうだと思いますよ。
それからあなたのそのぐらいのスタイルだったらさちょっとズボンとセーターみたいなさそういう女らしいちょっといいのいいんじゃない?ちょっと真珠のネックレスなんかしたり。
いいですね。
シンプルな格好好きなんですよ。
そんなの好きだと思います。
私好き…。
どんなに顔をいじっても母親と姉にどんどん似ちゃうんですけどこれがちょっとすごい…。
すごい不思議ね。
ここに似ないようにしようと思ってたんですけどなんか…似てますよねこれ。
でもあなたはやっぱり全然…肌つやがすごくいいわ。
本当ですか?うん。
「肌つやがいい」って言うとお母様たちが悪いみたいなんだけど。
なんかさ女の人みたいですごくいいじゃない。
でももっともっと頑張って…。
だけどどこへ行ったって女の人だと…どこへ行ったって思われるでしょ?うん。
最近は大丈夫です。
ちょっと前…手術前とかはやっぱりあれ?あれ?ってちょっとやっぱり感付かれてましたけど今は逆に女性っぽいのかな?なので逆に気付かれないことが多い。
歩いててナンパなんかされない?男の人から。
されましたされました。
どこで?どこで?新宿のバッティングセンター。
バッティングセンター?これ?バッティング。
友達と時間があったので「バッティングしよう」って友達に言われて。
私は見てたんですけどそしたら「LINEとかやってます?」みたいな。
で「やってますよ」とか言ったら「じゃあお茶会とかに誘いたいので教えてもらえますか?」みたいな感じで。
でもやっぱり…何ていうんですか?バッティングしてる姿が何でしょう?彼が…何かあったんでしょうね。
その気持ちをすごくぶつけてたんですよバッティングに。
そのぶつけてる感じがあんまりタイプじゃなかったので…。
なるほどなるほど。
もうちょっと穏やかな人がいい?穏やかな感じのほうが良かったかなと思って。
でもそういうふうにナンパされるってことはね女だと思われてることだから。
あとスカウトもされたんです。
スカウト?スカウト。
どういうところから?表参道を歩いてたんですけど「映画とか役者に興味ないですか?」って。
「お芝居に興味ないですか?」って言われて名刺こう出されたんですけど受け取って…。
受け取ったら喋らなきゃいけないから喋ってる間にKABA.ちゃんってばれちゃったら恥ずかしいなと思ってやっぱりやめました。
そういう時はもらっておけばいいのよ。
本当ですか?そうよ。
それで後で相談じゃない。
今日は記念に自撮りをしようっていうことになってKABA.ちゃんのお持ちの…。
KABA.ちゃんって普段何てお呼びしたらいいの?でもKABA.ちゃんで。
じゃあKABA.ちゃんの持ってるので。
いいですか?もちろんいいです。
黒柳さんと腕を組んで一緒に自撮りしたかったんです。
いきますよ。
ちょっとあの照明で顔写らない。
じゃあこんな感じのがいいですか?いいですよ。
いきます。
はいチーズ。
(シャッター音)いいかしら?いいみたい?どうですか?いいんじゃない。
ああ!奇麗。
大丈夫。
皆さんに見せてあげて。
黒柳さんもすごい奇麗ですほら。
撮れました。
見えますかね?見えます?ちょっとちっちゃい?大丈夫?じゃあそれで一応今日の記念で。
ありがとうございます。
これからまたいらっしゃるたんびにさ撮ればねだんだんあなたがどんなに女性…女子力高くなっていくかっていうのがねわかりますね。
ぜひチェックしてください。
私頑張りますから。
子供の時…ちっちゃい時からもう自分が女の子だと思っていらしたんですってね。
そうなんですよ。
で小学校の途中で男性と女性体育の授業で分かれますよね。
あの時にあれ?私違うんだみたいな…。
これね。
どうしたってこれ…。
もうこの頃からグラビアみたいな気持ちで撮ってたんでしょうねこれね。
そうね。
女の子のつもりよねどうしたって。
もうこのショートカットが嫌で嫌で…。
ズボンはかなきゃいけないでしょ?半ズボンとか。
これなんで下着姿なんでしょう?そうね。
お風呂入ってたの?いやわからないんですけど。
シャワーかなんか?何を思って下着姿かがわからないんですけど。
でもまあねこの頃からやっぱり…。
だけどこういうのは性同一性障害の手術やなんかの時に役に立つでしょ?こういう…。
そうですねはい。
提出する資料にもこういうのを添えたりとかしなきゃいけないし。
ちっちゃい時からねこうでしたって。
なんか夢あります?そうですね。
せっかくそうなったんだから。
やっぱり水着はやってみたいし。
そう。
絶対。
後にやっぱり素敵なパートナーが見つかればそれは結婚っていうのも一度はトライしてみたいかな。
それはいいですよね。
あとはそうですね。
なんかやっぱり女子力を上げていきたいので。
黒柳さんにさっきアドバイスいただきましたもんね。
そう。
女子力なんてどうして…。
私女子力なんかないと思いますよ。
いやいや。
ものすごいチャーミングなところたくさんあるじゃないですか。
そう?だからやっぱり…私もわからないんですけど誰か素敵な人がいたらその人のようにしてみるっていうのも悪くはないと思いますよ。
今までにないことなんだからね。
考えてみたら。
確かに。
だからたぶんこれからそういう人探しに走っちゃうかもしれないですね。
それからわざと女っぽくする必要は全然ないと思うんですよ。
そんな「あら〜」なんてさ変じゃない?そんなのね。
極端にやりすぎると逆に…。
怪しい。
はい。
怪しく見られちゃうんで。
普通の女の子でさいいと思いますよ。
でもやっぱり自分が好きだと思うようなちょっと上品っぽいそういう人になってみようかなって思うのも悪くないと思いますよ。
ちょいちょい言葉遣いが悪かったりとかものを知らなかったりするから…。
それから「何だよこの野郎バカ野郎」とかそういうことは絶対仰らないようにね。
はい。
気を付けます。
でもあなたは大変な振付師やなんかでいらっしゃって。
なんかさすごい有名な振り付けをあなたがなさったって。
何だっけ?『世界に一つだけの花』。
『世界に一つだけの花』?ありがとうございます。
あなたが振り付けなんですって。
びっくりしちゃいますよね。
とってもいいもんね。
あの…なんか皆さんで一緒にできるような手振りがあったらいいねっていう。
でもダンスユニットで今度デビューなさるって。
それもあったんですけど。
その頃3人組でダンサー兼コーラスっていう形で。
ちょっとなんかVTRがあるそうなんで…。
本当ですか?何だろう?それちょっと見て…。
「It’sagoodvibration透きとおる」これは男の時?まだ。
そうなんですよ。
いい格好。
へえー。
ああ…これロサンゼルスで撮影したんです。
「身体じゅうかけめぐる思いを」それこそもうほら当時の…私学生時代とか歌番組黒柳さんの。
『ベストテン』?『ベストテン』とかを見ててアイドルになりたかったりしたのでこの時は夢が叶うのかなって思ってたんですけど1年ぐらいしか活動しなくて。
そう。
そうなんですよ。
でもまああれをきっかけに私は芸能界入りできたのである意味夢は叶えたのかなって。
そうじゃありません?はい。
これからですよね。
やっぱりあなたのなんか独特なものをねお見つけになって…。
ちょっと変わってますよねやっぱり私って。
変わってる?変わってません?なんか。
このタイミングでこうやってやっぱり…。
そうねでも…。
でも性同一性障害っていうのは別に変わってるとか変わってないの問題じゃないじゃない?いっぱいそういう方いらっしゃるんだから。
だから振り付けやって別に何もそんな特に思わないけど。
なんか私人とちょっとあれなのかなって思う時とかもいっぱいあって。
ちょっと変わってるかもしれないけど。
(2人)ハハハ…。
でもまあそれはそれで…。
私そういうところ好きなんです黒柳さん。
そう?はっきりしてて?そう。
はっきり言ってくださる。
なんかそういうところはあると思いますけどもでも大丈夫よ。
やっぱり奇麗でいらっしゃるんですから。
随分顔奇麗になりましたよね。
あれすごい男でしたよね?そうそう。
あの時男だったから。
まだねひげも生えてたんですあの頃。
そうなの?今もう全然ひげない?もうおかげさまで。
あなた頭はアップにしたら駄目?いやたまにやったりとかするんですけど。
やってみたり…。
なので黒柳さんみたいな…。
ポンパドールみたいなこういう頭にしたらあなた素敵じゃない?おでこをね出すのがちょっと…。
前は下げていいから。
だって顔長いんだからこういうふうにやったらいいなと思いますよ私。
きっと奇麗だと思う。
こういう感じで…?それでもっと上に上げて。
そう。
どうですか?皆さん。
奇麗ねすごく。
皆さん拍手。
ありがとうございます。
(拍手)そう。
奇麗奇麗。
こういう感じでちょっと…。
やっぱり言ってくださる方とそうじゃない方といらっしゃるので…。
「今のまんまでいいんじゃない?」なんて?そう。
そうなんです。
「もうやったんだからこれでいいんじゃない?」。
大体みんなに言われる…。
それを磨かなきゃ駄目よね。
やっぱり磨いていきたいと思います。
そうですよね…。
まだありますけどコマーシャルです。
でも…わかるんだけど嬉しかったことの一つに女子トイレに行けたっていうのが…。
本当にそうなんです。
ちょっと前とかだとやっぱり悩んじゃうんですよね。
お洋服を着てても?女のを着てても?女の子っぽくしててもやっぱり戸籍上男性なので何かあった時に「男性でしょ」って言われちゃうと「確かに」ってなっちゃうし。
もう今は戸籍も女性になりましたから堂々と…。
休憩時間とかレストランとか何だか知らないけど女の人はトイレへ行きますみんなね。
長い。
びっくりします。
長い。
なんかトイレで喋ってる方も多いんですよ。
鏡見ながら。
そういうのはもう女子のそういうさ悪い癖が出てるんだからそういうのはほったらかして。
そばへ行ってそういうふうに自分もしようだなんて思わないで。
今のねKABA.ちゃんの今年の一年を漢字で書いてきていただいたんですよ。
担当の者がお願いして色紙に書いていただいたんですって。
書きました。
上手じゃないんですけどこれにしました。
あらすごい。
「一」。
うまいじゃないあなたすごく。
最初一本で書いたら細すぎちゃったんで足しちゃったんですけど。
いいじゃない。
「一」って始まりっていう意味もあるし私の名前に…一華の「一」でもあるしあと女性1年目ということでなんか色んな意味で…。
やっぱり一人しかいない人間っていうことですからね。
ああ…。
そうよあなた。
もう黒柳さん大好き!でも本当にそういうことですよ。
やっぱりかなり女になろうという勉強…映画を見るとかまあ色々…。
しぐさ一つずつ…。
そうですよ。
お手本たくさんある。
…もそうですしね。
そうそうそうそう。
女らしい人ならばあぐらかいても色っぽいって言われるけどあなたあぐらかいたらやっぱりさ…。
もうそのままになっちゃう…。
なっちゃうからそういうところお気を付けになって。
はい。
でも本当にねお元気そうで幸せそうなあなたに会えて。
本当に良かったわよね。
でもこれでわかりました。
ねえ。
もう本当に全部女だっていうね。
女性です。
どうもありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
ありがとうございました。
2016/12/20(火) 12:00〜12:30
ABCテレビ1
徹子の部屋 KABA.ちゃん[解][字]

〜初登場は男性でした…念願の女子一年生!〜KABA.ちゃんが今日のゲストです。

詳細情報
◇ゲスト
今年の春「性別適合手術」を受け、念願の女性としての人生を歩み始めたタレント・振付師のKABA.ちゃんがゲスト。
◇番組内容
タイで“性別適合”だけでなく“声帯”の手術も受け、松田聖子さんの歌声を聞いてイメージトレーニングをしていたという。幼い頃から自分は女性だと思っていたが、手術に踏み切るまでには時間が必要だったと語る。周囲に相談はしていたが、踏み切ったきっかけは乳がんを患った姉の一言だったという。そして、現在は戸籍も女性に変更、新しい「一華」という名前を付けてくれた明るい家族からのメッセージにスタジオは爆笑!