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書き起こし あさイチ「帰省でチェック!認知症のサイン&家庭内事故の危険」 2016.12.26

生字幕放送でお伝えしますおはようございます。
井ノ原⇒12月26日月曜日の「あさイチ」です。
みんなが拍手するまでずっと続けるんでしょうかね。
なんでしないんだ、みたいな。
有働⇒紀夫さんの気持ちも分からなくはないんですけれどもそう考えるとテレビ業界は井ノ原さんとかじゃなくイノちゃんとか山田ちゃんとか中谷とかも呼び捨てだったりしますよね。
それはあなたが呼び捨てにしてるだけですよね。
紀夫さんに怒られるパターンだなと思っていました。
時代が時代ですからね。
クリスマスも終わって年の瀬も迫ってまいりました。
けさは「あさイチ」リポーターでもともといた現在鳥取局にいる近藤泰郎アナと中継がつながっています。

 

 

 

 


泰郎君!近藤⇒おはようございます。
風情ある温泉旅館が並ぶ鳥取中部の三朝町のみささ温泉に来ています。
少し前から雨がぽつぽつ降り始めました。
雨がまた似合うんですよ。
川のすぐ横なんですけど、三朝町はあちこちから温泉が湧いているので川のすぐ横の河原風呂という天然の温泉が湧いて朝から地元の皆さんが楽しんでいます。
おはようございます。
いいお湯ですか。
はい。
鳥取県といいますと県中部が10月に地震に見舞われてしまいました。
今は通常どおり営業を再開して元気なんですが、どうしても宿泊客のキャンセルが相次いでしまったというところがあります。
2か月がたって完全に例年どおりには戻っていません。
ただ今の時期鳥取は温泉もいいですし冬の味覚カニもどーんとありますのでいいところがいっぱいあります。
後ほど、いいものをたっぷりご紹介しますのでお楽しみに。
まずは年末年始だからこそ「親が、心配。
」という特集です。
年末年始、久しぶりに親に会うという人に大事な話があります。
子や孫の帰省は親にとっては、一大イベントです。
おばあちゃん、すごい!張り切って元気そうにしているけれど…陰では実は、体の不調など問題を抱えているかもしれません。
めったに会わない親にそんな不安を感じたことないですか?ということで時々お送りしている特集「親が、心配。
」。
きょうはたまに帰省したときなどに親の健康や暮らしの危険をチェックする方法をお伝えします。
テーマは、2つ。
認知症と家庭内事故です。
どちらも、深刻な事態に陥る前に早めに気付きたいですよね。
まずは、親が認知症になったという方々に最初に見られたサインを教わりました。
そして、こちらの女性。
イスの置き方がまずかったため転倒しました。
大たい骨を骨折する大けがで介護が必要になってしまいました。
めでたい正月に縁起でもないって感じたかもしれません。
でも、大事なタイミングだと思うんです。
心配ですか。
浜島⇒心配ですね。
うちの実家の札幌はちょっと体ががたがきているかなという感じで旦那さんのほうの千葉のほうはちょっと認知症が始まっているかなという感じがして両方心配です。
山崎⇒うちは幸いなことに姉と同居しているしおいっ子、めいっ子もいるのでわりと忙しく気を張ってるので元気だと思うんですけど。
実家に帰るたびにあれ、お母さんがおばあちゃんになっていると思いますね。
どこのタイミングで、その話をしていいのか、どこで気付けばいいのかみんなのテーマだと思います。
皆さんからも親の認知症や家庭内事故を体験して最初のサインがあったとかこんなことでけがをしてしまったという情報を共有したいと思いますのでお送りください。
中谷⇒まずは気になる認知症から見ていこうと思います。
大事なのは早く気付くことそして早く治療を開始することそうすると進行が全然違ってくるということなんです。
とはいってもでもなかなか早く気付くって。
もともとそういう部分あったしなとか。
難しいですよね。
すでに親が日常になってしまったという方に実体験を聞いていきました。
今思えば最初の兆候はこういうものだった。
親が認知症になった40代から60代の女性たちに集まってもらいました。
母は60歳ぐらいから診断を受けとるんで約4年ぐらい前に診断を受けてます。
認知症になった親が大変な事態を引き起こした、という人も。
でも皆さん、明らかにおかしな行動が見られるよりもずっと前に、今、思えば小さなサインがあったのだといいます。
そこで、そのサインについてお話を伺ったのですが古野アナウンサーちょっと怒られてしまいました。
全般的には問題のない行動をしていて時折、おかしな行動が交じるので認知症を疑わなかったというのです。
さあ、これを踏まえて見ていきましょう。
まず、皆さんが口をそろえて指摘したのが料理です。
Aさんの場合母は以前と変わらず積極的にいろんな料理を作っていました。
ところが…。
まずっ!自慢のから揚げにちゃんと火が通っていないことが増えたというのです。
…20年とか前から。
おかしいとは思いつつ昔から時々あったことが増えただけともいえるわけで疑いませんでした。
さらに、ほかの料理でも。
例えば、おでんにキャベツが大量に入っていたり。
以前には全くなかったことです。
でも、母が新しいことにチャレンジしたのかもと思ってしまったのだそうです。
しかも…。
でもこれ、専門家に聞くと料理の段取りが分からなくなったという認知症の症状を示している可能性があるそうです。
ほかの皆さんも、料理の異変がだんだんエスカレートしていったという経験を持っていました。
皆さん、親に、おかしいよと指摘はしたそうなんです。
でも、それに対して親は、こう反応するのだそうです。
親の言い訳があまりにも自然だったのでそれ以上、疑うことはなかったというのです。
料理のほかにも、例えば服装にも異変はあらわれていました。
お母さん…あ…え?Aさんが家族旅行に出かける日のこと。
母親がふだん着ないような服装で現れたのだそうです。
どう?このコーディネート。
似合うでしょ?認知症には、判断力が衰えるという症状もあります。
服装が、おかしいのはその表れかもしれません。
そして、もう1つ、趣味など好きなことにまつわる異変も。
Aさんの母親の場合は、大好きで得意だったはずの編み物でした。
あるときから、できなくなってしまったのだといいます。
おおむねまっとうな行動の中にこうした異変が、ちょっとずつ交じっていったのです。
これを見て、ただただ不安になったというあなた。
どうすればいいのか専門家に伺います。
浜島⇒本当に気付かないですよ。
分からない。
うちの旦那さんのお母さんはもともとちょっと天然風でかわいらしい方でそうしたらあれ?あしたの朝ごはん何合を炊くんだっけ?というのを何回も聞く回数が増えてきて最近増えてきたね聞く回数が、と。
それでおかしいかなと思い始めたんですけれど私たちが気付く前よりもっと早い段階で起こっていたのかなと今は思います。
あの方たちが言っていたとおり気付けないんですよね。
山崎⇒本人は絶対に否定するしね。
否定する気持ちも分かるような気がするしね。
柳澤⇒俺は親の立場かもしれないんですがそういうふうに言われると決めつけられているような気がしてそれが嫌なの。
中谷⇒専門家に来ていただきました、認知症の専門家医師の遠藤英俊さんです。
遠藤⇒おはようございます。
気付かなかったという話が出ていますが、ずいぶん前から出ていたりするんですか。
人によって違うんですが数年間ぐらいは予備群といいますか徐々に失敗、サインが増えてきていると思うんですよね。
ご本人、親のほうの立場の方で認知症になってきたなというふうな実感というのは?多少本人はあると思いますし失敗が増えたりとか。
でもよく分からないなという感じですか。
ごまかすというのは取り繕い反応という特徴的な反応なんです隠そうとしています。
どうすればこちら側が気付けるかということなんですがいろんな例があります。
冷蔵庫の中、同じものがいくつも並んでいる。
マヨネーズがいっぱいですけれども。
柳澤⇒うちの冷蔵庫じゃないの?中谷⇒消費期限切れがたくさんあるということですね。
財布がパンパンというのもあります。
有働⇒私、今そうですけれども。
お釣りを出すのが嫌なので細かく出せないので一万円札を出してお釣りをもらうんです。
だから小銭ばかりです。
計算できなくなるんです。
中谷⇒あるいはフライパンを焦がす。
たまにはいいんですが毎回というか、毎週焦がしていると疑ったほうがいいと思います。
時間とか注意力が全然分からなくなってしまうんですね。
この時期年賀状が書けないとあります。
住所や名前を書くのが難しい作業なんです。
認知症の人は苦手になるので年賀状が減ったり書かなくなったらサインと思ってください。
以前、高齢の方からもらった年賀状で宛名書き分けだけできれいに書いてあるんですけどあいさつ面を見たら何も書いていないというのがありました。
書き忘れたのかでも何か変だなと思いました。
毎回いつも手書きでいただく方だったんですけれども。
急に変わるとおかしいなと思いますね。
できていたことができなくなったことがサインなので。
言ってあげたほうがよかったのかな?なかなか言えないですけれどもご家族はサインととらえて早くいったん認知症と意識してほしいですね。
この手のものというのは日常自分の行動を考えるとありますよ。
やっぱりおかしいと思うときはあるんですよ。
判断の決め手はありますか。
あまりないんですがどこかで失敗が、明らかなここはおかしいというのが出てくるのでそのときにかかってほしい。
受診を考えてほしいです。
柳澤⇒それが嫌なんですよ。
例えば最終的にそうなって誰かに迷惑をかけるのはきっと皆さん嫌じゃないですか。
だからどこかでご自分で気付いて自分で気付いたんだというプライドというか自分で受診したんだというところは誰かに言われるより自分でやりたいという感じですか。
自尊心を傷つけられるのが嫌なんですよ。
それによって従うのではなく自分が率先して気付いたんだったらいいけど子どもや孫から病気じゃないの?認知症じゃないの?と言われたらてこでもなんと言われても聞く耳持たなくなっちゃう。
中谷⇒空振りでも受診することが大事なんです。
皆さん素直に受診してくれそうですか。
柳澤さんは絶対に受診しないですよね。
柳澤⇒絶対に行かないよ。
病人扱いだもの。
中谷⇒今回体験者に伺ってきました。
実はいい作戦を教わりましたその名もこれ。
集まってくれた皆さんはどうやって、親に診察を受けてもらったのでしょうか。
脳梗塞のおそれに対してはさほど抵抗がなかったというわけ。
「ついでだから、どう?」と持ちかけたわけですね。
と、こちらの皆さんはスムーズだったようですがそういうケースばかりではありません。
都内に暮らす工藤広伸さんのお母さんの場合は違いました。
工藤さんは、5年前から岩手で暮らす認知症の母を遠距離介護していてブログなどで介護体験をつづってきました。
その中に、ありました。
母を最初に病院に連れて行ったときの苦労話が。
最初に異変に気付いたのは工藤さんの妹。
母の母・祖母が入院したときのこと。
母が、なぜか入院手続きの書類が書けず何だか、ぼうっとしていたというのです。
1分かかんないうちに10件連続で…ってずっと言っているんですね。
この留守電が、いかにもおかしいと感じた工藤さん。
診察を受けてもらおうと岩手の母を訪ねました。
「病院に行ったほうがいいのでは?」と切り出したのですが「どこも悪くないのにどうして病院なんか行かないといけないのよ」と怒られてしまいました。
そこでちょっと工夫をしてみました。
「健康診断のお知らせが来てるから行ってみたら?」と促したのですが「大丈夫、私、健康だから」と返されまたもや失敗に終わりました。
そう簡単には、いかないと実感した工藤さん。
今度はじっくり作戦を練りました。
その名も…作戦を立てるにあたっては「節約好き」「近所の目をとても気にする」という母の性格に注目しました。
では、見てみましょう。
別の用事で出かけた帰り道のことです。
さりげなく、帰り道を外れ病院に向かいます。
病院には受診の予約をしています。
ここで再び「健康診断のお知らせが…」と、切り出しながら母ワードその1を付け加えます。
「今月までは無料なんだってさ」。
そう、ポイントは無料。
節約好きの母が絶対といっていいくらい乗ってくるまさに母ワードなのだそうです。
さらに、母ワードその2です。
「ご近所さん、みんな受けてるって」。
近所の目を気にする母もう抵抗するわけはありません。
こうして母は気持ちよく病院で受診をし認知症の治療が無事スタートしたというわけです。
スタジオでも、親子関係や親のタイプに応じたいろんな作戦をご紹介します。
なるほどという感じでしたね。
山崎⇒健康かどうかはお医者さんが決めます。
中谷⇒実は、親子関係とかタイプによってもいろんな作戦があるということです。
実例をもとに見ていきましょう。
専門家の大野教子さんに来ていただきました。
認知症の人と家族の会です。
患者本人や家族の人の悩みを聞いたりアドバイスをしたり実例をたくさん知っている方です。
ボードにある実例は大野さんが実際に聞いたりしたものなんです。
この母と娘は認知症になる前からあまり関係がうまくいっていなかったということです。
そういった親子関係の中でどうしたかというと。
私の友達で親切な先生がいるから一緒に行こうと言ったんですねこれは何がよかったんでしょうか。
大野⇒お母さんとなかなかうまくいかなかったわけですがうまくいかなかった娘さんから一緒に行こうと言ってもらえたことがとても喜んで行き先は病院だったんですけれどとてもうれしかったということですね。
もう1つは娘さんのお友達が先生だということで信頼を持ったというか安心して行かれたんですね。
仲よくなるチャンスも持ってきてくれたという気持ちだったんですね。
お母様にとってはそうです。
柳澤⇒僕だったら、うまくいっていない子どもからそう言われたらはめようとしているんじゃないかと思った。
山崎⇒いい電波が飛んでる病院がありますから今度一緒に行きましょう。
中谷⇒柳澤さんの対策がいちばん難しそうですね。
今度はお父さんの場合です。
娘さんがこのようにしました。
最近のお父さん心配な点があるのということで箇条書きで一つ一つ書いて父親に知らせたそうです。
タイプは柳澤さんと違うタイプだと思います。
このお父さんはとても活字が大好きな方でいろいろなご本を読んでいらして自分でも自分の衰えに気が付いていて心配している。
でも、なかなか心配している分急に、やいやいと口うるさく病院に行こうと言われると絶対に柳澤さんみたいに嫌がられてしまうのでずっと機会を待っていたんです。
そしてそうだと思ってお父さんが文章を読むのが好きなので簡単に箇条書きにして見てもらおうと決心して見ていただいたら予想外に。
すごく客観性がありますよね。
自分のことを客観的にお父さんも理解することができてそれでなるほどということになったそうです。
冷静に受け止めてくれたということですね。
やっぱりそうだったんだ。
娘の目から見ても自分が不安に思っていることはそうだったんだというふうに納得をなさってそのときを逃してはいけないとお父様も、ふむふむとおっしゃったので今認知症の診断も早く受ければそれなりに、いい対応をして病状も穏やかに進むみたいよということをお伝えしたらお父様も安心なさってじゃあ行こうかと。
柳澤⇒認知症ということばを聞いた瞬間に僕なんかは嫌ですね。
やっぱり柳澤さんの中に認知症に対する偏見というか認知症になったらおしまいだとか怖いものだとか…。
今のは文字にすることがポイントなのかお父さんが活字が好きなことがポイントだったのか。
誰でも文字にすると受け入れやすいんですか。
そうではなくてたまたまこの場合、娘さんがお父様のことをよく分かっていてお父さんに合ったやり方で箇条書きにしたということで。
それぞれ皆さんねそれぞれ得意なところを見るご本人のことを家族がよく知っているということが大事なんです。
柳澤⇒本人のボタンがへそがどこにあるのかここを押せば父ちゃんはこうなるということですね。
中谷⇒もし分かったらどういうところを受診すればいいのかというところです。
遠藤⇒もの忘れ外来とか認知症に関わるセンターが日本中330ほどありますので探していただければと思います。
地域によっては初期集中支援チームあんまり行かなくちゃと思わなくても地域包括支援センターというところに相談に行くと来てくれます。
行くというハードルが低くなりますね。
今までの例として家に来て診断されて先生から病院に来てくださいって言われたらわりと素直に応じてくれるものですか。
そのチームが判断して認知症の疑いがあったら病院に来てくださいということです。
先生から言われたら気持ちよく行けるということですね。
柳澤⇒お医者さんとか第三者から言われるとそうだという感じがしますね。
中谷⇒ありがとうございました。
ここまでは認知症をみてきました。
このあとは家庭内事故です。
ちょっと、つまずいて転んでしまうということもあるんですけれど気になるデータがあります。
65歳以上の高齢者の死亡原因です。
交通事故より家庭内事故が多いんです。
1.5倍ぐらい違います。
こちらも実際に事故を体験したという方を取材しました。
ささいなことが原因で大けがをしました。
鈴木美智子さん。
仕事帰りの夕方5時。
いつも、車で20分ほどかけて母を訪ねます。
はい、乾いたよ。
ありがとう。
母のアサ子さんです。
3年前、家の中で転倒して大けがを負いました。
大けがとは左足の付け根の骨折です。
その結果、足の中に金具を入れて骨を固定するという手術を受けました。
この骨、専門的には大たい骨けい部という部分で直径は、およそ2、3cm。
折ってしまうと寝たきりになる可能性もある大切な骨です。
アサ子さん、今では歩行器を使わないと歩くことができません。
要介護1の認定も受けました。
それまで、母・アサ子さんは15年間、週2回スイミングに通うなど、体力には自信があったそうなんです。
でも、アサ子さんのけがの原因はやっぱり若いころには考えられないようなものでした。
家の中のよく通る場所にちょっとだけ邪魔な感じで置いてあったイスの脚につまずいて転んでしまったのです。
こっちは出たんですけどねこの足でつまずいちゃって。
でも、言ってみれば転んだだけです。
最初は、大ごとだとは思いませんでした。
こうした高齢者の転倒骨折専門家は、その恐ろしさをもっと認識してほしいといいます。
長年住み慣れた家のイスが年を重ねた母にとっていつの間にか危ない存在になっていました。
こうした事故を防ぐには家のどういうところをチェックすればいいのか詳しくお伝えします。
井ノ原⇒あれはちょっと分からないですね。
中谷⇒今回は帰省をテーマにやっていますよね。
ことしは少ないですよね。
チェックするにも時間がないしあるいはチェックできたとしても業者に頼むとお金がかかるという問題があるんですね。
そこで今回は最低限ここをチェックしてというポイントとすぐにできる対策を実際のお宅で専門家と一緒に見てきました。
埼玉県に暮らす主婦の千葉明美さんです。
2人の子どもの世話が大変で両親がいる実家になかなか帰ることができません。
一方で親は年を重ね、70代に。
実家の様子が少々、心配なのだといいます。
ということで、明美さんと一緒に東京・墨田区にあるご実家を訪ねてみました。
こんにちは。
よろしくお願いします。
お帰り。
母のふみえさんと父の栄さん。
築40年の公団に2人で暮らしています。
2DKです。
こちらは4畳半とダイニング。
隣に6畳の和室があります。
一方、娘の明美さんにとっては気になる場所がいっぱいです。
例えば、こちら。
玄関に置かれたままの荷物。
浴室にある大きな段差も危険な香りがするのだとか。
さらに高いところに置いてある物。
このティッシュなんか気になってしかたないのだそうです。
このお宅、やっぱり危ないのか。
だとしたらどんな対策をすればよいのか。
ということで、この人の登場。
理学療法士の立場から住宅改修のアドバイスをしている田中康之さんです。
チェックした家の数は延べ3000軒に上ります。
田中さんが、まず注目したのはちょっと意外にも段差ではなく…。
ひっかかるっていうのもそうなんですけど…そう、すべる場所です。
転倒の可能性が高いのに、意外と見過ごされがちなんだそうです。
特に問題なのは重なっている敷物。
こたつの下には寒さ対策で4枚重ねてありました。
敷物は、頂き物もあったりしてついつい重ねちゃうんですって。
でも田中さんは、できるだけ1枚にしてほしいといいます。
また1枚物でもフローリングの上などですべりやすい場合は市販のすべり止めシートを裏に敷くだけでも危険度が、ぐっと低くなります。
続いて、いよいよ段差をチェック。
例の浴室へ。
ですが、ここでもちょっと意外な指摘がありました。
でも、お風呂入るときはああ、お風呂だからって。
もうねってなるでしょ?15cmほどの段差。
危険がないわけではないけれど本人が、その存在をしっかり意識しているので慌てて改善しなくてもよいといいます。
逆に、こちらのほうが危ないと指摘したのは1cmほどの小さな段差でした。
よく、いろんなお宅に行くと…高齢者はつま先が上がりづらいことが多くほんの1cmの段差でも十分つまずきます。
それでいて、小さな段差は意識に上りにくいので危ないのです。
だから、意識させることが対策では大事。
目立つ色のテープを貼ることもおすすめだといいます。
さらに、暗いところで光る蓄光テープを貼れば夜、トイレに行くときなど意識して通ることができます。
さあ、続いては、例のこちら。
なぜか高いところにあるティッシュ箱ですがここも意外な展開。
運動のために置いているとのこと。
ご本人は今後もぜひ続けたいということで今回は、そのままにしました。
そして、最後に意外な場所をチェックしました。
こちら、浴室の蛇口です。
いったい何をどうチェックしたのか。
もったいぶって、すみませんがそれはスタジオでお伝えします。
井ノ原⇒何ですか。
柳澤⇒水が垂れているかどうかですか。
中谷⇒理学療法士の田中康之さんです。
何をチェックしたんでしょうか。
田中⇒足腰の弱さです。
お風呂をまたぐときしんどくなってくるといちばんいいところで持ってしまうんです。
少し築年数がたってしまうお宅ですともともとのつくりの問題もありますけれどだんだん緩んできます。
がたがたになってきます。
蛇口ががたがただとふだん持っているんだということになります。
チェックのポイントです。
中谷⇒同じ意味でほかのチェックポイントもあります。
蛇口と一緒です。
ドアノブがガタガタしているか。
トイレカバーがガタガタしているか。
壁がちょうど手を置く位置で汚れているかどうか。
手あかがついているかどうか。
ずっと触っていると手あかがつきやすくなります。
そこがチェックポイントなんですね。
こういったチェックポイントがあるんですけれど家の中全部チェックすることは大変じゃないですか。
特に、この辺をちゃんと範囲としてどこをチェックすればいいですか。
1つは申し上げました何か持ってしまっているなというところ立つときに持つところ。
トイレットペーパーのカバーなんかはトイレでふっと座ってみていただくといい位置にあります。
そういうところが、ぐらついていないかというところです。
もう1つは動線です。
お宅の動線に下に荷物が置いていないか。
敷物の話がありましたけれど敷物は本当は1枚もないほうがいいんです。
でもそうはいかないですよね。
寒いですから。
滑らないような敷物そこを最低限よくしましょう。
こたつのコードとかそういうものがないように動線に物を置かないということです。
有働⇒質問です。
祖母の夜間の転倒が心配なんですが睡眠薬を服用していて頭がぼうっとしたまま数時間置きにトイレに行きます。
夜の転倒に備えて頭を守る対策を教えてくださいということです。
今お話で相談いただいたんですけれど薬を5種類ぐらい飲んでいる方は転倒のリスクが高くなります。
ではニュースをお伝えします。
イギリスの公共放送BBCは、1980年代にポップデュオ、ワム!として活躍し、ラスト・クリスマスなどの世界的ヒット曲で知られる、イギリスの人気歌手、ジョージ・マイケルさんが亡くなったと伝えました。
53歳でした。
25日、自宅で亡くなっているのが見つかったということですが、死因は明らかになっていません。
非常に強い台風26号が、フィリピン北部のルソン島に上陸し、きょう午後には首都マニラに近づくおそれがあり、現地の災害対策当局が厳重な警戒を呼びかけています。
日本の気象庁の観測によりますと、非常に強い台風26号は、日本時間の昨夜遅く、フィリピン北部のルソン島に上陸し、きょう午前3時には、首都マニラの南東およそ300キロの付近を、1時間に20キロの速さで西へ進んでいます。
台風の上陸に伴い、ルソン島の南の地域では土砂災害などが起きるおそれがあるとして、およそ20万人が学校や教会などに避難しているということです。
台風26号は、きょう午後には首都マニラに近づくおそれがあり、現地の災害対策当局は大雨や暴風、高波などに厳重に警戒するよう呼びかけています。
インドネシアの警察は、ジャワ島西部で過激派組織IS・イスラミックステートを支持する国内の過激派組織の2人を射殺し、警察などを狙ったテロを計画していたと見て、背後関係などを捜査しています。
インドネシアの警察によりますと、ジャワ島にある西ジャワ州プルワカルタの住宅で、きのう、警察の対テロ特殊部隊が2人の男を射殺したということです。
2人は過激派組織ISを支持する国内の過激派組織のメンバーで、同じ組織の男の供述をもとに潜伏する住宅を突き止め、投降を呼びかけたものの、なたで隊員に襲いかかってきたため、射殺したということです。
住宅からは複数のナイフなどのほか、近く、テロを実行することを書かれた書類が押収されたということで、警察などを狙ったテロを計画していたと見て、背後関係などを捜査しています。
インドネシアでは、今月に入って、ISの支持者によるテロ計画が相次いで発覚していて、インドネシア政府は、年末年始の警備を強化しています。
総務省は、地震などの災害時に、各地の避難所に出向き、被災した外国人に避難生活に必要な情報を伝え、要望を聞き取る、情報コーディネーターという制度を新たに設ける方針を決め、来年度設置する研究会で具体化を図ることにしています。
総務省は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、地震などの災害時に、日本を訪れる外国人などにも、災害に関する情報を確実に伝えられるよう、具体的な施策の検討を進めています。
こうした中、総務省は、各地の避難所に出向き、被災した外国人に避難生活に必要な情報を伝え、要望を聞き取る、情報コーディネーターという制度を新たに設ける方針を決めました。
総務省は、情報コーディネーターとなる人材を認定して、災害時に派遣することを検討していて、来年度、国や自治体のほか、外国人の支援を行っているNPOの関係者などからなる研究会を設置し、制度の具体化を図ることにしています。
全国の天気、雲の動きです。
低気圧に伴う雲が本州付近を覆っています。
西日本には厚い雲がかかり、雨の所があります。
きょうの天気です。
九州、四国、中国地方は雨が降ったりやんだりで、夜になると、近畿や東海、北陸、東北の日本海側では雨の所が多いでしょう。
北海道も今夜は広い範囲で雪になりそうです。
井ノ原⇒きょうは「親が、心配。
」をお送りしています。
9時のニュースの前に夜中にトイレに行くときにもし転んだとして頭を守る方法について田中さん続きがありますか。
田中⇒ヘルメットをかぶるというのはずっとは難しいので1つは動線に転んだときに頭をぶつけるようなものを置いておかないということです。
トイレまでの間に、ちょっとしたサイドテーブルがあったりちょっとした棚があったり、いろいろありますができるだけ外してもし頭をぶつけても角でざっくりやらないようにする対策が必要です。
倒れることを想定して考えておくことですね。
先ほど薬を5種類以上飲んでいるとかいう話がありましたがふらつきやすいんですか。
ふらつきやすいという話はよくありますので。
何かしら考えていらしてもらうということですか。
そういうことお医者さんに相談するのは重要だと思います。
青森県の方から離れて暮らす父から電話がありました。
母が庭に出しっぱなしになっていたホースにつまずいて転び肩の骨を4か所骨折したそうです。
前日に雪が積もったこともありホースに気付かなかったそうです。
この小さな段差でも大けがになると注意が必要だと感じましたといただきました。
スリッパを履いて急いで階段を上ったところ右足、スリッパが半分投げかけていて最後の1段でスリッパと足がぶつかり上がらずそのまま前のめりに倒れて右手首を骨折しましたというふうに来ています。
田中⇒スリッパはやります。
気をつけたほうがいいですね。
足が入っていますけれどもまず1つは自分の足は途中までしか入っていないんですね。
そうすると少し前に出ていますので自分の足と感覚がちょっと違うので歩いているときに自分では大丈夫と思っても引っ掛かってしまったりお便りでもそうですが脱げますので自分の足より先に引っ掛かってしまって階段で落ちるということがあります。
できればスリッパは履かないほうがよろしいんですが寒いですから難しいので抜けないかかとまでしっかり覆うスリッパとか。
室内用の靴でもいいですか。
室内履きというので販売されていますのでそれを活用されたほうがいいと思います。
柳澤⇒上履きみたいなものがありますよね。
上履きまでいってしまうと小学校の上履きをうちで履いているのはちょっとという感じがしますので、かかとが脱げにくい室内履きがありますので活用してください。
有働⇒まさにわが家のことだと思いました。
ネックなのは年寄りは片づけをかたくなにさせてくれません。
転倒骨折をいつもしていて入退院を繰り返しているのにといただきました。
どういうふうにすればいいですか。
大野⇒なかなか片づけって難しいですね。
何か大けがをしたらそれでと思うかもしれないけど今の話を聞くと、何度もあってもやっぱり片づけさせてくれないんですよね。
柳澤⇒お孫さんがいたら孫が来たときにけがをするよと言われたが。
孫のためならというのがあるんですね。
娘や息子じゃなく孫になったら変わると思います。
有働⇒ほかにもいい例がありましたら教えてください。
認知症の最初のサインですかという質問がきていますので遠藤先生に伺います。
食べ物が自分の部屋にため込んであったというのはどうですか。
遠藤⇒怪しいと思いますね。
忘れてため込んでしまう。
同じ物を置いておく安心のために置いておくんですが物忘れが関係するので疑っていただいたほうがいいですね。
母の認知症の初期は食器の片づけ場所がばらばらになっていたときています。
それまできちんとした方がだめになるのが認知症のサインの可能性はあります。
もともと、ばらばらの方はそのままでいいと思います。
今までどういうふうに置いてあったのか知らないと分からないですね。
岩手県の方からです。
実家の母は半年ぐらい前から私がバッグから印鑑をとったとか金庫の鍵をとって金庫を開けたというので困っています。
これは認知症でしょうかときています。
妄想というか物取られ妄想被害妄想といいますが認知症を疑ったほうがいいと思います。
一度病院で相談されたほうがいいと思います。
言われたら取っているわけないでしょと思いますけれども。
それで人間関係が悪くなってしまいますが怒らずに病気の症状かもしれないと思って早く受診に結び付けてもらいたいです。
柳澤⇒病院に行くとお医者さんの前で普通にしていてうちに帰ってくるとまたというのがありますよね。
事前にメモをいただいたほうがいいですね。
本人は料理ができているといいますができていないとか事前に教えてください。
日常はできるだけ早い段階で病院に行くのがいいですね。
初期にお薬なり対応を間違えなければ軽く済みます。
早く見つけることが必要ですね。
今回、帰省したらちゃんと見てみよう。
何かやろうとしたら「あさイチ」見たんでしょと言われちゃうかもしれない。
どうもありがとうございました。
続いては鳥取の三朝温泉からの中継です。
近藤⇒先ほどの川沿いに流れている近くの旅館のお風呂場に来ています。
それにしても本当に三朝温泉のお湯はいいですね。
お湯につかればもちろん肩凝りだったり腰痛、疲労回復に効くんですが三朝温泉のお湯はつからなくてもいるだけで、温泉の恵みをいただくことができるんです。
どういうことかといいますと見た目では分からないんですが三朝温泉のお湯はラジウムが含有されている量世界有数なんです。
ラジウムが気化して出てくる。
湯気を吸うだけで老化を抑えたり生活習慣病を予防したり抗酸化機能を高めてくれるんです。
お湯がいいのはもちろんなんですがそれだけじゃないんです。
このお風呂がある建物も風情のある旅館というのは三朝温泉はたくさんあるんです。
明治元年創業の国の登録有形文化財に登録されているところなんです。
天井を見てください、柱すべて階段も見えていますよ全部明治時代のものをそのまま使われているということで趣があるんですよ。
ただそんな三朝温泉のこの旅館三朝温泉の旅館の御舩さんです。
地震当時キャンセルが相次いだそうですね。
2か月たちましたけれども。
今は8割がた回復しています。
例年の中でも今いちばんいい時期なのにというのがありますよね。
これからどんなことを期待したいですか。
みんなで三朝温泉は元気ですと頑張っております。
これからお客様が戻ってきてほしいですね。
年末年始、それから正月明けまだまだお取りできますので三朝温泉でお待ちしております。
温泉旅館が立ち並ぶ通りなんですけれども、通りに出てきますと三朝温泉全体では25軒の温泉旅館があるんです。
どこも同じような状況なんですがただそれぞれ通常どおり営業していまして元気だということ全国の皆さんにお届けしたいです。
アピールポイント、温泉だけではありません。
鳥取の味覚といったらカニですよね。
松葉ガニということでいくつもの旅館が趣向を凝らしたお料理を出しています。
きょうご紹介するのは中でも生きたカニ活ガニを生かした料理です。
お邪魔します。
まさに生きたカニ動いているのが分かりますか。
大きく風格すら感じさせられます。
まさに冬の味覚の王者という感じですがご主人の岡崎さんです。
立派な松葉ガニですね。
おいくらぐらいなんですか?岡崎⇒ここら辺で買うと1万円から3万円ぐらいです。
かなりお高くして私もちゅうちょしてしまいそうなんですが、仕事ですからあえてどんな味なのかを皆さんにお伝えしようと思います。
有働⇒ちゅうちょしたままでいいよ。
大体分かりますから。
近藤⇒お仕事ですから、全国の皆さんに三朝をアピールするためです。
活ガニのお刺身です。
けさまで動いておりました。
そのままで食べられても。
何もつけないで食べるんだ。
浜島⇒ぜいたくな。
いただきます。
ちゃんと食べてよ。
残っている、残っている。
柳澤⇒根元の部分も食べないと。
近藤⇒新鮮だと身離れがいい。
甘いですね。
これだけじゃないんですよね。
こちらは焼きガニです。
しょうゆをつけてカニみそをつけて食べていただいたら。
それぞれ身を取りますので。
カニみそが、どんとあるんですけれどもカニみそに焼きガニをつけて食べることができます。
有働⇒どうして人が高級なものを食べるとイライラするんだろう。
浜島⇒本当にイライラする。
近藤⇒僕も仕事ですからイライラされても本当に申し訳ないです。
香りが届きそうですものね。
身をカニみそにつけていただきます。
日本酒が合うね。
濃厚。
有働⇒ちゃんとリポートしてください。
近藤⇒これだけ高くて本当に皆さんが手が出ないという方がいらっしゃるかもしれないんですが最後にこれだけ見せたいです。
ズワイガニの雄が松葉ガニなんですが雌で親ガニといって300円から400円で楽しむことができます。
雌だけに卵が外子ですね、それから内子、卵が入っています。
だしが出ていておいしいみそ汁なんです。
三朝に来ればすべて味わうことができます。
通常どおり営業していますので三朝は生き生きということでぜひお越しください。
ありがとうございました。
続いてはこちらです。
篠山⇒「出たトコ!」おはようございます。
ただでさえ忙しい師走にお騒がせコーナーが再びやってまいりました。
こちらのコーナーは「ピカピカ日本」のスピンオフ企画でございます。
視聴者の皆様からいただいた600通を超える応募の中からくじ引きで行き先を決めて事前取材を一切せずに地域のピカピカな魅力を探し出すという出たトコ勝負の企画です。
ちょっとこの企画ここ5、6回不思議な現象が起きていましてずっと山が続いているんですよ。
山登りのコーナーなんじゃないの?いろんなところから応募がきているんですがなぜか山が続いているんです。
今回すごいことが起きましたので何が起きたんでしょうか。
篠山⇒おー出た出た出た出た。
だー!うわあ、でもなんか秘境っぽい名前ですね。
黒い滝の村ですよ。
ということで、新幹線、在来線バスを乗り継ぐこと6時間。
人口およそ800人の黒滝村へ向かいます。
到着したのは、午後6時半。
取材は断念!お迎えの車で、この日取った宿へ。
すると!この日、急きょ取った宿が想像以上にすてきだったんです。
ちなみに僕たちはコンビニで買った食事で済まそうとしていたんです、が。
においに誘われ、取材をお願い!初めて?うわあ、いいな。
早速、聞き込み取材。
村で唯一の道の駅へ。
ひとまず、休憩しながら作戦を練っていると。
なんとこの日が年に1度行われる山の神への感謝の日だったんです。
ははは。
本当だね。
山の神に愛されてるね。
ということで、訪れたのは小高い場所にある神社。
長瀬八幡神社。
改めて、どんな神事なのか神主さんに聞いてみると。
山の神へのお供え物を地域の人が持ち寄り、最後にまいてみんなで取り合うんです。
まいたら崩れちゃうお供え物もあるんですけど大丈夫。
工夫しています。
(祝詞)いよいよ神事の始まりです。
急に厳かな雰囲気になりました。
(祝詞)そういうことですか。
お供え物を丁寧に手渡ししながら社に供えていきます。
こうしてお供えがすべてそろいました。
山の神様、この1年本当にありがとうございました。
井ノ原⇒終わっちゃった。
どうしたんだよ。
篠山⇒このあとディレクターの竹内ちゃん撮れていませんでした。
有働⇒え?どういうこと?篠山⇒こちら一緒に行った女性の竹内ディレクターです。
年に1回まさにあの日が山の神様のお祭りこんな奇跡があるのか。
お祭りが始まりました、すごいんですよ。
奇祭っぷりっていうかあまりに感動して押したと思っていたのが押していなかったらしいんです。
ここまでの気持ちにさせておいてとなるじゃないですか。
浜島⇒なる、なる。
山崎⇒資料映像はないの?あるんです。
竹内ディレクターが頑張って神主さんに3年前に携帯電話でたまたま撮っていた映像があるということで見たいでしょう、お借りしました。
あの厳かな雰囲気はどこへやら。
ここに僕も参加したんですよ。
それで食べ物は取れたの?そうなんですよ。
結果…袋にですね。
柿、お餅で引き換えをしたおそば。
あとは厚揚げとかお菓子なんかもあります。
浜島⇒すごいたくさん取れたんだね。
ぎりぎり撮れているという感じですね。
山崎⇒物撮りすらされていない。
このコーナーのすごいところなんです。
ぶっつけ本番で行って山の神に出会うんですが最終的に撮れない。
コテージ戻ってお祭りで手に入れたお餅と厚揚げ野菜もおそばも入ったきつね力そばです。
みんなで調理してみんなで食べて山の神にことし1年感謝したと。
本当に皆さん殺気立ってすごいんですよ。
年に1回だからね。
こういうことをすることによって山の神に畏敬の念を表すんですよね。
ありがたいことだからゲットしたいんだ。
結論としては山はすばらしい。
あしたも山へ行こうよなんだね。
結果的に山へ行こうよとなっていますが場所を確認しましょう。
奈良県のほぼ真ん中の黒滝村です。
奈良県のへそというキャッチコピーが付けられています。
僕は東京から新幹線で京都駅まで行ってそこから在来線とバスを乗り継いで3時間ほどかかりました。
浜島⇒山の神がいたずらしたんじゃないの?ちゃんと来てほしいから見せないよって。
でも地元の方は山の神のお祭りに参加させてくださいって言ったら快く参加させてもらいました。
柳澤⇒あしたの分はVTR回っているんだろうね。
篠山⇒ばっちりです!楽しみにしていてください。
続いてはこちらのコーナーです。
行ってきます。
♪〜わくわくの扉開けたら駒村⇒おはようございます。
きょうのお悩みは東京都の方からいただきました。
きょう解決してくださるのはフードコーディネーターのSHIORIさんです。
SHIORI⇒おはようございます、よろしくお願いします。
解決していただいたお鍋なんですがこちらです。
おいしそう。
白菜と牛肉の四川風鍋です。
これは辛そうだけどおいしそう。
体が温まりますね。
辛みとホワジャオしびれる辛さが特徴です。
この鍋にぴったりのスイーツも教えていただきます。
豆乳スイーツ豆花
(トウファ)です。
台湾の国民的おやつなんですが豆乳を固めたものにしょうがの効いた甘いシロップをかけています。
四川と台湾で、きょうはね。
年末になってみんなで集まる機会が多いですから鍋なんかいいですよね。
浜島⇒冬の定番ですよね。
でもいつもワンパターンになっちゃう。
山崎⇒鍋のレパートリーが多ければ多いほうがいいんですよ。
やましげさんも1人鍋から2人鍋に。
いいですよ、ぽっかぽかです。
よかった、よかった。
駒村⇒では四川風の鍋から教えていただきます。
4人分の材料です。
白菜は小の4分の1個で350gから400gぐらいですね。
葉っぱの部分はざく切りにしていきます。
芯の部分は火の通りがいいように2、3cm幅のそぎ切りにしていきます。
ほかの材料は長ねぎ1本は1cm幅ぐらいの斜め切りにしてください。
では鍋にきょうは太白ごま油といって白いごま油です。
香りがないので癖がありません。
まず油を引くんですね。
そして辛い刺激的な鍋なのでまず豆板醤です。
にんにくとそして、しょうがです。
こういうやり方はなかったね。
スープに直接なんか入れますよね。
どんどん入れていくだけだったけど、これはなんか1つ新しい感じがする。
家庭での鍋としては。
豆板醤は香りが出ますからね。
炒めることで香りと辛みが増してきます。
もともとフライパンでもできるお鍋のメニューなんですよね。
フライパンでもOKです。
ただ土鍋なんかで作っていただいたほうが保温性があるのでみんなで食べるときは楽しいですね。
香りが出てきたところで白菜を入れます。
きょうは鍋が小さいので少し炒めて。
鍋でやるから鍋と言うけどフライパンでやったらフライパンなのかな、興味みんなでフライパンやろうかとかいうのかな。
ちょっと粋じゃないですね。
やっぱり鍋がいいですね。
香ばしい感じになってきましたよ。
きょうのスープはお湯に鶏ガラスープのもとを小さじ1ぐらい溶いています。
味付けなんですが、お酒そして、おしょうゆです。
それからオイスターソースです。
味が深まりそうだね。
いつもと違う鍋ですね。
違うね。
鍋って本当大発明だね。
当たり前のようにあるから何とも思わなかったけどこれぐらいいい料理ないですよね。
野菜もいっぱいとれるしね。
少しずつ出てきたら火加減を調整してふたをして白菜がやわらかくなるまで15分前後、煮ていきます。
煮ている間に牛肉ですね。
お肉なんですが薄切り肉を食べやすい大きさに切ってください。
きょうは牛肉をご用意しましたが豚の薄切り肉でもOKです。
どちらでも。
豚でもいいのか。
塩、こしょうをしてかたくり粉をまぶします。
鍋で使う肉としてここまで下ごしらえするのってちょっといい感じ。
浜島⇒お料理っていう感じ。
山崎⇒かたくり粉はどうして?かたくり粉をまぶしておくとお肉の口当たりがつるんとしてよくなるのと大さじ1と多めに振っているのでとろみがつきます。
全体にとろみがつくんですね。
軽く、もみ込んでおきます。
15分ほど煮たお鍋があります。
白菜がだいぶやわらかくしんなりしています。
ここで粉をまぶした牛肉を入れて。
浜島⇒汁けが出ている。
あと、しいたけも火の通りが早いのでこのタイミングで入れます。
しばらく2、3分するとお肉からとろみがつきます。
浜島⇒SHIORIさんは旦那さんがいつも点数をつけてくれるんだって。
2億点とか。
最高得点は何点ですか?8京です。
小学生じゃないんですから。
夫が京より上の単位が分からないみたいで京以上は増えていません。
結婚して何年ですか。
5年以上たっています。
8京と比べたら2億点はずいぶん低いですね。
きょうはしびれる辛さの鍋ということでラー油と太白ごま油ととうがらしです。
結構、入れると辛そうに見えますけれど大丈夫です。
見かけだけです。
ぐつぐつと香りがしてきて煙が出るまで温めていきます。
お鍋のほうにニラなどを。
お鍋のほうにはあちらのとうがらしの辛さときょうはホワジャオのしびれる辛さを加えていきたいと思います。
四川、四川していますね。
結構きていますね。
メーカーによっても辛みが違います。
味を見ながら調整してください。
とろみがついてきましたのでそして、ニラです。
ニラを散らしておきます。
そうこうしている間にぐつぐつときましたので。
全く辛くないというわけではないですよね。
そう思いますけどね。
ちょっとなので。
きょうは大人の刺激的な鍋です。
そろそろいきますね。
これをまさか。
仕上げにかけます。
浜島⇒これは盛り上がる。
これで完成ですね。
油でふたをするんだ。
みんなでわいわいするのにはもってこいですね。
続いてスイーツです。
豆乳を使ったスイーツです。
お鍋には豆乳が入っています。
辛いお鍋のあとには優しい豆乳のスイーツです。
お鍋に豆乳を加えて。
豆乳自体には甘みをつけません。
沸騰直前に粉ゼラチンを加えていきます。
沸騰直前というのは難しいですか。
ふつふつしてきたらです。
周りがふつふつしたらですかね。
ゼラチンを加えたてグツグツ煮てしまうと凝固能力が弱まってしまいます。
火を止めてしまいます。
振り入れてよく混ぜます。
豆乳のゼリー?台湾では絹ごし豆腐のような食感です。
今回は手軽に作りやすいようにゼラチンを使っています。
よく混ぜてゼラチンが溶けたかどうか。
溶け残りがあると嫌なので茶こしを通しながらバットなどに入れていきます。
山崎⇒ちょっとぐらい入ってもいいんじゃないの。
溶け残りがあったら最後裏ごしてください。
粗熱を取るために氷を敷いています。
粗熱を取っていただいてその後、冷蔵庫で2、3時間冷やし固めてください。
冷やし固めている間にシロップを作ります。
さっき、しょうがとか言っていたよね。
豆乳のほうに甘みがないのでシロップに甘みをつけます。
まずお水です。
続いて砂糖です。
あらら、今…。
砂糖がこぼれた分を計算して多めにしてあるのね。
さすがですね。
ポイントはここで黒砂糖が入ることです。
黒砂糖が入ることで含みのある甘みになります。
しょうがの風味をつけていきたいので、しょうがの薄切りです。
溶かしたらシロップも完成ですね。
うっすら茶色になります。
溶けたらかけて食べるだけですね。
こちらは冷ましておきます。
今かけたらとろんとなっちゃうもんね。
台湾では温かい豆花もありますけれどきょうは冷たいバージョンにします。
豆乳スイーツの完成です。
皆さんに試食していただきます。
山崎⇒白いごはんも付いてきた。
では、いただきましょう。
柳澤⇒いただきます。
本当にトロトロだ。
いただきます。
いかがでしょうか。
これはうまい。
浜島⇒おいしい。
山崎⇒思ったほど辛くもない。
きょうは皆さんのために調整しました。
皆さんがしびれてしゃべれなくなったら困ると思ってホワジャオとかラー油の分量とか。
柳澤⇒芯から温まるような感じがする。
山崎⇒これは100点です。
駒村⇒ちょっと低い。
評価が難しい。
20億点。
柳澤⇒京の上は何でしょうね。
これからデザートか。
めちゃくちゃしびれているんだけれど。
シロップと一緒にすくい取って召し上がってください。
浜島⇒優しい味でおいしい。
これはいい。
豆乳自体は甘さがないからちょうどいいですね。
駒村⇒シロップで甘みを付けています。
しびれが引いていきますね。
駒村⇒ご家庭でもお楽しみください。
きょうはSHIORIさんに教えていただきました。
有働⇒Eテレ「グレーテルのかまど」です。
きょうは1月から新シリーズが始まりますドラマ「精霊の守り人」に登場する不思議なスイーツです。
グレーテルのかまどへようこそ。
十五代目ヘンゼルこと瀬戸康史です。
きょう、ご紹介するのは「精霊の守り人」のチャズ。
世界中で広く読まれるファンタジー「精霊の守り人」。
シリーズ12作で累計500万部を超える大ベストセラーです。
舞台は、人と精霊がともに生きる不思議な世界。
女用心棒・バルサが命を狙われた皇子チャグムを連れて国を飛び出したことから始まる冒険の旅。
苦難を乗り越える2人の心の触れ合いと成長を描いた物語です。
謎のお菓子・チャズが登場するのは幼かったチャグムが15歳に成長したころ。
策略にはめられ、敵国の捕虜になってしまったチャグム。
異国の暑い港町で口にしたのがチャズでした。
タワンの葉に、ラフルの実?この、未体験のスイーツはどこから生まれたのでしょうか?著者の上橋菜穂子さんは捕虜となったチャグムが元気が出るようなお菓子を思い描いたと言います。
暑い海の上。
で、ちょっとのどが渇いていて口がべたつかないで食べられるものだとすると爽やかなかんきつ系の汁が出てきてくれると飲み込みやすくて食べやすい感じになりそうなものとしてたぶん、頭の中に浮かんだんだと思うんです。
かんきつの果汁があふれ出すのに餅菓子にしたのは稲作文化の国をイメージしてのこと。
お菓子が葉っぱでくるまれていたのにも訳がありました。
これ、バナナの葉っぱですよね?私のイメージだとこのくらいの包みだったんです。
小さなお菓子のイメージだったんです。
これが、いくつか、こう…。
で、きゅっきゅと留めてある感じですね。
だから、ささだんごやなんかかしわ餅のかしわの葉っぱもそうですけれどああいうもので包まれたりしていると結構大丈夫だったりしますよね。
だから日本で作ってる、この「グレーテルのかまど」だったらどのものでも日本で手に入るもので作っても何の問題もないかもしれない。
有働⇒作者が空想の中で生み出したスイーツが今夜この世に生み出されるということです。
夜10時からの放送です。
たくさんのファックス、メールをいただきました。
ご紹介していきます。
まず家庭内の事故ということでいただきました。
福岡県の方からです。
神奈川県60代の方からです。
遠藤先生、いかがでしょうか。
自分で気付いて対策するためにはどうしたらいいですか。
遠藤⇒友達を作っておくとかおかしいと言ってくれる友達がいるということが大切です。
やっぱり役場ですね。
市町村とかに私はおかしくないという調査があります。
基本チェックリストがありますので役場からすると早く見つけてくれます。
自分で分からない場合はどうしたらいいですか。
インターネットでチェックリストがあります。
13項目のうち3つあったら相談してねとかそういうものがあります。
病院でもいただ2016/12/26(月) 08:15〜09:55
NHK総合1・神戸
あさイチ「帰省でチェック!認知症のサイン&家庭内事故の危険」[字]

年末年始、めでたいタイミングに、あれなんですが…帰省した際、親御さんの認知症チェック&家の危険度チェックはいかがでしょう?という番組です。

詳細情報
番組内容
(1)実際に親御さんが認知症になったという親御さんに、「今思えば最初のサインはこうだった」という経験を語って頂きました。とっても微妙な変化なので見逃してしまいがち。どうすれば良いのか。本人に自覚がないのにどう病院につれていくか、も含めて考えます。(2)高齢者、転倒骨折の死亡事故は交通死亡事故のそれを上回ります。でも対策って大変。帰省の際、最低限ここをチェックして!というポイントとすぐに出来る対策を
出演者
【ゲスト】山崎樹範,浜島直子,【講師】フードコーディネーター…SHIORI,【キャスター】井ノ原快彦,有働由美子,柳澤秀夫,駒村多恵,【リポーター】篠山輝信,古野晶子,近藤泰郎