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解説書き起こし 第53回全国大学ラグビー選手権 準決勝「同志社×東海」「帝京×天理」 2017.01.02

 

 

生字幕放送でお伝えします≫1月2日は大学ラグビー選手権の準決勝です。
2年後に迫ったワールドカップ日本開催に向けて熱を高めていく1年が始まります。
東京・秩父宮ラグビー場です。
暖かい日ざし。
ラグビーファンの列が途切れません。
準決勝の顔ぶれです。
第1試合は同志社大学対東海大学。
第2試合は8連覇がかかる帝京大学と関西リーグ優勝の天理大学。
関東、関西2校ずつの顔合わせとなりました。
第1試合、放送席をご紹介します。
大阪・北野高校から慶応大学、トップリーグ東芝でスタンドオフ、そしてウイングとして活躍されました。
おととしのワールドカップのまとめ役として、日本代表の勝利に貢献されました廣瀬俊朗さんです。
よろしくお願いします。

 

 

 


廣瀬さん、顔ぶれを見ますと関東、関西2校ずついかがですか?≫天理と同志社は早慶という伝統校を倒してきたという意味でおもしろいですし、あとは帝京の8連覇がかかっていますけれどもここをどのチームが止めるのかとても気になりますね。
≫そして第1試合ですが同志社対東海。
こちら、見どころは?≫同志社は体が小さいので速いラグビーをしたい。
東海大学はセットプレーを中心に、ゆっくりとしてどっちがペースを握るのかが大事になってくると思います。
≫非常に楽しみな試合ですね。
そして、今シーズン副音声でお伝えしている「もっとラグビー」第1試合のゲストは、この方です。
女性として初めてトップレフェリーとなった川崎桜子さんです。
リオデジャネイロオリンピックにも参加するなど世界の舞台でも活躍中です。
今日は、この川崎桜子さんが皆様の疑問・質問にお答えします。
川崎さん、どうぞよろしくお願いいたします。
帝京大学ラグビー部で実際にプレーしながらレフェリーの資格も取られて。
今回、帝京大学は8連覇がかかりますがまず、そこはいかがですか。
≫選手たち、後輩たちの頑張りに期待したいなと思っております。
≫そして、今日は皆さんからの疑問・質問に答えてもらいますけれども意気込みをお願いします。
≫もっとラグビーのすばらしさだったり楽しさを伝えられるように頑張っていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
≫試合開始から副音声でお伝えしてまいります。
どうぞ、よろしくお願いします。
皆さんもどんどん川崎さんへの疑問・質問をお寄せください。
ご覧のホームページそしてツイッターから募集しています。
第1試合、まもなく選手の入場を迎えます。
ブルーが東海大学。
そして紺とグレーのジャージ同志社大学。
11年ぶりにこの大学選手権のベスト4に勝ち上がってきました。
29年ぶりの決勝進出を目指します。
東海大学は3年連続のベスト4。
2年連続の決勝を目指す戦いです。
廣瀬さん、学生時代を思い出していただいてどうですか?この表情。
≫同じ時間は二度とないといいますか1回、卒業したら終わりですし。
僕も4年生のときの大学選手権のトーナメントに入ってからはやっぱり特別な時間でした。
≫まさに今、選手たちはその時間をかみしめているわけですね。
≫これは、すごい幸せな瞬間ですよね。
正月を迎えられると。
選手として。
いいなと思います。
≫さあ、その特別な場所にこれから選手たちが臨みます。
同志社のスターティングフィフティーンです。
一方の2年連続決勝を目指す東海大学。
強みのフォワードで圧力をかけたいという東海大学。
今日のレフェリーは久保さん。
アシスタントレフェリーは加藤さん、梶原さん藤内さんです。
久保さんには、ご覧のように今日もカメラをつけていただいています。
臨場感あふれる映像を今日もお楽しみいただきます。
まず、東海大学ボールでのキックオフとなります。
風はほとんどありません。
暖かい日ざしが降り注ぐ秩父宮ラグビー場。
40分ハーフの前半が始まります。
野口竜司のキックオフ。
前半が始まりました。
長い笛。
まず、同志社にペナルティーがありました。
≫ボールを離さなかったという反則ですね。
≫ノットリリースザボール。
ボールを離すことができませんでした。
まず、東海チャンスになりますね。
≫ここは、ペナルティーゴールを狙うという選択肢もありますが東海大学はドライビングモールというおしくらまんじゅうみたいなプレーが得意なので。
まず、このプレーを選択して強みを生かしたいという意図が見えます。
≫ここで時計が止まりました。
この大学選手権はタイムキーパー制です。
審判の時計と連動しています。
≫東海はうまく組みましたね。
≫フォワードでとにかく強みを生かしたいという東海。
早くも東海大きなチャンスを迎えています。
ここはモールを組んできました。
抜けた!最後はナンバーエイトタタフが飛び込んでトライ。
前半、まだ1分あまり。
東海大学が得意のフォワードでトライを取りました。
いきなり東海大学の強みが出た形になりましたね。
≫このフォワードのフィジカルという面で。
あとはナンバーエイトのタタフ選手と。
こういう強さが生きました。
≫逆に、同志社からするとこのゲームをどう作っていきたいですか。
≫最初のキックオフで自陣でペナルティーをしてしまったという。
ここが、一番のよくなかったところだと思いますので自陣で反則をいかに減らすかがここが大事になるのでとにかくエリアを同志社陣じゃなくて東海陣に持っていく。
そのすべを探らないといけないかなと思います。
≫コンバージョンはフルバックの野口竜司。
7割を超えるアベレージを今シーズン、残しています。
これも難なく決めました。
7対0。
まず、東海大学がリードを奪いました。
東海大学の木村監督は相手を勢いづかせない。
前半は圧力をかけて後半に主導権を持ちたいという話をしていました。
まず、そのために先制点を取りました東海大学です。
ここはスクラムハーフの湯本のキックでした。
あまり大きくは陣地を稼げませんでした。
さあ、同志社としては敵陣でマイボールのラインアウトですね。
≫この地域でのアタックは同志社も相当準備していると思います。
これで、いければ同志社も自信を持ってこれから戦えるかなと思います。
≫なるべくスクラムを減らしてラインアウトで勝負したいと話していた同志社大学の山神監督です。
ボールが手につかない。
ノックオンです。
アドバンテージ、東海大にみています。
前にボールが落ちました。
ノックオンです。
≫同志社大学緊張しているといいますか準決勝というのとこの秩父宮というので慣れていないような感じです。
≫準々決勝は地元の花園で大歓声の中早稲田を破りました、同志社。
11年ぶりの準決勝の舞台です。
スクラムを減らしたいと話していたのは同志社なんですがここでミスが出てしまいました。
東海大学は1番の三浦、3番の渡邉。
この2人が日本代表キャップを持っています。
とにかく、スクラムには絶対の自信を持っていますね。
≫1回目のセットピースによるスクラムはすごい大事になるので。
これで、どちらが主導権を握るか。
≫ファーストスクラム。
ちょっと押していますが組み直しです。
同志社のほうも準々決勝ではスクラムに自信のあった早稲田と対等に組み合って自信をつけて臨む準決勝ですけども。
≫でも東海大学はこの間、東芝のほうでも練習をしていましたがそのときにも、東芝でスクラムで組み勝ったこともあったといっていましたので相当、強いんじゃないかと思います。
≫トップリーグのトップチームを相手に負けないスクラムを持っています。
木村監督も今まで受けたことのない圧力を同志社は感じると思いますと話していました。
≫自信を持っていますよね。
≫東海、圧力をかけていきます。
止まりません。
なんとか、ここは同志社持ちこたえたい。
相手陣深くまで入ってきました。
両方にスペースがあります。
ゴール前でのポイントになりました。
なんとしても、ここは同志社としてはモールを作らせたくないところ。
1番は日本代表経験もある三浦。
≫同志社としては、1人ではコンタクトなかなか勝てないので人数で勝つしかないです。
もしくは運動量で勝つことを考えなきゃいけないです。
≫グラウンディングはまだです。
ここはレフェリーが確認します。
グラウンディングすることは許しませんでした同志社。
ただ、5mスクラム。
東海大学としては絶好の位置でのスクラム。
ここも渡邉の突破。
≫1対1の状況を作ってしまうと今のところは同志社が少し厳しいのとタックルが飛び込んでいる印象なのでそこは、しっかり足を相手の選手に近づけるということが大事ですね。
≫ここはゴール前。
両サイドにラインを引きました。
そして、ナンバーエイトのタタフがスクラムに参加するかどうかですね。
≫このセンタースクラムというのはグラウンドの真ん中にあるほう左右両方に攻めやすいところなので。
しかもスクラムが強いので東海はいいところでポイントですね。
≫タタフだ!連続トライ、東海!前半、まずその強みのフォワードを存分に生かして2つのトライを挙げました。
12対0です。
≫今、3番の渡邉選手がスクラムで組み勝って前に出たんですね、右側に。
そうしますと、タタフ選手がナンバーエイトのサイドに出やすいんですよね。
右側が勝っているんですね。
≫3番が押し込んで…。
≫そしてスペースができたと。
≫もう、タタフはとにかく右に動いて飛び込むだけということになりました。
≫これはスクラムのトライですね。
≫しかもゴール下へのトライ。
コンバージョンゴール野口竜司です。
この野口も日本代表キャップを持っています。
春のアジアチャンピオンシップで日本代表を経験した野口。
難なく、決めました。
これで14対0。
東海大学が序盤、相手を圧倒しています。
同志社としてはまずディフェンスですね。
≫そうですね。
あとは、まだ地に足がついていない感じなのでちょっと落ち着いてやることですね。
≫山神孝志監督。
相手の土俵でやらせないことをこれを1つ今日のポイントにしていましたが。
まず、立ち上がりのところでミスも出ています、同志社。
東海大学ボールのラインアウトです。
同志社の大越スクラムハーフをとらえていましたがなんとか、テンポよくボールを散らして、今日は相手を疲れさせたいという話をしていたんですが。
≫彼はフォワードとバックスを上手に扱う選手なのでボールがあったらチャンスメークできると思います。
≫ラインアウト、東海ボール。
両チームともにロックが190cmの2人。
東海はロバーツ。
そして同志社は堀部が中心です。
≫同志社があまり入ってこないので東海としてはもうちょっと押したいところでした。
≫縦の突破、鹿尾!一気に抜けていった!3つ目のトライ!今度はフォワードで押してバックスで突破していきました。
19対0です。
≫同志社大学としてはディフェンスのラインのスピードを上げようとしているんですね。
相手にスペースを与えたくないために。
そのときに、ちょっとコミュニケーションとかノミネートのミスで一気にトライを取られている感じですね。
≫なるべく前で止めようというところでギャップができてしまっているわけですね。
≫北野さん同志社ディフェンスなんですがトライを取られる前の密集でもっと人数をかけてもいいという指示があったんですがそのあとのトライになってしまいました。
≫今、廣瀬さんがおっしゃいましたがモールのところで止めようとして、逆にバックスに穴ができてしまいました。
両チームのリポートは高木修平アナウンサーで第1試合はお伝えいたします。
今日、早くも3つ目のコンバージョン。
野口、いずれも決めています。
21対0。
東海が序盤同志社を圧倒しています。
まず、落ち着いて立て直したい同志社。
≫こういうところで何かを変えるとすれば1個目のキックオフのチェイスとかいいプレーをすると仲間が勇気づけられるので一つ一つ、積み重ねていくことが大事ですね。
≫ターンオーバーになりました。
キック力のある野口。
ハーフウェーまで戻してきます。
ただ、同志社としてはまだ相手陣でのラインアウトです。
副音声「もっとラグビー」ではトップレフェリーの川崎桜子さんをゲストにお迎えして皆さんの疑問・質問にお答えしています。
ホームページとツイッターからどしどし疑問・質問をお寄せください。
同志社はこのラインアウトを1つ、チャンスにしたいという話。
かなりバリエーションも練習していました。
ターンオーバーだ。
ここは笛を吹いていますが大歓声で選手の耳には届きません。
アクシデンタルオフサイド。
前にいる選手に、偶然にボールが当たってしまいました。
東海大学の前にいる選手にボールが当たりました。
アクシデンタルオフサイドですので同志社ボールのスクラムとなります。
同志社としては初めてマイボールのスクラムとなりますね。
≫先ほど、試合前の練習ではナンバーエイトの選手がパスアウトしていたのでなるべくスクラムの時間を減らしたいと考えていると思います。
≫圧力を受ける前にボールを出してしまうというところですね。
右の狭いスペースには日本代表経験のある松井千士が控えています。
そして、左に長いラインができている同志社。
ナンバーエイトからどうボールを出していくか。
ちょっと東海大学選手が1人、痛んでいる。
崎口、抜ける!自慢のバックスで取りました同志社!1トライ、返します!≫同志社もすごい準備してきたプレーが出ました。
スクラムの時間を減らしてバックスを使うと。
そのあとのボールを早く動かして。
いいトライだと思います。
≫ここは1つ自分たちのプレーが出ました。
フルバックの崎口、そしてウイングの安田が頑張って…。
もう一度、フォワードでつきます。
野中が前をついてそして、フルバックの崎口。
パスラリーを1つ入れてインゴールまで入りました。
5点を返した同志社です。
これ、1つ勇気を与えるトライになりそうですね。
≫自分たちのラグビーができればしっかりスコアできるということが分かったので。
≫そして東海大学はキャプテンの磯辺ですね。
出血があるということで…。
磯辺がリーグ戦での大東文化大学の試合のあとにけがをして、今日、4試合ぶりにゲームに戻ってきたんですがここでひざが入ったでしょうか。
≫東海大学は20番の丸本が準備しています。
≫キャプテンの負傷というのは…。
戻ってきていきなりですからね。
ちょっとチームにも動揺がなければいいですが。
≫あと、出血だけじゃなくてもしかしたら、脳震とうの可能性もありますので。
しっかりメディカルのチェックを受けたほうがいいと思います。
≫ここ数年、ラグビーでは本当に脳震とうというのはしっかりと…。
≫この試合だけでも危ない可能性がありますしずっと積み重なったとき将来的にも問題が起きる可能性がありますのでしっかりプレーヤーを守るってことが大事になります。
≫準々決勝では、2番の大塚も頭を打って途中で退場しました。
そのあと、やはりしっかり検査も受けて今日の試合にまた戻ってきているんですけれども。
頭を打った場合にはあとへの影響というのも非常に心配ですから。
≫北野さん、この負傷ですがドクターの判断で出血による交代になるようです。
≫出血の場合は一時的な退出またゲームに戻ってくることが許されますけれどもただ、ここは頭を打っている可能性もありますから…。
東海大学の100人を超える部員をまとめるキャプテンの磯辺。
ひざを痛めて今日は4試合ぶりのスタメンだったんですが東海大学にとっては少しアクシデントになりました。
ゴール後のコンバージョン。
永富兄弟のお兄さん健太郎のキックが決まりました。
7点を返しました、21対7。
同志社としては、ですから今のようにバックスでというところですね。
≫そうですね。
速いテンポでボールを動かしたいです。
このキックオフのときにも最初の1回目のキックオフで反則をして東海大学ペースで12分ぐらいになったのでキックオフのレシーブでどうやって敵陣にいくのか。
ここがすごく大事になります。
≫ハイパントは同志社に収まった。
大越のキックいいキックになりました。
こうやって、相手の裏に出してフォワードをとにかく前に出したいと話していました。
相手陣22mラインを越えたところまで同志社が入ってきました。
東海ボールのラインアウトです。
≫同志社としては、ここで反則しないことですね。
なんとか、相手にタッチを出させてマイボールのラインアウトにするのが鉄則です。
≫ここまで、東海はただ、一度、フォワードでついてというプレーが目立っていますね。
≫このエリアだと恐らくモールを組んできて願わくば、ペナルティーを取りたいんじゃないかと思いますが同志社は、いいプレッシャーをかけましたね。
≫外に押し出そうという同志社。
倒してマイボールにすれば大きなチャンスになる同志社。
湯本、そのまま蹴っていきました。
≫これをどうするかです、同志社。
≫キックでは入れません。
今は入れてもおもしろかったですか。
≫入れたいという意図はありました。
でも、東海がいいプレッシャーをかけていたので入れなかったんですが同志社としてはインプレーでプレーする時間をなるべく長くして東海大学の大きくて強いフォワードを疲れさせたい意図があるのであとは、いかに走らせるか。
ここは松井がつかまりました。
外に押し出されました。
東海大学ボールのラインアウトです。
同志社としては日本代表経験のある松井にスペースのあるところでボールを回したいですね。
≫ちょっと今のパスは厳しかったですね。
狙われていますね、松井選手。
≫東海大学もしっかりケアしています。
とにかくタタフで突進を図る今日の東海大学。
ターンオーバーだ。
今日は、ともにボールの主導権が移り変わるところが頻繁にあります。
今度は東海大学ボールをとりました。
≫今、東海大学の選手がノックオンをしたんですがそのときに前にいた選手がボールを思わずとってしまった。
≫ここは、いい位置で同志社がペナルティーを取りました。
ここは、一度永富健太郎がタッチを蹴ってマイボールのラインアウトというところですが。
これは、タッチインゴールで外にボールが出てしまいました。
今は、普通に蹴り出していればマイボールのラインアウトだったんですがゴールラインを越えてしまいました。
≫東海大学としては助かりましたね。
≫元日本代表の大西将太郎コーチ。
今は同志社のコーチとして指導しています。
同志社は、こういった元日本代表の選手がコーチングスタッフに名を連ねています。
東海大学としてはマイボールのスクラム。
≫渡邉選手のほうから切り崩していますね、3番の。
≫お互いいい攻防をしていますね。
≫同志社としてはしっかりタックル一発で止めたい。
どうしても、東海少しずつ前に出ながらになっていますから同志社はディフェンスが下げられています。
インターセプトになった。
競走になる。
足の速い安田。
東海、追いつけない。
トライ!同志社にとっては大きなプレーになりました。
21対12。
≫同志社は今日のディフェンスずっとラインスピードを上げているんです。
相手の考えさせる時間を少なくさせるという意図があるんですけど。
キャッチする瞬間にタックルに入られてプレッシャーを感じて落としてしまうということで。
≫それだけ、間合いを詰めてディフェンスにいっているわけですね。
≫普通にディフェンスしたらずっとゲインされてしんどくなるのでこういう戦術をとっていると思います。
≫これが1つ、生きましたね。
≫はまりましたね。
≫俊足の安田。
ここは、しかしまた、いい時間帯で同志社としては1つ返せましたね。
≫アタックからいいトライが1つとディフェンスからターンオーバーからのトライと同志社、すごいいい流れです。
≫タックルは、永富晨太郎。
弟のほうでした。
キックを蹴るのはお兄さんの永富健太郎。
かなり角度があるところ。
トライをした地点からまっすぐ下がったところからのキック。
ちょっとヒットしませんでした。
ただ、1つ目のトライを返しました同志社。
前半24分を経過しています。
40分ハーフで行われる大学選手権。
準決勝の第1試合。
11年ぶりベスト4の同志社が追い上げています。
ちょっと両チームともにボールが手につかないところがあるんですがそれだけやはりプレッシャーというのも早いんですね。
≫そうなんですね。
同志社、特にプレッシャーが早い印象で同志社の最初のミスは自分たちが浮き上がっていたというミスだったと思いますが。
≫かなり同志社もタックルが強烈になってきた。
同志社が、ボールを出したということで東海、すぐ始めました。
タタフには2人、3人でいきますがただ、倒れません。
同志社、ディフェンスラインはできています。
ここは、どうしますかね。
≫スローになったときはフォワードから相手のディフェンスを崩していく作戦ですね。
≫フランカーの西川、そしてタタフ辺り。
そして2番、大塚もポイントの近くにいます。
ただ、同志社もなかなか前進を許さなくなってきました。
≫ここで、渡邉選手を筆頭にモールを組もうとしてくるのでどう対処するかですね。
≫モールを作りたい東海大学。
作らせたくない同志社。
使おうという声。
ボールを出さないといけません。
縦に長いモールができています。
左サイドに人数が多くいる東海。
≫たまられていますね。
≫縦長のモール、強みのモール!同志社としては、なんとか前進を止めたい。
ちょっと絡んでいるか…。
ここで同志社ボールに絡みました。
右には広いスペースがありますが。
≫またここでドライビングモールが…。
≫ここは、もう一度モール。
強みのフォワードでいきます。
同志社も、なんとか組ませないようにしていますが…。
モールができた。
東海、前進!東海にアドバンテージ。
同志社、モールを故意に崩したという反則。
東海のチャンスが広がらないということでアドバンテージを採用します。
残り5m。
ここは、残りおよそ10分…。
スクラムです。
オプションでスクラムを選択しました。
やはり、ここは自分たちの強みでということですね。
前半はスクラムを押し込んで3番の渡邉がグッと右側を押していって最後、タタフのトライがありました。
同志社、対抗するためにはどんな守りが必要ですか。
≫3番の渡邉選手のところが強いのでここをどう8人で考えるかですね。
同志社のフッカーの選手と1番の選手でどう彼を抑えるのかだと思いますけど。
≫手前が3番の渡邉。
東海、圧力をかける。
またタタフだ!4つ目のトライしかもアドバンテージも出ていました。
そのままトライということで東海大学、26対12とまたリードを広げます。
どうしても最後、タタフに…。
≫スクラムのトライですねこれも。
≫しかもアドバンテージが出ていますので同志社が崩したということで反則もとられていました。
レフェリーカメラの映像でご覧いただきました。
今日、3つ目のトライ。
いわゆるセットプレー以外のところではタタフのところで低くタックルで入ったりというのもあるんですがどうしてもセットプレーで止められませんね。
≫でも、お互いに特徴が出ておもしろいですね。
セットプレーからなんとか優位に持ち込みたい東海大学とどんどんボールを動かしたい同志社。
もしくはディフェンスラインが上がる同志社。
すごい、見どころがあっておもしろいと思います。
≫キックは僅かに右にそれました。
26対12。
≫北野さん、先ほど負傷しました東海大学の磯辺の情報が入ってきました。
大会役員によりますと右の耳から出血しているということで深い傷だということで病院に搬送されたということです。
31分で先ほど丸本が入りましたが負傷交代扱いです。
≫高木アナウンサーから情報が入りました。
ちょっとキャプテンの磯辺は心配ですが…。
ここもダイレクトになった。
直接、外に出たのでハーフウェーラインまで戻されます。
そして、オプション。
やはりスクラムです。
ここはラインアウトもできますが東海は徹底してスクラムです。
ちょっと、ここはまたミスになってしまいましたね。
≫同志社としてはなるべくスクラムの回数を減らしたいんですが。
連続のスクラムになってしまいました。
≫一方の東海大学としては序盤は、スクラムでとにかく相手に圧力をかけてスタミナを消耗させて後半勝負という木村監督のもくろみです。
実際に、渡邉とはエディージャパンで廣瀬さんもご一緒に練習もされましたが。
相当、やはり練習したみたいですね。
≫相当、練習しましたね。
あとは、やはり大学生で来たのでエディーさんも最初は厳しめに当たりますので。
かなりきつかったと思います。
≫その経験を経てのこのスクラムの強みです。
プレッシャーをかけて、そのままトライだ!ここは11番の藤崎がよく追っていました。
ちょっと今、松井、後ろから気付いていなかったでしょうか。
≫気付いてはいましたがゴールラインギリギリだったのでどうしようかなっていうところがあったと思います。
判断を。
≫いいところに蹴ったということにもなるんでしょうか。
≫少し、もったいないですね。
だけどいいスクラムを組むので、東海が。
どっちにも攻めやすくて。
あと、左足でうまく蹴れるという意味ですごい、いろんなオプションが東海にはありましたね。
≫湯本も、相手のバックスにスピードがあるので不用意なキックは避けたいと話していましたが今のようなところに蹴れるんですね。
≫相手を背走させるのがラグビーの鉄則なんですがそういった意味ではいいキックです。
≫野口竜司かなり角度があるところからのコンバージョンゴール。
いい角度で上がっていって決まりました。
33対12。
前半の中盤に同志社が追い上げたんですがまた前半の終盤東海が突き放しにかかります。
廣瀬さんもキッカーとして活躍されましたが野口竜司のキックいかがでしょうか。
≫軸足が蹴ったあとにしっかり前にいっているということは重心移動がいいということです。
≫それだけ、ぶれも少ないということになるんでしょうか。
≫タックラーノットリリース。
ホールディングの反則です。
アドバンテージ、同志社。
アドバンテージは解消になっていました。
東海大学にノックオンのアドバンテージ。
あっという間に東海がチャンスを作りました。
≫ここまでくるとまたゆっくりのプレーになって苦しいですね。
≫この辺りのペースを変える辺りも…。
≫あとは、湯本選手が突っ込んだのでいなかったですね。
そういう部分は選手の間でいい判断をしています。
≫ここもまたモールを作ろうかという東海大学。
同志社としてはモールを作らせたくないところ。
やはりモールを作らせないためのディフェンスというのは低くというところでしょうか。
≫はい。
あとは1人で入らないことですね。
波で複数人で一気に入ることが…。
≫今日、4つ目のトライタタフ!止まりません。
38対12。
≫強いですね。
≫なんとか2人でいこうとするんですが。
足はつかまれているんですけれどもね。
このタタフも、春のアジアチャンピオンシップでは日本代表を経験しました。
4つ目の個人のトライ。
そして、チームとしても6つ目のトライということになりました。
38対12。
≫同志社としてはミスをしてしまうと厳しくなりますね。
ボールを大事にしてほしいなと思います。
≫これも決めました。
ゴール成功。
40対12となります。
五郎丸選手のルーチンというのも有名になりましたが野口選手も手をそろえてキックに入っていきます。
≫彼なりのルーチンがあるように感じます。
≫将来が本当に楽しみな選手ですよね。
≫日本を背負っていってほしい選手の1人ですね。
≫まだ大学3年生の野口。
≫同志社としてはあまりモールを組まれたくないはずなんですが少し前のほうに蹴って2回連続でモールを組まれてしまっています。
≫ということはキックオフでもう少し工夫が必要ですか。
≫はい。
もっと工夫したほうがいいと思います。
≫なんとか得意のバックスで展開したい同志社。
ボールがつながらない。
前にいる選手に当たってしまいました。
オフサイドです。
東海大学のペナルティー。
ここで時計が止まります。
時計は39分40秒で止まりました。
≫丸山選手、速いですね。
さっきから。
おもしろいですね。
≫非常に突破力があります。
≫走力があって、バックスがもう1人いるような。
≫ただ、東海も20番の丸山、途中出場ですが見事なタックルがありました。
時計が再び動き始めました。
40分になりますとホーンが鳴ります。
それがラストプレーです。
タイムキーパー制が採用されているこの大学選手権です。
なんとかラストプレー同志社、1つ返したい。
相手陣の22mラインの内側です。
ペナルティー以外ではこれがラストプレーとなります。
ノットストレート。
まっすぐボールが入りませんでした。
ここで前半終了。
40対12。
前半は東海大学が6トライ。
自慢のフォワードの強みを生かした東海大学がリードを奪いました。
廣瀬俊朗さんの解説でお伝えしています。
前半、改めていかがですか。
≫お互い強みは出ましたけれども総じて、東海大学のフォワードの強さ。
ここが際立ちました。
≫同志社としてはちょっとミスも…。
もったいなかったですね。
≫東海大学のプレッシャーというより自分たちで少しミスしてしまっている印象があるのでもう1回、大事にアタックすればチャンスはくると思います。
≫しっかりとバックスを生かせばトライが取れるシーンはありましたからね。
≫今の丸山選手みたいにフォワードのようにバックスのプレーもできますのですごいおもしろいラグビーはしているなと思います。
ボールがすごく動くので。
≫11年ぶりのベスト4に勝ち上がってきた同志社と3年連続ベスト4の東海大学の準決勝第1試合です。
それではここまでを振り返ります。
試合開始早々、前半1分に東海大学がトライ。
7対0として前半8分、スクラムから最後はナンバーエイトタタフのトライ。
14対0とリードを広げます。
そして、東海がさらに1トライを追加して21対0。
ただ、ここから同志社が自慢のバックスの展開を見せます。
前半16分、崎口。
トライからコンバージョンも決まって21対7。
さらに、前半23分にすばらしいタックルから最後はウイングの安田。
60m近くを走り切ってのトライ。
21対12と追い上げます。
ただ、前半30分また自慢の強みのスクラムから最後、ナンバーエイトのタタフが今日2つ目のトライ。
前半、東海大学のリードでハーフタイムに入っています。
第1試合は廣瀬俊朗さんの解説でお伝えしています。
廣瀬さん後半のポイントとしてはいかがでしょうか。
≫同志社としては前半、厳しいですけども自分たちの形に持ってくればチャンスはいっぱいありますのでそういったものを見せてほしいなと思いますね。
≫自分たちのプレーに持ってくるために必要なことは?≫今、2つあると思っています。
1つはしっかりボールをキープできるスキルを持つこと。
2つ目はディフェンスのところで今、ラインスピードすごく上げてるのでそれを継続できるかどうかですね。
あとは、戦うエリアも大事になってきますので。
同志社陣になると東海の大きいフォワードが力を発揮しますのでそういった状況を作らないことが大事になると思います。
≫まず、相手陣でプレーしたい同志社ですね。
≫はい。
≫改めて大学選手権3回戦以降の勝ち上がりをここで、ご覧いただいています。
帝京、大学選手権8連覇を目指しますがこのあと第2試合で関西リーグを制した天理との対戦です。
14チームが参加して変則トーナメントで行われてきました大学ラグビー選手権ですが廣瀬さん、帝京とどちらが対戦するか。
まだ、分かりませんけれども帝京が7連覇。
今年、勝てば8連覇となりますね。
≫ものすごく充実してますね。
メンバーもそうですし監督を中心にいいチームができていると思いますし。
東芝にも帝京のキャプテンがきてますが人間的にもすばらしくて。
それが、いいチームになるゆえんじゃないかと思いますが。
≫トップリーグになっても十分に実力を発揮できていると。
大学ラグビー選手権の決勝は今月の9日総合テレビとラジオ第1でご覧の時間から生放送でお伝えすることにしています。
どうぞ、お楽しみください。
ここで、皆様からの疑問・質問にお答えする副音声「もっとラグビー」の放送席です。
竹林アナウンサーです。
≫副音声の放送席は23歳以下日本代表の元監督砂村光信さんと日本協会女子A級レフェリーの川崎桜子さんをお迎えしています。
お二方にいろんなお話を伺いましたが前半が終わっての印象を伺いましょうか。
砂村さん、どうですか。
≫皆さんの質問が非常に多くて非常に楽しい放送をさせていただいていますね。
試合も、東海大が一方的になるかと思ったんですが途中から同志社が巻き返してなかなかの試合内容だと思います。
≫川崎さん、いかがですか?≫同志社の選手の戻りとかもすごく速くて。
ただ、東海大学の選手。
やっぱりボールを出すタイミングが早いのでそういったところが後半どうなっていくかというのが楽しみだなと思っています。
≫いろんなお話を伺っていますが。
ここで、改めて川崎さんのプロフィールをご紹介することにいたしましょう。
1993年のお生まれで23歳。
小学校5年生で初めてラグビーを見たと。
そして、帝京大学ラグビー部に入部しますがけがで、ここで選手生活を断念。
レフェリーに。
そして、そこからレフェリーとして成長されて去年はオリンピックの7人制のレフェリーも務められました。
この大学のころのけがが転機だったんですね。
≫そうですね。
けがをしたときに、考える時間をたくさんいただいて。
その中で、岩出監督にレフェリーを始めてみたらどう?と言っていただいたのが私がレフェリーを始めたきっかけでもあります。
≫しかし、レフェリーも男性が多いですし選手も男性が多いという中でやっていくご苦労はどうですか。
≫苦労とかというのはなくて私は本当にいろんなことにチャレンジしたいという性格なのでそういった意味で1つ、大きなチャレンジをしたところだったと思います。
≫砂村さん、こういう女性のレフェリーとしてのチャレンジというのはこのところ、非常に多くなってきましたよね。
≫どの社会でも女性の活躍が非常にいいのでやっぱり、こういったレフェリーの方が出てくるといいですよね。
≫前半の久保レフェリーのカメラの映像もここでご覧いただきます。
川崎さんも、こういう間近でジャッジをされているんですか?≫そうですね。
≫男性のプレーのレフェリーをするときもこの迫力、あるいは若干の恐怖感こういったものもあるかと思うんですが。
≫はい。
ただ、いい距離をとっていればぶつかることもないので。
もしも、こういうふうに巻き込まれそうになったら試合が終わったあとにこのポジションはだめだったんだなというふうに勉強になるので。
≫レフェリーとして一番に心がけてきていること。
これは、どうでしょう?≫常に選手のことを尊敬するというのは頭の中には入れています。
あとは、いい試合をするために準備をしっかりとするというところも1つ大切だなと思っています。
≫今のは7人制ラグビーのレフェリーをされているときの映像です。
≫アジア選手権だと思います今のは。
≫このときも、英語でコミュニケーションをとったりしながらということですね。
≫そうですね。
今のは香港の選手なので英語を使ってコミュニケーションをとっています。
≫さて、先ほどけがでレフェリーに転身をしたと。
その中で、岩出監督の言葉もあったというふうにおっしゃっていましたがここで帝京大学を率いる岩出監督に川崎さんへのメッセージもいただいていますのでそれをご覧いただきましょうか。
≫帝京大学ラグビー部監督の岩出です。
プレーに対するすごい情熱を持っていたのでなかなか、本人はレフェリーのほうの気持ちがなくて。
ただ、アクシデントでけがをしてしまったので。
そこで、吹っ切れたのか。
転向を決断できたみたいです。
レフェリングのジェスチャーを見ていてもとても男性のレフェリーにも負けないしなやかな…。
本当に、なんというかいい表現ではないですが美しさがありますよね。
川崎さん、いちファンとして応援しています。
頑張ってください。
≫今、初めてご覧いただきました。
どうですか?≫本当に私がレフェリーを始めるきっかけになった監督の言葉でもあったので。
非常に、感謝していますね。
今、こういうふうにたくさん、いろんなことを経験させていただけるのもあのときに監督がこういうふうにおっしゃってくれたからだと思うので。
そういった意味でもこれからもお世話になりたいと思います。
≫それにしても大学に入ったころは今の川崎さんご自身の姿というのは想像されていなかったのかなとも思いますが。
≫そうですね。
全く想像できなかったですね。
いろんな海外に出させていただいて。
あとは、日本代表の方とお話しできる機会もなかったので。
ラグビーが大好きな私にとっては本当に幸せな環境です。
≫これからレフェリーとしての目標はいかがですか。
≫目標は、2020年度の東京オリンピックで主審としてメダルに関わるような試合を吹けることです。
≫これが決勝かあるいは銅メダルマッチ3位決定戦かということですね。
≫そうですね。
日本代表が頑張ってくれると思うので。
その試合は吹けないのでそれ以外の試合を担当できたらと思います。
≫お二方に質問がきていますが2017年今年のラグビーシーンに期待することなんですが砂村さん、いかがですか?≫日本代表のレベルがもっと上がって10位以内に入ってほしいと思います。
≫今年もテストマッチが予定されていますね。
川崎さんは、いかがですか?≫今年は女子ラグビー界にとって1つの大きなイベントがありまして。
8月にダブリンのほうで、女子のワールドカップがありますのでそこで日本代表がいい結果を残せたらなと思っています。
≫15人制のワールドカップがありますね。
後半も、お二方にはまた、楽しいお話をたくさん聞かせていただきます。
第2試合の副音声のゲストは現役の女子日本代表、桑井選手に来ていただくことになっています。
では、主音声、どうぞ。
≫後半に向けて選手がロッカールームを出てきました。
同志社の山神監督の姿も見えています。
東海大学が前半、6トライを挙げました。
フォワードの強みを見せての前半。
同志社も、自慢のバックスを走らせてのトライを2つ、挙げています。
そして、東海大学のほうは廣瀬さん23番のモエアキオラという留学生。
この選手がインパクトプレーヤーとしてリザーブに入っていますね。
≫準々決勝では出てきませんでしたが準決勝でね。
どこで出てくるのか。
≫関東リーグ戦の流経大との優勝を争う一戦でも途中で出てきていきなり、トライをノーホイッスルで挙げました。
そのモエアキオラを含めてリザーブの選手です。
一方の、同志社大学です。
松井千士が今日なかなかスペースを与えられない展開ですね。
≫まだボールを持って走るシーンが見られないので見てみたいですね。
≫そして、山田キャプテン。
今日は再三いいプレーを見せている3番の渡邉。
いい圧力をスクラムでもかけています。
後半のキックオフ。
同志社のキックオフで40分が始まりました。
抜け出した。
ロバーツです。
どんどんつないでいく。
1人余っている。
インゴール、入りました。
ウイング、藤崎のトライ。
≫今、同志社の入りが大事ですねって言おうとした瞬間ロバーツ選手にラックの横を抜かれましたけれども。
あのエリアといいますとあまりボールを回してこないなと。
あそこ、こないなと思ってキックだと思ってちょっと油断をしていたんでしょうね。
同志社のディフェンスは。
それでロバーツ選手にビッグゲインされましたね。
≫ノーホイッスルでの後半最初のトライとなりました。
≫最後のプレーもバックスのパス回しがすごく上手でしたね。
≫藤崎は今日2つ目のトライ。
フォワードの強みが強調されますがやはり、バックスにもタレントがそろっていますね。
≫最後にいいスキルでしっかりトライを取りきるのがいいトライですね。
≫この野口もいます。
昨シーズンもバックスにはタレントがそろっていましてトップリーグに進んだ選手も数多くいましたね。
ここは少し右にそれました。
45対1233点のリードと変わりました。
東海大学です。
後半、1つ目のトライを東海が挙げたというのも大きいですかね。
≫この試合を考えるうえでは大きなトライになりましたね。
≫先ほどはタタフに直接キックオフを蹴ってしまいました。
これもタタフに収まった。
しっかり倒したい同志社ですが倒れない。
ボールが外に出た。
これは同志社ボールのラインアウト。
同志社にチャンスがきました。
とにかく相手の土俵でやらせたくないと話していた同志社、山神監督の姿も映っていましたがここはみずからの強み。
バックスへの展開に持っていけるか。
1つ、チャンスを作りたいと話したラインアウトです。
≫ターンオーバーです。
≫サポート1人しかいませんでしたね。
≫野口、キック力があります。
今日はほとんど風はありません。
同志社、手につかない。
ノックオン。
今、右側にバックスもいたんですが…。
どうしても劣勢の中で気持ちが焦ってしまうところはありますよね。
≫でも、同志社としては東海大学のフォワードを休ませないということが大事になりますので。
意図としては、いいと思います。
≫北野さん同志社の山神監督のハーフタイムの指示です。
後半のポイントはタックルだと。
しっかりタックルをして自分たちの時間帯を作っていこうということです。
やはりいつもと違うプレッシャー雰囲気に慣れていないところもあったと。
やってきたこと苦しかったことを思い出して自分たちのラグビーをしたいと話しています。
≫本当に負ければ終わり4年生にとっては最後のゲームですから。
しっかりと自分たちのプレーをしてほしいところ。
山神監督は、まずタックルをポイントに挙げました。
後半です。
かなり前に出てのタックルが続いています同志社です。
止まらない!最後は西川。
これで50対12。
8つ目のトライということに東海大学、なりました。
≫東海は、どうしてもラインが速いというのを知っている中でボールをあまり下げなかったです。
ハーフからの1回のパスだとか、短いパスでどんどんゲインラインに対してアタックしていいテンポでボールを出すいいアタックしました。
キーになっているのが9番の湯本選手ですけれども。
すごい上手にコントロールしましたね。
≫やはり同志社のディフェンスの出足が早いのを逆手にとって…。
≫前に出させないためにどうしたらいいかということでゲインラインに近いところでハーフからのパスでいきましたね。
あまりどんどん回すよりも。
≫こうしたプレーもできるんですね試合中に。
≫ちょっといいプレーじゃないなと思ったら今度はフォワードを使うとかすごくバリエーションがありますね。
≫これが、今日8つ目のコンバージョンでした。
≫北野さん、対する東海大学の木村監督のハーフタイムの指示です。
まず、フォワード部分では力勝負ではしっかり強みを出せた。
これは、このあとも後半も続けていきたいと。
それから失点については速いプレーヤーがいる中でセットプレーで失点しているのではなくミスからなのでまず、ミスを恐れずにしっかり、1対1で体を当てていこうと話しています。
≫こちらは、ここまで思惑通りの試合展開という東海大学です。
またタタフに収まった。
これは、キックオフがタタフにいくところが目立つんですがこれはしかたがないですか。
≫どうなんでしょうね。
そんなにビッグゲインされているわけじゃないですがもう少しバリエーションがあってもいいのかなという感じもします。
これで、東海大学がキックを蹴ってくれてマイボールでうまくいっているという判断かもしれません。
東海大学はこういうふうにどんどんタッチに出してちょっとゆっくりのペースでやりたいというところですね。
≫逆に同志社としてはラインアウトから1つ、チャンスを作りたい。
≫堀部という高い選手がいるのでこの選手を中心に。
≫5番が堀部黒いキャップをかぶっています。
190cmあります。
≫ここは東海、乗り越えていく。
ボールを奪いました。
ターンオーバー。
ちょっとボールが手につかなかった。
ノックオンがありました。
ただ、東海の圧力が、何かこう同志社を圧倒し始めています。
≫フィジカルの差が出ていますね。
今のも。
12番の選手の、2人目のタックルがよかったですね。
≫帝京大学の岩出監督もピッチサイドで…。
このあと、第2試合がありますがゲームの模様を見ています。
そして、東海大学の木村監督。
帝京を倒すために。
ただ、まずは1つ目の前の試合に集中したいと話していました。
≫岩出監督はもう試合開始前からずっと見続けていますね。
≫昨シーズンは決勝で帝京が27対17で東海に勝ちました。
8連覇がかかる帝京。
そして、同志社はここで選手が代わります。
19番の戎と22番の佐藤が入ります。
戎はロックそして、佐藤はウイングの選手。
同志社ボールのスクラム。
ボールが落ちて同志社のペナルティー。
スクラムを崩してしまいました。
スクラムを故意に崩しますと相手のペナルティーとなります。
東海の木村監督が序盤はスクラムでじわじわと相手のスタミナを奪いたいという話があったんですがどうでしょう、後半に入って。
≫東海大学は試合序盤から、ずっとプレッシャーかけてる感じです。
≫それが、徐々に徐々に効き始める時間帯になってきますか。
≫あと10分くらいですかね。
あと20分がラグビーはきついので。
10分ぐらいしたら止まってくるかもしれないです。
≫ペナルティーですので蹴りだした東海ボールでのラインアウトでした。
≫今のもゲインラインに対してのアタックでしたね。
≫フラットなパスでした。
真横、真横に出してくる湯本。
スクラムハーフの湯本がラインコントロールです。
ノックオンがありました。
アドバンテージ、同志社です。
同志社ボールのスクラムです。
50対12、東海大学が大きくリードしています。
今日のトライ、タタフのトライをご覧いただいています。
やはり、留学生が目立ちますと完全に東海大学のペースとなります。
同志社のほうは練習でタックルダミーとか相手の選手に、タタフとかモエアキオラとかアタアタといった名前をつけて練習でも、やっていたんですが。
その対策を吹き飛ばしている今日の東海大学のタタフの活躍です。
先ほど、1つペナルティーをとられました同志社。
ちょっと足元が悪いところもあります。
毎週末、試合が行われている秩父宮ですが少し足元にも気を使います。
そして、モエアキオラがウォームウエアを脱いで準備をしています。
≫川瀬も準備していましてモエアキオラが14番の平尾とそれから5番のロバーツと代わりそうです。
川瀬がロックの位置に入ります。
テンポを上げていきたい同志社。
同志社としてはプレッシャーをかけていきたいんですが…。
後半は非常に東海大学、バックスを使っての前進が目立っています。
止まらない。
トライです。
最後は、スクラムハーフの湯本のトライ!55対12。
東海大学が突き放しにかかります。
≫今はタタフ選手外側を使いましたね。
ここで、1人かわしての2人、3人分ぐらい…。
≫そしてタックルを受けながら李昇剛から最後はスクラムハーフの湯本へ。
≫湯本選手、最後何気なくいますけれどもここで最初にラックからボールがパスアウトしているんですよね。
そこから、タタフ選手もいるということでゲインするだろうと見越してのこのサポート。
上手ですね。
≫非常に運動量が豊富ですね。
東海大学がリードを広げていきます。
≫同志社大学としてはみんなで円陣を組んでましたがああいうことはいいですね。
切り替えをするという意味でも。
≫ちょっと野口の表情にも余裕のようなものが感じられるようになってきました。
選手を入れ替えました、東海大学。
モエアキオラがウイングの位置に入りました。
ターンオーバーです。
同志社、チャンス。
ただ前進させない。
東海大のディフェンス押し戻します。
アドバンテージは解消になりました。
あと10m。
同志社、後半初めてのトライが取れるか。
ここでモエアキオラ、絡む。
ターンオーバー。
≫一人一人のタックルがよかったですね、今。
≫東海が非常に前に出ます。
ここは直接のキック。
22mライン手前からです。
13番の石田が相手を越えていきました。
同志社、しかしマイボールラインアウト。
チャンスを作っていきたいところ。
同志社、よくつないでいる。
あっと、ターンオーバー。
アドバンテージも東海にみています。
モエアキオラ、キックで前へ。
≫左は余ってますね。
≫スペースがないがつながった。
もう徹底して浅いパス。
右側に同志社は選手が集まっています。
フェーズは6つ目。
ポイントができてから次のポイントまでを1フェーズということで数えていきます。
連続プレーが6つ目、7つ目のフェーズへ。
≫前に出てますね。
≫ここはレフェリーとのコミュニケーションをとりました。
同志社がボールキープ。
左にフォワードを並べた。
≫同志社としては、どこかで早い展開に持っていきたいんですが…。
≫ちょっと選手が倒れています。
ノックオンがありました。
東海大学にアドバンテージをみています。
同志社にノックオンがありました。
東海大学ボールのスクラムです。
ここは松井の突破をご覧いただきます。
7人制ラグビーで日本のオリンピック出場に大きく貢献しました。
この松井選手への期待というのはいかがですか?≫彼も一緒に練習しましたけどスピードはものすごかったですね。
僕も、あっさり抜かれました。
≫ウイングの対面としてもされたわけですね。
そのあとは15人制の日本代表の経験も積みました。
非常に楽しみな俊足のウイング。
≫彼、2020年の東京のオリンピックも2019年のほうも両方頑張ってほしい逸材ですね。
≫本人も15人制と7人制の両方で頑張っていきたいと話していました。
またレフェリーカメラの映像もご覧いただきました。
日本代表経験のある選手が5人いる東海大学。
ディフェンスには絶対の自信を持っています12番の鹿尾。
≫彼は準々決勝でもいいタックルしていましたね。
≫東海、また絡む。
ここはアドバンテージをみていました。
一度、レフェリーが間合いを取ります。
ちょっとエキサイトしてますか。
≫そうですね。
セービングした選手にはタックルできないんですね。
≫レフェリーは久保さんです。
こうして、選手とコミュニケーションをとるのもラグビーのレフェリーには大切な役割になります。
≫ゲームを作る大きな要素のうちの1つがやっぱり、レフェリーですからね。
≫女性レフェリーの川崎桜子さんのお話も先ほど、ハーフタイムにご覧いただきましたが。
≫北野さん、ここで選手が代わります。
スクラムハーフの湯元に代わって21番の橋本。
それからフッカーの大塚に代わって17番の日高が入ります。
≫けがから戻ってきた橋本がスクラムハーフに入りました。
そして、日高も流通経済大戦でひざをけがしましたけれどもまたこの試合、メンバーに戻ってきています。
木村監督が、安定感を非常に買っている日高です。
なかなか、東海が同志社を前に出させなくなってきました。
≫一人一人のタックルがいいのとブレークダウンでの見切りがいいですね。
入るときと入らないときの判断が上手だと思います。
≫東海大学が故意にはたき落としたというペナルティーになります。
インテンショナルノックオン。
これは同志社、チャンスですね。
しっかりと、これはタッチキックを蹴り出しました。
マイボールのラインアウトです。
大きなチャンスがやってきました同志社。
後半の22分。
同志社大学が1つトライを返せるかどうか。
去年の10月に平尾誠二さんが亡くなりました。
その同志社大学。
今日は大勢のファンが京都からも詰め掛けています。
東海大学はふだんはディフェンスに人数をかけませんがここぞというところではボールを奪いにくるんですよね。
ずっと、あと5mのところでの東海大学のディフェンスが続いています。
ここも東海大学は人数をかけません。
ですから、同志社はなかなか人数が余りません。
向こう側のスペースもディフェンスのほうが多い。
≫どこかで、誰かが前に出るしかないなと思いますけどね。
≫同志社に、ペナルティー。
ボールを離せませんでした。
≫ディフェンスにおいての一人一人の強さがにじみ出ていましたね。
≫ボールを離さなければいけないのは分かっているんですが離すと、相手に渡ってしまうということで離すことができませんでした。
東海、ピンチを脱します。
同志社としてはチャンスを生かすことができませんでした。
交代、入れ替えした先発の湯本。
スクラムハーフです。
≫今日もいいプレーをしていましたね。
≫湯本も去年からのレギュラー。
帝京に決勝で敗れて悔しい思いをしました。
その決勝に向けて、東海大学が優位にゲームを進めています。
16番の山崎、フッカーの選手が同志社、入ってきました。
40分ハーフで行われています大学選手権。
タイムキーパー制です。
非常にテンポよく攻めてきます東海大学。
ボールがこぼれた。
ノックオンです。
同志社ボールで東海陣内でのスクラムとなります。
この時間帯は同志社にもチャンスがきてますね。
≫そうですね。
今はバックスの、ディフェンスの外側の選手がふたをするような感じでうまくプレッシャーをかけましたね。
≫16番の東森。
≫三浦に代わって入ります。
≫1番の選手です。
日本代表経験がある三浦がピッチを出ます。
東森も昨シーズンから16番を主につけていたんですが今シーズンは激しいメンバー争いでメンバーを外れることが多かったんですが。
今シーズンは初メンバーということに東森もなります。
ですから、第1列はかなりメンバーが代わりました。
ボールが前に落ちた。
ノックオンがありました。
そして、前に出してくる。
≫いいキックですね。
≫同志社、戻りました。
≫渡邉選手ですね。
≫渡邉、絡んでいきましたね。
≫1人目の選手が出てしまって、先に。
≫ここもノットリリースザボール。
ボールを離せませんでした同志社。
ゴール前での東海ボールのペナルティーですが…。
蹴り出してまたラインアウトから得意のモールという形でしょうか。
本当に、渡邉攻守でいいプレーが見られますね。
≫そうですね。
こんなに激しい選手だとは思ってなかったんですけどね。
今年、びっくりしますけど。
≫やはりジャパンでの経験が生きてるんでしょうか。
≫そこから本人が努力したんでしょう。
≫モールを作ってきました。
東海大学としてはまた自分たちの形に持ち込んでいます。
ただ同志社も必死のディフェンス。
ここは同志社も絡んでいますがボールは東海がキープ。
この辺り、東海はしっかり時間を使ってとなりますか。
≫ここで、得意のモールを組んでくると思いますね。
≫故意に崩してはいけませんがモールに割って入っていけばいいわけですね。
トライです。
最後は、日高ですかね。
途中出場の日高が…。
渡邉から17番の日高。
けがから戻ってきた日高がトライを挙げました。
≫東海としては、思ったようにモールは組めませんでしたがフォワードの強みを生かしてトライまで持っていきました。
≫後半30分。
残り10分で東海、60点到達。
≫準決勝でこの60点というスコアまでいくのはなかなかないと思いますので今年の東海大学は強いですね。
≫やはり、帝京を止めるのは自分たちだというのを合言葉に厳しい練習そして激しい出場争いメンバー争いも繰り広げてきた東海です。
同志社のほうも選手を入れ替えてきます。
≫4人変えます。
両プロップを代えて17番、土田と18番の石橋それからスクラムハーフの9番の大越に代わって21番の三木。
そしてウイングの松井に代わって小林です。
≫11年ぶりに準決勝の舞台にやってきました、同志社です。
なんとか後半1つ、トライを返したい。
まだ後半、ノートライの同志社。
これでリザーブの8人のうち同志社は7人がピッチに出たことになります。
決勝進出すれば29年ぶりのこの同志社ですが。
山神監督も、とにかく準決勝に毎年、残れるようにならなきゃだめなんだと話していました。
≫いいですね、この流れ。
≫前に出ながらのプレー。
ボールが落ちた。
ただ、アドバンテージをみていました。
東海大学にノットロールアウェイの反則。
≫今は、ずっといいテンポでボールを出していましたね。
≫これは、相手陣深いところでのマイボールのペナルティーです。
12番は永富晨太郎ですが同志社の12番といいますとやはり、平尾誠二さんがつけていた番号で。
山神監督に聞きますと選手も、平尾さんがグラウンドに練習を見に来てくれたことがあったそうですが。
何かかなり遠い先輩というところでなかなかピンとこなかったんだけれども亡くなってからの報道とかを見て改めて、すごい選手だったんだなという感想を持っているという話をしていましたね。
≫僕でさえ一緒にプレーしたことはもちろん、ないですし。
34歳で日本代表の監督をされていたんですよね。
僕、今35歳なので。
このときには代表を監督をしていたなんて到底、考えられないですね。
なんとか回して、前進を図る同志社ですが…。
同志社は20番の秦も出場しましたのでこれで、リザーブはすべて出場したことになります。
11年ぶりの準決勝、同志社。
まず後半1つ目のトライを取りにいく。
アドバンテージ同志社にみている。
東海大学にノックオンがありました。
なんとか前に出ようという気持ちは感じられる同志社。
≫いい当たりしてますね同志社も。
≫フェーズはもう10です。
まだプレーオン。
ノックオンはない。
同志社の連続攻撃が続きます。
フェーズは11!12回目のアタック。
≫東海もいいですね反則しないで。
ノーペナルティーと声がかかっていますが。
≫ベンチからもペナルティーをしないという声が出ています。
フェーズは17まできました。
選手はかなりきついでしょうね。
≫そうですね。
≫ただ、両チームともにここまでペナルティーなく…。
ここでターンオーバー。
東海大学、タタフに渡った。
ハンドオフ、強い!懸命に戻る同志社。
山崎、戻りましたがタタフのトライ!後半36分、大きな追加点東海大学です。
67対12。
≫見どころありましたね。
ずっと東海大学、反則をしないでよく守りきりました。
≫力が入りましたね。
≫同志社も最後に1トライ取って意地を見せようと思いましたが。
同志社は、少しアタックはしてますけど作り込めていない感じがありますね。
人数を上回ってどうやってトライに持っていくかがうまくできていないかなと。
≫なかなか逆に言いますと東海に隙がないということでしょうか。
≫一人一人のタックルがいいのと判断がいいので人数的に余ってこないので攻めてはいるけど意図どおりにアタックできなかったのが同志社と。
≫同志社の山神監督もセットプレーではなくアンストラクチャーセットプレーでないところでチャンスを作っていきたいと。
しかし、そこで隙ができない。
≫個々の強さというところが際立ちましたね。
≫野口竜司のキックは外れています。
≫後半、だいぶ外してますね。
そういえば。
前半、いいキックしてましたけど。
≫少し点差も開いてしまいましたが…。
ゲームキャプテンだった東海大学の湯本が話をしていましたがやはり、1試合1試合帝京に向けてもチームのレベルを上げていきたいんだという話をしていましたけどこの試合を見てその辺り、感じられますか。
≫そうですね。
この試合も充実しているなと思いますね。
木村監督も言っていましたけどいやなトライの取られ方をしていないと。
そういうことからも充実しているなと思いますね。
後半の36分ぐらいになると勝ちが見えて、少し運動量が落ちたりすることもあるんですけど今日は、ここまでずっと集中力が高いので。
≫ただ、ここはモエアキオラのノックオンがあってアドバンテージの中同志社がまだアドバンテージを見ています。
ちょっとペナルティーに対して厳しい声も飛んでいます。
その辺りは抜け目ありません、東海。
なんとかトライにつなげたい同志社。
同志社は控えに4年生が多いんですがその4年生が必死に前に出ようとしています。
アドバンテージをもらっている同志社。
≫オフサイドのアドバンテージですかね。
≫東海大学がノット10mバック。
下がっていませんでした。
同志社、1本返せるか。
タタフだ!そしてモエアキオラ。
スピードもある!力もある!ここはもう、トライを確信。
トライ!100m近くを走り切ってのトライ。
72対12。
12個目のトライを挙げました東海大学です。
そして、ここで40分経過。
ホーンが鳴りました。
このコンバージョンゴールがラストプレーということになります。
≫最後まで東海大学もディフェンスラインが崩れませんでしたね。
みんなが立って、いい判断してオーバーラップを作らせない。
すごい集中力でした。
≫あと10mのところからターンオーバーで一気にトライを挙げました。
最後はきっちりと決めました。
ノーサイド。
74対12。
東海大学、2年連続の決勝進出。
東海大学の集中力が最後まで途切れなかったという廣瀬さんのお話がありました。
≫同志社としては、本当に11年ぶりですか。
それくらいだったので仕方ないかなと。
≫放送席、では勝ちました東海大学の木村監督です。
おめでとうございます。
≫どうもありがとうございました。
≫東海大学の強みが出た勝利といってもいいんじゃないでしょうか。
≫今日はとにかく、試合で1つ、ステージを上げられるように成長できるようにいろんな対応をして強みをしっかり出してこようと臨んだ試合なのでそういう意味では非常によかったかなと思います。
≫1つステージが上がった部分この試合どこにあったでしょうか。
≫ゲームの中で相手にしっかり対応していく部分であったりその中で、通用するところをしっかりと判断して出していけたところだと思います。
≫ディフェンスのほうでも後半、無失点に抑えました。
≫ちょっと前半、乱れたところから少し走られたり、タックルミスも多少ありましたので後半、ちょっとディフェンスしっかりやってこいということでいったのでそこはよかったなと思います。
≫2年連続の決勝となりますがどういうふうにして臨んでいきたいですか。
≫本当に1年間の集大成ですのでここを目指して、去年の敗戦からチーム作りが始まりましたのでとにかくすべての力を出し切るまで、最後まで全力でやりたいと思います。
それでは、お伝えします。
きのう登山中に滑落し男性1人が死亡した富士山の山梨県側で、別の登山者を捜索していたヘリコプターがきょう午前、心肺停止の状態で倒れている男性を見つけました。
警察が男性をふもとに搬送するとともに詳しい状況を調べています。
富士山の山梨県側では、きのう男性が滑落したという通報があり、警察が捜索した結果、6合目付近で神奈川県海老名市の会社員、水谷忠英さんが倒れているのが見つかりましたが頭などを強く打っていて死亡しました。
現場近くでは、このほか神奈川県の40代の男性が滑落して連絡が取れなくなりけさから捜索が行われていましたが、午前10時ごろ、警察のヘリコプターが山梨県側の6合目付近で男性1人が心肺停止の状態で倒れているのを見つけました。
警察によりますと、倒れていたのは神奈川県の40代の男性とは別の男性で、警察がふもとに搬送するとともに詳しい状況を調べています。
一方、午前中の捜索で神奈川県の40代の男性も見つかり救助活動が進められていて、警察によりますと命に別状はないということです。
きょう午前、名古屋市で高齢の夫妻が暮らす住宅1棟が全焼して1人が遺体で見つかり1人が意識不明の重体になって病院に運ばれましたが、その後死亡しました。
警察は亡くなったのはこの住宅に住む夫妻とみて確認を急ぐとともに火事の原因を調べています。
けさ8時ごろ、名古屋市天白区で藤本茂雄さんの理髪店を兼ねた住宅から火が出ているのを近くを通った人が見つけて消防に通報しました。
消防車19台が出て消火にあたり火はおよそ2時間後に消し止められましたが、木造2階建ての建物1棟、およそ250平方メートルが全焼しました。
警察によりますと、この火事で焼け跡から1人が遺体で見つかり、さらに藤本さんの妻の紅枝さんが全身にやけどを負って意識不明の重体になって病院に運ばれましたがおよそ4時間後に死亡しました。
生字幕放送でお伝えしています≫全国大学ラグビー選手権大会再び、秩父宮ラグビー場です。
準決勝の第1試合が終わりました。
このあと、第2試合を待つ場内です。
少しずつメインスタンドの影が長く伸びてきました。
日ざしは出ていますがこのあと、第2試合の時間がたつにつれて徐々に場内でも空気が冷たさを増してくる時間帯になってきます。
ベスト4、ご覧の顔ぶれで準決勝、始まりました。
第1試合では関東リーグ戦優勝の東海大学が関西リーグ戦2位の同志社大学を破って今月9日の決勝に進出しています。
そして、このあとの第2試合は8連覇がかかります帝京大学。
そして、5年ぶりに準決勝の舞台にやってきました関西リーグの王者、天理大学。
この両チームによる対戦です。
この第2試合は日本ラグビー協会コーティングディレクターの中竹竜二さんの解説でお伝えします。
中竹さんは、早稲田大学のラグビー部の監督としてこの大学選手権で2連覇も経験していらっしゃいます。
中竹さん全国からこの舞台を目指した大学生。
正月を越えることができるというのも1つ、大学生にとっての大きな目標だと思いますが。
≫ラグビー界にとっては正月を越えるというのは1つの名誉なので今日は思い切り戦ってほしいです。
≫あと1試合というこの準決勝になりましたが帝京と天理。
どの辺りが1つ勝負のポイントになりますか?≫帝京はずっと勝ってきていますので勝ち方を知っている中でも今年はアンストラクチャー攻防のあとの展開力にたけています。
≫それに対して、天理も今年は非常にフォワードが充実しているんですね。
≫あと、これまで接戦を制してきているので接戦の中でどれだけ集中できるか楽しみです。
≫帝京大学の亀井キャプテンの表情も見えましたが副音声では皆さんからの疑問・質問にお答えする「もっとラグビー」と題した放送をお伝えしています。
今日は、この方をゲストにお招きしています。
女子日本代表、桑井亜乃選手。
リオデジャネイロオリンピックではフォワードの中心選手としてチームを引っ張りました。
今年8月に行われる女子ワールドカップでも活躍が期待されています。
今日は桑井選手が皆さんからの疑問・質問にお答えします。
ということで桑井選手に、放送席にお越しいただきました。
よろしくお願いいたします。
どうでしょうか、放送席に入っていただいた気分というのは。
≫すごい緊張しています。
≫さあ、いよいよ、去年はオリンピックイヤーでしたが明けて、ワールドカップイヤー。
気分としてはいかがですか?≫本当に、ベスト8を目指して頑張っていきたいと思います。
≫今日はいろいろな質問もくると思いますのでぜひ、よろしくお願いいたします。
桑井選手には、このあと隣の副音声の放送席に移動していただいて放送をお伝えしてまいります。
解説、坂田正彰さん豊原謙二郎アナウンサーの3人で副音声をお伝えします。
さあ、ちょうど両チームの選手がこの秩父宮ラグビー場の場内に入ってきました。
赤のジャージ、8連覇がかかる帝京。
そして、4年ぶりに関西リーグを制しました。
5年前には決勝に進出しました黒のジャージの天理という両チームの対戦です。
準決勝進出は実に10年連続になります、帝京。
今年もフォワード陣は強力です。
対する、円陣を組んでいます天理。
今年はフォワードの強化に力を注いできました。
まず、天理ボールで前半の40分が始まります。
中竹さん、準決勝の第1試合もそうでしたが序盤の攻防ですね。
1つ、ポイントになるかもしれませんね。
≫特に天理にとっては久々の舞台なので緊張せずに思い切ってやってほしいです。
≫レフェリーは麻生さん。
今、ちょうど胸の辺りにカメラが見えましたが今日の試合審判カメラを使いましてレフェリーの、すぐそばからの迫力ある映像も皆様にお楽しみいただこうと思います。
こういった映像が試合の中で随所にお楽しみいただけるかと思います。
まず、天理ボールで試合が始まります。
前半の40分です。
1年生、立見のキックです。
帝京と天理が対戦します大学ラグビー選手権の準決勝第2試合。
序盤は非常に力強いフォワードで体を当ててくるのが帝京大学の戦い方。
ケレビには、帝京の選手も要注意という話を再三、していました。
≫これまでも本当にいい活躍をしていますからね。
≫ケレビをうまく使いながらほかの選手にも球を散らしながら、積極的にボールを展開してきます。
天理です。
テンポとしてはいい感じでボールが出ているように見えます。
連続攻撃が続いています。
≫いいテンポですね。
≫リズムよくボールは出てきます。
このボールの奪い合いのところもどうかというところなんですがまず、天理がしっかりマイボールキープしてますね。
≫コンタクトで全然負けてないですね今日の天理は。
こういうところの攻撃帝京は非常に速いですね。
≫キックで逃れました天理。
立ち上がり2分の攻防です。
天理が攻めたところ、密集の中で帝京が奪い返すというプレーでした。
この1つ、飯野のタックルがすばらしかったですね。
≫いいタックルのあとに、必ずボールを奪うのが今年の帝京大学の強さ。
≫中竹さんの言葉にもありましたが一気に攻撃に転じる力があります。
アドバンテージをみています。
そしてアドバンテージ解消。
中竹さん、カウンターですね。
≫特に、帝京のバックスは非常にスピードがありますので。
≫立ち上がり、なかなかプレーが切れない攻防です。
いいフォローが入りました。
先制トライ、帝京!前半の3分を回ったところ。
≫今のも、やはりキックのカウンターからですね。
いわゆるアンストラクチャーという崩れた状態からの攻めが非常に今年帝京は強いですね。
≫一度、マクカランを使うかというところで角度を変えて飯野が入ってきました。
そして、そのあとフォローもしっかり入って12番の金村のトライでした。
改めて、今の形いかがですか?≫本当に、今年の帝京は15人がどのポジションもやれるぐらい、みんな鍛錬されているチームだと思いますね。
今、ロックというポジションの飯野君がビッグタックルしたあと今みたいにゲインをししかも、パスまでするというのは今年の帝京の強さの1つだと思います。
≫何か流れるような形でトライを取りましたね。
まず先制のトライ。
コンバージョンキックも決まりまして、帝京7点リード。
先ほどの場面です。
飯野が突破。
引き付けておいてのパス。
≫両手で持って両手でパスという本当に見本のようなプレーですね。
≫まず帝京が先手を取りました準決勝の第2試合。
先ほどは天理もただマイボールの場面ではいいリズムで攻撃をする場面がありました。
ケレビ、強さがあります。
簡単には倒れません。
≫天理は、2人の外国人を使ったあとどう攻めるかが肝になります。
≫天理は両ウイングのスピードを生かすようなプレーが何回か見られます。
積極的に左ウイングの井関がラインの中に入ってきています。
画面の左上、フェーズ6という表示が出ていましたが連続攻撃が何回行われたかを表す数字です。
いったん、倒されて密集ができたあと、連続攻撃が続きますと、この数が増えていきます。
ですから、中竹さん、天理は連続攻撃の数自体は重ねられているように見えますが。
≫そうですね。
その中で形を崩さずアタックできるかが重要です。
≫逆に帝京のマイボールラインアウトからのアタック。
ハイボールには強い帝京の8番、マクカラン。
帝京ボールです。
若い年代の代表経験豊富な選手がそろっている帝京です。
いったん、天理がプレーを切りました。
帝京ボールのラインアウトです。
中竹さん、松田が流れの中で積極的に裏をキックで狙ってきていますね。
≫そうですね。
陣地を取りたいんだと思いますがそれを天理は必ず今回、カウンターに持ちかけているので。
前半にしては非常にゲームが動いていますね。
≫両チーム、身長、体重ではだいぶ差があるんですが。
アドバンテージです。
帝京に反則がありました。
ここは天理、思い切って攻めることができます。
ここで天理に反則。
密集の中で持ち込んだ天理ですが倒されたあとボールを離すことができませんでした。
ノットリリースザボールの反則。
しかし中竹さん今、ケレビを起点にして久保のスピードという場面だったんですが。
≫実は、天理は久保というウイングもしくは井関というウイングがスピードを持っているのでこの2人がボールを持つとちょっと、帝京のディフェンスが崩れると思います。
≫1人抜いて…。
尾崎のタックルも見事でした。
このあとのフォローで帝京大学のほうが…。
≫そこのサポートが早くないととられてしまいますね。
≫マクカランの早いサポートがありました。
しかし帝京大学も持ち味は見せている序盤の攻撃に見えます。
一人一人の重さでは、帝京が大きく上回っています。
フォワード1人あたりですとおよそ9kgほど、体重を帝京大学が上回っています。
天理に反則がありましてここは帝京にアドバンテージを見ています。
その前のアドバンテージのところで笛を吹きました。
天理に反則がありまして帝京のペナルティーキック。
タックルにいって持ち上げてしまったという反則です。
≫今、安全に対するルールが非常に厳しくなっていますので昔なら大丈夫だったプレーでもやっぱり、危険を伴うプレーは全部反則となります。
≫その中で、1つ反則があって帝京がグッと陣地を前に出してきました。
中竹さん、帝京大学はここからのラインアウトモールも今シーズン、武器にしていますね。
≫ラインアウトモール自体も非常に高いですので安定感があります。
≫これがつながらない。
これで2本連続マイボールラインアウトをキープできません。
少しラインアウトが乱れてしまった帝京です。
前にこぼしている。
ウイングの吉田の対応でしたがここはノックオン。
天理ボールのスクラムです。
これでファーストスクラムですが1人、帝京は選手が倒れています。
4番の飯野でしょうか。
先ほどいいタックルがあってそして、トライを取った際にも1つ、起点になった選手です。
大丈夫でしょうか。
先ほどラインアウトが崩れたところですが。
タックルにいったところでしたね。
大丈夫でしょうか。
≫19番の金嶺志が呼ばれています。
≫帝京の岩出雅之監督マスクをしている方です。
今シーズン、実に21年目。
8連覇がかかる今シーズン、そしてご自身も選手時代この選手権優勝を経験しています。
いったん、外に出ます。
≫いったん外でチェックするということです。
≫先ほど、中竹さんのお話にもありましたが…。
これが先ほど呼ばれたという金です。
まだ入っていません。
頭を打った場合の安全管理も今は非常に今、厳しくなっていますね。
≫世界的にも非常に管理自体がよくなっていますのですぐ交代ではなくて様子を見ることもできます。
≫今、その飯野がピッチの外に出ています。
交代をするかどうかの確認をレフェリーの麻生さんが行いました。
1人、少ない状態で帝京はスクラムを組むことになるでしょうか。
このスクラムがどちらに出るのかもこの試合、1つ楽しみですが帝京大学は今、1人少ない状態。
今、しかし、立っている選手が6人ですからバックスの選手が入っているかもしれません。
やはり、7人で組んでいます。
帝京は7人で組んでいるようです。
ウイングの吉田の選手がもともとフォワードなのでフォワードに近いような動きもできますが。
ここで飯野が戻ってきました。
先ほど、チェックを受けて戻ってきています。
飯野は4年生ですし中竹さん、4年生にとっては本当に負けたら終わりという試合ですからね。
≫そうですね。
≫レフェリーカメラも使って映像をご覧いただいています。
1人あたりの体重では帝京が9kg近く上回っているんですが今シーズン、天理はスクラムを強化してきました。
天理のスクラム。
反則、帝京にありました。
帝京がスクラムを落としたという判定になりました。
中竹さん、今のファーストスクラムどうご覧になりましたか?≫今年、天理は非常にスクラムにはフォワードが自信を持っていましてこれは、自分たちのペースで組めたというスクラムだと思いますね。
≫1つ、ここがどうかというのも大きな要素だと思いますが天理にとっては組み勝つことができました。
そしてペナルティーがあったのでキックで前に出ます。
副音声では「もっとラグビー」と題しまして皆様からの疑問・質問にお答えする放送をお伝えしています。
女子の日本代表、桑井亜乃選手をゲストにお迎えしてお伝えしています。
アドバンテージをみています。
ケレビには、やはり必ず複数の人数で止めにいきます。
ナイスタックルだ。
序盤は帝京のタックルも非常にいい形で決まるケースが目立っています。
ちょっと長いボール。
インゴールまでいってしまった。
狙いとしては非常にいいですね。
≫やっぱり、天理が今、非常にいいアタックをしていますので両ウイングが上がって裏のスペースが徐々に空きはじめていました。
≫1年生の立見を今日の試合、久しぶりに起用してきたんですが。
どうでしょう、落ち着いてプレーできているとみていいですか?≫彼、1年生ということもあってみんながサポートする意識が今日は非常に天理は高いですね。
フェーズで彼がいなくなったとき両ウイングが常にスタンドオフに入っています。
≫抜けてくる!よく倒した。
コロイブニラギ、まだ届かない。
この辺りは帝京大学も低いタックルでしっかり倒してきます。
簡単には抜けません。
ここはディフェンスラインそろっている帝京。
帝京もしっかりと前に出てタックルをしてきます。
フェーズが9連続攻撃が9つとなりました。
アドバンテージ、天理にみています。
前にこぼしたように見えましたがその前のアドバンテージをみていました。
帝京に反則。
しかし天理、攻められるとゲインができるような形が続いていますね。
≫必ず、タックルのあとに天理の選手足を使っていますね。
その中で、ゲインを切っている。
そこから帝京のディフェンスが崩れていますね。
≫ノットロールアウェイの反則。
帝京の選手がタックルで倒した相手の選手を離しませんでした。
ここはペナルティーでどうするか…。
スクラムを組んできます。
先ほどは天理が組み勝っていますが中竹さん、この判断はどうですか。
≫先ほどのファーストスクラムが非常に自信になっていると思います。
≫ですから2回目のスクラムも非常に重要な形になりました。
≫ここで天理が押せれば今日の試合は非常に、ゲームとしては分からなくなりますね。
≫そして天理にとってもこれだけ攻めることができてスクラムでも優位な形が1つあって点が取れるかどうかですね。
ケレビがスクラムの真後ろの位置。
これでケレビが両サイド、どちらも使えるようなそういうポジションを敷いています。
関西リーグから何度も見せてきている形です。
15番のケレビに対してはかなり、帝京の選手も高い意識を持ってディフェンスしています。
小松監督としてはスクラムでは少なくとも五分に持ち込みたい。
その中の展開ラグビーがどれだけ帝京に通用するか。
それが今日、非常に楽しみだという話はしていました。
スクラム組み直しのところで少し、麻生レフェリーから言葉がかかっています。
ちょっとポジションを変えるようです。
中竹さん、これはほぼ中央ですので天理からするとどちらも使えるところですね。
≫一番、攻めやすいところです。
≫スクラムの後ろにケレビがいます。
両サイド、大きなスペース。
≫帝京大学としては守りにくいと思います。
スクラムトライもありますし両サイドケレビ、どちらにいくか分かりませんので。
≫先ほどは天理が押して反則を誘う場面があった。
ケレビが入ってきた!ケレビのトライ!18分を過ぎたところ。
天理、返しまして7対5にしました。
スクラムが少し崩れたところ両外国人の縦への動きで取ってきました。
タックルにはいっているんですが…。
≫伸びが違いますね。
≫確かにタックルのあとグッと前に伸びてきます。
これで7対5になりました。
≫今年の天理はこうした外国人だけじゃなくて全員がボールを持って当たったあとにしっかり足を踏み出していますね。
それが、じわじわといい攻撃になっていると思います。
≫相手に当たられたあと足を動かせるというのはどういうところがポイントになってくるんですか。
≫当たるときにしっかりずらしているのが大きいですね。
ただ正面にぶち当たる力技ではなくしっかり相手の踏み込む重心とずれたところで当たっているのが特徴的です。
≫そういったよさもあってトライを取りました。
このコンバージョンキックが決まると7対7の同点。
1年生の立見が今日はキッカーです。
風はほとんどありません。
右に外れています。
このキックは決まりませんでしたが、7対5。
お互いに1トライずつという形になりました。
先ほどのシーンです。
いったんコロイブニラギがいってここで2人、3人とかかる。
そして、13番の矢富もタックルにいったんですが1人では止めきれませんでした。
≫矢富君、ディフェンスはいいんですけど止められなかったです。
≫随所に帝京大学のいいタックルもありますがその中で、天理のアタック持ち味も出ました。
時間帯としてはボールを持っている時間は天理のほうが長いようなそんな時間が続いています。
≫長いですね。
逆に帝京はほとんど攻めてなくてこの点数なので。
持ち味を出して攻めだしたらまた得点、変わってきますね。
≫立見のキック。
ダイレクトタッチになりました。
22mラインより自陣側で蹴ったキック。
22mよりも相手陣内側から入れたボールですのでこれは直接、外に出ますと蹴った地点まで戻されます。
帝京ボールのラインアウト。
これで帝京、チャンスになりましたが…。
しかし、ノックオンか。
ここで、ノックオンがあって天理ボールのスクラムに変わります。
ここまで6本、帝京のマイボールラインアウトがありますが獲得したのが3本となりました。
中竹さん、高さは帝京持っているはずなんですが…。
≫天理がうまくプレッシャーをかけているんだと思います。
普通のチームだとこれでパニックに陥ったりちょっと、慌て出すんですが恐らく、こういう状況を何度も経験しているので帝京は大丈夫だと思います。
≫ただ、セットプレーの局面では天理のほうが随所にいい形を見せています。
9kg近く1人あたりの体重では帝京が上回っているんですがここまでは2度天理が、スクラムでは上回っている印象です。
今度は天理の側が頭を落としてしまったという反則です。
帝京のペナルティーキックです。
ラインアウトに少し苦しんでいるところどうしますか。
少し、フォワードともだいぶ話をしています。
そして3番の垣本がスクラムのところだと思いますが少しレフェリーとコミュニケーションをとりました。
少し時間をかけてからラインアウトを選択するという形になりました。
≫堀越、垣本はU−20でも私、一緒にやったんですが外国人を押すぐらいの非常にいいポテンシャルを持っています。
≫じりじりとフォワードで前進する帝京大学。
ここで帝京に反則。
ゴール前まで迫ったところで帝京に反則がありました。
ホールディングという反則です。
中竹さん、少し帝京に反則が多いですね。
≫やはりプレッシャーからか少し孤立していますね。
こういった、近場の局面は帝京、本当に2人同時にというのが多いんですが。
今日はちょっと、一人一人が個別になっている感じがします。
≫ここで反則をもらった形になった天理。
いったん陣地を前に出します。
そして、天理のマイボールラインアウト。
流れからすると天理のほうが圧倒的に長くボールを持っている。
リードしているのは帝京。
せめて、少し反則が出て押し戻されている帝京という形になっています。
今度は天理がモールという形。
1人、天理の選手がプレーに参加できていません。
少し痛んでいます。
足が出まして、いったんキックで押し戻しました。
エリアとしては帝京大きく押し戻された。
再三、裏をキックで狙ってきます、帝京。
いったんプレーが切れました。
帝京からすると22mより相手側には入りましたが、天理ボールのラインアウトになります。
また、ここも帝京が攻めたんですが一度、押し戻された形です。
先ほど、中竹さん孤立しているというお話がありましたけれども今は展開した中でも、いったん押し戻されてしまいましたね。
≫途中でいいサイドをつきましたがそれも、やっぱり1人でしたね。
≫これは、どういうところに原因があるんでしょうか。
≫もしかしたらとり急いでいるというかやっている中でそんなにプレッシャーがないと個々が思い出して、ちょっとずつ前に出られるんじゃないかというところがあると思います。
≫マイボールラインアウト天理がキープ。
立見のキックでいったんプレーを切ります。
帝京ボールにはなりますが天理は、いったんまた、大きく陣地を押し戻しました。
帝京、2点リードはしていますがまだ、思いどおりの形というのはそれほど、多くありません。
「もっとラグビー」と題して副音声では皆さんからの疑問や質問にお答えする放送をお伝えしています。
ラインアウトはだいぶ苦しんでいる帝京大学。
ノックオンでしょうか。
≫天理のディフェンスが非常にいいですね。
しっかり前に出ているのと全員が相手とボールを両方見ていますね。
どうしても、ラグビーってプレッシャーがかかるとディフェンス側は自分の対面だけだったりボールだけだったりするんですが天理は非常に両方見ながら今みたいな帝京のミスに全員が反応できている状態です。
≫今、ちょうど手に当たったところ久保が反応してというところもありました。
≫あれ敵だけだとああいうボール反応できませんが今日、天理は本当に全員がボールと敵を見ている。
そういったディフェンスです。
≫この時間帯はどうでしょうか押しているのは帝京ですが天理も受け身になっているような感じは全くありませんね。
≫逆に帝京はいけそうでいけないところでちょっと、フラストレーションがたまっているかもしれないです。
≫スクラムでは、天理が優位に立つような局面が何度も見られます。
ここも天理がキープして前に。
このあとのフォローが早いのが今シーズンの帝京です。
しかし時間がかかった。
ボールによくついていきます天理の選手たち。
ボールがこぼれたところで…。
天理が奪い返したか。
ノックオンがありました。
天理ボールのスクラムにまた変わります。
中竹さん、ここも今元田のビッグゲインがあってちょっと帝京らしい感じになりかけたんですが。
≫あそこも、ちょっとサポートが遅かったです。
ビッグゲインしたあと本来ならばあそこに2〜3人サポートが…。
≫確かに、元田が真ん中を割っていってフォローがあれば、早く出るかというところだったんですがその形になりませんでした。
≫天理の両センター非常にいいディフェンスしてます。
完全に余っているんですが結構、プレッシャーをかけて相手のミスを誘っているそういったディフェンスをやってますね。
≫12番が王子、3年生。
13番が金丸、4年生。
天理の両センター。
そして、両ウイングのスピードを生かす場面も見られます。
スクラム、じりじりとやはり天理が前に出ることができています。
スクラムがちょっと回りましたのでもう一度です。
スクラムアゲイン。
もう一度組み直します。
やはり前のスクラムもそうですが天理が、うまくキープしながらプレッシャーをスクラムではかけるような形が続いていますね。
≫自陣でもスクラムを組むところはこの試合で一番かけているところだと思います。
≫8番の佐藤が、手前のサイドでスクラムを組んでします。
7番のコロイブニラギがナンバーエイトのポジション。
これは、佐藤とコロイブニラギが話し合いながら状況に応じてポジションを変えてくるケースがあるそうです。
レフェリーからの映像もご覧いただきました。
ここで優位に立つケースが目立っている今日、ここまでの天理。
ターンオーバーになりました。
天理も早い出足でボールを潰しにいきます。
帝京、チャンス!ポストのところに当たってもトライなんですが…。
ここは、しかしラックの中でボールが出ませんでした。
持ち込んだ帝京ボールのスクラムになります。
1つ、ボールを奪い返したこの局面から。
≫飯野選手、すばらしいカウンターラックですね。
≫今日はビッグタックルもありましたしラックの局面でもボールを奪い返すいい動きもありました。
≫彼は本当に努力家なので。
毎年、成長していますね。
≫本当に下級生のときから試合の経験は豊富に積んできています。
そういった経験という部分ではこの帝京大学全国のトップの舞台を当たり前のように経験している選手がずらりとそろっています。
今度は帝京ボールのスクラム。
両サイドに人を配置できるという局面です。
スタンドオフの松田がスクラムのちょうど後ろにいます。
奥のサイドに2人、手前に3人。
あと3mほど。
あっと、ここは天理が奪い返していったんキックで逃れます。
あの局面の中で天理、ボールを奪い返しました。
ここまで持ち込んだところ…。
ケレビが絡んでいきました。
あの密集の局面でも天理、ボールを奪い返した。
本当に、中竹さんセットプレーだったりブレークダウンの局面。
天理が非常にいいですね。
≫今日、天理はタックルも一発で倒すシーンが増えてきました。
≫帝京、攻めていますがなかなか取れない。
反則、帝京!ノットリリースザボールがありました。
倒された選手がボールを離しませんでした。
≫今日は、今みたいな1人目で確実に倒すっていうタックルが多いですね、天理。
それで、2人目が完全にボールをとりにいく。
≫ナイスタックルで倒しましたので帝京大学はボールを離さなくてはいけなくなります。
≫普通、帝京はここで2人目が早いんですが今日は、ちょっと遅れていますね。
≫ナンバーエイトの佐藤だったでしょうか。
再三、こういう場面があってまた天理がキックで押し戻しました。
フラストレーションが帝京、少したまる可能性があるというお話がありましたが、中竹さんこれだけ攻めてことごとく押し戻されていますよね。
≫そうですね。
これだけ攻めた帝京のアタックを天理がなんとかしのいでいる時間帯が続いています。
ここで、横から入ったという判定。
ボール、こぼれましたが横から入った天理の選手がオフサイドをとられました。
これで、また帝京大学がキックで前に出てラインアウトという形になりそうです。
これだけ攻めて取りきれませんから中竹さん、流れとして変わるかどうかという時間帯に入ってきたと思うんですが…。
≫帝京としては前半の最後に取りたいという思いでしょう。
≫タイムキーパー制で行われています。
途中、レフェリーがプレーが止まったときに時計を止めるケースがあります。
40分になりますとホーンが鳴ってそのあとプレーが切れると前半終了です。
少しずらしながら前に押していこうという帝京。
しかし、そう簡単には天理も押されない。
≫天理、よくディフェンスしましたね。
≫もう一度作り直します。
やはり、倒れていきます。
これ、モールにしたい局面もあるんだと思うんですがなかなか、させませんね。
≫しっかり低いタックルしてます。
フェーズ5とありますがポイントができてからの連続攻撃、帝京が積み重ねています。
入った!トライ!ようやく、取りました!帝京、今日2本目のトライ!3年生、2番の堀越が飛び込みました。
よく我慢していた天理のディフェンスですがここは帝京がこじ開けました。
≫この局面、こうしたプレーがやっぱり、帝京は強いんですがトライになる前ですね。
2〜3人がとりにいく。
これが最初は出なかったのでやっぱりこういうプレーが出ると比較的簡単に帝京は取りますよね。
≫やはり少し孤立している場面が多いというお話がありましたがここは、しっかり近場でしたしフォローも入りましたね。
お互いに我慢するような時間帯が長く続きましたが前半の終了間際に帝京、1トライを追加。
これで、7点差。
決まれば9点差。
もう前半はほとんど時間がありません。
確実に決めてきます。
松田のコンバージョンキック決まりましてこれで14対5。
帝京のリードは9点と変わりました。
前半は、ほとんど残り時間がありませんがキックオフからの一連のプレーがワンプレー、残りそうです。
≫最後のプレー非常に大事ですね。
≫ここは少し深めに蹴ってきました。
バウンドしてから外に出ました。
バウンドしてタッチを切ってここでホーンも鳴りました。
40分が終了です。
ハーフタイムに入ります。
前半の終了間際に帝京が1トライ1ゴールを追加して14対5。
9点、帝京リードではありますが中竹さん、非常に天理の頑張りも目立った前半でしたね。
≫そうですね。
ディフェンスだけじゃなくてセットプレー、非常にいいですね。
≫局面、局面で天理がいい形を作ってそしてスクラムを起点でトライを挙げた場面もありました。
ただ、帝京もなかなか攻めきれない中で我慢して攻めながらトライを取ったということになりました。
ですから、中竹さん相当、長い時間お互いに我慢した前半だったということでしょうか。
≫大体、準決勝硬くなりますがボールが動きましたね。
前半からね。
≫確かに前半から力をぶつけ合うような形になりましたね。
では前半40分を振り返りましょう。
まず、開始3分過ぎです。
天理が攻めたあと帝京が攻め返して飯野がラックから抜けていきます。
フォローに入った12番、金村のトライで先制。
ゴールも成功しまして帝京が7対0とまず、序盤リードします。
天理は15分中央を突破。
簡単には倒されず。
そして、タックルを受けたあとに足でかくというプレーがありますがじりじりと前に出るケースがありました。
コロイブニラギの突進。
そのあと、スクラムとなってコロイブニラギが引きつけてから、ケレビ。
タックルにもいきましたが1人では止まりませんでした。
1トライ返して、7対5。
このあと帝京が攻めて天理が守るという長い長い時間帯。
前半の終了間際というところでしたが入ってきた2番の堀越がトライ。
ゴールも決まって14対5。
前半は9点、帝京リードで折り返したという形になりました。
ただ、お互いに攻める場面守り合う場面いいプレーも数多くあった中で40分が終わっています。
中竹竜二さんの解説でお伝えをしています。
中竹さん、王者・帝京8連覇なるかというこの大会。
そして天理も久々にこのベスト4にやってきて見応えのある前半だったですね。
≫最初からボールがたくさん動いて特に今日は天理のディフェンスとセットプレー。
見ものですね。
≫これ、天理の選手からすると最後、1トライ1ゴール取られましたがハーフタイム心境としてはどうですかね。
≫いけるぞ!という雰囲気になればいいと思いますがやはり、さすがは帝京ですね。
最後の最後で自分たちの強みでトライを取ってくるところ。
やっぱり、連勝している伝統の強さがあると思います。
≫また、これで後半の立ち上がりどうなるかというのがまた楽しみになった40分でしたね。
さて、年が明けましてラグビーシーズンは深まっていきますが2019年日本開催のワールドカップを見据えますと今年1年も非常に大事な1年になろうかと思います。
こちらには2017年のラグビーカレンダーという形で主なスケジュールをまとめてみました。
放送予定とともにお伝えしています。
大学選手権の決勝が9日に行われます。
日本選手権の決勝と併せて総合テレビとラジオ第1放送でお伝えします。
それが終わりますとサンウルブズ2シーズン目のスーパーラグビー開幕。
日本代表のテストマッチはルーマニアアイルランドオーストラリアという強豪との対戦。
女子も今日は副音声桑井さんをお招きしていますがワールドカップが8月に行われるということになります。
中竹さんいろいろなスケジュールが目白押しなんですが日本の強化ということになりますとこのスケジュール、どこが重要になりますか。
≫新しいジャパンが9月から始まったので国内シーズンが終わって恐らく、アイルランドのところで本当の自分たちの力を出せるんじゃないかと思います。
≫6月の17日と24日に世界の強豪アイルランドと2度戦いますね。
日本代表は、去年の秋のヨーロッパ遠征でも非常に充実したプレーを見せましたしそういった意味ではラグビーファンからするとまた楽しみな1年となりますか。
≫ぜひ楽しみにしていただきたいと思います。
≫そういったラグビーシーズン国内とそして海外、代表の戦いぶりもぜひ、お楽しみいただきたいと思います。
今大会、出場している大学生の選手たち。
この選手たちが2019年の舞台に立つ可能性もあるわけですがベスト4に入った選手たちもこれだけの日本代表のキャップを獲得しています。
帝京でのスタンドオフとしてのプレーが目立ちます、松田。
そして、天理は今日はリザーブからの登場ですけれどもキャップ2を獲得していますファウルア・マキシ。
同志社では、安田とリオデジャネイロオリンピックの7人制日本代表のリザーブメンバーになりました松井。
さらに東海大学は5人もの選手がキャップを獲得。
こういった大学生年代も中竹さんこれからどういうふうに伸びていってくれるか。
これも楽しみですね。
≫今、日本代表としては17歳から代表チームを組んで18歳、あと20歳ですね。
こういった若手が非常に頑張っていますので将来のジャパンを目指してこの場でも成長してほしいですね。
≫そういった現在の大会も楽しみ。
そして、この先のプレー成長も楽しみという選手たちが数多く登場しています。
皆様からの疑問・質問にお答えする副音声「もっとラグビー」も今日は皆様にお楽しみいただいています。
そちらの放送席もご紹介しましょう。
副音声の豊原アナウンサーお願いします。
≫今日は副音声「もっとラグビー」では元日本代表フッカーの坂田正彰さん。
そしてゲストに15人制の、先日アジア・オセアニア地区予選ワールドカップの予選を勝ち抜いてこられました桑井亜乃さんにお越しいただいています。
まず、桑井さん前半、視聴者の方の質問にも答えていただきましたが前半40分、いかがでしたか?≫すごい、あっという間の時間を楽しく過ごさせてもらっています。
≫試合も、見たいところでいろんな質問にも答えていただいて。
ちょっと忙しかったですか?≫いえ…。
すごい見入ってしまいました。
≫坂田さん、いかがですか。
前半。
≫ゲームも非常に熱いいい試合ですし桑井さんの熱いトークも聞けましたので後半、まだまだいろんな質問がきて話ができればと思います。
≫ということで、ここで改めて桑井さんのプロフィールをご紹介していきたいと思います。
お生まれは北海道の幕別町。
そして、高校2年生のとき陸上の円盤投げで国体で5位。
すばらしいですね。
そして中京大に入って中京大でも陸上、投てき競技に取り組んでいましたが授業でラグビーに出会われたということでその後、大学卒業後クラブチームでラグビーを本格的に始めた。
そして、2013年に日本代表に初選出。
そして、去年はリオデジャネイロオリンピックの7人制の代表になりました。
そして今アジア・オセアニアの地区予選を勝ち抜く15人制のメンバーにも選ばれたということですが。
桑井さん、まず、ラグビーを授業ですね、初めて体験したのは。
初めてやったときはどうでしたか?≫だ円球のボールに初めて触らせてもらったのと本当にラグビーが新鮮ですごい楽しかったです。
それで、たまたまというかラグビーがオリンピック種目になったのを聞いてこれは、大学卒業してからラグビーを始めたいと思いました。
≫出会ったときはこれだ!という感じがあったんですか?≫これだ!という感じがあったんですね。
≫そして、瞬く間に日本代表そしてオリンピックに出場されましたがオリンピックはどうでしたか。
≫特別な場所だというのはその場に出て思いましたしやっぱり、ワールドシリーズも転戦させてもらったんですがそれよりもオリンピックに小さいころから出たいという特別な思いがあったので初めて、試合前におう吐しました。
≫そんな緊張感で。
≫緊張感と、やっぱり小さいころからのオリンピックに出るのが夢だったというのがあってワクワク感と緊張感といろんな気持ちが混ざってそういう感じだったかなと思います。
≫日の丸を背負う喜びと責任みたいなものですかね。
そして、今度15人制のメンバーとしても今年8月、アイルランドで15人制のワールドカップがいよいよ、ありますがこちらに向けて今、どんなことに取り組んでいますか?≫ベスト8というのが今、チームの目標なので。
必ずそこに突破できるように私自身の強みである突破するというのはセブンズ同様にトライを取りきれるような。
ウイングなのでトライを取りきれるような強気なプレーをしていきたいなと思います。
≫坂田さん日本代表の先輩としてどうですか?≫日本の代表というのは非常に心にあると思いますが世界大会で自分の力を出し切るのが大事なので、楽しみながらこの女子ワールドカッププレーしてほしいなと思いますし女子のラガーマンが次の桑井さんを目指すような熱いプレーをしてほしいと思います。
≫ということで、後半もいろんな競技から転向してきた人ならではのお話とかこれから広く子どもにラグビーをさせてみたい方にも参考になるような質問などどんどんお待ちしておりますので視聴者の皆さんどうぞ、お送りください。
≫副音声「もっとラグビー」もお伝えしていますこの全国大学選手権の準決勝第2試合です。
先に天理の選手が出てきました。
今、見た限り前半と同じ15人で後半もスタートしそうです。
一方の帝京ですがこちらも、今ピッチに出てきまして1人メンバーチェンジがあったでしょうか。
17番が見えますので4年生の渋谷が出てきそうです。
渋谷は、スクラムの強い選手ということで。
スクラムを買われて今日、リザーブのメンバーに入ったんですがここでメンバーを代えてきたようです。
やはり、中竹さんベンチからするとスクラムの局面ということになりますか。
≫どうしてもスクラムは自分たちの強みであると。
帝京も今年、強みではありますけれどもここを修正かけたいところだと思います。
≫1番の浅見に代えての渋谷の登場のようです。
≫この例年、やっぱり帝京は後半の修正力。
これはやっぱり大学のレベルでは抜けて高いので。
どれだけ修正するか楽しみです。
≫ということは、このキックオフマイボールからの局面でどういうプレーをしてくるかでしょうね。
≫天理としては最初の10分耐えたいです。
≫さあ、攻めれば天理も前半は非常にいい形が数多くありました。
前半は、途中からかなり守る時間も長かったですが。
14対5、9点差で迎える後半の40分です。
かなり攻め続ける帝京守り続ける天理という時間が長く続きました。
レフェリーがつけているレフェリーカメラの映像も試合の中でお楽しみいただきます。
天理のノックオンをまずみているようです。
アドバンテージは解消。
じりじりと帝京前に出てきています。
それほど大きなゲインは許さない天理。
ラインをすっと上げていく黒いユニホーム。
前にこぼした。
今度は、帝京大学にノックオンがあってアドバンテージをみています。
序盤の帝京のアタックですが天理、ここもよく耐えました。
≫渡辺さん、天理の小松監督のハーフタイムの話です。
ちょっとディフェンスのミスがいくつかあったと。
それを修正しましたと。
敵陣にいった場合は必ず取ってこいという話をしたと。
スクラムはイーブンで組めていると。
重いところ縦にくるところをしっかり止めたいと。
ディフェンスの話を強調していたようですね。
≫縦にくるところをしっかり止めたいという今、小松監督の談話が伝わってきましたが中竹さん、ここも再三縦にきますがしっかり止めてますね。
≫小松監督からすると今年のディフェンスのレベルで言うとまだ、いけるというそういった期待値を込めての修正ポイントだと思いますね。
≫いくつかミスがあってそれも修正したという話がありましたがそういうミスがあったかなと…。
≫こちらから見ていると十分すばらしいディフェンスです。
指揮官は優勝を目指しているのでレベルが高い話をしていると思いますね。
≫あとは敵陣に入ったときに取ってこいという話ですがどこで、取れるかというところも天理にとってはまず、大事になってきます。
自陣深いところですが前半は小松監督の言葉ではイーブン。
局面によっては押し込む場面もあったこのスクラムです。
帝京も1人メンバーを代えてきたこのスクラムです。
もう一度、スクラム組み直しです。
ちょっと滑っているというお話が中竹さん、ありましたがスクラムはどうなんですか。
メンバーを代えてハーフタイムで修正はできるものですか。
≫できますね。
どういうスクラムを組んだかを自分たちで話して交代する選手にうまく伝えていく。
組み方なんかはフッカーの堀越君を中心に変えてくると思います。
≫これはただ、今、一番前は渋谷を真ん中にして左に堀越、右に垣本という…。
≫堀越君は両方できるのでそういう意味ではそれを込みの修正をしてきたと思います。
≫2番の堀越をプロップの位置にして組むという形にしました。
ハイパントなのかキックミスか…。
陣地は少し押し戻しましたがこの位置で帝京ボールのラインアウト。
≫渡辺さん、その帝京大学の岩出監督のハーフタイムの談話です。
孤立する場面があったんだけども天理大も我慢強くきている結果ですと。
我々もオフェンス、ディフェンスともに後半は我慢強くそして楽しんでいこうと強調したということです。
≫前半の中竹さんの解説にもありましたが孤立する場面がやはり、あったというふうに岩出監督もみている帝京です。
帝京大学、前半の途中からはこうして攻め込む場面が数多くありました。
センター、しっかりした対応。
天理。
やはり低く入る分だけ倒せるシーンが数多くありますが。
帝京、少しずつですが前進。
かなり密集サイドを連続して突いてきています。
ラックから出すようにという麻生レフェリーの声がありました。
グラウンディングできなかったか。
タックルを受けてインゴールの中にはボールを置けなかったかもしれません。
ここで、吉田にケレビの…。
足も出ています。
体はインゴールに入ったんですがトライできず。
最後までケレビが諦めずに吉田を押し出していきました。
中竹さん、形としては完璧でしたけどね。
≫非常に引き寄せたいいパスをしましたけどね。
≫これは、帝京の選手がインゴール、持ち込んだんですがデッドボールラインを割りましたので天理ボールのドロップキックで再開です。
前半も再三あった天理のいいディフェンス。
しかし、まだ天理は敵陣に入れません。
中竹さんなかなか天理、攻めに形を変えることができませんね。
≫しぶとく守っているのはありますけど陣地を取れない状況ですね。
≫矢富、抜けてきた。
後半最初の得点は帝京!13番、矢富がスルスルッと抜けていきました!トライ!今日、3本目のトライを帝京、取りました。
1つ、大きなプレーでトライを許さなかった天理ですが。
≫ラグビーにはミスマッチといわれる対面同士の戦いがありますがやはり、フロントローとロックの間をうまく矢富君のステップで抜きましたね。
≫山口と由良というフォワード2人の間をセンターの矢富が抜けていったということになりました。
≫彼自身もU−20だったんですけどいろんなポジションができていて本当に、ユーティリティープレーヤーとして能力の高い選手でしたね。
≫そして、矢富はお兄さんがヤマハ発動機でプレーしています。
≫今日はスタンドで観戦していますね。
そして、帝京大学は11番の元田に代えて23番の竹山が入りました。
≫23番、スピードのある竹山を入れてきました。
準決勝の前コンディションを崩したことでリザーブメンバー。
ただ、本来は11番は竹山で戦ってきた帝京です。
≫非常にスピードがありますからね。
彼に回るとトライも増えるかもしれません。
≫中竹さん、天理もよく我慢してますがまた、じりじりと差が開きましたね。
ゲームとしては今のトライどうみたらいいですか。
≫天理としては点差より、まず1トライ取ることに集中したほうがいいですね。
≫攻めることができれば前半もいい形が再三ありました。
少しずつ帝京大学にもリズムが出てきた。
裏のスペースに蹴ってくる。
ここはギリギリのところ…。
タッチ、ギリギリでしょうか。
ナイスタッチになりました。
天理ボールになりますが残り5mというところまで押し込んでという形になりました。
今、だいぶ帝京のアタックにリズムが出てきましたね。
≫ボールが動き出すと帝京、持ち味が出てきますね。
≫今、16点差。
2トライ2ゴールでもまだ天理としては追いつくことができません。
ボールは天理です。
スピードを生かそうというところでしたが出されてしまった。
ここは落ち着いて帝京も対応しました。
帝京ボールのラインアウト。
ゴールまで、あと15mぐらいというところです。
途中から入ったばかりの竹山の対応でした。
天理も前半はボールを動かして両ウイングのスピードを生かそうという場面が再三、ありましたね。
≫ちょっと天理は前半途中からアタックする場面がなくなりましたね。
≫ディフェンスの時間帯が長くなっています。
ここは天理も、前半からよく対応しているんですが帝京のモールが動く。
また、ここも出てきたのは、飯野。
再三、飯野が顔を出してきます。
ボールはインゴールに入りましたがグラウンディングはできません。
帝京ボールのスクラムに変わります。
ただ、中竹さんモールが動きだしてラインアウトモールも前に出るようになってきて帝京がペースをつかんできたという感じなんでしょうか。
≫本来の自分たちのペースに持ち込んだ形になりますね。
≫残り5mというスクラムの局面。
一番外側に本来、いるはずの14番の吉田ですがスクラムのすぐ脇にいます。
もともと、フランカーナンバーエイトの選手なので縦への突破力を持っています。
ですから、吉田も前の選手とは体格的にはミスマッチになる可能性が…。
≫そうですね。
対面としてはいやでしょうね。
≫今、立っているのは立見でしょうか。
なんとか耐えています天理。
入りました!トライ!最後は途中から入った17番の渋谷。
前半、劣勢でしたスクラムですがそこを起点にして取ってきました。
今のトライの取り方などは中竹さん、どうご覧になりますか。
≫本当に自分たちの駒として強い選手をいい形で当ててそしてテンポよくフォワードでいくという。
帝京らしいプレーですね。
あと、細かいですが最後のトライはゴールポストラグビーではトライなんですがこれをうまく使いました。
≫ラインのところではなくてポストのところにボールをつけてもトライになるんですがそのポストを使ってきました。
松田、今日は3本とも成功。
4本目も決めました。
これで28対5になりました。
天理もいいディフェンスが見られますが差は開いていって、23点差。
時間としてはまだ13分を回ったところではあるんですが点差と残り時間を考えたとき中竹さん、これはどういうふうにご覧になりますか?≫恐らく、早く敵陣にいきたい気持ちがあると思うので。
次、ボールを持ったらカウンターアタックを仕掛けるほうがいいと思います。
≫先ほど、そういう形が天理は1つ、ありましたね。
少しずついろいろなバリエーションも出るようになってきました帝京大学。
ここはノックオンがありました。
帝京にノックオンがありまして天理ボールのスクラムになります。
≫天理は今みたいないいタックルのあとすぐアタックを仕掛けたいんですがボールをとるのだけで精いっぱいになりましたね。
≫天理のリザーブです。
マキシを入れるとすればこれまでは、7番のコロイブニラギと代わるというケースが多かったこれまでの天理です。
リザーブの使い方などもここから先は勝敗の中では大きなポイントになってくる可能性があります。
スクラムへの対応動きはしません。
ターンオーバーになりました。
ちょっと大きいか。
ダイレクトタッチになりました。
しかし、今日はスタメンを外れた竹山なんですが何かエネルギーを一気にぶつけるようなそんなランニングがありました。
帝京はすでに渋谷と竹山は起用しています。
ただ、中竹さん帝京のリザーブのメンバーも非常に力のある選手が多いですからね。
≫そうですね。
ほとんどの選手がレギュラーで出てもおかしくないくらいの層の厚さですね。
≫重は20歳以下の日本代表。
高校日本代表を経験した選手も数多くいるという帝京のリザーブです。
また帝京にボールが出ました。
だいぶ、帝京が縦、縦に出られるようなシーンも多くなってきましたね。
≫当たったあとにドライブするので2人目がつきやすくなります。
≫前半、それができていたのは天理という感じもあったんですが徐々に帝京、一人一人の持ち味が出てきました。
入りました!松田のトライ!フェーズ10までいきました。
連続攻撃を10回続けてトライを取りました。
これで、帝京は5本目のトライとなります。
もう、ここは完全にディフェンスが完全に崩れたところで松田が間をついてきました。
≫彼も、パスだけではなく自分で突破する力がありますからね。
≫大学4年生ですが去年6月日本代表のスコットランドとの試合などで代表経験も経ました。
ですから、本当にこの先が非常に楽しみな4年生ですね。
≫あと彼は18歳からU−20に選ばれていて本当に長いキャリアを代表で過ごしてますので本当の日本のラグビーの宝だと思いますね。
≫その松田みずから取ったトライ。
キックを狙います。
しっかりと決めてきました。
これで35対5。
前半は2トライ後半は3本のトライを重ねて30点差、リードを広げました。
先ほどの場面。
引きつけて姫野をゲインさせるようなそんな動きがありました。
もう、この段階ではディフェンスが崩れていました。
松田のトライ。
このトライの間に天理はコロイブニラギに代えてマキシを入れてきました。
マキシも日本代表の経験を持っている選手です。
なかなか天理がマイボールでアタックする場面が作れません。
ケレビ、抜けてきた!後半、1本返しました!天理!自陣から一気に1人で持っていきましたケレビ!これで35対10。
天理、2本目のトライ!中竹さん、もう一度ご覧いただきながらですが…。
≫こうして広いスペースで彼に持たせると非常に高い能力を発揮しますね。
≫そして、外にもフォローがいたんですがそこではなく広く空いたところを自分で走り切りました。
≫天理としては今のキックに対するカウンターですね。
やはり外国人が2人いますのでそのキーマンにしっかり当てると。
今、ケレビは自分でいきましたがそのあと、久保や井関のようなスピードランナーに持たせるともっと展開できると思います。
≫ケレビも松田が裏を狙ってきますのでいったん、下げられるんですがそこからのカウンターでラインに入って一気に走りきったという。
非常にグラウンド全体を大きく動き回ったようなトライになりました。
キックは、ちょっと当たりが悪かったか。
しばらくプレースキックは蹴っていなかった立見ですがここは決めたかったところ。
≫今のパスタイミングは非常に巧みです。
≫ですから、フルバックは完全に右側のスペースを意識させられてしまいました。
ただ1本返したことで天理の選手にとってどう変化が出てくるでしょうか。
ケレビが持ちますと場内が沸いてきます。
ケレビ、ディフェンスいきますがあそこで簡単に倒れませんのでほかの選手が近づく時間ができます。
だいぶ天理の選手もディフェンスの時間が長かったので体を当てられる時間があったんですがよく動いています。
≫なんか伸び伸びし始めましたね。
≫やはり1つトライを取ったということもあるんでしょうか。
裏に蹴っていってワンタッチあったでしょうか。
天理ボールのラインアウトになります。
残りが18分ほどということになりましたがボール支配率はイーブンになりました。
まだ点差は25点あります。
ただ、少し伸び伸びとしだしたという天理の選手たち。
本当に中竹さん続けてアタックするのは相当、久しぶりというぐらいになりましたね。
≫そうですね。
≫ここを生かせるかどうか。
ケレビ、裏に蹴ってそして飛び込んだ!ケレビの連続トライ。
ここは個人技で持っていきました!短い時間で立て続けにトライを重ねました。
≫これ、裏に蹴ってはね返ってきたのを取って…。
≫落ち着いていますね。
≫で、弾き飛ばしました。
強い!これはケレビの持ち味。
強さとうまさと本来ですとやわらかさも持っています。
≫本当にラグビーのボールはどこにはねるか分からないっていいますけど練習を重ねると大体、分かるようになるんですね。
恐らく彼なんかはいい形で自分のところにはねると信じて走っていった感じがしますね。
≫もともと、ケレビは昨シーズンはプレースキッカーも務めていましたしキックのコントロールも非常にうまい選手です。
先ほどと同じぐらいの角度と距離。
今度はしっかり決めてきました。
先ほどは思うようなキックができなかった1年生の立見がしっかりキックを決めたところ。
これで18点差。
そして、5年前に準優勝したときの中心メンバー立川選手が応援に来ています。
いまや、日本代表に欠かせない存在になってきました立川ですが、後輩の応援に今日は駆けつけました。
≫帝京は2人選手が代わっています。
18番の呉と19番の金が入っています。
≫第1列とロックが代わったと思います。
金が入ったことで姫野に代わって金という形になったそうです。
≫そして、3番の垣本に代わってです。
≫垣本に代わって18番の呉。
まだ点差はありますが天理からすると連続トライ。
ちょっと最後のパスが前にいってしまったようです。
スローフォワード。
天理ボールのスクラムに変わります。
僅かに前だったか…。
中竹さん、点差はもちろんあるんですがまだ、時間としては15分あります。
≫特に、天理は今のところすぐに点に結び付けているので。
自陣から持っていくところもあれば先ほどのようなキックでのトライもあるのでまだまだチャンスはありますね。
≫どうでしょう、試合の中で一番、時間帯としてきつくなってくる時間ではないかと思いますが。
相当、守りの時間が長かった天理。
≫消耗具合としては天理としては相当消耗しているはずです。
≫ただ負ければ終わりのトーナメント。
18点差を追いかけます、天理。
消耗している可能性があるところで、帝京はまたここでフォワードの選手を2枚、代えてきました。
この辺りは、層の厚さということにもなってきますね。
≫今は本当にリザーブを含めて23人で戦うチームとして勝利を挙げてますから。
≫天理のほうが今、リザーブの準備をしているようです。
この辺りは天理のほうもリザーブの力も使いながら残り時間に、かけます。
≫両プロップに代わる準備をしています。
プロップだと17番、赤平18番、水野といったところ。
ケレビを使うと確実に前に出ることはできている天理。
落としてしまった!代わって入った選手を積極的に使ってくる帝京。
17番の渋谷もいる。
飛び込みました!最後は代わって入った金のトライ。
天理、連続トライのあと帝京、1本取り返しました。
相手のミスがあったところから一気にトライまで結び付けました。
≫これも今年の帝京の強さですね。
ターンオーバーのあとの素早いタックル。
≫攻守の切り替えとよく言いますがこれはポジショニングも変えなければいけませんし…。
≫あと、全員の意思統一です。
≫その辺り、しっかりできてトライに結び付けました。
しかも、中竹さん代わった選手も、同じイメージをすぐ描いてしっかり点に結びつける。
そういうところもあるトライになりましたね。
≫特に帝京は入れ替わった16番以降の選手が非常に活躍してますね。
≫松田のキック、ここも成功。
トライ6本、そしてすべてのコンバージョンを決めて42対17。
25点差となります。
ここで、17番3年生の赤平、そして18番同じく3年生の水野。
フロントローの2人を一気に代えてきました。
21番、22番も出てきます。
21番の谷口はスクラムハーフ。
ですので、4年生の藤原と代わります。
22番の山下が1年生の立見と代わるようです。
ですからちょっとスタンドオフなども代える可能性が出ました。
天理は、12番の王子ももともとスタンドオフもできる選手ですのでその辺りのポジションチェンジがあるいは、あるかもしれません。
すっぽりとフィールドの緑の芝生がメインスタンドの影に覆われました。
やはり山下がセンターのポジションに入っています。
今日は帝京のタックルというのも随所にいいプレーが見られます。
小柄ではありますが佐藤も局面、局面に何度も登場してきます。
≫運動量、多いですね。
≫こういったフィジカル面もよく鍛えてきている天理。
しかし、ここは帝京もしっかりとディフェンスで止めています。
中竹さん、帝京もしっかりタックル入ってますね。
≫そうですね。
≫帝京、1人選手が倒れています。
≫2番の堀越です。
≫プレーをしているのは帝京、今は14人。
連続攻撃が続く。
≫孤立してますね、天理。
≫消耗もあるんでしょうか。
こぼしたか…。
ノックオンという判定。
≫天理、2人選手が代わりました。
4番に代えて19番の澤井。
そして、14番の久保に代えて23番の永松が入りました。
≫リザーブはあと1人残っています。
16番の谷井を除いて全員出場ということになりました。
そして、帝京も16番の淺岡が入ります。
2番の堀越が先ほど痛んでいました。
中竹さん、お互いに相当ボールが動いていますので走りながら、当たりながらというそういう時間帯になってきましたかね。
≫本当の消耗戦ですね。
≫残り9分ほどというところです。
≫天理、16番の谷井も呼ばれました。
≫最後のリザーブメンバーも使います。
谷井は、誰に代わるでしょうか。
フッカーですが藤浪と代わるでしょうか。
2番の藤浪に代わって谷井です。
これで、天理はすべてのリザーブのメンバーが出場ということになりました。
帝京も、また1人選手が代わりまして20番の今村も入っています。
お互いにリザーブも相当、使って総力戦のような感じになってきました。
スクラムのところもう一度、組み直しです。
中竹さん、序盤は天理がスクラム、かなりいい形があったんですが後半の帝京の修正という部分はどうですか。
≫やはりフロントローを変えて堀越君が1番に入るなど非常に工夫されていますね。
堀越君ももともと1番もやれていますのでしっかりまとまったタイトな関係ですね。
≫最初の15人だけではないバリエーションというのが帝京、見られていますね。
マキシがこぼしてノックオンです。
ここは久しぶりにスクラムで天理がいい形を作りましたが。
拾い上げていれば一気にアタックというところ。
ロガヴァトゥのいいタックルがありました。
今日はお互いタックルの局面でもいいプレーが数多く見られています。
25点リードしている帝京。
7連覇という大記録を作って8連覇に挑む今シーズン。
勝てば東海大学との決勝戦が待っています。
天理が奪い返した!こうやって縦にいけば天理も前に出られるケースがある。
帝京、人数がかかっている。
一人一人、簡単には倒れない。
あと10mほど。
サイドを破った!飛び込みました!途中出場、スクラムハーフ谷口のトライ!天理、4本目のトライ。
≫非常にいいトライですね。
≫そしてすぐにキックを成功させて7点を返しました。
再三、連続攻撃。
一度、フォワードで縦をついたあとのプレーでした。
≫谷口君、よく見ていましたね。
実は、あそこのスペースが結構空いていたんですね。
帝京はラインに並ぶ人数は多いですがラック周辺がちょっと薄くなっていたところをやっぱり、よく見ていましたね。
すばらしいですね。
≫状況的には気持ちの焦りが出てもおかしくないところだと思うんですがしっかりと、この辺り見ていました。
≫渡辺さん、帝京は12番の金村に代えて重が入っています。
≫重が入ってきましたが途中から入ってきた重も20歳以下の日本代表。
奪い返した。
ナイスタックル。
ナンバーエイトのマクカラン。
マクカランも局面局面でいいプレーが今日は目立っています。
しかし、密集の中でノックオンがありました。
天理もいいアタック。
帝京もなんとか踏みとどまるようなディフェンス。
≫両者、この時間帯でも倒れている選手が非常に少ないんですね。
倒す意識が両方とも非常に高いですね。
≫そして、当然タックルも入って倒されるんですが、そこからまた立ち上がるというその連続です。
≫リロードというふうに我々、呼びますがその意識が両者高いです。
≫あれだけ体を当て合いながら消耗があった可能性もある中でこれだけの戦いをしています。
タイムキーパー制で行われているこの試合。
40分になりますとホーンが鳴ります。
そのあとプレーが切れますと試合終了です。
天理からしますと先ほどスクラムでいい形がありました。
メンバーはだいぶ代わっています。
ただ、天理は1年スクラム強化に取り組んできました。
≫天理、いい当たりです。
≫最後のところでパスが乱れました。
松田が引きつけて外のスペースというところでした。
天理も、いい時間があったんですが。
しかし、ここまできても中竹さん、目まぐるしく攻防が変わる本当に見応えのある攻防が続いています。
≫そうですね。
どちらも非常に高い集中力です。
≫18点、点差はありますがお互いに高い集中力。
大学選手権の準決勝。
帝京、勝てば…。
東海大学が待つ決勝へ。
天理もこの時間になっても豊富な運動量多彩な動きが見られる。
ケレビ、抜けてくる!ノックオンのアドバンテージを天理にみています。
間を割った!横には、渡らなかった。
しかし、アドバンテージをみています。
帝京にホールディングの反則。
ここでホーンが鳴りましたがペナルティーがありましたのでワンプレー、残ります。
ここで天理は1年間、鍛え上げてきたスクラム。
終盤、また押すことができているスクラムを選択。
≫リザーブまで入れ替わってもスクラムに取り組む天理はやっぱりチームとして本当に強化したことが分かりますね。
≫21番の末を入れてきました帝京大学です。
スクラムハーフ、代えてきました。
もともと、天理は5年前の準優勝のときなどはバックス中心のチームでしたがそのあと、フォワードで劣勢に立つケースが多いということで今シーズンはフォワードの強化に努めてきました。
もうすでにホーンが鳴ったあとですので交代が認められずに小畑がそのままプレーとなりました。
さあ、中竹さん天理からすると、最後にスクラムを起点に1トライ、返せるかですね。
≫あと、天理にとってはまだ3年生以下が非常に残っているので来年以降が本当に楽しみなチームですね。
≫この試合よりも先につなげるようなそんな1本が取れるか、天理。
押してくる。
スクラムアゲインです。
しかし、これも7〜8m押せました。
ここで崩して展開というよりもスクラムをずっと続けるくらいの気持ちがあるんでしょうか。
≫フロントローの表情を見ているとそんな感じがします。
≫キャプテンの山口はもうすでに退いてはいます。
ただ、キャプテンを中心に徹底してスクラムを鍛えてきました。
先ほどはタイミングの問題で認められなかった選手交代ですが…。
≫今、認められて末が入りました。
≫今度は認められました。
帝京のスクラムハーフが21番の末に代わっています。
もうプレーが切れると試合は終わります。
40分は経過している。
最後のプレー。
帝京もここは最後の力。
しっかりと出して止めにいく。
お互い、最後に死力を尽くしての攻防になっています。
≫帝京、全員立ってますね。
≫この状況でもなお倒れている選手がいない。
間を割ってきた。
つながった!グラウンディングはどうでしょうか。
できなかった!グラウンディングできなかった!そして、ここでノーサイド!最後の最後、帝京も見事トライは許さず!42対24。
帝京、今年も決勝へ。
8連覇をかけて東海大学と決勝を戦います。
敗れはしましたが、天理1年間積み上げてきた力を存分にこの準決勝の舞台で見せました。
両者が、このピッチの上でお互いの健闘をたたえ合います。
帝京、決勝進出。
点差は最後少しありはしましたが中竹さん、最後の最後まで見応え十分なゲームでしたね。
≫本当に若い選手に見本となるようなプレーがたくさん出ましたね。
ディフェンスでありすぐ起きるリロードの意識であり。
≫それでは、準備ができましたらインタビューをお伝えします。
≫放送席、放送席。
それでは、勝ちました帝京大学の岩出監督です。
最後は相手の猛攻を防ぎきっての勝利となりました。
いかがでしょうか。
≫勝ててよかったですね。
≫後半の立ち上がり、立て続けにトライを取ったというのが印象的だったんですがハーフタイムの指示はどんな指示でしたか。
≫我慢強く思い切っていこうということで自分たちの一番の強みを出そうかというところでそれがうまくいったと思います。
≫どんなところでしょうか。
強みというのは。
≫しっかりと縦に入っていくということですね。
≫実際、天理大学もかなりアタックでいいところを見せたと思うんですがその辺りは、どのように岩出監督、ご覧になってましたか。
≫本当に関西王者らしい粘り強い、そしてしっかりとしたプレーをされるチームで今日は我々もそのチームに勝てたことでまた、次につながる自信になったと思います。
≫最終的には全員、メンバーを使って総力戦となりましたがいかがでしたか。
≫元気のあるやつが出てまた流れを引き締めてほしいなと思っていましたけど。
≫決勝、8連覇をかけて東海大学との試合となりますが。
≫どのチームが上がってくるか分かりませんでしたけど東海さんがきたこと我々も上回れるように頑張りたいと思います。
≫8連覇への手応えはいかがですか?≫しっかりとやるべきことをやり続けて最後は笑いたいと思います。
≫おめでとうございました。
≫ありがとうございます。
≫帝京大学の岩出監督のインタビューでした。
これで決勝は帝京と東海大学。
去年に続いての決勝の顔合わせ。
そしてこの8年の中では3回目の両者の決勝戦ということになりました。
ともに力強いフォワードもあります。
スピードランナーもいる決勝戦。
中竹さん、今年はさあ、どうかというところになってきましたね。
≫そうですね。
お互い、本当に持ち味をどこまで出せるかだと思います。
≫8連覇なるか。
それとも、東海の初優勝なるか。
その帝京と東海の決勝戦1月9日に行われます。
総合テレビとラジオ第1でお楽しみいただけます。
そして、中竹さん本当に見応えのあったこの第2試合。
両チームの健闘改めて、どう振り返りますか?≫本当に、両者ひたむきにプレーするというラグビーの原則のところをやりきってくれた感じがしますね。
特に天理のディフェンス。
すばらしいものがありました。
≫敗れてなお力を見せた。
そしてまた放送の中でもご指摘いただきましたが来年も、また天理は非常に楽しみになりますね。
≫そうですね。
≫非常に力のこもったこの準決勝になりました。
東海大学が同志社大学を破って決勝進出。
帝京大学が天理大学を破って8連覇に、あと1勝と迫りました。
決勝は帝京と東海の間で争われます。
第2試合は中竹竜二さんの解説でした。
「全国大学ラグビー選手権準決勝」をお伝えしました

2017/01/02(月) 12:15〜15:50
NHK総合1・神戸
第53回全国大学ラグビー選手権 準決勝「同志社×東海」「帝京×天理」[多][字]

大学日本一をかけ4強が激突。第1試合は日本代表松井を擁する同志社が東海と対戦、24回大会以来の決勝進出を目指す。第2試合は8連覇目指す帝京対天理!

詳細情報
番組内容
ラグビー大学日本一をかけ、4強が激突します。第1試合は同志社と東海の対戦。同志社は日本代表ウイング松井のスピードに注目です。第2試合には大会8連覇をめざす帝京が登場、対する天理はフィジーからの留学生ケレビの突破力で5大会ぶりの決勝進出を目指します。また、副音声では「もっとラグビー」と称して皆さんからの疑問・質問にお答えします。秩父宮ラグビー場から生中継 [延伸のとき以降の番組に変更あり]
出演者
【第1試合】解説…廣瀬俊朗,アナウンサー…北野剛寛,<副音声>ゲスト…川崎桜子,解説…砂村光信,アナウンサー…竹林宏,【第2試合】解説…中竹竜二,アナウンサー…渡辺憲司,<副音声>ゲスト…桑井亜乃ほか