全文書き起こしサイト

地上波テレビの字幕を全文書き起こします

スポンサードリンク

実況書き起こし 第93回東京箱根間往復大学駅伝競走復路 2017.01.03

 

3年目の春。
熊本を襲ったあの地震。
吉野さんは特に被害が甚大だった。
益城町の交番に勤務していた。
激しい余震の中、自らも命の危険を感じながらの人命救助。
箱根を目指した経験があの惨状に立ち向かわせた。
町の復興に心血を注ぐ吉野さんの元にある相談が寄せられた。
阿蘇の町の元気な姿を知ってもらう。
復興駅伝への出場。
阿蘇は長距離トレーニングに向いていることから以前は多くのランナーでにぎわった。
しかし、地震以降、ランナーの姿が町から消えた。
吉野さんと同じ思いを抱く熊本出身の元箱根ランナー達も集まった。
あの時と同じ重み。
思いをつなぐ襷。
あの時、力に変えてくれた応援。
この地でも。
そして、ランナー達が戻り始めた。
この地で合宿を行って来た拓殖大学も再び、ここで力をつけた。
吉野さんの復興への夢を託した襷は今、多くの人に継がれ始めている。
たった一度の箱根駅伝。
掛け替えのないあの日。

 

 

 

 


実況
大正時代から続く縦に長い歴史。
そして襷で横に広がる仲間とのつながり。
昨日の往路、そして今日の復路でまた新しい絆が生まれます。
間もなく復路のスタートを迎えます箱根駅伝です。
東京・汐留放送センターをご紹介してまいります。
解説は中央大学OB、碓井哲雄さん。
そしてゲストに駒澤大学OB中村匠吾さん、東洋大学OB、服部勇馬さんをお迎えしています。
優勝争いもシード争いも秒差の戦いとなりました。
碓井
面白いレースになりそうですね。
ポイントは下りです。
下りで負けているチームは少しでも詰めていかないと実況
サッポロビール新春スポーツスペシャル第93回箱根駅伝。
スタートまで3分を切りましたが、この後、復路のこの先の気象予測を見ています。
芦ノ湖が8時の時点で0℃。
東京に近づくにしたがって気温も上がってくるわけです。
13度ほどですか。
碓井
8区、9区、10区は温度が上がります。
大変ですね。
実況
そして北からの風も吹いてくるようですね。
メンバー変更も復路では合計で44人。
8区では11人。
9区では9人という変更があります。
菅谷
先程まで富士山の頂を照らしていた初春の光はスタートラインに立つ選手たちに注がれています。
光輝く選手達を送りだす復路芦ノ湖、スタート地点です。
復路のスタートは昨日の往路の順位順、時差スタート。
トップ青山学院大学と10分以上離れている大学は8時10分、繰り上げスタートになります。
昨日、3年連続3回目の往路優勝を果たしました青山学院大学。
3連覇を果たしますと史上6校目の快挙ということになります。
原晋監督は復路は6区で後ろと1分はなしたいと話しています。
6区を任されたのは、2年生の小野田勇次です。
去年もこの6区を走りました。
そして今日は3人のエントリー変更。
7区には田村、8区には下田、10区。
アンカーは安藤、キャプテンです。
拍手の中、スタートラインにつきました。
青山学院大学を追うのが早稲田大学です。
33秒差で追いかけます。
6区を任されたのは3年生の石田康幸。
そして、7、8、9、3区間で選手を変えています。
7区には4年生の井戸浩貴です。
青山学院大学の2年生、小野田勇次。
去年も6区を走っています。
小野田勇次が間もなくスタートです。
箱根駅伝3連覇に向けて史上6校目の快挙に向けて今、青山学院大学、フレッシュグリーンの襷が大手町に向けて走りはじめました。
そして、その後ろには、早稲田大学です。
青山学院大学、その差はわずかに33秒差。
33秒差で追いかけるということになります。
6区、3年生の石田康幸、青山学院大学を追いかけます。
積極的に前を追って行きたいと相楽監督は話していました。
総合優勝に向けてキーマンは7区の井戸浩貴だと話しています。
6区20.8kmをご紹介します。
復路の幕開け、山下りの6区20.8kmです。
芦ノ湖から国道1号線の最高地点まで4.5kmで146m上ると、その後は一気に標高差840mをかけ下ります。
ラスト3kmはその傾斜が緩やかになり、そこでの戦いが選手を苦しめます。
青山学院大学、早稲田大学がスタートしていきました。
そしてこの後、順天堂大学がトップ青山学院大学とは2分24秒の差。
1年生の橋本龍一です。
神奈川県川崎市出身です。
順天堂大学の後、東洋大学が4位でスタートします。
6区を任されましたのは3年生の堀龍彦です。
高校時代から下りが好きと話している堀龍彦。
東洋大学は8区、9区、エントリー変更があります。
順天堂大学、復路の順天堂大学が今、スタートしました。
先行逃げ切りが多い中、復路逆転での優勝は過去に5回です。
順天堂大学を16秒差で追いかける東洋大学、スタートしました。
東洋大学・酒井俊幸監督、2分40秒差はチャンスのない数字ではない。
6区7区で勢いをつけて、前を狙いたいと話しています。
そして駒澤大学です。
4分1秒差。
6区は2年生の物江。
8区がエントリー変更されて4年生の広瀬です。
その後ろ、神奈川大学の姿。
神奈川大学は6区は3年生の鈴木祐希、9区がエントリー変更されています。
3年生の大川です。
そして中央学院大学。
中央学院大学、紫の襷。
6区、エントリー変更されて2年生の樋口です。
2年連続の6区、山下りです。
駒澤大学がトップ青山学院大学とは4分1秒差です。
復路は全員初めて箱根を走るメンバーです。
藤色の襷、初出場から51年連続51回目の出場、駒澤大学。
過去7回は全て2位か3位。
昨日の5区、大塚は区間賞でした。
その勢いを受けて6区スタートしていきます。
そして神奈川大学。
スタートしていきました。
12年ぶりのシード権へ。
そして、すぐ後に中央学院大学、2年生の樋口陸。
3年連続シード権ならば大学史上初めてということになります。
その後ろ、上武大学です。
昨日、8位でフィニッシュしています。
6区を任されたのは、4年生の馬本匠。
8区9区をエントリー変更しています。
その後ろには創価大学です。
9位で往路はフィニッシュしました。
6区から8区まで3区間を変えています。
まずは上武大学です。
初出場から9年連続9回目の出場。
初めてのシード権へ向けて上武大学がスタートしました。
そして、こちらも初めてのシード権へ向けて創価大学がスタートしました。
2年ぶり2回目の創価大学が2回目の出場にしてシード権を獲得するということになるでしょうか。
そして日本大学です。
シード圏内の10位です。
シードを取れば3年ぶりです。
6区3年生・町井宏行がスタートしました。
そして帝京大学。
スタートしました。
11秒差。
そして法政大学。
日大とは23秒差。
そして日本体育大学。
拓殖大学がスタートしました。
3年ぶりのシード権を狙っています、拓殖大学です。
シード権争いは混とんとしています。
そのシード権争いの渦中の中に入ることができるでしょうか、東海大学です。
トップ青山学院大学とは7分59秒差。
あと30秒ほどでスタートします。
6区を任されたのは1年生の中島怜利です。
そして山梨学院大学。
6区は4年生の秦将吾。
7区には久保和馬がエントリーされています。
東海大学はシードを取れば3年連続となります。
1人30秒ずつ詰めていきたいとは両角速監督の言葉です。
東海大学がスタートしました。
10位の日大とは1分49秒差を追いかけます。
続いて山梨学院大学。
10位、日大とは2分01秒差です。
上田誠仁監督は6区・秦で流れをつくり差を詰めていきたいと話しています。
6区、秦は3年生のときにもこの山下り。
20.8kmを走っています。
そしてこの後、8時10分に一斉スタートします。
繰り上げ一斉スタートは5チームです。
まずは明治大学。
今日3区間でエントリー変更しています。
6区は田中龍太。
大東文化大学は7区、8区にエントリー変更。
6区は鴇澤駿介です。
そして國學院大學。
8、9、10の3区間を変えています。
6区は1年生の浦野雄平です。
そして関東学生連合。
エントリー変更はありません。
6区を任されているのは3年生の日本薬科大学の桜庭宏暢。
大学史上初めての箱根駅伝です。
そして国士舘大学。
3年ぶり45回目の出場です。
6区、7区をエントリー変更しています。
6区は1年生の福田有馬です。
この5チームが追いかけていくということになります。
8時10分、繰り上げ一斉スタート。
明治、大東文化、國學院、関東学生連合、国士舘。
この5チームが一斉にスタートしていきました。
第93回箱根駅伝21チーム。
すべての襷が芦ノ湖をスタートして大手町に向けて走り始めています。
スタート地点から400mほど走りますとまずは山下りの6区ですが上りが始まります。
かつて4年連続、この山下りを走りました、東洋大学OB、市川孝徳さんによりますと、この6区は下りの適正のある選手が起用される。
その力の差は実は最初の上り、そしてラスト3km、下りの傾斜が緩やかになったところと話しています。
6区の走りが始まっています。
帝京大学はシードを狙っています。
帝京大学は7区、岩佐にエントリー変更されています。
その後ろ、法政大学です。
法政大学は復路3区間でエントリー変更が行われています。
法政大学1年生・佐藤敏也が6区を任されています。
日本体育大学も2年連続のシード権を狙っています。
日本体育大学、任されましたのは6区、区間記録を持っている秋山清仁です。
4年生です。
日本体育大学は7、8、9の3区間、エントリー変更があります。
そして拓殖大学が9区、土師悠作にエントリー変更しています。
その帝京大学、ファイヤーレッドのユニホーム、横井裕仁、2年生。
その後ろから法政大学です。
日大とは11秒差です。
シード権争いは混とんとしています。
1号車
先頭を走るのは青山学院大学、2年生になった小野田勇次。
ほぼ区間タイ記録を出した前回と同じペース。
4秒程度、遅れるところで走っています。
渡辺
小野田君は力的には1分ぐらい後ろを開けなければいけない。
それがプレッシャーにならないこと、かたくならないことですね。
実況
10位日大、11位帝京。
シード権を争うボーダーラインの10位ラインですが11秒差でスタートしていきましたが、もうまもなく後ろから来ます帝京大学が追いつきそうな展開です。
横井裕仁が日本大学3年生、町井宏行に間もなく並ぼうかというところです。
3kmの手前。
上っているところです。
碓井
かなりみんなプレッシャーがかかっていますね。
実況
そして先頭の青山学院とは33秒差の2位でスタートしていきました早稲田大学・石田康幸ですが3kmの通過タイムが9分53秒でした。
ここまでのペースで見てみますと青山の小野田が9分43秒というところ。
10ほど離されてはいますが、その先の下りにかけてどうかというところです。
先頭を行く青山学院大学の小野田、そして早稲田大学の3年生、石田康幸。
先頭の小野田が芦之湯の最高点を超えて下り。
さらに上った後に本格的な下りが始まるというところです。
1号車
この小野田、最高点の看板を過ぎたのが15分20秒。
去年の通過が15分13秒でしたから7秒ほど遅いんですが小野田はこの後の下り、いかがでしょう。
渡辺
小野田君は上りはあんまり得意ではないんですけど、下りの走りが素晴らしい走りをしますので、後ろを離す可能性は高いですね。
1号車
今、5kmを通過しました。
去年と比べますと2秒遅れるだけです。
去年は区間タイ記録。
歴代では現在2位のタイムを持っている小野田です。
実況
区間新記録を打ち立てた日本体育大学、4年生になりました秋山がきました。
法政大学・佐藤を抜きまして1つ順位を上げています。
11秒差をひっくり返したことになります。
そして2位の早稲田大学ですが、芦之湯のポイント、スタートしてから5.1km。
この後、差を見てみます。
トップとの差が1分に開きましたね。
27秒、差をつけられたということになります。
碓井
これから下りに入っての切り替えですね。
実況
第93回箱根駅伝、復路がスタートしまして先頭はすでに、芦之湯を過ぎまして本格的な下りが始まっています。
さて、後続4号車ですが、日大、帝京、10位、11位の後ろに13位でスタートした日本体育大学・秋山が迫ってきました。
2人をまとめて抜きますと一気に3つ順位を上げることになります。
前回大会で区間新記録となります58分09秒という素晴らしいタイムを出して区間新記録を達成しました。
先ほど抜いた11秒差あった法政ははるかかなた後方になりました。
ここまでの走り、ペースなどはいかがでしょうか。
碓井
記録が今回も期待できそうですね。
実況
画面は3号車です。
3号車
往路を5位で終えた駒澤大学です。
スタート地点では、25秒差あった前との差を今、5秒まで縮めています。
実況
日体大の秋山が抜きます。
前を行く10位集団の2人を抜きまして3人抜きとなりました。
日本体育大学・秋山。
13位でスタートしています日体大ですが、一気に順位を3つ上げています。
この後に芦之湯のポイントなどもありますので各選手の今日、走っている21人のペースを後ほど確認します。
3号車
その差は4秒になりました。
5位の駒澤大学と6位の神奈川大学、芦ノ湖で25秒の差がありましたが、この5kmでもう5秒しかありません。
後ろからやって来たのは鈴木祐希。
愛知県の愛知高校出身です。
その差が4秒となりました。
本格的な下りに入りまして、駒澤大学の物江のギアが変わったんですが後ろから鈴木祐希もぴたりとペースをそのまま上げてついてきているという状態です。
その差は4秒に縮まってきています。
実況
徐々にその差が縮まっています。
駒澤、神奈川です。
芦之湯のポイントを中央学院大学、今日エントリー変更、2年連続の山下り、2年生の樋口が通過していきました。
そして今、後続4号車ですが往路は9位の創価大学の後ろから日体大の秋山が引き連れた3人の集団が前をとらえようとしています。
創価大学は前回は91回大会の出場、2年ぶりの出場です。
今日エントリー変更で入った2年生の作田将希のところに秋山が引っ張る3人の固まりが迫ってこようというところ。
ただ日大の町井も前に出ようとしていますね。
抜きにかかろうという3人の集団、芦之湯のポイントです。
創価大学は91回大会は、往路、復路、総合すべて20位でしたが今回は往路9位。
ただ、その創価大学を今、芦之湯のポイントで秋山が前に出て集団を吸収して4人の固まりになり、またさらに抜いていこうというところです。
日体大は往路13位。
ちょっと出遅れましたが、ここで挽回できるかどうか。
3号車
駒澤が抜かれます。
6位の神奈川大学がその差を詰めています。
後ろから鈴木祐希がやってきてぴたりとはりつきました。
駒澤大学の大八木弘明監督は、6区7区が勝負どころと言っていたんですが、この6区、5.9km地点で間もなく抜かれます、神奈川大学の鈴木祐希が車道側から横に並びます。
神奈川大学が今、5位に浮上しました。
3年生の鈴木祐希、神奈川が1つ順位を上げて、5位・神奈川、6位が駒澤となっています。
実況
駒澤大学OB中村さん、フレッシュなメンバーの復路ですので何とか6区も耐えていきたいですね。
中村
6区、7区で流れを作りたいという大八木監督の思いがあると思うので何とかここで粘ってほしいですね。
実況
この後、駒澤大学・物江は神奈川大学の鈴木祐希にしっかりついていくことができるでしょうか。
さてその前の2号車、早稲田大学、芦之湯のポイントでは、先頭の青山学院・小野田とは1分差。
芦ノ湖、スタート地点から比べますと27秒ほど差をつけられたかたちとなりましたが今、恵明学園の前を通過していきました。
画面は芦之湯に戻ります。
15位、東海大が通過して山梨学院の秦将吾が今、芦之湯のポイントを通過します。
前回も6区を走って区間は18位でした。
関東インカレの1部1500mで優勝。
去年はそしてこの1年間ではタイトルを1つ、大きなものを得ました。
場面は先頭です。
1号車
両脇には霜が下りています。
その中、鮮やかな日光を浴びている小野田。
小野田はあの日体大の秋山さんはある意味、桁が違います、かないませんと謙虚に話していましたが、去年の小野田とほぼ同じペースで推移しています。
渡辺
小野田君は、山下り向きの走りをしています。
山下りの場合は体の傾きを地面に対して直角かそれより前のめりにして重力移動をうまく使ったほうがいいんですね。
スキーでいえば滑降競技に近いかたちになります。
その走りが徹底されています。
1号車
間もなく小涌園を迎えます。
小涌園前
およそ1200年前、奈良時代に開かれた温泉。
昨日は青山学院の往路優勝で歓喜に沸いた芦ノ湖。
あらためてその強さを見せつけた青山学院大学です。
2年生の小野田勇次、前回は1年生ながらこの6区で区間2位の走りを見せました。
今年は記録を狙いにいくという小野田。
新春の日差しを浴びる箱根路を力強く蹴って進んでまいりました。
大歓声の中、小涌園前、小野田勇次。
2年連続6区の山下り、後続との差を広げるべく軽快に通過していきました。
2位でやって来る早稲田大学との差がどれほど広がっているのか。
小涌園前でも計測していきます。
58分台が最低ラインと今年の箱根駅伝6区山下りについて話している小野田です。
実況
先頭を走る青山学院大学・小野田。
優勝もそうですし、区間記録という面でも楽しみですね。
碓井
まだ余裕を持って走っています。
小涌園前
2位の早稲田大学・石田康幸がやってきました。
青山学院との差は1分2秒となりました。
その差は開きましたが何とか伝統のえんじをかけて青山学院を追いかけていきました。
今年は6区を走るランナーとして箱根の山に帰ってきました。
石田康幸、3年生。
前を追っていきます。
実況
芦之湯から比べてもさらに2秒、差をつけたということになります。
芦之湯の個人の記録で見ると青山・小野田と追い上げている日体大・秋山は記録の面では1秒差。
小野田が1位、秋山がわずか1秒差ではありますが2位という走りです。
拓殖大学の馬場祐輔は個人では芦之湯で3位という走りのようです。
早稲田はエントリー変更をして7区には井戸、4年生を置いていますが、ここでこれ以上、差を広げられたくないですね。
碓井
ここで広げられますと厳しくなります。
実況
7区がひとつのカギと青山、早稲田は見ているようですね。
碓井
勝負どころですね。
1号車
スタート前、青山学院大学・原監督は6区が終わった時点で1分、1分の差をつければ7区以降のランナーが楽に走れる。
その使命をになっているのが小野田勇次です。
10kmの通過が29分35秒。
この1kmが下りですから2分41秒、快走。
いいペースで走っている小野田です。
小涌園前
5位で神奈川大学、駒澤大学が並ぶように通過していきました。
7位で中央学院大学2年生・樋口陸も通過していきました。
6区の9.1km地点、小涌園前。
小田原まではおよそ11kmとなっています。
実況
7位の樋口まで通過しました。
映像は先頭です。
1号車
小野田勇次、スタート前、その表情は非常にやわらかく、ストレッチを入念に行っていました。
小涌園前
8位でやってくるのは上武大学です。
馬本匠、4年生。
プレミアムブラックの襷を小涌園前に運んでまいりました。
近藤重勝監督は、適性よりも努力で起用してきたと話しています。
上武の山を変えたいと下りについて話していた馬本匠がいきました。
その後ろ、日本体育大学の秋山清仁、4年生。
区間記録保持者が今年も軽快に山をかけ下っていきました。
日本体育大学は4つ順位を上げています。
10位で日本大学が通過していきました。
町井宏行が小涌園前を通過。
その後ろ、法政大学、帝京大学が並ぶように通過していきました。
その後ろから創価大学も通過していきました。
続いてその後ろ、14位で拓殖大学が通過していきました。
前回は5区の山上りでした、馬場祐輔。
今年は山下りに挑んでいます。
実況
早稲田が宮ノ下の交差点を通過していくところ。
3号車
中央学院大学の樋口陸がここで順位を上げました。
5位に上がりました。
駒澤大学と神奈川大学の並走をお伝えしてきましたが、10km手前で中央学院大学・樋口陸が上がってきました。
34秒の差があったんですが、それをひっくり返してきました。
樋口陸。
去年は区間3位だった樋口陸がここで順位を2つ上げてきました。
実況
そして日本体育大学の秋山は小涌園前の通過タイムで見ると個人では一番速いタイムで来ています。
青山学院大学の小野田よりも14秒早いタイムでここまで走ってきています。
快調に飛ばして4つ順位を上げています。
記録という点でも、楽しみですね。
碓井
期待できますね。
知り尽くしているから。
小涌園前
鮮やかなスカイブルー、東海大学・中島怜利がやってきました。
1年生が山下りに挑んでいます。
入学してついていけないレベルを知ったという中島です。
もがき、努力を続け、大きな舞台を手にしました。
1年生軍団擁する東海大学が15位で通過していきました。
小涌園前です。
その後ろから16位で山梨学院大学もやってきました。
今日、当日エントリー変更でやってきた秦将吾の姿が見えます。
実況
日体大・秋山が前の上武を抜きます。
これでまた1つ順位を上げて、日体大5人抜きです。
前回大会も5人抜きの日体大・秋山です。
小涌園前
16位で山梨学院・秦将吾がやってきました。
前回の箱根駅伝もゼッケンを玄関に貼って悔しさを忘れずに頑張ってきた秦将吾です。
実況
秋山、記録の期待も高まるところです。
箱根町役場では6区のランナーを待つ監督達がひかえてレースの戦況を見つめているところです。
この後、合流してどんな指示を出すのかというあたりも注目されます。
1号車
小野田はもう後続との差が開いたことを知っています。
沿道でスタッフがボードを出して1分数秒ということで、タイムを知らせていました。
その点では安心感があるでしょう。
渡辺
小野田君は後ろが1分以上離れていますからこの区間はとにかく、全区間で一番テクニックが必要とされます。
その意味では頭を使った走りができています。
小涌園前
復路一斉スタート組がやってきました。
まずやって来たのは國學院大學・浦野雄平です。
かつては野球部でセカンドを守って甲子園か箱根駅伝か迷い、陸上の道にやってきました。
浦野雄平が小涌園前を通過していきました。
その後ろから大東文化大学・鴇澤駿介。
最後の箱根駅伝となりました。
前回も6区、8位を経験した鴇澤が通過。
9番目で明治、田中龍太が通過していきました。
その後ろから20番目で関東学生連合がやってきました。
日本薬科大学の桜庭宏暢です。
今年は母校の箱根駅伝本選出場はかないませんでした。
しかし来年最終学年は母校で出場することを目標にしますと話していました。
黄色のユニホームが小涌園前を通過していきました。
20チームが通過しています。
残りは国士舘大学、その姿が見えてきました。
1年生の福田有馬。
今日、区間エントリー変更でこの6区、山下りを任されました。
今、21番目で小涌園前を通過していきました。
最後まで大歓声が送られました。
無事に21本の襷が小田原に向かって通過していきました。
実況
前回は13チームあった8時10分繰り上げスタートが今回は、わずか5チーム。
大接戦の復路となっています。
先頭の青山学院大学・小野田が今、大平台のヘアピンカーブを下っていきます。
大平台のポイントでも後続との差を見ていくことにします。
小野田も快調なペース。
その小野田よりもさらにいいペースで今回も1号車
先頭の小野田勇次は去年の小野田よりも30秒程度遅い59分ジャストぐらいかという予想タイムです。
渡辺
下りに入ってから後ろの早稲田。
石田君が詰めだしています。
それを多分沿道の方から聞いていると思います。
それで本人が硬くならないことです。
今日の走り自体は悪くないので、今日は自分の中で大丈夫だと思い聞かせて走ってほしいです。
1号車
小野田勇次はこれから、という展開が大事になりますが原監督は去年の状態と比べると、そこまではよくない、去年並みのタイムを期待してはいけないのかもしれないけど力どおりには走ってくれると思うと話していました。
3号車
5位の中央学院大学・樋口陸、2年連続山下り6区です。
大陸のように大きく育ってもらいたいという願いから陸という名前が付けられました。
中央学院の樋口ですが駒澤大学と神奈川大学を抜きまして芦ノ湖から2つ順位を上げています。
この後の神奈川大学とは、およそ16秒差。
神奈川大学と駒澤大学との差が13秒ということで芦ノ湖での34秒差を大きくひっくり返してまいりました。
前回の経験を生かしてその後ろに神奈川の姿が見えてきました。
川崎裕史監督は樋口はケガ明けでまだ7割ほどなんだと言っていましたがポイントのひとつに挙げた6区で中央学院は2つ順位を上げています。
実況
出山鉄橋を過ぎていきました。
青山学院大学です。
そして5つ順位を上げた日体大・秋山。
トップとの差は、6分01秒ですが秋山が通過していった大平台のタイムが38分06秒ということで前回つくった記録とわずか1秒遅れというペースです。
早稲田が追い上げてきた。
石田の走りはどうですか。
碓井
切り替えがうまくできたんじゃないですかね。
完全に下りに入ってから。
実況
今、10位・日大が通過。
上武と並ぶような形。
そして帝京が1つ順位を落として12位で大平台を通過。
その後ろ、拓殖大学の馬場祐輔がきました。
順位を1つ上げています。
シード争いも前後で秒差の争いになっていますのでこのあたりは下りで勢いをとめないような走りが必要になります。
碓井
流れをつくらなきゃいけないです。
10位と11位は同タイムで通過ですからね。
実況
下りに入って石田もペースをつかんだでしょうか。
碓井
そう思います。
ただ、のんびり走っている気がするんです、小野田君が。
まだ完全に切り換えてないですもんね。
動き自体が。
1号車
小野田勇次は去年の経験、6区を下りきって足が大変張って、痛かったんだけど中には血がにじむ選手がいるんですが足の裏にマメ1つできず、ダメージが少なく8日後にはジョギングができたそうです。
ただ、階段を下りるのはしばらくは後ろ向きじゃないと無理だったと苦笑いをしていました。
渡辺
小野田君は下りに入った瞬間から山下りはかかと走りにシフトしたほうがいいんですが非常に下り向きではあります。
今日はゆっくり走っているように見えますが、実際のラップはすばらしいペースなので、まぁ、今日は自信を持って走ってほしいです。
1号車
自分に武器はない。
ただ動きさえよくすれば、走ることができるとシンプルに考えて臨むことにしていると、謙虚に語る小野田です。
実況
2位の早稲田が塔ノ沢の温泉郷を走ります。
函嶺洞門を過ぎて箱根湯本を越えますと下りではあるんですけど。
碓井
上りに見えちゃいますからね。
実況
これまでのような下り傾斜を使うことができないという箱根湯本以降です。
2015年の2月から通行が禁止された函嶺洞門、現在は横のバイパスを通って小田原中継所を目指すことになります。
箱根の山を下りて函嶺洞門下には早川が流れます。
温泉街の風情を非常に感じることができるエリアですね。
箱根湯本の駅に向かえばさらに観光客の皆さんが多く沿道を埋めます。
1分11秒という差が青山学院とまたつきました。
碓井
やっぱり、あそこでちょっと無理したんじゃないですかね。
一気につめていっぱいになっちゃって離されて行っちゃった。
実況
そもそもアップダウンといいますか、差をつけられ追い詰め、また離されるという1位・青山、2位・早稲田という2チームの感覚になっています。
大平台のポイントに今、大東文化大学がきました。
大東文化大学を含め18チームが大平台を通過しています。
シード争いという点でいきますと復路を12位でスタートした法政大学は3つ順位を上げて9位という大平台の通過です。
17位で復路繰り上げ一斉スタートの明治大学、國學院大學が通過していきました。
3号車
今、7位の駒澤大学ですが、後ろから日本体育大学、秋山の姿が見えてきました。
芦ノ湖では2分43秒の差があったんですが、手元の計測では、もう15秒をきってきています。
駒澤大学の物江ですが先ほどから口が開きまして苦しい表情。
秋山が今、見えました。
前回、区間新記録。
秋山は、6区の攻略法をこう言っています。
大平台からは下りのこう配が緩やかになるので残り3kmへの備えが必要になる。
ここでフォームを整えてリズムを作ると非常に冷静に語っていました。
その差は15秒です。
中継所
標高差840mを一気に駆け下ってくる。
6区のランナーを待つ、小田原中継所。
気温は5.9度、風は、ほどんどなく、おだやかです。
総合3連覇を目指す青山学院大学、7区は田村和希。
今シーズンは出雲、全日本でも区間賞と絶好調です。
7区に田村、8区に下田、勝負を決めに来る采配。
青学・原監督です。
青学3連覇に待ったをかけたい早稲田は前回9区、区間賞・井戸浩貴、相楽監督も7区が勝負どころと見て、当日変更。
3号車
芦ノ湖13位だった襷を現在7位まで押し上げました。
6区、区間記録保持者、秋山清仁です。
17kmの通過が47分28秒。
山下りを経験したバルセロナオリンピックマラソン8位の谷口浩美さんから、6区のラスト3kmであれだけのタイムで走れたってことは君はマラソン向きだと言われて非常にうれしかったといいます。
秋山が区間記録、みずから持っている区間記録をさらに上回っていくかもしれません。
直線になって、まだ前にいる神奈川大学の姿は見えませんがあるいは小田原中継所までで、その差を詰めて順位をもう1つ上げるかもしれません。
2号車
2位の早稲田大学です。
運営管理車の相楽監督がおい、康幸、箱根湯本の前で前とは1分20秒。
ちょっと開いたぞ、この後が大事なんだぞと言っていました。
苦悶の表情。
口が開いてきました。
石田康幸です。
渡辺康幸前監督が選手だった時代に両親がその姿を見て、康幸と名付けられたそうです。
どれだけラスト頑張って小田原中継所に飛び込んで、井戸に襷を渡すでしょうか。
1号車
先頭、小野田勇次です。
原監督からは4人しか果たしていない58分台、そこにたどり着くかぎりぎりで最後、頑張ろうと追い込んでいました。
渡辺
原監督が後ろについてから、小野田君の動きが変わっています。
58分台をここで出したら、かなり青山学院の流れになりますので最後の400mに注目ですね。
1号車
スタート前、芦ノ湖で4年生の村井駿という選手がそっと付き添っていました。
村井は前回6区2位。
肺に穴があく肺気胸をわずらって残念ながら出場はなりませんでした。
陸上を突き詰めたいということで、大学に残りました。
チケットを手にしたのは小野田。
しかし今日はしっかりサポートしていました。
中継所
色とりどりの21本の襷、小田原中継所で最初に目にするのは3年連続でフレッシュグリーンの襷、青山学院大学、エースに成長した田村和希が待っています。
青山学院大学の強さを止めるものはもう誰もいないのか。
王者の貫禄、王者の走り。
3年連続、青山学院大学がトップで襷を渡しました。
3連覇へ向けて駅伝男、田村和希が7区へ走り出して行きました。
小野田は2年連続で58分台です。
素晴らしい走り、トップを守りました、小野田勇次。
この後、早稲田がどれぐらいの差で来るでしょうか。
4号車
法政大学・佐藤敏也が何と4人を抜きました。
先ほど駒澤大学・物江を抜きました。
なんと8位まで順位を上げてまいりました。
法政大学1年生の佐藤敏也です。
もちろん初めての箱根駅伝。
そして初めての山下りです。
定点の記録では、秋山に次ぐ記録となっています。
2号車
相楽監督から康幸、後悔するな、康幸、意地を見せろと最後の指示が飛んでいます。
静岡県は浜松出身です。
初めての箱根駅伝、6年ぶりの逆転での総合優勝に向けて復路のエース井戸浩貴が今か今かと待っている。
小田原中継所が目に飛び込んでまいりました。
中継所
伝統のえんじ、白のW、名門早稲田、6区、石田康幸。
恐らく、その差は開きましたが自分の責任をしっかり果たそうと初の箱根、懸命に走っています。
7区は前回9区、区間賞の井戸浩貴、胸に手を当てて精神を統一します。
康幸と声をかけました。
井戸浩貴は陸上は大学でやめると決断して最後の箱根に挑みます。
追いかける早稲田。
6年ぶりの逆転での総合優勝へ。
井戸浩貴がスタートをしていきました。
青学との差は2分8秒開きました。
3号車
依然として自らが持つ区間賞記録更新のペースで走ってきています。
日体大・秋山です。
13位から7位まで、順位を上げました。
函嶺洞門で測ったところ、去年の自分の記録よりも3秒早いということで依然として区間記録ペースです。
57分台を目指すには9秒更新しなくてはなりませんが、非常に微妙なところ、あるいは2秒、3秒の更新になるかもしれない。
自らのタイムはもちろん分かっているでしょう。
リズムが崩れてしまうと立て直すことができないのでとにかく一定のリズムで走ると言っています。
後ろからは法政大学の姿が見えてきました。
3号車
区間記録更新は間違いない。
中継所
順天堂大学がやってきました。
復路の順大、逆転の順大。
9区、10区には4年生が控える。
1年生の橋本から1年生の難波へ襷を渡しています。
3位は順天堂大学です。
トップとは3分49秒差。
3号車
小田原直前ラスト1kmで54分56秒。
つまりは去年の自らが持つ記録よりも8秒速いということになります。
あと2秒、更新すれば夢の6区57分台が出ます。
自分の記録を超えるために1年間、さらに研鑚を続けてまいりました。
中継所
4位は東洋大学です。
3年生の堀から2年生の小笹椋へ、今、襷を渡しました、4位で東洋大学です。
鉄紺の襷をしっかりと運びました。
初めての箱根、堀龍彦です。
3号車
自分越えは間違いなさそうだ。
あとは区間記録をどれくらい伸ばすことができるか、57分台に更新することができるでしょうか。
まさに去年と同じような光景。
中継所
5位で神奈川大学です。
鈴木祐希から中平へ。
12年ぶりのシード獲得へ。
神奈川大学がスタートしていきました。
そして6位で中央学院大学・樋口陸も頑張りました。
順位を上げてきました。
大学史上3年連続シード獲得は初。
それを目指して今、4年生の海老澤が走っていきます。
そして来ました日本体育大学4年生・秋山清仁です。
前回区間新記録を出した秋山、今回は、どんなタイムでくるでしょうか。
ラストスパート。
秋山のタイムはどうか。
襷を渡しました。
58分2秒、区間新記録。
山下りの神・秋山清仁。
前回の自分を超えました。
区間新記録です。
目標の57分台には届きませんでしたが58分2秒、区間新記録を出しました。
続いて法政大学です。
予選会から出場、1年生の佐藤敏也、頑張りました。
3年生の細川翔太郎へ今襷を渡しています。
8位で法政大学です。
続いて9位は駒澤大学。
順位を落としました。
往路5位から順位を落としています。
2年生の物江から同じく2年生・伊勢翔吾。
7年連続で3位以内の駒澤ですが9位で今、小田原中継所、襷を渡しました。
中継所
続いて10位です。
10位は帝京大学。
2年生の横井裕仁。
1年生の岩佐壱誠がひかえています。
2年連続のシードへ。
ファイヤーレッド。
今、襷を渡しました。
そして11位で日本大学です。
町井宏行から石垣へ。
続いて、拓殖大学です。
オレンジのユニホーム、2年生の馬場祐輔が苅田へ襷を渡しています。
続いて上武大学です。
過去最高は14位という上武大学。
13位で今、馬本から橋立旋に襷を渡しました。
ここまで14校が襷を渡しています。
失礼、13校が襷を渡しています。
己の限界に挑みました。
6区、山下り。
続いて、創価大学です。
往路では9位。
2回目の出場、創価大学。
2年生の作田将希、そして東海大学も控えています。
東海大学1年生の中島怜利が6区を走っています。
先に来たのは創価大学です。
前回、往路復路ともに20位、総合20位でした、創価大学。
今、14位で襷を渡しました。
古場京介に襷を渡しています。
続いて、スカイブルーの東海大学、中島から石橋安孝に襷を渡しました。
トップから9分8秒という差です。
1号車
7区に起用されました田村和希です。
原監督いわく、駅伝ではチームで一番めっぽう強い、超駅伝男。
そんな異名を取ります。
大体2分53秒のペースで推移しています。
渡辺
田村君をこの区間におけるという青山学院の強みですよね。
1号車
非常に力のある選手ですが難点は上がった気温に弱いこと。
原監督は戦前から戦うならば3区7区、つまり昼、気温が上昇する前、話していました。
中継所
山梨学院大学です。
昨日1区で出遅れて流れが悪かった山梨学院大学。
6区は4年生の秦将吾。
そして2年生の久保へ襷を渡しています。
2号車
前の青山学院大学を追います。
復路の井戸浩貴が間もなく3kmを通過します。
1kmの通過が2分46秒。
1kmで前とは3秒詰めました。
間もなく3kmです。
早稲田大学は8分38秒。
3kmはほぼ同じペースで青山学院と早稲田が通過していきました。
中継所
大東文化大学が入ってきました。
ここからは見た目の順位でお伝えします。
鴇澤駿介、倒れ込みました。
復路一斉スタート組。
4年生の鴇澤が一番最初に小田原中継所に飛び込んでいます。
2号車
3kmを通過しまして、運営管理車に乗っている相楽監督からいいぞ、いいペースだ。
お前は後半勝負なんだからという声がかかりました。
4年生なりました、4年連続の箱根駅伝、前回は9区、復路のエース区間で区間トップ、区間賞を取りました、井戸浩貴です。
兵庫県龍野市出身、兵庫龍野高校から箱根駅伝を夢見て一般入試で早稲田に入学した4年生です。
3号車
5位を走っている神奈川大学・中平です。
その後ろには中央学院・海老澤太。
双子の弟が走っています。
21秒差が10秒差に詰まってきています。
中継所
少しでも早く一歩でも前へ、6区のランナーの筋肉が躍動します。
18番目、復路一斉スタート組、明治大学です。
2年生の田中龍太から3年生の磯口へ、襷を渡しました。
18番目で古豪・明治です。
19番目、國學院大學です。
1年生の浦野雄平。
待ち受けるは3年生の内田健太。
國學院大學、浦野から内田へ襷を渡しました。
19番目で國學院大學です。
残すランナーは2人。
関東学生連合と国士舘大学です。
4号車
9位につけています、駒澤大学、6区で順位を4つ落としました。
7区は初めての箱根駅伝、2年生の伊勢翔吾です。
千葉県は千葉の鎌ヶ谷市出身です。
復路は全員が箱根駅伝デビューという選手を並べてきました。
現在、9位。
もし駒澤大学がシードをこの後、落とすことになりますと実に8年ぶりということになります。
85回大会で13位以来ということになってしまいます。
中継所
20番目で関東学生連実況
SAPPORO新春スポーツスペシャル第93回箱根駅伝。
舞台は7区に移っています。
先頭を走ります青山学院大学は今日エントリー変更の田村和希。
過去2回は4区を走って区間賞。
7区はその4区の裏返しになります。
原監督が今日エントリー変更で田村をここに使うという戦略が無事できたわけですね。
碓井
私は往路に使うかなと思ったんですが完全な勝負どころに使いましたね。
実況
画面は小田原中継所です。
中継所
最後のランナーが見えてきました。
3年ぶりの出場、国士舘大学。
6区を走るのは1年生の福田有馬です。
待ち受けるは2年生・戸澤奨。
復路一斉スタートでスタートした国士舘大学ですが箱根デビュー。
苦しい6区ということになりました、1年生の福田有馬。
ただ最後まで母校の襷をしっかりと握り締めて今2年生の戸澤奨へ襷を渡しています。
21番目まで国士舘大学。
6区では日体大・秋山清仁が区間新記録。
58分1秒という区間新記録。
実況
復路5区間のうちのふた区間目、7区に入っています。
7区のコースです。
7区21.3kmはもっとも気象の変化が激しいといわれる区間です。
山おろしの寒風が吹く小田原か、目指すは海風の吹く平塚。
異なる2つの風に加え気温差への対応もカギとなります。
先頭、青山学院がトップで襷を受けて今、7区の7kmをすぎたところです。
4号車
今年のシード権争いはとてつもなく激しくなるかもしれません。
現在、8位を走っているのは法政大学3年生、細川翔太郎です。
6区でジャンプアップをしてシード圏内に入ってきた法政です。
ただ、その後ろ、藤色の襷。
駒澤大学の伊勢翔吾が迫ってきました。
小田原中継所では24秒の差がありましたがもう10秒をきってこようかという差です。
さらにその後ろには赤いユニホームが見え隠れしています。
ここが現在10位の帝京大です。
岩佐壱誠1年生。
駒澤と帝京の差が小田原で32秒ありましたが、ここも詰まってきています。
8、9、10が非常に詰まってきています。
実況
6区の通過順位です。
トップ青山学院大学が、その差を2分08秒に広げました。
この中では秋山の見事な区間新記録の走りで日体大が順位を上げています。
駒澤は逆に順位を下げています。
日体大の秋山が2年連続走って2年連続の区間新記録というすばらしい走りでした。
聞き手
見事な区間新記録、秋山選手ですおめでとうございます。
すごい走りでした。
秋山
ありがとうございます。
去年の自分を超えなければいけないという走りを積極的に前半から行きたいなと感じて走っていました。
スタート前からずっと緊張していたんですけど無事に走りきれて今日も安心しています。
聞き手
走っている時の感覚はどうでしたか。
秋山
去年よりも若干遅いんじゃないかという感覚で途中、焦りもあったんですけど、箱根湯本から沿道だったり監督から区間新ペースできていると教えていただいたので、ラスト3kmは自信を持って走ることができました。
ここでシード権を後輩に残せないと4年生で下ってここまで来た意味がないと思ったので復路ここで自分がいいスタートをきるということを考えて走りました。
聞き手
秋山さんがシード圏内に押し上げましたね。
秋山
後半、日体大は走力のある選手も残っていますので、ここから先、しっかりシード権獲得とまだまだ前を追い掛けて行ける距離なのでさらに順位を上げて大手町でゴールしてほしいと思います。
実況
その秋山の口からもシード権という話がありました。
駒澤大学OB中村さん、駒澤大学、母校は順位を4つ下げて帝京とは32秒差ですね。
踏ん張りどころですね。
中村
そうですね。
今年の箱根駅伝はシード権が非常に迫っていますので僅差の中で各区間1秒を大切にという数秒が、今後響いてくると思うので最後の5km、1kmという残りの絞り出しの部分で頑張ってもらいたいと思います。
実況
そして東洋大学OB服部さん、どう上位を伺いますかね。
服部
前は見えていると思うので後半少しずつ差を詰めていって8区9区と逆転してほしいと思います。
実況
先頭は青山ですが箱根駅伝は長い歴史の中、指導者の歴史でもあります。
情熱にあふれた指導者に導かれ箱根路を目指した早稲田大学OB高塚俊さんの今昔物語です。
記憶がしみたえんじを懐かしむ早稲田大学OB、俊さん62歳。
入学当時、低迷期を迎えていた早稲田は長距離部員を集めるのも10人がやっとの苦しい時代。
そんな中、高塚さんが4年で駅伝主将になるとある名監督が復帰するとの知らせが。
戦後早稲田を2度優勝に導き鬼監督という異名を取る中村清さんが戦々恐々だったが指導を受けてみると厳しい中にも優しさが。
監督から陸上へかける情熱が伝わりチームは力をつけていく。
さらに、スーパールーキー瀬古利彦も加わり早稲田復活への幕があがった。
高塚さん最後の箱根駅伝は山上り5区。
最高点に達すると、ジープから中村監督のの声が。
卒業後は地元新潟で中学教師となり、教壇を去った今も、中学生達の夢を後押しする。
今なお、胸にある陸上への情熱、原点は恩師と挑んだ箱根駅伝。
実況
その高塚さんが、復路のフィニッシュ地点の大手町に今日は来ているということです。
新幹線で新潟から。
高塚さんの姿ですね。
最近は来ていなかったので、久しぶりですと話していました。
昨日の5区の安井選手の粘りの走りなどを見ると心が熱くなる思いでしたとも話していらっしゃいました。
箱根駅伝今昔物語では箱根駅伝のエピソードや写真、思い出の品を募集しています。
お送りいただいた中から来年も実況
山を下りてきまして小田原を出発して、二宮相模湾を望む7区のコースに入ってきています。
先頭は間もなく中間点辺りというところです。
青山学院大学がトップで通過。
少し、その差を開いて2位の早稲田と差をつけている状況です。
1号車
10kmの通過が29分27秒。
先ほど給水ポイントがありました。
恐らく下級生か同級生でしょう。
水を渡されて口に含んでボトルを戻して渡す時に親指をグッとつき立ててその手を差し出しました。
余裕は十分にあります、田村和希。
山口県岩国市の出身です。
2年連続箱根駅伝4区を走って区間賞。
去年の出雲、全日本、両区間で区間賞、持った異名が、超駅伝男。
ラスト5kmでペースを上げられるように行こうな、と運営管理車の原さんからそんな言葉がとんでいます。
年末の調子はそんなに万全ではありませんでした。
実は原監督も起用を心配しました。
数日間でぐっと調子を上げて、やはり7区で田村。
7区、田村の起用ということで、早稲田大学は井戸が7区に起用されて、お互いの手を読みあっての起用となっています。
4号車
シード権争いです。
現在9位の駒澤大学・伊勢翔吾。
前の法政大学・細川との差が縮まっているというお話を先ほどしましたがここからは変わりません。
ただ変わってきたのは、その後ろ10位帝京大学の1年生、岩佐壱誠です。
32秒の差をもう10秒まで詰めてきました。
あるいは岩佐が32秒差の駒澤大学、さらに24秒前にいた法政大学を抜いて一気に8位まで順位を上げてくる可能性があります。
芦ノ湖では11位スタートでした。
3号車
4号車から500m前方です。
5位の神奈川大学です。
4年生の中平英志。
神奈川大学がこのまま水を手渡します。
果たしてその水を力水に変えて前を追って順位を1つ上げることができるでしょうか。
2号車
3位復活の順天堂大学・7区は難波皓平です。
その後ろ、東洋大学の小笹椋。
小田原中継所では両校の差は45秒ありましたが現在10秒を切ってまいりました。
順天堂大学は2007年に優勝して以来優勝がありません。
その後、途中棄権。
その後は19位、さらには予選会を2年間突破することもできませんでした。
果たして3位の位置を守っていけるのか。
1号車
先ほど沿道で青山学院大学の部員がボードで秒差、タイム差を教えていました。
それを見て笑顔で左手を上げて、こたえていた田村和希です。
現在3年生です。
21歳。
山口県の西京高校卒業。
気温が上がりきる前の涼しい区間で起用ということで原監督はここに超駅伝男を持ってきました。
渡辺
本来ならば碓井さんも先ほどおっしゃっていましたが、往路に起用される選手です。
ここの区間に起用されたということで気持ち的には楽だと思います。
ペースも安定していますし自分の中で抑えて走っていると思います。
多分、区間新に走って近いペースで走っていると思います。
1号車
後半、区間記録に迫るペースアップが十分に想像できます。
3号車
神奈川大学、そして中央学院大学。
中央学院大学は双子の給水リレーです。
今、兄から水が手渡されました。
社会人になって初めて別の道に別れることになります。
ケガの時も2人で共に歩んでまいりました。
3年連続シードを取れば大学史上初、中央学院大学・海老澤太。
弟が力強く走り出しています。
実況
兄弟のつながりという部分もあるでしょうね。
服部
そうですね。
兄弟、そして短い距離ですけれども水をもらうことで力がもらえると思います。
実況
弾馬選手が1年生の時に区間賞を取ったときは勇馬さんが非常に喜んでいましたね。
3号車
水を受け取った時には笑顔も見えたでしょうか、海老澤太。
つらい時にはいつも励まし合ってきた兄の剛と弟の太です。
さぁ、ただ中央学院と前を行く5位の神奈川大学との差が少しずつ広がってきている。
前を行く神奈川大学、12秒にその差が広がりました。
高知県の三原村出身、中平。
実況
4号車です。
4号車
駒澤大学に帝京大学が迫ってきました。
今、水を給水。
岩佐壱誠が今、横に並んだでしょうか。
運営管理車の大八木監督からは後ろから帝京が来ているので並んでいけ並んでいけという声が飛んでいます。
間もなく並びます。
今、9位10位が並んでいます。
この後、並走という形になるでしょうか。
平成の常勝軍団、駒澤大学があるいはここで抜かれ、シード権ギリギリの10位という形になるかもしれません。
現在9位が駒澤大学。
10位が後ろ、帝京大学です。
岩佐が32秒の差を詰めて今、9位の駒澤大学に追いつきました。
2号車
3位が変わるかもしれません。
鉄紺の襷がひたひたと迫ってまいりました。
3位・順天堂、4位・東洋大学、その差がもう2mとなりました。
右手、駿河湾から冷たい風が吹き抜けています。
逃げる順天堂大学・1年生の難波皓平。
追う2年生、小笹椋。
東洋大学。
東洋大学は2009年85回大会で初優勝。
以来、8年連続で3位以内の座を守ってまいりました。
箱根は最低限3位は死守したい、酒井監督はそう話していました。
小笹、今、一気に前に出た。
順天堂の1年生、難波がついてくるが、差が開いていきます。
東洋大学、3位に帰ってきました。
その差がもう5mから6m、1年生の難波皓平をおいていきました。
2年生の小笹椋。
実況
小田原中継所では45秒の差があったんですが、見事に力強く抜いていきましたね。
服部
小笹はロードを得意としていますし去年4区を走っているので、コースも知り尽くしていると思います。
実況
前回は4区を走って区間6位でした。
東洋大学が3位に浮上。
順天堂も何とかついていこうという難波皓平の姿があります。
二宮、押切の坂を上ってくる各選手です。
2号車
東洋大学の前に1年生が出るかもしれません。
今、ピタリと後ろにつきました。
実況
順天堂大学も1年生なんですが、離れませんね。
碓井
落ち着いてからまたリズムが変わりますからね。
食らいついていって。
実況
いずれは塩尻さんと共にエースといわれるようになりたいと話していた難波です。
2号車
難波が再び逆転。
素晴らしい3位争い。
順天堂の1年生、難波皓平が始めての箱根駅伝で東洋大学の前に出ました。
果たして3位争いは、どういう決着を迎えるでしょうか。
将来は体育教師になりたくて順天堂大学に進学してきました。
高校時代からケガをしたことがなかった。
ただ大学に入って初めてケガをしてしまった−、それを乗り越えてきた1年生、難波皓平です。
実況
5位で神奈川大学が通過していきました。
6位で中央学院大学。
その後ろ、7位で日本体育大学です。
日体大は6区、秋山の快走。
6人抜きがありまして往路13位から6つ順位を上げて現在シード圏内、7位です。
今日エントリー変更、3年生、城越勇星です。
1号車
先頭、田村のペースですが、5年前の東洋大学・設楽悠太さんが樹立した区間記録からおよそ30秒の遅れ。
まだ田村は余力を残している。
5kmのペースアップ。
可能ですね。
渡辺
十分可能です。
ペースもイーブンで来ているので後半上げるように監督から指示が出ていますし、本人もそれが頭の中に入っています。
区間記録に近い走りはしています。
1号車
先日の10000m記録会でも外国人選手と最後、競り合って驚異のラストスパートで押し上げました。
2号車
また東洋大学、仕掛けました。
2mから3m開きました。
3位争いがまた5m開きました。
東洋大学・小笹がスパートをかけました。
順天堂大学・難波皓平、1年生がちょっとついていけません。
服部
一度仕掛けたらやはり後ろを突き放すような、走りをしてほしいと思います。
実況
ここは差が開きつつあります。
3位が今、東洋大学。
4位、順天堂大学、その差がまたつきました。
4号車
駒澤大学の2年生、伊勢翔吾と帝京大学の1年生、岩佐壱誠、ともに初めての箱根駅伝。
1kmほど並走が続いています。
ここが9位10位争いです。
この2人が9位を争っています。
1年生の岩佐壱誠、帝京大学、運営管理車の中野監督も非常にいい走りだと先ほど納得の表情を車の中で見せていました。
沿道の皆さんの服装を見ても気温が上がってきています。
日ざしが強くなっている東海道です。
実況
中村匠吾さん、中村さんが1区を走って必死の最後の走りを見せた、1区の走りを見て感動したということを話していましたね。
中村
そういう後輩が駒澤を選んで入ってきてくれているのでうれしいですし、2年生と1号車
先頭の田村は16kmを過ぎました。
先導する白バイです。
センターライン側、神奈川県警第2交通機動隊、あさださとる巡査長。
地元を走る箱根駅伝は子供の頃から身近に感じていたそうです。
歩道側、神奈川県警第2交通機動隊・いつきよしくに巡査長。
隣りを走るあさだ巡査長とは同期入隊。
そのあこがれを先導の白バイにずっと感じていましたということです。
この大会は陸上競技協会神奈川陸上競技協会の強力で運営されています。
15kmで給水があったんですが、田村の表情が心配です。
苦しそうな表情に変わりました。
両手をダラっと下げてふらっとする場面がありました。
渡辺
田村君は直前に体調を崩しているんですね。
それでこの区間に回っています。
もしかしたら、脱水症状になっているかもしれません。
今、心配になって運営管理車から原監督が横に並んで表情をうかがいました。
1号車
明らかに足取りが15kmのポイントをすぎたあたりから変わりました。
首が左右に振れるようになって、白い歯が見えるようにな状態で走っています。
29日の練習は全体で参加しました。
ただ30日、次の日の練習は原監督の判断であえてストップしました。
休養を取らせました。
あとは様子を見る。
もしかしたら最悪田村を使わないことをあるかもしれない。
そこまで原監督は考えたそうです。
ただ、数日間の調整を見て、2日目の復路であれば田村を起用できるということで起用しました。
まだ予断を許しませんね。
渡辺
ラップは3分10秒程度まで落ち込んできています。
ちょっと心配です。
実況
現在、10.7度という気温ですがそれ以上に暑さを感じているでしょうね。
碓井
さらに気温は上がりそうですからね。
足には力が入っていないような感じですね。
2号車
3位争いから2位の早稲田・井戸浩貴のところに戻ってまいりました。
腕の振り、足取りはまったく変わっていません。
汗の量は増えてまいりましたが、さすが復路のエース区間、前回、区間賞を取りました井戸浩貴、素晴らしい走りが続いています。
相楽監督は後半勝負と言っていました。
青山学院大学との差を、どれほど詰めて平塚中継所に飛び込んでいくでしょうか。
これが最後、この箱根駅伝、卒業すると陸上競技部はやめます。
これが集大成の井戸浩貴、最後のスパートに入ります。
1号車
先頭、青山学院大学、田村和希の苦しい表情。
苦しい走りは3kmほど続いています。
原晋監督も頭に手をやって何か手元の資料のページをめくる姿が見られました。
先程までは沿道の皆さんから声援を送られると答える余裕もあったんですが今はまったく反応する余裕がなくなりました。
この後、まだ残り3kmあります。
渡辺
何とか持ち直している感じはあるんですよね。
原監督が後ろに座っている審判員の方と交渉しています。
多分、給水を出させてくれという交渉だと思います。
基本的には脱水症状になって止まってからでないと出せません。
原監督が今、焦っていますね。
1号車
首をよじって後方をのぞいて何かを話し込む姿がありました。
深呼吸をしろ、という声を受けて田村和希は一生懸命鼻から息を吸おうとしますが、また、大きく息を吐き出して下をむく、そんな表情が続いています。
2号車
青山学院大学と早稲田大学の差は、いったんは900mになりましたが、まもなくその差が700mを切ります。
井戸浩貴、さすがにちょっとあごが上がってまいりました。
腕の振りと足取りは変わることはありません。
青山学院がちょっとブレーキになりかけているということは井戸浩貴が知っているかどうか分かりかねますが、井戸浩貴のペースは変わっていません。
果たしてその差をどれだけ詰めて戸塚中継所に襷をリレーすることができるでしょうか。
4号車
湘南の暴れん坊が湘南で暴れています。
シード権入獲得を目指す石橋安孝・東海大学。
シード権まで1分34秒あった差がもう1分弱まで詰まっています。
非常にいい走り。
すでに4人抜いています、現在11位の石橋安孝です。
石橋は区間2位。
その田村にアクシデントがある。
だから、お前が頑張れば区間賞も狙えるぞ、最後の箱根、頑張れと、両角監督が話していました。
中継所
山から受けた襷を海から町へと運ぶ8区ランナー達が待っています。
日の光が強くなり、じっとしていても暑さを感じる平塚です。
8区のランナーですが青山学院大学は下田裕太が待ち受けます。
昨日はよく眠れたそうです。
万全の状態。
狙うは区間新記録と話しています。
追う早稲田ですが1年生、太田智樹が箱根デビューを飾ります。
付き添いの選手は緊張している。
だけど往路を走る力がある選手なのでしっかり走ってほしいと話していました。
山おろしの風を受け、富士を背に走ってきた7区のランナーが平塚中継所に向かってきます。
実況
現在2分24秒差。
青山と、早稲田の差です。
1号車
表情が苦しみの表情から、泣きそうな表情に変わりました。
田村和希、原監督は車をス〜っと前に出して、手を2〜3回たたいて、和希と声を掛けています。
原監督に笑顔は消えました。
下り坂、足を前に運ぼうとするんですが体が前に行く、足がなかなかついていかない、バランスを取るのが難しいという瞬間が先ほどありました。
残り2kmです。
渡辺
足にも手にもおそらく力が入らない状況です。
原監督の指示は聞こえているとは思います。
沿道の方が一生懸命応援している声は耳に入らないくらいだと思います。
何とか襷をつなぐんだという気持ちで行ってほしいですね。
1号車
再三見る光景は襷になんとか手をやっています。
今の田村を支えているものは自分の記録と母校の襷、仲間への思い、それだけなんでしょう。
襷に手をやります。
最近の1kmは3分24秒、3分27秒、3分25秒。
トップクラスのランナーである田村からは考えられないペースまで落ちました。
2号車
追う早稲田、相楽監督が3分5秒ペースだから、3分ペースに上げろと言っています。
それに呼応してペースを上げました、井戸浩貴です。
首は傾きましたがペースは上がっている、井戸浩貴。
4年生になりました。
こんなに苦しい最高に幸せな残り3kmはないんだぞという声がかかりました。
ペースが上がっている井戸浩貴です。
4年間を振り返って本当に早かったと言っていました。
親からの仕送りは食事と治療にすべて当ててまいりました。
そう言っていた4年生。
陸上競技はもうピリオドを打ちます。
これで陸上競技からは離れる井戸浩貴です。
6年ぶりの逆転優勝に向けて、もう600m、その差を切りました。
もう残りが550mの差となってまいりました。
3号車
ずっと並走を続けている駒澤大学・伊勢翔吾と帝京大学1年生、岩佐壱誠です。
9位10位なんですが、後ろから東海大学の姿が大きく見えるようになってきました。
芦ノ湖では15位だったんですが、もう11位まで差を縮めてきています。
東海大学の石橋ですが、その差はもう45秒切っています。
1分18秒あった差を詰めています。
あるいはこの後、東海大学がシード圏内にという展開があるかもしれません。
現在9位が駒澤、帝京。
ここまでがシード圏内、東海大学が11位です。
1号車
大磯から平塚に入って直線道路、後ろの早稲田大学の姿が遠方ではありますがカメラがとらえるようになりました。
最後の2kmを切ってからどうですか。
渡辺
最後の1kmで田村君は今3分20秒台のラップですが、ここをまず1秒1秒前に行こうという気持ちで襷をつなぐことです。
今ブレーキになってしまっていますが残りの4人がいますので、何とかみんなの気持ちが襷にこもっているわけですから、つないでほしいですね。
襷は力をくれるものです。
この後、8区は下田です。
下田は田村と並ぶチームの主力、昨日、2区を走った一色。
エースと呼ばれています。
田村はそのエースの称号を来年、次ぐ立場となります。
今年4月から継ぐ立場となります。
自分は今エースという自覚はありません。
ただ一色さんと並んで柱ではあると思う、その気持ちは十分になりました。
ですから今年は自分を追い込むことなく自分のやるべきことをやればいい。
なるべく走ることを楽しみたい、そう心持ちを変えてから随分と気持ちが楽になったと言っています。
陸上を見る目が変わってきました。
今シーズンは世界記録を連発。
箱根駅伝で今シーズン、初めて田村を苦しみが襲っています。
3冠、そして3連覇を目指す緑のユニホーム、青山学院大学。
湘南の空気。
本来は晴れやかで暖かに選手を包み込みますが、その余裕は田村にはないでしょう。
ズボンの辺りをたくし上げて襷を手に取りました。
襷を手に取った。
まだ距離はある。
ただ取ったということはチームの主力、田村をもってしてもそこまでの苦しみが襲っています。
沿道からは頑張れ、田村の大歓声。
もうその表情は眉間にしわ。
涙がこぼれんばかりとなりました。
果たしてこの後、3冠3連覇を目指す青山の誇りを胸に無事に襷を運ぶことができるでしょうか。
追ってくるのは早稲田。
1号車
いよいよラストスパート。
余力は残っているか、田村。
中継所
湘南は日の光、その暑さが田村和希を襲います。
左手には、ぐるぐるっと襷を握りしめました。
待ち受けるのは下田裕太です。
10代マラソン日本最高記録保持者が平塚中継所で待っています。
田村が必死に腕を振ります。
下田裕太が待ち受ける。
トップで田村が襷を運んできた。
平塚トップで襷をリレーしました。
両手を膝にやりました田村和希。
これまで2年間、平塚から小田原へ。
そして今年は小田原から平塚へ襷を運んできた田村和希、苦しい走りになりました。
下田裕太は力強く走り出しています。
2号車
追う早稲田・井戸。
ラストスパートに入りました。
相楽監督からラストラン、最後の箱根。
区間賞も取れるぞと大きな声がとんでいます。
ただ、しっかりと夢にまで見たえんじの早稲田大学の襷をかけています。
汗びっしょりですが最後の箱根駅伝、最後の最後まで力を振り絞ろうとしています。
どれぐらいのタイム差で平塚に飛び込んでいくでしょうか。
中継所
今、早稲田大学・井戸浩貴、襷を取りました。
相楽監督、総合優勝へのキーマンだと話した4年生、井戸浩貴。
待ち受けるのは1年生・太田智樹です。
伝統の継承が今、行われます。
4年生から1年生へ。
2位・早稲田大学、今、襷を渡しました。
その差は1分21秒。
小田原では2分21秒の差でした。
4号車
現在見た目で18番目を走っている伝統校、明治大学です。
往路は17位で終えました。
芦ノ湖は8時10分一斉スタート組に入りました。
大東文化大学がこの前、現在17番目を走っていてその1分前に走っているという形です。
伝統校の明治です。
7区を走っているのは初めての箱根駅伝3年生、磯口晋平です。
兵庫県西脇工業高校出身です。
エースは今年はうちにはいない、エースがいないからこそそれぞれが堅実な走りでつないでいきたいと話していた明治・西監督。
伝統校は紫紺の明治の襷をなんとか必死に前に運んでいる、湘南での走りです。
3号車
ずっと並走を続けてまいりました、9位争い、駒澤大学・伊勢翔吾、そして帝京大学1年生、岩佐壱誠です。
湘南の海から吹き付けてきます。
向かい風、海風の中、猛然とここで一歩、伊勢翔吾が前に出ました。
ただ、岩佐壱誠・1年生もついていきます。
福島県の中常出身の岩佐。
そして千葉県の鴨川市出身の伊勢翔吾。
ここまでがシード圏内です。
9位・駒澤大学と10位、帝京大学。
その後ろには猛然とここまで区間1位の走りで差を縮めてきている東海大学の石橋の姿がじわりじわりと大きくなっています。
実況
この2人の並走が続きます。
中継所
3位で東洋大学の姿が見えてきました。
待ち受けるのは3年生の竹下和輝です。
竹下の付き添いに1区、区間賞を獲得した服部弾馬が平塚に訪れていました。
服部弾馬はこの3年生・竹下に前を追ってほしい、1つでも順位を上げてほしい東洋の伝統の力強い走りを見せてほしいと話していました。
東洋大学が今3位で平塚中継所を通過します。
トップとの差は4分10秒です。
その後ろからは神奈川大学。
12年ぶりのシードへ、大きく7区で順位を上げてきます。
中平が襷を運んできました。
今、襷リレーです。
3年生・大塚。
初めての箱根駅伝8区へ走り出していきました。
激しいラストスパート、日本体育大学全力疾走。
城越から中川へ。
襷リレー。
順天堂大学も走り切りました。
中央学院大学・海老澤太、最後の箱根駅伝、廣へと襷を渡していきました。
1号車
去年8区区間賞、苦しみの田村の後、襷を受けたのは下田裕太です。
10代のマラソン日本記録保持者、下田。
入りはいかがですか?渡辺
下田君は復路の中で原監督が一番自信がある区間だと言っています。
区間記録を狙ってくるでしょうね。
走りも今日は非常にいいですね。
中継所
芦ノ湖スタート12位でした。
しかし佐藤が素晴らしい山下りで、それを受けてその順位を守って法政大学が襷リレーです。
2号車
1年生の早稲田大学・太田智樹、1kmの入りが2分56秒ですから、前を行きます下田とは1kmで7秒、その差が開きました。
相楽監督はいいぞ、直線になったら前が見えるだろ。
ジリジリと追いかけるぞという指示が飛んでいます。
初めての箱根駅伝。
静岡県は浜松市出身です。
お父さんのよしゆきさんは、中央大学3年生のときに箱根を走りました。
お母さんは中央大学3年生の時に全日本大学女子駅伝を走った、そんなご両親を持ちます、1年生の太田智樹です。
中継所
9位10位、シード権争いで、駒澤大学が来ます。
平成の常勝軍団・駒澤大学。
9位並走していましたが最後は抜け出しました。
伊勢翔吾、今、広瀬に襷がわたりました。
そして帝京大学・1年生岩佐壱誠、よく走りました。
4年生の宇佐美聖也へ襷が渡っています。
ここまでがシード圏内。
3号車
その後ろ11位の東海大学・石橋安孝、4年生最後の箱根駅伝です。
34秒あった差を44秒つめました。
両角監督は一人30秒ずつ、詰めてくれといいましたがその役割をしっかり果たして平塚中継所に飛び込みます。
中継所
平塚にキャンパスがある東海大学4年生・石橋安孝。
91回大会7区7位の走り、前回は4区、2位の走りでした。
最上級生として注目される1年生を引っ張ってきた4年生・石橋安孝。
待ち受けるのは3年生の春日千速です。
東海大学、11位で襷を渡しました。
帝京大学との差は1分を切っています。
その後ろ、拓殖大学、苅田から新井裕崇へ襷リレー。
し烈なシード権争い。
12位で拓殖大学。
4号車
現在20番目を走っています関東学生連合につけました。
関東学生連合は武蔵野学院大学の学生としては初めて箱根路を走ることになりました。
藤井亮矢、1年生です。
兵庫県西宮市出身です。
学生連合の前に19番目が國學院大學。
その前18番目が明治大学です。
サングラスをかけている藤井亮矢、1年生です。
藤原正和監督からは頑張ろうという声がかかっていました。
中継所
平塚中継所には13位で上武大学です。
去年はここ、平塚で無念の繰り上げスタートとなりました。
箱根駅伝史上、2校目となる悔しい平塚での繰り上げスタートでした。
ただ今回は往路で8位。
初めてのシード権も狙える位置でフィニッシュしました。
芦ノ湖は8位、小田原は13位、順位を落としました1年生の橋立旋。
2年ごしの襷リレー。
上武の鉄紺、プレミアムブラックアンドシルバーの襷が今つながれました。
大森樹が走り出していきました。
実況
ここまで13チームが平塚中継所を通過していきました。
トップ青山と2位・早稲田も差が47秒詰まりました。
小田原中継所から平塚、田村が非常に苦しかったんですが、何とかつなぎましたね。
ですから何とか立て直す走りを下田が8区でできるかどうか。
中継所
平塚、創価大学と山梨学院大学、今ラストスパート、前に出たのは山梨学院大学です。
久保和馬が前に出た。
今4年生・小山に襷が渡りました。
創価大学も今スタートしていきました。
続いて、大東文化大学です。
鈴木太基から林へ。
日本大学は1年生同士の襷リレーです。
前回は10番での通過でした。
日本大学が1年生これからを担う1年生同士の襷リレーです。
1号車
前回の8区区間賞、下田裕太です。
静岡県小山町の出身。
この1kmが2分55秒というペース、原監督からは1kmで後ろの早稲田を5秒離したぞ。
後半、上げていこうという声が飛んでいます。
渡辺
下田君は調子がよくないときは顎が上がって足が外に流れる癖があります。
今日はまったくそれがありませんから区間記録に近いタイムが出るんじゃないですかね。
1号車
去年は自分も区間賞を狙って区間記録の更新を狙っていったんだけど、監督からは先頭独走だったからある意味セーフティーに行こうということで自分のレースを組み立てたそうです。
中継所
平塚中継所、18番目、芦ノ湖、一斉スタートのランナーが到着しています。
18番目、明治大学3年生・磯口晋平が襷を運んできました。
待ち受けるのは2年生の東島清純です。
全力で襷を運んできました。
明治大学が18番目で平塚中継所を通過しています。
実況
10位、帝京。
11位、東海が54秒差です。
中継所
19番目で國學院大學の姿が見えてきました。
3年生、内田健太です。
今年は左すねの痛みがありました。
疲労骨折に近いところまでのケガがありました。
何とか箱根に間に合わせてきました。
内田健太。
そして、3年生の熊耳に襷を渡しました。
國學院大學、19番目でリレーです。
2号車
青山学院大学を追いかける1年生の太田智樹です。
3kmの通過は9分4秒。
相楽監督から、ここはいいんだ、3kmペースでいい。
ここから1km3分切っていくペースに上げて行くぞという指示がとんでいます。
追いつけるぞと早稲田のファンから沿道から声がかかっています。
1年生・太田智樹です。
3号車
2号車から1km後方です。
早稲田、東洋がいまして、ここが4位の神奈川大学です。
3年生の大塚倭、京都府京田辺市出身です。
前回はエントリーされました。
2年前はエントリーされましたけれども、残念ながら走ることはできませんでした。
この後ろに日体大と順天堂大学、中央学院と続いています。
4号車
7区19.5kmをすぎたところ、最後尾21番目国士舘大学です。
2年生の戸澤奨が走っています。
青山学院大学が通過してから間もなく15分が経過しようかというところです。
20分以上が経過しますと繰上げスタート。
仲間の汗がしみこんだ母校の襷をつなぐことができません。
去年の予選会では1人1秒、10秒に泣きました。
中継所
繰り上げ襷が用意されていましたが関東学生連合がまず最初にやってきました。
武蔵野学院大学1年生、藤井亮矢が走ってきました。
待ち受けるのは4号車
繰り上げスタートまで残り2分です。
戸澤奨です。
サングラス越し、目の辺りを押さえました。
国士舘大学では平塚中継所で繰り上げとなるのは初めてです。
9位、10位と10秒差でこの本選の切符をつかむことができませんでした。
メンバーに添田監督は本番で使う襷を見せました。
襷には思いが詰まっています。
非常に苦しい走りが続いています。
何とか母校の襷。
仲間につなごうと前に進んでいる、戸澤奨です。
大歓声を受けて、繰り上げの情報は入っているのか。
福島県田村市の出身です。
関東インカレハーフマラソンでは脱水症状となりました。
今、襷を取りました。
渡すつもりで走っています。
しかし中継所は見えてきません。
あと45秒で繰り上げスタート。
平塚中継所で待つ、ランナーの姿が見えてくるか。
カーブを曲がってまもなく平塚中継所です。
すでに襷は取っている、戸澤奨です。
中継所
3年生の本多将貴。
待っています。
平塚中継所にあるカメラから戸澤の姿はとらえました。
しかし、あと10秒で繰り上げです。
戸澤の懸命な走り。
無念の国士舘大学、平塚中継所からの繰り上げスタートです。
今、戸澤が平塚中継所にやってきます。
添田監督、予選会の襷はかけませんが。
国士舘の襷を握り締めて、中継所に運んできました。
2年生・戸澤奨。
無念の平塚で繰り上げスタート。
襷をつなぐことはできませんでした。
史上、5校目の無念の平塚での繰り上げです。
戸澤奨、倒れこみました。
予選会を通過するためにこの襷が力を与えてくれました。
しかし本選で、その襷をつなぐことができませんでした。
実況
3年ぶりの出場、予選会は1人1秒に泣いた国士舘大学。
碓井
一人一人の意識は強いでしょうね。
実況
しかし繰り上げスタートということになりました。
実況
穏やかな今日の海。
茅ヶ崎のポイントが見えています。
気温は12.4℃。
選手から見ますと緩やかな向かい風です。
向かい風は2m弱というところです。
先頭、青山が通過した後に、2位の早稲田が茅ヶ崎のポイントを、間もなく通過しようというところです。
平塚中継所では1分21秒の差でしたが、2分22秒と差が開いています。
碓井
1分開きましたね。
実況
スタートして7分ほどですが下田が差を広げています。
8区の茅ヶ崎のポイントを選手が走っています。
実況
復路5区間の3区間目、8区に入っています。
それでは、平塚中継所の通過順位を確認します。
何とか襷をつなぎました。
青山学院。
2位が早稲田、東洋、神奈川と続いています。
日体大は芦ノ湖、13位スタートでしたが5位まで順位を上げています。
東海大学も4つ順位を上げて11位です。
平塚では国士舘大学が無念の繰り上げスタートとなりました。
区間賞は東海大学4年生の石橋安孝が取りました。
石橋は7区で区間賞を取りましたが東海大学としては佐藤悠基さん以来、9年ぶりです。
聞き手
7区、区間賞、石橋選手です。
おめでとうございます。
石橋
ありがとうございます。
往路、あまりよくなくて、シードとの差が2分ぐらいあると聞きました。
後半は上級生がいるので1人30秒以内で詰めていけば追いつけると意識しました。
とても喜ばしいことです。
佐藤悠基さんは偉大な先輩です。
タイムはまだまだですので、そこは力の差かなと思います。
聞き手
この後のランナーに向けてメッセージをお願いします。
石橋
この後も頼れる上級生なので信じて大手町で待ちたいと思います。
ありがとうございました。
実況
東海大学が10位との差を詰めてきています。
コースの紹介です。
海から街へ8区。
シード権争い、優勝争いを決める区間です。
21.4km。
15km過ぎに待ち受ける難所が遊行寺の上り坂。
戸塚まで残り6kmのところには注意が必要です。
江の島が映ってきました。
2020年東京オリンピックではセーリング競技の会場となることが決まっています。
1964年の東京オリンピックでもセーリングが開催されています。
ヨットの聖地と呼ばれています。
その海を右手に見ながら、選手たちが海岸通りを走っていきます。
浜須賀の交差点を曲がって、今度は町に向かって走ってきます。
茅ヶ崎のポイントではまた1分近く1位と2位の差が開いています。
それだけ、先頭・下田のペースがいいということです。
茅ヶ崎のポイントは、帝京大学が9位、駒澤大学が10位で通過しています。
その後の東海大学とは平塚中継所では、54秒の差になっていました。
日体大が往路終わって13位だったんですが、区間新記録の秋山の走りがあって、現在5位です。
その後ろ、東海大学の姿が見えてきました。
3年生の春日千速です。
長野県の佐久長聖高校出身です。
前回が2区、1年生の時には8区を走って区間5位の成績です。
トップ青山学院とは8分56秒差。
10位、駒澤とは41秒差。
このあたりのシード権争いというのは、分からなくなってきました。
東海大学が一気に順位を7区で上げました。
その後ろに見えてくるのがオレンジのユニホーム、拓殖大学です。
拓殖は今日、エントリー変更の4年生の新井裕崇が走ります。
拓殖大学・新井裕崇は前回はメンバーに選ばれることはありませんでした。
拓殖大学は現在、12位で走っています。
過去最高7位ですがそれに迫る順位を残り3区間でおさめることができるでしょうか。
11位の東海大学とは58秒の差です。
第93回箱根駅伝。
先頭、青山学院はまもなく8区の1号車
果たして、この8区、20年ぶりの区間記録の更新はなるのでしょうか。
97年、山梨学院大学の選手が打ち立てた1時間4分5秒。
そのチャレンジに挑んでいる下田。
渡辺
中継車にぶつかりそうなほどスピードがありますから可能性はありますね。
難所をクリアできるかどうかです。
その難所をクリアできれば総合優勝も見えてきますね。
ここまでは間違いありません。
2号車
青山学院の後ろが早稲田でその後ろ、3位が東洋大学3年、竹下和輝です。
これが初めての箱根駅伝。
埼玉県東松山市出身です。
予定では、リオデジャイロオリンピックに入賞した、松永選手が給水を行うということです。
実況
茅ヶ崎のポイントを明治大学が通過していきました。
2号車
竹下和輝・3年生です。
悔いを残したくないという4年生の気持ちをひしひしと感じているということです。
3号車
2号車から450m後方です。
神奈川大学を挟んで、5位集団です。
日本体育大学・中川翔太と順天堂大学・甲斐選手です。
甲斐のほうが10000mのベストタイムが1分半遅いのですが、2人は同じ走りを見せています。
中川は熊本出身です。
1号車
先頭を走る青山学院・下田裕太。
藤沢のエリアに入ってきています。
ではここで報道フロアからニュースをお伝えします。
中島
きょう未明、埼玉県上尾市の民家が全焼する火事があり焼け跡から2人の遺体が見つかりました。
警察は身元の確認を急いでいます。
火事があったのは埼玉県上尾市井戸木の木造平屋建ての民家です。
警察によりますときょう午前1時前、近くの住民から建物が燃えてると消防に通報がありました。
火はおよそ2時間後にほぼ消し止められましたが民家は全焼し焼け跡からは性別の分からない2人の遺体が見つかったということです。
この家には館山忠悦さんと68歳の妹が住んでいましたが連絡がとれておらず、警察は遺体はこの2人の可能性が高いと見て確認を急いでいます。
現場はJR桶川駅から1kmほどの閑静な住宅街で、警察は家の中から出火したとみて原因を調べています。
年末年始をふるさとや行楽地で過ごした人達のUターンラッシュはきょう新幹線や空の便がピークを迎えます。
JR上りの新幹線は今日が混雑のピークで朝から夕方にかけほぼ満席となっています。
成田空港では年末年始を海外で過ごした人たちの帰国ラッシュがピークを迎え、今日一日でおよそ5万人が帰国する予定です。
国内線も東京や大阪に向かう便が午後の便を中心にほぼ満席だということです。
一方、高速道路も上り線を中心に渋滞が予想されています。
日本道路交通情報センターによりますと東名高速道路上りは午後2時に大和トンネル付近で45kmの渋滞が予想されています。
以上ニュースをお伝えしました。
1号車
多くの沿道の皆さんが応援の声を送る中、先頭の青山学院大学・下田が走っています。
わき目も振らずというのは、こういうことでしょうか。
これほどの声援があっても下田は応える様子がありません。
それは恐らく区間記録の更新が頭の中にあるでしょう。
渡辺
区間記録を狙っているということはそれだけ集中しているということです。
沿道の声はきっと聞こえないでしょう。
監督の指示は耳には入りますが1秒1秒が戦いです。
1号車
下田が初めて右を見ました。
ガラスに映る自分のフォームを確認したようです。
初マラソンながら日本人2位という記録を出しました。
そこから陸上に対する意識が変わった、大学生で、この記録なら、夏のマラソンなら世界で勝負できると思ったということです。
渡辺
下田君は次の東京オリンピックを目指していると思います。
青山学院の選手を見てもらえばわかるように体幹を鍛えています。
前に進むための推進力を強くするために斜めの動きを強化しています。
バイアスの走りといいますが徹底して鍛えています。
その走りが下田君は出せていると思います。
1号車
これだけ実況
中村さん、この走りはいかがですか?中村
下田選手は経験も実績もある選手。
走りを見ていても自信に満ち溢れていますよね。
実況
服部勇馬さん、画面を通じて見る走りはどうですか。
服部
終始、同じリズムで走っていますし、フォームがスタートしてからずっと変わっていません。
実況
碓井さん、どうですか。
碓井
本当に狙っているという走りですね。
実況
日ざしも強くはなってきています。
苦しんだ7区・田村の走り。
その襷を受け取ってさらに力が加わっているのかもしれません。
前回もこの8区を走って区間賞を取りました。
その下田が遊行寺の上り坂に入ってきています。
遊行寺の坂を上ってくる時も多くのお客様の歓声が響きます。
上った先にもまだ5km以上、距離が残ります。
上った先の戸塚中継所の様子を聞きましょう。
戸塚中継所、9区の注目ランナーを紹介します。
青山学院4年生の池田生成。
4年生にして初めての箱根駅伝です。
早稲田は光延誠。
ワクワクしていると、そんな表情をうかべていました。
東海大は川端千都。
どれだけタイムを縮めているでしょうか。
向かい風が吹いている中継所です。
2号車
今から6年前、2011年87回大会で総合優勝の早稲田。
以来ここ5年は4位、5位、4位と3位以上がありません。
現在第2位。
15kmを通過するところで給水を受けます。
1年生の8区を任されました太田智樹。
水をひと口。
足にもかけました。
上り坂に入ってまいりました。
声をかけてもらってまた腕の振りが増してきました。
大学の寮に入って食事の大切さをしてました。
あらためて高校までお母さんがバランスのよい食事を作ってくれているんだなと感じたそうです。
初めて箱根の大歓声を浴びて走っています。
4号車
シード権争いです。
9位10位争い、帝京大学の4年生・宇佐美聖也、駒澤大学4年・広瀬匠、その後ろなんですがスカイブルーのユニホームが大きくなってまいりました。
東海大学の春日千速。
先ほど茅ヶ崎のポイントではシード権10位まで41秒だったんですが、手元の時計では、もう20秒を切ってきました。
東海大学、地元の湘南の大声援を受けまして春日千速、シード圏内に入ってくるかもしれません。
3号車
先ほど日本体育大学と順天堂大学の5位争いをお伝えしましたが、ひとつ、下がってきました。
7位の中央学院・廣佳樹2年生です。
このままシードを守り切りますと大学史上初となる3年連続のシード獲得です。
出身は兵庫県西宮市です。
中央学院は選手には区間賞を狙わせない、箱根駅伝で必要なことは、無理せず失敗しないこと。
その言葉通りの走りを見せている廣佳樹です。
その後ろには、法政大学1年生・青木涼真の姿が見えてきています。
青木涼真です。
法政大学が8位ということで法政大学がシードをとりますと4年ぶりということになります。
実況
茅ヶ崎のポイントではこの両チームは43秒差がありました。
その差を縮めているようです。
1号車
この8区、古田さんが97年に区間賞記録を樹立してから349人がこの記録に挑んできました。
しかし、上回ることはできませんでした。
遊行寺の坂の難所はクリアしました。
また中継所までは、上ってまいります。
後半、体力がどこまで持つかというのが8区終盤の勝負です。
渡辺
彼はマラソンも走っていますし、スタミナでは上回っています。
暑さという部分でも練習はしっかりできていると思います。
まだまだ記録が伸びるのではないでしょうか。
1号車
僕は、この数年で強くなった選手です。
しかし、きちんと練習すればここまで伸びるんだということは、僕が示したいと話しています。
過去の優勝を振り返るよりも今、この瞬間を楽しみたいという下田裕太です。
肩にかけた襷には6区スタートの小野田勇次。
苦しみながら襷をつないだ田村の汗が含まれています。
区間記録更新に向けて表情は苦しくなってきました。
下田の走りを支えるものは、襷の汗の重みです。
2号車
遊行寺の坂を上り切りました。
初めて味わう上り坂を上りきって下りに入りました。
早稲田大学1年生の太田智樹です。
箱根駅伝が特別ではなく、大学駅伝というくくりで、トラックあっての駅伝だと思うので箱根を特別に思っていることはないと話していたんですが。
しかし、これだけの鈴なりの大歓声を浴びてどう感じているでしょうか。
実況
その後ろ、東洋は6分13秒差で走っています。
碓井
3分近く差をつけているんですね。
先頭を走る下田がいかによいかということが分かります。
1号車
その腕の振り、さすがに変わりました。
首の振れも大きくなりました。
右を向いている。
口は開くようになりました。
区間記録の更新のペースはどうでしょうか。
もしかしたら、2〜3秒上回るペースで進むかもしれません。
渡辺
ラストスパートをかけるにも正しいフォームで走らないとかけられないのです。
1号車
原監督の声に応える余裕があるようです。
右手を上げて応えました。
あとは直射日光との戦いですね。
下田は暑さには強いそうです。
渡辺
今まで走ってきた距離であったり、練習量はウソをつきません。
それを区間記録に結び付けてほしいと思います。
1号車
下田裕太が2020年に向けて名乗りを上げる、そんな走りを見せています。
4号車です。
シード権まで15秒、春日千速、東海大学です。
あと15秒だと運営管理車から声が飛んでいます。
スカイブルーのユニホームの背中の辺りは汗で色が濃くなりました。
さすが湘南。
地元、東海大学、ものすごい声援が春日に送られています。
去年は2年生でエース区間、2区を走りました。
上級生に助けてもらったと話していた春日です。
今度は自分が上級生になりました。
近藤は自分が1〜2年生を助けられるようになりたいと話していました。
東海大は今日は4年生が4人入っています。
前には帝京大学、そして駒澤大学。
シード権のラインがはっきりと見えてきました。
3分の2。
この3校のうち2校がシード権獲得です。
碓井
本当にシード権争いがしれつですね。
2号車
3位を走っている東洋大の竹下和輝。
その後ろ、神奈川大学の姿が大きくなってきました。
神奈川大学が東洋大学をとらえるかもしれません。
神奈川大学は、今年3位まで上がってくるかもしれません。
後ろの東海大学との差は遊行寺坂のポイントで15秒の差となっています。
3号車
駒澤大学の広瀬匠、遊行寺の坂に入った瞬間に前に出ました。
その仕掛けに帝京大学の4年生、ついていけません。
今、襷をしっかりとかけ直しました。
最後の箱根駅伝になりました。
広瀬匠です。
今その差は8秒になろうかというところです。
前の区間から9位10位ということで並走していましたが、遊行寺に入ったところで、駒大が仕掛けました。
帝京大・宇佐美がついていけません。
その後ろ、スカイブルーのユニホーム、東海大学・春日千速の姿が大きくなってきました。
先ほどのポイントで見てみますと帝京が9位争い。
そして法政だったんですが、法政との差はかなり開いています。
シード権争いは駒澤、帝京、東海大学、この3校に絞られ始めているということです。
箱根駅伝を走れなかった間、走路員をしていました。
最後の箱根駅伝で大声援を受けながら今、箱根路を走っています。
中村
復路唯一の4年生ですので決して楽ではないと思うのですが頑張ってほしいと思います。
中村
入学以降、ずっと故障に苦しんでいましたが、確実に努力をしてきました。
4年目にして初の箱根駅伝で今後にも生かしてほしいと思います。
1号車
その表情、おそらく20年前の古田さんのペースと戦っているのでしょう。
記録更新のペース、非常に苦しくなりました。
残り1.4km。
終盤、古田さんが非常に強かったのです。
渡辺
下田君は後半ペースが上がっていない。
それで区間記録の更新が少し厳しくなってきました。
1号車
非常に厳しい難所を迎えてさすがの下田も苦しんでいるようです。
実況
遊行寺のポイントを15番目に大東文化大学が通過しました。
創価大学は13位、14位が上武大学です。
1号車
明らかに下田はタイムを意識しています。
残り3kmを切ってから盛んに腕時計に目を落としています。
間もなく残り1kmの看板を通過しようというところです。
果たして下田がこの後、スパートをかけることができるのでしょうか。
あと1kmの看板を今、通過しました。
1時間1分23秒。
1時間4分23秒。
少し及ばないかもしれません。
渡辺
まだまだ最後まで、あきらめないでほしいです。
4号車
東海大学が迫ってきました。
10位、帝京大学・宇佐美聖也まで、あと5秒もありません。
宇佐美は最初で最後の箱根。
卒業後は消防士になります。
東海大学・春日千速が、もう3mに迫ってきました。
シードまでの差は53秒あったのですが、間もなく東海大学をシード圏内まで押し上げようとしています。
汗の量は、まだそれほど多くはありません。
向かい風が少し強くなってきました。
精神力は衰えることがありません、春日千速。
長野県駒ヶ根市出身。
東海大学がシード圏内に入ってくるでしょう。
春日の素晴らしい走り。
湘南の暴れん坊がまさに湘南で大暴れです。
1号車
さぁ、スパートです。
下り手元の時計で計算しますと、区間記録更新に届くか。
渡辺
切り替えはできています。
ギリギリ破れるか破れないかです。
1号車
残り1km。
2分40で行けば更新できると原監督から声が飛びます。
まずは総合優勝目指して、安全に行こう。
そう、原監督は話していました。
サングラスを取りました。
いよいよ戸塚中継所、20年間、破られなかった最古の区間記録更新なるか。
最後の絞りだしです。
中継所
トップで走りながらも8区の区間記録に挑戦しています、下田裕太です。
最後の下り坂に入りました。
これまで349人が挑んでも超えられたかった8区の区間記録。
97年に記録されたものです。
唯一残る20世紀の記録、9区は池田生成、4年生です。
350人目の下田裕太。
大学駅伝3冠、箱根3連覇に向け、往路戸塚3年連続トップで襷を渡しました。
下田のタイムは池田生成を押しました。
1時間4分21秒。
区間記録とはなりませんでした。
前回と同じ2号車
2位を走ります早稲田大学・1年生の太田智樹。
今、相楽監督が運営管理車から声をかけています。
残り1kmをきりました。
しっかり粘るぞという声が飛んでいます。
沿道から智樹、頑張れ!名前で呼ばれていました。
お父さんは中央大学4年生の時に区間4位と健闘しました。
区間順位や記録をあらためて見て、父の偉大さに気付きました。
そう話していた太田。
戸塚中継所まであと残り1km。
さすがに口が開いてきました。
汗もにじんできました。
箱根が特別ではないと話していた太田智樹ですがこの大歓声。
歓声をどう聞いているでしょうか。
伝統のえんじの襷に左手をかけました。
そして取りました。
2011年87回大会で総合優勝以外過去5年間は4位、5位、4位、5位となかなか3強を崩すことができませんでした。
この2017年の93回箱根駅伝は現在2位でえんじの襷を戸塚中継所に運ぼうとしています。
最後の力を振り絞ります。
右のこぶしに襷を巻きつけています。
1年生で、この箱根駅伝の夢の舞台に立っています。
また歓声が大きくなりました。
日体大ののぼりを掲げているファンも太田、頑張れ、早稲田頑張れと声をかけています。
初めて箱根駅伝で襷リレーをします。
中継所
右のこぶしの早稲田の襷からどんなパワーをもらっているでしょうか。
お父さんは元箱根ランナー善之さん。
特に箱根に向けてアドバイスはなかったそうです。
自由にやってこいよ。
そんな願いがあるからでしょう。
お母さんも駅伝ランナー。
待ち受けるは3年生の光延誠。
1年生で8区を任された太田智樹。
最後の下り坂に入った。
今、両手で襷を先輩に託しました。
トップ青山学院との差は5分32秒。
1年生で箱根路、走りきりました。
太田智樹です。
タイムは1時間8分32秒でした。
第3位も復路、戸塚中継所から見えてきました。
東洋大学の竹下和輝、3年生。
その後ろは3年生の大塚倭、神奈川大学です。
復路・戸塚、最後は緩やかな下り坂。
圧倒的なスピードで9区のランナーへの襷リレーということになります。
東海大学3年生・野村峻哉。
神大の3年生、大川も体を温めています。
竹下和輝スピードを上げた。
最後の坂、スピードを上げてきました。
3位4位争い。
このあたりもし烈になってきました。
東洋大学、第3位で襷リレー。
そのすぐ後ろ、神奈川大学・大川一成へ襷が渡されました。
東洋大学、神奈川大学の差は6秒です。
実況
最終ランナーの姿です。
残り5.5kmのところ、国士舘大学3年生の本田が走っています。
平塚中継所で残念ながら繰り上げスタートになりました。
トップとの差が36分15秒。
遊行寺のポイントの通過です。
碓井
次の戸塚も繰り上げになってしまうかもしれません。
中継所
4年生の甲斐智樹。
順天堂大学です。
夢から勝負する場所に変わったということです。
5位で甲斐智樹が入ってきています。
4年生同士のリレーです。
順天堂大学、5位で襷リレーです。
4位とは1分17秒差です。
日本体育大学、見えてきました。
復路スタートは13位でした。
秋山の走りがあって、復路6位で通過しそうです。
日本体育大学、6位で襷を渡しました。
トップからは8分38秒。
中央学院大学も入ってきました。
廣佳樹から藤田に渡されました。
日体大と中央学院の差は12秒です。
法政大学も襷リレーです。
ここまで8大学が通過しています。
4号車
創価大学が3つ順位を上げています。
15位で襷を受けましたが米満が現在12位。
先ほど後ろに見えますのは拓殖大学4年生の新井ですが、ついて来れません。
米満は1年生。
好きな言葉は九州男児、九州魂。
拓殖大学・新井裕崇も懸命に追いつこうとしています。
創価大学出場、2度目でのシード権も見えてくるかもしれません。
実況
米満は区間では3位の走りということです。
3号車
駒澤大学です。
アキレス腱ひざのケガもあった広瀬です。
4年生にして最後の箱根の広瀬匠、待ち受けるのは2年生です。
片西景。
広瀬匠が入ってきて、襷リレーです。
駒澤大学、9位で襷を渡しました。
その後も続々とランナーが入ってきます。
東海大学です。
春日千速から川端千都。
帝京大学・宇佐美から平田です。
シード権争いが白熱しています。
10位11位、わずか2秒差。
その前に9位、10位とも16秒差です。
碓井
大変ですね。
1号車
9区、青山学院・池田生成、4年生です。
4年生にして初めての箱根駅伝です。
最初の3km、いきなり下り坂が続きます。
そのせいでしょうか。
帰りの1kmが2分42秒。
ロケットスタートです。
渡辺
彼はピッチ走法です。
速く見えるんですよね。
青山学院は今どきの選手が多い中で泥くささを持っています。
夏の強さを持っているので9区に使われているのでしょう。
1号車
今、暑さという話がありましたが池田本人に聞いても僕は適性からいっても、9区に向いている、アップダウンと暑さに強い自負はありますと話しています。
今、風はほとんどありません。
しかし中継車の中でも1枚脱ごうかという暑さになってきました。
それほど気温が上がってきています。
中継所
初のシード権へ創価大学。
また3年ぶりのシード権へ。
拓殖大学の姿です。
創価大学は1年生の米満怜です。
九州魂をどこまで見せることができるでしょうか。
待ち受けるは3年生の三澤匠。
シードにどこまで絡んでいけるか。
拓殖大学・土師悠作3年生の姿も見えました。
まずは創価大学。
12位で襷を渡しました。
1分9秒差、10位、東海からは1分9秒差です。
新井裕崇、4年生から土師悠作に渡された。
拓殖大学・新井は最後の箱根を走きりました。
卒業後も陸上を続けます。
その後ろ、大東文化大学。
それから上武大学と続きます。
大東文化大学は林日高、3年生です。
襷を渡すのは谷川貴俊。
大東文化大が14番目で襷を渡しました。
上武大学は佐藤駿也への襷リレーです。
襷が託されました。
ここまで15チームが通過しています。
2号車
優勝した年以来、ベスト3を6年ぶりということになります。
現在2位を走っています早稲田大学。
9区を任されました光延誠です。
その後ろ1分ほどで東洋大学。
そして神奈川大学という順番です。
3km通過しまして8分58秒で通過しました。
東洋大学の後ろ、第5位は神奈川大学。
神奈川大学は12年ぶりのシード権獲得を目指しています。
3号車
シード校が非常にし烈になりました。
9位、駒澤大学・片西景。
その後ろは10位。
ここまでがシード権。
東海大学3年生・川端千都です。
ここまでは10秒の差です。
10位と11位の差はわずか2秒。
駒澤大学もその差を守り切ることができるでしょうか。
中継所
山梨学院と國學院。
両方の選手が入ってきました。
國學院、熊耳から國澤へ襷が渡されました。
山梨は小山から古賀へ渡されました。
ここまで17チームが通過しています。
1号車
青山学院大学の第9区池田生成、4年生。
埼玉県さいたま市出身です。
先ほど5kmの通過は14分30秒。
この9区の歴代2位は青山学院の先輩・藤川拓也さんがおととし出した1時間8分4秒です。
その記録から3秒しか遅れていません。
5kmの通過は7秒上回っています。
渡辺
足を見てもらうと分かるのですが、走り込んでいる足です。
3年間、長野県の起伏の激しいところで育っています。
青山学院の周りにあるクロスカントリーのコースでもしっかりと走りこんでいます。
その走りが出ています。
中継所
日本大学の小坂から山崎への襷リレー。
明治大学は吉田が襷を受け取りました。
3号車
シード権争いです。
9位が駒澤大学2年生・片西景。
前の中継所では9位と10位の差は16秒ありました。
ベストタイムを見ますと東海大学の川端のほうが速い。
駒澤大学と東海大学の差は現在、20秒です。
10位の東海大学と帝京大学の差はわずか2秒です。
中継所
繰り上げ襷が用意されました。
学生連合の加藤。
先ほど平塚でも繰り上げになってきました国士舘大学にも繰り上げの襷が渡されました。
トップから20分を超えて遅れたチームは繰り上げとなります。
金子元気、城西大学の意地を見せて走ります。
1分を切りました。
最後、力を振り絞ります。
とにかく長距離は走った分だけ結果に結び付く。
そう話していた金子元気です。
間に合いそうです。
学生連合の襷をつなぎました。
残すは復路・戸塚、国士舘だけですが、繰り上げまで30秒を切っています。
前回出場した時には往路、戸塚で繰り上げがありました。
その悔しさを晴らすため今回、襷をつないできましたが先ほどの平塚でも繰り上げスタート。
残り10秒をきりました。
箱根の厳しさを告げるピストルの音です。
お正月の空気が鋭く振動しました。
国士舘大学の4年生、餅崎巧実。
何か決心をして9区に走りだしていきました8区の本多将貴の姿は見えません。
実況
車両の混雑が予想されるため先頭のランナーが通過して20分たちますと実況
権田坂のポイントに来ています。
先頭で青山学院大学の池田生成が走って、この権太坂を上ってきます。
そして、この先をまた下っていきます。
スタートしてから7.8kmのポイントです。
権田坂の頂上に。
先頭で青山学院の池田生成が曲がってきました。
鶴見中継所で5分32秒という差をつけまして、その差を守っていくことができるでしょうか。
碓井さん、下田が8区で2年連続で素晴らしい走りを見せました。
碓井
何もなければ優勝は堅いですね。
実況
関東インカレの2部ではハーフマラソンに3年、4年と2連覇を達成しています。
池田生成です。
中村彰吾さん、駒澤大学OBですが、差を開こうという走りがありましたね。
中村
まだまだ、この先、気温が上がることを考えると分かりませんが片西も調子がいいと思いますので頑張ってほしいと思います。
実況
東洋大学OBの服部勇馬さん、どうでしょうね。
服部
チームの中では野村は一番調子がいいということなので頑張ってくれると思います。
2号車
地元、神奈川、間もなく横浜を迎えようという神奈川大学は、4位を走っています。
20年前、1997年で優勝を98年連覇。
ひとつの時代を築きました。
しかしここ10年の成績を紹介しましょう。
17位、15位、その翌年、予選会突破ならず、17位、15位、15位、16位、18位、17位、13位。
屈辱を味わってまいりました。
現在第4位です。
大後監督はいいペースだと話していました。
実況
神奈川は連覇もありましたが3連覇の年には順天堂大学に優勝をさらわれました。
学生が入れ替わる中で連覇は難しいですよね。
碓井
今回はずいぶん頑張っています。
中継所
先ほど戸塚でも繰り上げがありました、国士舘大学の本多将貴です。
1、2年生の時には予選会を突破することができず、箱根に来たことが喜びでした。
今シーズン、なかなか体と気持ちが一致せずに苦しんでいた本多将貴、箱根はあこがれの舞台。
襷はつながりませんでしたが、記録は残ります。
8区の区間賞ですが青山学院の下田裕太。
米満怜は創価大学記録を更新しています。
4号車
現在見た目では14番目、総合順位では15位です。
大東文化大学、9区を走っていますのは2年生の谷川貴俊です。
往路は18位でした。
芦ノ湖は一斉スタート。
順位を上げてきたことになります。
お父さんの転勤が多く、いろいろな町で暮らしてきました。
その全国にいる友達に自分が箱根駅伝を走っている姿を届けたいと話しています。
総合でも順位を上げてきています大東文化大学です。
この後、見せ場をつくることができるでしょうか。
3号車
シード争いはエースの力で決定付けようとしています。
東海大学はシード圏内ギリギリの10位です。
芦ノ湖では15位でした。
3年生の川端千都です。
3回目の箱根駅伝です。
東海大学は16人のエントリーのうち8人が1年生でした。
この川端千都は3年生。
上級生として1年生に負けてはいられない。
1年生の時に2区を走りました。
そのことが今の自分を支えています。
だからこそ、東海大学のエースと自分が言われなければならない。
力強く話しました。
シード権を決定づけようと走っています。
その後ろの帝京大学ですが先ほどの中継所では2秒の差でした。
手元の時計では20秒に広がっています1年生の平田幸四郎です。
実況
まだ距離も残っています。
10区も23kmあります。
まだ読めません。
権太坂のポイントでまた、差を見ていきましょう。
トップの青山学院の池田が通過して今、2位の早稲田の光延誠が通過します。
9区は服部勇馬さんが走った経験がありますね。
服部
頂上までのぼると緩やかな下りになりますので、体をリラックスさせて横浜駅からの平地につないで行きたいところです。
実況
2位の早稲田が6分差で権太坂のポイントを通過していきました。
その後ろが東洋大学・野村峻哉です。
野村が前回は3区にエントリーはしましたが、直前に故障しました。
走ることができませんでした。
前回は出雲で区間3位。
全日本で区間2位という結果を残しました。
襷リレーも可能性があったわけですね。
服部
非常に悔しい思いをしていると思うので今年は晴らしてほしいと思います。
実況
9区というのは平地が長くなりますね。
どんなことを意識しますか。
服部
15km過ぎからは延々と同じような道が続きます。
自分のコンディションとペースと相談しながら襷をつないでいってほしいと思います。
実況
権太坂のポイント。
先ほど神奈川大学の通過までご覧いただきました。
5位の順天堂大学、6位の日本体育大学に続いて中央学院大学、法政大学が並ぶようにしてポイントを通過していきました、戸塚中継所の通過を確認します。
トップ青山学院が下田の快走もありまして、その差を5分32秒と広げています。
3位・東洋、4位・神奈川。
順天堂大学は1つ、順位を上げました。
シード権争いで見ますと9位、駒澤。
10位、東海。
わずか2秒差で帝京大学です。
区間順位で見ますと、下田が8区で2年連続の区間賞。
区間新にも迫ろうかというところ。
2位に神奈川の大塚、3位に創価大の米満と検討しています。
聞き手
下田裕太選手です。
いかがでしたか。
下田
最初、ゆっくり行けと監督から言われていたのですが、区間新が頭にありすぎて、ペースが早すぎました。
最初から弱い風が吹いていました。
調子が悪いところは気にならなかったのですが、上りになってから風が気になってペースダウンしてしまいました。
15kmまでは攻めることができました。
ラスト動かなかったのは力不足でした。
聞き手
田村選手の失速を見事にカバーしました。
下田
一緒にずっとやってきてもしかしたらと思いました。
暑さに強くない選手なので。
聞き手
どんな箱根にしたいですか?来年もありますよね。
下田
来年は強い4年生がいなくなるので、自分が往路を走れればなと思います。
ありがとうございました。
実況
田村が懸命に走ったことが下田の快走にもつながったかもしれません。
3号車
現在9位・駒澤大学、10位・東海大学です。
戸塚中継所では、16秒の差がありました。
今、わずか2秒となりました。
権太坂の上りと下りを利用しまして、詰めてきました。
川端、3回目の箱根駅伝。
1年生の時には、2区、去年は7区。
体調不良がありましたが、今回は万全の体調で復路のエース区間にやってまいりました。
川端千都。
2人の10000mのタイムを見てみますと川端千都が28分44秒。
45秒の差があります。
実力通り東海大学の川端千都、今、車道側から駒澤大学を抜き去りました。
ここで東海大学が9位に浮上。
駒澤大学がシード権ギリギリの10位、駒澤のユニホームを着るなら恥ずかしくないように走れとキャプテンからいわれている先ほど大八木監督からも自信を持って行け、余裕を持っていけと声をかけてもらっていた。
実況
9区を走るメンバーの中では10000mの持ちタイムはもっともいい東海大学の川端が駒澤大学を抜きさりました。
権太坂のポイント。
拓殖大学の姿が見えてきました。
土師悠作。
大東文化大学の2年生・谷川貴俊です。
大東文化大は芦ノ湖一斉スタートです。
先ほど戸塚中継所では正式順位では15位という大東文化大学です。
4号車
その大東文化大学の後ろ、15番目が上武大学、そして、その後ろが山梨学院大学、國學院大學。
ともに3年生が走っています。
総合では上を行っているのが山梨学院です。
ともに往路では苦しみました。
来年に向けてもなんとかその1号車
出雲、全日本を含めての大学駅伝。
初めての3冠となりました池田生成です。
センターライン側、神奈川県警第1交通機動隊、いのうえ巡査長、歩道側、神奈川県警第1交通機動隊、もりや巡査長。
先導される池田生成も4月、3月卒業後は社会人で競技は続けません。
最後のチャンスで初めてこの切符を手にしました。
サングラスでその表情は伺えませんが沿道からの声援には応えることなく、まい進していきます。
これまで陸上競技は、苦しいこと、思い通りに行かないことが多かったけれど諦めないこと、努力を続けることが本当に大切です。
そう言い聞かせて頑張ってきました。
今、水を受けて取りました。
大学駅伝で初めての給水。
今、手を上げて待っていてくれた仲間に応えました。
この大舞台、両足で1歩1歩踏みしめながら進んでいきます。
ここまでの自分の成績には満足はできませんが、悔いはありません。
この最後の箱根駅伝で終わりよければ全てよし。
それが自分の気持ちです。
そう話す青山学院・池田生成です。
3号車
復路の2区といわれているエース区間、法政大学、オレンジエクスプレス、城越洸星、4年生が素晴らしい走りを見せています。
8位で襷を受けまして、現在、中央学院と日本体育大学を抜いて6位に浮上しています。
城越洸星ですが弟の勇星は日本体育大学で今日、7区を走っています。
弟は区間個人2位という記録を残しています。
兄弟そろってこの箱根路を快走しているという兄弟です。
権太坂を今、国士舘大学が通過していきました。
2号車
先頭は青山学院大学、2位が早稲田、3位・東洋大学。
そして4位が神奈川大学の3年生、大川一成です。
先ほどから大川頑張れと大声援を受けています。
この大川一成は去年、10区アンカーを任されました。
鶴見中継所で母校の襷を待っていましたが、4秒届かず母校の襷をかけることは許されませんでした。
200m先にランナーの姿が姿が見えましたがピストルが鳴ったとき振り返らずに、大野のことを待っていたということです。
あえて大後監督は、つなげなかった9区で大川を起用しました。
選手は1号車
先頭を走る青山学院大学の4年生、初めての箱根駅伝、池田生成です。
去年の年末、池田が原監督を前に9区を走るなら横浜駅前はこうしましょう。
僕はこうしたいんですと相談したということです。
喜びを胸に4年目にして初めて迎えた箱根駅伝。
渡辺
彼は4年間、こつこつ積み重ねてきたものがある。
3年間使ってもらえなかった挫折もあります。
その思いもすべて出しています。
渡辺
選手をご褒美的に選んで走らせることはありえないのです。
しっかりチーム内の競争に勝ち抜いてきた選手だけを使うのです。
実況
この1年は箱根に出るんだと意欲を持って練習に励んできました。
今シーズンの後半は貧血に悩まされました。
ちょっと頑張りすぎたんでしょうか。
このメンバーに入れるか、少し不安もありました。
しかし乗り越えてつかんだ箱根の舞台です。
実況
早稲田大学が2位です。
光延が給水を受けました。
もう一度、腕を振り始めています。
トップの青山学院とは6分20秒差。
権太坂のポイントから比べましても差が広がりました。
早稲田大学は、3年生の光延。
青山学院大学は4年生の池田。
その後ろからは、東洋大学の野村が今、水を受けました。
2号車
かなり詰めてきました。
前の戸塚中継所では、早稲田と東洋は1分6秒差でした。
その差をつめてきています。
3年生の野村峻哉です。
来年は自分がエースと、そう話しています。
実況
服部勇馬さんにお伺いします。
調子がいいということですが。
服部
26秒差まで縮まってきましたので、あと10秒縮まれば一気につまってきます。
実況
復路のエース区間を任せるだけの調子の良さがありますね。
服部
上半身もリラックスしていますので、まだまだいけますね。
実況
野村峻哉は今日エントリー変更で走っています。
その後ろは神奈川大学です。
前の東洋大学とは前の中継所では6秒の差でした。
その差が広がっています。
今4位の神奈川大学が横浜駅前のポイントを通過して行きました。
トップとは8分14秒の差です。
これは青山学院との差が少し開きました。
前の東洋の野村がいい走りを見せています。
その後ろからは順天堂大学・聞谷賢人、4年生です。
給水を受けました。
順天堂大学はトップと8分57秒差。
権太坂のポイントで比べても20秒ほど離れています。
前の神奈川大学とは権太坂の時点で1分差です。
順天堂大学は、往路は3位で終わりました。
チームスローガンでもあります、下克上という思いを走りにのせました。
3号車
弟・勇星は7区で区間2位でした、城越です。
法政大学シードを取ったのは、わずか1回ですが今回は6位を走っています。
後ろの中央学院大学の姿が少し大きくなりました。
現在わずか3秒の差です。
もしかするともう一度、中央学院大学が6位に上がるシーンがあるかもしれません。
横浜駅前に近づきまして沿道からの声援も大きくなりました。
後ろからは日本体育大学の2年生、室伏穂高の姿も見えてきています。
一度は抜いた、4年生。
法政大学の城越ですが、もしかするとペースがオーバーだったのかもしれません。
後ろから中央学院大学・藤田大智の姿が大きくなってきます。
その差は1秒です。
日本体育大学は2つ順位を下げて、8位で横浜駅前を通過です。
シード権争いという点でいいますと、このあとの駒澤大学と東海大学・川端がそのまま一気に抜くかという走りを見せましたが中村さん、片西も懸命についてますね。
中村
トラックだけで見ると川端のほうがいいのですが片西はロードに強いということで、9区に起用されています。
3号車
中央学院大学が法政大学を抜き返して6位に浮上するというところです。
今、横に並んだ瞬間に法政大学の城越、そして中央大学の藤田がお互いに目を合わせるというシーンがありました。
藤田が前に出て城越がぴったりと後ろについています。
すぐ後ろから日本体育大学の室伏の姿も大きくなりました。
6位争いも、また大きな動きをみせるかもしれません。
法政大学がシードを取りますと4年ぶりです。
日本体育大学が取れば2年連続です。
実況
横浜駅前に11位の帝京大学がきました。
東海、駒澤の2号車
東洋大学の野村峻哉が来ました。
早稲田の光延の後ろにぴったりとつきました。
2位争いは今、野村峻哉が横に出ます。
並んで一気に前に出ました。
ついていけるかどうか光延。
芦ノ湖では早稲田と東洋は2分7秒の差がありました。
鶴見直前で逆転。
東洋大学が2位に上がりました。
実況
東洋大学の野村、早稲田の光延。
この辺りは服部さんもおっしゃっていましたが上体のよさがありますね。
碓井
まだまだこれはいきますよ。
実況
横浜駅前です。
12位で創価大学が通過。
その後に13番目で大東文化大学が通過しています。
その後に拓殖大学が14番目。
実際の順位では13位で通過しています。
上位争いも、まだ動きがありそうです。
青山学院の池田もいいペースで走っています。
中継所
気温は13℃を超えています。
ランナーにとっては緩やかな追い風です。
近くのコンビニでは箱根駅伝のガイドブックを急きょ100冊取り寄せ、レジの前に山積みにしました。
青山学院のアンカーは初優勝の時の安藤悠哉。
早稲田のアンカーは今回、初めて公式レースでえんじのユニホームを着ます清水歓太。
このレース、いよいよ終盤です。
1号車
池田生成、20kmを過ぎました。
通過タイムは1時間14秒ということで1km3分をちょっとオーバーするペース。
しかし表情は大きく歪んではいません。
この後区間賞争いという点では現在通過タイムでもっともいいのは、池田生成です。
初めての大学駅伝で区間賞を取ることができるか。
大きなチャンスが近づいてきました。
原監督からはここからまたペースを上げて、第9区で1時間8分台。
それを残そうという声が飛んでいます。
1時間8分を刻んだ選手は歴代、6人しかいません。
横浜駅前のポイントです。
9区は、あと8.4kmです。
実況
國學院大學が16番目で通過。
その後ろ、山梨学院の3年生、古賀裕樹が通過します。
山梨学院大学も往路からなかなか流れをつかめずにこの横浜駅前を通過しています。
2号車
東洋大学の野村峻哉が出ました。
早稲田大学の光延誠はちょっとついていけない、2位争い、東洋大学が前に出ています。
戸塚中継所では1分以上あった差が詰まり、すでに先に10m出ました。
持ちタイムでは早稲田の光延のほうが10000mが13秒いいんです。
しかし、野村峻哉が前半、つっこんで追いついて、さらには引き離して行きました。
このスタミナは鶴見中継所まで持つんでしょうか。
3年生にして初めての箱根駅伝の野村。
3号車
6位集団です。
中央学院大学、そして法政大学がいます。
法政大学は今日、芦ノ湖で10位でしたから、シード圏内の7位まで上がって来たんですが日本体育大学がこのあとに、25秒差でいます。
日体大が8位。
その後ろに駒澤大学と東海大学の姿も見えます。
200mもありません。
9位10位ですから、シード圏のラインが6番目まで迫ってきているというところです。
200mの差に5校がひしめき合っているというところです。
現在6位が中央学院大学、法政大学、ということで、その前を行きます順天堂大学までは1分少々ある、というのが現状です。
実況
碓井さん、固まった場合、ここからこぼれると、シードを取れない可能性がありますね。
碓井
どこまで追い上げてくるかですね。
4号車
東海大学・川端千都、駒澤大学・片西景。
この2人の並走がずっと続いています。
前まで30mありません。
日本体育大学・室伏穂高の背中が見えています。
先ほどまで30秒の差がありました。
これは、もう10秒の差です。
川端は1年生の時に2区を経験しました。
片西は初めての箱根です。
この後、目まぐるしく順位変動があるかもしれません。
実況
国士舘大学が今、横浜駅前を通過していきました。
3号車
依然としてこの両者の並走は続いています。
法政大学の城越洸星ですが沿道の関係者に手を上げて応えました。
中央学院大学は1年生です。
兵庫県の西脇工業出身。
法政大学の城越は京都立命館高校出身です。
城越が太ももに手を当てました。
苦悶の表情を一瞬浮かべました。
左足に異変が起きているかもしれません。
今、城越の表情がゆがみました。
苦しい表情になった。
画面の左側、中央学院大学の1年生、藤田は全く表情を変えることはありません。
城越は顔をしかめています。
1号車
青山学院の原監督からもう残り少ない、楽しめ、この走っている感触を味わえという声が飛んでいます。
1人旅になりましたね。
渡辺さん。
渡辺
初めての箱根駅伝ですが、今日はのびのび走っていますね。
実況
その楽しさをかみしめるというところも伝わってきます。
大学に入っても先輩との力の差を見せ付けられましたが頑張ってきました。
大学駅伝、初めてで最後の襷リレーの瞬間を迎えます。
中継所
新緑の季節はまだ先ですが、ひと足早くフレッシュグリーンの風が吹き抜けて行きそうです。
待ち受けるランナーは安藤悠哉。
2年前の初優勝のフィニッシュテープを切った男が待ち受けます。
新時代の到来だ。
3連覇に向けての最終章、トップで襷リレーは青山学院大学です。
池田から安藤へと襷が渡りました。
まさに、これが王者としての走り。
盤石の襷リレーです。
最終章。
最後の戦い、最後の23kmに挑んで行きます。
実況
池田もいいペースで走りましたね。
実況
ただ、きついだけだという声が聞こえてきましたね。
池田生成がトップで襷を渡しました。
3号車
6位争いをしています、中央学院大学と法政大学ですがやはり城越は先ほどから足に異変が起きているようです。
足を触ったりして表情が苦しくなっています。
後ろの日本体育大学との差も、また、開き始めました。
法政の城越は、足に異変がありながらも、中央学院の藤田とともにペースを上げて走っているということです。
少し差がつきました。
城越が少しよろめきました。
法政大学の4年生・城越は足に異変があったのを中央学院大の藤田が感じ取ったのか。
一気に仕掛けてきました。
6位が中央学院、7位が法政という、展開となってきました。
実況
法政の城越も1号車
先頭を走る青山学院大学、アンカーに入りました。
キャプテンです、4年生の安藤悠哉、今日エントリー変更で入りました。
7区の田村、8区の下田、そして10区の安藤。
この3人をあえて、メンバーから外して当日変更で入れてきた原監督。
春先は故障に泣きました。
夏から復帰してチームを牽引してきた安藤。
優勝メンバーの1人ではありましたが去年は出走がありませんでした。
渡辺
これまで9人の汗の染み込んだ襷をしっかりとかけていますね。
原監督から襷を前に向けてきれいにかけろという指示が出ていました。
落ち着いて入れということですね。
中継所
このあと、2位で姿を現すのは東洋大学です。
19年前、産声をあげたのが東洋大学の陸上部でした。
輝きを取り戻す鉄紺のユニホームです。
往路が終わって4位。
しかし復路、チームとしての底力を見せました。
青山学院をどこまで追いかけていくことができるでしょうか。
9区、復路のエース区間を任されました。
3年生の野村峻哉。
待ち受けるのはアンカー、同じく3年生、埼玉県出身、小早川健です。
2位で鶴見中継所をスタートしました、野村から小早川への襷リレーです。
トップからは6分30秒。
気温が高まってきています。
また、10区でドラマが待ち受けているのか。
どこまで追い掛けていけるのか、勝負です。
笑顔で待ち構えているのは、早稲田大学のアンカーです。
公式レースとしては初めてこのえんじのユニホームを着ます。
清水歓太です。
この5年間は早稲田としては3位以内に入れませんでした。
まずは東洋を追い掛けていく。
襷リレーは早稲田大学です。
57秒差で前を行く、東洋を追いかけます。
鶴見中継所では最後の襷リレーが行われています。
2号車
服部勇馬さん、9区を走った野村が素晴らしくつなぎましたね。
服部
落ち着いて走ってもらいたいと思います。
最初を落ち着いて入ることで後半の伸びにもつながります。
いい形で襷リレーできたと思います。
実況
去年、初めて鉄紺の襷を身につけました、小早川です。
中継所
4番目のランナーが姿を現しました。
シードは、ほぼ確実といってもいいかもしれません。
神奈川大学です。
待ち受けるのは、大川一成から中神恒也。
3年生から最上級生、中神恒也へと渡りました。
前回の鶴見では4秒届かずという、鶴見中継所でした。
今回は襷がつながりました。
トップ3を追いかけていけるという位置で、襷を受け取りました。
5位で今順天堂大学です。
聞谷から同じ4年生、作田へと移りました。
2年連続シードに向けてまずは上位、手堅く襷を渡しました長門監督も復路は順大といわれるように力のある選手を並べたということです。
4号車
明治大学が苦しんでいます。
現在18番手を走っている明治ですが、先ほど横浜駅前を通過した時点でトップから19分53秒差です。
鶴見中継所で20分がたちますと繰り上げスタートという形となります。
4年生の吉田楓。
最後の箱根駅伝、一歩一歩、前に進んでいます。
去年は8区を走りました。
陸上はこれがラストラン。
3号車
城越の兄が抜きました。
城越洸星、襷を500m前で取りました。
伝統のオレンジの襷、中央大学の藤田大智、1年生は苦しくなりました。
兄貴の意地。
4年生の城越洸星。
この10年間、非常に苦しんだ中、順位を確固たるものにしようと苦しい中、走り続けています。
中継所
まずは法政大学です。
その後ろに中央学院大学の姿が見えます。
法政大学としても予選会で4位、そこから上がってきました。
城越洸星からアンカーは東福。
4年ぶりのシードに向けて走りだしました。
中央学院大学はアンカー村上。
駒澤大学も襷リレーです。
駒澤大学としては、7年連続3位以内という結果を残していました。
現在はシード権争いの渦中にいます。
ここからシード。
残すところ、あと2つ。
10位までが来年の箱根駅伝に自動的に出場できます。
9位で日本体育大学の小野木へと襷が渡りました。
東海大は川端から林へ。
ここまでがシード圏の10位。
先頭が通過しましてここまで、12分30秒が経過しています。
シード獲得に向けてアンカー勝負ということになりました。
帝京大学1年生・平田から加藤勇也です。
2年連続シードに向けて帝京大学もキャプテンに託されました。
46秒差に向けてスタートしていきました。
長丁場23kmという長いロードドレスのアンカーです。
46秒差。
まだまだ分かりません。
いよいよ佳境に入っています。
4号車
トップ通過から間もなく13分30秒というところ。
現在、明治の吉田は9区20.5kmを過ぎたところです。
吉田の後ろには関東学生連合がいます。
明治大学、59回目の箱根駅伝。
優勝7回の名門です。
吉田は1人旅という形になっています。
8年ぶりに予選会からの出場となりました。
それを経験して当たり前のようにシード権を取ってきた先輩達がいかに偉大だったかを感じたということです。
関東学生連合も繰り上げスタートは何とかまぬがれたいという走りになっています。
何とか65回大会以来の繰り上げというのは阻止したい。
伝統の紫紺のM。
往路から苦しい戦いとなりました。
関東学生連合、亜細亜大学の加藤風磨が抜き去りました。
まだ距離は残っています。
関東学生連合の白い襷、母校の襷ではありません。
しかしメンバーの名前が、しっかりと襷には刻まれています。
昨日の往路では1区から出遅れました。
普段はチームメートではないそのメンバーでつないできた襷です。
何といっても伝統の紫紺のMの襷、繰り上げとなってしまうのか。
吉田楓、懸命に走ります。
実況
中継所、どうぞ。
中継所
創価大学の姿が見えてきています。
2度目の出場で創価大学、10人の襷がつながりそうです。
初めて襷がつながる。
大東文化大も来ました。
大東文化大は13位です。
前を追いかけていきます。
大東文化・谷川から山本。
3号車
6位の法政大学、中央学院大学の4年生・村上優輝に抜かれました。
その後ろですが、駒澤大学の2年生、堀合大輔。
鶴見では8秒の差がありました。
手元の時計では14秒に開いています。
現在6位が中央学院大学、7位が法政大学。
実況
中村さん、片西が抜かしたんですけれどもね。
中村
うん、片西は力のある走りをしましたからね。
実況
映像は2号車に変わりました。
2号車
3位を走っています早稲田、アンカーは2年生の清水歓太です。
初めての箱根路駅伝、人を喜ばせられるような人でいられるように歓太という名前をつけられました。
相楽監督から少しずつ前を追っていくぞと声を掛けられました。
早稲田のアンカー、2年生の清水歓太がどれほど詰められるでしょうか。
今、東京都に入ってまいりました。
実況
3位と4位の間は1分半ほど離れています。
その後ろ、5位に順天堂、6位に法政、そして中央学院と続いています。
その後の駒澤は少し離れました。
10位の東海から11位の帝京は46秒差です。
中継所
続いて、國學院大學が姿を現しました。
見た目の順番でお伝えして行きます。
14番目、國學院大學です。
4年生の鈴木涼太に渡りました。
その後ろ、拓殖大学15番目で姿を現しました。
3年生の土師悠作から今大会、1年生で唯一アンカーを務めます、赤崎暁です。
先頭の青山学院が通過してから今、19分が経過しました。
20分が経過しますと繰り上げスタートです。
上武大学が来ました。
襷はつながります。
佐藤駿也から4年生、佐藤史弥へと襷が渡りました。
残すところ30秒ほど。
4号車
山梨学院大学、明らかにペースが落ちました。
何とか鶴見で襷をつなげたい。
中継所
繰り上げスタートに向けて、予備襷が用意されました。
5人のランナーが並んでいます。
間もなく繰り上げになってしまう。
今スタート。
明治大学、日本大学、山梨学院大学が新たな繰り上げスタートとなってしまいました。
明治大学は鶴見での繰り上げは昭和64年以来です。
日本大学は、残念ながら3年連続となっています。
山梨学院は鶴見での繰り上げは64回大会以来、1988年以来の久しぶりの繰り上げスタートです。
ここまで運んできた襷ではありました。
昨日、大手町をスタートして、9人で来れば194.1kmつないできた襷です。
山梨学院大学・3年生の古賀裕樹、前を見る。
しかし待っているランナーはいない。
本人は分かっているか。
待ち受けるランナーはいない。
必死の思いで、この襷をつないできました。
しかし渡す相手は待っていない、山梨学院・古賀裕樹、うつむくように今9区にたどり着きました。
肩から外されることはなかった襷です。
9人の汗がしみ込んでいた襷を渡せませんでした。
駅伝とは襷をつなぐ仲間の思いをつなぐスポーツです。
関東学生連合も鶴見中継所に到達です。
明治大学です。
明治大学もペースが落ちました。
4年生の吉田楓。
襷を外して握り締めています。
今、到着。
右手のこぶしに巻き付けて渡す思いで走ってきました。
しかし襷は握られたまま。
10人目に渡ることはありませんでした。
駅伝が誕生して今年で100年です。
1号車
肩にかけた汗がしみ込んだ襷。
それを噛み締めながらの快走です。
青山学院のキャプテン安藤悠哉。
前々回の優勝のメンバーです。
アンカーで区間2位でした。
しかしケガのため、練習ができない時期もありました。
今回は優勝が間違いないアンカー。
まさに喜びと悔しさを知っているランナーです。
4年生の存在は大きいですね。
中村
今回はキャプテンの安藤君をアンカーに置けたのは大きいですね。
中継所
日本大学・山崎一輝。
ピンクの襷は渡せませんでした。
全員が渡す思いでやってきています。
しかし襷は渡ることがありませんでした。
シードに1分29秒届かず。
そして、最後のランナー、国士舘大学が姿を現しました。
4年生の餅崎巧実、チームに2人しかいない箱根経験者のうちの1人です。
その襷を渡すことはありませんでした。
アンカーの渡部勇人は繰り上げスタート。
すでに大手町を目指して走っていきました。
前回大会も復路で繰り上げスタート。
なんとしても今年は3年ぶりに本選出場。
襷をつなげたい。
添田監督が率いた国士舘大学。
しかし襷はつながりませんでした。
2号車
順天堂大学が順位を上げています。
神奈川大学の前に出ました。
第4位に順天堂大学、第5位は神奈川大学です。
順天堂大のアンカーを任されました作田直也は神奈川大学の中神恒也の1号車
青山学院大学の今シーズンのチームスローガンは個人。
この安藤キャプテン中心に前回の箱根が終わって4年生ミーティングで触れました。
まず個人が強くなることが必要。
個性的なメンバーが多いから個性をみんなで尊重しようという意味でした。
発足当初、春先、個人個人が大活躍しました。
下級生も全国大会で表彰台に上がるような力を見せました。
しかしこのキャプテン・安藤は、ケガで離脱。
その間、穴を埋めたのが昨日2区を走った一色。
そのような4年生のメンバーでした。
茂木亮太もいましたが、今回は走ることはできません。
安藤が復帰すると安藤を中心にみんながまとまって行って、その個の色が合わさって緑となりました。
今、栄光のフィニッシュテープに向かって走るチームカラーの緑は、鮮やかな鮮やかな輝きを放っています。
キャプテン安藤、マネジャー、生活面を見る寮長の田村健人。
田村は今回はハーフマラソンで優勝がありました。
メンバーに入る可能性もありましたが、競争の中で敗れました。
ただ何度もぶつかった、意見を戦わせた安藤。
4年生同士で水を渡したいということで10kmの給水ポイントで待ち受けます。
練習では何度も走ったこの2人、最後の最後の伴走です。
今までぶつかってきた友情の証しとして自ら志願してキャプテン安藤に水を渡した。
最後に軽く手を挙げて両者、言葉はなくとも意思の疎通は図れています。
無言の会話のもと、もう一度、力を得ました、安藤悠哉が、さらに歩を進めます。
渡辺さん、安藤キャプテン、最後に送る強さ、青山ですね。
渡辺
4年生の茂木君や鈴木君など外れています。
しっかりとキャプテンが10区に入ることでチームもまとまります。
原監督も安藤選手を使うところがさすがです。
1号車
9区の池田生成、4年生。
今回初めての箱根駅伝でした。
そしてキャプテンとしてケガとしても苦しんだ安藤。
最上級生を原晋監督は9区10区に並べました。
そして、先ほど待ち受けた田村健人、寮長の田村は今シーズン振り返って個性豊かでこの4年生は一見、バラバラに感じる。
でも、それがやがて同じ方向を向いて同じ目標に向かった時、自然とまとまってきた。
今は仲間ですと胸を張りました。
安藤悠哉はこれだけの走力を持っていても卒業後競技は続けません。
競技としては大きな舞台としてはこれが最後です。
安藤悠哉、後輩達の汗が染み込んだ襷。
どんな思いでフィニッシュテープまで届けるか。
大学駅伝3冠は史上4校目。
いよいよフィニッシュテープが近づいてまいりました。
実況
では鶴見の通過順位です。
青山学院大学、東洋大学が3位から2位に順位を上げました。
シード争いという点でいいますと7位の中央学院から11位の帝京までが1分25秒差。
10位、11位も競った展開の中、現在45秒差です。
そして復路鶴見では残念ながら5チームが襷がつながりませんでした。
区間賞です。
東洋大学・3年生の野村峻哉が初めての箱根で見事、区間賞獲得です。
では、インタビューです。
聞き手
東洋大学の野村峻哉選手です。
まずは初めての箱根でした。
逆転しました、いかがでしたか?野村
1秒1秒しっかり前を向いていこうと思って行きました。
その結果、逆転できたと思います。
聞き手
人生初めての区間賞ですよね。
野村
素直に嬉しいです。
目標としては総合優勝が一番の目標だったので、これから小早川が走ると思いますがしっかり期待したいです。
聞き手
エースになるということも口にしていました。
今後の目標は?野村
2年生の山本修二が走りましたが、本来3年生が走らなければいけないところでした。
来年はしっかり自分が2区で区間賞を取れるような力をつけていきたいなと思います。
服部勇馬さんからのひと言です。
服部
区間賞おめでとう。
初めての箱根駅伝はどうでしたか?野村
楽しかったですね。
服部
1年間、苦労して来たので区間賞が取れてよかったと思います。
おめでとうございます。
野村
ありがとうございます。
実況
服部さんとしても放送席で見ていて、力強い走りに映ったでしょうね。
服部
安心して見ていられました。
非常によかったと思います。
実況
ではアンカー10区のコースをご紹介します。
最終10区は23km、舞台は神奈川から東京へ。
上昇する気温や都心のビル風がペースを乱します。
最後は大観衆の中央通り日本橋を駆け抜け、仲間の待つ大手町へ。
217kmをこえる戦いがついに決着します。
さて、2号車です。
2号車
先頭・青山学院、2位・東洋、3位・早稲田、4位争いは順天堂大学の4年生・作田直也です。
前回もこの10区アンカーで区間2位という力があります。
大学の維新や襷の重みは走った人だけ、思いがある。
これが最後の箱根駅伝です。
前に出ました。
そして後ろには神奈川大学の中川。
熊本県人吉市出身です。
1号車
出雲、全日本、箱根駅伝。
大学駅伝、3冠と3連覇、青山学院大学。
同時に達成すれば史上初の快挙です。
では先導する白バイです。
センターライン側、警視庁第3交通機動隊、むらかみみちたか巡査部長。
選手の皆さんと気持ちは1つ。
ゴーという目標に向かって最後までまっとうします。
警視庁第1交通機動隊いのまたゆうき巡査長。
子どもの頃から、あこがれていました。
皆さんがベストをつくせるように先導しますと話していました。
そして警視庁から交通安全に関するお知らせがあります。
ホームページをご確認ください。
安藤悠哉。
ペースは実力通り、無理することなく、しっかりとペースを刻んで快調なペースでフィニッシュテープを目指しています。
3号車
平成の常勝軍団・駒澤大学。
8位を走っています、2年生の堀合大輔。
青森県南部町出身です。
お兄さんは学生連合で箱根峠駅伝を走っています。
東海大学は林竜之介4年生、日体大は4年生のキャプテン小野木俊。
鶴見中継所では26秒の差がありましたが、今、はかりますと、14秒に縮まっています。
シード圏内の3校ではありますが、もしかすると駒澤大学の後ろに日体大、東海大。
この2校が近づいてくるかもしれないという間もなく10kmを迎える駒澤大学です。
実況
少し差があるとはいえ何かがあると残り10km以上ありますから。
碓井
そうですね。
実況
1つもこぼしたくないところですが追う帝京大です。
4号車
先ほど蒲田のポイントでは1分18秒という差でした。
11位の2号車
3位を走る早稲田大学の清水歓太です。
前を行く東洋大学とは鶴見中継所では57秒差でしたが今、手元の時計で40秒まで詰めています。
果たして、このあと、東洋大学を捉えることができるのか。
早稲田に入って初めての箱根。
目標は自分が走っている姿を沿道で応援してくれる両親に見せること、ご両親も間違いなくどこか声援を送っているでしょう。
実況
早稲田の清水、その前を行く実況
ビルの合間からまぶしい日差しを背中で受けて先頭で走る青山学院・安藤悠哉です。
大手町、フィニッシュ地点の様子を聞きます。
菅谷さん。
菅谷
復路フィニッシュ地点の読売新聞者前です。
大手町は時折、ビル風が吹き抜けます。
その風が吹く中、フィニッシュテープが準備されています。
その後方には、すでにチームメートの姿、2区を走った一色、3区を走った秋山の姿もあります。
下田の姿もあります。
過去92回の大会で総合優勝3連覇を達成しているのは5校。
その3連覇の歴史的瞬間を目の当たりにしようと、すでに沿道には多くのファンが詰め掛けています。
あとは、ランナーの到着を待つ大手町です。
3号車
8位集団が大きくなります。
駒澤大学・堀合大輔が追いつかれます。
東海大学4年生、林竜之介。
日本体育大学・小野木俊、4年生キャプテン。
4年生の2人がチームの看板をしょって、意地とプライドを懸けて後ろから追いついてまいりました。
スカイブルー、東海大学4年生・林竜之介。
そして日体大の小野木俊。
4年生キャプテンが車道側から駒澤大学・堀合大輔、2年生に並びました。
ここで駒澤大学、堀合がどうなるか。
ついていけるか。
ここが8位集団です。
8位、9位、10位の3人です。
実況
新八ツ山橋を東洋大学の小早川が7分18秒差、アップダウンを過ぎていきました。
小早川も3年生ですが1年生の時にエントリーしましたが、箱根を走ることはできませんでした。
前回はエントリーもされませんでした。
ただ、今、順位が2位に上がって、少しでも前につめて行こうという走りが続いています。
その後方、早稲田大学が来ます。
早稲田の清水歓太です。
2年生、群馬県高崎市出身です。
早稲田は前の9区で逆転を許しましたが、少しでも前を詰めていこうというところ。
トップの青山学院とは8分08秒差。
1位、2位、3位と少し間隔が開いて来ています。
何とか上位を守っていけるか、という走りになっています。
4号車
11kmを過ぎました。
11位の帝京大学です。
先ほど8、9、10、駒澤、日体大、東海大、三つどもえからは800m後方です。
蒲田では、1分18秒の差がありました。
4年生、キャプテンの加藤勇也。
北海道を函館市出身です。
2度目の箱根駅伝です。
最後の箱根駅伝です。
貧血に悩まされました。
今シーズンは今まで苦しんだ。
そう話していました。
ただキャプテンとして走れない、その苦しさもありました。
キャプテンらしい走りでチームの役に立ちたいと話しています。
シード権までおよそ800mです。
実況
4位で順天堂大学の作田直也が通過していきました。
神奈川を抜いて、4位に上がってきました。
3号車
日体大、駒澤、東海大学の3人から、150m上がって来ました。
6位争いの2人です。
中央学院大学の4年生キャプテン村上と実況
新八ツ山橋のポイント、法政大学と中央学院大学がほぼ肩を並べる形で通過していきました。
その後ろから見えてくるのは、この固まり。
3チームの固まりです。
東海大、駒澤、そして日体大です。
8位グループ、ここまでが10位シード権ということになります。
ただ、見ていると予選会から勝ち上がってきた神奈川大学、法政大学、こういったところが上位に食い込んできていますね。
碓井
よく頑張ってきていますね。
実況
順位は下げていますが創価大学なども往路健闘しています。
今、新八ツ山橋のポイントは10チームが通過していきました。
4号車
間もなく新八ツ山橋を迎えようという、帝京大の加藤です。
キャプテンが9人のかけてきた襷をかけています。
ここまで11位、苦しんでいる帝京です。
今大会に向けた予選会は史上最多、50大学、589人が出場し、わずか10枚の切符を争いました。
もし、シードが手に入らなければ、後輩達がまた戦わなければならない。
高校時代、成績が出なかった選手でも箱根駅伝でしっかり走ってる姿を見せたい。
そして後輩達にシード権を残してあげたいんですと話しています。
何とか残りの10kmでその差を詰めていくことができるか、帝京のキャプテン加藤勇也、4年生の走りです。
実況
画面は3号車です。
3号車
先ほどの中央学院から660m前にやってきました。
5位・神奈川大学です。
12年間シードから遠ざかっています。
アンカーは4年生の中神恒也です。
小学4年生から陸上を始めました。
陸上始めた頃から神奈川大学はシードを取っていません。
そのみずからアンカーとして、神奈川大学の12年ぶりのアンカーとなるフィニッシュテープを切るということになります。
今年のスローガンはありません。
いくら大きな目標をかかげても達成できなければ意味がないと監督は客観的実況
今日の午前8時に芦ノ湖をスタートしました復路です。
山を下り、海を見ながら今、町を抜け、大都会、東京・大手町を目指しています。
昨日の午前8時にスタートした大手町に間もなく先頭の青山学院大学が戻ってこようというところ。
4号車
駒澤大学が遅れました。
平成の常勝軍団、駒澤が遅れました。
日体大、東海大、2人の4年生につていけません。
三つ巴の争いから駒澤の2年生、堀合大輔が遅れました。
ただ表情はしっかりしています。
まず前だ、いいか、まず前を追って行けそういった声が響いています。
15mほどの差になっているでしょうか。
現在、駒澤が10位になっています。
もし駒澤が箱根で2けた順位になりますと85回大会以来ということになります。
何とかひと桁順位へ。
堀合大輔、2年生の必死の走りです。
実況
画面は3号車です。
3号車
5位の神奈川大学から200m前に上がってきました。
4位、箱根駅伝上位に茄子紺のユニホームが戻ってきました。
順天堂の4年生、作田直也。
目標は前回の自分越え。
前回は10区2位でした。
作田は個人で現在区間2位です。
記録も区間順位も総合順位も前回を越えたいと言っていました。
前回の順天堂大学は総合6位、現在それをまさに超える。
総合4位を走っています、順天堂大学。
また、ひとつ総合の順位を上げて、強豪、茄子紺のユニホームが走っています。
実況
順天堂大学は、2年連続のシード獲得になるか。
前回6位。
それを上回るでしょうか。
2号車
その順天堂大学の前に3位の早稲田、そしてその前、2位東洋大学3年生の小早川健です。
自身初めての箱根駅伝です。
2008年、中学1年生の冬、箱根で東洋大学が初優勝。
埼玉県坂戸市出身なので東洋大学は地元の大学、中学時代は東洋大学のグラウンドを使わせてもらっていたそうです。
生で見た山の神・柏原さんのチームが優勝したときはうれしかった。
今、そのチームに自分がいることが不思議です、と話していました。
箱根駅伝は中学生からの夢。
努力をしていれば、いつか箱根を走れる。
夢がかなう瞬間になる。
そう話していた小早川健。
アンカーを任されて初めての箱根で、途切れることのない大歓声。
増上寺の門前は、四十、五重の人垣です。
小早川、頑張れ。
という初もうでの参拝客から大きな声援が送られています。
実況
都心の中心部に戻ってこようというところ。
まぶしい光を後方から受けながら走っています。
1号車
大学駅伝3冠と3連覇、同時達成は史上初めて。
その快挙に向けてまた今回も青山学院大学、強いチームを作ってきました。
渡辺
まず原監督の選手の操縦術が素晴らしい。
アメとむちの与え方のタイミングが絶妙。
また陸上の長距離は苦しいだけでなく、追い込む過程から楽しめる環境を作ってあげている。
青学の選手はのびのび走っているように見えます。
1号車
駅伝を楽しむというのは目配り、気配り、気配り、渡辺、それができています。
1号車
経営者目線でチームを成長させているといえそうです。
速い選手をつくるだけではありません。
原監督の話では、あと1人、戦力としてあげたのは夫人の美穂さんの存在でした。
原晋監督は大学卒業後中国電力で競技を続けました。
現役引退してからは10年間の会社員生活。
生活は安定していました。
そして、3年前には家も地元に購入。
そんな時に14年前、青山学院大学の陸上の監督にならないかという話が舞い込んできました。
一度封印した陸上への情熱。
それがむくむくと頭をもたげました。
ただ、安定した生活があるだけに美穂さんに相談したら当初は大反対されました。
今の生活を捨てるのか、この後の保証はない、ただ原監督は夢を語りました。
いつか箱根駅伝で優勝させるから。
そんなチームををつくるから、そう言ってやがて美穂さんが首を縦に振って、静かについて来てくれた、と言います。
スタッフのメンバー表の中にも寮母として名前があります。
原晋監督、そして美穂さんは今でも選手と同じ合宿所に住み込んでいます。
原監督が競技面を見るならば美穂さんは寮母として選手の個人的な相談にも時にはのりました。
選手に聞くと、地元のお母さんに話すとあまりに心配させてしまうからできないような心配事も持ちかけたそうです。
そうやって各選手はやがて、明日の練習に向かおう、監督の元で厳しい練習に向かおう。
そういう気持ちを取り戻しました。
この安藤悠哉キャプテンが首から掛けている襷には選手だけではありません。
10人だけではありません。
16人のエントリーメンバーだけではありません。
全選手の名前とマネージャー、サブマネジャー。
そして全スタッフの名前が書き込まれています。
これはひとえに、原監督が、やはり栄光というものを選手だけのものにしたくない、その気持ちの表れということかもしれません。
いよいよ、これから安藤悠哉が全選手、スタッフの名前の入った襷を首からぶら下げて中央通りに入りました。
実況
中央通りを見ますと、多くの大観衆で毎年そうですが、ホントに多く集まっていますね。
碓井
天候もいいですし。
実況
暑さもあったかと思いますが青山学院のメンバーの走りもブレることなく来ましたね。
1号車
3連覇を目指す、青山学院大学。
過去2回の優勝、往路、復路ともに制しての総合優勝でした。
41回12校が達成しています。
そして往路優勝、復路優勝、全てを達成しての3連覇は実は戦前までさかのぼります。
日本大学だけです。
今回、青山学院大学、往路復路の総合優勝3連覇なれば戦後初めて、長い歴史で史上2回目の快挙となります。
ただ原監督は、初めて去年12月、重圧と思うようにいかない調整で胃がキリキリと痛くなった。
これが箱根の伝統と重みなんでしょうか。
渡辺
原監督でも胃が痛むということは、今日この後、ゴールして喜びを選手達と分かち合ってほしいですね。
1号車
原監督は今回のチームを1つの木に例えました。
昔、まだ強くない時は、他の苗木と同じぐらいの木、風に折り曲げられそうになることもなかった。
ただ、この緑の木は大きく育ちました。
大きく育ったことで頭1つ、頭2つ、他の地から抜け出るようになりました。
そうなると今まで感じなかった、強い風に吹かれます。
実った果実は風に飛ばされ時には、風のために木が折れそうになった。
そこに歯を食いしばって、踏みとどまって初めて味わうこの重圧、伝統校はこういった風圧に耐えて、大木となったんでしょう。
青山の緑の木はその大木に近づこうとしています。
これを乗り越えて、この痛みを乗り越えて、負けない重圧、プレッシャーと闘って、青山は史上初めての3連覇、大学駅伝、3連覇を達成します。
原監督は今、重圧から解放されて喜びの瞬間を迎えます。
果たして、深く育った木はこれからさらに根を生やし、幹が太くなり不動の大木となるのか。
それを証明するための93回と位置づけました。
さぁ、実って大木となれ、青山学院大学。
3連覇への疾走です。
菅谷
33年ぶりに緑の襷が、箱根路を走ったのは、わずかに8年前、85回大会でした。
その時には笑顔の22位。
翌年は41年ぶりのシード権獲得。
2004年、原監督が就任してことし13年目、いよいよ過去5校しかなし得ていない箱根駅伝3連覇へ、アンカーは初優勝のフィニッシュテープを切りました。
安藤悠哉です。
今年キャプテンとしてチームを引っ張ってまいりました。
原監督は言います。
就任。
今ガッツポーズを見せた安藤。
原監督は今やチームは部員自らが考え、5区、それが青山学院大学が安藤悠哉がガッツポーズを2度ほど見せました。
まさに今、箱根が青山学院大学時代。
史上6校目の箱根駅伝3連覇。
見事に3年連続3回目。
総合優勝、青山学院大学。
キャプテン安藤悠哉が初めての優勝。
そして3連覇。
フィニッシュテープを切りました。
そして、そのキャプテンを中心にして青山学院大学のチームメートが胴上げ。
史上6校目の3連覇達成、青山学院大学。
そしてそれを率いた原晋監督の胴上げが始まります。
3度目の胴上げ。
今、笑顔の胴上げは3回。
原監督の体が宙に浮きました。
そして今度は、2区を走った一色、青山学院大学のエースは日本陸上界のエースへ、はばたいて行きます。
かつて10区を走り、途中棄権をきした青山学院大学OB、杉崎孝さんは言いました、40年前の当時は予選会を通るのが目標だった。
優勝するなんて考えられなかった。
今、一礼をしました青山学院大学の面々です。
当時、連覇をしていた日体大は雲の上の存在だった。
まさに今、青山学院大学がその雲の上の存在になりました。
4号車
駒澤大学がシード権ぎりぎりの10位から9位に上がりました。
2年生の堀合大輔が息を吹き返しました。
強い風が吹いた。
今、前に出た。
2号車
今年もあと一歩届きませんでした。
2位を走っている東洋大学3年生の小早川健。
今、最後の声を酒井監督が後ろからかけています。
先ほどまだいけると体は追い込むけど顔は笑顔でと言っていました。
まだ声を掛けています。
4年生が待っていると声をかけました。
東洋らしいしっかり前を向いた走りをしようと、そう声をかけていた酒井監督です。
間もなくフィニッシュテープを迎えようというところ。
実況
残り1kmとなりました。
日本橋を走ります、早稲田大学です。
その前に2位の東洋大学がいます。
青山学院大学の3連覇が決まりましたが早稲田も懸命に走っています。
3号車
早稲田大学、87回大会に優勝してから4位、5位、4位、5位、そして前回は総合4位。
前回大会駅伝監督として初めて臨んだ箱根駅伝で相楽駅伝監督は手探りでやった中、3強の尻尾をつかんだと話していました。
今大会、総合3位。
あと2つです。
伝統の早稲田、第1回大会から出場している早稲田大学。
えんじに白のWがついに箱根駅伝、3位まで来ました。
残すところ、あと2つ。
それは後輩達に希望となって受け継がれていきます。
2号車
東洋大学、2位の小早川健。
最後のガードをくぐりました。
菅谷
東洋大学の姿が見えてまいりました。
8年間で4度の優勝。
そしてここ8年連続、全て3位以内でフィニッシュしています。
この東洋大学です。
合い言葉はその1秒を削り出せ。
わずかに1秒。
しかし極限の中でさらに1秒を削るつらさ、苦しみが分かるからこそ、その思いを部員達は共有してまいりました。
その象徴が、この肩にかけている鉄紺の襷です。
3年生の小早川健。
10区を任されて襷を大手町に運んでまいりました。
往路・芦ノ湖では4位でフィニッシュ。
その東洋大学が復路2つ順位を上げてまいりました。
この10区、小早川健、今、東洋大学2位でフィニッシュ。
これで9年連続の3位以内でのフィニッシュ。
2年連続の2位でのフィニッシュです。
復路のメンバーは3年生と2年生がつないでまいりました。
その3年生と2年生、復路のメンバーは全員来年も残ります。
そして伝統のえんじの襷、早稲田大学。
87回大会の総合優勝以来、4位と5位を繰り返してまいりましたが今回は、トップ3。
3位でのフィニッシュということになります。
10区を任されている清水歓太に向かってキャプテンがラスト、ラストと声を掛けています。
苦しい表情を見せています。
しかし笑顔で待ち受ける早稲田大学、総合3位でフィニッシュ。
早稲田は3位でフィニッシュしました。
その後ろは順天堂大学です。
順天堂大学、今年から長門俊介監督が就任しました。
その順天堂大学、総合4位でフィニッシュ。
前回は6位でフィニッシュしています。
今年は総合4位でフィニッシュしています。
前回は6位でした。
4号車
後続の東海大学を引き離していきます。
9位の駒澤大学・2年生の堀合大輔。
一度置いていかれましたがその差を広げて行きました。
昨日は4年生・中谷が遅れても同じく4年生、大塚が盛り返しました。
5位で出発した芦ノ湖、一度は遅れましたが何とかひと桁まで押し上げてきました。
復路を任されたのは全員が箱根駅伝初出場の選手。
まさに駒澤の意地のひと桁順位は未来につながるひと桁順位かもしれません。
堀合も初めての箱根駅伝。
一度は置いていかれましたが、順位を再び上げてひと桁9位まで。
さぁ間もなくフィニッシュに飛び込んでいこうという堀合です。
菅谷
大手町、フィニッシュ地点には、プラウドブルーの襷、神奈川大学が姿を現しました。
1997年の73回大会予選会からの初優勝。
翌98年、2連覇達成。
2005年、81回大会のシード獲得を最後にシード権を獲得できていない。
11年が続きました。
昨日は往路・戸塚で大学史上初めてのトップ、襷リレーもありました。
10区を任されたのは4年生の中神恒也です。
その中神恒也が左肩から流しているプラウドブルーの襷、このプラウドブルーの襷。
5位以内でのフィニッシュということになると、16年ぶりとなります。
その神奈川大学、今、中神恒也が運んでまいりました、この襷を大手町、5位でフィニッシュしようとしています。
実に12年ぶりのシード権獲得です。
神奈川大学、復活。
総合5位でフィニッシュ。
予選会から出場してきて5位で神奈川大学がフィニッシュしました。
そしてその後ろは中央学院大学です。
3年連続のシード権。
これは大学史上初めて。
村上優輝、キャプテンが運んできました。
さらに日本体育大学。
往路フィニッシュした時点では13位でした。
今7位でフィニッシュ。
シード権獲得です。
その後ろは法政大学の姿。
濃紺のオレンジの襷、法政大学も予選会4位で本大会出場を果たしました。
そしてシード権、4年ぶり獲得。
法政大学、4年ぶりにシード権を獲得しました。
そして9位は駒澤大学です。
10区を任されたのは2年生の堀合大輔。
藤色の襷を運んでまいりました。
駒澤大学、総合9位。
86回大会から2位、3位が続いてきた、この駒澤大学。
93回大会の箱根駅伝は9位でフィニッシュということになりました。
そしてシード権、その枠はあと1つです。
その最後のシード権の切符、その切符をつかむのは東海大学ということになりそうです。
東海大学、往路は1年生4人を起用しました。
往路を終わって15位でした。
しかし、その15位から総合10位に上がってきて今、東海大学、総合10位。
シード権獲得です。
その東海大学までが10位、シード権を獲得しました。
今、倒れ込みました東海大学です。
シードを3年連続で取りました、東海大です。
往路は1年生が4人起用されました。
その経験を来年に生かしていこうという東海大です。
ここまでが10位、シード権獲得です。
実況
往路が終わって11位でした帝京大学、2年連続のシード権獲得はなりませんでした。
順位を上げよう、健闘しましたがわずかに届かず、最後、アンカーを担うのは、キャプテンの加藤勇也です。
北海道函館市出身。
中野監督が声を掛けました。
早稲田大学の監督として予選会も経験されましたが渡辺さん、シードの壁の難しさはありますか?渡辺
ありますね。
ただ、今、監督が加藤君に対してありがとう。
残り1km頑張れと声をかけていました。
そこが監督力ですね。
1号車
その言葉を今度は下級生に伝えられるということですね。
中野監督が懇切丁寧につくり上げてきた、このチーム。
ほんのわずか、東海大学。
10位がフィニッシュしてから3分以上が経過しようとするところですが今回シードに届くことはありませんでした。
2号車
関東学生連合の東京国際大学のキャプテン照井明人です。
馬場先門の通過時点で最もいいタイムで10区を走ってまいりました。
しかし母校でチームとして襷をかけることはできませんでした。
この記録は参考記録、公式記録にはなりません。
オープン参加の関東学生連合、もし区間記録を上回るペースになりますと、幻の区間記録ということにもなってしまいます。
素晴らしいペースで走ってきました。
菅谷
大手町です。
フィニッシュ地点には赤いユニホーム、帝京大学の姿です。
もうすでに10位までは確定しています。
何といっても今回の予選会は第2回大会から出場する中央大学、12人の合計タイム44秒及ばず、連続出場が87でストップしました。
それだけ厳しい戦い、予選会に回らなければいけないというこの帝京大学です。
帝京大学、10区を任されましたのは4年生のキャプテンの加藤勇也です。
加藤勇也が11位で間もなくフィニッシュしようというところ。
帝京大学のチームメートが見つめています。
下を向きました。
唇をかみしめました。
2年ぶりにシードを落とします。
しかし、総合11位で帝京大学、フィニッシュ。
そして、そのすぐ後ろ創価大学、2年ぶり2回目の出場。
最後彦坂一成、口を大きく開けて、今、フィニッシュしました。
総合12位でのフィニッシュです。
創価大学は前々回、91回大会は総合20位でした。
2回目の出場で総合12位まで上がってきました。
瀬上監督は今回シードが取れなくても、13位14位あたりにおさめてくれれば来年につながると話していました。
その創価大学、監督の思惑を上回る12位でフィニッシュです。
そして大東文化大学です。
ライトグリーンの襷、予選会は1位で本大会出場の権利を手にしました。
シード権を手にすることを目標にしてやってまいりました。
2年連続でシード権を落とすということになります。
10区を任されましたのは3年生の山本翔馬。
前回10区エントリーも2日前のケガで走ることができませんでした。
監督からはこの悔しさを来年、生かしてほしいと言われたといいます。
今回、この山本翔馬は10区を走ることはできました。
しかしシード権を獲得することはできませんでした。
その思いは来年にぶつけます。
大東文化大学、今、13番目にフィニッシュしました。
繰り上げ一斉スタートが芦ノ湖でありましたので、今13番目に大東文化大学がフィニッシュしています。
2号車
上武大学です。
9年連続9回目の出場でした。
初めてのシード権を狙いましたが、手にすることはできませんでした。
近藤新監督がアンカーの4年生、最初で最後の箱根駅伝、佐藤史弥に最後、いいか、上武大学の襷は来年につながるんだぞと声をかけていました。
この佐藤史弥は卒業しますが、来年に向けての上武大学の最後の走りになりました。
父・かつなりさんの存在。
遠い北海道から仕送りを送ってくれていたそうです。
小樽市からやってきた上武大学に入学した、最初で最後の箱根駅伝を走っています。
菅谷
関東学生連合の姿が見えました。
東京国際大学4年生・照井明人の姿です。
前回は東京国際大学として、箱根駅伝に初出場を果たしました。
今回、チームとしては出場することができませんでしたが仲間の刺激になるような走りがしたいんです、そう話していた照井明人が東京国際大学のユニホームを示すべく今、フィニッシュしました。
関東学生連合、10区を任されました照井明人、4年生が今フィニッシュしました。
参考記録にはなりますが、これまでフィニッシュしたランナーの中で最もいいタイムでフィニッシュしています。
そして拓殖大学です。
拓殖大学は1年生の赤崎暁、拓殖大学は熊本で阿蘇で合宿をしてきました。
厳しい暑さの中、長い距離を走りスタミナをつけてまいりました。
岡田正裕監督、名将がチームを率いて7年目、拓殖大学は今、15番目にフィニッシュするということになります。
総合14位でフィニッシュ。
さらにはその後ろ上武大学の姿。
上武大学・佐藤史弥。
シードは落としますが、ここまで初出場から9年連続9回目の出場を果たしています。
来年、10年連続10回目の出場なるか。
節目の10回目を迎えて、シード権を獲得することができるのでしょうか、上武大学です。
そのシードという宿題は後輩に託されるということになりました。
そして國學院大學です。
國學院大學はこの10区、4年生の鈴木涼太がアンカーを任されました。
少し顎が上がってまいりました。
その赤紫の襷を右肩から流しています。
2年ぶり10回目の出場となりました、國學院大學です。
予選会は8位で通過、國學院大學、17番目にフィニッシュしています。
そして明治大学です。
途中、繰り上げもありました。
今18番目にフィニッシュしました。
2年連続のシード落ちとなってしまいました。
そして日本大学です。
ピンクの襷、伝統のピンクの襷、今、フィニッシュ。
さらに国士舘大学です。
国士舘大学は平塚、戸塚、鶴見で繰り上げがありました。
3年ぶり45回目の出場になりました国士舘大学4年生の渡部勇人です。
この繰り上げがありましたので、まだ順位は確定していません。
シード権を取ることができなかったのは11位以下、帝京、創価、大東文化、拓殖、上武、その下はまだ順位が確定していません。
そして山梨学院大学です。
10区、4年生の熊代拓也がアンカー。
プルシアンブルーの襷を運んでまいりました。
これが最初で最後の箱根駅伝ということになります。
眉間にしわがよって苦しそうな表情を浮かべている熊代拓也。
故障だらけの4年間でした。
しかし、その中で両親の支えもありました。
チームメイトから焦らずケアしよう。
そう声をかけられました。
監督のアドバイスもたくさんありました。
そんな中で最初で最後の箱根駅伝を迎えました。
山梨学院大学です。
最後、熊代拓也に、その襷が託されて今、フィニッシュしました。
これで17位が明治大学、山梨学院大学、両校17位です。
日本大学19位、国士舘大学20位、全21チームが大手町フィニッシュ地点にたどりつきました。
第93回箱根駅伝。
その戦いが幕を閉じました。
実況
全てのチームが大手町でフィニッシュしました。
涙に震えるその姿がありました。
また次の箱根に向けて、この思いをチームに与え、チームがこの気持ちをつなぐ。
それがまたひとつのチームにとっての襷リレーになるのかもしれません。
フィニッシュ地点の大手町、今、大観衆の実況
青山学院大学の優勝インタビューです。
聞き手
見事、箱根駅伝3連覇を達成した青山学院大学の皆さんです、おめでとうございます。
まずは原監督です。
箱根駅伝3連覇で大学駅伝3冠は史上初、ものすごい記録を打ち立てましたね。

13年前、今日からスタートして青山学院、原を信じて学生を送ってくださった高校の先生に感謝を申し上げたいです。
各年代の4年生、4年生が毎年、毎年、青山学院の歴史を作ってくれました。
ホントに感謝します。
聞き手
プレッシャーもある中、どの辺りで総合優勝を確信されましたか?原
田村和希、10kmを通過したあたりで楽だなと思っていたんですが、箱根のまさかがありまして、ひやひやしました。
8区、下田の圧巻の走り、後ろから見て、惚れ惚れしました。
そこである程度めどはつきました。
聞き手
今後に向けて目標は?原
箱根の舞台だけでなく、東京オリンピックが3年後に控えています。
青山学院軍団から誰か一人でも東京オリンピック、目指せるランナー育成を目指して行きたいです。
サンキュー大作戦大成功といったところでしょうか。
聞き手
ありがとうございました。
それでは復路の選手にお話しを伺います。
6区を走りました小野田選手です。
2位と33秒差でスタートしました。
貯金を増やす見事な走りでした。
あらためて振り返っていかがですか?小野田
さし込みが途中きてしまって思ったよりタイムが伸びませんでしたが、早稲田との差が広げることができてよかったです。
聞き手
まだ挑戦が続きます。
今後の目標は?小野田
もう一回、6区を走って区間賞をしっかり狙える走りをしたいです。
聞き手
そして7区の田村選手は治療中ですので8区の下田選手です。
レースを組み立て直す見事な走りでした。
下田
田村が少しああいうことになるということを想定していたので自分は平常心でしっかりと自分の走りができたのがよかったです。
聞き手
青山学院の軸になりたいという話しをされていましたがまさに軸の走りでしたね。
下田
自分の走りやすい区間で走らせてもらいました。
結果を残せたので、来年はしっかりエース区間といわれるところで結果を残したいです。
聞き手
9区の池田選手です。
最初で最後の箱根駅伝となりました。
いかがでしたか?池田
とてもしんどかったですが沿道の方々の応援のお陰で走りきることができました。
聞き手
下田選手が背中をポンポンとたたきましたが、どんな思いでしたか?池田
下田には戸塚で待ってるとLINEで送りましたが元気な姿でもってきてくれてよかったです。
聞き手
そして10区、安藤選手です。
2年ぶり安藤選手にとっては2年ぶりのフィニッシュテープでした。
どんな気持ちでしたか?安藤
僕の前の9人がいい形でつないできてくれたので、楽に走らせてもらえました。
最後は余裕を持ってゴールできました。
聞き手
10人の汗、チーム全員の思いがこもった襷。
重みはいかがですか?安藤
思いというか汗がにじんだ襷で走った選手もそうですがサポートしてくれた選手も含めていろんな選手の思いがこもっているので戻ってこれてよかったです。
聞き手
これで競技が最後ですが箱根駅伝は宝物になりましたか?安藤
2回も走らせてもらっていい宝物になりました。
そして走りきった脚が壊れました。
聞き手
ここまで復路の選手にお話を伺いました。
それでは続いて、往路の選手にもお話を伺います。
1区、梶谷選手です。
一夜明けて振り返ってどうですか?梶谷
自分の役割は果たせたので、後ろに強い先輩がいるので安心して迎えることができました。
聞き手
当事者としての優勝はどうですか?梶谷
優勝メンバーに入れてとてもよかったです。
聞き手
2区、一色選手です。
エース区間2区を任されました。
どんな区間ですか?一色
自分の中では東京オリンピックがあるので、それに向けての通過点と自分で言い聞かせてきましたが、4年目、走ってみると思い出の詰まった自分の青春が詰まった2区だなと思いました。
聞き手
春からは実業団です。
今後の目標は?一色
今年のびわ湖マラソンの選考会。
世界陸上の選考会ですね。
出場権をつかみとって東京オリンピックに向けて少しでもステップアップしていきたいです。
聞き手
3区、秋山選手です。
2年連続の3区区間賞でした。
トップに出た瞬間の気持ちは?秋山
自分に襷が渡ったときは2位ということでした。
40秒差で力んで走りすぎると後半がバテてしまうと思うったので、落ち着いて走りました。
先頭に立った時は去年の感覚を思い出して気持ちよく走りました。
聞き手
監督の言う通りキーマンになりましたね。
秋山
不安を覆すような走りができてよかったです。
聞き手
森田選手です。
初めての箱根。
トップで襷を受けましたね。
森田
秋山さんがどの位置でくるか読めない部分があったので最高の位置で持って来てくれて自分も余裕を持って走ることができてよかったです。
秋山さん、ラスト、笑顔で楽しそうに走っていて僕も楽しく走りました。
聞き手
最後5区の貞永選手に伺います。
初めての箱根で山上りでした。
貞永
自分の中ではゆったり走ったつもりでしたが体が勝手に動いてくれました。
前半は順調に走っていけました。
聞き手
山の神・神野さんから継いだ5区、プレッシャーはありましたか?貞永
自分のペースを心掛けて走りました。
今後の目標は、区間順位が悪くて、納得ができないので来年リベンジしたいです。
聞き手
青山学院大学の選手の皆さんと監督のお話でした、ありがとうございました。
実況
大会3連覇達成の青山学院大学の原監督、そして出場全選手のインタビューでした。
では、ここでハイライトです。
箱根駅伝3連覇に向けて青山学院大学が走りだしました。
青山学院大学、トップで襷を渡しました。
青学との差は2分8秒開きました、早稲田です。
秋山が、ここで7位に浮上しました。
区間記録をどれだけ伸ばすことができるか。
区間新記録。
山下りの神。
先ほど田村が歩道側にふらっと傾きかけました。
青山学院大学との差をどれほど詰めて行くことができるか早稲田大学。
3年連続トップで襷リレー。
青山学院。
そして2位は早稲田大学。
あと10秒で繰り上げとなる。
無念の国士舘大学、平塚。
初めての繰り上げスタート。
往路・戸塚、3年連続トップで襷リレーです。
2位争いは逆転、2位交代、東洋大学。
待ち受けるランナーはアンカ−、安藤悠哉。
鶴見中継所、トップで襷リレー。
明治大学、日本大学、山梨学院大学が新たな繰り上げスタートとなってしまいました。
箱根駅伝3連覇へ。
箱根は青山学院大学時代、史上6校目の箱根駅伝3連覇。
見事に3年連続3回目、総合優勝、青山学院大学。
東海大学、総合10位。
シード権獲得です。
青山学院大学の総合3連覇で幕を下ろしました。
2位東洋大学は、9年連続で3位以内。
早稲田は6年ぶりの3位以内となっています。
神奈川大学総合5位。
12年ぶりのシードをとりました。
中央学院大学は大学初の3年連続シード。
神奈川大学と法政大学は予選会からシード権獲得となりました。
その一方、山梨学院大学は90回の途中棄権以来となりますシード獲得ならず。
帝京大学はシード獲得ならず。
という形で11位に終わっています。
そして、区間賞を確認します。
最終10区は順天堂大学の作田が取りましたがその記録を上回るのが学生連合チームの東京国際大学の照井が取りました。
幻の区間賞ということにもなりました。
復路の成績をご覧いただきます。
復路も青山学院大学が取りました。
徳島
フィニッシュ地点の優勝会見が行われている会場です。
キャプテン安藤選手は少し足をひきずるような姿で会見場に姿を見せました。
原監督は周囲に感謝の言葉を述べました。
一様に皆さん、ほっとした表情を見せています。
実況
会見の模様でした。
1号車解説の渡辺さん、あらためて今回のレースを振り返ってどうでしたか?渡辺
青山学院大学の強さが際立っていましたが大会前に田村選手の不調や、1年生、鈴木君の故障など3区、秋山君の調子が上がらないなど、原さんの悩みの種がありました。
その中で勝ちきれる青山学院の強さ、そこですね。
実況
ゲストのお2人にも伺います。
中村さん、駒澤は何とかシードを取りました。
中村
今回は、厳しい戦いになりましたが復路で2年生が箱根駅伝の経験をすることができました。
また来年しっかりたて直して強い駒澤をつくっていけると思います。
実況
そして、服部さんも2位を守りました。
服部
復路は2年生3年生と一緒に総合2位ということで来年につながるいい走りになったと思います。
実況
そして、碓井さん、あらためて全体を振り返ってどうですか?碓井
青山が勝つんじゃないかといううわさはありましたが田村君とかちょっと故障も出ていました。
しかし開けてみれば、往路33秒差、復路がゴールしてみれば、7分21秒差。
強いですね。
実況
来年も続くのかもしれません。
そして1号車解説の渡辺さんもありがとうございました。
大会は青山学院大学が見事に3連覇を達成しました。
箱根を終えた選手の中にはこの春、東京オリンピックを目指して初マラソンに挑戦する人もいます。
その一方で箱根を最後に陸上を終え社会で活躍を始める人もいます。
中にはボランティア、警察官になって2020年を支えたいという人もいました。
箱根という歴史に触れた学生達は東京、その先の未来に向けて歩みを始めます。
2017/01/03(火) 07:50〜14:18
読売テレビ1
★SAPPORO新春スポーツスペシャル第93回東京箱根間往復大学駅伝競走復路[字][デ]

第93回箱根駅伝…東京・大手町から箱根・芦ノ湖まで往復217.1キロ、21本のタスキがつなぐ学生たちの継走。復路6〜10区の生中継▽NNNニュース

詳細情報
おしらせ
番組公式HPでは「記録速報」「定点LIVE動画」「撮れたてワンシーン動画」「見所紹介動画」「ハイライト記事」などをご覧いただけます…「箱根駅伝 日テレ」で検索してください。
番組内容
第93回箱根駅伝。東京箱根間往復217.1キロ…学生たちが21本のタスキをつなぐ魂の継走です。青学の3連覇&大学駅伝3冠か、東洋の王座奪回か、駒澤の9年ぶりVか、全日本2位・早稲田や出雲2位・山学の復活か、東海の悲願の初優勝か。復路は「山下りの6区」「海風薫る7区」「海から街へ8区」「復路最長の9区」「最終10区」の5区間。優勝の行方は?し烈極めるシード争いは?生中継でお伝えします。
出演者
【放送センター解説】
碓井哲雄(中央大OB/神奈川工科大陸上部監督)
【1号車解説】
渡辺康幸(早稲田大OB/住友電工陸上部監督)
【ゲスト解説】
中村匠吾(駒澤大OB/富士通陸上競技部)
【ゲスト解説】
服部勇馬(東洋大OB/トヨタ自動車陸上長距離部)
【実況】
平川健太郎ほか
音楽
【箱根駅伝中継テーマ曲】
「Runner of the Spirit」久石譲