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書き起こし 甦る歌謡曲 2017.01.04

 

 

「分っちゃいるけどやめられねぇ」「アホレスイスイスーダララッタ」「スラスラスイスイスイ」「過去はどんなに暗くとも」「夢は夜ひらく」
今夜はそのヒットした名曲が楽しめる3時間
中でも…
「雨潸々とこの身に落ちて」
その伝説となった
より美しい映像として現代に甦らせる!
さらに…
「あなたの決してお邪魔はしないから」「それでいいのさ」
あの一流歌手による歌手同士のものまね番組が一夜限りの復活を果たす
まずはこのコーナーから参りましょう
今夜あの番組が帰ってくる!

 

 

 


「丘の上ひなげしの花で占うのあの人の心」
1967年からテレビ朝日で放送された『スターものまね大合戦』
ものまねタレントではなく歌手が歌手のものまねを披露するという伝説の番組
改めて見ると
この「あの頃はふたり共なぜかしら」ハッ!「世間には」ハッ!
番組の大ファンだったというコロッケたっての希望で…
今日
当時この
往年の名ものまねを披露する
(拍手)さあ始まりました。
コロッケさんよろしくお願い致します。
はいよろしくお願いします。
今回はコロッケさんたっての希望で伝説の番組が甦るという事なんですね。
ですから今日はねホントに嬉しいんですよ。
(コロッケ)皆さんちゃんと現役で歌ってらっしゃって普段やらないのに40年ぶりぐらいにものまねやられる…。
英樹さんついに復活するんですけど。
見ちゃいますよ…目の前で。
目の前ですよ。
かぶりつきですから。
でもすごいでしょう?すごいですよ。
だってねある意味文化遺産ですよねこれ。
それでは早速ですね当時大活躍してた伝説のものまね名人の方たちに登場して頂きましょう。
甦る!スターものまね大合戦まず登場して頂くのはこの方です。
『スターものまね大合戦』創成期を支えた名人といえばこの人…
「潮来の伊太郎ちょっと見なれば」「薄情そうな渡り鳥」「それでいいのさ」
(コロッケ)あの名人芸が今夜復活。
ものまねを芸の道へと引き上げたものまねの帝王三田明さん。
ものまねするのは森進一さん『年上の女』。

(歓声と拍手)
(コロッケ)うまい!うまい…。
アハハハッ!
(公美子)うまい!
(拍手)さあどんどん参りましょう。
甦る!スターものまね大合戦続いて登場して頂くのはこの方です。
歌だけのものまねをさらに進化させた立役者といえばこの人
「赤く咲くのはけしの花」「ろくでなしろくでなし」「なんてひどいオーウィ!云いかた」
(コロッケ)歌だけではなく見た目のコピーにも命を捧げた完全コピーものまね名人今陽子さん。
ものまねするのは山本リンダさん『狙いうち』!ヘイ!
(一同)ヘイ!ヘイ!
(歓声と拍手)さあまだまだいきますよ。
甦る!スターものまね大合戦続いてはこの方です。
『スターものまね大合戦』全盛期に君臨した女王といえばこの人
「丘の上ひなげしの花で」「占うのあの人の心」「愛したひとはあなただけ」「わかっているのに」
(コロッケ)七色の声色を持つ歌まね女王森昌子さん。
今夜は花の中三トリオの森さんが新三人娘のものまねメドレーです。

(拍手)
(拍手)
(歓声と拍手)さあ甦る!スターものまね大合戦最後に登場して頂くのはこの方です。
「シンデレラ・ハネムーン」
忠実なものまねじゃなくものまねをお笑い芸の1つにした元祖といえばこの人
(コロッケ)やりすぎものまねの元祖はこの人研ナオコさん。
ものまねするのは東海林太郎さん『国境の町』。

(歓声と拍手)ありがとうございました。
研さんどうぞこちらへ。
(コロッケ)ありがとうございます。
今日はあの研ナオコさんのお父さんに来て頂いてますんで。
ありがとうございます。
研さんカンペ見えないでしょうよ?それ。
全然見えないです。
(笑い)はいという事で今夜は当時『スターものまね大合戦』で大活躍していた皆様にお集まり頂いたんですが生で見られていかがでしたか?
(コロッケ)いやもうあのホントに興奮します。
もうナオコさんなんかいるだけで…。
元を知らなくても面白い。
そして森昌子さんといえばやっぱりこの『スターものまね大合戦』の女王ですから。
いいえとんでもないですもう…。
(コロッケ)すごいですよ。
ちょっとあの…今日はちょっと調子悪かったですね。
(コロッケ)えっ!あれで調子悪かったんですか?はい調子悪かったです。
ナオコさんはいつも調子いいですもんね。
ちょっと調子悪かった…。
(東)調子悪いんだ!
(研)調子悪かった。
(東)調子悪いんですか?そしてまたこの『スターものまね大合戦』はですね皆さんたち以外にも多くの歌手の方たちがかなり出演されていまして。
そこでこんな人がものまねを…という映像も用意しております。
はい甦る!スターものまね大合戦。
あの大物歌手もものまねをしていました。
「月がとっても青いから」「よこはまたそがれ」
このあと一流歌手たちのものまねたっぷりお見せします
甦る!スターものまね大合戦。
あの大物歌手もものまねをしていました。
(司会)菅原都々子さんの『月がとっても青いから』。

(公美子)「ああ…うまい!」
(公美子)「五郎ちゃん?」
(今)「わあ五木さんも若い」
(東)「ハハハッ…目見つめ合ってる」
(公美子)「あら昌子ちゃん」「おっ!いるねえ」
(公美子)「かわいい!」「アァ…アァ…」
(公美子)「えっ八代亜紀さん?」「アァ…アァ…」「わあ〜!」「恋と情けの」「ドゥドゥビドゥビドゥビドゥビドゥバー」「灯がともる」
(拍手)
(司会)美代ちゃんの『赤い風船』からです。

(公美子)「アハハハ…!音外れてんだ」
(拍手)いや〜浅田美代子さんがねすごいですね。
人の歌でもずれてるっていう…。
(一同笑い)やっぱりなんですかね?アイドルの方が一緒になって皆さんでものまねをやるってすごい時代ですね。
森さんはいかがでしたか?今久しぶりにジュンペイのを見たんですけどやっぱり似てないなと…。
(一同笑い)いや聞きにくるんですよ。
どうやったらいいの〜?って聞きにくるんですけど…。
それ淳子ちゃんね。
(昌子)淳子ちゃんが私に。
だからじゃあもう全部まねしようとしないでここのポイントだけやれば?って言って練習の時はすごく似てるんですよ。
本番になると自分の声になっちゃうんですよね。
(コロッケ)すごいですね。
ねえ。
だから今と比べると練習方法はホントに難しかった思います。
皆さん努力をされてものまねをねしていたようですけれども。
研さんのように歌まねだけじゃなくていわゆるなりきりものまねをされていた方たちもたくさんいらっしゃるという事で。
そんなものまねをまとめてみました。
甦る!スターものまね大合戦。
一流歌手のなりきりものまねご覧ください。
「私生まれも育ちも飾柴又です」「一寸前なら憶えちゃいるが」「一年前だとチト判らねェなあ」
今のものまね芸に繋がるなりきりものまね
どんな人が挑戦しているのか?
さらに伝説の不死鳥コンサートをデジタルリマスターして再編集
「恋の街角」
美しく甦った美空ひばり
甦る!スターものまね大合戦。
一流歌手のなりきりものまねご覧ください。

(拍手)
(コロッケ)「ちょっとこの頃からバラエティー寄りな力があったんですねにしきのさん」
(昌子)「すごい踊り…」「あ〜!」ありがとよ。
すごいですね〜!
(今)「えっ?私?」
(今)「逃げてるよみんな」
(拍手)
(公美子)素晴らしい。
ハハハ!英樹さん研さんのものまねどうでした?所ジョージさん。
いや〜すごいね!素晴らしいよね。
研さん芸風変わってないですよね何十年も。
ホント。
すごい!どうして所さんやろうと思ったんです?わかんないんだよね。
(一同笑い)
(コロッケ)そしてこの『スターものまね大合戦』ではいつも競い合ってらっしゃいました五木ひろしさんそして森昌子さんこのお二人のすごさがわかるものまねをですねちょっと選ばせて頂きました。
(昌子)え〜!
(東)「ハハハ!ダメだコロッケさん見てると…」
(司会)五木三田のご両人森進一『おふくろさん』。
(公美子)「顔…」
(今)「顔が似てるね」
(今)「あっこれ覚えてる」
(田川)「うわあすごいな」「すごいねこの響き方は」
(公美子)「すごい!」
(拍手)
(司会)ああこの2人でいくようですね。
(研)「一緒に歌っちゃダメだよ一緒に歌っちゃ」
(司会)美代ちゃんのものまねです。

(公美子)うまい〜!
(拍手)
(今)うまい!すごい!素晴らしいですね。
いやいやいや…。
森さんいかがでしたか?いやもう完璧ですよね。
浅田美代子さんのあの微妙な4分の1フラット…完全なフラットじゃないところもそれも全部入れてくるんですよ。
すごいですよね。
かなり練習とかなさったんですか?いや私の場合は練習すると自分の声になっちゃうので練習は一切しないです。
天才だ!私と一緒じゃん。
そうそう。
(東)全然違いますわ。
(研)えっ?
(東)全然違います。
正統派。
(東)正統派です。
(田川)でもすごいですよね。
色んな声が出て…。
こういう森先輩の一面があるっていう事は初めて知りましたもん。
(コロッケ)そうなんですか?そうですはい。
さあここまではですね『スターものまね大合戦』の懐かしい映像を振り返ってきたんですけれども。
憧れの三田さんと共演出来るという事でコロッケさんから提案が…。
はいやっぱりずっと見させて頂いてますので一緒にものまねをさせて頂ければありがたいなと。
誰を?
ここで三田明コロッケ
さらには今陽子森昌子2連発のものまねコラボ
じゃあすいませんがお願いしていいですか?一緒に。
(拍手)どうぞ三田さんどうぞこちらへ。
コロッケさんもこちらの方へ。
では三田明さんとコロッケさんの一夜限りのものまねコラボです。
まねをするのは橋幸夫さん『潮来笠』。
(コロッケ)私から?
(研)譲り合ってる譲り合ってる。

(今)イエーイ!
(拍手)
(一同笑い)
(一同笑い)
(歓声と拍手)ありがとうございました。
(今)イエイイエイ!
そして同じレパートリーを持つ今陽子森昌子はメドレーでお聴きください

(歓声と拍手)
(歓声と拍手)
(歓声と拍手)
(歓声と拍手)
(歓声と拍手)
(歓声と拍手)
(一同笑い)
(歓声と拍手)
(拍手)どうもありがとうございました。
素晴らしいですね。
お席の方へお戻りください。
これは聴き応えありますね。
東さんいかがですか?いや〜贅沢な新年会ですねこれね。
なんですか?これ。
さあ実はですね田川さんと川上さんもこの日のためにものまねを練習してきてくださった…。
(一同)えーっ!初めてだから…。
田川さんものまねするの初めてですか?初めてです。
ものすごい頑張ってきた…。
聴いてください。
(拍手)はいそして川上さんは女性のものまねに挑戦したと。
一生懸命練習しました。
(コロッケ)女性のものまね?
(川上)はい。
ものまね初挑戦という2人
誰のものまねを披露するのか?
ではまずは田川さんから披露して頂きましょう。
(コロッケ)芸歴25年田川寿美が初めてものまねに挑戦。
ものまねするのは中島みゆきさん『わかれうた』。

(歓声と拍手)
(コロッケ)こちらもものまね初挑戦です。
しかも女性にチャレンジします。
ものまねするのは倍賞千恵子さん『さよならはダンスの後に』。
(歓声と拍手)
(コロッケ)素晴らしい!すごい!いや〜ビックリしました。
あんな高いお声がパッと出てきたので。
ねえ。
すごい練習したんじゃないですか?めちゃくちゃしました。
(コロッケ)そうですよね。
田川さんも普段のお着物のイメージからガラリと変わって…。
ちょうど中島みゆきさんの…『わかれうた』歌ってらっしゃる頃の歌い方ですよね。
本当?大丈夫ですか?よかった。
(コロッケ)お二人共すごい!英樹さんいかがでしたか?いやいや芸域が広がったんじゃないですか?
(コロッケ)ですよね。
なんかこういうのをポッと間に入れるとお客さんはすごく喜ぶんじゃないかと思う。
営業には持ってこいですからものまねは。
持ってこいですよね本当にね。
今夜はですね伝説番組『スターものまね大合戦』を復活させたわけなんですけれども実はここでサプライズがあるんですよね。
そうなんです。
実はですね三田さんそれから今さん研さん森さんにお願いしてこの場所で私も一緒に参加させて頂いてものまね合戦をちょっと…。
えーっ嬉しい!
ものまね名人5人によるものまね合戦
一体どんな1曲が出来上がるのか?
さらにこのあと美空ひばりの不死鳥コンサートをデジタルリマスターして再編集
「人生って」うわあすごいな。
細部まで
ものまね名人5人によるものまね合戦
一体どんな1曲が出来上がるのか?
では三田さん今さん研さん森さんそしてコロッケさんによる一夜限りのものまねライブ『世界に一つだけの花』スペシャルメドレーです。
それではまずはフランク永井さんからお届けします。
(歓声と拍手)さて続きましてシャンソン界の女王この方です。
越路吹雪さんをさて誰がやるんでしょうか?この方です。
どうぞ!
(一同笑い)
(コロッケ)研ナオコ。
(研)えっ!?
(一同笑い)
(コロッケ)ビートたけし。
バカ野郎!この野郎…。
フンッ!フンッ!
(コロッケ)中居正広。
(コロッケ)美空ひばり。
あっあっあっ…。
(コロッケ)森進一。
(コロッケ)五木ひろし。
2人で!
(コロッケ)マリリン・モンロー。
スモールフラワービッグフラワー。
一つとして同じものはないから。
BoopBoopBeeDoop!
(コロッケ)仲間由紀恵。
もともと特別なNo.1なんだ。
(歓声と拍手)
続いてはお正月にピッタリ
今からおよそ60年前東京オリンピックの開催に沸き高度経済成長期のまっただ中にあった日本
この時歌謡史に残る伝説のコミックバンドが誕生した
それが…
当時モーレツ社員と呼ばれたサラリーマンたちが過酷な労働にあえいでいた時にあえて不謹慎無責任を歌い上げ大人気となったクレージーキャッツ
「分っちゃいるけどやめられねぇ」「アホレスイスイスーダララッタ」「スラスラスイスイスイ」「おいらのともだちゃぽんぽこぽんのぽん」
そして今もまた東京オリンピックを目前に働く人々を取り巻く環境は様々な問題を抱えている
そこで…
自身が大ファンである高橋英樹がその魅力に迫ります!
題して高橋英樹が語る今こそ聴きたい伝説のクレージーキャッツ
というわけでここからは私がクレージーキャッツの名曲をご紹介していきたいと思います。
そして当時を語って頂ける生き証人として今日は特別に加藤茶さん。
よろしくどうぞお願い致します。
どうも。
私が加藤茶でございます。
(大木)知ってますよ加トちゃん!加トちゃん。
ドリフターズですからクレージーさんと縁が深いと我々は思ってるんですが…。
事務所が同じ事務所だったんですよね。
(加藤)僕たちの先輩で…。
えーっ!ハナさんが付けたんですか?ハナ肇さんが稽古してる時に見に来て「お前たちは芸名あるのか?」って。
「いえ本名でやってます」って言ったら「芸名にしろ」って言うんで。
その頃僕は…。
ってやってたの。
「カトちゃんカトちゃん…」「ああじゃあお前茶にしろよ」って言われて。
えっ?「茶ってお茶の茶ですか?」って言ったら「そう」。
困りますよね急に「お茶」って言われたら。
そんなドリフの生みの親ともいえるクレイジーキャッツ最大の魅力は曲を出す度に連発していた特徴的な歌詞です。
まずなんといってもこちら!クレイジーのデビュー曲で『スーダラ節』でございますね。
はい。
それでは甦る歌謡曲クレイジーキャッツで『スーダラ節』お聴きください。
「ハイソレハイソレヨイヨイ」「ソーレソーレ」「ハイソレ」終わった終わったよ。
ああ済んだの?ご苦労さーん!楽しいですね。
(徳光)楽しいですね。
当時あの振り付けですねあれをまねする子供たちが大量発生しましてスーダラ病と呼ばれましてねPTAで問題になったんだそうで…。
私は『スーダラ節』の時に…。
今でこそね福岡立派な大都会になりましたがもうホントに辺鄙な田舎でしてね。
でもこのおじさんのいるところに行きたいなと思いましたね。
そんなクレイジーキャッツなんですが語る上で欠かせない方がいらっしゃるんですね。
はい。
それがこの方です。
青島幸男さん。
クレイジーのヒット曲のほとんどを作詞した方です。
大学を卒業して自分の友達はサラリーマンになっていったと。
自分の目的とは違うところへ行かなきゃいけないっていう人もたくさんいたと。
己の夢を捨てて企業戦士になる同世代への疑問とか疑念とかあるいは1つの方向しか見ない世の中の風潮それをちょっとおちょくってみようかなというので数々の曲を作詞したんだそうです。
はい。
それでは甦る歌謡曲『ゴマスリ行進曲』そして『ハイそれまでョ』続けてお聴きください。
「楽しい」
(加藤)「これがうまいんだよ」
(徳光)「これうまいんですよね」
(加藤)「最高!」
(徳光)「バラードから入るのがね」
(加藤)「このバラードがいいんですよ」
(岸本)「後ろで揺れてるのもかわいいですね」
(徳光)「ここから切り替わるよ」
(昌子)「うまい!うまーい!すごーい!」
(拍手)いやいや楽しくなりますねえ。
森さんいかがでしたか?なんかもう…なんかこう思わずこっちもこういうふうにこう体が踊ってしまうっていうか…。
素晴らしく歌もお上手ですよね。
(徳光)歌うまいですよね。
声いいしね。
(昌子)声もいいし…。
速っ!俊足!
(昌子)すごい…すごい情報!東洋大学陸上部でお寺の息子さんで本当はそっちの方にも行こうという…。
でも音楽でね…。
ギタリストとしてみましてもかなりだったでしょ?そうです。
バンドマンとしては相当腕の立つあれだったんですね。
植木さんもそうだし谷啓さんのトロンボーンもそうですよね。
それからあのワンちゃんのベース。
(一同笑い)はいさあそんなクレージーキャッツなんですが…。
続いてはですねクレージーが放った特徴的な歌詞。
それがこちら。
「サラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ」「そのうちなんとかなるだろう」
(徳光)最高ですね。
「こつこつやる奴はごくろうさん」っていうね…。
そんなクレージーキャッツですが映画にも出演していたと…。
これらの曲と同時にヒットしていったのがクレージーさんが出演していた映画!年末それから大型連休の前にはクレージーキャッツの映画これが数多く公開されました。
10年間でおよそ…製作された本数が30本以上。
これ当時はね配給収入って言われてたんですね。
そのランキングのトップ10に何作も入っていたいう人気だったんですね。
実は先ほどの3つのフレーズが入った曲これも映画の中で歌われております。
それがこの作品。
『サラリーマンどんと節気楽な稼業と来たもんだ』『ホラ吹き太閤記』『ニッポン無責任時代』。
(徳光)これ最高でしたよこれ。
(昌子)『ニッポン無責任時代』。
言いましたね。
それではクレージーキャッツで『ドント節』『だまって俺について来い』そして『無責任一代男』お聴きください。
「サラリーマンは」「気楽な稼業と来たもんだ」ボーイズビーアンビシャス!少年よ大志を抱け!これはこのクラーク博士が残した有名な言葉である。
望みは大きく持たねばダメだ。
諸君は大きくなったら何さなる?はい!じゃあ植木くん。
はいサラリーマンです。
何!?サラリーマン?そうです。
いい例がうちのお父さん。
二日酔いでも寝ぼけていても会社さえ行ってりゃちょっこらちょいとクビにはならないですからね。
そうです。
第一デートをしてもお酒を飲んでも3度に一度は会社のツケに出来ます。
先生!それからですね社長や部長になかなかなれそうもないけれど定年までたっぷりありますからね。
はい先生!あのそれから競馬競輪パチンコ麻雀負けてやけ酒飲んでも…。
前借りっていう手があります。
サラリーマンは絶対です。
(一同)絶対です!うーん…みんなサラリーマンか?
(拍手)
(徳光)嬉しいね。
岸本さんいかがですか?いやホントに幸せな気持ちになりますよね。
陽気になる…。
すごいね。
そうですね。
(昌子)ノリますよね。
今の時代の方たちにもかなりうけるんじゃないでしょうかね?今ねこの歌を導入するという。
なんか一生懸命そういうなんか肩の荷がスッと軽くなるようなねそういう人生を送れたらいいのかなと思いますもんね。
素敵。
私も会社員時代にこれを知っていたらもっと楽しい生活が送れてただろうなと…。
そんなに嫌だったの?あの頃。
お待たせしました
続いては「雨潸々と」
今年は美空ひばり生誕80年の記念すべき年
そこで今回は
今からちょうど30年前
突然の長期入院
股関節の付け根の骨が変形し激痛が走り…
ところが…
そこから
そして行われた伝説のステージ
1988年
今回その撮影素材をひばりプロダクションから特別にお借りして番組オリジナルの再編集版でお届け!
その映像をハリウッドの編集スタジオに持ち込み…
「恋の街角」
最新技術で
その細部まで鮮明になった映像が映し出したものとは?
さらに美空ひばりと家族のような付き合いをしていたという岸本加世子
その彼女だからこそ知るコンサートの真実とは?
(拍手)はい。
という事で今回はひばりプロダクションから貴重な撮影素材をお借りして再編集しデジタルリマスターで美しく甦った伝説の不死鳥コンサートの知られざる真実を岸本さんにご紹介して頂きます。
よろしくお願い致します。
よろしくお願いします。
岸本さんはひばりさんと家族のようなお付き合いをされていたと伺いました。
僭越ですけどホントにかわいがって頂きまして…。
(一同)へえ〜。
先ほどのお写真は一緒に…。
(岸本)あれは熱海に定宿がひばりさんの…あってそこに年末年始と一緒に行かせて頂いてちょうど年末私が誕生日なものですからそこで私の誕生日会をやってくださった時の写真。
そんな岸本が見た不死鳥コンサート直前の美空ひばりの様子とは?
ひばりさんはとにかくコンサートが近づいてくるにつれてやっぱその頃もうホントに闘病中だったので絶対にやり遂げるんだっていう思いと体がついてくるかっていうその不安とで眠れないってよくおっしゃってて。
そうですか。
そんな不死鳥コンサート森さんはそばにいらっしゃったんですよね?コンサートをやるから
(昌子)でももうその時私実は…。
ですけどもう居ても立ってもいられなくなってしまってもう本番始まる直前にドームの方にタクシーで1人で行きまして。
でもご病気だって私も知ってましたのでいやこれがなんかウソのようで…。
なんか…。
そのお話を伺った上でですね今回ひばりさんのコンサートがどのように幕を開けたのかステージ登場からご覧頂きたいと思います。
甦る歌謡曲伝説の不死鳥コンサート美空ひばりさんの登場からの2曲を番組オリジナル再編集の美しい映像でご覧頂きます。

(拍手)立ってる事が不思議なぐらいの病状でらっしゃってそれでこうステップも踏むし…。
私もまだ若かったので万が一グラッとでもきたらもう上がってって支えるぐらいのつもりで下で見てたのを覚えてますけど。
でもなんか…体調が悪い中ゴンドラで出てきたから俺も大丈夫なのかなってなんか…。
(岸本)横に掴むとこがあるんですけど出てきた時に掴まってないで出てきたので…上がってきて…もうドキッとして。
そしたら手をこうされたのでいやー!と思ったのは思い出しますね。
実はひばりさんは高所恐怖症だったと…。
(大木)ええっ!?
(大木)どうなってんですか!ご自分がそのように演出をされたというふうにチラッと私も…。
ええ〜ご本人のご希望で。
そしてですねそんなひばりさんの並々ならぬ気迫が感じられるものがあるんです。
それがこちらです。
(岸本)はいそうなんです。
ひばりさんは今回のこのステージで38曲歌われるんですけど登場1曲目の『悲しき口笛』から15曲目の『柔』までノンストップです。
一気に歌い続けました。
(徳光)そうですよねそうです。
15曲体調が万全でもノンストップで歌うって武田さん結構大変…?私ね…。
(一同笑い)武田さんしゃべりすぎです。
武田さんはしゃべりすぎなんじゃないですか?そりゃあやっぱ一遍に通すってすごいよ。
そしてこのノンストップで歌い続けた15曲目にすごいエピソードがあると伺いました。
そうなんです。
この15曲目は私の大好きな『柔』なんですけれども有名な1番と2番の間に柔道の殺陣のね…アクションがあるんですね。
では別のコンサートの映像でその殺陣のアクションご覧頂きましょう
エ〜イ!
(歓声)スタッフの方がそれを…体を大きく動かすのであえてそれをひばりさんがしないように1番と2番の間を短くしちゃったそうなんです。
アクションが出来ないように…。
これをしないようにさせたのにひばりさんはやっちゃうんです。
(武田)ええっ!?それは前奏でやっちゃうんです。
(一同)へえ〜!へえ〜!ファンの方のためなんですね。
そうですね。
何よりもファンの方にという事なんだと思いますがでは甦る歌謡曲伝説の不死鳥コンサート15曲目の『柔』と16曲目の『みだれ髪』の圧巻のパフォーマンス注目しながらご覧ください。
このあと立つのもやっとだった美空ひばりが見せるアクション
デジタルリマスターの美しい映像でご覧あれ
「一生一度を」
さらに涙なしには見られない貴重なMCシーンもお見せします
こんなにたくさんの皆さんが来てくださいまして…。
では甦る歌謡曲伝説の不死鳥コンサート15曲目の『柔』と16曲目の『みだれ髪』の圧巻のパフォーマンス注目しながらご覧ください。
エイッ!エイヤッ!
(歓声と拍手)
(観客の拍手)はあ…。
皆様本日はようこそお越しくださいました。
(観客の拍手)昨年中は…大変に皆様にご心配をおかけ致しました。
私のこの再出発のステージに…。
こんなにたくさんの皆さんが来てくださいまして…。
(観客の拍手)本当に幸せです。
皆さんの愛に支えられてひばりはまた羽ばたく事が出来ます。
(観客の拍手)今日は私のその感謝の気持ちを歌に託して最後まで頑張りたいと思います。
どうかご声援のほどよろしくお願い致します。
(観客の拍手)
(拍手)英樹さんいかがでしたか?ホントにでも…。
素晴らしいですね。
森さんは改めていかがでしょう?『みだれ髪』っていうのは今までのひばりさんの歌よりも半音高く…。
一番高音の音が高いんですね。
あの体調の悪さの中でとにかく一番…。
…って船村先生にお願いしたんだそうです。
で私もステージで歌わせて頂いてるんですけどああやっぱりあそこまでブレスを止めちゃいけないんだって今改めてまた…。
退院して初めての曲だったのであえてその今森さんがおっしゃったように難しい曲調というか音程というかそういうのにご自分から挑戦されたっていうふうに伺いまして。
またレコーディング直後もその日だったかなお会いして…。
少女みたいに「緊張しちゃった」っておっしゃってましたね。
同時に歌詞を聴いてると今男たちはみんなそう思ってるんですがね…。
(徳光)ご自分の細くなった体をどう思ってあの歌詞を歌いこなしてたのかなと思うとですねホントになんか胸熱くなっちゃいますね。
松居さんいかがでしたか?もうホントにね命をかけたコンサートだったんだなって思いました。
(徳光)ホントだね。
(松居)だけどその…ホントに苦しいお体にもかかわらずホントにこのコンサートをしてくださってありがたかったなっていうのを今改めて思います。
(武田)そうねホントね。
そしてこの病状を感じさせないコンサートなんですけれども実はコンサート中に疲労の色が見えている場面もあるという事なんですね。
なんでかっていうとお薬だと思うんですけどのどがやたら渇くんだと思うんですね。
だから歌っていてものどが渇くから舌なめずりをね何度もされてらっしゃる…。
普段はそういう事は…。
(岸本)ないですね。
(徳光)そうですか。
(岸本)ホントにいかにギリギリの体調で…。
疲労の色を観客の皆さんには見せまいと気丈に振る舞うひばりさんの姿に注目しながらご覧ください。
鮮明なデジタルリマスターによってわかった美空ひばりのささいな仕草
必見です
疲労の色を観客の皆さんには見せまいと気丈に振る舞うひばりさんの姿に注目しながらご覧ください。
ノンストップで歌い続けた14曲目『車屋さん』
曲の後半で普段はやらない舌なめずりをする仕草が見られます
いい調子…。
(観客の歓声)うん…。
フフフッ…。

そして『真赤な太陽』では歩くのもままならないはずが渾身のステップを
真っ赤な衣装にチェンジした美空ひばりも美しく甦る
「まっかに燃えた太陽だから」「真夏の海は恋の季節なの」イエイ!すごいねえ!改めてご覧になっていかがですか?なんかやっぱりどうしてもこう…。
もう最高だし魂も揺さぶられるんですけどのどが渇いてらっしゃるんじゃないかなとかって思って見てしまう時もありますね。
大木さんはいかがですか?なんかこの…東京ドームに来てくれてる皆さんに私の体調は関係ないんだっていうその気持ちを感じますね。
私の体調うんぬんでこの歌のいい悪いがどうこうっていう事はやっぱりそれはあってはならないという気持ちをとても感じます。
そして思いの詰まった38曲のうち37曲目『愛燦燦』そして38曲目『人生一路』で締めてるわけなんですがここにはどういったドラマが詰まってるんでしょうか?『愛燦燦』を歌い終わったあとにファンの皆様に向けて感極まってひばりさんちょっと泣かれるんですけれども。
そして最後の曲の私の一番好きな『人生一路』哲也さんが作られた。
ビックリする…。
まあなんていうか胸が痛むようなちょっと一瞬があるので。
それあとで…。
それでは甦る歌謡曲伝説の不死鳥コンサート最後の2曲。
『愛燦燦』『人生一路』そして伝説の瞬間がありますのでご覧ください。
再編集デジタルリマスターしたからこそ明らかになった美空ひばりの意外な姿とは?
「二度とは変えぬ」伝説の不死鳥コンサート最後の2曲。
『愛燦燦』『人生一路』そして伝説の瞬間がありますのでご覧ください。
皆様最後まで温かいご声援ホントにありがとうございました。
(観客の拍手)どうもありがとう。
ありがとうございました。
今日の日の感激は私の人生の1ページに残る事でしょう。
これからもこの感激を忘れずに今度こそつまずかずに生きていきたい。
そう願っています。
(観客の拍手)どうかこれからもひばりを見守っていてくださいますようよろしくお願い致します。
(観客の拍手)イエイ!イエイイエイイエイ!イエイ!
(岸本)「マイクを置いた直後…ほら!」「わかりましたか?皆さん」
(拍手)マイクを置く時に一瞬チッてこう首をチクショウってなんていうんですか…。
そうですよね多分ね。
(岸本)そういう…。
つまり出来に満足は出来なかった…。
歌う時に体がついてこなかったんじゃないか…。
それに対してチックソッ!っていう…。
やっぱり…。
(大木)ダメなんだ…。
森さん花道直後のひばりさんとはお会いになったんですか?ああ…これを私に見せてくれたひばりさんにホントに心から感謝しますしありがとうございましたっていう言葉しかないですね。
私はホントにあの…人生で絶対に見ておかなきゃいけないものっていうのがあると思うんですね。
それが私にとってこの不死鳥コンサートで。
これを見た…見せて頂いたこの場にいられたという事が人生のどんなに大きな糧になるかなと思っています。
続いては「ああ果てしない」「声高い!」
(徳光)「すごいんですよこの人」「夢を追いつづけ」「ああいつの日か」
昭和の歌謡界に突然彗星のごとく現れ…
「心の駅だ」「ダンシング・オールナイト」
今も歌い継がれる
それは「ハチのムサシは死んだのさ」「畑の日だまり土の上」
あの頃の日本人はなぜあの曲にハマったのか?
その秘密に徳光和夫が迫る
「わたしは愛の水中花」
題して「たぶん愛きっと愛」
(スザンヌ)「きれい!」
(拍手)とにかくすごいシンガーがひしめき合う歌謡界でございますんでどういったような秘密が隠されてるのかって事でちょっと4つのパターンに分けてみました。
それがこちらでございます。
(徳光)一発で心を掴んだ曲の秘密はですね最初に特徴的な声。
まあひばりさんのようにホントに透き通った声しかも七色の声ではなくてですねこの一色の声そういったような事がやっぱり当時の日本人にとりまして非常に斬新なあるいは新鮮なですね声として響いたんじゃないかなと思うんでございますけど…。
そんな中から今回私が選びました曲はこちらでございます。
(徳光)ハスキーボイスの『ダンシング・オールナイト』もんたさん。
そして『大都会』。
この声でなければこの曲はこれだけの…ヒットはしなかったよね。
うん確かに。
(司会)すべてのパワーがこの夏一気に爆発しました。
『ダンシング・オールナイト』。

(ピアノ)
(拍手)すごいね。
これは武田さんこれどのくらいでしょうね?3つぐらい。
3オクターブぐらいは。
出る人で2オクターブ出ればもうすごいすごいって言われるんですけど3つはいってますよね。
すっごいですね。
続いて日本人の心を一発で掴んだ秘密はなんでしょうか?続いての秘密はこちらでございます。
(徳光)独創的な歌唱スタイル。
歌い方でありますね。
昭和っていう時代は非常に放送コードみたいなものが若干緩やかだったと思いますので歌い方に関しましても非常にこう…。
これありなのかな?っていうような歌い方がございましたのでそれがですねこちらでございます。
(徳光)選ばせて頂きましたのがピーターさん。
中性的な魅力で『夜と朝のあいだに』。
それから松坂慶子さん『愛の水中花』。
それでは甦る歌謡曲独創的な歌唱スタイルで心を掴んだお二人の曲お聴きください。

(拍手)
(岸本)きれい。
(スザンヌ)きれい。
(徳光)いかがですか?きれいですね。
(松居)惚れ惚れしちゃう。
私でも見ててコロッケさんすごいなって思っちゃいました。
なんかやっぱりすごいコピーの仕方だなって思って。
さあそれでは続いて参りましょう。
続いて日本人の心を一発で掴んだ秘密はなんでしょうか?続いての秘密はこちらでございます。
(徳光)世相を反映という…。
これもですね一発の大ヒット曲に結びつくんじゃないかなっていうふうに思うんでございましてですね…。
日本の高度成長と…なんて言うのかな比例致しましてそれだったからこそそういう背景があったからこそこの曲が大ヒットしたんじゃないかと思うのがこちらでございます。
(徳光)『あゝ上野駅』井沢八郎さん。
それから『カナダからの手紙』。
それでは甦る歌謡曲昭和の世相を反映して大ヒットしたこの2曲お聴きください。
「ラブ・レター・フロム・カナダ」
一発で日本を席巻した名曲まだまだ登場!
昭和の世相を反映して大ヒットしたこの2曲お聴きください。
昭和30年代東京の上野駅には将来の夢を抱いた若者たちが就職のために上京
この歌が右も左もわからない彼らの応援歌となったのです

そして成田空港が開港した昭和53年海外旅行への憧れと共にヒットしたのがこの歌
(拍手)
(徳光)この曲の大ヒットによりまして一方で『あゝ上野駅』はどうなんでしょうか?
(武田)せつないですよね…あれ見ると。
ご葬儀に伺いましたらば井沢八郎さんの棺が霊柩車に移る時にですねだからみんなその人たちはやっぱりホントに方言やなんかでご苦労されたんではないかなと思うんでありますけどもしかもあの美声だからこそまた大ヒットに結びついたんじゃないかなというふうに僭越ながら思うわけでございます。
以上です。
では続いていきましょう。
それでは最後ですね。
日本人の心を一発で掴んだ秘密はなんでしょうか?もう1つございます。
こちらです。
(徳光)インパクトありすぎなタイトル。
これで浮かぶ歌ってありますかね?タイトルで。
この2曲でございます。
どうぞ。
『ハチのムサシは死んだのさ』。
これはタイトル不思議だったでしょ?もう1つは『イルカにのった少年』。
はあ〜『イルカにのった少年』。
それでは甦る歌謡曲インパクトありすぎなタイトルの2曲お聴きください。
「チュチュチュチュルチュルルチュチュチュチュルチュルル」「チュチュチュチュ…」
そして中性的なルックスで一躍トップアイドルとなった城みちる
今回特別に歌ってくれました

(歓声と拍手)ああ〜!嬉しい!ご本人に歌って頂きました。
ご本人に歌って頂きましたけれども。
昔の映像とかはよく番組とかで見せてもらっていてなんかもっと中性的ななんかちょっと女性なのかな?男性なのかな?みたいな感じの雰囲気だったんですけどめちゃくちゃ男の人でした。
もうビックリしました。
(大木)そうだね。
(スザンヌ)そうなんですよ。
今広島拠点に致しまして山陰地方でですね不動産関係でかなりの収益を上げている社長でいらっしゃいますからね。
(大木)社長なんですか!そうなんですか。
(徳光)経営者ですよ今。
その後の話なんでも知ってんだよ。
非常になかなか「いいお客さんがついてるようです」!すごいサブ情報!「格子戸をくぐりぬけ」
このあと歌謡界を一変させた原因を武田鉄矢が語る!
続いてはカラーテレビが変えた昭和の歌謡曲
「ルルルルル」
それにはカラーテレビの普及が大きく関わっているという
そこで…
「どう咲きゃいいのさこの私」「夢は夜ひらく」
伝説の歌姫からアイドル誕生までカラーテレビが歌謡界に起こした変化とは?
そこから生まれた名曲とは?
「それはせんせい」
その時代を生で見てきた先生武田鉄矢が語る!
題してカラーテレビが変えた歌謡曲
(拍手)では武田先生お願い致します。
よろしくお願い致します。
まずはこちらのグラフをご覧ください。
(武田)この白黒テレビとカラーテレビのこの交代というのが1972年。
72年を境にして白黒とカラーが入れ替わるんです。
そうですよね。
この辺から
(大木)持ち込むために。
(武田)それでここからやっぱり歌の世界もやっぱり明らかに光と色彩に魅せられて様変わりしていったんではないかと。
その昭和というのを見つめていきたいなと思います。
それではカラーテレビが普及する以前の歌謡曲っていうのはどうだったんでしょうか?買ってもらうために歌を聴かせるという…。
なるほどね。
突然彗星のごとく登場します。
(武田)というわけで早速でありますけどもそのランキングを見てみたいと思います。
(武田)1970年年間ランキングですね。
3位に藤圭子という歌手がおります。
4位に藤圭子がおります。
(武田)そして18位に藤圭子がおります。
27位に藤圭子。
(スザンヌ)え〜すごーい!この時代の中で非常に象徴的なんですね。
(武田)この藤圭子さんを語る時に忘れてはならないのがこの方でございますですね。
昨年も『紅白』で大変注目を集めました。
宇多田ヒカルさんですね。
お母様藤圭子さんと並べてみましょうか。
(岸本)似てますね。
(武田)なんとなくお嬢様のアルバムの写真の中にもこう重なって見えておりまして。
もうこの70年における藤圭子の存在というのは…。
聴いている人間をそこに釘付けにしてしまうような歌声だったんですね。
それでは聴いて頂きましょうか。
聴いて頂きましょう。
武田さんが選んだ2曲をお聴き頂きたいと思います。
それでは甦る歌謡曲藤圭子さんでデビュー曲の『新宿の女』そして『圭子の夢は夜ひらく』をお聴きください。

(拍手)射るようなね…。
ねえすごい…。
徳光さんどうでしたか?「あの声で蜥蜴食うかよ時鳥」じゃありませんけどもそんな感じですよね。
あのフレーズすごいと思いません?この2行は…。
ワンフレーズですよね。
どんな人生だったんだろうって聴く人の想像力もかき立てますよね。
(武田)70年になぜ藤圭子がこれほど人々の心を捉えたか?それはどんどん日本はよくなっていくんです。
激しい競争も生まれます。
当然競争すれば勝ち負けが生まれるんです。
藤圭子は敗れ去った者たちを一手に引き受けたんです。
心の傷を歌う彼女独特の藤圭子節が日本のちょっとこう…敗れて1杯飲んでる男たちの心を優しくなでてくれたというわけですね。
それでは先ほどのグラフもう一度見てみましょう。
振り返りましょう。
こんなふうに白黒のテレビとカラーテレビが入れ替わります。
70年以降71年のランキング見てみたいと思います。
お願いします。
こうなるわけです。
(一同)へえ〜。
(武田)何かが違うんですね。
スザンヌさんわかりますか?ええ…でもやっぱりカラーになるっていう事でなんかちょっと…派手なお歌も増えてこられたんじゃないかなと思いました。
(武田)もうこの辺りからカラー時代の…。
つまり歌は「聴かせる」から「見せる」歌へという大きく様が変わっていくというわけですね。
さあそれでは私が選んだ2曲でございますけども…。
はい参りましょう。
甦る歌謡曲70年代初頭日本歌謡大賞新人賞を受賞した2曲をお聴きください。
このあとアイドル創生期を駆け抜けた初々しい少女たち必見です
70年代初頭日本歌謡大賞新人賞を受賞した2曲をお聴きください。
1971年シングルランキング1位その年の日本歌謡大賞新人賞にも輝いたアイドル
(嗚咽)
(嗚咽)どうもありがとうございました。
1973年日本歌謡大賞新人賞受賞
アジアが生んだアイドル

(拍手)白黒テレビの時代。
いわゆるそれがテレビの…。
なるほど。
両者共泣いております。
(徳光)あ〜。
(昌子)えーっ!
(大木)ホントですか?へえー!ホントですか?
(大木)いやホントですか?ちょっとこれは私の説もありますけど。
さあという事でカラーテレビが変えた歌謡曲お送りして参りましたが…。
そうです。
カラーテレビの時代と共に見せる歌手というのが誕生します。
その象徴といえる少女がこの時代におりました。
(一同笑い)ビフォーアフター…。
(武田)今アップになりましたけども。
アイドルの登龍門『スタ誕』初代グランドチャンピオン。
はい。
(武田)だからまさしくカラーテレビの申し子なんですね。
申し子ですね。
そして今回デビュー曲を披露して頂けるという事で。
いやもう…ホントに恥ずかしいですね。
では甦る歌謡曲森昌子さんに歌って頂きます。
ここから始まりました。
はい。
デビュー曲『せんせい』です。
Dialogue:0,2:40:36.82,2:40:43.82,Default2017/01/04(水) 19:00〜21:48
ABCテレビ1
甦る歌謡曲[字]

昭和スターたちが共演した伝説のものまね番組が一夜限りの復活!美空ひばりの伝説のコンサートがデジタルリマスターで鮮やかに蘇る!知られざる事実も明らかに…

詳細情報
◇番組内容
☆「日本人の心を一発で掴んだ昭和の名曲」
 彗星のごとく日本の歌謡界に現れ、一発で人々の心を鷲掴みにした無名の歌手たちがいた!
 なぜ彼らは、たった1曲でスターとなったのか?
☆「カラーTVが変えた歌謡曲」
 カラーTVの登場によって変化した歌謡曲、その転換点でスターとなったのが藤圭子。
 彼女の成功の秘密、そして娘・宇多田ヒカルにも受け継がれた声の魅力に迫る!
◇番組内容2
☆「デジタルリマスターで甦る!不死鳥 美空ひばり」
 1988年 東京ド−ムで行われた伝説の“不死鳥コンサート”がデジタルリマスタリングで鮮やかに甦る。
 さらに再編集を行い、当時の美空ひばりの姿を浮かび上がらせる!
◇番組内容3
☆「ヒット曲連発!伝説のコミックバンド」
 高度経済成長期の真っ只中、クレージーキャッツが日本を席巻する!
 モーレツサラリーマンの時代に、無責任な“スーダラ節”“ドント節”がヒットした秘密に迫る!
☆「甦るスターものまね大合戦!」
 昭和の伝説的番組「スターものまね大合戦」が一夜限りの復活!
 森昌子・三田明・研ナオコ・コロッケらが奇跡のモノマネを披露!
◇出演者
【MC】高橋英樹 高橋真麻
【ゲスト】徳光和夫 武田鉄矢 岸本加世子 加藤茶 森昌子 松居直美 ビビる大木 スザンヌ 城みちる
【「甦るスターものまね大合戦」ゲスト】
コロッケ 三田明 今陽子 研ナオコ 川上大輔 田川寿美 森昌子 東MAX 森公美子