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書き起こし 徹子の部屋 尾上松也&坂東巳之助&中村壱太郎&中村隼人 2017.01.09

水温9度の冷たさに絶えながら型の稽古を行っていました。
みそぎを終えた新成人は、「自分たちががんばって明るい日本にしていきたい」などと決意を新たにしていました。
(黒柳)まあお可愛らしい。
あどけない…もう本当にね4人のお子さんたちなんですけど。
よくお顔を見ておいていただいて20年ぐらい経ちますと今大人気の俳優さんに成長なさいましてこんな具合でございましてね若手プリンスにおいでいただきました。
どうぞこちらにおいでください。
失礼します。
よろしくお願いします。

 

 

 


こちらから尾上松也さん。
よろしくお願いします。
坂東巳之助さん。
中村壱太郎さん。
中村隼人さんです。
(拍手)よろしくお願いします。
ようこそおいでくださいました。
わざわざ皆さん紋付きでおいでいただいて本当に…。
でもこうやってお洋服もいいけど紋付きでそういうふうにしていらっしゃるとまた素敵ね感じが。
そうですかね。
4人でね『徹子の部屋』に出させていただけるなんて思ってもいなかったので。
あなたが初めて?はい初めてです。
それでこの中で女形をおやりになるのはあなた?はいそうです。
僕女形をやること多いです。
あとの方は大体立役が多い?多いですね。
なるほどね。
でも仲はいい?とても仲いいですね。
そうですか。
僕はちょっと一段年齢は上なんですけれども。
そうですか。
僕が唯一30代であとはみんなまだ20代…。
ここから平成生まれなので。
平成?ここ壁があるんです。
そうですね。
僕は昭和60年で。
昭和60年?僕は平成元年なので。
ちょっと笑うわね。
一人だけ昭和が入って…今ね。
ちょっと松也さんからですねお父様は尾上松助さんと仰いまして5歳で初舞台をなさいまして4回目のご出演です。
これ初舞台の時ね。
お父様とご一緒に。
可愛いですね。
本当にお利口にちゃんとやったんですって。
今日は松也さんに皆さんのキャッチコピーを作ってきていただいたんでそれを…皆さんのことをご紹介しながらそれを一つずつ…。
そうなんですよ。
キャッチコピーを作ってほしいと言われまして。
松也さんが考えてくださったんですか?僕が考えた一人一人の…。
そうそう。
巳之助君からじゃあ。
巳之助さんはね「みっくん」と…。
はい。
ニックネームは「みっくん」というんですけど。
じゃあちょっとこれ自分で開けてみてください。
なるほど。
さあどうぞ。
発表します。
発表してください。
「繊細ムードメーカー」。
へえー。
「繊細ムードメーカー」?巳之助君はですね本当に僕らの若手公演の中でもいつも場を盛り上げてくれる本当に頼もしい存在なんですけれども。
でも実はですねただ明るいだけじゃなくて周りをすごく繊細によく見ていて感受性がものすごい豊かなんですね。
だから傷つきやすいところもあるんですけれども。
そういうところが僕の大好きなところなんですね。
ということで「繊細ムードメーカー」と。
ありがとうございます。
なるほどね。
6歳で初舞台お踏みになりました。
お父様は坂東三津五郎さんでいらっしゃいまして一番左側が今日のムードメーカーのみっくんなんですけど。
ただ残念ながらお父様がお亡くなりになったんです。
そうですね。
お若いのにね。
大変人気のある俳優さんでしたけど。
一度ね父と2人で『徹子の部屋』もおじゃまさせていただいてますから。
この方お父様とね2人でいらっしゃったんですよ。
それじゃ今度壱太郎さんいきますかね。
壱太郎さん。
壱太郎さんのキャッチコピーは…。
自分で読むんですか?自分でお願いします。
それではまいります。
はい。
「秀才ハイトーンボイス」という言葉いただきました。
これはどういう?これはとにかく壱太郎君頭がいいんですよ。
(壱太郎)いえいえ…。
勉強熱心で知識も深いですし頼りがいもあるんですね。
ありがとうございます。
それでいながらですね非常にみんなからいじられキャラといいますか非常にこう…なんていうんですかね?人望が厚いというかですね独特なキャラクター…。
親しみやすい感じ?親しみやすい感じで。
その中でいうとみんなにいつもいじられてるのが…普段から声が高いんですよ。
あなたまねできるんだって?僕だけじゃなくてみんなできるんですけど。
みんないつも楽屋で壱太郎君のまねを。
「はい壱太郎です」っていう…。
そんなに…。
徹子さんそんなに高くないんですけど。
どの程度?どの程度?はい壱太郎です。
あまり変わらないですけどね。
でもほとんど変わらない。
ちょっと…なんていうんですかね?オーバーめにやってますけれどもそうやってみんなにすごく慕われてる可愛い声ですね。
僕地声が元々高いんで。
また女形をやるということもあると思うんです。
でも女形の時には元々高いのは随分得ですよね。
そうですね。
声が出にくかったりするってことはあんまりないかもしれないですね。
ちなみにあなたはお父様は中村鴈治郎さんでいらっしゃるんですけどもおじい様が坂田藤十郎さん。
あなたの壱太郎の「壱」が壱って昔の一なのねこれ。
(壱太郎)そうですね。
壱万円札の壱の文字を書いて。
壱万円札の壱ね。
そう。
壱円でも同じかもしれない。
すいません。
できればちょっと高くいきたいなと思いまして。
あれを壱太郎と読むので…。
壱太郎でございます。
でおじい様が坂田藤十郎さん。
おばあ様は扇千景さん。
いい写真。
いい写真よねこれね。
すごく素敵なの。
お正月に撮らせていただいた…。
左下が…一番下がねずみ色があなたで。
「ねずみ色が」ってねずみ色のお着物が。
立っていらっしゃる紋付きの方があなたのお父様。
はい。
黒紋付きがそうですね。
左側がお母様。
はいそうでございます。
それで真ん中に眼鏡かけていらっしゃるねずみ色の方が…。
祖父でございます。
その隣の水色がおばあ様のね扇千景さんっていうことで。
後ろにいらっしゃる…。
はい。
扇雀の叔父ですね。
そうですね。
すいません。
紹介大変で。
いえいえ大変でいいんですよ。
豪華よね。
それに少ない家族だとああいうのを見ると羨ましいと思うでしょ?そうですよね。
もうあれだけたくさんだと。
あなたなんか例えば家族が集まりますっていうとどうなんですか?僕ですか?僕なかなかもうああやって集合写真を撮る機会っていうの今ないですね。
もう父もいないですし次は妹か僕がね結婚する時にね集まるんじゃないかなっていう感じですけど。
する気はどうです?私ですか?ものすごいあるんですけどね…。
前もそう仰ってましたよね。
前も言ってましたか?希望がないですね今のところね。
本当にないの?気持ちばかりで。
噂もないの?ないですね。
噂がありましたらすぐにご報告いたします。
そうですか。
それでじゃあその向こう。
そういう短冊をお渡しに…。
「そういう短冊」をね。
じゃあ最後に。
じゃあ隼人が最後…。
隼人さん。
はいどうぞ。
はい。
「ひかえめハンサム」これはどういうことですか?これはですねやはりすごく顔がねハンサムでご両親がものすごい…お父様もとてもハンサムですしお母様もお奇麗で。
顔ハンサムなんですけど決してそこをですねひけらかしていなくてですねすごく…。
ひけらかしていない?ええ。
勤勉で。
本人はたぶん若衆とか二枚目な役が今多くてたぶん苦労なさってる時もあったと思うんですけれどもそれでもひた向きにですね情熱を絶やさずやっているところが控えめの中にすごく激しい情熱を持ってるというナイスガイでございます。
ハンサムなね。
そうですね。
ありがとうございます。
この方ねとてもあれなんですよ。
大叔父様が私たちが知ってる萬屋錦之介さんです。
(観客)おお…。
客席から「おお…」って。
真ん中で着流しみたいな格好をしてらっしゃる方が萬屋錦之介さんですね。
(隼人)うちの父が今二代目として…。
中村錦之助さんお父様です。
それでおじい様は四代目中村時蔵さん。
美貌の女形で有名だったんですけども残念ながら34歳の時お亡くなりになったって。
(隼人)非常に若くして。
本当にね。
私は拝見しましたよ何度も。
なんといっても上品。
本当にお奇麗なんですけどなんかね気品があってねもうとてもいいの。
いいなって思ってた。
その頃しょっちゅう歌舞伎見に行ってましたから。
時蔵さん大好きと思ってたらねとても残念…。
本当に若くして亡くなってしまったのでなかなか資料とか映像とかは残ってないことが多くて。
でも数少ない写真とかを見させていただくとやっぱりどこか我々の家系に似てるところとかあってああやっぱり血縁なんだなと思いますね。
あなたはとても珍しいことに写真集をお出しになっていらして。
はい。
「珍しいことに」…そうですね。
珍しくはないの?いきなり…。
そうですね。
実は私も出してるんですね。
あなたも出してるの?じゃあ持っていらっしゃればよかったのに。
いやいやいやいや。
もうそんなお恥ずかしいです。
で隼人さんはね私がその写真集見て「これとこれがいいんじゃないの」って言ったのをちょっと選んでみました。
これまず…。
奇麗じゃない?ねえ。
(隼人)昨年8月…2年前か。
誰?これ。
(隼人)左近少将という光源氏みたいな役どころなんですけども。
そうですね。
こうやって拝見してる顔と全然違う顔ね。
白いしね。
あれだけなかなかだとああいう時にすごくねいいでしょ?それでね普通のお洋服の時もあったんですよ。
もう一枚写真集の中からこれ。
見て見て。
これなんかいいんじゃないのって思った…。
かっこいいですね。
(壱太郎)ダンディーだねすごく。
(隼人)これ写真集の一枚なんですけども普段こういう帽子とかかぶらないんですけど…。
そうですね。
髪の毛もねあんなふうにしてらっしゃらない。
白スーツは普段着れませんから。
どういう気持ちでああいう表情するの?「どういう気持ちで」?そこ突っ込みますか?やっぱり喜んでいただけるように…。
やっぱり「ひかえめハンサム」ですね。
(壱太郎)あそこは控えなくていいところじゃないですかね。
すごいよ。
喜んでいただけるようにって…。
誰になのかわからないですけどもね。
こういう4人の方に今日はおいでいただいたっていうことをまず皆様にお知らせしてこれからお一人お一人について皆さんがどう思ってらっしゃるかっていうことなんかをちょっとお伺いしようかなと思うので…。
一応それ持ってていただいて…。
持ったままで…?なんかこの格好でこいつを持ってるとなんかちょっとお位牌持ってるみたいな感じに…。
色々伺うんですけどもお鼻が高いからじゃあ隼人さんがいいかっていうと隼人さんは隼人さんでなんか埋めようと…。
なんかさ鼻が高すぎてなんか何とかならないかみたいな…。
「鼻が高すぎて」って言うとすごい語弊があるっていうかすごいなんかあれなんですけど。
でも僕高校生…学生時代すごい顔が細かったので結構歌舞伎のカツラとかが隙間が浮いちゃったりしてすごいまあ…歌舞伎のカツラが浮いちゃうとねやっぱりカツラってわかってしまうのでやっぱりそうならないように体重をちょっと増やしたりとかして調整しましたね。
それはすごいだから…努力なのかわからない…。
すごい食べるんですよね。
すごい食べるんです彼は。
減らすのも大変だけど太らせるのも大変よね。
ですから公演の合間におそばからおにぎりとかも普通の人の倍以上いつも食べていらっしゃるみたいですよ。
浅草で…ご飯がおいしいので。
天丼の後にハンバーガーを食べてましたからね。
気持ち悪い。
えっ?「気持ち悪い」って言われちゃう…。
「気持ち悪い」って言われちゃう。
いやいや。
私そういうもの好きだけどそんなにいっぱい同じようなものをさ…。
それをいつも同じ楽屋の先輩方に見られてちょっと引かれるっていう。
でもあなた一生懸命召し上がってる?そうですね。
でも元々…。
体重を増やしてからは別に今…。
食事量が減らせなくなったってだけなんですけど。
じゃああとは普通なのね。
隼人君は松也さんをどんなふうに思いますか?巳之助さんのイメージじゃなく松也さんのイメージ…?そうですね。
やっぱり甘いものがすごい好きということで僕とすごい気が合うなと思うんですけど浅草のグルメの揚げまんじゅうの食べ方が非常に特殊なんですよ。
どう?揚げまんじゅう?毎年毎年その食べ方を聞いてまねしようと思うんですけどもなかなかちょっと勇気が出ずに。
どうやって食べるの?去年どんなだった?特殊というかですねそれをうちの父親がそういう食べ方をしてたんですけど揚げまんじゅうと牛乳を交互に…食べながら飲む食べながら飲むっていう。
ものすごいおいしいんですよ。
本当に牛乳…。
おいしいだろうと思うの私。
ちょっと…。
普通お茶とか思うじゃない。
そうなんですよ。
そこを牛乳?もうカロリーはものすごい上がるんですけどそのおかげで。
じゃあぜひ…今年は。
揚げまんじゅうっていうのはおいしいもんね。
大体普通のところにないもんねあまりね揚げまんじゅうって…。
そうですね。
もう浅草といえば揚げまんじゅうで本当揚げまんじゅうをよくいただくので。
じゃあ今年こそはみんなで揚げまんじゅうと牛乳で。
僕ちょっと牛乳苦手なんで…。
じゃあそこはお茶で。
(壱太郎)僕も牛乳飲めない…。
ああ駄目だ。
本当に?気が合わないですね。
合わないとは…。
僕らお茶でね。
揚げまんじゅうは好きですよ。
僕も揚げまんじゅう好きです。
じゃあ2人はお茶でね。
そうなの?そういうことが…。
ではちょっとコマーシャルを挟みまして皆さんにちょっとお宝のものを見せていただこうっていうことで。
ちょっとコマーシャルです。
さて皆様を知っていただくためにそれぞれのお宝物の物なり写真なりを見せていただくことにしました。
松也さんは何を?僕はですねあの…お芝居のものとかっていうのも考えたんですけれども最近…一番最近いただいた自分の中の宝物をちょっとご紹介しようかなと思って。
はい。
何でしょう?これなんですけど。
あっ可愛い何だか。
これ何?これはですねレッド・ホット・チリ・ペッパーズっていうアメリカのバンドがあるんですけれどもそのメンバーの全員の皆さんに直筆サインを書いて…アルバムに直筆サインを書いていただいて上に「tomatsuya」って書いてあるんですよ。
本当だ本当だ。
書いてある。
すごい。
めちゃくちゃ嬉しくて…。
このバンドのあなたファンなの?そうですね。
ロック?ロックですね。
知人の方が楽屋見舞いということで…。
あらー…。
持ってきてくれたんですよ。
それは嬉しいでしょ?
(壱太郎)素晴らしい楽屋見舞い…。
こういうのはいいわね。
なんかねとても…。
嬉しかったですね。
おめでとうございます。
はい。
じゃあみっくんはどうですか?ちょっと写真をご覧いただきたいんですけども。
じゃあ写真を見せていただきます。
これ僕の手なんですけども。
あなたの手?今回お宝をっていうことで話いただいて困っちゃって。
僕物に固執しないんですよ。
なるほど。
宝物っていうものがなかったのでないということを写真で表現してみました。
何もないということを。
これ誰が撮ったんですか?自分で撮りました。
(隼人)どうやって撮ったんです?ティッシュの箱にスマートフォンをこうやって置いてこうやって撮りました。
そうしたら撮れたの?よく撮れましたねあんな奇麗にね。
頑張って撮ったんです工夫して。
つまり僕は特に宝物はないということになります。
でもこの手でつかめるものは自分でつかむ?ある意味ではこの手がねもう宝物になるわけですから。
そういうことですよね。
お母さんからいただいた一番の宝ですよ。
この体が…。
(隼人)ちょっと違う番組になってきた。
逆にいいことを仰る。
ありがとうございます。
何2人で手なんかつないじゃって。
それで壱太郎さんはお宝物は?僕は本当にもうありきたりなんですけれどこちらですね。
『曽根崎心中』という作品…。
大変ねこれ。
はい。
これ初演の台本なんですけど。
えーわかります?これ。
右のほうに書いてあるんですけど「昭和二十八年」…。
これは初演した時なんですね。
テレビが始まった年だわねこれね。
昭和28年っていうと。
曽祖父の台本なんですけれどほとんど情報量は少ないんですけど。
それとおじい様の…今は藤十郎さんだけど当時は…。
扇雀ですね。
扇雀さんですね。
このお二人のもう本当にもうね大変でしたよね道行きなんてね。
もうみんな泣いちゃうっていうぐらいの…。
どのぐらいおやりになったかわからないぐらいですよね。
そうですね。
もう千何百回やってますので。
目標という意味でずっと宝物にしてますね。
そうなの?台本?今の台本?はい。
そうですか。
壱太郎さんの…。
私。
はい。
可愛いわね随分。
これはもうあなたがおやりになったのねこれは。
(壱太郎)そうですね。
僕19歳の時にさせていただいて。
お初という役は19の役なんですよね。
本当はそうなの?はい。
じゃああなたのおじい様は随分あれ…。
そうですね。
ちょっとごまかしてやっておりましたね。
言い方!もう70ぐらいまでも…もっとおやりになったかしら?まだ…80になってからもやりましたので。
そうでしょ?でも歌舞伎ってそこがやっぱり女形の魅力だと思いますので僕も80まで頑張りたいなと…。
なるほど。
わかりました。
じゃあその大変な台本が大事な大事な…。
隼人さんは何が?僕は今日持ってきたんですけど。
えー持ってきた?これ三味線の撥なんですけどもこれが…こういうものなんですけど。
これがえーと…萬屋錦之介さんが使われていた撥と撥入れなんですけども。
それをうちの父が二代目として継ぐ時にたくさん本やら台本やら資料やらたくさんのものが家に届いたんですね。
その時にこれがあって。
身長とかも違うのでお下がりの着物とか着られなかったので父に唯一これだけくださいっていうことで…。
上ちょっと外して見せてくださる?はい。
はいこれ象牙の撥…。
もうこっちちょっと焼けちゃってるんですけど。
(壱太郎)かなり厚手ですねこれ。
やっぱり昔象牙がね割と…手に入ったから。
これを使ってたようなので僕もそれをいただいて…。
これは本番用なのであれなんですけどもこれを使って稽古をしてます。
萬屋錦之介さんが映画に行ってからじゃなくて歌舞伎に出ていらっしゃる時私何回も見に行ってたんだけどもあの方が『道成寺』の小坊主やってる時から見てたんですよ。
やっぱりその時からもう顔奇麗。
何回も『徹子の部屋』に出ていらっしゃるんですけど。
初日にみんなが上がったりするドキドキするっていうことがあるでしょ?ないってそんなことは。
この時「絶対ない」って仰ったのよ。
「どうしてですか?」って言ったら「だって覚えてるだろ?セリフだって何だって」って。
「覚えてないことないの?」って言ったらね「ない」って。
「絶対ない」って。
「もう全部覚えてる」。
「全部覚えてなきゃそんな出ちゃいけませんよ歌舞伎なんか」ってすごく仰ってましたよ。
だからそうだったんでしょきっと。
かっこいいですよね。
そう。
すごいかっこよかったの。
私びっくりしちゃって。
私たちも新しい芝居出る時やっぱりちょっとドキドキしますよね初日なんかやっぱり。
「絶対ドキドキしない。
それは稽古をしてないからそういうことになるんです」って言われちゃって。
そう仰ってましたよ。
身に染みますね。
でもしょっちゅうねなんか飲んでいらしたりなんかしてね割と遊んでた方なのにね。
結構ウイスキーが好きだって伺ってましたけどもね。
でも本当こういうのが多いのでたぶん家ではすごい稽古をされてたんだなと思って…。
きっとそうだと思います。
だからお家で勉強をして絶対人に見せないようにして。
「だから全然初日が上がるとか怖いとかそういうことは絶対ない」って仰ってました。
聞いた話だと時代劇の立ち回りのシーンとかもうほぼNGを出さないので周りの役者さんが緊張しちゃったぐらい…。
そうでしょ。
いわゆる東映へいらっしゃってからね。
いわゆる錦ちゃんって言われる時代になった時ね。
それから小坊主だったり何だりした時もやっぱりもうねいっぱいいても一人だけね光って…。
私ずっと探してまだ全然有名じゃないのに「あの人いいな」って言って見ててそのうちにパッと映画へいらっしゃっていなくなっちゃったんで残念だなと思ったらどんどん映画のほうでね有名におなりになったんで。
でも普段もすごく面白い方でしたよ。
笑わせるのとても上手。
ちょっとね長くなっちゃってお話があれですがちょっとコマーシャルです。
一応ちょっと皆さんの現在のことをちょっとお話ししておきます。
現在新春浅草歌舞伎もうやっていらっしゃる?はい。
もう本当にあれでしょ?この浅草っていうのは若い俳優さんの登竜門って言われてるぐらい…。
そうですね。
もう本当に長年にわたって若手の花形役者の登竜門という形で毎年浅草でさせていただいてるのが世代交代という形でですね3年前ですかね。
もう今年で3年目になるわけなんですけれどもさせていただくようになりまして。
今年はまた新たに壱太郎君も参加してくださってと。
久しぶりに出させていただいています。
…いう形でやってますんで。
そうですか。
壱太郎さんのみ女形?そうですねはい。
女形をふた役させていただいております。
僕は今回の公演では夫婦役をさせていただいてるんですよ。
おかしいわねこうやってると。
当たり前だけどさ。
このままやったらちょっとおかしいですね。
ちゃんと真っ白に塗りますから…。
やらせてもらってて。
やっぱり年も1つ違いでみっくんが1つ上なんですけど。
だからなんかなかなかでも一緒になる機会がこの頃なくて久しぶりにこうやって一緒にできるっていうことがもう嬉しいんですけど。
何でしょう?本当にムードメーカーなんですけれどその繊細の部分ですよね。
お芝居とかでやっぱりそのすごくリアルなお芝居が結構多い物語なのでそういうところですごく一緒にできるっていうのがすごく嬉しいですね。
まさに松也さんの…今この掲げていらっしゃるとおりのところが…。
「繊細ムードメーカー」。
はい。
どっちも出てるっていう感じですね。
本当にまあ恐れ入ります。
千秋楽は26日だそうでございます。
それまでやっていらっしゃるので浅草でございますがどうぞ皆さん。
あっこういう…すごい。
隼人君のお父様の錦之助の兄さんも出ていただいて。
親子共演ということでね。
(隼人)夜の部に…はい。
でも松也さんの今の顔すごいわね。
一番前に出てる時。
そうですか?すごいじゃありませんか。
なんかさすごい二枚目の顔。
かっこいい。
気合を…浅草歌舞伎に対する気合を表現しました。
あれですかねご結婚…さっきも伺ったからちょっとあれなんですけどご結婚したいっていうふうに思っていらして…。
僕ですか?僕はもう行く行くはそれはもう結婚して…。
子供が好きなんで僕。
子供と一緒に出たいなんて思う?それはね子供が好きだったら出られたら幸せだなと思いますけどとにかく子供が好きなので家庭は築きたいなと思いますけど。
まだちょっとその覚悟ができてないのかなっていう感じはしますね。
今お芝居のほうが大変でしょうからね。
そうですね。
今本当に色んなことをさせていただいてるのでまだちょっとそのことに追われてる感じはありますけれども。
みっくんなんかはどうですか?結婚について。
僕はもう結婚したいですね。
したい?本当にしたい気持ちはあります。
ご予定はないんですか?予定は今のところ…。
(隼人)お相手は?お相手も今のところちょっと…。
本当に?ちょっと笑うのがさちょっと…。
あなたが聞いたらちょっとあなたも知らない顔をしたわ今。
えっ?ちょっと今怪しい…。
鋭くていらっしゃる。
絶対おかしい。
今怪しかったちょっと。
いやあ怖い怖い怖い。
怖い番組だ。
怖い部屋だここ。
まあでもそうなったらそうなったでねおめでたいじゃないそれはねとても。
もうだって二十…今いくつでしたっけ?27です。
27ですもんね。
もう全然結婚してもおかしくない。
父が1回目の結婚をしたのが26の時ですから。
「1回目の」って…。
1回目の。
回数言わなくてもいい。
でもねまあ…そういうことありますよね。
あなたはいかが?みっくんが結婚したら次結婚します。
待たせてる感じになってます?もしかして。
順番でやっぱり…。
順番で。
どういう女の人だったら歌舞伎俳優の奥さんにいいと思う?絶対苦労を掛けますからね。
実際苦労を掛ける?そうですね。
どういうことで苦労を掛けますか?もうねやっぱり僕ら1カ月公演なんで地方に行くっていったら1カ月行きっぱなしですからね。
出張どころじゃないんでね。
それを…。
あなたのおばあ様なんかねしっかりしていらっしゃいますもんね。
祖母みたいな人がもう一人いたらいいんですけどね。
ああいう人がいたら?でもずっとやっぱり「結婚はしろしろ」とは言われてますね。
「早くしろ」と。
「ひ孫が見たい」とずっと言ってます。
なるほどね。
頑張らさせていただきます。
頑張る?頑張る?うん…。
やっぱりちょっとどんと離れて若いからちょっと隼人さんはあれですよねもうちょっと…。
でもあなたは顔の肌やなんか奇麗にするように随分化粧水なんかは気を付けてるんだって?化粧水…。
いや特にそこまですごいこだわってるわけじゃないですけど。
やっぱり僕今月浅草では4役やらせていただいてるので4回化粧を変えなきゃいけないのでそのたびにお風呂入って髪洗って顔洗ってってすると…。
えっそのたんびに?じゃないと油が付いちゃってるので…はい。
わあー大変。
なので結構ゴシゴシこするのでその分結構白い粉吹くぐらい乾燥しちゃうんで。
そうですよね。
クリームはたくさん塗りますね。
冬場だと特にね。
ケアしないと…。
保湿ねなんていったってねそりゃあね。
でも色々苦労がある…。
お忙しいさなかに来ていただいてありがとうございました。
(4人)ありがとうございました。
拝見に伺えればいいけど。
どうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
2017/01/09(月) 12:00〜12:30
ABCテレビ1
徹子の部屋 尾上松也&坂東巳之助&中村壱太郎&中村隼人[字]

〜豪華!歌舞伎界の次代を担う若手4人衆が登場!〜尾上松也さん、坂東巳之助さん、中村壱太郎さん、中村隼人さんが今日のゲストです。

詳細情報
◇ゲスト
若手歌舞伎俳優の登竜門といわれる「新春浅草歌舞伎」に出演する尾上松也さん、坂東巳之助さん、中村壱太郎さん、中村隼人さんが揃って登場。
◇番組内容
年長者である松也さんが後輩3人を黒柳さんに紹介するため、キャッチコピーを作成。それぞれの人となりが、よく分かる出来栄えに黒柳さんが大爆笑。子どもの頃からお互いのことを知り尽くしている関係だからこそ分かる、素顔が次々と明らかに!そして、4人が大事にしている「お宝」写真を紹介。個性あふれる品々に、黒柳さんも大興奮。さらに!黒柳さんが禁断の恋愛トークに斬り込む!今、女性に大人気の4人の結婚観が明らかに。