目指すは最後の島ラフテル
そしてひとつなぎの大秘宝ワンピース
だがその伝説の地へたどりつけた者は海賊王ゴールド・ロジャーをおいて他にいない
世は大海賊時代
新世界の怪物たちが熾烈な戦いを繰り広げる中その台風の目となるは海賊麦わらの一味
ゴムゴムの実を食べたゴム人間の船長モンキー・Ｄ・ルフィ
ゾロナミウソップ
サンジチョッパーロビン
フランキーブルック
強い絆で結ばれた９人の海賊たちがワンピースを目指して大海原を突き進む
（ルフィ）海賊王に俺はなる！
新たな冒険の島ゾウへとたどりつくルフィたち
雲を突くほどに巨大なこの島はその名が示すとおり１，０００年もの間生き続けている象そのものだった
象の背にそびえるくじらの木にはラフテルの場所が特定できる石ロードポーネグリフの１つが隠されていた
そして全てのポーネグリフをつくりだした光月家こそモモの助の先祖だった
（錦えもん）おでんさまは処刑され申した！ワノ国の将軍と海賊カイドウの手によって。
（錦えもん）おでんさまが残されたお言葉はたった一言！
（一同）ワノ国を開国せよ！お前は飾りかよ！モモ！お前が言えよ！偉いんだろうが！こんなにすげえやつらの大将なんだろ！？
（３人）あっ…。
（モモの助）カイドウを倒したい！手ぇ組もう。
同盟だ。
カイドウの首は俺がもらうぞ。
かたじけのうござる…。
よーし！俺たちは四皇カイドウをぶっ飛ばすための忍者海賊ミンク侍同盟だー！
（ワンダ）まさに今日は奇跡の日だな。
（キャロット）ホントすごい日だね。
（ワンダ）顔を合わせたくないがためにその生活時間を夜と昼に分けてまでいたあのお二人が仲直りするとは。
（ペドロ）確かに俺にも信じられん。
こんな日が来ようとは…。
昔大親友だったというイヌアラシ公爵とネコマムシの旦那が長い旅の末瀕死の状態でこの島に帰った日そのときすでにあの抗争状態だった。
目を合わせれば殺し合うほどの大ゲンカ。
いったい何があったのか…。
私まだ生まれてないね。
（ワンダ）そうだな。
私やペドロもまだ子供だったころの話だ。
麦わらたちが来てからこの国にいい風が吹いてきたようだ。
今日は２人の王の手打ちの宴だ〜！
（一同）お〜！
（ＢＢ）もう好きな時間に起きて寝られるぞ！
（歓声）俺たちの敵はカイドウだ。
イヌアラシもネコマムシもモモや錦えもんたちも忍者もトラ男もみんなして手ぇ組んで四皇カイドウをぶっ飛ばす。
それが同盟だ。
お前らもう二度と頭を下げるな。
手もつくな。
同盟っていうのは友達のことだ。
（ロー）違う！それから同盟は組むけど条件がある。
（雷ぞう）ふむ…んっ？
（雷ぞう）いやそれは組む前に言うことではござらんか！？条件とは？うちは今仲間が１人欠けてんだ。
（イヌアラシ）んっ？
（ネコマムシ）ああサンジの件か。
（イヌアラシ）サンジ？
（ナミ）実は色々あったのよ。
何だと！？ビッグ・マムに。
聞いていないぞ。
ゆガラが寝ゆう間のことじゃき。
なるほどそれでサンジ殿がいなかったのでござるか。
俺が行って連れ戻してくるからそれまでは戦うのを待ってくれ。
えっ！？それが条件？そういうことなら待つでござるよ。
ああ。
その代わりサンジは強えぞ。
あいつが帰ってきたら千人力だからな。
（ゾロ）俺は二千人力だがな。
はいはい。
そうか。
それは頼もしいが大丈夫か？相手は四皇ビッグ・マム。
別に戦うわけじゃねえから平気だ。
ペコマムシと行くよ。
（イヌアラシ）ペコ…マムシ？ニャンニャニャー！ペコマムシ！ニャンニャンニャー！おっ！目標を確認しました！ジャックさま！
（ジャック）ああ見りゃ分かる。
まったくまたここへ来る羽目になるとは。
（ジャック）シープスヘッド「雷ぞうはいませんでした」それで帰ってくるとは思わなかったぜ。
（シープスヘッド）あう…う…す…すいませんでした…。
（ジャック）ミンク族は生命力が強い。
万が一ガスから逃れた者たちがうまく手当てをしたら？
（シープスヘッド）うう…。
（ジンラミー）《黙ってろよシープスヘッドさま》《ミンク族が生き残っているどころかわれわれが何者かに追い出されたことが知れたら…》
（ジャック）殺しかけたら息の根を止めろ！情けは厄介な復讐を生む。
（笑い声）心配いりませんぜ。
ミンクたちはどのみち弱っています。
攻め込めばあっという間に…。
（ジャック）攻め込む必要もねえ。
（一同）えっ？
（ジャック）巨象を殺す。
（一同）えっ！？
（ジンラミー）《象を殺す！？あんな巨大なやつを…》《いったいどうやって…》シャンクスだよ。
まさかネコマムシ知り合いなのか？知っちゅうき！赤髪のシャンクスやろ？そうかどうりで見覚えのある麦わら帽子やと思うた。
ニャンニャニャー！そっか！ハハハ！イヌアラシもそう言ってたな。
みんなシャンクスのこと知ってんのか？ネコも私もいっときロジャーの船に乗っていたのでな。
えっ。
え〜っ！？お前らも海賊王のクルーなのか？
（ウソップ）何だ何だ？
（イヌアラシ）ふむ…クルーか。
まあそれも言い方ひとつだが。
私たちは常におでんさまの従者として船に乗った。
白ひげのモビーディック号に乗っていたときも。
えっ！？
（ナミ・ウソップ）えっ！？は〜！？そこからおでんさまがロジャーにスカウトされたときもいつもそばに…。
（ウソップ）ちょちょ…ちょっと待て待て！白ひげ！？んっ？そう…世代でいえばわれわれはシャンクスやバギーのような見習いたちに近い若造だったのだ。
おい待てストップストップ！頭の中が追い付かねええっと…。
しかしわしら２人はラフテルへは同行しちゃあせんぜよ。
（ウソップ）だからちょっと待ってくれって言ってんだろ？え〜っとまず白ひげの船におでんとイヌとネコが乗っててそんでおでんがロジャーにスカウトされて今度はロジャーの船に乗ったんだな。
いや〜思い出すにゃあ。
楽しかったぜよあのころは。
（ネコマムシ）見たこともない人種地理気候空に浮かぶ雲の海！
（イヌアラシ）海底に浮く島陽光！毎日胸が心が躍った！懐かしき冒険の日々！ニャンニャニャン！
（イヌアラシ）ワンワン！アオーン！お前らさっきまで殺し合いしてたよな。
じゃあ錦えもんたちも白ひげの船に乗ってたのか？いや拙者たちはずっとワノ国に。
（カン十郎）むしろおでんさまが海賊の船に乗り込まぬよう必死に止めておった立場。
えっ？そうなのか？
（錦えもん）うむ。
先ほども申したと思うがワノ国は他国との交流が禁じられている鎖国状態。
鎖国国家のワノ国においては海外へ出ること自体が罪。
片やおでんさまは閉ざされた自国の法にずっと疑問を持ち続けた異端児だったのでござる。
拙者たちも白ひげやロジャーたちとは彼らがワノ国に上陸した折に面識はある。
彼らは義理堅く別に悪い人間だとは思わんが海賊船に大名が乗り込むなど前代未聞。
家臣としては…。
（せきばらい）んっ？とにかくじゃあみんなシャンクス知ってんだな。
レイリーも。
おうもちろん。
（カン十郎・錦えもん）うむ。
ヒヒヒ！そっか！
（イヌアラシ）ワオーン！
（ネコマムシ）ニャンニャニャン！
（フランキー）ちょっといいか？
（イヌアラシ・ネコマムシ）んっ？
（フランキー）ロジャーの船に乗ったんならそりゃ俺の船造りの師匠トムさんの造ったオーロ・ジャクソン号だぜ。
んっ！
（イヌアラシ）何と船大工トムの弟子か。
（トム）《わしはロジャーという男に力を貸したことをドーンと誇りに思ってる！》ああ俺はトムさんの弟子だ。
スーパー！
（ブルック）あの次いいですか？ではもちろん船医のクロッカ…。
待ってブルック！話割ってごめんね。
ちょっと確認しときたいの。
（イヌアラシ・ネコマムシ）んっ？４つのロードポーネグリフがラフテルへの道を示すって言ってたわよね？航路のこと心配になってきちゃって。
これ。
（ネコマムシ）んっ？ログポースのログ。
本来なら３つの針が指し示す方角から次の目的地を決めるんだけど今たどってないけどいいの？これログポースのログ。
今たどってないけどいいの？
（ネコマムシ）んっ？
（ウソップ）お…おいナミ？あたしたちはトラ男君に会って偶然ビブルカードでこのゾウへ来て偶然ラフテルの場所を示すロードポーネグリフにたどりついたけど確か双子岬のクロッカスさんの話じゃログをたどれば最後には全ての航路が一本にまとまるって。
あたしそこにラフテルはあるのかと今まで思ってたんだけど。
おう！クロッカスか。
懐かしいにゃあ。
クロッカスは元気かよ？元気だったぞ！会ったの２年前だけど。
（ラブーンの鳴き声）ラブーンのとこにいたおっさんだろ？船医クロッカス。
やガラは昔ずっとある海賊団を探しよって。
（ブルック）それ全滅した私の海賊団です。
え〜！？ちょっと！聞いてる！？大事な話してんだけど。
ああ話は分かった。
ログをたどった先に興味があるのなら行ってみればいい。
その３本の指針が全て同じ方角１つの場所を示す航路は確かにある。
ヨホ。
（イヌアラシ）ただしゆガラたちはこれまでの旅ですでにその先の冒険を始めているのだ。
どういうこと？
（イヌアラシ）本来ならばそのログの終着点で初めて気付くのだ。
ポーネグリフと古代文字の謎に。
えっ？
（イヌアラシ）それを生み出した文明と見えぬ最後の島ラフテルの存在に。
（イヌアラシ）ロジャーはそこから大きく冒険をやり直した。
クロッカスも海賊王のクルー。
全てを知るものの１人だ。
ゆガラたちが嫌いでないかぎり嘘はつかん。
（クロッカス）《そして最後にたどりつく島の名はラフテル》《グランドラインの最終地点》《歴史上にもその島を確認したのは海賊王だけ》《伝説の島なのだ》ログの終着点のその先…。
《あたしたちはすでにその先に？》分かったわ。
焦ることはなかったんだ。
あたしたちは航路から外れたわけじゃなかった。
偶然先の答えを手に入れて混乱していただけ。
クロッカスさんの言うとおりログは確かにラフテルを指していた。
終着点のさらに先にあるラフテルに続く道を。
（イヌアラシ）うむ。
イヒヒ。
ヨホホホ。
ログは嘘をついていなかった。
ゆガラ航海士か？しっかりしているな。
えっ？大丈夫。
道は間違えてはいない。
このまま進め！うん！おいおい！何だか知らねえけどすげえだろうちの航海士はよ〜。
しっかりしてるなんて…自覚あるけど〜。
よっ！次期海賊王の航海士！
（チョッパー）すげえぞ！アハハハハ…！バンバン痛いわ！痛え痛え…。
（チョッパー）ルフィ…。
（ネコマムシ）ゆガラたち楽しそうやにゃあさっきから。
ハハハハハ…！
（ウソップ）しかしおめえら伝説とつながり過ぎててレイリーと会ったときみたいに頭くらくらするよ。
拙者もロジャーたちに会っておるが記憶は曖昧でござる。
若かったゆえ。
なるほど曖昧…って嘘つけ！ロジャーは２０年以上前に死んでるよ！誰と勘違いしてんだ！ゴロニャーニャ。
おでんさまの冒険は濃厚じゃき。
いずれはまとめて話しちゃるぜよ。
（イヌアラシ）さてこれからカイドウと戦うまでにやることは多々ある。
（錦えもん）準備が必要でござる。
先刻話したようにワノ国においても現在共に戦う侍たちを募っておるところ。
その間にわしらも会いたい男がおるぜよ。
戦力が増えて困りはせんきにゃあ。
誰だ？
（ネコマムシ）元白ひげ海賊団１番隊隊長…。
（ネコマムシ）不死鳥マルコ！
世間を揺るがした黒ひげと不死鳥マルコの大事件が語られる
共に戦う仲間を求めてルフィたちが航海に出ようとしたそのとき不沈艦ジャックの艦隊が襲来
ルフィたちを大ピンチに陥れる
2017/01/15(日) 09:30〜10:00
関西テレビ１
ワンピース[字]
かつてモモの助の父光月おでんに従い海を出た事を語るイヌアラシとネコマムシ。若き日の２人の冒険と伝説の海賊の話に目を輝かせる中、ナミは疑問をぶつける。
詳細情報
番組内容
時は、大海賊時代。この世の全てを手に入れた男、海賊王ゴールド・ロジャー。彼が死に際に放った一言は全世界の人々を海へと駆り立てた。「俺の財宝？ほしけりゃくれてやる。探して見ろ。この世の全てをそこに置いてきた」ロジャーが遺した富と名声と力の「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を巡って海賊たちが旗を掲げて戦っていた。そして、そんな海賊に憧れる一人の少年ルフィ。
番組内容２
「悪魔の実」の能力により、一生泳げない体の代わりに、全身がゴムのように伸びる不思議な体を手に入れた。命の恩人・海賊団のリーダー・シャンクスからもらった麦わら帽をトレードマークに、ルフィは航海に出た。海賊王を目指して。
航海の途中、幾多の事件、事故に遭遇するが、その度に強力な仲間を加えていく。三刀流使いのゾロ。女盗賊のナミは、航海術に長けており、世界中の海図を書き上げるのが夢。
番組内容３
シェフのサンジは美人に目がない女好きだが、料理の腕と蹴り技は超一流。世界中の海の食材が集まる伝説の海“オールブルー”を夢見て、ルフィの船に乗る。ウソをつかせたら世界一のウソップはよく舌が回り、一人でもにぎやかだ。赤髪海賊団・ヤソップの息子で、パチンコの名手。クロネコ海賊団との戦いでルフィと仲間になる。父親のような、勇敢な海の戦士を目指して海に出た。
出演者
モンキー・Ｄ・ルフィ： 田中真弓
ロロノア・ゾロ： 中井和哉
ウソップ： 山口勝平
ナミ： 岡村明美
サンジ： 平田広明
トニートニー・チョッパー： 大谷育江
ニコ・ロビン： 山口由里子
ほか
スタッフ
【原作】
尾田栄一郎（集英社「週刊少年ジャンプ」連載中）
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