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解説書き起こし 大相撲初場所 十日目 ▽大相撲今昔物語〜平成9年〜 2017.01.17

初場所十日目、十両照強に琴恵光です。
寄り倒し。
琴恵光の勝ち。
阪神・淡路大震災のその日に生まれた照強。
誕生日にきょうは敗れました。
勝ったのは琴恵光です。
胸が合いました。
決まり手は寄り倒しで琴恵光の勝ちです。
22歳の誕生日の照強敗れました。

 

 

 


過去誕生日に相撲を取ったときには負けたことがなかった照強。
関取になって初めてきょう誕生日を迎えましたがきょうは敗れました。
きょうの解説は元幕内皇司の若藤親方です。
照強がきょう敗れました。
若藤⇒前半はいい形で流れがいっていたんですが途中からですね。
琴恵光の差し手が入ってから密着されてしまいましたからね。
やはりあのあと自分の頭を起こしたくなかった、そういう形になれなかった照強は厳しいですね。
頭をつけるのが照強のいい形です。
上手は持っていましたがやはりしぼれていないので相手の差し手が生きているんですね。
そこをもう少し浅く肘を締めていきたかったところを琴恵光は休まずそうさせなかったという一番でした。
引いた上手が深かった照強です。
きょう敗れました。
初めて関取として阪神・淡路大震災1月17日相撲を取りました。
これも大きな意味があると思います。
一年一年いろいろ考えるところがありながら相撲人生を歩んでくるとは思うんですけれどもきょうを機にまた新たに違った形を期待したいと思います。
東京の両国の国技館、10日連続のチケット完売。
札止めとなりました。
誕生日、残念ながら黒星になった照強のリポートです。
突き落としを食いそうになったときに体勢が変わってしまった。
全力を出し切ったのでいい相撲を取れたのではないでしょうかという話をしています。
毎年この1月17日自分の誕生日特別な思いで相撲を取っている。
自分の相撲でなんとかふるさとの人を元気にしたいといつも思っていると話していました。
また頑張りますという話をしています。
照強というしこ名も被災したふるさとを相撲で強くなって明るく強く照らしてほしいということでしこ名がつけられました。
毎日照強はいい相撲を取っていますね。
若藤⇒取っていますね。
きょうも決して立ち合いから悪くはない相撲です。
またあしたにつながると思います。
照強は5勝5敗できょう中盤戦を終えました。
あすから終盤。
5日間になります。
土俵上はともに黒星先行している両者です。
対する北太樹は2勝7敗と後がなくなっています。
過去の両者の対戦は実は北太樹は旭日松戦は負けたことがありません。
できるかぎり組み止めて相撲を取りたいと話しています。
合わせる行司は木村朝之助です。
勝って3勝7敗。
まげでしょうか、物言いがつきました。
まげが乱れています旭日松です。
はたき込む際にまげに手がかかっていたかどうか。
若藤さん、まげに手がかかると反則ということになってしまうわけですけれども。
そうですね、はたいたときにつかむつもりはなくても引っ掛かってしまうことがあるんですよ。
だからですね。
動きの中でですからね。
北太樹の右手ですね。
旭日松はアピールしています。
その動きが早かった旭日松。
引っ張ったということを感じたんでしょうね。
藤島親方にアピールしました。
どうでしょうか。
かかり方としては。
少しでも引っ張ったらだめというふうに今は規定でなっています。
今は少し引っ張ったようにも見えますしなんとも言えないですね。
協議の輪が解けました。
武双山の藤島親方が説明します。
ただいまの協議について説明をいたします。
行司軍配は北太樹を有利と見て上げましたが北太樹にまげを引っ張る反則があり旭日松の勝ちといたします。
北太樹、反則で負け越し。
旭日松勝って4勝6敗です。
合い口の悪かった北太樹相手に反則で白星となった旭日松です。
改めて取組を振り返ります。
若藤さん、まず旭日松が立ち合いをかわしました。
自分の流れにしたかったんでしょうね。
よければはたいて勝てればいいという流れの相撲ですね。
はずみで手がまげに入ってしまった感じですね。
指先がいちばんまげの先に引きかかったようにも見える相撲でしたね。
東の12枚目の旭日松が勝って4勝6敗、星を徐々に盛り返してきました。
北太樹はきのうは待ったかと思って力を抜いてしまったら突き出しで旭秀鵬に敗れました。
きょうも不運な流れが続いていますね。
相撲内容としては勝っていますからね。
どこかでそれを振り払いたい北太樹です。
ここまでの十両の結果です。
奄美出身どうしは大奄美が勝ちました。
きょう誕生日、阪神・淡路大震災の日に生まれた照強は寄り倒しで敗れました。
琴恵光は連敗を止めました。
ここまでの十両の展開です。
2敗で3人です。
3敗で3人が並んでいます。
大奄美はきょう勝って7勝3敗と星を伸ばしました。
6勝3敗の力士、誉富士が土俵に上がりました。
きょうは3勝6敗の青狼戦です。
今場所も十両優勝争いに向けては混戦もようとなっています。
若藤⇒混戦ですね。
これから一日一日、展開は変わってくると思いますが楽しみですね。
青狼は初日から4連敗がありましたが五日目から3勝2敗と徐々に少し白星が出るようになってきました。
右四つ左の上手の形も見えるようになってきた青狼です。
対する誉富士はここまで6勝3敗。
今場所は上体を起こさないように取っているのがいいと話しています。
落ち着いて攻めることができているとも話している誉富士です。
一気に出ました誉富士、押し出し、勝って7勝3敗と星を伸ばしました。
勝ち越しまであと一番です。
向正面は白崎アナウンサーです。
青狼の左はどうでしたか。
最後僅かに手がかかったかどうかですが、それは誉富士の右ののど輪の突き放しが強烈で取れませんでした。
左のまわしが得意な青狼ですが誉富士の右の使い方がいいんでしょうか。
左の押っつけも相手が右を差してくるというのが分かっているので左を押っつけて右ののど輪をぐっと伸ばして最後引く場面がありましたがやはり好調力士、ついていきますよね。
相手の得意の左の前まわしを与えないようなうまい攻めを見せた誉富士勝って7勝3敗です。
きょうで初場所は中盤戦が終わりました。
あすから5日間、終盤戦です。
きのうは単独トップだった稀勢の里が琴奨菊に敗れて初めて土がつきました。
きょうは照ノ富士戦。
しかし白鵬もその次の取組で稀勢の里の弟弟子の高安に敗れて連敗、2敗に後退しました。
きょう白鵬は2敗どうしの勢との対戦です。
解説は若藤親方です。
稀勢の里、白鵬ともにきのう相次いで敗れました。
そうですよね。
見ていてびっくりしましたね。
稀勢の里はもともと琴奨菊を苦手にしていたんですけれどもこのところ盛り返して今場所も成績としては琴奨菊調子が悪かったですからどうなるのか、勝つのかなと思って見ていたのですがやはり維持を見せましたね、琴奨菊。
動きをどんどん止めないでがぶって琴奨菊の相撲を取りきりましたね。
と思っていたら弟弟子の高安が白鵬を破って星の差1つのままということです。
見ている側とすれば1つぐらいの差がこのあと直接対決があるのでその展開のほうがおもしろいですよね。
番付どおりいくと十三日目に白鵬稀勢の里の取組があるかということになる初場所です。
ただ1敗で現在、平幕の貴ノ岩も先頭の稀勢の里と並んでいます。
貴ノ岩は千代大龍戦が組まれています。
3勝6敗東龍と4勝5敗竜電の一番です。
竜電はきのう里山戦、右からの内掛けで勝ちました。
内掛けという決まり手は初めてという竜電でした。
中学時代は柔道をしていました。
そのときの名残ですかねと話していました。
なかなか今場所四つ身の形が作れていない東龍戦です。
式守鬼一郎です。
もろ差し、中に入りました。
寄り切り、竜電の勝ちです。
拍手
見事な相撲で五分に戻しました竜電です。
東龍は敗れて3勝7敗です。
二本入れた要因は何ですか。
立ち合いの踏み込みですね。
東龍より勝っていました。
差してくる手よりも深く入りましたね。
それでもろ差しができました。
白星が次の展開を生んできますね。
館内の空気が変わりました。
きょう勝ち越しを懸ける宇良が登場しました。
勝った竜電から力水を受けます。
宇良。
7勝2敗です。
宇良は今場所、東の3枚目です。
来場所新入幕を目指す場所です。
これまで7勝2敗です。
今場所はどうですかね宇良は。
ちょっと手をけがして調子が悪い場所が続きました。
前に出る力はあたりが出たからこそ相撲の展開がよくなっていると思います。
前は潜ってとか頭を下げて相手の動きを止めてから何かをしようとしました。
今場所は自分でも前に出て押し出すんだという引かないという気持ちを持って相撲を取っている気がします。
きょうの対戦相手は出足鋭い阿武咲です。
過去2回では宇良が勝っています。
きょうはどんなところがポイントですか。
相手はどんどんと突っ張りながら押してくる力士です。
馬力としては宇良は負けます。
左右に動きながら中に入ってまわしを取りたいですね。
宇良は体重128kgです。
自分でも重みが増して押されにくくなっていると話しています。
突き倒し、阿武咲の勝ち宇良、敗れて7勝3敗ときょうの勝ち越しはなりませんでした。
激しいつっぱりを見せて星を6勝4敗と伸ばした阿武咲です。
決まり手は突き倒しです。
圧力を逃がしきれなかったですかね、宇良は。
阿武咲の突っ張りが細かいんですね。
いなす間も与えてもらえなかったですね宇良は。
中に入ろうとしたんですが、そうさせない阿武咲すばらしい相撲ですね。
踏み込みすぎると中に入られてしまいますから様子を見ながら出ましたね、阿武咲。
納得の内容だったということですかね。
食いつく力士にとってはこういう相撲を取られたらどうしようもありませんね。
阿武咲も考えましたね。
宇良に初めて勝った阿武咲は6勝4敗です。
2敗力士、宇良が敗れて十両の2敗は徳勝龍と大栄翔の2人になりました。
3敗が大奄美、宇良、誉富士、旭秀鵬の4人です。
千代丸は3勝6敗です。
突き放しの腕がよく伸びていない千代丸山口は白星が増えてきています。
若藤さんも十両から幕内に戻る経験もされていますが大事なことはなんですか。
やはり気持ちを切らさないことですね。
戻れるんだという強い気持ちを持たないと変わっていかないですね。
山口はことしの目標を幕内の復帰幕内での勝ち越しを挙げていました。
先場所対戦がありました。
先場所は山口が勝っています。
体が張っている山口です。
千代丸3勝6敗です。
5勝のうち4番はまわしを引いて勝っている山口です。
引き落とし、千代丸の勝ちです。
山口は5勝5敗の五分千代丸は4勝6敗です。
踏み込みは山口、よかったように見えましたけどもね。
立ち合いはよかったですね。
うまく合わされてしまいましたね。
山口がよく踏み込んでいます。
立ち合いあたったときに腕を千代丸に伸ばさせてしまいましたね。
そのあとの引き落としですね強烈に効きました。
千代丸の18番です。
肘が曲がっているのと伸びていくのでは効き目が違いますか。
密着度の違いですね。
残せる残せないが決まってきます。
ひるまず持ち味を発揮して4勝6敗です。
終盤5日間で勝ち越しを目指します。
好成績の力士がこれから続います。
7勝2敗の徳勝龍です。
四日目から6連勝中です。
ひげも目立ってきました。
験を担いで伸ばしています。
きょう勝てば5場所ぶりの勝ち越しになる徳勝龍です。
対戦相手3連勝中の6勝3敗の旭秀鵬です。
今場所の徳勝龍は若藤さん、どうご覧になっていますか。
立ち合いから自分の流れで自分のいいところを取れていますね。
何番かは危ない相撲もありましたが好調になってきたからこそ自分の展開に戻せるということですね。
きょうの対戦相手は旭秀鵬けんか四つです。
まわしを取って頭を押っつけるぐらいの気持ちでいかなければならないですね。
がっぷりになると旭秀鵬が有利になります。
きょうの一番については止まらないことを大事にしたいと話していました徳勝龍です。
旭秀鵬はきょう勝って徳勝龍のひげを剃らせてやりたいと話していました。
呼吸が合いません、ずれました。
右を固めて踏み込んでいった旭秀鵬です。
2度目の立ち合いでした。
寄り切りました。
徳勝龍の勝ちです。
十日目に勝ち越しを決めました。
5場所ぶりの勝ち越しです。
旭秀鵬は敗れて6勝4敗です。
左、差し勝ちました徳勝龍動きも止まりませんでした。
若藤さんはどう評価しますか。
右四つ対左四つの対戦でしたので差し勝った旭秀鵬有利な流れになりましたね。
上手も持ってました。
旭秀鵬苦し紛れでしたね。
差し勝てた原因は何ですか。
待ったになりましたね相手に右を差されました。
この間隔では差されると思ってたんでしょうね。
あの待ったがいいように左右したということになりますか。
5場所ぶりの勝ち越し何とも言えない気持ちになるでしょうね。
十両で最初に勝ち越しを決めました徳勝龍です。
大栄翔、小兵の対戦相手、安美錦場内からは声援が飛びます。
今場所は突っ張ってよく攻めている大栄翔です。
連敗が続いていた、安美錦きのうは勝ちました。
連敗を5で止めています。
きのうは張り手も見せました。
気迫あふれる相撲でした。
流れが変わってくれればいいんだということを話していました。
とにかく前に出ていけばいいと思ったそれだけでしたと話しています。
自分は攻める相撲をちゃんと取らないとということを話しています。
一日一日足の状態やってみなければ分からない部分もあるけども1つ悪い流れは切れたと話しています。
安美錦の寄り切りは名古屋場所以来ということになります。
最近はあたってはたく相撲が多い安美錦です。
両者先場所対戦がありました。
大栄翔勝ち越し。
2場所連続の勝ち越しを決めました。
西の2枚目3場所ぶりの返り入幕に向けて残り5日間です。
決まり手は突き出しです。
大栄翔が両手を出して出足を止めるような立ち合いに見えました。
安美錦は何をしてくるか分からないので様子を見ながら立ち上がったんでしょうね。
でもやっぱり突っ張りとしては上でも押して、下でも押してという突っ張りもできますので頭を下げて中に入りたい安美錦としてはきのうのような相撲にはなれませんでした。
安美錦も低いと苦しいんでしょうか。
低いと下から押され、上体が起きたときは上から突っ張られてしまいます。
形を作らせてもらえなかったですよね。
2敗が大栄翔と徳勝龍3敗が宇良、誉富士、大奄美となっています。
大栄翔と大奄美は同じ追手風部屋です。
徳勝龍と宇良は同じ部屋です。
大栄翔は勝ち込んでくると相撲内容がいいですね。
あすから終盤5日間に入っていきます。
まだまげのない小柳です。
十両2場所目。
幕内経験豊富な豊響戦を迎えました。
小柳がここまで4勝5敗。
黒星が1つ先行してきょう十日目です。
きょう土俵下に師匠の時津風親方がいます。
ここまでの小柳について聞いてもらいました。
全然だめですと言っていました。
大事にいきすぎていますという評価です。
中途半端にまわしを取りにいこうとしているのではないか。
先場所のようにもっと突き押しに徹してくれないとこのあたりではだめなのではないかと師匠としてはかなり厳しい見方をしています。
若藤さん、どうでしょうか。
このことばを聞いて。
若藤⇒入門したころの小柳は本当に相手がどういう力士であろうが怖がらずにどんどん前に出ていたんですけれど特にここ数場所今場所は相手の様子を見ながらこわごわ相撲を取っているように見えますね。
それで展開が悪くなって引くしかない状況とか無理して投げる状況になっていますね。
きょうの相手は豊響です。
現在3連勝中です。
大きな体で前に出てくる力士ですから。
小柳も相手は引かないですからねほぼ。
力でぶつけて真っ向から押し出すような気持ちで相撲を取ってもらいたいですね。
立ち合いが大事ですね。
立ち合いの踏み込みそのあとの展開ですね。
小柳としては四つでも相撲が取れますから四つが取れない豊響よりは有利に展開すると思います。
まずは立ち合いですね。
押し相撲どうしの一番です。
立ち合いに注目です。
両者初めての対戦です。
すくい投げ、小柳の勝ちです。
星を五分に戻しました。
5勝5敗です。
豊響敗れて5勝5敗です。
圧力を受けましたがすくい投げで白星をつかみました。
小柳です。
どのようにご覧になりましたか。
こういう展開になると思っていましたけれど。
あたりは豊響ですね。
うまく回られましたね小柳は。
やはり馬力は豊響がありますから下手が入ったんですけれどもどんどん豊響が出ていきますから苦し紛れに回りながら形を整えていって強引ではありますけれどすくえましたね。
豊響側としては何が及びませんでしたか。
左を差させたことですね。
もう少し手前から押っつければ効くんでしょうけれど完全に肘まで入りましたからね。
この白星は小柳にとってはどうですか。
気持ちとしてはつながらないですね。
きょうの結果です。
きょう誕生日の照強は負けてしまいました。
琴恵光は4勝目を挙げました。
ここまでの十両の結果です。
2敗が2人、3敗で3人が並んでいます。
徳勝龍と大栄翔の対戦はこれまでありません。
きょうの最後の一番十両では英乃海先場所に右の足首甲の部分を痛めました英乃海。
きのうの相撲で右のつま先を俵に突っ込んでしまって痛めてしまいました。
毎日痛み止めを飲んでいて胃が荒れていてきょうは痛み止めが飲めなかったということで痛みを抱えながらの土俵です。
右の足の甲のあたりが痛いということなんですけれどどうでしょうか。
それだけで踏み込めなくなってしまいます。
気になると上体と下半身がばらばらになりますから。
特に右を差していく英乃海が右足が痛いということですけれど。
左足から踏み込みますのでふんばる足になりますからその辺りの影響ですね。
上手出し投げ、旭大星の勝ちです。
やはり右足の影響がありますか。
そうですね。
前に出られませんでしたね。
痛そうにしている英乃海です。
立ち合いあたったあとに左を避けるというのは右四つではそういう形がありますから足の影響はありませんでしたけれど前に出られませんでしたね。
決まり手は上手投げです。
館内アナウンス⇒幕内土俵入りです。
初めに西方幕内土俵入り。
先導は木村要之助。
千代大龍
(ちよたいりゅう)東京都出身九重部屋逸ノ城
(いちのじょう)モンゴル出身湊部屋臥牙丸
(ががまる)ジョージア出身木瀬部屋大翔丸
(だいしょうまる)大阪府出身追手風部屋錦木
(にしきぎ)岩手県出身伊勢ノ海部屋蒼国来
(そうこくらい)中国出身荒汐部屋石浦
(いしうら)鳥取県出身宮城野部屋千代の国
(ちよのくに)三重県出身九重部屋北勝富士
(ほくとふじ)埼玉県出身八角部屋碧山
(あおいやま)ブルガリア出身春日野部屋琴勇輝
(ことゆうき)香川県出身佐渡ヶ嶽部屋嘉風
(よしかぜ)大分県出身尾車部屋遠藤
(えんどう)石川県出身追手風部屋荒鷲
(あらわし)モンゴル出身峰崎部屋宝富士
(たからふじ)青森県出身伊勢ヶ濱部屋関脇・正代
(しょうだい)熊本県出身時津風部屋関脇・玉鷲
(たまわし)モンゴル出身片男波部屋大関・照ノ富士
(てるのふじ)モンゴル出身伊勢ヶ濱部屋大関・豪栄道
(ごうえいどう)大阪府出身境川部屋十日目の幕内力士の土俵入りです。
西方です。
北勝富士が幕内2場所目7勝2敗できょう十日目で勝ち越しをかけます。
きのう初めて後半戦で相撲を取りました。
厳しい攻めが出ています。
そして荒鷲。
鶴竜、白鵬から金星をあげてきのう照ノ富士からも白星を挙げました。
横綱、大関戦はきのうですべてを終えてここまで3勝6敗。
このあとは勝ち越し目指してどれだけ白星を積み重ねていけるか楽しみです。
館内アナウンス⇒かわって東方幕内土俵入りです。
先導は木村元基。
大砂嵐
(おおすなあらし)エジプト出身大嶽部屋佐田の海
(さだのうみ)熊本県出身境川部屋千代皇
(ちよおう)鹿児島県出身九重部屋千代鳳
(ちよおおとり)鹿児島県出身九重部屋貴景勝
(たかけいしょう)兵庫県出身貴乃花部屋輝
(かがやき)石川県出身高田川部屋貴ノ岩
(たかのいわ)モンゴル出身貴乃花部屋魁聖
(かいせい)ブラジル出身友綱部屋妙義龍
(みょうぎりゅう)兵庫県出身境川部屋千代翔馬
(ちよしょうま)モンゴル出身九重部屋豪風
(たけかぜ)秋田県出身尾車部屋栃煌山
(とちおうざん)高知県出身春日野部屋勢
(いきおい)大阪府出身伊勢ノ海部屋隠岐の海
(おきのうみ)島根県出身八角部屋松鳳山
(しょうほうざん)福岡県出身二所ノ関部屋御嶽海
(みたけうみ)長野県出身出羽海部屋小結・高安
(たかやす)茨城県出身田子ノ浦部屋大関・琴奨菊
(ことしょうぎく)福岡県出身佐渡ヶ嶽部屋

 

御嶽海
(みたけうみ)長野県出身出羽海部屋小結・高安
(たかやす)茨城県出身田子ノ浦部屋大関・琴奨菊
(ことしょうぎく)福岡県出身佐渡ヶ嶽部屋大関・稀勢の里
(きせのさと)茨城県出身田子ノ浦部屋東方力士の土俵入りです。
貴ノ岩がきのう十日目に勝ち越しました。
幕内では自身最も早い勝ち越しです。
8勝1敗で稀勢の里と並んで幕内の先頭です。
そしてしんがりの稀勢の里はきのう琴奨菊に敗れて九日目に初黒星となりました。
勝ちっぱなしが幕内、いなくなりました。

 

 

 


単独先頭は僅か一日となりましたが白鵬も敗れたため白鵬と星の差1つは変わらず。
きょうは大関照ノ富士と対戦します。
正面解説は元大関・琴欧洲の鳴門親方⇒青色向正面は元小結・智乃花の玉垣親方⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
よろしくお願いします。
鳴戸⇒よろしくお願いします。
きのうは8連勝の稀勢の里が敗れて1敗で追っていた白鵬も敗れました。
さらには鶴竜も敗れました。
大荒れの一日でしたね。
最後の3番ですね。
会場も盛り上がりました。
その結果1敗は稀勢の里、貴ノ岩2敗で5人です。
白鵬、勢北勝富士、蒼国来、逸ノ城です。
混戦の様相も呈してきた初場所です。
館内アナウンス⇒西方より横綱白鵬土俵入りであります。
横綱白鵬。
露払い石浦太刀持ち魁聖行司は式守伊之助であります。
(館内)ヨイショ!沢田石⇒きのう高安に敗れて連敗となりました。
星の差1つで追いかけている白鵬です。
中盤戦までに連敗したのは途中休場したおととしの秋場所以来となります。
前半戦の白鵬とこの2日間の白鵬何か違いは感じますか。
鳴戸⇒そうですね。
ちょっと集中しきれていないところがあるかもしれませんね。
気持ちの面ですか。
そうだと思います。
確かにきのうは目の前で全勝の稀勢の里が敗れてよしと思う気持ちがあってそれが空回りしたと支度部屋では苦笑いをしていました。
相撲のほうはどうですか。
立ち合いちょっと右からかち上げ気味ですね。
自分の力が抜けてしまいましたね。
高安としては突きやすくなりましたですね。
上体がかち上げで上に向いて力が上にいってしまったということですね。
4場所ぶりの優勝をつかむべくこれ以上星を落とすわけにはいきません。
館内アナウンス⇒東方より横綱鶴竜土俵入りであります。
横綱鶴竜露払い蒼国来太刀持ち勢行司は木村玉治郎であります。
(館内)ヨイショ!沢田石⇒鶴竜が勢に敗れて4敗目を喫しました。
九日目までに4敗を喫するのも横綱になって初めてです。
連覇をねらう鶴竜ですがどうしたんでしょうか。
きのうは一方的でしたね勢の相撲でした。
あすからの終盤戦横綱大関との対戦に向けては立て直していかなくてはいけません。
きょうは玉鷲の挑戦を受けます。
お伝えします。
宮内庁の西村泰彦次長は2019年の元日に新しい天皇が即位する案が政府によって検討されていると報道されたことについて1月1日は皇室にとって大事な儀式などが続く極めて重要な日で譲位、即位に関する行事を設定するのはなかなか難しいと考えていると述べました。
会見で西村次長は現在、有識者会議でさまざまな議論がなされている最中ですので制度に関わることについての仮定の議論に言及することは控えるとしたうえで、一般論として申し上げれば1月1日というのは皇室にとって極めて重要な日でありますと述べました。
そして早朝から祭祀がありますし国事行為として位置づけられている儀式である新年祝賀の儀が行われます。
1月1日は両陛下はこれらの大事な儀式や行事を終日、心を込めてお務めになっておられます。
したがって、1月1日に譲位、即位に関する行事を設定するのはなかなか難しいのではないかと考えていますと話しました。
西村次長はこの見解について宮内庁独自の判断だとしたうえで宮内庁としての意思表示をしただけでそれがどう決まるかはこれからのことだと述べました。
マレーシアを訪れている高市総務大臣はサッレー通信マルチメディア相と会談し、日本の情報通信技術を防災やサイバーセキュリティー対策に活用するなど両国の情報通信分野での協力を一層推進していくことで一致しました。
この中で高市総務大臣は日本とマレーシアが外交関係を樹立してことしで60年になることに触れたうえで経済成長や国民生活の向上に向けて引き続き協力していきたいと述べたのに対し、サッレー通信マルチメディア相も今回の会談もきっかけにより協力を深めていきたいと応じました。
そして高市大臣は日本の情報通信技術をマレーシアの防災対策に活用することやサイバーセキュリティーの分野の人材育成を両国間で進めることなどを提案し、サッレー通信マルチメディア相は、日本のシステムは優れており、情報共有していただければありがたいと述べ、両国の情報通信分野での協力を一層推進していくことで一致しました。
生字幕放送でお伝えしています初場所は十日目を迎えています。
きょうの中入りの時間は毎場所恒例の大相撲今昔物語をお伝えします。
きょうは平成9年です。
実況⇒3回目の優勝が懸かります大関の若乃花。
綱の意地を見せるか横綱、曙。
中に入った若乃花。
左上手の横綱。
下手投げ、若乃花の勝ち。
若乃花優勝。
7場所ぶり3回目の優勝大関の若乃花。
見事な投げ。
実況⇒さあ、いよいよ春場所は大混戦を象徴するかのように千秋楽、大詰めで荒れる春場所となってきました。
横綱決戦、両者、夢に向かって。
貴乃花か曙か。
上手ひねり、貴乃花勝ちました。
3場所ぶり16回目の優勝は貴乃花。
終わってみれば貴乃花。
実況⇒13場所ぶりの賜盃を目指します。
悲願の復活優勝なるか曙。
左四つ、曙、出る、寄り倒し曙の勝ち。
曙優勝。
13場所ぶり9回目の優勝です。
曙⇒今は感無量ですね。
♪〜実況⇒ずっと集中力を保ってきましたこの決定戦まで。
貴乃花、踏み込んだ。
逆襲、武蔵丸、前回し。
貴乃花、早い攻め。
勝負に出た、貴乃花、優勝。
どうだというこの貴乃花の表情。
逆転優勝なりました、貴乃花。


の音
拍手
同部屋の優勝決定戦、横綱貴乃花。
大関の貴ノ浪。
左四つ、がっぷりか。
上手を取った貴ノ浪。
上手投げ、貴ノ浪優勝。
右からの上手投げ、大関の貴ノ浪。
11場所ぶり2回目の優勝です。
乾杯!
拍手
平成9年の大相撲を振り返りましたが解説は琴欧洲の鳴戸親方です。
平成9年というと親方はまだ14歳、ブルガリアでレスリングに打ち込んでいたころですがどうご覧になりました?何度もビデオで見たことがありました。
こうやって1年を振り返るといいものですね。
優勝決定戦が4場所があって優勝力士も4人誕生したという大混戦の1年をご覧いただきました。
幕内前半戦、最初の相撲は制限時間いっぱいです。
寄り切り、逸ノ城勝ち越し。
3場所ぶりの勝ち越しを決めました。
十日目の勝ち越しです。
向正面は智ノ花の玉垣親方です。
逸ノ城の攻めはどうでしたか。
玉垣⇒よかったですね相撲が速かったです。
差してから素早く胸を合わせて自分の持ち味である大きな体を生かして速い相撲を取りましたねよかったです。
引っ張り込みはしたんですが上手を引いてからすぐに出ました。
鳴戸さんはどうでしたか?逸ノ城はきのうも突きで攻め込んでどんどん前に出ました。
動きが速いということがありましたがどうですか?そのとおりですね。
今場所の逸ノ城は動きが速いですね。
どんどん前に出て相撲を取っていますね。
自分の大きい体を生かしています。
現段階で1敗は稀勢の里、貴ノ岩星の差1つで追う力士の1人ということになります逸ノ城です。
逸ノ城が2敗で稀勢の里、貴ノ岩を追いかける形であすからの終盤5日間に入っていきます。
佐田の海は序盤5日間5連勝という形で入りましたが6勝4敗と中盤、精彩がなくなりました。
逸ノ城は新入幕のときに九日目の勝ち越しがありました。
あの大暴れした新入幕以来十日目で勝ち越しを切りました。
このあとは勝ち越しのインタビューもお届けします。
3勝6敗の臥牙丸と4勝5敗の輝の一番です。
先ほど平成9年今から20年前の大相撲を振り返ったんですが6場所中、優勝決定戦が4場所昭和22年に優勝決定戦が始まってから最も多い記録だそうです。
さらに3人以上、4人という優勝決定戦がありましたがそういう複数の決定戦それから同部屋の決定戦というのもこの平成9年以来、行われていません。
この年の最後の最後まで優勝が決まらないということが多かったですね。
おもしろいですね。
大柄な両力士の対戦。
臥牙丸に輝です。
輝がかなり早く突っかけました。
きのうよりも少し右膝のテーピングが厚くなっている臥牙丸です。
寄り切りました輝の勝ち。
勝って5勝5敗、星を五分に戻してあすからの終盤戦です。
臥牙丸は敗れました3勝7敗。
後がなくなりました。
決まり手は寄り切りで輝の勝ちです。
立ち合いあたってからの両者の押し合いは見応えがあったんじゃないですか。
鳴戸⇒よく立ち合いから頭でがつんとあたって厳しい押しですね。
臥牙丸は押しきれなくて引きにいきましたね。
そこを輝がすっと下から突いていきましたね。
大きな臥牙丸を相手に輝は真っ向から攻めて相手を引かせました、寄り切りの勝ち。
輝あすは錦木です。
勝ち越しインタビュー、逸ノ城関です。
3場所ぶりの勝ち越しおめでとうございます。
逸ノ城⇒ありがとうございます。
久々のインタビュールーム、緊張すると入ってきましたね、いかがですか。
大丈夫です。
勝ち越しの気分はうれしいです。
今場所前から左の上手の取り方を下から取るようにしたりいろいろ変えてきているそうですが、ここまでどうですか。
自分の完璧な形にはまだなっていないんですけど体が動いているので大丈夫だと思います。
体重も減らして先場所はまだフィットしていないという話でしたが今場所どうですか。
体が動いていると思います。
このあとなんですが2桁、優勝争い、いろいろな期待がかかってきます。
残りしっかりと一番一番集中して勝って早く上に戻りたいですね。
ひそかに優勝争いというのはどう思っていますか。
いえいえ。
自分の相撲に集中して頑張りたいです。
このあとも期待しています。
ありがとうございます。
逸ノ城関でした。
大坂アナウンサーの優勝争いの話には乗ってこなかった逸ノ城でした。
鳴戸さん、この位置で勝ち続けると優勝争いの経験もある逸ノ城は不気味な存在になっていきそうですね。
本人も口にしていたように自分の相撲に集中して取りきることですね。
まだきょうは勝ち越ししただけで優勝はあと何番勝つというような意識になるのでまだ早いですね。
3番目の相撲が制限時間いっぱいです。
錦木はここまで4勝5敗。
なかなか得意の上手を取らせてくれないという話をしていました。
千代鳳は5勝4敗と白星1つ先行です。
きのうは新入幕、貴景勝戦はたきにも落ちず低い攻めで攻め込むという持ち味が出ました。
六日目から4連勝中です。
相手の低い攻めを捕まえて押したい錦木です。
胸は合わせたくない千代鳳です。
木村元基が合わせます。
やはり錦木は上手が深かった。
千代鳳はこれで六日目から5連勝です。
錦木は敗れて4勝6敗。
きょう向正面には元小結の智乃花の玉垣親方です。
錦木得意の左四つにはなりませんでしたね。
玉垣⇒やはり右上手が少し深くてね。
千代鳳の下手投げを食いましたよね。
あそこでもう少し浅く上手を持って取り直して引き付けていれば、あの下手投げは食わなかった感じがします。
右手が深すぎましたね。
持ち替えるべきだったんですか。
やはりそれを浅くして肘を締めて押すような寄っていくような形を取ったら下手投げというのは食わなかったと思います。
下手投げを打つ空間が生まれてしまいました。
きょうの幕内の取組です。
高安はきのう白鵬を破りました。
きょう結びは連敗となった白鵬がきのう鶴竜から金星を挙げた勢の挑戦を受けます。
敗れた錦木のリポートです。
上手の位置は少しずつ浅くしましたが途中で足が滑るような感覚があったと話しています。
逆に本人も上手は深いという意識はあったようですがいい位置を引くことはできませんでした。
8勝1敗の貴ノ岩が土俵に登場です。
幕内では自身最も早いきのう九日目に勝ち越しを決めました。
貴ノ岩のリポートです。
体の反応が非常にいいと言っています。
流れの中でその流れに反応している。
このところずっと動き回りながら常に攻めていく相撲です。
これをテーマにして稽古をしていてその成果が少しずつ出つつあります。
でもまだまだ受けてしまったり止まってしまったりするのでその部分を反省して常に動いて前に攻める相撲を取りきりたいという話をしています。
名古屋で優勝争いをしたのがいい経験になっていますという話をしています。
今はまさに優勝争いを引っ張る形になっています。
稀勢の里と並ぶ形で1敗の貴ノ岩です。
きょうの対戦相手は4勝5敗の千代大龍です。
過去の対戦は千代大龍が3勝貴ノ岩が1勝と千代大龍がリードしています。
千代大龍の攻めをしのいで貴ノ岩が前回の対戦は勝っていますが分が悪い相手。
千代大龍に8勝1敗の貴ノ岩です。
はたき込み、千代大龍の勝ち。
貴ノ岩2敗と後退です。
現段階で稀勢の里がただ1人の1敗という形になりました。
決まり手は引き落としで千代大龍の勝ちです。
首をひねる貴ノ岩、現段階でこのあと相撲を取る稀勢の里がただ1人の1敗という展開に変わりました。
少し苦手意識があるのかどうか。
立ち合い、きょうは得意のまわしを引きにいったんですが引くことができませんでした貴ノ岩です。
そうですね、千代大龍の立ち合いが非常に圧力があって、はじかれた分、手が届いたんですが切れてしまいました。
そのあと下がって貴ノ岩は俵の上で精いっぱい残ったんですけれどもそのときにすぐに千代大龍が引いてしまったので千代大龍が先手を取りましたね。
左ではなく右の上手から取りにいきましたね。
そうですね。
足腰のいい貴ノ岩が受け身の相撲でしたね。
千代大龍は5勝5敗と星を五分に戻してあすは日本体育大学の後輩北勝富士との対戦です。
貴ノ岩のリポートです。
非常に悔しそうに戻ってきました。
きょうは右の前まわしを取りにいきましたと話しています。
指先はかかりましたけれども状態が反って悔しいと言っていました。
必ず千代大龍は左肩からぶつかってくるので右の前まわしをねらったけれども切れたというリポートでした。
きょう十日目を終えて幕下上位15枚目までの成績を確認します。
北はり磨は東の筆頭で4勝1敗です。
1場所で十両復帰を確定的にしています。
19歳の貴源治はきょう敗れて3勝2敗です。
勝ち越しできませんでしたが楽しみな力士の1人です。
貴源治に勝った西の6枚目豊ノ島が勝ち越しを決めました。
アキレスけんのけがから関取復帰を目指しています。
西の7枚目、近畿大学出身十両小柳と同じく三段目付け出しで去年初土俵を踏んだ高砂部屋の石橋が5連勝としています。
きのう北はり磨にも勝ちました。
あと2番勝てば一気に新十両をつかみ取る可能性も出てきています。
11枚目から15枚目。
東の11枚目大清峰は自己最高位で2勝3敗です。
15枚目元三役の西、常幸龍。
けがからの復帰を目指していますが今場所は右の腕を痛めてきょうの相撲敗れて負け越しという形になりました。
勝ち越しをかけます蒼国来が西の土俵です。
そして対戦相手は3勝6敗返り入幕の大砂嵐です。
先ほどの貴ノ岩、千代大龍戦と同じように蒼国来が勝ち越しをかけますがこの対戦成績、分が悪くなっています。
この大砂嵐が過去の対戦得意の左の上手を取ってまわしを引いての力比べを制しています。
ただ今場所はやや精彩を欠いている元気のない大砂嵐です。
蒼国来この一番に勝ち越しをかけます。
がっぷりになりました。
力比べ。
蒼国来は相手の上手を切っていきたい。
拍手と歓声
いい形になってきた蒼国来。
1分経過。
勝ち越しをかける背中、蒼国来です。
大砂嵐は体勢が苦しくなって立ち腰。
寄り切りました蒼国来の勝ち。
初めて大砂嵐に幕内で勝って勝ち越しを決めました。
1分を超える四つ相撲を制しての蒼国来。
十日目の勝ち越しは自身で最も早い勝ち越しとなりました。
今場所は右足を気にしながらの土俵の大砂嵐です。
向正面は元小結智乃花の玉垣親方です。
がっぷりになって蒼国来もどうかと思われましたがそのあとの攻めですね。
玉垣⇒大砂嵐はまわしを引いたんですけどね。
一枚まわしで伸びていましたよね。
蒼国来のまわしが。
うまく一枚まわしで伸びて四つに組んでも力が入らない状態。
それで蒼国来はうまく上手を切りましたからね。
それからは終始蒼国来の相撲になりましたね。
上手を取ったところですが玉垣さんの話では上手が伸びてしまったということですね。
上手の切り方、まずはけ返しで引き付け合い。
まだ切れません。
そしてそのあとの切り方なんですが切り方はどうでしたか。
玉垣⇒蒼国来がうまいですよね。
頭をつけて終始自分の体勢で勝負をつけましたね。
僅かに体をひねるようにしました。
頭をつけていきましたこうなると大砂嵐は苦しい体勢です。
玉垣さん蒼国来、場所中に33歳になりました。
しかしながらまわしを引いての力強さ、四つ身のうまさ存分に発揮しました。
体幹というのが強いですよね。
四つ身の相撲が強いですし体は小さくても体幹がいいのでそこからの力がしっかりと出ています。
四つ身がうまいのでこの体でも十分幕内でも相撲が取れるという感じですかね。
智乃花の玉垣さんも30歳を過ぎても力を発揮していましたがまだまだという感じですか。
そうですよね。
四つ身の相撲がうまいですよね。
蒼国来はまだ幕内で2桁の勝ち星がありませんのでそういった期待もこのあと膨らみます。
幕内5番目の相撲、楽しみな一番です。
西5勝4敗の千代の国、そして東は新入幕4勝5敗の貴景勝です。
貴景勝は新入幕。
五日目から4連勝もありました。
琴欧洲の鳴戸さんどう見ていますか。
鳴戸⇒初日から少し連敗が続いていましたけれども、そのあとは連勝があって相撲が激しくなってどんどん前に出て相撲内容もよくなりましたね。
確かに攻めの姿勢が中盤以降見られるようになってきました。
貴景勝も攻撃が最大の防御なので先手で自分から攻めていきたいという話をしています。
ただ攻めといいますと対戦相手の千代の国も激しい突き。
攻めの厳しさが持ち味です。
激しい相撲になりそうですね。
期待したいですね。
十両では一度対戦があって激しい突き合い、張り合いにもなりました。
千代の国が張って最後は突き出しで制しています。
お互い気迫の相撲を取ります。
いい突きを持っています。
千代の国と新入幕の貴景勝。
与之吉が合わせます。
引き落とし、千代の国の勝ちです。
きょうは勝負は一瞬でつきました。
千代の国6勝4敗新入幕の貴景勝は4勝6敗です。
残り5日間に勝ち越しをねらっていきます。
決まり手はたき込みです。
一度あたり合ってからですね。
一度強くあたって貴景勝が低かったですね。
そのあと引いてしまいましたね。
強くあたってはたきが効きましたね。
勝ち越しインタビューです。
蒼国来関です。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
まだ息が切れてますか。
ちょっと大丈夫です。
十日目での勝ち越しは自己最速いちばん早い勝ち越しですね。
うれしいですね。
ここまで内容どうですか?よく体が動いてくれています。
動いて何がいいですか?動きがいいですね。
肘や腰を痛めているということもあるんですがどうですか。
やっと痛みがなくなりました。
だいぶ体が元気になりました。
このあとの目標は?上位と相撲を取ってみたいと思います。
まだ幕内での2桁の勝ち星がありませんね。
頑張ります。
それも目標ですか。
目標にして頑張ります。
期待しています。
ありがとうございます。
上位で相撲を取りたいという蒼国来。
自身、最も早い十日目の勝ち越しを決めました。
蒼国来も稀勢の里を追いかける1人になって終盤戦に入ります。
1敗の貴ノ岩、きょう敗れて2敗になっています。
1敗が大関の稀勢の里ただ1人です。
きょうも満員札止めの国技館です。
1敗、貴ノ岩と稀勢の里並びましたが貴ノ岩はきょうは敗れています。
現段階では単独先頭に稀勢の里が立っています。
きょうは照ノ富士戦です。
白鵬は勢戦です。
大翔丸は3勝6敗です。
対戦相手は妙義龍こちらも3勝6敗です。
制限時間がいっぱいです。
木村寿之介が合わせます。
回り込みました、引き落とし大翔丸逆転です。
うまく大翔丸に回り込まれました。
妙義龍3勝7敗後がなくなりました。
妙義龍が突き放して押し込んでいこうという攻めでしたね。
立ち合いから手を出して伸びていきましたね。
大翔丸と左に動いたときには妙義龍も足がちょっとついていけませんでしたね。
足がついていきませんでしたね。
前に落ちてしまいました。
足がそろう形になってしまいました。
稀勢の里の初優勝なるかという今場所です。
きょうの解説は元琴欧洲の鳴戸親方です。
琴欧洲初優勝のときを振り返っていきたいと思います。
白星をずっと並べていきましたね。
十日目に白鵬が敗れて単独先頭に立ちました。
単独先頭に立ったときの気持ちはどうですか、十日目。
優勝の意識はありましたか?意識はもちろん初日から10連勝がありましたからね。
まだ横綱戦がなかったので十一日目、朝青龍に勝ってそれからだいぶ意識が高まっていきましたね。
朝青龍、白鵬を破って優勝を決めましたね。
何度も優勝に絡んでも優勝できませんでした。
横綱戦までは自分の星を落とさないように精神的にも楽になりますし余裕あるとないとでは全然違いますからね。
気持ちの問題ですか。
単独になると体が硬くなったり考えたりしますか。
夜も眠れませんしね。
うまく生かしたこつはありますか。
深く考えてもプレッシャーになって夜も眠れなくなるので自分のコンディションを本場所に上がって自分の力を発揮することが大事だと考えました。
制限時間がいっぱいです。
碧山との新入幕の千代皇初顔の一番でした。
上手投げ、千代皇の勝ちです。
新入幕4勝6。
大きい碧山の突っ張りに下がりませんでした、千代皇。
向正面には小兵で沸かせた玉垣親方です。
自信になりますかね千代皇は。
というよりも碧山があたってから突き放して先手を取ったんですけどね。
引いたときに展開が変わってしまいましたね。
そこから展開が変わってしまったんですね。
せっかくあたって踏み込んで突き放していっているんですから徹底して前に出るという相撲に徹すればこういう展開にはならなかったと思います。
千代皇のあてがいがよかったですかね。
そうですね、引かせるような相撲だったと思います。
千代皇はこんな大きな相手は規格外。
どういう相撲を取っていいか分からないと話していました。
その千代皇見事碧山を投げ飛ばして勝ちました。
土俵上はその千代皇よりもさらに小柄な石浦が土俵上に上がっています。
千代翔馬戦です。
先場所新入幕終盤まで優勝争いに加わっていました、石浦。
今場所は3勝6敗です。
千代翔馬は5勝4敗です。
先場所は石浦が制しています。
きのうの佐田の海戦を振り返りたいと思います。
きのうはよかったですと話しています。
差されないように、横から攻めることができたと話しています。
こういう相撲をこのあとも取りたいと思わないようにしたいイメージしすぎるとどうだったっけと考えすぎてしまう。
今場所ここまではいまひとつ立ち合い集中しきれていないと話しています。
考えすぎて動きが悪くなっていると言っています。
考えすぎないということを強調していました。
小さな力士として石浦がいますけども小さな力士は中に入りやすいなどメリットがある。
でも本人はハンデがあるかどうかも分からないと話しています。
小さな力士の魅力を感じてもらう相撲をしたいと話しています。
向正面日大の先輩の智乃花の玉垣親方、今の話を聞いてどうですか。
私も現役のときはそういう気持ちで相撲を取っていました。
小さいなりの相撲がありますから。
大きかったらとかそういうのではなくて自分の小さな相撲なりの相撲を取っていこうということですね。
ハンデには感じなかったんですか。
そうですね。
制限時間いっぱいです。
変化して送り出し、石浦の勝ちです。
千代翔馬は目の前に誰もいなくなりました。
玉垣さん、思い切った変化でしたね。
そうでしたね。
反応がいいんですよね、石浦は。
立ち合いこういうような形で小さい者はできるだけプレッシャーを相手に与えるような感じでどうやってくるんだろうという立ち合いも必要だと思いますしこういう形じゃないと勝てないというのも正直なところあるんですよね。
立ち合いから考えていたと見ていいですか。
考えていたかどうか分かりませんけれどとっさの判断だと思います。
石浦は本当は右を差して懐に食いつきたいんですよね。
でも相手が引いたらまわしにこだわらないで思い切って寄っていきますし。
相手が思い切って突っかけてくる。
とっさの判断で変わったりできるような力士なんですね。
これが魅力の1つですね。
前の日は真っ向からいって押っつけていきました。
きょうはひらりとかわって送り倒しです。
リポートです。
千代翔馬は全くなかったということです。
思い切っている途中で目の中で映像として見えたんだけれど反応ができませんでしたと言っています。
石浦がさっそうと引き揚げていきました。
きょうは20年前の大相撲の映像で振り返っていきましたが人気絶頂の時代に小兵として活躍していたのがきょう向正面の元小結智ノ花の玉垣親方です。
玉垣親方も小兵として沸かせていました。
同じく小兵の舞の海さんの存在もありました。
黄金のカードと言えるかもしれません。
智ノ花、舞の海戦をご覧ください。
意識はありましたか。
玉垣⇒そうですね。
やっぱり向こうは左差して十分なんですね。
私は右を差して十分でけんか四つなんですよ。
だから右を差したら絶対勝てるというものを持って相撲を取っていましたけれど舞の海さんは前さばきがうまいもんですから前さばきで負けちゃうんですよね。
向こうは手を手繰ったりいきなり喜んで差していくと小手に思い切って振ったりとか前さばきのうまさでは私は勝てませんでしたのでね。
いい形を作りましたね。
右を差せたらなんとかなるなという気持ちで土俵に上がっていました。
最後は外掛けから小また、足を押さえながらでしたね。
まだ残していて館内が沸きました。
そして最後寄り切ったという相撲です。
幕内では智ノ花が5勝3敗とリードしていました。
負けられないという気持ちはありましたか。
ある程度意識はしていましたね。
いちばんやっぱり分かっているだけにやりづらかったですね。
曙、小錦など大型力士が全盛の中でどのような気持ちで取っていましたか。
横綱大関は当然優勝ということで取っていますけれど私は全然優勝は夢のまた夢で脇役みたいな感じでね。
見る人が楽しんで見ていただければなという気持ちでそれなりに自分の持ち味を生かした相撲を土俵で取れればいいなという気持ちで取っていましたね。
名脇役として大相撲を支えたということですね。
石浦。
十両では里山など今の時代の小兵力士が個性を発揮しています。
前半戦最後の相撲です。
小兵というか上背のない中で個性を発揮し続けている37歳ベテランの豪風です。
6勝3敗。
幕内2場所目、新入幕2場所目の北勝富士はこの一番に勝ち越しを懸けます。
引き落とし、豪風の勝ちです。
北勝富士きょうの勝ち越しはなりませんでした。
豪風が7勝3敗。
東前頭5枚目です。
勝ち越しまであと一番です。
小さい豪風に対して北勝富士が思い切って頭からいきましたね。
思い切っていきましたね。
珍しく前に落ちてしまいましたですね。
大体、今場所の北勝富士相手に引かれてもついていきましたですけどね。
きょうも豪風がうまかったですね。
これだけ上背がない豪風にここまで低くいかなくてもいいのかなというところはありますけれど。
豪風も結構立ち合い強いのであまり甘くみていると逆に持っていかれてしまいますので。
それが豪風の持ち味ですね。
中日には一本背負いで沸かせた豪風です。
持ち味を発揮している豪風です。
豊ノ島は勝ち越しです。
十両、2敗の宇良が敗れて3敗に後退しました。
2敗に2人、3敗で3人が並んでいます。
幕内前半戦の取組の結果です。
貴ノ岩は2敗に後退です。
現段階で再び単独トップに立ちました稀勢の里ですがきょうは照ノ富士との対戦です。
この両者の対戦ですが稀勢の里が7連勝中です。
照ノ富士が最後に勝ったのは27年の名古屋場所でした。
照ノ富士の勝った相撲と先場所稀勢の里が勝った相撲それぞれご覧ください。
実況⇒両者の表情が変わってきました。
右を差しにいった照ノ富士左四つ。
稀勢の里ちょっと深い上手。
下手投げにいく。
下手が切れた、稀勢の里しのいだ。
押し倒し、照ノ富士の勝ち。
実況⇒押っつけた稀勢の里のど輪。
左四つに組んだ。
まわしが伸びている。
速く攻めたいがまわしが伸びている。
左四つで動きが止まりました。
下手を引いた稀勢の里寄り切り。
稀勢の里勝ちました。
沢田石⇒解説は元琴欧洲鳴戸親方です。
左四つで渡り合う展開がほとんどです。
どのようにご覧になりましたか。
鳴戸⇒右の上手がポイントじゃないですか。
稀勢の里が右の上手を取るか照ノ富士が上手を取るかそこに注目したいと思います。
上手を切って照ノ富士が逆転したりとかそういった相撲もありますけれど左四つで組んだあとの稀勢の里がどうなるかということですね。
お互いの右の使い方ですね。
右の使い方という話で言いますときのう、稀勢の里は琴奨菊戦に敗れたんですが左四つになりましたが右からの攻めというのが。
きのうは左も甘かったですよ。
左の肘も開いていますしね。
巻き替えられましたね。
きょうはやはり立ち合いしっかり左を差し込んでさらには右からも攻めを見せられるかということですね。
現段階で単独トップになった稀勢の里。
きょうは現段階トップで7連勝中の照ノ富士との対戦です。
後半戦最初の相撲が始まります。
嘉風に魁聖です。
両者の対戦が魁聖10勝、嘉風3勝と魁聖が分をよくしています。
嘉風が中に入っていい形を作ることも多いんですけれど魁聖が上手投げでねじ伏せるという展開が多くなっています。
向正面が小兵で沸かせた智乃花の玉垣親方です。
嘉風が差し手争いで左を差したりしますけれど魁聖にねじ伏せられるということが多いんですね。
やはり体力の差がありますからね。
ただ嘉風としては魁聖にまわしは取らせたくないでしょうね。
まわしを与えないで相撲を取りたいですね。
そういう気持ちで土俵に上がっているんじゃないですか。
どうしてもまわしを引かれると分が悪いですよね。
できるだけ動きの中でまわしを取らせないで速い相撲で勝負をつけたいところでしょうね。
両者とも3勝6敗です。
出し投げ、嘉風の勝ち。
上手を与えずに横から崩しました。
魁聖は3勝7敗と後がなくなりました。
嘉風は4勝6敗です。
向正面は玉垣親方です。
上手を与えませんでしたね。
そうでしたね。
きょうは自分の思いどおりの相撲が取れたんじゃないかなと思いますね。
差し手争い。
差しかかりましたけど体が離れてから差し込んでいきましたね。
腰を引くんですけれど魁聖は上手を取りにくるときに腰を引いてから取らせないようにしていますよね。
動きの中で、できるんですからね。
やはりこれは稽古しながら体で感じているんでしょうね。
お伝えします。
経団連は、今月下旬に事実上スタートする春闘に向けて、4年連続となる賃金の引き上げを呼びかけるとした経営側の方針を正式に発表しました。
経団連が発表した経営側の方針によりますと、収益が拡大した企業は、年収ベースの賃金引き上げを前向きに検討することを求めたいとし、4年連続となる賃上げを呼びかけるとしています。
賃金の引き上げは、多様な選択肢から検討する必要があるとして、基本給を引き上げるベースアップだけでなく、ボーナスの増額や、家族の介護を理由に仕事を辞める介護離職を防ぐための手当の創設などを例に挙げています。
また長時間労働の是正など、働き方改革への対応として、基本給は変えないまま、所定労働時間を短縮することや、残業を減らし、浮いた残業代を処遇の改善に活用することなども選択肢として示しています。
ことしの春闘は、今月23日に事実上スタートし、アメリカのトランプ新政権の発足などで、経済の先行きに不確実性が増す中、どの程度の水準の賃上げが実現するかや、働き方改革につながる賃金や人事制度の見直しがどこまで進むかなどを焦点に、労使交渉が行われる見通しです。
メキシコ東部ユカタン半島にあるナイトクラブで男が銃を乱射し、これまでに外国人観光客など、5人が死亡し、捜査当局は、現場から逃走した男の行方を調べています。
メキシコ東部ユカタン半島の、プラヤデルカルメンにあるナイトクラブで、16日未明、男が出入り口から店内に向けて銃を乱射しました。
捜査当局によりますと、この事件で、カナダやアメリカなどの外国人観光客を含む5人が死亡し、15人がけがをしたということです。
メキシコの首都メキシコシティーにある日本大使館によりますと、日本人が事件に巻き込まれたという情報は入っていないということです。
地元メディアは、男は銃を所持しているとして、入場を拒否され、ナイトクラブの前で別の人物と言い争ったあと、銃を乱射したと伝えています。
プラヤデルカルメンでは、エレクトロニック音楽の世界的なイベントが開催されていて、このナイトクラブは会場の一つで、当時は多くの人でにぎわっていたということです。
男は現場から逃走したということで、捜査当局は行方を調べています。
生字幕放送でお伝えしています再び両国の国技館です。
升席、2階席はファンで埋め尽くされています。
今場所10日連続の満員札止めとなっています。
後半戦2番目の相撲。
きのうは全勝の稀勢の里が敗れ白鵬が連敗。
結びで鶴竜も敗れるという大荒れの一日となりましたがその結果、今1敗、稀勢の里貴ノ岩は敗れて2敗に後退しています。
現段階で2敗は白鵬、勢、蒼国来逸ノ城、そして敗れた貴ノ岩5人となっています。
きょうの稀勢の里は照ノ富士戦2連敗だった白鵬はきのう金星を挙げている勢の挑戦を受けます。
琴勇輝はここまで3勝6敗きのう連敗を止めました。
栃煌山も同じく3勝6敗です。
行司は木村庄太郎。
突きの琴勇輝に対して栃煌山がどう対応していくか。
突き出し、琴勇輝の勝ち。
琴勇輝4勝目。
栃煌山は3勝7敗となりました。
きょうの解説は佐渡ヶ嶽部屋で琴勇輝の指導をされています元大関琴欧洲の鳴戸親方です。
琴勇輝は今場所、もろ手を出してから右に変化する動きこれで3番勝っていますね。
一方的に突き出す相撲が今場所は見られません。
鳴戸⇒そうですね。
先場所の前から肘を少し痛めたので。
左ですね。
それで琴勇輝の思い切りのあたりが今場所は見られないですね。
ただこうやって変化してからの攻めはどうですか?琴勇輝らしい相撲が出ましたね。
琴勇輝が遠藤に力水をつけるところで観客が沸いています。
正面の審判は友綱審判です。
遠藤への声援が多くなっています。
満員の国技館です。
きょうは隠岐の海との対戦。
後半戦最初の一番嘉風、魁聖戦嘉風、上手出し投げと館内発表がありましたが決まり手の訂正で下手出し投げとなっています。
下手出し投げで嘉風の勝ちです。
遠藤は西前頭4枚目でここまで4勝5敗と黒星先行。
熱い視線を一身に集めています。
鳴戸さん、人気すごいですね。
すごいですね。
その中で遠藤の今場所の調子はどう見ていますか。
勝っているときはいいけれども負ける相撲は一方的で。
何とも言えないですね。
左膝の状態などもありながらという遠藤ですが先場所は東前頭3枚目で7勝8敗今場所は4枚目で4勝5敗。
隠岐の海は東前頭3枚目で2勝7敗、後がありません。
ただきのうで横綱大関戦はすべて終わっています。
先場所は遠藤が上位と対戦してああいう成績だったのに今場所は上位がないのにこの成績ですからね。
あすは初めての大関戦稀勢の里戦が組まれています。
両者の対戦は2対2の五分です。
寄り切り、遠藤の勝ち。
館内大歓声。
星を五分に戻してあすは稀勢の里戦です。
隠岐の海はかち上げから押し込んで遠藤は一時下がったんですが。
お互い左四つですけれども遠藤は我慢して残ってそのあと右から絞って絞っていきました。
相撲がうまいですね。
向正面は玉垣親方です。
攻め込まれてから遠藤は右からの攻めはどうでしたか。
そうですね。
今、鳴戸親方が言われたとおりポイントは右の上手ですね。
それを右から絞っていい位置の上手を取って引き付けて攻めました。
そこに尽きると思います。
まず下手を引いて残してから右の前まわしの取り方ですね絞りながら肘をぶつけながらいい位置を取りました。
そして、あすが初めての大関戦稀勢の里との対戦です。
ファンとしては楽しみな一番になりそうですかね。
そうですね、あしたも頑張ってほしいですね。
あしたは大関戦です。
あす十一日目終盤戦になります。
徳勝龍、大栄翔は2敗どうしの対戦です。
隠岐の海、琴勇輝から後半です。
1敗だった貴ノ岩は前半戦で敗れて2敗に後退しています。
現段階で1敗は稀勢の里だけです。
荒鷲に松鳳山です。
解説は琴欧洲の鳴戸さん。
この荒鷲が鶴竜、白鵬から金星そしてきのうは照ノ富士を上手投げで投げ飛ばしました。
3勝6敗どうご覧になりますか?初めて上位との対戦で2横綱1大関に勝ってすごいですね。
とったり、荒鷲の勝ち。
中に入った松鳳山に勝機はありましたが荒鷲の反応のよさ。
きょうは松鳳山が張って二本入りかけて形を作りかけたんですがどうでしたか。
荒鷲の肩の柔らかさと反応のよさがいいですね。
左上手取りにいったけど取れなくてすぐ右からとったりにいきましたね。
反応が速いですね。
左がだめならすぐ右からという荒鷲。
これで横綱大関戦はきのうで終えて4勝6敗まで星を戻してきました。
勝ち越せばもちろん三賞という声も出てきます。
新三役という可能性も少しずつですが出てきます。
後半戦、楽しみですね。
そうですね。
これからどこまで白星を伸ばしていくかですね。
完全に乗ってきた印象の荒鷲です。
高安はきのう白鵬に土をつけました。
それによって稀勢の里と白鵬は再び稀勢の里が一歩リードとなりました。
兄弟子の援護射撃という形になりましたが本人は自分のためという力強いことばを言っていました。
高安は横綱大関戦をきのうで終えて2横綱3大関を破ってここまで6勝3敗の好成績。
高安の向こう側東の花道には兄弟子でもあります稀勢の里の姿が見えます。
今、入場してきました。
稀勢の里は中日まで勝ちっぱなし。
きのうは琴奨菊戦、寄り切られて初黒星を喫しました。
鳴戸さん、中日は勝ちましたがきのうは右の攻めも甘かったというお話がありましたが稀勢の里の相撲は変わってきましたか。
いつも優勝を意識すると体が硬くなって精神的にまだ乗り越えてないですね。
意識しないときの稀勢の里が強いですね。
優勝を意識しなくなると先場所のように横綱に3人勝ったりとか力は十分にありますんでもっと自分の力を信じることですね。
もうそれは乗り越えなくては。
乗り越えないと優勝はできないですね。
そういった意味では貴ノ岩がきょう敗れて現段階では稀勢の里が単独トップ。
きょう勝てば、また単独トップに立つという稀勢の里です。
きょうどういう相撲を取るか楽しみでもあります。
ここ2番は稀勢の里は腰も高くて相手に差されてしまう相撲があります。
高安はこのあと白星を積み重ねていけばまた大関への挑戦の土台作りになります。
対戦相手は東前頭筆頭の宝富士。
宝富士も横綱大関戦を終えています。
押し出し、一方的で高安勝ちました、7勝目。
左の肘にはサポーターもあります。
なかなか本来の左差しの力が出せない宝富士ではありますが高安はきょうは一方的に押し出しました。
押し出しで高安の勝ちです。
鳴戸⇒自分も高安も左四つだけれどもね組むと力が出ますからね高安。
最初から頭であたって右は絞って左で突き起こして押し切る気持ちでいっぱいでしたね。
よく前に圧力をかけましたね。
きのうは白鵬をかち上げからあたり勝って前に出て突き出しました。
高安もそろそろ3敗ですから兄弟子と星の差2つ、優勝争いにもしっかりと加われる気持ちを持ってそれぐらいの気持ちでやりたいと話していました。
先場所負け越したこと悔しいですよね。
より稽古に打ち込んだと思いますね。
館内が大きな歓声に包まれます。
西新三役、西の関脇の正代。
そして東が西前頭筆頭御嶽海です。
木村玉治郎の声に呼応するように館内の声が大きくなりました。
新三役4勝5敗正代と今場所2横綱2大関を破っている6勝3敗の御嶽海です。
ともに学生時代から実績を持って学生横綱のタイトルを持って角界に入ってきた期待の両力士です。
正代のほうが学年は1つ上ですが新十両、新入幕、新三役ずべて御嶽海が1場所早くて今場所は正代が早く関脇に昇進しました。
ともに番付を上げてきているそういった力士どうしの対戦です。
向正面には智乃花の玉垣親方です。
楽しみな対戦じゃないですか。
そうですね。
今絶好調の2人ですからね。
相撲の取り方はちょっと両者違うんですけれどもきょうの一番はお互いに勢いがありますからね。
ただ正代は胸を出してもろ差しにいくような感じなので立ち合いですけれども御嶽海としては思い切ってその的を目がけて踏み込めると思います。
そのあたり土俵上、どのような展開を見せるかということになると思います。
先手は御嶽海のほうが先に取るのではないかと思うんですけれどもそれは私なりに予想をしているんですけどね。
両者の対戦は正代がもろ差しねらい、御嶽海は押っつけるか、もしくは突き放していくか巻き替えるかという展開になっていくと思います。
制限時間いっぱいです。
ファンは分かっています。
大きな歓声です。
優勝争いをしているような力士どうしの対戦のような、ものすごい歓声です。
今場所の御嶽海はすごいですからね。
御嶽海は横綱大関戦すべて終えて西前頭筆頭で6勝3敗です。
きのうは新三役の玉鷲を真っ向から突き放しました。
勢いに乗っていますね。
新三役の正代。
楽しみな一番。
寄り倒し、御嶽海の勝ち。
拍手と歓声
館内大きな拍手。
西前頭筆頭の御嶽海が勝ち越しまであと一番としました。
勝って7勝3敗。
決まり手は寄り倒しで御嶽海の勝ちです。
正代は敗れて4勝6敗です。
やはり正代が左を差そうというところ、御嶽海の右の攻防がかなり激しかったですね。
鳴戸⇒やはり御嶽海の相撲は速いですね。
この一番を制したのは御嶽海です。
まず頭からあたって正代も突き放して左をねじ込もうとしますが右が入ってなんとか左を探ろうというところ確かに先に先に攻めているのは御嶽海です。
逆に御嶽海が中に入りました。
向正面、玉垣さんはこの一番どのように見ましたか。
常に前傾姿勢を保っているのは御嶽海です。
正代は胸を出すような形でもろ差しねらいにいきます。
この差が出たんではないかと思います。
やはり前傾姿勢だと常に有利な体勢が作れますからね。
これからの正代の課題としてはそういったところじゃないかなと思いますけれどもね。
正代のリポートですが、相手に下から下からこられてしまった。
互いに意識する相手ですからねと言っています。
このあとの対戦も楽しみですねこの両者。
これからどんどん力をつけて上位を目指して頑張ってもらいたいと思いますけれどもね。
きょう貴ノ岩が敗れました。
現段階で単独ただ1人1敗の稀勢の里が土俵です。
この一番勝てば1敗先頭であすからの終盤戦5日間に入っていくことができる稀勢の里です。
きょうは大関照ノ富士との対戦です。
両者の対戦は稀勢の里が現在去年の秋場所から7連勝としています。
左押っつけから差し勝って左四つという展開が多くありますが1分を超える長い相撲もあります。
立ち合いなかなか合わない相撲もある中で稀勢の里はここまではしっかりと上手を引けば左四つの相撲をものにしています。
中日に勝ち越しを決めた稀勢の里ですがただその相撲は隠岐の海に攻め込まれました。
そしてきのうも琴奨菊にもろ差しを許しました。
この2日間の相撲、琴欧洲の鳴戸さん改めて何がよくないですか。
鳴戸⇒受けの相撲ですね。
攻めではなくて受けていますね。
きのうは頭からいくような立ち合いも見せましたが。
いやそのあとですね。
左を差してそのあと受け身になりました。
膝も曲がっていないし棒立ちですね。
その中できょうは照ノ富士戦。
1つ右の使い方がポイントという話がありました。
どこまでが自分の稀勢の里の相撲なのか、自分の相撲を取ることができるのか右の使い方浅いところで上手が取れるのか。
深いところを取ると照ノ富士も投げがあります。
照ノ富士もここまで4勝5敗。
黒星が先行しています。
玉垣さんは稀勢の里のこの2日間どう見ていますか。
玉垣⇒私は稀勢の里はちょっと気になるんですけどやはり鳴戸親方が言われたとおり右を抱え込むんですよね。
どうしても立ち腰になってしまうので、できるだけ右を抱え込まれないように右を絞りながらまわしを浅く取って引き付けるそういう形になると力を発揮しますからね。
力は十分ありますし。
そこがポイントだと思います。
8勝1敗稀勢の里、初優勝に向けてあすからの終盤戦優勝争い、先頭のまま突き進んでいきたい。
照ノ富士に稀勢の里立ち合いです。
寄り切り、稀勢の里の勝ち。
拍手と歓声
勝って9勝目。
連敗はしませんでした。
1敗で残る5日間です。
照ノ富士は4勝6敗。
拍手と歓声
これで稀勢の里1敗を守って単独先頭です。
あすから勝負の5日間です。
単独先頭に立ちました。
1つ大きく息を吐いた稀勢の里です。
左から押っつけて左四つ。
上手が1枚伸びてしまいました。
一枚上手ですけども上から取りにいきました。
全然上手を取っても効いていませんでしたね。
だから寄り切れなかったですね。
取り直したときにがばっと取ってそのあとの上手のほうが効いていました。
それで寄り切りましたね。
最初の1枚はとりあえず力が入りませんでしたね。
右からの攻めというのはどうでしたか。
まず上手を切っていました。
とりあえずきょうの1つの大きい山を稀勢の里としては乗り切ったのであしたも思い切ってね。
相撲を取ってほしいですね。
上手が切れるところがありますが引き直したときは。
それから十分になりました。
そうなれば稀勢の里です。
2日間、悪い内容でしたがきょうはどうですか。
玉垣⇒自分の形になってはいます。
やはり上手の取り方ですよね。
一枚まわしできょうも苦戦しましたよね。
肘が空いているしなかなか攻めきれないという場面がありました。
そこでまわしをとっさに取り直して引き付けていきたかったんですができるだけそれをやればもっと楽に勝てるでしょうし相撲の内容も変わってくると思います。
そのあたりだと思うんですよね。
残り5日間に向けての期待はいかがですか。
やはり大事な一番一番を取ることによって優勝につながってきますからね。
こういう一番一つ一つを取っていくことが稀勢の里にとってはこれからの課題でしょうね。
再び単独先頭に立ちました稀勢の里です。
正面の解説は琴欧洲の鳴戸親方です。
1つの大きな山を越えたと鳴戸さんは話しましたが連敗しなかったということは大きいですか。
連敗しなかったことは大きかったです。
重圧はどうでしょうか。
あまり意識せずにもっと右の手の攻め方ですね。
自分としては考えたほうがいいですね。
課題としてはこの右からの攻めでしょうか。
白鵬の姿を捉えています。
稀勢の里が単独先頭で白鵬と並ばずに終盤5日間に入っていく。
稀勢の里にとって大きいんじゃないですか。
逆にプレッシャーになると思います。
本人はどう思っていると分かりませんけれどもトップに立っているときはばたばたしていますので。
並んでの夢中に相撲を取っているくらいのほうがいいかもしれないと。
そして星の差1つで追う白鵬です。
白鵬はきのう高安に敗れて連敗という形になってきょう十日目に臨みます。
大関戦が続きます。
6勝3敗の豪栄道、そしてカド番、3勝6敗の琴奨菊です。
きょう解説は琴奨菊の佐渡ヶ嶽部屋で指導している鳴戸親方です。
鳴戸さん琴奨菊、苦しい中できのうは全勝の稀勢の里に勝ついい相撲を見せました。
どんどん二本差して前に出ましたですね、前傾姿勢で。
きのうは無心で取れたと琴奨菊は振り返っていました。
琴欧洲の鳴戸親方も7回のカド番を経験しています。
琴奨菊の苦しい中で大切なこと何でしょうか。
琴奨菊きのうのような相撲を取れば乗り切れると思うんですけどね。
どこまで自分の相撲を取りきるかですね。
これからきのうもきょうも大関や横綱の対戦も残っていますからどこまで琴奨菊らしい相撲を取れるか。
それがポイントです。
3勝6敗、きょうも含めてあと2横綱2大関との対戦が控えている琴奨菊です。
ちょうど1年前はこの初場所で初めて賜盃も抱きました。
今場所は試練が続いています。
そして豪栄道も6勝3敗。
現段階で先頭の稀勢の里と星の差2つです。
稀勢の里、白鵬との対戦がこのあとあります豪栄道です。
引きずり下ろしていければ賜盃という可能性も出てきます。
お互い大事な一番ですね。
両者の対戦、豪栄道は23勝琴奨菊は18勝。
琴奨菊が右から引っ張り込んで左四つになる展開が多い両者の対戦です。
カド番の琴奨菊。
3敗の大関、豪栄道戦です。
すくい投げ豪栄道が勝ちました。
琴奨菊は7敗目です。
後がなくなりました。
豪栄道は稀勢の里と星の差2つ7勝3敗です。
解説は鳴戸親方です。
崖っぷちになりましたね琴奨菊は。
左四つにはなったんですけども右の相手を引っ張り込むというそういう形になりましたね。
左は差し勝ちましたね。
肩すかしを食らってしまいましたね。
豪栄道立ち合い踏み込んでいるしそれが勝ちにつながっていますね。
豪栄道ですが序盤はなかなか力強さがなかったんですが徐々に前に出てくる攻めが見られますね。
相撲の内容もいいしこれから上位との対戦が待っています。
全員引きずり下ろして自分の優勝の可能性を広げるかどうかですね。
現段階では1敗は稀勢の里ただ1人です。
これからつぶし合いになりますね。
誰が誰をつぶしてトップに立つことができるか。
どの力士にもまだチャンスがありますね。
豪栄道はこれから直接対決を残していますから全員に勝ったらば12勝3敗決定戦もありますからね。
全員に勝たないと豪栄道は自分にチャンスが回ってきませんね。
豪栄道の隣、白鵬は2敗、1敗の稀勢の里を追いかけています。
初場所十日目ここから横綱が登場します。
玉鷲に鶴竜です。
鶴竜がきのう勢に敗れてなんと4敗目を喫しています。
四日目からの3連敗もありました。
九日目に4敗を喫するのは横綱になって初めてです。
連覇をねらっていた鶴竜ですが何がよくないですか?そうですね。
途中から3連敗きのうもどっちが横綱だか分かりませんでしたね。
全く相撲を取ることができませんでしたね。
一方的に敗れましたね。
ここで立て直していかなければなりません。
土俵上、鶴竜です。
先場所との違いは何ですか?毎場所毎場所違うとは思うんですけど対戦相手はほとんど変わらないですからね。
自分の体調と毎回毎回の自分のモチベーションですね。
横綱ですからねなかなか負けることは許されませんからね。
毎日プレッシャーの中で相撲を取っています。
少しでも切れると相撲がばらばらになってしまいますね。
5勝4敗の横綱鶴竜。
対戦相手は玉鷲5勝4敗です。
新関脇です。
制限時間いっぱいになりました。
式守伊之助が合わせます。
押し出し、玉鷲の勝ち。
鶴竜5敗目。
5勝5敗となりました。
玉鷲は6勝4敗です。
5勝5敗、星が五分になってあすからの終盤戦に入ります。
横綱鶴竜です。
決まり手は突き出しです。
玉鷲は最高の相撲を見せました。
あたり合って起こしてここから鶴竜もいいときは回り込むんですが一方的に突き出されてしまいました、鶴竜です。
玉鷲の立ち合いのあたりすごかったですね。
どんどん突き放していきましたね。
手も伸びています。
ただ心配なのは横綱鶴竜。
これから終盤、横綱大関戦が続きます。
きのうきょうの負け方が一方的なんですね。
向正面は玉垣親方です。
玉垣さん、ちょっと鶴竜心配ですね。
そうですね。
やはりどんなに強い横綱でも相手に得意の相撲を取らせるともう本当に紙一重というところがあるんですね。
それと立ち合いの集中力ですね。
そういった気持ちがちょっとでも切れると優勝争いから脱落していくとある程度気持ちも切れるといいますかそういったところで立ち合いも違ってくるんでしょうね。
横綱と言えども気持ちの面で歯車がずれると相撲は難しいですね。
精神的なものも含めて本当に相手の得意な相撲を取らせないそうするためにはどうするかというところを競って互いに土俵に上がってるわけですからね横綱大関の精神力の強さというのはほかの力士とは違うと思います。
横綱、負けられないという綱の責任も重くのしかかっているかと思います。
結びの一番です。
横綱白鵬と勢。
両者ともに勝ち越しが懸かっています。
稀勢の里が1敗を守りました。
星の差1つで追いかける横綱白鵬。
中日に荒鷲に不覚をそしてきのう高安にも敗れて連敗です。
勢はきのう金星を挙げています。
両者の対戦は前回の対戦で勢がはたき込みで勝っています。
初めて勢が名古屋場所勝っています。
白鵬がまさかの連敗で迎えたきょう十日目です。
勢が勢いに乗っていますからね。
おもしろいですね。
きのうは鶴竜に勝つこともできましたしね。
決して白鵬にとって楽な取組ではありません。
勢が鶴竜を破ってきょうの勝ち越しを懸けます。
金星を2つ上げています。
白鵬戦へ向けてどうですか。
前回勝ったときはたまたまです。
まずはあたらないと話になりません。
まずあたること、そのあと止まらずに動き回ること止まってしまったらもう全く話になりません。
動き回って横綱を動かして、そして攻め続けたいと勢は話しています。
花道の奥のところで土俵に向かう直前まで左の押っつけですね立ってすぐ押っつけるということを確認していました。
白鵬と同じ2敗で稀勢の里を追いかけています。
立ち合いが白鵬、きのうは少し?かち上げ気味から腕が伸びてしまいましたね。
そのあと胸を開いてしまって突きやすくなってしまいましたね。
2日間の白鵬で感じるところはありますか?きょうもそうですけどねポイントは立ち合いですね。
お互いに相四つですからね。
左の上手、どちらが先に取るかですね。
制限時間いっぱいです。
連日の金星なるか勢4場所ぶりの賜盃を手にするためには失速するわけにはいかない白鵬、結びの一番です。
引き落とし、白鵬の勝ちです。
稀勢の里と星の差1つ、勝ち越しあすからの終盤戦白鵬です。
連敗はありませんでした。
勢連日の金星はなりませんでした。
十日目に白鵬勝ち越しです。
1敗に稀勢の里、2敗が白鵬貴ノ岩、蒼国来、逸ノ城です。
白鵬がもろ手でいきましたね。
そうですね、立ち合いから突き放していきましたね。
横綱も毎回毎回立ち合いが違いますね。
少し右にずれながらのもろ手でしたね。
先に先に横綱が動いていますね。
全然攻めていませんでしたね勢は。
先手を取ってからの決まり手突き落としです。
玉垣さん、この一番どうでしたか。
やはり横綱は考えているんですね。
私も連敗してこういう立ち合いでくるとは想像もつきませんでした。
いきなりもろ手でね勢が勢いがあるだけに出鼻をくじいたような感じでしたね。
勢が戸惑いましたね。
横綱を見るような形になりましたね。
玉鷲関のインタビューです。
すごい相撲でしたね。
ありがとうございます。
気持ちいいと戻ってきしたね。
完璧ですね。
気持ちいいですね。
立ち合いからはどうですか。
考えていましたか。
とにかく下から下からと思ってそうしたら思ったとおりに前に出て勝ったですね。
勝った瞬間どうでした。
ガッツポーズしたいんですがあれなんで。
ここまでの内容どうですか新関脇の場所。
失敗した相撲もありますがここまで勝ってよかったですね。
目標は?そうですね応援してくれている方々に喜んでもらえるように頑張っていきたいと思います。
勝ち越しだけではなくて2桁はどうですか。
そうですね前に前に進んで一日一日頑張っていきます。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
新関脇の玉鷲これで6勝4敗としました。
あすからの終盤戦に入っていきます。
単独先頭に立った稀勢の里引き揚げるところです。
先頭に立って残り5日間です。
気持ちの面がどうかということになると思いますが。
きょう勝ったことが1つ稀勢の里として変わってほしいですね。
連敗をしなかったことですね。
よかったですね。
またあしたも冷静になった稀勢の里を見たいですね。
鶴竜が敗れて5勝5敗です。
白鵬のリポートです。
前回の勢戦は突っ張りの流れの中で敗れた、きょうはリベンジの気持ちで突っ張っていきました。
連敗止まったのであすから頑張りたいと話しています。
親指が入ってけがをしたんですよね。
白鵬の取組を見終わったあと稀勢の里が支度部屋を後にしました。
ここからですねと話を聞くとそうですねと話していました。
あす稀勢の里は遠藤との対戦です。
白鵬は照ノ富士です。
稀勢の里と遠藤は対戦がきっ抗していますね。
意外ですね。
先場所はすばらしい相撲で稀勢の里に勝っていますね遠藤は。
あした楽しみですね。
初場所十日目1敗、稀勢の里です。
単独トップに立っています。
「大相撲初場所十日目」をお伝えしました2017/01/17(火) 15:55〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲初場所 十日目 ▽大相撲今昔物語〜平成9年〜[二][字]

(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)鳴戸(元琴欧洲),向正面(幕内)玉垣(元智乃花),【アナウンサー】正面(幕内)沢田石和樹

詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)鳴戸(元琴欧洲),向正面(幕内)玉垣(元智乃花),【アナウンサー】正面(幕内)沢田石和樹 <副音声>【実況】マレー・ジョンソン 〜国技館から中継〜 <中断>(4:00)−(4:03)[字]ニュース (5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)鳴戸(元琴欧洲),向正面(幕内)玉垣(元智乃花),【アナウンサー】正面(幕内)沢田石和樹,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン