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書き起こし サワコの朝【樋口可南子▽初公開!秘蔵映像】 2017.01.21

(阿川)おはようございます。
阿川佐和子です。
今日のゲストはもう最近はすっかり犬の奥様というイメージが強くなっておりますけれどもどんな映画に出られてもテレビに出られても同じ髪形なのにいつも新鮮という女優さんの樋口可南子さんです。
おはようございます。
どうもおはようございます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
樋口さんってあれですよね女優としてデビューなさったのってこのTBSなんですよね。
そうなんです38年前。
38年前!?二十歳の頃。
ここでもう育てていただいたので。
育ててもらったんですか?ほんとに?ほんとに何もできない素人をここでTBSで育てていただいて。
こんなに大きくなるとは思いませんでした。

 

 

 


だいぶ大きくなりました。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
(ナレーション)今日のゲストは女優のさあみんな今日はお天気がいいから表へ行こうか。
大学在学中にスカウトされ19歳の時TBSの連続ドラマでいきなり主演デビュー。
映画初出演作品では大胆な演技が認められ新人賞など数々の賞を受賞。
その後も話題小説を映画化した「ベッドタイムアイズ」などどんな作品でも体当たりで芝居に挑んできた樋口さん。
尼さんを演じた時には自ら希望して髪をそったことも。
最近では犬の奥さんとしてコマーシャルでおなじみです。
一見クールに見える樋口さんですが実は今日は自分の気持ちに正直で潔い樋口可南子流の生き方をサワコに語ります。
もう皆さんに言われてるでしょうけれどもあの…犬の奥様のコマーシャル。
はい。
あれもう何年ぐらい?もう10年。
10年も!?10年。
はい。
毎月のように撮ってます。
毎月のように撮ってるんですか?ほとんど毎月。
新しいバージョンを?そうです。
で毎回演出家の方が違うので10年やっててもすごく新鮮毎回。
へえ〜。
最初でもあの…なんていうんですか企画を見せられた時はどう思われたんですか?いや〜ないでしょうこれはと思いましたけど。
でも慣れっておかしなものでもうすぐに慣れて。
もうほんと自然に「お父さん」って出るんですよねあの…犬が白い犬が来ると。
いちばんいい芝居をするんです。
えっ芝居してるんですか?するんです!あははっ!あの〜たまに二人だけのシリーズがあったりすると…。
私がセーラー服を着てあの…あの白い犬ねあのお父さんが学生服を着てなんか楽しんでるって時に…。
学生時代のデートみたいな。
学生時代。
あっこの人同級生かもしれないっていうなんかこう寄り添ってくれたんですあの時。
同級生っていうその時はだからそう思わせてくれる。
女優樋口可南子にそう思わせるほどの。
へえ〜。
皆様反応は?なんかいつもあのお父さんと一緒にいるというふうに思われて。
ああ街なかでもね。
街なかでもね思われてて。
一回なんか京都駅で…うちも犬がいるんですけど…。
飼ってらっしゃるんですね。
はい。
うち犬を飼ってて旅行に行く時にこう小さいケージに入れて持っていくんですけど。
中学生の男の子が来て「それお父さんですよね?お父さんですよね?」って。
もうねほんとにだからいつも私はあの白い犬のお父さんと…。
お父さんと夫婦円満にいると。
ええ…と思っている。
思われてる。
それぐらいだからあのコマーシャルって浸透してるというか。
ええ〜そろそろ2曲選んでいただいてる1曲目今でも心に残っている記憶に残っている1曲はなんでしょうか?ええ〜っとBillieHolidayの「LOVEFORSALE」という曲なんですが。
あの…私が20代の頃「ベッドタイムアイズ」という映画をやって。
衝撃的な…山田詠美さんの原作のね。
そうですはい。
それであの〜歌の下手なジャズシンガーという役…。
「歌の下手な」が付いてた?付いてるんですよ。
付いてましたっけ?台本にね台本には。
だからまあいいかなと思って下手でもしょうがないもんなんとかできるだろうと思って挑戦したんですけどこれが難しくて。
内容も大事だけどとにかく発音?ほんとに発音発音を大事にということでその時は一生懸命…。
だからシンガーの役というのはもうその1回限り。
後にも先にも?後にも先にもその1回限りで。
今でもこうヒリヒリする。
つらいっていう意味で?つらいしよく頑張ったなっていうなんか自分をちょっと褒めたい気もあるけれどもなんかあのヒリヒリ感っていうのが忘れられなくて…。
まあたくさんのねジャズ歌手がカバーしている中でこれがいちばんお好き?うんなんかこう懐深いというかもうこう余裕があってなんかつらいことももう…もうなんか自分であるんだけど…どう?みたいなちょっと優しいっていうか。
包んであげるわよっていう雰囲気はありますよね。
でも実践している時は大変だったわけですね。
そんな余裕ないですもう。
楽しんでる場合じゃない?楽しんでる場合じゃないですはい。
ふ〜ん。
であの「ベッドタイムアイズ」はちょっといかにも大胆な役を引き受けるってことになった時はどうだったんですか?うん大胆という意味ではなんかもうその前からもう…すごく大胆といわれる映画をやってきているのでもう人が何を言おうと台本を見た時に面白いと思ったらなんかどんな描写があっても…。
絡みシーンもあれあんな所でこんなに足上げてみたいな感じじゃなかったっけ。
違ったっけ?そうでしたっけ?ふふふっ…。
あの…でもとにかくねそういうシーンもあったんですけど逆にそれがやれないことが悔しい。
こんな自分が面白いと思ってるのに人が「そんななんか大胆なシーンがあるけど大丈夫なんですか?」とかって言われることが悔しい。
例えばでもう〜んこれお父さん…お父さんって本当のお父上ね。
はいはい。
見たらちょっとびっくりしちゃうかしらとかお母さんは嫌がるかしらとか。
それはあとから考えました撮ってから。
あははっ!あっそうなんですか。
いやあとからそういえば悪かったかなっていう。
うんだから苦労はしたと思う親はね。
あの…若い時はそういう映画が多かったので。

(妻)よいしょ。
(夫)大丈夫か?
(ナレーター)そんなニッポンの暮らしに耳を傾けたら新しい家電が見えてきました。
洗濯槽を浅く取り出し口を広く。
奥の物まで取り出しやすい洗濯機。
世界で一番軽いボディ。
持ち運びが負担にならない掃除機。
これからの日々に上質を。
パナソニック「Jコンセプト」もともとはTBSで最初に女優業のデビューを始めたんだけどもなんかあんみつ屋さんで…。
はいアルバイトして。
スカウトされたって。
はい。
たまたまTBSのそのオーディションの時だけあの〜お手伝いしていたスタッフの女性の方があんみつを食べに来てくださってて「今オーディションをやってるので受けてくれませんか?」って。
そんなとこで突然?あっ裏で。
お店で私が終わるのを待っててくださって。
で四方八方にスタッフを出口がたくさんあるので結構帰る道というかそこに全部こう立っててくださったみたいで。
で私もそのころ演劇クラブとか入っていて興味はあったので。
女子美…。
(樋口)はい女子美に。
通ってらしたんですよね。
じゃあ受けてみるだけ受けてみようかなと思って受けて。
実はここはねほかでもないTBSなんですよ。
はい。
そのオーディションの映像を発掘いたしましたので。
よく…。
ふふっよくあるもんですね。
だってほんと見たことないですよたぶん。
何年前だ?39年とか40年とか。
40年とか?じゃあその映像をご覧いただきましょう。
こっちでどうぞ。
(司会者)新潟県出身樋口可南子さん19歳。
(阿川・スタジオ)ちゃんとこんな格好してるんだ。
4582番樋口可南子です。
ええ〜っと私は新潟生まれの新潟育ち。
ええ〜っと今年4月に女子美に入学しました。
ええ…東京ってすごくあったかいんだなっていうのが今の実感です。
とにかくすごいドジでんん〜廊下でなんべんも転んだり壁に何度もぶつかったりしてもうすごい笑い者になってます。
ええ〜っとそれから今日12月13日は私の19歳の誕生日なのでどなたか私にプレゼントがありましたらいつでもどうぞよろしくお願いします。
若様!若さ…あら?お休みでしたか。
(樋口・スタジオ)芝居がくさいですね。
あははっ。
ああ〜助かった…。
私お嫁にいきたい人があるの。
(阿川・スタジオ)長いね。
(樋口・スタジオ)長いですね。
(司会者)はいどうもご苦労さんでした。
ああ〜すごい!すごい涙出る。
(一同)あははっ!私も緊張しちゃった。
初めて見ましたもうこの40年近くたって。
しゃっきりして…。
堂々としてますよね。
自分のアピールもちゃんとしてるし。
誕生日プレゼントくれだって。
まあ厚かましい…厚かましい。
ねえ!やる気はある感じでしたね。
(樋口)すごいバリバリでしたね。
(一同)あははっ!ドジだっておっしゃってましたけど。
ねえ〜。
なんか壁にぶつかったり何?転んだりしてたんですか?気持ちが先に行くんじゃないですかね。
足がついてこない。
もう思ったらがあ〜ってあそこに行きたいって思ったらがあ〜ってこう行くので。
でも落ちたんですね結局。
オーディションには?オーディションで落ちてでまた次のオーディションを受けてくれませんかって言われて。
それで次のオーディションの時に…。
受かって…はい。
ドラマ主演することになったという。
だけどもうとにかく一生懸命…いっぱいいっぱいですよね。
なんでできないんだとかやっぱりいろいろ叱られましたからあの…苦労しましたね。
ああ〜。
どういうふうに怒られるんですか?例えば先輩女優さんとか。
うん…やっぱりこう段取り。
やっぱりそこで止まってお芝居しなさいとかセリフはもう完璧に入れてきなさいとかこうなったらライトの影になるから駄目よとか。
そんなことは分かんないですよね。
どこからライト来てるかなんて分からないし。
だからでもそれでほんとに…ほんとにだから育ててもらったっていうか勉強した一から。

(息子)《古い荷物片付けろと母からの呼び出しだった》
(母)私たちがやったら腰やっちゃうよ。
(父)な〜んて言ってるけどなぁお前の顔を見たいんだよ母さん。
・お父さ〜ん!ちょっと手伝って〜。
おう!《会えていない時間が父と母に年をとらせていた》
(ナレーター)世界で一番軽いボディ。
愛する家族に贈りたい掃除機です。
パナソニック「Jコンセプト」今度いつ来るかね。

(ナレーター)パナソニックのエイジフリーハウスでは支え方を変えることで筋力を鍛える生活リハビリを行っています。
よりそうささえる。
パナソニックの介護エイジフリー。
今日のゲストはこれまで大胆な演技からクールな役どころまで幅広く器用に演じてきたように見えますが実は役柄に対して譲れない信念があるそうです。
プロだったらあの〜ほんと義理を立てて今までずっとお仕事してきたんだからこの役ちょっとやってくださいよって言われたらはいって言うのがまあプロだし…ねえ。
プロっていうか世間のしがらみっていうのも…。
やれないの自分で面白いと思わないから。
どんな監督に…。
どんな監督でも自分が面白くないこと…動かないの。
やらないんですか?
(樋口)だから私はすっごく不義理です。
やれません。
動かないんです。
へえ〜!だから面白がるものはすごくあの〜アンテナ延ばしてるんだけどそれにはまらないものは動かないのなんか。
やったことはあるんですか?義理を立てて。
(樋口)若い時はやっぱり。
あの…だけど結局後悔してしまって。
ろくなものにはならないと。
うん。
自分としてはすごく逆に後悔。
いくらこうつきあいで出てもなんか後悔が残るのでだったらもう不義理で…もう不義理でごめんなさい。
あははっいいな〜。
(樋口)だから自分がもうそういう人間なんだなっていうふうに…。
格好いいな。
いやいやいやいや。
へえ〜。
だんだんこのなんていうのか女優業っていうか演ずることが自分の中で少しこうつかめてきたっていうのはいつごろなんですか?うわぁ…。
つかめたと思っても消えるんですよ。
今でもまだほんとつかめないっていうところがあります。
もうすぐに終わるともうシュシュシュってこう戻っちゃうのでつかめたと思ったことほんとにない。
これはもうあの〜なんかこう謙遜してるわけでもなんでもなくってつかめない。
でも樋口さんの今までのいろんな演技っていうか…いつも見ていると常にこうなんていうのかなものすごく悲しみを持ってたりそれから焦ってるっていう時もそんなに変わらない表情とかなんか一貫したものを感じるんですけどそういうことはないですか?動揺していてもなんかそれを見せたくない。
ものすごく恥ずかしくてあの〜動揺してるんだけどどっか悔しくて見せたくないみたいなところが…うん。
だから芝居じゃなくてもものすごく大変な時があった時には意外とキャア〜って騒ぐんじゃなくてなんかすごく肝が据わるというかなんかね自分の中にうわ〜っと思った瞬間にストンとなんかこう落ちるんですよね。
それで次に何をしなくちゃいけないかっていうことがババババッとこう頭の中で浮かんでくるというか。
あの〜前お会いした時もねおっしゃってたのは動じない肝の据わった方のように見えるけども我慢に我慢を重ねていると突然大爆発を起こすっていう。
ああ〜起こします起こします。
あっ起こします?起こしますよ。
それはなんか自分の中でこう節目と思っていつもはそんな抑えてはいるんだけど爆発していかないともうとてもたまってしまうので。
あの〜さっきも大胆な役っておっしゃったけどその大胆な役も実は仕事を通してなんか自分の中でこう整理できてるような気がして。
ドカ〜ン!ドカ〜ン!とさせてもらってる感じがするし。
京都におうちを建てたっていう時もなんか爆発しそうだったんですか?
(樋口)そうですね。
もう12年ぐらいたちますか。
あの〜東京のおうちにいてなんか外の景色ががあ〜っと迫ってくるようななんか感じがしてうちに落ち着かないっていうふうに…。
でちょっとあの〜プチ家出みたいなものをしてちょっと家出しますのでって言って。
ちゃんと家出しますのでって…。
そう。
あと置き手紙。
黙っていなくなると心配するので「なんとかホテル」にちょっと家出をしますのでって。
家出っておかしい…。
場所を決めてなんか一応場所も言っとかないと心配すると思うので。
で…行ってもなんか落ち着かなくて。
これはなんかおかしいと思って。
でその時ちょっと京都に行く仕事があってそれがそういう気持ちがさあ〜っともうきれいに取り払われたというかえっこの場所なんか今…。
いいみたい?いいみたい来たいみたいって思ってじゃあ京都にうちってあるのかなと主人に言ったら面白いじゃないかって。
いいよね糸井さんねそういうの面白がる…。
そうなんです。
だからなんて言うかな反対するかなって思ったんだけどそれは面白いって言ってくれたので。
普通っていうこともないけども「いやちょっと待ってくれよ俺にも都合があるしそれから君だって仕事もあるだろうにそう急に京都にって言われてもさ」っていう反応は…。
ない。
面白いじゃないかって間髪入れずにあの〜言ってくれたので。
ああ〜じゃあ実現するんだと思って。
まあでもこんなこと伺うのもあれだけどもなんかやっぱり最初から相性いいなっていう感じはあったんですかね?んん〜落ち着きましたねやっぱりなんかこう。
なんかストンとこう気持ちが落ち着く。
私が言うのもなんですけども糸井さんに会って楽だなって思う気持ちはちょっとあります私も。
あらあなたも?私があっちゃいけないけどね。
私があっちゃいけないけど。
なんて言うのかな気負わなくてすむっていうかなんの話も面白がってくださるしつまんない話でも拾ってくださるし。
うんありますね。
あります。
だから最初対談で知り合ったので私の写真集のあの〜何か宣伝のために…。
あの話題の写真集…。
はい。
そうなんですあの時に篠山さんがあの〜人選してくださった対談の相手を…。
篠山さんがだから仲人みたいなものでじゃあって言って対談した時にああなんか楽におしゃべりできるしなんか落ち着くなっていう。
結婚なさったあとも別にその〜なんて言うのイメージ変わるとか…。
なんでもやっぱり面白がりなので。
なんだっけ?糸井さんとあんまり大ゲンカしないけど大ゲンカして爆発して泣いたっていう。
ああ〜。
すごく釣りにはまってた時があって一緒にもういろんなとこに釣りに行ってたんですけど私が1匹も釣れなくて…。
みんなほかに釣れてるんですか?ほかのお友達もいたんですけど全部が釣れてるのに私だけ釣れなくて。
それはつらいですよね。
ものすごく悲しいんですね釣れない時って。
もう…。
ちょっと車の中で一人でしんみりはぁ…釣れなかったな悔しいな悔しいなとかってね。
ほんとすごく悔しわけ?ものすごくもう沸々とこう悔しい思いを抱えてた時にフッと糸井が乗ってきてちょっとお弁当の時間でなんかゆで卵を持ってきて私の頭でそのゆで卵を割ったんですよ。
それなんか慰めようっていう…。
たぶんね笑かせようとか笑かせようとかそういうことでポンとやったのに私はもう悔しい思いでいっぱいだったもんだから「うわ〜ん」って。
もう40過ぎなのに「うわ〜ん」って言うぐらい泣いたのがほんと子供の頃以来…。
あははっ!
(樋口)「うわ〜ん」って泣きましたその時。
糸井さんは?「ごめんごめん」?もう引いてあれですよ口も利かないびっくり状態で今まで見たことない…。
それで離婚しちゃったらびっくりしますけどね。
ねえねえ。
言えません人にそんなこと。
聞いてておかしいけど。
そうそんなことありましたね。
仕事場ではまあそのゆで卵事件ほどじゃないけども泣くっていうことは…。
仕事場ではないです。
つらくてなかなか演技ができないとかオッケーが出ないとか。
あの〜その気持ちがもったいないと思うので。
えっ?あのねそういう気持ちって芝居にのせられるんですよなんか悔しい気持ち。
そのおかげでこう泣くシーンでいっぱい涙が出せるとか…。
それをじゃあちょっと貯金しときましょう状態?
(樋口)いい貯金になるんですよ。
実は仕事の悔しい思いとか悲しい思いとか。
その気持ちがなんか次のほんとにこう大事なシーンで泣かなくちゃいけない時にあれ?さっきのこの感情がたまってすごく涙がボロボロ出るっていう。
どうせなら芝居でそれを使う。
へえ〜。
あの〜話全然変わりますけども髪形は全然飽きないんですね?これはもうやめられない。
いつやめていいのか分からない。
よくだって女優さんってどういう役が来るか分かんないからとりあえず長くしときますっていう人が…。
慌てて伸ばすの。
慌てて…役が来たら慌てて伸ばす。
でもそんなに急には伸びないのでまあ伸びるまでちょっとこうカツラでごまかしたりとかするけど。
でもほんとはいけないんですよ。
やっぱりある程度こう伸ばしとかなくちゃいけないんだけど。
基本は?そう言われてるんですね。
でもやっぱりこの短いのがいちばん…。
うん。
これが自分みたいななんかすごくフィットして落ち着くしなんかこう自分のアンテナが立つような気がして。
なんか切るとハッ!なんかキョロキョロキョロと見回してなんか面白いもの楽しいことないかしらっていうなんだかこうキョロキョロできちゃう。
すっきりするわけですね。
すっきりする。
では2曲目をご紹介いただけますか?「今、心に響く曲」。
ええ〜っとAstorPiazzolaの「Libertango」というタンゴの曲を。
タンゴじゃないですか。
あんまり音楽って私うちで聴かなくて移動の時とか聴くことが多いんですけどなんかこう疲れた時とかそれ聴くと元気になったりああ自分踊りを習ってた時期があったなっていう。
あははっ。
私が踊り?っていう。
おうちでも練習してたんだもんね。
してたんです。
ちょっと舞台を見てこれをやりたいって。
アルゼンチンタンゴって結構絡むんでしたっけ。
(樋口)絡む。
ものすごい絡みます。
こうとっても色っぽい。
こんな脚の…股の間に入れたりするね。
そうそうそう。
足上げたりなんか男性の方がリードでも体でこう女の人にサインを出してアドリブで自分で動くという不思議な踊りなんですよ。
もう足が動いてますよ。
色っぽく色っぽく…。
色っぽく動くことを心がけてやるんですか。
動いてる動いてる。
すごい動いてる。
あははっ!なんか動く…。
音楽を真面目に聴かないで…。
踊りましたね。
嫌いじゃないですね。
フラメンコやってたんですね。
ちょっとだけね。
フラメンコはね男と接触しないんですよ。
まったく触れない。
不思議ね。
タンゴはもうべったり絡み合うでしょ。
もう愛が生まれないわけがないみたいな感じですよねあれ。
両方とも情熱的。
(樋口)そう。
意外。
いやいや。
踊りね踊り…やろう。
はい。
ふふふっ。
今から挑戦してみたいことは?お稽古事でもいいし。
んん〜そうこの間吹き替えっていうの挑戦したの。
そう。
この年で初めて吹き替え。
それも意外ですね。
それはピピッときたんですか?アンテナが。
(樋口)予告を見て「やります!」って言うぐらいなんかビビッときてしまって受けたんですけどこれがもう勝手が違うというか吹き替えって。
とにかく気持ちしか私できないから。
芝居をするっていうふうにやらせていただきました。
新たなる挑戦でしたね。
そう。
あれはほんとに挑戦。
来週のゲストは大江千里さん。
47歳のときジャズピアニストになるためすべてを投げ捨てアメリカへ。
(大江)自分の
(ピアノの演奏「待つわ」)更にスタジオでジャズを披露。
お楽しみに。
2017/01/21(土) 07:30〜08:00
MBS毎日放送
サワコの朝【樋口可南子▽初公開!秘蔵映像】[解][字]

女優/樋口可南子▽時に大胆に、時に犬の奥様に…40年前の秘蔵映像も大公開!女優・樋口可南子の魅力を阿川佐和子が紐解きます!

詳細情報
番組内容
ゲストは、女優の樋口可南子。あのCMで“犬の奥様”役を続けて10年。毎月のように撮影が行われることもあり、犬を“お父さん”と呼ぶことに違和感がなくなったという樋口さんが、CMが決まった時の心境や撮影話を語ります。さらに“本当の旦那様”である糸井重里さんとの生活を告白。普段喧嘩はしないものの、あるきっかけで怒りを爆発させた樋口さんが、子供のように大泣きをしたとか…その意外な出来事とは!?
 
番組内容2
学生時代にアルバイトをしていたあんみつ屋でスカウトされ、オーディションを受けたという樋口さん。スタジオでは、約40年前に行われたそのオーディション秘蔵映像を大公開!ご自身も初めて見るという貴重な映像の中身とは…!?
自らを“不義理”だと言い、誰が監督であろうと面白くなければ出演しないというこだわりを胸に、大胆なシーンにも果敢に挑んできた樋口さんの女優魂にサワコが迫ります。
 
出演者
【司会】
阿川佐和子
【ゲスト】
樋口可南子(女優)
 
音楽
【番組テーマ曲】
「Tea for Two(二人でお茶を)」歌:ドリス・デイ