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セリフ書き起こし 東京タラレバ娘【アラサー3人娘が幸せ求めて悪戦苦闘、右往左往!】#02 2017.01.25

(鎌田倫子)《タラレバ言ってたって仕方がないとは分かっちゃいるけど今日も二日酔いの頭で考えてしまう》
(早坂)僕と付き合ってくださいごめんなさい《8年前のあの時あの人と付き合ってたら…》《上から目線でぜいたく言ったりしていなければ…》《今頃私も幸せだったのかも》《…な〜んて》《でも現実は…》好きなんだ芝田マミちゃんのことがマミちゃん…僕達付き合うことになったんだえっ?このまま私の人生花も咲かずに終わってたまるか!ハァ〜。
こんな30歳になる予定じゃなかったのに。

 

 

 

 


(山川香)東京ってさ地球上で一番の人口過密都市じゃん。
外歩けばいい男も歩いてるっていうのに相手が見つけられないってことは…。
ん!赤貝来た。
(鳥居小雪)次は鯛かな〜。
地球上どこ行っても出会えないんじゃないか…って思っちゃうわけですよ。
やめてよ縁起でもない。
あ〜あどこ行った運命のいい男。
擦れ違いと出会いは似て非なるものだからね。
あっはい金目〜。
恋がしたい。
胸が張り裂けるような恋愛がした〜い。
ゲット。
はっ!アジ〜。
はっ!「おすすめ」。
アジは後でまた回って来た時おなかに余裕があったら食べればいっか〜。
香こういうお薦め系に弱いよね。
限定とかねフフ。
こんなふうに私達にお薦めのいい男が皿にのって回って来てくれればいいのに。
皿にのって?回って来る?そしたらさどんな男選ぶ?ん〜条件はそこそこでいいから話が合いそうな仕事してる人。
私は性格重視だからな〜。
私は一番年収が高い男〜。
フフフ…ぶれないね香は。
あっでも前医者の彼氏とすぐ別れちゃったよね?あ〜!そうそう皮膚科の開業医。
売れないバンドマン捨てて付き合ったのに。
やめてよそんな大昔の話若気の至りですから〜。
でもこの間酔っぱらって言ってたよ。
「あのバンドマンの彼が売れてたら結婚してたのに〜」って。
ウソ?言ってないそんなこと。
言ってた!言ってた!まぁ確かに売れてれば…。
ってそんなタラレバ言ってたって仕方ない…。
(3人)あぁ…タラレバ…。
(KEY)何の根拠もないタラレバ話でよくそんなに盛り上がれますよねそうやって一生女同士でタラレバつまみに酒飲んでろよあ〜!あの金髪今度会ったらただじゃおかないから。
ねぇそれがさあいつ結構来てるんだよねうちの店。
えっ?えっ?いらっしゃ…
(鳥居安男)おや!また来てくれたんだ!どうも
(安男)うれしいな〜そこどうぞ
(山田)ようどうも
(鈴木)おぉにいちゃん…常連さん達とも意外となじんじゃってて。
若造が私達のオアシス荒らしやがって。
若い男が1人で行くような雰囲気の店じゃないでしょ。
あいつ一体何者なんだろ。
どうせ無職のヒモか何かでしょ。
あぁ…あの…その件について残念なお知らせが一つ。
ん?ん?はっ!えっ…。
あいつモデルだったの!?KEYって名前もしゃくに障る。
ホ〜ント外国人気取りか。
えっ?「ブレイク必至」だと?かぁ〜こういうドS風の雰囲気出せば女がキュンキュンすると思ってんのかね。
しねえし。
ホントだよ。
あっでも倫子こういうのタイプじゃなかったっけ?えっ?あっまぁ顔はね。
だから余計にあの最悪な性格腹立つわ!分かる!うん?これあんたが買ったの?えっ。
あぁ…恥ずかしながら…ヒントを求めて。
はぁ〜。
はぁ〜で?ためになること書いてあった?どうせ自分磨き頑張れば幸せになれる!とか自分らしく輝け〜とかそんなふわっとしたキレイごとばっかでしょ?まぁね。
(タラ:レバ)倫子さ〜ん!フフフ…!アハハ…!あんた達こんなとこまで?
(レバ)始めるレバか?
(タラ)大人の恋を?始められるといいレバね。
ウフフせいぜい頑張るタラ。
(タラ:レバ)アハハ…!うるさい!何?倫子。
え…あ…何でも。
《タラレバばかり言ってちゃダメだってことは分かった》《分かっちゃいるけどどうすりゃいいんだ〜!!》どうした?どうしたの?うぅ〜…。
大人の恋か〜。
あっすいません。
すいません。
あれ?あっ。
タラレバさんだ。
タラレバさんって名前じゃないし。
っていうかそんな薄着で何ふらふらしてんの?撮影中。
あ〜。
あんたモデルだったんだね。
雑誌はもう春だから。
(くしゃみ)ほらはい。
さっすが。
えっ?ティッシュがさっと出て来るなんておばさんみたい。
おば…おば…。
もしかしてアメも出て来る?出て来ないわ。
始めるんだ大人の恋。
・KEYさん!・
(KEY)今行きます。
じゃあどうもタラレバさん。
だから名前じゃないっつうの!眼鏡は前に掛けなさいよ!あのどうでしょうか?うん流れはこんな感じでいい…。
(徳田)ターゲット層の若い女性が胸キュンするそういうシーンとかセリフがもっと欲しい。
胸キュンですか…。
(徳田)うん。
壁ドン顎クイ何とかズン!みたいなこう話題になりそうなやつ。
あぁなるほど。
そういうのさ俺達おじさんよく分かんないから。
若い女性ならではの感性でねっ。
はい…。
大丈夫倫子さんなら書けるから。
はい頑張ります。
《やっぱり早坂さんは優しい》よろしくお願いします。
はい。
《でも早坂さんはもうひとのもの》倫子さん今日の夜って予定ある?いえ特には。
食事でもどうかな?えっ私は大丈夫ですけどでもいいんですか?《ど…どういうこと?もしかしてマミちゃんと早くも破局とか?》
(マミ)倫子さ〜ん!あぁ。
(早坂)倫子さん行けるって。
(マミ)よかった!どこ行きましょうか?倫子さんが食べたいものにしよう。
だって相談に乗ってもらったお礼なんだからさ。
《あ〜そういう…》もう倫子さんに私のこと相談してたとか超恥ずかしいんですけど!いやいやそれは!倫子さんは恋愛ドラマの脚本が得意だしマミちゃんとも仲いいしさ。
《待てよ?3人ってことは…》はいあ〜ん…あ〜〜!!つけさせて…!《2人のデートに割り込むみたいなもんじゃないかい!》《つらい…つらい…無理》
(早坂)倫子さん?え…あ…えっ…はっ!私がよく行くお店でもいいですか?もちろん!オシャレではないんですけどすごくおいしいんです。
もしかしたら友達もいるかもしれないんですけどウフフ。
(倫子の声)「助けて!」。
えっ?
(倫子の声)「早坂さんとマミちゃん呑んべえに連れて行く。
3にんなんて気まずすぎフォロー頼む!よろしく」。
早坂さんと?マミちゃんが?呑んべえに?呑んべえに?来る?来る?ねぇねぇレバテキって何ですか?レバー的なやつ?
(早坂)あぁ違う違うレバーのステーキって意味。
へぇ〜!えっおいしそう!
(早坂)じゃあレバテキ1つお願いします。
(安男)レバテキねはいはい。
あら〜精ついちゃうよ。
(マミ)えっ?
(早坂)何言ってるんですか。
思ったよりいい男。
聞こえるから。
ん?いや…お似合いだな〜って。
意外と年の差も感じないし。
(早坂)いやいやそれは…。
そうなんですよ!早坂さんだいぶおじさんだと思ってたけど付き合ってみたら意外とそうでもなくて。
(早坂)いや僕はマミちゃんといると常識を覆されるというかいっつも新鮮な驚きがあって。
マミちゃんが新しい風を運んで来てくれて。
マミちゃんから刺激を受けて僕もマミちゃんのおかげでもっと頑張ろうって思えるっていうか。
(3人)《マミちゃんマミちゃんうるせぇ〜》あっ!そうだ!倫子さんあのさBUMKEY’Sのライブ行かない?ん?『恋するシーズン』の主題歌をお願いすることになって招待してもらってさ。
BUMKEY’S?
(マミ)えっ!倫子さん知らないんですか?今超キテるバンドでチケット秒殺で売り切れだったんですよ。
へぇ〜そうなんだじゃあぜひ。
楽曲もいいんですけどメンバーが全員イケメンなんですよ!イケメンなの?イケメンなの?もしよかったらお2人もご一緒にどうですか?いいんですか?いいんですか?はいうちのスタッフ忙しくて行けないんで。
ありがとうございます。
ちょっとあんた達!何かすいません。
(早坂)いやいやいや…。
うわすごい人だね。
うん若人だらけ。
ホントに人気なんだね楽しみ。
終わったら楽屋に挨拶へ行きましょう。
あぁはい。
えっ楽屋?業界人っぽい。
(歓声)来た!
(歓声)
(早坂)あ〜!♪〜♪〜
(涼)盛り上がって行くぜ!♪〜
(歓声)♪〜えっ?♪〜♪〜えぇ!!♪〜♪〜涼ちゃん…。
♪〜涼ちゃんって?♪〜昔付き合ってた♪〜バンドマンの?♪〜え〜!♪〜
涼ちゃんと付き合い始めたのは…
私がまだ駆け出しのネイリストだった頃…
涼ちゃん!今日すっごいよかった!いつか満員の武道館でライブやって香のために歌うから
あの頃は毎日楽しくて毎日はしゃいでた
ほら!あれ東京タワー
ずっと一緒にいたくて勢いで一緒に住み始めて…
いつかあの何倍もデカい東京タワー見せてやるからホント?おう涼ちゃん大好きフフ
お金がなくても愛さえあれば何でも乗り越えられるって信じてた
いつかは必ず来るんだって
でも…
「いつか」なんて来るはずもなく…
私は経済力ゼロの夢追い人をけなげに支える女にはなれなかった
涼ちゃん夢かなえたんだ。

(早坂)お疲れさまでした。
ありがとうございました。
どうぞ。
はい。
(マネジャー)こちらで少々お待ちいただけますか。
(2人)はい。
失礼します。
あれ?倫子さん達は?今トイレ行ってます。
どうすんの?どうすんの?どうすんの?香!どうしよう…どうしよう!どうしよう!私!とにかくウソでも今幸せだって言いな。
そうだよ2年半も彼氏がいないことは黙っとこ。
あぁ!私涼ちゃんにウソはつけない!はぁ?はぁ?だって涼ちゃんはあの頃より輝いてんのに私なんて…。
大丈夫だよ。
香は30歳にしちゃ相当若く見えるほうなんだから。
そうだよ!少なくとも私らの中で一番若くてキレイ。
3人の中でかよ少なっ。
今日の香すごくかわいいしねっ。
うんそうだよ若い頃より今のほうが全然イケてる。
もっといい服着てくればよかった…。
大丈夫!ほらかわいい…そろそろ行くよ。
えぇ〜?待って。
コンシーラー持ってない?持ってないけど大丈夫。
じゃあ先行ってて。
グロスとマスカラだけ塗ってから行く。
OK。
ん〜!女のコだよね香は。
ねっほほ笑ましい。
あっタラレバさん。
何であんたがここにいんのよ。
涼さんと知り合いだから。
えっ!KEY君!?KEY君ですよね!?倫子さんKEY君と知り合いなんですか!?知り合いっていうか…。
えっ!ねぇ!すごい…!!えぇ?そんなに?BUMKEY’Sのミュージックビデオに出てますよね?はい。
(小雪:倫子)えっ?これですこれです!♪〜あっホントに出てる。
あ〜!いやこれ初めて見た時にも思ったけど君華があるよね。
いや…。
あの握手してもらってもいいですか?はい。
うわ〜!ありがとうございます!マミちゃんちょっと興奮し過ぎじゃないかな。
ちょっとあんたいつもと態度違い過ぎない?一応空気読むほうなんで。
それどういう意味よ?タラレバさんこそ何でいんの?だからタラレバって名前じゃ…!倫子が脚本を書くドラマの主題歌をBUMKEY’Sが担当するんですって。
へぇ〜脚本家なんだ。
そうですけど何か?
(マネジャー)皆さんお待たせいたしましたどうぞ中へ。
(早坂)じゃあ…行きましょう。
あぁはい。
あっKEY!来てくれたのか!最高でした。
(涼)サンキューサンキュー座って座って。
涼今度主題歌を担当することになったドラマのプロデューサーさん達だ。
早坂と申します。
これよろしかったら。
ありがとうございます。
うわっ!うれしい!僕シュークリーム大好きなんですよ。
よかったです。
香?涼ちゃん。
ホントに香なのか?あっ…おめでとう!涼ちゃん夢かなえたんだね。
私最近音楽に疎くなっちゃったから全然知らなくてあの…。
よかった。
えっ!?香に…また会えた。
香のおかげだよ!俺がここまで来られたのは全部!ありがとう香。
やっと言えた。
涼ちゃん…。
(早坂)え…えっどういうこと?2人って…。
シ〜!シ〜!《こんな形で再会できる日が来るなんて…》《頑張って生きてればたまにはいいこともあ…る…ん…だ…》
(足音)リナ?
(リナ)今日の涼超よかった。
マジで?えぇ…誰?涼さんの彼女。
はっ!
(リナ)またファンの人にハグしてあげてたの?あぁ俺の元カノ。
(リナ)ふ〜ん。
はぁ〜。
よし死のう!待った待った待った…!待った待った待った…!はいはい。
運命の再会だと思ったのに。
思うよね。
誰の目にも留まらなくて売れる気配もなかった涼ちゃんがって感動したし。
分かるよ。
抱き締められて思いっきり舞い上がったのに〜!甘いんじゃないっすか。
はっ!またあんた!こっちのセリフ。
はいいらっしゃいえっと瓶ビールともつ焼きでいいのかな。
はいお願いします。
(山田)こんばんは。
ホントになじんでる。
ちょっと金髪。
さっきの「甘い」って私のことですか?ですね。
何が甘いっていうのよ。
だって昔涼さんが売れないからって捨てたんでしょ?で売れたらまたより戻そうなんて。
甘いでしょ。
それは…。
別に俺には関係ないけど。
クゥ〜嫌なヤツ!ホント顔と性格が合ってない!香あんなヤツの言うこと気にしなくていいよ。
気にする…。
だって…金髪の言う通りだもん。
えっ?えっ?売れなかったから捨てて売れてたからあわよくばって…。
ハァ…。
正直に言う私涼ちゃんの皿がもう一度回って来たって思ったんだよね。
皿?
(香の声)あんなにダメダメだった涼ちゃんが立派になって私の所に戻って来てくれた。
あ〜私はこの日のために一人だったんだって。
でも…。
(香の声)涼ちゃんはもう別の人のものだった。
回転寿司なら取り逃した皿もまた回って来るけど現実の男はそうはいかないもんね。
取り逃した皿は他の人が取る。
私そんな簡単なことも分かってなかった。
私もだよ。
早坂さんとマミちゃん見てたらすごくお似合いだし何かうらやましくて。
8年前取りあえずでも付き合ってたら早坂さんのことちゃんといいとこ分かってれば。
…ってタラレバ。
逃した魚はデカかったってことか。
ひとのものになって気付くってあるよね。
時間巻き戻したい。
僕と付き合ってくださいごめんなさい
若い頃は平気で捨てて来たものが今となっては絶対に手に入らないものだったと気付く
もうあの頃には戻れない
私達の時間はいつの間にか過ぎて行く
ハァ…。
時間は巻き戻せない
私やっぱりあなたのことが好き大好き。
この気持ち迷惑ですか?…ってこんな感じかな?でそこでユウトが…。
「バカなこと言ってんじゃねぇよ。
俺だってホントはお前のこと…」。
クッソ〜いいなぁこんなこと言われて。
そんなこと言ってる場合か私。
仕事仕事!私には仕事がある!よし。
(着信音)ん?
(着信音)
(着信音)えっ?何だろう。
もしもし。
あっ倫子さんお疲れさま。
すいませんまだ原稿上がってなくて…。
大丈夫それはいいんだ。
えっ?じゃあ何か…。
(早坂)実は…。
(早坂)会って話したいことがあって…。
大事な話なんだ。
ん?金髪。
花なんて買うんだ。
はっ!もしかして女?お墓?ヨウコ?えっと…実は…。
申し訳ない!『恋するシーズン』の脚本別の脚本家さんにお願いすることになった。
えっ…。
(早坂)ここまで頑張ってもらったのに何と言っていいか…。
あ…えっと…。
私は降ろされるってことですか?倫子さんの脚本も良かったんだよ行けるって思ったし。
ただ…僕も知らなかったんだけど監督が別の脚本家さんにも倫子さんと並行して試しに書いてもらってたみたいで。
でそっちの脚本に監督が乗ってて…。
僕もプロデューサーとして作品のこと考えると…。
ホントに申し訳ない。
いえ…。
《男だけじゃなくて仕事までひとのものになってしまった》ハァ…どうしよう。
(着信音)もしもし。
倫子さん『恋するシーズン』降ろされちゃったってホントですか。
あぁ…うん。
(マミ)ひどくないっすか?あんなぺいぺいのギャルみたいな女に書かせるとかあり得ないんですけど!えっ誰なの?
(マミ)笹崎まりかですよ。
笹崎?ほら倫子さんもこないだうちで挨拶してたコです。
あっ…。
笹崎まりかですよろしくお願いしますあっどうもお願いしますあ〜…あの若いコか。
知りません?あのコ女使って仕事取ってるって噂あるの。
枕営業ってこと?
(マミ)はい徳田監督もあのコのこと気に入ってるっぽいから怪しいっすね。
納得できるかっつうの。
ハハハ…。
ハハハ…面白いんだけどね…。
はぁ!やっぱデキてる!あっ!現場押さえてやる!すいません。
前のタクシー追ってください早く!頭気を付けてね。
やっぱり。
今度…。
ハハハ…ぜひ。
(徳田)ホントに?ハハハ…。
部屋じゃないんだ。
(早坂)監督。
(徳田)お待たせしてすいません。
ご紹介をテレビ日本の宇野さんです。
宇野です。
(まりか)頂戴します。
笹崎と申しますよろしくお願いします。
(綾子)どうも。
(早坂)じゃあ…。
『恋するシーズン』の脚本拝読しました。
女性ならではの視点や繊細な心情を表すセリフがちりばめられていてとても面白かったです。
(まりか)ありがとうございます!
(徳田)いやユウトとのシーンはこう胸キュンでしたよね。
そうですね…。
若い女性達の間で話題になると思いますよ。
ターゲット層の若い女性が胸キュンするそういうシーンとかセリフがもっと欲しい
(綾子)今どきの女性の恋愛観ってこういう感じなんだろうな〜と思いました。
そうそうそうやっぱりね現役の女のコはリアリティーが違いますよ。
(まりか)いやいや私もう女のコっていう年齢じゃないですからフフフ…。
(徳田)女のコですよね。
(早坂)はい…。
あっすいません。
女性と女のコの違い分かる?全然違うでしょ。
ちょっと失礼します。
倫子さん?大丈夫?あぁはい。
あぁここのホテルのパンケーキがおいしいって聞いて来たら皆さんが…。
そうなんだ。
でも今日はやめときます。
あの…。
倫子さん今回の件ホントに…。
打ち合わせ中に…すいません。
ここで失礼します。
何やってんだみっともない。
《仕事は頑張れば結果が出るって信じてた》《でも…》《気付けば世界は手に入らないものであふれてた》ハァ…。
す〜ごいよ涼ちゃん…。
今日の涼超よかったマジで?うんハァ〜…フッ…。
何やってんだ私。
未練よ〜…。
消えろ!
(着信音)あっ!涼ちゃん。
(着信音)えっ?
(着信音)何だ…?
(着信音)え〜?
(涼)香?よかった〜番号変わってなくて。
どうしたの?今どこにいると思う?えっ?昔よく行った公園。
ここでよく俺歌ってたんだよなぁ。
香いっつもうれしそうに聴いてくれててそれがすっげぇうれしくて…。
(涼)それが今の俺の原点なんだよなぁ。
香会いたい。
会う理由ないよ。
フフっ「会いたい」って理由じゃないの?いや勝手なこと言わないでよ。
(涼)待ってるここで。
いや行かないってば。
覚えてるよな?だから!行かないって。
待ってるから。
えっちょっと待っ…何言って…。
ハァ…。
行くわけないじゃん…。
ハァ。
あっ!もう〜!ごっそさん。
はいありがとうございました〜。
最悪だよ。
もう!もう〜!ちょっと…あ〜!ちょっと大丈夫?大丈夫じゃないかも。
(客)すいませ〜ん!はい!また後で話聞くからもう〜。
ごめん。
私だって頑張ってたのにな〜。
(タラ)倫子さん。
甘いタラよ。
お〜また出たなお前ら。
倫子さんは何を頑張ってたレバ?だから仕事だよ。
早く一人前の脚本家になろうと思って必死でやって来たの。
なのに…。
(レバ)それだけ?えっ?恋愛は?もう何年彼氏がいないと思ってるんタラ?まさに男日照りタラ!仕事を言い訳にして女を怠けてたツケが回って来たってことレバ。
うっ…女を?カラッカラに枯れた女がキュンキュンする恋愛ドラマ書こうだなんてちゃんちゃらおかしいっタラ!終わってる女より現役の若いコに任せたくもなるレバ。
終わってる?
(レバ:タラ)お前はもう終わってるんだ〜!イヤ〜!!すいません…。
《どうやら私は女として終わってるらしい》あれ大丈夫か?さぁ…。
(戸が開く音)はいいらっしゃ〜い。
どうも。
あっと…あそこ空いてる。
はい。
あれ?いない。
(KEY)今日は女子会じゃないんだ。
1人ですけど何か?まぁあんたらのは女子会っていうかタラレバ女の井戸端会議だけど。
井戸端会議?何か?別に。
はい。
えっ何これ。
水。
お代わりちょうだい。
はいよ。
ちょっと倫子の傷口に塩塗るようなこと言わないでよね。
傷口?
(客)レバテキね。
は〜い。
(カメラのシャッター音)すっごくかわいい。
ホントですか?気に入ってもらえてよかった〜。
(客)ありがとう。
ありがとうございましたまた来月お待ちしてます。
(客)どうも。
香会いたいお父ちゃんレバテキ追加。
はいレバテキね。
これお座敷もつ焼き。
はい。
今日忙しいな何か。
ねっ給料日後だからね。
ハァ…。
(KEY)何かあったんだ。
えっ?私に言ってる?
(KEY)仕事のこと?あんたには関係ないでしょ。
脚本家なんだよね?そうだけど。
どういう脚本書いてんの?言っても知らないよ。
恋愛ものだしネットのドラマばっかりだし。
(KEY)へぇ〜恋愛もの。
何?おかしい?
(KEY)別に。
感じ悪っ。
はい倫子お待ちどおさま。
ありがとう。
(客)すいません。
はい。
で?仕事で失敗したとか?違い…。
まぁそうかも。
締め切り守れなかったとか?違います。
(KEY)原稿なくしたとか?メールで送ってるし。
(KEY)じゃあ…。
降ろされたの!若いコに仕事取られたのよ。
しかもそれ枕営業だろって疑って後までつけたのに全然そんなんじゃなくて実力で負けてたってオチでした以上。
どうせ女子会でタラレバばっかり言ってる女に恋愛の脚本なんて書けるわけねえだろとか思ってんでしょ。
(KEY)思ってないけど。
でもホントに実際そう。
恋愛にブランクあり過ぎて胸キュンとか今どきの若いコの恋愛観書けなくなってたみたいだし。
女怠けてたツケが仕事にも回って来るとは思わなかった。
ハァ…。
こんな30歳女に誰がした。
…って私だよ。
あ〜あ。
やり直したい二十歳ぐらいから。
でも時間は巻き戻せないもんな。
ハァ…。
(涼)香。
フフフ…やっぱり来てくれた。
バカじゃないの。
懐かしいな香に怒られるの。
ドMか。
香。
また会えるなんて思ってなかった。
懐かしいな香の匂いだ。

(くしゃみ)
(安男)はい焼き鳥お待ち。
小雪小雪!はい?倫子ちゃんこんなとこで寝てると風邪ひいちまうぞ。
あぁ…。
(戸が開く音)はい。
(安男)いらっしゃい!ったく何やってんのよもう倫子起きて家帰って寝な。
倫子!ん〜。
お〜い!倫子!こりゃ無理だな…ねぇ山ちゃんかスーさん悪いけどさ倫子送ってってくれない?俺腰が痛いから。
膝の古傷が…。
え〜?
(KEY)じゃあお会計…。
おぉ!金髪のおにいちゃんいるじゃないか。
はぁ?
(鈴木)お〜。
あっ…ちょっと悪いけどさ倫子ちゃんちょっと家まで送ってやってくんねえかな?えっ俺ですか?ああすぐ近くなんだよ頼む今度サービスするから。
無理だよこいつにそんな優しさは倫子ほら。
分かりました。
えっ?
(安男の声)金髪のおにいちゃんに悪いことしちゃったな。
うんねぇあいつさ…。
うん。
何でうちの店に来るようになったんだろ。
こじゃれた店で飲んでるような顔してんのに。
この辺りに住んでるらしいぞ。
それに知り合いに教えてもらったって言ってたからさ。
え〜誰だろ?常連さん?いや〜そこんとこちょっと聞けなくてな。
何で?何か訳ありみたいでな。
「もういないから」って言ってたから。
あっ。
そうなんだ…。
着いたけど。
ここって?うん俺ん家。
え〜!すご〜い!涼ちゃん今こんなとこ住んでるの?ああおいで。
いやダメだよ。
(涼)何で?だって涼ちゃんには…。
(涼)香に見せたかったものがあるんだ。
えっ?来て一緒に。
えっ。
送り届けたんで。
はっ!すいませんでした!じゃあ。
あっ!あぁ…!あっ!痛い!痛った!痛った〜う〜…。
クッソ〜。
もうダメだダメだダメだ…!やっぱ終わってるわ。
笑えば?笑っていいわよむしろそのほうが楽だし。
ムカつく。
あんた何なの?ひとのことタラレバ女だの女のコじゃないだの井戸端会議だの。
ホントムカつく。
そりゃ30歳過ぎて何の結果も出せてないけど。
でもこれでも一生懸命生きて来たつもりだったの。
なのに仕事も恋愛も…。
あ〜もうどうすりゃいいのよ。
ハハっこんなこと若くてイケメンモデルのあんたに言っても分かんないよね。
分かるよ。
えっ?あんたによく似た性格の女知ってるから。
だからイラっとする。
ちゃんとしろよタラレバ女。
無理。
何で?だから女として終わってるから。
終わってんの?そりゃ…男日照りで仕事もないカラッカラに枯れた女終わってるでしょ。
ハァ…。
こっから挽回できる気がしない。
じゃあ試してみる?はっ?俺とやってみる?え…。
約束したよな。
あのボロいアパートから見える何倍もデカい東京タワーいつか見せてやるって。
いつかあの何倍もデカい東京タワー見せてやるからホント?おう覚えてない…。
やっと約束守れた。
どうすんの?え…あの…やるって…。
でも…。

この先どうなるかなんて分からない

ここにあるのが愛なのかどうかなんて分からない
でも私達は進んで行くしかないんだ

(倫子:香)
時間は巻き戻せないから
香おはよう。
涼ちゃんさ彼女と一緒に暮らしてるんだ…。
うん暮らしてるよ。
今仕事でハワイ行ってるんだ。
えっ夢?いやいや夢じゃない。
ハァ〜…いないし。
(涼)香コーヒー入ったよ。
どうしよう…。
あれ?どうすりゃいいんだ?どうすりゃいいの?どうすればいいの?どうすりゃいいの〜!うぅ〜!2017/01/25(水) 22:00〜23:00
読売テレビ1
東京タラレバ娘【アラサー3人娘が幸せ求めて悪戦苦闘、右往左往!】#02[字][デ]

東村アキコの人気漫画、待望のドラマ化!「あの時あーだっタラ」「もっとこーしてレバ」とタラレバ話ばかり繰り返しているアラサー3人娘の、心に刺さる痛快ラブコメディ!

詳細情報
番組ホームページ
【公式ホームページ】
http://www.ntv.co.jp/tarareba/
【公式Twitter】
@tarareba_ntv
【公式Instagram】
tarareba_ntv
番組内容
倫子(吉高由里子)、香(榮倉奈々)、小雪(大島優子)は女子会と称して酒を飲んでばかりいる三人組。仕事仲間の早坂(鈴木亮平)との恋が、始まる前に終わってしまった倫子に、仕事でもピンチが!新ドラマの仕事を、若い女性脚本家に取られてしまう。一方香は、人気バンドのギタリストとなっていた元カレの涼(平岡祐太)と再会。そして、倫子たちに「タラレバ女」と名付けたKEY(坂口健太郎)の意外な一面が明らかに……。
出演者
吉高由里子
榮倉奈々
大島優子
坂口健太郎
鈴木亮平
石川恋
平岡祐太
金田明夫
菊池均也
遼河はるひ
筧美和子
【声の出演】
加藤諒
あ〜ちゃん(Perfume)
原作・脚本
【原作】
「東京タラレバ娘」東村アキコ(講談社「Kiss」連載中)
【脚本】
松田裕子
監督・演出
【演出】
南雲聖一
音楽
菅野祐悟
【主題歌】
「TOKYO GIRL」Perfume(ユニバーサルJ/Perfume Records)
制作
【チーフプロデューサー】
伊藤響
【プロデューサー】
加藤正俊
鈴間広枝
鈴木香織
【制作協力】
AXON
【製作著作】
日本テレビ