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書き起こし 徹子の部屋 かつみ・さゆり 2017.01.27

(黒柳)まあ可愛い。
本当に可愛いお二人です。
このお二人がこんな人生が待ってるとは知らなかったという現在1億7000万円の借金を抱えていらっしゃるんですけど大変いつも前向きで明るいこちらのご夫婦。
はい。
かつみ・さゆりさんです。
かつみ・です!・さゆりです!あ〜…。
(2人)ぼよよ〜ん!アンドネクタイピーン!上がりました〜!ワアー!ダアー!すごい。
お願いしま〜す!お願いいたしま〜す。
よろしくお願いしま〜す。

 

 

 


(拍手)企業秘密のピーンとそれからブイーンとか出たんですけどもかつみ・さゆりさんようこそおいでくださいました。
よろしくお願いします。
お久しぶりです。
本当にしばらくでしたね。
2回目呼んでいただいて本当に嬉しいです。
ありがとうございます。
ちょっと「ぼよ〜ん」やっていただいていい?あ〜ぼよよ〜ん!あらすごい。
ちょっと向こう…ちょっと上がちょっとこっち…。
ああ…本当でした。
直りました。
ご指摘ありがとうございます。
ネクタイもやっていただいていいですか?ネクタイピーン!ワアー!本当にすごいですね。
相当ね。
どうなってるのかわからないですけど不思議な…。
初めてお会いした時に黒柳さんから「それやって」っていうのを7回連続で…。
ごめんなさいね。
私もう本当にそういうの珍しいものを見るとね何回でもね恥ずかしくもなく「ちょっとやってちょっとやって」ってね見せていただいて。
7回も?前回ねものすごく汗かきでね汗ボタボタ出てきたんで今日ねちょっと僕暑がりなんで後ろ切ってきたんですよ。
すごいですね。
これぐらいでちょうどええんちゃうかなと思って。
おお…。
「おお」…。
汗ボタボタいってました前回は。
じゃあ今日上着は…。
よろしいですか?どうぞどうぞ。
すいません本当に。
皆さんご覧になったでしょ。
上着ちゃんとお召しになっていらしたんですから。
ちゃんと着ておりました。
このお二方は本当に前向きで明るくていらっしゃってとても素敵なんですけど。
この方は吉本でも屈指の美人といわれて奇跡の47歳って。
本当なの?ねえ。
はい。
冒頭からいきなり年言いましたね。
なんかそういうふうな吉本からの…伝令で。
ハハハ…!今年年女で…酉年で。
年女ですよ。
はい。
年女なんですけど「2回目」って言ってるんですけど。
それ24歳やないかそれやったら。
本当は4回目の年女です。
若く見えるね。
出会った頃から全然変わらないです。
本当この前お会いした時も全然…。
そうですか?これだけはかつみ・さんのおかげなんですけど。
なんかね一緒に同棲し始めた時から一気に1カ月で5キロ痩せさせていただいて。
それは保証人のはんこね5つ押したら5キロ痩せたんでこれはんこダイエットって言ってるんですけど。
はんこダイエット?なるほど。
それから二十何年間ずっとおかげでなんか太れる余裕もなく今まで来れたのが良かったのかなと思います。
今1億7000万円の借金っていうのは本当なの?ほんまですほんまです。
ええ。
すごい結構ね途中ものすごい膨らんだんですけどようやく…。
一番初めに借金始めたのが1億7000万やったんですけど…。
もう25年ぐらい前ですよ。
そうです。
そこからブワーッて膨らんで今やっと1億7000万に戻れたんです。
なんかあれでしょ?元々はバブルの崩壊っていうのがあるんでしょ?おたく。
そうなんですよ。
最初はバブルで儲かったんですけど。
かつみ・さんはね。
初めは儲かったの?最初儲かりました。
25から28までマンション買ってそのなんか含み資産で株やって28歳の時3億円儲けたんですよ。
すごいじゃない!そうでしょ。
3億なんて考えられないですよね普通。
それがもうバブル崩壊で3億儲けたのが信用取引で損して4億7000万すっちゃったんですよ。
その時まだお付き合いしてなかったんですけど楽屋のね吉本のロビーの電話でかつみ・さんが「何とかしてください!助けてください!」って言ってるその場面は遠巻きに見てたんですよ。
何事だと思ったでしょ?何事だ…。
それまでね儲かってはるっていう噂は聞いてたんでそんな状態を楽屋でみんなで笑ってたんですけど。
やっぱりね人の不幸ってね笑ったら自分に返ってくるんですね。
そんなにあっという間に?その1億7000万円を30の時に借金して今53歳ですからずっと借金払ってますから。
でもあれだったんですって?前はなんか払っても払っても利子が…?そうなんですよ。
25年間約2億円払ってるらしいんですよ利息だけで。
本当に?でも去年いいことがあったんです。
去年ね銀行の借り換えに成功したんです。
そうなんです。
そうするとどういうことに…?金利いくらやった…?今までね4パーセントぐらいやったんですよ。
わかりやすい話2億円で4パーセントというと年間800万円利息が付くんですよ。
利息だけで。
1000万円頑張って返しても200万円しか減らないじゃないですか。
ところがね今1.475になったんですよ。
1.475やったら2億やとしたら大体300万円ですよ利息が。
だから1000万円返したら700万減るんですよ。
だから10年かけて7000万減るんですよ。
そうなんです。
それ借り換えれた時点で僕もう借金返したつもりになってるんですよ。
そうなんです。
やっと…。
このままですねかつみ・さんがいらないことに今までみたいに手出さないでこのまま順調にいってくれたら77歳と70歳で完済できることがわかったんです。
もう何かなさらなければいいわけよね。
そうです。
77ですよ終わるのがね。
そうなんです。
でもね77で終わるんで「俺の人生78からや」って言って今2人で長寿サプリ飲んでるんですよ。
1日に2粒でいいところを4粒ずつ飲んでるんです。
大丈夫なの?そんな飲んで。
必死です。
でも長生きしないことは損ですもんね。
そうなんですよ。
大丈夫ですよ頑張れば。
色んなことをしなきゃ。
本当それです。
今まですごくおかしいのはどんなことでお金が…何ていうのかしら?副業っていうんですかね。
それで駄目になっちゃったかっていうとまず虫の…虫っていうか…。
オオクワガタですね。
オオクワガタ。
オオクワガタの養殖はかつみ・さんの借金返済ドリーム計画の第1弾やったんです。
そうやったんですよ。
オオクワガタねすごく高く売れる言うて養殖してたんですよ家で。
うまく生まれたの?そこそこうまいこといってたのに嫁がある日煙の殺虫剤たいてみんな殺してしもうたんですよ。
なんかコバエが出たんですって?そうなんですそうなんです。
本当にね悪気なかったんですよ。
ちっちゃいわからない虫がプイプイプイプイ耳元で寝れないぐらいプイプイいってたんでそれを何とかしたくて殺虫剤たいたらクワガタも虫でした。
そうだってね。
私ねそれ気が付きませんでした私も。
そんなことで…。
死んじゃったんですか?みんな。
そうなんですよ。
それで失敗した…。
その次今度猫…猫。
猫でしたっけ?猫やりましたよ。
何ていう猫を増やそうと…?マンチカンっていう猫ですね。
マンチカン?はい。
足の短い猫ですよ。
猫界のダックスフントみたいにちょっと短い…。
面白いのね。
はい。
今は本当に人気でたくさんのマンチカンね飼ってらっしゃる方いらっしゃるんですけどかつみ・さんが飼い始めた時はまだ日本にそのマンチカンがそんなに入っていない時で珍しい時で。
そうなんですよ。
これ病気したらあかんと思って三種混合っていうね大事なワクチン注射ですね。
それを・さゆりちゃんのお母さんに頼んだんですよ仕事の合間に。
病院へ行って?ええ。
お義母さん機転の利く方でワクチン注射と去勢もして帰ってきていただいたんですよ。
だからもう増えないってことになっちゃったの?そうなんです。
それからうちのニャンちゃんちょっと内股で歩くようになって。
可愛いペットとして…。
可愛いペットとして飼ってるだけっていうことになっちゃったの?そうなんですよ。
儲けはそこで駄目?儲けは駄目になりましたね。
へえー。
さて次に借金ができた理由は100円ショップを開こうとした?100円ショップやりましたね。
これはでも本当に今ね世の中にいっぱい100円ショップあるんですけど本当にこんなにできる前に…。
もうはしりですわ。
もうね目付けるんはいいとこ付けはるんですよ。
先見の明は…。
どうしました?それで。
2人でね看板書いたんですよシャッターに。
「ピコピコどん100円ショップかつみ・さゆりの店」って。
シャッターに書いたんで営業する時シャッターガラガラって上げるじゃないですか。
上げたら誰の何の店かわからへんようになってもうて。
バケツ買ったの?その時。
そうなんですよ。
うちのおふくろを店長にしたんですけど700個バケツ売れるからって言って…。
100円で?そうなんですよ。
それなんか発注書にね「7」ってあって「0」1つのボタンと「0」2つのボタンあって700やから「7」押して「0」1つのやつをトントンと押したら700じゃないですか。
「0」2つのやつをトントンと押して発注したから7万個来たんです。
バケツが?バケツが。
ある日の朝突然トラックで来たんですよ。
20坪の100円ショップに7万個入りませんでしたから。
全然入らなかった?ほんでもうこうもうもう…天井まで積んでグアーッともうだからもうね入り口ジュワーッとバケツばっかりあってお客さんこうやって入ってこなあかんのですよ。
ちょっとがたいええ人やったら当たるからバチャーン!って。
この100円ショップは2カ月半で潰れました。
そう。
その次…ラーメンは前から有名になったんですけど。
ラーメン屋さんね。
「ボヨヨンラーメンウマインジャー」っていうねラーメン。
ピンクの内装でねピンクのラーメンで。
ピンクのラーメンをそうそう…。
で売り上げだけが真っ赤っ赤やったんですよ。
そうなのね。
どうしてでも駄目だったんですかね?これも7カ月で潰れました。
7カ月?これもねなんかね・さゆりちゃんのお兄ちゃんを店長にして。
すぐ身内を店長にするんですけど。
・さゆりちゃんのお兄ちゃんがものすごい人いいんですよ。
それが取りえなんですけど。
すぐにアルバイトをね面接来たら全員採るんですよ。
全員採って。
人件費が68パーセントやったんですよ。
あら。
人件費68パーセントで材料代が30パーセントかかるんですよ。
そうか。
ほぼ100パーセントですから。
あと全部僕持ち出しなんですよ。
その間にスイーツの店やった…。
それが?そうなんです黒柳さん。
1回目に来させていただいて今日までの間にまたお商売やらせていただいて。
スイーツの食べ放題でくいだおれ太郎ちゃんってね大阪名物の。
あのくいだおれ太郎ちゃんのビルの6階でやらせていただいたんですけど。
名門のビルなんですよ。
そうなんです。
これは今までねうちの店1年以上続いたことなかったのにもう5年近くずっともう…。
儲かったの?それ。
そうなんです。
それは結構ねうまいこといってたんですよ。
ただうまいこといきすぎて…いきすぎてというか道頓堀また中国バブルで人もいっぱい来てたんで。
ほんで道頓堀のど真ん中の中座くいだおれビルっていうんですけど。
有名ですよね。
有名でしょ。
これが欲しいって言うて外資系のファンドが買ったんですよ中国系の。
このビルを。
ほんならある日家賃が3倍になったんですよ。
そうなんです。
急に。
えー…。
3倍ですよ3倍。
そんなのってあるの?あるんですよ。
あるんですね。
わかりやすい話300万円の家賃が900万円っていうことですからね。
それはさすがにもうちょっとお支払いできないねっていうのでまたお店潰れちゃいました。
ちょうど閉店した日がうちの結婚20年目の記念日やったんですけど。
そうやったんですよ。
あらー…うん。
3月27日ね。
だからねお店で20周年のパーティーをみんなスタッフの人が開いてあげようってしてくれてたんですけどまさかの閉店パーティーで。
このお二人のお家をカメラが入って撮らせていただいたんですね。
よろしかったんですかね?あれ僕が回しましたから。
そうなんですか?じゃあちょっと見せていただきます。
どうぞ。
お二人のお家ですよ。
「はい。
これが玄関でございますね」「これ全部招き猫でございます」「これ招き猫ですよ」「全部ワアーッともうねこれね100体以上ねあるんですよ」「招き猫じゃないのもあるんですけども」「色んな地方とかね海外とか行った時にもうそれなりのその猫っぽいものをずーっと集めてるんですね」20年近く。
「なぜこれだけいっぱいかつみ・さんが招き猫を集めているかといいますと占師さんに玄関に黄色か金色の招き猫を置いたら金運が上がると言われて必死で集めはります」「必死で集めてます」「必死です。
金運に必死です」金運に必死です。
「さあそして…」「はい。
ジャジャジャーン!」「一番の招き猫です」「うちの大事な大事なてんてんです」「てんてんちゃん」「ニャー」「リアル招き猫です」「そうなんですよね」「なんと御年24歳でございます」「24歳の割には元気そうでしょ」「ひげとかビヨーンと生えてね。
てんてんちゃん」「さあこれは?」「ピンクのピアノです!」「フー!」こんなものがあるんですか?そうなんです。
「『徹子の部屋のテーマ』」『徹子の部屋』のテーマソングだ。
ありがとうございます。

(ピアノ)」ピアノ上手なんだ。

(ピアノ)」「はい!・さゆりの宝物のピアノです」「これはですねかつみ・さんが絶対いつかプレゼントするっていう夢をなんと結婚10年目に叶えてくれました!」「叶えました!」「ローンです」「ばらすな!ばらすなよそれ」まだ払ってます。
ローンで?そうなの?ローンなの?ローンで買ったんですよ。
そうなの?でも何があっても買ってくださったのね。
そうなんです。
そこのところはお優しいわね。
ずっと夢やったんで。
同棲始めてからずっとピアノがねお家になくて弾けなくなっちゃってたのを「絶対俺がいつか買ったる」って言ってくれてたんです。
優しい。
そうなんです。
夢を叶えてくれて。
良かった。
でもローンまだ残ってるの?そうなんです。
なんか私もほんじゃ一緒に払ってるん違うかなとは思うんですけど。
でもあなた弾けるからねお家にあればね。
そうですねまた。
でもあなたのご両親を海外旅行に連れていくっていう…。
そうなんです。
そうなんですよ。
・さゆりちゃんのお父さんとお母さんを海外に連れていってあげるのがほんまに・さゆりちゃんの子供の頃からの夢やったらしいんですよ。
私自分のお金でなんかお母さんとお父さんを海外にっていうのが小学校からの夢で。
わあすごい。
その夢がようやく叶ったんです。
結構最近格安でね飛行機とかあるんで…。
ニューヨーク連れていってあげたんですよ。
えー!どうでした?2人とも喋れないんですけど何とか行って。
ほんで時差ぼけしたらあかんからってもったいないからって言うて別に眠たくないのにニューヨーク行ってお義母さんが睡眠導入剤飲まはったんですよ。
よく寝れて…。
眠たくないけど今寝とかんかったら時差ぼけで昼間に眠たくなったらあかんからってワッて寝はったんですよ。
お義父さんそれ知らんかったんですね。
お風呂からパッて上がってきたらお義母さんが倒れてるから「かつみ・君大変や!嫁が倒れてんねん!」って。
僕裸足でウワーッ見に行ったらお義母さん高いびきでカーッ寝てて。
いびきかいたら危ないっていうじゃないですか。
「お義父さんこれしゃれになりませんわ」って僕ニューヨークのホテル裸足のままでキヤーッ走っていって。
ねえフロントまで。
1階の受付のところまで行って。
ほんで「救急車を呼んでください」っていう「救急車」っていう英語が…。
それはなかなかね。
わからない…。
とりあえずもうレスキューでええわと思ってねで「レスキュー呼んでください」って言うのにね「コールミーレスキュー」って言うたんですよ。
あとで聞いたら「俺をレスキューと呼んでくれ」と言うてるらしくて。
「コールミーレスキュー」。
ほんで「プリーズコールミーレスキューハリーアップ!」。
謎の東洋人が裸足でずっと言うてたから…。
なんか裸同然の格好で。
ほんで向こうの人3人ぐらい来てね面倒くさそうに「オーレスキューレスキュー」って言うてましたわ。
でね部屋になんかセキュリティーの人と一緒に連れてこられて。
もう抱えられてねこうやってね。
抱えられて…。
「連れてきたで」言うて。
お母さん…それで?やっとそのセキュリティーの方もああ!ってそういうことかってやっとねなんかわかってくださって。
ほんでなんかお義母さん薬飲んだみたいやねんって僕聞いたから「メイビードラッグ」って言うたんですよ。
「メイビードラッグ」って言うたら…。
麻薬…麻薬。
・さゆりたちやっぱりねドラッグストアとかってね日本で言うから薬ってドラッグだと思ってて。
「メイビードラッグ」…。
「たぶん薬ですわ」。
「ドラッグ」って言うたら向こうの人冗談やと思ってですね「オーリアリー?」って言わはったんで「オーリアリーリアリー」で。
「オー!」。
今度ニューヨーク警察がウーファンファンファンファンウーファンファンファンファンって来て。
本当?ええ。
ほんで「オー!」って。
「ドラッグ?」。
「ドラッグドラッグ」「オー!」言うて。
「リアリー?」「リアリー」。
「リアリー」言うて。
ほんでなんかとりあえず救急車呼ばなあかん言うて救急車が来た時に後ろにパッて「ambulance」って書いてあるから「アンビュランスっていうんや」言うて。
ほんでビューッて。
ほんだらルーズベルト病院っていうて…。
そうそう。
あそこ知ってます私。
そういう救急の人が行くんですよあそこ。
そうなんですよ。
もうニューヨークのど真ん中ですわ。
ジョン・レノンさんとかも運ばれたっていう…。
ジョン・レノンが撃たれた時運ばれたルーズベルト病院ですよ。
そこにバッと行って。
ほんならねこういう大きいねなんか…電話があるんですよ。
2つ受話器付いてて。
そうなんです。
片一方僕が日本語で喋ったら通訳の人が英語で返してくれるんですよ。
すごいね。
すごい電話が…。
それはポルトガル語でもイタリア語でもフランス語でも全部英語にしてお医者さんに喋るという…。
さすがニューヨークですね。
すごいですねそれ。
「あなた何と言いましたか?」「“ドラッグやってます”言いました」。
「それは麻薬の意味です」。
「それはいけません」。
「ほんまでっか?」言うて。
結局お母さんは睡眠薬を飲んだっていうことはだんだんわかってきたの?そうなんです。
そのあとでももしかしたら駄目だっていうので脳の検査とかも色々していただいて。
心臓の検査も全部やって。
結局やっぱり本当に気持ちよく寝てるだけなんだっていうことで。
すごいですねでもそれ。
そうなんです。
お義母さんはもう高いびきで寝れて。
朝までね。
翌日スカッとした顔で「近代美術館行こか」言うて。
僕らだけ寝てないからもうフラフラですわ。
お父さんと3人フラフラになって。
ゴッホの『星月夜』みたいな…ほんまにフラフラやった。
こんななって。
もうすごい名画のねクルッて奇麗な星のね絵なのにそれが本当に目回って見えない感じになってて。
そんなだったの?そうなんですよ。
そのあとエンパイア・ステート・ビルね。
やっぱり僕ら子供の頃キングコングが登ったあのビルやと思ってね。
でエンパイア・ステート・ビル行ったんですよ。
ほんで2人でパーッと出ていって全員で写真撮って…。
で4人で撮ったんですよ。
4人で撮った…。
これです。
これ4人で撮ってるんですよ。
お義父さんちょっとこれね福山雅治のモノマネやってるんですよ。
「実に面白い」みたいな感じのね。
これなんか入れるケースがあってそれをケース入れるとこうなったんですよ。
お義父さんおれへんかったんですよ。
ひどい。
ひどいね。
可哀想に。
3人旅になったんですよ。
3人旅みたいになったね。
3人旅になっちゃってこの時にお義母さんものすごいご満悦な顔してるでしょ。
お父さんは消えちゃう。
お父さんだけ消えちゃって。
お義父さん奇麗にほんまにおらんことになってるんですよ。
お父さん散々のニューヨークやったんですよ。
こんなことある?っていうぐらいねちょうどお義父さんのフォルムが隠れるようなね。
ちょうどおれへんでしょ。
随分いいところで写真撮れるもんですねこういうふうにね。
本当になんか色々珍道中やったんですけど夢が叶って。
良かった。
お二人はお喜びでしたか?もう喜んでもらって。
喜んでましたお義父さんとお義母さん。
今のは珍道中の中でも相当ですよね。
はい。
ハハハ…。
背中。
背中。
でも結婚なさって20年っていうことですってね。
そうなんですはい。
色んなことがあったんですけど振り返って奥様いかがでした?20年は。
いや本当になんか結婚した時は周りから「すぐに別れる」って言われてたんですけどまあねずっと仲良しで…。
うちの座右の銘が「なかよしがいちばん」なんですけど。
いいですね。
今家でも本当に22時間一緒にいるんだって?そうなんですよ。
24時間中22時間もうひっついてる状態ですわ。
離れても1メーター以内ですよ。
すごいですね。
僕毎日2時間だけサウナ行くんですよ。
その2時間が怪しいと言われてるんですよ。
その2時間が怪しいんですよ。
怪しい?もう怪しいと思って。
その2時間の間に3回ぐらい電話かかってくるんですよ僕に。
それでも怪しいって言われるんですよ。
僕どうしたらよろしいんですかね。
唯一奥様のことを旦那様が怒鳴ったのは病気の時?何?それ。
そうなんですよ。
唯一の夫婦ゲンカですかね。
どっちが病気なすったの?・さゆりちゃんがね。
はい。
病気してしまいまして。
でもう本当にすぐに入院して手術して療養生活に入らないと駄目な状態にもかかわらず私はやっぱり…すごいやっぱりうちはずっと働き続けてないと支払いが1か月でも滞ったら自己破産してしまわないといけないような状態なのでそれが怖くて自己破産しないで自分たちの力で自分たちが作った借金は必ず返しきるっていうのがかつみ・さんの絶対の目標であり2人の目標なので。
ポリシーですから。
そんな時病気なんかしてられない…。
してられないし私が休んだらもうそれが危うくなると思って「私絶対休みたくない」って言って。
その時にものすごいケンカになったんですよ。
もう休んでくれと。
もうひょっとしたらやばいかもわかれへんからこのまま働き続けたら。
だから早く手術して休んでくれと夫婦ゲンカになったんですよ。
それが唯一?はい。
唯一の。
すごい怒られて。
「命より大事なもんなんかないのに何言ってんねん」って言われて。
嬉しかったでしょでも。
ご主人の愛情ですものね。
そうですね。
僕がね1人でバーッとテレビに出てるじゃないですか。
それを病室で見てて頼りないな思うたらしいですわ。
やっぱり一緒じゃないと…夫婦漫才じゃないと駄目だ。
早く治さないとって思って。
早く!でもあれですよねそうやって2人でお仕事があるっていうことがいいですよね。
もうありがたいです。
本当にそうです。
僕なんかほんまにもうね男として生まれてきて好きな女の人と結婚できてこうやってずっと一緒におれるっていうのもう最大に嬉しい。
もう本当に男の喜びですよね。
最高ですね。
最高ですね。
最高です。
22時間一緒にいるんだもんね。
そうなんです。
すごいよね。
2時間だけ違う…。
それが怪しい言われますから。
あなたどうですか?そうですね。
私もやっぱり色んなことが勉強になったっていうか…。
私もなんか二十何年間ずっと大変やったんですけどわかったことは「崖っぷち住んでしまえば普通の場所」っていうかなんか…。
サスペンスで出てくるような崖ってたまにパッてなんか観光とかで見に行って下ワッて見るからああ怖って思うんですけどそこの崖に家建てて住んでしまえばもう慣れっこで怖くもないし…。
絶景?絶景だなっていう。
そういう感じ?そういう感じの境地までいけたんで。
そう。
じゃあ今でも旦那様のこと大好き?大好きです。
いいですね。
あなたたちはいい夫婦っていうので褒められたことないの?そうですよまだ。
いつもね11月22日はスケジュール空けて…。
1億7000万早く返して…。
はい。
どうもありがとうございました。
頑張ります。
ありがとうございました。
お体を大切に。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
2017/01/27(金) 12:00〜12:30
ABCテレビ1
徹子の部屋 かつみ・さゆり[字]

〜借金1億7千万円!波瀾万丈夫婦が登場…両親とNY旅で大事件!〜かつみ・さゆりが今日のゲストです。

詳細情報
◇ゲスト
昨年、結婚20年を迎えた仲良し夫婦!かつみ・さゆりが登場。
◇番組内容
かつみさんが20代の頃、株の投資などで3億円を稼いだが、信用取引に手を出し4億7千万の大損…1億7千万の借金を背負ってしまったという。二人が出会ったのはそんな最悪の時だった。前向きなかつみさんは借金返済の為、副業で一攫千金を狙ったが失敗の連続。だが、分散していた借金を一つにまとめる事が出来、借金完済のめどが立ったという。ほか、「両親を海外旅行に連れて行く」という夢も実現!そのNY珍道中を語る。