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地上波テレビの字幕を全文書き起こします

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セリフ書き起こし ちびまる子ちゃん 2017.02.05

(たまえ)みんなこっちだよ!『ちびまる子ちゃん』が始まるよ。

(友蔵)ただいま。
(まる子)おかえりー!おじいちゃん寒かったでしょ。
ああ外は寒いよ。
はいお土産のおすし。
わーいありがとう。
(すみれ)おじいちゃんおかえりなさい。
ただいま。
(ヒロシ)じいさんどこに行ってきたんだ?老人会じゃよ。
ほらお土産におすしもらったんだよ。
おっすしか!ちょうどすしが食いたいと思ってたんだ。
うれしいなあ。
(さきこ)おじいちゃんそのコートずいぶん前から着てるわよね。
そういえばそうだね。
あたしが小さいころからそのコートだったもんね。
そりゃあそうじゃよ。
まる子が生まれた年の秋に作ってもらったんじゃから。
ああそういえばそうだったわね。

 

 

 


(おばあちゃん)そうそう。
おじいさんまる子を連れて洋服屋さんに行ったんじゃ。
へえあたしもこのコートを作るお店に一緒に行ったのか。
まる子すごいおじいちゃん子だったからおじいちゃんから離れなくってね。
あたしそんなに小さいころからおじいちゃんとずっと一緒だったんだね。
そうじゃよわしとまる子はずっとずっといつも一緒にいたんじゃよ。
(友蔵・まる子)アハハハ…。
知らなかったよ。
だってあたしが生まれた年の秋っていったらまだあたしゼロ歳でしょ?そうよまだ半年ぐらいじゃないかしら?ずーっとじいさんに抱っこしてもらっていたもんな。
おじいちゃんと洋服屋さんに行ったときまる子ったらね…。
《いろんな生地がありますがどの布でコートを作りましょうか?》
(友蔵)《そうですねどれにしようかな》
(友蔵・男性)《あっ!》《すみません!》《この布で作ってください》《えっ?いいですよそんな》《いやいいんです》《この子がその布に決めてくれたと思えば》ってねまる子がミルクをこぼしちゃったからその布で作ったコートなのよ。
えっ!そうだったの?おじいちゃんごめんね。
いいんじゃよ。
だって他にもいろんな布があったんでしょ?おじいちゃんホントは他の色の布で作りたかったんじゃないの?まる子がこの布に決めてくれたんじゃ。
わしはこのコートが大好きなんじゃよ。
だからずっとずっと気に入って着ているんじゃ。
他のどの布で作るよりこの布が一番いいんじゃよ。
おじいちゃん…。
はっ!まあコートなんていうもんは結構長い間同じやつを着るから何だかんだいろんな思い出があったりするもんだよな。
お父さんもコートの思い出なんてあるの?そりゃあるさ。
今はもう着てねえけど独身のころに買ったトレンチコートの思い出は泣けるぜ。
あああのベージュのトレンチコートのこと?そうそう。
どういう話?私も聞きたいわ。
フッ…あれは24歳の冬のことだ…。
(ヒロシ・山ちゃん)《アハハハ…》
(ヒロシ)《あ〜あおっかしいな山ちゃん》
(山ちゃん)《何がおかしいんだよ》
(ヒロシ・山ちゃん)《アハハハ…》《あれ?冷てえな》《ヒロシ雨が降っているぞ》《お前知ってたか?》《え?知らなかったぜ》
(ヒロシ・山ちゃん)《アハハハ…》《あっおい山ちゃん》《うん?》《あのばあさん寒そうだな》《ああ寒いんじゃねえか?》《ううっ…》《よーし俺も男だ!》《寒そうなばあさんをほっておいたら男が廃るぜ》《いいぞー!ヒロシー!》・
(ヒロシ)《ちょっとおばあさん》《うん?》《雨が降ってるっていうのにこのままじゃ死んじまうよ》《ほら俺のコートを着て帰んな》《えっ?》《気にすんなって俺は全然寒くねえからよ》《でも…》
(ヒロシ)《風邪ひかないで元気でな》
(山ちゃん・ヒロシ)《アハハハ…》
(さきこ・まる子)えーっ!じゃあコートをあげちゃったの?酔った勢いで?
(ヒロシ)そうなんだよ。
ずいぶん気前のいい話だのう。
気前良過ぎますよ。
うんそんな話聞いたことないね。
でもあのコート今うちにあるよね。
返してもらったってこと?そうなんだ。
この話には続きがあるんだ…。
《何で俺あのコートあげちゃったんだろうな》《いや〜あのときはそういう気分だったんだよな》《俺もよヒロシがコートをばあさんにあげるって聞いても全然止める気がしなかったもんなあ》《止めてくれよ》《今なら止めるぜ》《だけどあんときは何か分かんないけどヒロシがばあさんにコートをあげることが一番正しいように思えたんだからしょうがねえじゃねえか》《あのコート高かったんだよな》《今ごろあのばあさんも喜んでいるさ》《ヒロシいいことしたんだからまたいつかいいことあるさ》《そうだといいけどなトホホホ…》
(ヒロシ)《ただいま》《ヒロシ!》《早くおいでよ》《えっ?何だよ》《いいから早く!》《あっ!》《あの節は本当にありがとうございました》《いや…そのうそんな…あの…》《ヒロシほら座んなさい》《あの夜私の夫が持病による目まいで倒れてしまい私は遠くの病院まで薬を取りに行った帰りだったのです》《慌ててうちを出たものですから天気が悪かったのに傘も持たず大して厚着もしてこなかったものですから病院から出たときには寒くて凍え死んでしまいそうでした》《そんなときあなたさまに出会ったのです》《寒くて心細くて泣いてしまいそうなときあなたさまのおおらかな優しさに私はどれほど助けられたでしょう》《暖かいコートを貸していただき体だけでなく心まで温まり励ましていただきました》《あれから主人も無事回復いたしましてくれぐれもよろしく申しております》《はあ…》《どうしてもこのコートをお返ししなくてはと思いこの洋服屋さんにお尋ねしてようやくあなたさまのご住所を知りこうして参らせていただきました》《急にお伺いして本当にすいません》
(友蔵・おばあちゃん)《いえいえとんでもない》《そんなこちらこそすいません》《それからこれつまらない物ですがコートを貸していただいたささやかなお礼のネクタイピンです》《お気に召すかどうか分かりませんがどうかお受け取りくださいませ》《まあそんな…》《かたじけない》っていうわけだ。
どうだいい話だろう?ホント。
意外にもいい話だったね。
あたしゃどうせろくでもない話かと思ってたのに。
あたしも。
電車の中に忘れてきたとか。
飲み屋で別の人のと間違えたとか。
バカにすんな!わしゃそんなことがあったことも忘れとったよ。
あたしゃぎりぎり覚えてたけどね。
でもさお父さんいい人にコートを貸してあげてよかったね。
うん。
しかも貸してあげたんじゃなくてホントはあげちゃったのにね。
そうよね。
まっ俺は酔っぱらってても人を見る目があるってことだな。
よく言うよ。
バカらしい。
もう寝ようっと。
そうねあんたたちもう寝なさい。
(ヒロシ)こら!寝ないで俺のいい話のことをもっとよく味わえ。
もういいよ。
(さきこ)じゅうぶん味わったわよ。
(ヒロシ)こら!待て。
おい!・たまちゃーん!うん?あっまるちゃんおはよう。
おはよう。
まるちゃんカワイイコートだね。
ああこれね。
1年生のとき買ってもらったやつだからもう小さくなっちゃったんだけどね。
私のもなんだ。
今度買ってもらうんだよ。
私も新しいやつ買ってもらおうかな。
一緒に買いにいきたいね。
そうだね!あっ!お揃いにしよっか。
それもいいね。
(まる子・たまえ)アハハハ…。
楽しみ!
後半へ続く
ねえたまちゃんはどんなコートが欲しい?私ね…ちょっと待って。
うん?
(たまえ)えーとねこんな感じで…。
あっカワイイね!
(たまえ)膝下くらいの丈のハーフコートが欲しいんだ。
襟は丸くて大きめのね。
そうそう。
袖口は折り返してあるとカワイイよね。
そうだね。
両側におっきいポケットがあるといいな。
うん!いいね。
寒いとき手が入れられるもんね。
そうだね。
色は?えんじとか。
うぐいす色みたいのもいいよね。
あっいいよね。
茶色もいいよね。
うんうん!明るめの茶色ね。
それでさ襟の所とポケットの所カワイイ模様が刺しゅうしてあったりするといいね。
いいね!私そういうの大好き。
でしょ?あとさボタンは大きいクルミボタンみたいのが付いてるといいね。
いいね!ああ。
そんな理想のコートが見つかるといいけど。
なかなか見つかんないんだよね。
あっお母さんに作ってもらおうか。
そうしようか。
でもうちのお母さんコートなんて作れるかな。
うちのお母さん作れるよ。
時々洋服作ってるもん。
まるちゃんとお揃いで作ってもらおうよ。
えっそんなの悪いよ。
無理だって言ったら諦めるけど一度聞いてみようよ。
そうだね。
それじゃあ襟とポケットの刺しゅうはうちのお母さんにしてもらおう。
ああそうだね。
まるちゃんのお母さん刺しゅううまいもんね。
うん。
刺しゅうやるの好きなんだってさ。
作ってもらえるといいね。
コートってさ何年も着るでしょ。
大人なんてサイズが変わらないからずっと同じやつ持ってたりするじゃん。
だからいろんな思い出があるみたいよ。
そうかもね。
昨日おじいちゃんとお父さんの思い出を聞いたんだ。
結構面白かったよ。
へえ。
(山根)僕なんかおととし水色のコートを買ってもらったんだけどそれが全然似合わなくてさ。
水色のコート?うん。
結構派手な水色なんだ。
僕に似合わない感じがするだろ?うーん…分かんないけど。
あんまり水色って感じじゃないかもね。
山根は。
全然駄目なんだ。
着るたびに自分でもどういうつもりでこんなの着てるんだろうっていう思いが募るばかりなんだよ。
それもつらい話だね。
でも親に文句言っても「子供のくせに服のことなんかで文句を言うな」って怒られちゃって聞いてもらえないのさ。
でもおととし買ったのならもうそろそろ小さくなって新しいやつ買ってもらえるんじゃないの?ううん。
結構大きいサイズを買ったために裾を上げて着ていたんだ。
裾を下ろせばあと3年は着られるよ。
あと3年か…。
6年生になるまで着られるってことだね。
僕の小学校生活の冬の思い出はあのコートの水色なのさ。
全然似合わない水色のね。
変わった思い出になるね。
山根のコートの思い出は。
うん。
何かちょっとね。
・はい。
さくらです。
あっもしもしまるちゃん?あったまちゃん?あのねお母さんがお揃いでコートを作ってくれるって。
えっ!?ホント!?うん。
それでねお母さんがコートの布も買ってきてくれるって。
・うわあうれしいな。
たまちゃん何色にする?どうしよう。
まるちゃんは?ねえ迷っちゃうね。
あたしうぐいす色にしようかな。

(たまえ)じゃあ私はえんじにするよ。
お母さんに伝えておくね。
うん。
よろしくね。
ウフ。
ウフフフ。
ウフフフ。
まあ。
たまちゃんのお母さんが?うん。
作ってくれるんだって。
あたしうぐいす色の布を頼んだよ。
いいのかしら…。
いいんだって。
それでねお母さんはそのコートの襟とポケットに刺しゅうをしてほしいんだ。
いいわよ。
たまちゃんとお揃いの柄ですればいいんでしょ。
そうそう。
わざわざ作らなくてもあんた私のお下がりを着てればいいじゃない。
嫌だ!たまには新しいコートが欲しいもん!いつもお姉ちゃんばっかり新しい服でずるいじゃん!そうだね。
たまにはまる子も新しい服が欲しいわよね。
うん!
(たまえの母)はい。
やっぱりまるちゃんもだいたいたまえと同じサイズだったわ。
たまえと同じ型紙でOKね。
(たまえ・まる子)フフ…フフフフ。
もう型紙は取ってあるから1週間ぐらいでできるわよ。
そんなに早くできるの?頑張って作るから。
おばさん無理しないでね。
大丈夫よ。
任せといて。
早く作らないと春になっちゃうでしょ。
コートができた後もまるちゃんのお母さんに刺しゅうしてもらう時間もいるしね。
そうだね。
うちのお母さんも頑張れば1日で刺しゅうをやっちゃうよ。
(たまえの母・たまえ)1日で!?うん。
前にバザーに出すための給食袋に刺しゅうをしたとき一晩で5枚もやったもん。
それを思えばコートに刺しゅうだって1日でできるよ。
頼もしいわね。
おばさんも頼もしいよ。
(たまえ)まるちゃんこのボタン見て。
うん?あっ!クルミボタンだ!ボタン屋さんで探したんだよ。
完璧だね。
あたしとたまちゃんの理想どおりのコートがもうすぐ出来上がるね。
うん!ウフ。
それからたまちゃんのお母さんと私のお母さんは一生懸命あたしたちのコートを作ってくれました
あたしもたまちゃんも毎日すごく楽しみにしていました
(すみれ)できた!わーい!やったやったやったー!・あっまるちゃん。
えっ?できたの?うん。
できたよたまちゃん。
今すぐ来て。
うん!行くよ。
お母さんコートができたって。
今から行ってくるよ。
あらもうできたの?たまえ気を付けてね。
うん!・
(たまえ)こんにちは!たまちゃーん。
こっちこっち。
お邪魔しまーす。
うれしい。
ねっ。
完璧でしょ?うん。
一緒に着てみようよ。
(たまえ)うん!わあ!
(友蔵)おお!
(すみれ)カワイイ!2人揃って並ぶとお人形さんみたいよ。
(まる子・たまえ)エヘヘヘ…。
ホントにカワイイのう。
たまちゃん。
まるちゃん。
(まる子・たまえ)よかったね〜。
よかったのう。
ホントによかったのう。
こんなに喜ぶなんて私もたまちゃんのお母さんもすごくうれしいわよ。
だってだってうれしいよ。
だってだってこんなコートどこ探したってないもん。
お母さんありがとう。
おばさんありがとう。
いえいえ。
たまちゃんのお母さんにも早速お礼を言わなくっちゃ。
うん!今から2人でたまちゃんのうちに行くよ。
ねっ。
うん!あのさうちのお父さんに記念の写真を撮ってもらおうよ。
そうだね。
撮ってもらいたいね。
どうせ頼まなくたって撮るだろうけどね。
(一同の苦笑い)おお?コートができたんだな。
うん。
2人で並んでるとカワイイな。
お父さんまで褒めてくれるとは思わなかったよ。
おじさんありがとう。
(ヒロシ)俺のコートみてえにそのコートもいい思い出ができるといいな。
もう一番最初からすてきな思い出がいっぱいだよ。
こんなすてきな思い出から始まるコートなんて…。
幸せだよね。
ねえ。
(まる子・たまえ)フフフフ…。
よかったなぁ。
あたしとたまちゃんのコートの思い出がこれからもずっとすてきで楽しいことばっかりになりますように
(シャッター音)
(穂波)はい。
今度は2人背中をくっつけて指をこうほっぺたの所に持ってきて。
お父さんもういいよ。
もう100枚ぐらい撮ったよね。
まだまだ。
せっかくこんないいコートをお揃いで作ってもらった記念じゃないか。
こんな素晴らしい記念は一生に一度あるかないかだぞ。
はいポーズ。
(シャッター音)
まだまだコートの記念撮影は続くのであった
あたしゃねこんなとぼけた顔してるけどうちの中じゃとんでもない嘘つきなんだ。
おじいちゃんをだましてまんまと100円手に入れたりする悪い女なんだよ。
それでもおじいちゃんは私の味方だよね。
次回の『ちびまる子ちゃん』は…。
お楽しみにね。

(サザエ)サザエでございます。
・「お魚くわえたドラ猫」2017/02/05(日) 18:00〜18:30
関西テレビ1
ちびまる子ちゃん[字][多][デ]

『コートの思い出』の巻

詳細情報
番組内容
 冷たい風が吹くこの季節。あったかーい服があるといいよね。あたし、今度たまちゃんとお揃いで、新しいコートを作ってもらうんだ!どんな色にしようかな?あー、嬉しくてしょうがないよ。
 今回のちびまる子ちゃんは『コートの思い出』っていうお話だよ。お楽しみにね。
出演者
まる子: TARAKO 
お父さん: 屋良有作 
お母さん: 一龍斎貞友 
おじいちゃん: 島田敏 
おばあちゃん: 佐々木優子 
お姉ちゃん: 豊嶋真千子 

ほか
スタッフ
【原作】
さくらももこ 

【OP曲】
「おどるポンポコリン」 

【END曲】
「100万年の幸せ!!」 

【脚本】
さくらももこ 

【絵コンテ】
入好さとる 

【演出】
野田泰宏 

【作画監督】
あべじゅんこ