読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

全文書き起こしサイト

地上波テレビの字幕を全文書き起こします

スポンサードリンク

字幕書き起こし ハートネットTV「シリーズ暮らしと憲法▽第4回・原発被災者と憲法」 2017.02.08

福島第一原発から20km圏内にある南相馬市小高区。
去年7月原発事故による避難指示が解除された町です。
しかしもともとの人口の1割1,000人ほどしか住民は戻っていませんでした
この町で突然配られた憲法を人々はどう受け止めたのか。
訪ね歩く事にしました。
震災で小高の55軒の畜産農家が全て廃業。
しかし誰もいないはずの牛舎に人がいました
夜一軒だけ明かりのともった居酒屋を見つけ訪ねてみました
こんばんは。
(島尾)いらっしゃいませ。
はいどうも。
よろしくお願いします。
え〜とこれだと思うんですけども…
なぜ今憲法の冊子を配ったのか
失礼します。
…あっ失礼します。
よろしくお願いします。
直接確かめるため南相馬市役所を訪ねました
小高には度々観光バスがやって来ます。
全国各地から訪れた人たちの目当ては一軒の家。
小高で生まれた鈴木安蔵。
憲法学者でした。

 

 

 


終戦から4か月後の昭和20年12月。
評論家や学者ジャーナリストたちが集まった民間の憲法研究会が新しい憲法の草案を作ります。
中心的な役割を担ったのが安蔵でした。
その憲法草案要綱には政府の原案にはなかった権利が記されていました。
戦後の混乱の中この条文は日本国憲法第二十五条生存権の基礎となっていったのです。
安蔵が生存権にこだわった背景にはある体験があったといいます。
安蔵は25歳の時2年8か月もの間獄中生活を強いられました。
権利や自由を剥奪する国家とは何なのか。
それを解明するためあらゆる憲法書を読破します。
そして当たり前の暮らしを奪われないために生存権の保障を憲法に明記する事が必要だと身にしみて感じたのです。
原発事故と憲法の生存権について考え続けてきた詩人に会いました。
南相馬市で暮らす…
憲法が施行されて70年
過去の過ちを繰り返さないため先人たちが考え守り続けてきた憲法の理念。
それは今もこの町の人々の暮らしの中に息づいているのかもしれない
いち早く店を再開したという美容院を訪ねました
こんにちは。
(小澤)はい。
こんにちは。
よろしくお願いします。
ありがとうございました。
ここさありました。
ありました。
ありましたありました。
絶対あるなと思ったの。
いや〜ちょっとね…やっぱりお客さん…
小高に戻ってきた人の半数以上は65歳を越える高齢者でした
家族と離れ独りで暮らしている男性がいると聞き訪ねました
こんにちは。
恐れ入ります。
ちょっとお伺いしたい事があって来たんですけどいいですか?はい。
はい。
作ってくれたんだけどな…。
来年の4月にはすごい…庭いっぱいお花になるから。
一年に1回か…しか来ねえんだ。
なかなか会えないんですね。
なあ…。
これはね…「公共の福祉に反しない限り居住移転…」。
居住移転の自由なんだ。
おはようございま〜す。
牛舎で出会ってから10日後再び訪ねました。
原発事故の前と変わらず朝早くから牛舎へ通っていました
恥ずかしながら初めて読んだ。
アハハ…!そうなんだな。
そうなんだ。
不断の努力ってねこれって本当に大切な事なんだと思いました。
はい。
当たり前に思っていた事が当たり前にできなくなって初めて意識した憲法の重み
それは失わなければ気付けないものなのだろうか
2017/02/08(水) 20:00〜20:30
NHKEテレ1大阪
ハートネットTV「シリーズ暮らしと憲法▽第4回・原発被災者と憲法」[解][字]

今年は憲法が施行されてから70年の節目の年。番組では、さまざまな暮らしの現場から、憲法について考えます。第4回は、被災地・福島の今から考える、憲法の理念とは。

詳細情報
番組内容
ハートネットTVはさまざまな「生きづらさ」を抱える人たちのための番組です。テーマは、貧困・虐待・自殺・うつ・依存症・発達障害・認知症・がん・難病・介護・リハビリ・障害・LGBTなど。ホームページも情報満載!みなさんがつながりあえるよう情報交換の場も設けています