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字幕書き起こし 団塊スタイル「冷え対策で健康寿命を延ばす!」 2017.02.10

寒い冬。
この季節多くの人が「冷え」に悩んでいます。
番組で行ったアンケートにも…。
…など冷えに関する悩みの声が寄せられました。
他にも腰痛や頭痛神経痛などとも関係があると専門家は指摘。
加齢に伴う筋肉量の低下も実は冷えを招く要因の一つと考えられています。
今回女優の松岡きっこさんが冷えについて体験リポート。
意外な事が分かりました。
お風呂に入ると気になる症状が改善する使い捨てカイロを使用すると調子がいいなど冷え症に関するチェック項目を紹介。
そして冷えない体づくりに大切なのが運動と食事。
太もも部分の筋肉を鍛えて血流をよくする膝の屈伸運動のやり方。
そして手と足の指をしっかりと組んで足首をぐるぐる回す冷え対策。

 

 

 


さらに鶏むね肉と長芋を使って体が温まる鍋の作り方をお伝えします。
健康寿命を延ばす事にもつながる冷えの対策をお伝えします。
風吹ジュンです。
国井雅比古です。
今日のテーマは「冷え」ですね。
冷えますよ。
今日は家庭でもできる冷え対策を中心に話を進めて参りますけども。
いいですね。
私はね冷えとは一切関係ないと思っていたんですがこの指先が冷たくなってくる。
こんな事ありえなかったんですけどね。
何か年齢と関係あるんでしょうか。
あるのかなと思ったりね。
冬を前に今年の寒さは大丈夫かなと思うようになりましたよ。
単なる年を取ったという事なのかどうなのか分かんないですが…。
慎重にねなりますよね。
じゃあこちらの方はいかがでしょうか。
女優の松岡きっこさんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願い致します。
松岡さんはいかがですか?私冷え症じゃないですよ。
ないんです?若い時はすごかったです。
若い時はもうすごい冷え症でもう手袋して靴下履いて寝ないと寒いぐらい。
今は全然?今はもう全然。
それなりのものを食べてますし。
元気な。
まずは冷えについて松岡きっこさんのリポートをご覧頂きましょう。
こんにちは。
よろしくお願い致します。
若い頃冷えに悩んでいた松岡さん。
向かったのは都内の医療施設です。
若い頃は湯たんぽを使ったり靴下を重ねて履いたり冷えの対策をしていたという松岡さん。
俳優の谷隼人さんと結婚してからは食事に気を配り体を温めるといわれてにんにくを食べる事を習慣にしています。
待合室で先生を待ちます。
医師の伊藤隆さんです。
冷えに関する診察や治療を行っています。
伊藤さんの専門分野では冷えは大切な治療の対象の一つだと考えられています。
松岡さんが渡されたのは問診表です。
問診表には現在の生活状況や体の症状生活習慣など9つの項目があります。
現在の症状とふだんの体質傾向について見てみると暑がりや寒がり冷えるといった体質の事などがいろいろ書かれていました。
そして不安感や焦燥感無気力気分にムラがあるなど精神的な面についても書かれ該当するものに丸をつけます。
松岡さんが書いた問診表です。
体質傾向では「暑がり」「寒がり」「汗をかきやすい」などの部分に丸がついていました。
症状では「忘れっぽい」というところに丸がつけられています。
よろしくお願い致します。
松岡さんの問診表を基に伊藤さんが冷えについて診断します。
年齢を考えるとこれは冷えでない可能性もありますが…それから暑がり寒がりというのがございます。
今度は舌を調べました。
冷えの疑いがあるようです。
伊藤さんに冷えについていろいろと質問を投げかけます。
シニアの方にいたしますと例えば…こういったものを持ってる方が冷えを持ってるんです。
加齢と冷えの関係について教えてもらった松岡さん。
すいません。
次に向かったのが冷えの治療と関係のある鍼灸施設です。
ここでは冷えの程度や隠れた冷えの症状を器具を使って調べています。
松岡さんが体験します。
まず冷えに関わる腎臓や泌尿器内分泌系のツボに置きばりという方法で細いはりを刺します。
次にその上から電気温鍼器と呼ばれる器具を使って温めます。
はりを通すと体の奥深くまで熱が行き渡り冷えの状態を知る事ができるといいます。
冷えがない人は5分で熱く感じます。
冷えがあると熱いと感じなく時間が過ぎていきます。
松岡さんは既に15分経過していました。
そして20分たち検査が終了。
冷えの治療では渡された検査結果を基に期日を改め医師に診てもらいます。
意外?「隠れ冷え症」とはふだん冷えの自覚がなくても実は体が冷えている状態の事をいいます。
松岡さんもその1人だと伊藤さんは指摘しました。
ですので冷え症ってほっといちゃいけないんですよ。
今回リポートを通じ冷えについていろいろと知った松岡さん。
その対策に関心を寄せています。
へえ〜冷えでいろんな病気を抱える事になるというか。
原因になってるんですね。
なってるんですね驚きましたね。
松岡さん自分…想像もしなかったみたいですね。
もうねショックでしたよ。
そうでしょう。
私ふだんの生活では自分は絶対冷え症じゃないと思ってそれなりの事もいろいろやってましたのでもう絶対大丈夫と思って軽い気持ちで行ったら「あっ隠れ冷え症」「え〜」ですよ。
驚かれてました。
もうびっくりしました。
「先生本当ですか」って言ったらもう十分隠れ冷え症。
もうすごい自信なくなりました。
さてここからは東京女子医科大学東洋医学研究所の木村容子さんにお越し頂いております。
よろしくお願いします。
よろしくお願い致します。
木村さんは先ほどの伊藤さんと同じ職場で冷え症の患者さんと向き合っていらっしゃいますけども冷え症ってそもそも年を取るとなってくるものなの?それをちょっと基本的に伺いたい。
そうなんですよね。
どなたでも年齢を重ねる事で体の機能とかあと調節力が下がってきますので新陳代謝が活発な状態から漢方では「陽」と言うんですけども新陳代謝が低下して冷えになりやすい「陰」の状態。
若い時子供の時と比べればその人の一生を考えてみると徐々に寒さにも弱くなったなというのは自然な流れではあるんですね。
また東洋医学の方では「腎」という考え方が大切なんです。
腎臓の腎。
腎ね。
腎臓とかあと膀胱とかそういった泌尿器系の…含めた概念なんですけれどもそれ以外にも内分泌系。
またですね骨とか歯とかそして成長とか老化に腎は関わると言われてるんです。
女性の腎の働きのピークは28歳。
男性はちょっとそれよりも遅くて32歳と。
これ一番元気な…。
はい腎のピークなんですね。
それ以降は誰でも腎の機能が下がっていくので冷えやすくなってくると。
それ以外には何かあるんですか?さらにですね年を重ねるとどなたでもやはり筋肉が…。
落ちる。
そうなんですよ。
筋肉量減りますよね。
誰でもですねそれはあるのでやはり筋肉というのも熱を作るために大切なので筋肉が減る事でやはり冷えやすくなるというのもあるんです。
女性は筋肉少ないですよね。
そうです。
一般的に男女差もありますので女性の方は男性よりも筋肉は一般的には少ないと言われておりますのでですから女性の冷え症が多いんですね。
その冷えというのは例えばさっきの肩凝りだとか頭痛とか腰痛ですか…と関係あるというような事が出ていると。
はい体の症状だけではなくてやはり冷えているとイライラしたりとか逆にうつうつしたり。
また寝つきが悪いなど眠りも実はそういった冷えにも関係するんです。
そういった精神症状も起こりやすくなってくるんです。
そういったのが出れば自覚症状が出てくるって考えていいんですけど松岡さんのような方は多いんですか?少ないんですか?自覚してない。
大丈夫だと思ってて。
実はですね結構多いんです。
それで実際に診察して気になる症状の背後に実は温めるとその症状がよくなるとかいう事がある場合には冷えが関係してるのかもという可能性があるんですね。
木村さんが出したのは「隠れ冷え症」をチェックする項目です。
お風呂に入ると気になる症状が改善する。
カイロなどで温めると気になる症状が軽くなる。
下着を重ね着している。
入浴後に尿意を催しやすいなど全部で8項目です。
これらのうち半数以上にチェックがついた人は「隠れ冷え症」に要注意です。
国井さんと風吹さんがチェックしました。
私の方から。
見せて下さい。
あ少ない。
少ないですね。
まあカイロ使う事ほとんどないですもんね。
風呂へ入ると気持ちいいなあと。
下着を重ねる事ほとんどないですね。
ただ入浴後になぜかトイレに行きたくなる。
あとはないですね。
風邪をひきやすい事もないですし。
年齢と伴う腎が働きが少しもちろん年齢相応に少しありますけれどもそれが顕著という事ではないかと思います。
とてもいいもしかしてメンテナンスもされてるんでしょうか。
すごい。
ありがとうございます。
次は…。
それでは私です。
私はもう子供の頃からとっても冷え症だったのでお風呂大好きです。
大好きですかね。
それからカイロ季節関係なく夏服冬に着なきゃいけなかったりとかそういうお仕事なのでカイロはね便利に使った事あります。
いろいろ工夫されてるだけあって項目も8項目中半分…そうですね半分以上ですとやはり隠れ冷え症の可能性が高いと思うんですけれども3項目というのですごくメンテナンスをしっかりされてるかと思います。
風邪ひかないんですよ。
すごい。
冷えには寒い季節になると寝つきが悪くなるまた寒い季節になると体が重くやる気がなくなるなど精神的な影響もあるといいます。
体の仕組み自体は体の深部体温が37度ぐらいが一番ですね神経系免疫系内分泌系がみんなよく働く状態となっておりますので体温自体も下がってしまうと本当にもう気力体力もなくなるので一つのサインでもあるかと思います。
じゃあ我々の世代になっても冷え症に対する対策というのは効果的なものあるんですか何か。
はいもちろんです。
あのですねやはり筋肉をつけて頂くと。
体の熱もですね60%は筋肉で作られているので誰でも若い頃よりは筋肉量が下がってくるのでそこで筋肉をつける事で熱を生み出しやすい体に少しでもできるようにする事が一つ大切かと思います。
では家庭でできる冷えの対策です。
まずは運動についてご覧下さい。
筋肉を鍛えて血流をよくして冷えを撃退。
初心者でも無理なく始められる運動です。
まずはスクワット。
太ももとお尻背中の筋肉を鍛えます。
椅子を使って行いましょう。
こうすると腰を痛めずまた誤ったスクワットの姿勢になる事を防げます。
それでは始めます。
この時に椅子にちょっとお尻がついたら立ち上がっていきましょう。
背筋を伸ばし息を止めず椅子に向かってゆっくりとしゃがむように膝を曲げゆっくりと元に戻ります。
背中太ももなどの大きな筋肉を鍛える事によって代謝が上がり冷えにくい体づくりにつながります。
次は腹筋や脇腹の筋肉を鍛えるシットアップです。
ゆっくりと上半身を下ろしていきましょう。
無理をせず10回を目安に行って下さい。
おなかの筋肉も鍛える事によって代謝が上がり冷えにくい体づくりにつながります。
シットアップがきついという人にはドローインと呼ばれる運動があります。
たったこれだけです。
5回から10回を目安に行って下さい。
最後は主に肩の三角筋を鍛える腕上げです。
まず安定した椅子に浅めに座り背筋を伸ばして前傾姿勢になります。
おもりの代わりに…無理をせず水の量を調整して自分に適した重さにして下さい。
肩凝りや背中に凝りがある人は血行が悪い事があります。
血行をよくする事も冷え対策には大切です。
他にも木村さんおすすめなのがいわゆるテレビを見ながらでもできるちょっとした運動です。
まずはタオルを使って簡単にできる足指体操です。
床にタオルを広げて椅子に座ります。
これを繰り返すだけです。
足の指を意識的に広げて動かすのがポイント。
足の先から血の流れがよくなりますよ。
そして足首回しです。
冷えのある人は足首や足の指の動きが硬くなっている事があります。
椅子に座り足の指と手の指を交互に組みます。
そして足首をぐるぐると回します。
足首を回すと…どれも続ける事が大切です。
血の流れをよくする事で冷えを撃退!スタジオの皆さんも足首回しに挑戦。
いかがですか?気持ちいいです。
ギクギク。
ギクギクいってるというのはちょっと硬いような…。
ちゃんとギクギクいってます。
実際ですね足の血流が悪くなりやすい冷えがひどいというのは足の方からやはり心臓の方に血流が戻っていかなくちゃいけないんですけれどもやはり人間立ってる事が多いじゃないですか。
そうすると重力に逆らって戻さなくちゃいけないのでなかなかそれで戻りにくくなると足が冷えやすいって事になるので刺激してふくらはぎの方に血流が行って戻っていくような循環するように。
そうすると少し足あったかくなってきましたかね。
あったかいです。
先ほどよりはそうですね。
あったかくなってきましたね。
体もあったかくなってきます。
この指の間を入れるというのはこれは何かどういう?いいですね。
そうすると指の方もですね普通指の方って結構開かないですよね。
開いてない。
その指を開く事でまた指の方の循環もよくなる。
VTRにあった運動いろいろありましたけどあれは冷えだけじゃなくて健康にもよさそうですよね。
はい実はそうなんです。
やはり冷えない体づくりをする事で誰でもですね加齢というのは止められませんが老化の速度は緩やかにする事ができるという事で健康寿命を延ばす事につながるという事が言えるかと思います。
だけどあと女性が加齢とともに冷えを訴える方増えますよね。
それはどういう事なんでしょうか。
実はですね女性の場合更年期の時期がありましてそういった時にはホルモンバランスの乱れに伴って自律神経の働きも乱れるので末梢の血行というのは自律神経で支配されておりますので調節されていますのでホルモンバランスが乱れる事で自律神経の働きも乱れて冷えたり逆にのぼせたりという。
足は冷えるけど上がのぼせるみたいな事も起こったりもします。
そうなんですね。
その加齢の方というかそういう自律神経が整わない場合は女性はどうしたらいいでしょうね。
もちろん運動などしてする事も大切ですしあと自律神経を整えるのに日本の文化でもお風呂の入り方を一つ工夫する事もおすすめかと思います。
つらくてなかなか寝つけないという人もいると言われている冷え。
その要因の一つは自律神経の働きにあります。
自律神経の一つ交感神経が血液の流れをコントロールする事で体温は一定に保たれています。
ところが交感神経が正常に働かず血管の収縮などが起こるとその結果血流が悪くなり体が冷えると考えられています。
先ほど紹介した運動のあとお風呂に入った時に一工夫して自律神経の調整機能を高めましょう。
そして湯船から出て…この時浴室全体が冷えすぎないようにしておきましょう。
そして湯船につかります。
これを数回繰り返します。
ただし気分が悪くなったりのぼせそうになったりした場合は中止して下さい。
湯船で体をリラックスさせる事で自律神経の一つ副交感神経が活性化されます。
そしてぬるめのお湯で刺激する事で今度は交感神経が活性化されるのです。
これを繰り返す事で自律神経を刺激して調整機能を高めていくのです。
他に足湯もあります。
40度ぐらいの温かく気持ちいいと感じる温度の湯にくるぶしの上まで3〜5分間つかります。
足先は重力の関係で血流が滞りやすい場所。
温めるだけでも血行の改善になるだけでなく寝つきもよくなりますよ。
入浴を上手に活用して冷えを撃退しましょう。
私流はねお風呂に入った時に足をジャンケンするんですよ。
グーチョキパーグーチョキパーって。
それを何十回かやると結構お風呂入ってても楽しいというか。
すばらしいですね。
もう今全て実践されてますね。
先ほどのVTRではぬるめの水までいかないけど湯でって言いましたねお風呂のあと。
それはやはり負担にならないという事?そうなんです。
あまり冷たすぎるとおっしゃるように心臓への負担も高くなりますのでちょっとぬるめのお湯でも十分です。
ちょっとふだんよりもお風呂の中のあったかいお湯ではなくちょっとぬるくしてという。
そういった事で刺激になりますので。
足先の方からやって頂いた方がいいです。
いきなりかけると心臓に負担になります。
そして木村さんのおすすめは入浴後足のツボを押す事。
血行がよくなり冷え対策になるといいます。
今日は足の甲のところにですね太衝というツボとあと足臨泣というところをやってみたいと思います。
太衝というツボは親指と足の人さし指の間。
ちょっと上の方に足首の方になでていくとちょっと止まるところ。
そこが太衝。
ちょっと押してみますよ。
こんな感じの親指で…。
どうですか?何か効く。
私効く。
もう1か所足臨泣というツボは薬指と小指の間を足首の方になで上げて止まるところにあります。
こちらも2〜3秒かけて押して3秒ほど止めて2〜3秒かけて離します。
これですね両方ともストレスにいいツボですのでリラックスして血行よくなるかと思います。
これだと続けられそうですよね。
きつくないし。
わあいい事教わった。
ねえ。
最後は体を温める料理です。
はいこんにちは。
(取材者)よろしくお願いします。
はいよろしくお願いします。
迎えてくれたのは管理栄養士で薬膳料理の研究をしている植木もも子さんです。
薬膳や栄養に関する知識を基に体によい食生活を送るための料理の本を多数執筆しています。
そこで今回教えてくれるのがこちらの料理。
材料はこちら。
薬膳では鶏肉は…長芋は…大根は…では作っていきます。
まずは鶏のひき肉を使って鍋のタネとなる団子を作ります。
肉に酒大さじ2を加え粘りが出るまでよく混ぜます。
ひき肉を選んだのには理由がありました。
やはり年を重ねるとともに内臓も少しずつ加齢してきますよね。
ですからなるべく消化のいい物の方がせっかく頂くので。
そのようにして栄養をなるべくとるという事ですね。
鶏肉に塩小さじ1/3。
すりおろしたたまねぎを加えます。
さらに小口切りにしたねぎと5ミリ角に切った長芋を加えよく混ぜます。
これをお肉によく混ぜていきます。
鍋にしょうがを入れひと煮立ちさせたらチキンスープの素と酒を加えます。
沸騰し始めたら先ほど練ったひき肉をスプーンで団子の形に整えて鍋に入れます。
次に薄切りにした大根を入れます。
こういうふうにするとすぐに軟らかくなって一緒に食べるとおいしいんです。
そして食べやすく切ったチンゲンサイの軸を加えます。
チンゲンサイの軸がしんなりしたら残りの葉を入れ塩しょうゆで味を調えます。
さらにすりおろした長芋を入れます。
長芋をたくさん食べて頂きたいという事もあってこれはお好き好きですけれどもちょっとふわっとした感じになりますのでふわトロ感じ。
ちょっとこう混ぜて頂いて。
最後にせん切りにしたゆずの皮を散らして出来上がりです。
ゆずの香りが鍋いっぱいに広がった「長芋入り鶏団子のあったか鍋」です。
好みのつゆで召し上がって下さい。
これだったら自分でもできそうですね先生。
そうですね。
作りたいですよね。
同じものを用意しました。
これは植木さんが作って下さった先ほどの。
(松岡)頂きます。
ニラだれが付いております。
ニラの香りが。
本当だ香りがね。
(松岡)普通鶏ひき肉のボールってちょっとあっさりしすぎてるところがあるじゃないですか。
これニラのおかげで。
ニラもあっためますね。
あと長芋は腎にいい食材ですのでとてもいいですね。
松岡さんこのお肉の入った料理って結構召し上がるんですか?お肉はですね360日は食べてます。
あ〜そんなに。
それとね360日はねにんにくを食べてます。
あとしょうがも酢しょうがにしたりとか紅茶に入れたりとかいろいろやってます。
今のVTRにもありましたけれど体を温める食材というものがあるんですね。
はいそうなんです。
先ほど食べましたにらの他ですねあともちろんかぼちゃとかですねあとたまねぎとか。
あとですね薬味によく使うねぎとかですねしそとかそういったしょうがなども体を温める食材と言われてるんですね。
またですね血行をよくするものとしては黒いもの例えば黒豆とか黒ごまもいいと言われてるんですね。
先ほどのにんにくとかしょうがというのはかなり温めるんですけど漢方的に考えると何事も中庸というのが大切で。
とりすぎてはいけない。
そうなんです。
温めすぎると逆にですね温まって汗をかいてそうすると逆に汗のあとちょっと冷えたりという。
それが隠れ冷え症の原因なのかもしれない。
何事も中庸といって「過ぎたるは及ばざるがごとし」といいまして「陰」極まれば「陽」になる「陽」極まれば「陰」になると漢方では考えるんですよ。
ですから自分の体調に例えばゾクゾクして今日冷えるなって時にはちょっと多めにしょうがとかにんにくを入れるという時でふだんそうでもない時はちょっと控えるというような自分の体のサインを気をつけて頂くのがよろしいかと思います。
いや〜でも冷えを改善するために食物というか食べる食材がすごく大切なんだという事なんですね。
そうなんです。
医食同源じゃないですけれどもやはり日々の食事という養生生活のしかたがとても大切になりますので是非気をつけて頂けたらと。
松岡さん今日はいろいろ冷えについて考えてきました。
勉強になりました。
なりました?はい。
自分じゃ絶対冷え症じゃないと思ってたのがまずショックだったでしょ。
で今先生がおっしゃったようにトゥーマッチはいけない。
つい一生懸命やっちゃう方なんでしょ?一生懸命やりますね。
これがいいと思ったら。
だからスクワットもいいと思ったら20回を3セット。
これをやらないと食べちゃいけないとかって自分に言い聞かせて。
中庸が。
中庸大事ですね。
でも運動したり食べる事でどんどんどんどん年齢がね若くはならないですけど老いていかないというのはいい事ですよね。
はい。
健康寿命を延ばしてですねやはり老化の速度を緩やかにして冷え対策でポジティブエージングに結びつけて頂ければと。
今日はどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
今日のお茶は何ですか?平水仙紅茶なんですけど。
中国の福建省の平市で作られた水仙種という品種を使った紅茶の一種なんですけど見てのとおり四角いへん平のお茶なんですが形なんですけどウーロン茶をもとに近年になって紅茶として作り始めたものなんですね。
何ていう香りでしょうこれ。
甘い香りがもうしますね。
あ〜おいしいです。
やっぱり普通の紅茶とちょっと違いますね雰囲気がね。
このまま頂いても十分。
さて続いては視聴者の皆さんから頂いたお便りをご紹介する「私の団塊スタイル」です。
今日は岐阜県恵那市にお住まいの安田伊都子さん71歳の方から頂きました。
「去年の夏スイスを一人旅しました。
目的はマッターホルンの朝焼けを見る事」。
お〜すごい。
見事な。
焼けてるような本当に。
「もう一つは文学好きだった若い頃19世紀の芸術家が愛したアブサンという酒がある事を知り訪ねました。
ずっと関心を持っていた事を形にすると自分に自信がつき意欲も生まれとてもよい事だと思っています」。
とてもいい笑顔で。
一人旅ですからね。
ねえ大したもんですね。
さて今日は冷えについて。
冷え症ね。
冷え対策。
面白かったですね。
面白かったですね。
やっぱり教えて頂いたように運動も大事ですしそうやって温める事ってすごく対策になるんだなという事を今日。
だから冷やさないようにこの冬を乗り越えたいですね。
あとしばらくですからね。
でも毎年来ますからね。
忘れないように。
それはそうだ。
備えなきゃいけない。
はい。
備えておきたいです。
2017/02/10(金) 20:00〜20:45
NHKEテレ1大阪
団塊スタイル「冷え対策で健康寿命を延ばす!」[解][字]

体調や体の症状、さまざまな病気と関連があるといわれている“冷え”。血流をよくするための膝の屈伸法や体を温める食材を活用した料理など、家庭でもできる対策を紹介!

詳細情報
番組内容
今の時期、多くの人が悩む、冷えの対策を伝える。体調や体の症状、さまざまな病気と関連があるといわれている“冷え”。加齢による体の組織の衰えも関係している。家庭での対策が、運動や食事だ。血流をよくするための膝の屈伸法や体を温める食材を活用した料理などがある。こうして、日ごろから“冷え”を意識した生活をおくると健康寿命を延ばすことにもつながるよさもある。他にも家庭でできる「隠れ冷え症」のチェックを紹介。
出演者
【ゲスト】松岡きっこ,【解説】東京女子医科大学東洋医学研究所准教授…木村容子,【VTR出演】(解説)東京女子医科大学東洋医学研究所…伊藤隆,(講師)管理栄養士、薬膳料理専門家…植木もも子ほか