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セリフ書き起こし 大貧乏 #06【正義のママvsメディア!本命vs義理!決戦はバレンタイン!】 2017.02.12

(呼び出し音)
(柿原)母ちゃん急にこんなの送られても困るよ。
(正美)ハハハハ…。
(正美)大丈夫御利益あるよ。
高崎神社さんでちゃ〜んとご祈祷もしてもらったから。
母ちゃんの念も入ってるし。
フフ。
念?赤い方はゆず子さんにあげなさい。
えっ?母ちゃんあの後考えたのよ。
あの人意外とうちの嫁にぴったりじゃない?頑張れ。
いやいやいやいや…。
でもこれはちょっと…。
(ゆず子)一緒に闘ってもらえませんか?濱中から私たちは職場とお金大事なものを2つ奪われたんです。
なのに社員は誰もそのことを知らない。

 

 

 


(天満)七草さんが調べたことが事実なら私は絶対に濱中を許すことはできない。
でも濱中の魂胆を見抜けずまんまと手中に落ちた私にだって経営者としてじゅうぶんに非がある。
君たちと一緒になって金を返せという立場には私はないように思うんだ。
(天満)すまない。
御社の場合アーバンドミナント戦略や不動産事業戦略など多角的な経営を考えられた方がいいと思いますよ。
(男性)なるほど。
柿原さんはいつも要望の3割増の提案をしてくださる。
ホント助かります。
そう言っていただけるとうれしいです。
もうバレンタインですか。
《関係ない関係ない関係ない関係ない》《関係ない関係ない関係ない関係ない関係ない》《関係ない関係ない関係ない関係ない》《関係ない》《どうだ見事なまでに無心だ》《30年以上この日をやり過ごしてきた男の無の境地を見くびるなよ》・
(女性)ゆずちゃんことしは本命チョコじゃん!えっ?はっ?あっ。
あ〜いえすいません。
無心無心無心だ。
無心無心無心無心無心…。
・柿原さん。
あっ。
(レイコ)ことし会社のバレンタイン担当なんです。
30人分。
しかも予算もあるからあちこち下見に行ってて。
大変だね。
(レイコ)そういえば七草さん急に辞めちゃったんですよ。
あ〜何か正社員で決まりそうなとこがあるとか言ってたかな。
(レイコ)あっそうですか。
ならよかった。
あっ僕こっちだから。
じゃあ。
(レイコ)あの…。
んっ?やっぱり柿原さんって運命の人かも。
えっ?こんなとこで偶然会うとか。
あっ…いやどうかな?柿原さん14日ってもう先約あったりします?えっ?あっ…。
いやないけど…。
いいのか?いいのか?これはいいのか?いやでも14日だぞ。
バレンタインデーだぞ。
気持ちがない相手に会うなんていいわけがない!いや…でも14日だからって何だ?ただの14日だろ。
気にし過ぎなんだ。
(加瀬)もう無理しないで。
レイコちゃんいけば?気持ちなんて後からついてくるって。
バカ!
(加瀬)えっ?君は何を言ってるんだ!僕にはね七草さんという人が…。
私が何?えっ?おっ。
あ〜いや。
何すか?それ。
えっ?ああ…。
バレンタインの材料。
えっ?あんまりお金掛けられないから安い所まで買いに行ってたの。
顔。
顔。
それでね相談したいって言ってたことなんだけど。
14日なら今からでも空けられるよ。
被害者の会をつくろうと思うの。
えっ?被害者の会ってあるでしょ?よく詐欺被害に遭った人たちが立ち上げる。
そういう団体をつくってみんなで濱中を訴えたらいいんじゃないかと思って。
なるほど。
七草さんそれすごくいい考えだよ。
DOHの元社員だけで793人だ。
派遣登録者で給料を踏み倒された人も加えれば原告団は1,000人規模にもなる。
ヤバいっすね。
警察やメディアが嗅ぎつけてきますよ。
それが濱中の弱点なんだ。
大きな企業ほど世間の目を怖がる。
よし。
濱中の悪事を全世界に知らせてやろう。
あっ。
ごめん私だ。
レイコちゃんだ。
えっレイコちゃん?私何も言わないで急に辞めちゃったから。
何?あっ…。
えっ?あっあ〜いやこれは…。
へ〜よかったじゃない。
いや…違うんだ。
これはあの全然そういう意味じゃなくて。
レイコちゃんはそういう意味だって思ってるよ。
いや…うん。
確かにそうだ。
いやでも…いやでもじゃない。
けど…。
ごちゃごちゃ言ってないで行くなら気持ち受け止める覚悟で行きなさいよ。
だったら僕は行かない。
気持ちは受け止められないってちゃんと断るよ。
それじゃあレイコちゃんかわいそうじゃない。
じゃあどうすればいいんだよ。
期待させといてそれはないと思うな。
あのさ…。
何?七草さん何でそんなに怒ってんの?えっ?えっ?怒ってないよ。

(木暮)被害者の会ですか?ああ。
(木暮)でもボス被害者の会発足は訴えられる側の不法行為が明確な場合でないと。
そんなことは分かってる。
証拠もつかんでないのに大々的に訴訟を起こして結局濱中の違法性は認定されずなんてことになったら大失態だ。
(木暮)じゃあどうして簡単にゴーサインを…。
ボスらしくないです。
あっ…まあそうだな。
いや…何かさ思わせてあげたいんだよね。
えっ?僕らが生きてる社会はちゃんと正しいことが正しいと認められる社会なんだって。
大切な人にはそう思って生きていってもらいたいじゃない。
ボス。
だから僕は決定的な証拠を押さえる。
必ず。
(児童)当てろ当てろ!
(明日菜)うっ…。
(翔太)やった〜!当てたぜ!
(悠真)大丈夫?痛くない?大丈夫?
(明日菜)大丈夫。
(明日菜)絶対にやり返す。
(翔太)へ〜やってみろ。
私DOHの総務部にいました七草と申します。
なかなか厳しいな。
(加瀬)自分のためなんですよ。
そう。
はい。
だから…。
そうですか。
どうも。
駄目ですね。
温度が違う。
はい。
そうです。
弁護士費用も掛かりません。
泣き寝入りしないで一緒に…。
6名って…飲み会じゃないんだから。
もっと賛同してくれると思ってた。
(浅岡)やはり求心力のある人物がいないと人は動かないんじゃないっすかね?浅岡部長。
あっ社長。
七草さんと会ってからずっと考えていてね。
私には責任がある。
だったら濱中と闘うべきではないか。
それが一番社員のためになるのではないかって。
力を貸してもらえますか?私でよければ。
ありがとうございます。
(天満)それ名簿ですか?見せてもらえるかな?どうぞ。
(天満)営業部長谷川さん坂本さん。
派遣コーディネーターはあ〜沖田君。
管理部三浦さん。
まずはこの人たちに会いに行きましょう。
同僚の信頼も厚く仕事もできる。
彼らが動けば他の社員も動く。
まあ了解が得られれば賛同者の写真をホームページに載せるといい。
知った顔がそこにあれば人は安心する。
もちろん一番に私の顔を出すのもいい。
すぐに動きましょう。
さすが決断と行動が早い。
一代であれだけの会社を興せる人はやはり違いますね。
いや〜私が本当に有能ならこうはなってませんよ。
ああ…君も営業部のエースだったんだろ?
(加瀬)えっ?人の懐に入るのがうまいらしいじゃないか。
社長のまねしただけですよ。
ハハハ…いや研修で。
社長の営業スキルを学ぶみたいなのがあってそれをそっくりまねしたんです。
フフフ…いやそんな研修やったかな?いや参ったな。
ハハハハ…。
よかった社長が来てくれて。
次あちらです。
(天満)よし行こう。
社長。
あっ突然申し訳ないね。
私の失態であることは重々承知です。
だから皆さんには泣き寝入りしてほしくないんです。
社長の悔しさ分かります。
力を貸してくれないか?でも…。
お願いします。
やった。
(実結)何見てるの?んっ?あっお母さんね今悪者と闘おうとしてるの。
(翔太)えっ何それ!とっても悪いことをしてねお母さんやお母さんと一緒に働いてた人たちをすっごく困らせてる人がいるの。
なのにそのことごまかして平気な顔してるの。
えっ?ずるい。
だからみんなで闘おうって。
すごいじゃん。
お母さん正義の味方じゃん。
そうなれるといいなって思ってる。
頑張れお母さん。
(実結)頑張れ。
頑張る。
おかえりなさいボス。
(加瀬)おかえりなさいボス。
今日も君だけか。
ああ七草さん?しばらくこっちには来られないって。
えっ?えっじゃあ14日も来ないの?14日?あっいや…違うぞ。
2月14日がどうとか別に。
あ〜残念。
もらえると思ったのにね。
何言ってるんだ?いい大人がそんなあんなくだらないイベントを気にするわけが…。

(木暮)ヘイミスターバレンタイン!えっ?
(木暮)ミスターバレンタインよく来てくださいました。
ボスミスターバレンタインが到着されました。
ミスターバレンタインこちらが弊社のボスの柿原です。
ボス?連呼しないでくれ。
えっ?
(バレンタイン)ハイ。
アイムバレンタイン。
(バレンタイン)ヘヘヘ。
エクスキューズミー。
そうか。
14日七草さんは来ないのか。
いらっしゃいませ。
あっ。
えっと…。
あっサバ塩焼弁当下さい。
606円になります。
サバ塩1つです。
(店員)はい。
どうしたの?わざわざ。
あっいや別に。
お昼買いに来ただけだけど。
ちょっと会ってなかったね。
久しぶり。
ああ。
んっ?柿原君疲れてる?あっいや僕は全然。
あっ七草さんこそ大変じゃない?社員さんとこ回りながらバイトとか。
また倒れたりしないか心配だよ。
はい。
大丈夫天満社長が一緒だから。
あっそっか。
そうだね。
あっ今日は11日か。
それがどうしたの?う〜ん…じゃああしたは12日でその次が13日。
あっ3日たつと2月14日だね。
だから?天満社長には驚いてるよ。
あんな切れ者だとは思わなかった。
仕事ができるだけじゃないの。
社員は家族だからってすぐに動いてくれる。
そう。
あっそういえばレイコちゃんとどうなった?えっ?あっいや…。
あの後すぐに断りの電話を入れたんだけどレイコちゃんなかなか聞き入れてくれなくて。
30分でもいいからって…。
私何か悪いことしたかな?どうして?柿原君にそういう気持ちがなくてもレイコちゃんにとっては一緒にいられるだけできっとうれしいんだよね。
あっそうだ。
いやあのさあの深い意味はないんだけど…。
これ。
お守り?いやあの…渡すの忘れてたんだ。
母ちゃんが作ったんだって。
で赤い方は七草さんにって。
私?ていうか派手だね。
ごめんねこんなの。
あっでも母ちゃんのお守り意外と効くんだ。
あの司法試験のときも作ってもらったから。
きっと御利益あるよ。
はい。
うれしい。
お母さんにありがとうって伝えといて。
うん。
よし。
500超えた。
(木暮・加瀬)お〜。
(実結)どしたの?仲間がいっぱい来てくれたんだよ。
へ〜悪いやつ倒せる?うん。
君たちのお母さんは正義の味方だ。
このバッテリーのせいで生活を変えられてしまった人が世界にはいるんです。
(鈴木)濱中のせいで失ったお金を取り戻したいっていう気持ちだけではないんですね?あっもちろんそれもあります。
でもそれ以上に何としても濱中バッテリーの被害者を増やしちゃいけないんです。
ママカッコイイね。
(翔太)うん。
500人の原告団は濱中も無視できないはずだ。
ついにマスコミも来ましたしね。
すぐに世間の目も集まる。
いけるぞ。
毎年毎年何でこんなに作んなきゃいけないの?
(まりえ)ホント保育園児にどんだけ義理あんのって感じ。
(翔太)1個ちょうだ〜い。
(実結)あっ翔ちゃん駄目!翔太そんなことしてたらチョコもらえなくなるよ。
明日菜が毎年くれるもん。
(実結)でも義理チョコだよ。
(翔太)うるせえな。
(まりえ)実結ちゃんは?本命いんの?
(実結)春木君。
本命〜。
(まりえ)ゆずっちはさ誰かにあげないの?えっ?あげないよ。
別に好きとかじゃなくてもありがとうって気持ちで渡す人とかいないの?う〜ん…。
(男の子)実結ちゃんおはよう。
(実結)おはよう。
(保育士)おはようございます。
おはよう。
お迎えのときチョコ持ってくるからね。
うん。
ありがとうございました。
(シャッター音)えっ?何だろね?迷惑ね。
ああ…。
(バイブレーターの音)あっちょっとすいません。
もしもし?七草さん大丈夫?何が?今から迎えに行く。
バイトは切り上げて。
(通話の切れる音)あっちょっ…。

(男性)あの…。
はい。
あなたネットに出てた人?えっ?ねえそうでしょ?何これ。

(木暮)濱中電子工業被害者の会でございます。
(加瀬)だから違いますって。
さっきから言ってますよね?はい。
いや…だから違います。
あるわけないじゃないですか。
はい。
はい失礼します。
はい。
(木暮)ですからネットに出ているような事実はありませんから。
見ない方がいいですよ。
こんなの気にしなきゃいいのよ。
・濱中電子工業被害者の会でございます。
(加瀬)はい。
濱中電子工業被害者の会です。
(木暮)はい。
(加瀬)はい。
そのような事実は一切ございません…。
くそっ!
(加瀬)はい。
失礼いたします。
(木暮)はい。
あっこんにちは。
あっ先生こんにちは。
(保育士)実結ちゃんお母さん来たよ!
(実結)あっママ!チョコ持ってきた?うん。
(実結)はい。
(男の子)ありがとう。
(女性)あっどうもありがとね。
はい。
(実結)あっいいよ。
チョコあげる。
(女性)ありがとう。
大丈夫です。
(保育士)お母さん来たよ。
(男の子)ママ〜!
(実結)あっリョウマ君あげる。
(女性)う〜ん…。
(実結)チョコレート。
(女性)うん。
またあしたね。
何でみんなもらってくれないの?照れちゃってるのよ。
(児童たち)ヘイ!入〜れ〜て!
(男の子)どろけいやろうぜ。
(児童たち)いいよ〜。
(児童)どろ〜。
(男の子)俺もどろ!じゃあ今日は2人の大好きなオムライスにしよう。

(シャッター音)ちょっとやめてください!
(男性)ヤバい。
逃げろ逃げろ…。
ちょっと!ママ…。
ごめんね怖い思いさせて。
翔太も学校で嫌なことあったんだよね?いいんだよ。
お母さんのことは気にしないで言って。
お母さんはいいことしてるんだよね?えっ?正義の味方なんだよね?そうだよ。
だったらいい。
翔太。
我慢しなくていいんだよ。
(翔太)俺学校行きたくない。
翔太。
ごめんね。
ごめん。
2人があんな目に遭うなんて。
私バカなことしてるよね。
駄目だ。
あの子たちだって我慢してんのに。
えっ?何これ。
(呼び出し音)もしもし?どうしたの?何かあった?大丈夫?大丈夫。
柿原君こそこんな時間にまだ起きてた?まだ事務所なんだ。
えっ?あっいや別に大したあれじゃないんだ。
ちょっと片付けなきゃいけない仕事があって。
ねえお守りの中見た?えっ?お母さんのお守り。
ああ…いやそのままにしてるけど。
見てみて面白いから。
開けて早く。
ああ…えっちょっと待って。
えっ…。
見た?何これ。
面白いでしょ?これお母さん書いたのかな?いやいやいや…ごめんね。
ちょっとこれ勘弁してよ。
フフフ…笑っちゃったよ。
いや笑えないよ。
怖いよ。
母ちゃん念入れたとか言うし。
念?お母さんの念?神社のお札よりパワーあるよこれ。
怖いな〜。
魔よけになりそう。
あっでもさお母さんって字奇麗だよね。
ああ…。
あっ昔ね書道の先生やってて。
えっそうなの?うちの母もしてたよ。
えっホント?すごい偶然。
ねえ習わされなかった?無理やり。
あっやったやった。
ね〜。
正座させられてね。
そうそう。
いや僕が背伸びなかったのってあの正座のせいじゃないかなって。
えっ?私伸びたけど。
あっそっか。
関係ないね。
うん。
なかったね。
ねえ高崎って今パスタが有名なんだよ。
てか何で高崎でパスタ?僕は今までジャスティス・ゴトーに何度も救われたよ。
えっ?何それ。
社会の吉岡先生の眼鏡。
あっ…ハハハ。
3年間ずっとテープで留めてたよね。
でもよく曲がってたよね。
あれはさすがにないよね。
ハハハハ…そうそう。
懐かしいね。
あっ明るくなってる。
ごめん。
帰れなくなっちゃったよね?えっ?ああ…いいよ。
あっホントごめんなさい。
何か…。
んっ?都合いいときばっかり頼って。
都合よく頼ってよ。
あのね七草さん…。
んっ?もしね…。
もしこの先も七草さんがホントに困ったりつらかったりしたときは…。
僕を思い出してほしい。
できれば一番に。
僕は絶対に君を助けるから。
どうしたの?ううん。
ありがとう。
私やってみたいの。
いや…でも下手したらますます君がたたかれる。
大丈夫。
みんながいるし。
逆手にとって風向きを変える。
そのスーツケースもしかして海外ですか?濱中電子工業の取締役ともなると違うな。
でもお会いする約束は守ってもらいますよ。
(加瀬)えっえっえっ…えっ?痛い!痛い…痛いって。
折れる折れる…折〜れ〜る。
渡しますって。
こんなのホント俺関わる気ないんで。
ごめん。
こっちだったわ。
やっぱり濱中にはどうしても失敗を隠蔽しなきゃいけない理由があったんだ。
週刊誌も濱中の差し金です。
あの記者相当金もらってますよ。
証拠は揃った。
ボスお願いします。
ああ。
(加瀬)これからライブ配信するって流しました。
ハッシュタグくそほど付けたからじきに拡散しますよ。
よし。
大丈夫?うん。
安心して。
僕らが付いてるから。
カッコイイねカッキー。
好きになっちゃうでしょ?えっ?あっバカ!何をこの大事なときに!フフフフ…。
何度もすいません。
もう一度だけ…。
(せきばらい)あっ…。
(鈴木)大丈夫ですか?あっはい。
ちゃんと伺いますよ。
あなたの記事思ったより反響があったんで。
どうぞ。
あっ…。
人材派遣会社DOHには私を含め793名の社員の方がいました。
皆さんDOHで働くことで生活が守られてきました。
その会社が何の前触れもなく倒産したんです。
頑張れ。
大勢の方が突然生活の基盤を失って不安な毎日を過ごしているはずです。
えっと…。
元社員771名の社内預金の総額は21億4,000…。
(あくび)あっすいません。
ちょっと徹夜続きで。
退屈ですか?ええ。
その内容じゃ記事になりませんね。
これライブ配信してるんですよね?狙いとしては悪くないですよ。
でも誰が見るんですか?他人がなくした預金の話なんて。
ですよね。
賠償金250億に比べたら微々たる額ですもんね。
社内預金私は毎月2万の13年間で312万でした。
でも金額じゃないんですよ。
私は1人で子供を2人育てていかなきゃいけない。
正直不安ですちゃんとやっていけるのか。
息子に「大学に行きたい」って言われたら行かせてやれる?娘が突然「パティシエになりたい」って言ったら?専門学校に入れるくらいまでは何とかしてやりたい。
でももしそのときお金がなかったら?お金のせいで子供たちが夢を諦めなきゃいけなかったら?社内預金312万。
少なくとも私はそれで安心できたんです。
そうだあのお金があれば子供たちの可能性を狭めないで済むって。
ハァ…よかった。
大丈夫。
私きっとやっていけるって…。
私がなくしたのは…。
そんな小さな希望なんです。
50代の営業部の男性は482万。
娘さんの結婚式のためのお金でした。
派遣コーディネーターの20代の女性は185万。
友人と雑貨店をやるためにためていたそうです。
その他にも子供の海外留学のためだとか誰にも迷惑掛けずに老後を送るための資金とか。
みんなそんなささやかな安心や夢や楽しみのためにためていたお金なんです。
それが消えたんです。
ある企業の失敗を隠すために。
風向きが変わった。
1,000人?すごいよ七草さん。
(加瀬)ネットもすごいことになってますよ。
(記者)来た来た来た来た!あの車だ!
(記者)濱中さ〜ん。
(記者)濱中さん。
濱中さんちょっとコメントお願いします!
(記者)新型リチウムイオンバッテリーは失敗作だったんですか?
(記者)それを隠蔽するためにDOHをつぶしたんですか?
(記者)違いますか?
(記者)ねえ被害者の会はどうなるんですか!これで濱中の悪事は全世界に知れ渡った。
よかったねちゃんとチョコ渡せて。
(実結)うん。
春木君「ありがとう」って。
本命だもんね。
(実結)うん。
本命。
フフフ…。
あれ?翔太。
何だよ。
えっ?
(明日菜)あげる余ったから。
作り過ぎなんだよ毎年。
あっ。
今戻ったよ。
(木暮)ボスどうしたんですか?さっき気付いたんだ。
(木暮)何かトラブルですか?いつの間にか2月14日が過ぎてた。
えっ?
(バレンタイン)グッドモーニング。
木暮さんおはようございま〜す。
(木暮)失礼します。
ミスターバレンタインことしも一個ももらえなかったよ。
んっ?あっ!あ〜名前…名前。
「ゆず子」って…。
ハ〜ハッハ〜!みんなやったぞ!僕はついにゆず子さんからチョコをもらったぞ!ハハハハ…。
「ゆず子」とか呼んじゃうぞ僕は!ハハハハ…。
(木暮)やりましたねボス!うんうんうん!
(木暮)七草さんやっとボスの良さが分かったんですよ。
ねえコーヒーなくなったけど。
えっ?あっ…。
あっこれ?うまいっすよ。
何か七草さんが昨日実結ちゃんと作ったらしくて50個も作ったって。
女子って根性ありますよね。
んっ?
(社員)あっ。
(木暮)ボス?ボス?ボス!春木君!もう君って人は!えっ何?いいんだ…。
いいんだ。
だって人生で初めて好きな人からチョコレートをもらったんだから。
これパワーあるな〜!
(直宏)すいません。
僕が焦ったばかりに…。
濱中はもうおしまいだ。
(男性)そう悲観することはないですよ。
筆を走らせてみたら思っていたのとは違う絵になったなんてことはよくあるし。
面白いじゃないですかその方が。
2017/02/12(日) 21:00〜21:54
関西テレビ1
大貧乏 #06[字][デ]【正義のママvsメディア!本命vs義理!決戦はバレンタイン!】

ゆず子(小雪)は被害者の会を立ち上げ濱中電子工業を訴える決意をする。一方、世間はバレンタイン一色。2月14日と無縁だった柿原(伊藤淳史)に春は訪れる?

詳細情報
番組内容
 七草ゆず子(小雪)は、濱中電子工業を訴えるためにDOHの原告団に加わって欲しい、一緒に戦って欲しいと天満利章(奥田瑛二)に頼む。しかし、天満からは濱中の行動を見抜けなかった責任は自分にもあると断られてしまった。
 その頃、柿原新一(伊藤淳史)は百貨店のクライアントと、売り場の様子を見て回っていた。そんな柿原を月島レイコ(泉里香)が発見。2月14日の予定を尋ね、自分に時間をくれないかと言う
番組内容2
レイコに、柿原は少しだけならと応じてしまう。
 事務所に戻った柿原は、反省しきりで落ち着かない。なぜレイコの誘いに乗ってしまったのか…悩む柿原に、加瀬春木(成田凌)は、いっその事レイコに乗り換えれば?と、軽いノリ。そこに、ゆず子がやって来た。手には大きな紙袋。バレンタイン用の買い物をして来たと言うゆず子に、柿原の頬は何かを期待して緩みっぱなし。
 そんな柿原をよそに、ゆず子は被害者の会を作ろうと
番組内容3
思うと提案する。大きな原告団を作り、マスコミが騒ぎ出せば濱中の行為を世間にも知らせることが出来る。それは濱中が一番恐れることだと柿原もゆず子の提案を受け入れた。
 早速、旧DOH社員に連絡するが、参加者はなかなか集まらない。そんな時、原告団には求心力のある人物が必要だと浅岡礼司(滝藤賢一)が連れてきたのは天満で…。
出演者
小雪 
伊藤淳史 
成田凌 
神山智洋(ジャニーズWEST) 
内田理央 
今井暖大 
野澤しおり
 ・ 
滝藤賢一 
奥田瑛二
スタッフ
【脚本】
安達奈緒子 

【編成企画】
増本淳 
西原恵 

【プロデュース】
小林宙 

【演出】
土方政人 

【主題歌】
「Happiness」SOLIDEMO(avex trax) 

【制作】
フジテレビ 

【制作著作】
共同テレビ