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字幕書き起こし おんな城主 直虎(7)「検地がやってきた」 2017.02.19

次郎は井伊の行く末を考え幼少よりのいいなずけ直親との夫婦約束を断った。
そして直親は奥山の娘しのとの祝言を挙げる事とあいなったのじゃ。
(次郎)ほ〜う。
次郎様。

(笛)亀の…。

(笛)
(鼓の音)
(笛)回想
(千賀)息子が笛を吹くなら娘には鼓じゃろうって。
稽古しなければなりませぬね。
謀反人の息子の帰参と家督相続を認めよ。
そう申すのか。
(左馬助)畏れ多くもかの者の父が太守様に弓を引きましたのは北条様との諍い事が始まり。
何とぞ井伊の大きな過ちも。
井伊の姫と添わせるつもりかと仰せである。
めっそうもない事でござります!

 

 

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(政次)井伊の姫と添わせるは太守様の恩情をむげにする事と遠縁の奥山の女をと。
(朝利)検地。
(直盛)今川はいま一度検地をやり直し国衆たちへの賦役を見直すそうじゃ。
(左馬助)直親様の帰参に関しひと言のおとがめもなかった事を考えますれば存外に甘いお沙汰かと。
(朝利)そうか。
ならばしかたござらぬの。
(直平)ならばとわの還俗も頼めばよかったではないか。
気を回さずとも今川は認めたんではないのか!?え!とわの還俗も!
(左馬助)それは。
井伊の姫と添わせるつもりかとわざわざお尋ねがございました。
そのあとに祝いのお言葉が続くとはとても思えませぬが。
(直平)なにが甘い沙汰じゃ!わしの川名を検地なぞされたらたまったもんではないわ!
(直由)そうじゃ!川名は井伊の最後の砦じゃ!敵の目にさらすなど言語道断じゃ!一歩でもあそこへ立ち入ろうものなら血の雨が降る事になるからな!
(直盛)ご隠居様は折を見てわしが説得するゆえ。
はい。
では皆様には書きつけを早々にお出し下さいますようお願い申し上げます。
(直親)じじ様はなぜあそこまで検地を嫌がられるのでございますか?じじ様の治めておられる川名には隠し里があるのじゃ。
隠し里。
殿。
それがし隠し里を一度見に参ってもよろしいでしょうか。
龍潭寺の寺領もその検地とやらを受けるのですか。
(昊天)寺領に賦役は課せられませぬが指出は出すようにと。
指出と申しますと。
あっこれだ。
持っている田畑の広さや取れ高村の人数などを記したものを差し出すのです。
それを基に今川は賦役や軍役を課すのですよ。
次郎?あ…家中も忙しかろうと思いまして。
ここから先は歩きにございますか?この先は馬が入れぬのでな。
(直親)ここを…。
これは見事な…。
(直平)ここはもしもの時に井伊の民が逃げ込む所でな。
かつて今川に追い込まれた時わしらはここに隠れ住み時を稼ぎ命脈を保ったのじゃ。
ここがなければ井伊は滅んでおったかもしれぬ。
賦役が増すのがお嫌なだけではなかったのでございますね。
そのような了見の狭い話ではない。
ここは文字どおり最後の砦なのじゃ。
今は今川が強い。
その下におれば我らは安泰じゃ。
しかしそれがいつまで続くかは誰にも分からん。
その時に一体誰がこの井伊を守るというのじゃ。
(直盛)隠し里を隠し通す。
(直親)はい。
幸い井伊は正式の検地はこたびが初めてとの事。
以前今川に差し出した絵図にもこの里の事は記されておらぬとの話ですし。
しかしこたびは役人が来て指出の内容を改めるのであろう?
(直親)川名は遠方にございます。
お役人もそこまで足を延ばされぬかもしれませぬし延ばされたとしても案内にてごまかす事もできましょうし…丸め込むという手もございましょう。
そもそも検地を被りましたのはそれがしの帰参をお許し頂いたがゆえ。
それがゆえに井伊の最後の砦を失うなど耐え難きものがございます。
川名の件は何とぞそれがしにお任せ頂けませんでしょうか。
(しの)直親様が。
(千賀)ええ。
先ほど川名より戻られたようですよ。
(しの)あ…。
(千賀)あらまたお出かけですか。
お忙しい事にございますね。
七八九十。
次郎さんやりましょうよ。
ここはよいのではないかあ。

(直親)次郎様。
か…直親。
川名の隠し里を隠し通す。
うむ。
そのためには井伊に検地に来る方々の名前。
その方々の好みのものなどを知っておきたいのだ。
好みのもの?好みのもの困っている事弱み。
要するにその方々を丸め込むにはどうすればよいかを知りたい。
次郎様には今川館に子どもの頃より出入りしておられる友がおると聞いてな。
しかし表向きの事などどこまで知っておられるか分からぬぞ。
やるだけやってみてくれぬか?こちらでも手を尽くしてみるゆえ。
分かった。
ありがたい。
恩に着るぞ!竜宮小僧。
竜宮…。
ではよろしく頼む。
我は竜宮小僧…か。
さてどう書いたものかの…。
(しの)お寺に行っておられたのですか?え?
(しの)先ほど。
ああ。
少し次郎様に頼みたい事があったのでな。
次郎様にお会いに。
うむ。
今川についての調べ物をな。
さようにございますか。
うむ。
しの明日からしばらく留守にするゆえ。
え?じじ様の手伝いで川名に参るのだ。
お忙しうございますね。
夫婦になって間もないのに留守ばかりしてすまぬな。
いえ。
お役目にございますから。
すまぬ。
こうして直親は川名へ向かい隠し里の隠蔽工作にいそしみ。
一方ほかの地でも検地の準備が小野但馬守の指揮の下行われていったのじゃ。
この指出ではこの村が半分もない事になっておりますが。
それがしはそうは思わぬ。
中野殿全てを正直にとは申しませぬ。
ですがあまりなうそをかけば今川は私により厳しく検分をせよと言われ私たち小野の力がいや増すばかりにございますよ!今川にばかり尻尾を振りおって。
(玄蕃)目付けも大変にございますな。
いつもの事じゃ。
それより川名は。
川名はまだ指出が来ておりませぬな。
そうか。
まだ駿府から返事は来ぬのか。
すまぬ。
もうとうに瀬名様には渡ってはおると思うのじゃが。
大事ない。
もしもの場合の備えをしたいだけの事。
あまり重く考えんでくれ。
ずっと気になっておったのじゃが政次にはこの話はしたのか?この話政次が「隠そうとしておる」と役人に話してしまえば全て終わりではないのか?政次は俺と同じように思うておるところがあるような気がするのじゃ。
同じ?決して己の父親のようにはならぬと。
そこに賭けてみようかと思うておる。
甘いかの。
いや。
我も鶴はそう思うておると思う。
では行ってくる。
うむ。
むさ苦しき所にご足労頂きまして。
(直親)こちらこそ夜分にすまぬな。
川名の指出を持ってきた。
拝見致しまする。
隠し里の分が欠けておりますが。
うむ。
それはこちらにある。
何故お分けになって。
結論から申せばこちらは出さずにおきたい。
つまり川名の隠し里をない事にしてしまいたいのだ。
だが鶴は今川の目付という立場もあろう。
隠していた事が露見した時に今川より落ち度を責められるのは小野だ。
そしてそうなった小野を井伊は守りはせぬであろう。
だが今川もまた小野を駒としか思っておらぬ。
ここが小野の苦しいところなのであろう。
その生きづらさは俺には量りかねるところがある。
そこで…一案だ。
もし鶴が隠す事に加担したくないと思うならこの冊子をつけて出してくれ。
もし一肌脱いでくれるというならそのまま破り捨ててくれ。
俺は鶴の決めた方に従う。
ではよろしく頼む。
小野をあのように思いやって下さった方は初めてではございませぬか。
先回りしおった。
あいつめ俺の了見を見越した上で最後は俺に決めよと言い放ちおった…俺に決めよと!何を怒っておられるのですか?分からぬ!分からぬが無性に腹が立つのだ!直親様は兄上を信じておられるのだと思いますよ。
最後は井伊のためを思ってくれると。
でなければかような事なさらぬでしょう。
竹馬の友とはよきものにございますな。
直親様。
今川への指出をまとめました。
お改め下さい。
隠し里の分は破り捨て申した。
但馬。
恩に着る。
いよいよ検地の日がやって来る事とあいなったのでござる。
今日から検地が始まるからな。
珍しいの。
神頼みか。
うむ。
俺の思うよう事が運ぶようにな。
そうか…。

(直盛)では岩松殿お改め下さい。
領内の絵図をお見せ頂こう。
はっ。
来い。
はっ。
縄で何をされるので。
田畑の寸法を正しく測るのでござる。
さようでございますか。
30間。
11間。
やりにくい相手じゃな。
申し上げます。
指出より一歩ほど大きいかと思われまする。
どうぞお改め下さいませ。
お手数をおかけします。
お疲れでございましょう。
さあさあ。
(岩松)せっかくですが。
ご酒はご遠慮致します。
明日は川名朝一番に発ちとうござりますゆえ。
川名はかなり遠くございますが。
まことにお行きになるのですか。
お手数ならば我らのみで参ります。
さような意味ではございませぬ。
(しの)全く取り付く島のないお方にございましたね。
どこへ。
うむ。
少しな。
回想俺の思うよう事が運ぶようにな。

(直親)おとわ。
亀。
夜分にすまぬな。
便りはまだ来ぬか。
すまぬ。
まだ。
そうか…。
何かまずい事になってきておるのか。
なんとかなるとは思うのじゃが…。
亀。
今日政次はいかがであった?何かあったのか?大した事ではないのじゃが。
今朝俺の思うよううまく事が運ぶようにと祈願をしに来ておっての。
その…2人の考えは同じなのかと。
政次は隠し里は報告せぬと言うてくれたが。
そうか!私の取り越し苦労ならよいのじゃ。
うむ。
すまぬ。
余計な口出しをしたな。
忘れてくれ。
(玄蕃)そこまで厳格な方であられるのですか。
今川の検地奉行は。
あれではごまかしきれぬかもしれぬな…。
兄上としてはいかになさるおつもりで。
そうだな…。
・お待ち下され!お待ちを!
(政次)何じゃ。
かような夜分に。
鶴。
このとおりじゃ。
(玄蕃)次郎様。
こたびの検地は亀の味方をしてやってほしい。
亀は鶴の事を信じておる。
どうかその気持ちを裏切らないでほしいのじゃ。
次郎様。
兄者は裏切るつもりは…。
亀に言われて来たのか?違う。
我はその亀の役に立ちたくて…勝手に来たのじゃ。
では還俗して俺と一緒になるか?え…?次郎様は俺の立場では物を考えぬお人であるらしいが俺はあいつのせいで二度も好機を失っておるのだ。
一度はあいつゆえにおとわ様が出家をしもう一度はあいつが戻ってきたせいでよい話を失った。
あ…。
味方をするのはやぶさかではないが俺も俺でもう取りっぱぐれは願い下げでな。
それは…。
何の覚悟もないのなら寺で経でも読んでおれ。
鶴!
(南渓)おお昊天。
次郎はおるか?おりませぬ。
どこか夜坐へでも出たものかと。
(玄蕃)もう一度兄者と話をさせてくれるまで帰らぬと。
いかが致しましょうか。
(政次)放っておけ。
明日になれば諦めよう。
(玄蕃)なれど。
(政次)帰れと言うて帰る女子ではないからな。
(いななき)鶴!政次は!政次はおるか?
(弥吉)次郎様いかがなさいました?政次は!直親殿は!皆様はおられるか!?
(弥吉)皆様川名へ発たれましたが。
(南渓)捜したぞ。
次郎。
駿府で急ぎじゃと預かったものでな。
来た〜!馬をお借りします。
(千賀)え?直親を助けに参ります!
(泣き声)
(千賀)しの。
どうしたのですか。
(瀬名)「次郎法師様。
お返事が遅くなった事おわび申し上げます。
検地奉行の岩松殿は歌会や鞠会などにもお出にならぬ変わり者で好みのものなど尋ねても皆『知らぬ』『存ぜぬ』と。
なれど変わり者は変わり者と馬が合うらしく」。
(瀬名)岩松殿とお親しい。

 

 

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(竹千代)時折算術を教えて頂き。
何故お声がけ下さらぬのじゃ!え?あいすみませぬ!竹千代殿!岩松殿のお好きなものをお教え下さいませ!
(瀬名)「その三河のぼんやりが申す事には岩松殿のこよなく愛するものは数と算術それと亡くなられた奥方様」。
何故ここまでやって来たのじゃ。
おぬしの差し金か。
私が連れてまいったわけではございませぬ。
里はこちらにて終わりですか。
はい。
こちらのみで。
それでは岩松殿。
参りましょうか。
岩松様岩松様!岩松殿!岩松殿!そちらは違いまする!そちらは何もございませぬ!岩松殿!直親殿。
この棚田の里は指出には一切ござらぬようじゃが。
いかがな事。
これはこの井伊の里ではないのか?まさか我らをたばかられようとしたのではあるまいな!岩松殿。
この里は井伊のものではございませぬ!ゆえにこの里は指出に入っておらぬものと存じます。
ではここの里はどこのものじゃ。
(直親)そこは何分帰参致しましたばかりにございまして。
但馬。
この里は井伊のものではないのであろう?指出を渡した時も何も言うておらなかったが。
ここはかつて南朝の皇子様が隠れてお住まいになられていた里にございます。
ゆえに井伊の領地にありながら井伊の領地にあらずという扱いにございます。
心得申した。

(直親)おとわ。
このお方は?龍潭寺の僧にございまする。
(直平)そういえば何をしに来たのじゃ。
あ…あの。
駿府の瀬名姫より本日は岩松様の奥方様の月命日であると伺いまして。
こたびは井伊までのお出向き。
きっとご供養もおできにならずではと思い。
私でよければ経などをあげさせて頂こうかと…。
(読経)これは…。
妻も喜んでおりましょう。
それはようございました。
(読経)では向かったものの事は既に収まっておったというのか。
はい。
行こうが行くまいが同じ事でした。
いや。
分からぬぞ。
目に見えぬところで何かの役に立っておるかもしれんし。
だとよろしいですが。
これをどう使うつもりだった?答えは直親様がお決め下さいませ。
怒っておるよな。
いえ。
それがしを信じておられぬならおられぬで構いませぬ。
されど信じているふりをされるのは気分がよいものではありませぬ。
では。
井伊を守るのはおとわのためだと思うてはもらえぬか。
井伊のために全てを捨てたのはおとわだ。
おとわのために共にこの国を守っていこうとは思うてもらえぬか。
お前のそういうところが好かぬ。

(直親)私としのが山向こうの祝田村へ移るのですか?目と鼻の先に次郎がおるのはしのには酷だと思うのです。
(直親)お方様。
私はしのを傷つけるような事は誓って何も。
男と女ではなくともあなたとおとわの間には強い絆があるでしょう。
しかしそれは責められてもしかたのない事では。
子じゃ。
さっさと子を作れ。
直親。
子ができればしのとお前の間にも別の絆ができる事になる。
はい…。
そうですか…。
まあこれでお前も戻ってきやすくなった事だしたまには母上に顔を見せに来てやれ。
はい…。
おっそれから政次の弟の玄蕃にな。
この後政次の弟玄蕃にしのの妹のなつがこし入れする事となった。
小野を親族に取り込み和を作りたい直盛の策でござった。
同じように今川では三河の旧領主である松平を完全に取り込むべくある縁組みが行われた。
(寿桂尼)よい縁であろ。
2人はよく話もしておるようじゃし。
身に余るお話にございます。
ええ。
私も身が余っておりまする。
このどこかぼんやりとした男がやがて今川のそして井伊の命運を握る事になろうとはまだ誰も知るよしもなかったのでござる。
(くしゃみ)続く。
(しの)子ができねば私はお払い箱。
ああ〜!側女を持とうかと思うておる。
受け入れねばならぬ事です。

 

 

 

 

 

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(政次)奥方の座につけるのではないか。
恥を知れ!いざ!
(一同)お〜!子は2人で作るものであろ?なぜもっと共に悲しんでやらぬのだ。
今川が隆盛を誇った駿府の城下町。
今川義元への服従の証しとして各地から差し出された人質たちも暮らしていました
幼い頃の徳川家康竹千代も8歳からこの地で暮らしました
華陽院の近くに竹千代の屋敷があったといわれています
竹千代の祖母源応尼は竹千代の養育係として岡崎から招かれました。
源応尼は親から離れて暮らす竹千代に深い愛情を注いだと伝わっています
弘治元年竹千代は浅間神社で元服したといわれこれを取りしきったのが今川義元でした
この甲冑義元が竹千代のために用意したものだと伝わっています
竹千代は義元の「元」の字をもらい元信と名を改め今川家との結び付きをより一層深めていくのです
2017/02/19(日) 20:00〜20:45
NHK総合1・神戸
おんな城主 直虎(7)「検地がやってきた」[解][字][デ]

井伊家存続のため直親(三浦春馬)とのつらい別れを選んだ次郎法師(柴咲コウ)。政次(高橋一生)は今川館に出向き、直親の帰参と家督相続を認めてもらおうとするが…。

詳細情報
番組内容
井伊家存続のため直親(三浦春馬)とのつらい別れを選んだ次郎法師(柴咲コウ)。政次(高橋一生)は今川館に出向き、直親の帰参と家督相続を認めてもらおうとする。これに対して今川義元(春風亭昇太)の出した交換条件は、井伊谷での大規模な「検地」の実施だった。井伊直平(前田吟)は自分の治める川名の隠し里に今川の検地の手が及ぶことを恐れ、怒りをあらわにする。
出演者
【出演】柴咲コウ,三浦春馬,高橋一生,杉本哲太,財前直見,貫地谷しほり,苅谷俊介,でんでん,筧利夫,木村祐一,菜々緒,山口紗弥加,井上芳雄,小松和重,芹澤興人,蔵本康文,春風亭昇太,阿部サダヲほか
原作・脚本
【作】森下佳子
音楽
【音楽】菅野よう子