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セリフ書き起こし 就活家族〜きっと、うまくいく〜 #7 2017.02.23

(富川栞)何してるの?お母さん。
(富川洋輔)どうしたんだよ?
(富川水希)新居で彼女と何をしてたの?鉢合わせしたの…泣きながら出てきたところに。
(栞の声)何?それ。
お父さん女の人連れ込んでたの?
(川村優子)安心してください。
ご主人は私より…ご家族を選びましたので。
(ため息)
(富川光)親父なんだよ?これ。
「セクハラ」!?デタラメなんだよ全部。
彼女がリストラを逆恨みしてそれで…俺の事をデマで陥れたんだよ。
あなたは…えっ?自分を陥れた女と隠れてコソコソ会っては再就職の相談をしてたっていうの?
(笑い声)情けない…。
はあ?今日もしみったれてんなあ…。
だって節約だもん。
たまには肉とかガッツリ食べないと元気出ないよ。
なんなんだよ?これは。
カードの利用明細書?嘘?今月だけでこんなに!?ほとんどが栞の洋服代とお母さんのホスト代だ。
うわあ…。
こんなんじゃいくら節約しても追いつかないじゃん。
やっぱり新居のローンを背負うのは無理があるかしら。
なんだよ自分で使っといてそういう言い方はないだろ。
マンションの転売業者から価格をここから1千万ぐらい下げないと売れないんですって。
1千万って…そんなに下がるのかよ?それだって業者を変えれば話は変わってくるかもしれないし新居の件は俺の仕事がうまくいくか来月末まで待ってくれる約束だろう?
(ため息)昔の仕事仲間も協力してくれてるんだよ。
なんとかなるさ。
そうやっていつもいい事ばっかり言うけど私はもう信じられないのよ。
だって嘘つきだから。
嘘なんかついてないよ。
セクハラで会社辞めさせられた事隠してたじゃない。
それは…だからデマなんだよ。
リストラを逆恨みした彼女を利用して俺を陥れて役員昇格を決めたそういう同僚がいるんだよ。
はめられたんだよ俺は。
もうどうでもいいわよそんなの。
私はそんな大事な事を私たちに隠していたあなたに我慢ならないの。
私が使った分は口座に入れておきますから。
ちょっと出かけてくるわ。
やばくないか?あの2人。
なんとかしないとさ。
だけど事が事だし…。
マンションの転売ですか?1千万も値段が下がるって聞いて正直参っています。
わかりました。
なんとかしてみましょう。
天谷さん変わりましたね。
なんか生き生きとしてますよ。
ちょっと社長から大きな仕事を任されましてね。
富川さんのお仕事はその後いかがですか?もちろん手応え十分ですよ。
ああ…。
はい。
はあ…はあ…はあ…。
あっすいません。
はあ…。
(店長)助かりますよ。
えっ?あなたのような方にバイトに来てもらえて本当によかった。
ああ…。
どれも素敵ですねえ。
もう感激です。
雑誌で見て憧れてましたから。
(未華)これ全部あなたが描いたの?はい。
学生時代に思いついては描きためてて。
プロの方に見て頂けるなんて光栄です。
悪いけど駄目。
いくら真壁くんの紹介でも無理。
デザインに関わりたいなんて考えは捨てる事ね。
(担当者)富川くんは出版社でバイトしてるんですね。
(光)はい。
バイトから正社員になる道もあると聞いて思い切って飛び込んでみたんです。
けど一度書いた記事が酷評されてそれきりチャンスはなくて今は一から文章を勉強している最中です。
(担当者)我々も出版から弾かれた人間でね。
これからは紙より通信だと開き直ってこの会社を始めたんだ。
そういう熱意ある若者は歓迎しますよ。
ありがとうございます。
(清掃職員)今日の現場はこのビルだから。
(清掃職員)日本鉄鋼金属。
丁寧に頼むよ。
(清掃員たち)はい。
あの…。
す…すいません。
あの…私ここでは働けません。
えっちょっと何言ってるんですか?ただでさえ人手足りてないのに。
いやあの…ここ実は私の前の職場でして。
だからなんですか?今これがあなたの仕事でしょ?よし…。
(女性の話し声)
(橘美里)ねえあれ…。
(山田)ん?似てません?
(山田)誰に?
(美里)富川さん。
(山田)まさか…他人の空似だろ。
(美里)いやいやいや…絶対そうですって。
似てますよ。
おい何してるんだ?あっ綿引本部長。
あの人富川さんに似てません?富川?まさかあんな仕事するまで落ちぶれないだろう。
(笑い声)おい!あんな仕事っていうのはどういう意味だ?働いてる人たちに失礼だろ!本当に富川だったのか。
お金をもらうために一生懸命働いてる。
それの何が悪い?落ちぶれたつもりもない!かつての部下の前でよくそんな事が言えたもんだな。
人事部長まで務めた男がそんなんじゃ社員たちだって自分の行く末もそんなもんじゃないかと不安になる。
みっともないから自重しろよ。
仕事がないんだったら紹介してやるから。
そんなんじゃ家族にも随分苦労かけてんじゃないのか?綿引お前にそんな事を言う資格があるのか?人が心配してやってんのになんだ?それ。
俺に何をしたのかよく思い出してみろ。
どうした?富川。
俺が役員になる事をねたんでるのか?恥ずかしい事言うなよ。
お前よりは恥ずかしくない生き方をしてるつもりだ。
家族の事をとやかく言われる筋合いもない!じゃあせいぜいきれいに床でも磨いてるんだな。

(清掃職員)富川さん。
あの…さっきはどうもありがとうございました。
えっ?富川さんの言葉に救われました。
みんなもそうだと思います。
あっ…。
(店主)はい。
味玉と特製チャーシュー。
いや頼んでないよ。
私からのささやかなお礼です。
あ…ありがとうございます。
このラーメンは格別にうまい。
ご結婚記念日ですか…。
う〜ん…あっ。
このお花はストックといって「愛情の絆」という花言葉もございますよ。
(男性)そうなんですか。
妻も喜んでくれると思います。
じゃあこちらで。
はい。
(店長)花言葉のポップですか?思いつきなんですけど本屋のポップ広告みたいにお客様がどの花を選ぶか参考にもなりますし案外売り上げにも繋がるんじゃないかと思いまして。
バイトのあなたがそこまで考えてくれるんですか?花が好きなだけですから。
紅茶でいいですか?
(店員たち)ありがとう…。
富川さん。
はい。
正社員になる気はありませんか?正社員?
(店長)うちも一応都内に15店舗を持つ企業です。
保険や福利厚生も整えてますし…。
せっかくのお話ですが…。
私はずっと教育の仕事をしてきてそれを簡単に諦められないんです。
(店長)そうですか。
お気持ち感謝致します。
いえいえ。
先生!先生!先生!先生!みんな…。
念のために聞くが…。
これは君じゃないよな?念のために聞くが…。
これは君じゃないよな?郵便受けに投函されてた。
家族の目にも触れたよ。
大事な脅しのネタを俺がみすみす手放すわけないでしょ。
想定外でした。
やばいっすねこの女。

(竹之内亘)富川さん。
お待たせしました。
竹之内議員国原と申します。
本日はご足労頂き誠にありがとうございます。
まあどうぞ。
失礼します。
(国原)ホットコーヒー2つ。
(従業員)かしこまりました。
申請書はなんら問題ありません。
(竹之内)一つ聞いていいですか?はい。

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(竹之内)国原さんが障害者施設を設立する動機はなんですか?
(国原)それは…。
実は障害を持つ妹がいたんです。
その妹は幸せとは言えない状況で亡くなりまして…。
その後悔から障害を持つ子供のための施設充実を志して教育事業会社に入ったんですが教育福祉は利益を生まないと煙たがられまして…。
一度は挫折したんです。
でも40になって思ったんです。
このまま諦めちゃ駄目だって。
そういう施設を必要とする子供や親はたくさんいるんです。
わかりました。
正直認可を得るのは簡単な事ではありません。
ですが私が出来る限りの事はさせて頂くつもりです。
よろしくお願い致します。
(国原)失礼します。
なかなかいい男じゃないですか。
嘘や脅しの上手な男だ。
きっと妹の話もでまかせだよ。
彼の狙いは行政からの助成金だ。
じゃあどうして引き合わせたんですか?しがらみですか?まさか富川さんも脅されたとか?まあとにかく…彼の話は信じないでほしい。
すごいわね久志くん。
もう遅れは完全に取り戻したわ。
先生。
ん?こんな事してて大丈夫なんですか?え…えっ?学校辞めたんですよね?今は自分の将来を考える時じゃないんですか?僕はもう一人で大丈夫ですから。
そっか…久志くんは私から卒業しちゃうんだ。
えっ…ここは喜ぶとこでしょう。
成長したねって褒めてくれると思ったのに。
嬉しいわよ。
でもなんか寂しい。
だって生徒は久志くんだけだもん。
ごめんね先生。
あ…ううん。
大丈夫ですよ先生なら。
僕を立ち直らせてくれたんですから。
励ましてくれるんだ…。
ありがとう。
(ため息)そっか。
光くんも本社採用打診されたんだ。
これって2人とも内々定って事だよね?ああ。
どうしたの?えっだって本社は名古屋だろ?それがちょっとね…。
(加奈)一人暮らしが不安?大丈夫よなんとかなるって。
(光)いや一人暮らしにはちょっと憧れてるんだけどさ…。
名古屋?
(光)いや東京支社もある会社なんだけど入社したら当面は名古屋本社になるかもって。
内定もらったの?内々定かな?でも親父もあんなだしそもそも母さんが家を欲しいって言ったのも俺が結婚したあとも一緒に暮らしたかったからだろ?だから嫌だったら嫌ってはっきり言ってよ。
でもその会社に行きたいんでしょ?出版社が無理だったらそこしかないって思ってる。
そういう時かもしれないね。
そういう時って?みんなが新しい人生に踏み出すべき時。
本当はね…こんな日が来るの怖かったの。
でもなんでだろう?今は強い気持ちで受け止められる。
いつかは子離れしなきゃいけないんだし。
お母さんも新しい仕事を頑張る。
新しい仕事って?うんもう…教育の仕事は卒業する。
花屋の正社員になる。
あら栞ちゃんおかえり。
ああお母さん。
おっ光も一緒だったんだ。
うん。
将来の事話してたのよねえ。
何?いや…1社内々定もらってさ。
嘘…光が?いや〜それは焦るなあ…。
(鍵を回す音)あれ?開いてるんだけど。
ん?お父さん?あら…。
お客さん?えっ?ただいま。
おう。
あっ…。
このマンションの購入を希望されてるご家族だよ。
(天谷)奥様はじめまして。
鼓吹建設不動産の天谷と申します。
(男性)素敵な内装ですね。
ではまた。
よろしくお願いします。
どうもありがとうございました。
どうぞ。
行こう。
気に入って頂けましてほぼご希望どおりの価格でご購入頂けるとおっしゃってくださってます。
あっ…。
来月の1日の引き渡しがあちら様のご希望でございます。
ひとつよろしくお願い致します。
それじゃあ私これで失礼致します。
ありがとうございました。
(天谷)では失礼致します。
うん。
ん?どういうつもり?いやお母さんが1千万も値段が下がるってガッカリしてたからそれで知り合いに頑張ってもらったんじゃないか。
どうして勝手に進めるの?
(ため息)マンションの転売を既成事実化して強引に新居を購入しようってわけ?大丈夫だよ。
俺の仕事はなんとかなる。
絶対になんとかする!なんかお父さんテンション高いんだよ今日。
そりゃ1千万も上積み出来たんだからさ。
そういう事じゃないんだよ。
ほら…俺を陥れた日鉄鋼に同僚がいるって話しただろ?会ったんだよ偶然。
やっぱりどうしようもない人間だったよ。
それに比べたら必死であがいて頑張ってるうちの家族のほうがよっぽど上等だよ。
絶対に成功してそいつを見返してやるんだよ。
あなたのつまらない意地を私たちに押しつけないで。
無駄な希望は抱かせないでよ。
どうしてそんなに新居にこだわるの?だから新居のローンは俺がなんとかするって言ってるだろ。
いい加減現実を受け入れてよ。
あなたは自分が新居を買えない男だって認めるのが悔しいだけじゃない。
なんとかするって言ってるだろうが!
(花瓶の倒れる音)ああ…ごめんごめん。
台拭き台拭き台拭き…。
ちょっ…。
どうしたの?母さん。
今日からここで寝る。
お父さんと同じ部屋で寝たくないの。
じゃあ俺が出てくよ。
えっ?えっ?
(ドアの開閉音)本当になんとかしないとやばくないか?ああそうだね…。
うーん…。
3人だけっていうのも新鮮ね。
お父さんいないと新聞読む人もいないのね。
新聞束ねてゴミ置き場に運ぶのも結構重労働なのよね…。
節約にもなるからこの際やめちゃおうか?お父さんがもう帰ってこないみたいな言い方やめてよ!そうね…。
でも…お父さんいなくて何か不自由ある?
(天谷)そうですか。
新居は転売しろって奥さんがねえ…。
お恥ずかしい限りです。
日鉄鋼にいた頃は自分がこんな事になるなんて想像もしませんでしたよ。
マンションはどうします?あの価格で買ってくれる方は簡単には現れませんよ。
この機を逃すとかなりの損失になります。
まあ…奥さんとじっくり話し合う事ですよ。
それがちょっと難しい関係でしてね…。
(天谷)なんとかなりますよ!なんだかんだ言ったってこの年まで夫婦をやってきたわけですから。
2年も失業を隠してきた私ですら今は妻に応援してもらってますから。
天谷さんには励まされてばっかりですね…。
お仲間ですから。
会社を辞めてよくわかりました。
私には誰もいなかったんですよ。
仕事抜きで飲める友達なんて…。
でも失業してようやくあなたという友人が出来た。
友人ですか…。
そりゃ嬉しいなあ。
疲れが吹き飛びますよ。
無理しちゃ駄目ですよ。
倒れたら元も子もないですからね。
でもね富川さん私は体の事より仕事を失う事が怖いんですよ。
結局我々みたいな男は仕事があるから何かの役に立ってると思えるからなんとか生きていられるんじゃないですかね。
仕事を失ったらただの抜け殻ですよ。
(みどり)富川さんいける口ね?どんどん飲んでね。
はい。
お料理もいっぱい食べてくださいね。
店長のおごりだから。
じゃあ遠慮なく頂きますね。
富川さんの正社員採用が正式に決まりそうだ。
えっ本当に!?
(みどり)おめでとう富川さん!ありがとうございます。
(拍手)
(みどり)正社員になったらね社員用のアパートにも住めるのよ。
私の隣の部屋空いてるからよかったらどう?
(店長)いやご家庭をお持ちですから必要ありませんよね?私みたいに離婚しちゃう事だってあるじゃない。
この年の一人暮らしも案外悪くないわよ。
家族の事とか何も気にせずさ自由を謳歌出来るんだもん。
(みどり)本当毎日楽しいわよ。
時間ばっかりはさお金じゃ買えないからね。
(ドアの開く音)また来たの?あの…この間とは全然違うタイプのデザインでして。
残念ね。
褒めるところが何もないわ。
でも洋服が好きだって事は伝わった。
重労働に耐える自信があるなら見習いで置いてあげる。
本当ですか!?あっえーっとあの…でも見習いって月々お金とかってもらえたりするんですかね?10万円。
ええ…もう少し頂くわけには…?無理ね。
今のあなたは戦力にはならないもの。
あなたに払う10万円はただのお小遣いよ。
不満なら無理に来なくていいわよ。
あっいや…。
ちょっとだけ考える時間をもらってもいいですか?きっとこれは私にとって大きなチャンスだと思うの。
けどたった10万円でやっていけるのかよ?養ってくれる人がいたら平気だよね。
えっ?ほらこの間お父さんにも結婚を考えてるって言ってくれたじゃない。
いや…でもそれは自分がちゃんとしっかりしてからって話で…。
大丈夫。
真壁さんは十分ちゃんとしてるもん!栞ちゃんさ結婚ってどういう事かわかってる?えっ?うん。
一緒に住んでご飯食べて旅行行ったり子供作ったり…。
いやいやそれだけじゃないよ!あのね例えばうちの親が寝たきりになったりとかしたら栞ちゃん世話する自信ある?平気平気。
なんとかなるわよ!ねっ?それ勢いで言ってない?結婚なんて勢いでいいじゃない!ここで躊躇してたら真壁さんは転職先で新しい女作ってそれで私たちおしまいじゃない。

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ねえそういうの私は寂しいの!いやけど…お父さんとうまくやっていく自信ないしさ。
ああ平気平気!案外ね優しいところもあるし。
ねっ?今度の日曜さうちで食事しない?お母さんも会いたがってるし。
張り切ってごちそう作ると思うよ。
ねっ?栞ちゃん家に?実はね…。
私の両親うまくいってないの。
だから真壁さんが来てくれたらきっと一緒に喜んでくれるかなって思って…。
わかったよ。

(ドアの開く音)よいしょ…。
ちゃんと栄養とらないと倒れちゃうよ。
これお土産。
ありがたく頂くよ。
お母さんの話は聞いてる?何かあったのか?教育者は卒業してね花屋に転職したんだって。
そっか…。
ねえお父さん今度の日曜さ空けてくれないかな?ん?真壁さんを家族に紹介したいの。
本気で結婚を考えてるのか?うん。
この前会ってくれるって言ってたよね?父親らしいところを見せたらお母さんも見直すと思うよ。
うまいなこの弁当。
フフフ…。
でしょう?ねえそろそろ彼氏来る時間じゃないの?やだもうそんな時間?急がなきゃ!…っていうか親父本当に来るのかよ?来るわよ!そう言ってたんだから。
別にいいんじゃない?お父さん抜きでも。
そのほうが彼氏も伸び伸び出来るんじゃない?何言ってんだよ。
結婚のあいさつだよ?親父いなきゃ意味ないじゃん!
(ドアの開く音)ほらね〜。
ああ…光取り皿出して。
うん。
親父座って。
うん…。
来てくれてありがとう。
自分の家じゃないか。
(チャイム)あっ来たんじゃない?ああ!紹介します。
真壁さんです。
どうもはじめまして。
真壁です。
はじめまして。
これあいさつ代わりなんですけど。
ああ…ありがとうございますご丁寧に。
(真壁)いえとんでもないです。
素敵な方ね。
でしょう?あっじゃあ真壁さんあそこ座って。
(真壁)先日はどうも。
うん…。
じゃあ始めましょうか?
(光)うん。
じゃあビール開けて…はい。
そうなんですか…。
(真壁)おいしいです。
ありがとうございます。
どんどん召し上がってくださいね。
ありがとうございます。
真壁さんのご両親ってどちらに住んでらっしゃるんですか?広島です。
僕は大学進学で上京して以来一人暮らしです。
私の両親も地方にいてね大学進学で初めて上京したんですけれども一人暮らしっていうのは何かと心細いのよねえ。
(真壁)そうですね。
転職先の仕事は順調なのか?あっ…はい。
なんとかそれなりにやってます。
そうか。
落ち着き先は決まったのか。
あっでも一生落ち着くつもりはありませんよ。
その会社で積んだキャリアをステップにして行く行くは独立したいと考えてます。
そんな事考えてたんだ?
(真壁)うん。
つまり君にとってその会社は踏み台って事か。
ふーん…そんな了見で世話になってるのか…。
いけませんか?俺がその会社の人間だったら不愉快だねえ。
何言ってんだよ親父。
今時そんなの普通だよ。
それで君は成功する自信はあるのか?えっ?成功する確証はあるのか?
(真壁)まあそれはなんとも言えませんが…。
そんな事で娘を養っていけるのか?ちょっとお父さん。
そんな男が娘を幸せに出来るのか?お言葉を返すようですがお父さんだって今は成功するあてのない自営のコンサルタント業を始めようとしてるそうですね。
会社を踏み台にするっていうのがお気に召さなかったようですがじゃあお父さんは会社に何をしてもらったんですか?35年も勤め上げた揚げ句に放り出されたんですよね?そして今は失業者同然の状態なんですよね?僕は今の収入は確保してますし会社に頼りきるつもりもない。
それの何がいけないんですか?あなたにとやかく言われる筋合いはないでしょう。
君は俺を馬鹿にしてるのか?
(真壁)そんな事は言ってないでしょうが。
私は真壁さんの言ってる事もっともだと思うわよ。
なんにも間違った事言ってないわよね?なんで俺に聞くんだよ…。
あっ真壁さんは結婚したらどちらに住むつもり?ああ…実は今母親が体を壊してまして。
あら…。
えっ?
(真壁)その介護もしてあげたいので会社には広島への転勤を申請しています。
じゃあ広島に住むって事?えっちょっと待ってよ。
ねえそんな話初めて聞いたよ。
(真壁)まだ正式に決まった話じゃないしこの間はそんな話出来る雰囲気じゃなかったじゃないか。
君はそんな大事な事も話さないで栞と結婚するつもりなのか?親の介護については少しは話をしたつもりです。
いやでもあれは仮定の話だと思ってたからさ…。
じゃあ親の世話もするって言ったのはやっぱり勢いだったの?ねえちょっと何?その言い方。
つまり君は母親の介護のために栞と結婚するのか?
(真壁)そうは言ってませんよ。
ですがそれも含めての結婚だとは思ってます。
僕だってお父さんが倒れたらそれなりの事はするつもりでいますし…。
俺は倒れたりしないよ!そんなのわからないじゃないですか!もう少し現実を見据えてくれないと話にならないですよ。
それが結婚相手の父親に対する物の言い方か!?これから家族になるんだったらもっとざっくばらんに話しましょうよ。
俺は君と家族になるつもりなんかない!ちょっとお父さん!ええ〜?わかりました。
そういう事でしたら失礼します。
ねえ待ってよ。
今帰ったら最悪な事になっちゃうよ!悪いけど栞ちゃんの期待には応えられないよ。
俺には君のご両親を仲直りさせる事は無理だ。
なんなんだよ?それは。
今日は結婚のあいさつに来たんじゃないのか?親が仲直りするために仕組んだ茶番なのか?少なくとも僕はそのつもりで伺いました。
力及ばず申し訳ございませんでした。
失礼します。
待ってよ真壁さん!
(ため息)せっかくのごちそうも無駄になっちゃったわね。
いや…俺たちで食べようよ。
こんなごちそう久しぶりだし。
ねっ?エビ取ってじゃあ。
みんなもそのつもりだったのか?栞の結婚をだしにして仲直りさせようって魂胆だったのか?子供たちはどうやらそう考えてたみたいね。
私は微塵もそんな事思わなかったけど。
栞ちゃん真壁さん怒ってたわね…。
そりゃそうだよ。
親父があんな喧嘩腰じゃ…。
どうしてあんな事になっちゃったのよ!お父さんおとなげないよね?あんまりだよ!お前は本当にあんな男と結婚したいのか?あんな男…?だっていろいろと隠し事してたじゃないか。
将来独立する事だっておふくろさんの介護の事だって広島へ行く事だってだよ。
何勝手な事言ってるんですか?自分だっていろいろ隠し事してきたじゃない。
俺はとにかく反対だ。
あんな男のためになんで栞を遠くまで行かせなきゃいけないんだよ?家族のために家だって買ったばっかりなんだぞ。
必要なのかしら?家族のための家なんて。
どういう事だ?光だって一緒に住めないかもしれないのよ。
えっ?いや…もしかしたら名古屋勤務になるかもしれなくてさ。
内々定って名古屋の会社なの?なんだ…知っててずっと黙ってたのか?話せる状況じゃなかったじゃない私たち。
その会社に行くつもりなのか?他がなかったらそこに行くしかないだろ?だけどこんな時に家族がバラバラになるなんてさ…。
家族なんていつかはバラバラになるものなのかもよ。
私だって今日まで親元離れて暮らしてきたんだし子供たちがどこへ行こうとしょうがないんじゃない?ねえ洋ちゃん。
この際私たちも新しい一歩を踏み出してもいいんじゃないかなって私思ってる。
家族がバラバラになるんだったらいっそこのマンションも新居も人手に渡して売ったお金をみんなで分けてそれぞれの将来のために使えばいいんじゃない?ちょっとお母さん…ねえ何言い出すのよ。
いいじゃないそれで。
栞ちゃんだって洋ちゃんがお父さんじゃなくなったら結婚の障害にもならないんだし。
何言ってるんだよ母さん。
話が飛躍しすぎだろ?私は本気よ。
つまり母さんは俺と別れたいって言ってるのか?あなたはどう思う?私たちこの先今までみたいにやっていけると思う?
(携帯電話の着信音)もしもし富川ですが…。
「的場社長ですか?」会って話したい事がある。
重要な仕事の案件だ。
わかりました。
すぐに伺います。
悪いけど大事な仕事の電話が入った。
また仕事?こんな時でも仕事に逃げるのね。
今行かなきゃ一生後悔するかもしれない電話だった。
(ため息)まだ家族だと思ってくれるんだったらわかってほしい。
そのつもりがないならもういいよ。
(ドアの開閉音)
(ノック)富川です。
失礼します。
(的場)どうぞ。
先日は大変失礼致しました。
なんで君がここにいる?
(的場)私が呼んだんだ。
川村くんから全て聞いたよ。
あの…全てというのは?
(優子)私の過ちを正直に話しました。
綿引さんにそそのかされて富川さんにセクハラのぬれぎぬをなすりつけてしまった事も全てです。

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(的場)君には本当に申し訳ない事をしたと思ってる。
謝って済む話でもないし許してもらえるとも思っていない。
しかし私の話を聞いてほしい。

(的場)以前君と我が社のアジア拠点としてインドに新会社を設立する話をした事は覚えているよな?はい。
それが正式に立ち上がる事になった。
君にその新会社の社長に就任してほしい。
私が…インドの新会社の社長にですか?
(的場)日鉄鋼の世界戦略にとって非常に重要な会社になる。
その大任を引き受けてくれないだろうか?林部智史です。
僕が歌う主題歌『晴れた日に、空を見上げて』のCDを抽選でプレゼント致します。
詳しくは番組ホームページをご覧ください。
家族がバラバラになるのに家なんか必要ないでしょう?お母さん離婚したがってるの。
奴を信じるな。
寝たんですか?
(天谷)意地の張りどころを間違えたら一生後悔しますよ。
俺は家族を守りたい。
家族と一緒にいたいんだ!2017/02/23(木) 21:00〜21:54
ABCテレビ1
就活家族〜きっと、うまくいく〜 #7[字]

ある日突然、家族全員が就職活動をすることになった富川家。父の退職の理由を知った家族は、どうなるのか?ユーモラスな家族関係を描く究極のホームドラマ!

詳細情報
◇番組内容
洋輔(三浦友和)の退職の理由が、優子(木村多江)へのセクハラだったことが分かり、富川家は完全に冷え切った状態に…。水希(黒木瞳)は「セクハラをしたことよりも、そんな大事なことを家族に隠してきた貴方に我慢ならない」と、洋輔を避けるように生活を始める。一方、光(工藤阿須加)は内々定を取得。しかし、名古屋の本社勤務の可能性が浮上。そして、真壁(渡辺大)との結婚を本格的に考えだした栞(前田敦子)は…。
◇出演者
三浦友和、前田敦子、工藤阿須加、新井浩文、渡辺大、中川知香、木村多江、段田安則、黒木瞳
◇脚本
橋本裕志
◇監督
落合正幸
◇音楽
江口貴勅、穴沢弘慶
◇主題歌
林部智史『晴れた日に、空を見上げて』(avex trax)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】黒田徹也(テレビ朝日)、内山聖子(テレビ朝日)
【プロデューサー】船津浩一(テレビ朝日)、下山潤(ジャンゴフィルム)