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実況書き起こし 野球・侍ジャパン壮行試合2017 日本×台湾 2017.02.28

当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫宮崎での強化合宿を終えて今日から舞台は福岡です。
WBC前哨戦台湾との壮行試合第1戦。
古田敦也さん前田智徳さんとともにお伝えしていきます。
どうぞよろしくお願いします。
≫よろしくお願いします。
≫今、守備に就く侍ジャパンの選手たちが呼び出されポジションについていきました。
さあ、それでは侍ジャパン今日のスターティングメンバーです。
≫プロ5年目のシーズンを迎えます。
古田さん、則本は本当に侍ジャパンの投手陣の中でも柱の存在と言っていいですよね。
≫そうですね。
ここ数年のいわゆる国際大会でも非常にいい成績を出していますからね。
小久保監督の信頼は厚いと思いますよ。
≫4年連続2桁勝利。
そして、3年連続奪三振王というのは前田さんあの野茂英雄さん以来という快挙です。
≫どのボールをとっても力もありますし変化球のキレもいいですからね。
やはり脅威でしょうね相手チームにとってはね。
≫先日の土曜日侍ジャパン、宮崎でオープニングマッチとしての練習試合福岡ソフトバンクとの試合が行われました。
その試合は侍ジャパンは勝利することができず。
そして今日舞台をこの福岡に移して台湾との壮行試合です。
小久保監督は試合前に話していました。
勝ちにこだわると。
その中で、古田さん本当に今日を含めて残るは開幕まで4試合しかありませんからね。
≫そうですね。
ピッチャーは、まだボールにアジャストできていない投手もいるという話なんですけどね。
短い期間ですけど責任を持ってそこは合わせていかないといけないのでね。
今日はたくさんのピッチャーが投げるみたいなのでそういう意味でも注目したいですね。
≫その中で先発マウンドを託された則本昂大です。
侍ジャパンにもこの小久保監督になって何度も選ばれてきています。
世界の舞台を経験してきた中でWBCは初めてとなります。
今日は、応援スタンドには台湾からも多くのお客さんが駆けつけています。
さあ、則本の1球目。
高めのボール、148km。
この台湾チーム台湾のプロ野球選抜です。
1番はヤン・ヤオシュン。
ジャイアンツに移籍した陽岱鋼のお兄さん。
かつてはこの福岡ソフトバンクホークスここでもプレーをしていました。
注目の立ち上がりです。
勢いのあるボールで行きました。
まず、古田さん則本の立ち上がりどんなところを見ていけばいいでしょうか?≫基本的には自分のボールがしっかりスピードだけじゃなくて操れるかというコントロール良く投げれるかというのが大切なところなので今で言うと140km台後半が出ていますから非常に肩の調子自体はいいのでまた変化球、これから投げていくと思いますけどいかにコントロールできるかですね。
≫すくい上げますが1塁側ファーストの中田が追いかけますがファウルです。
前田さん本当にピッチャー陣にとって1つの大きなテーマそのWBC球という普段、日本のプロ野球では使っていないちょっと違うボールなんですが。
≫そうなんですよね。
それが課題としてオフから早めに早めにということで慣れてみんなが対応に一生懸命苦労しているんですけどね。
やはりブルペンと本番とでは違うと思うんですよ。
ですから、こうやって実戦で緊張感の高い中でどれほど投げれるか対応できるかというのは各投手の課題じゃないかなとは思いますけどね。
≫今、1球150kmのボールを投げました。
ただ古田さん、その1つ前が落ちるボールを挟んでいましたね。
≫ブルペンとかの調子を見ても則本投手は比較的アジャストできているという話を聞いているので滑ってストライク入らないとかそういう感じではないと思いますね。
≫今、1つスライダーを投げていきました。
則本は何と言っても3年連続最多奪三振最も多く三振をとったピッチャー。
しかも200奪三振を超えるというすばらしい成績を残しています。
≫非常に投げっぷりも良くてしかも、こういう大きな大会にもしっかり合わせてくるというそういう能力がありますからね。
≫バットが折れたがライト前に運んでいきました。
台湾のトップバッターヤン・ヤオシュンライト前ヒットで出塁です。
ファウルで粘っての出塁となりました。
さあ、台湾です。
台湾プロ野球選抜。
WBC選抜メンバー以外で構成されています。
ただ、このスタメンを見てもこのうち5人がWBCを経験しているという経験豊富なメンバーがそろっています。
中でも注目は3番バッターオウ・ハクユウ。
4割1分4厘。
台湾リーグ史上最高打率です。
≫4割超えですからどういうバッティングをするかちょっと楽しみですね。
≫台湾リーグというのは非常にボールが飛びやすく、バッターが有利と言われているのですがそれでも古田さん4割バッターが出るというね。
≫それはすごいですね。
本当に見たいですし、本人は海外でプレーしたいと言っているみたいなのでね。
≫本当にこの台湾打線で注目のバッターです。
そして、則本は立ち上がりまずヒットを許してノーアウト、ランナー1塁台湾の2番、リン・チヘイです。
3年連続台湾リーグでの盗塁王。
侍ジャパンとしては塁に出したくない選手です。
古田さん、今日の壮行試合には球数制限というのはありませんが1つ、WBC戦っていくうえでは投球数というのがピッチャー大事になってきますよね。
≫そうですね。
それに加えて則本君は先発するかもしれないもしくは2番手で投げるかもしれない長いイニングを投げる可能性も十分ありますからね。
≫ピッチャー返し則本の足元。
打球はセンターへ抜けていく。
1塁ランナーヤン・ヤオシュンは2塁を蹴って3塁へ。
台湾1、2番の連打。
ノーアウトランナー3塁1塁。
則本、立ち上がり捉えられました。
前田さん、かなり台湾打線アジャストしていますね。
≫そうですね。
今のスライダー系のボールですが難しいボールだと思うんですけどうまくセンター返しということでコースも良かったんでしょうけどね。
うまく対応してきていますね。
≫ここで最も警戒しなくてはいけないバッターを迎えます。
オウ・ハクユウ。
2015年に行われた世界野球プレミア12台湾代表の経験があります。
台湾リーグは120試合制なんですがその中で200本安打達成という。
≫それはすごい数字ですね。
≫史上最高4割1分4厘。
さあ、台湾最高のバッターが左打席に入りました。
≫三上さん、このオウなんですが先ほど前田さんの話にもあったように本人は日本だったりアメリカだったり海外でプレーするのが希望だということなんですね。
ですから、今日の試合に向けてはすごく興奮しているし緊張もしていると。
ただ、冷静にボールを見てチャンスがあればフルスイングしていきますと気合が入っていました。
≫第1打席、チャンスで迎えたオウ・ハクユウです。
インコースを突いてきました。
古田さん、まず則本がインコースを突いて追い込みました。
≫結構、コースには決まってますから非常に則本投手自体はうまく調整できているんじゃないですかね。
今ヒット2本打たれましたけど会心の当たりじゃないので。
2つとも。
ここは切り替えて行ってほしいですね。
≫日本の内野は前進守備ではありません。
高めの速いボールを投げていきます。
最速は157kmのストレートを誇ります。
則本。
今日も序盤から150kmそして、それに迫るボールを投げています。
ご覧のような守備位置。
今、色が変わってマークがついているところが定位置。
普段守るポジションです。
定位置よりは少し前に内野陣は出てきています。
低め、ここはフォークワンバウンドになりました。
古田さん、このフォークボールをどれだけ則本がコントロールできるかになってきますよね。
≫やはり、WBCボールはちょっと滑るんですけどね。
縫い目も少し高いので変化球は少し曲がる落ちるという話なので普段よりも逆に言うと曲がり過ぎたり落ち過ぎたりすることもあるんですけどそれも、彼はずっとここに合わせてきてますから調整できていると思います。
このシチュエーションで1塁3塁で嫌な局面なので非常にいい練習になると思います。
≫うまくすくってライトが突っ込んできた。
よくとった!そして、1塁ランナー飛び出しているダブルプレー!今日、スタメンライト、中日ドラゴンズ、平田すばらしいプレーを見せました。
ただ、その間に3塁ランナーヤン・ヤオシュンはホームイン。
タッチアップ。
1点を台湾が先制する形になりました。
古田さん、1点はとられました。
ただ、大きなプレーが1つ出ましたね。
≫そうですね。
これはナイスプレーですね。
そのまますぐ立ち上がって投げる。
ランナーの位置も見えてますからね。
≫前田さんとるのもナイスプレーですしそのあとのスローイングも良かったですね。
≫本当に無駄のない動きでよく落ち着いてランナーの動きが見えていましたね。
≫この平田は守備にも定評がある選手です。
1つ、大きなアピール。
チームを救うプレーを見せました。
ただ、台湾は確実に1点先制した1回の表です。
台湾の4番、ホウ・セイビン。
2009年、2013年と2度、WBC出場経験があります。
38歳、台湾を代表するベテランスラッガーです。
真っすぐ152km。
古田さんかなり台湾のバッター振ってくるような印象もあるんですが。
≫台湾に限らず、国際大会主力、いわゆるクリーンアップと言われるところは結構早めに強いスイングしてきますからね。
簡単にストライクはとりにいけないんですけどね。
とはいえ、ボールばかり投げていてもしょうがないのでどこかでストライクを投げないといけないので今日の鍵は、やはりインサイドにどれだけ投げられるかですね。
≫変化球うまく合わせてセンターへ。
台湾、この回3本目のヒットです。
4番のホウ・セイビンセンター前ヒット。
2アウト、ランナー1塁です。
古田さん、今ありましたがインコース1つ、ポイントになりますか?≫やはり則本投手も第1戦のキューバ戦に先発するかどうかわかりませんけどどこかで投げる機会があると思うので特にキューバのバッターキューバだけじゃなくてドミニカとかもそうなんですけど非常にかぶってくるというかアウトコース、真ん中高め手の伸びるところが一番打つのでインコースには投げていかないといけないですね。
インコースに投げていかなきゃいけないんですけどそこをコントロールできないからどうしても外ばっかりに投げるとなると打たれてしまうので。
≫打たれたのも外の変化球でしたね。
≫則本投手今日はスライダーというよりはカットボールを使ってみたいと話していたのでいわゆる曲がりが小さいほとんどストレートに近いのでバットには当たりやすいのでね。
≫ピッチャー返し。
これも抜けていく。
台湾、この回これで4本目のヒット。
前田さん、1つこのWBCへ向けての大事になってくる立ち上がりですよね。
≫そうですね。
ただ、会心の当たりは一度もないんですよね。
≫ここもゴロで抜けていく当たり。
≫今のも初球、高めのボール球を振ってくれましたけどあれ以来ぐらいの高いストレートだったんですけどね。
たまたま間を抜けていっているのでボール自体はある程度コントロールできていますので。
5番のリン・オウイクがセンター前ヒット。
次が6番のハン・ブユウです。
このハン・ブユウは過去2度台湾リーグで首位打者を獲得。
2009年WBCメンバーです。
今日は台湾は先発ピッチャーのワン・イーゼンを含めて5人、スタメンにWBC経験者がいます。
古田さん則本の制球という部分ではどうですか?≫大きく悪いとは思わないですけど今、カーブを初めて投げたんですがいわゆる緩急緩い球ですよね。
これがあまり使えていないので基本的にはストレートとカット気味の球なので甘くいっちゃうと同じようなタイミングで≫WBC開幕を1週間後に控え開幕まで今日を含め残りはあと4試合です。
1回立ち上がり、先発の則本が1点を失いました。
ここから侍ジャパンの攻撃。
トップバッターリードオフマンはヤクルトスワローズの山田哲人です。
長いプロ野球の歴史で史上初めて2年連続のトリプルスリー。
3割30本30盗塁という各部門でのハイレベルな能力を見せます。
さあ、前田さん土曜日の練習試合でもこの山田が1番でした。
日本にとってこの山田が打つというのが打線のつながりキーポイントになりますよね。
≫当然1番バッターで彼の総合力というのは非常に期待される部分がありますので早く彼の…。
≫センターへ。
高く上がった。
どうだ、下がる下がる更に下がっていきますがもうひと伸びありません。
≫彼が本当に塁に出て足もありますし今、惜しかったですけど長打もありますしそういうところで早く感覚を取り戻してもらいたいとみんなが思っていると思いますね。
ですから調子のバロメーターとしては今のようにバッティングカウントですね。
1ボール、2ボールとか2ボール1ストライクとかそういうバッティングカウントで今のようにある程度、予想したボールをしっかりスイングして内容はそんなに悪くないと思うんですよね今のなんかもね。
≫1つ手応えもある1打席目になったかもしれません。
≫あのまましっかり捉えてくれるようになってくれると何とか間に合ったかなというところじゃないですかね。
≫菊池、2番の広島カープの菊池の打球が伸びていきます。
向こう向きだ!フェンス直撃!初球を捉えていきました菊池涼介。
ツーベースヒット。
古田さん、菊池のバッティングがいいですね。
≫そうですね。
元々、すごく積極的な選手なんですけどね。
甘い球打っていくというきっちり捉えていますね。
≫土曜日に行われたソフトバンクとのオープニングマッチでも1人3安打とバッティングの調子の良さを見せました。
そして、ここも初球を打ってもう少しでホームランという大きな当たりです。
1アウト、ランナー2塁。
そして、日本のクリーンアップを迎えます。
3番、ジャイアンツの坂本勇人。
昨シーズンのセ・リーグの首位打者です。
小久保監督が、野手の要だとこの坂本を評しました。
これも長いプロ野球の歴史の中でセ・リーグのショートの選手が首位打者を獲得したのは史上初。
攻守にわたってチームの要になります。
チャンスで迎えた坂本の1打席目。
台湾の先発ピッチャーはかつて横浜DeNAにも所属していましたワン・イーゼン。
2010年から2013年まで4年間、この日本球界でもプレーをしていました。
日本での通算成績は6試合に投げたのみ。
これが台湾リーグでの去年の成績です。
1点を追う侍ジャパンの1回裏の攻撃。
坂本の打球は少し詰まらされた。
センターフライ。
センター、オウ・ハクユウ。
菊池はタッチアップの構えです。
2アウト、ランナー2塁。
さあ、ここで侍ジャパン日本が誇る4番バッター横浜DeNA、筒香嘉智を迎えます。
打率3割2分2厘ホームラン44本打点110。
セ・リーグ、ホームランと打点王2冠を獲得しました。
古田さん、ホームラン、打点の二冠王というのはあの松井秀喜さん以来という。
≫本人もわかっていると思うんですけど日本の4番は俺だというぐらいの気持ちで1年ぐらいやっていたと思うので非常にいい成績だったですね。
≫チャンスで迎えました筒香の1打席目。
この侍ジャパン小久保監督になってから2014年の日米野球からはすべて侍ジャパンに選出されています。
そして、先日行われた宮崎での強化合宿の初日小久保監督は筒香を呼び出し4番で行くぞと筒香に伝えたということです。
≫本人もその気でやっていたと思いますしね。
≫逆方向へレフトへの鋭い打球。
セカンドランナー、菊池同点のホームを踏みます。
4番、筒香、2塁へ。
同点のタイムリーツーベース。
これが4番の勝負強さです。
前田さん、今のバッティングいかがでしょう?≫やはり1ボールですよね。
こういうところである程度、菊池選手にしても初球でしょ。
シンプルに行ってますよね。
ストライクを力強いスイングができるところでこうやって捉えられる。
坂本選手にしても2ボールからちょっと力みが入ったのでちょっと差し込まれてるんですよね。
山田選手と坂本選手というのはもう1つ段階を上げてほしいですね。
菊池選手と筒香選手というのは自然と状態が上がってきてますからね。
≫ですから、前田さん侍ジャパン今日は、かなり早いカウントからどんどん打っていくと。
≫ボールカウントもそういうカウントになっていますのでしっかりと自分の意識するボールを振っていけているというのもありますし。
≫4番、筒香の同点タイムリー。
そして、小久保監督が一番大事と話す筒香のあとこの5番バッターはファイターズの中田翔に託しました。
昨シーズンのパ・リーグの打点王です。
去年10年ぶりに日本一に輝いたファイターズの4番バッター。
筒香に続けるか、5番の中田。
古田さんこの稲葉コーチが本当に中田とは師弟関係でこの合宿でもかなり付きっ切りで指導もしていました。
≫まだちょっと本調子とは言えない。
キャンプから、ここに来ても本調子じゃないのかなという感じがするんですけどね。
ただ、勢いに乗ったら本当に打ち続ける選手なのでね。
確かに波はあるんですけど非常に魅力的な選手なのでね。

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  ≫前回のWBC2013年のWBCのときは野手最年少で経験しました。
そして、2015年に行われた世界野球プレミア12では打率4割2分9厘ホームラン3本で大会ベスト9。
今、古田さんからもありました本当に火がついたら止められないバッター。
≫こういうふうに筒香がタイムリーを打ったりまた、歩かされたりしたあとに回ってくることが多いのでランナーがたまってくることが多いんでね。
そのランナーがたまったときにいかに自分のスイングができるかということですね。
≫ここはじっくりボールを見ていっています。
≫三上さん、稲葉コーチが言っていたのがちょっと中田は今ボール球に手を出していてボールをもうちょっと長く見たほうがいいというアドバイスをしたようですね。
おとといのゲームのあとはしっかり稲葉コーチの指導も受けて少し感覚をつかんだということですね。
≫先日のソフトバンクとのオープニングマッチでは3打数ノーヒット。
ここもじっくりボールを見てボール球を選んでフォアボールです。
2アウト、ランナー2塁1塁。
すぐさま1点取り返した4番、筒香のタイムリー。
更にチャンスは続きます。
そして、6番の平田良介。
先ほどはライトでのスライディングキャッチ。
そしてダブルプレーにしたという大きな守備でのプレーがありました。
先日の土曜日は6番ライト広島カープの鈴木誠也でした。
今日はこのドラゴンズの平田がスタメンです。
古田さん、この侍ジャパンのメンバーにとっては残り4試合という中でレギュラー争いというのもサバイバルになってきますよね。
≫小久保監督の中ではある程度は決まってるかもしれないですけどやはり調子が上がらない選手は試合に出られないと思いますし逆に調子を上げていると思えばメンバーを変えていくと思いますからそういう意味で言うと平田であったり鈴木誠也もそうですけどここに青木が帰ってきますからね。
まだ外野のポジション誰になるかわからないですね。
≫侍ジャパンのメンバーの中で唯一のメジャーリーガー青木宣親は3月2日からチームに合流予定です。
青木も含めて外野手は6人。
その中で3つのポジションを争います。
今映っている内川はファーストを守ることもありますがDHも含めた中で誰がそのポジションを獲得していくのか。
≫4番、筒香のバットから侍ジャパンの同点タイムリーが生まれました。
先日のオープニングマッチでは完封負けを喫しましたからこのチームになって最初の得点になっています。
≫ただ、筒香いいバッティング常に引っ張りだけじゃなくてこういうふうに上下に合わせて逆方向しっかりアウトコースで来るだろうという球を狙って一撃で仕留めていますね。
本当に彼らしいといいますか広角に打てるいいバッティングでしたね。
≫すぐさま追いついて、もらってそして、則本2回のマウンドです。
台湾は7番、チン・シュンシュウ。
2015年世界野球プレミア12のメンバーです。
古田さん2回の則本のピッチング。
≫ここは立ち直るというかポンポンと行ってほしいですけどね。
≫1回だけでヒット4本打たれました。
ただ、1点で食い止めたという見方もできます。
1つ、今、古田さんこれがカットボールですか?≫カットボールですね。
いわゆるスライダー系を2種類投げ分けていますね明らかに。
≫則本は、普段シーズンではカットボールというボールスライダーよりも曲がりが小さいストレートに近い変化のボールというのは投げないんですがこのWBCのボールになって今、一番信頼の置けるボールがこのカットボールだと話します。
真っすぐ、力があります。
三振。
先頭バッター、打ちとりました。
1アウトです。
≫いいですね。
≫151kmでした。
≫このストレートでバットが下をくぐるというのはこういうシーンがないとピッチャーって乗っていけないのでね。
今までずっと捉えられていたのでこういうのを見ると球が伸びてるな大丈夫だと思うので彼は本当に投げっぷりの良さというか腕の振りがいいのでね。
≫まさにその点、小久保監督も則本に対してはボールの力とその投げっぷり。
気持ちの強さを非常に高く評価していると話していました。
台湾、8番、リン・イテイ。
前田さん、やっぱり則本は力強い真っすぐというのが魅力そして、ボール軸になってきますよね。
≫そうですね。
やはりリズムがいいですから野手、みんな守ってますし攻撃にも今日はかなりあると思いますね。
≫カットボールで打ちとります。
セカンドゴロ。
2アウトです。
1回はランナーを出しました。
点を失いました。
ただ、この2回はテンポ良く2アウトをとっています。
古田さん、ここも小さく曲がっていくようなボールですね。
≫そうですね。
スライダーを2種類に分けて今のはスライダーかもしれないですけどちょっと真ん中行ったのでわかりにくかったんですがただ、若干スピード感が違うのでバッターにとってみれば1種類よりも2種類のほうが的を絞りにくいのでそういう意味で言うとコントロール良く投げていけばそれなりには抑えられるはずなのでね。
≫9番、この台湾チームの最年少リン・ショウヒです。
ここはスライダー。
≫今のは大きいスライダーですね。
≫ですから、曲げる幅というのもそして、スピードというのを投げ分けていきます。
≫それも、分けるのでも結局コントロール良く投げないと意味がないので今も結構いいコースに決まっていますからそういう意味で言うと非常に調子自体は悪くないと思いますね。
≫マウンドから飛び上がるように躍動感あるフォームを見せていきます。
則本自身、プロに入って日の丸をつけて戦いたいとずっと思っていたと話しています。
≫2009年のWBC以来8年ぶりの世界一奪還に向けて侍ジャパンの戦い世界一奪還への道が1週間後、キューバ戦で開幕をします。
2回、この回の先頭は7番福岡ソフトバンクホークスの松田から始まります。
侍ジャパンのムードメーカーでもあります。
そして、この長打力が持ち味昨シーズンも27本のホームランを打ちました。
前田さんチームのムードメーカー松田が打つとまた一気にベンチの雰囲気というのも変わりますからね。
≫ただ、今は一生懸命状態を上げるために練習して試合に臨んで準備していますのでね。
開幕までにあと4試合なんとか頑張ってほしいですね。
≫松田は前回の2013年のWBCも経験しています。
2大会連続でのWBC出場となります。
前回は全試合に出場して7試合で打率3割3分3厘という成績をマークしています。
第3回大会のWBCは準決勝敗退。
その悔しさを経験している1人として二度とあの悔しさは味わいたくないと松田は話しました。
強い打球。
ショートの頭上!そして、速い打球がレフトが回りこんでとります。
松田は2塁へ向かいます。
ツーベースヒット。
ムードメーカー松田に鋭い打球が出ました。
2アウトノーアウト、ランナー2塁です。
古田さん、今のはいいバッティングでしたね。
≫いい当たりでしたね。
松田君は長打もありますけどね足もありますからね。
彼がサードベースマンレギュラーをずっとやるのは当たり前ですし彼もその気でやっていますからね。
≫そして、ノーアウトランナー2塁という得点のチャンスを迎えています。
打席には8番キャッチャーの大野です。
前田さん、どう日本打線が点をとっていくか。
バントの構えを見せていますね。
≫下位打線ということもありますしより確実に1点をとっていかないとなかなか大量点というのは接戦を想定していかないといけないですから。
≫初球をバント。
ピッチャー前。
いいバントになりました。
1球でバントを決めて1アウト、ランナー3塁。
チャンスを広げます。
そして、9番ですが埼玉西武ライオンズでは1番を打つバッター秋山翔吾。
そして、日本球界で歴代最多シーズン最多安打記録を保持しています。
2015年に1シーズンで216本のヒットを打ちました。
ですから、古田さん9番にいますが日本が誇るヒットメーカーがいるわけですね。
≫三振することはまずないので内野も深いですからここはきっちりどんな形でもいいから1点をとっていくのが大切ですね。
≫台湾の内野は前進守備を敷いていません。
初球打ち。
ピッチャーの頭上を越えていきます。
3塁ランナーはホームにかえってくる。
秋山、1塁駆け抜ける。
1塁もセーフになりました。
松田、ホームイン日本勝ち越し、2対1そして、秋山ヒット内野安打になりました。
古田さん確実に転がしていったとみていいんですか?≫そうですね。
もちろん本人が狙っていた球じゃないと思うんですがいい当たりじゃなかったですけどこういうときは自分が見えた球をしっかり打っていくというのが大切なのでね。
ちょっとピッチャーゴロになりかけましたけどただ、こういう粘り強いバッティングをするのが彼の持ち味なので足が速くて。
≫すぐさま日本、追いつきそして勝ち越しました2回の裏。
そして、前田さん秋山、足が使える足の速い選手です。
≫そういった意味では9番、秋山というのは上位にもプレッシャーをかけられますしつなぐこともできますしね。
≫そして1番バッターに戻ります山田哲人。
2年連続トリプルスリー打率3割4厘ホームラン38本盗塁30。
これ、各指標を数字で表してそして、この5角形のグラフで見ていますが古田さんこれを見てもわかるようにあらゆる能力が高いと。
だからこそトリプルスリーが2年連続でできるということですね。
≫この5角がそろう人はほとんどいないですからね。
プロ野球の中でも≫打ち上げた高く上がる内野フライ。
まだ山田に1本、会心の当たりというのは出ません。
2アウトランナー1塁となります。
前田さん、1打席目はかなり飛距離の出たセンターフライだったのですが。
≫やはりわずかなずれといいますかそういうのは恐らくありますね。
やはりDHというのは非常に難しいので彼は守って当たり前の選手ですからやはり守って集中しながら次の打席に自然と準備ができるわけですよね守っていると。
ところが、DH指名打者というのは自分の打席が回ってくるまでにベンチで体を動かしたりするわけですけどそこが難しいですよね。
やはり自然とできていたことが今度、自ら色々と違和感を感じながら準備をするというのは。
≫1つ、侍ジャパンの中でも注目のポジション争いのセカンド。
今日は山田がDHそして、そのセカンドのポジションで今日もスタメンで出ているのは菊池涼介です。
守備で言うと、この菊池涼介が4年連続ゴールデングラブ賞。
日本球界トップクラスのその守備力を誇ります。
そして、この侍ジャパンの中ではバッティングも好調。
≫今、珍しく1ボールから見送りましたけどバッティングは本当に状態がいいというのは今の打者有利のカウントで先ほどは初球おとといのゲームでは1ボール、2ボール初球ですよね。
しっかりと捉えていますのでまずはいい状態で調整できていますよね。
≫2アウト、ランナー1塁です。
1塁ランナーの秋山は昨シーズン18個の盗塁があります。
≫ここは当然走っていい場面ですのでサインは出ていないと思うんですけどね。
フリーだと思うんですけど。
≫行けたら行っていいと。
かなり台湾バッテリーも警戒しています。
≫ですから、国際試合になると日本ではセットポジションしっかり静止しないとボークをとられますけど海外の場合は静止するかもう動きながらでもクイックしますのでなかなか難しいと思うんですよね。
≫普段の日本のルールとは違ったような動きが来るわけですね。
≫ですから今日は左ピッチャーですから見やすいですけど右ピッチャーになりますと静止するかどうかも見づらいですからね。
ランナーからも。
≫古田さん特にキューバですとか南米のチームですとかかなり日本とは違うモーションのピッチャーが多くいますからね。
≫特に左ピッチャーの足を上げて日本だとファーストベースにしっかり向かないといけないんですけど本当にホームベースに向かっているのにそこからけん制する人とかいますから。
それがボークにならない。
その辺りも警戒しないといけないですね。
≫右方向へ。
ファウルです。
今日は球審は日本の眞鍋さんが務めます。
そして日本と台湾の審判がそれぞれ一緒になって今日はゲームをジャッジしていきます。
1塁と3塁が台湾の審判。
2塁塁審が日本の東さん。
そういった国際ルール国際審判への対応というのもWBCではポイントになります。
おっと、体に近いところ。
何か今当たったような音がしました。
指、大丈夫ですかね?すぐさま大西コーチがやってきました。
左手に当たったでしょうか。
小久保監督も一度ベンチから姿を出してきました。
トレーナーに見せます。
ちょっと顔に近いところにボールが来ました。
前田さん、もう本当にあと1週間しかありませんから選手のコンディションというのが最優先されますね。
≫ただ、真剣勝負をする中でのこういうアクシデントなのでね。
≫かなり顔に近いところ。
指に当たってますね。
かするような形。
≫うまくかわしたというかなかなか難しいですけどね。
どうしても追い込まれていますので。
≫ボールが後ろに行っているのでまともには当たっていない。
当たってるんですけどね。
あれが逆にピッチャーのほうに跳ね返るようだといわゆるバットと挟まれてるのでかなりダメージ大きかったんですけど。
かするよりはしっかり当たってましたけど大きなダメージにはならなかったと思いますね。
≫菊池がデッドボール。
ランナー2塁1塁になりました。
そして、3番ジャイアンツの坂本勇人。
1打席目は内野フライに倒れました、坂本です。
ちょっとタイミングが外れたか。
≫1回に筒香のタイムリーで同点に追いつきそして、2回はこの秋山の内野安打。
松田のツーベースから作ったチャンス。
得点につなげました。
リードをもらっての則本の3回のピッチングです。
古田さん、則本の立ち上がりここまで1回、2回とどのように見ていますか?≫スピードも出ていますしそんなにコントロールも乱しているという感じはないのであとは細かい微調整ですね。
≫台湾はこの回は1番からです。
1番のヤン・ヤオシュン。
かつてはソフトバンクでピッチャーとしてプレーもしていました。
台湾に移って野手に転向してそして、今日は先頭バッターとして粘った末にライト前にヒットを打ちました。
則本は今、カーブを投げていきました。
球種も多彩ですが古田さん、いかにインコースを突いていくのかが序盤にポイントとして挙げていましたが。
≫やはりインコースに投げないと抑えられないので。
≫菊池がスライディングキャッチそして、すぐ1塁へ。
広い守備範囲そして素早い動きを見せました。
ただ、1塁はセーフ。
≫この辺りはさすがですね。
≫セーフにはなりましたが古田さん、さすがのプレー。
≫見せ場といえば見せ場ですよね。
≫前田さん、このプレーで本当に何度も広島カープを救ってきた選手ですね。
≫これを見せられるとどうしてもね守ってほしいですよね。
≫データ放送では侍ジャパンレプリカユニホームなどすてきなプレゼントが当たるビンゴゲームを実施中です。
詳しい応募方法はお手元のリモコンのdボタンを押してデータ放送をご覧ください。
菊池のすばらしいプレーが出ましたがランナーは出塁。
ノーアウト、ランナー1塁です。
2番のリン・チヘイはバント1球目はファウルになりました。
1回は則本からヒット4本浴びせていった台湾打線。
このあとの3番バッターオウ・ハクユウが台湾球界最強のバッターです。
台湾としてはそのクリーンアップオウ・ハクユウをチャンスで迎えたい。
このオウ・ハクユウは去年、台湾リーグMVP首位打者更に、まだプロ2年目ですから、新人王もとりベストナイン最多安打もとりました。
ナイスボールという松田の声が球場に響くような大きな声でした。
サード、松田がバントの構えを見てかなり前にまでプレッシャーをかけてきています。
≫このあとですよね。
先ほどもツーナッシングから打たれていますからやはりストライクからボールをきっちり投げ切れるかですよね。
≫ここはバントの構えは見せません。
2ストライク。
右方向。
ファウルになります。
古田さん、追い込んでから則本のピッチングどのように見ていきますか?≫球数制限があるからどうしても3球勝負で行きたいという気持ちもあるかもしれませんがやはりストライクばかり投げるとバッターに有利に投げますからやはり追い込んだときは今もボールに投げようと思ったんですけど少し中に入ってきましたね。
際どいところには行っているんですけどその辺りをストライク、ボールをきっちり投げていかないといけませんね。
≫低め、際どいところ決めていきました。
見逃し三振。
最後はストレートでした。
3つ目の三振です。
今日の試合はありませんが来週から始まるWBC1次ラウンドの球数制限は最大65球です。
ですから、古田さん長く投げても5回行けばいいなくらいの。
≫5回はなかなか投げれないでしょうね。
≫オウ・ハクユウの第1打席ライトへのライナー性の打球でした。
≫うまくいって4回と思っていたほうがいいと思いますね。
もちろん3回で代わるときもあると思いますね。
≫ここまで今、則本の球数が43球です。
3回、1アウトの時点。
ですから、普段のシーズンとは少し攻め方が変わってくるそういった配球にもなってくるか。
センターへ。
すくい上げていく。
秋山、下がった向こう向き。
センターバックスクリーンに飛び込んだ。
これが台湾最強バッターの呼び声オウ・ハクユウ。
侍ジャパンの選手たちに見せつけるようなセンターへの豪快な当たりでした。
ツーランホームラン台湾逆転。
前田さん、今のバッティングすごいですね。
≫カットボールちょっと真ん中に行ったんですけどね。
ただ、あの方向へ持っていかれるとちょっとね打者を褒める以外ないでしょうね。
≫古田さん、台湾最強バッターその呼び声どおりというような。
≫そうですね。
いいバッティングしてますね。
≫ただ、ちょっと則本からすると今のは甘く入っているボールですかね。
≫外からのスライダーでカウントをとろうと思ったんですけどやはり国際大会のクリーンアップというのは本当にパンチ力がありますからストライクをとってカウントを整えるというよりはスイングをかけてくるのでファウルとか空振りとかを狙ってカウントを整えていくというような球の配球にしていったほうがいいでしょうね。
≫ストライクを欲しがると今のような怖さがあるという1つ、本選に向けても。
≫もちろん、どこかでストライクを投げないといけないどこかでストライクのカウントを稼いでいかないといけないんですけどそのカウントの稼ぎ方をスッと行ってカウント、ストライク見逃してとろうと思うとちょっと失敗してしまうので。
相手がある程度スイングをかけてくる。
特にクリーンアップはスイングをかけてくると今みたいにスッと甘く行って打たれてしまいましたというとちょっと悔いが残りますからね。
慎重に行くというよりは考え方をバッテリーでしっかり共有したほうがいいと思いますね。
≫今日はファイターズの大野とのバッテリーです。
外、変化球。
4番のホウ・セイビンが三振。
2アウトです。
何かこの福岡ヤフオク!ドームの侍ジャパンを応援しているファンが少し静まり返るようなそんな衝撃のある…。
≫今のは衝撃的な、この方向にバックスクリーンに。
≫そして、打ち終わったあとホームランを確信するようなオウ・ハクユウの動き。
≫すばらしいですね。
バックスクリーンまで行ってますからね。
≫このオウ・ハクユウは首位打者。
そして、ホームランもシーズンで29本打っていますから長打力も兼ね備えています。
台湾が逆転。
また日本が1点リードを許す形。
則本、ここまで3失点。
台湾は5番のリン・オウイク。
ちょっと抜ける形。
前田さんこの則本のピッチングの印象どう見ていますか?≫ある程度まとまっているというか荒れることもなくそんなにビシビシコントロールが精度良く行くというそこまでは、当然ないですしボールの勢いとキレと。
今日はこの壮行試合で初めてこうやって投げるわけですからある程度、投げて明日、しっかりと体の状態を見てしっかりと準備ができればいいんじゃないかなと思いますけど。
≫たたきつけるようなボールになりました。
フォークボール。
≫ただ、ちょっと今のように打たれるとねやっぱり甘かったのもあるんですけど。
逆にいいんじゃないですかね。
気が引き締まっていって。
≫1つ、怖さというのは感じたでしょうね。
≫やはりなんだかんだ言っても4割打者というのは台湾で球場が狭いとか台湾の投手のレベルとかありますけど4割1分4厘というのはちょっと驚異的ですから。
≫そして、ここは古田さん追い込んでから2球、フォークがちょっと手前でバウンドするような。
≫今、首を振って投げていますから自分でもちょっと試したいんでしょうね。
追い込んでからのフォークを。
たぶん、ちょっとボール気味に投げようとしているのが引っかかり気味になっているのでそういうのもあると思いますけど。
≫フルカウントになりました。
そして、最後は変化球。
≫台湾の4割バッターそして台湾最高のバッターと言われるこのオウ・ハクユウ。
バックスクリーンへのホームラン。
3対2台湾1点リード。
再び追う形で侍ジャパンこの回、先頭横浜DeNAベイスターズの筒香から始まります。
古田さん、改めてこの1回のタイムリーですがやっぱり広角に打てるというのが筒香の武器ですよね。
≫常に一発狙っているわけじゃなくてそのピッチャーに合わせて打てるのが筒香のいいところなので非常にナイスバッティングでしたね。
≫1点を追う侍ジャパンです。
そして、台湾はピッチャーが代わりました。
2番手、ザック・セゴビア。
台湾チームは、リーグの選抜メンバーが出ています。
セゴビアはアメリカ人のピッチャー。
2015年の世界野球プレミア12アメリカ代表のピッチャーでもあります。
ですから、前田さんこのアメリカのピッチャーやはりボールが動いてくるそういったタイプかもしれないですね。
≫ツーシームそして今のチェンジアップ。
そして、カットスライダー系でしょうね。
先ほどは左ピッチャーをしっかりランナーをかえすバッティングに徹しましたので右に代わって3−1ですけど塁に出ることも≫4番、筒香倒れて1アウトです。
5番の中田翔。
去年、日本一に輝いたファイターズの4番バッター。
そして、自身2度目の打点王を獲得しました。
この中田翔も前回のWBCのメンバーとしてあのときの悔しさというのを胸に秘めて今回のWBCに臨みます。
小久保ジャパンになってからは唯一すべての代表大会で選出されています。
豪快な空振り。
前田さん、今このフルスイング。
≫このフルスイングである程度捉えられるようになれば今、2ボールで絶好のカウントなのでね。
もう1つというところでしょうかね。
≫先ほどもありましたが稲葉コーチからはボール球を振らないようにと。
≫そうですよね。
なかなか振らないように振らないようにと打席で思うとちょっと窮屈になるんですよね。
ですから、今のはボールだと判断してよく見たんですけどね。
≫1打席目は際どいボールを見極めてのフォアボールでした。
≫とにかく早くストレート系をまず打ち返したいですね。
≫ベンチから身を乗り出して稲葉コーチが中田に視線を送ります。
低めのストレート空振り三振。
前田さん、最後はちょっと元気のない形の空振りになってしまいましたが。
≫ただ、今、セゴビアはやはり、力を入れて投げるときは140km中盤のストレートが来ますよね。
そういうところがちょっとあって振り遅れたんでしょうかね。
ただ、いまひとつ生きたストレートにまだちょっと状態が上がってきていないかなと思いますね。
やはり練習でのフルスイングとゲームでのフルスイングって違うんですよね。
当然、投げ手のボールの強さとか速さキレも違うんですけど。
≫2アウト、ランナーなしで今日、スタメン6番、中日ドラゴンズの平田良介。
5番の中田翔と同じく大阪桐蔭高校出身です。
プロ12年目、28歳の平田。
外の変化球。
ここは見ていきました。
この平田は過去小久保ジャパンで招集されてその代表でしっかりと結果を残してきて今回もWBCメンバーに選ばれました。
バットが折れた鈍い音がしました。
レフトの前に落ちるかどうかライン際、フェアです。
平田は1塁を蹴って2塁へ向かっていく。
競争になる。
セーフ。
積極的な走塁も見せました平田。
古田さん、今いい判断を見せましたね。
≫そうですね。
バットが折れたので一瞬、ボールがどこに飛んだかわからなかったと思うんですけどね。
≫かなり強引に振っていってバットが折れました。
レフトの前に落ちて平田は迷わず2塁に進む。
前田さん、2アウトからですが1つ大きなプレーになりました。
≫本番さながらのヒットに見えるような感じですけどただ、平田としてはこうやってスタメン出てバットを折りながらでも食らいついて結果を出したということでね。
≫平田の必死さそして、その気持ちというのが伝わってくるプレーでした。
≫さあ、松田です。
≫やはりそのあとの走塁というのが気持ちが出ていましたし。
このワンチャンスを松田がどのような内容で応えてくれるのか。
≫台湾の外野は前には出てきていません。
レフトは深いポジションです。
1打席目は左中間への当たり。
ツーベースを放った松田。
この松田も前回のWBCを経験。
更に小久保ジャパンになってからも2014年の日米野球以降ずっとこの代表メンバーに選ばれてきています。
台湾に対して1点を追う展開の侍ジャパン。
外野に打球が飛んでいけば2塁ランナー、平田はホームにかえってこられるでしょう。
台湾プロ野球選抜。
このセンター、オウ・ハクユウのツーランホームランで逆転。
マウンドには2番手のザック・セゴビア。
ファウルになります。
そして飛び跳ねるような松田の動き。
前田さん、前の打席非常にいい形の打球が出ましたし松田もいいイメージありますよね。
≫気持ち的にはすごくホッとしている部分もあると思いますよ。
しかも、ストレート系を打ち返していますしここはしかも、ピッチャーも代わっていますしね。
絶好の自分の今の状態を確認する場面だと思いますね。
こうやって追い込まれてある程度、真剣勝負の中で自分を必死になんとかしようという気持ちがどんどん状態を上げていくと思うんですよ。
その中でファウルを打ったり凡打になってもかなり、意味のある打席にはなると思いますね。
≫WBC開幕まであと1週間しかありません。
1打席1打席が貴重になってきます。
前回のWBCでは3割を超える打率。
そしてホームランも打ちました。
この大舞台での強さというのは今回も求められます。
2アウトから平田の必死のプレーでつかんだチャンス。
同点のランナー平田がかえってくれば追いつきます。
ちょっと浮いたボールですがファウルです。
古田さん、この真っすぐをしっかり打ち返してというのが松田にとってもこの打席につながっていますね。
≫そうですね。
今、高めの少し抜けた球ですけどちょっとボール気味でもあの辺は打っていい球なので彼の積極性を生かしてほしいですね。
≫ファウルです。
ここは古田さん松田の意識としては変化球もありながら真っすぐへの対応というのが。
≫松田君は追い込まれたらバントを少し短く持ってそれで、コンパクトにスイング方向もセンター中心に打っていくのでやはり、こういう姿勢でよくわからないピッチャーなので探り探りと言うとおかしいんですけどボール球には手を出さないと≫侍ジャパンマウンドには2番手埼玉西武ライオンズの牧田和久が上がりました。
今回の侍ジャパンのメンバーの中でピッチャー陣13人いますが唯一、前回のWBCを経験している。
古田さん、この台湾戦のダイビングキャッチも記憶に新しいですが。
≫そうですね。
≫前回の大会では守護神も託されました。
今回はその経験も含めて小久保監督の非常に高い期待を送られている牧田です。
1点リードの台湾。
この回は6番のハン・ブユウから始まる攻撃。
古田さん、なんと言ってもこの牧田はアンダースローという独特のフォームで。
≫そうですね。
あとはタイミングを変えながら投げるのでね。
≫緩いボール来ました。
≫今も、ちょっとモーションは速くして球を緩くするみたいなゆっくり足を上げたりスッと足を上げたりちょっとずつ微妙にタイミングずらしているんですよね。
≫今、球速は126kmなんですがバッターがかなり振り遅れましたよね。
≫普段からこういうピッチャーなかなかいないのでどうしても下からボールが来るので見てしまうんですけど思ったより速いとかこういうタイミングが合わない間に試合が終わってしまう。
≫そして、前田さん非常に牧田速いテンポで投げていきますね。
≫テンポもいいですし打者がやはり構え遅れするというかね。
で、その打者が対応しようとするときに80km台のボールで抜かれたりしますので。
≫ここも抜いていったが食らいついてライトへ。
フェンス直撃。
ハン・ブユウ、1塁を蹴って2塁へツーベースヒット。
古田さん、今、牧田は抜いたボールで行ったのですが。
≫曲がる球というのは体に近付いてきますから左バッターに投げるときはちょっと注意しないと緩い球がインサイドに行っちゃうとこういう結果になってしまうので今のはコントロールミスですね。
本当は外から入れようと思ったと思うんですけどね。
≫ちょっと高めに浮いてきた甘く入ったボールでもありました。
ただ、この台湾打線甘いボールは逃していきません。
先発の則本からも3回までにヒット6本3点をとりました。
≫ただ、今インサイドの高めに少し構えていましたけど。
キャッチャーも。
やはりアンダースローのピッチャーというのは両サイドというよりはやはり高低を使っていくというピッチャーが多いんですよね。
ですから、そこにいかにコントロール良く投げていくかですね。
≫本当に地面すれすれの低いところからボールを投げていきますから高いところにはボールが上がってくるような軌道になるんですよね。
≫右バッター特にハイと言われるところにストレートが上がってくるとスピード以上に浮き上がっていますからその高低を使うのは非常に有効ですね。
≫侍ジャパンの小久保裕紀監督もこの独特の投球はスピードガン以上の速さを感じると。
牧田のボールを見て話していました。
そして今、奥に映っている権藤ピッチングコーチは1人、抑えの候補としてもこの牧田の名前を挙げています。
ですから、古田さんこの侍ジャパンの投手陣の中で非常にキーマンと言っていい存在ですね。
≫そうですね。
もちろん抑えをやってもらおうかというそれくらいの期待もあるんですが牧田の場合短いイニングだけじゃなくて長いイニングも投げれますからそういう意味で言うと仮にですけど早い段階で先発ピッチャーを降ろさなきゃいけない今日も少し予定よりは早く降りてる可能性がありますからこういうときにしっかり中で抑えてくれる。
≫センターへ。
秋山がちょっと前に守っていた頭上を越える。
セカンドランナー、ハン・ブユウ3塁を蹴ってホームイン。
台湾、2者連続ツーベースヒット。
リードを2点に広げました。
≫なかなか首脳陣が思っているとおりにはいかないのでね。
≫まさに本当にその辺り国際大会大きな大会を迎える前の難しさそして、緊張感があります。
非常に守備範囲の広い秋山よく追いついてタイミングを合わせて越えていったのですが。
≫グラブに当てたのでね。
≫2年連続ゴールデンクラブ賞の秋山でしたが追いつくので精いっぱい。
とることはできませんでした。
8番のリン・イテイです。
すでに4回ですが、台湾打線もう8本のヒット。
則本、そして牧田という好投手から放っています。
今、こちら映ったのがオリックスの平野。
更には楽天の松井裕樹などが抑えの候補。
そして、スワローズの秋吉も非常に安定感を見せて今、こちら映ったのが秋吉です。
この辺りが抑えピッチャーの候補として名前が挙がっています。
バットが折れたが牧田がはじく。
セカンド、菊池がバックアップ。
素手で拾って1塁へ。
飛び込んだがセーフだ。
菊池がその類いまれな身体能力反応を見せたのですが。
これもヒット内野安打になります。
前田さん、バットを折って…。
≫バットが折れた分思ったよりボールが来なかったんでしょうね。
ちょっとタイミングが合わなかった。
≫そして、この菊池の精いっぱいのバックアップはね。
≫菊池ならではのね。
≫このプレーはすごいプレーだけどね。
≫すごいプレーなんですけどこれでアウトになれば盛り上がるんでしょうけど。
≫前に突っ込んでいきながら1塁に投げるという。
≫これはできないですね。
≫ギリギリのプレーですけどいいプレーですね。
≫アウトとはならずランナー1塁3塁。
1塁ランナー、スタート。
初球から打っていった。
台湾、9番のリン・ショウヒ1塁方向、ファウルゾーン菊池がとります。
ランナーは戻っていきました。
古田さん、この場面で1球目から動いてきた形ですね。
≫そうですね。
打順が下位だったから色々仕掛けやすいところなんですけどね。
画面奥に映りました台湾のコウ・イッチュウ監督。
台湾のラミゴモンキーズの監督です。
そして、打順はトップに帰ります。
1番のヤン・ヤオシュン。
このヤフオクドームを本拠地とするソフトバンクホークスではピッチャーとしてプレーしていました。
台湾リーグに戻ってからは野手に転向。
今日は2打席ともヒットを打っています。
ピッチャーとして2度WBC出場経験があるバッター。
≫三上さん、このヤンなんですがピッチャーとして自身は、どうしてもコントロールという問題をクリアできなかったと。
だからこそ、野手として勝負していくと決めて昨シーズンが野手転向2年目を終えたシーズンということになったそうです。
≫昨シーズンは打率2割8分。
そして、ホームラン17本。
更に19盗塁と足もあります。
≫侍ジャパンが追う展開が続いています。
長打を誇る台湾チームとの戦い。
2点ビハインドの4回の裏。
この回は8番北海道日本ハムファイターズのキャッチャー大野から始まります。
去年ファイターズを10年ぶりの日本一に導いた正捕手、そして選手会長兼キャプテンです。
この侍ジャパンでも正捕手候補の1人。
この大野、そして今映りました東北楽天ゴールデンイーグルスの嶋更にはジャイアンツの小林と3人のキャッチャーがメンバーに入っています。
前田さん、このイニングのようなこの下位打線からそして、上位につながっていく攻撃というのを形にしていきたいですね。
≫そういうパターンというか得点力も見てみたいですよね。
≫このあと9番の秋山は普段チームでは1番のリードオフマンを打っています。
そして、チームの1番、山田はスワローズでは3番更には4番も打つバッターです。
≫1アウトです。
9番、秋山からチャンスを作っていけるか。
2015年にマークしたシーズン最多安打216安打。
プロ野球史上最高のヒットの数を打ちました。
打ち上げた、センターへ。
レフトです。
レフトのハン・ブユウがボールをとりました。
2アウトです。
古田さん、山田に1本が出てほしいですね。
≫そうですね。
この展開ですからちょっと重苦しいのでね。
彼も気分的に重いでしょうからなんとかスカッとするような当たりをね。
ホームランじゃなくていいので打ってもらいたいなと思いますね。
≫史上初めて2年連続での3割30本30盗塁というトリプルスリーをマークしました。
トリプルスリー自体も歴史の中でたった10人しか達成していない記録です。
打って、長打力もあってそして、走ってとあらゆる、そういった能力を兼ね備えています。
こちらが歴代のトリプルスリーの達成者。
去年はホークスの柳田悠岐と山田2人が受賞してトリプルスリーというのは流行語大賞にもなりました。
2アウトからですが山田、そして菊池とこの侍ジャパンの1、2番コンビチャンスを作っていけるか。
古田さん、山田は足、スピードが大きな武器です。
塁に出れば大きなチャンスになって行きますよね。
≫そうですね。
再三言われていますけど、DHでタイミングが合わないとか言っているので≫ゲームは5回に入ります。
台湾は上位打線。
2番から始まる攻撃。
このあと3番バッターのオウ・ハクユウは前の打席、則本からセンターにホームランを打ちました。
台湾が2点リードでゲームが進んでいきます。
≫三上さん、日本サイド小久保監督を含めて首脳陣もホームランを打ったオウ・ハクユウ選手のことは試合前からかなり気にしていましたね。
≫そして、この先頭バッターライトの前、はじいた。
そのオウ・ハクユウの前にランナーが出ます。
≫そして小久保監督も言っていましたがラミゴのメンバーが今日、中心ですよね。
今回のWBC代表には入っていないメンバーなんですがラミゴの選手がそろっているのでもしかすると代表と同じレベルくらい強いチームだなという話は小久保監督もしていましたね。
≫さあ、このホームランを放ったオウ・ハクユウ。
古田さんかなり飛んでますよね。
≫飛んでますね。
あの方向にあの大きな当たりですからね。
すばらしいバッティングですね。
≫そして1打席目の結果、犠牲フライになった当たりもそうですが古田さん、変化球を打っていっていますよね。
≫もちろん4割を打っているバッターなので変化球が打てないわけないので逆に言うと得意かもしれないのでね。
でも、いいバッターだと思いますね。
≫1塁ランナースタート切りました。
逆方向へ今度はレフト前ヒット。
ランナーは2塁を蹴って3塁へ進みます。

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  オウ・ハクユウのバッティングが侍ジャパンに襲いかかります。
前田さん、今のバッティングどうでしょう?≫4割バッターですね。
≫さすがという。
≫もう来た球を自然と、ここの甘い球には自然と反応するというバッティング、打撃内容ですよね打撃の質と言いね。
≫このオウ・ハクユウもラミゴモンキーズに所属していますからWBC代表メンバーではありません。
ただ、その中で本当に台湾最高のバッターが侍ジャパンに対してその牙をむいています。
ノーアウト、ランナー3塁1塁。
そして、4番WBC2度出場経験がありますホウ・セイビン。
日本の内野は前進守備はとりません。
バットが折れたような音がしました。
ファウル。
古田さんちょっと牧田が4回からマウンドに上がってですが打たれてしまう場面もありますが。
≫右のアンダースローのピッチャーというのは左バッターをどうやって抑えるかって非常に大きな課題なんですがなかなか抑え切れていない。
右バッターに対しては先ほどヒットも出ましたけどあまりいい当たりは打たれていませんし今みたいにインサイドに強い球を投げていくというのでリード、バッテリーの間では確認ができていると思うんですけどね。
≫やっぱりインコースがポイントになってきますか?≫そうですね。
国際大会インコース投げ切れなかったら抑えられないですはっきり言って。
今日は台湾ですけどキューバであったりドミニカであったりやはりアウトコース真ん中高めなんていうのが一番強いバッターが多いのでインコース、アウトコース両方打てないといけないんですけどね。
片方に偏るとやられちゃいますね。
≫かなり外のボールに対して踏み込んでくる。
そんな印象がありますよね。
≫そうですね。
このバッターもそうですけど左肩をグッと中にひねりを入れてそれでいてまた踏み込んでくる。
遠い球のほうが得意なバッターが多いですね。
≫ここは大野がインコース内寄りに構えます。
ちょっと甘く入ったか。
≫でも、あそこに投げておけばそんなに強い打球は打たれないというのがわかっているのであそこに投げ切れないようじゃちょっと抑えられないですね。
だから牧田は元々、得意なのでボールもそんなに苦にしないので問題ないと思うんですけどほかのピッチャーも投げていけるかというところを今日、見たいですね。
≫1つ、今のボールを投げておくことがこのあとにつながってくるわけですね。
このあとシンカーで低めに落としてもいいですしね。
低め、見逃し三振。
バットが出ませんでした。
地を這うような低めのボールになりました。
1アウトです。
ギリギリいっぱいのところでした。
前田さん、今この映像を見てもわかるように本当に地面すれすれからボールが来て…。
≫なかなか打者はこういう軌道の投手は対戦することが少ないですからね。
恐らく、遠いし、低いしと打者は判断して今、見送ったと思うんですけど。
あのコースはある程度、牧田投手はコントロールできていますからあとは、どの投手にしても古田さんがおっしゃったようにインコースへ実戦である程度投げる感覚をつかんでおかないと。
≫打席には5番…。
ショートの右坂本、追いついた。
そして、菊池へトス。
菊池もよくベースをとって踏みました。
ただその間に3塁ランナー、ホームイン。
5点目が入った台湾です。
センターへは抜けさせなかった坂本。
ただ、この5番のリン・オウイク台湾の打点王のバッター。
確実に1点をとりました。
低めを…。
≫ですから、今のボール球だと思うんですけどあれだけ踏み込まれてというか。
≫ひざをつくような形で。
≫ある程度、狙ったボールだからボール球でも行ったよみたいな感じで振ってますのでね。
≫日本のピッチャー陣のボールに食らいついてきます。
≫この壮行試合で確認したほうがいいと思うんですよね。
≫こういうボールが打たれてしまうんだと。
≫やはり時間がないのでやはりそういうところをブルペンでいくらそこのコースへ投げ込んでできても…。
あと4試合しかないのでね。
≫今、これブルペンの様子ですがファイターズの増井が投球練習をしています。
先発、則本が3回を投げ牧田が今、2イニング目。
≫今、前田さんからもありましたがまさに牧田が登板前に話していて実際にバッターと対戦してみてどのボールが打たれるかどうか。
それを感じることも大事なんだと。
この本番に向けて唯一のWBC経験者、牧田は話していました。
球数30球を超えたところです。
今日のゲームではありませんがWBC本番の球数制限で言うとこの30球以上投げると翌日の試合には登板ができません。
中1日空けなくてはいけません。
更に先発ピッチャーなどが50球以上投げた場合は中4日。
そして、2連投、30球以内で2連投した場合はそのあとも中1日。
ですから、3連投というのはできません。
ですから、古田さんリリーフピッチャーにとっても球数というのは、非常に大事になってくるんですよね。
≫そうですね。
30球以上投げるとなったらなかなかリリーフピッチャーというよりはロングリリーフみたいな形になってくると思うので例えば、1イニング任せられたピッチャーというのは大体、20球以内では終わると思うので2連投くらいを目安。
こうなってくると本当に調子のいいピッチャーを使わないといけないので1次ラウンドからどんどんいい順に使っていかなきゃいけないので今、それを見極めている部分だと思いますね。
≫フォアボールです。
2塁1塁。
≫小久保監督の後ろに権藤コーチいますけどねこの2人で。
今日は則本、牧田というところにはかなり期待をしていたのでこんなに打たれるとは思っていなかったと思うので。
≫すでに台湾打線ヒット2桁を超えています。
小久保監督も牧田にはフル回転してもらうと話しました。
そして、権藤コーチも牧田は、ひと回りではなかなかバッターに打たれないだろうと。
ですから、抑えの候補としても名前を挙げていました。
昨シーズン、ライオンズで50試合に登板。
あらゆる場面でリリーフをしていきました。
経験が大きな武器の牧田です。
緩いボール、90km。
ストレートの球速130kmに届かないようなボールも多いですがその中で緩急を使ってきます。
ちょっと甘く入った右中間。
秋山、平田が追うがその真ん中、打球が落ちました。
1人、ホームイン。
そして2人目もホームにかえってくる。
≫これはアウトだ。
≫バッターランナーは3塁へ。
菊池が3塁へ送球。
ランナーはタッチアウト。
ただ、2点が入りました。
≫2013年のWBCは準決勝敗退。
そこから4年スパンで小久保監督が就任しチームを作り上げてきました。
2番手としてマウンドに上がった牧田ですが古田さん、マウンドを降りたあとここで権藤コーチと長く話していましたね。
≫内容まではわからないですけど本人の状態で今、打たれたばかりなのでなんで打たれたかなんてちょっとよくわからない部分もあると思うんですけど本人の感触だと思いますね。
今、2人は配球について話し合っていると思いますね。
≫1アウトです。
侍ジャパンのクリーンアップに続いていきます。
セ・リーグ首位打者ジャイアンツの坂本。
坂本も2大会連続のWBCとなります。
前回は悔しい思いしかないと坂本は話しました。
1塁側これはファウルになります。
≫今、5点差ありますけどこういう大会は諦めるわけにはもちろん行かないですからまずここでクリーンアップで1、2点とって追撃態勢を整えていかないといけないですよね。
≫5点を追います。
小久保監督はここからのゲーム勝ちにこだわると話しました。
3番、坂本、4番、筒香5番、中田日本が誇るクリーンアップ。
外、ボール球振ってしまいます。
≫坂本のバッティングの状態ここまでの打席というのはタイミングが合ってないような感じですか。
≫もちろん合ってませんしやはりバッティングカウント1ボール、2ボールからのストレートをかなり差し込まれているというかタイミングがとれてないんですよ。
ですから並行カウントであるとか追い込まれますとなお更、厳しくなってくると思うんですよね。
まだまだ、やはり調整が難しいという部分は出てますね。
≫ただ、宮崎で行われた強化合宿でも坂本をはじめ、筒香、中田と連日のように居残り全体練習が終わったあとバッティング練習を繰り返していました。
もうあと1週間しかありません。
三振です。
最後はチェンジアップでした。
古田さん、今のを見てもかなり不規則に変化していく変化球ですよね。
≫外に曲がる球ばかりだったのでそれをマークしてたらインサイドへ来たのでインサイドが元々得意な坂本君でもちょっと対応できなかったですね。
ボール?って確認してましたけどボールだったですね。
本人もわかっているとおりですね。
≫2アウトです。
さあ、4番のひと振りに期待しましょう。
第1打席はレフトへのツーベース。
同点に追いつくタイムリーヒットを放ちました。
松井秀喜さん以来となるセ・リーグでのホームラン、打点の2冠王を獲得した昨シーズン。
筒香嘉智。
古田さん、本当にどっしりとした安定感と言いますか貫禄が、筒香はありますよね。
≫体の上下動もあまりないですし前後、前後ろにもあまり大きな体重移動がないですから僕らもよく言いますけど見逃している姿が美しいですね。
≫前田さん、見逃し方というのはどう見ますか?≫やはり足を上げるという作業はやっぱり難しいと思うんですよ。
彼の場合はほとんど足を上げずにステップも小さくて振り出すだけの状態を常に作っていますよね。
それだけ、振り幅小さくパワーをしっかりと出せているというところでしょうね。
ですから、レフト方向でもフェンスオーバーしますし。
そういう感覚をやはり、彼が何年もかけて作り上げてきたスイングですからね。
≫年々シンプルさを追い求めています。
ホームラン44本打点110という中で古田さん、打率も3割2分2厘リーグ3位の成績なんですね。
≫ほぼほぼ三冠王と言っていいぐらいなんでね。
≫ですから、このグラフを見ても盗塁はありませんがミートもパワーもそして、チャンスにも強い。
出塁率も4割3分という高い数字です。
≫侍ジャパンが追う展開。
5点を台湾がリードしている状況です。
ゲームは後半6回に入ります。
先発、則本が3回を投げてそして、そのあと牧田が2回。
この6回から3人目のピッチャー北海道日本ハムファイターズの増井浩俊が上がります。
2番手の牧田と同学年。
そして、同じく静岡県の焼津出身という。
3番手、増井。
世界野球プレミア12出場経験があります。
昨シーズンはファイターズの抑えとして開幕し、そして途中に先発転向。
そこから一気に2桁勝利。
日本一に大きく貢献したピッチャーです。
古田さん、ここまでちょっとピッチャー陣ピリッとしませんから1つ、流れを変えてほしいですね。
≫そうですね。
この辺り増井というピッチャー抑えもできますし短いイニングもそして、長いイニングも投げられますからね。
今までこの2人が今まで投げた則本と牧田が誤算なのでね。
≫ライトの前詰まってるんですが落ちます。
この回も台湾先頭バッター出塁。
これでチーム13本目のヒット。
前田さん、捉えられなくても打ちとってもちょっとヒットになるというような外野に運ばれてしまうケースがあります。
≫先発の則本投手初回から捉えられないんですけど間を抜ける。
こうして代わった増井投手も力で押しているんですけど。
≫ちょっと最後甘く入ってしまっているような。
≫今のは高かっただけという感じですね。
もちろん狙ったところではないんですが今のように狙ったところ高さ、コースともに良ければ問題はないと思うんですけど打たれる確率は下がると思うんですけど。
どうしても、代わり端のストレートということでちょっと抜けた部分はありますね。
どうしてもボールの関係もあると思うんですね。
≫9番のリン・ショウヒ初球はバントの構えを見せました。
このあと1番バッターに回っていく台湾の攻撃です。
ここは一転してヒッティングの構え見ていきます。
古田さんからもありましたがこの増井は中継ぎも経験しそして、近年はずっと抑えを任され2015年には39セーブ。
パ・リーグ2位の数字を残しました。
そして、去年は夏場から先発として活躍。
あらゆるポジションで投げることができるピッチャーです。
古田さん、この増井のピッチング注目していくのはどの辺りになるでしょうか?≫短いイニングのときはどちらかと言えば速い球でどんどん押していくというピッチングでもちろん先発のときは球数もありますから色んな球を投げるんですけど今はたぶん、役割が短いイニング投げることになると思うので速い球中心に押していっていますよね。
≫最速は155kmのストレートを誇ります。
そして、落ちるボールフォークが武器。
空振り三振です。
ランナーを進めることはできません。
最後はフォークでした。
古田さん今のボールはどう見ますか?≫非常にストレートで速い球でカウントをとって落ちる球で抑えるという非常にいいんですけれども再三言っているんですけどちょっと誰かがインコースをバンバン投げるようなピッチャーが出てこないと今日もほとんど逆方向に打たれるんですよね。
ヒットというのがね。
どうしてもこういうバッター多いんですよ。
国際大会になると逆方向にガンガン打ってくるバッターが。
≫外のボールを打ってくると。
≫逆らわずに逆方向。
右バッターが右中間打ったり先ほども、ライト前右バッターがライト前に打ちますしそういうふうにおっつけるというかあまり引っ張らない人が多いので逆に言うと、引っ張らないならインサイド突いていくぞというそこのピッチャーのコントロールの良さを見せてほしいんですけどね。
≫今ベンチから出てこようと準備万端という様子。
これがホームランを打っている3番バッターのオウ・ハクユウ。
1番のヤン・ヤオシュンです。
前田さん、本当に台湾の上位打線強力なバッターが並んでいますから本当にWBC本番へ向けても一人ひとり抑えていくのが大切になりますね。
≫ですから、投手陣はこれだけの打線なわけですから本当に調整というかしっかりと自分の状態を確かめるうえでいい確認ができると思うんですよね。
≫149kmのボール。
空振りになります。
このヤン・ヤオシュンは第1打席則本に対して粘って粘って打っていった。
チャンスを作る役割を果たしています。
低め三振、落としました。
2者連続。
古田さん、この増井のフォークはどうですか?本来のボールできていますか?≫そうですね。
いい高さに先ほどから行っているのでしっかりコントロールできている気がしますね。
ストレートも150km近くの球が出ていますから。
そんなにまずいという感じではないですね。
いいと思いますよ。
≫対応が注目されるそのWBC球。
普段の日本で使うボールよりも滑りやすいボールなんですがしっかりそれに適応しているそんな様子に見えます。
2アウトです。
1つ、ここはスライダーでストライクをとっていきました。
2番のリン・チヘイ今日は2安打。
そして、このネクストバッターボックスからも何か迫力というか威圧感も伝わってくる3番、オウ・ハクユウ。
三遊間松田、グラブに当てたんですが打球はレフトへ抜けていきます。
2アウトからリン・チヘイつないでチャンスでさあ、台湾最強バッターオウ・ハクユウを迎えます。
≫いいですねこれはいい練習になりますよ。
練習と言ったら怒られますけど。
≫古田さん、今見ても則本からセンターのホームラン。
≫いい当たりを打ついいバッターですよ。
≫更に牧田からレフト前ヒット第3打席です。
古田さん、このバッターどのように分析しますか?≫そんなに引っ張り専門じゃないんですよね。
センター中心に打ってくるのでもちろん4割打っていますから広角に打てますし特に変化球を捉えるのがうまいですから強い球で押したいですね。
≫やっぱりインコースになってきますか。
≫速い球であっと思わせないと。
≫まず初球149kmで入っていきました。
前田さん、世界トップクラスのバッターに対してどう抑えていくかというのが大事になりますよね。
≫そのためには古田さんがおっしゃるように近いところに強いボールを見せてちょっと威圧感というか与えたいですね。
≫フォーク。
見ていきました。
≫これ振らないんですよね。
今のもある程度ベースの上から落としているので。
≫いい高さに落ちましたよね。
≫もう少しバットがもう少し出てもいいと思うんですけど。
≫今のは完全に予測していますよね。
≫配球を読んでいますか。
≫読んでいますね。
ストライク来ないでしょという感じの見逃し方ですね。
≫ここも見ていきます。
この見送り方を見て配球を1球1球考えてくるバッターに見えると。
≫そうですね。
配球ももちろん考えていきますしいわゆるちょっと抜いた球というか落ちる球にアジャストする能力も非常に高いので簡単には振らないですよね。
≫増井のフォークを2球見送っていきました。
≫今のところは完全にバッテリー読み負けてますよね。
≫もう1球落としてほしいですけどね。
≫大野の要求はどうか。
ちょっと高めに浮いた。
今、ファウルを打ったリアクションちょっと打ち損じたなというような表情に見えましたが。
≫そうですね。
ただ、スライダーが体の近くに寄ってきたので少し振り遅れましたよね。
まだ一度も投げていない球なのでちょっと遅れましたけど。
ただ、それでも遅れ気味にでもヒットを打てるというのが彼の特徴でもありますからね。
≫追い込んだバッテリーです。
≫ズバッと行ってほしいですけどね。
≫その強い球を投げられるか。
大野は外に構える。
古田さん、その強い球ということなんですが。
≫フルカウントになっちゃったんですけど内側に早い段階で行っておかないとどんどん苦しくなって。
それを打つのが得意なのでね。
このバッターは。
≫フルカウントです。
ここで大野はどうする内側に寄った。
真っすぐファウルになります。
ちょっと中に入りました。
≫あそこに入ると今みたいに振り遅れて苦しいのでできるだけこういう球を早めに投げているとバッターは意識するんですけれども今は両方打てるような打ち方をしていましてそれが少し甘くなると逆方向に打たれたりするのでね。
早めに行きたかった。
いいバッターですよ、もちろん。
非常にいいバッターだと思います。
≫さあ、フルカウント。
もう1つ勝負です。
落とした、見極めました。
オウ・ハクユウ、フォアボール。
前田さん、最後のフォークも振りませんでした。
≫今のはちょっとバウンドというか落ちるのが早かったので。
最初から見極められましたけどね。
≫ただ、バッテリーとしては配球を読まれた部分もあってしっかり選ばれたフォアボールになりました。
≫1ストライク目のストレートを外でしっかりとってそのあとの2球続けたフォークでどちらかで空振りをとれるはずだったはずなんですよねこのバッテリーは。
ただ、それをしっかり見極められてある程度予測されましたのでね。
苦しくなりましたね。
≫さあ、満塁。
そしてバッターは4番のホウ・セイビン。
増井、踏ん張れるか。
このフォークが武器です。
大野とは同じファイターズシーズンからバッテリーを組んでいます。
ここまで7点。
14本のヒットを許している日本の投手陣。
150km。
真っすぐで押していきます。
古田さんかなり台湾のバッターがもう、思い切り踏み込んできているようなそんな印象ありますか?≫踏み込んでいるというか逆方向に打つのが得意なバッターこのバッターもかなり左肩がかぶってきて踏み込んできて打っているのでね。
≫1つポイントとなるインコースを攻めていけるか。
ここは外のフォークでカウントをとっていきます。
このようにストライクカウントをとるフォークも投げていきます、増井。
2アウト、満塁。
ここからはなんとしても勝ちたいと勝ちにこだわると小久保監督はゲーム前、話しました。
ビハインドの展開。
これ以上の失点は避けたい場面。
2アウト満塁。
ちょっとここは抜けます。
ここまでのゲームを見ても台湾の各バッター甘く入ったボールは逃しません。
確実に捉えていきます。
この回からマウンドに上がった増井。
満塁のピンチを招きました。
ただ、ファイターズでも何度も修羅場を潜り抜けてきたピッチャーです。
低め。
ここもフォークが決まらない。
フルカウント。
さあ、勝負です。
古田さん連続でフォークが外れてバッテリーとしてはどうしますか?≫大変ですよね。
どうするんですかね。
ストライクに入る可能性が多少高くなるスライダーに変わりますかね。
でも、やみくもにど真ん中に投げても危ないですからね。
≫バッターは4番です。
変化球、見られたスライダー。
フォアボール、押し出し。
台湾に8点目が入ります。
8対2。
そして、なおも満塁のピンチは続きます。
小久保監督、そして奥に映る権藤コーチ。
厳しい表情。
この回から増井がマウンドに上がりました。
すでに25球です。
ブルペンではまだ誰もピッチャー用意はしていません。
≫三上さん、日本サイドはおとといのオープニングマッチソフトバンク戦とそして今日の試合で中継ぎ、抑えの投手にまずは、全員投げさせるということなんですね。
≫日本が追う展開。
何か、このもやっとした空気たまったうっ憤を晴らしてもらいたい。
≫そうですね。
このままこんなにあっさりと言いますかワンサイドゲームで負けるわけにはいかないですからね。
≫その中で5番、中田翔がバッターボックスです。
≫まだ4回もありますからね。
≫1打席目はしっかりと見極めてのフォアボールでした。
2打席目は三振。
迎える第3打席。
まだ中田翔はファイターズのキャンプも含めて実戦でのヒットというのがありません。
前田さん、本当に開幕も迫ってそのプレッシャーもある中で本当に一本出るというのがバッターにとって大事ですよね。
≫やはり、キャンプから1本も出ていないというのもねだんだん本番が近付きますと焦りに変わっていきますからまず、とにかく調整段階とはいえしっかり、ある程度ストレート系を打ち返す。
まず、その基本から行ってほしいですね。
あと4試合しかないんですけど今みたいな空振りでもいいですよ。
変化球まったく合わずに追い込まれる前ですから。
ただ、空振りも今のように中途半端ではなくてしっかりストレートが今、来ていたら行ってたなというスイングをしてほしいですね。
≫豪快なフルスイングが持ち味です、中田。
当てた形グラブをはじいた。
この回からショートに入った台湾、チン・ガイリン。
記録はエラーです。
ただ、先頭の中田が出塁しました。
もちろん表情は厳しいままですが何か突破口を作りたい見つけていきたい侍ジャパン。
6番の平田です。
古田さん、平田今日は攻守でいいプレーを見せていますからね。
≫打球もよく飛んでますからね。
≫ライトではスライディングキャッチ好プレーがありました。
そして、前の打席詰まりながらではありますがレフトへのツーベース。
好走塁を見せました。
6年連続、2桁本塁打。
ドラゴンズの平田良介。
大阪桐蔭高校時代は高校通算70本のホームラン。
夏の甲子園では1試合3本のホームラン。
高校野球のときも騒がせましたその長打力が武器です。
ノーアウトで中田翔が出塁。
日本は1回に筒香のタイムリーで1点。
2回に秋山の内野安打。
ゲッツーコース。
セカンドそしてショートに送って1塁はセーフです。
前田さん、ちょっと崩されるような形になってしまいましたね。
≫今のは、2ストライク追い込まれていましたから今のはしょうがないんですけどその前のストレートを構え遅れて空振り。
変化球もタイミング合わずに空振りだったのでね。
ちょっと自分のしっかりとしたプランができていなかったかなとは思いますけど。
ピッチャーがねランナーが出ますとクイックが今、静止していますけど静止せずに際どいところで投げてきますのでその辺も早く対応してもらいたいですね。
≫この台湾プロ野球選抜は2番手のセゴビアがロングリリーフになっています。
アメリカ人ピッチャー。
なかなか侍ジャパンが捉えきることができません。
侍ジャパンのムードメーカー元気印、松田。
2大会連続のWBCです。
今大会のメンバーで言うと野手では上から3人目。
33歳プロ12年目の松田です。
ご覧のように野手では5人。
そして、ピッチャーでは1人合計6人の侍ジャパン経験者がいます。
2006年、2009年連覇を経験している青木。
そして、2009年内川もその世界一を経験しています。
2013年、準決勝敗退となりその後、小久保監督が就任してこのWBCでの世界一奪還を掲げて4年弱、そのスパンでチームを作ってきました。
前回の準決勝敗退の悔しさその悔しさを忘れたことはないと松田は話します。
そして、この小久保監督もチームの指揮を執って2015年、プレミア12準決勝で韓国に敗れたその悔しさその悔しさをWBCで晴らすと話しました。
松田三振、2アウト。
なかなか突破口が見つかりません。
前田さん、本当に何か1つきっかけが欲しいですね。
≫そうですね。
ただ、個人個人はなんとか、早く感覚を取り戻したいと思ってやっていますのでね。
≫8番、キャッチャーの大野です。
去年、日本一に輝いたファイターズの正捕手。
去年11月に行われたオランダとメキシコとの4試合の強化試合でも代表入り。
そのときはタイブレークでオランダ戦、サヨナラヒットも放ちました、大野です。
ベンチ左側に座る嶋。
キャッチャーで言うとこの嶋が侍ジャパンでは最も経験があります。
2ストライクと追い込まれた大野。
外見逃し三振。
≫強化合宿を行った宮崎から福岡に移り今日、あすと侍ジャパンはこのヤフオクドームで台湾と壮行試合を行います。
そのあと大阪に移って阪神そして、オリックスと強化試合2試合を行っていよいよ1週間後WBC開幕キューバとの初戦を迎えます。
8対2、台湾がリード。
侍ジャパン、追う展開。
ゲームは7回。
ピッチャーこの回からサウスポーの宮西がマウンドに上がりました。
世界一奪還を掲げる侍ジャパン小久保監督。
ここまでの展開。
1回に1点を先制されたあと1回裏です。
この筒香がレフトへのタイムリーヒット。
古田さん、この逆方向へのバッティングというのが筒香の大きな武器でもあります。
≫非常にいいバッティングだったと思います。
≫そして、2回。
松田がツーベースで出塁し3塁に進んだあと9番、秋山がセカンドへの内野安打で勝ち越したんですがそのあとがピッチャー陣失点が続き日本打線は点がとれず8対2、苦しい展開。
ただ、まだ7回です。
日本はまだ3回攻撃があります。
そして、ピッチャーは4人目のピッチャー、宮西。
台湾は6番のハン・ブユウから始まります。
宮西は、この侍ジャパンの中でも中継ぎ、リリーフのスペシャリストです。
昨シーズンはパ・リーグの最優秀中継ぎ投手。
39ホールドを挙げました。
そして、何と言ってもルーキーイヤーから9年連続で50試合以上登板するという鉄腕でもあります。
古田さん、この侍ジャパンの投手陣の中でも本当に勝負どころで特に左バッターに対して投げる場面というのが多いでしょうね。
≫そうですね。
彼は左のワンポイントで行くようにも見えるんですけれど右バッターにも結構強いんですよね。
右バッターの外へのコントロールが非常にいいのでね。
そういう意味で言うと貴重な存在になると思いますね。
≫昨シーズン、39ホールドで最優秀中継ぎ投手を獲得しました。
ただ、シーズン終盤ファイターズでは抑えを投げる最後、守護神を務めたこともあります。
前田さん、ここまでピッチャー陣打たれる場面がありますからこういうリリーフピッチャーで何か流れを変えていきたいですね。
≫それもありますしやはり個々のピッチャーがしっかりとこの実戦で、自分で手応えを感じたいでしょうから。
まずは、しっかりと自分のイメージするボールを数多く投げ込んでいくべきでしょうね。
≫変化球。
バット出させませんでした。
1アウトです。
古田さん、今のボール左バッターからすると…。
≫かなり打ちづらい球ですよ。
侍ジャパンもはっきり言って、ピッチャーもサバイバルといいますかメンバーが決まっていますけどこの中で誰が出るかというところは競争なのでそういう意味で言うとこういう宮西とかも自分が今はチャンスだと思って気合が入っていると思いますけどね。
この右バッターの外からのスライダーというのは得意なんですよね。
≫今のは古田さん最初外のボールに見えるんですかね。
≫そうですね。
明らかなボールゾーンから入ってきますからバッターは打ちにくいですね。
仮に打たれても、長打を受けにくい球なんですよね。
≫そして、今度は真っすぐです。
今回侍ジャパンのピッチャー陣で言うと13人が登録されていますがそのうち7人がシーズン、チームでは主にリリーフを務めている投手です。
その7人がリリーフ投手というのは過去4大会含めて最多になります。
更に阪神では先発を務めている藤浪もリリーフに回るとここまでは予想されています。
前田さん、今古田さんからもありましたがここで1つ、宮西が結果を出すと非常に重要なポジションで起用されるそういった役割になっていきますよね。
≫なってきますしそうあってほしいですよね。
やはり首脳陣はね。
≫外から入ってくるボールわずかに外れます。
左のサイドスローに近いところから投げてきますよね。
今、この外から最初はボールに見えるんですがグッと曲がってストライクゾーンに迫ってくる。
≫イメージするコース、高さ狙ってますよね。
今のはしょうがないですけどね。
≫そしてインコース行きました。
三振、2アウトです。
古田さん、宮西の投球どのように見ますか?≫非常に持ち味出していると思いますね。
バッターが明らかに踏み込んでラインを踏むくらいまで踏み込んできていますから。
再三言いますけどこれはインサイドに行きましたがどこかで投げないといけないですからね。
踏み込んでいったところ今度は体に迫ってくる変化になったわけですね。
≫そうなるとタイミング合わないですね。
≫2アウトです。
8番のリン・イテイ。
右バッターが続きます。
古田さんが再三、中継の中でポイントに挙げているインコース。
どう使っていくか。
1つ、そのインコースでアウトをとった空振り三振をとった宮西です。
≫もちろん普段投げなれていないピッチャーだったらしょうがない部分があるんですけどやはり、ある程度イニングを投げるピッチャーは外一辺倒だとちょっと持たないですね。
≫外から入ってくるボールです。
前田さん、このボール初対戦だとなかなかやはり打てないボール。
≫ボールと判断しますのでね。
≫ホームベース1個分くらい外から曲がってくるような。
この映像で見ると。
追い込んでいます。
外、ボール球に手が出ました。
前のボールがしっかりと効いています。
宮西、ここは完璧なピッチング。
3人で抑えました。
さあ、1つこれで流れを変えていきたい侍ジャパン。
最後は外に逃げていくボールでした。
古田さんいい抑え方をしましたね。
≫いわゆる左打席のラインくらいから外からスライダーで入ってくるので今ぐらいの球でも入ってくる可能性があるのでバッターどうしても手が出てしまうんですね。
≫内に曲がってくると思ったら外に逃げていくような。
≫ですから明らかなボールなんですけどあそこで勝負できるというのはいいですね。
仮にあそこで甘くなってもそんなに長打を食らわないので。
≫それでは前回、4年前のWBCの台湾との激闘を振り返っていきます。
日本と台湾山本浩二監督が率いた第3回大会。
2次ラウンドで対戦しました。
台湾の先発ピッチャーは2006年メジャー最多勝投手王建民。
日本打線は、その王建民が得意とするシンカー。
曲がってくるボールに手が出ず6回まで無得点に終わります。
≫厄介な球だったですよこのツーシームはね。
≫かなり苦しめられました。
日本の苦しい展開の中2対2同点の8回3番手、田中将大がピンチを招くと今回の台湾チームのメンバーにも入っていますシュウ・シセイのセンターへのタイムリー。
台湾代表は感情むき出しで向かってきました。
2点ビハインドの9回2アウトランナー1塁の場面で1塁ランナーの鳥谷が盗塁。
古田さん、これはすごい興奮でしたよね。
≫ピッチャーモーション大きかったとはいえキャッチャーの肩も強いですからね。
≫そして打席には2番の井端。
土壇場、9回2アウトからの起死回生の同点タイムリー。
≫これはしびれましたね。
≫2アウトから盗塁を決めた鳥谷がホームにかえってきてまさに東京ドームが大興奮、大歓声に包まれました。
試合は延長戦にもつれ込みそして10回1アウト、ランナー3塁2塁で7番の中田翔。
ベンチが飛び上がって声を上げる中レフトへの犠牲フライ。
4時間40分を超えるという大激闘歴史的激闘を日本が制した台湾との激戦でした。
古田敦也さん前田智徳さんとともにお伝えしています。
古田さんこの激闘もありました。
ただ、準決勝敗退悔しさがあっての4年間。
そしてWBCです。
≫そうですね。
非常に悔しさを前面に出していますこのチームはね。
ですから、こういうビハインドゲームですけど一矢報いるどころかここから逆転してほしいですよね。
7回表、宮西が三者凡退に抑えて1つ、いい流れが来ています。
9番、秋山から始まる7回の裏の攻撃。
台湾はピッチャーが代わりました。
背番号33ダリン・ダウンズです。
アメリカ国籍のピッチャー。
台湾チームは台湾のWBC代表とは違うメンバーです。
台湾のプロ野球選抜のメンバーが今回、日本と戦っています。
キャッチャーはコウ・シコウに代わりました。
ベテランキャッチャー、3度WBC出場経験があります。
前田さん、2番手のセゴビアアメリカ人ピッチャーにも日本人打線はかなり苦労しました。
このアメリカ人ピッチャー3人目ダウンズもそうですがどう対応していくか大事になってきますよね。
≫そうですね。
ここは秋山選手からということで左をしっかり持ってきていますよね。
≫このあとは1番、山田哲人そして、バッティング好調2番、菊池へと続いていきます。
秋山しっかりと見極めていきました。
フォアボール。
≫いいですね。
≫古田さん、これ先頭出て。
≫ボールがよく滑るなんて言っていますけど相手のピッチャーも若干、滑り気味で慣れていないボールというチームが多いので。
≫そして日本のリードオフマン。
プロ野球史上初2年連続でのトリプルスリー。
3割30本30盗塁以上という攻撃のあらゆる要素で高い能力を誇ります。
≫さあ、行きましょう。
≫山田に一本出るか。
ここまでは3打数ノーヒット。
≫大逆転です。
≫初球から振っていきました。
前田さん、積極的にバットを出してきました。
≫今のスイングからしてかなり3打席内容も悪いですし結果も出ていないのでちょっとある意味、吹っ切れたようなスイングに見えたんですけど結構気持ちが前に出てきましたね。
≫今のファウルの感覚は悪くないですか。
≫そうですね。
≫土曜日に行われたソフトバンクとのオープニングマッチ。
そのときも1番でした。
ただ、4打数ノーヒット。
まだこの侍ジャパンで結果がありません。
ただ、この小久保ジャパンになってからは2014年の日米野球からすべての大会、強化試合で代表メンバー入り。
≫やはり、指名打者というのは難しいのは当然、わかるんですけれどやはり山田選手といえば実力は言うまでもないのでなんとか、彼の対応力そういうものを含めて期待したいですよね。
≫三上さんDHの難しさについては小久保監督からアドバイスをもらっているそうですね。
やはり味方が守備に就いているときはずっとベンチで立っているようにとこれを実践しているそうですね。
≫そして山田がフォアボールを選んでつなぎます。
ノーアウト、ランナー1塁2塁。
侍ジャパン久々にチャンスができました。
そして、菊池です。
古田さん、菊池は非常に積極的にバットを出していってますよね。
ここまでの打席。
≫本人もバッティングの調子がいいと思って自信を持っていますから非常にいいところでいいバッターに回ったんじゃないですかね。
ただ、山田も調子が悪い、悪いと言われていますから打ちたくてしょうがないんですよね。
調子を上げるためには。
だからちょっと大振り気味だったかもしれませんけど今みたいにしっかり見逃してこういう1つのフォアボールが流れを変えるときもありますからね。
≫しっかりとつなぐ役割を果たしていきました。
≫打てないとき自分が調子が悪いなというときは強引に行きたくなるんですよ。
打ちたいので。
≫ボール球を打ってしまったり。
≫そこをグッとこらえて自分にいわゆる打ちやすい球がどんどん回ってくるのでそこまで、グッとこらえるのが大切ですね。
≫1つ、これが復調のきっかけになっていくでしょうか。
山田がつなぎました。
ランナー2人そして、菊池。
初球見ていきます。
前田さん、この広島カープの菊池このバッティングの状態どう見ていますか?≫ですからバッティングカウントでしっかりストレート系を…。
≫キャッチャーはじく。
ランナーそれぞれ進塁。
3塁2塁になりました。
≫彼のいいときは初球から甘いボールをしっかり捉えていくというスタイルが彼の持ち味ですから1ボール、2ボールのバッティングカウントになっていけばいくほど彼のパターンですよね。
≫チャンスで菊池です。
4年連続ゴールデングラブ賞。

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  守備に菊池の非常に高い評価目が行きますが昨シーズン、セ・リーグで最も多くヒットを打っているバッターでもあります。
セ・リーグ最多安打。
去年は181本のヒットを打ちました。
打率3割1分5厘をマークした昨シーズン。
広島カープ25年ぶりのセ・リーグ優勝に大きく貢献したバッターです。
右へ。
いい当たり。
うっ憤を晴らすかのように右中間を破っていきました。
3塁ランナー、秋山ホームイン。
そして、2塁ランナー、山田ホームイン。
菊池は3塁へ走っていきます。
2点タイムリースリーベースヒット。
さあ、反撃、侍ジャパン。
嫌な流れを断ち切る。
何か清々しさもある菊池の右中間へのスリーベースでした。
古田さん右方向へのバッティングいい形になりましたよね。
≫来た球をしっかり捉えられていると思いますね。
すばらしいバッティングですね。
≫前田さん、どうでしょうこのバッティング。
≫2ボール1ストライクでしょ。
ストライクをちょっとコントロールがあまり良くないのでとりに来ると信じていますよね。
ですから甘いところへ来たとはいえいい打球が行っていますしね。
≫ただミスショットしてないですよね。
ちゃんと一発で仕留めるといいますかアウトになってもいいアウトのなり方なのでね。
ファウルにしない。
≫本当にいい状態に来てますね。
≫さあ、そしてクリーンアップです。
セ・リーグ首位打者、坂本。
古田さんフォアボールでつないで菊池がいい形で点を返してあとはクリーンアップですよね。
≫そうですね。
ここでもう2〜3点行ってほしいですね。
≫坂本、筒香、中田という小久保監督が信頼を寄せる日本が誇るクリーンアップ。
ショートゴロになります。
3塁ランナー、菊池はホームへかえってきて5点目。
8対5。
3点差に迫ります。
ヒットとはならず坂本は険しい表情ではありますがしっかり転がしていって点をとっていきました。
ランナーなしで4番の筒香です。
セ・リーグのホームラン王打点王です。
前田さん、筒香が打席に入るとまた何か球場の雰囲気が変わるというか期待感が高まりますよね。
≫それはね、当然4番ですし順調に来ていますのでね。
ちょっと大きいのが欲しいですね。
≫そうですね。
WBC、この世界一奪還は日本野球にとって大きなことだと筒香はそう話します。
日本野球界の未来のために世界一になると話す日本の4番。
空振りです。
自分が子どもの頃侍ジャパンの選手たちの姿を見て憧れたように自分たちもその子どもたちに夢を与えたいと。
大きな思いを抱いて、4番がバッターボックスに入ります。
≫ここからもう1回メイクチャンスですね。
相手がランナーいなくなってホッとしていますからここでもう1回ランナーを出してプレッシャーをかけたいですね。
≫このあと中田、そして平田と力のあるバッターが続いていきます。
しっかりと見てフルカウント。
見ました。
フォアボールです。
≫これが筒香のいいところですよ。
≫古田さん、その大きい当たりも打っていきたいと期待されるところでもしっかりと落ち着いている。
そして、台湾ベンチは動くようです。
3人目のピッチャーダウンズを代えます。
ちょっと制球が安定しませんでした。
日本にとっては大きな反撃のチャンス。
3点をとりなおも筒香フォアボールランナー1塁。
ここで台湾はピッチャーを代えます。
前田さん、本当にここまで苦しい展開が続いていましたが一気に畳みかけていきたいところですね。
≫もちろん相手投手の制球の乱れもあったんですけれどもしっかり菊池が打ち返してくれて強引にならずにフォアボールをしっかりとってそういうのが大事ですからね。
やっぱり状態がまだまだ上がっていくでしょうから。
≫それではこのあと反撃が期待される中この侍ジャパン、過去の軌跡第1回WBCの軌跡を見ていきましょう日本対台湾です。
2006年、第1回大会。
今から11年前に行われた第1回WBC。
チームを率いたのは王監督。
王ジャパンは2次ラウンドでアメリカと対戦しました。
8回、3対3の同点。
1アウト満塁。
バッター、岩村の打球レフトに上がった。
この犠牲フライで3塁ランナー、西岡がホームインと見えたんですが本当に古田さん、第1回大会振り返るときにはこれは欠かせないという。
≫これは欠かせないですね。
完全にタッチアップが成立していますからね。
ボブ・デービッドソンというこの球審の名前も日本のファンにとっては忘れられません。
この勝ち越し点タッチアップが早かったということで判定が覆って逆転負けとなりました。
2次ラウンドでは宿敵・韓国にも敗れてこの屈辱的な悔しい思いがありました。
何とか準決勝でそれでも進んだ日本。
またも韓国と準決勝で対戦します。
不調のためスタメンを外れた福留が0対0で代打。
≫打った!ライトの頭上!≫この当たりは震えましたね。
ここで王監督が代打で起用した福留が応える。
韓国にリベンジ6対0で勝利。
そして決勝戦はキューバでした。
打線がつながり、9回2アウト。
≫王ジャパン、ワールド・ベースボール・クラシック初代王者に輝きました!≫記念すべき第1回大会見事優勝。
WBC初代王者となってWBCの歴史そして侍ジャパンの世界での歴史が始まっていきました。
その後2006年、2009年と連覇を果たしただ、2013年はベスト4。
8年ぶりの世界一王座奪還を狙う侍ジャパン。
≫奪還とよく言われるんですけど毎回挑戦ですよね、これはね。
第1回も結果的には2回負けていますからね。
≫苦しんだ中での。
≫ですから、いつも挑戦の気持ちを忘れてはいけませんよね。
≫その苦しい戦いの中、古田さんこういったビハインドのゲームもきっとあるわけですよね。
≫まだ3回しかやっていませんけど3回の中でもこんなに劇的な試合がいっぱいあるのでね。
3点ぐらいはひっくり返しましょう。
あと3点です。
≫バッターは中田翔です。
ピッチャーはリン・ハクユウに代わりました。
ゲームの流れも変わりました。
そして、前田さん中田翔自身も流れを変えていきたい。
≫やはり、なかなか状態が上がってこない選手は1打席、1球1球が本当に大事ですから。
思い切り振っていきます。
古田さん、今のスイングは古田さんは、どう見ましたか?≫ちょっと振り遅れるシーンがやっぱり多いですね。
でも、これも変化球狙ったかもしれませんけどちょっと振り遅れてますね。
≫今のはちょっとツーシームでしょうかね。
動いていますよね。
とにかく1本欲しいですね。
≫まず何か結果を、なんとか。
≫やっぱりキャンプから対外試合ヒットが出てないというのが気掛かりなんですよ。
≫色々、実績ある選手というのは色々試してくるんですよ。
ただ、今回はWBCがあるということでやや早め早めに調整してきてますのでペナントレースであればゆっくり調整できるんですけど。
≫急ピッチでの仕上げというのが求められます。
そして、古田さん開幕まで1週間という中でこの前哨戦壮行試合、強化試合からの入り方というのが大事になってきますからね。
≫本人も一本打ちたいと思っていると思うんですけどね。
トータルで考えれば本来打つべき選手が打たなかったりそのうち打ち出しますからね。
≫どこかでは上がってくる。
≫それが来週であってほしいなと。
≫そのためのきっかけを作りたい。
見ました。
ここはしっかりと見ていきました。
つなぎました。
フォアボールです。
≫大きいですね。
こういうところがね。
≫リポートでもありましたが稲葉コーチからはボール球を振り過ぎていると。
しっかりボールを長く見ろとそういったテーマでやってきた。
そういう中でここで1つフォアボールを選びました。
ランナー2塁1塁で平田です。
3点を追う7回裏の攻撃。
点を返して、そして反撃ムードも高まってきた。
このヤフオクドームの空気感。
国際大会この日の丸を背負ってめっぽう強さを見せてきた平田。
ランナー2塁1塁で迎えますチャンスです。
初球、見ていきました。
古田さん、3月2日からメジャーリーガーの青木宣親が合流します。
その中で本当に外野のポジション争いというのはし烈ですからこういったものが結果につながっていきますよね。
≫その辺りも本人はわかっていますからね。
今は最大集中で行っていると思いますよ。
≫際どいところ見ていきます。
小久保監督もこの平田に対しては短期決戦での集中力というのが非常に高いと。
その部分を評価していました。
2年前に行われたプレミア12でも打率は4割を超えました。
チャンスでのその平田の集中力。
前田さんこの代わったピッチャーに対して平田、どんな意識で打席に立ってますかね?≫恐らく前の中田選手の打席をネクストサークルで見ていましたよね。
ツーシーム系のボールが来ているなというのはわかっていますので。
ただ、しっかり中田選手も本当にヒット1本が欲しいんでしょうけどフォアボールを選んで貴重な打席を積み重ねていますのでね。
平田選手も今は空振りタイミングが合いませんでしたけどあれだけツーシームを投げられたあとのスライダーですよね。
いいコースだったのでここからですよね。
本当に追い込まれてしっかりと食らいついていって本来の感覚がよみがえってくるということもやっぱりありますのでね。
≫ここからの粘りも大事になってきます。
国際大会はほとんどが初対戦のピッチャー相手になります。
前田さん、今のファウルは。
≫今のファウルは前のスライダーを空振りしたためにどうしてもそのスライダーを警戒しないといけないので振り遅れてしまうと。
これは本人の中である程度、想定していますよね。
今のように近めにツーシーム系が来れば振り遅れてファウルになるよという待ち方をしていますのでですから、そんなに状態は悪くないと思いますね。
平田選手はね。
≫グリップエンドを余らせてバットを短く持ちました。
≫いいですよね。
しっかりと。
やはり、こういう打席を1球1球重ねていくと本当に状態が上がってくるんですよ。
ですから、明日そして次の試合期待が持ててくるんじゃないですかね。
≫ビハインドの展開が続く中でさあ、3点を追う侍ジャパン。
ここはバットが空を切りました。
粘りましたが平田、三振。
2アウトです。
そして、このあとは7番の松田です。
古田さん、本当に相手のピッチャーの情報が少ない中で1打席ずつでどう対応していくか。
≫ショートイニングで投げるピッチャーというのは得意な球を投げる傾向が高いのでもちろんこのピッチャーは今みたいにチェンジアップとかツーシームとか右バッターでインサイドで来る確率が高いのでそこは思い切って狙っていくべきでしょうね。
≫第1打席で今日、左中間へのツーベースを打ちましたソフトバンクホークスの松田宣浩。
≫もちろん今のスライダーも投げるんですがあまり得意ではなさそうなのでなのでボールになったりするのでそれだったらインサイドに来る可能性が高いですね。
≫次が8番キャッチャー大野の打順ですが背番号1、ホークスの内川がバットを振っています。
1つスライダーを見ました。
この回3点を返しなおもランナー2塁1塁。
反撃が始まり、そして一気に追い上げていきたい。
引っ張った三遊間、サード飛びついた。
よくとった2塁フォースアウト。
ここは台湾の守備がうまかった。
サード、リン・チヘイ。
ただ、点をとり返して3点差まで追い上げた。
7回の裏となりました。
≫狙ってましたけどね。
≫いい当たりではありました。
≫今のはしょうがないね。
≫それでは今追い上げた日本のイニング7回裏、この回を振り返ります。
9番の秋山そして1番の山田と連続フォアボール更にワイルドピッチでランナー進んで2番の菊池。
古田さん、右方向へのバッティングになりました。
≫特に右ばっかり狙っているというよりはセンター中心に打って逆らわずにいっているという感じですね。
一番いいのはそれをファウルにせず前に打っていってるということですね。
≫積極的に打っていって前田さん本当にミスショットなく打っていくという。
≫本当に2ボール1ストライクでしたけれど打者有利のカウントで逆らわずにしっかりと捉えてますので。
いい調整ができているという証しでしょうね。
そしてランナー3塁に置いて坂本。
ヒットとはなりませんでしたが内野に転がしその間に菊池がかえり8対5日本が追い上げてきています。
小久保監督は、この試合から勝利というどんな形でも勝つということに意味があるんだとこだわる姿勢を見せました。
その中で追い上げてきたこの7回の裏になります。
世界一奪還に向けてのWBC開幕。
1週間後に控える中での壮行試合。
今日を含めてあと4試合です。
≫前回大会も予選でかなり苦労したんですけど本当はバックアップ要員だった井端が非常に調子を上げてきて最後はレギュラーをとって試合に出ていましたしこういう短期決戦ですから2017/02/28(火) 19:04〜21:51
ABCテレビ1
野球・侍ジャパン壮行試合2017 日本×台湾[デ][字]

WBC開幕まで1週間!世界一奪還へ第1回・第2回大会と連覇を成し遂げた侍ジャパンが強敵・台湾と激突!巨人・坂本、ヤクルト・山田、DeNA・筒香ら最強打線が挑む!

詳細情報
◇番組内容
第4回WBC開幕まで1週間!世界一奪還を目指す侍ジャパンが強敵・台湾と激突!セ・リーグ史上初ショートで首位打者の巨人・坂本勇人、史上初の2年連続トリプルスリーヤクルト・山田哲人、本塁打・打点の2冠を獲得したDeNA・筒香嘉智ら最強打線が集結!対するは前回のWBCで延長10回の死闘を繰り広げた台湾。台湾国内リーグのスター集団が侍ジャパンに挑む!各選手がスタメンの座を争う熾烈なサバイバルレース最終章!
◇出場予定選手
坂本勇人(読売ジャイアンツ)
山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)
筒香嘉智(横浜DeNAベイスターズ)
中田翔(北海道日本ハムファイターズ)
内川聖一(福岡ソフトバンクホークス)
鈴木誠也(広島東洋カープ)
菅野智之(読売ジャイアンツ)
則本昂大(東北楽天ゴールデンイーグルス)
藤浪晋太郎(阪神タイガース)
松井裕樹(東北楽天ゴールデンイーグルス)ほか
◇出演者
【解説】古田敦也、前田智徳
【実況】三上大樹(テレビ朝日アナウンサー)
【リポーター】清水俊輔、大西洋平(共に、テレビ朝日アナウンサー)
◇会場
〜福岡ヤフオク!ドーム(福岡県福岡市)
◇おしらせ
※試合終了まで放送
※この番組は放送時間が変更になる場合があります

☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/baseball_japan/
◇おしらせ2
☆2017ワールドベースボールクラシック強化試合
3月5日(日)よる6時57分〜『日本代表×オリックス』@京セラドーム大阪
≪番組HP≫http://www.tv-asahi.co.jp/baseball_japan/

☆2017ワールドベースボールクラシック
<1次ラウンド>
3月10日(金)よる7時04分〜『日本×中国』@東京ドーム
≪番組HP≫http://www.tv-asahi.co.jp/wbc/

共に、テレビ朝日系列にて生放送!
◇おしらせ3
☆2018FIFAワールドカップロシア アジア地区最終予選
3月23日(木)深夜0時20分〜『UAE×日本』
ワールドカップ出場権を懸けた「絶対に負けられない戦いが、そこにはある」
テレビ朝日系列にて、地上波独占生放送!!