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字幕書き越し 探検バクモン「【辞書】」 2017.03.01

辞書を開いてみれば案外知らないことが載っている
お〜!
今日は日本を代表する辞書の編集部へ
知らない世界は辞書の紙にもあった
心躍るワンダーランドはこの世の裏側にこそある。
いざウラガワンダーランドへ
さあ今日はですね日本でも有名な辞書を作る出版社にやって参りました。
生駒ちゃん辞書とか引く世代じゃないんじゃない?いや小学生の時は辞書を使って国語の授業とかやってたんですけどでもやっぱり…ねえ今もう…発音がすごい。
(サヘル)早速辞典の編集部のほうに行ってみたいと思いますけども。
すいませんお仕事中。
こんにちは。
平木靖成さん。
辞書に携わって24年。
現在広辞苑の改訂責任者を務めている
ええ。
(田中)棒にふってねえから。
失礼でしょ。
さりげなく似てますよね。
小説「舟を編む」は辞書を作る編集部員の奮闘を描いた物語
主人公の携帯電話を持とうとしない性格やささやかな疑問に立ち止まる癖は平木さんがモデルとなっている
この辞書は1955年に初めて世に出た
以来ほぼ10年に一度改訂され現在第6版まで出版されている
中型では日本一の売り上げを誇る。
掲載される言葉はおよそ24万語。
人名や地名科学の用語など幅広い分野の言葉を載せている
広辞苑の特徴として言葉の意味がだんだん変わってきてますけれども古い意味をまず載せて新しい意味をだんだんあとにしたがって載せる。
(田中)そうなの!?
(サヘル)イヤだ〜。
では突然ですがクイズといきたいと思います。
こちら「右」なんですがこの「右」という言葉を辞書に載せるならまずどのように説明いたしますか?そっか。
「右」を使わずに「右」を説明しなきゃいけないわけね。
(サヘル)そうです。
(生駒)「右」かぁ…。
にいっぱい出てきて。
いっぱいあんのね。
あそうなのね。
(サヘル)ではいっせ〜のせ。
(田中)南を向いた時の西が右ですよ。
どの場所でもそうなるはずなんですよ。
私は「数字の10を書いた時0が来る方が右」というのを言ってて…。
(サヘル)作品の中で。
確かに!と思って。
見事だ。
(サヘル)太田さんも。
(田中)「田中の玉が有る方」って知らねえよみんな!
(サヘル)右側なんですね。
常識じゃねえよ!広辞苑にぜひ。
解答のほういかがですか?これはまさに広辞苑の「右」と全く同じです。
はい。
他の辞典では「時計盤の1から5があるほう」なんていうのもありますしそれから「この辞典を開いて読む時偶数ページのある側」。
確かに…
「右」という言葉を調べる人はいないかもしれない。
でももしその意味がふと気になってしまったら?辞書とは言葉という森の中で迷った時「道しるべ」となるべきものだ
しかも言葉というものは時代とともに変わっていく
そこで10年に一度改訂をし辞書に載る全ての言葉の表現を見直すのだ
例えば…
イラストを説明文の近くにするためそれより前の項目を少しずつ短くした
スズメにしか見えない。
スズメみたい。
(田中)じゃあよかったですけど。
(サヘル)じゃないとできないですよ。
会いたいです。
会ってみたいですね。
平木さんこちらにいらっしゃる方ご紹介して頂けますか?えっ!?
(サヘル)同級生ですか?佐藤えいさく?あっそう!前も会った。
クラスメートに。
賀来さんは全国の都道府県や市の人口を最新の情報に更新している

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  例えばここの…
(田中)3万人も増えた。
名前が変わってるでしょ?やっぱり…ありがとうございます。
頑張って下さいね。
(サヘル)失礼いたします。
(サヘル)続いてはこちらの方です。
(生駒)よろしくお願いします。
あれ?
ベテラン編集部員の山田さん。
彼女が直面しているのは思いもよらない難問だった
と思うと基本的には…そうなんです。
だからシマリスなんか結構木に登ってるから縦じまって言われてもああまあそうかなと。
じゃあトラはねどうなのかって。
あれは縦じまかなと思うとあれ横じまなんです。
(田中)横じまってなっちゃう。
シマウマも?シマウマもだからそういうことに。
立ったら横になっちゃう。
立ってるのかあれ。
あれは縦じまでいいのか。
あれ縦じま?シマウマが横じまですよね。
これ横じまで…
辞書とは言葉の森の道しるべ。
編集部員はたった1つの言葉に過剰なまでの神経を使い24万語を積み重ねていた

人間というものは調べものがお好きですね。
パンダラです。
今の辞書の元となるものがこちら「言海」。
およそ130年前に作られました。
開いてみると明治の人の暮らしや考え方が見えてきます。
「ねこ」を調べてみますと「ねずみを捕まえることが得意なので人に飼われている」とのこと。
ねこは明治から人気のペットです
「かっぱ」。
「3〜4歳の子供のような姿で顔は虎のよう。
九州の山の中の渓流に多いという」と書いてあります。
夢がありますね。
ウフフフ
辞書というものは時代を映すものなのですね
パンダラ〜
広辞苑が改訂される度にニュースになることがある。
それは新しく載せられた言葉「新語」だ
1991年の改訂では「ださい」や「いまいち」など
1998年は「ドタキャン」「すっぴん」が登場した
最新版には「爆睡」が登場したが「萌え」は見送られた。
その線引きとは?最新版の責任者増井さんを直撃
この言葉が何年か先にもまだ使われてるかどうか。
その言葉がなかったとしたらちょっと表現できないじゃないかっていうような中身があるかどうか。
そういったことを気にしますね。
例えばどういった言葉で?結局悩んだ末に載せなかったんですけど…あ〜萌え。
…っていうふうに使うんですね。
でそれを選んで見送った時はまだその…これはもう趣味とか好み。
しばらくすればそのうちに消えちゃうのか固まるのか。
広辞苑は…
(一同)イエデン?あ〜!イエデンかぁ。
イエデンのほうね。
(サヘル)こういう言葉あったんですか!分かんない。
一方載せた言葉がこちら。
次の時代のコミュニケーションに欠かせないと判断した言葉だ
(増井)ちょっと遅かったかもしれない。
爆睡っていうのは…もともとある。
そこではちょっと業界用語かなと見送ったんです。
(サヘル)新語ってどのぐらいの数選んでいくんですか?日常…うわ〜それだけでそんなに増える。
次の改訂では一体どんな新語が載るのか?候補となっている言葉を特別に見せてもらった
アイプチだって。
でもさこう考えると…
(サヘル)まだ載ってないんだ。
(生駒)あまあ確かに。
アイドルといえば制服。
この制服という言葉には「学校が定めた服」という意味を超えた空気が漂う。
その表現も改訂のポイントだ
引いてみると…。
バツイチ。
「離婚歴が一度ある」と「バツイチ」。
その微妙な違いに辞書は挑んでいる
当たり前に使っている言葉に意外な発見あり
ドクダンバ?これ正解が実は…ドクセンジョウ!じゃないね。
ですからこれがない…土って書くようになってんだ!広辞苑は…「その人だけが思うままに活躍できる所。
ひとり舞台。
誤って『独壇場』ともいう」って書いてあるんです。
(田中)「誤って『独壇場』ともいう」。
載ってると思います。
「『独擅場』に同じ」。
(田中)すごいね!
他にもこんな例が。
「消耗」はかつて「しょうこう」という読みが正しかった。
それがやがて「毛」の字に引っ張られて「しょうもう」に
言葉は時代とともに変化する。
それを記録するのも辞書の役割なのだ
読みばかりではない。
意味も時代とともに変わる。
興味深い例を発見した
当たり前です。

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  (サヘル)こちらをご覧下さい。
「ぼけること。
またその人」。
要するに痴ほうですよね。
(田中)本当にそうだよね。
「つっこみ。
無造作にまた勢いよくつきこむこと。
深く中へ入ること」。
「ボケ」と「ツッコミ」に漫才の意味が加わったのは1991年のこと
「ボケ」は漫才で間の抜けたことを言って笑わせる役の者。
「ツッコミ」は漫才で話の筋を進める役の者
ただね「ボケ」「ツッコミ」って本当に難しいんですよ実は。
このとおりとは限らないよね。
このとおりとは限らなくて…そう。
だから太田の芸風ももちろん…これは難しいね。
明確にされちゃうとねすごいお笑いがねこれじゃなきゃダメなんだっていう…「お前ボケなんだからこうしなきゃダメだろ」みたいなことをさ。
決めつけられちゃうんですよね。
(田中)そんなことないんだけどね。
そういう意味でまあ…
言葉はまるで樹木のように成長していく。
辞書は言葉という木の根っこは何なのかを書き記すものだ
辞書の大きな特徴の一つが紙だ。
文庫本と比べて価格がおよそ2倍。
一体どうしてそんなに高いのか?
(サヘル)楠澤さんでございます。
よろしくお願いいたします。
辞書の紙を開発している製紙会社の楠澤哲さん
そうなんだ!え〜と初版が大体2,300で今3,000ページ。
(田中)もう1.5倍ぐらいに。
初版から700ページ増えているのに厚みは同じ8cm。
それはちょうど人が片手で持てるサイズだ
紙だよ紙。
(サヘル)実際にちょっとじゃ紙の薄さ。
初版のと。
(生駒)ミクロンだ。
あ〜全然違う。
紙はおよそ…
しかし薄くすると別の問題が
はい。
初版本から第6版裏うつりに関してはほぼ同じ。
特に苦労された点はどういったところにありますか?
この業界では紙をめくる時に指に吸いついてくる感覚を「ぬめり感」と言うらしい
紙をですねめくった時に…う〜んなるほど。
よく考えると1枚ずつこう行くのってすごいですよね。
こんなにページがあるのに。
ホントに。
乾いてくるから。
ゴムのあれつけてほしい。
こちらが広辞苑の第6版の印刷してない白紙の紙になりますけどもこれと辞書の他の紙なんですけどもちょっと触って頂くと…あっ!ああ!紙だから神ってる?ぬめってますよ。
あホントだ。
全然違いますね。
ぬめってる。
そうですね。
辞書は滑らせるようにめくる
その理想のぬめり感ができるまで5年を要した
辞書って確かに…第7版も頑張って下さいね。
(サヘル)大事なぬめり感。
(田中)汗かいちゃって。
ですからまあそういう今後の日本語を育てていくような使い方を皆さん広辞苑で使って頂けるといいなと思います。
(笑い声)
面白い本を探しているなら辞書も案外悪くない。
ドラマチックなことは起きないけれどそこには言葉というワンダーランドが広がっている
2017/03/01(水) 20:17〜20:45
NHK総合1・神戸
探検バクモン「【辞書】」[解][字]

日本一売れている中型辞書「広辞苑」。その改訂現場を爆笑問題と乃木坂46生駒里奈が突撃取材!「右」をどう説明する?「独擅場」を正しく読める?辞書って案外、面白い!

詳細情報
番組内容
24万もの言葉を載せている辞書「広辞苑」。その改訂現場を爆笑問題と乃木坂46の生駒里奈が突撃取材。例えばみなさんは「右」が分からない人に対して、「右」を説明できますか?「独擅場」という漢字、正しく読めますか?普段何気なく使っている言葉の、意外なウラガワにビックリ!さらに「シマウマは縦じま?横じま?」「ミソサザイってどんな鳥?」「ぬめり感って何?」次から次に“言葉の不思議”が襲い来る!
出演者
【ゲスト】生駒里奈,【司会】爆笑問題(太田光・田中裕二),【出演】サヘル・ローズ,【語り】木村昴,島本須美