トランクスはブラックとザマスに一人立ち向かい自ら盾となって悟空たちを過去の世界へと撤退させた
（ベジータ）まともに戦って勝てる相手ではない。
（クリリン）じゃどうやって倒すんだ？だからそれを考えるために帰ってきたんだろうが！
そのとき…
（ピッコロ）一つ方法がある。
（ピッコロ）魔封波だ。
それはかつて大魔王が亀仙人にかけられた技であった
未来を救うため急げ悟空！
（ブルマ）《待っててねトランクス》《きっとベジータと孫君がやつらを倒してくれる》
（デンデ）あっ！あっ…。
（デンデ）ああ…。
（ベジータ）ハァハァ…。
ベ…ベジータさん…。
（悟空）じっちゃんセンキューな。
（亀仙人）未来の世界でも亀仙流の強さを思い知らせてやるんじゃぞい。
（悟空）ヘヘヘ。
じゃ行ってくる。
（亀仙人）うむ。
（亀仙人）ほほう。
（マイ）トランクス仙豆よ。
さあ食べて。
（トランクス）うっ…。
マイ…。
（トランクス）いいっ！？
（ヤジロベー）おっ！元気になったわ！やっぱ仙豆はどえりゃあ頼りになるがね。
せ…仙豆！？ま…まさかヤジロベーさんが口移しで！？たわけ！そんなことするわけにゃあだろが！・
（ハル・マキ）お兄ちゃん！
（トランクス）あっ。
（ハル）元気になったんだね！
（マキ）わーい！
（トランクス）君たち。
（ヤジロベー）おみゃあが食べやすいようにこの子らが仙豆をすりつぶしたんだわ。
そうだったのか。
ありがとう。
心配掛けてごめんね。
でもおみゃあ無茶すんなや！毎回毎回助け出すの嫌んなっちゃうだでね。
すいません。
あっ…。
マイはどこですか？傷ついたおみゃあをここへ連れ帰った後すぐ行っちまったぎゃ。
ブラックのアジトが分かったんだと。
（ブラック）フフ…。
孫悟空はまたやって来る。
より強くなってな。
（ブラック）そのやつを倒せば俺の強さは究極まで高まるだろう。
（ザマス）「最強の前に不可能はない」だな。
（兵士）もう少し接近しましょうか。
（マイ）それは危険だ。
（兵士）この距離で命中させられますか？大丈夫。
貸して。
（兵士）頼みます。
（マイ）うん。
（ヤジロベー）《あいつおみゃあが傷つくのは自分たちが頼ってばかりいるせいだってどえりゃあ反省しとったで》マイ無茶はするな！
（兵士）マイさんそれは？この世界のブルマさんが亡くなる前に造ってくれた通常の弾より数倍強力なエネルギー弾よ。
形見みたいなものね。
（マイ）あとは一人でやれる。
２人は戻って。
（兵士）俺たちも残りますよ！反撃されたら命はないんだよ！
（兵士）マイさんと一緒に死ねるなら本望です！だが神の創りし世界を冒涜する時空を超えた往来も次で最後にしてもらおう。
（ザマス）いよいよ人間０計画も大詰めだな。
フッ。
やつらの到着が…。
（マイ）ハァハァ…。
チッ。
（ブラック）狙撃とは…。
人間が！
（兵士）駄目です！
（マイ）くっ…撤退だよ！
（兵士）はい！悪あがきには…。
（ブラック）戒めの罰を与えよう。
ハッ！
（トランクス）たああ！無事か？マイ。
（ブラック）トランクスか。
まだそんな力が残っていたとは。
まさかやつも不死身だったりしてな。
フフ。
なかなか面白い冗談だ。
（マイ）トランクス…すまない。
いいんだ。
早く行け。
あっ。
マイさん。
さあ行きましょう。
ああ…。
《ザマスは攻撃を受けた後不死身故の余裕から油断が生まれる》《その隙に最大限のパワーでブラックを攻撃だ》《必ず勝機はある》はあああ！！さあ来い。
でやあああ！
（ザマス）撃たれるたび不死身であることの喜びに満ちあふれる！はあ！ふん！
（トランクス）たあ！真っ二つにしてやる！
（ブラック）ほざけ！
（トランクス）あっ…。
そんなおもちゃで！うおっ…ぐおおお！そっちはおとりだ！はあああ！食らえ！ギャリック砲！はあああ！
（ブラック）ぐうう…。
はあああ！！だあああ！！
（トランクス）だあああ！はあああ！
（ブラック）うわあああ！！
（トランクス）ハァハァ…。
ハァハァ…。
（トランクス）お前さえ倒せば…。
（ザマス）フッ。
（トランクス）ぐっ！うわ…あっ…くっ！
（ザマス）お前たちがいくら覚醒しようともしょせんは私の引き立て役にすぎないのだ。
トランクス！《残りの体力から考えて俺が攻撃できるのはあと１回が限界》《その攻撃に全てを懸ける！》下がってばかりでは面白みがない。
さっきまでの勢いはどうした？
（ザマス）フッ。
（トランクス）《今だ！》くっ！何を！？
（トランクス）不死身でも再生には限界があるはず！木っ端みじんにしてやる！はあああ！！食らえ…ぐあああ！あっ…。
（ブラック）悪くない攻撃だった。
あざになるかもな。
孫悟空たちが戻ってきたぞ。
第三幕の開演としよう。
と…父さん…。
来てくれた…。
（ブルマ）トランクスは？
（ベジータ）何とか生きてはいるようだ。
何とかってどういう意味よ？トランクスの気が消えかけてんだ。
それってトランクスが死にかけているってこと？そういうことだ。
（ブルマ）だったら早くあいつらの所に行ってやっつけなさいよ！やつらはここにいる。
（ブルマ）えっ？げっ！
（ベジータ）しまった！お前ら！
（ブラック）これでもう帰ることはできない。
この世界がお前たちの墓場になるということだ。
（ベジータ）笑わせるな。
俺たちが帰れないということはここがお前たちの墓場になるということだ。
棺おけも用意してある。
少々小さいが我慢しろ。
フッ。
トランクス。
マイ。
マイ。
父さんたちが来てくれた。
（マイ）えっ？きっとやつらを倒す方法を見つけてくれたに違いない。
うん。
（ザマス）ゴワスをはじめ愚かな神々がお前たちに知恵を与えた。
結果神だけに与えられた…。
ん？おいカカロット。
つぼはどうした？いっけねぇ！タイムマシンの中だ。
このバカが！お前だって忘れてたじゃねえか。
俺は貴様が持っているとばかり！どう見たって持ってねえだろ？ほら！
（ブラック）やつらはお前の話など聞いてないようだ。
（ザマス）私は自分に酔っているだけ。
誰も聞いていなくても関係ない。
（ブラック）なるほど。
それでこそ神。
うん？くっ…まあいい。
拳でケリをつける方が俺たちらしい。
ヘヘッ。
そりゃ言えてんな。
（ゴワス）やめるのだ！ザマス！
（ザマス）お前は…ゴワス！なぜお前がここに！界王神さま！な…何で！なるほど。
そちらの世界のゴワスだな。
時の指輪で来たのか。
（ゴワス）そうだ。
破壊神ビルスさまから全て聞いた。
情けないぞ！ザマス！
（ザマス）ん？ゴワスさま！違う違う！あんたの弟子だったんはこっち。
（ゴワス）こっち？
（せきばらい）ではあらためて。
情けないぞ！ザマス！なぜこんな恐ろしいことをした！
（ブラック）何が恐ろしいと？人間が駆逐されれば世界に真の美しさが蘇るのだ。
（ゴワス）何ということを…。
ではどうして神々まで襲ったのだ？
（ブラック）お前たちは俺の理想は理解せず必ず邪魔をするだろう？
（ゴワス）当然だ。
そういやさ神様はみんな死んだって言ってたんだけんどウイスさんとか死んじゃいねえんだろ？あの人結構頼りになんぞ。
ビルスさまよりよっぽどな。
（界王神）悟空さん残念ですが天使は仕える神が死ぬと次の神が現れるまで機能を停止するのです。
天使？ウイスさんって天使だったんか。
でも羽とか生えてねえしケツも丸出しじゃねえぞ。
フッ。
ゴワスよ。
（ゴワス）うん？三度も殺すことになるとは。
（ブラック・ザマス）神は一人でいい。
（ブラック・ザマス）ん？
（ブラック・ザマス）くっ…。
ほら。
何で来たんだよ。
戦えの邪魔じゃねえか。
ゴワスさまがどうしてもとおっしゃるもので…。
今からでも遅くはない。
この世界のドラゴンボールでお前たちの犠牲になった者たちを生き返らせてあげるのだ。
ドラゴンボールは全て破壊した。
もう二度と揃うことはない。
（ゴワス）な…何だと…。
（界王神）ゴワスさま！
（ブルマ）そんな…。
それじゃあもしもトランクスが死んじゃったら…。
２人の界王神さまもういいかな？気が済んだら帰るんだな。
（界王神）はい。
い…いやこうなったらわが弟子だった愚か者の最期を見届けるぞ。
えっ？うちらの宇宙の界王神さまはどうすんだ？
（界王神）も…もちろん私も残ります。
何か帰りたそうだけんど。
悟空さん！私に対するそういうイメージはよくありませんよ！やれやれ…。
だってよベジータ。
勝手にしろ。
ただし次は助けんからな。
ベジータ。
お前どっちとやる？
（ベジータ）フン。
当然貴様とそっくりの方だ。
お前何だか自信ありそうだな。
本物の貴様に勝る俺が偽者に負けるはずがないだろう！フン！フン！はっ！
（ベジータ）はあ！
（ベジータ）受け取れ！《こいつ…わずかな時間でここまで力を上げるとは！》くっ…ぬうう…！だてに戦闘民族ではないということか！
（ベジータ）でやあ！でやあああ！うあああ！
（ブラック）ぐはっ！《ベジータに押されているだと！？》
（ベジータ）でやあ！
（ブラック）うおおお！
（ベジータ）でやあああ！お前の相手はオラだ！神に指図するな！人間！はああ！
（ザマス）ぐわあ！フッ。
やっぱ不死身か…。
（界王神）私たちも追いましょう。
（ゴワス）うむ。
ん？こんなこともあろうかと…。
（ブルマ）ちゃんとガレージを用意してきたのよねぇ。
フフ見てなさい。
光よりも速くタイムマシンを直してみせるから。
・
（トランクス）母さん！
（ブルマ）ん？トランクス！
（トランクス）あっ。
よかった！無事だったのね…フフフ。
母さん…。
（トランクス）このつぼでやつらを封印するつもりだったんですね。
そうよ。
これでやつを封印するわよ。
ん？まさか…俺がつぼを修理するんですか？そうよ。
トランクス確かジグソーパズル得意だったわよね。
頑張って！
（トランクス）そ…そんな…。
ハァ…。
（ベジータ）てや！ぐわ…くっ！がっ…！貴様の誤算を教えてやろうか？誤算だと！？
（ベジータ）その体はな！
（ブラック）ぐはあ！
（ベジータ）細胞の隅々まで…。
（ブラック）ぐっ…ぐわあ！カカロットが永く激しい戦歴でつくり上げたものだ！貴様にとってはしょせん借り物！やつのような純粋なバカにしか使いこなせないサイヤ人の細胞があるんだあああ！！なぜこれほどの力の差が…。
ぐっ…。
知りたいか？
（ブラック）がああ…。
フン！
（ブラック）ぐっ…。
それは貴様が偽者で…。
（ベジータ）俺がサイヤ人の王子…。
ベジータさまだからだあああ！おっすオラ悟空！ブラック！ザマス！いくらお前らが強くて不死身だっていっても余裕がなくなってきたみてえだな！こっからはオラたちのお返しの時間だ！ザマス！お前を封印してやる！人間の力をなめるなよ！！次回『ドラゴンボール超』絶対見てくれよな。
2016/10/23(日) 09:00〜09:30
関西テレビ１
ドラゴンボール超（スーパー）[字][多][デ]【サイヤ人を汚すな！ベジータ壮絶バトル開演！】
悟空、ベジータはそれぞれ修行を終えた。未来では、マイがザマスのアジトを急襲。マイを追ったトランクスも駆けつけ、再びブラックと激闘を繰り広げるが…！？
詳細情報
番組内容
鳥山明オリジナル原案のテレビ新シリーズ！今回のシリーズは、悟空が史上最強の敵・魔人ブウとの壮絶な戦いを制し平和を取り戻した地球のその後からスタートする。長い眠りから目覚めた破壊の神ビルスとの出会い、かつて「宇宙の帝王」と恐れられたフリーザの復活など、悟空たちに次々と迫る脅威に加え、地球の周辺では星が消える不思議な現象が起こっていた。地球に何が起こっているのか・・・。
出演者
野沢雅子（孫悟空・孫悟飯・孫悟天役）
ほか
スタッフ
【原作・ストーリー＆キャラクター原案】
鳥山明
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