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字幕書き起こし 競馬「第77回菊花賞」(発走 3:40) 〜京都競馬場から中継〜[SS] 2016.10.23

そのほかは曇りや晴れの所が多いでしょう。
生字幕放送でお伝えします
ことし最後のクラシック競走。
第77回菊花賞
出走する18頭が姿を現しました。
1番人気、サトノダイヤモンド
そして2番人気、ディーマジェスティ
ことしの菊花賞は、この2頭が圧倒的な人気を集めています。
京都競馬場は曇り空。
気持ちのいい秋の風が吹き抜けています。
芝、良でレースが行われています。
上位馬の実力がきっ抗していることしの3歳馬。
その世代を引っ張ってきた2強が最後の一冠を目指して激突します。
(実況)ディーマジェスティだ!外からマカヒキもくるが勝ちました!
クラシック初戦皐月賞を制したディーマジェスティ
前哨戦でも貫禄勝ち。
蛯名とのコンビで2冠を目指します。
皐月賞3着。
ダービーでは僅差の2着に敗れたサトノダイヤモンド
クラシック最後の一冠にかけます。
鞍上
(あんじょう)ルメールには初の外国人ジョッキー菊花賞制覇がかかります。
果たして最後のクラシックをどちらが勝つんでしょうか。
あるいは、新しい力が現れるんでしょうか。
それでは、ことしの菊花賞枠順をご紹介しましょう。
2強はいずれも菊花賞勝利のないディープインパクトの産駒です。
人気上位の馬はいずれも内枠に集まっています。
現在の人気です。
菊花賞競走の放送体制です。
出走18頭はすでにパドックの周回に入っています。
ここからはパドックからお伝えします。
時折日ざしも注いでいましたが今は、雲に覆われています。
白井元調教師と1頭ずつ見ていきたいと思います。
1番、カフジプリンスです。
やはり、若干太目に映りますね。
この辺りが長距離でどういうふうに災いするかということですね。
2番はジョルジュサンクです。
いい雰囲気で2人引きをしておりますけど踏み込みもしっかりしております。
そして3番は1番人気です。
10倍を切る人気は2頭しかいません。
サトノダイヤモンド
本当にいい落ち着きぶりをしていますしゆったりと歩いてるとこが好感が持てますね。
4番はシュペルミエールです。
やや若干、テンションが高いような気がしますね。
3000m、どういうふうにクリアしていくかと思うんですけど。
ステイゴールドの産駒です。
5番です。
ミライヘノツバサ。
ちょっと芦毛馬なので体調面が分かりづらいんですけど歩様関係からいいんじゃないですかね。
しっかりした歩様していますし。
鞍上が藤岡康太騎手です。
そして6番皐月賞馬のディーマジェスティ
やはりプラス体重になっているように若干、余裕があるかなということでこれが3000mでどういうふうに影響するか。
482kgというのはディーマジェスティ8戦目で一番重い体重になっています。
7番、レッドエルディスト。
外、外と回ってねゆとりのある歩きをして本当に雰囲気はいい感じですね。
現在、差はありますが3番人気のミッキーロケットです。
歩様はしっかりしたトモの踏み込みもいいしいい雰囲気ではおりますね。
9番、イモータルです。
少し、きゅう務員引っ張る感じでイレ込みがあるんじゃないかと思うのでこの辺りが3000mどういうふうに影響するか。
10番はウムブルフです。
これもやはり少しイレ込みがあるんじゃないかと思いますんでスタミナを心配しますね。
ディープインパクト産駒です。
11番はレインボーラインです。
落ち着いて、ゆっくりと周回しております。
雰囲気的には、いいと思いますね。
12番、コスモジャーベです。
少しテンションが上がってますね。
もう少し、ゆっくりと歩いてもらいたいですね。
その後ろ、13番エアスピネルです。
踏み込みもしっかりして気持ちも落ち着いていいんじゃないですか。
14番、アグネスフォルテ。
2人引きでちょうど、頃合いの気合いですね。
15番がサトノエトワール。
ブリンカーを着けて馬が気を散らないようにという感じでゆっくりと歩いてるのが好感を持てますね。
そして16番、プロディガルサンです。
これも気を抜かないようにテンションが上がらないように試みをしていていいと思います。
お兄さんは去年2着のリアルスティールです。
17番、ジュンヴァルカンです。
プラス体重が示すとおり若干太いような気がしますね。
この辺りが3000mでどういうふうな影響を及ぼすか。
そして18番、マウントロブソンです。
体は、減ってるわりにはそんなに細くは見えないのでまずまずかなと思うんですけど。
出走18頭、白井元調教師と見ていきましたが2頭に人気が集まる形になっています。
1番人気はサトノダイヤモンドです。
悲願のクラシック制覇を目指すという菊花賞になります。
ディーマジェスティとの対決なんですがマカヒキと比べて皐月賞、ダービーと順位が入れ代わる形になりました。
春からの上積みという意味でどうなんでしょうか。
それぞれ天高く越える秋ですか。
こういう感じでいけばディーマジェスティもいいんですけど3000mがどうかなと思うんですよね。
距離的にはディーマジェスティはいいんですけどねブライアンズタイムでね。
だけど、若干太めで気になるところですね。
一方の1番人気サトノダイヤモンドが6戦4勝すべて3着以内。
すばらしい成績でこちらの成長というのは…。
気性的にもゆったりとしてこの距離に合うんじゃないかなと思うんですよね。
今週の追い切りご覧いただこうと思います。
水曜日に栗東で追われたわけですがこの調教は、どのようにご覧になりましたか。
見てましたけどすごくね、半マイルぐらいしかやってなかったんですけどすごく抜け出してからのフットワークが伸び伸びとしてますのでスライドも大きいしいいねっていう感じで見ていました。
ちょうど伸びてきて最後の1ハロン11秒8という時計を残しています。
鞍上するルメールジョッキーの話です。
手応えはいかがでしたか?
とてもよかったです。
きょう追い切りが800mぐらい。
ルメールジョッキーから大きなストライドという話があったんですがこれについては?
私も見ていたんですけどストライドがすごく伸びてたんですよね。
ですから、そういう点では好調を表してるんじゃないかと思うんです。
3000mというのは大きなストライドというのはどうでしょう。
短距離の場合はピッチ走法というんですけど長距離の場合は完歩が大きくてゆったり流れていくほうが長距離が向くんじゃないかなと思います。
という評価の高いサトノダイヤモンドですがきょうの様子、山田さつきさんに取材してもらいました。
池江調教師に2時半に話を聞きました。
競馬場到着後も、いつもどおり落ち着いているということです。
前走、神戸新聞杯のときは装鞍所でイレ込んだところがあったそうですが馬房での様子は一緒だけど体がすごく引き締まったという話でした。
強い馬はいるけれど馬の状態はいいし一番人気は光栄なことダービーのときは力を入れすぎてしまったけど今回はいつもどおり平常心で臨めると穏やかに話してくれました。
非常に好感触といいますかね。
本当にむだなところに力を入れずにというような歩様をしていますね。
現在1番人気サトノダイヤモンドです。
それと人気を二分しているのが皐月賞馬のディーマジェスティです。
ディーマジェスティも全7戦ですべて3着以内に入っているという馬になります。
今週の追い切りの様子をご覧いただこうと思います。
こちら関東・美浦で追われました。
同じ水曜日の調教になります。
走りなどご覧になっていかがでしょう?
リラックスして、鞍上とうまいことマッチしてますね。
ストライドも伸びてますのでいいと思います。
こちらも調教はいい状態で終えたということになります。
鞍上の蛯名ジョッキーの話です。
という話なんですが。
先ほども申し上げましたように少し余裕のある体つきがどうかなという懸念がありますね。
これまでの成績全7戦の成績をご覧いただいていますがきょう480kg台というのは初めて最も重い体重ということになります。
ディーマジェスティの前走セントライト記念を振り返ろうと思います。
9月18日の中山でしたが早めに動いてということで早めに動いて先頭に立って押し切りという競馬を見せました。
印象はどうでしょう?
本当に外を回って余裕ですね。
追い出しからの坂路もまあまあよかったんじゃないですか。
4番の青の帽子なんですが。
早めにいってしっかりと押し切るというレースになりました。
ここでほかの馬との追いあいになるんですが結局、最後はディーマジェスティが出てセントライト記念、勝ちました。
トライアルを勝っての菊花賞ということになります。
ディーマジェスティです。
同じトライアルでいうと神戸新聞杯を勝ったのは現在、1番人気のサトノダイヤモンド
そのサトノダイヤモンドの前走神戸新聞杯のVTRもここでご覧いただこうと思います。
先ほど池江調教師から少しイレ込みのあったという話もありましたが。
こちらのレースサトノダイヤモンドの印象はどうでしょう?
少し、反応、悪かったような気がするんですけど。
休み明け。
しかし、そうはいってもというようなレースでしたね。
しっかりした性格根性がありますから。
ミッキーロケットとの追いあいになったんですがそれを制してのサトノダイヤモンドのレースということになりました。
サトノダイヤモンドディーマジェスティとそれぞれトライアルのレースをご覧いただきましたがお父様はともにディープインパクト
ディープインパクト産駒の主な菊花賞の成績実は3000m以上の平地のレースでディープインパクト産駒はまだ一度も勝ったことがないということなんです。
これをどう見るかなんですが。
やはり、ディープですねキレを本分としていますので長い距離はちょっと若干、スタミナとかキレをとられるような気がするんですよね。
2000mとか1600mとかでいえばキレは要求されませんからそれでぴったりですけど3000mですと、やはりなし崩しにされるような感じです。
ことしは5頭がディープインパクト産駒出走することになります。
止まれという声がパドックに響きました。
各ジョッキーがこれから馬にまたがります。
1番人気、サトノダイヤモンドに鞍上はクリストフ・ルメールとなります。
ちょっと笑顔も見えていましたが。
ここでジョッキーが乗っての気配ということになります。
順調に乗りましたかね。
本当、落ち着いてますね。
トモの踏み込みもいいですね。
ディープインパクト産駒ということなんですが距離適性という意味ではサトノダイヤモンドいいんではないかという話が。
調教師みずからも言っていましたけどむだなところに力を入れないというのがいいところに出るんじゃないですか。
11番のレインボーラインが先に地下馬道へ行きました。
サトノダイヤモンド、1番人気2番人気がディーマジェスティという状況になっています。
もう1頭、9番のイモータルも先に地下馬道のほうに行きました。
そして、この中で、以外の馬で白井さんが注目しているのがレッドエルディスト。
これは血統的な裏づけがいいんじゃないかと思いますし。
お父さんがゼンノロブロイ
若干、まだ緩いところもありますが血統でちょっと一押ししてみたいなという。
これまで2000m以上のレースに使われてきているということもありますね。
鞍上は四位洋文です。
少しうるさいところも見せているレッドエルディストです。
各馬が地下馬道のほうへと向かっていきました。
1番人気のサトノダイヤモンド
そして、このあと2番人気のディーマジェスティも入って。
ディーマジェスティの様子はどうでしょうか?
またがってから、ゆっくりと集中力が増すような気がしますね。
サトノダイヤモンドディーマジェスティこの2頭が10倍を切る人気という状況になっています。
それ以外で目立った馬というのは何かありましたか?
ミッキーロケットですか。
現在3番人気ですね。
この辺りあんまり外枠の馬は若干、回り方によっては不利をするかなと思うんです。
各馬が地下馬道のほうへと入っていきました。
以上、パドックからお伝えしました。
出走18頭が地下馬道を通って本馬場に向かっていきます。
1番人気、サトノダイヤモンド
そして2番人気ディーマジェスティ
人気は内枠の馬に集まっています。
サトノダイヤモンドディーマジェスティこの2頭が抜けています。
まず入ってきたのがレインボーラインです。
8月の札幌記念以来2か月ぶりのレースになります。
鞍上は福永祐一
先週、秋華賞を勝ちました。
さらには9番、イモータルも入ってきました。
前走の神戸新聞杯では本馬場入場前にテンションが上がりすぎましたのでこの辺り、イモータルも先に本馬場に入ってきました。
鞍上はフランスのファブリス・ヴェロンです。
それ以外の各馬は本馬場に姿を現しました。
それでは上野アナウンサーから本馬場入場です。
曇り空の京都競馬場たくさんのファンが本馬場への登場を待っています。
パドックからもファンが移動してきています。
残りの16頭をご紹介しましょう。
先に入っていた9番、イモータル11番、レインボーラインと併せて18頭の本馬場入場をお伝えしました。
出走の18頭が本馬場に入ってきました。
解説の白井寿昭さんにも放送席に戻っていただきました。
それでは白井寿昭さんとともに有力2頭の返し馬の様子をご覧いただきたいと思います。
1番人気のサトノダイヤモンド
これが本馬場に入って2人引きでした。
ちょっと首を振って。
ちょっとテンション上がってますけども。
この辺りは、ずっと折り合いがついてますね。
いいフットワークしてますね。
この京都コースは2戦して2勝。
コース相性もいいようですね。
それでは2番人気の6番ディーマジェスティの返し馬をご覧いただきましょう。
入り方はどうでしょうか。
問題ないと思いますね。
初めての関西遠征ということで多少、心配する声もあったんですが。
今ちょっと馬が…。
若干、気負っているところがありますね。
プラス6kgという馬体重でした。
輸送もあるということでそれも考えて、馬体も作ってきたかもしれませんが。
2強がいずれも前哨戦を勝って、この本番に向かってきております。
午後3時現在で場内の観衆が5万人を超えましたが今、場内はどんな状況でしょうか。
山田さん。
福澤さん。
ウイナーズ・サークル本馬場入場のときの盛り上がりは本当にすごかったですよ。
中でもサトノダイヤモンドディーマジェスティこの2頭の名前が場内アナウンスで流れると、ファンの方より一層、盛り上がりました。
私、きょうファンの方に話を聞きましたら皆さん、この2頭のことを口に出されていてサトノダイヤモンドディーマジェスティの直線のたたきあいが見たい。
2頭が本当に強いのかを確かめたいという声をたくさん聞きました。
最後の一冠菊花賞、発走は3時40分です。
それでは放送席改めて、ご紹介します。
解説は白井寿昭さんです。
白井さんは調教師時代、3回菊花賞チャレンジされていますが菊花賞の難しさどんなところでしょう?
皆さん、どんな馬も3000m、初めてですんでそういう馬のつくりをどういうふうにしていったらいいかというふうに考えるんですけどね。
やはり、暑さが控えてますから。
そして、秋に向かっていかにつくっていくかって本当に微妙なところあるんですけどね。
春の実績馬と夏に力をつけた馬の対決というような意味合いもありますね。
そんな中で今回、2強といわれるこの2頭は本当に激戦を演じてきたという2頭になります。
それでは春のクラシック1戦目になりますが皐月賞のレースから振り返ってみることにしましょう。
サトノダイヤモンド、前。
そして、ディーマジェスティ後ろという位置取りだったんですが。
ここでは、ディーマジェスティの最後の脚が鋭かったですね。
本当に鞍上がゴーって言ったときすごくいい走りっぷりしてますね。
という皐月賞競走をまず、ご覧いただきました。
この皐月賞、1着、3着そして、次のダービーは2着、3着という今回の2強なんですがジョッキーにとっても相手の馬をかなり気にしての騎乗になるとは思うんですが相手の馬をどんなふうに見ているか双方のジョッキーに聞いています。
という両ジョッキーのコメントでしたが。
2頭ともディープインパクト産駒ですがやや特徴は違うところもありますか?
ディーマジェスティの場合は母父がブライアンズタイムですから、全体的に体のつくりは腹構えがしっかりしてますので太めに映りますよね。
血統的には長距離ということですね。
一方のサトノダイヤモンドですが血統的にはやや母方が短距離ということで。
オーペン、その前がそういう血統ですので若干、スピード血統じゃないかなと思うんですね。
ディープインパクト産駒が菊花賞、3000m以上のレースは勝っていない。
これはディープインパクト自身は勝っていますから特に気にすることではないんでしょうか?
と思うんですけどねそれは今、言いましたように母方のほうが、どういうふうな血統であるかというのも大事になってくると思いますね。
そして、パドックでも伺いましたがそれ以外の馬というのはやはり、春の実績馬とは別の形でこの秋に臨んできた馬もいるわけですが現時点で、何か目立つような馬というのはいますか?
僕はレッドエルディスト。
これ辺りはちょうど血統的には遅咲きデビューでなかなかクラシック乗れなくてという形で。
ことしの1月の終わりにデビューした馬ですね。
青葉賞2着で権利を取って、ダービーに出たんですけどね。
秋に備えて神戸新聞杯出てきましたけどこの辺りが血統的にもおもしろいんじゃないかと思います。
現在5番人気というレッドエルディストです。
そして、人気でいえば現在3番人気は8番のミッキーロケットですが。
神戸新聞杯ではいいレースを見せましたね。
サトノダイヤモンドと競るレースを見せました。
これも状態アップしてきてるような気がします。
お父さんがキングカメハメハキングカメハメハの産駒もまだ菊花賞は勝っていません。
お父さんは残念ながら出られなかったんですけどね。
各馬がこれからスタート地点に向かっていくところです。
第77回菊花賞まもなく出走を迎えます。
(実況)13番ジャングルポケット、外。
内に2番のマンハッタンカフェ
4コーナーの手前マイネルデスポットがリードしている。
有力馬、届くかどうか。
逃げるかどうか。
マイネルデスポット先頭だ。
マイネルデスポット逃げているぞ。
あとがこない!あとがこない!ようやく伸びてきたマンハッタンカフェ!2番手に上がった!先頭はどうか。
マンハッタンカフェ、1着!勝ったのはマンハッタンカフェ!抜群のスタミナが大輪の菊を咲かせました。
蛯名正義マンハッタンカフェ
関東のエースが3歳の最強馬となりました。
マンハッタンカフェと蛯名騎手以来14年間関東馬の勝利がありません。
ことし、蛯名騎手2番人気、ディーマジェスティで15年ぶりの関東馬勝利を目指しますが白井さん、その辺り今回は初の関西でのレースということになりますけど初めての輸送というのは関西への輸送は影響するものでしょうか?
やはり若干、男馬ですのでそんな気にするようなことはないと思いますけど。
別に問題はないと思いますね。
白井さんには実況席のほうに移動していただきました。
いよいよ三冠最後のレースクラシックレース直前、調教師の方の思いというのはこの時間どうでしょうか?
ここまでやってこれたなということとあとスタートしだいでどういうふうな感じでドキドキしてますよ。
コースの中で、3000m難しいところも多くあると思うんですけども白井さんは、どこに一番…。
初めての3000mですんでスタートから下りになってそこをうまく内に潜れたかというのとそれから2度目の坂をいかにうまく下りていけるかということを一番気にしたいなと思いますね。
京都競馬場の3000mはバックストレッチにスタートのゲートがあります。
スタートしてすぐに3コーナーがあります。
そして、3コーナーにかけて上っていって下る。
これが2回あるという京都の3000mです。
展開ですが逃げると思われるのがミライヘノツバサあるいはサトノエトワール。
この辺りになるかと思いますけどもレースはどのようになると予想されますか?
やはり、むちゃな先行争いはしないと思うんですけどもそこでペースが乱れるようでしたら本当に難解なレースになっちゃうんじゃないかなと思います。
また、たぶん3〜4コーナーぐらいでは落ち着くと思いますね。
改めて有力馬の位置取りですが1番人気、サトノダイヤモンドはいかがでしょうか。
先行集団の5〜6番手ぐらいには位置すると思います。
3番です。
そして、2番人気皐月賞馬のディーマジェスティサトノダイヤモンドの…。
後方に位置するんじゃないかなと思います。
そうしますとある程度、サトノダイヤモンドを見ながら、蛯名騎手は…。
進んでいくんじゃないかと思います。
レースの展開どの辺りで動いてくるでしょうか。
待ちきれないファンからファンファーレを促す拍手が上がっています。
5万人を超えました。
♪〜
(ファンファーレ)
(大歓声)
春の実績馬か夏の上がり馬か。
最も強い馬が勝つといわれる菊花賞です。
春クラシックを戦ってきたディーマジェスティ
そして、サトノダイヤモンド
強いのはどちらか。
もう偶数番の馬が入っていきます。
シュペルミエールも入りました。
芦毛の馬体マウントロブソンです。
白とピンクの染め分け帽
3歳クラシック最後のレース第77回菊花賞スタート!17番のジュンヴァルカンが出遅れた。
かなり後ろからのスタートになりました。
2番のジョルジュサンク好スタート。
15番のサトノエトワールが競りかけていく。
ミライヘノツバサとサトノエトワールハナを切るのはどちらか。
3番手にアグネスフォルテ。
人気馬は3番のサトノダイヤモンドが前。
そして、ディーマジェスティはその後ろという展開でしょうか。
まず1回目の坂の下り。
この辺りは落ち着いて下りたいところです。
エアスピネルがちょっとクビを上げている。
ディーマジェスティは後ろから8頭目ぐらいのポジションです。
5万人の大観衆の前に出てきた。
ミライヘノツバサそしてサトノダイヤモンドジョルジュサンク。
黒い帽子、緑の勝負服がサトノダイヤモンドは中団。
そして、その後ろディーマジェスティです。
ディーマジェスティは後ろから7〜8頭目で1000mを通過していきました。
59秒9。
少し早いペースでしょうか白井さん。
若干、早いですね。
その中で有力馬の位置取りや落ち着きなどはいかがでしょう?
サトノダイヤモンドは中団に来てますけどいい位置じゃないですか。
ディーマジェスティはその後ろです。
隊列を改めて確認していきましょう。
結局、ハナを奪ったのはミライヘノツバサです。
後ろに15番のサトノエトワールこの2頭が前を引っ張る形になりました。
そして、首を上げているのがエアスピネル武豊
3番のサトノダイヤモンドは中団。
2回目の坂を上がっていく。
最後の坂の下り。
先頭はミライヘノツバサ。
ミライヘノツバサが2馬身ほどリードを取っている。
そして赤い帽子が上がっていったディーマジェスティが並んでいる。
サトノダイヤモンドと並んでいる。
サトノダイヤモンドディーマジェスティともに上がってきた。
最後の直線に入った!
(大歓声)
(大歓声)
(大歓声)サトノダイヤモンドサトノダイヤモンド最後につかんだクラシック!クリストフ・ルメール皐月賞、ダービー悔しさを胸に強さを証明しました!人気に応えたサトノダイヤモンド
中団やや前から抜け出しました。
ディーマジェスティもともに上がってきましたけれども先頭争いに加わることはできませんでした。
勝ったのはサトノダイヤモンド
2着争い、レインボーラインエアスピネル
そして、その後ろにディーマジェスティという展開です。
最後の直線先頭、サトノダイヤモンド
そして、内からエアスピネル
外から上がってきた緑の帽子がレインボーライン
そして、ディーマジェスティ
レインボーラインが前。
そしてエアスピネルが後ろというところでしょうか。
いずれにしても勝ったのはサトノダイヤモンドです。
クリストフ・ルメールクラシック二冠の悔しさを晴らす強さを証明する菊花賞になりました。
見事にサトノダイヤモンドが1番人気に応えました。
2着争いはかなり微妙な争いになりました。
しかし、勝ったのは3番のディープインパクト産駒のサトノダイヤモンド
なかなか勝てなかった菊花賞ですが、初めてディープインパクト産駒が菊花賞を勝ちました。
解説の白井寿昭さんには放送席に戻っていただきました。
白井さん、サトノダイヤモンドの最後の伸びですね。
どんなふうにご覧になりましたか?
本当に入れ代わり立ち代りのちょっと激しいレースでしたけどそれに惑わされずに自分のペースを守って3コーナーから4コーナーかけてじっと我慢してますね。
相手が来るのを待っていたという感じですね。
着順掲示板に2着、3着写真、そして、5着その後方も写真ということになっています。
2着、3着の争いは11番のレインボーラインとそして、3番、エアスピネルこの2頭の争いということになっています。
2頭の争いということで注目をしましたが。
ルメールが帰ってきました。
菊花賞は去年、リアファルで1番人気3着という成績でした。
菊花賞2回目の騎乗でうれしい菊花賞制覇外国人ジョッキーとしても初の菊花賞制覇を成し遂げました。
これでディープインパクト産駒は菊花賞を勝ってこれで産駒が3歳GIすべてのレースに勝ったということになりましたね。
額の流星がダイヤの形でそこからサトノダイヤモンドという名前をつけられましたこのディープインパクト産駒です。
2強のレースの中で早く動いたのはディーマジェスティのほうでしたね。
後ろから追いかけていきましたね。
それを惑わされずに信じて、じっと我慢して直線まで我慢してという形でしたね。
皐月賞は1番人気で3着。
そしてダービーはハナ差の2着。
てい鉄がレース中に落ちるという落鉄もある中でダービーの頂点には立てませんでしたが最後の一冠を制しました。
最後の直線です。
まだルメールは持ったままですね。
この辺りから少し手が動いてきます。
そして、最後はこれだけの差をつけました。
着順掲示出ました。
11番のレインボーラインが2着。
13番のエアスピネルが3着と掲示板に出ました。
会心の勝利といっていいでしょうか。
本当にペースに惑わされずにじっくりととめて直線で勝負ということで本当に、いい内容でしたね。
確定が出ました。
検量室に戻ってきてほかのジョッキーから祝福を受けているところです。
ルメールジョッキーは凱旋門賞マカヒキで期待されましたから14着という結果に終わりました。
そのマカヒキ皐月賞2着。
そして、ダービーに勝ったというマカヒキの手綱も取りましたクリストフ・ルメール
最後の菊花賞サトノダイヤモンドで制しました。
レースも、どうでしょうかペースとしても展開としても先ほど白井さんが言われましたがかなり厳しい入れ代わりのあるようなそういう印象のレースでしたね。
サトノエトワールと2頭の兼ね合いですね。
そして、向正面で立ち代り入れ代わりとペースがちょっと乱れたところがあったんですけどね。
まもなく優勝インタビューです。
放送席。
菊花賞、見事サトノダイヤモンド、制しましたクリストフ・ルメール騎手です。
おめでとうございました。
ありがとうございます。
今のお気持ちから聞きましょう。
エモーションがめっちゃ高いです。
菊花賞日本のクラシックですからすごい大切。
初めてです、私クラシック。
ジュベナイルフィリーズだけですけど3歳のクラシックは初めてですからすごい喜んでる。
サトノダイヤモンドとついに彼がGIを勝ちましたからすごい喜んでいる。
春はいろいろ悔しい思いがありました。
ダービー、皐月賞
勝てなかったけどすごい頑張ってくれました。
たぶん今トップコンディションです。
まだ、若かったけど秋で一番いいコンディションです。
だから、きょうは距離だけ心配したけど彼はとても乗りやすいです。
すごい頑張りますから自信がありましたけど3000mまだ知らなかったから。
最後の直線はどうでしたか?手応えは。
直線は馬の反応がすごかったから自信がありました。
気持ち、すごいいいです。
里見さんもGIを勝ったのは初めてです。
すごいうれしいです。
これからも楽しみですねこの馬は。
もちろんトップクラスの馬です。
GI馬です。
別のGIを勝ってやるぞと思います。
応援してくれたファンにメッセージ、お願いします。
みんな、きょう応援どうもありがとうございました。
サトノダイヤモンドはみんな、好きです。
きょう、GIを勝ったからどうもありがとうございます。
サトノダイヤモンド菊花賞を制したクリストフ・ルメールジョッキーのインタビューでした。
ハイライトをご覧いただきます。
まず最初のメインスタンド前です。
ペースは白井さんいかがでしたか?
やはり前半速かったですね。
これだけ長くなりました。
本当に、若干驚いたんですけどもこの辺から落ち着いてきましたね。
1コーナーぐらいで。
3番がサトノダイヤモンドそして後ろに6番のディーマジェスティ
これは予想どおりの位置取りです。
そして、2回目の坂。
3コーナーに向かっていくところです。
シュペルミエール辺りが早く動きました。
そして、サトノダイヤモンドレッドエルディストの向こうにディーマジェスティ
そして、この辺りで2強が3番と6番が少し体を合わせるような形になりました。
そして、ディーマジェスティが先に動きました。
3コーナーから4コーナーにかけてですね外を回った分だけだめですね。
ただルメールジョッキーは落ち着いてましたね。
落ち着いてましたね。
一気に後続を突き放しました。
まさに快勝と言っていいサトノダイヤモンド菊花賞でした。
初めてディープインパクト産駒が菊を制しました。
サトノダイヤモンド池江泰寿調教師はこの菊花賞は11年のオルフェーヴルに続いての2勝目ということになりました。
クリストフ・ルメールジョッキーは初めての菊花賞制覇。
そして、里見オーナーも初めてのGIということになりました。
安平のノーザンファームの生産馬です。
菊花賞の払い戻しです。
これで、このあとのサトノダイヤモンドこの長い距離を克服してかなり将来が開けたような気もしますけどね。
本当にいろんな意味でパターンが広がった感じがしますね。
唯一、母方の血統が少し短距離血統ということで心配されましたが全くそれも問題にしませんでした。
これで今、ダービー馬のマカヒキも、この秋はしばらく休んでいますしこれで雄馬、クラシックは皐月がディーマジェスティダービーがマカヒキ
そして、菊花賞サトノダイヤモンド
3頭が分けた形になりましたね。
本当にレベルが高かったことしの3歳ですね。
そして、上位馬がまた1着からレインボーラインが入ってきましたがエアスピネルも3着に入りかなり上位が強力ですね。
上位にきてますよね。
菊花賞の全馬の着順をご覧いただいています。
5万人以上が見つめたことしの菊花賞です。
外国人ジョッキーとして初の菊を制覇しましたクリストフ・ルメール
レース後の表情といいますか馬の様子も落ち着いてますね。
山田さんからは情報は入らないようです。
菊花賞競走、ことしはクリストフ・ルメール騎乗のサトノダイヤモンドが制しています。
「競馬第77回菊花賞」をお伝えしました2016/10/23(日) 15:00〜16:00
NHK総合1・神戸
競馬「第77回菊花賞」(発走 3:40) 〜京都競馬場から中継〜[SS][字]

当日情報満載のNHK競馬中継。3歳馬クラシック最終戦を京都競馬場から生中継。

詳細情報
番組内容
出走するすべての馬にとって未知の距離となる京都競馬場・3000mの菊花賞。「最も強い馬が勝つ」といわれる3歳馬クラシック最終戦です。皐月賞1着・ダービー3着のディーマジェスティ皐月賞3着・ダービー2着のサトノダイヤモンドの2強に割って入る馬はいるか。[延伸のとき以降の番組に変更あり]
出演者
【解説】白井寿昭,【アナウンサー】福澤浩行,【レース実況】上野速人,【パドック実況】大坂敏久,【リポート】山田さつき