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字幕書き起こし 遊戯王ARC−V「決戦!精霊機巧軍(スピリット・テック・フォース)」 2016.10.23

(零王)ヤツこそ遊矢こそズァークの生まれ変わり!デュエルモンスターの力を宿すズァークはデュエルで封じるしかない!
(遊矢)違う!俺は悪魔なんかじゃない!
(零児)私はランサーズの統率者として私の信念を貫く。
ぬっ…。
私は赤馬零王の野望を阻止する!遊矢とともに!ならばもはや話し合いの余地はない。
世界を1つに戻すためレイを復活させるためこの手で遊矢を葬り去る!邪魔はさせんぞ零児!フィールド魔法クロス・オーバー。
(3人)デュエル!
4つの次元に分かれた世界。
そこには4人の同じ顔を持つ少年たちが存在し彼らが持つドラゴンは呼び合う。
まるで互いを求め合うかのように…
(零王)事態はひっ迫している。
よって予定を早めこれよりキミたちを統合し1つにするための作業に入る。
(柚子)えっ!?
(セレナ)1つに?そのカプセルはアークファイブとつながっている。
あっ!?現在アークファイブ内にはアカデミア軍によって集められた生命エネルギーのカードが急ピッチで投入されている。
その数値がある一定量を超えたときアークファイブは新たな次元としての胎動を始め4つの次元をも飲み込むほどの力を起動させる。
4つの次元を…飲み込む!?その中で彼女ら4人も1つとなりレイとしてよみがえるというわけだ!
(4人)あっ!ふざけるな!アークファイブが何なのかレイが何なのか知らないが柚子たちを苦しめるお前は…お前だけは!
(2人)絶対に許さない!遊矢!
(瑠璃)ユート…。
零児俺からいかせてくれ。
ああ。
柚子!絶対に助ける!
(ユート)遊矢俺たちの心の奥底にいる邪悪な何か…。
それこそがズァーク。
ああやっとわかったな。
なら俺たちが怒りにとらわれなければズァークは目覚めないはずだ。
そうだ。
早くあの機械を止めて瑠璃たちを助け出すぞ!俺はスケール1の星読みの魔術師とスケール8の時読みの魔術師でペンデュラムスケールをセッティング!これでレベル2から7のモンスターが同時に召喚可能!揺れろ魂のペンデュラム!天空に描け光のアーク!ペンデュラム召喚!現れろ!雄々しくも美しく輝く二色の眼!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!オッドアイズ・ドラゴン…。
クッ!《遊勝:笑顔こそ何より大切。
その信念を私は幼い頃から遊矢に教え込んできた》泣きたいときは笑え。
精一杯大笑いするんだ《遊勝:長い人生つらいこともあるだろう。
そんなときこそ笑顔で困難に立ち向かう勇気を持て。
この子なら…遊矢なら必ず実現できる。
デュエルで世界中の人々に笑顔を届けるという私の夢を。
だがいつからだ?》修造:あぁ…。
(泣き声)悪いちょっとタンマ。
いつからだ?何がっすか?そうやって1人で赤ん坊の世話まで。
奥さんは?やだな先輩。
無理に思い出させようとしてるんすか?そういうわけじゃないが…。
すまん。
いやいいんすよ。
俺もなぜだかすっかり忘れちまって…。
今じゃこの子の母親なんて最初からいなくて柚子は神様からの贈り物だったんじゃないかって。
ヘヘッおかしいでしょ?《遊勝:そのときはそれ以上深く考えもしなかった。
だが…今思えば私にも確かな記憶はなかった。
子供を授かったと知ったとき何と言って妻に喜びを伝えたのか。
遊矢が生まれたときどこで何をしていたのか。
まさか…最初からそんな記憶を刻む日々などなかったというのか!?》アークエリア・プロジェクトなんか成功させない!アークファイブなんて作らせない!それまでにお前を倒す!俺はこれでターンエンド!私のターン!私はスケール1のDD魔導賢者コペルニクスとスケール6のDDケルベロスでペンデュラムスケールをセッティング!これでレベル2から5のモンスターが同時に召喚可能。
我が魂を揺らす大いなる力よ。
この身に宿りて闇を引き裂く新たな力となれ。
ペンデュラム召喚!現れろ黒き翼を持つ異形の神DDバフォメット!そしてチューナーモンスターDDゴースト!
(リン)チューナーモンスター!?更に手札からDDネクロ・スライムを通常召喚!くるぞ零児が得意とする連続召喚!私はレベル4のDDバフォメットとレベル1のDDネクロ・スライムにレベル2のDDゴーストをチューニング!闇を切り裂く咆哮よ。
疾風の速さを得て新たな王の産声となれ!シンクロ召喚
生誕せよレベル7DDD疾風王アレクサンダー!シンクロ召喚…。
まだ終わりじゃない赤馬零児はすべての召喚法を使える。
融合もエクシーズも…。
私は墓地に送られたDDゴーストの効果を使い同じく墓地に存在するDDバフォメットを選択しその同名カード1枚をデッキから墓地へ送る!更に墓地に存在するDDネクロ・スライムの効果発動。
このカードと融合素材となるDDゴーストを墓地から除外しDDD融合モンスター1体を融合召喚する。
自在に形を変える神秘の渦よ。
闇に蠢く亡霊を包み込み今1つとなりて新たな王を生み出さん。
融合召喚!生誕せよレベル6DDD烈火王テムジン!シンクロ融合次は?DDD疾風王アレクサンダーの効果発動!自分フィールドにDDモンスターが召喚特殊召喚されたとき墓地からレベル4以下のDDモンスター1体を特殊召喚できる。
よみがえれDDバフォメット!更にDDD烈火王テムジンの効果で墓地からもう1体のDDバフォメットも特殊召喚!これでレベル4が2体。
私はレベル4のDDバフォメット2体でオーバーレイ!この世のすべてを統べるため今世界の頂に降臨せよ。
エクシーズ召喚!生誕せよランク4DDD怒濤王シーザー!ああ…。
すごい!
(零王)ペンデュラムからシンクロ融合エクシーズ。
しばらく見ぬ間に腕を上げたな零児。
感心するのはまだ早い!私は手札から永続魔法独占封印の契約書を発動!
(零児)相手フィールドにエクストラデッキからモンスターが特殊召喚されたとき私のフィールドに同じ召喚法で特殊召喚されたモンスターが存在していればその召喚を無効にする。
なるほど。
ただ闇雲に攻め入ってきたわけではないようだな。
私のフィールドには融合シンクロエクシーズモンスターが存在する。
(零児)お前の3つの召喚法はすべて無効となる。
よし。
これでプロフェッサーの手はほぼ封じられたはず。
これならばいける!私はこれでターンエンド。
さあ来るがいい赤馬零王。
この鉄壁の布陣を崩せるものならやってみろ!フッたいした自信だな。
私のターン。
零児遊矢はズァークの分身。
(零王)そのなかには覇王龍が宿っている。
この事実はもはやお前にも否定できないはず。
だから味方になれと?そうだ。
私とともにヤツを…。
(零児)こちらの意思はすでに伝えたはずだ。
私は遊矢とともに戦うと。
それによってズァークが復活し世界が再び破滅に追い込まれようとしてもか?破滅なんてさせない!俺とユートがいるかぎりズァークなんて復活させない!たとえ遊矢がズァークの分身であろうとそれは他の分身との統合がなされたときのことだ。
アークファイブを作り次元を統合しなければズァークの復活はないはずだ。
(零児)それで4つの次元の平和も保たれる。
彼は私の仲間だ!零児。
エゴを通しズァーク復活の危険を冒しているのはお前だ。
たとえ私がアークファイブを作らなくてもズァークはいずれ復活を果たす。
ズァークの意思によって。
(零王)現にエクシーズ次元の分身を遊矢はすでに取り込んでいる。
悪魔の復活は阻止しなければならない。
そんなことない!確かにユートは俺の中にいる。
だけどユートは俺と同じようにデュエルで笑顔を届けたいと思っている。
俺の心の奥底に邪悪な何かがいるとしても俺たち2人ならそれを抑え込める。
俺たち2人で…。
(2人)柚子たちを守る!遊矢。
デュエルで笑顔を。
ユートは私との約束を覚えていてくれている。
こんな状況になってまで。
《瑠璃キミの言葉が俺を支えてくれている》ならば見せてやろう。
これが私の力お前らを打ち砕くデュエルだ!私はスケール1のスピリット・リアクター2枚でペンデュラムスケールをセッティング。
なに!?赤馬零王が…。
ペンデュラム!?でも…。
スケール1同士ではペンデュラム召喚は行えない。
フッ…。
私は左側にセッティングしたスピリット・リアクターのペンデュラム効果発動。
(零王)フィールド上のペンデュラムカード1枚を選択しそのスケールと同じにする!私が選択するのは時読みの魔術師!なんだって!?時読みの魔術師のペンデュラムスケールは8。
つまり!そうこれでレベル2から7のモンスターが同時に召喚可能!天地に宿りし精霊よ。
罪に穢れし我が手を清め世界再生の礎となれ!ペンデュラム召喚!現れ出でよスピリット・テック・フォース・ペンデュラムガバナー!そしてスピリット・クリスタル・サラマンダー・コア!俺のペンデュラムスケールをコピーするなんて!ペンデュラムガバナーの効果発動!サラマンダー・コアをリリースしその効果を二度使う。
覚悟はいいか?サラマンダー・コアはリリースすることによりフィールドのモンスター1体を破壊してそのプレイヤーに800ポイントのダメージを与えることができる。
最初に破壊するのは忌まわしき悪魔のしもべオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!うわっ!遊矢!遊矢!次は零児お前だ!ぐわ〜っ!テムジンが破壊されたことにより独占封印の契約書の効果で封じられていた融合召喚ができるようになった。
零児お前が敷いた鉄壁の布陣に早くも綻びが出たというわけだ。
だが私にはまだアレクサンダーとシーザーが健在。
お前の思いどおりには…。
ならんのだよお前の思いどおりには。
ペンデュラムガバナーには私がセッティングしたペンデュラムスケールの範囲内。
つまりレベル2から7のモンスターの攻撃を封じる効果がある。
アレクサンダーはレベル7。
だがシーザーはエクシーズモンスター。
レベルにはとらわれない!ペンデュラムガバナーはペンデュラムモンスター以外の攻撃を受けない!これでわかっただろう。
お前たちには手も足も出ないことが。
私の計画は誰にも邪魔はさせん!そして悪魔の復活も必ず阻止する!私はカードを伏せてターンエンド。
ランサーズを率いて私の前まで到達したお前のリーダーシップは称賛に値する。
だが対アカデミア用の策を1つしか持たず相手がそれを上回る策を用意している可能性にまで考えが至らぬようでは経営戦略のトップに立つ者としてまだまだ未熟。
(エド)あれは本当に遊矢だったのか?
(カイト)遊矢の中にはユートがいる。
遊矢は不思議な力を持ってはいるがさっきのは異常だ。
まさかドクトルというヤツに操られているのか?とにかく追いかけないと。
ああ。
いやぁ!何なの!?遊矢!柚子!瑠璃!アークファイブの起動エネルギーが必要量に達するのは時間の問題だ。
いや…遊矢!柚子!レイの復活は近い。
ついにこの日がやってきたのだ。
助けてユート!瑠璃!やめろ!やめろ〜っ!零児今なら間に合う。
私の元で分裂した世界の再生に力を尽くすと誓いさえすれば…。
クッ。
分裂…。
させたのは誰だ…。
あれは…遊矢!遊矢!どうした?俺は期待に応えただけだ。
もっと強くもっと激しく戦えという。
ぐわぁ!あぁ…。
(零羅)ああ…遊矢遊矢の怒りが…。
あ〜っ!あれはズァーク遊矢の中に宿る悪魔のデュエリストの声だ!ズァーク?ウソよそんなのウソよ!見ろ零児!これでも遊矢を擁護するのか?悪魔の復活を見過ごし世界を破滅に導いてもいいというのか?今こそ英断を下すときだ。
私と共に来い!悪魔の復活を阻止するために!クッ…。
我を失うな。
キミは遊矢だ。
悪魔ではない!れ…零児…。
胸の奥から溢れ出ようとしている…。
でもでもまだ…。
(2人)クッ…。
ああまだまだ大丈夫だ。
俺たちは今まで何度もコイツを抑え込んできた。
だから今度も俺たちは絶対に絶対に…。
勝つ!!俺のターン!《零王は言った。
ズァークはレイによって分裂させられたが4つの次元それぞれによみがえったと》俺はセッティング済みのペンデュラムスケールを使ってペンデュラム召喚!エクストラデッキからよみがえれ!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!そして手札からエンタメイトユーゴーレム!赤馬零王今すぐその機械を止めろ!柚子たちを自由にしろ!《だが今またズァークは1つになろうとしている。
何のために?》エンタメイトユーゴーレムがペンデュラム召喚に成功したターン。
このカードと素材となるモンスターを墓地に送り融合召喚できる!柚子を怖がらせるお前は絶対に俺が倒す!二色の眼の竜よ。
土より生まれし巨人と一つとなりて新たな種族としてよみがえれ!融合召喚!現れよレベル8!エンタメイトガトリングール!《決まっている。
それはかつての自分を取り戻すため》ガトリングールが融合召喚に成功したときフィールドのカード1枚につき200ポイントのダメージを相手プレイヤーに与える!なに!?《最強のデュエリストだった自分…。
世界の頂点に君臨していた自分を取り戻すため…》今フィールド内のカードは12枚。
12回分のダメージを受けろ!!《だとしたら…》うお〜!!遊矢!《ズァークはデュエリストとして復活するために私を選んだ?》うお〜!!《遊勝:私に分身を育てさせデュエルを一から教えさせその覚醒を促すために!?》遊矢!遊矢…。
零羅!エンタメイトガトリングールはこのターン。
ペンデュラムモンスターを素材に融合召喚された。
よって2つ目の効果を発動できる!俺はペンデュラムガバナーを破壊しその攻撃力2800分のダメージをプレイヤーに与える!赤馬零王のライフは1600!この効果が通れば…。
遊矢の勝ち…。
《もしそうだとしたら私も知らぬうちに悪魔の復活に手を貸していたのかもしれない…》これで終わりだ!!車がなくて不便だなとお思いの皆さん。
車あるんですけど2016/10/23(日) 17:30〜18:00
テレビ大阪
遊戯王ARC−V「決戦!精霊機巧軍(スピリット・テック・フォース)」[字][デ]

赤馬零王の目的は、“リバイバル・ゼロ”を遂行し、柚子たち4人の少女を統合すること。それを聞き、怒りに満ちる遊矢、そして零児は、父との決別を決意する!!

詳細情報
あらすじ
「決戦!精霊機巧軍(スピリット・テック・フォース)」
赤馬零王の目的は、“リバイバル・ゼロ”を遂行し、柚子たち4人の少女を統合すること。それを聞き、怒りに満ちる遊矢、そして父との決別を決意する零児の2人は、零王の野望を打ち砕くべくデュエルを挑む!!一方、その闘いを固唾(かたず)を飲んで見守る遊勝の心には、息子・遊矢に対する得体の知れない違和感が満ち溢れていくのだった…。
声の出演
榊遊矢:小野賢章、ユート:高木万平、柊柚子/セレナ:稲村優奈、黒咲瑠璃:逢沢凛、リン:ブリドカットセーラ恵美、カイト:内山こう輝、エド・フェニックス:石田彰、柊修造:板倉光隆、榊遊勝:東地宏樹

ナレーション:山路和弘
声の出演続き
赤馬零児:細谷佳正、赤馬零王:浪川大輔、零羅:石川由依、藤原貴弘、藤沼建人、濱野大輝、室元気
スタッフ
【原作】高橋和希 スタジオ・ダイス
【キャラクター原案】三好直人
【シリーズ構成・脚本】上代務
【デュエル構成】彦久保雅博
監督
小野勝巳
音楽
【オープニングテーマ】
「Pendulum Beat!」
 SUPER★DRAGON

【エンディングテーマ】
「疾走ペンデュラム」
 M!LK
制作
【アニメーション制作】ぎゃろっぷ
【製作】テレビ東京 NAS