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字幕書き起こし フィギュアグランプリシリーズ2016 カナダ大会 男女ショート 2016.10.29

当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
フィギュアスケートグランプリシリーズ。
2戦目となる今大会はカナダ東部ミシサガで行われます。
このカナダ大会には日本男女のエースが登場してきます。
まず、男子では羽生結弦
去年のグランプリファイナルでは異次元の世界最高得点で3連覇を達成しました。
4回転ループという新たな武器を携え今シーズンもまた更に成長した姿を私たちに見せてくれるはずです。
そして、2014年にはこのカナダ大会で優勝している無良崇人もその羽生に食らいついていきたいと意気込みを語りました。
一方、女子では、この数年間で日本女子のエースへと成長した宮原知子が登場します。
現在世界ランキングで並み居る強豪を抑え1位に立つ宮原。
昨シーズンはファイナル初出場でいきなり銀メダルを獲得。
今シーズンは表現力に更なる磨きをかけ今年こそ世界一を目指します。
そんな宮原とともにこれからの日本女子を引っ張っていく存在である本郷理華も、現地に入ってから日に日に調子を上げています。
更にはシニア2シーズン目を迎えた永井優香もこのカナダ大会、2年連続の表彰台を狙います。
さあ、前人未到のファイナル4連覇を目指す羽生結弦
そして、注目の日本人選手たちにとってのシリーズ初戦が幕を開けます。
≫氷上サバイバルグランプリシリーズ。
世界6か国を転戦し成績上位の6人だけが頂上決戦、ファイナルへと進むことができる。
先週行われた開幕戦。
日本の宇野昌磨
≫まずは昨日決めた大技4回転フリップから入っていきます。
≫4回転フリップ。
≫見事!決めました!≫スリーターンから4回転トウループ
≫これも4回転立て続けに成功。
≫イーグルからトリプルアクセルトリプルトウループ
≫決めた!≫コレオシークエンス。
≫代名詞のクリムキンイーグル。
大きな歓声。
≫コンビネーションスピン。
≫大技4回転フリップを決め自己最高得点を更新。
見事、優勝を飾った。
≫一方、女子は17歳の新星、三原舞依。
トリプルルッツトリプルトウループ
≫いきなりの勝負ジャンプ決めていきました。
トリプルフリップ
ステップシークエンス。
≫グランプリシリーズデビュー戦で3位に入る快挙。
≫そして迎えた第2戦舞台はカナダ。
日本のエース、羽生結弦がいよいよ登場する。
去年のファイナル羽生が見せた異次元の演技。
≫4回転トウループ3回転トウループ
≫もっていきました。
羽生結弦羽生結弦を超えました。
≫自身の世界最高得点を更新。
男子初のファイナル3連覇を成し遂げた。
今年は、世界で初めて成功させた4回転ループという新たな武器も携え超異次元の領域へ。
≫今の自分の心境としては最高点を取りたいという気持ちがすごいあるし。
難しいからこそ最高点を目指したいなと思ってます。
≫羽生の前に立ちはだかるのは地元カナダの英雄パトリック・チャン
去年のこの大会では休養からの復帰初戦にもかかわらず羽生を抑え優勝。
男子フィギュアを進化させてきた戦いが今年も!更に2年前に劇的な優勝を飾った無良崇人にも期待。
女子は去年のファイナル銀メダリスト宮原知子が登場。
悲願の世界一へ。
大切な初戦に臨む。
宮原と優勝を争うのは去年、衝撃のデビューを果たし世界女王にまで上り詰めたメドベデワ。
そして、同じくロシアの前世界女王トゥクタミシェワ。
2年ぶりのファイナルを目指す本郷理華
去年3位の永井優香はどこまで上位に迫れるか。
トップスケーターたちの華麗なる戦い。
≫氷上サバイバル世界一決定戦フィギュアスケートグランプリシリーズ。
ここカナダから第2戦をお伝えします。
日本の皆さん、こんばんは。
先週は日本勢好スタートでしたね。
そして、今週は日本の男女両エースが出てくる。
羽生さんなんですがグランプリファイナル4連覇を目指しますよ。
≫羽生選手ですが年々プログラムの難易度を上げている中で今年は4回転ループに挑戦しています。
やはり男子のトップで戦うためには羽生選手でさえも進化というのを求められるんだなというのを練習を見ていても感じましたね。
≫でも、織田さんこのジャンプは新しいジャンプ。
世界初ジャンプ。
≫4回転ループループジャンプというのは右足だけで踏み切るジャンプなので跳ぶタイミングというのが非常に難しいんですけれどもただ、こちらの会場に来てからも調子よく4回転ループジャンプ決めているのでぜひ本番でも決めてほしいと思います。
≫今日のショートにも一番最初に入れてきますね。
そして、女子なんですけれども世界ランキング1位宮原さん、そうなんですね。
≫世界の大会でコンスタントに勝っていかないと世界ランキングというのは上がっていかないんですけれどその安定感というのが宮原選手の最大の強みかなというふうに思います。
≫でもその安定感の中でロシア、強いわ…。
≫同じくメドベデワ選手も安定感ありますし≫羽生選手にとってのグランプリシリーズ初戦ここカナダからファイナル4連覇への挑戦が始まります。
今、このカーテンの奥で羽生選手、ウォーミングアップを始めました。
ピョンチャンオリンピックのプレシーズンとなる戦いが始まり羽生選手はオリンピックに行き着くまでの試合はもう限られている。
≫先月、二十歳を迎えた本郷理華
去年のグランプリシリーズは初戦で表彰台に上るも2戦目で順位を落としファイナル出場を逃してしまった。
悔しさを胸に、今年4月カナダ・トロントへ。
世界的な振付師シェイリーン・ボーンと新たなプログラムを作り上げた。
これまで数々のスケーターと名作を生み出してきた彼女。
特に本郷が気に入っているのが…。
≫2人が作り上げたショートは「カルミナ・ブラーナ」。
中世のヨーロッパで争いが絶えなかった時代を表現する。
≫グランプリシリーズ第2戦カナダ大会。
今大会は第1滑走から2人続けて日本人選手が登場します。
まずは、日本本郷理華の名前がコールされました。
今シーズンからこのグランプリシリーズショートの滑走順は抽選で決まることになりました。
その中で1番を引いたのがこの本郷です。
2年ぶりのファイナルを目指すグランプリシリーズ初戦です。
先月二十歳の誕生日を迎えた本郷。
新しい挑戦の詰まったショートプログラム
曲は「カルミナ・ブラーナ」。
解説はトリノオリンピック金メダリスト荒川静香さんです。
≫よろしくお願いします。
≫最初のジャンプ。
トリプルフリップ
落ち着いて決めましたね。
≫いいスタートを切っていきました、本郷。
≫レイバックスピン。
≫初めて海外の振付師シェイリーン・ボーンとタッグを組み本人も今まで全くやったことのないという曲を選んできました。
新しい自分を見てほしいと話した本郷です。
≫フライングキャメルスピン。
≫確実に決めていきたいコンビネーションジャンプ。
トリプルトウループトリプルトウループ
≫落ち着いて決めていきました。
ダブルアクセル
≫ジャンプは全て成功。
≫表情もいいですね。
≫もともと、日本人離れした長い手足を生かしたダイナミックな演技が持ち味の本郷。
シェイリーン・ボーンはそこに更に優雅さを加えたいというふうに話していました。
≫スケートもしっかり滑っていますね。
そして、体の動きも大きく非常にいいと思います。
足換えのコンビネーションスピン。
≫1番滑走のプレッシャーものともせずに本郷理華すばらしい演技を見せました。
ジャンプは全て着氷。
そして、今シーズン取り組んできた、荒川さん。
表現の面でも非常に新しい自分を見せられたんじゃないですか。
≫最初から最後まで音楽の世界観を非常によく表現しようと表情も含めよかったと思いますね。
また、今日やった全てのエレメンツ技においては加点がつくような非常にすばらしい出来でしたので得点のほうも期待ができますね。
≫昨日滑走順を決める抽選がありましてそのときに、1番を引いた際に思わず苦笑いをしていた本郷で恐らくシニアになってからは1番滑走は初めてかもしれないと話していたんですが見事な演技を見せてくれました。
≫最初のトリプルフリップも非常に落ち着いていて跳ぶ前にしっかりと直前までステップを踏んでいましたのでここはしっかりと得点にもつながっていくと思います。
これは後半のトリプル、トリプルのコンビネーションですので基礎点が1.1倍になりますからここをしっかりと決められたことは大きいですね。
≫落ち着いて決めていきました。
そして、最後のジャンプです。
ダブルアクセルもよかったですね。
またスピンも1つ1つ丁寧にレベルをとるための要素を満たしていって更に回転軸も安定していましたので加点も取れるようなすばらしい出来でした。
≫おととしシニアデビューのシーズンにはグランプリファイナルに進出した本郷理華
昨シーズンは、なかなか持てる力全てを出し切ることができずに終わってみればなかなか難しいシーズンでしたと話していました。
その中で迎えた3シーズン目。
本人も夢であると語るピョンチャンオリンピックも1年4か月後に近づいてくる中でのグランプリシリーズの今シーズン初戦ということになりました。
さあ、そしてこのあとは同じく日本の17歳高校3年生の永井優香も登場してきます。
ここで本郷にも笑顔が見えました。
ほっとしたというところでしょうか。
≫そうですね。
やはりグランプリシリーズの初戦でしっかりショートを滑るということが選手にとって気持ちよく、そのシーズンをスタートできるかどうかにかかってきますから今日は本当にいい滑り出しができたのではないでしょうか。
≫荒川さんプレオリンピックシーズンと呼ばれるシーズンになります。
選手たちそれぞれにいろいろ期することの多いシーズンが始まるわけですね。
≫どのようなスタイルで自分がオリンピックを目指していくかというところを今シーズンで見定めていくというようなシーズンにもなりますから、手応えをつかみたいというところですね。
≫注目、本郷のショートの得点です。
ショートプログラムの得点です。
≫本郷選手です。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫いい表情で演技を終えましたね。
≫すごく楽しく滑ることができました。
≫自分の中でやってきたこと力は出せましたか?≫ジャンプも全て成功することができたしスピンもステップもレベル4が取れていたのでよかったなと思います。
≫1番滑走ということで独特な雰囲気もあったと思うんですが。
≫本当に一瞬で終わっちゃったなというふうに思います。
≫ただ、いい滑り出しになってフリーにつながりますね。
≫ショートでこういうふうにノーミスで演技することができたのでまた明日のフリーもいい演技ができるように頑張りたいなと思います。
≫明日も頑張ってください。
≫ありがとうございます。
≫本郷選手でした。
≫ありがとうございました。
≫17歳の高校3年生永井優香。
去年のカナダ大会でグランプリシリーズデビューを果たすと…。
トリプルルッツトリプルトウループ
≫初出場のグランプリシリーズで堂々とした演技を見せました。
≫世界のトップスケーターとともに表彰台に上がる快挙。
あれから1年。
思い出のカナダ大会でどんな演技を見せるのか。
≫日本の高校3年生17歳の永井優香が登場してきました。
本郷理華がすばらしい演技を見せてくれました。
永井も続くことができるか。
昨シーズンはこのカナダ大会で表彰台にも上っている永井優香です。
日本、永井優香。
曲は「バイオリンと管弦楽のためのファンタジー」。
永井が今も憧れているという浅田真央が初めて世界選手権で優勝した際に使用していた曲です。
≫ダブルサルコウ
ダブルトウループになってしまいましたね。
トリプルを狙いましたけれどもダブルになりました。
≫ここは2回転、2回転になりました。
ショートプログラムはまだ始まったばかりです。
トリプルループきれいに決まりました。
≫ここでなんとか立て直してきました。
永井は2年ほど前から自分の中でジャンプにずれを感じているということでついに今シーズンは一からジャンプの修正に取り組んでいるまさに真っただ中というふうに聞いています。
ダブルアクセルだったんですけれども抜けてしまいましたね。
足換えのコンビネーションスピン。
少し入るところでバランスを崩してしまいました。
≫気持ちを強く持ってほしい永井。
昨シーズンはこのグランプリシリーズカナダ大会でシーズンデビュー戦でいきなり3位。
表彰台に上りました。
あのときのはじけるような笑顔を覚えているという方も多いかもしれません。
≫ステップは滑らかですね。
≫特に4月以降なかなかジャンプが跳べなくなって苦しい思いもしたと話していた永井。
今年は、このカナダ大会永井から笑顔を見ることはできませんでした。
まさに、今ジャンプの修正。
一から、あるいはゼロから修正に取り組んでいるという中で非常に難しい中で迎えたグランプリシリーズ初戦でした。
荒川さん、自分の中で感じていたずれ。
ただ、去年までは勢いでなんとか跳べてしまっていたそうなんですが長い目で見たときにここで一度全部直そうということになったそうです。
≫やはり、もともと覚えたジャンプのタイミング跳び方を少しでも変えますとやはり跳び方がいくつかできてしまって戸惑ってしまうことっていうのがあるんですよね。
やはり、成長期を迎えて体のバランスが変化しますと体を自分でコントロールするタイミングから何から全て変えなくてはいけないときがくるんですけどもそれがやはり、戸惑いにもつながってしまっているのかなというそういう躊躇をする場面も練習では見受けられていたんです。
これは最初の本来トリプルからのコンビネーションだったんですがダブル、ダブルになってしまったということで点数のほうもダブルジャンプ1つ分だけのポイントになりますね。
このループはよかったんですけれどもアクセルが抜けてしまったのでここもダブルアクセルを満たしていないとポイントがゼロということになってしまいますので今日のショートプログラムはこのジャンプで得点が積み重ねられませんでしたね。
ショートプログラムではダブルかトリプルのアクセルを跳ばなくてはいけないというふうに決まっていますので結果、シングルのアクセルになりましたのでその部分は0点ということになってしまいます。
≫最初のコンビネーションジャンプもどちらか基礎点の大きいほうがダブルジャンプがつくんですけれどやはり本来トリプルではなくてはいけないということで1つ分はダブルのポイントもつかないということになってしまいますからここはスコアが大きく下がってしまいます。
≫この放送では選手の採点結果や予定演技を見ることができます。
リモコンのdボタンを押してデータ放送をご覧ください。
小学生のころから二人三脚でやってきたという関徳武コーチ。
その関コーチも思い切ってやってきなさいというような声を演技前かけていたようにも見えました。
ただ本人の中で迷いがあったのかもしれません。
≫誰でも、こういう変化のときって不安がありますからここからやはりどういうふうに気を持ち直すかというところも大事なところになってきます。
≫永井の得点です。
永井優香、やはり技術点があまり伸びませんでした。
ショートプログラムの得点は40.39。
本郷に次ぐ現時点で2位ということになります。
さあ、このあとはまずはロシア勢の前世界女王トゥクタミシェワが登場します。
≫女王奪還へ、エリザベータ・トゥクタミシェワ、19歳。
2年前のグランプリファイナル。
トリプルトウループトリプルトウループのコンビネーションジャンプ。
≫ダイナミックなジャンプと妖艶な演技で頂点に。
翌年の世界選手権でも金メダルを獲得。
しかし、昨シーズンは振るわず女王の座を明け渡した。
復活を期してグランプリシリーズ初戦に挑む。
≫前世界女王、エリザベータ・トゥクタミシェワ。
あの強いトゥクタミシェワ。
また見せることはできるでしょうか。
今シーズンのショートプログラムモーツァルトの「ピアノ協奏曲第23番」。
2シーズン前のグランプリファイナルそして、世界選手権の金メダリストですトゥクタミシェワ。
トリプルトウループトリプルトウループ
高さと流れがありましたね。
よかったと思います。
≫非常に飛距離のあるジャンプでした。
≫フライングシットスピン。
レイバックスピンからのビールマンポジション。
少し回転が緩んでしまいましたかね。
≫演技も後半に入ってきます。
次のジャンプは、昨シーズンからやや苦しんでいるこのジャンプ。
トリプルルッツ
≫ここは決めてきました。
グランプリシリーズ2大会優勝という衝撃的なデビューを果たしたのが2011年。
まだ19歳なんですがシニアでは6シーズン目に入りますトゥクタミシェワ。
ダブルアクセル
片手を上げましたのでこれは加点の対象になります。
≫2シーズン前にはきれいにトリプルアクセルも成功させたトゥクタミシェワですが今シーズンはまだトリプルアクセルには挑んできていません。
これまでさまざまな浮き沈みを経験してきているトゥクタミシェワ。
落ち着いて、しっかりとただ見事な演技をこのショートで見せてくれました。
トゥクタミシェワから笑顔が見られました。
観客の歓声に応えます。
≫これが最初のトリプルトウループトリプルトウループというコンビネーションですね。
跳ぶ前のスピードと跳んだあとのスピードがあまり変わらないというのが非常に評価につながるところなんですけれどもそのジャンプの流れがよかったと思います。
これはステップからのトリプルルッツジャンプ。
これも回転軸の真っすぐないいジャンプでした。
≫やはり高さがありますね。
≫やはり調子のいいときのジャンプに戻ってきましたかね。
≫トゥクタミシェワどんな得点になるでしょうか。
ショートプログラムの得点は66.79。
永井、本郷をかわしてこの時点でトップに立ちました。
≫演技に向けて、徐々に気持ちを高めていく羽生選手。
痛めていた左足の影響もありシーズン前は2か月間も滑ることができず正直、もう跳べないかもと弱気な自分もいたといいます。
しかし、そこから根っからの負けず嫌いに火がつき、4回転ループという新たな大技を身につけ羽生選手はこの舞台に戻ってきました。
≫チャーミングな笑顔が魅力。
地元カナダの二十歳ケイトリン・オズモンド。
4年前のこの大会でグランプリシリーズデビュー。
いきなり優勝し喝采を浴びた。
今月行われた国際大会では自己最高得点を大幅に更新して優勝。
地元でのグランプリシリーズ初戦に弾みをつけた。
≫今日、ここまでで一番の歓声。
地元カナダケイトリン・オズモンドです。
カナダケイトリン・オズモンド。
ショートプログラムは「パリの空の下」ほか。
楽しくてエキサイティングで自分自身、演じるのが大好きだというプログラムです。
トリプルフリップトリプルトウループ
きれいに決まりましたね。
≫高さも距離もありました。
ちょっとここで足をとられたでしょうか。
このあともう1つジャンプが続きます。
≫ステップからのトリプルルッツ
≫これも高さがありました。
ソチオリンピックでは団体戦女子シングルのショート、フリーともに出場してカナダの銀メダル獲得に大きく貢献した選手です。
≫スピンのポジション回転軸もいいですね。
≫非常に荒川さん曲とオズモンドの雰囲気が合っていますね。
≫曲と調和するのが上手な選手ですよね。
ダブルアクセル
ウィンドミルからレイバックスピン。
ビールマンポジションもきれいですね。
≫そして、ここからオズモンドの魅力が詰まったステップです。
滑らかなスケーティング。
そして体を大きく使ったダンス。
会場が1つになっていきます。
≫本当にバランスを崩す限界まで体を使うんですけれどもしっかりとコントロールできていますね。
≫そしてこういった1つ1つの表情も艶やかです。
≫エッジワークもよかったですね。
足換えのコンビネーションスピン。
1つ1つのポジションも明確でいいですね。
≫これまで大きな怪我もあったオズモンドですがこのトップレベルの舞台に笑顔で戻ってきました。
地元のお客さんが総立ちです。
カナダのケイトリン・オズモンドこのショートプログラムで会心の演技。
笑顔がこぼれます。
≫これは最初のトリプルフリップからのコンビネーションですね。
スピードのある中でそのスピードを生かして高さと幅のあるすばらしいジャンプでした。
大きく加点がつきそうですね。
≫練習から非常にジャンプも調子がいいなという印象があったオズモンド。
≫よく集中していましたね。
こちらは、次に跳んだトリプルルッツです。
高さと流れがありました。
自信を持って跳んでいましたね。
こういったスピンなんかもレベルを上げるための要素を明確にしっかりとポジションをとっていきますのでしっかりと評価しやすいですよね。
最後のダブルアクセルもよかったです。
また、全ての要素加点がつくようなすばらしい出来でしたのでこちらは本当に得点も伸びていくのではないでしょうか。
≫楽しみな得点です。
どんな点数が出るか。
70点超えてきてケイトリン・オズモンドショートの得点は74.33。
パーソナルベストを10点近く更新してきました。
もちろん現在トップということになります。
≫今シーズン進化という2文字をテーマにした宮原選手。
その進化への原動力は世界女王、メドベデワ選手に勝ちたいという思いです。
ジュニア時代から一度も勝ったことがないのでもっと近づけるようにそして追い越したい。
≫このあとは優勝候補の2人が登場。
まずは…。
≫日本のアニメ「セーラームーン」が大好きなこの少女。
世界女王エフゲニア・メドベデワ16歳。
自宅には、大量のグッズが。
≫昨シーズンシニアデビューを飾ると世界トップ6によるグランプリファイナルにいきなり進出。
10代とは思えない豊かな表現力。
そして…。
≫難度の高いジャンプを次々と決め、圧勝。
浅田真央キム・ヨナに並ぶデビュー1年目でのファイナル制覇を成し遂げた。
更に世界選手権でも金メダル。
瞬く間に女子フィギュア界をリードする存在に。
≫今シーズンもその強さを見せるか。
一方、現在堂々の世界ランク1位宮原知子
ダブルアクセルトリプルトウループ
≫去年、初めて出場したグランプリファイナルでは自己ベストを更新して銀メダル。
前々回の世界選手権でも銀メダルを獲得している。
しかし、この活躍にも本人は満足していない。
≫今年7月、課題としている表現力向上のため宮原は、ある人物からアドバイスを受けた。
世界的バレリーナ吉田都さん。
英国ロイヤルバレエ団で主役を務め22年間にもわたりトップに君臨した。
表現力を極めた吉田さんからのアドバイス。
≫吉田さんからの貴重なアドバイスを胸に悲願の頂点へ。
シリーズ初戦に臨む。
≫いよいよ日本女子のエースの登場です。
現在、世界ランキングでは1位に立っている宮原知子、18歳。
濱田美栄コーチから何か言葉を受けて大きくうなずいて最後はおでことおでこをくっつけます。
さあ、リンクに飛び出していきました宮原知子
初めてのオリンピックに向けて大事なシーズンが始まります。
ピョンチャンに行くんだという強い気持ちでこのシーズンに臨むと話した宮原。
昨シーズンのグランプリファイナルは銀メダル。
オリンピックに向けて今年は更にその上を目指すシーズンです。
オペラ「ラ・ボエーム」より「ムゼッタのワルツ」。
本人いわく元気で明るいはつらつとしたプログラム。
今シーズンの宮原は笑顔のショートです。
まずは、最初のジャンプ。
ダブルアクセルきれいですね。
≫この辺りはさすがです。
今シーズンは世界的バレリーナである吉田都さんのもとさまざまなアドバイスをもらうなど表現力の向上に努めてきました。
自分の感情がにじみ出るような表現ができるようになりたいと話していた宮原のステップ。
≫1つ1つ丁寧に、そして明確にこなしていきますのでこの辺り確実にレベルにもつながるいいステップですね。
≫全てはオリンピックに向けた彼女の挑戦です。
そしてショートでは初めてコンビネーションジャンプを後半に持ってきました。
大事なジャンプです。
トリプルルッツトリプルトウループ
≫決めていきました。
≫足換えのコンビネーションスピン。
ステップからのトリプルフリップ
きれいに決まりました。
≫今日も安定感は抜群です。
≫レイバックスピン。
きれいな回転ですね。
宮原知子、今日もすばらしい安定感。
ただ、その安定感を裏打ちしているのは彼女の日々のたゆまぬ努力です。
笑顔のショートプログラム
宮原にとってのたくさんの挑戦の詰まったショート。
しっかりと演じ切りました。
荒川さん、今日もやはりまずはジャンプに関して言いますと宮原さんらしいしっかりと1つ1つ丁寧に決めていくそんな印象がありましたね。
≫落ち着いて自信を持って跳んでいっていましたね。
また、トリプルジャンプを全て後ろの基礎点が1.1倍になるところに組み込んでいったことによって得点を更に伸ばすための工夫というのもありましたのでそういった部分少しずつレベルアップする挑戦というのが今シーズンも感じられますよね。
≫まず、最初のジャンプ。
≫自信を持って跳んでいきました。
ダブルアクセルもよかったですね。
≫そして今のダブルアクセル以外の2つのジャンプは後半に持ってくるというのが今シーズンの宮原です。
そうしますと、ジャンプの基礎点が1.1倍になります。
≫これがトリプルルッツ
少し最初のジャンプで回転が足りなかったかなというような印象があったのでこの辺り、評価が気になりますけれども。
≫ただ、なんとかこらえてはいきました。
全体的にスケーティングも非常に伸びやかでよかったと思います。
これが最後のトリプルフリップ
これも少し回転がギリギリだったかなというような印象があるんですけれどもどうでしょうかね。
やはり、基礎点の大きなジャンプになってきますと減点の幅も大きくなってきますのでその辺りでしっかりと跳べたかそうではなかったかで得点の伸び幅も変わってくるんですよね。
≫ですから、細かい1つ1つのそういったジャンプがどのように判断されるか。
この辺りは、やはり得点を待つしかありません。
濱田コーチからは笑顔も見えていますが。
宮原知子やれることはやりました。
調子はいい、あとは思いっきりいくだけですと話してくれた宮原です。
まずはその中で自分の演技がどのようにジャッジされるか。
ここは得点を待ちます。
宮原の得点です。
技術点が思いのほか伸びませんでした。
ショートの得点は65.24。
本郷が3位、そして宮原は現時点で4位ということになりました。
このカナダ大会、くしくも抽選で最終滑走を引いたのは16歳の世界女王でした。
ロシアエフゲニア・メドベデワ。
シニアデビューとなった昨シーズングランプリファイナルそして、世界選手権で金メダルを獲得しています。
カナダ大会最終滑走ロシアのメドベデワ。
「RiverFlowsinYou」。
16歳とは思えない表現力とそして、安定したジャンプ。
その両方を持ち合わせる世界女王です。
≫スピンのポジションもいいですね。
安定しています。
≫落ち着きと、そして何か品格も兼ね備えているような印象のあるメドベデワ。
≫大きく体を使いながらこれだけエッジワークを踏むのは非常に難しいですね。
≫ここまではまだ1つのジャンプも跳んでいないメドベデワ、今シーズンも3つ全てのジャンプを後半に持ってきています。
トリプルフリップトリプルトウループ
≫コンビネーションジャンプ鮮やか。
表情にも力があります。
トリプルループ
ダブルアクセル
≫いとも簡単に3つ全てのジャンプを決めました。
子どもが大人へと変わっていく過渡期を表現しているというこのプログラム。
現在16歳のメドベデワ。
まさに去年世界女王になって世界が変わったと話します。
そんな、等身大の彼女が見られるプログラムなのかもしれません。
≫レイバックスピンからビールマンポジション。
スムーズできれいですね。
≫世界女王の強さは健在。
16歳エフゲニア・メドベデワ。
大きく1つ、声を上げました。
昨シーズンはグランプリファイナルで金メダル。
世界選手権でも金メダル。
荒川さん、今シーズンは出場する全ての大会で追われる立場になるんですがそういったプレッシャーのようなものは感じませんでしたね。
≫大きなプレッシャーはかかっているんでしょうけれどもスケーティングからは感じさせないようなそんな、真の強さがありますね。
独特の世界観を本当に細やかに表現していますね。
≫あえて難しいテーマに挑んでくるという印象がありますね。
≫このトリプルフリップも片手を上げて後半に跳びますから非常に体力的にも難しいところなんですけれどもしっかりと決めましたね。
≫全てのジャンプを後半に持ってきてその全てのジャンプを決めてみせました、メドベデワ。
これもすごい得点が出ました!世界女王、16歳のメドベデワショートプログラムは76.24。
パーソナルベストを更新して歴代6位という高い得点。
オズモンドをかわしてメドベデワがトップに立ちました。
この結果、日本の本郷が4位。
そして、宮原は5位。
永井優香は11位から明日のフリーに向かうということになります。
≫宮原選手です。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫グランプリシリーズ最初の演技を終えて今、どんなお気持ちですか?≫もうちょっと自分の演技ができたらよかったかなと思ったんですけど。
大きなミスはなかったので次のフリーに向けて気持ちを切り替えたいと思います。
≫今シーズンこだわってきた表現力の部分という点ではどうだったでしょうか?≫笑顔では滑れたと思うので次はまた全然違う曲なのでまた違う自分を見せられるように頑張りたいです。
≫フリーも頑張ってください。
≫ありがとうございました。
≫宮原選手でした。
≫女子のショート、本当にみんなみんな、ミスもなくすばらしい中本郷さん、よかった。
そして、宮原さんよく見えたんですよ。
≫ちょっとした回転不足で得点が伸びなかったんですけれどただ、得点差があまりありませんので本当にフリー次第。
3位から5位の宮原選手まではフリーで頑張った人が表彰台だと思います。
≫次は日本の皆さん男子のショート無良さんそして羽生さんもきますよ。
≫羽生選手、無良選手ともに調子がいいですので4回転、決めてほしいです。
≫男子ショート、いきましょう。
羽生結弦の姿が見えました。
直前公式練習に向けてちょうど姿を見せたところです。
去年のファイナル男子シングル史上初の3連覇を世界最高得点で成し遂げた羽生結弦
ただ、1年で取り巻く状況は大きく変わりつつあります。
男子シングルは1年4か月後に迫ってきたオリンピックもにらんで4回転新時代ともいわれるほど目覚ましく一気に進化を見せています。
間違いなく今年のグランプリシリーズそして、このカナダ大会は激しい選手たちが勝負をかけてくる大会になっていくでしょう。
≫体を動かします。
今年のカナダ大会の舞台はトロント近郊のミシサガです。
練習拠点を置く普段のトロントからも車でこちらにやってきた羽生結弦
その分、コンディション状態はいいですと昨日、私たちに向けても話してくれました。
ファイナルへの道そして1つ1つの試合がオリンピックへとつながっていきます。
さあ、まもなくリンクに向かいます。
羽生結弦の今シーズン初戦。
世界初、4回転ループ。
その歴史的成功の裏側には逆境と向き合った知られざる道のりがあった。
去年のファイナル自身の持つ世界最高得点を更新し3連覇を達成。
だが、このとき人知れず羽生を悩ませていたことがあった。
それが、左足の痛み。
≫4月の世界選手権では痛みの影響もあったのかフリーでミスが出て、2位。
そして、シーズン終了を機に明かされた左足のリスフラン関節じん帯損傷。
リスフラン関節とは足の甲の中央にある関節。
そこをつなぐ、じん帯が傷ついていた。
≫羽生が治療に専念しているころフィギュア界では画期的な出来事があった。
宇野昌磨が世界初の4回転フリップに成功。
2種類以上の4回転ジャンプが不可欠となった男子の戦いが更に進化した。
羽生がようやく氷に乗ることができたのは5月末。
足に負担のかかるジャンプの練習はすぐにはできなかった。
だが、そんな逆境の中あえて選んだのが新たなジャンプ4回転ループへの挑戦だった。
≫昨シーズンまで羽生が跳んでいた4回転ジャンプはサルコウトウループ
サルコウは左足で踏み切るため患部にかかる負担は当然、大きい。
トウループは右足で踏み切るが左足のつま先を突いてジャンプするためこちらも負担がかかる。
一方、ループは…。
踏み切るのは右足。
着氷するのも右足と左足への負担は軽くこれまで跳んでいた4回転2種類と比べ技の基礎点も高い。
実は羽生4回転ループには16歳のときから挑み続けてきたが試合で使うことはできずにいた。
そんな大技に怪我で練習が制限されたからこそ集中的に取り組んだ。
あの歴史的成功の裏側には逆境をも糧に進化する羽生の執念があった。
そして、今シーズン。
更なる飛躍へしたためた言葉は…。
≫一進一進。
ブライアン・オーサーコーチと5シーズン目に入っている羽生結弦です。
織田さんには放送席に移ってきていただきました。
先日、初めて4回転ループ決めましたがそれでも、まだ羽生選手は織田さん、全部が課題でカナダ大会に向けての1か月追い込んで練習してきたと話していました。
≫初戦となったオータムクラシックの大会でもやはり彼の満足のいく演技というのはまだまだできていなかったというふうに本人も感じているとは思うのでその大会で見つかった課題というのを今回、このカナダ大会でどういうふうに消化してくるのかというところも1つポイントですよね。
≫昨日、私たちに向けて答えてくれた内容ですとこの1か月本当に充実した練習を積んできたというふうに話してくれました。
まさに、オータムクラシックで羽生結弦じゃない羽生結弦になって戻ってきます。
そんなような発言をしていたかと記憶していますが胸を張って羽生結弦と言えますと話してくれました。
≫やはり夏、怪我があって氷に乗れない時間もあってそれで迎えた初戦でしたのでまだ、準備やプログラムのどういうふうに今シーズン戦っていこうというそういった戦い方という面でもまだちょっと定まっていなかったかなという感じはするので。
追い込んだ1か月の練習の成果を楽しみにしたいですね。
≫リンクサイドに選手たちの姿が見えました。
松岡修造さんもリンクサイドに来てくれました。
≫ちょうど向こう側に選手がいるこのリンク前。
ちょうど今から入ってきますねリンクに。
この感覚が緊張とそしてもう1つは僕は今回驚きというものがあります。
特に羽生さん、2か月全くリンクに上がることができなかった。
その中で、昨日、また今朝の練習を見ていると織田さん、彼が言った一進一進という羽生さん語録のような前に進んでいる。
特にジャンプも安定していますが怪我したことによって僕はメンタルが強くなって進んでいるような気がします。
≫やはり氷に乗れない時間があって自分と向き合う時間も多かったと思いますし本当にジャンプ跳べるようになるのかなという羽生選手の不安な言葉も聞いていたので本当に悩んでいたと思うんですよね。
ただ、その悩んだ時期を決して無駄にせず自分の成長の糧としているというところがやはり、羽生選手の一番の強さだと思いますね。
≫織田さん、ごめんなさい話していてあまりにも歓声でちょっとよく聞こえないところがありましたがこれは…。
≫これは3回転ですね。
≫ジャンプに関していうとループ、正直言って相当、世界初だし難しいジャンプでこのショートに入れてきているということが本当だったら安定しているトウループを入れてもいいと思うんですよ。
あえて入れてきているところが一進一進の羽生さんだという気がするんですが。
≫ただ4回転ループも非常に安定していますしショートに取り組むということはそれくらいの自信があるということだと思うので本当に一進一進挑戦でもあると思うのでぜひ、成功させてほしいなと思います。
≫昨日、聞いたときにきっかけがあったのかと。
この4回転ループというのは。
昨シーズンのグランプリファイナル。
シリーズ含めて2回連続でパーフェクトはやりましたよね。
それで、入れてみよう。
次の新たな挑戦をしてみようって言われたんですよね。
≫やはり羽生選手今、自分がやれる構成を完璧にこなしてからそして次に進んでいくっていう性格だと思うのでやはり、ファイナルであれだけの演技ができた。
よし、もう一度自分の挑戦できることはないだろうかということを考えたときにやはり、この4回転ループというジャンプにたどり着いたんだと思います。
サルコウ?≫サルコウですね。
≫完璧だ、これ。
≫軽いですね。
≫ちょっと、軽すぎませんか。
≫ちょっと軽すぎて…。
すごい高さがありましたね。
≫そしてこれ、見ているとここに、もう1人光ってるのはパトリック・チャンがいるんですよ。
パトリック・チャン選手カナダで戦ったときにまだ、羽生さん勝ったことがないんですよね。
パトリック・チャン選手はこういったカナダの、母国の応援というのを味方にしてプレッシャーではなくそれを力に変えて戦える選手ですので。
このカナダ大会チャン選手も得意としていますしどういった戦いになるのか楽しみですね。
≫目の前で僕、見ているとこの6人の選手の躍動感。
その中で羽生選手はプリンス。
最も音をとるのが難しい。
≫ここが、ループくるか…。
≫4回転ループきますね。
≫イーグルから4回転ループ。
少し跳び上がったときに軸が右方向に傾いてしまいましたね。
≫でも、そこを調整していくというところだと思うんですが。
音をとるのがプリンス好きの人に聞いたらものすごく難しいと聞いてる。
でも自分から音楽を発せるような演技を羽生さんしたいといっています。
≫練習を見ている限りこのプリンスの曲というのも非常に羽生選手にマッチしているなという感じが音楽が羽生選手から湧き出てくるようなそのくらい、プログラムが体になじんできている感じがしますので…。
もう1回4回転ループきますね。
≫イーグルからゴー!きた!進藤さん、この勢い、興奮日本の皆さんにも伝わってほしいと思います。
≫本当に、織田さん。
昨日、おとといの練習からもそうですがこの羽生選手も含めて…。
先ほどのが出てきました。
このジャンプはどうでしたか。
≫きれいに上がっていますね。
少し前傾になってしまったんですけれども多少、軸が傾いてもぐっとこらえられる。
そのくらい4回転ループもコントロールできるジャンプに仕上がっているなという感じがします。
≫期待感、そして松岡さんもおっしゃいました興奮、ワクワク。
いろいろな思いでこの場内のお客さんも見ていることかと思います。
フィギュアスケートシーズンの最後を飾る団体戦フィギュアスケート国別対抗戦2017の開催が決定しました。
ソチオリンピックで新種目として採用された団体戦を観戦できる貴重なチャンスです。
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さあ、直前の公式練習の時間がまもなく終わろうとしています。
最後これぐらいの時間になってくると羽生選手はどんなことをしてきますか。
≫あとはスケーティングをしながら氷の感覚をしっかり頭に焼き付けるという感じですかね。
≫昨シーズンは怪我左足の甲の痛みとも人知れず戦いながらファイナルに関してはその状況の中で世界最高得点。
男子シングル史上初の3連覇を成し遂げました。
今年は、男女シングル通じてのファイナル史上初の4連覇、更には本人が何度もシーズン前から話していますいよいよプレオリンピックシーズン。
1つ1つの試合でどんな大会、どんな収穫そして、課題を得ていくでしょうか。
いったん、羽生結弦がリンクをあとにします。
中国、エン・カン。
「I’llTakeCareOfYou」。
エン・カンにとっての今シーズンの初戦。
初披露のショートプログラムです。
最初の4回転が決められるかどうか。
≫4回転トウループ
≫持ちこたえました。
≫足換えのシットスピン。
フライングキャメルスピン。
≫この男子ショートプログラムは2分40秒プラスマイナス10秒という間に7つの要素をこなしていきます。
後半にジャンプの要素2つが続きます。
トリプルアクセル
トリプルルッツトリプルトウループ
ステップシークエンス。
コンビネーションスピン。
≫エン・カンの得点が出ます。
中国、エン・カン転倒による減点が1あります。
ショートプログラムは72.86です。
羽生の出番が迫ってきます。
今シーズン、注目。
楽しみな選手の1人といっていいでしょう。
ダニエル・サモーヒンが登場してきました。
世界ジュニアチャンピオンのグランプリシリーズデビュー戦です。
イスラエルの18歳ダニエル・サモーヒン。
「Delilah」。
2種類の4回転をショートから予定しています。
≫4回転トウループ
≫持ちこたえました。
このあとは2種類目の4回転を予定。
コンビネーションにしたいところです。
≫4回転サルコウダブルトウループ
頑張りました。
≫持っていきました。
≫フライングキャメルスピン。
エッジの変更からキャメルサイドそしてキャメルフォワードのポジション。
コンビネーションスピン。
≫日本の宇野昌磨と同じ18歳です。
3か月早く生まれた宇野は去年世界ジュニアチャンピオンとしてシリーズに登場。
いきなりファイナルで銅メダルもとりました。
この人はどんなシーズンになっていくでしょうか。
最後のジャンプ。
トリプルアクセル
ステップシークエンス。
少しつまずきましたね。
出来栄えで減点されます。
≫懸命に力を込めて踊りぬきました。
イスラエル、18歳ダニエル・サモーヒンのシリーズデビュー戦です。
≫4回転トウループ少し、それぞれのジャンプで乱れはあったんですけれども4回転トウループ2本入りましたので、その基礎点はしっかり入ってくると思います。
≫1つ1つのジャンプも絶対決めるんだという気持ちが伝わってきましたね。
場内、沸きました。
≫冒頭の4回転トウループです。
非常にスピードのあるところから勢いつけて4回転トウループにいけましたね。
手をつきそうになったんですけれどもやはり、ここは流れがなかったので出来栄えのほうが減点されてしまいますね。
イスラエルダニエル・サモーヒンの得点は74.62です。
≫羽生選手の出番が近づいてきました。
このグランプリシリーズ世界中のトップの選手たちが打倒羽生を掲げる中羽生選手は誰がライバルとかじゃなく自分がライバルなんだと断言します。
≫羽生の前に立ちはだかるカナダの英雄パトリック・チャン、25歳。
世界選手権3連覇の偉業を成し遂げソチオリンピックでは羽生と金メダルを争った。
その後、1シーズンの休養を経て去年のカナダ大会で復帰。
≫4回転トウループ3回転トウループ
≫見事なコンビネーション。
≫復帰戦とは思えない圧巻の演技で羽生を抑え、優勝した。
今年2月には史上3人目となるフリー200点超えを達成。
進化を続ける元世界王者が今年も地元で優勝を狙う。
≫この大歓声です。
この人がどんなプレオリンピックシーズンを過ごすでしょうか。
去年のカナダ大会は羽生を抑えて優勝しました。
パトリック・チャンビートルズ・メドレー」。
昨シーズンのエキシビションナンバーを競技用に洗練したプログラムです。
勝負のためには外せない4回転から。
≫4回転トウループ3回転トウループ
≫次は集中的に見直してきたというアクセルジャンプ
トリプルアクセル
フライングシットスピン。
シットフォワードで8回転。
そこからシットサイドポジション。
≫いい表情をしています。
≫すばらしいエッジワークです。
ステップからトリプルルッツ
足換えのキャメルスピン。
キャメルポジションも非常に力強くていいですね。
コンビネーションスピン。
≫今夜一番の歓声に場内は包まれています。
そして、そのリンクに羽生結弦の姿も一瞬見えました。
≫冒頭の4回転トウループ3回転トウループのコンビネーションは非常にきれいでしたね。
≫大いに沸いた、このリンク上今は羽生結弦の姿があります。
羽生にとってもグランプリシリーズの初戦です。
パトリック・チャンもシリーズの初戦しかも地元のカナダ大会ということでしたが改めて織田さんどういうふうに見えましたか?≫冒頭4回転トウループ完璧でしたね高さ、流れ、幅。
非常によくコントロールされていましたのでこれは、加点がたくさんつくと思いますね。
ここがその直後のトリプルアクセルだったんですけれども少し、回転軸を作ることができなかったですね。
脇が開いてしまっていたのでなかなか降りることができなかったです。
ここのトリプルルッツも両足気味になったように見えたんですが…。
足はついてはいないですね。
ただ、ちょっとランディングで乱れがありましたのでここもプラスというわけにはなかなかいかないかもしれないですね。
ジャッジの評価がどうなるか。
≫このプログラム自体は子どものころの家族とのいい思い出がよみがえってくる自由に滑れるそんな気持ちにさせてくれる曲だとパトリック・チャンは話をしていました。
≫やはり中盤のエッジワークステップのところは本当に、伸びやかで彼にしかできない深いエッジを使いながらグングン、グングン進んでいくというそんなすばらしいステップシークエンスでしたね。
≫この放送では選手の採点結果や予定演技を見ることができます。
リモコンのdボタンを押してデータ放送をご覧ください。
パトリック・チャンの場内の得点を待っていますが羽生結弦は、こうして集中を高めていきます。
羽生の場合は今シーズンはいよいよ4回転ループという羽生が世界で最初にものにしたジャンプ4回転2種類。
更にはトリプルアクセルスピン、ステップ含めて全てがもうとにかく難しいものだと話していましたからね。
場内ではパトリック・チャンの得点が出ました。
90点台に乗せてきました。
トリプルアクセルのミスが1つありましたがそのほかは非常に高い評価をしっかりと勝ち取りました。
もちろん、この時点でパトリック・チャンがトップに立ちました。
さあ、いよいよです。
≫このあと、日本の羽生結弦無良崇人が登場。
2014年スペイン・バルセロナ
初めて本場のフラメンコを見た無良崇人は…。
≫あれから2年。
今シーズンのショートは熱望していたフラメンコ。
≫演技終盤にはこんな見せ場が…。
メロディーがやみ足を踏み鳴らす音だけが響く中ステップを刻む。
≫高度な技術が求められる見せ場のステップに注目。
一方、今年8月羽生結弦が身にまとっていたのは製作段階の真新しい衣装。
≫羽生の今シーズンのショートは…。
プリンスの名曲「Let’sGoCrazy」。
氷上を激しく舞う姿は今年4月に亡くなったロックスターさながら。
振り付けを手がけたのは元世界王者ジェフリー・バトル
羽生の代表的プログラム「パリの散歩道」など次々に傑作を生み出してきた。
≫更に、演技冒頭の新技4回転ループを含め2種類の4回転にも挑む注目のショート。
≫最高難度のプログラムを名曲に乗せて…。
≫いつものように軸を確認をしてリンクの中央に向かいます。
胸を張って、羽生結弦といえる。
そこまで追い込んできたといいました。
羽生結弦、「Let’sGoCrazy」。
最初はループ。
≫イーグルから4回転ループは回転が開いてしまいましたね。
≫はじけるような楽しさの中に難しい見せ場がぎっしり詰まった最高難度のプログラムです。
次は、昨シーズン痛めた左足で踏み切るサルコウ
≫4回転サルコウ3回転サルコウになりましたね。
フライングキャメルスピン。
次のジャンプは決めたい。
≫後半の最後のジャンプはアクセルです。
トリプルアクセル
≫ここは見事に決めました。
≫足換えのシットスピン。
ステップシークエンス。
≫スピード全く落ちません。
≫コンビネーションスピン。
≫あっという間の2分50秒はいろんな思いが駆け巡ったショートプログラムになりました。
羽生結弦の今シーズングランプリシリーズの初戦。
必死に息を整えて…。
笑顔で、そして場内のお客さんに感謝の気持ちを表します。
≫冒頭の4回転ループはかなり回転が足りていなかったのでトリプルループの判定になると思いますね。
そこから出来栄えのほうでも減点されますので。
あとはトリプルサルコウの部分ですね。
あそこは4回転サルコウ3回転トウループの予定だったんですがコンビネーションもできなかったのであそこは非常にもったいなかったですね。
≫コンビネーションジャンプというのも1つ、ショートプログラムで求められている要素の1つです。
≫4回転ループだったんですよね。
前向きに降りてきてしまっているのでこれはダウングレードの判定ですね。
トリプルループの基礎点からのマイナス3ということになります。
ここがトリプルサルコウだったんですが…。
この体勢だとコンビネーションジャンプもつけられませんので。
非常に難しかったと思いますね。
これは、カウンターからトリプルアクセル
非常に高さもあってカウンターという難しいターンから跳んでいますのでこれは出来栄えのほうで大きく加点されますね。
すばらしいジャンプでした。
≫そして絶対決めたいと織田さんもおっしゃっていました。
≫ここは絶対ミスできなかったのでここ決められたというのはよかったとは思いますね。
≫あとは後半スピン、ステップどうでしたか?≫ステップのところはやはり振り付けも非常にすばらしくこういった動きが曲にも合っていましたしエッジワークも非常に滑らかでスピードもありましたのでそういったところでは大きく加点されると思いますね。
スピンも非常によかったと思います。
≫冒頭、2つのジャンプで思いどおりにいかないところもありましたがそこからは見事な演技を見せてきました。
そのプログラムで最高の演技を常にしたいと思っています。
そのように、羽生結弦選手は話してくれます。
場内のビジョンにも羽生結弦の表情が映し出されています。
しかし、2か月ほどオフシーズン、氷から離れて氷に乗ったのが6月だというふうに聞きました。
本当に思うようにジャンプができないところからスタートして。
織田さんもスケーターとして本当にその気持ちよくわかると思うんですけれど。
≫氷に乗れないと不安ですからね。
得点が出ます。
羽生結弦、シリーズ初戦のショートプログラム79.65。
パトリック・チャンとはおよそ11点差。
10点強の差を持って明日のフリーに臨むことになります。
≫羽生選手です。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫このグランプリシリーズ最初の演技を終えて今、どんな思いがありますか?≫明日、頑張ります。
≫その中で、ループを含む4回転のジャンプ2つそこに対してはどういう自己分析をされますか?≫修正点はしっかり頭の中に入っているのでしっかりその修正点を明日も明日こそたくさんあるので。
今日は今日でしっかり消化して明日、また楽しめたらいいなと思います。
≫改めてその明日のフリーに向けての思いを教えてください。
≫とにかく頑張るしかないかなと思っています。
≫明日も楽しみにしています。
≫ありがとうございました。
≫お疲れさまでした。
無良崇人曲は「ファルーカ」。
今シーズンのショートは熱望していたフラメンコです。
最初の4回転。
≫4回転トウループ
≫持ちこたえました。
次は得意のアクセル。
トリプルアクセル
フライングシットスピン。
≫足を踏み鳴らすタップ音が響く中で3つ目のジャンプ。
トリプルルッツトリプルトウループ
≫コンビネーションここでしてきました。
≫キャメルの足換えのスピン。
≫そして、このあとはプログラム一番の見せ場がやってきます。
沸き起こる拍手。
≫コンビネーションスピン。
≫視線をくぎ付けにしました無良崇人今シーズンのショートプログラムです。
≫冒頭4回転トウループステップアウトしてしまったんですけれどもそれ以外の要素は非常に丁寧に1つ1つきれいにこなせていたので加点がつきますね。
特にトリプルアクセルは無良選手の代名詞ともいえるジャンプで、本当にきれいで高さもあったのでここは、たくさん加点がほしいなというところですね。
冒頭の4回転トウループ
少しいつもよりスピードがないかなという感じでしたね。
もう少し、いつもだと幅を跳んでいるんですけれど少し幅がなかなか生み出せずにステップアウトしたかなという感じです。
このトリプルアクセルは非常に高さもあって、空中姿勢もきれいですし。
ランディングポジションも完璧ですね。
非常によかったと思います。
≫お父さんの隆志さんからも大きな拍手が起こりました。
トリプルルッツアウトエッジにしっかり乗っていいですね。
トリプルトウループ
このジャンプも非常によかったですので加点されますね。
≫無良の得点が出ます。
ショートプログラム81.24。
80点台に乗せてパトリック・チャンそして、羽生結弦の間にこの無良崇人が割って入ってきました。
≫お疲れさまでした。
無良選手です。
ショートの演技を終えていかがでしょうか?≫率直な感想を言うと動きも悪かったですしトウループの失敗もありましたし。
スピンも全然取れてなくて実際、すごい悔しいスタートかなという気がします。
≫フリーは無良選手にとっても1つ大きな挑戦があると思います。
意気込みをお願いします。
≫あとはどれだけ4回転3本組み込めるかというところかなとは思うので、最後まで全力でやりたいと思います。
≫明日も頑張ってください。
≫ありがとうございました。
≫カナダ、ケビン・レイノルズ。
誰もが見とれる世界屈指の4回転ジャンパーが4年ぶりにこのグランプリシリーズの舞台に戻ってきてくれました。
怪我で苦しんで去年は立てなかったこのリンク。
≫4回転サルコウトリプルトウループ
≫見事に決めてスタートです。
このあとは2種類目。
4回転ジャンプです。
≫4回転トウループ
≫ここも決めました。
3つ、ジャンプを続けてきます。
トリプルアクセル
≫ジャンプの要素は完璧。
≫足換えのキャメルスピン。
少し回転が遅いですね。
≫地元のカナダのお客さんたちの手拍子が後押しをします。
≫ステップシークエンス。
≫去年の春には左の股関節の手術も行いました。
さまざまな苦しい時間を乗り越えてステップを踏んでいきます。
残すはスピンが2つです。
≫フライングアップライトスピン。
コンビネーションスピン。
シットフォワードから基本姿勢。
足を換えてシットビハインドアップライトストレート。
≫カナダ大会男子シングル最後の最後で見事に2種類、2本の4回転をこの人が決めました。
26歳ケビン・レイノルズです。
≫ここが4回転サルコウのところですね。
非常にいい回転軸で跳び上がりました。
非常に美妙なところですね。
完璧なクリーンではなかったですね。
次が4回転トウループ
ここの4回転トウループなんですが単独のジャンプの場合はステップから行う、ステップから直ちに跳ばないといけないんですけどそのステップが不十分のように見えましたのでここは出来栄えのほうでマイナス1からマイナス2の減点になってしまいますね。
このトリプルアクセルは非常にきれいに跳んでいました。
≫ケビン・レイノルズの得点が出ます。
80点台に乗せてきました。
80.57という得点はパトリック・チャン無良崇人に次いで3位。
日本の羽生結弦を上回ってケビン・レイノルズが明日のフリーを迎えます。
悔しさをぶつける明日のフリーということになりました。
≫改めて、ショートは緊張するし難しいと思いました、今日。
≫特に男子は4回転という難しい技を次々に繰り出していかないといけないという緊張感がどの選手にもあったと思います。
≫羽生さん、4位です。
≫無良選手も2位につけていますので2人とも体の状況はすごくいいと思うんです。
2016/10/29(土) 18:56〜21:09
ABCテレビ1
フィギュアグランプリシリーズ2016 カナダ大会 男女ショート[デ][字]

羽生結弦!新大技「4回転ループ」を武器に、出るか!?世界最高得点!2年ぶりの優勝狙う無良崇人、女子の世界ランク1位・宮原知子本郷理華と永井優香も注目のGP初戦!

詳細情報
◇番組内容
羽生結弦、注目のグランプリシリーズ初戦!世界で初めて成功した大技「4回転ループ」を武器にさらに進化。超異次元の演技で、今年も世界最高得点を叩き出すのか!?無良崇人は、2年ぶりの優勝を狙う。女子は世界ランキング1位・宮原知子が登場!本郷理華、永井優香を加えた日本勢3人が、16歳の世界女王・メドベデワらと華麗な戦いを繰り広げる!
◇大会予定選手
【男子】羽生結弦無良崇人パトリック・チャン(カナダ)ほか
【女子】宮原知子本郷理華、永井優香、エフゲニア・メドベデワ(ロシア)、エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)ほか
◇出演者
【メインキャスター】松岡修造
【特別解説】荒川静香
【解説】織田信成
【実況】進藤潤耶加藤泰平(共に、テレビ朝日アナウンサー)
【リポーター】三上大樹テレビ朝日アナウンサー)
◇会場
〜ミシサガ(オンタリオ州
◇おしらせ
☆フィギュアグランプリシリーズ 第2戦カナダ大会
≪男子フリー・女子フリー≫10月30日(日)よる6時30分〜