初の賞金王へ。
上位進出を狙う池田勇太。
さらに、当番組は同時入力のため、誤字脱字が発生する場合があります。
また、内容により字幕放送を中断させていただく場合があります。
マイナビABCチャンピオンシップ、18番、パー5、池越え。
それゆえ、生まれるドラマ
2008年、最終日。
石川遼は、首位で迎えた18番、第2打の選択に迫られていた。
ここは短く刈り込まれている。
池に向かって行きました!攻めた結果、押し返された。
第3打。
水しぶきとともに、石川のボールはピンに向かって転がって行きました。
劇的なシナリオをみずから演出。
プロ転向後、ツアー初優勝を手繰り寄せた。
今年、ドラマの主役なるのは誰だ?賞金王争い、さらにシード争い、男子ゴルフツアーもいよいよ終盤戦。
マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント。
大会は3日目。
時折降る雨、そして強風。
一転大混戦のサードラウンドになっています。
最終18番ホール。
池田勇太がバンカーからセカンドショット。
池のプレッシャーがありますけど、フォローで狙ってくる感じです。
奥のバンカーに行きました。
きょうはピンがセンターになりますから、まだ長く使えますから、問題ないと思いますけど。
一応どこからでも狙ってきてほしいということで、ある程度センターに切ったんですけど、ピンのポジションは。
放送解説は田中秀道プロ、今大会のコースセッティングアドバイザー、ピンポジションも決めています。
さあ、池田のきょうのハイライトをごらんいただきます。
まず1番です。
ティーショットが右のラフに行ったんですが、これがナイスリカバリーのセカンドショットでした。
ねえ、かなり右にティーショットが行ったんですが、アイアンは相変わらず切れています。
それでも少し距離はあったんですが、このバーディーパットを沈めます。
特にきのうの後半くらいから一気に状態を上げてきたという池田なんですが、ただ、その後、ボギー先行で迎えた6番。
3メートルのバーディーパットを沈めます。
きょうは前のティーを使います。
距離が短くなった7番、これがセカンドショット。
こういうアプローチはさすがですね。
もう、どういう状況からでもすぐに取り返せるというアプローチとアイアンショットを持っていますからね。
これは9番のセカンドですね。
美しい。
非常に難しいところにあったんですけれども、ボールのライ自体は、すばらしいショットですね。
15番のパー5。
これもトラブルだったんですが。
グリーンが見えない状況から乗せます。
右の一番狭いところに切ったので、きょうは全くバーディーチャンスにつかないと思っていたんですけれども、さすがですね。
ただ、その後16番でもボギーがあって、現状3アンダー、トップとは6打差となっている賞金王を目指す池田勇太です。
15番のグリーン上。
片山晋呉。
ツーオン狙いもグリーン手前でこれが第3打。
ごらんのように、風がかなり強い中、片山晋呉は2番でトリプル・ボギー、OBがあったんですが、それ以外は本当に安定したプレーを続けていますね。
もう本当に、まだあと二十数ホールあるぞという頭に入れたプレー内容、落ちついてますね、やはり。
ここもティーショット、セカンドが完璧でこの位置ですし。
もう少しと。
そうですね。
細かいライの状況がわからなかったですけど、もう少し行きたいところではありましたけれどもね。
トップを2打差で追いかけるという片山です。
16番。
一転単独リーダーとなっているのが、この小林伸太郎です。
今年30歳。
プロ入り以来、なかなか、苦しんでいた選手の1人ではあるんですけれども、去年、7年目で初めてのシード入り。
そして初優勝に向けて秀道さん、いいところに来ましたね。
そうですね。
プレーを見ていましても、15年目みたいなプレーでね、非常に落ち着いていますよね。
本当に未勝利なのかという落ちつきですね。
きょうも本当にいいショットが、もちろんあるんですけれども、拾って拾って、うまく組み立てていますね。
16番なんですが、このパットはどうでしょう。
これはかなり下り傾斜が途中から入ってきますから、タッチは非常に難しいです。
1メートル強か。
オーバーしました。
手前にショートするであったり、サイドに残すよりはという感じですかね。
ある程度いいパットだと思いますけど、ただ、距離は残しましたね。
現在2打差、引き離して、トップは小林です。
18番、バンカーからのサードショット、池田勇太です。
このライは問題なさそうですけど、ピンの位置もある程度、面は広いですけれども、風が吹いています。
これはすごいです。
よくとまりました。
この組には金谷多一郎プロがついていてくれています。
今のバンカーショットはいかがですか。
近くまで見に行きましたけど、多分池田選手が構えると、ピンの向こう側は、奈落の底というふうに見えないと思うんですよ。
ですから、あれだけのキャリーをしっかり攻め切れる、池田選手の技術ですね。
ただ、ちょっと首をひねるシーンが多いですね。
これ、現場に出ていますと、選手のミスではないのに、結果、風とか雨に惑わされて、うまいところにボールコントロールができてない。
そのいじらしさというか、そういうところだと思うので、決して池田選手のゴルフの内容が悪いわけではないですから、まだまだあしたは楽しみですね。
15番のグリーン上。
このホール、ティーショットが木の根元に行く大トラブルがあった、きょう単独リーダーで迎えた趙炳旻。
きょうは特に後半に入って、一気にスコアを落としてしまいました。
変わってトップに立った、この小林伸太郎。
出身は群馬なんですが、現在は兵庫県に拠点を置いて、ですので、いわば地元で戦うというこの試合になります。
18番のグリーン上、すばらしいバンカーショットでした。
池田勇太の姿もとらえています。
片山のバーディーパット沈めてガッツポーズ。
片山晋呉、単独2位に浮上。
トップとは1ストローク差です。
何か今のガッツポーズというのは、みずからに1つ、スイッチが入った感じですか。
全体的なゲームもそうですけど、ティーショット、セカンド、完璧なショットを打ったのに、パーで終わるのは自分の中での戦いとしては成立しないので、自分に対してのナイスバーディーだということにだと思います。
順位を整理しましょう。
きょう単独首位でスタートした趙炳旻が、何とごらんのようにスコアを落とし、かわって、風の中耐えている、プロ初勝利を目指す小林伸太郎が1打差トップ。
片山がいい形で、おくれを取り戻しつつあります。
ごらんのようにずらっと並ぶ、大混戦です。
18番、池田勇太、バーディートライ。
秀道さん、こう見ていても、選手のウエアがはためくぐらい。
あと見ていただいたらわかるとおり、グリーンの傾斜がこんだけある中で奥のバンカーから、ここまで突っ込んできたわけですから、もうメンタル的な強さの前に技術が高いとしか言いようがないですね。
すごいですこれは。
最終日に向けて、気持ちよく18番、バーディーフィニッシュ、池田勇太。
思うように行かない場面はあったかもしれませんが、3日目、72ストロークトータル4アンダーであすの最終日を迎えます。
どうでしょう、現状トップとは5打差なんですが、きょうの今の内容、そしてあすに向けて、池田の可能性はどうですか。
予選もどうだというところからスタートした試合ですから、そんなに強く、重く考え過ぎてないような、あしたさらっと回って終わってやるぜみたいな感じじゃないですかね。
16番、小林伸太郎は返しのパーパット、しっかりとセーブしています。
17番、さあ、このプレーヤーもなかなかツアーでは、まだなじみが薄いという存在かもしれませんが、非常に若手で、今、上を目指していこうという選手の1人。
香妻陣一朗。
これはちょっと距離を残しました。
ごらんのようにお姉さんは女子プロの中でも人気ゴルファー香妻琴乃さん。
今回はマンデートーナメントから出場しまして、この位置で戦っているんですね。
背が僕とあんまり変わらないんですけど、すごいパンチ力がありますから、なかなかのビッグヒッターですよ。
最終組が16番のティーグラウンドにやってきました。
この最終組には今年から私たちの中継に参加してくれています、このABCでも2勝、川岸良兼プロがついてくれています。
川岸さん。
マイクを通じても、風の雰囲気がすごいですね。
すごく強くなってきました。
ですけど、風は一定してきましたね。
さっきまでの吹いたりやんだりのほうがよっぽどストレスがたまると思います。
今、強くなってきましたから、安定しています。
強いアゲインストです。
右からの。
片山晋呉のティーショット。
きょうは実測213ぐらいですね、ピンが少し手前ですからね。
どうか。
右のバンカーか。
ちょっと風とけんかしましたね、今のは。
そして川岸さん、過去、2度、90年、99年、優勝されていますこのABCゴルフ倶楽部、各選手の戦い、このコース、どんなふうな印象がありますか。
やはりグリーンのスピードが速いというか、かたくて物すごいきれいなグリーンなんですが、この風が吹くと本当に影響を受けますよ。
だから、晋呉も、いいゴルフはしているんですけど、いいゴルフをしているんですけれども、11番で3パットしていますし、趙炳旻も11番は、スリーオンだったんですけど、3メートルぐらいから4パットしていますから、風の影響もあると思います。
もう本当に苦しい、ストレスのたまる日ですね。
そのきょうトップで3日目を迎えたという趙炳旻のティーショットをごらんいただきましょう。
いいショットですね。
いいところにつけてきました。
流れに乗りたいですからね。
吹き抜ける強風に各選手たちが歯を食いしばって立ち向かっていきます。
マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント、大会は3日目に入っています。
マイナビABCチャンピオンシップ。
舞台は兵庫県加東市のABCゴルフ倶楽部です。
全長7217ヤード、パー72今年もツアー屈指の高速グリーンが仕上がりました。
コースコンディションは万全です。
この大会の賞金総額は1億5000万円。
優勝者には優勝賞金3000万円また、株式会社マイナビよりマイナビ杯が贈られます。
そして副賞として、日産自動車株式会社より4WDの力強い走りと、先進テクノロジーを凝縮した最強タフギア。
アウトドアスポーツを楽しみ尽くす本格SUV日産エクストレイルハイブリッドが贈られます。
決勝ラウンド2日間の16番ホールでホールインワンを達成した選手全員には株式会社ACNより賞金300万円が贈られます。
放送の解説は、ツアー通算10勝、その初優勝はここABCでした。
今大会はコースセッティングアドバイザーとして運営も携わっていらっしゃいます、田中秀道プロです。
どうぞよろしくお願いします。
お願いします。
見事に予選ラウンドを勝ち上がった選手たちが戦うきょうから決勝ラウンドになります。
どんなところに注目しましょう?ここまで雨もあったり、きょうも風が吹いていますけれども、変わらず高速グリーンに仕上がっていますけれども、ムービングサタデーという、攻撃的なゴルフを見てみたいと思います。
どうぞ皆さんお楽しみください。
ラウンド解説として金谷多一郎プロ。
そして、今年から新たに川岸良兼プロにも加わっていただき、サードラウンドの模様をお送りします。
この番組の連動データ放送ではプレゼントキャンペーンを実施しています。
神戸牛、モモすき焼き、しゃぶしゃぶ用を去年優勝の金庚泰選手直筆、サイン入り大会特製キャディーバッグを1名様にプレゼントしています。
ぜひご応募ください。
詳しくはリモコンのdボタンでご確認ください。
午前中はかなりの雨が降っていたんですが、午後は晴れてきました。
ただ、強く冷たい風が吹いています。
マイナビABCチャンピオンシップ、16番、片山晋呉のバンカーからのセカンドショットです。
距離はありますけどね。
テクニックあります。
もうちょっと近づけたかったですけど、いいショットですね。
トップとはわずかに1ストローク差。
今回勝てば、節目の30勝目。
永久シードプレーヤーの片山晋呉です。
強い風が吹き抜けます、16番。
バンカーショットをごらんいただきましょう。
クラブヘッドが最下点でとらえている形がよく見えましたね。
クラブヘッドが本当に、重さを感じるような、クラブの重さで振っている感じですね。
自分で余計なことをしないという代表という感じですよね。
ここ何試合かの話を聞いてみても、本当に今、自分の中で、充実感、ゴルフの手応えがある、残りのシーズン、優勝争いをしていかないとねと、にやりと笑っていた片山です。
韓国の趙炳旻。
バーディーパット。
わずかに切れました。
入ると気が楽になりましたけどね。
今の時間帯、自分の時間帯じゃないので、とにかくパーでこらえていくしかないですね。
ごらんのように、8番以降で6つスコアを落としてしまっているという趙炳旻。
今年日本のツアーで、史上4人目、初出場、初優勝をなし遂げたという関西オープンでの優勝がありました。
この趙炳旻、近くで見ますと、非常に体もがちっとして、パワフルな印象があります。
パーセービングパットに向かおうという片山晋呉。
毎回パターヘッドが変わり、このグリップが変わり、いろいろ見せてくれる選手ですよね。
そうですね。
いろんな悩みがたくさんあると思うんですが、その日、自分が一番何ができるのか、自分のその日の正解を探しながら、いつも探求心を持ってやれるという、本当に、すごいですね。
すごいの一言ですね。
2番のトリプル・ボギー以降は、バーディーが3つ、ボギーが1つという安定した内容の片山晋呉です。
パーパット。
上りのほぼ真っすぐに近いフックラインですね。
右縁いっぱいに打ちたいところです。
左を抜けていきました。
今大会はコースセッティングアドバイザーとして、4日間を通じて、ピンポジションであるとか、いろんなことを話し合って決めている田中秀道プロなんですが、改めてなんですが、きょうも13と2分の1のスピードが出ている、ABCのグリーン、いかがでしょうか。
雨があって、大変な状況の中で、すばらしいグリーンに仕上げてくださって、頭が下がるばかりですね。
17番、難易度ナンバーワンのこのホール、小林伸太郎です。
左の奥ですからね。
本大会の特別協賛社「株式会社マイナビ」は進学、就職、転職、住まい、結婚など人生の転機をサポートし全ての人たちの成長と成功のきっかけを幅広く提供する情報サービスカンパニーです。
これからもマイナビは新しい価値を生み出し時代の求めるサービスをお届けし続けて参ります。
ここもチャンスにつけています。
2打差トップの小林伸太郎です。
秀道さん、まだ3日目です。
コースの随所に自分の状況がわかるいろいろなボードがありますが、小林選手の心中、初優勝を目指す中では、どうでしょう。
きょうはゲーム展開としては非常にわかりやすいと思いますよ。
とにかくきょうの風の中をどう我慢できるか、そこしか考えてないと思いますけど。
今の時点で、もちろんトップに立っていますけれども、きょうのこの風の中、どこまで頑張るか、そこしかないと思います。
ツアー初優勝を目指す小林伸太郎。
プロ入り以来、順調な道のりではありませんでしたが、去年シード獲得、そして、今シーズン、前半戦の頑張りもありまして、このリランキング、改めて、ランキングが、設定されるフォールシャッフルで、上位に来まして、後半の出場権を得ています。
17番のバーディーパット。
少し上りの、少し左に曲がってくるラインですね。
左に出てしまいましたね。
今、アドレスしていた部分が一番傾斜がきついところでしたからね。
ただ、このパーパットを沈めました。
この組には金谷多一郎プロが回ってくれています。
金谷さん、小林選手、落ち着いていますね。
非常にゴルフが調子いいのか、自信を持ってプレーしていますよね。
そして、小田孔明選手が何げに2位に来ているんですけど、小田孔明選手、毎ホールオーバードライブするような、飛距離を誇っていますから、今の17番なんかも本当にセカンドショット、段の上に来たのは、久々、初めてぐらいの攻めでしたよね。
さあ、片山はどんなショットを見せるか、セカンドです。
残り距離はどうでしょうか。
結構、214。
左からの…風が吹いています。
これはあの左のピンがある面に打つのはなかなか大変ですね。
左にボールを曲げて…。
つかまってますから、右に行きましたけど大丈夫でしょう。
奥のカラーというところですね。
当然、左には外させないとわかった上でのショットですね。
100点じゃなかったとしても、絶対にしちゃいけないことはしていないんですね。
そういうマネジメントはしっかりと、一番できているのがこの中のメンバーでは。
片や川岸さん、この単独リーダーで迎えた趙炳旻が8番くらいからですかね、うまくいかないですね。
パットですね。
これはアゴは大丈夫ですかね。
当たりました。
ちょっと当たっちゃいましたね。
すごい左足下がりのアゴがいって、前下がりの非常に打ちにくいライでした。
自分ではコントロールできない部分でちょっと流れが本当によくないですね。
物すごく流れが悪いです。
そこで一歩引ければいいんですけど、ゲーム中、なかなか難しいですね。
2014年賞金王、小田孔明、ティーショット。
フォローが吹いてますからね。
秀道さん、随分アゴに近いところに行きました。
そうですか。
あとはドライバーなんだよなあと、こう話をしている小田孔明。
ちょっと本当のらしさという意味で、今シーズンはドライビングディスタンスも36位と本来のパフォーマンスじゃないんですね。
飛んでも曲がらないというイメージですけれどもね。
そして、小林伸太郎です。
先ほど金谷プロからも、その小田孔明を常にオーバーしていくようなショットが見られているという話です。
多分今のも左のバンカーをキャリーで超えてくるような距離が来ると思いますよ。
約300ですもんね。
キャリーが必要です。
ごらんのように、ちょっと風が変わっていますが、18番。
右。
木に当たってましたか。
フェアウェイ出てきました。
キャリー的には左のバンカー越えるラインできましたね。
右の木のかなり上に当たりましたね、キャリーで。
木当たっても残り200ぐらいなんですね。
趙炳旻が、これがサードショットになります、17番。
上の面まで行きたかったですけどね。
流れだけがちょっと来てないので、ボギーでクリアするしかないでしょうね。
きょうもバーディー先行でどこまでスコアを伸ばすのかというリーダーだった趙炳旻です。
ただ苦しんでいます。
現在トップは小林伸太郎、2打差で追いかけていきます片山晋呉。
小田孔明もきょう1つスコアを伸ばし、そして、2004年マンデーからの優勝、井上信。
そして今年のマンデートーナメントから出場の香妻陣一朗。
こういったところが、ずらっと6アンダーで並んでいます。
きょう早い時間にスタートした永野竜太郎もトゥデー5アンダーとスコアを伸ばしています。
片岡大育もそこに並んでいる大混戦のサードラウンドです。
片山晋呉が17番、ラインを読んでいます。
秀道さん、相当距離がありまして、何が何でも入れるというよりは、しっかりと、距離を合わせたいという感じですね。
もちろんそうですね。
少し下りも入ったり、また上ったりという、縦に傾斜がたくさんありますからね。
タッチは非常に難しいですけれども。
曲がるとすれば、少し左に曲がるというぐらいですね。
ここから、すっと上って…。
いやあ…。
一筋だけでした。
いいパットですね。
川岸さん、片山のきょうのプレー、パッティング、ショット、いかがでしょうか。
やっぱりゴルフはうまいですね。
こっちに乗せたらいいという方向に外しているだけで。
本当にボギーになるピンチは少ないです。
1回短いの外してますけどね。
さすがですよ。
2004年優勝の井上信。
18番、バーディートライ。
決まらず。
秀道さん、この井上も、最近は下部ツアーが主戦場になっていて、なかなかレギュラーツアーの出場もというところなんですが、今大会、優勝者として、すばらしい戦いをしています。
やっぱりこのコースでこの難しいセッティングの中で、こうやって予選通過して、さらに上位でやっているというのは、シード落ちを経験している選手がここにまた上がるのは上がり方ですよ。
本当にゼロからの上がり方じゃなくて、マイナスからの上がり方で、大変だと思います。
すごいと思います。
小田孔明は直接グリーンを狙うことはできないようです。
18番セカンドショット。
レイアップしました。
ごらんのように秀道プロ、レイアップといってもすごいところなんですね。
ですから、今の、何となくど真ん中に打っている感じですけれども、相当いいショットですね。
本人は首を振っていますが。
ツーオン狙いたかったでしょうからね。
この香妻陣一朗は今年、マンデートーナメントから出場しまして、18番、バーディーフィニッシュ。
限られたチャンスをものにしていくぞという若手の1人ですね。
そうですね。
15、17と、残念な3パットがありましたけれども、ちゃんとこれでチャラにしましたね。
そして2004年、マンデートーナメントから出場の井上信が、最後、18番はパー。
ただ、きょうは1つスコアを伸ばしました。
踏ん張っています。
韓国の趙炳旻、苦しんでいます。
パーパット。
これはいいですね。
本当にきょう前半はどこまで一人旅で行くんだろうという感じだったんですが、逆に言うと、秀道プロ、流れって怖いですね。
そうですね。
このコース自体がそういうポテンシャルのコースですからね。
本当に少し攻め方を間違うとオーバーパーにすぐになりますからね。
きょうは10アンダー、トップスタートだった趙炳旻が、スコアを5つ落としています。
小林伸太郎のセカンドショット。
いいショットですね。
秀道さん、結構フェアウェイですけど、つま先下がりの左足下がりで薄く当たりそうなライからですよ。
つかまえ過ぎず、本当に傾斜に沿っていい球を打ちましたね。
本当に力も入らず、いいスイングでしたね。
その小林とは、わずかに2打差。
片山晋呉、パーセービングパットです。
ラインは真っすぐですね。
伸ばさなくても落とさない。
片山晋呉がしっかりと自分のゴルフを見せながら、ABCといえば、何といっても最終18番。
その最終ホールに片山晋呉がやってきました。
2打差を追いかけます。
秀道プロ、18番です。
見てください。
両サイドのバンカーきいています。
フェアウェイ一番狭くなってます。
右サイドもありますから、右サイドにも打てない、左のバンカーはアゴが高いということで、非常にティーショット、フェアウェイに行けば、十分チャンスがあるという。
そして、フェアウェイに行ってツーオン狙えるというところでも、この池ですよね。
手前にショートした瞬間に池まで戻ってきてしまいますから。
もうドラマチック工場みたいなホールですね。
やはり印象的なのは、2008年の石川遼選手のウォーターショットでした。
ドラマが生まれる、片山晋呉、この18番、ティーグラウンドです。
変わらずフォローになっていますかね。
川岸さん、風の状況は変わらず、つまりは18番フォローと。
強くなっています。
フォローでよろしいですか。
すごいフォローです。
片山選手、飛んでいますしね、きょうも。
物すごいロングヒッターになっちゃって。
そうですね。
前はランという感じでしたけども、きょうもキャリーも出ていますからね。
10メートル近いフォローの中。
どうですかね。
木を超えましたか。
木に当たってフェアウェイに行きました。
フェアウェイの中、マンホール、ドロップできますから、最高です。
キャリー出ていますね。
300行ってますね。
キャリーでこの木に当たってますから。
その1つ前に現在、9アンダー、片山とは2ストローク差、初優勝を目指す小林伸太郎、イーグルトライです。
この距離ですか。
少し段の下からですから、傾斜の強い上りを上がっていかないといけないので、もちろんタッチは非常に難しいんですけども。
ライン的には、大きく曲がる…いいですね、これわかりやすいですね。
最初にぐっと上がっていきますから、最初の打ち出しのタッチですよね。
ごらんのような斜面です。
この傾斜ですからね。
いいタッチですね。
今、皆さん見ていただけましたか。
あの大きな傾斜にあのぐらいのタッチで十分転がっていくのが13.5フィートですね。
金谷さん、抜群ですね、距離感。
本当に初日から見ていますけど、2メートル前後のパッティングをほとんど外したの見たことないんですよね、今週。
見えないところからボールが出てくる現在2ストローク差トップ、小林伸太郎。
バーディーフィニッシュ、なりました。
10アンダーに乗せて、さあ初優勝へあす最終日に向かいます。
なお、このパーティー、小田孔明はパーで、小田孔明はパーでこの18番を終えています。
トップとは3打差になりました。
小林伸太郎がこの18番バーディーフィニッシュ。
片山晋呉、イーグルも狙えるこの18番です。
セカンドショット。
これは球の高さが自分のイメージと合わないと、ショートしたり、オーバーしたりしますね。
すごいフォローですから。
まあ合わせられるでしょうけど。
215ヤードという距離は。
距離は215、190ぐらいのイメージで打つと思います。
いいところにつけました。
イメージどおりですか。
イメージどおりですね。
本当に落ちついたプレーぶりが印象的です。
続いてきょうは、ここまでは苦しい1日になっていますが、川岸さん、この趙炳旻も、いいイメージで、この18番を終えてあしたに向かっていきたいですよね。
そうですね。
パットは本当に、何かあったんだと思いますよ。
突風が吹いてましたもん。
全く無風、突風、その繰り返しでしたもの、雨と風と。
前の木の高さは何も問題はなさそうですか。
木は全然問題ないです。
趙炳旻、セカンドショット。
しっかりとツーオンに成功です。
片山晋呉もそして、この趙炳旻も18番、ドラマが起きる18番でツーオンに成功しています。
さあ、片山のきょうのプレーです。
きょうは2番でトラブルがありました。
ティーショットをOB。
これが、5打目になります。
この後2パットで何と、トリプルボギー、一気にスコアを落としてしまっての1日。
ただ、徐々にそこから盛り返していきます。
6番のバーディーパット。
その後11番でボギーはあったんですが、12番。
しっかりとこれを沈めました。
崩れません。
耐えています。
15番もバーディーパットを沈めて、ガッツポーズが見られたきょうの片山晋呉です。
マイナビABCチャンピオンシップ、ABCゴルフ倶楽部の名物はこの18番。
池をめぐる非常に美しいレイアウト、さらに、選手を悩ませる高速グリーン。
その最終18番に最終組の3人がやってきました。
既にきょうの競技、3日目をフィニッシュしている小林伸太郎がこの18番でバーディーを取って、10アンダー。
片山が3打差を追いかけます。
さあ秀道プロ。
片山選手がしっかりとツーオンに成功してイーグルトライへと向かいます。
もう風の中、本当に苦労しながらもステディにゲームを整えてきました。
最後も整えて終わるというだけでしょうね。
トリプルがありながらも。
ラウンド解説の川岸良兼プロも、まあイメージどおり、しっかりとできたと。
3日目のゴルフはいいですね。
こちら、小田龍一の姿もとらえています。
小田龍一も片山晋呉も、このABCを制した経験があります。
池をめぐる、この美しいABCゴルフ倶楽部の18番。
数々のドラマがこのグリーン上で、そして、この池から生まれました。
田中秀道プロも、95年、初優勝。
このグリーン上で思わず涙を浮かべた、あのシーン、印象にありますね。
そうですね。
非常に、きのうのことのように思い出されますが、僕のときとまたこの辺の形状が違いますからね、今のほうが、まだ池がかなりプレッシャーになっていますから、よりよくなっているという、この最終ホール。
現在トップとは3ストローク差あるんですが、これを決めれば、一気に1打差に詰め寄るという片山晋呉のイーグルトライ。
秀道プロ、きょうのカップ位置、傾斜どうでしょうか。
カップのある面はほぼ平らに近い状態のところに切ってあります。
とにかくこの手前の大きな傾斜ですね。
かなり傾斜が強いところをまず、かけ上がらなくてはいけないので。
ただ、13.5フィート、距離感だけですね、難しいのは。
カップに寄ってきますが、わずかに外れました。
最初の大きな傾斜でもう少し左に曲がってくるという読み方だったと思うんですけれども、やはりスピードがありますから、この時間帯になっても、13.5フィートをしっかりキープできているというぐらいのスピードですね。
片山選手の動きを見ていても、結果として、決まった、決まらなかったはありますけど、自分のやりたいことをしっかりやっているそんな印象は…。
パッティングもいいと思いますよ。
すごくうまくヒットできていると思います。
2014年優勝の小田龍一、ラインに乗ってました。
川岸さん、もうこの飛距離も出ます、パターも気持ちよく決めていく小田龍一のプレースタイルというのは、川岸さんもお好みのスタイルなんじゃないですか。
小田龍一は人間的に好きです。
そうですか。
ただ、ちょっとおとなし過ぎるので、心配になっちゃいますね。
きょうは前半で大きくスコアを落としてしまって、ちょっと苦しい1日でしたが、18番、バーディーを取ってあす最終日へと向かいます。
韓国の趙炳旻もイーグルトライになります。
気持ちよく3日目を終えたい、しかし、外れます。
川岸さん、あとはパターだけなんだと。
とにかくパットなんだと話をされていましたが。
やっぱり本当にこの高速グリーンで突風に吹かれると嫌ですって。
本当に1回外れたら、また突風吹くんじゃないかと思ってしまいます。
川岸さんの実感がこもってますか。
そうですね。
趙炳旻は、最後、バーディーを取りましたが、きょうは大きくスコアを落としてしまいました。
3日目は76ストロークでした。
あすの巻き返しを誓います。
周囲の小林が10アンダー。
3打差追いかける、片山晋呉、18番のバーディートライです。
これを決めて、8アンダーフィニッシュであれば、確実に最終日最終組という。
小林伸太郎選手、初優勝を狙う選手が大ベテラン、永久シード選手の片山選手。
それで勝つことができれば、また励みにもなりますし、それを簡単に勝たせないぞという片山選手のプレーぶりも見てみたいと。
両方ありますね。
しっかりとバーディーパットを沈めて、そして、これであすの最終日最終組をさらに優勝に向けて、大きなバーディーフィニッシュとなりました。
18番、片山晋呉、バーディーを決めて、8アンダー、2打差でフィニッシュです。
秋のビッグトーナメント、マイナビABCチャンピオンシップはサードラウンドを終了しました。
秀道プロ、あす最終日に向けていかがでしょうか。
あした最終組が小林選手、初優勝を狙います。
そして、片山選手もなかなか勝たさないぞという立場もあります。
香妻選手、マンデーから勝ち上がってきました。
つかみ取りたいですけれども、さらにもっと、爆発的なスコアを出してくる選手2016/10/29(土) 15:30〜16:25
ABCテレビ1
マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント2016「第3日」[デ][字]
秋のビッグトーナメント▽賞金総額1億5000万円優勝賞金3000万円。手にするのは誰だ!2008年には石川遼がウォーターショットで優勝を決めた▽池田勇太初の賞金王へ向け!
詳細情報
◇出演者
【解説】田中秀道
【ラウンド解説】川岸良兼、金谷多一郎
【実況】山下剛(ABCアナウンサー)
◇会場
〜ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)