(信政)てやっ!てや〜!
(三十郎)もっと大きく!
(茂誠)よろしく頼んだぞ。
(茂誠)さあ。
(信吉)すまん。
ここはどの辺りだ?柏原に近き辺りかと。
まだ戦も始まっていないのになぜこんなに急ぐのだろう。
大御所様が京でお待ちだからでしょう。
(三十郎)信吉様もこっちで一緒になさりませぬか?兄上!どうか私には構わず。
汗をかくと気持ちようございますぞ!放っておこう。
将軍様お見回りでござる。
(正信)これはこれは…ハハハハ!精が出ますな!剣術の稽古は毎日欠かさないようにしております!
(秀忠)天下安寧のためしっかり働いてくれ。
かしこまりました!
(正信)この向こうが本多忠朝の陣でございますよ。
真田左衛門佐が…。
大坂城に入ったそうな。
(茂誠)なんと…。
(信之)信吉たちを追って京へお上り頂きたい。
(松)私が!?源次郎が大坂方へつきました。
まあ!息子たちと源次郎が争うなどあってはならぬ事。
源次郎だって甥っ子たち相手に本気にはならないんじゃない?手加減してくれるんじゃないかしら。
私が心配しているのはそこなのです。
敵陣に身内がいれば源次郎の目が曇る。
源次郎の好きにさせてやりたいのです。
あれは14年間この時を待っていたのです。
敵陣に真田の旗を見れば源次郎の決意が鈍る。
兄上と三十郎に「どんな事をしても戦場には出るな」とお伝え下さい。
「徳川への忠義の証しとしてあえて一番前に陣を敷くなど愚かな事は考えるな」と。
書き留めて。
忘れそう。
稲の耳に入ればえらい事になります。
姉上だけが頼りなのです。
書き留めます!
(正純)秀忠様のご軍勢は守山へ入ったとの事でございます。
(家康)早いな。
(正純)此度は大御所様に叱られぬよう必死なのでございましょう。
(家康)いつまで関ヶ原を引きずっておるのだ。
(正純)片桐殿を連れ参りましたがお会いになりますか?通せ。
はっ。
片桐殿。
(家康)お会いしとうござった。
(且元)私の力不足ゆえこのようなありさまとなってしまい己のふがいなさを責めるばかりでござる。
そなたに罪はない。
悔やむ事など何もありませんぞ。
(家康)それにしてもここまで豊臣に尽くした者をすげなく追放するとは大坂の者どもは何を考えておるのか。
片桐殿これからはわしの下で働いてくれ。
そなたのような家臣が欲しかった。
ありがたき事ではござるが…。
もちろん今も豊臣に忠節を誓うというのであれば無理強いはせん。
豊臣との縁は既に切れ申した。
では…。
私のような者でお役に立てる事があれば。
正純聞いたか?片桐殿が徳川についてくれるぞ。
喜ばしき限りでござる!
(家康)早速だが一つ聞かせてほしい。
豊臣はこのところ盛んに兵糧をかき集めておったようだがそなたの目から見てどうじゃ?今の大坂城に10万の兵を養うだけの兵糧があるか?城はどれぐらいもつ?もちろん豊臣に義理立てしたいのであれば答えんでもよい。
(家康)いかがかな?片桐殿。
(家康)よう分かった。
さすがは忠臣片桐東市正!あっぱれじゃ!ハハハ…。
牢人たちの数は…。
(且元)当初の見積もりをはるかに上回っております…。
今の兵糧ではとても10万は賄いきれませぬ…。
もって…。
半年…。
(家康)よくぞ教えてくれた!
(茶々)お前たちはもうよい。
下がりなさい。
(家臣たち)はっ。
お入りなさい。
閉めて。
ここに入るのはあの日以来。
太閤殿下が私に見せようとしなかったものたち。
皆もうすぐ出番ですよ。
勝てますか?
(信繁)申し上げたはずです。
私はそのために来たと。
頼もしいこと。
これより軍議がございます。
そこで秀頼様に必勝の策を献ずるつもりでいます。
この城さえあれば我らは負けませんね?もちろんです。
ただ私の献ずる策は籠城を取りませぬ。
もっとよき手が。
秀頼殿が危ない目に遭う事はありませんか?もちろんです。
ずっと待っていました。
私の愛した人たちは皆この世に未練を残して死にました。
父上も母上も兄上も柴田の父も。
捨も。
太閤殿下は?「私の愛した人たち」と言いました。
私はどうなっても構いません。
秀頼を死なせないで。
命に代えても。
これより軍議の支度がございますゆえ。
(大蔵局)牢人たちはどれほどに増えましたか?
(治長)既に10万を超える勢いでございます。
(大蔵局)まだまだ増えそうですか?
(治長)あとは兵糧との兼ね合いが心配です。
(大蔵局)そのようなものはどうにでもなります。
戦というものは時の勢いを味方につけた方が勝ち。
我が兄が桶狭間において今川義元の大軍を破った時を思い出します。
(大蔵局)されど治長。
くれぐれもあの者たちに好きにさせてはなりませぬぞ。
持ち上げるのは構いませぬが舵を取るのはあくまでも我ら。
本日の軍議が肝要ぞ。
(治長)かしこまりました。
少し借りるぞ。
軍議に備えて考えをまとめておこうと思ってな。
(内記)策は決まりましたか?かつて父上の立てた策を目下の形勢に合わせて練り直した。
(内記)楽しみですなあ!籠城戦は亡き殿も得意中の得意でございましたからな!
(治長)先月の23日家康が京に入り申した。
一方秀忠率いる5万の本軍が江戸を出立。
徳川傘下の東国の大名たちも続々とこちらへ向かっているところでござる。
敵方は少なく見積もってもおよそ20万。
相手にとって不足なし!天下の豪傑後藤又兵衛殿から頼もしいお言葉が出ましたぞ。
さてその徳川勢をどう迎え討つか。
木村長門守。
ここは戦の定石どおり籠城でまいろうと思います。
倍以上の敵に野原で真っ向からぶつかっても勝ち目はございませぬ。
城に籠もって戦うのが一番と考えます。
五人衆ご異存ございませぬか?承知。
承知。
承知。
承知。
不承知にございます。
そもそも籠城とは援軍が来るまでの時を稼ぐもの。
此度の戦に援軍はおりませぬ。
(秀頼)では左衛門佐はどうすればよいと思うのか?ここは討って出るべきでしょう。
討って出る…。
ばかな。
正面からぶつかって勝てる訳がない。
正面からぶつかるとは申してはおらぬ。
討って出ると言うたではないか!まあまあご両人。
我らは味方同士。
敵は徳川でございますぞ。
ご無礼致しました。
(治長)大坂城は太閤殿下がお造りになられた難攻不落の城。
あえてそこから出て戦う意味が分かりませぬ。
戦を城からなるべく離し大坂京伏見大津上方全てを戦場とする事で徳川を分断敵の力を削いでいきます。
(有楽斎)話としては面白いが…。
(治長)京の町に攻め入ると申されるか?京には家康がいます。
(治長)由緒ある神社仏閣を左衛門佐殿は灰にするおつもりか。
勝つためでござる。
籠城でよいのではないか。
では一体いつまで城に籠もられるおつもりですか?
(治長)この城ならば2年でも3年でも籠もる事はでき申す。
それだけの兵糧がここにはありますか?ござる。
その先は?そうこうするうちに家康が死ぬ。
それを待つ。
(又兵衛)こうしよう。
まず城の四方を俺とお前それとあんたらでそれぞれ固め向かってくる敵を蹴散らす。
どうだ?なるほど妙案でござるな。
殿ご裁断を。
そういう事ならば私は引き下がらせて頂こう。
お待ちを!考え抜いた策をろくに吟味もせずに退けられたのではやる気も起きませぬ。
九度山に帰る事に致す。
御免。
(秀頼)修理!
(治長)左衛門佐殿!源次郎様もやりますな。
「父上ならどうするか」と考えた。
よう覚えておきなされ。
はったりは真田の家風でござるぞ。
(大助)はったり…。
はったりではない。
これは立派な策だ。
じきに誰かが迎えに来る。
(足音)
(小声で)案の定でございます。
(足音)木村長門守にござる。
左衛門佐殿軍議に戻っては頂けませぬか?秀頼公がお待ちです。
もう少し詳しく聞きたいと仰せでございます。
あなたはどう思われた?私の策について。
私は…。
籠城こそが唯一の道と思っております。
倍以上の敵を迎え討つ時は籠城が最もふさわしいというのが定石でございます。
その定石を敵も知っている。
だからこそ裏をかく意味があるのでは?それは…。
今家康は京にいます。
(碁石を置く音)これ以上の好機がありましょうか。
まずは伏見城を攻略しそこを出城として二条城へ攻め込みます。
そして秀忠が到着する前に家康の首を取る。
同時に別の軍勢が大津を占拠し近江を我が物とします。
更に瀬田と宇治の橋を落とします。
これによって徳川本軍の行く手を塞ぐ。
ここまで来れば徳川についていた豊臣恩顧の大名たちの中にも我らに味方する者が出てくる。
更に伊達や上杉と示し合わせ秀忠勢を背後から襲わせる。
負ける気が致しません。
伊達や上杉が味方をしてくれるか?家康の首さえ取れば必ず。
(有楽斎)いやはやこれはお見事!さすがは戦上手の真田殿じゃ。
方々いかがでござろう。
後藤殿。
一つの策であるな。
しかしここはやはり籠城だ。
訳を伺いたい。
話が大きすぎてついていけない!説明が足りぬのならばいくらでもお話し致す。
ほかの方々は?長宗我部殿。
籠城がよろしいかと。
(治長)明石殿。
右に同じ。
やはり籠城のようですな。
(勝永)待った!俺は左衛門佐の策に乗る。
(又兵衛)おい!
(勝永)話が大きすぎて…。
俺はそこが気に入った!いかがなされます?もう少し話し合うてみたい。
しばし休憩としませぬか?籠城か討って出るか。
どちらももっともな気がしてきた。
最後にお決めになられるのは殿でございます。
ありがとうございました。
(勝永)正直言って俺は籠城だろうが何だろうが全くこだわらん。
では…。
あんたは何のためにここへやって来た?私ですか?俺は己の力を試してみたかった。
それだけだ。
今の俺の腕が戦場でどれだけ通じるか。
それを見極める。
だからここに来た!あんたに乗ったのは恩を売るためだ。
京に攻め込むと言ったな。
その役目俺にやらせろ!家康の首は俺が取る!いいでしょう。
それにしても…。
後藤殿はなぜ籠城にこだわるのか。
(勝永)あいつはあんたの意見に従うのが嫌なだけだ。
ではあちらの2人は?よう知らぬ。
私には分からないのです。
あなたは戦上手で知られた宇喜多秀家様のご家老。
籠城が決して得策ではない事は重々分かっておられるはず。
私は切支丹です。
存じ上げています。
この国に信徒を増やすのが私の願いです。
それがどう関わってくるのでしょう?軍議が始まる前に言われたのです。
此度の戦は籠城と決まっているゆえ左衛門佐殿がほかの策を出しても決して乗るなと。
さすれば今後切支丹の布教に関して便宜を図ると。
誰に?大野修理殿に。
そういう事でしたか。
私には豊臣につくいわれはない。
私が大坂へ来た訳はただ一つ。
徳川が切支丹禁教令を出したからです。
私にはそれが全て。
お気持ちは分かりました。
長宗我部殿。
あなたもやはり修理殿に言われたのですか?あの男はわしに約束した。
籠城に同意すれば願いをかなえると。
あなたの願いは?長宗我部の家を再興する事じゃ。
多くの家臣の思いがわしの肩にかかっておる。
結局豊臣のやつら俺たち牢人たちを頼りにしているくせに俺たちに牛耳られるのを恐れているんだ。
そのようです。
何としてもあんたの策を潰す腹だ。
しかし分からぬのは修理殿がなぜ私の策をご存じだったのか。
お二人がどのようないわれでここに来られたかそれは関わりありません。
大事なのは豊臣が負けてしまえばあなた方の望みは潰えるという事。
切支丹の布教も長宗我部家の再興も戦に勝たねば全てが夢となるのです。
まずは勝つ事。
籠城ではそれはかないませぬ。
この世に決して落ちぬ城などない。
城は大きければ大きいほどどこかに綻びが生じる。
この戦に勝つためには城から出るほかありませぬ。
城から出るなどもっての外。
(治長)京の家康を攻めるなら今しかありません。
(大蔵局)言うたではないですか。
あの者たちの思いどおりにさせてはなりませぬ。
長門守に気張ってもらうしかありませんな。
(大蔵局)頼みましたよ重成。
(茶々)次はこれを食べましょう。
はい。
さて初は茶々のすぐ下の妹である。
若狭の大名京極高次のもとに嫁ぎ夫の死後は常高院と名を改め茶々のよき相談相手となっている。
今この城に牢人たちが10万人いるのですよ。
10万人も?真田左衛門佐も戻ってきてくれましたし。
姉上の元気なお声を聞いて安心致しました。
この戦必ず勝ちます。
我ら2人も左衛門佐殿の策に乗る事に致した。
(全登)ここは城を出て戦うのが得策!左衛門佐殿それではお尋ね致す。
どうぞ。
(重成)貴殿は城を出て伏見京大津へと兵を進め敵を分断させると仰せられた。
そのとおりです。
(重成)敵を分断させるという事はすなわち味方も分断されるという事。
さよう。
まとまりのない牢人たちが最も力を発揮するのはこの大坂城で一丸となって敵とぶつかる時ではないでしょうか。
そうかもしれません。
よくぞ言うた!しかしだから籠城というのはいささか気が早すぎはしませんか。
確かに大坂城は最強の砦。
されど今の我らには最強の砦であると同時に最後の砦でもある。
我らにはここしかないのです。
ここが落ちれば豊臣家は滅びます。
ならば籠城は最後の策に取っておきまずは外に討って出るべきです。
籠城はそのあとでもできます。
木村殿。
定石どおりに考えていては戦は勝てませぬぞ。
今の言葉…。
腑に落ちました。
(治長)長門守!
(重成)籠城は最後の一手に取っておきましょう。
それまでは少しでも敵の力を奪う事を考えるべきです。
まずは秀忠の軍勢が来る前に京へ攻め入りましょう!不承知!いつまでつまらん意地を張る?うるさい。
あんたも修理殿に何か言われたのか?ばか言え。
でしょうね。
あなたは初めから私の策には乗らないと修理殿は踏んでおられた。
事のついでに教えてくれ。
あんたは何のためにここへ来たんだ?何の関わりがある?分かるような気がします。
死に場所を求めにやって来た。
違いますか?
(勝永)死に場所?黒田家を飛び出したあと後藤殿はどこにも仕官ができなかった。
黒田の殿が手を回したからです。
武士らしく生きる事ができなくなったあなたはあとは武士らしく死ぬしかない。
俺は天下の後藤又兵衛だ。
天下一の城を枕に討ち死にするしかねえと思った。
俺の死に場所はここしかねえ。
籠城だ!誰が何と言おうとな!
(又兵衛)何だよ?私は勝つためにここへやって来た。
死にたがっている者に用はありません。
はあ?勝つ気がないならこの城を出ていってもらおう。
(又兵衛)本気で勝とうとしてるのか。
もちろん。
お前は大まぬけだ。
勝てる訳がなかろう。
俺たちは日の本中を敵に回してる!口には出さねえがみんな思ってる事だろ!そうだろみんな!我らは別々の思いを持ってここに集まってきました。
しかし一つだけ通じ合っている事があります。
皆それぞれ望みを持っている。
生きる望みを。
だからこそ我らは強い。
私は本当に負ける気がしないのです。
我らは決して負けない。
ここに死に場所はない。
死にたいのなら徳川につくべきだ。
その言葉忘れねえぞ。
ハハハハハ!ハハハハハ!実はな俺も籠城はまだ早いと思ってたんだ。
ハハハハハ!よく言うのう。
ハハハハハ!ハハハハハ!
(牢人たちの笑い声)さてなかなかよいものを拝見致した。
ではこの辺でお開きに致しませぬか。
では…。
初めから申し上げておる。
籠城以外にはない!しかしそれでは話し合うた意味がございませぬ。
意味はあった。
それぞれの思い胸にしみましたぞ。
ふざけるな…。
おぬしらはしょせん金で雇われた牢人たちじゃ。
身の程をわきまえよ。
本音が出たな。
我らの指図に従い敵と戦っておればいいのだ。
(治長)有楽様…。
今の言葉は聞き捨てなりませぬ。
何だと?ここにいるのは豊臣を守るために集った者たちでございます。
我らにとってはあくまでも客人。
非礼は許されません。
誰に向かって言うておる。
決めるのは右大臣秀頼公でございます!あなたではござらん!
(治長)殿ご裁断を。
(秀頼)決めた。
籠城はせぬ!討って出よう!この事大蔵にお伝えする。
好きになされませ。
ではこれより左衛門佐殿の策に沿って急ぎ陣立てを決めてまいりたいと存ずる。
(大蔵局)どうなりましたか?息子殿に聞きなされ…。
(又兵衛)前途多難だな。
多難でない戦などありませぬ。
(又兵衛)ハハハハハ!
(勝永)分からぬのは豊臣の連中は不利と分かっていてなぜあそこまで籠城にこだわる?におうな。
では御免。
あんたはなぜここに来た?私…。
まだ聞いてなかったぜ。
実は…。
私にもよく分からないのです。
(秀頼)皆頼もしきもののふたちです。
母上この戦必ず勝ちます。
…でどうなったのですか?むろん真田の策を採りました。
(茶々)籠城は?
(秀頼)致しませぬ。
毛利勝永率いる2万の兵が明日京へ攻め込みます。
なりませぬ。
母上…。
(茶々)その者が裏切らぬと言えますか?しかし…。
牢人たちの中で信じられるのは真田だけ。
ほかは金目当てで集まってきた者たちです。
城にとどめ目を光らせておかねば何をしでかすか分かったものではありませんよ。
この城にいれば徳川は手出しできません。
籠城です。
それしかありません。
よいですね?
(治長)面目次第もござらん。
秀頼公のお気持ちは籠城で固まりました。
しかし…。
(治長)お上様のひと言でひっくり返ってしまいました。
我らにはどうする事もできませぬ。
そういう事ならばしかたありませんな。
そうと決まったからにはすぐに次の策を考えましょう。
お願い致す。
ここに出城を築く。
真田…また真田か!許しません。
真田が裏切ったらどうするのじゃ!作り直しじゃ!あ〜!牢人たちの力を借りねば我らの負けでござる!父上も生きておられれば同じお考えのはず。
籠城で勝つにはこれしかない!
兵庫県姫路市にある南山田城は大坂五人衆の一人後藤又兵衛ゆかりの城です
村人を困らせる大蛇を又兵衛が退治した逸話が伝えられています
お隣の加西市にも又兵衛ゆかりの場所が残されています。
後藤家の菩提寺多聞寺
又兵衛の子どもが建立した寺院です
数々の戦で武功をあげた槍の又兵衛。
しかしそれが仇となり主君黒田長政の不興を買い仕官の道を閉ざされました
大坂城に入城を果たした又兵衛
信繁同様又兵衛の武勇は徳川との大戦でもう一度花開く事となるのです
2016/10/30(日) 20:00〜20:45
NHK総合1・神戸
真田丸(43)「軍議」[解][字][デ]
徳川軍が迫る中、大坂城で軍議が開かれる。幸村(堺雅人)は家康(内野聖陽)がいる京へ打って出るべきと主張するが、又兵衛(哀川翔)らは籠城すべきだと猛反対する…
詳細情報
番組内容
徳川軍が大坂城に迫る中、茶々(竹内結子)は幸村(堺雅人)と密かに会い、ある願い事をする。一方、秀頼(中川大志)の御前で五人衆を集めての軍議が開かれる。幸村だけは、家康(内野聖陽)のいる京へ攻め込むことを主張するが、みな反対する。次第に勝永(岡本健一)は幸村の意見を認めるようになるが、又兵衛(哀川翔)だけは籠城すべきだと猛反対し続ける。そして、ついに秀頼が決断をくだすときが訪れる…。
出演者
【出演】堺雅人,大泉洋,木村佳乃,岡本健一,中川大志,中原丈雄,小林隆,星野源,哀川翔,竹内結子,近藤正臣,内野聖陽,【語り】有働由美子
原作・脚本
【作】三谷幸喜
音楽
【音楽】服部隆之