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字幕書き起こし 2016三井住友VISA太平洋マスターズ 3日目【松山英樹首位キープなるか!?】 2016.11.12

≫3年ぶりに、ここ太平洋クラブ御殿場コースに松山英樹が帰ってきました。
今日早くも4つスコアを伸ばして17アンダー。
いかんなく世界のプレーをこの御殿場でも発揮しています。
加瀬さん、昨日、そしておとといの予選ラウンド、そして今日とすごいという言葉しか出てきませんね?≫ショットの精度がやはり高いですね。
そして最近、調子がいいパッティング、これもいいですね。
≫オンコース解説には宮瀬博文プロについてもらっていますが、宮瀬さん、ピンチもあったんですよね、今日は。

 

 

 


≫前半、ロングホールで右の林に打ち込んだんですけれども、そこから出して3打目はうまく乗らなかったんですけど、5mのパーパットを入れてナイスパーですね。
≫そこから7番パーの後8・9、そして折り返して10番と3連続バーディーです。
11番パー5のセカンドショット。
手前のピンです。
非常にアイアンの距離感がいいんですよね。
≫本人としては今もう少しフェードでいきたかったと思うんですけど、ちょっとつかまったんですよね。
でも、最近、縦の距離感、アイアンの距離感がすばらしいと思いますね。
スピンコントロールもしっかりしていますしね。
≫先々週、アメリカのPGA、HSBCチャンピオンズで3勝目を挙げた松山ですが、そのときとったバーディーの数が29ですから。
とにかく初日からバーディーをとってくるという松山のスタイル。
では、その松山の初日、2日のハイライトをご覧いただきましょう。
スタートがインスタート10番でしたが、3年ぶりの出場となりました松山英樹。
初日の木曜日からかなり冷たい空気だったんですが、たくさんのギャラリーが来てこのセカンドショットが圧巻でした。
153ヤード、9番アイアンでなんと10cm。
≫スタートから見せてくれますよね。
≫18番は227ヤード、4番アイアン。
上の段、この距離感もピッタリですから。
右3.5mのイーグルトライ。
今年、マスターズ、全米プロといいところまでいったんですが、なかなかパッティングのところで決まらずに苦労してきました松山。
≫逆にショットがいいだけにパターのミスは本人すごく意識し過ぎてしまうところがあったのが、それが最近はちょっとなくなってきましたね。
≫非常にショット、パットともにかみ合っているという松山英樹です。
そしてセカンドラウンド、13番ナイスパーの後、14番は123ヤード、ピッチングウェッジ。
これも奥から戻してこの距離というのは計算づくなんですね。
≫3ヤードぐらい奥に打って恐らく戻って来るだろうというね。
≫15番はドライバーで97ヤード、これはサンドウェッジでしたこれが1m。
≫これは逆にファーストカットでよかったなというところですね。
≫さらには16番です、157ヤードを9番アイアンで打ちました。
打ってくる距離に対しての番手がどんどん短くなってきますね≫昨年よりも確実に距離は出ていますよね。
≫宮瀬プロにはこの2日間ももちろんご覧いただいているんですが宮瀬さんはどんな印象で松山を見ていますか?≫3日間見て、ショットはそんなにあまりよくないのかなと。
表情を見ていると納得していないというところが結構あるので。
その中でもこれだけのスコアをつくってこれるというのはさっき加瀬さんもおっしゃっていたようにパッティングが今週はいいですね。
≫なかなかボギーを打ちませんね、ピンチになっても。
≫そうなんですよ、6番も5mのパーパットをしっかり入れてましたからね≫その辺り、ショット、パットがかみ合ってくれば、来年のメジャーは近くまで来ていますね。
≫もちろん、そうですね。
≫今日スコアを伸ばしてきているといえば宮里優作です。
今日は5アンダーからスタートして、7つスコアを伸ばしています前半32、イーグルもありました。
≫距離のあるバンカーショットは難しいですね。
≫昨年はプロとして4位タイという自己ベストの成績を残している宮里優作です。
今シーズンまだ優勝はありません。
≫これはすばらしいじゃないですか。
≫昨日もったいなかったのはショットはいいんですが、33パット。
その辺りで足を引っ張られた宮里でした。
松山英樹の組です。
ソン・ヨンハンが最初は1番からバーディースコアでスコアを伸ばしてきましたがしかし現在松山の1人旅となってきました。
2016三井住友VISA太平洋マスターズ、サードラウンドです。
松山が3年ぶりに太平洋クラブ御殿場コースに帰ってきました。
2011年にはアマチュアでこのコースを勝っています。
松山にとってもツアーで初めて勝ったのがこのコースでした。
現在13アンダーのパク・サンヒョンです。
パク・サンヒョンも昨日も66、6バーディー、ノーボギーだったんですが、先週辺りからパターを変えてパッティングが非常にいいそうですね。
≫昨日のラウンドを見ていると、パッティングはすごく光ってましたね。
≫17番の宮里優作、見事なバンカーショットからパーをセーブしています。
昨年もこの大会4位タイに入って、翌週のダンロップフェニックスで優勝と、一気に賞金ランキング2位まで駆け上がってきました。
11番のパー5の松山英樹。
現在2位のソン・ヨンハンとパク・サンヒョンには4ストロークの差。
ソン・ヨンハンはバーディーパット。
今の松山を追いかけていくというのは大変なことなんですね。
≫目の前でどんどん伸ばされていくと、ちょっと焦る気持ちがあるしなおかつ、いや、かなわないなと思ってしまうとなかなか難しくなりますよね≫先々週、中国で行われた世界選手権シリーズ、HSBCチャンピオンズで優勝しました。
日本オープンの勝ち方もすごかったですからね。
優勝、2位、そして先々週優勝をして、いわば凱旋してきました、この御殿場です。
松山のイーグルトライ。
≫これはかなり切れてくるので、そして最後に下っていくんですよ。
ですから距離感がすごく難しいんですけどね。
思ったよりも右に出ましたねアドレスの感じとは違ってね≫それでも松山は8番、9番、10番と現在3連続バーディー中ですこれを決めれば18アンダー止まりません松山、4連続バーディーです。
格の違いをまざまざと見せつけています。
今日これで5つスコアを伸ばしています。
トーナメントレコードが4日間でダレン・クラークの22アンダーなんですが、もう迫ってきましたね。
≫この調子だともっといくと思いますけどね。
普通にやってればね。
≫追いかけるパク・サンヒョンはパーパットです。
先週のトーナメントで5位に入ってきて、復調してきましたパク・サンヒョンです。
まだまだトーナメントは続いていくという終盤戦に入ってきている今年の男子ツアーです。
松山とは同じ年、同じ学年ということになりますが、韓国のソン・ヨンハンです。
11番しっかりとバーディーをとりました。
ボギーがあったときに、すぐに11番をパー5で取り返しています。
14アンダーです。
この人も1月のアジアンツアーの大会ではジョーダン・スピースに1ストロークリードして優勝しています。
初の賞金王へのタイトルへ、池田勇太。
14、15とバーディーをとって盛り返してきました、9アンダーです。
16番のセカンドショット。
うまく傾斜も使ってきました≫これはいいショットでしたね。
≫調子は悪くないということで、先週は谷原に敗れたんですが谷原がまさかの優勝のあるコースで予選カットになりましたから≫ここで池田選手としたら、少しでも縮めておきたいですよね、賞金の差をね。
≫現在、少し曇っていますが、朝から富士山がきれいに見えていた3日目のラウンド、たくさんのギャラリーが松山を見に来ています。
2016三井住友VISA太平洋マスターズ。
東北福祉大学3年生の時にアマチュアでこのトーナメントを制しています。
松山としては5回目の太平洋クラブ御殿場コースの登場です。
左で手を離しましたが、宮瀬さん、この辺りの今日のティーショットはいかがですか?≫今日、ドライバーで曲げたのは今が初めてですね。
前半、3回使ったんですけど、3回ともいいショットでした≫オンコースには1999年ダレン・クラーク、川岸と3人のプレーオフを制してプレーオフを勝っている宮瀬プロです。
≫12番のティーショットはティーの先、左側に木がずっと並んでるんですよですから若干、フェードヒッターは打ちづらいかなという感じがするホールなんですね。
松山選手、どちらかといったらフェードヒッターなのでその中で逆に球を少しつかまえていこうというものが左に行き過ぎてしまったという状況だったと思うんです。
でも、距離が出ていますからウェッジ系では打てると思うのでそんなに問題はないと思いますけれども。
≫ソン・ヨンハンとパク・サンヒョンが追いかけます。
ソン・ヨンハンは1月のSNBCシンガポールオープン、ワールドツアーでは池田とのプレーオフに敗れて2位となっています。
≫ショット的には今のパク・サンヒョンはそんなに飛距離が出る方ではないそうですが初日、2日目は何発も入ったそうですから、だから、この位置にいるというパク・サンヒョン。
≫昨日のパッティングを見てもすごくしっかり打っているという印象が強かったですね。
≫16番バーディーチャンスにつけています。
決めれば3連続バーディー、10アンダーに乗ってくる池田。
左を抜けました。
本人としても林間コースは得意なんですけど、なかなかティーショットのイメージを出しづらいと言いながら上位で踏ん張っている池田です。
18番に来ました、現在12アンダーの宮里優作です。
左右のバンカーの少し手前辺りということですから、気温も大分下がってきましたね。
≫その中で今のショットというのは、フェアウェーキープというショットでした。
≫松山が今日、既に5つスコアを伸ばして18アンダーとしています。
その松山の組、パク・サンヒョンが打ちます。
セカンドショット。
≫168ヤードです。
≫今日はピンは左の手前ですね。
ちょうどコブを越えたところ若干、下りにはなりますけどね。
≫今週に入って12番が初日2日で5番目に難しいホールとなっています。
≫初日、2日と北風が吹くとこのホールはアゲンストになるので、そういった面ではちょっと難しさが出るかもしれませんね≫ソン・ヨンハンが打ちます。
≫160ヤード、8番アイアンです。
≫この左サイド。
最後は松山となります。
2016三井住友VISA太平洋マスターズです。
今日5つスコアを伸ばしている松山英樹。
12番に来ました、セカンドショットです。
宮瀬さん、どういう状況ですか?≫前の木が少しかかるかなという感じなんですが、でも、グリーンの右サイドを使えるのでそんなに気になる感じではないと思います。
≫若干つま先下がりも入ってきますかね。
≫ちょっと右に行ったのかもしれませんね。
≫それでもグリーンをとらえてきました。
松山、セカンドショット、ラフからグリーンをとらえてきました。
紅葉とコースの美しさに毎年のように目を奪われる伝統のトーナメント。
2016三井住友VISA太平洋マスターズ、サードラウンドを迎えました舞台となるのは静岡県御殿場市板妻の太平洋クラブ御殿場コースです。
全長は7246ヤード、パー72。
晩秋のたたずまいを見せる富士の麓に広がる、日本を代表する名コースです解説は加瀬秀樹プロです、よろしくお願いします。
松山が初日、2日、すごさを見せましたが、この決勝ラウンドに入っても変わりませんね?≫本当に強さを見せてくれていますね。
≫本人の中ではショットで納得のいかない表情をするんですがそれでも、ことごとくグリーンをとらえ、あるいはピンを刺してくるというショットになっていますね。
そしてオンコース解説は1999年、プレーオフでこのトーナメントを制しています宮瀬博文プロです。
いかがですか、プレーをせずに外から見るというこの景色は?≫すごく勉強にもなりますし気楽でちょっといいです。
≫ただ、すごいプレーを、ここまでもそうですし、初日、2日と宮瀬さんは見てきているわけですから。
隙がないですかね?≫隙がないですね、まさに。
ピンチになっても、うまくつくってきて、チャンスをしっかり決める。
これだったらいいスコアが出ますよね。
≫そこなんですね、加瀬さんね。
≫一緒に回っている選手というのは前半でもボギーになれそうなホールはあったんですよ。
1番ホールにしても、6番ホールにしても。
これはちょっとボギー打ちそうだなというものをしっかりパーをセーブできてそして、チャンスのところ、バーディーをとってくるという一緒に回っている人としたらこれはちょっとかなわないなというものを自然と感じさせてしまうことがありますよね。
≫ソン・ヨンハンはパーパットです。
セカンドショットを左のグリーンに外しましたが、ここはパーセーブをしています。
日本オープンのときも、あの難しいコース、3日目は5連続バーディーもありましたが65。
あのプレーもすごかったですね。
歴代チャンピオン、2度の御殿場を制覇しています。
昨年のチャンピオンの片山です。
18番パー、今日は68というラウンドになりました。
8アンダーで明日の最終日を迎えます。
しかし今年は先々週のマイナビABCを勝ってついに30勝に乗せましたからね。
≫いろいろ練習方法も見つけるし、本当に尊敬できますよね。
≫満身創痍の体の中で戦っている片山です。
12番、松山のバーディーパット。
≫画面を見ても色が変わっているじゃないですか。
少し光っているところと、黒くなっているところ。
黒くなってるところは、ちょっと下り傾斜がきついんですね。
ですから、ちょうど尾根を越えてくるパッティングになりますね。
≫伸びてきましたが、わずかに右でした。
しかしナイスタッチですね。
今週はスティンプメーターが14フィートと4分の3ということですから、いつもの太平洋クラブ御殿場コースに比べると若干遅いと思いますね。
≫12と4分の3ですからね≫2003年のチャンピオンです、室田。
VTRでご覧いただいている18番です。
6アンダーですか。
≫一日2つずつ。
≫8月の全米プロシニアからずーっとここまで出ずっぱりだそうです。
12番、パク・サンヒョンのバーディーパット。
これもきたかと思いました。
パク・サンヒョンも昨年は初出場でこの大会は8位タイでした。
≫2016三井住友VISA太平洋マスターズ。
このトーナメントは三井住友VISAカード、TBSテレビ、太平洋クラブの主催で行われています。
賞金総額は2億円。
優勝者には賞金4000万円と副賞としてビー・エム・ダブリュー・ジャパンよりBMW7シリーズに待望の新シリーズ、ニューBMW740のカギが大会期間中17番ホールでホールインワンを達成した選手全員にファンディングVISAメンバーVJAグループから賞金300万円が贈られます全国の主な銀行、金融機関などで構成するVISAカード発行企業のアソシエーションです日本オープンを勝ち、アメリカツアーを2戦戦ってそして中国で世界選手権シリーズを勝ってこの御殿場へ帰ってきました松山英樹。
初日、2日、そしてここまでと圧倒的なプレーを見せています。
13番のパー3に来ました。
宮瀬さん、松山は何を握りましたか?≫今6番アイアンを握ってますね。
≫半袖ですが、少し気温も下がってきましたね?≫前半に比べたら、少し気温は落ちてると思います。
≫現在、気温が15.2度です南西の風1.9m。
ピンに真っすぐ飛んできましたが、手前でした。
現在、単独の4位です。
12アンダーの宮里優作ですここは宮里も2オンを狙ってきます。
今日は右の奥のピンポジションの18番です。
このショット力、止まるか?≫大丈夫そうですね。
もう少し右の斜面に落ちてしまうと、右に転がって池に入る可能性があるので今、よかったですね。
≫しかし、ボールマークを見たら真っすぐ来てましたね。
ショット好調の宮里優作です18ホールの中でも最も紅葉が鮮やかなこの13番ティーイング・グランド。
ソン・ヨンハンです。
≫ちょっとミスですかね、球をつかまえ切れませんでしたかね。
≫なかなかソン・ヨンハンがいいスタートを切ったんですけどね。
≫ソン・ヨンハンもすごくステディーなゴルフをしていてセーフティ、セーフティ、グリーンの真ん中を狙って、今日、全く危なげないプレーしてて、すごくいいプレーしてると思います。
≫松山がすご過ぎるということでいいんですか?≫まあ、そうですね。
松山選手は後半、8番からバーディーラッシュが始まりましたからね。
≫これはチャンスにつけてきました。
2人のショットを見た後に打ちましたパク・サンヒョンチャンスにつけています。
18番、宮里優作、下の段からのイーグルトライ≫これは上り傾斜の読みを間違えましたかね。
≫しかし、ショットが好調、パットがかみ合えば、一気にビッグスコアが出るんですね。
しかし、その宮里優作も松山とは現在、6ストロークの差です。
現在、最終組・松山英樹は13番グリーンでプレーしています。
≫でもこうなると、今、2位と4ストローク、多分、自分のプレーというものだけしか考えてないと思うんですよね。
初日、2日からもあまりボギーを打たないようにというゴルフをしているみたいですからね。
≫ソン・ヨンハンのバーディートライです。
しかし、ソン・ヨンハンもボギーが1つありましたが、今日ここまで4つスコアを伸ばしています。
≫昨日のゴルフを見ているとものすごくアイアンがよかったんですよ。
もう少しパッティングがかみ合ってくれば、松山選手の一番怖い選手かなと思ったんですけど、今日は逆にアイアンがもう一息、寄り切れてないですよね。
≫宮里優作、バーディーパット。
この18番、バーディーとはなりませんでした。
しかし、今日は65というナイスラウンド。
取りたかったですけどね、18番は。
しかし、ナイスラウンドです。
明日の最終日が非常に楽しみな宮里優作です。
13番、松山のバーディートライ。
宮瀬さん、距離はどれくらいありますか?≫10mぐらいになると思います。
≫ちょっと弱かったか。
≫打ってすぐ声が出ましたからね。
考えるとしたら、ほんのちょっと芯を外れたのかもしれませんね。
緩んだようには見えませんでしたからね。
でも、昔よりもパッティングのフォーム、構えもそうですけど、ストロークのやり方がものすごく変わりましたね。
昔はもっと大きく振り上げて打っていたのが、最近では少しバックスイングが低く、小さくなりましたね。
そういうタイミング、リズムを変えるのは非常に難しいんですけど、一生懸命、練習してるんでしょうね。
≫パク・サンヒョンのバーディーパット。
好調のパッティングですが、決めることはできませんでした。
松山でいうと、昨日もプレーが終わってから30分以上、パターの練習をしてそれから並んでいるお客さんたちに丁寧にサインをして真っ暗になってからコースを後にしていました。
かなりパッティングの時間を割いてますね。
松山、13番はパーでした。
今日もここまで5つバーディーを奪っていますが、アメリカの昨シーズンで見てもバーディー率は松山は現在4位。
昨シーズンでいうと、ジョンソン、マキロイ、スピース、松山、ジェイソン・デイという名前が入っているんですね。
≫今年、昨年もパッティングがひときわ目立っているんですね。
≫ショットがいいだけにね。
本人も入っていればと、このストロークを何とかしなきゃと、逆に悪くなるんですよ、意識し過ぎてしまうんです。
いいストロークをしようとか≫最終組、単独トーナメントリーダーの松山英樹が14番のティーにやってきました。
12番は手を離して少し左に行くショットがありました。
ここは難しい方から数えると7番目というホールとなっています。
90ヤード、スギ林が続いていきます。
そこから一気にフェアウェーが開けていきます。
フェアウェーセンター、そして右に100ヤードのマークが見えています。
ですから310ぐらい飛んでますね。
≫フェアウェーキープを重視したスイングでしたね。
≫11番、12番で初日、2日とドライビングディスタンスをはかってきた中では、松山は3位ですね。
ウォンジョン・リー、カート・バーンズ、松山だけが290ヤードを超えてきています。
韓国の25歳のソン・ヨンハンです。
いわゆる松山、石川世代です。
これは大分左でしたが。
≫これはちょっとトラブルになりましたね。
≫隣が18番という、この14番です。
≫道路のところまで転がっていっちゃいましたね。
≫最後にパク・サンヒョンが打ちます。
フェアウェーに出てきました今日、この14番は右の奥というピンです。
では今日ここまでの松山のプレーを振り返ります。
まずスタートの1番はティーショットを右、このセカンドはグリーンの左ということで、ここからパーをセーブしていった松山英樹です。
≫もしかしたら泥か何かがついていたかもしれませんね。
≫宮瀬さん、1番もナイスパーセーブでしたね?≫そうですね、ナイスパーでしたね。
前の木がちょっと邪魔になって、ラフからスライスがかからなかったのかなという感じでした。
≫5番は右のラフからのセカンドショット。
これは入るかというようなショットでした。
このホールをバーディーとしています。
6番ですが、このティーショットが右になって木の根元に、これ、よく出しましたね。
≫よく打てましたね。
≫そして5mのパーパット、思わずガッツポーズが出ました。
≫ガッツポーズが表しているように本当に大事なパーパットでしたよね。
≫かなりこの辺りでは、ソン・ヨンハンが1ストロークまで追ってきていました。
耐えた松山、8番からのバーディーラッシュ。
この9番のセカンドショット宮瀬さん、すごかったですね?≫本人はちょっと納得がいってなかったんですけどね。
≫それが加瀬さん、松山ですね。
≫そうです。
≫さらには10番、これで3連続。
さらには11番、パー5でもバーディーを奪いました。
宮瀬さん、見にきている大ギャラリーも大喜びでしょうね?≫これは見てて楽しいんじゃないですか。
3人で今日は何個ですかね。
結構な数のバーディーをとっていますよね。
≫3人で11個ですよ、最終組は。
≫松山頑張れというのがすごい聞こえてますね。
≫画面はソン・ヨンハンをとらえていますが、これはかなり18番に近いところですね。
≫後ろの方に、右側ですね。
ちょうど右の空いてるところしかないでしょうね。
≫ソン・ヨンハンも今年は1月を勝ったことによって…。
昨日のショットをご覧いただきます。
≫ホントにスピードコントロールした非常にいいショットでしたね≫松山は昨日スーパーショットがありました。
≫今日は左の林からは、本当に大変なところなんですよ。
ですから1回で出て、ボギーで上がれば最高ですね。
≫パク・サンヒョンのセカンドショット。
≫ピンまで146ヤードです≫いいショットですね。
≫ちょうどいい距離感です。
松山ですが、宮瀬さん、これ飛んでますよね?≫これは会心の一撃でしたねピンまでが116ヤードですか。
≫ここはウェッジでのショットになりますね。
≫これはもう松山選手の実力からすると本当に1ピン以内に入らなければミスショットですよね。
≫本人もそのつもりで打った後、その表情をしてくるんでしょうね。
≫今、風もありませんしね。
僕らからみたらくっついて当たり前みたいな感じの距離だと思いますね。
≫加瀬さん、今のピッチングで打ってるんですよね?≫やはりスピンをかけないようにコントロールしてるんですね≫松山自身、5回目の太平洋クラブ御殿場コース。
三井住友VISA太平洋マスターズ。
今日は富士山こそ見えませんが、朝方は今年一番雪をかぶった富士山を見ることができました。
今のショットですが、宮瀬さんからの解説もありました。
ピッチングだったんですね。
≫ですから、かなり距離は余っている。
その中でラインを出しながらそして、あまり戻らないようにしてますよね。
恐らく距離的には52とかでも十分届く距離なわけですよ。
その中で振れば振っただけスピンというのは、かかりやすくなってくるので、そのコントロールをしているわけですね。
≫第3打のソン・ヨンハンです。
何とかグリーンをとらえています。
日本にも韓国にも松山を初め優秀なイ・キョンフンだったりがいますね。
その世代の一人です。
松山も今年は全米プロにもソン・ヨンハンは出てますのでヨンハン、ヨンハンと言って親しいんですね。
15番のバーディーパットです。
藤田も10アンダーに乗せてきています。
11アンダー。
これで藤田は今日4つスコアを伸ばしてきました。
なかなか初日、2日と60台を並べることができなかった藤田です。
≫前半、ショットが少し乱れていたんですが修正してきてますね。
≫この組には清原正博アナウンサーがついています。
ソン・ヨンハンのパーパット。
≫ちょっと寒くなってきたんですね。
セーター着ましたもんね。
≫ようやく今週、選手たちは初めて半袖でプレーをしていたんですが、3時近くになって一気に気温が下がってきています。
松山のバーディーパット。
≫少し右からの傾斜が強いんでね。
惜しいですね。
6つ目のバーディーは来ませんでした。
≫納得のいっているパッティングだと思いますけど。
≫しかし松山、今日はここまでノーボギーのプレーを展開しています。
どちらかというと初日から見ているとインコースで各選手はスコアを伸ばしてきていますね。
≫やはりアウトコースはロングホールが2つあり、そこで、どちらかでとって、3アンダーくらいで回ってくれば本当に最高のアウトコースだと思うんですよね。
その中でインに入ってきてから、どれだけスコアを伸ばせるか≫グリーンの傾斜を読むのが難しい14番です。
松山を追いかけるパク・サンヒョンです。
今日は3バーディー・1ボギー、13アンダーです。
スコアが動くという3日目、ムービング・サタデーを迎えていますが、14番ティーショットを左の崖の下まで落としてしまいました、ソン・ヨンハン、ボギーパットこのホール落とします。
前半は4バーディーの32で回ってきたソン・ヨンハン。
≫2016三井住友VISA太平洋マスターズ。
大会主催者である三井住友VISAカードのブースでは、ご来場の皆様にご参加いただける三井住友VISAプリペイドなどが当たるお楽しみ抽選会を実施しています。
また、大会期間中、三井住友VISAカード、三井住友カードiDに新規ご入会いただいた方に大会記念オリジナルグッズなどをプレゼントするキャンペーンを行っています15番のティーイング・グランドに松山がやってきましたソン・ヨンハンがボギーで2位グループが13アンダーという状況となっています。
宮瀬さん、松山のティーショット、何で打ちますか?≫4アイアンですね。
≫4アイアンでも230ヤードくらい松山は飛んできますね。
≫しっかりセカンドの距離を考えてのクラブ選択ですね。
≫手を離しましたけど、ほんのちょっとインパクトがずれたんでしょうね。
≫日本の選手で、ここをアイアンで打つ選手はなかなかいませんよね。
≫でも、彼はもう一本3アイアンというのがかなり飛ぶんですよ。
僕が見ててキャリーで240〜250ぐらいするんですねですから普通に考えたら、それを持つのは日本的感覚だったら当たり前なんですよ。
それをあえて4アイアンということは、セカンドの距離を考えてのクラブ選択ということですね。
これ、やはり、どちらかというと彼のショットの性能とそして、アメリカでのゴルフという、アメリカのコースでの経験が生かされているクラブ選択だったと思います≫しかし松山は世界ランキング現在7位ですが、それが世界標準なんですよね?≫ただ、日本のコースというのはどちらかというとポイントで打ってくるというよりは、飛ばした方が有利という方が多いんですよ。
その中で4アイアンを選んであえて距離を残していく。
でも昨日は14番をバーディーとって勝負どころだったわけです。
ですからピンのポジションを考えても昨日はドライバーで打っているんですよね。
≫40年にわたってTBSのゴルフ解説を務めた岩田禎夫さんが10月26日にお亡くなりになりました。
日本とアメリカ両ツアーを精力的に取材されゴルフの普及に努めた岩田さん。
その豊富な知識は多くのゴルフファンを楽しませてくれました。
本当に大きな人を日本のゴルフ界は亡くしましたね。
≫いろんなことを教えてもらいましたものね。
≫この三井住友VISA太平洋マスターズの解説も、第1回大会から2010年、石川遼が初めて勝ったとき、そしてマスターズでは2011年まで、松山がローアマチュアをとったとき、松山の活躍を誰よりも楽しみにしていましたね。
ソン・ヨンハンのセカンドショット。
≫恐らく明日は、あの辺りにピンが切られると思いますが松山さんですが、宮瀬さん、どうですか?≫145ヤード、9番アイアンです。
≫段を下りませんでしたね。
≫もうちょっとでしたね。
≫しかし、どのショットも宮瀬さん、ピンに重なってきますね。
≫今、いいショットでしたけど、若干気温が下がったのと、少しアゲンストの風があると思いますね。
≫パク・サンヒョンのセカンドショット。
これもしっかりと距離を合わせてきました。
非常にパク・サンヒョンはパッティングもいいんですが、やはりショットもいいですね≫午後3時を過ぎて、さらに気温が下がってきました。
大体15度ぐらいを下回ってくると、少し番手も変わってくるという選手もいるんですが。
≫もちろんそうですね、球も飛ばなくなってきますからその辺のジャッジというのも必要ですよね。
≫松山のバーディーパット。
≫1つ小さい尾根を越えてきてかなり下っていきますので、まずは距離感ですね。
いいんじゃないでしょうかね≫マスターズや全米プロというときのパッティングでもないですか加瀬さんが見て?≫今の感じをキープできるかそれによっては来年のメジャーが非常に楽しみになってくるんじゃないですかね。
≫ショットの精度はアメリカのツアープレーヤーが誰もが認める存在ですからね松山は。
≫ゴルフって今はよくて、半年後どうかというのは、キープできる方がすごいので、それも1年間キープできる実力というのは本当にすごいことなので、うまく練習しながらいってほしいですね。
≫初の賞金王を目指して戦っている池田勇太、現在9アンダー。
18番、これがパーパット。
パーをセーブすることができませんでした。
初日、2日と悪いながらも何とかまとめてきた池田勇太今日は70のラウンド、2つスコアを伸ばして8アンダー15番、ソン・ヨンハンのバーディートライ。
15番パーです。
オールラウンドにわたってうまいプレーヤーのタイプですキャディーの方は、今野康晴プロを担いで回っていて何とか盛り立てていきたいという話もしていました。
15番、パク・サンヒョンのバーディーパット。
入った、こういうのがどんどん入ってきていたという昨日、今日のパク・サンヒョンは14アンダー。
単独の2位に上がってきました。
≫松山、16番、ティーショットです。
これも軽くケヤキの向こう側に飛んでいきました。
≫でも、いつもの振りではないんですよ。
少しスピードを落としてますよね。
要するに強く振るともしかしたら曲がる可能性があるので、そういった意味では先ほどの12番の振りのスピードと、14、16のドライバーの振りというのはリズムを速からず、遅からず、フェアウェーを意識した振り方になっていますね。
≫それでも松山とほかの選手とはこれぐらいの差があります。
宮瀬さん、ソン・ヨンハン辺りとどれぐらいの距離の差があるんですか?≫今日最高で50ヤードぐらいありましたね。
平均すると20ヤードぐらい違うのかなという感じがしますね。
≫加瀬さん、その中でティーショットをドライバーではないクラブを持つ機会も松山は多いですからね。
現在11アンダーのストレンジ。
バーディーパットです。
≫ちょっと弱かったですね。
≫それでも今日は67というスコア。
昨日68、今日67のプレーで11アンダーは5位タイですオーストラリア人プレーヤーです。
ソン・ヨンハンと日本語で会話していますが、≫18アンダー、今日5つスコアを伸ばしている松山英樹16番のティーショットもフェアウェーをとらえています加瀬さんから、非常に押さえたショットでもあるというお話だったんですが、海外のプレーヤー、特にアメリカ人プレーヤーは力がありますが、8割ぐらいの力で振っているということですね。
松山もそういった域に入ってきているんですね。
≫そんなことはないんですけども、自分の感じからしたら、今日はこれ以上打ったらちょっと曲がるぞということで若干抑えている感じに見えるんですよね。
≫救済を受けましたパク・サンヒョンです、セカンドショット。
今日は16番は手前のピンなんですが。
≫かなり難しいですよ。
3つ山を越えていかなくてはいけませんからね。
≫現在14アンダーで松山とは4ストロークの差です。
フェアウェーからソン・ヨンハンのセカンドショット。
≫136ヤード、9番アイアンです。
≫今日は手前から5ヤードですからね。
≫ここ最近では、ないピン位置に、田島創志プロが切ってきました。
すばらしい距離感です。
≫本人としては声が出たのはちょっと左に行ってしまったというものですね。
≫そして、松山が打ちます。
かなり距離も出ていましたよね?≫今、飛距離315ヤードですかね。
≫残り距離はいかがですか?≫116ヤードになります。
≫加瀬さん、先ほどと同じような距離ですね。
≫クラブは何ですかね?≫52度です。
≫左に行っちゃったのは、あれぐらいです。
私とか宮瀬プロが左行っちゃったって言ったら間違いなくバンカー入ってますね。
≫レベルの違いですかね。
≫いやいや、宮瀬さん、否定してくださいよ。
≫先ほど、116ヤード、14番ホールはピッチングで打ってここは52度で打っている。
≫16番は縦に長いグリーンとなっています。
≫今日は一番手前ですから、非常に距離感を合わせるのは難しいですよ。
これだけ尾根がありますね。
≫パッティング好調のパク・サンヒョンはどうでしょう。
≫これはしようがないですね≫最後の尾根を越えてかなり下ってますよね。
≫でも、感じ出して、あの尾根を越えないとそこから3パットの可能性があるので、これはセカンドパット、カップをオーバーしてそれを頑張ろうという気持ちしかないですよね。
次の参考にはならないですかね、宮瀬さん。
≫ラインがちょっと違いますね。
≫参考になるとしたら、ボールのスピードですかね。
≫そうですね。
松山選手のところが一番いいラインですね。
上りの、そんなに切れないと思います。
≫松山も8番から9、10、11と4連続バーディーがあった後4ホール、パーが続いています。
明日の最終日、どんなドラマがこの上がりの3ホールに待っているか。
≫どちらかというと、真っすぐカップからボールに向かっての傾斜ぐらいの感じですね。
≫入った、今日6つ目のバーディー。
さらに、その差を広げます19アンダー。
20アンダーがこの3日目で見えてきました。
今日、20に乗ってきそうですね。
宮瀬さん、ライン的にはそんなに問題はないかなというところだったんですがご覧になっていて、いかがですか?≫…簡単ですね。
ライン的にはよかったですけどね。
そんなに簡単にポコポコ入るものではないですよね。
≫ここはパーでしのげるか、パク・サンヒョン。
松山とはこれで5ストロークの差になっています。
追いかけていく方からするとこういう形で、逆に松山はノーボギーで今日6つスコアを伸ばしているという状況になっています松山は太平洋クラブ御殿場コース名物の17番、打ち下ろしのパー3にやってきました。
今日も6つ、初日が65、昨日が66。
ダレン・クラークが2004年に22アンダーをマークしています。
さあ18番、藤田のセカンドショット。
≫フロントエッジ、225ヤード、クリークです。
風はほとんどありません。
≫左のバンカー、ここから上の段のピンです。
≫でも、同じところですから大丈夫だと思いますよ。
≫藤田今日3つ伸ばして10アンダー。
≫16番で今日6つ目のバーディーを奪った松山英樹です17番、今日はピンまで231ヤード。
宮本勝昌はウォーターショット、これが第3打です。
≫これは見事ですね。
≫清原さん、沸かせましたね。
≫後半、ちょっとショットが乱れてたんですが最後は見せてくれましたね。
さすが御殿場在住です。
≫初日は6バーディー・ノーボギーで松山と1ストローク差。
どこまで宮本が追っていけるかという中で、昨日と今日は1つずつここまでスコアを伸ばしていると。
清原アナウンサーからもありましたが、御殿場観光親善大使も務めています。
17番、クラブを抜いた松山、グリーンがあきました。
宮瀬さん、コンディション的には風などいかがですか?≫今ほぼ風は感じないですね≫加瀬さん、今日はかなり奥でエッジまで5ヤードしかないという。
≫でも、センターに乗せるぐらいのつもりで選手は打ってくると思いますね。
しかしながら、このショートホールというのは選手はどちらかといったら、乗ればいいという、そういう難しさのあるショートホールですね。
≫予選、2日間でも毎年、ここが一番難しいホールとなります。
≫グリーンが細長いですし、その中で大体、打ち下ろしが11ヤードくらいあるんですよね。
そしてロングアイアンで打ってくると。
ですから本当に難易度的にはかなり高くなるんで。
≫5アイアンです。
グリーンをとらえてきました≫ちょっと厚く入りましたかね。
ダフり気味なんですかね。
≫富士山こそ見えませんが、晴れて富士山が見えると、この水面に逆さ富士が見られる17番です。
ソン・ヨンハン。
ユーティリティーを持っています。
≫ユーティリティーの4番ですね。
≫これは難しいアプローチになりましたね。
≫グリーンの右に外しています。
岡本キャディーはキム・ヒョンソンも担いでいましたし、2009年の今野康晴のときにキャディーを務めていた方です。
あそこから、このグリーンを見ると、大分小さく見えますか?≫見えるんですよ、打ち下ろしの分でね。
本当に救いは今日は風がないというところですけれども、それにしても、ソン・ヨンハン選手みたいなミスが出る、これはホントに肌で難しさを感じてしまうんですよね。
≫パク・サンヒョン、止まらないか。
しかし、いいショットを打ってきました。
非常に切れのいいショットでしたね。
18番の藤田は左のガードバンカーからです。
2012年、賞金王、2014年に小田孔明に賞金王を譲りましたが、その年は3勝でした。
なかなか60台が続いてこない中で今日も60台をマークする藤田になります。
≫17番のグリーンに松山がやってきました。
松山見たさに本当に朝から練習場も規制がかかるほどのお客さんですから。
≫ビックリしました。
≫18番、宮本勝昌のバーディーショット。
先ほど、ウォーターショットで大きな歓声が上がりました決めました、ウォーターショットを生かしてきました。
9アンダーです。
≫すばらしいショットでした≫うまく明日へつなげてきました。
今日は藤田とラウンドした宮本勝昌でした。
17番、グリーン右からソン・ヨンハンのアプローチ。
≫これはうまいですね。
≫これはすばらしいですね。
ちょうどボールを落とすところが下りのところなので。
≫距離感が難しいショットだったと思いますけど。
≫宮瀬さん、彼を見ていて随所に光るプレーはあるんですね?≫もちろんアプローチは今のようにうまいんですけど、パッティングが本当にいいですね。
≫今年はアジアンツアー、1月のSMBCシンガポールオープンで勝っているソン・ヨンハンです。
≫宮瀬さん、今日、松山選手これから打ちますよね。
これくらいの長いパッティングの距離ってあったのかね?≫今日はないですね。
≫大体15?≫20ヤード近くあるパッティングですかね。
ライン的には上って、カップの手前でちょっとスライスの下りが入る感じですね。
≫ちょうど真ん中に尾根があるように、左右に分かれるグリーンですが、これだけ画面を通しても下って見えてますね。
日本人では中嶋常幸、尾崎将司、青木功に次いで4人目の世界ランキングではトップ10に入っている松山英樹です≫思ったよりもスライスしませんでしたね。
距離はいいですけどね。
≫もう少し本人は右に切れてくるという。
≫最初にあっという声が出たじゃないですか。
あれは自分で思い描いたところが曲がらなかったのであっという声が出たわけですね。
この辺は御殿場のコースのグリーンの難しさもあると思いますね。
≫ショットの精度もありますが、やはりパッティングというところも大きく関わってくるのがこのコースです。
藤田、バーディーパット、決めれば11アンダーです。
大きなため息がギャラリーから漏れました。
≫松山以外の組はスコアボードの松山の数字が動くと見て、圧倒されたんじゃないと思いますけど圧力を感じたという雰囲気でしたよ。
≫やはり追っていく選手、藤田は3日間、60台を並べています。
どんどんと松山がスコアを伸ばしているわけですから、追っていく方としては、何とか自分も食らいついていきたいという中でのプレーとなっています。
パク・サンヒョンのバーディートライ。
やはり宮瀬さん、パク・サンヒョンは今日もパッティングの距離感なんかもいいんですかね?≫いいですよ。
今のもそんなに簡単なパッティングじゃないので、きっちり距離を合わせるのは難しいパットだったと思います。
≫お先にの距離につけてきました。
17番パーです。
≫ソン・ヨンハン選手はこれ入れたいですね、セーブしたいですよね。
≫ナイスパーセーブです。
≫これはすばらしい。
≫13アンダーにとどまりました。
≫このパーセーブは大きいですね。
≫それでも松山との差は6ストローク。
真ん中から入れてきました、松山ノーボギーのラウンドが続いています。
HSBCチャンピオンズでも3日目はバーディー4つだけだったんですが、やはり3日目、最終日とノーボギーのラウンドでしたからね。
その辺りが松山の強さです。
18番にやってきました。
バーディーならば20アンダーにこの3日目で乗せます。
イーグルならば21アンダー2004年のダレン・クラークの22アンダーに3日目の時点で、あと1ストロークに迫ります。
≫先ほどの16番ぐらいのリズムで振るのか、それとも少し飛ばしにいくのか。
この辺はどのように判断するのか、ちょっと楽しみですね。
どんな振りをしてくれるのかというのがね。
宮瀬さん、風はどうですか?≫風はほとんど感じないですね。
≫今日はまだイーグルはありません。
右の奥にピンが切られています。
≫バンカーを越えて…。
≫越えましたね。
≫ここから見ると、木の真上に飛んでいったように見えたんですけど、バンカーはキャリーで越えました。
≫フェアウェーまでは出ていないんですが、少し左足下がりになる辺りですかね。
≫でも、あれを越えるというのは290…。
≫ヘッドスピードは53を超えていますね。
≫キャリー302ですからね≫ミート率が1.5が上限というところの1.45。
打ち出し角も高いですね。
≫ですから見ている方向も、恐らくバンカーの方向だったと思うんですけども、ここはやはり先ほどのスイングとは違いましたよね。
かなりダウンスイングのスピードを上げてますよね。
≫ソン・ヨンハン、ヘッドスピード48.2。
ミート率は高いんですが、バンカーの手前。
≫50ヤード離れてます。
多少スライスしていますからスピンはちょっと多かったですけどもね。
≫スピンの目安としてはどのくらいと見ればいいですか?≫2200〜2500ぐらいですかね。
≫ちょっと曲がりましたか。
≫これはバンカーですかね。
≫ヘッドスピード58.9というのは?≫これはちょっと違いますね≫キャリーでバンカーを越えてくるというのは、この時間で気温もグッと下がってきていますから。
≫いよいよ松山が18番にやってきました。
ティーショットを打ち終えてセカンド地点へと向かっていきます。
そのドライバーショット1つをとってみても少し抑えてみたり、あるいはここは振り切ってみたりと、3日間の弾道をご覧いただいています。
ヘッドスピードも52を昨日も超えてきていますしミート率も高いですしね。
今日はスピンが2098というスピンレートが出ています≫少し足りなかったですね。
松山選手は感じとしたら2500くらいのイメージを持っているみたいなことは言ってましたけどね≫打ち出し角が今日は13度という角度でした。
海外のトップ選手になると、マキロイなどは15度を超えてくるような高い球を打ってきますしね。
練習ラウンドをともにした中嶋常幸さんも、何段階も彼はアップしている随分置いていかれたと言って若干ショックを受けていましたね。
≫飛距離に関しては、昨年よりも確実にパワーアップしてるんですよ。
ですから、今年の全米プロを見ても練習ラウンドを見ていても、ほかの選手と遜色が気にならないですよね。
≫レイアップをしましたがフェアウェーではありません。
いったん、松山を1ストロークまで追い上げたソン・ヨンハンですが、現在6ストロークの差。
松山のすごいところは連続バーディーで一気に差を離していきますから、その爆発力もあります。
≫このままでいくと、明日も同じ組み合わせになるわけですよ。
今日のゴルフを見せられるととりあえず追いつくのは厳しいかなと戦意喪失状態になるでしょうね。
ですから、逆に自分のゴルフ、そして何とか2位を確保しないといけないという感じになるかもしれませんね。
≫パク・サンヒョンもレイアップです。
≫なかなかチャンスはないぞと。
これぐらいのゴルフを見せられちゃうと、なかなかチャンスはないなと思っちゃいますからね。
それをまた見ているわけですからね、実際に。
≫これが世界ランキング7位の松山です。
さあ松山ですが、宮瀬さん、セカンド地点、どういう状況になっていますか?≫ピンまで197ヤードになりますね。
若干左下がりのラインになりますね。
ライは順目にあるので、ラフですが、順目なので松山選手だったら、そこまで影響…、若干はあるでしょうけど。
上げられると思いますね。
≫エッジは180弱ですよね?≫178〜179になると思いますね。
≫7番アイアン?≫6番アイアンです。
≫上の段まで考えても?≫恐らく上の段で転がし上げるなんてことは考えていないと思うので。
でも、球が沈んでますかね。
≫さあ、池が広がっています。
≫これはフライヤーになりましたね。
≫随分と飛んだんですね。
≫恐らく距離的には7番アイアンぐらいでいいのかもしれないのですが、あまり強くいってないですよね。
強く入れるとフライヤーの確率が高くなってしまうのでそれをあまりしないように6番アイアンでスムーズに打ったんだけれども、でもフライヤーになってしまったという状況ですね。
≫ここからのアプローチ、第3打が見ものになってきました。
しかし宮瀬さん、ああいうライからでも果敢に段の上を狙って打ってくるんですもんね。
≫そうですね、でも今のは、もしかしたら段の手前にキャリーさせて、打とうかなという感じだったのかもしれない。
≫打った瞬間にかなりフライヤーでボンといってしまいましたからね。
≫飛んじゃいましたね。
≫大ギャラリーがこの組を取り囲んでいます。
宮瀬さん、今日も松山のプレーにお金を出して見に来たギャラリーは堪能しましたね。
≫今日で何人ぐらいだったんですかね?≫6000人を超えましたね≫すごいですね。
≫このフィールドに立ったのは、今年84人なんですが、やはり加瀬さん、ここに立つことがプロゴルファーとしてのステータスがありますね?≫このコースでプレーしたいというのは、もちろんありますからね。
≫松山もアマチュアでこの大会を勝っていますが、ツアーで優勝したのが、ここから、松山の優勝を重ねてきました。
パク・サンヒョンの第3打。
飛距離は出ませんが、非常にキレのいいアイアンショットを打ってくるパク・サンヒョンです。
このままいくと、この3人でまた明日、最終日をラウンドすることになりそうです。
ソン・ヨンハンもこれがサードショット。
ボールは少し沈んでいます。
≫52度ですね。
≫これもギリギリ上の段です≫今、ちょっとライが悪かったので距離感を出すのが難しいショットだったと思います。
≫既に打ち終えている松山のセカンドショット。
6番アイアンでのショットでした。
ここからのアプローチになってきますが。
≫どんな状況ですかね、アプローチは。
宮瀬さん、これはアプローチは左足下がりになりますよね。
ボールの状況は順目ですか、横ですか?≫ちょっと横になりますね。
≫意外と、この部分が高いんですよ。
傾斜があるんですよ。
ですから松山選手でしたらキャリーでグリーンにのせてどれだけスピンをかけながら転がしていくかという状況になると思うんですが。
≫ふわっと上げてくるような?≫スピンとかけていくと…、でも宮瀬さん、どうですか、かかりますか?≫でもフェイス開いてるのでクラブの素振りの仕方だと、ちょっとスピンをかけてくるのかなと思いますよね。
≫オーバーすると下の段に落ちてしまう。
でも、こっちから落ちていった場合には池に入る可能性があるので、その辺をどういうふうに考えているかですね。
≫松山、世界で戦う技術を見せる場面でもあります。
≫スピン入ってますね。
≫すばらしい技術を見せました。
バーディーチャンスにつけました。
決めれば20アンダーの松山です。
放送時間終了が迫ってきました。
加瀬さん、あすどこまでスコアを伸ばすのか。
2016/11/12(土) 14:00〜15:54
MBS毎日放送
2016三井住友VISA太平洋マスターズ 3日目【松山英樹首位キープなるか!?】[字]

絶好調・松山英樹が日本オープン以来の国内参戦!今回も首位争いを演じる!▽国内最高の賞金総額2億円、優勝賞金4000万円!日本ゴルフツアー屈指のビッグトーナメント

詳細情報
出演者
【解説】加瀬秀樹
【オンコース解説】宮瀬博文
【実況】小笠原亘