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地上波テレビの字幕を全文書き起こします

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字幕書き起こし 伊藤園レディスゴルフ2016 最終日 2016.11.13

当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫伊藤園レディス大会の最終日です。
イ・ボミが10アンダー笠りつ子が9アンダーシン・ジエが8アンダー。
この3人の優勝争いはそのまま賞金女王争いでもあります。
さあ、最終組です。
イ・ボミが14番、セカンドショットを打っていきます。
≫いい音がしていますね。
≫ピンの奥。
ここもチャンスにつけました。
≫このピンの位置に今のポジションにボールを持ってこられるというのはすばらしいと思います。
≫そして、これから笠りつ子ですが9番でイ・ボミに並ばれてそこからずっと並んでいたんですがこの13番で1つボギーがありました。
14番のティーショットをVTR再生でご覧いただいています。
ですから、塩谷さん笠としては初めてイ・ボミを追いかけていく展開に変わりましたね。
≫そうですね。
今の、ちょっとパッティング外し方が嫌ですよね。
それが影響しないといいと思うんですけどね。
≫フロントエッジから32ヤード。
≫今日はピンの奥。
笠りつ子もイ・ボミに負けじとチャンスにつけました。
≫勇気のある2人が勇気のあるショットを打ちましたね。

 

 

 

 

 


≫自信がないとあそこには打てないですね。
≫かわって15番のグリーン上です。
イーグルパットと出ていますが2オンに成功した西山。
西山も現在7アンダーで5位タイですからここで、また1つスコアを伸ばしてきそうです。
≫そうですね。
3位タイまで狙えますね。
≫これで西山ゆかりが3位タイ。
シン・ジエ、西山そして、原江里菜の3人が3位タイグループという形に変わりました。
≫追いかける立場では絶対的に取らないといけない15番ですからね。
≫さあ、この優勝争いも注目ですがなんといってもこの大会史上最年少プロとなった畑岡奈紗プロのデビュー戦となりました。
今大会です。
デビュー戦で見事に予選を通過して3アンダー、20位タイから今日のファイナルラウンドをスタートしていきました。
ただし、この2番ホール1つトラブルがあってボギー。
3番でも連続ボギーとしますがこの4番です。
塩谷さん、ボギーが続く中でバーディーで取り返していくというこの辺りはさすがですね。
≫そうですね。
強い信念というものを彼女からは、非常にうかがうことできますよね。
≫戸張さん、3日間通してプロデビュー戦となった畑岡のプレーは、どんなふうにご覧になっていますか?≫こういうショットでもそうですけどやっぱり随所に日本女子オープンでチャンピオンになるだけの力を持っているんだなというのをうかがわせますね。
≫史上最年少で日本女子オープンを制した畑岡奈紗がプロになって迎えたデビュー戦。
この17番は見事でした。
≫本当に勇気を持って打たないといけない17番。
ある程度、自分の中で自信を持ったショットだったと思うんですね。
≫18番でもバーディーチャンスにつけて最後はパーでフィニッシュ。
トータル2アンダーで最終日を終えています。
≫立派なデビュー戦だったと思います。
≫そして、この人も優勝争いに加わってきています。
現在、賞金ランク2位につけているシン・ジエ最終ホールに入りました。
18番のセカンドショット。
≫ここでバーディーを取って9アンダーでホールアウトしておくと…。
ちょっと遠いですかね。
薄いチャンスですけど少ないチャンスですけどイ・ボミに追いつくチャンスがあるかもしれませんね。
追いつくというかタイになる。
≫シン・ジエは今日、最終組から5つ前の組を回っています。
そして、こちらが最終組です。
去年、プロテストに合格した武尾咲希。
2日目を終えた段階では単独のトップ。
3打差のリードを保ってこの最終日を迎えました。
バーディーパットです。
≫武尾選手は、ここまで4つボギーがあるんですけどすべて3パットですね。
前のホールのパー5でも1.2mのバーディーパットを外しています。
ちょっとパットが決まりません。
≫65位からシード権の50位までシード権をもらえる50位までに入るのはちょっと今の成績だと難しくなってきましたね。
≫黄色く表示されている選手が今日の最終日を戦っている選手です。
≫きのうはインコースの一番最後で回ってきてギャラリーも数少ない中で本当に彼女の最高のプレーができたんですけどもやはり今日はそう簡単にはいかないペアリングの中でのプレーですからね。
≫賞金シード獲得を初めてのことを狙って武尾咲希は現在6位タイでのプレーです。
≫6位タイだと400万円弱くらいですからそうすると、1600万円1700万円弱までしか行かないですからね。
ちょっと50位の中に入るのは難しいですね。
≫そして、イ・ボミです。
バーディーパット。
≫これはチャンスですね。
≫今日のイ・ボミ選手、本当にいいゴルフをしているんですがグリーン上で普段よりかなり時間をかけてますね。
≫相当、慎重になっているということですかね。
そして、今日は、インコースでスタートをしていった比嘉真美子。
最終の9番はボギーとなりましたがしかし今日5つスコアを伸ばしてトータル6アンダー。
大きく順位を上げてきました。
≫不調に陥った比嘉がシード権を取って来年、楽しみですね。
≫2週前、単独の3位に入ってシード権をほぼほぼ確実にしたこの比嘉真美子。
今日もすばらしいプレーを見せてくれました。
さて、笠りつ子がこれから打っていきますがご覧のようにイ・ボミとの賞金ランクの差は3100万円差ほどというところで追いかけていっています。
≫チャンスありますから前のホールで3パットしましたけどね。
ここでカウンターのバーディーを取ると…。
≫やはり少し、村口さんなぞっているというかインパクトができてないように見えますよね。
≫それが、前の13番で3パットのボギーにしたんですがそれまで、本当に今日いいストロークなんですよ。
前のホールからね…。
≫プレッシャーがかかり始めるしね。
≫朝の練習を見ていてもしっかりヒットして頭をしっかり残して今季初くらいいいストロークだなとは思っていたんですけどやはり、何かのきっかけで瞬間的にインパクトが緩んでしまう、昔の悪い癖が出てしまったんでしょうかね。
≫最終組の3人がグレートアイランド倶楽部最後のパー515番ホールに入りました。
≫少し右ですかね。
大丈夫ですかね。
まったく問題ないですよ。
これはね。
≫もうちょっと飛んでバンカーに入ると面倒臭いですからね。
≫この15番ホールです。
上空からご覧いただいています。
塩谷さん、このホールはどんな特徴がありますか?≫バーディーを取れる確率は非常に高いホールになってます。
残りの3ホールのことを考えるとやはり、ここはどうしても追う立場の選手からするとバーディーは必ず取っておきたいホール。
サードの距離感が大事になってきますね。
≫今日は最もやさしいホールとなっています。
この15番です。
さあ、笠りつ子がティーショットです。
≫笠りつ子、しっかり当たると2つで届いてくる可能性がありますね。
≫ありますね。
これは行けますかね。
これが今、250ヤード。
フロントエッジまでの二重丸ですね。
≫ちょうど200ヤードですね。
≫今日のティーからだとフロントエッジだからね。
≫200ヤードですね。
≫ちょうどフェアウェーにボールが見えましたが武尾咲希は先ほど14番パーでセーブしています。
さあ、シン・ジエバーディーパット、18番。
決めて望みをつなぎたいところですが。
≫今日は、シン・ジエもこういうパットが本当に入っていると…。
≫最終18番惜しくもバーディーとはいきませんでした。
≫これだと追いつかないというか優勝には一歩足りないかな。
≫そうですね。
イ・ボミさんと笠さんがということを考えると。
≫それにしてもシン・ジエが賞金ランク2位でこの位置でのプレー。
イ・ボミと笠りつ子が賞金ランクトップと賞金ランク3位ですから。
大変、見応えのある戦いとなっています。
そして、テレサ・ルーは7アンダー、6位タイでこの18番ホールを迎えています。
グリーンの外からバーディートライ。
≫でも、ギリギリのところでよく止まりましたね。
≫でも、彼女も結局、後半に入って2つボギーがありますよね。
その部分が追いつかないという原因ですね。
後半に入ってボギーを打つと駄目ですね。
≫伊藤園レディスゴルフトーナメント2016。
今年も戦いの舞台は千葉県長生郡長南町にありますグレートアイランド倶楽部。
全長は6639ヤードパー72です。
改めまして、放送席の解説は伊藤園所属1990年の歴代女王でもあります塩谷育代プロ。
そして、ゴルフキャスターの戸張捷さんとともにお伝えしています。
さあ、ツアーもいよいよ終盤戦。
賞金女王争いは佳境を迎えています。
イ・ボミが、逃げてそして、シン・ジエが2300万円差。
笠りつ子がおよそ3100万円差。
過去2度賞金女王の経験がおありの塩谷プロとしてはどうでしょうか。
追いかけられるイ・ボミの気持ちというのはどんな気持ちなんでしょうね。
≫もちろん、守らなければいけないと思った瞬間にやはり色んなことが恐怖心になってくると思うんですね。
ただ、イ・ボミさんはもちろん、実力もありますしこれまで安定した成績を収めています。
追うほうも大変だと思いますね。
この差を少しずつ縮めていかなければいけない。
そう考えると、追うほうも焦りはあると思います。
≫その中でイ・ボミが今、単独のトップに立っているわけです。
15番ホールセカンド地点が映ってきました。
≫ここからはちょっと届かないと思いますね。
残りをどのくらいにするかという…。
≫今日は541ヤードに設定されているパー5。
先ほどの二重丸のマークがですから、エッジまで250ヤードですか。
≫250ヤードでしたね。
≫失礼いたしました。
≫これはでもいい球を打てば…。
≫先ほど西山ゆかりは2オンに成功していました。
≫もうちょっと右に行きますからね。
このラフからだとあのピンの位置はなかなか止められないと思いますけどね。
≫さあ、イ・ボミと笠りつ子。
その差は1ストローク。
≫伊藤園レディスゴルフトーナメント2016。
賞金総額1億円。
優勝者には賞金1800万円と伊藤園杯が贈られます。
更に、優勝副賞として伊藤園よりご覧のハイブリッドカーが贈られます。
また、伊藤園茶系飲料野菜・果汁飲料コーヒー・紅茶飲料などがそれぞれ1年分贈られます。
大会期間中17番、パー3でホールインワンを達成した選手全員に賞金500万円がまた、伊藤園より伊藤園飲料製品1年分が贈られます。
大会期間中、15番、パー5でイーグルを達成した選手全員にタリーズコーヒージャパンから賞金50万円と副賞として伊藤園飲料製品1年分が贈られます。
そして、きのうのセカンドラウンド大西葵選手が78ヤード、第3打奥からバックスピンで戻ってそのままカップに入りました。
見事にイーグルを達成。
大西葵選手にはイーグル賞が贈られます。
伊藤園は今年、日光東照宮など国内の世界遺産の地で大茶会を開催しました。
大会期間中会場にてギャラリーの皆様にお抹茶とお菓子をお楽しみいただけるお茶会を開催しております。
さて、イ・ボミが15番、第3打をこれから打っていきます。
≫残り90ヤードほどですけど止められるか。
≫ピンの根元に落ちてここで止まりました。
≫これは、本当にバンカー越えすぐのところに切ってあるんですね。
そして、落ちどころが少し下りの傾斜に入っているのでよくあそこで止まったと思いますね。
≫そして村口さんこれから笠が打っていきますが。
≫距離は60ヤードちょっとありますけどもつま先上がり、左足上がりこのバンカー越えスピンが利いた球じゃないと寄ってこないですよね。
止められるか。
≫あのライじゃ仕方ないですよね。
≫だから、逆に言うとそれだけイ・ボミのテクニックというか技術力というのがすごいなということですよね。
あれだけスピンかけて。
≫スピンがかかっていないと1ピンくらい行ってしまうところですよね。
≫今の笠りつ子のもいいショットですけどね。
≫あのラフからでは上等だと思いますね。
≫最終組の2つ前を回っています服部真夕が映ってきました。
16番、バーディーパット。
≫いいストロークです。
≫決めました。
≫これで17、18でちょっともう1つ2つ4連続バーディーを取ると…。
≫いい流れで来ています、服部。
そして、西山は17番のグリーン上これからバーディーパットです。
≫距離ありますからね。
≫惜しい。
≫いいストロークといい読みでしたね。
≫そして、こちらは原江里菜が映ってきました。
16番のセカンドショットです。
≫原江里菜もまだチャンスありますね。
8アンダーですから。
≫上がり3ホールに入っています。
≫今週は非常にショットがいいというふうに聞いておりますね。
≫さあ、原も8アンダーで3位タイでのプレーです。
そして、白熱する優勝争い賞金女王争いとともにシード権争いというのも1つの注目になってきます。
藤田光里は2アンダーでのフィニッシュです。
藤田が今、シード権争いの51位にいますから50位との差がなんと10万円差。
≫この辺の賞金額は微妙ですよね。
≫今48位、49位の茂木と香妻がいずれも予選落ちでしたから。
おととしのチャンピオン伊藤園所属の前田陽子。
≫おととしの優勝のときとまた所属になってからのこのグレートアイランドを回るこの気持ちというのはまったく違うと思います。
≫今日は2つのボギーで1オーバーでのフィニッシュとなりました。
この前田と優勝争いを演じたのが先ほど映ってきた原江里菜だったわけで原にしても、おととしの悔しい思いがあります。
≫イ・ボミは2012年にも優勝してますけどこれで2011年から6年間今年で連続出場していまして2012年と去年と2回優勝。
予選落ちが2013年に1回だけあります。
≫過去複数回優勝したことがある選手はわずかに4人です。
その中で連覇を達成した選手はローラ・デービースと不動裕理の2人のみ。
イ・ボミは去年制して大会の連覇を狙う大会になっています。
≫しかし、清水キャディーさんが言っていましたけどイ・ボミさんは好きなグリーンは連覇をする確率が非常に高いそうですね。
やはり、グリーン上の勝負なのでグリーンさえ読めれば確実にスコアを重ねていけるという自信があるんでしょうね。
≫その中で笠りつ子がこれからバーディーパットです。
≫それほど切れませんからね。
先に入れてプレッシャーをかけていきたいです。
≫キーパットだけどな。
≫ちょっと行きました。
村口さん、しっかり打ちましたけれどもね。
≫このパットは本当に良かったと思いますね。
少し上りになるんですよね。
≫確かに良かったというか積極的によく打ったんだけどあの半分の丘くらいで止めても、神経が次のホールに行けるようにしておきたかったと思いますけどね。
≫13番を外してるだけに。
≫入れたかったね。
≫ちょっとプレッシャーのかかるパーパットを残しました。
≫ちょっと心拍数が上がってますね。
≫そして、村口さんイ・ボミのラインはいかがですか。
≫ほとんど切れないと思いますね。
ここまでイ・ボミ選手も全ホール、パーオンですからね。
ピンが振ってあるところは無理して攻めてきません。
本当に組み立てがいいですね。
しっかりしています。
≫これは狙うパットですからね。
≫最後、右に切れていきました。
≫笠りつ子からしてみるとちょっと緩めてくれたかなという感じですけどね。
あまりうれしくないですね。
今の右へ外したのはね。
≫本当にいよいよプレッシャーがかかってくるホールに差しかかっています。
さあ、服部真夕連続バーディーで迎える17番です。
≫絶対に左に行かないようにティーグラウンドの左に立ちましたよね。
今日は左からの風が吹いていますから。
≫最終組、笠りつ子のパーパットが映ってきました。
≫これは、もう状況を考えると入れなくてはならない。
≫絶対グリップ緩んでは駄目ですよね。
緩んでますね。
≫あと、早かったです。
でも、ここまで見てみると本当にメンタルの部分って大きいなと思いますね。
≫本当ですね。
13番から変わってしまったわけですよね。
≫これで2回、3パット。
≫その差が2ストロークに広がりました。
そして、2打差につけているこの人にもまだまだチャンスは残されています。
原江里菜のバーディーパット。
≫いい読みですよ。
≫このピンの位置はグレートアイランド倶楽部の伊藤園レディス毎年来るポジションですからね。
選手はラインをよくわかっていると思いますが。
≫最終組の3人は上がり3ホールに入っていきます。
16番ホールをご覧いただきます。
塩谷さん、ここからは難しいホールが続いていきますね。
≫きのうは、初日はティーグラウンド前だったんですけど今日は後ろからになります。
ですからセカンドショットを持つ番手も長いものを持たないといけないですね。
ただ、本来2段グリーンなんですけどその段差はない右サイドに今日はピンが切られていますのでラインとしては読みやすいかもしれませんね。
きのう、おとといに比べると。
≫あと、塩谷さんきのうと違って、このホールアゲンストになりますね。
≫じゃあもっと違ってきますね。
番手がね。
≫フェアウェーなんですがピンを狙う角度としては大丈夫ですけど、ちょっと距離が残りますね。
今のは。
≫ドローヒッターですね。
少しターゲットよりも右にボールが飛び出していって戻ってくるタイプの選手ですね。
≫あまり、いいショットではなかったかな。
≫そうですね。
ちょっと遠かったんですかね。
≫イ・ボミにも大きな重圧がのしかかってきているはずです。
≫しかし、非常に体幹をやわらかく使っていますよね。
≫ご覧のように今シーズンのツアーをリードし続けてきた2人です。
≫2位の数が大きいですね。
2人とも。
5回、4回。
やっぱりそれだけ優勝するチャンスがあるわけです。
≫今シーズン10度目の最終日最終組のイ・ボミ。
一方で、今シーズン4度目の最終日最終組の笠りつ子。
実に今シーズンの35試合目でこの2人が最終日最終組で直接対決を行うのは初めてのことだということなんですね。
その辺り、村口さんどうでしょう、2人の雰囲気をご覧になって。
≫やっぱりバックナインに入ってから顔が引き締まったというか笠選手にしてみたら13番から顔がこわばっている感じがしますね。
≫映ってきたのは17番ホール。
服部真夕のバーディーパットです。
これもしっかり打ってきましたが…。
≫服部さんは、ここ何か月で自分の思うようなゴルフができつつありますね。
まだ、ちょっとアプローチに不安は残っているようですけどその中で自分の中で最高のゴルフは続いているようですね。
≫西山も8アンダーですからここで…。
≫8アンダーは2位タイグループです。
≫9アンダーにしておけばもう少しだけ…。
≫本当はああいうところでもう少し、思い切ってピンを行ってほしいなと思うんですけど。
≫イ・ボミは、こういうショットうまいですよね。
≫村口さん状況はどうでしょう。
≫154ヤードの上り左からのアゲンストですね。
たぶん25度くらいだと思います。
ユーティリティーの。
≫ユーティリティーの使い方がうまいですよ。
これもうすでに武尾咲希が乗ってましたね。
≫そして、これから笠が打っていきます。
≫笠選手は153ヤード。
イ・ボミさんが左に行ったのはあのピンの位置に対して右は絶対に外してはいけない位置なんです。
≫右に5ヤードしかないですからね。
≫今日はそういうしっかりした攻め方をしてますね。
無理はしてません。
≫笠はもう狙わないと2ストローク差ですから。
≫勝負を懸けていく一打。
ここでバーディーチャンスにつけてきました。
≫笠さんらしい本当に思い切りのいいスイングでターゲット一直線ですね。
≫また、村口さん強い気持ちに戻ってきたような≫最終組で回るイ・ボミと笠りつ子。
今度は先にイ・ボミがバーディーパットを打っていきます。
こちらは最終組の1つ前から追い上げていきます原江里菜が17番ホールに入りました。
今日は池が絡んでくるピンポジション。
ですから、塩谷さんやはり、安全に行くならばこちらになるわけですね。
≫そうですね。
自分のいる位置にもよるんですけど。
なかなか思い切って行けませんね。
≫この18番で、西山が1つ伸ばせばというところでバーディーパットです。
≫ここから少し左へ…。
これ、西山ゆかり17、18と惜しいバーディーパットでしたね。
≫わずかに、本当にひと筋というようなところで…。
≫ロングパットの距離感とそして読みがすばらしいですね。
≫meijiカップでプロ7年目で初優勝を達成した西山。
パッティングのいい人とその日に調子があまり良くない人はボールの転がりを見ていてもわかりますね。
西山なんかはボールの転がりがすばらしいですね。
≫そして最終組が映ってきました。
≫今、イ・ボミ選手とほとんど同じようなライン。
武尾選手が先に打ったのでそれをイ・ボミ選手しっかり見てましたね。
段を下っての右に切れていくラインです。
≫今日は恐らく7000人近いギャラリーがこのグレートアイランド倶楽部にお見えになってますね。
≫イ・ボミのバーディーパット。
≫右へ上がりますが…。
≫これで十分ですもんね。
≫その差が2打あるわけですからね。
≫冷静なパットですね。
これで次の17、18残り2ホールへ気持ちは向けられます。
≫17番、原江里菜のバーディーパットです。
原も16番で長いバーディーパット惜しくも決まらずというそんなパッティングもありました。
ここもしっかり打っています。
さあ、笠りつ子です。
≫こちらも下りのラインですね。
下りの右に切れていくライン。
≫決めれば1打差。
≫イメージは湧いていると思いますね。
≫追いすがる笠りつ子こぶしを握って1打差。
≫良かったですね。
なんとなく下りのパッティングで良かったかなと思うんですけども…。
≫私もそう思いました。
≫まだ譲らない、諦めない。
≫17番は難しいパー3ですからこれで1ストローク差で行くというところに意味がありますね。
≫なにしろ、17、18は本当に数多くのドラマを生んできた池が絡んでくる最後の2ホールです。
≫これ、金田久美子の18番のパーパットですがこの1ストロークすごく大きいです。
これで競り合っている藤田光里、藤本麻子が今、同じようなスコアでいますからここら辺の今の1パットの10万円とか20万円は大変大きいと思います。
≫藤本が現在4アンダー。
そして、藤田は2アンダーでフィニッシュをしています。
≫だから、藤田光里が追いつくとこの試合に関しては差がちょっと開いたということなんですね。
≫シード権争いも本当に火花散る戦いとなっています。
さあ、1打差に追いかけて残りは2ホール。
それでは今日の2人のプレーをご覧いただきましょう。
7アンダー、武尾咲希を3打差、追いかけていく展開で2位タイからスタートしていった2人です。
まず最初にバーディーを取っていったのは笠りつ子。
すかさずイ・ボミが3番で取り返してきます。
これで2人とも8アンダー。
6番でイ・ボミ9アンダーにしますがこの7番で3パットのボギーがありました。
≫ファーストパットオーバーしましたね。
珍しかったですね。
≫一方、この7番笠りつ子はこのバーディーパットを沈めます。
これでイ・ボミが8アンダー笠りつ子が9アンダー。
8番は、2人ともにバーディーでした。
本当に村口さん前半の9ホールはバーディーの取り合いというそんな展開でしたね。
≫本当、2人のショットメイクはすばらしかったですね。
どこまで伸びるのかと思いました。
≫イ・ボミがピタリとつければ笠りつ子はこのバーディーパットを沈めます。
≫確かにしっかりとインパクトされてますもんね。
≫9番ホール、イ・ボミがこのバーディーパットを沈めて2人ともに10アンダーでバックナインに進んでいくという形になりました。
≫400ヤードを超えているパー4であそこまでセカンドショットで寄せてきてるんですから。
≫そしてこの13番のパーパット。
村口さん、ここが1つの緩んだポイントだというふうに話がありましたね。
≫狙っていったところが3パットのボギーというのが痛かったですけどね。
でも今のバーディーはすばらしいですね。
まだまだわからないですね。
≫だから、15番もバーディーチャンスから笠りつ子3パットしたんですね。
2つ、3パットがあってよく16で取り返しましたね。
≫さあ、17番です。
≫風はフォローになりますね。
後ろから来ています。
少し右に行っていますがこれは風ですね。
≫それと、これ以上左には行きたくないでしょう。
さすが、笠りつ子でも…。
≫ピンフラッグも大きく揺れる様子が見て取れます。
村口さん、ティーから見たら本当に池の先にピンが立っているというそんな印象ですよね。
≫それとやはりちょっと打ち下ろしというのもなんか、嫌なんですよね。
目線が下に行きますから。
≫これ、イ・ボミの球筋から言うと、村口さん軽いドローでしょ。
≫そうですね。
奥のテレビ塔の真ん中でいいと思いますね。
≫ちょうど今このカメラの方向ですよね。
そこからドローを打ってくる。
≫それよりもちょっと右に行きましたが…。
≫右にはバンカーですがここで止まりました。
≫イ・ボミが今ちょっと嫌な顔をしましたよね。
打ち終わったあとに。
≫さすがのイ・ボミさんでも今日の17番はなかなか勇気がいりますよね。
≫やっぱりバックナインで先ほどの笠選手がバーディーを取っているだけなんですよ。
イ・ボミ選手取ってないのでそういうのもあると思いますね。
≫18番、服部真夕のセカンドショット。
≫非常にキレのいいスイングが戻ってきましたね。
≫これで、9アンダーにして待っていればこれは今シード権の服部真夕の2000万円が出ていますがもちろん、それどころかもしかするとということもありますからね。
≫白熱した優勝争いはそのまま賞金女王争いでもあります。
イ・ボミと笠りつ子が17番のグリーン上までやってきました。
さあ、16番でバーディーを取って1打差に迫る中で…。
そして、辻梨恵がここで映ってきました。
≫辻もこれ、シード権争い2086万円でこれがバーディーパット。
こういうの大きいと思いますけどね。
見てる側は何とでも言えますが。
でも、これで20何位に入っておけば恐らく80万円ぐらいプラスになるという感じだと思うんですね。
≫でも、初日あれだけ雨が降って2時間半遅れて…。
でも、54ホールできたというのは大きいですよね。
≫それで100%加算されますから辻梨恵はほぼシード権は手に入れたという言い方でいいと思います。
≫比嘉真美子それから服部真夕もすばらしいプレーを今日は見せています。
服部は決めて、9アンダーでフィニッシュすればまだわからないという大事なバーディーパット。
決めて終わった。
15、16、18でバーディー。
服部真夕。
≫先週までシード権を心配していた選手とはとても思えないようなね。
≫これ、イ・ボミのパッティングカラーからそんなに簡単ではないですよね。
≫ほぼ平らには見えるんですけどちょっと読みづらいですよね。
グリーンに乗ってますよね。
≫カラーではね。
≫すばらしい。
≫すばらしいですね。
≫グリーンの読みはすごいですね。
村口さん。
≫そうですね。
結構、打ったあとにメモ帳に色々と書いたりもしてるんですよ。
ですから、ずっともしかしたら毎年、毎年メモ帳を変えるのではなくてどんどん足してそれを見てやってるのかもしれない。
それにしてもうまいですよね。
このプレッシャーの中でですからね。
≫グリーンとの相性が非常にいいんだというそんな話もしていましたが。
≫村口さんここにある速報板はまだ服部真夕は9アンダーになってないですよね。
≫なってないですね。
8のままですね。
≫さあ笠のバーディーパットです。
≫もう入れる気満々ですよね。
その気持ちしかないでしょう。
しっかり頭残しましたよ。
≫このホールで追いつくことはできませんでした。
≫打った瞬間からラインが左に出てましたね。
≫さて、原江里菜です。
18番のセカンドショット。
トップと2打差。
≫いいんじゃないですかね。
≫おととしは優勝争いの中であの池につかまった苦い思いもあります。
そして、笠りつ子これからパーパットです。
≫本当に大事。
大事ですね。
ちょっと引っかかりながら入ったように見えましたが良かった。
≫右前のラインでしたからね。
でもなんとなくドキッとしましたね。
≫結果はパーです。
≫これは外すことないですから。
1ストローク差で最終ホールね。
こうなってくると…。
塩谷さんこういう1ストローク差で来ると18番のピンの位置がものすごく色んな意味を持ちますね。
≫そうですよね。
パーでいいのかそれともバーディーを取らないと勝負にならないのかそれによってまったく違ってきますよね。
≫攻め方、変わりますよね。
≫あと、イ・ボミ選手はやっぱりセカンドをどっちに打つかというのもあるんじゃないですか。
先に打つから。
≫その18番です。
いよいよ勝負が決まるホールですが。
≫今日は本当に池の脇に切ってあります。
もちろん、この見えている2本の木が邪魔になっては話になりませんよね。
まずは、それを避けた位置そして、笠さんが先に打つのかイ・ボミさんが先に打つのかわからないけれどもそれによって攻め方がちょっと変わってくる。
その辺が面白いですね。
≫18の4ですね。
手前から18左に4ですから。
しかし今まで色んなドラマを本当に生んでますからね。
≫おととしの原江里菜もそうですし…。
≫横峯が最後、2オンさせて2パットで行けばというときにユーティリティーを使って左からカットしようとして失敗して池に入っちゃったとか。
≫2011年のことでした。
≫2007年1打リードで迎えた佐伯が最後はプレーオフにもつれて北田瑠衣に負けると。
展開としてはイ・ボミが1打リードで迎えるわけですがセカンドショットは塩谷さん心理的には先に打ちたいんですか?後に打ちたいんですか?≫先のほうがいいでしょうね。
そして、イ・ボミさんは今までこの18番上がりのホールでボギーをたたくという確率が非常に低い選手なんですね。
ですから、恐らくパーでは来るという頭が笠さんの中にはあると思うので笠さんは攻めるしかなくなってくる。
そのときに、あのピンの位置がどうかということですね。
≫だから、イ・ボミを相手に考えるよりはもう、このホールは笠りつ子は自分ですね。
イ・ボミはもうパーで来る。
もしかしたらバーディーを取ってくるかもしれないし。
自分自身ですね。
≫さあ、いよいよ佳境を迎えた賞金女王争いの行方をも大きく左右するこの18番ホールです。
≫風は少し左から来てますね。
ちょっとフォローが入ってます。
≫変わりなくいいショットですか?右ですか?大丈夫ですね。
≫しかも今日のピンを狙うのには角度的にものすごくいいですね。
≫もう少し右に行くと2本の木が気になってくるというポジションです。
そして、その18番のグリーン上原江里菜のバーディーパット。
さあ、イ・ボミが18番のティーショットを打っていきます。
≫いつものショットですね。
≫でも、やっぱり一番安定してショットを打てる選手ですね。
≫その2人がやはり女王に来てますよね。
≫村口さん、イ・ボミはパーオン率100%?≫はい。
100%ですね。
≫今日の最終ラウンドね。
≫追いかけていく原江里菜。
この18番はパー。
8アンダーで大会の最終日を終えました。
≫優勝争いは3人に絞られました。
さあ、これからセカンドショットを打っていくイ・ボミと笠りつ子ですが村口さん、先に打っていくのはイ・ボミのほうですか。
≫これ、本当に微妙ですね。
ほぼ同じ。
で、ピンに対してですから横から見ると、笠選手のほうがちょっと数十センチ先に行っているようですがピンに対すると同じ。
だから、どうするのかなという感じがしますよね。
≫これ、ピンから見てどっちが遠いかですね。
≫そうなんですよ。
そうなると笠さんのほうからという感じもするんですけど。
≫お互い自分から行くという…。
≫まだ、そういうのは計算していますから、まだ。
≫本当ですね。
横から見ると、もう一直線に並んでいるような。
≫だから、ピンを中心にしていわゆる、円を描いてどっちが遠くにあるかですから。
≫笠さんが遠いんですかね。
≫コンパスのようにやるようなものですね。
≫まず、その前に武尾咲希が打っていきます。
≫ピンまで168ヤード。
今日、武尾選手ショットは良かったんですがやはりパッティングですね。
≫思い切って行ったんじゃないですかね。
≫でも、ちょっと右に逃げましたね。
≫風もあったんですかね。
≫風も左から今、真横の風が吹いていますから今日のピンの位置は難しいですね。
≫武尾がこのままホールアウトすると賞金が400万円ぐらいですかね。
だから、ちょっとシード権のところまでは届かない。
≫笠よりもイ・ボミが先のようですね。
≫ピンまで143ヤード。
8番だと思いますね。
≫風はフォロー?≫そうですね。
左からです。
≫かなり保険をかけてきましたけれども…。
≫ここは無理をしない。
≫これで、笠は行くしかないですね。
≫村口さんどう見えていますか?≫今、そういう気持ちですよね。
でも、笠選手もフェードですから勇気を持ってちょっと…。
≫池の上から?≫グリーン左ぐらいから…。
≫ほぼ池のふちぐらいから打ってこないとね。
≫ピンの奥も奥行きがないのでその辺りも力が入ったときに。
≫9番アイアンを持ちましたね。
≫いい感じですよ。
狙った。
≫ピンに向かって真っすぐ来た!≫すばらしい!≫勇気を持ってリスクを超えてきました。
≫やはりショットに自信があるからあそこへ行けるんですよ。
この緊張感の中でね。
≫9番アイアンでこのピンの位置にこういうショットを打って…。
≫戸張さん、410ヤードを9番アイアンですよ。
≫これ、10年くらい前はこのホールをフェアウェーウッドとかでセカンドを打ってる選手とかが多かったですからね。
≫ウエイトトレーニングなんかも繰り返して相当、今シーズン飛距離が伸びたというこの笠りつ子です。
≫すばらしいヘッドの入りでしたね。
≫ターフの取り方も本当にきれいに入った感じですね。
すごい、すごい。
≫これ、仮に笠りつ子が入らなくて終わったとしてもでも、笠りつ子の今のショットは本当にすごいね。
大変、価値の高いプロの試合らしい…。
≫あそこで少しでも逃げるとやっぱり、これが今後のイ・ボミさんとのまたの戦いのときにやはり不利になってきますよね。
≫あと、塩谷さんやっぱり力が入ると体って止まるじゃないですか。
緊張すると。
それが、止まらずあれだけフィニッシュをしっかり取れるというのはここまでの練習ですよね。
≫そうですね。
≫大きな歓声に迎えられながらしかし表情を変えることはありませんでした。
引き締まった表情です。
≫今、村口さんが話してくれたようにやはり緊張した中で通用するスイングかどうかというのは絶対、大切なことでプロゴルファーであれば誰しも気が楽に回っているときってみんな、自分のスイングができていいゴルフができるものなんですよ。
でも、やはり私たちはいつも緊張の中でプレーをしなければいけない。
そのときに、やはり不安が残るようなショットをしていてはやはり、話にならないわけでそういう意味ではやはりこの笠さんの持っているスイングプレーンだとかリズムだとかというのは勝負できるスイングをしているということですよね。
≫イ・ボミを向こうに回して一歩も引かない勝負どころで、あの一打が打てたわけですからね。
連覇がかかるイ・ボミ。
そして、逆転での賞金女王へ望みをつなぐか笠りつ子。
≫イ・ボミさんのラインはこの武尾さんのが少し参考になるでしょうかね。
≫なると思いますね。
少しちょっとラインが違うんですけれどもでも、スピードとかカップ際の切れ方は参考になると思いますね。
≫村口さんこの武尾さんのゴルフは今日1日見てどうですかね。
≫ショットに関しては一緒に回った2人よりは30ヤードほど置いていかれるときもあったんですがいいショットを打ててました。
この緊張感の中。
ただ、やはりパッティングですね。
やはり3パット4回というのが…。
ですから、これからこの練習ですよね。
この緊張感の中で自分がどうなるのかというのは今日、勉強しましたから。
≫何しろ去年プロテストを合格して初めて最終日最終組のプレーとなった武尾咲希でした。
さて、イ・ボミがこれからバーディーパットを打っていきます。
もちろんこれが決まってしまえばその時点での優勝が決まります。
イ・ボミの決めれば優勝となるバーディーパット。
≫オンラインでしたね。
すばらしいタッチ、読み。
ある意味、イ・ボミ選手もこの緊張感の中で普段と変わらずストロークができるというのも強いところですよね。
≫今、先にホールアウトしましたけれどもそれは、やはり笠さんに対しての礼儀ですよね。
笠さんが入れて、プレーオフになるかもしれないという前提でのフィニッシュでしたね。
≫改めて笠りつ子のセカンドショットをご覧いただいています。
≫なかなか、あのピンに対して少しでも体が止まってしまったら左の池に引っかかって入っていくわけですけどもそこを本当にスムーズないいショットでした。
≫イ・ボミは10アンダーでフィニッシュしました。
決めて、並んでプレーオフに持ち込むか。
さあ、笠りつ子のバーディーパットです。
決めた!追いついた、笠りつ子!プレーオフです。
最後のこの18番で笠りつ子、バーディー。
≫これぐらいの距離を朝からたくさん練習してましたね。
頭を残してヒットするという練習を繰り返していました。
≫もう言葉が出ないですね。
≫よく入れましたね。
≫入れました。
根性を見せてくれましたね。
≫一時は2打のリードを許しながら16番、18番でバーディーを取り返した笠りつ子。
そして、武尾はこれがパーパット。
7位タイでのフィニッシュは自身のベストフィニッシュとなりました。
≫シードまでにはまだ追いついていませんがあと1試合あります。
いい流れで、来週も頑張ってくれると思います。
≫イ・ボミと笠りつ子と回って立派なプレーを見せました武尾咲希。
そして、なんといってもこのイ・ボミ。
更には笠りつ子。
本当に2人とも最後の18番は心理的な面も大きく絡んできたようなそんな戦いにもなりましたね。
先に打っていたイ・ボミ。
そしてあとから打った笠りつ子。
≫追いつくためには行くしかないショットでしたから気持ちは1つ固まっていたでしょうね。
このパッティングにしてもそうですね。
迷いがなく、やることがはっきり明確に決まっていたのでセカンドショットにしても今のパッティングにしても笠さんらしい思い切りの良さが出たと思います。
≫さあ、それでは今日のイ・ボミそして、笠りつ子のプレーを改めてご紹介します。
7アンダーで並んでスタートしていった2人です。
一進一退の攻防がずっと続いていくというそんな形でしたね。
≫朝から、プレーオフを見ているかのようでしたね。
≫イ・ボミがパーパットを決めることのできなかった7番で笠りつ子は逆にバーディーを奪っていきました。
8番ホールでは389ヤードのパー4このセカンドショット、見事にこの位置に運んできたイ・ボミ。
一方で笠りつ子はこのホールはパットでバーディーを取っていきました。
そして、9番です。
笠が7番、8番そしてイ・ボミが8番、9番いずれも連続バーディーでバックナインへ入っていきました。
≫今週は、例年どおり非常に厳しい位置にピンを切ってあるんです。
でも、この2人のショットの精度は関係なかったですね。
≫一時は13番、15番でボギーが2つあって2打差を追いかけていくというところにもなったわけですが、16番でまずこのバーディーパットを沈めて1打差。
更に、追いかけていく笠りつ子。
イ・ボミはグリーンの右サイドを捉えてもう攻めていくしかないという状況の中でピンに真っすぐを狙っていきました。
イ・ボミとしては気持ち的には、このホールはパーでいいというような考え方だったんでしょうか。
≫でも、彼女のパッティング技術を見れば入ってもおかしくないパッティングをどこからでもしてきますからね。
≫あとひと転がりというところにこの18番でもつけてきました。
イ・ボミはバックナインずっとパー。
一方の笠はボギーが2つありましたがこの16番、更に18番このバーディーパットを沈めて最後の最後土壇場で追いつきました。
これで、イ・ボミ、笠りつ子のプレーオフという形になりました。
この伊藤園レディスは過去8回プレーオフがありますが今年も大接戦となりました。
≫かつて、イ・ボミさんと笠さんのプレーオフ笠さんが勝ってませんか?≫そうなんですよ。
今年のニトリレディスでも笠が勝っていますし昨年のACSAレディースでも笠が勝ってるんです。
イ・ボミはプレーオフの戦績だけでいえば8勝3敗なんですがそのうち2度土をつけているのが笠りつ子です。
≫じゃあ、イ・ボミさんとしてもなんとなくちょっと気を引き締めて3敗はできないですもんね。
≫そういう笠とのプレーオフに苦手意識というものがもしかしたら頭の中にあるんですかね。
≫あると思います。
それは選手は覚えてますよ。
≫それにしても村口さん一度は2打を追いかけるという形に変わったわけで上がり3ホールで2つのバーディーですよ。
≫ちょっと今、電波が届かないかもしれないですね。
≫村口さん、話せないですかね。
18番最後のバーディーパットを沈めてガッツポーズこぶしを握った笠。
そこに対して拍手を送ったイ・ボミ。
2人の戦いはプレーオフとなりました。
さて、塩谷さんこの2人の優勝争いも本当に見応え十分でしたが今、ちょうど出ています26位でフィニッシュとなった畑岡奈紗選手。
プロデビュー戦となりましたが予選を通過して見事なプレーとなりましたね。
≫やはり、プロ初のトーナメントということですごい数のメディアの方々が集まったんですよね。
ですから、その中の非常に重たい空気の中で予選を通過しただけでもすばらしいと思いますよ。
≫本当にそうですよね。
2003年に宮里藍選手も女子高生プロゴルファーとしてこの伊藤園レディスでプロデビュー戦となったわけですがあのときは1打足らずに予選落ちでした。
ですから、宮里藍選手を大きく上回る成績でのフィニッシュとなったわけです。
≫もちろん、身体能力すべてにおいてすばらしいものを持っています。
そして、何よりも彼女がこれから大きく羽ばたくだろうなと思うのが自分の夢がしっかりと見えているんですね。
世界一になること。
その名のとおりやはり世界に羽ばたいてもらいたいと思います。
≫アメリカツアーでプレーをしたいというそんな目標があるということで11月の末からツアーの最終予選会に向けて渡米します。
ですから、そこへ通ればアメリカツアーでのプレーが来年は行われるというところでもしかしたら海の向こうからうれしい知らせが来年には届いてくるかもしれません。
≫彼女の座右の銘が初志貫徹。
自分が思った道を真っすぐ進んでもらいたいと思います。
≫まず1試合目を終えて気持ちはどうですか?≫3日間通してはもう少し自分のゴルフがしたかったなと思うんですけど目標であった予選は通過できたので良かったです。
≫17番ホールのあのショットはすごかったですね。
≫ありがとうございます。
≫あの位置につけたら確信はしていましたか?≫そうですね。
あそこはかなり難しいホールなのでせっかくのチャンスだったので逃してはいけないなというふうに思いました。
≫最後に今後どんなプレーヤーになりたいかお願いします。
≫心技体すべての部分でもっと強くなって世界一を取れるような選手になりたいです。
≫本当に頼もしいコメントも聞かれましたね。
見事にプロデビュー戦を戦い終えた畑岡奈紗。
この伊藤園レディス26位タイ2アンダーでのフィニッシュとなりました。
そして、32回目を迎えた伊藤園レディスゴルフトーナメント。
戦いはプレーオフでの決着ということになりました。
この試合の模様は引き続きBS朝日でお送りします。
BSをご覧いただける方はBS朝日でお楽しみください。
また、この結果は「報道ステーションSUNDAY」でお伝えします。
笠りつ子の表情ちょっとやわらかいようなそんなふうにも見えますけれども。
≫そうですね。
まずは、追いつくことに彼女は全力を注ぎましたからね。
でもここからです。
≫今シーズン4勝のイ・ボミ。
今シーズン2勝の笠りつ子。
賞金ランクトップに立っているイ・ボミ。
賞金ランク3位から追い上げていく笠りつ子。
まさに、佳境を迎えた賞金女王争いを大きく左右するプレーオフとなります。
2016/11/13(日) 13:55〜15:20
ABCテレビ1
伊藤園レディスゴルフ2016 最終日[字]

史上初!アマチュアで日本女子OPを制した畑岡奈紗がプロ転向後、初の参戦!2年連続賞金女王なるか?イ・ボミ!初の賞金女王へ!好調・笠りつ子が追う!

詳細情報
◇番組内容
史上初!アマチュアで日本女子OPを制した畑岡奈紗がプロ転向後、初の参戦!17歳の女子高生がどんなプレーを見せるのか?し烈を極める賞金女王レース!2年連続女王なるか?イ・ボミ!昨年のチャンピオンでもある実力者がトーナメントを引っ張る!さらに、自身初の1億円を突破し初の賞金女王を目指す笠りつ子、安定のゴルフを続ける鈴木愛も虎視眈々と優勝を狙う!秋のトーナメントでは、シード権争いもし烈!
◇出場予定選手
イ・ボミ、テレサ・ルー、申ジエ、アン・ソンジュ、李知姫、渡邉彩香、上田桃子、菊地絵理香、大山志保、成田美寿々、酒井美紀、笠りつ子、原江里菜、鈴木愛、飯島茜、藤本麻子、藤田光里、穴井詩、森田理香子、服部真夕、全美貞、キム・ハヌル、表純子、若林舞衣子、西山ゆかり、青木瀬令奈、前田陽子、松森彩夏、藤田さいき、一ノ瀬優希、香妻琴乃、北田瑠衣、柏原明日架、佐伯三貴、不動裕理、畑岡奈紗、永井花奈
◇出演者
【解説】塩谷育代
【ラウンド解説】村口史子
【ゴルフキャスター】戸張捷
【実況】野上慎平(テレビ朝日アナウンサー)
◇会場
〜グレートアイランド倶楽部(千葉県長生郡)
◇おしらせ
☆テレビ朝日・ゴルフHP
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☆テレビ朝日ゴルフ公式Twitter
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◇おしらせ2
☆野球・侍ジャパン強化試合2016〜東京ドーム
11月13日(日)よる6時〜「日本×オランダ」
テレビ朝日系列にて放送!