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地上波テレビの字幕を全文書き起こします

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字幕書き起こし 大相撲九州場所 三日目 2016.11.15

生字幕放送でお伝えします1年の締めくくり大相撲九州場所。
三日目の相撲は幕内後半戦です。
福岡国際センターはご当所力士が土俵に上がって一気に歓声が沸き上がっています。
正面解説は元小結・舞の海の舞の海秀平さん⇒青色向正面は元・竹葉山の宮城野親方⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
今場所最大の注目先場所初優勝の大関豪栄道の綱取りです。
ここまで2日間すばらしい内容で白星を2つ並べています。
そして休場明けの白鵬がきのうで通算勝ち星999勝としています。
きょう史上3人目の1000勝を懸けて土俵に上がります。
熊本県宇土市出身ご当地の正代。
そして東は福岡県築上町の出身松鳳山。

 

 

 


連日の松鳳山コールの中で松鳳山はここまで1勝1敗。
そして正代は2日間いい内容で2戦2勝としています。
やはり九州出身力士が土俵に上がると国際センターの中はぐっと盛り上がりますね。
熱が入ってきますね。
きのうきょうと満員御礼の垂れ幕は下がっていませんが松鳳山コールが起きてそして、正代も地元出身です。
館内のお客さんの表情も生き生きとしていますね。
正代はここまで2戦2勝きのうの相撲を見ても前に出る出足馬力を見せています。
珍しいタイプですよね。
上体が起きていても押されても、守りも強いです。
熊本地震がありました。
その熊本地震で被災された方をきのうから招待しています。
きょうの益城町から45人がやって来ています。
福岡県の築上町出身の松鳳山のコールが大きくなっています。
館内、すごい盛り上がりですね。
正代!という声もその中で負けじと聞こえてきます。
軍配は正代。
物言いはありません。
松鳳山も攻め込みましたが正代が3連勝。
攻め込んだ松鳳山にも拍手が送られています。
物言いはありませんでした。
きょうはもろ差しねらい中に入ろうとした松鳳山でした。
悔しそうな表情です。
舞の海⇒互いにもろ差しになりたいんですよね。
その中で左四つに渡り合って松鳳山が一気に走ったんですが土俵際、正代がかわしました。
正代の相撲勘も光っていますね。
松鳳山が上手を求めようとしたそのときに、正代がすぐに突き落としましたね。
あれは上手を求めたところでしたね。
もろ差しを諦めて上手を取って一気に攻めようとしたときですね。
ご当所の正代、熊本県宇土市出身3連勝、好発進です。
あすは照ノ富士戦です。
敗れた松鳳山のリポートです。
大声援はよく聞こえていました。
攻め込むところまではよかったんですが最後は失敗しましたと話していました。
幕内前半の取組です。
臥牙丸、押し出しの勝ち石浦、下手投げの勝ち千代鳳、寄り切りの勝ち上手出し投げで蒼国来の勝ち逸ノ城、寄り切りました。
大翔丸、突き落としの勝ち勢、すくい投げの勝ち土俵に大関昇進を懸ける高安が上がりました。
対するのは新三役の御嶽海。
ここまで1勝1敗です。
両者の対戦は2対2の五分ですがいずれも御嶽海が中に入って攻め込むという場面を見せています。
高安が先々場所11勝先場所10勝で今場所好成績を挙げれば大関も、という九州場所きのうは豪栄道との対戦に敗れてしまいましたがきょうが大切ですね。
きのうはもっと熱戦を期待したんですがちょっともろかったですね。
本人も負けたあと、きょうが大切連敗がいちばんいけないという話をしていました。
高安は組み止めにいくのか突っ張っていくのか。
御嶽海は一回り体が小さいですから、突っ張っても難しいということでもろ差しねらいにいくと思います。
高安はここ3番、左四つに組みにいって逆に中に入られて攻め込まれています。
きょうは突きを選択するか組みにいくのか。
首投げ!高安、逆転。
連敗はしませんでした。
しかし危なかった高安。
御嶽海は攻め込みました。
きょうも攻め込むいい相撲を見せました。
高安は辛くも白星を手にしました。
向正面は宮城野親方です。
御嶽海もよく攻めましたね。
宮城野⇒そうですね。
いいところまで攻めたんですが土俵際、嫌がりましたね。
そこをうまく取られました。
正面は舞の海さんです。
立ち合いは、高安は突き放しを選択しました。
舞の海⇒中に入ると御嶽海もうまさを発揮しますから突っ張りましたね。
今回の御嶽海は中に入りました。
突っ張られても御嶽海が押し込んでいますよね。
高安が引いたのがよくないですね。
中に入りましたが宮城野さんはここで伸び上がってしまったというふうにお話になってました。
御嶽海が右を深く差しましたからこのまま勝負にいけると思ったんでしょうね。
高安が引いたところで一気に御嶽海が攻めたんですが足がそろってしまったところ。
最後の苦し紛れの首投げ。
でも高安にとっては大きな白星になりました。
首投げが途中まできまるとそこからは、御嶽海も体勢を立て直すことができないんですね。
新三役の御嶽海、攻め込みましたが惜しくも敗れました。
では幕内前半戦の取組、続きです。
下手投げで千代翔馬の勝ち上手投げで貴ノ岩の勝ち突き落とし、豪風の勝ちです。
押し出し、栃ノ心が勝ちました。
錦木、押し出しの勝ち。
このあと、綱取り豪栄道は分の悪い嘉風戦です。
きょう、結びは通算1000勝の懸かる白鵬が魁聖と対戦です。
きょう勝てば史上3人目の1000勝到達ということになります。
土俵上は遠藤と稀勢の里。
制限時間いっぱいです。
稀勢の里も、ここまで2日間左四つ、安定した相撲を見せています。
立ち合いから自分十分の左四つに組み止めることができています。
遠藤はきのう、2年ぶりに大関から白星を挙げました。
この2人は2年ぶりの対戦です。
遠藤も、この稀勢の里にどこまで通用するのか見ものです。
寄り切り。
遠藤の勝ち。
稀勢の里、1敗。
大関稀勢の里、序盤に土。
遠藤が連日の大関撃破。
これは驚きました。
決まり手は押し出し。
稀勢の里が何もできませんでした。
きょうは稀勢の里が左を差しにいって遠藤が右の押っつけ一気に走りました。
遠藤は、やはり体格も一回り小さいですし馬力負けしますから工夫しましたね。
これまでは稀勢の里に完全に馬力負けという内容だったんですがどんなところに工夫がありましたか。
稀勢の里の左の差しに対して絶対に取らせないということですね。
封じています。
右の攻めですね。
差し込もうとする手を下からいいところをつけていますね。
そうしながらも左はのど輪で手を伸ばしています。
稀勢の里の上体をうまく起こしましたね。
相手の左差しを封じながらも左ののど輪。
その左右の攻めで一気に稀勢の里を押し出しました。
ただそれ以上に稀勢の里の相撲が淡泊ですね。
この2日間はよかったんですがね。
遠藤は押し相撲専門の力士じゃないんですね。
四つ身になるとうまさを発揮するその遠藤に対して一気に持っていかれる稀勢の里はちょっと情けないですね。
そして遠藤が力水をつけるのはここまで2戦2勝、綱取りに挑む大関の豪栄道です。
豪栄道コールと嘉風コールが交錯しています。
福岡国際センター。
嘉風はご当所です。
豪栄道の2日間をどう見ますか。
どっしりとした取り口で攻めてもいるんですが冷静に相撲を取っていますね。
気負いは感じられないということですか。
攻めることも忘れないですしそれから、勝負を急ぐということもないですね。
今、気合いの乗った表情をしています、豪栄道。
初日は栃煌山、二日目は高安いずれも簡単な相手ではありませんでした。
まず立ち合いが本人も手応えを感じているようです。
初日二日目のこの相撲内容を見ると本当に苦手だったのかなと思います。
堂々とした相撲っぷりでした。
そういった意味ではこの豪栄道と嘉風両者の対戦成績も8対9と嘉風が1つリードしています。
豪栄道がここまで最近は3連勝としています。
敗れた相撲を見ると豪栄道がはたいたりいなしたり呼び込んだりと、そういった相撲が多かったんですが最近は豪栄道が3連勝としています。
嘉風にもご当所ですから大きな声援が送られています。
向正面は宮城野親方です。
嘉風は照ノ富士をつり出しで破るなど、いい相撲を見せていますね。
そうですね。
中に入りたいところでしょうね。
豪栄道は立ち合いがいいです。
やっぱり首投げもありますからね。
下から下から、いつものように前に出ていけば勝てると思うんですがね。
豪栄道がですか?そうですね、豪栄道はちょっと脇が甘いところがありますから。
脇の甘さを見せると嘉風はさっと中に入ってきます。
この嘉風の表情を見ていても不気味ですね。
今場所いちばんの注目の豪栄道に対してここは一発、俺が食って存在感を見せてやるそういう気持ちが十分に表れていますね。
豪栄道としても、きのうまでの立ち合い中に入られたくないわけですね。
豪栄道も想定していなければいけないですね。
激しくあたって突っ張って横からも張り手がくると思います。
両者、気合いの視線を外しません。
福岡国際センターも沸きます。
両者、気合いが入ってますね。
にらみ合いになったときに先に目をそらしたくないんですね。
豪栄道としては自分では、大関のプライドもあります。
先に目をそらすと、気持ちが負けているということを表すことになってしまいます。
中に入れたくないという話もありました。
勝負の鍵はどこにあるか。
激しく突き立ててくる嘉風に対して豪栄道は辛抱しながら前傾姿勢で下から下からあてがうことができればということですね。
これを嫌がって露骨に引いてみたり、首投げにいってみたりとかそういうおかしなことをすると体勢を悪くします。
時間前の仕切りですが
拍手
制限時間いっぱい。
綱取りに挑む豪栄道。
ここまで2日間は死角なし。
豪栄道3連勝。
拍手と歓声
きょうも勝負は短くて豪栄道が突き落としで勝ちました。
下がることなく勝負を決めました。
3連勝です。
きょうもあたりがよかったです。
そして非常に激しい動きの中でも落ち着いているように見えました。
舞の海⇒落ち着いていますし立ち合いが重くなりました。
きのうきょうの立ち合いを見ても一段と地力がついているように見えます。
立ち合いという面では宮城野さんはどう見ましたか。
腰を低くして下からあたっています。
ですから、びくともしませんね。
嘉風のほうが身長が低いんですけれどもね。
そうなんですよ。
逆に嘉風が、足が滑っていますね。
豪栄道のあたりが強いんだと思います。
あたって動かないですからね。
左から起こしました。
ねらいとしては右を差し込むような動きですか。
そうですね。
そして左から突いていますね。
あたりと左の押っつけでしっかりと起こしました。
土俵中央で勝負を決めました。
先場所全勝優勝の豪栄道綱取りがどうかと注目されていますが、ここまで3連勝。
舞の海⇒ここまで言うことないですね。
自信を持って取っていますね。
あすは御嶽海の挑戦を受ける豪栄道です。
3連勝の花道を下がる、豪栄道です。
こうして見てみても風格も出てきましたね。
面構えもいいですね。
落ち着いてそしてなんといっても3日間いいあたりを見せています。
遠藤のインタビューです。
稀勢の里関を破った遠藤関ですおめでとうございます。
2日続けて大関を破りました気分はどうですか。
いいですね。
きょうは何がよかったですか。
しっかり立ち合い踏み込んでそのあとは体が自然と動いたような感じでしっかり前に出て攻めることができたよかったです。
右の押っつけはねらいどおりでしたか。
胸を合わせるとだめだと思っていたので締めることだけを考えてやっていました。
稀勢の里関からの白星は自信になりましたか。
自信にしていきたいです。
番付が上位に久々に戻ってきました。
大関2人を破ると気分が乗ってきませんか。
そうなっていけばいいですね。
あしたも大関戦です。
はい、頑張ります。
おめでとうございました。
ありがとうございました。
遠藤関でした。
豪栄道の取組のあと少し待っていただいて遠藤関にインタビューに応えてもらえました。
舞の海⇒先ほどの豪栄道戦ですが両者は気迫と気迫をぶつけ合いながら仕切っていました。
勝負は一瞬でしたが負けた嘉風も潔くしっかりと礼をして土俵を下りました。
そして豪栄道の勝ち名乗り懸賞の束を上に振り上げるのではなくてしっかりと勝ち名乗りを聞いて土俵を下がるきょうはすごく大相撲の神髄いいものを見せてもらったなという一番ですね。
豪栄道のリポートです。
立ち合いはまずまずだったと表情を変えませんでした。
落ち着いてよく相手を見ていましたね。
土俵上は北勝海と照ノ富士です。
土俵上は、隠岐の海が照ノ富士でした。
照ノ富士が寄り切りました。
三日目に今場所の初白星です。
隠岐の海は1勝2敗。
左膝をかばいながらの照ノ富士の土俵でした。
照ノ富士はカド番負ければ大関の地位を失う今場所ですが、三日目に初白星です。
決まり手は寄り切りです。
先に上手を探りながら照ノ富士は前に出ていきました。
下手を引いているのが照ノ富士です。
最後まで上手を取ることはできませんでした。
また隠岐の海も早い段階で右の上手を取れていたら土俵際まで詰まることはなかったと思います。
押し込まれて、体勢が悪くなってから、やっと最後に上手が取れています。
あす四日目の十両の取組です。
連日大関を破っている遠藤はあすは琴奨菊戦です。
豪栄道は、あす新三役御嶽海の挑戦を受けます。
綱取りの豪栄道は3戦3勝と序盤ここまで、いい内容いい流れで白星を3つ積み重ねました。
そしてきょうなんといっても結びは横綱白鵬がきのうまで通算勝ち星999勝史上3人目となる1000勝をかけて土俵に上がります。
見どころの多い大相撲九州場所三日目を迎えています。
土俵上は地元ご当所、大関琴奨菊が上がっています。
返り三役の玉鷲戦です。
画面下は幕内の勝敗をご紹介しています。
黄色い力士が勝った力士です。
琴奨菊、初場所ことし初場所に初優勝を収めています。
このご当所、九州では早くも二日目に敗れてしまいました。
ご当所の声援は力になるということばもありました。
ご当所でなんとかいい成績を収めたいというのが、琴奨菊の心の内だと思いますが序盤で黒星今場所もなかなか波に乗れません。
ここからの巻き返しですね。
舞の海⇒馬力があるんですけれども相手に差されたまま上手も取れないまま体を寄せていくといくら大関でも、なかなか勝負をつけることができませんね。
きのうはまさに新三役御嶽海戦で差されて、抱えて出て行ったところを肩すかしで敗れました。
だんだん年を取ってくると馬力がなくなりますからね。
そこで工夫をしなければいけないのは上手の取り方などですね。
自分の力が出る体勢にどうやって持ち込むことができるか。
そこからがぶり寄りでもいいと思います。
立ち合いの馬力で一気に勝負をつける相撲というのを目指さなくてもいいんじゃないかと思います。
ご当所九州場所です。
ここから盛り返していきたい琴奨菊。
返り三役去年の春場所以来10場所ぶりの三役復帰の玉鷲です。
玉鷲はなんといっても初日に日馬富士を破りました。
すばらしい相撲を見せています。
場所前も境川部屋に連日通いました。
境川部屋の関取衆を、次から次へと押し出していました。
きょうもあたりや突き玉鷲の魅力を出すでしょうか。
連敗は避けたいご当所大関琴奨菊の三日目です。
勘太夫が合わせます。
寄り切り、玉鷲の勝ち。
琴奨菊連敗。
館内がため息に変わりました。
玉鷲がこれで横綱そして大関を破った3日間。
下唇をかみます、琴奨菊。
決まり手は寄り切りです。
きょうも玉鷲に二本差されてしまった琴奨菊ですね。
悔しそうな表情の琴奨菊。
玉鷲はいつもの場所よりも張り切っていますね。
向正面は宮城野親方です。
玉鷲のあたりがよかったですね。
あたってから手を突っ張ってそのあと二本入っていますよね。
今場所の玉鷲をどう見ていますか。
立ち合いあたってからの出足がいいんじゃないですか。
手も出ています。
琴奨菊としては右から抱え込んでいこうとしていましたね。
のど輪みたいに相手を上げてそれから飛び込んでいますね。
のど輪がやはり効きましたね。
舞の海⇒これまで以上に玉鷲は相撲が厳しくなりましたね。
馬力が増しています。
何かあったんでしょうか。
インタビュールームにこのあと来ますか。
来ますね。
ぜひ聞いてもらいたいですね。
あすが誕生日の玉鷲です。
そしてあすは白鵬戦の玉鷲楽しみになってきました。
力士も人間です。
日々の生活の中で何かきっかけというか。
刺激があると取り組む姿勢が変わってきますよね。
花道の白鵬です。
通算勝ち星きのうで999勝これまで魁皇、千代の富士この2人しか到達していない1000勝まであと1つとしています。
いつもと変わらぬ表情のように見える白鵬ただきょうは1000勝という大きな区切りの勝ち星を懸けての土俵になります。
向正面の師匠の宮城野親方です。
白鵬の今の表情はどうですか。
いつもと変わっていませんね。
師匠としても、心境はいつもと変わりませんか?胸がどきどきしていますけれどもね。
やはり1000勝というのは長い歴史のなかで2人しかいませんもんね。
なれるとは、思っていませんでしたし、びっくりしています。
37回の歴代最多の優勝も誇りますけれども師匠としてはやはり勝ち星というのもまた1つ違う思いがありますか。
勝ち星のほうが1000勝のほうが重たいんじゃないですか。
インタビューです。
玉鷲関ですおめでとうございます。
ありがとうございます。
3日間で横綱大関1人ずつすごいですね。
いいですね。
内容はどうでしたか。
思ったとおりできました。
よかったと思います。
左が入りかけましたがねらいどおりでしたか?ねらっていないけどまあそうですね。
前に出て思い切ってやろうと思った。
テレビの解説の舞の海さんが今場所は気合いが違う何かあったんじゃないかと言っていましたよどうですか。
いや、何もないですね。
あすが誕生日ですね。
そして白鵬関との対戦です。
いや…勝って誕生祝いできたらいいですね。
楽しみにしています。
ありがとうございます。
玉鷲関でした。
舞の海さん、玉鷲は何もありませんでしたね。
いや、そうですかね。
でも場所前から目の色を変えて稽古に取り組んでいましたよ。
あすの白鵬戦も楽しみになってきました。
そして楽しみというときょうの白鵬の1000勝なるかどうか、大注目です。
1000勝ですよね。
正直言いまして全く想像もできないですね。
それだけの数字ということになります。
偉大すぎてコメントのしようがないですね。
ことばが見つからないです。
土俵は碧山と鶴竜時間です。
少しつりながら寄り切りました。
鶴竜3連勝です。
危ないところは全くありませんでした、鶴竜。
碧山との対戦もこれで13連勝としています。
きょうも少し離れる展開にはなりましたが危ないところも全くありませんでした。
鶴竜の相撲、何がよかったですか。
全く立ち合い下がりませんでした。
下から、横からうまく跳ね上げてここまでしっかりと二本を差してがっちりまわしを取ると土俵際、危ないことはないです。
鶴竜がこの3日間非常に安定した内容ではないでしょうか。
危なげないですね。
あとはこの1年で振り返ると序盤の5日間5連勝がないんです。
鶴竜は自分の型がありませんその日その日、流れの中で勝機をつかむタイプですから安定した成績は難しいんです。
まずは10番、こうした内容で取りこぼしなく乗り切っていけば白鵬が戻ってきた土俵豪栄道が連覇をねらう中でチャンスもありますね。
当然、横綱ですしね白鵬、日馬富士、注目の豪栄道の中に埋もれていたくないという意地もあると思います。
鶴竜が栃煌山に力水をつけました。
そして日馬富士に力水をつけたのは白鵬です。
白鵬が東の控えに腰を下ろしました。
1000勝に向けて土俵に上がります。
これは1000勝を達成したのは千代の富士と東の審判も務めている魁皇の浅香山親方史上2人だけです。
魁皇の浅香山審判に1000勝について話を聞いてもらっています。
自分の1000勝とは比べものになりませんと最初に言いました。
横綱という最低でも12番以上を求められる地位でしかも負ければ引退という土俵で1000勝ですから長く相撲を取って記録を作った自分とは比べものにはならないと思います、と話しています。
浅香山親方は今場所白鵬が休場明けといっても体さえ戻れば急に力が落ちるものではありません。
すぐこの日がくるだろうと思っていたそうです。
年齢も横綱は若いですし自分のときみたいにいっぱいいっぱいではない。
1000勝という数字ではなくてどれだけ伸びていくかファンは楽しみにして見ていくのではないでしょうかと話していました。
1000勝を達成した先輩の横に座っている白鵬です。
右の耳、割れていますね。
最初からこういう体格で入門してきたわけでもないんです。
身長も低い体も細いそういう中でどうやったら大きい力士を倒せるか研究しながら頭をつけて食い下がりながらもこういう稽古をしてきたからこういう耳になるんです。
向正面の師匠の宮城野さんです。
横綱として積み上げてきた1000勝は価値があると浅香山審判も話していました。
宮城野⇒よく頑張ってこれたと思います。
本当に。
上手投げ日馬富士の勝ちです。
一瞬ひやっとした日馬富士。
上手を引いて上手投げでしとめました。
栃煌山、攻め込みましたが3連敗です。
きょうも頭からあたっていった初日に続いての立ち合いなんですが日馬富士のあたりはどう見ますか。
あたり負けしていますね。
そのあと押されます。
押されながらも栃煌山の動きをよく見ているんです。
ですから冷静に、左の上手に手が掛かっていました。
少し空間があいたときに正対して構えています。
さすが横綱、慌てませんね。
張って食い止めました。
相手の出方をよく見ていました。
初日黒星のあとは白星を並べました、2勝1敗。
ここから追い上げていきたい日馬富士です。
三日目の結びです。
東から白鵬。
きょう横綱として800回目の出場。
区切りの土俵で1000勝を懸けます。
立行司式守伊之助の名乗り番数も取り進みましたるところかたや白鵬、白鵬こなた魁聖、魁聖この相撲一番にて本日の打ち止め!立行司式守伊之助の触れの中でも白鵬への声援が降り注いでいました。
舞の海さんから話もありました。
すぐに1000勝に到達するわけではない、細身の体から積み上げていったという話がありました。
モンゴルから日本にやって来て初土俵から15年余りです。
一つ一つ積み上げた白星きのうまで999勝。
1000勝を挙げた大先輩浅香山親方からは横綱として積み上げる白星は全く別次元の価値があるという話がありました。
大相撲界、苦しい時代に一人横綱として積み上げた白星もあります。
1000勝に向けてここまでの白星の中には双葉山の69連勝に迫る63連勝という白星もありました。
きょうの対戦相手は魁聖です。
ここまで、まだ負けていない相手です。
この魁聖に1000勝を懸ける白鵬です。
向正面は白鵬の師匠宮城野親方です。
すぐ目の前で弟子を見ていて何か感じるものはありますか。
いえ、いつもと普通と変わらない感じです。
けどね、そんなに緊張しているようにも見えません。
全休明けではありますが2日間の白鵬の内容はどう見ていますか?まだ100%というわけではありません。
徐々に上げてくるほうですから70%、80%でしょうがだんだんこれからよくなってくるんではないかと思います。
まだ左足、踏み込めてはいない十分ではない中の2日間ですね。
相手を見て取っている感じもあります。
本当は攻めていったほうがいいんですがね。
体重も一回り、落としましたから今150kgくらいだと思います。
8kg落としたと思います。
軽くしたほうが、体が動けるという感じでしょうね。
その中で、立ち合い、相手の圧力を受けながらもうまく対応して2日間です。
さあ制限時間いっぱいです。
魁聖も緊張するという話をしていました。
999勝の白鵬、1000勝へ。
上手投げ。
白鵬の勝ち。
通算1000勝!史上3人目の偉業達成!拍手に包まれます。
ここ九州で成し遂げました。
1000勝の勝ち名乗り。
祝福の拍手が降り注ぎます。
史上3人目。
ここで笑顔が出ました。
花束もあります。
両手に花束。
史上3人目。
そして笑顔。
1000勝の花道です。
向正面、師匠の宮城野さんおめでとうございます。
どうもありがとうございます。
どんな思いですか?感無量ですね。
師匠もいつもとは違う緊張感がありましたか。
そうですね。
どんなことばをかけたいですか。
おめでとうと言ってあげたいです。
白鵬、このあとインタビューです。
通算1000勝、白鵬関です。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
気分、どうですか。
最高です。
この部屋も久しぶりじゃないですか。
場所前からこの1000勝という数字を横綱も口にしていました。
三日目に決めました。
口にしないとなかなか達成できませんからようやくできました。
きょう勝てば、という状況でちょっと硬くなったりしませんでしたか?いや、いい緊張感で相撲を取れました。
強さを見せつけるような上手投げでした。
そうですねえ、いいとこ取れたんで、よかったです。
これまでさまざまな記録を作ってきました。
1000個、白星を積み上げたこの記録、感慨はどうですか。
そうですね。
偉大な両力士が1000勝その中で、魁皇関とは同じ土俵で戦っていましたし達成したときにすごいんだなと思っていましたがまさか自分が3人目になるとは当時は思っていませんでした。
まあ久しぶりの記録でもあってのっていきたいですね。
やっぱりけがも病気もいろんなこと、ありましたから積み重ねだと思います。
土俵下にその浅香山親方も見つめていました。
その魁皇の浅香山親方の1047勝ももう見えてきているんではないでしょうか。
まず1001勝です。
改めて横綱、休場明けで3連勝ですが足の状態どうですか。
少しずつ状態はよくなっています。
記録達成で残り乗っていけそうですね。
乗っていきたいです。
おめでとうございました。
ありがとうございました。
苦しい時期もあったという話もありました。
次は1001勝ですという話もありました。
千代の富士が1000勝を挙げたときも千代の富士も1001勝という話をしていました。
一つ一つの積み重ねということを感じます。
師匠の宮城野さん改めて白鵬のインタビューを聞いていかがですか。
宮城野⇒そうですね。
いろいろ大変なときがありましたのでそれを乗り越えてきたので今があると思います。
本当に僕はきょううれしくてしょうがないです。
宮城野⇒それしか本当に、よく頑張ったなとそれしか言えませんね。
1047勝も視野に入ってきたんではないでしょうか。
幕内の1000勝をねらいたいということを言っていました。
通過点というかもしれません。
そうですね。
両親も喜んでいるでしょうね。
宮城野さんおめでとうございました。
ありがとうございました。
「大相撲九州場所三日目」をお伝えしました2016/11/15(火) 17:05〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲九州場所 三日目[二][字]

【解説】正面(幕内)舞の海秀平,向正面(幕内)宮城野(元竹葉山),【アナウンサー】正面(幕内)沢田石和樹

詳細情報
番組内容
【解説】正面(幕内)舞の海秀平,向正面(幕内)宮城野(元竹葉山),【アナウンサー】正面(幕内)沢田石和樹 <副音声>【実況】マレー・ジョンソン 〜福岡国際センターから中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)舞の海秀平,向正面(幕内)宮城野(元竹葉山),【アナウンサー】正面(幕内)沢田石和樹,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン