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実況書き起こし 大相撲九州場所 五日目 ▽新十両紹介(2)小柳 2016.11.17

やっぱり無意識のうちに立ち合いもやっているんでしょうが瞬時にね決まる技か決まらない技か白鵬には分かるんでしょうね。
大坂⇒残るは日馬富士です。
日馬富士はきのう右の足首を気にする動作がありました。
館内アナウンス⇒続いて横綱日馬富士、土俵入りであります。
横綱日馬富士露払い大翔丸太刀持ちは宝富士であります。
(館内)ヨイショ!
拍手
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!右の足首、体重が右足に乗っていましたよね。
所作を見るかぎりどうですか。
北の富士⇒いつも痛めてるところですか。
きのうは相手のほうがけがをしたんじゃないですか。
碧山ですね。
いつも相撲を取ったあとどこか肘を押さえてみたりそういうのが癖になっているのかもしれないね。
確かに以前も少し気にする場面もありました。
本人は右足首という言い方をしていました。
日馬富士がきょうは3大関を撃破している遠藤戦が組まれています。
これはね、期待していいだろうね。
九州場所五日目です。
きのうから中入りの時間新十両のインタビューをお届けしています。
きょうは時津風部屋の小柳関をご紹介します。
すでにインタビュールームに来てもらっています。
東京農業大学出身です。
小柳関のインタビューです。
沢田石⇒インタビュールームから小柳関に話を聞きます。
新十両昇進おめでとうございます。
小柳⇒ありがとうございます。
目標としていた関取の日々はいかがですか。
やっとここまでこられたなというのがあります。
実感はどうですか。
毎日小柳関頑張れと言ってもらえて関取になったんだなという実感が湧いてきます。
毎日充実しています。
小柳関をご紹介していきます。
新潟県の出身新潟からは実に12年ぶりの新十両誕生ということで昇進のときはテレビや新聞で大きく報道されました。
地元が大いに盛り上がりました。
遠藤関が先輩にあたる金沢学院東高校から正代関が先輩にあたる東京農業大学に進んで活躍しました。
4年生のときに全日本選手権ベスト8。
これで新しくできた三段目付け出しの資格を得てデビューして初土俵を踏んだのがことしの春場所です。
僅か4場所。
1年かからずに十両昇進を果たしました。
このスピード昇進についてはいかがですか。

 

 

 

 

 


ここまで順調にこられて上出来だなと思います。
まだ関取の証しの大いちょうどころかまげも結えていません。
髪の毛はスピード昇進に追いついていない感じですね。
伸びるのが遅いので全然まだ足りていないですね。
出世は早いですけれどもね。
髪の毛が足りていません。
あとどのくらいですか。
来年の4月とか5月になっちゃうんじゃないですかね。
まげを結えるのが。
しこ名も小柳と本名のままですね。
また入ったばかりですしもっともっと小柳という名前を知ってもらいたいと思ってこのままにしています。
化粧まわしを持ってきていただきました。
立派ですね。
この図柄は?双葉山関の紋章と日本一の富士山。
縁起がいいということで一緒につけてもらって作っていただきました。
ほかにもたくさん贈っていただいたそうですね。
これを含めて4つ作ってもらったんです。
4本ですね。
化粧まわしを締めての土俵入りもあります。
関取としての相撲初日に白星が出ました。
持ち味が押し相撲ですね。
初日にそれを出せましたか。
立ち合い、左脇が甘かったんですけれどもそのあと自分の流れで押し込むことができました。
自分の相撲を取ることができたと思います。
ではお伝えします。
経済産業省は深刻化する人手不足を解消するには特定の会社などとは雇用関係を結ばずに仕事をするフリーランスと呼ばれる働き方を普及させることが1つの手だてとなるとして、具体的な課題などについて検討を始めました。
経済産業省は人手不足など日本が抱える課題の解決につながる新しい働き方について、有識者による研究会を設けて検討を始めました。
この中で経済産業省は、特定の会社や団体と雇用関係を結ばずに仕事を請け負うフリーランスと呼ばれる働き方が有効な手だてとなると説明しました。
そして、この働き方を普及することで介護や子育てをしていても柔軟に仕事を選ぶことができ女性を中心に潜在的な働き手が掘り起こされることなどをメリットとして説明しました。
一方で企業との雇用関係を前提としている今の社会保障の仕組みを見直す必要が出てくることなどが課題として示されました。
このため研究会ではすでにフリーランスとして働いている人たちの実態調査を行い、今年度中に報告書を取りまとめることにしています。
群馬県渋川市の金井下新田遺跡で、6世紀初めに起きた榛名山の噴火の火砕流で埋もれた場所から、馬2頭の輪郭と骨の一部が見つかりました。
県の調査事業団によりますと当時この地域にどのような馬がいたのかなどをうかがうことができる貴重な発見だとしています。
群馬県渋川市の金井下新田遺跡では6世紀初めに起きた榛名山の噴火の際に火砕流で埋もれたとみられる場所で、建物跡から2頭の馬の胴体部分の土が変色し輪郭が分かる状態で見つかったほか、頭の骨の一部も見つかったということです。
群馬県埋蔵文化財調査事業団によりますと、古墳時代の馬の骨はこれまでにも発見されていますが今回のように体の輪郭が分かる状態で見つかったのは珍しく、当時この地域にどのような馬がいたのかなどをうかがうことができる貴重な発見だとしています。
生字幕放送でお伝えしています沢田石⇒福岡国際センターから小柳関のインタビューです。
幼少期の話です。
最初の1枚写真を見ましょう。
最初の1枚生後8か月ころの写真です。
かわいらしいですね。
かわいいですね。
ほかの子と比べると大きかったですか。
生まれたときに4500グラムくらいありました。
どんな子ども時代でしたか。
やんちゃだったと聞いています。
脱走癖というんでしょうか。
家からたびたび出ていったりとか。
外のほうに好奇心があったんですか。
相撲はいつから始めましたか。
小学1年生のときです。
小学生時代の相撲の映像です。
このころから押し相撲でしたか。
教えていただいたのは押し相撲だったので押しに徹していました。
一気に出ていますね。
小柳君の相撲はどうですか。
いい相撲です。
自画自賛の相撲ですがただ中学時代は野球に青春を注いだそうですね。
野球をやっていました。
写真の中でいちばん長身のスリムな少年が小柳関ですね。
体格が太っているというのが中学時代嫌だった時期がありました。
野球やりたいなというのもあったんです。
ただ高校に入って相撲を目指そうと思ったのはどうしてですか。
自分が人よりもいちばん上に立てるのは何かと考えたときにやっぱり相撲がいちばん最初にあったので高校も相撲で入学しました。
東京農業大学に進んで頭角を現しました。
2年生のとき学生相撲選手権で準優勝。
3年生のときは世界選手権団体戦で見事世界一に輝きました。
北勝富士、御嶽海関学年としては1つ下になりますけれども、この中で活躍して大相撲の世界を目指そうと思ったのはいつですか。
大相撲を具体的に目指そうと思ったのは大学4年生のときの全日本選手権でベスト8で負けてしまってこれで負けて終わるのは嫌だなと思ったので。
大相撲の世界に入って自分の実力を試してみたいなというのがありました。
負けたまま相撲を終えるのは嫌だと。
そうですね。
やっぱり負けず嫌いなので。
そのあと、ことしの春場所大相撲の世界に入ってきますが入ってからの話はこの一番のあとまた伺っていきます。
大坂⇒幕内最初の取組の両力士石浦と逸ノ城が土俵です。
仕切りを重ねています。
鳥取城北高校の先輩後輩の対戦となります。
五日目も満員御礼の垂れ幕が下がりました。
きのうもそうでした。
五日目の九州場所での満員御礼というのは平成8年以来20年ぶりということになります。
今場所で3回目の満員御礼です。
石浦、逸ノ城場所前、宮城野部屋や玉ノ井部屋で2日間稽古がありました。
一番だけ取組ました。
久々に肌を合わせたと石浦は話をしていました。
石浦はどっしり見て取らせないようにしたいという話をしています。
一方、逸ノ城は逆にどっしり見て相手のペースに惑わされないように相撲を取りたいということでした。
石浦が先輩です。
石浦は3勝1敗逸ノ城は2勝2敗。
石浦の勝ち。
どっしりと取らせませんでした。
石浦4勝1敗序盤の5日間、新入幕を終えます。
いい内容だったんじゃないですか。
北の富士⇒やはり考えてね勉強してますよね。
まあ逸ノ城は問題ですね。
こうなると、ちょっとかわいそうな気もするね。
本人は結構一生懸命やってるんですが体がね体重を落としても体の動きが相変わらず悪いものね。
相撲の内容が立ち合いがよくならなければ流れも自然と悪くなるからね。
これは大変かもしれませんね。
見事な下手投げ。
新入幕4勝1敗であすからの中盤戦となります石浦。
あすは大翔丸逸ノ城は千代大龍戦です。
再びインタビュールームです。
沢田石⇒小柳は春場所から三段目優勝し幕下優勝もへて先場所ついに東の筆頭に上がりました。
その成績をご覧ください。
初日から3連敗。
今、振り返るとどうですか。
そうですね、3連敗して頭の中が真っ白になってしまってどうしたらいいか分からなくなってしまいました。
でもそのあと見事に4連勝きっかけは何ですか。
いろいろな人から声をかけられていたんですが母親から、あなたの押し相撲が見たいからと言われてそうだな自分は押し相撲だなというのを思って吹っ切れたというのが大きかったです。
それまでは自分の相撲が取れていなかった?そうですね、相手に合わせた相撲だったので。
母親の由紀子さんも見守っていた最後7番目の相撲新潟県で見守る家族の映像とともにご覧ください。
由紀子さんと敬さんが、見守る中で十両での土俵でした。
見事勝ち越しを決めて由紀子さんの表情を見てどうですか。
喜んでもらって、よかったと思います。
しかもちょうどこの日は関取の23歳の誕生日でした。
親孝行できましたかね。
そうですね、せっかく産んでもらった日にいい結果が出せたのがよかったなと思いますし自分でも持ってるな、と。
1つ関取なって親孝行して次の目標は何でしょう。
優勝争い幕内で優勝争いに絡めるような強い力士になりたいなと思っています。
今ちょうど時津風親方が虫垂炎で入院していますが師匠からどんなアドバイスを受けていますか。
師匠も具合が悪い中ここはだめだ、あそこはどうだ、そういうふうに言っていただいているので師匠の気持ちをむだにしないようにしっかり相撲を取りたいと思います。
さらに上を目指して、期待していますので頑張ってください。
頑張ります。
新十両インタビュー小柳関でしたありがとうございました。
ありがとうございました。
土俵は制限時間いっぱいです。
1勝3敗の英乃海2勝2敗の千代大龍。
突き出し、千代大龍の勝ち。
圧倒しました。
千代大龍、勝って3勝2敗。
英乃海1勝4敗で、あすからの終盤戦です。
向正面は現役時代、突き押しで、活躍された元小結若荒雄の不知火親方です。
よろしくお願いします。
いかがですか、千代大龍。
千代大龍、かち上げから右ののど輪英乃海の体が起きてしまいました。
やはり腕が伸びたというのがよかったでしょうか。
そうですね。
英乃海に差されなかったというのが、よかったと思います。
千代大龍、いい内容で3勝目です。
正面は北の富士勝昭さんです。
小柳のインタビューをお届けしましたがいかがですか。
北の富士⇒体もいいし相撲の内容もいいですから馬力ある相撲で伸びていくんじゃないですか。
ただ稽古をねどんどんしないといけないと思いますから。
場所前、部屋に鶴竜時津風部屋なのでよく出稽古にきますし。
出稽古に来ていただけるときはいいけれども自分の部屋においてふだんの稽古ですよね。
正代もいますよね。
そういうのをライバルと見て励んでもらって将来性は非常にいいと思いますよ。
将来的には幕内で優勝争いをしたいと言ってました。
十分ですよね。
将来も期待していいですよ。
相当、北の富士さんも期待してますよね。
いやあ期待してますよ。
前向きですしね、性格が。
正代とは少し違う気がしますね。
まあ違いますよね。
正代は、やや後ろ向きな感じで。
小柳は前向きなことばが聞かれました。
こやなぎ、ではなく、おやなぎです。
しこ名にもなりますよね。
つり出し、千代鳳の勝ち。
公称ですが199kgの臥牙丸を持ち上げました。
千代鳳です。
臥牙丸がつられるのは珍しいですね。
自分でぴょんと跳び上がった感じですよ。
腰が高いからね。
生きないよね200kg近くの体が。
あおられて、こらえましたがね。
こんなに簡単につられるものじゃないんでしょうけれどね。
なかなか見られないつったという場面です。
いや、つってますよ。
この白星が通算300勝の節目となった千代鳳です。
鹿児島の志布志市出身です。
先ほど、小柳をお伝えしましたが土俵に新入幕の北勝富士。
大輝改め北勝富士です。
いずれは、小柳と幕内の上位で、上の番付でというのがあるでしょうね。
そうでしょうね、年齢的に。
もう10年も取るんでしょうけれどね。
きのうは逸ノ城戦いい内容だったんじゃないですか。
勝った相撲も、負けた相撲もいいですよ、悪くないです。
この左のはず押し土俵下まで逸ノ城がね。
制限時間いっぱい。
きょうも同じ押し相撲馬力のある豊響戦です。
きのうは豊響は誕生日でしたが黒星。
しかし付け人からプレゼントをもらったという話をしていました。
豊響の出足。
きょうは豊響の相撲でした。
北勝富士、首をひねって土俵を下がりました。
豊響の相撲内容でしたね。
北の富士⇒いい立ち合いでした。
右の突き上げであごが上がったようですね。
逆に左のはず押しを許してしまいました北勝富士。
豊響の完勝という相撲でした。
豊響の気迫がすごかったですね。
もともと押し相撲です。
ずいぶんと上位にも上がりましたから。
豊響はきのう誕生日で黒星でしたがきょうは白星です。
あすは輝と対戦します。
北勝富士のリポートあたりが弱かったですね。
自分から押せませんでしたと首をかしげながら戻ってきました。
こうした一番一番が本人にとっては勉強になるでしょうね。
そうなんでしょうけども2勝3敗ですからね。
もう少し勝ってもいいと思いますよ。
期待してるんですから。
千代鳳のリポート臥牙丸をつり出しました。
本人はつったことを全然覚えていませんでした。
最後はつったんですかと逆に聞かれてしまいました。
止まらないで攻めきる、それだけを考えていたということです。
最後しっかりとつり上げました。
豊響のリポートやはり負けられないという思いがあった。
自分の相撲を取りきれました。
左の額が真っ赤になっていました。
しっかりあたって相手を起こした豊響の相撲でした。
平幕でただ1人4連勝の蒼国来。
北の富士⇒蒼国来まわしを取ると強いですね。
底力がありますよ。
最近左四つが多かったんですが左の肘が痛いということで右四つが増えています。
今は痛みもなくなって左でも右でも両方取れるということです。
腕力が強いんでしょうきっと蒼国来は。
対戦相手は旭秀鵬まだ白星がありません。
蒼国来きょうは左の上手をねらうと話していました。
蒼国来、休まず攻めました5連勝。
決まり手、寄り切り。
左にややずれるようにして上手を取りにいきました。
あとは食いついて右四つで出ていきました。
旭秀鵬はいい体をしていいものを持ってるんですが負け方がいつも淡泊ですね。
粘るという相撲が少ないですね。
膝が痛いんでしょうか。
こういう相撲しか取れないなら出場してもしょうがないですね。
治すなら治すでこういう相撲を繰り返しでは何の意味もせんね。
旭秀鵬もちょっと元気がありません。
蒼国来勝ちました。
場所前の小柳と稽古をして負けられないという気持ちでいた。
稽古をしましたと話していました。
あすは千代鳳と対戦します。
九州場所はことしで60回目の節目の年を迎えています。
今場所は取組の合間を利用して九州場所の思い出の連勝の懐かしの映像をご覧いただきます。
内藤⇒力士のぼりが博多湾の潮風に揺れています。
九州場所の新しい会場福岡国際センターです。
この福岡国際センターの裏側は博多港。
福岡国際センターは海の見えるセンターです。
きのうは恒例の大相撲前夜祭が福岡国際センターのこけら落としとして華やかに行われました。
収容人員がおよそ1万人。
去年までの九電記念体育館に比べて4000人も増えました。
先月4日に完成したばかり。
下段の構えです。
横綱北の湖、千代の富士による三段構えで新会場完成を祝います。
新大関の琴風も子ども相手に元気な姿を見せました。
全体に広々としたゆったりとした会場になっています。
優勝争いは北の湖を中心に展開すると思いますが両横綱が必ずしも万全でないだけに波乱含みの九州場所になりそうです。
新しい会場、福岡国際センターで最初に賜杯を手にするのは誰でしょうか。
懐かしいですね。
まず広いなあという感じがしましたね。
北の富士さん実はこのころ親方としてその前の九電記念体育館も現役ではなかったんですね。
福岡スポーツセンターのころですが現役時代は?まあそうですかね。
寄り切り、千代翔馬の勝ちです。
最後はつるように出ていきました。
4勝1敗です。
巡業で痛めた左の膝その影響がまだ残っているんでしょうか、だいぶよくなってきたという話をしていました。
右で張るようにして左四つ右の上手。
北の富士⇒この2人の力士の体形がよく似ていますね。
相撲もよく似ていますね。
時々どちらがどちらか分からなくなってしまうんですよ。
どちらが勝ったんですか。
千代翔馬です。
福岡国際センターへ最初の優勝力士は誰かと話しましたが千代の富士が優勝しました。
九州場所、昭和32年に本場所となりました。
福岡スポーツセンターで始まって九電記念体育館に移りました。
北の富士さんがちょうど。
入門した年ですよ。
昭和48年に九電記念体育館に移ったんですがその前の場所で引退されてますね。
北の富士⇒そうですか。
まあ60年ですか、長いね。
そして福岡国際センターに移ってからことし35年です。
ずいぶんといろんなところを転々としたなという感じがあります。
会場が狭くなったところもありました。
今はかなり大きい会場ですね。
まあしかし博多場所九州場所は本当に力士も喜んできますしほっとしますよね。
福岡国際センターで相撲を取っていたのが不知火親方向正面です。
不知火さんさまざまな思い出があると思うんですが九州場所はいかがですか。
不知火⇒勝ち越しが少ないんですが三段目で優勝しました。
三賞を取ったり関取昇進を決めたのも福岡でした。
わりと好きな場所でした。
いいイメージがあるんですね。
そうですね。
いいか悪いか両極端でした。
三賞という話がありましたが唯一の三賞がこの九州なんですね。
はい、そうです。
さまざま思い出されるんじゃないですか。
三賞をもらったときのこととか稽古を思い出しました。
九州ということでいうと輝が新十両、九州場所でした。
去年は入幕を決めたのもこの九州場所でした。
輝1勝3敗大翔丸は2勝2敗です。
ことしの名古屋場所幕内で対戦があります。
寄り切り、輝の勝ち。
少し右の足首を大翔丸は気にしました。
押し相撲の大翔丸ですから右が入ってしまったと思われますがもろ手突きでいってあてがったところで輝がつかまえにいったんですね。
輝は体が大きいから長身ですからね。
こういう手もあるよね。
きょうは考えた相撲を取った輝です。
これだけの長身ですから無理して頭を下げていく相撲よりも相手によってはこうした大きな相撲を取ったほうが体にふさわしいんですね。
身長が1m93cmある輝です。
北の富士さんと九州場所というのも十両の全勝優勝もありましたし昭和38年ですか。
そうです。
一人横綱となった。
それは覚えていないけど。
昭和46年です。
ああ、僕のことね。
もちろんです。
もう、ほとんど忘れていますね。
北の富士さんの記憶力はすごいと思いますけれど。
よくないですよ。
とにかく九州は1年最後の場所ですから力士を張り切ってくれますよ。
人によっては1年納めの場所だからこそ気持ちが入る。
そうなんだよね。
何か納めの場所というのはね終わりよければすべてよしで新しい年に向かってやっぱり九州はなんとか勝ち越しておきたいなというのはみんな思ってるんじゃないかね。
向正面の不知火さんは意識はどうでしたか。
不知火⇒そうですね、やはり1年納めの場所ですから最後の相撲とかでも勝って締めたいなと思っていました。
敢闘賞を受賞したのが平成23年の九州でしたがあのときも最後しっかり勝って終わりましたね。
そうですね。
勝てば敢闘賞ということだったんで気合いは入りました。
しかし12番勝った場所ですよ。
すごいですよ。
もう必死でしたので。
それがきっかけで小結に上がりましたね。
土俵は妙義龍と栃ノ心です。
1勝2敗どうし。
妙義龍は、立ち合いがしっくりきていないという話でした。
この人の持っている本来の力は出ていませんね。
踏み込もうとしてもちょっと弱いのかなと本人も話していました。
きょうは、その踏み込みが勝負ということも言っています。
栃ノ心戦です。
栃ノ心も西の前頭6枚目2戦2勝です。
引き付けての上手投げ。
栃ノ心の勝ち。
結局、最後は栃ノ心が得意の左の上手を取りました。
立ち合い、かち上げていったように見えたんですか。
向正面の不知火さん。
栃ノ心の右はかち上げていったんでしょうか。
かち上げるような形であたっていましたね。
そこからの流れになりました。
読んでいるように左にずれながら立っていった妙義龍だったんですけれど。
取らせてはいけない上手でしたね。
妙義龍というのは以前は、もっと立ち合いからスパッと二本差して走るような相撲が多かったんですよね。
きょうは、何かずれながら立つという形でしたね。
けがを繰り返しているうちに相撲は変わっていきますね。
土俵は勢と宝富士です。
大阪出身の勢が実は九州でかなりの活躍を見せています。
関取で過去5年、九州場所を経験していますが、そのうち4年勝ち越しています。
新十両というのも九州でした平成23年。
そして平成24年は幕内で初めての勝ち越しを決めてそれも九州でした。
平成25年が初の三賞平成26年の新三役で唯一の負け越しになるんですが去年は12番勝って敢闘賞を受賞したという勢。
勢のリポートです。
毎年、いい形で九州場所を締めくくるって、よい年を迎えたいという思いが強くてそれがいい結果に結び付いているのではないかと話していました。
ただことしは先月30歳になって初めて迎える九州場所なおさら今場所にかける思いは強い30歳を迎えて秋巡業中に脇腹がほうか織炎になったりただもう一花、30歳から咲かせたい、最近は夜も筋力トレーニングをしたり足りない分をまた鍛えてその成果が今場所でました。
立ち合いがきちんとあたれていますと話していました。
男勢、30歳からというところを見せたいと話していました。
演歌の世界だね。
勢は非常に歌がうまいことで知られています。
きのうは荒鷲に小手投げで敗れています。
30歳になって、いろいろ考えることがあるという話でした。
30歳といったらそろそろ引退を考えるよね早い人は。
しかし、40歳まで取った人もいますしまだまだこれからもう一花という勢です。
対戦相手の宝富士も九州場所は過去7年経験していますが6回この場所を勝ち越しています。
本人は全く意識がなくて本当ですかと言っていました。
この両者は明快です。
勢が右差しが得意。
宝富士は左差しが得意。
右対左というのが1つ勝負のポイントになります。
10月に30歳になったばかりの勢。
宝富士は来年の2月に30歳になります。
学年でいうと同学年です。
勢の右が入った。
押し出し。
勢の勝ち。
4勝1敗で序盤の5日間を終えます。
差し手争い、最終的に右がのぞいた勢です。
右の脇腹に白いものが見える勢ですが切った痕です。
きょうはだけど勢の立ち合いがよかったですね。
あたれていますね、今場所は。
体勢が、あごを引いて上体を突っ込んでいきますよね。
非常にいい形になっていますよね。
今までにない勢のような気がします。
序盤をいい形で終えて、あすからということになりますが。
去年は12番勝った九州です。
どうでしょうね。
8枚目ですから上位とはあたらないからそれなりに勝つんじゃないでしょうかね、どうでしょうか。
宝富士のリポートです。
左を差すよりも、意識は右の前まわしにあったということです。
ただ取れなくて、もう1回取りにいけばよかった。
自分の左から、相手の右からの攻めが強力で体が傾いてしまって次の右の手を伸ばすことができなかったと話しています。
宝富士、左を固めていって差し手争いという形になりましたが右のほうに意識があったんですね。
福岡県築上町出身の松鳳山と熊本県出身の佐田の海が土俵です。
やはり両者に拍手です。
この松鳳山がご当所の場所活躍しています。
松鳳山は去年は千秋楽まで優勝を争いました。
先ほどご紹介した勢とともに、敢闘賞を受賞した九州場所です。
声援が大きいことが相手のほうがやりにくいんじゃないでしょうかねと話していた松鳳山です。
土俵に上がったら、そういうことはあまり関係ないと思いますがね。
松鳳山は声援がよく聞こえると話していました。
しかしきょうは佐田の海にも相当な声援ですね。
それはやっぱり近いですからね。
熊本だし。
佐田の海は平成22年に、この九州場所を十両で勝ち越して以来、関取で九州場所勝ち越しというのがありません。
先場所は佐田の海が攻め込んだんですが松鳳山が土俵際でもろ差しになって、うっちゃりで、逆転勝ちをしました。
九州出身どうしの対戦です。
突き出して松鳳山の勝ち。
きょうは差そうということは全くなかった松鳳山です。
きょうの向正面は元小結若荒雄の不知火親方です。
いかがでしたか。
不知火⇒立ち合い佐田の海の右が差さり掛かったんですけれども松鳳山は下からきめ上げていました。
振りほどくんですよね。
そしてあごを突っ張ることで佐田の海が浮いてしまいました。
松鳳山は完璧な相撲だったと思います。
突きという意味ではあごをねらっていったんですか。
それがよかったんですね。
やはり胸をねらうと相手も落ち着いて残しやすいということがあるんです。
私は体の中心をねらって突っ張るようにしていました。
あごの辺りを見ながら。
体の中心のほうがいいですか。
そのほうが相手に力が伝わると思います。
相手の軸を崩すということでしょうか。
松鳳山がきょうは差すということは全くありませんでした。
しかし立ち合い左からうまく差させないようにしていましたね。
北の富士⇒分かってるんですよね。
佐田の海は立ち合いが高いんですよ。
2、3日前、父親のおとっつあんも言ってましたよ。
右差しを同じような立ち合いをするんだけれども全然違うね。
佐田の海は。
おやじの佐田の海にはかなわないね、速さが違う。
立ち合いの一歩目の踏み込みがねまるで違う。
松鳳山あすは勢戦です。
力真東の幕下筆頭で押し出しで勝ちました。
小柳が小手投げで勝って3勝2敗としました。
同じく新十両の大翔鵬も勝ちました。
十両ただ1人5連勝の大砂嵐も押し出しで勝ちました。
旭大星、里山戦をご覧いただきます。
実況⇒中に入って得意の右下で決めていこうというところうまく振りほどいた旭大星中に入れたくない旭大星。
上手投げの前に足が俵を割った旭大星、里山の勝ち。
大坂⇒鹿児島出身ご当所の里山きょう勝って4勝1敗。
松鳳山のリポートです。
まず右を差されないことそれに集中して立ったそうです。
そのあとの突きは流れで体がよく動いたと話していました。
白星先行であすからの中盤戦です。
幕内の前半、最後の取組です。
貴ノ岩と千代の国です。
貴ノ岩2勝2敗千代の国は初日から4連敗です。
まだ白星がありません。
自己最高位の場所西前頭4枚目。
懸命に動いているとは思いますがなかなか勝てないという状況が続いていますね。
不知火⇒そうなんですよね。
なんというか考えて取るタイプではないと思うので一番一番一生懸命できることをやって相撲を取っていってほしいですね。
立ち合いは本人、あたれていると言っていました。
攻めの構成が単発で終わっているということも言っていました。
幕内では一度対戦が組まれましたが貴ノ岩が不戦勝という形になったことがあります。
千代の国が休場でした。
突き落とし、千代の国の勝ち。
五日目に初日が出ました。
向正面の不知火さん懸命の取り口の千代の国でしたね。
きょうの相撲ですよね。
相手に捕まらないように突っ張っていって最後、右を取られましたがそこをしっかり振ってですねうまく取りましたね。
立ち合い右を差しにきた貴ノ岩に対して突き上げます。
貴ノ岩、右が入りました。
止まってしまうとだめなんですよね。
止まりそうだと思ったときに左からいなしていきますよね。
それがよかったですね。
休まずに攻め切った千代の国です。
これで自己最高位初白星となった千代の国です。
幕内の前半の結果です。
千代鳳が大きな臥牙丸をつり出しで破っています。
注目、大関昇進を懸ける高安は玉鷲戦。
綱取りの豪栄道はきょうは碧山戦です。
3人の大関を破っている遠藤はきょうは横綱日馬富士に挑戦です。
少し日馬富士、遠藤戦を見ていこうと思います。
過去は4回顔が合いました。
いずれも日馬富士が勝っています。
最後の対戦は平成27年初場所およそ2年前です。
実況⇒きょうは日馬富士遠藤の挑戦を受けます。
上手を取ってそのまま一気に出た日馬富士、勝って4連勝。
大坂⇒今見て思うのが遠藤の体つきが当時と今と全然違うなという印象があります。
北の富士⇒そうですね。
だいぶ体がどっしりがっちり筋肉がついてきましたね。
何しろけががだいぶ癒えてきて力が入るように遠藤はなりましたからね。
そう簡単に勝てないと思いますよ日馬富士。
日馬富士のスピードもありますよ次から次へと動きます。
恐らく左から取りにきて出し投げを打ちながら攻めにくるか突き放してくるか。
遠藤もそういうことは当然考えているでしょうからね。
そうは今までどおりには簡単には負けないだろうね。
3大関を続けて破っている遠藤しかも内容ですよね。
内容がいいよね。
久々の横綱挑戦ということにもなるわけですよね。
やっぱりね。
期待する、期待の大きい力士がね好調でこうして上位にくるとね上位ががらっと変わりますもんね雰囲気がねやっぱり華やかになりますよ。
ですから見てるほうもねお客さんも楽しいし解説しているこっちも楽しいしね。
いいあんばいですよ。
期待が大きいだけに。
北の富士さんは遠藤がけがをしてるときに、休んだほうがいいとおっしゃってましたね。
いろいろ言って申し訳ないと思うけれども早くけがを治して本来の力が出る体に治さなくちゃね。
今でもそういう力士がいますからね。
勇気を出し休むということも考えたほうがいいよね。
けがが完全に治ったことではないというふうに遠藤はきのうのインタビューでも言ってました。
完治はなかなか難しいですよ。
徐々に状態がよくなって稽古も積めるようになってきました番付を戻してこの横綱戦という日を迎えました遠藤です。
では、ニュースをお伝えします。
東京・築地市場の水産物の卸売り業者で作る団体が、豊洲市場への移転延期に伴う業者の損失額を推計した結果、当初の移転予定日だった今月7日以降の1か月間で、およそ4億3500万円に上ることが分かりました。
業界の損失額の推計が示されるのは、これが初めてです。
築地市場の7つの卸売り業者などで作る東京都水産物卸売業者協会は、豊洲市場への当初の移転予定日だった今月7日以降に発生する推計の損失額をまとめました。
それによりますと、この1か月間では、移転に合わせ、新規採用した従業員の人件費や、電気料金などのランニングコストが3億円、築地市場の老朽化した設備の修繕や、豊洲市場に設けた設備の維持費などが1億3500万円で、損失額は、合わせて4億3500万円に上るということです。
また、ランニングコストの3億円は、来月以降もひとつきごとに発生するとしています。
業界の損失額の推計が示されるのは、これが初めてです。
卸売り業者の団体では、移転時期が長引けば、経営に大きな打撃になるとして、十分で速やかな補償を行うよう、東京都に求める方針です。
アメリカのロサンゼルスでモーターショーが開かれ、ガソリン安の中でも、環境規制の強化に対応しようと、各自動車メーカーは、電気自動車など、環境に配慮した新型車を相次いで発表しています。
ことしのロサンゼルスモーターショーには、世界の自動車メーカーのおよそ40ブランドが参加し、16日、報道関係者向けに、新型車やコンセプトカーが公開されました。
このうちイギリスのジャガーは、自社として初めての電気自動車を発表しました。
およそ2時間の充電で500キロ以上走行できるということで、2018年の発売を予定しています。
日本メーカーでは、マツダがクリーンディーゼルを改良し、アメリカの厳しい排ガス規制をクリアした、新型のSUV・多目的スポーツ車を発表しました。
各社は、世界的な規制強化の動きに対応しようと、環境に配慮した車の開発を急いでいます。
生字幕放送でお伝えしています福岡国際センターです。
九州場所五日目幕内後半、最初の取組がちょうど今終わったところです。
琴勇輝と豪風の取組です。
VTRです。
琴勇輝、突き出し。
琴勇輝の勝ち、勝って2勝目です。
きょうは、めったに見せない右からのかち上げでした。
あすから中盤の5日間が始まります。
ただ1人5連勝の大砂嵐は琴恵光との対戦です。
遠藤が連日の横綱戦です。
あす白鵬に挑戦です。
琴勇輝のリポートです。
かち上げですが今場所、立ち合いの手のつき方が変わってもろ手突きだけではなくていろんなことを試しているということでした。
きょうはいい感じで決まったと話していました。
あまり見たことがない琴勇輝の右からのかち上げがきょうは見られました。
土俵は錦木と正代です。
錦木は2勝2敗。
正代は3勝1敗です。
かなり館内がざわざわとなりました。
正代は熊本の宇土の出身です。
制限時間いっぱい。
きょうは、東京農業大学のOBの皆さん恐らく九州のOBの方だということですけれども応援に来ています。
幕内では初顔合わせですが十両で2回顔が合っていずれも正代が勝っています。
ちょうど1年ぶりの対戦です。
庄太郎の軍配が返りました。
寄り切り、正代の勝ち。
いい内容でした。
向正面の不知火さん右はすんなり入りましたか。
入りましたね、立ち合いから。
東京農業大学というと大根を振るんですかね。
昔は皆さんよく大根を持ってきて踊っていましたよ。
不知火さんのおっしゃるとおりすんなり入りました。
きょうは、うまく入りましたね。
声援に応えたい、いいところを見せたいという気持ちもあったと思います正代。
特に郷里の方の期待は大きいと思いますよ。
熊本出身の正代。
4勝1敗で序盤の5日間を終えました。
あすは、横綱日馬富士戦です。
錦木はあすは千代翔馬戦です。
高安です。
成績次第では大関昇進が懸かる場所です。
大関昇進の目安が33勝といわれていますが今場所は12番勝てば33勝に到達となります。
体も大きくなった印象があります。
ここまで3勝1敗。
きょうは玉鷲戦です。
高安がきのうは隠岐の海戦左四つ右上手の形を作って寄り切りで勝ちました。
敗れた1敗も綱取りが懸かる豪栄道が相手。
高安ここまで3勝1敗です。
序盤の高安は北の富士さん、どうでしょう。
御嶽海との一番は大きかったですね。
攻め込まれた土俵際でしたが。
あれを勝ちに結び付けたのは大きいと思いますよ。
星のうえでの計算ですが4勝1敗のペースでいけば中盤、終盤と12勝まで到達するという星にはなります。
これからでしょう。
まだ手ごわい相手とそう当たっていませんから。
玉鷲は相撲も変わって強くなっていますから油断できませんよね。
組めば高安という展開になっていくんですが玉鷲の突き放しに対してどう対応していくか。
負けずに突き返していったらいいんじゃないでしょうか。
そのうちに、差せますから。
まずは突き放すことですか。
まずついてくるならそれに対抗したほうがいい。
成績次第で大関昇進が懸かる高安の五日目です。
小手投げ。
玉鷲の勝ち。
高安2敗。
痛い星になりました高安。
だからね、いつもの玉鷲だと思うとこういうことになるんですよ。
どこかに硬さが残っているもんね。
今場所後の大関昇進のためには厳しい星となりました。
まだまだ大丈夫だよ。
突き放したほうがいいという話があったんですが張り差しを選択して左をのぞかせてという相撲になりました。
差し手が差したままで返っていませんからね。
うまく決まってしまいましたね。
序盤は3勝2敗ということになった高安です。
うーん、ちょっと一番多いかな。
高安のリポートです。
高安は自分の相撲は見たんですがこちらの問いかけには何も答えず、それほど悔しい表情は見せずに荒い息だけで下がっていきました。
玉鷲は体が動いていることを証明する内容になりました。
あすの豪栄道戦も。
今、本人が相撲を楽しいころじゃないですか。
そういうときは力が出ますからね。
きのうは白鵬にいいところなく敗れてしまいましたが、きょうは高安を破って3勝2敗であすからの中盤戦となります。
やはり高安ですね、できれば全勝という話もありましたが。
なかなかねえ。
いざその場になると思うように体が動かないんですよ。
そういうものですか。
それだけ難しいですよね。
どの辺りに硬さというのは見られますか。
どこかで勝ちたい勝ちたいという気持ちが強いんでしょうね。
中盤以降、星のうえではまだ可能性はありますが。
これから上位にずっとあたるわけですから下位には負けちゃいけないんですよね。
入れ代わるように豪栄道が花道の奥です。
こちらは初日から4連勝。
さまざまなプレッシャーと戦っているのがよく分かります。
高安は大関昇進。
豪栄道は綱取りと。
また違う緊張感ですね。
高安と豪栄道は比べものにならんですよプレッシャーというのは。
ただ豪栄道のほうが腹は決まってるよね何かねやるだけのことはやったからね。
覚悟は決まっているから相撲に迷いがないよね。
玉鷲のリポートです。
張られても最近、殴られてばっかりいるので動揺しなかった。
体が反応しましたと話していました。
一日遅れの誕生日プレゼントと。
自分で自分にプレゼントということになりました白星先行の玉鷲です。
土俵は制限時間いっぱい。
新三役の御嶽海とカド番の大関照ノ富士です。
両者の対戦成績ですが2回とも御嶽海が勝っています。
寄り切り。
照ノ富士の勝ち。
きょうは少し変わった立ち合いに見えた照ノ富士です。
右を差しにいくところ引っ掛けるような形で相手の右の腕を取りにいきました。
手繰り寄せるようにして上手を取りにいきました。
引っ掛けにいきましたね。
過去2回敗れているというのもありますか。
最初からやってやろうという気はあったんじゃないでしょうか。
明らかに狙っているね。
初日から連敗したときは心配された内容だったんですが。
まだ心配ですよ。
やっぱり勝ちにいかなきゃいけないのだからこういう相撲じゃないですよ、本来は。
もっと大きな相撲でつかまえて大関になった男ですから。
まだまだ万全な状態ではない照ノ富士ですが白星先行であすからの中盤戦に入っていきます。
御嶽海のリポートです。
予想しない動きで、ついていけなかったと言っていました。
福岡出身の琴奨菊、大分出身の嘉風ということで館内の雰囲気ががらっと変わりました。
向正面、不知火親方です。
いちばん雰囲気が変わったのが分かる場所でご覧になっていますがいかがですか。
九州場所は九州の力士が来たらお客さんが盛り上がりますね。
琴奨菊、現在嘉風に5連勝中です。
先場所は右から抱えにいって嘉風の動きを止めました。
きょうも満員御礼の垂れ幕が下がる中での取組です。
照ノ富士のリポートです。
やはり二本差されるのが嫌だったので取れなくても間違えても右を差せるようにと、そういう立ち合いだったと言っています。
仮に相手の手を引っ掛けることができなくても右だけは差せるようにということだったようです。
確かにあの角度であたっていけば右は入れるという動きでした。
照ノ富士が心配だというコメントが北の富士さんからありましたが琴奨菊もご当所でなかなかですね。
脇が悪いときの琴奨菊になってしまっていますね。
脇がしまってしまって引っ張り込みにいって無理して腹を出して寄っても攻めきれるわけがないよね。
足が出ないし。
ご当所ということで本人もかなり意欲はあると思うんですが星につながらない琴奨菊です。
去年の九州場所を終えてことしに入って初場所で初優勝を果たして九州に、いいニュースを届けました琴奨菊です。
対戦相手の嘉風が上位にはかなり強さを発揮する力士です。
今場所も初日に照ノ富士をつり出しで破っています。
嘉風は上位に番付が定着して毎場所の横綱大関陣を倒してきました。
この1年で横綱から2勝大関から6勝を挙げている嘉風です。
嘉風戦は意図して脇を開けて嘉風を引っ張り込もうという相撲があるんですが。
今そんな立ち合いをしていたらいっぺんに持っていかれますよ。
ご当所の大きな声援です。
もちろん胸を合わせれば琴奨菊ですが動いて動いて勝機を見いだしてくる嘉風戦。
押し出し、琴奨菊の勝ち。
連敗を3で止めました、琴奨菊。
やっぱり引っ張り込みたい意図は少し見えましたね。
最後は挟みつけて押し出しましたね。
引っ張り込んだまま出ないで。
嘉風は初日こそいい相撲取ったんですがそれも少し元気がありませんね。
あっさり負けてしまうことが多いですね。
こんな消極的な相撲を取る力士じゃないんです、嘉風は。
立ち合いであたった嘉風、体が起きましたね。
琴奨菊の立ち合いが今場所でいちばんよかったですね。
初日に勝ったあと連敗した琴奨菊それを止めてあすからの中盤戦です。
今場所は綱取りがかかる豪栄道大きな注目を集めています初日から4連勝。
平成以降、横綱に昇進した9人の力士その直前の場所の成績五日目までをご覧いただきます。
こう見ると5連勝もしくは4勝1敗で序盤の5日間を乗り切っています。
北の富士さん、そういう意味では初日から4連勝豪栄道いいですね。
北の富士⇒当然これくらいの成績を挙げておかないと13勝と12勝挙げることはできませんもんね。
状況が状況ということもありますが先場所優勝しているのも規定になっています。
今場所も優勝をまたは優勝に準ずる成績が求められる中で今場所白鵬と。
北の富士⇒準ずるじゃあだめじゃないのちゃんと優勝しなきゃ。
ただ白鵬は元気になってきましたからこれはちょっとやっかいだね。
いちばん元気でいてほしくない人が元気ですからね。
白鵬が出てくるだけでプレッシャーがあります。
まして元気になって出てきてますからね。
その上の成績を挙げるということですから豪栄道これは大変ですよ。
鶴竜も初日から4連勝日馬富士は1敗はしましたが先場所は豪栄道が首投げで逆転勝ちしてますね。
そういうことに打ち勝っていかないと栄光はつかめないということですよね。
とにかく序盤では1敗も許されません。
でも豪栄道はなかなかいい顔してますよ。
いい感触で4日間きたと思います。
豪栄道はきのうしっかり踏み込むことができたと振り返っていました。
豪栄道はきょうは碧山と対戦します。
この土俵上の一番のあとです。
土俵上制限時間いっぱい。
魁聖白星なく4連敗稀勢の里は1敗しています。
対戦成績はすべて稀勢の里が勝っています。
魁聖は右四つ得意。
回り込んで上手出し投げ稀勢の里の勝ち。
俵に詰まるということはありませんでした稀勢の里です。
本当は左押っつけ右のど輪で勝負をつけたかった稀勢の里です。
相手も頑張りましたね。
ただ稀勢の里も落ち着いてました。
遠藤戦の負け方が気になったんですがきのうきょうと立ち合いがよくなりました稀勢の里。
やっぱりなんだかんだ言っても相撲は立ち合いなんですよ。
稀勢の里の出し投げというのはあまり見たことがありませんね。
なかなかうまいもんですね。
稀勢の里も横綱をねらう豪栄道にとっては手ごわい相手になります。
稀勢の里はプレッシャーがありませんからいい相撲を取るんじゃないかという予感があるんですが遠藤戦での負け方があまりひどかったので気になったんですが、きのうきょうとなかなかいい相撲ですよ。
ご当所ではない大阪出身の豪栄道に大きな声援です。
豪栄道は男性に人気がありますね。
女性ファンも多くいると思いますが。
まあそれはそうでしょうけども。
男らしい顔をしているということで男性のファンが多いですよ。
表情を変えることなく厳しい表情のまま仕切っている豪栄道、きょうは碧山戦です。
過去は16対3と豪栄道がリードしています。
現在、豪栄道が3連勝中です対碧山戦。
初日から4日間しっかり立ち合い踏み込んで2日間、まずまずと言っていた立ち合い、きのうはしっかり踏み込むことができたと言っていた豪栄道です。
これからはいくら勝ってもプレッシャーから解放されることはありませんよ。
このプレッシャーに勝たないと横綱になれません。
なればなったであとは引退しかありませんよ横綱というのは。
そこに向かっていく豪栄道。
九州のファンから相当な声援をご当所の力士と同じぐらいに受けています。
まだ時間前です。
豪栄道コールがまた起こりました。
大阪出身の豪栄道。
九州での豪栄道コールきょうの一番は中に入れば豪栄道、問題ないと思いますが碧山の突きが課題ですね。
突きとですね相手は大きいですからね。
真正面に受けないことですね。
豪栄道は体勢を低くしていけば碧山に攻め込まれることはまずないでしょう碧山、横綱大関戦が連日続いています。
ここで時間いっぱい。
綱取りの豪栄道、五日目。
押し出し、豪栄道5連勝。
きょうも引くところはありませんでした。
回り込まれてもしっかり足を前に出していきました。
決まり手は押し出し。
まず向こう向正面、不知火親方に伺いますが豪栄道の相撲いかがですか。
不知火⇒立ち合いから左の前みつが速かったです。
取っていたんですか。
途中で切られました。
そこから勇気がいるんですが休まず前に出ていきました。
すぐ取ってるんですね前まわしを1回切れるんですがここから休まず前に出ていきましたね。
前回し取りましたね。
2回取って切れたんですが前に出ていきました。
北の富士さんいかがですか。
正直ちょっとひやっとする場面はありましたがあごの引き方がいいんですよ。
いつもの悪いときだったら勝負に出て、もたれ込んでいくんですが相手に足がよく止まりました。
冷静によく見てますね。
胸元に目線を置いてます。
あれでは碧山をはたいても決まりませんね。
序盤の5日間を終えてあすからの中盤戦を迎える豪栄道。
内容も言うことありません記録を樹立してます。
今のところいいです。
可能性が広がっていきますと豪栄道。
あすは玉鷲戦です。
碧山はあすは高安戦です。
豪栄道は引き揚げていくとそこに大きな拍手です。
土俵上は日馬富士と遠藤。
お客さんの視線が花道を下がる豪栄道からまた土俵上に戻ってきました。
最後の対戦は平成27年の初場所およそ2年ぶりの対戦ということになります。
過去は4回顔があってすべて横綱日馬富士が勝っています。
日馬富士の動きの速さに先に攻められるか。
遠藤は先手を取っても相手に動かれて敗れるという過去の4回の対戦です。
向正面は不知火親方です。
今場所の遠藤きょうはどうかというところですがいかがですか。
けがをしたということで相撲が緻密になっていると思います。
強引にまわしを取りにいかないとか投げにいかないとかしっかり頭をつけて前傾姿勢で出ていくそういう変化があると思います。
今までより絶対によくなっているので今までのように勝てるとは思いませんね日馬富士は。
日馬富士はきのうの取組で右の足首をかなり気にしていました。
きのうも右足首に白いものがあったんですがきょうもその白いものが見えます。
ここで制限時間いっぱい。
北の富士さん遠藤が突き放すのかまわしを取りにいくのかいかがですか。
まわしを取りにいくような気がしますがね。
押し出し。
日馬富士、完勝です。
右の押っつけ、左ののど輪遠藤に何もさせませんでした。
これが横綱です。
遠藤は突き放しにいくのではなく。
左差しにいきましたね。
完全に立ち遅れ。
日馬富士の右ののど輪で浮いてしまいましたね。
やっぱり大関とは違うということだね。
立つ瞬間は2人とも同じように動いているんですが。
遠藤は立ち合いの歩幅が広いんでね。
なかなか一歩踏み込むのが遅れるときがあるんだよ。
左の日馬富士ののど輪強烈だね。
押っつけも効いていますね。
日馬富士の足首が心配していたんですが。
いやいや僕は全然心配していないよ。
相手のほうを心配しているよ。
あれは、癖なんだよ。
終わったあとにいろいろ足を回したり触ったりするのはね。
遠藤は3人の大関を破ってきょうを迎えましたけれどね。
またこの次きなさいって感じだね。
向正面の不知火さんどう見ましたか。
不知火⇒全く歯が立ちませんでしたね。
左もうまく封じられて日馬富士ののど輪もよかったですね。
日馬富士も、いい内容で4勝1敗であすからの中盤戦を迎えます。
賜盃を抱くためにこのままついていこうという日馬富士ですが。
横綱の責任がありますからね。
そう考えると豪栄道は中盤でも星を落とさずにいかなければいけませんね。
厳しくなりますね。
白鵬の登場です。
栃煌山戦。
白鵬が完全復活というところまではまだなのかもしれませんがしかし相撲の内容が徐々に上がっていきますと優勝争いの中心に入っていくということになります。
当然、優勝をねらっているでしょうしね。
壁になるという宣言をして出てきたわけだからね。
きょうは栃煌山戦です。
過去は32対2とほとんど白鵬に敗れている栃煌山です。
必ずといっていいほど白鵬は必ず栃煌山戦は何かをやってくるんです。
かち上げとか、取ったりとか。
猫だましもあったね。
相撲を取りやすいんじゃないの。
確かに形にはまれば強い力士ですよ。
でも白鵬にとっては苦にならないと思いますよ。
前回は右の肘でかち上げていった白鵬です。
きのうは、玉鷲を相手にそのかち上げを見せました白鵬。
制限時間いっぱい。
拍手
綱取りの豪栄道が5連勝と星を伸ばしました。
式守伊之助が合わせます。
白鵬、きょうもかち上げていきました。
突き落とし、初日から5連勝です。
勝って、館内が静かになりましたね。
見ていても、栃煌山が勝てるところは見えないよねえ、萎縮しているもの。
白鵬のかち上げはあごにあたって入ったわけではないけれど。
前にやられたのが脳裏に残っているし首をすくめて小さくなっているよね。
こわごわ相撲を取っている。
白鵬は栃煌山を全く問題にしませんでした。
あすは、遠藤との対戦です。
徐々に状態が上がってくるんでしょうか。
いちばん怖い人が元気になってきたわけだから豪栄道も大変だ。
まさに横綱の壁を突破していかなければいけない豪栄道です。
かたや隠岐の海、隠岐の海こなた鶴竜、鶴竜この相撲一番にて本日の打ち止め!
拍手と歓声
式守伊之助の結びの触れ。
初日から4連勝の鶴竜がきょうは結びで隠岐の海戦です。
大坂⇒鶴竜が去年の秋場所に、横綱として初めて優勝して以来1年以上優勝から遠ざかっています。
この場所に懸ける思いというのがある鶴竜です。
過去は11対5対戦成績では鶴竜がリードしていますが先場所は隠岐の海が右からの小手投げで勝ちました。
先場所を隠岐の海は2横綱3大関を破る活躍を見せました。
隠岐の海はここまで1勝3敗です。
関脇に戻ってきた隠岐の海です。
横綱が土俵に上がって勝って静かになるやはり横綱というのは違うんだなというのを感じさせてくれた白鵬の取組でした。
力の違いがあれだけはっきりしているともうしょうがないなと見ているほうも期待しなくなるよね。
栃煌山も、なんとか勝とうとしていたわけですけれどね。
しかし、鶴竜は気持ちの部分持ち方を変えて今場所臨んでいるということで非常にいいんじゃないかと北の富士さんが話していましたね。
やはり、がっちりした相撲を取っていますよね、力強い。
しかし、先場所、隠岐の海に敗れたことは頭にあるでしょうね。
多少はあるだろうけどまあ今場所は横綱のほうが、はるかに調子がよさそうだからよほど慌てなければ大丈夫でしょう。
豪栄道と白鵬、初日から5連勝しました。
平幕の蒼国来も5連勝しています。
きょうの結び初日から4連勝の鶴竜先場所敗れている隠岐の海戦です。
出し投げ、送り出し。
鶴竜も初日から5連勝です。
一瞬、隠岐の海の左が入りかけましたが、すぐに鶴竜が対応しました。
決まり手は、上手出し投げです。
あたって左の前まわしこのあと右でもまわしを取ります鶴竜。
もう、ねらいどおりじゃないですか、出し投げを打ってね。
相手の動きを読んでいますからね。
慌てて出ないことですよね。
これで2横綱が初日から5連勝大関の豪栄道と平幕の蒼国来が5連勝です。
拍手と歓声
勝った力士の代わりに弓取聡ノ富士が務めました。
蒼国来は平幕でただ1人初日から5連勝です。
玉鷲が小手投げで高安を破りました高安3勝2敗です。
綱取りの豪栄道は押し出しで勝ちました。
高安が敗れた相撲豪栄道、日馬富士白鵬がそれぞれ勝った一番を振り返ります。
小手投げ、玉鷲の勝ち。
押し出しで豪栄道の勝ち。
5連勝です。
きょうも引くところはありませんでした。
日馬富士、押し出しで勝ちました。
右の押っつけ、左ののど輪で完勝でした。
突き落とし、白鵬の勝ち。
豪栄道のリポートです。
花道を下がるときに、はたかれた分よく我慢できたということです。
序盤5日間を振り返ってと聞きますと、まずまずということばと同時に力強くうなずきました。
白鵬にも同じ質問しましたら感覚はいいねという話をしていました。
我慢ができたという豪栄道と感覚がいいと言う白鵬でした。
それぞれね。
あまり感覚がよくなってもらいたくないよね豪栄道にとってはしかしおもしろい緊張感が最後まで続きそうな今場所ですよ。
勝つべき人がしっかりと勝ってきて。
そうです、そうです。
横綱大関が優勝争いをするというのは求められている地位ではありますけれどね。
あす以降の中盤戦が楽しみです。
向正面の不知火さん優勝争いを考えると中盤以降の楽しみが増えましたね。
不知火⇒白鵬がいることによって優勝ラインが全勝とか1敗ぐらいにかなり高くなっていきます。
その辺が見ものですね。
あすの結びは遠藤が白鵬に挑戦します。
1年納めの九州場所あすから中盤戦です。
「大相撲九州場所五日目」をお伝えしました2016/11/17(木) 15:55〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲九州場所 五日目 ▽新十両紹介(2)小柳[二][字]

(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)不知火(元若荒雄) 【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久

詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)不知火(元若荒雄) 【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久<副音声>【実況】マレー・ジョンソン 〜福岡国際センターから中継〜 <中断>(4:00)−(4:03)[字]ニュース (5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)不知火(元若荒雄),<副音声>【実況】マレー・ジョンソン