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地上波テレビの字幕を全文書き起こします

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実況書き起こし 大相撲九州場所 七日目 2016.11.19

生字幕放送でお伝えします綱取りの大関豪栄道は、きのう玉鷲に敗れました。
額にはすりむいたあとが見えます。
綱取りに向けては連敗が許されません、きょうは七日目です。
豪栄道のきょうの対戦相手は魁聖。
ここまで上位で勝ちっぱなしが横綱鶴竜ただ1人上位では1敗が横綱日馬富士と白鵬そして豪栄道稀勢の里、平幕勢という展開です。
きのう白鵬は遠藤に敗れています。
きょうは、七日目です。
正面解説は元小結・高見盛の振分親方⇒青色向正面⇒緑色で表示します。
幕内も状況が変わってきましたね。
十両ただ1人6戦6勝の大砂嵐、きょうは小柳との対戦です。
稽古場では全くやったことはなくて映像でしか見たことがないむちゃくちゃ力が強いという印象が大砂嵐にある。
もろ手突きから、かち上げてくるとにかく左上手を取りにくるんじゃないかと小柳が話しています。
左の上手を許さないようにそして組まないように早く前に攻める相撲、これを取りきりたいと話していました。
という小柳の話ですが小柳にとってはどうですか。
幕内の力士ということになりますので本人にとってはここから先にいけるかどうか試金石みたいな一番になるのではないでしょうか。
ここで、勝てば上でも通じるという感じになりますね。
そういうイメージを持っていると思います。
大砂嵐も簡単に勝たせてくれるような相手ではありませんね。
ただ1人、6戦6勝の大砂嵐。
青狼と里山が1敗できょうは星を伸ばしています。
上手投げ、小柳、勝ちました。
新十両小柳が大砂嵐を破りました。
大砂嵐6勝1敗となりました。
上手投げで勝ちました、小柳。
組まないようにということを話していました、上手投げです。
振分さん、驚きましたね。
攻め込みながら自分から上手を取りにいきましたね。
かち上げにひるまずそのまま攻めていきましたね。
自分から、むしろ手を出していっています。
それで呼び込んでまわしを取って投げにいく、勢いのよさ。
結構、地力はあるんです。
左腕1本で裏返しましたね。
そう簡単にはできませんよね。
左手1本で大砂嵐を投げるというのは。
力技ですよね。
のど輪で押し込んで。
体勢を崩したところで投げたんですね。
自分で取りにいったんですか?上手は。
自分からいったんだと思いますね。
流れは、そういう感じでしたね。
タイミングは、ほぼ同時でしたね。
差されて上手を取りにいきましたね。
のど輪がよく効いています。
先場所のとき前半で3連敗したんですが、後半4連勝盛り返してきましたね。
力はあるのは認めるんですがどこか、もろさもあると思ったんですが今場所の十両の取組を見ていて勝つときは思い切り負けるときは、ちょっともろい。
どういう相撲になるか、分からなかったんですが力強い相撲でしたね。
十両は勝ちっぱなしがいなくなりました。
1敗で里山、青狼、大砂嵐そして土俵上の山口ということになります。
きょう1敗の北太樹は敗れています。
山口は福岡の飯塚市出身です。
2年ぶりの十両の舞台です。
立ち合いのあたりがよくここまできています。
落ちる前の相撲を見たことがありますが引いてばっかりいましたね。
今場所は突き、押しで前に攻めているという印象ですね。
5連勝中、山口。
大栄翔とは相撲教習所以来の相撲ということになります。
時間です。
木村朝之助が合わせます。
大栄翔、押し出し勝ったのは大栄翔です。
4勝3敗と白星1つ先行になりました。
山口、きょうは土俵下に落ちて敗れました。
敗れて5勝2敗です。
これで十両は全勝がいなくなりました。
そして1敗が3人です。
大砂嵐と青狼と里山です。
立ち合いきょうはよかったですよ。
途中で引いたり、はたいたりを繰り返しましたね。
きょうは、どこか山口は粘りがなかったような感じですね。
大栄翔も同じような相撲を取っていましたから山口の粘り負けということになるのではないでしょうか。
大栄翔は星を1つ先行させています。
阿武咲は今場所、力強い押しが見られます。
ここまで4勝2敗です。
二十歳力士ですね。
同じ青森出身ですね、振分さん。
きのうの相撲を見て気合いが入っていると思います。
思い切り勢いよく攻めましたね。
元気になってきたという感じですね。
右手を出しながら押し込むのが多いんですが、一度幕下に落とした時期もありましたが力をつけていますね。
そうですね、新十両に上がったころの勢いが見えてきましたね。
対する北はり磨はここまで2勝4敗です。
北はり磨は北の湖部屋に入門しました。
あす11月20日北の湖理事長が亡くなって1年ということになります。
今は山響部屋の北はり磨です。
阿武咲、勝って5勝2敗。
北はり磨は敗れて2勝5敗です。
阿武咲の立ち合い重かったんでしょうね。
横に動いて自分の体勢を作っていこうとしたんですけれども阿武咲が、よく見ていたのが勝因でしょうね。
今場所初めて、はたき込みの決まり手で勝った阿武咲それ以外は押し出して突き出しで勝っています。
青森県出身の阿武咲が勝ってこれから旭日松に力水をつけます。
きょうの解説は青森県出身元小結高見盛の振分親方です。
きのうは綱取りの大関の豪栄道が玉鷲に敗れました。
どうご覧になりましたか?振分⇒確かに、きのうの相撲を見ているかぎりではふだんとちょっと違っていましたね。
なんていうか足や体がばたばた動いていたというか立ち合いはあたっているんでしょうけれど途中で、玉鷲に突かれてから体の動きが動いているというか高くなっているというイメージを感じました。
本人も立ち合いが軽かったいったん見やった場面で早く攻めればよかったと話していました。
もう少し、じっくりまわしを取るとかして腰を下ろして攻めていければ勝てたかもしれないでしょうけれど、ちょっと体が慌てて動いたような感じでしたね。
ただ、まだ1敗ですけれども連敗しないことが大事ですね。
気持ちをうまく切り替えてきょうの取組に集中できていたらいいでしょうね。
きょうは魁聖との対戦が組まれている豪栄道です。
きのうは横綱白鵬も遠藤に敗れました。
勝ちっぱなしは、鶴竜ただ1人。
上位では日馬富士、白鵬豪栄道、稀勢の里が1敗です。
制限時間いっぱいです。
3勝3敗の旭日松4勝2敗の佐藤の対戦です。
ともに押し相撲を持ち味としています。
旭日松が勝った相撲はいい押しが出ています。
佐藤は、ここまでいなしもよくきいて白星を2つ先行しています。
佐藤は西の3枚目、新入幕のチャンスの場所でもあります。
突き出しました、佐藤の勝ち。
相手の動きをよく見ていました。
勝って5勝2敗。
旭日松は敗れて3勝4敗です。
佐藤は目の前で中学時代からのライバルの阿武咲が5番と星を伸ばしました。
そのあとの土俵で同じく星を伸ばしました。
最後は、まげを引っ張られたのでかなりぶ然としていましたね。
振分⇒かなり気にしていたみたいですね。
立ち合いも手を出されて旭日松が空振りに押したところがありましたよね。
そこでちょっとつかまえたんでしょう。
きょうも左からいなすように押っつけて相手を崩して完全に最後は引っ張っていますね。
これでは確かに怒ります。
今も気にしています。
旭日松も最後回り込むときにつかんでしまって。
目の前に何かがあるとつかみたくなりますからしかも土俵際ですし、そういう気持ちは分からないでもないですが。
ただまげをつかんでしまったら反則になりますからね。
18歳差、38歳の安美錦に力水をつけました佐藤。
ここまで安美錦は4勝2敗です。
振分さんにとっては同じ青森出身。
2歳年下の安美錦。
新十両も新入幕も一緒の場所でした。
はい。
でも自分よりも入門は早いので兄弟子ということになりますけれどもね。
新十両も新入幕も同じだった力士が今も現役で頑張っているのを見て、本当に羨ましいような誇らしいような彼と一緒に戦えたんだという気持ちはちょっと誇らしいですね。
体の状態や相撲の内容をどう見ますか。
これまでの相撲を見るかぎりではちょっとまだ思い切り前には出られないみたいなんですけれどもでも土俵をうまく使って残れる横の動きとかできるみたいですね。
今場所も3番、はたききのうもうまく回り込んで上手出し投げで勝っている安美錦です。
振分さんについて話を聞きますとやはり人気者だったので対戦して大歓声をああっというため息にかえてやろうということで非常に燃えたという話をしていました。
自分は結構、彼は苦手でしたね。
土俵際まで追い詰めたのにいつの間にか逆転負けをしていたところが結構悔しかったですね。
それがまさに本場所の十両の土俵今場所の十両の相撲でも出ていますね。
そうですね。
確かに足が前に出ないと思うんですが足腰の粘り腰みたいなものは健在でだから今でもこうやって十両の土俵でも頑張れるんだなと思いますね。
きょうは1勝5敗、4連敗中という徳勝龍との対戦です。
寄り切りました。
徳勝龍の勝ち。
徳勝龍2勝5敗安美錦は敗れて4勝3敗です。
左にかわってそこで押し込んで勝負をつけたかったんですかね。
最初からそこをねらっていたみたいですね。
徳勝龍は、きょうはあの体勢でよく残りましたからね。
胸をくっつけて、寄っていく。
足がまだ前に出ない安美錦はきついと思いますよ。
土俵際で残られましたね。
徳勝龍は結構ふんばりましたよ。
少しずつかいなをねじ込んでいって、胸を合わせて昔は安美錦は、この土俵際でも残れたんですけれども、さすがに足がきついんでしょうね。
徳勝龍が左を張るように両手を出して立っていきました。
よく考えれば、あの足でもまだ止めるんですね。
こういうのが、ちょっとあとになって思い出しましたけれどもどういう回復具合なのかまだ体がいけるんじゃないかなと思いたくなってきました。
徳勝龍、土俵際を見たらもう土踏まずが俵の上にかかっていたんですね。
自分もぎりぎりのところでやっていたんだなと徳勝龍に仮想イメージを抱きましたね。
安美錦、敗れてしまいましたがどう見ましたか。
まだまだ体が動くんだというのを見せつけてくれた一番でしたね。
確かに徳勝龍に胸を合わせて四つに組まれて押し込まれたら残れないんですけれどもまだ体が動くんだというのを見せてくれた一番でしたね。
相撲を取りたくなってきませんか。
自分も稽古場でまわしをつけたり時間があるときに稽古のないときにジムに行って体を鍛えたりしていますけれどもね。
でも自分は、ある意味自分で納得して全力を出して相撲を取ってやめたんだという誇りがありますからそれはそれで大丈夫ですね。
ただ中学時代からの知り合いの安美錦が38歳で頑張っています。
土俵上は東龍と千代皇の対戦を迎えました。
東龍は現在3連敗中です。
なかなか十分なまわしが引けていません。
対する千代皇は、ここまで3勝3敗現在連勝中です。
西の2枚目で新入幕のチャンスとなっています。
右の相四つの両者です。
先場所は千代皇が左に変わって右四つがっぷりからつり出しで勝っています。
寄り切りました東龍の勝ち。
やはり左の上手を先に引いた東龍が勝ちました。
勝って東龍3勝4敗千代皇を敗れて3勝4敗です。
決まり手は寄り切りです。
最初に引いたとき東龍としてはそのまま、寄っていこうと思ったんですが、その勢いを利用されたようですね。
うっちゃり気味に少し体をかわられましたね。
ここは東龍が力がのっていないような感じだったんですがしかし残れたというのは自分の相撲にとって自信になったんではないでしょうかね。
上手は一枚でしたが先に引けば有利ですか。
ちょっと勢いつけて攻めようとしましてから1回は危険な状態になりましたね。
東龍は3勝4敗九州情報大学で相撲の経験があります。
琴恵光はご当所、宮崎県の出身です。
琴恵光に大きな声援が送られました。
東の2枚目、新入幕へチャンスの場所です。
宮崎県延岡市の出身です。
宮崎県の関取はこの琴恵光ただ1人です。
琴恵光はあす25歳の誕生日を迎えます。
相手が相手ということなんですがもう少し前に出る力を磨いていけば動きが速いですからいいと思うんですが。
先場所は琴恵光が右からの突き落としで逆転で勝っています。
寄り切りました阿夢露の勝ちです。
阿夢露勝って2勝5敗。
琴恵光敗れてこちらも2勝5敗です。
両まわしを引かれましたね。
琴恵光は体がかなり浮いていましたね。
下から低く速くあたっていく立ち合いだったんですがきょうは胸で受けているような感じでしたね。
手を出して突っ張っていこうかと思ったんではないでしょうか。
阿夢露に先に速く組まれてしまったのが敗因でしょうね。
琴恵光は左手を差していったんですが阿夢露がその右手を跳ね上げてしまいましたね。
幕下上位5番です。
東の筆頭力真4戦4勝勝ち越しです。
新十両を確かなものにする一番でした。
里山、勝って6勝目青狼も6勝です。
大砂嵐が敗れて5勝1敗となりました。
十両は残り2番です。
天風は先場所、新入幕で十両に落ちてきたわけなんですが今場所は2勝4敗どうですかね。
前半でこれですからね。
体があって力はあるんでしょうがやっぱり動きがまだまだついていけないのかなという感じはしますね。
確かに五日目には佐藤に引き落としで敗れた一番がありました。
206kgの天風です。
剣翔は3勝3敗です。
剣翔は右四つあるいはもろ差しです。
天風は左四つを得意としています。
けんか四つということになります。
振分⇒そうですね。
普通は利き腕のほうに集中したいから差してコントロールできますからね。
差し手のほうは利き腕ですね。
だからこそけんか四つだと自分がそうなりたくないっていうのが自然ですからね。
振分さんも右四つですが左四つでも取れますね。
そこはまあしかたないというか土俵の上の状況によって変わりますからね。
これも経験ですね。
いろいろと試してみましたね。
ことしの名古屋場所で対戦がありました。
そのときは天風が押し合いから寄り切りで勝っています。
左四つの天風右四つあるいはもろ差しの剣翔。
引いた剣翔、はたき込み天風の勝ちです。
勝って3勝4敗。
剣翔も敗れて3勝4敗です。
差し手争いの中で剣翔が引いてしまいました。
そこを天風がタイミングよくはたきました。
差し手争いに注目した一番なんですがね。
振分⇒天風は、体があったから勝ったという感じですね。
立ち合い負けして体が少し浮いたんだと思うんですね。
最初は剣翔が引いたんですが残りましたからね。
そして体ごと引きましたので剣翔は体が浮いたんでしょうね。
体の勝負でしたね。
十両最後の取組です。
かたや千代丸、千代丸こなた宇良、宇良この相撲一番にて中入り!拍手と歓声が大きくなりました。
きのうは天風戦まわし待ったがあってそのあとは勝ちました。
きのうの映像です。
宇良はどこでほどけたんだろうと思ったんですが帰ってVTRを見たらなんだ自分のがほどけたのかと止められたときには何で止められたのか分からなかったそうです。
行司さんが締め直したのでこれがまわし待ったかと感じたそうです。
もしかして自分のところへもくるのかなと思ったら再開されたので自分のところにはこなかったのでそのまま行きました。
これがまわし待ったということなのかとあとで感じたそうです。
きのうの取り口は反り技ではないと反り技をきめていくときには別の動きがあるんですとあれは次へのつなぎなんだということを言っていました。
できれば技をしなくてもいいような相撲を取ればいいんですが苦しくなるとああいう反り技が出てしまうということを言っていました。
きょうの相手は4割方引き技ですよね。
その引き技のタイミングのうまさというのを先場所は味わっていますのでそれを十分気を付けて相撲を取りたいと言っています。
先場所ははたき込みで千代丸が勝っています。
どんなところが楽しみですか。
振分⇒宇良からしたら立ち合いから突っ張りとか引きは食らいたくないですからね。
宇良勝ちました。
宇良5勝2敗です。
2連敗のあとこれで5連勝です。
千代丸、敗れて3勝4敗です。
振分⇒千代丸は相手がどうくるのか動きを見たところをやられましたね。
決まり手ははたき込みです。
解説は高見盛の振分親方でした。
東方幕内力士の土俵入りです。
先導は、木村元基です。
蒼国来
(そうこくらい)中国出身荒汐部屋千代鳳
(ちよおおとり)鹿児島県出身九重部屋大翔丸
(だいしょうまる)大阪府出身追手風部屋旭秀鵬
(きょくしゅうほう)モンゴル出身友綱部屋千代翔馬
(ちよしょうま)モンゴル出身九重部屋輝
(かがやき)石川県出身高田川部屋妙義龍
(みょうぎりゅう)兵庫県出身境川部屋勢
(いきおい)大阪府出身伊勢ノ海部屋佐田の海
(さだのうみ)熊本県出身境川部屋豪風
(たけかぜ)秋田県出身尾車部屋錦木
(にしきぎ)岩手県出身伊勢ノ海部屋松鳳山
(しょうほうざん)福岡県出身二所ノ関部屋正代
(しょうだい)熊本県出身時津風部屋遠藤
(えんどう)石川県出身追手風部屋碧山
(あおいやま)ブルガリア出身春日野部屋栃煌山
(とちおうざん)高知県出身春日野部屋小結・玉鷲
(たまわし)モンゴル出身片男波部屋大関・琴奨菊
(ことしょうぎく)福岡県出身佐渡ヶ嶽部屋大関・豪栄道
(ごうえいどう)大阪府出身境川部屋
拍手と歓声
きのう、遠藤が白鵬を破って久々の金星を挙げました。
これで1横綱3大関を破る活躍です。
きょうは鶴竜戦が組まれました。
きょうも横綱戦の遠藤。
そして、豪栄道今場所、綱取りが懸かりますがきのう、玉鷲に敗れて初黒星を喫しました。
綱取りに向けて連敗は許されません。
きょうは魁聖との対戦です。
西方幕内土俵入り。
先導は木村銀治郎。
臥牙丸
(ががまる)ジョージア出身木瀬部屋豊響
(とよひびき)山口県出身境川部屋石浦
(いしうら)鳥取県出身宮城野部屋千代大龍
(ちよたいりゅう)東京都出身九重部屋逸ノ城
(いちのじょう)モンゴル出身湊部屋英乃海
(ひでのうみ)東京都出身木瀬部屋北勝富士
(ほくとふじ)埼玉県出身八角部屋荒鷲
(あらわし)モンゴル出身峰崎部屋貴ノ岩
(たかのいわ)モンゴル出身貴乃花部屋栃ノ心
(とちのしん)ジョージア出身春日野部屋宝富士
(たからふじ)青森県出身伊勢ヶ濱部屋千代の国
(ちよのくに)三重県出身九重部屋琴勇輝
(ことゆうき)香川県出身佐渡ヶ嶽部屋嘉風
(よしかぜ)大分県出身尾車部屋魁聖
(かいせい)ブラジル出身友綱部屋小結・御嶽海
(みたけうみ)長野県出身出羽海部屋関脇・隠岐の海
(おきのうみ)島根県出身八角部屋関脇・高安
(たかやす)茨城県出身田子ノ浦部屋大関・照ノ富士
(てるのふじ)モンゴル出身伊勢ヶ濱部屋大関・稀勢の里
(きせのさと)茨城県出身田子ノ浦部屋今場所、新入幕の石浦が好調です。
ここまで5勝1敗身長1m73cm体重114kg関取最も軽い体重で速さを生かして白星が出ています。
大関昇進を目指す高安はきのう碧山戦取り直しの末敗れました。
痛恨の3敗目です。
このあとまだまだ横綱大関戦を残していることを考えると今場所後の昇進は難しい状況になってきたと言わざるをえません。
きょうは大関琴奨菊と対戦します。
九州場所七日目を迎えています。
正面解説は元大関・琴欧洲の鳴戸親方⇒青色向正面解説は元小結・舞の海の舞の海秀平さん⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
きのう、綱取りの豪栄道と休場明けの横綱白鵬に土がついた1年納めの九州場所。
これで早くも勝ちっぱなしは横綱鶴竜だけとなって混戦の予感が広がってきています。
3横綱の土俵入りまずきょうは日馬富士からです。
横綱日馬富士露払い大翔丸太刀持ち宝富士行司は式守伊之助であります。
初日、玉鷲に不覚を取ったときはどうなるのか心配されましたが二日目から5連勝ここ2日は鋭い立ち合いからののど輪押し、厳しい相撲が戻ってきました。
(館内)ヨイショ!
拍手
正面の放送席は琴欧洲の鳴戸さんです。
よろしくお願いします。
鳴戸⇒よろしくお願いします。
日馬富士はどうでしょう。
毎日集中して相撲内容がよくなっています。
やっぱりこの横綱は立ち合いが鋭いですね。
速いですね。
きのうを終えて早くも勝ちっぱなしは鶴竜だけ日馬富士、2場所ぶりの賜盃奪還の可能性は十分です。
きのうは正代を、圧倒して集中して自分の相撲が取れたと言っていました。
きょうは結びで新小結御嶽海の挑戦を受けます。
館内アナウンス⇒西方より横綱鶴竜土俵入りであります。
太田⇒続いて観客の視線は西の花道へ移っています。
ただ1人初日から6連勝の鶴竜です。
ここまでほぼ危なげない内容と鶴竜の場合は見ていいでしょうか。
体の動きはよさそうですね。
去年の秋場所以来の優勝をねらっています。
館内アナウンス⇒露払い蒼国来太刀持ち勢行司は木村容堂であります。
拍手
(館内)ヨイショ!日馬富士の不知火型とは違って鶴竜は雲龍型の土俵入り。
きょうは鶴竜はきのう、白鵬を破った遠藤の挑戦を受けます。
おもしろい取組になりそうですね。
横綱にとっても今場所の遠藤は決して楽な相手ではないですよね。
先場所に続いて、今場所も遠藤の相撲内容はいいですね。
過去は3対1鶴竜がリードしています。
きょうの相手遠藤は1横綱3大関を破る活躍なだけに非常に注目が集まります。
きょう結び前、鶴竜、遠藤戦です。
きょう午前10時40分に今場所初めてチケット札止めになりました。
間違いなく満員御礼の垂れ幕が下がるはずです。
館内アナウンス⇒東方より横綱白鵬土俵入りであります。
太田⇒横綱土俵入り最後は白鵬です。
休場明け、初日から厳しい取り口が続いて三日目には通算1000勝の大記録を達成しましたがきのう遠藤に不覚を取りました。
館内アナウンス⇒横綱白鵬露払い石浦太刀持ちは魁聖であります。
太田⇒太刀持ちは旭秀鵬がきのうから膝を痛めて魁聖にかわっています。
(館内)ヨイショ!
拍手
白鵬は不知火型です。
きのうの遠藤戦は驚きましたね。
少し横綱は相手を見すぎたんだと思います、立ち合いで。
甘く見たんでしょうね。
本人もちょっとした気の緩みが出てしまったと支度部屋で答えていました。
休場明けの影響というのはあるんでしょうか。
あまり関係ないと思います。
当然きょうは引き締めてくることが予想されます。
今場所、復帰してきた白鵬は場所前半戦で星を落とすという展開になっています。
きょうは嘉風との対戦が組まれています。
土俵入り汗びっしょりの白鵬です。
九州場所、七日目福岡国際センターは中入りの休憩時間です。
この時間は関取の素顔をご紹介する関取訪問をお伝えします。
九州関取写真展国際センターの館内1階正面の升席の下九州・山口出身の関取の子どものころの写真が展示されています。
この中から熊本県出身の正代関ことし4月に起きた熊本地震から半年以上がたちました。
ふるさとへの思いをより強くしたという関取の帰省に同行ました。
父と母です。
おばあちゃんのまさよさんです。
よろしくお願いします。
まさよさんってどういう字を書くんですか?正しいに代えるを、名字と名前で。
一緒になりますね。
お父さんはどうですか?久しぶりに息子さんに会って。
実況⇒張って差しにいく豪栄道上手、正代。
投げる!寄り切り!正代勝ち越し。
攻める正代照ノ富士棒立ち、勝ったのは正代。
(拍手と歓声)
(会場アナウンス)そしてこのたび正代関に贈られます。
相撲する人間って、そんなに多くなかったんですよ、熊本でも。
いつもあたるのは同じ相手ばかりで…自分のお孫さんが、テレビに映るというのは、どんな気持ちですか。
どういう力士になってほしいと思われていますか。
お疲れさまです。
園田⇒元気だった?それなりに元気にしてました

 

 

 

 

 

正代関をスカウトしたのはなぜだったんでしょうか?小学校、中学校のときは何で自分が相撲をやっているのか分からないような相撲をやめたいなっていう時期もありましたけど今、振り返ってみると…これから幕内上に上がって自信持ってやってもらえれば…正代関、頑張ってください!頑張ります!太田⇒関取訪問、熊本市出身、時津風部屋の正代関をご紹介しました。
正面の放送席には元大関琴欧洲の鳴戸親方です。
関取の里帰りに同行したんですけれども何か正代関らしさというかおっとりした雰囲気も伝わってきましたね。
鳴戸⇒家に帰ったときの顔が違っていましたね。
優しくなっていました。
相撲を取るときとは違いましたね。
地震があって熊本には場所休み本場所が終わったあと1週間の休みのときには必ず帰るようにしているそうです。
そのたびに瓦が落ちていたりブルーシートの家があったり行くことに感じることがあると言っていました。
まだ半年です。
一日でも早く皆さんがもとの状態に戻るように願っています。
親方もブルガリアから1人日本にやって来てふるさとを思う気持ちは分かるのところは地震があったなかったというのは違うと思いますがふるさとを思う気持ちは分かるんじゃないでしょうか。
ふるさとでみんなが応援してくれてると思うからさらに頑張らなきゃいけないという気持ちになります。
向正面は舞の海秀平さんです。
どうご覧になりましたか。
舞の海⇒じーんときますね。
正代関の家族の皆さんは正代関と同じで控えめですね。
お父さんが現状維持でと言っていました。
でも、けがをしてほしくないというのは親御さんの気持ちですよね。
特に力士の母親は生で見られないんですよね。
あとで誰かに聞いて勝ったか負けたかを。
その前に、けがをしなかったかそういうのを祈りながら応援しているんですよね。
少年時代の相撲クラブもご紹介しました。
相撲も魅力ですよね。
これからまだまだ伸びそうですよね。
正代は4勝2敗で、きょうは大関稀勢の里に挑戦します。
七日目を迎えた九州場所です。
きのう大きな波乱がありました。
綱取りの豪栄道、さらに今場所通算1000勝達成した白鵬が、いずれも敗れました。
きのうの取組の順番で豪栄道玉鷲、白鵬遠藤の相撲を振り返ります。
実況⇒頭であたり合った突き落とし豪栄道、敗れました。
実況⇒張っていった白鵬遠藤出た。
遠藤の勝ち。
太田⇒この結果、早くも幕内では勝ちっぱなしは鶴竜ただ1人となりました。
5勝1敗が8人。
2人が敗れましたから、本当にきのう、びっくりしました。
満員御礼の垂れ幕が下がってきました。
今の状況を見ると白鵬、豪栄道いずれも敗れましたがまだ星の差1つですし。
優勝ですか?分からないところですね。
綱取りが懸かる豪栄道は、優勝かあるいは優勝に準ずる成績が今場所求められています。
この1敗が影響していくかどうかです。
きょうの相撲を見てきのうの負けを引きずっているかどうか精神的な面が、どういうふうに切り替わっているのかきょうの相撲に注目したいと思います。
きょうは魁聖との相撲です。
精神的な部分が出てくるんですね。
全敗の魁聖ですね。
ちょっとは大関は余裕があるんじゃないかなと思います。
ちょっと今場所の魁聖はけがしていないのに元気がないですね。
魁聖自身も腰が高いなと振り返っています。
大関豪栄道側からすればきょうは、どうしても、横綱昇進に向けて、連敗はしたくないんですけれどもその対戦相手が今場所不調の魁聖です。
そうすると少し余裕があるかもしれないということですね。
元気がある相手じゃないので万が一ということもありますからね。
それが相撲です。
豪栄道の心理面も含めて注目してお伝えしてまいります。
1横綱3大関を破る遠藤が勝ちっぱなしの鶴竜に挑戦します。
今場所、大関昇進が懸かる高安は3勝3敗となっていてきょう地元の大関琴奨菊に挑戦します。
九州場所七日目幕内最初の一番。
制限時間がいっぱい。
蒼国来と臥牙丸です。
蒼国来は5勝1敗臥牙丸は2勝4敗です。
きのう千代鳳に敗れましたが今場所、右四つの力強さが光る蒼国来。
臥牙丸は東の16枚目幕尻で、2勝4敗。
寄り切り、臥牙丸の勝ちです。
勝って3勝4敗。
蒼国来は5勝2敗と変わりました。
先場所は蒼国来、左に変わって左の上手を求める立ち合いでした。
そこからの投げで勝ちました。
きょうは右に動いて右を取りにいきました。
鳴戸さん、消極的になってしまいましたかね。
そうですね、蒼国来、右に動いて上手を取りにいきましたね。
臥牙丸は左四つでしたね。
深く入りましたね、圧力をかけて蒼国来上手を取っているけれども動くことができませんでしたね。
臥牙丸は体ごと預けて寄り切りましたね。
199kgの大きな体が生きました。
まわしをつかまないとどうしようもないと言っていましたけれどもきょうは相手につけ込まれてしまいましたね。
蒼国来のリポートです。
立ち合い、相手が手がついていないように思えて待った!と思った。
それで右に動いてしまったと話しています。
花道を下がるときに何度か首をかしげていました。
見ている私たちもちょっと残念ですね。
はっきよい残った!というところから後戻りがありませんからね。
蒼国来もったいない黒星になりました。
先ほどご紹介した正代、きょうは大関の稀勢の里の対戦です。
1横綱3大関を破っている遠藤きょうはただ1人勝ちっぱなしの横綱鶴竜との対戦です。
臥牙丸のリポートです。
立ち合いやはり合わなかったけれどもその前にきょうはどちらかに動いていくのではないかということも頭に入れていた。
冷静に対応できたと話しています。
大翔丸、2勝4敗3勝3敗の豊響との対戦です、押し相撲どうしです。
制限時間がいっぱいになっています。
地元福岡の隣山口出身の豊響です。
過去の成績は1対1です。
あたり勝ったほうが勝っています。
木村秋治郎が合わせます。
突き落とし、大翔丸の勝ち。
豊響、引きましたが勝ったのは大翔丸です。
大翔丸、3勝4敗豊響も3勝4敗です。
決まり手は、突き落としです。
舞の海さん、豊響はあたり悪くなかったと思えたんですがね。
状態も悪いし、一気に勝負をつけようと思いましたね。
相手が小さいですからね。
それだけに低くあたっていかなければいけないということで豊響としてはあたり勝ったのではないでしょうか。
無理に低くいく部分があったんですか。
あたって出ていくところをうまく引かれていますね。
大翔丸は連敗を止めました。
豊響は連勝が3で止まっています。
沖縄出身の幕内力士は今いません。
7人が九州・山口の出身です。
幕内力士は42人いますが6人に1人が九州・山口の出身です。
ご当所場所の大きな声援を受けています。
親方も九州出身の力士と対戦することがあったかと思いますが魁皇関をはじめですね。
すごかったですね。
地元力士への声援は独特なものがあると思うんですが。
ありましたですね。
対戦するほうとしてはどうでしたか。
やりにくいというよりも逆に燃えましたね。
観客の期待どおりにはさせないぞということですね。
自分が勝ってということですね。
相手に火をつけるというところもありますね。
マイナスに考えると相撲がだめになってしまうのでプラスに持っていかなければいけません。
千代鳳は鹿児島志布志の出身です。
今場所中、地元から応援に来る予定があるということでいいところを見せたいと話しています。
ほかの場所とは違うと話しています。
休場明けの千代鳳、4勝2敗四つ相撲で4勝2敗です。
対戦相手は新入幕の北勝富士。
少年時代から全国大会で活躍しています。
大輝改め北勝富士です。
埼玉出身です、初顔です。
はず押し、北勝富士の勝ちです。
勝って4勝3敗です。
首をひねって土俵下に下りる千代鳳、4勝3敗です。
決まり手は、押し出し。
本来の千代鳳も押し相撲です。
相手に引かれても落ちないというよさ。
かいま見えたところもありましたが鳴戸さんきょうの相撲はどうでしたか。
お互い立ち合いで五分でしたね。
そのあと北勝富士の押しが押し勝っていましたですね。
千代鳳が落ちなかったところをもう1回、押しにかえって押し出しましたね。
大きな相手と逸ノ城もそうでしたけども大きい人相手に自信がついてきましたね。
千代鳳を押し出しました。
日本体育大学出身です。
新入幕白星1つ先行させた新入幕の北勝富士です。
新入幕ですね、毎日毎日早く勝ち越したいところですね。
同じく新入幕の石浦は初日黒星でしたが二日目から5連勝です。
土俵下にいます。
小柄ですが、左を差しての相撲が光っています。
きのうは鮮やかな下手ひねりが出ました。
小兵で業師の舞の海さんきのうは鮮やかにきめましたね。
低く入って左を深く差して下手投げにくるかなと見せかけながらの切り返しでしたね。
逆側に崩しましたね。
差されると相手はこれで投げにいくんだと思うんですがその逆をついてひねったところがうまかったですね。
舞の海さんも下手投げと切り返しをうまく使いましたね。
下手投げにいくと見せかけて切り返し、切り返しと見せかけて下手投げということをしていました。
石浦はどうですか。
楽しみですね。
早く上位に上がって横綱大関と対戦してほしいですね。
筋肉隆々ですね。
そうですね、肩から二の腕にかけて船をつなぎ止める太いロープのようですね。
そんな腕になってきましたね。
ぱんぱんに膨れているという感じがします。
きょうは千代翔馬との対戦です千代大龍の勝ちです。
勝って4勝3敗。
旭秀鵬は1勝6敗です。
膝の状態が心配されます。
太刀持ちを断ったほどです。
特に右膝のテープが大きくなっています。
この膝の状態が、あまりよくないと聞いています。
千代大龍が白星を1つ先行させました。
石浦は新入幕ですが、かなりの歓声を浴びています。
向正面の舞の海さん呼び上げられてもかなりの歓声ですね石浦に対して。
舞の海⇒そうですね。
小さくて目立っていますね。
舞の海さんとそういう意味では似ていますね。
ここまで5勝1敗ですからまだ気の早い話かもしれませんが舞の海さんのように新入幕での三賞、技能賞だと期待が膨らんでくるのではないですか。
ありますね。
もしかすると2桁勝たなくてももらえるかもしれませんね。
今後の勝ち方によってはですね。
いろいろな勝ち方をして目立ってお客さんを喜ばせていくと十分可能性がありますね。
その辺りは石浦も舞の海さんも新入幕で技能賞だったんですよねと話していました。
子どものころからテレビで舞の海さんの相撲をわくわくしながら見ていたそうです。
大ファンだったという話です。
今も何度も映像を見ていて技術がすごくて見入ってしまうといっていました。
舞の海さんは決まり手のほうが技のデパートと呼ばれているんですが自分と同じ左を差す相撲で左を差すまでの引き出しの多さその品ぞろえが豊富でそこにも技のデパートがある感じがしている。
自分としては結果とはしごしている気分にさせてもらえると言っていました。
印象に残っているのは曙戦で曙がもろ手突きでくるのか。
いきなり潜って左を差すのではなくぎりぎりまで引き付けてから中に入って左を差す大きな相手に恐怖心があるという中で強い気持ちと冷静な頭の中大きな相手に向かっていけるのがすごいと話していました。
舞の海さんにどうやって立ち合う前までの気持ちを作っているのか聞いたことがあるそうです。
たくさんの懸賞金をもらうところを想像するんだよと笑ってはぐらかされました。
本音を教えてもらえなかったと思うんですよね。
はぐらかしたんですか。
舞の海⇒はぐらかしてはないですけれどもね。
懸賞がたくさんつくと、燃えますよね。
懸賞をたくさんもらって今夜はどこにいこうかと考えていると大体負けましたけれども。
今度は勝ったときにどう考えていたかと伺いたいところです。
石浦と千代翔馬。
千代翔馬も今場所は思い切った技が白星につながっています。
十両時代は2度の対戦があります。
幕内では初めての対戦。
立ち合い合いませんでした。
千代翔馬がもろ手を出したようにも見えました。
切り返し気味に寄りました。
石浦の勝ち。
うまさを見せました。
6勝目、堂々の成績です。
6勝1敗、石浦。
千代翔馬は敗れて5勝2敗となりました。
石浦らしさが出ました。
舞の海⇒相手が突っ張ってくるんですけれども石浦は上体が起きませんよね。
かいくぐって得意の左を差しました。
うまいですね。
ただふんばってしのぐだけではないですね。
上下の動きをうまく使いながら下から入っていきました。
こまたを脅かしながらですね。
あそこまで深く差されると千代翔馬の頭の中にも投げがくるのかという意識になりますからね。
相手の腰にぴたっと食いつきますよね。
そしてさらに、結び目の向こうまで差して自分の左肩を相手のわきの下に密着させますね。
こうなると相手も力がなかなか出せないんですね。
きょうは寄っていって勝負をつけたんですが寄り方も足を寄せながら切り返し気味にうまいですね。
さらに深く差して抱き込んでこれが効いていますね。
舞の海さんのほうが石浦よりも20kgぐらい軽い。
全く同じというわけではないんですが左を差しますし似た部分が多いんでしょうか。
似ていますけれども石浦のほうがスケールが大きいですね。
相撲内容も力強いです。
鳴戸さんにも伺います。
石浦、すごいですね。
鳴戸⇒新入幕で6勝1敗好成績ですね。
親方の場合は長身で2m4cmでしたね。
はい。
あれだけ小柄な力士はやりにくいですか。
どちらかといえば柔らかいタイプがだめでしたね。
がっちりした人は好きでした。
大きさだけではなく。
大きさだけではなくですね。
確かに石浦はがっちりしたタイプですね。
石浦対琴欧洲が観客は大喜びだったと思います。
親方だったらああいうタイプの力士はどうしますか。
上からつかまえる感じですか。
下からかち上げていきますので。
起こすんですか。
起こしたら大丈夫です。
そうなんですね。
相手に相撲を取らせないようにするんです。
勝った石浦のリポートです。
きょういちばんよかったのは中に入ってから相手の投げを警戒して左を深くしたのと投げを警戒するために右の足を押さえたのがよかったと言っていました。
千代翔馬の投げを警戒しての動きだったんですね。
相手の特徴もよく頭に入っています。
強引につかまえにいくような感じだと逆に相手に中に入られるんですね。
鳴戸⇒逆に入られます。
それを防ぐために下からかち上げて起きたら持っていく。
舞の海⇒小さい力士は細かい一つ一つの仕事をおろそかにすると、逆転を食らうんですね。
3勝3敗の妙義龍と1勝5敗の英乃海です。
この2人は埼玉栄高校の先輩後輩です。
上手投げ、妙義龍の勝ちです。
妙義龍が勝って4勝3敗。
先輩が後輩を下しました。
向正面の舞の海さん最初妙義龍は巻き替えにいく動きがあったようですね。
立ち合いから左の上手を取りにいくような動きからそのあと巻き替えにいったんですけれども巻き替えができなかったので左上手を取りましたね。
今場所の妙義龍は右を突いていく動きもあります。
今場所は英乃海が右四つが得意な力士ということもあったかと思いますが。
膝や足首の状態が万全ではないですから以前よりも馬力が落ちていると思います。
それともう1つはきょうは組んでも上手を取ればなんとか寄っていけるだろうと英乃海だったら寄れるという頭があったと思います。
その辺は一門の後輩でもあります高校の後輩でもあります。
最後は英乃海がまわしを切ろうというように腰を動かしたところ妙義龍が引き付けていったように見えました。
やはり腰を振ったところで妙義龍が攻めています。
妙義龍の左の上手だけでなく右の下手一枚でしたけれどもこれも効いていますね。
投げの前に足が出ていたということで決まり手は寄り切りになっています。
ふるさととの結び付きが非常に強い大相撲。
場内アナウンスでも出身地がしこ名のあとにアナウンスされます。
熊本出身の佐田の海拍手が沸きました。
先場所8場所ぶりに勝ち越して今場所は東の8枚目。
場所前には婚約の発表もありました。
ご当所ですから燃えるものもあったと思いますがここまでは2勝4敗きのう連敗を4で止めた相撲がありました。
佐田の海はきのうはいい内容だったと思います。
リポートです。
左のまわしを取る位置がよかったということと取ると同時に前に出られたそれがきのうはよかったです。
連敗中は受ける相撲が多かったんだけれどもきのうの相撲で悪い流れを断ち切りたいと話していました。
地元九州ということで毎日大きな声援があって本当にありがたい場所後に天草と熊本で巡業が行われます。
4月の熊本は地震があったときにはことしは巡業は無理かなという思いもあったんだけれども開催してもらえるということなので本当にありがたい。
待っている人もたくさんいるのでいい成績で戻りたいと話していました。
来月9日が天草、10日は熊本市で巡業が組まれています。
制限時間いっぱいになりました。
四方から佐田の海への声と対戦相手逸ノ城への声も聞こえました。
逸ノ城が勝ちました4勝目、4勝3敗佐田の海は胸が合ってしまいました。
舞の海さん、佐田の海は上手が取れませんでしたが。
取れなかったですね。
左の前みつねらいでいったんですが逸ノ城の右の太い腕が入ってきますから、なかなか取れませんね。
そして胸が合ったところで突き起こしで呼び込むようなりましたね。
左がもろ差しねらいで出ていったほうがよかったと思うんですね。
佐田の海のほうが身長の低いですし差し手争いになったら差し勝ったと思ったんですがね。
鳴戸⇒逸ノ城も右四つですから右が差せれば安心したと思いますね。
ですから、よしと思ってついていったと思いますね。
そう考えると佐田の海はもろ差しねらいでもっといけばそこまで安心感はとれなかったでしょうかね。
佐田の海のリポートです。
もろ差しという考えはありませんでした。
左の前まわしが欲しかったあれが取れていれば、流れが変わったと言っていました。
きのうは栃ノ心を相手にいい内容だったんですが、きょうは逸ノ城相手に届きませんでした。
逸ノ城は今場所どう見たらいいですか。
鳴戸⇒体重20kg落としましたね。
そうは見えませんね。
どこから体重が落ちたんでしょうかね。
大きいままですね。
胸の辺り、少し落ちたかなと思うんですが。
元が212kg今は193kgですからね。
けがと闘いながらの逸ノ城です。
今夜の「サタデースポーツ」のお知らせです。
ご覧いただいている大相撲九州場所。
綱取りに向け、連敗は避けたい大関・豪栄道の取組に注目します。
水泳のアジア選手権は3日目。
リオデジャネイロオリンピックでメダルを獲得した坂井聖人選手や瀬戸大也選手が登場します。
先週、甲子園球場で行われたプロ野球の合同トライアウト。
ヤクルトから戦力外を通告されて参加した、いわゆる松坂世代の1人、新垣渚選手に密着しました。
「TomorrowSong」は、悲願のJ1王者を目指す川崎フロンターレのキャプテン中村憲剛選手の1曲です。
放送は、10時45分からです。
ぜひ、ご覧ください。
土俵は勢、栃ノ心が上がってきました。
勢は5勝1敗です。
このところ勢が3場所続けて負け越していたんですが今場所は、いい感じではないでしょうか。
そうですね、番付も西の8枚目。
まあ、その辺の番付なら勢でしたら勝たなきゃいけませんね。
今場所は相撲の内容がいいですね、右を差して前に出ていますから。
本人もしっかりあたれて右が入っていると言っています。
仮に入らなくてもすぐに反応して体が動いていると言っていました。
ことし関脇を経験している勢です。
勝ち越しだけではもの足りませんね。
2桁はいってほしいですね。
右の脇腹にばい菌が入って切開したということでテープをつけている勢です。
もうほとんど治っているという状況です。
対戦相手は栃ノ心5勝1敗の勢と3勝3敗の栃ノ心です。
今場所は栃ノ心の体の張りがいいですね。
3勝3敗とは思えないですね。
時間になりました。
勢の右のすくい投げどこまで栃ノ心に通じるかどうかですね。
右四つがっぷりになれば栃ノ心の展開です。
行司木村寿之介です。
寄り切りました、栃ノ心の勝ち。
勢、敗れました。
右下手が伸びました。
栃ノ心が勝って4勝3敗。
勢、敗れて5勝2敗となりました。
過去の展開同様といいましょうか。
鳴戸⇒最初から左上手を取ってそのあと右を差しにいきましたね。
右のすくい投げが引き付けたところからの上手投げですから勢の腰が止まってしまいましたね。
下手投げが効きませんでしたね。
スローだとよく分かりますね。
まわしの位置も違いますね。
舞の海⇒勢はもろ差しねらいでいったんですが寄られながら左を巻き替えにいこうと思ったんですが、さらに高くなりましたね。
栃ノ心が引き付けて寄り切り4勝3敗。
勢は敗れて5勝2敗となりました。
勢のコメントです。
立ち合い、中に入りたかったもろ差しねらいですね。
自分が十分でも相手も十分ですからあの上手をなんとかきりたかった。
先に上手を取られて向正面舞の海さんからもありましたが栃ノ心の脇に左手を入れることはできませんでした。
今場所は九州場所の懐かしい映像をご覧いただいています。
九州で活躍した力士です。
九州場所は、大鵬が途中休場し佐田の山、優勝のチャンスです。
実況⇒制限時間いっぱい。
佐田の山、突っ張った!突き出しました、佐田の山の勝ち。
佐田の山見事5回目の優勝がなりました。
佐田の山は、千秋楽で北の富士を下して15場所ぶりに優勝。
(拍手)実況⇒思い切って塩をまきました若島津が東。
このところ3場所33勝を挙げている若島津、大事な千秋楽。
もろ差しだ!釣る!寄る!12勝目を挙げました若島津。
大関を徹底している貴重な勝ち名乗りです。
ご覧ください、若島津ですが大関という大きな土産を下げて元気に帰ってまいりました。
沿道の皆さん、若島津ですが重度の期待に見事、応えてくれました。
長崎の英雄、佐田の山の九州場所の優勝それから南海の黒ひょうと呼ばれた大関若嶋津大関昇進を決めた九州場所をご覧いただきました。
国もんふるさとが同じものを差して呼んだそうですがこの応援は九州場所では、大関の魁皇に横綱にはあと一歩というところで活躍しましたが話題になりました。
錦木と荒鷲制限時間いっぱいです。
荒鷲は琴欧洲と同期入門です。
平成14年の九州場所でしたね。
投げ切りました、荒鷲の勝ち荒鷲、5勝2敗です。
錦木、敗れて2勝5敗です。
決まり手は、下手投げです。
右四つになれずに左四つだったんですがね。
左四つでも錦木が、そこの形まで持っていきましたがね。
そのあとの攻めが遅かったですね。
相手の相撲を取らせる前にいくべきですね。
荒鷲は錦木の相撲を見て同じ考えだと思いますね。
相手が上手を求めて出てくるところでは、足を入れながら荒鷲は下手投げをねらっていたわけですね。
ねらっていました。
錦木もこれを警戒したいと思っていたんですが流れてしまいました。
原因は?すぐに攻めないことともっと体を寄せなければいけませんね。
太田さん、それから錦木は得意の左下手を取ったんですが相手が投げにいくときに放してしまいますね。
だから荒鷲の体も回るんですね。
腕は離してはいけませんね。
春場所は錦木に幕内3連勝ですがいずれも左からの下手投げできめています。
力真は4勝目、勝ち越しを決めました。
力真は東の筆頭ですから来場所の十両昇進が濃厚になってきました。
最有力です。
熊本県のご当所九州で多良木町の出身です。
佐田の富士は初白星です。
小柳、新十両が全勝の大砂嵐を破りました。
十両この一番は新十両小柳が大砂嵐を破った一番です。
新十両の小柳が勝ちました。
大砂嵐を破って全勝はいなくなりました十両です。
新十両の小柳は学生時代に実績があって注目されているんですが大砂嵐に勝ちましたね。
鳴戸⇒もう実力十分ですね小柳は。
何場所で幕内に上がれるかという話ですね。
非常に楽しみな力士が上がってきました。
もちろん大砂嵐は、けがをして十両に下がっているということもあります。
十両は1敗が3人です。
大砂嵐、里山、青狼です。
土俵上は輝と宝富士。
小手投げで決まりました。
輝が勝ちました。
宝富士、足は大丈夫ですか。
少し起き上がるのに時間がかかりました。
輝が勝って3勝4敗宝富士3勝4敗と変わりました。
決まり手は小手投げです。
きょうは鳴戸さん、輝があたりがよかったですね。
絶対に勝ってやるぞという輝の気持ちが伝わってきましたね。
右四つになってそのあとも休んでいないですね。
思い切り小手に振りましたね。
何をしても勝ってやるぞという思い切りそれが輝が上でしたね。
押し込んでさし込む相撲が多くなってきましたか。
それもいいですよ。
押したり、押し込むのは輝からしたら、ただちょっと腰が高いですねきょうももうちょっと膝を曲げれば最初のときにいろいろできたと思います。
伸び盛りの輝自己最高位3勝4敗としました。
宝富士は左の肘を痛めています。
投げを打つときに打ちつけた可能性があります。
宝富士のリポートです。
肘を押さえる程度ですが肘を押さえていましたが大丈夫ということでした。
堂々とした雰囲気が出てきた輝です。
幕内前半戦、最後の相撲となりました。
3勝3敗どうし。
やはり地元福岡出身の松鳳山声援を受けました。
松鳳山の九州場所といえば去年優勝争いに加わりましたし4年前の九州場所でも敢闘賞を受賞する活躍がありました。
地元ということで気持ちも張り切って臨んでいるんではないかと思います。
松鳳山のリポートです気持ちよく相撲が取れていますと話しています。
正面の東が終わり松鳳山の横断幕が掲げられています。
考えるな感じろという意味です。
奥さんのあいさん、福岡の出身でそのお父さん義理のお父さんが毎日掲げてくれている昼ごろに国際センターに来て横断幕を掲げていったん戻って取組の時間に合わせてまた見に来てくれている。
毎日来てくれているので頑張らなければいけませんと言っています。
きょうは貴ノ岩との対戦です。
十両時代も含めて3回あって3回とも敗れています。
その場で話がありましたか。
貴ノ岩のリポートです立ち合いを合わせにくいと言っていました。
松鳳山コールが起きました。
今場所は左を打つだけではなく突き放しが出ている松鳳山です。
貴ノ岩は突っ張りも組む相撲もあります。
組むなら松鳳山は左四つ貴ノ岩はどちらでも取ることができます。
立ち合い不成立です。
行司が止めます。
立ち合い合わせにくいと言っていました。
まずもろ手突きでいきました。
もう一度同じ形でいくのかあるいは変えてくるのか。
松鳳山の勝ち。
貴ノ岩戦、初白星ということにもなりました。
足を払っての投げは松鳳山が得意としている技です。
決まり手は上手投げです。
同じ一門ということで琴欧洲の鳴戸さんに伺います。
立ち合い合わなかったんですが2回目も同じようにもろ手突きでいきましたね。
よく立ち合い突いて離していきました。
突ききれなかったところが左四つ差したところじゃなくてすぐに上手を取りにいく。
自分のいい形になってそのあとは足をかけてから振りましたところを抑えて貴ノ岩は何もできませんでしたね。
立ち合いも松鳳山もしっかり踏み込んでいますね。
よく稽古は立ち合いから四つに組みにいきますけれども本場所になるといったん突き放してから四つになります。
より自分にとっていい形になります。
いきなり組むのではなくもろ手で起こされるともし琴欧洲が石浦と対戦したらと言っていましたが相手が起きるんですね。
きょうは自分の流れで貴ノ岩を破りました松鳳山。
大声援を受けて、松鳳山コールを受けて勝ったあとも拍手をもらうと気持ちがいいでしょうね。
そうだと思います。
敗れた貴ノ岩のリポートです。
立ち合い2度目になってしまって中途半端だったと、胸でいってしまった、預けてしまいました。
幕内の前半戦の取組がすべて終わりました。
ここまでの幕内の結果です。
新入幕北勝富士は勝ちました。
きょうもうまい攻めを見せた石浦です。
6勝1敗です。
今場所最大の注目は豪栄道の綱取りです。
初日から危なげなく5連勝できましたがきのう初黒星を喫しました。
その相撲を振り返ります。
実況⇒頭であたり合った玉鷲の手が伸びる残した豪栄道。
突き落とし、豪栄道敗れました。
勝ったのは玉鷲。
太田⇒鳴戸さん、改めてきのうの相撲どうご覧になりましたか。
鳴戸⇒5日間立ち合いが前に出た豪栄道です。
きのう、立ち合い負けして押されてさらにちょっと前に出て手を払って左に動く動きがありました。
引くようなですね。
1回はっとなったときがそのあともっと速く攻めれば違ったかもしれません。
見合った瞬間ですね。
そのあと無理やり右に出ようとしているけど玉鷲の左の押っつけの強力さがすごいものがありますね。
私も現役のとき感じました。
豪栄道も一瞬にあってしまったところを反省点ときのうは挙げていました。
きょうに引きずらないことですね。
どういうふうに切り替えていくかですね。
親方も綱取りの場所を経験されています。
ほかの場所とは違いますか。
私は初日で負けてしまったので体の調整がうまくいかなかったんです。
疲れたまま初日に入りました。
場所前から注目を集める中で綱取り場所が来るわけですから向正面の舞の海さんはこの1敗豪栄道にどう影響すると思いますか。
舞の海⇒悔しかったと思うんですよね。
顔に傷を作って最後押していったところ負けていますからでも豪栄道は精神力がかなり強くなってきていますしどっしりとした性格ですから恐らく引きずらずにきょうからまた冷静に相撲を取っていけると思います。
もちろん、このあと来週横綱大関戦が組まれますからここで連敗するわけにはいきませんね。
魁聖とは10対4とリードしています。
魁聖が白星がないというところで鳴戸さんからは冒頭、豪栄道にある程度気持ちの中に余裕が生まれるかもしれないというお話がありました。
幕内後半戦が始まります。
3勝3敗の豪風と2勝4敗の千代の国です。
37歳、幕内最年長の豪風。
初日から3連勝でしたが3連敗。
四日目の相手の千代翔馬の変化から連敗になってしまいました。
千代の国は自己最高位西の4枚目。
初日から4連敗でしたがここ2日連勝。
突くにしてもはたくにしても思い切りのよさが、2番出ています。
行司は木村庄太郎です。
合っていません。
いわゆる突き押しの両力士先手を取りたいという気持ちはどちらも持っています。
うまさの豪風と激しさの千代の国。
最初のはたきでは落ちなかったんですがそのあと豪風が勝ちました。
勝って4勝3敗。
千代の国連勝が止まって2勝5敗となりました。
立ち合い、最初合わなくて。
突き起こそうとしたんですね。
豪風はうまいですね。
あたろうと見せかけて引いています。
最初のはたきでは落ちていなかったんですがあれだけバランスが崩れていましたので。
あたるようにしてはたきました。
なんとかしがみついた千代の国でしたが落ちました。
このあたりはベテランがうまさを見せました。
それだけ、低く強い立ち合いを持っていますからそれを持っていかれないように千代の国は全体重を預けるしかなかったんです。
国際センターの外はけさ方は激しい雨と雷が鳴り響いていましたが昼前からすでに天気が回復して青空が見えています。
向こう側が博多湾です。
八日目の取組です。
数字は過去の対戦成績です。
あすから大関どうしの対戦が始まります。
花道の奥、豪栄道が姿を現しています。
きのう激しく顔から落ちました。
その傷が少し左目の上に残っています。
今場所、初めてのチケット売り切れ、満員札止めとなった九州場所七日目。
栃煌山と琴勇輝が制限時間いっぱいを迎えました。
対戦相手が相手だけにしかたがない部分がありますが横綱大関戦6連敗の栃煌山。
東の4枚目に番付を戻した琴勇輝は2勝4敗です。
右に変わったり、あるいはかち上げで立つ相撲があってまた頭からいってもろ手突きの攻めが琴勇輝は今場所白星につながっていません。
突き落とし栃煌山、勝ちました。
今場所、初白星です。
琴勇輝、もろ手突きからの攻め白星に結び付きませんでした。
琴欧洲の鳴戸親方栃煌山初日が出てよかったですね。
琴勇輝なかなか攻めきれませんね。
あと一歩のところですね。
体を預けるのが速かったですね。
琴勇輝は下から下から押していったんですがね。
栃煌山は、うまく左から相手をすくって投げ込みましたね。
琴勇輝は左手も右手も最後脇の下からしっかり押せていませんでしたね。
上体だけですね。
体を預けるの速かったですね。
早く勝ちたいということですね。
分からないんではないですね勝ちたい気持ちは。
突き押しですね。
琴勇輝のリポートです。
あと一押ししたかったと悔しそうでした。
栃煌山、トンネルを脱出して初白星です。
琴勇輝は2勝5敗になりました。
きのう豪栄道を破った玉鷲が土俵上です。
力強い押っつけ。
今場所の玉鷲は1横綱2大関を破っています。
先場所からは少し元気な玉鷲になっていますね。
巡業場所前、連合稽古でもいちばん元気でしたね。
いい稽古をしていたんですね。
日馬富士、琴奨菊、そして綱取りの豪栄道を破っています玉鷲です。
過去は5対9です。
隠岐の海がリードしています。
きのう豪栄道を破ったあと先場所、豪栄道が初優勝を決めた十四日目の相手が自分であった。
何度も敗れた相撲がニュースになった。
優勝を決められた悔しさがあったと玉鷲は話しています。
豪栄道が入ってきました。
先場所、初優勝を果たして綱取りに挑んでいます。
先場所は15戦全勝連勝が20で止まってきょうを迎えます。
豪栄道という力士はあまり表情に出すことはありませんからね。
胸の内をはかるのも難しいんですが。
あまりかたくなるという感じはどうですかね。
分からないですね。
土俵へ上がって相撲を見てみないと何とも言えません。
一度集中を高めてから土俵に上がります、きょうは魁聖の対戦も控えている豪栄道です。
玉鷲の対戦相手は隠岐の海関脇に戻りましたが1勝5敗です。
先場所2横綱、3大関を破った隠岐の海ですが今場所は苦しい展開です。
押し相撲の玉鷲四つ相撲の隠岐の海の対戦です時間です。
木村容堂が合わせます。
下からの攻め、押し出し玉鷲が勝ちました。
最後、隠岐の海の体が浮きました。
玉鷲5勝2敗です。
敗れた隠岐の海は1勝6敗となりました。
差してくる相手に少し左に押っつける動きでしたね。
今場所、非常にどんな相手にも自信を持っていますね。
押し切ることに自信がありますね玉鷲は。
右を伸ばしてから左下手どこからでも来いよという今場所、玉鷲、自信がありますね。
押しに自信がありますね。
先場所辺りから変わってきたということなんですが何が変わったんでしょうか。
技術的には左の押っつけ手が伸びるようになってきましたね。
あしたは横綱戦、楽しみですね。
隠岐の海は今場所力強さに欠けていますがぢの手術をしてるんですね。
相撲を取るときに下っ腹とか肛門に力を入れないとなかなか相撲の力というのは湧いてこないんですね。
そんな中で苦しい中で隠岐の海はよくやっていますね。
下半身に力が入らないとなかなか難しいところがありますね。
玉鷲は力強い相撲を取りました。
あすは鶴竜戦です。
正代への歓声が場内に響き渡っています対戦相手は稀勢の里満員の視線が注がれています。
正代は4勝2敗稀勢の里は5勝1敗です。
過去は3対0、稀勢の里がリードしています。
きのう1200回目の出場の稀勢の里。
三日目で遠藤に一方的に敗れています。
琴欧洲の鳴戸さん今場所の稀勢の里はどうですか。
初日、二日目と非常に相撲内容もいいなと思っていました。
遠藤に負けました。
そのあとまた安定した相撲を取っていますね。
プレッシャーがないように精神的にいいですね。
結果的に今場所このところ3場所続けて綱取りが懸かっていましたけどプレッシャーがなくなりましたね。
そうですね。
親方も番付を上げてくるときに競うように上がってくるところがありましたね、稀勢の里は。
力は強いですよ。
正代は過去の立ち合い稀勢の里に右から押っつけられてなかなかもろ差しになれていません、正代です。
声援を受けて正代にチャンスは出てきますかね。
得意のもろ差しですよね。
これが成功すれば勝機は出てきますね。
稀勢の里が強く押っつけてきますね。
そうですねうまく動き回りながら阻止するか押っつけてくる以上に腕をこじあけていく譲れないけんかに近いものがありますからね。
強い気持ちで差し込んでほしいですね。
館内は大歓声です、時間です。
正代が勝ちました。
初めて稀勢の里を破りました正代。
稀勢の里は2敗です。
決まり手は押し出し、正代の勝ち。
向正面の舞の海さんこじあけていきましたね。
あそこは差し手争いというのは細かい技術よりも我慢ですからね。
絶対差し勝つんだという気持ちが強かったと思います。
稀勢の里が右から押っつけにきたんですが左を下から。
稀勢の里は左四つですからね。
そして今度は右側右側はけんかをしていましたね。
そうです。
この場面で譲ってはいけないんです。
左からうまくすくって右もしっかりと手をたたんでいますよね。
そして差し込んでいます。
すくって差し込んでいるんですね。
すくってから上手を取りにいくとすくった意味がないですからね。
稀勢の里戦、初勝利ですね。
熊本のご両親いいおばあちゃんも喜んでいるでしょうね。
きのうはお母さんの理恵さんがこの国際センターに来ていました。
きょうは熊本農業高校の担任の先生が福岡国際センターに来ていますと、話していました。
ちょっと今見ましたかね。
ひょっとしたら東の升席のどこかに担任の先生がおられるのかもしれません。
敗れた稀勢の里はうーんとうなり声を上げて、悔しそうに花道を下がっていきました。
鳴戸⇒稀勢の里は勝ち急ぎましたね。
右手だけで抱え込んできめてから攻めていきましたね。
そこですくわれてしまいましたね。
勝ち急いでしまいました。
稀勢の里チャンスと見られましたが現時点では2敗に下がりました。
綱取りの豪栄道初黒星を喫して迎える七日目の土俵。
きのう支度部屋では悔しけれどしかたがない。
またあしたからや早く切り切り替えようとしている姿が見られました。
来週には横綱大関戦が組まれることを考えればきょうは絶対に落とせません。
先ほど、琴欧洲の鳴戸さんに豪栄道の心理面について伺ったんですが。
相手はまだ白星がない魁聖です。
よしいけるぞと思えるか。
鳴戸⇒そう思わないと困ります。
そろそろ相手も白星がなどと考えないほうがいいですね。
過去10対4と豪栄道がリードしています。
仕切っている所作を見ていて何か変化を感じないんですが。
向正面の舞の海さん豪栄道にとっては落とせない魁聖戦です。
舞の海⇒きのうの玉鷲のように思い切ってがんがん攻め込んでくるタイプではないですね魁聖は。
ただ体が豪栄道よりも一回りも二回りも大きいですから安易に上手を取りにいって魁聖に右を取られてしまうと苦しくなりますからね。
過去にそういう相撲で敗れた相撲も何番かありました。
注目は豪栄道の左の前みつの取り方ですね。
右の相四つですから恐らく魁聖が右を差してくるのでそこでいいところをつかめるかですね。
左手が横から深い位置の上手を取りにくるのかしっかりと下から前まわしを取りにいくのかこれでだいぶ変わってきますからね流れが。
下からいったほうがいいんですか。
もちろんです。
下からいくことで魁聖の右の下手ねらい封じることができます。
時間になってきょうも豪栄道コールが起きました。
身長で13cm体重で38kg魁聖が上回ります。
胸を合わせて、魁聖が勝つという相撲がこれまでにもありました。
夢の綱取りに連敗は避けなければいけません。
豪栄道、勝ちました。
連敗はしませんでした。
拍手と歓声
しかし、危なかった。
拍手と歓声
右からのまきではなく左からの上手投げと発表になりました。
前まわしを最初つかんだんですがね。
舞の海⇒まだ深いと思います。
もっと下からいったほうがよかったんですね。
そして切れました。
よく動き続けましたね。
じっとしていたら胸が合って寄られましたからね。
豪栄道のうまいところ左から両方から振ることができますからね。
最後少し上手に指が絡んだんですね。
立ち合いの左に変わりながら取りにいきました。
左が欲しいんですけれどもまっすぐあたって下から手が伸びていったほうがよかったと思うんです。
やや不利な状況からもよく動いて白星をつかみました。
連敗しませんでした。
そうですね。
きのうきょうと相撲を見ていますとやっぱり注目の力士に対戦相手は勝ちたいですね。
魁聖のようなおとなしい力士でも、これだけの闘志を燃やして攻めてきますからあすからも大変ですね。
リポートです。
いずれも悔しそうでした。
もう一息だった。
もうひと腰を下ろせばと話していました。
豪栄道にもひやっとした腕があったと思います。
鳴戸⇒動きが止まらなかったのがよかったですね。
インタビューです。
稀勢の里関を破った正代関です。
大歓声の中での殊勲の星いかがでしょうか。
うれしいです。
稀勢の里関に初めて勝ちましたね。
初めてです。
どうでしたか?まだ実感が湧かないです。
きょうはどこがよかったですか。
最後まで諦めずに粘ったところかなと思います。
関取の右へと大関の左のぶつかり合いすごかったですね。
なんとかねじ込みたかったのでああいう形になったんだと思います。
きょうは館内に高校時代の恩師がきていたそうですね。
そうですね。
担任の先生方が来られていました。
最後東のほうを見ましたけれども。
そうですね。
手を、振っていただいていたので。
目が合ったんですか。
はい。
熊本のご両親と正代
(まさよ)おばあちゃんも喜んでいるんじゃないですか。
見ていたらただ喜んでいるんだと思うんですけれどもね。
これで地元で大関を破りました。
はずみになりますね。
そうですね。
序盤でなんとか勝ちが先行しているのでこの調子で千秋楽まで頑張りたいです。
おめでとうございました。
ありがとうございました。
正代関でした。
太田⇒西の3枚目の番付で初めて稀勢の里を破って5勝2敗とした正代のインタビューでした。
やはり東の升席の奥で担任の先生方が手を振ってくれていました。
豪栄道の決まり手は巻き落としに訂正になりました。
豪栄道の相撲どうでしたか。
鳴戸⇒きのうの負けは結構引きずっていたかと思います。
豪栄道のリポートです。
きょうよかった連敗しなかったことがあって内容が本当によくないと言っていました。
きょう勝つのと負けるのでは全然違います。
もっと元気な相手だったらもっと大変でした。
魁聖はまだ白星が出ていない状況でした。
土俵上は時間です。
碧山と照ノ富士。
照ノ富士がなかなか手をつかずに碧山が手を上げました。
突き押しの碧山と右でも左でも四つに組み止めたい照ノ富士。
寄り切り照ノ富士の勝ちです。
照ノ富士が5勝目を挙げました。
碧山、敗れて1勝6敗です。
立ち合いが合わなかったんですがきょうの照ノ富士の内容はどうですか。
鳴戸⇒なんとかしのいで四つに食い止めているところはよかったですね。
ちょっと立ち合いに迷いがあったんですかね。
どうでしょうかね。
なんとしても碧山の突き押しを止めようとしているんですね。
何度も張って必死に突き放そうとしているけれども左の上手を取れたことで大関だと思いましたね。
カド番3回目5勝2敗どうですか。
心配していましたけれどもここまで5連勝でだいぶ盛り返してきました。
あすは大関どうし琴奨菊と対戦します。
地元の大関が登場しました。
福岡国際センターのファンの注目は土俵です。
行司は木村玉治郎から式守勘太夫にかわりました。
地元の大関琴奨菊がここまで3勝3敗。
対戦相手の高安今場所は大関昇進が懸かる場所3勝3敗できょうの対戦です。
ファンの注目はかなり琴奨菊側かもしれませんがここは高安について整理しておく必要があります。
過去は11対5と大関がリードです。
高安はここ2場所三役で11番10番と勝ってきて今場所は3勝3敗。
大関昇進にあたって明確な規定があるわけではないんですが直前3場所33勝が1つの目安とされています。
もちろん到達しなくても大関になった人もいます。
すでに3敗でもし目標を33勝とした場合今場所は12勝が必要です。
早くも崖っぷちという状況です。
解説は高安と同じ二所ノ関一門の元琴欧洲の鳴戸親方です。
今場所はかたさがあるんでしょうか。
鳴戸⇒かたさどうでしょうかね。
きのうの相撲を見てかたさというよりも稽古不足だと思いました。
土俵の下に落ちても自分でなかなか立ち上がれないですね。
自分のほうが先に疲れてやっぱり稽古が足りていないと思いますね。
琴欧洲は大関のチャンスをいっぺんにつかんで昇進していきました。
対戦相手は部屋の大関の琴奨菊です。
高安はどうしたらいいかというのはいいにくい部分もあるかもしれませんが琴奨菊のほうも地元で3勝3敗ですからね。
落とせないですよね。
決して体調は悪くないけれども少し相撲の迷いがあった。
でもきのう自分の相撲を見直していい内容できています。
だんだん流れはよくなっているんですね。
ここで時間になりました。
向正面の舞の海さん高安、きょうの相撲はどうしたらいいでしょうか。
まず琴奨菊の馬力を止めて胸を合わせたいですね。
そうなるとかなりチャンスが出てきます。
互いに左四つが得意ですね。
組み合う展開ですからまずは相手の馬力を止めることですね。
そのためには左を差して胸を合わせたいですね。
そして左のかいなを返すことです。
いつもの大関の動きに福岡のファンは期待を注ぎます。
場所前の二所一門の稽古でこの2人は胸を合わせることはありませんでした。
過去は琴奨菊11勝高安5勝ここ2番は高安が連勝しています。
立ち合い、合いませんでした。
琴奨菊がなかなか手をつきませんでした。
琴奨菊は左前まわしを取りにいく立ち合いも持っています。
高安には突っ張りもあります。
突き落とし、高安の勝ち。
軍配は高安高安が踏みとどまりました。
片足1本琴奨菊は敗れて3勝4敗物言いはつきません。
まず、舞の海さん琴奨菊の馬力高安も完全に組み止められなかったんですよね。
舞の海⇒高安の相撲というよりも琴奨菊が上手も取れないですしね。
もっと我慢して上手を取るまで攻めるのを我慢しておけばよかったんですけれどもね。
どうしても急ぎますよね。
左の相四つ琴奨菊が両脇を固めるような動きにも見えました。
上背は高安のほうがありますしね。
琴奨菊は上手が取れないまま押していくとだんだん自分の体が伸びていくんですね。
高安もかち上げるような感じだったですね。
高安も俵の上ですね。
そうですね。
でも見た目よりは余裕があったと思いますよ。
正面の鳴戸親方にも伺います。
部屋の大関が敗れてしまったわけですがどうですか。
鳴戸⇒きょうの、右の使い方高安を抱え込んでもっと下から相手の右手を絞りながら上手を取りにいけた相手の上体が起きてこういう相撲にはならなかったと思いますが。
舞の海さんと同じコメントですね。
高安は12番というのが1つ目安になってきます。
なんとか踏みとどまってこれからまだまだ横綱大関戦がありますからね。
舞の海⇒向正面の雰囲気なんですが琴奨菊はここまで全勝でくればもっと大歓声だったと思うんですけれどもね。
九州のお客様はよく知っていますね。
琴奨菊は調子があまり上がっていないというのをそれが拍手に表れていますね。
拍手の大きさ声援。
高安からすればなんとか大関を破って踏みとどまった相撲になりました。
このあと白星がつながっていけば大関昇進に向けてのムードも盛り上がっていくかもしれません。
土俵は横綱登場です。
きのう初黒星を喫した白鵬が上がっています。
対戦相手は九州大分出身の嘉風です。
沢田石⇒高安関です。
おめでとうございます。
高安⇒ありがとうございます。
大関を破って、連敗を止めました。
なかなか白星につながらなかったんですけれども、きょうしっかり勝って切り替えたいと思います。
立ち合い1度待ったがあってそのあとのねらいはどういうことをしたんでしょうか。
立ち合いしっかり自分で決めていましたので少し立ち合いが合わなかったんですけれどもしっかりと平常心を保って勝てました。
右のかち上げですか?そうですね。
土俵際はどうだったんでしょうか。
押し込まれたんですけれどもね。
ぎりぎりまで我慢できたのでしっかりここから切り替えたいと思います。
大関昇進をねらう場所でやはりいつもと違う重圧がありますか。
ないといえばうそになりますけれどもでもしっかり自分のために一生懸命やりたいです。
あす中日、折り返しです。
ここから大切なことは?しっかり一日一番集中して自分で切り開いていきたいと思います。
おめでとうございました。
ありがとうございました。
高安関でした。
太田⇒取組直後ですが力強いことばに期待したいところです。
高安が勝って4勝3敗としました。
いよいよここから横綱の登場で白鵬がどうかというところです。
きのうの遠藤戦本人はちょっとした緩みがあった修正すると言っていました。
いわゆる平幕相手に金星を2日続けて供給したことがないという白鵬ですから当然気を引き締めてくると思います。
鳴戸⇒そうですね。
嘉風にしてみれば慌てさせることです。
左に動くことがありますのでそこに嘉風のチャンスが生まれてきます。
過去13戦で一度嘉風が白鵬を破ったことがあります。
あっけなく勝負がつきました。
白鵬の勝ちです。
福岡国際センターのお客さんはどよめきとため息が混じっています。
あっけない勝負になりました。
決まり手は、送り出しです。
白鵬のリポートです。
きょうは両肘にサポーターをつけています白鵬です。
右も左もつけています。
きょうは、立ち合い、手を出して嘉風の立ち合いを嫌っていたということもあったと思うんですが鳴戸さんどう見たらいいですか。
嘉風も勝手に出てきましたね。
あたってくると思わなかったでしょうかね。
勝負があっけなく決まりました同時に横綱もちょっと首をかしげました。
白鵬が相手の視界を遮って上手ねらいこれがうまいですね。
ただ1つきょうまで立ち合いそんなに強く踏み込んでいないですね。
もしかするとまたけがの後遺症でできないのかもしれませんね。
だからきょうこういう立ち合いをしたのかもしれません。
足首のけががあって左の肘にもサポーターをしました。
右も左もサポーターをつけています。
かなり状態がこれまでの土俵経験の中でちょっと悪いのかもしれません。
きのう負けていますので連敗するわけにはいかなかったと思いますがなんとしても勝ちしたいということできょうの立ち合いになったんだと思います。
勝ちにいったきょうの横綱白鵬です。
きょう注目の一番です。
1横綱3大関を破っている遠藤が勝ちっぱなしの鶴竜に挑みます。
きょう300回出場の節目の遠藤です。
久々に上位に戻って、なんときのうは白鵬を破りました。
それに大関の3人を破っています。
なんといってもきのうの白鵬戦なんですがすばらしい内容でした。
遠藤についてのリポートです。
本場所では、なかなか考えていたような相撲は取れないというのは分かっていたのでしっかりあたることを考えていました。
しっかりあたれば体が動くと思いました。
そのとおりの相撲になりました。
結びの相撲で勝てば初めてですと勝ったあとの土俵の雰囲気帰る花道いつもと違うなということがありました。
結びで勝つとはこんな気持ちなのかと言うことを言っていました。
きょうはたくさんの祝福メールもいただきました。
確かに花道を引き揚げるときの遠藤は一瞬表情が変わりました。
遠藤コールが館内起きています。
去年から1年ぶりの優勝をねらう鶴竜です。
ここで時間になりました。
過去の対戦は、遠藤は突き放しを見せています。
鶴竜が、うまく回り込んで勝った相撲もありますし、逆に突き返して勝った相撲もあります。
遠藤が勝った相撲は突き放して先手を取ってもろ差し一気に攻めました。
制限時間いっぱい、立ち合いです。
引き落とし、きまりました。
鶴竜の勝ちです。
鶴竜勝って7連勝。
遠藤はさすがに連日の横綱撃破はなりませんでした。
決まり手は、突き落としです。
鳴戸さん、2日続けては勝てませんでしたね。
そうですね、横綱を破って簡単には2連勝はできませんね。
きょうの遠藤の相撲どうでしたか。
鶴竜は、よく見て突き放していましたね。
突き放しながら動きましたね。
遠藤は前に出るのがいっぱいいっぱいでしたね。
余裕がなかったですね。
横綱のほうが冷静でしたね。
よく見ていて引くタイミングもよかったですね。
今場所の鶴竜は、きのう一瞬引く場面がありましたがどっしりしているように見えました。
鶴竜は動きがいいですね。
最近では、いちばん状態がよさそうですね。
横綱でこれだけ優勝争いから離れてきました鶴竜です。
おでこの辺りが赤くなりましてあたりも相当厳しかったようです。
強い気持ちがかいま見えます鶴竜です。
きのう白鵬を破った遠藤ということで鶴竜も気を引き締めてきたと思います。
きのう白鵬、豪栄道きょうはどうかと思ったんですがきょうはどちらも白星を挙げましたね。
鳴戸⇒そうですね負けませんでしたね。
高安もきょうは踏みとどまりました。
鶴竜が単独首位これから相撲を取る日馬富士白鵬、豪栄道、石浦この4人が1敗で追います。
まだまだ分かりませんね。
お互いに星のつぶし合いになりますからね、これからは。
分からないということはまだ豪栄道の綱取りの可能性は?ありますね。
そして白鵬も久々に賜盃を抱くこともありますね。
鶴竜も日馬富士にも可能性はありますね。
土俵上の日馬富士稀勢の里はそう考えるときょうの1敗は痛かったですね。
鶴竜とは星の差を2つという状況稀勢の里。
舞の海⇒優勝争いを分からなくしているのは白鵬が本当にどれだけ調子が上がっていくのか今場所分からないですね。
確かに踏み込んでいく力強い相撲ではないですね。
これから調子を上げてくるなら白鵬中心となるんですが調子が上がるかどうか分かりませんね。
白鵬の場合は星の差1つで追いかけてもまだリードではないという見方ができましたね。
以前は、そうでしたね。
けが、手術、休場明けなかなか今場所の相撲を見ていても強いなという印象はないですね。
混戦になってくるのかどうか3横綱と豪栄道もちろん新入幕の石浦も頑張っています。
あすの理解してあすを折り返して、そういう形になっていくのかどうか。
日馬富士はよくなってきていますね。
鳴戸⇒肌のつやがよくなってきていますね。
初日敗れましたが押し鋭い動きが戻ってきています。
対戦相手は、新小結の御嶽海です。
長野からは高登以来84年ぶりの新三役ということになります。
大変な地元の期待です。
寄り切り、日馬富士の勝ち。
日馬富士、勝って6勝1敗。
よく粘りました、御嶽海敗れました。
日馬富士勝って6勝1敗、御嶽海は1勝6敗となりました。
舞の海さん、御嶽海もよく粘りましたね。
そうですね、がっぷりになってしまったんですが見せ場を作ってくれましたね。
身長差もありますし日馬富士はかなり身長がありますからね。
強烈な上手投げを2度3度と残しましたね。
投げとか振りにもよくついていきましたね。
差されてもなんとか相撲を取りますね。
よくついていきました。
前回のようにいっぺんに持っていかれませんでしたね。
御嶽海は不利な体勢でも内無双にいったり、左から相手の差し手を押し上げていましたね。
悪いなりにできることを何でもしてやろうという、そういう気持ちが表れていますね。
鳴戸さん、日馬富士はもうちょっと早く勝負がつくと思ったんですが。
豪快すぎましたね。
もう1回振ってだめだったらまた投げできめようと思いましたね。
その間に御嶽海はチャンスはありましたが最後は力尽きましたね。
横綱は、どんなことを感じていたと思いますか。
そうですね、ちょっときょうは強引すぎましたね。
さすがにきょうは横綱3人は白星を挙げました。
鶴竜勝ちっぱなし。
1敗は日馬富士、白鵬と豪栄道新入幕の石浦の4人となりました。
いよいよこれからが楽しみになりますね。
そうですね。
あす中日以降は大関どうしの対戦もありますからね。
これからが本場所おもしろくなりますね。
「大相撲九州場所七日目」をお伝えしました2016/11/19(土) 16:00〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲九州場所 七日目 ▽関取訪問 正代[二][字]

(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)鳴戸(元琴欧洲),向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)太田雅英

詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)鳴戸(元琴欧洲),向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)太田雅英 <副音声>【ゲスト】マーク・シリング,【実況】ラジャ・プラダン 〜福岡国際センターから中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)鳴戸(元琴欧洲),向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)太田雅英,<副音声>【ゲスト】マーク・シリング,【実況】ラジャ・プラダン