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解説書き起こし 2016ダンロップフェニックストーナメント 最終日 2016.11.20

◆史上空前今、日本のナンバーワンプレーヤー、賞金王を決める争いが熾烈をきわめている。
その差、865万円。
その一打が人生をも変える。
争いを演じるのは、賞金ランク2位の池田勇太。
肩の痛みに耐え、2日目には、ホールインワン。
日本人トップの3位で最終日を迎える。
◆4日間で一番いいプレーというものをしたいと思いますし、バーディーを狙って、攻めたいと思います。
◆さらに、賞金ランク1位、谷原秀人。
通算14勝。
いずれトップをとると言われ続けた男が静かに燃えている。
◆グリーン上でもうちょっとバーディーが決めれれば、チャンスが出てくると思うんで、一生懸命、最後まで諦めずにやっていきたいなと思います。
◆そこに立ちはだかるのは、今年のライダーカップ、アメリカ代表、26歳、ブルックス・ケプカ。
今シーズン、アメリカツアー賞金ランク3位。
23歳、ジャスティン・トーマスら、世界基準の男たち。
かつてAONと呼ばれた男たちが世界と台頭に渡り合い、頂点をきわめた。
ダンロップフェニックストーナメント。
運命のファイナルラウンド。
(実況)きょうは南国の太陽は顔を見せていませんが、気温は23度。
徐々に風が出てきた、きょうの宮崎です。
一番海に近い、12番のパー4。
追いかける池田。
(解説)首をひねってますよ。
(実況)逃げたいケプカともにグリーンを外しました。
先にケプカですね。

 

 

 

 


(解説)トーマスもスリーオンですからね。
どこまで来るか。
(実況)結構転がってきましたね。
(解説)うまく打ってますね。
◆池田選手なんですが、ちょっとね。
穴に入っているみたいなんですよ。
ですから、今、転がそうという感じにしていますね。
(解説)ランニングですね。
◆かけ上がって…。
(解説)ランニングで。
◆何番ぐらいですかね。
8番ぐらいですかね。
(実況)これ、かなり傾斜の部分があって、それからグリーンですからね。
◆持ちかえますね。
(解説)ロブショットで行くかな?きのうの14番の左から行ったやつは、ロブショットのような感じの小さいやつですね。
◆穴の中に入っているというふうに言っていましたので。
その中でうまく…スピンがかかるのかな、
(解説)バンカーショット系で行けば、グリーンに乗ったところでちょうどいいんですけどね。
◆フェースの入れ方は、そういう感じに見えますね。
(解説)どういう入れ方をするか、見ものですよ、これは。
やっぱり…。
◆しょうがないですね。
ちょっと深く入りましたね。
(解説)だけどね、振り抜いてしまうと、ピンに行ってしまうので、その辺が一番難しいですね。
あれがラフでしたら、振り抜くんですけどね。
◆エッジに落ちて、転がすという感じだったんでしょう。
(実況)横からのショット。
スローでごらんいただきますが、ここの部分ですね。
ちょっとかつんと打ちたくない打ち方ですね。
これはいたし方ないといえばいたし方ないかもしれないけど、相手が1メートルぐらいに寄せているんで、パーで逃げたいですよね。
◆山中さん、このコースは、ミスショットがあると、すぐボギー、ダブル・ボギーが来ますもんね。
(解説)そうですね。
特にこの12番は、きのうまでも難しいですし、きょうも難しいですからね。
(実況)画面は13番プレー中のカート・バーンズのプレーをごらんいただいています。
(解説)セカンドですか、これ。
(実況)そうですね。
(実況)グリーンを超えていたんですね。
(実況)これがバーディーパットのバーンズ。
きょうはティーを10ヤード以上前にしていますのでね。
◆ほとんどの選手が狙っていると思います。
(実況)賞金ランクは非常に厳しいところにいますからね。
(解説)91位ですから、シード、少なくとも75位に入っておかないと、来年の出場権がなくなってしまいますのでね。
QTに行かないといけません。
(実況)今週ダンロップフェニックス、来週はカシオワールドオープン、高知での大会になります。
さあ池田。
惜しい。
(解説)フックしてしまいました。
やっぱり左に外したのがちょっと、ボギーの要素だったかもしれませんけどね。
(実況)一たんは2ストローク差にしたんですが、12番で落としました、池田勇太。
(解説)だけど、まだ、ケプカでもそんなにやさしいライじゃないですから。
(実況)一時期池田が5ストローク差つけられましたが、追い上げました。
賞金王争い、ランクトップ、谷原です。
ピンまで293ヤードです。
(実況)グリーン上、3段グリーンですが、真ん中にピンが切られています。
右手前バンカーです。
きょうは難しさでいうと、山中さん、一番易しいホールですね、データ上はね。
(解説)なおかつ、きょうのピンを切ってあるところは、ちょうど傾斜で、左からずっと、奥からも寄りやすいところに切って、一番低いところに切ってありますのでね。
バーディーをとるチャンスの多い、非常に多いホールになっています。
(実況)青木さん、ゴルフのおもしろいのは、ピンポジションによって、各ホールが顔を毎日変えますね。
(解説)そうですね。
手元とか奥とか、右とか、左とかでね。
全然攻め方が違ってくるから、おもしろいですよね。
(実況)12番で池田勇太が落としました。
ケプカは、これから大事なパーセービングパットになります。
(解説)微妙な距離ですよね。
(実況)ケプカも外した!
(解説)わかりませんよ、これは。
◆これはラッキーっぽい感じですね。
(解説)やっぱりちょっとマークにヒットし過ぎたんでしょうね。
◆今、思ったよりも手が動きましたね。
(解説)これはまだ、勇太にとっては、2ストローク差でいっていいんじゃないですか。
(実況)きょうの戦いは、もしかしたら、まばたきしている暇もないかもしれません。
ケプカも落としました。
(実況)過去42年、歴代王者には、数々のメジャーチャンピオンの名が刻まれています。
ダンロップフェニックストーナメント、賞金王争いも熾烈をきわめる、ファイナルラウンドです。
宮崎県宮崎市のフェニックスカントリークラブ、7027ヤード、パー71。
18ホール、攻め続けた者だけに心震える瞬間がやってきます。
池田勇太、追い上げ態勢のファイナルラウンド。
第2打でグリーンを捉えました、同じ13番ホールのグリーンサイド。
(解説)これだけの距離があるのに、25ヤードぐらいあるんですけれども、うまいですね、やっぱり。
(実況)池田と谷原、現在865万円差。
今週のダンロップフェニックス、来週のカシオワールドオープン、最終戦まで高額賞金大会が続きますので、きょうの段階で山中さん、2人の順位がひっくり返る可能性もあるんですね。
(解説)3位の金庚泰選手も5000万円強の差なんですけれども、彼は来週のカシオオープンに出ませんのでね。
ワールドカップに出場しますので、事実上、この2人の戦いですね。
(実況)賞金王争いは、来週のカシオワールドオープンも見逃せないという形になっています。
迎えた13番ホールは332ヤードのパー4。
左ドッグレッグのこのダンロップフェニックス、フェニックスカントリークラブの名物ホールです。
きょうは難易度は18ということは、一番易しいホール。
何とか青木さん、ここを捉えたいんですよね。
(解説)これはイーグル3個出てますからね。
(実況)13番ホール。
やっぱりきょうは何としても伸ばしたい13番ですね。
(解説)ですね。
普通に行ったら、バーディーをとらなきゃだめというホールみたいですね。
(実況)グリーン上はこの大会、頑張っているベテラン、藤田。
藤田はレイアップしてきて。
(解説)いいところですね。
(実況)これからバーディーパットになります。
(実況)山中さん、ちょっとマラソンみたいに、終盤息切れしたということを言っていましたね。
(解説)フロントナインを5アンダーしたんですけれども、後半は結局3オーバーですか。
前半飛ばし過ぎたと本人も言ってました。
(実況)先週の御殿場、今週と、非常にいいゴルフをしていますよね。
(解説)今週、来週頑張ると、日本シリーズ、彼はまた日本シリーズ男と呼ばれているぐらい強いですからね、何とか頑張って日本シリーズに出たいというそういうポジションにいますね。
(実況)そして、谷原がこれからバーディートライ。
谷原も10アンダーにしました。
(解説)藤田君と一緒に回ってますからね。
アウトは、3バーディー3ボギー3パー、藤田君で、2バーディー2ボギーですからね。
現在谷原と池田の賞金の差、およそ865万円、今池田が2位、仮に2位ですと、2000万円。
順位によっては、ここで一旦順位はひっくり返るというダンロップフェニックス、ファイナルラウンドです。
(解説)だけど、こういう1試合1試合、こういう話題があって、見るほうにもやっているほうにもわくわく感があっていいですね。
(実況)さらには青木さん、ハーフターンで5打差あったんですよ。
(解説)それが2打差ですからね。
やっぱり1個のバーディー、1個のボギーで、2ストローク違いますからね。
その辺が逃げるほうと攻めるほうとの、ちょっと間違うと、すぐ変わっちゃいますよね。
(解説)15ヤードぐらいティーが前に来ていますので、景色も大分違うでしょう。
(解説)すごく広く感じるんじゃないですか。
ボールが出てくると。
左の手前の高い木が全く気になりませんのでね、グリーンを狙うときに。
◆ほとんど風は感じないですね。
あるとしたら、若干右から、グリーンの方向に。
(解説)ちょうどいいんだね。
距離的にもちょうどいいんじゃない、300ヤードぐらいだから。
ちょっと右めの感じがするけど、どうだ。
(実況)捉えた!グリーンを捉えました!
(解説)ナイスオン。
(実況)池田勇太、またギアが1段上がりました。
加瀬さん。
やっぱり5ストロークが2になりましたよね。
大分池田の気持ち、変わってきましたよね。
◆確かに2にはなっているんですが、前半5のままなんですけど、2人とも5アンダーで回っているんですよね。
もう本当にね、根性が違います。
(実況)そして、ジャスティン・トーマスは…。
大分奥、14番のほうに行きました。
(解説)この木が、間がどうなんでしょう。
グリーンオーバーしてますよね。
(実況)ジャスティン・トーマスは、この3日間、ドライビングディスタンスは1位ですね。
(解説)2ホールで計測しているんですけどね。
4番ホールと16番ホール、第1位ですね。
(実況)過去3日間、ずっとスコアを伸ばしているケプカ。
ケプカはドライビングの飛距離が2位です。
(実況)初日もスプーンで乗せてきました。
ケプカも捉えた!池田対ケプカ。
13番も物すごい戦いになっています。
青木さん、どっちがいい感じですか。
(解説)どっちもどっちですよ。
(実況)左が池田、右がケプカ。
(解説)入る、入らないになったら、そんなに入れにいくパッティングじゃないと思います。
ただ、ラインに乗って打ててたら是が非でも入れたいというわけではないですから、いいですよ、まだこれはこのままで。
(実況)池田がキャリーが267ヤード。
(解説)ケプカがこれスプーンですよ。
(実況)ですよね。
池田はドライバーです。
実は青木さん、今大会、宮崎に入って左肩を痛めましてね。
ずっと気にしているしぐさをしているんですが。
(解説)ティーアップしてるから、まだボールだけさらえるんでいいんじゃないですかね。
(実況)やっぱり影響は、ティーショットとフェアウェイからの2打目以降とは違うわけですね。
(解説)違います。
ターフを取ってきますから、インパクトで止まりますから、そのときの筋力があるか、ないかなんですよね。
(実況)今、左肩に氷を入れて冷やしています。
そして、ケプカ。
スイングが速いですね。
(解説)スピードが速過ぎますよ。
(実況)キャリーで269ですから、ほぼキャリーがワンクラブ違うんですよね、一緒です。
(解説)しなり方といい、肩の回り方ですよね。
(実況)今年ライダーカップのアメリカ選抜メンバーで活躍しましたからね。
(解説)それと、今大会で一番ワールドランキングのいい選手ですよね。
(実況)21位です。
(実況)トーマスはこの間勝って日本に来たんですが、ちょっと飛び過ぎましたね。
(解説)まだ24歳だというから、荒々しくていいんじゃないですか。
(実況)これから楽しみな選手ですが、さあ18番のグリーン上。
既にホールアウトしているんですが、ディフェンディングチャンピオンの宮里優作。
(解説)きょうはアウトスタートの第1組で、横尾要選手と薗田峻輔選手と3人で回りました。
(実況)今年は最後ガッツポーズで締めることはできませんでした。
ディフェンディングチャンピオンの宮里優作です。
(解説)68、72、73。
ここがちょっと悪かったですね。
(実況)これが昨年の優勝シーン。
これがツアー3勝目でした。
2位が松山選手と、藤本選手でしたね。
(実況)大学の後輩でしたね。
2ストローク差での優勝ということになりました。
(実況)トップのケプカ。
現在18アンダー。
追いかける2ストローク差、池田勇太。
ともにイーグルチャンス。
グリーンをオーバーしたトーマスの低いボール…。
ああ、これ、斜面を上っていきませんでした。
(解説)ちょうど芝のつけ根に当たりましたね。
(解説)かなり泥がついていましたね。
(実況)アメリカのジャスティン・トーマスは23歳。
178センチ。
(解説)マレーシアの試合に優勝しましたよね。
(実況)その優勝をひっさげて、この大会にやってきました。
画面はアルゼンチン出身、今大会、5人の海外招待選手の1人、グリジョをつかまえました。
オリンピックでは8位タイ。
18番、スコアを伸ばすことはできません、グリジョ。
ただ、やっぱりオリンピック出場選手というプレーは、再三この4日間にわたって見せてくれました。
きょうは、4日間で一番いいスコアが出ましたね。
(解説)そうですね。
6月のISPSハンダカップで日本の試合に初出場して、2位という成績が出ています。
(実況)トーマスはこれが第3打。
うまいんじゃないですか。
(実況)この辺うまいですね。
(解説)ちょっとここは下ってますからね。
(解説)トーマスはウェッジを4本入れているんですよね。
46度、52度、58度、60度ですかね。
(実況)これからグリーン上は優勝争いの2人のイーグルトライということになりますが、ファイナルラウンド、ダンロップフェニックストーナメント、放送席の解説は、日本ゴルフツアー機構会長、青木功プロ、そして、日本ゴルフ協会専務理事、山中博史さん、お二人の解説でお送りしていますが、青木さん、5打差があったんですが、ついに2打差。
(解説)1つ言えば、12番のパーパットのケプカのね、あれが、3人ともボギーで肩を並べたので、見ているほうにはおもしろくなりましたね。
(実況)山中さん、本当に世界の若きつわものに、若大将が挑んでいるというね。
(解説)こういうインターナショナルな上位プレーヤーというのは、ダンロップフェニックスの特徴だと思いますし、そんな中で、日本のトップの選手たちも頑張ってますのでね、最後までぜひ、白熱した優勝争いを見せてほしいですね。
(実況)現在13番ホール。
ともにグリーンを捉えて、これからイーグルパットというケプカ、池田の優勝争い。
◆池田選手、真下からになるので、ケプカ選手よりはそんなには大きく曲がってこないと思います。
段を上がっていってのイーグルパットですね。
(解説)2段グリーンの上ですからね。
◆ですから、距離はありますけども、ちょっと入る確率というのは池田選手のほうがあるかもしれませんね。
(解説)トーマスのマーカーのあたりを通ってくるのかな。
ちょっとフックするのかな?さあどうだ…。
届けばいいよ。
惜しい。
(実況)読みは悪くなかったですね。
(解説)やっぱりアップヒルの分だけ少し打ちそびれたというんじゃないですけど、距離があり過ぎましたよね。
(実況)今大会、日本人最初のチャンピオンは中嶋常幸。
あのときは中嶋選手が13番で逆転のイーグルがありました。
この後は、ケプカのイーグルトライ。
(解説)これもちょっと。
(実況)おっと!
(解説)今、一瞬入った…。
◆入ったと思いましたね。
(実況)ただ、この12番、13番を見ていると、加瀬さん、勝利の女神はまだ悩んでいますね。
◆悩んでますね。
かなり池田選手に寄ってきていることは間違いないんですけれどもね。
(実況)先にバーディーパットを、ケプカ、沈めました。
これで19アンダー。
(解説)このバーディーは大きいですよ。
(実況)カップを完全にのぞきましたが…。
(実況)スコアを伸ばしたい13番。
(解説)トーマスはパーですねこれ。
(実況)これがパーパット。
ティーショット、グリーンオーバー、第2打はミスになりました。
ただ、表情はさえません。
そして、続いて池田、バーディーパット。
(解説)これは大丈夫だろうと思いますけどね。
用心に越したことはないですよ。
(実況)このあと14、15と難しいホールが続きます。
(解説)この辺でつまずかなければ大丈夫ですけどね。
計算どおり、この13番、スコアを伸ばしました。
きょうこれで8つ目のバーディーということになりました、池田勇太。
ダンロップフェニックストーナメント、今大会、賞金総額は2億円、優勝賞金は4000万円、ともに国内最高です。
優勝者には、副賞として、メルセデス・ベンツ日本株式会社から完全自動運転につながる最先端技術がかつてないレベルの安全性と快適性を実現した最新のクリーンディーゼルモデル、E220dAVANTGARADESportsが贈られます。
またギャラリープラザで、優勝者気分を味わってもらうイベントを実施。
メルセデス・ベンツ日本はダンロップフェニックスの歴代優勝者に対して、大会期間中、Vクラスを中心とするチャンピオンズカーを提供するなど、大会全体をサポートしています。
今大会、オフィシャルドリンクとして、アサヒビールからノンアルコールビールテイスト清涼飲料のアサヒドライゼロが提供されています。
最終組がやってきた14番のパー4は、436ヤード。
ここは青木さん、グリーンは右が高くて、左が低い。
こういう傾斜になるんですね。
(解説)だけど、今までですと、乾燥していて、飛ぶことは飛んだんですけど、今回は雨が降ってるんで、少し止まるんで、逆に左のラフに行きにくいですね。
(実況)ピンは左、かなり振られていますね。
(解説)左のカラーにいつもとまるんですよ。
今度10ヤードぐらい下まで落ちてきますから、ボギー、ダブル・ボギーになる可能性もありますしね。
(実況)現状で山中さん、14番がきょう5番目、15番が3番目に難しいという、この2ホール、どうしのぐかですね。
(解説)やはりホールの難しさもそうですけど、グリーンだけじゃなくて、フェアウェイ全体も傾斜していますので、そこに対してどういう球で打っていくのか。
非常に頭を悩ませるホールですよね。
(解説)池田君の場合には、フェードボールですからね、フェアウェイの真ん中に立って、いいところへ行くんじゃないですか。
(実況)ここから傾斜で少し真ん中に戻ってきます。
(解説)いいところですね。
きょうのピンの位置に対しては、ワンピン、ツーピンぐらい右側から攻められますから、これだと。
(実況)先ほども左肩痛という話をしましたが、青木さん、その影響というのは見えますか。
(解説)今は、いつも言いますけど、ティーアップしているときは楽なんですよ。
もうだけど、ここまで来ると、半分アドレナリンが出ているので、そんなことを言ってられませんよ。
勝ち負けの…。
2ストロークのところまで来ているんですから。
(実況)現在トップ、このショットもスプーンですね。
ケプカ。
これも戻ってきました。
池田がちょっと先に行ってますね。
(解説)10ヤードぐらいところまで来るんですね。
(実況)画面は18番。
香妻陣一朗を捉えました。
今年、山中さん、頑張ってますよね。
(解説)主催者推薦での出場なんですけれども、58位ですから、60位までの第1シードに入ると、来年、全試合出れるというところですね。
(実況)お姉さんは、女子プロの香妻琴乃選手です。
(解説)お姉さんは残念ながらシード落ちしてしまいましたが。
(実況)きょうの宮崎は、南国の太陽は顔を出していませんが、気温が23度。
ただ、暑く感じるのは、青木さん、気温だけじゃないですね。
(解説)ゲームも熱いですね、見ていてね。
やってる人たちにとっては、ちょうどいいかもしれません。
体が汗ばんできて。
(実況)中継ホールに入ってからは手応えのある表情が続いている、池田勇太。
今大会、2010年のチャンピオン。
まずケプカのほうが先ですね。
◆やはり、前半ずっと見てて、池田選手も5バーディーをとって、それでもね、間隔が詰まらないというのはね、非常につらいですよね。
(解説)そうだね。
◆その中で、ここまで、2ストロークまで来たということは、我慢してた甲斐があったなという、そういう感じのゴルフになってきますよね。
すごくいいと思いますね。
(解説)この辺で一つつまずかないことですよね。
後は。
(実況)残りホールもどんどん少なくなります。
まずはケプカ、セカンドショット。
(解説)これ、アプローチウェッジか。
(解説)フックしてくるかどうか。
(実況)ちょっと距離がありますね。
(解説)自分の思惑どおりの距離で打っているんですけど、ちょっとクラブ選択を間違えたかな?◆池田選手、150ヤード、ピンまで。
9番ですね。
(実況)きのうは左の奥にこぼしました、この14番です。
(解説)ナイスパーだったですね。
きょうは9番ぐらいで、ピンの右側から来るのかな?もう少し右に来てますよ。
(実況)近いところには来ました。
(解説)欲を言えば、もうちょっと上から、右から来たいんですよね。
(実況)楽々バーディーというところではないんですが。
(解説)ないですね。
狙えるところには来てますけどね。
画面は15番に変わりました。
池田同様、きょうは7つ伸ばしています、カート・バーンズ。
ただ、このカート・バーンズがスタート時点で6アンダー、トップとは9つ離れていましたので、本当に山中さん、伸ばしても伸ばしても、追いつかないという感じですよね。
(解説)ただ、バーンズの場合は、シード獲得という1つの大きな目標がありますのでね。
3位になりますと960万円ですか。
(解説)かつてのANAオープンのチャンピオンですね。
(実況)画面、14番に戻りました。
ジャスティン・トーマス。
現在世界ランクは22位という選手。
(解説)ちょっとまばらになってきましたね。
(実況)池田勇太は、今大会、今年途中からなんですが、その前に15番、カート・バーンズのパーパット。
難しい15番は、パーでしのいでいます、カート・バーンズです。
スタートはボギーだったんですが、その後はスコアを伸ばして現在13アンダーのバーンズです。
最終組が14番、グリーン上の戦いです。
ともに…。
まだかなり距離があります。
(解説)これはケプカのラインが勇太の3分の2ぐらいありますから。
流れていくときにどのぐらい切れるか見えますよ。
ただ、ショートされるとわからないんですけど。
(実況)ここまで来ましたね。
(解説)これだけやっぱり池田君がどっちかといったらあんまり切れないんだといったときに、自分の打ち方でいけてるかどうか。
それはアジャストするだけですけれども。
こういうのって、意外と参考になりますよね。
◆あとボールが転がっているスピードがわかりやすいというのは、いいですね。
(実況)画面は一たん15番に切り変わりました。
谷原の第2打は…。
これも少し落ちていきます。
(解説)大丈夫ですね、これはまだ。
(実況)現在日本の賞金ランクトップは谷原。
追いかける池田は、現在、14番プレー中です。
その差が865万円。
同じ組の藤田寛之。
(解説)谷原君よりも藤田君のほうが飛ぶんだ。
(解説)昨日、今日とそうなってますね。
(実況)きょうは後半、息切れ、そんな感じはありません。
藤田寛之。
2012年の賞金王。
これも距離があります。
(解説)ちょっと右を警戒しましたね。
(実況)最終組に画面が戻りました。
14番。
ジャスティン・トーマスのバーディーパット。
これはナイスパット。
この人は、山中さん、画面を見てもわかるんですが、まつげがきれいなんですね。
(解説)そうですね。
人とお話しするときに、目をそらさないです。
あの目で話しかけられると、引き寄せられるようなね。
(実況)本当にそうですね。
ジャスティン・トーマスは14番、パーセーブ。
そして、池田勇太。
シーズン途中からハウスキャディーさんを使っているんですね。
オリンピックの後からですね。
(解説)今、先ほど加瀬君からもあったけど、ライン的にはちょっと長いけども、いいと言ってましたね。
(実況)結構ラインを読んだり、いろんな会話をシモムラユウコ、ハウスキャディーとずっと話をしています、池田。
1打差。
(解説)入ったらおもしろいんですけどね。
(実況)1打差に来ました!ついに1ストローク差!ほんの1時間前までは5ストローク差ありました。
(解説)9個までですよ、きょう。
(解説)1ホールに1つどころの騒ぎじゃない。
(実況)ケプカはパーセービングパットになります。
ケプカは池田選手のアイアンショットを絶賛していましたからね。
きのう終わった後に。
本当にすばらしいボールストライカーだと。
(実況)ケプカはこの14番、パーをセーブしました。
ダンロップフェニックストーナメント、ついに池田が
(実況)池田が1打差に捉えました。
19アンダー、ケプカ、18アンダーの池田。
この15番ホールは、465ヤードの14番とは逆です。
青木さん、左が高く、右が下がっているというところですね。
(解説)昔みたいに、フェアウェイの、乾燥はしてないんで、意外とフェアウェイの真ん中に落ちても右のラフまでは行かないですね。
ここ2〜3回雨が降っていますから。
そういう意味では、心配しないでティーショットを打てるから、結構広く使えますよ。
(解説)フェアウェイ正面にある木も今年はティーマークをかなり前のほうにつけてますのでね。
(実況)左に見える木ですね。
ちょうどあの木が邪魔になるんですが、今回はほとんどの選手が越えてくると思います。
(解説)池田君、この15番、好きなんですね。
3日間バーディーですものね。
立ちやすいと見てましたね。
(解説)15、16は立ちやすいって言っていましたね。
(実況)このフェニックスカントリークラブ。
残りホール、15、16がパー4。
17はパー3、18番はパー5。
(解説)この辺ですね。
(実況)難易度も交互に難しいやさしいという、繰り返しになります。
(解説)決して易しくはないんですけどね。
見てみると、そういう結果が出ているだけであってね。
(実況)難しくないという言い方ですかね。
(実況)曲がりましたね。
(解説)珍しく曲がったよ。
◆左です。
林の中です。
(実況)結構奥に行きました。
◆結構奥へ行ってます。
(実況)ここまで順調に来ていたケプカにちょっと変化が起きています。
15番グリーン上、左から第3打がここまで来ました。
(解説)入れに行っているのに転がらなかったですね。
(実況)山中さん、コンディションで言うと、今週はきのう、おとといと、ちょっと雨が降りましてね。
(解説)グリーンのスピードで言うと、12フィート弱ぐらいですね、コンパクションが21から22、3.0で仕上げている、新しい芝、ベント芝の種類の芝ですね。
(実況)最終組、池田は、フェアウェイを捉えましたが、ケプカ、大きく左に曲げています。
ケプカ、前はどうなっているんでしょうか。
(解説)ちょっと無理ですね。
(実況)加瀬さんの姿も見えていますので、また後ほど加瀬さんからのリポートが入ると思います。
グリーン上は、藤田寛之のパーパット。
(解説)これだけ持ってきたんですか。
(実況)ベテランの藤田、15番はパーセーブ。
後半は2つのバーディー。
後半はボギーは出ていません、藤田寛之です。
ダンロップフェニックストーナメント、14番、
(実況)トップを走っている、アメリカのブルックス・ケプカ、15番、ピンチです。
左の林。
加瀬さん、どんな状態ですか。
◆前に、グリーン方向にテレビ塔があるので、これ右になりますね。
(実況)右に。
◆これ、右だと、球を低く打って狙えますね。
確かに難易度は高いですけども、バンカー方向に低く出しての、ちょっとフックですかね。
(実況)この辺出して正面、グリーン方向、どうなっているでしょうか。
ちょっと画面切りかわりましたが。
池田はフェアウェイキープしています。
(解説)臨時の動かせない障害物という。
普通の障害物と違い、介在、ボールの飛んでいく方向にそうすると、障害物の端っこからワンクラブ以上、ツークラブ以内のところにドロップができるんですね。
このタワーがそうですね。
◆山中さん、今、はかってますね。
右か左か、どちらが近いか。
(解説)ニアレストが左に行くと、かなり今度はもっとより厳しくなるので。
左に行ったら、多分このまま打つんじゃないですかね。
(実況)画面はきょう7つ伸ばしているカート・バーンズ。
(解説)結局追い込まれているというのが心理的に働いているかもしれませんね。
(実況)183センチ、89キロのカート・バーンズ、16番のバーディーパット。
(解説)今のままもし、1360万円が上乗せされますのでね。
シードランキングが一気に見えてきますよね。
(実況)入れました!これできょうはカート・バーンズ、8つスコアを伸ばすということになりました。
14アンダー。
単独3位に上がってきています。
左の林に入れたケプカですが、山中さん、結局これはどういうことですか。
(解説)右サイドに救済を求められたんですね。
ボールと、ピンとですね、障害物の一番端っこを結んだところが、ポイントにして、そこからワンクラブ離して、さらにそこからワンクラブのところにドロップをするというルールですね。
もちろんノーペナルティーなので。
左側に来れたということで、かなり…。
ラッキーですね。
今、落ちたところからツークラブ以内にボールがとまってれば、インプレーになりますけども。
(実況)谷原が、16番、これから第2打になります。
(解説)このセカンド、ここから3ホール、大事ですよ。
(実況)現在賞金ランキングトップ。
2位の池田とは、865万円の差。
(解説)きょうは右から3ヤードのところですね。
(実況)いっぱいいっぱいに乗せてきました。
青木さん、見ていても、パッティングの状態は悪くなさそうですね。
(解説)ないですね。
ただ、1つ紙一重で外れているのが多いですね。
(実況)最終組に画面、戻りました。
(解説)結局、2回目のドロップしたところがインプレーと判断して、ですかね。
(解説)ツークラブ以内に止まったんですね。
◆これ、動いてたら、本当に横に出すだけというところだったんですが。
(解説)大ラッキーですよね。
(実況)この位置にピンが見えています。
◆先ほどよりもっと楽にグリーンを狙える場所に来ていますね。
距離は179ヤード。
(解説)6番か5番ぐらいで、フック、フックかからなければ、バンカーでもいいぐらいですなんですかね。
◆7番アイアンです、青木さん。
そこまで低く出さなくても、平気なところまで来てます。
ただ、フックは大きくかけると思います。
(実況)グリーンの右手前にバンカーがあります、15番。
(解説)あそこでいいと思っているんじゃないですかね。
(実況)グリーンに乗ってきました。
(解説)この救済は成功しましたね。
(実況)まだ流れ、切れていないというケプカですね。
(解説)まだついてますね。
(実況)そして、待たされた池田勇太。
◆164ヤード。
8番アイアン。
(実況)ぴたっと止まって、距離は合っていましたが、ちょっと左でした。
(解説)あそこで傾斜で、もう少しピンのほうに寄ってくると、本人は計算していると思うんですけれども。
(解説)あの半分まで来たら、ぴったり行くからね。
(解説)とまってしまいましたよね。
何でだという目で見ていましたね。
(解説)距離はぴったりなんですけれどもね。
(解説)でも、先ほどのケプカ選手の間、池田選手は、我関せずという感じで。
(実況)これが今左ラフから、林に入れた、ケプカの第2打。
(解説)これが、もうあと30センチぐらい手前ですと、ずっと戻ってくるんですよね。
傾斜があって。
(解説)そうすると、ピンのほうに行くんですよね。
(実況)もう青木さん、ほぼ狙いどおりのショットができましたね。
(解説)できましたね。
ここまでドロップできたというのが、まだちょっと勝利の女神に見放されていないのかなというのも一つですね。
(実況)このショットでグリーンをとらえました。
ケプカは、飛距離ばかりが注目されますが、本人はパッティングのうまさも知ってほしいんだよということを言っているんですよね。
(解説)何回となく言ってますよね、僕はパッティングがうまいんだと。
(解説)こういう小技も、フックかけたり、いろんなことをする選手ですね。
(解説)でも、今週はケプカは、パーキープ率も1位だし、パーオン率も1位だし、ドライバーの距離が2位で、フェアウェイキープ率も2位で、サンドセーブもですからね。
統計上、この位置にいるのが当たり前というかね。
という感じですね。
(実況)最終組を大勢のギャラリーが囲んでいます。
15番。
小平智、18番。
560ヤードのパー5。
小平、これから第2打。
小平が今、グリーンを狙っていきましたが、終盤、この18番には青木さん、ここでもイーグルチャンスというのが今、小平は…。
(解説)来るかもしれませんよ。
足りないか。
お山のてっぺんでとまっちゃいましたね。
(実況)そして、画面は16番。
藤田の打ち終わった第2打。
(解説)ちょっとラフの分だけオーバー、スピンがかかりましたかね。
(実況)かなり奥。
ダウンスロープになります。
藤田のバーディーパット。
かなり軽く打ってきて…。
(解説)入るんじゃないですか。
(実況)惜しい!
(解説)珍しいですね、藤田選手がああいうしぐさをするのは。
(実況)画面は最終組に戻りました。
15番です。
ブルックス・ケプカ、そして池田勇太、ともにグリーンを捉えました。
これからバーディーパット。
◆青木さん、これはかなり難しい。
段を下っていくんで、これタッチが出るかなという感じですね。
(解説)軽いフックでダウンスロープで。
◆2段グリーンを下ってきますのでね。
(実況)この辺から下って…。
(解説)左に来ないんでしょう。
(実況)思ったほど来ませんね。
(解説)だからこれ、池田君でも下りですからね、そう簡単にコンコンコンコン、打つライじゃないですからね。
(実況)池田勇太の声が聞こえましたが、結構プレー中、いろんな声を出してますね、今週の池田勇太。
(解説)これはどっちかというと、フックに見えているんですよ。
フックめに打ったけど、右へ行っちゃうんですよね。
要注意です。
速いからね。
(実況)ケプカはバーディーパットを外しました。
◆これは本当にさわるだけですね。
(実況)池田はこのバーディーパット、沈めると、ケプカを捉えます。
◆左から流していく感じですね。
(解説)いい感じだと、そのまま真っすぐ行っちゃうんだよね。
どこまでの距離感で打ってくるか。
ちょっとスライスめの感じで見ていますね。
(実況)大分慎重です。
◆でも、青木さん、これはインパクトの強さでも全くラインが変わってしまいますもんね。
(解説)もうボールがひゅっと1個早く出たがために切れなかったりね。
ちょっとスライスめに読んでいますよ。
(実況)ついに捉えた!日本の若大将、ケプカを捉えました!!
(解説)これはすごいですね。
(実況)何ときょう、9アンダーです。
(解説)10バーディーだよ。
(解説)最後、ちょっとね、向きをね、右に向いたんで、どうかなと思ったんですけどね。
(実況)これだけ切れましたか。
(解説)結構スライスに切れてますね、これね。
山中さん、きょうランクでは3番目に難しいホールですよ。
(解説)ケプカは池田選手と5打差で出て、本人もトゥデイ4アンダーで回って追いつかれちゃったわけですよね。
やっぱり心中穏やかではないと思いますね。
(解説)心中穏やかではないと思いますね。
(実況)続いてジャスティン・トーマス。
(解説)大体ああいうのが普通ですよね。
(実況)アメリカのジャスティン・トーマスは12アンダー。
自然と笑顔が出ますよね。
(解説)これも安心できませんよ。
(実況)いっぱいいっぱい。
何とかパーをセーブしました。
ついにこのケプカを池田勇太が捉えました。
19アンダーで2人が並んでいます。
ダンロップフェニックストーナメント、ファイナルラウンド。
残りはいよいよ3ホールです。
このパッティングは、見ていてもしびれました。
青木さん、真ん中から来ましたものね。
(解説)弱くはないんですけど、ラインから外れてないと、転がりが順回転…。
(解説)いい感じで、いい勢いで行ってたものね。
(実況)これから最終組が向かう、16番のグリーン上、谷原のバーディーパット。
(解説)もうそろそろこの辺で1個とりたいでしょう。
(実況)最後、ちょっと右に切れました。
この辺はパッティングの強弱によって、切れ方が変わります。
現在賞金ランクトップ、2位の池田とは865万円差。
池田には、ついに4000万円、優勝が見えてきましたからね。
(解説)こうなってくると、1つでも2つでも谷原君は上に行きたいですよね。
◆大歓声、聞こえたんですが、そっちは見ることはなかったですね。
(実況)そして、最終組、この前の組には、MBS井上雅雄アナウンサーがついています。
残りは3ホール。
まずは16番のパー4、402ヤード。
ここは右ドッグレッグの地点に、2つのバンカーが口をあけています。
バンカーを越えると、エッジまでが100ヤード。
大体越えてきますけどね。
(解説)越えれば、100ヤード以内ですね。
きょうは、13ですから。
ちょうどいいところですよね、100ヤード前後。
(実況)ただ青木さん、池田勇太も追いついたことで、気持ちは変わってきますよね。
(解説)ですね。
よし!という気持ちが働くのか、働いていい方向に行くか。
まだまだと言って、打っていくのか。
今のスイングを見てると、そんなによしという感じじゃないですね。
いいボールですね。
黄色いのが100ヤードですから、大体110ヤードぐらいですね。
(実況)フェアウェイ、ほぼ中央に持っていきました。
(解説)あの黄色い100のポイントまで、約280ヤードですね。
ちょうど280ヤードぐらい飛んだという感じですね。
(実況)画面18番、小平のイーグルパット。
(解説)これはお山のてっぺんですけど、ここからずっと下っていますから、どこまで読んで、距離を合わせられるか。
(実況)最終組もこの後、この18番でイーグル合戦ということになるんでしょうか。
(解説)結構打ちましたよ。
(実況)タッチは悪くないですね。
(解説)いいですね。
(実況)初優勝から4年連続勝利を上げています、この小平。
4勝のうち2勝が日本のメジャーです。
最終組に戻りました、16番。
ケプカのティーショット。
(解説)ここからですよ。
もうボールを曲げてられないですよね。
(実況)15番は左に行きました。
ここまで池田を越えてきました。
(解説)そっくり越えていってますね。
(実況)飛距離はすごいですね。
(解説)キャリーで330ぐらい行っているんじゃないですか。
(解説)行ってますよね。
(実況)ついに池田、15番でトップに並びました。
18番に戻りました。
小平、
(解説)これが入ると7位ですからね、7位タイですから。
(実況)ここまできょう、5つスコアを伸ばしています、小平。
もったいない。
(解説)もったいない、打ち損ないましたね。
(実況)ツーオン、グリーンを捉えたんですが、きょうは66といいゴルフをしたんですが、最後の一打で
(実況)43回目の戦いも、残りは3ホール。
16番はパー4、17番パー3、18番、イーグルも狙えるパー5という、3ホールです。
(解説)難易度が、ちょうどおもしろいところですね。
フォローの風が…。
(解説)そうすると、18番、戻る感じはありますね。
◆でも、そこまで感じるけど、そこまで左右されるような風ではないですね。
(解説)ただ、旗を見るとフォローだなって見ちゃうと、加減しちゃいますよね。
◆99ヤード。
(解説)あら?ダフったぞ。
おい。
(実況)グリーンは捉えましたが、ピンまではかなり距離があります。
(解説)52度でカットしようとしましたね。
(解説)ちょっと体が流れたかな。
(解説)ちょっと体の回りが遅かったかな。
(実況)さあ、確認しましょうか。
(解説)ちょっと肩が回ってませんね。
いつもの池田君じゃないですね。
(解説)やっぱり並んで、微妙に気持ちの変化が体にいろいろ影響を与えるかもしれません。
(解説)バーディーチャンスにつけたい。
だけどあんまり無理したくないという、そういう気持ちが働いたかもしれませんよ。
(実況)追いつかれたケプカ。
奥です。
(解説)2人とも、アドレナリンが出てきてますね。
(実況)山中さん、今、青木さんがおっしゃったアドレナリン、はかれませんからね。
(解説)そうですね。
マッチプレーですね、こうなると。
だから、一打一打で形勢がそれぞれ逆転したりとか、入れかわったりとかしますから。
(実況)ジャスティン・トーマスは、右のラフからになります、第2打。
(解説)飛んでますよね。
(実況)すごい、バーディーチャンス来ました。
(解説)前の2人に、これが一つ欲しいやね。
トーマスも、この19アンダー19アンダー、2人いる中でよく頑張ってますよね。
(実況)池田勇太が今、リーダーボードを見て、順位を確認しました。
それではこの日本の池田、アメリカのケプカ、ここまでのハイライトをごらんいただきます。
もうとにかく2人でどんだけバーディーが出ているんだというこの最終日です。
7番、第3打をぴったり寄せてきました。
そして、ケプカ。
ケプカもバーディーを奪いました、7番です。
ここはとりたい7番ですよね。
明暗分かれたのは、この10番でした。
池田勇太は第2打を、これもピンそば、バーディーチャンスにつけました。
(解説)打ち上げのパッティングですから、いいんですよね。
(解説)2人でバーディー15個ですか?
(解説)16個。
(実況)すごいですね。
10番ではこのケプカ、パーパットを外しました。
この時点で2人の差、5打差から3打差。
そして11番。
165ヤードのパー3。
これはピンそば、ぴたり。
これを沈めて2打差。
この2打差の段階で中継ホールに入りました。
そして、この14番、まず沈めて、やっぱり圧巻は青木さん、この15番ですね。
(解説)これですよ。
これ、とまらなかったら…。
(実況)これを沈めて、池田、ついにケプカを捉えました。
そして、残りは3ホール。
16番のグリーン上の戦いになります。
2010年の今大会のチャンピオン、池田勇太。
先にケプカですね。
(解説)これも結構左に曲がりながら、結構下っているので、速いですよ。
左に行っちゃうでしょう、これじゃ。
結構速いでしょう。
(実況)そして続いて池田勇太。
このケプカ、初優勝は松山を破っての優勝でした。
2015年。
そのフェニックスオープン、今年また松山が勝ちました。
アメリカはこんな選手がごろごろいるんですね。
(解説)そう言えば、誰が勝ったんだっけという感じの人がいっぱいいますよね。
(実況)ただ山中さん、間違いなくこのケプカあたりも数年後、メジャーでトップに来る選手ですね。
(解説)そうですね。
ダンロップフェニックスが輩出した、世界四大メジャーのチャンピオンもいるわけですよね。
33人のチャンピオンの中で、11人メジャーチャンピオンですよ、このフェニックスは。
(実況)そして、涙をのんだ選手がその後、メジャーを制するという選手もいます。
池田勇太がこれからバーディーパット。
◆これをずっと下っていきますね。
(解説)下っていって、最後スライスする感じ?◆そこがね、ここのグリーンの難しいところだと思います。
(解説)真っすぐ行って、右左行きやすいラインだよね。
◆ですね。
(解説)打ってますね。
ちょっと右行っちゃったか。
◆真っすぐ下っているように見えるんで、最後、そのまま抜けるんじゃないかという気持ちになりやすいラインですよね。
(実況)ただ、加瀬さん、パッティングの感じは悪くないですよね。
◆きょうはきのうよりもはるかにいいですよ。
(実況)最終組はラウンド解説、加瀬秀樹プロにお願いをしております。
放送席の解説は、日本ゴルフツアー機構、青木功会長、そして、日本ゴルフ協会、山中博史専務理事でお送りしています。
先に池田がパーパットを沈めました、16番。
(解説)このケプカのラインも、そんなに易しくないですよ。
ちょっとまばらになってますんで、ちょっとジャンプしたりなんかすると、切れないライが切れたりしますから、この辺になってくると、微妙に神経質になっていますからね、切れたりなんかしますよね。
◆1メートルちょっとありますね。
(解説)今のパッティングどおり、打てるかどうかですね。
(実況)しっかり沈めてきました。
池田対ケプカ、この16番はともにパーでホールアウト。
残り2ホール、パー3とパー5。
(解説)パー3はパー、パーなのか、バーディーをとったほうが勝ちなのかという、1つのあれですけど、今回の17番のピンはちょっと難しいですよね。
(実況)ジャスティン・トーマスは、これがバーディーパットになります。
(解説)本当はこれどっちかというと、
(実況)43回目の戦いも、残りは2ホールです。
日本の池田勇太。
アメリカのブルックス・ケプカ、2人が並んでいます。
(解説)トーマスが打つんで、クラブが参考になりますよ、先に。
(実況)この17番ですが、186ヤードという表示のパー3です。
(解説)きょうは、フロントエッジまで164。
ホールカップが6ヤードのところに切っていますので、トータルが170ヤードということで、池を越えた、すぐの、ところにピンが切っていますね。
手前が少し短く刈り込んでありますね。
(解説)ショートすると、戻りますよね。
(実況)まずはジャスティン・トーマスです。
トーマスは8番アイアン。
ぴたっと止まりました。
距離ぴったり。
(解説)8番で170ですか。
結構飛びますね。
(実況)池田勇太はセカンドラウンド、このパー3、3番でしたがホールインワンを達成しています。
ツアーでは初めてだそうですね。
(解説)そうなんですか。
(解説)6番アイアン。
◆きのうから見てると、このケプカ選手とは、本当にアイアンの精度は変わらないですね。
すごくいいと思います。
(解説)このティーショット次第だ。
7番ぐらいかな。
(実況)先ほど11番のパー3でも1つスコアを伸ばしました。
(解説)7番ぐらいだね。
よさそうだよ。
(実況)来ました!バーディーチャンス!
(解説)よさそうですよ、今のは。
(解説)今週はね、ショートのバーディー率、多分多いと思います。
(解説)それだけショットがいいんだね。
(実況)きのうも6番でもとりましたしね。
(解説)これが入って最後取ると、10アンダーで60でコースレコードですね。
(解説)我々が騒ぐことじゃないんですけれども。
(解説)ちなみに今は丸山茂樹選手ですね。
丸山選手の61がコースレコードです。
(実況)さらに近いところ!
(解説)おもしろいね、これは。
ギャラリーになっていますね、我々。
(実況)本当にいちギャラリーですね。
池田がすごいところにつけたと思ったんですが。
(解説)その内側に来ますからね。
◆でもね、前半からこういう感じなんです。
とってもとっても追いつかないという。
(実況)まさにマッチプレーの様相を呈してきました。
そして、ケプカ。
同じ組のトーマスが優勝しての来日ですが、ケプカも先々週、2位に入っています。
(解説)非常にいい感じで入ってきていますよね。
(実況)とにかくこのケプカと池
(実況)かつてはジャンボ尾崎が、この池に落としましたが、その後、しっかりカバーして優勝したという、年もありました。
(解説)水道の蛇口の中に入ってね。
(実況)噴水ですね。
(解説)あそこに入って、あそこにだけど、入ります?
(実況)ホールインワンみたいな感じですよね。
(解説)でも、そこをボギーでおさめたことが、最終ホールの大逆転を生んだんですよね。
(実況)その前に、今大会の海外招待選手の1人、スマイリー・カウフマン。
18番のバーディーパット。
(解説)この選手も非常に距離の出る選手です。
(実況)188センチ。
間もなく25歳になろうという、11月31日生まれのスマイリー・カウフマン。
初優勝は最終日、7打差の大逆転でした。
(解説)これも61かなんかでね。
(解説)61ストロークですね。
(実況)きょうは池田勇太が5打差の大逆転なるかという展開になっています。
スマイリー・カウフマン。
(実況)現在世界ランクは96位ですが、これからじわじわ上がってくる可能性のある選手です。
そして崔虎星。
(解説)きのうは見せてくれましたからね。
(実況)13番で、手前からバックスピンがかかってのイーグルがありましたからね。
(解説)前、チップインバーディーでしたね。
(解説)これイーグルですか、これ。
(実況)届かなかった。
ちょっと山中さん、ワイルドな感じのする韓国の選手ですよね。
(解説)一時は髪の毛を伸ばしたり、今、ひげをのばしたり、派手な服を着たり、おもしろいアクションをする選手ですね。
(実況)17番、最終組、グリーン上。
ジャスティン・トーマス、バーディーパットは外れました。
(解説)池田君のスライスラインというのはわかってるんでしょうけれども。
◆青木さん、それが正解なのかどうかね。
(解説)わからないよね。
◆ケプカはついてるだけに、これは絶対に外せないから。
(解説)スライスした、やっぱり。
やっぱり下からフック…スライスか…。
やっぱりと言っちゃいけないんですけれども、見えないんでしょうね。
(実況)そして、ケプカのバーディーパットになります。
17番。
これだけの距離です。
(解説)これも打ち損なうと、左へ外れそうな感じなんですけどね。
(実況)左から入れてきました。
これでケプカ、20アンダー。
再び単独トップに返り咲きました。
(解説)さあ、池田君は、最後イーグルだ。
(実況)2010年のチャンピオン、池田勇太。
ジャスティン・トーマスは、これがパーパットになります。
ジャスティン・トーマスはパーセーブの17番。
そして池田のパーパットを残します、グリーン上です。
(解説)今の、ちょっと、見えたんでしょうね、真っすぐ打てばいいというようなね。
(実況)これで池田は1打差で最終18番を迎えます。
(実況)イーグルを狙える18番。
いよいよ最終組が最後の18番ホールに向かっていきます。
ダンロップフェニックストーナメント、池田は2010年、このトロフィーを手にしています。
初めて参戦のケプカの手に渡るのか、池田の手にもう一回かえってくるのか、最終日、最終組、最終ホールにやってきました。
(解説)ティーショット次第ですね。
(実況)ダンロップフェニックス、43回目の戦いも、いよいよ大詰め。
最終組が最終ホールにやってきました。
(解説)真ん中に…。
(実況)これ距離が出ました。
フェアウェイの左サイド。
すごいですね。
◆これ、青木さんね、最終ホール、この状況だと、結構たたけばいいという感じのホールになっちゃいますもんね。
左のバンカーを越えていくんで、彼らにとっては。
(実況)グリーン上はカート・バーンズ。
バーディーパットを外して、苦笑い。
続いてティーグラウンドはジャスティン・トーマス。
(解説)今、言っていた加瀬さんの、左のバンカー、280ヤードのキャリーがあれば、越えるバンカーですね。
(実況)出てますね。
(解説)さあ、これで池田がフェアウェイの真ん中へ持ってこれるかどうか。
◆ただ、池田選手の場合はキャリーが10ヤード。
余裕があるかなという感じなんでね。
そうなると、このホールは狭く感じてしまいますよね。
(解説)これはあれでしょう、少々飛ばなくても、250ちょっと内側に入るぐらい、フェアウェイからですよね。
勝負は。
◆いいですよ、ど真ん中に行っています。
(実況)真ん中です。
(解説)まだまだ大丈夫。
(実況)ちなみにケプカは左サイド。
(解説)プレーオフの場合も、この18番ホールを繰り返して使いますね。
過去10回、このダンロップフェニックスではプレーオフの実績があります。
最後は2014年の松山選手と岩田選手ですね。
それが最後のプレーということになります。
(実況)カート・バーンズはきょう63のプレー。
14アンダー。
現時点で単独3位でプレーを終えています。
(解説)3位だったら、シードになるんじゃないですか。
(実況)そうですね、可能性出てきましたね。
(解説)単独3位だと、1360万円ですからね。
ジャスティン・トーマスが最後バーディーをとると、3位タイということになります。
(解説)1000万円ぐらい、シードにはなる可能性はありですね。
(実況)来週、このダンロップフェニックスが終わりますと、カシオワールドオープン。
シード権争いはまだまだ続くとい
(実況)20アンダーのケプカ。
19アンダーの池田勇太。
セカンド地点に向かっていきました。
18番、グリーン上は藤田寛之が今ホールアウトをしました。
ベテランの藤田。
先週、今週と、いいゴルフが続きました。
(解説)10アンダーですか。
そして、賞金王争い、現在池田の上を行っています谷原。
(解説)ここで池田は、もう2位は確実ですから。
グリーンオーバーしたんですね、セカンドで。
(解説)単独7位になるのと、6位タイと、違いますからね。
(実況)このバーディーパット、沈めると、単独6位です。
外した。
(解説)アプローチがちょっと弱かったですね。
(実況)6位タイというところですから、このまま行くと、山中さん、きょうの段階で、池田、谷原はひっくり返るという形ですね。
(解説)もう間違いないですね、ひっくり返るのは。
(実況)来週のカシオワールドオープン、こちらでどうなるかというのも注目の賞金王争い。
そして優勝争いもいよいよ大詰め。
(解説)ケネディですね。
(実況)ブラッド・ケネディ。
最終組の1組前がプレーが終わりました。
(解説)今年は世界ランキングトップ20のうちの3人が出てますので、この大会のワールドランキングのポイントも高いんですね。
したがって、池田選手が、優勝、あるいは2位になるとぐんと上がりますから、そうすると、年度内50位というのが見えてますのでね。
(実況)マスターズですね。
(解説)かかってきます。
(実況)加瀬さん、距離はどのぐらいですか。
◆ピンまで246。
エッジ222。
(解説)ちょうどいいんじゃないの?◆クリーク持っていますね。
ややフォローが吹いてきていますね。
セカンド地点。
(実況)そして、きょうのピンが手前から24、左から4。
(解説)ちょうどバンカーの角にかかっていますね。
(実況)青木さん、狙いどころ、どの辺に落としてくるのがいいんですか、グリーン上。
(解説)乗って一番いいところは手前にちょっとお山がありますけども、そのお山の真ん中辺ですね。
ピンの右側が一番いいんです。
それから左に曲がってきますから。
どういうボールの攻め方でいくか。
(実況)勝負の行方を決めるセカンドショット。
(解説)ちょっと右に行ってます。
(実況)ぎりぎりカラーのところでした。
(解説)あれを越えてきちゃえば逆によかったんだけどね。
越えてきてしまえばいいんですけどね。
(解説)次のパットというか寄せが大変ですね。
(解説)これは大変ですよ。
あの尾根を使ってこなきゃいけないから。
(実況)これを見て、1打リードのケプカは、気持ち的には大分楽になるんですか。
(解説)楽です。
(実況)その前にジャスティン・トーマスです。
◆2アイアンです。
これも右行ってますね。
(実況)さらに右。
(解説)バンカーじゃないの?
(実況)バンカーのさらに右でした。
◆ケプカは、エッジ210ヤード。
トータル234。
4アイアンで持ってますね。
(解説)乗ればもうけもんという感じで、目いっぱい打ってくるんでしょうけど。
(実況)18番でミスがあって、左のリーダーボードの掲示板があるところまで行きました。
(解説)パターで2パットで行こうと思って刻んだパットが入ってね。
◆青木さん、3番アイアンです。
グリーン上の尾根を越えることを考えますよね。
(解説)越える越えないが違うからね。
オーバーでもいいと思っているからね。
◆とにかく、尾根を越えて、狙っていくということですね。
ちょっと右めです。
(実況)右の奥。
ちょっと戻ってきましたが…。
(解説)まだこっちのほうが池田君より易しいかな。
(解説)そうですね。
尾根を越えなくていい分ね。
だけど、まだわかりませんよ。
(実況)ケプカ、池田ともに、思いどおりのショットは打てませんでした、セカンドショット。
(解説)だけど、この18番、560ヤードをアイアンで打ってくるんですから、そんなに曲がらないといえば曲がらないですよね。
1ストローク勝っている人のほうが楽ですね。
このままいくとね。
もうちょっと振り切れていたら返ってくるんですけどね。
(実況)このちょうど、ちょっと後ろに尾根があるわけですね。
2010年のチャンピオン。
(解説)このままボールでしたらいいんですけど、ここからちょっとスライス、カットめに入っているんですね。
だから、右にちょっとすっぽ抜けたような感じのボールになってますよね。
(実況)きょうはスタート時点で5打差。
お互いにバーディー合戦。
ハーフターンで5打差あったんですが、その後、すぐ追いつきました。
(解説)追いつくのは早いんですけど、17番のあれが、2人とも入っていたならば、おもしろい試合が見れたんですけど。
(実況)今一番近いところに見えているのが、ケプカのボール。
向こう側、白い点が見えているのが池田勇太のボールです。
(解説)ケプカが21アンダーになって、233ストロークになるので、大会記録になりますね。
(実況)優勝争いの2人がともにグリーンぎりぎりのところ。
1打追いかける池田勇太。
その前にグリーンを外したジャスティン・トーマスが、バンカーの向こう側から打ちます。
第3打。
(解説)上げるのか、転がすのか。
(解説)これ、乗ってくるか。
(解説)いいですよ。
もうちょっと…。
あらあら…。
きのうのピンのところへ行っちゃった。
もうちょっと行くと思ったんでしょうね。
ラフだから。
(実況)アメリカのジャスティン・トーマス、26歳。
現在ランキング、世界ランキングは22位。
◆青木さん、池田選手はスネークライン。
初めにフックしていって、そして、スライスというね。
(解説)山の上からスライスしてくるんだよね。
◆だから、非常に難しいですね。
ケプカ選手は、もうずっと下りのパッティングになりますね。
(実況)打ち出して、ちょうどこの画面ですと、右から左の方向に向かって尾根が走っています。
加瀬さん、そんなパッティングを池田はどういう気持ちで打っていったらいいんですか。
◆1パットを狙うといっても本当にこれはもう入ったとしたら、本当に奇跡ですね。
そういうようなぐらいのラインですよね。
(解説)これは、まあチップインを狙っていくしかないんじゃない。
◆ただ、カラーなんで、今、パターを持っているんで、そういった意味では、ずっと転がしていかなければいけないというね、余計最初の傾斜の、フックの傾斜のスピード。
そしてそこをどういうふうにクリアして、そしてスライスラインに乗せていくかという感じだと思うんですけどね。
(解説)これはだけど…。
(実況)そして、これがケプカのボールです。
(解説)2人ともパッティングでやるんですけれども、2人ともどういう思惑で打つんだろうって、また見ものですね、これ。
◆ですから、池田選手のラインを見たら、ケプカ選手は本当に楽に見えちゃいますね。
それぐらいの差があるところですね。
(解説)これ逆だったらおもしろかったのになあ。
(実況)ただ、前半、ハーフターンの時点では5打差。
終盤にこんな戦いが来るとは思ってもいませんでしたね。
(解説)やっぱりチップショットしますよ、多分。
グローブをはめましたから。
◆そのほうが、恐らく2パットというのは考えてないと思うのでね。
入れることしか考えないので、やっぱりチップショットのほうがいいでしょうね。
(解説)手が緩んじゃうかもしれませんからね、パッティングでね。
(実況)これが入れば21アンダー。
◆ですから、チップショットですから、落とし場所、ずっと転がしていくんではなくて、宙に浮いてるね。
キャリーの部分がありますから、その落とし場所だけを考えればいいんで。
この状況でしたら…。
(解説)ちょうどこのピンと重なったけど、山の中腹でマウンドを越えたところに、今度は下りのほうに使われるんでしょうね、多分。
ちょっと黒くなったあたりの先でしょうね。
(実況)これはすばらしいアプローチですけどね。
(解説)来たら入りますよ。
完璧ですね。
(解説)これはケプカのほうのパッティングも、そんなに易しくないから。
◆ですから、逆に今の下りのスピードをケプカは見ていますので、速くないなと感じながら打ってしまうと、ちょっとオーバーするかもしれませんね。
(実況)でも、表情を見ていると会心のショットですね、今のね、池田はね。
(解説)自分では完璧だよと言っているような感じですよ。
(実況)そしてケプカ。
止まらない。
とまりません。
バーディーパットは、この後、池田の倍以上の距離。
◆うーんという感じの距離ですね。
今までは、ほとんどこういうのは外さなかったんですけれども、この状況でどうでしょうね。
(実況)ケプカが21アンダー、トーナメントレコードで優勝を飾るのか。
あるいは池田が追いついて、プレーオフにもつれこむのか。
世界基準の戦い、ダンロップフェニックストーナメント。
(解説)そんなに切れなかったんですね。
少し切れてきただけですよね。
(実況)そしてカップを過ぎてから、想像以上に奥に行きました。
ジャスティン・トーマスの、これがバーディーパット。
ちょっと弱いですね。
◆青木さん、これ、先ほどの17番と逆のパターンですね。
池田選手は確実に入る距離にある。
その中で、どういうふうに打てるかどうかですよね。
(実況)アメリカのブルックス・ケプカ。
2016年、ライダーカップアメリカ選抜メンバー。
池田が見詰める中、決まれば優勝というバーディーパット。
入れてきました!猛追する池田勇太を最後は突き放しました。
アメリカ、ブルックス・ケプカ、26歳。
ダンロップフェニックス、初参戦で初優勝を飾りました。
(解説)この人もあれですね。
(実況)彼女の、ガールフレンドベッキーさんという方が。
(解説)横にいたのが、マネージャーですね。
(実況)最後はしびれるパットだと思いましたが。
(解説)左から出たかと思ったんですけどね。
(実況)ジャスティン・トーマスのパーパット。
(実況)一打及ばなかったんですが、青木さん、池田勇太、すばらしいゴルフを展開しましたね。
今回。
(解説)この肩が痛いとか、何が痛いと言ってましたけど、これだけのゴルフができるんですから、もうあれですね、2週3週続けてやっても、もう一回ぐらい勝つんじゃないですかね。
(実況)そして池田勇太、バーディーパット。
20アンダーにしました。
池田勇太、最大5打差、一たんは追いついたんですが、最後、2度目の優勝を飾ることはできませんでした。
43回目、ダンロップフェニックストーナメント、アメリカのブルックス・ケプカ、トーナメントレコードで優勝を飾っています。
◆初出場で初優勝を果たしましたブルックス・ケプカ選手です。
◆最後まで本当にこう、お互いに優勝争いをしている2人が意地の見せ合いじゃないですけど、いい大会の雰囲気もつくれたと思うし、ファンも沸いてくれたと思うし、いい大会になったと思います。
(実況)では、表彰式です。
優勝したブルックス・ケプカ選手には、イケダイクジ大会会長から優勝トロフィーが贈られます。
サトミハジメ大会副会長から賞金4000万円が贈られます。
2016/11/20(日) 15:00〜16:54
MBS毎日放送
2016ダンロップフェニックストーナメント 最終日[字]

賞金王争もいよいよ終盤!「世界と対等に戦うために」をテーマに、世界基準のセッティングを施した宮崎フェニックスカントリークラブが舞台の、トッププロの熱い戦い!

詳細情報
出演者
【解説】
青木功(プロゴルファー・日本ゴルフツアー機構会長)
山中博史(JGTO専務理事)
【ラウンド解説】
加瀬秀樹(プロゴルファー)
【実況】
馬野雅行(MBSアナウンサー)
【リポーター】
井上雅雄(MBSアナウンサー)
【インタビュアー】
金山泉(MBSアナウンサー)