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解説書き起こし 大相撲九州場所 十三日目 2016.11.25

実況⇒頭と頭だ。
稀勢の里下がらない、左四つだ。
寄り切り、稀勢の里が勝ちました。
厚井⇒稀勢の里が3日連続で3横綱を破りました。
幕内は優勝争いが分からなくなってきています。
来場所に向けて負けられない豪栄道がきょうから3日間その横綱戦が予想されています。
きょうは白鵬と鶴竜という横綱戦。
鶴竜が幕内唯一の1敗の力士。
そして豪栄道がきょう日馬富士に挑戦します。
大相撲九州場所は残り3日きょう十三日目です。
福岡国際センターで行われています。
正面解説は元・木村山の岩友親方⇒青色向正面アナウンサー⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
現在、十両の優勝争いは2敗で青狼3敗で、佐藤里山さらにきょう小柳が勝って3敗を守りました。
この3人が追いかける展開です。
9勝3敗の里山と佐藤3敗勢の直接対決が組まれました。
ともに今場所は、動きよくここまで9勝を挙げています。
画面右の佐藤は西の3枚目。
新入幕に向けて大切な場所。
きのう大きな9勝目を挙げてきょうは里山戦です。
向正面の大坂アナウンサーに佐藤を訪ねてもらいました。
大坂⇒きのうの大砂嵐戦悪いところもあったと反省のことばがありました。
場所前から新入幕に上がる位置に上がったので9番は勝ちたいと思っていたそうです。
その目標の数字をあげたということでそれはよかったと話していました。
残りの3番で後悔したくないので5勝7敗のつもりで頑張ると話していました。
きょうの里山戦ですが宇良と同じく潜ってくるタイプ。
宇良戦には3戦3勝です。
里山にも、いずれも勝っています。
小さな2人に負けていないわけですが2人のタイプは違うんだけれども共通するのは絶対にまわしを取られないことだこれがいちばん大事、そういう相撲を取りたいと話していました。
まわしを取られない相撲ができるか佐藤。
里山も今場所は体が自然と動きますという話をしていました。
式守鬼一郎が合わせます。
里山が突っかけました。
里山は場所前1週間境川部屋に出稽古に行きました。
さまざまな相手と力を出し切る稽古ができて非常によかったと話しています。
これも合いません。
里山が2度、突っかけます。
佐藤も少し拳を置くのが遅いでしょうか。
岩友⇒少し遅い気がします。
突き出しました、佐藤の勝ち。
最後までまわしに触れさせませんでした。
佐藤が10勝3敗。
里山は敗れて9勝4敗です。
中に入ることができませんでした里山。
決まり手は、突き出しです。
佐藤の理想の展開になりましたね。
岩友⇒自分のイメージどおりじゃないですかね。
相当小さい力士には…佐藤自身も小さいんですが自信を持っているようですね。
1回も引くそぶりもなかったですからね。
手も足も、出そうというので圧力がかかっているので里山は横に逃げることもできませんでしたね。
十両は青狼が2敗3敗で佐藤と小柳が追いかける展開です。
佐藤はまだ青狼と小柳との対戦はありません。
十両3枚目で10番勝ちました。
大きな10勝目ですね。
幕内の下位の結果も気になりますけれども楽しみですね。
幕内の下位は空きという意味ではまだ出ていないんですが佐藤が大きな10勝目を挙げました。
休場の情報です。
東6枚目大嶽部屋の大砂嵐きのうの佐藤戦で右膝を痛めました。
右膝関節の捻挫さらには右膝半月板損傷の疑いということで28日間の安静加療を要するという診断書が出ています。
大砂嵐と対戦する予定だった青狼は不戦勝となりました。
5人の審判を紹介しています。
徳勝龍は4勝8敗とすでに負け越しが決まっています。
明生は今場所、新十両西の14枚目、あとがない状態で5勝7敗です。
徳勝龍は幕内の経験があります。
すでに新十両の明生は向き直っています。
明生はもともと十両のいちばん下の番付ですからその辺りが気になるところだと思います。
ただきのう勝って踏みとどまりました。
下のことを考えてもしかたないですからね。
勝つしかないわけですから。
勝つためには自分の相撲を取りきることですよね。
今場所はけれんみのない相撲が出ている明生です。
まだ21歳の力士です。
止まりました。
徳勝龍の重い腰。
押し出しました。
徳勝龍の勝ちです。
明生、負け越し。
十両いちばん下の番付で負け越しです明生、今場所新十両。
よく攻めていたんですけどね。
幕内経験者、徳勝龍が勝ちました。
決まり手は寄り切りです。
もう明生が立ち合いから攻める場面がありましたね。
自分から左四つになりにいったので、徳勝龍も左四つ取れますからね。
前まわしが切られました。
このまわしはちょっと肘を張って、もうちょっと相手の左を防げたらいいと思うんですけどね。
少し高いんでしょうかね。
肘が入ってしまうので。
ただ大きな体の徳勝龍と胸が合って体勢としてはそれほどよくなかったんですが明生も攻めましたね。
よく攻めたんですけどね。
必死さが出た明生。
横から崩そうという明生でしたが、21歳これで負け越しで、陥落やむなしといった状況ですけれども。
でも1場所で戻ってこられるような番付にとどめることが大事ですから。
残り2日も大事になってきますね。
徳勝龍は5勝8敗明生も5勝8敗。
明生はきょう負け越しました。
先ほど十両の優勝争いもご紹介しましたが今度は幕内です。
きょう解説は元幕内・木村山の岩友親方です。
どこまで優勝ラインが下がるのか。
稀勢の里が3日連続3横綱に勝ちました。
優勝争いが混とんとしてきました。
一段とおもしろくなってきましたね。
どんな展開になるか分からなくなってきましたね。
その中できょうから恐らく3日間横綱とあたるのではないかと言われているのが大関の豪栄道ですね。
楽しみですよね。
ただ稀勢の里が横綱3連戦勝って終わって気持ちが切れて、安心していないかということも大事ですよね。
稀勢の里にとってもですね。
そして豪栄道にとっても優勝争いとともに来場所につなぐという意味でもこれは1つ大事なんですね。
全部勝てばまたチャンスも出てきますから。
現在、1敗で鶴竜が単独トップ。
鶴竜有利は変わらないと思うんですけれども鶴竜、きょうは白鵬戦。
きょうからは横綱戦も組まれます。
本当に分からないですね。
一番一番楽しみです。
岩友さんは3敗まで優勝ラインは可能性としてはどうでしょうか。
3敗までいけばすごくおもしろいと思うんですけど、きょうの結びなんかもそうですけど最後の結び前と2番で決まりますよね、ほぼ。
きょうは1つ優勝争いの行方としては。
ラインがだいぶ分かってくるんじゃないかと思います。
鶴竜と白鵬結びが日馬富士と豪栄道です。
土俵上が時間です。
旭日松と千代皇です。
ともに敗れれば負け越しという一番です。
木村要之助が合わせます。
引き落としました。
千代皇の勝ちです。
右ののど輪を、さっとつっかい棒を外すように外しました。
千代皇、勝って踏みとどまって6勝目、6勝7敗。
旭日松は残念ながら負け越しです。
いつもどおり、旭日松が相手の右を警戒してという流れでした。
ちょっと警戒しすぎていますよね。
この引きも前に圧力がかかっていないと、効きませんよね。
少し腰が引けている分。
自分で崩れたみたいな感じでした。
旭日松は十両の7枚目で5勝8敗。
残念ながらこの相撲で負け越しが決まっています。
福岡国際センターで行われている大相撲の九州場所。
最終盤を迎えました。
残り3日間。
十三日目くらいになりますとこの時間でかなり升席が埋まってきますね。
お客様もどんどん増えて来てくださって本当に活気も出ていますよね。
今場所、特にいろんな力士に声援が多いなとよく感じるんですけど。
ご当所力士きょうもたくさん出てきました。
そのほかにもですね。
よく声援が出ているなと思いますね。
大分出身の嘉風の横断幕もありますね。
ファンも準備を整えています。
その奥、松鳳山のDon’tthinkfeel.考えないで感じろという意味だそうです。
本当に九州では郷土というのを感じられますね。
琴恵光は、宮崎の延岡市出身です。
先ほどから琴恵光に声援が飛んでいます。
5勝7敗1m77cm、132kgという体格です。
十両3場所目。
先場所は東の10枚目で11番勝ちました琴恵光です。
琴恵光はだいぶ体の厚みも増したんですが相撲もだいぶ力強さが出ていますね。
動きもいいですし何でもしますよね。
この人は下からの押し上げもろ差し右が入っても力を発揮します。
ただきょうはがちがちの右四つの相撲の剣翔戦。
組み止められますと剣翔ただ、過去は右四つになるんですけれども胸を合わせないように合わせないようにとしながら琴恵光がうまく取って2連勝中です。
今場所新入幕を目指しています琴恵光、画面左です。
右から突き落とし。
軍配は琴恵光。
物言いはつきました。
正面、友綱審判が右手を挙げました。
軍配は琴恵光に上がりました。
きょうは左四つで琴恵光は俵の上。
剣翔の右の膝と琴恵光の左足でしょうか。
難しいですね。
体としてはどうでしょうか。
飛んでるんですけどね。
でも、右足の甲も返っていますよね。
膝よりも先に剣翔の右足の甲が返っています。
かなり微妙です。
剣翔もよく立ち上がり前に持っていったんですけどね。
協議が長くなっています。
体は両者飛んで。
どうでしょうか。
難しいですよね。
協議の輪が解けました。
正面の友綱審判長が館内に説明します。
ただいまの協議について説明いたします。
行司軍配、琴恵光に上がりましたが体が落ちるのが微妙な審議になりました。
審議の結果、琴恵光の足が出るのが早く行司差し違えで剣翔の勝ちとします。
勝ったのは剣翔です。
ただ剣翔の右の甲も早いように見えたんですがね。
友綱審判長、琴恵光の左足が出るほうが早かったということになりました。
ただ攻めていったのは剣翔ですね。
剣翔の相撲、いい相撲でしたね。
もう剣翔の足の甲は返っています。
そのあと琴恵光も足をつきました。
ただ、勝ったのは攻め込んだ剣翔です。
剣翔が勝ってこれで5勝8敗。
琴恵光は残念ながら今場所は東の2枚目負け越しということになりました。
九州場所、十三日目。
幕下上位5番の結果です。
6戦6勝どうし、鏡桜と照強は照強が勝って幕下優勝を決めました。
照強が幕下優勝を決めた一番です。
実況⇒出し投げで崩します。
寄り切りました照強の勝ち。
幕下優勝。
厚井⇒西の9枚目、7戦7勝ですから来場所の番付が楽しみな状況です。
幕下優勝7戦7勝は照強、伊勢ヶ濱部屋。
きょうもう一段、序二段で優勝が決まりました。
朝山端高砂部屋の力士がきょう序二段優勝を決めています。
三段目、序ノ口は千秋楽の決定戦ということになります。
幕内経験者、常幸龍とモンゴル出身の朝日龍。
序ノ口は伊勢ヶ濱部屋近畿大学を中退して角界に入ってきた小笠原と庵原同部屋、同期入門の両者が7戦7勝千秋楽で序ノ口優勝を懸けます。
東龍と天風です。
十両は残り2番です。
東龍は5勝7敗。
天風はすでに4勝8敗の負け越し。
今場所、西の筆頭でしたが幕内復帰はなりませんでした。
この一番から木村銀治郎が合わせます。
東龍の勝ちです。
大きな力士が右へ左へよく動きました。
東龍のほうがよく攻めてましたね。
天風のほうもよくこらえていました。
左四つは天風のほうが力が出るんですが。
まだ決まり手の発表はありません。
東龍踏みとどまりまって6勝7敗。
大砂嵐はきのう右膝を痛めてきょうから休場です。
東龍の決まり手は寄り倒しです。
幕内経験者の青狼が2敗。
新十両、そして新入幕を目指す若手が追いかける展開です。
直接対決が残ってますね。
あす、あさっての2日間が非常に楽しみです。
千代丸は今場所は東の筆頭です。
返り入幕を目指しています。
ここまで5勝7敗。
阿夢露は東の7枚目6勝6敗です。
ここまで幕内、十両でこの両者は対戦があります。
3勝3敗の五分です。
千代丸がすべてもろ手突き。
阿夢露がまわしを引けるかという展開です。
千代丸のリポートです。
千代丸は左肩にテーピングが見えます。
きのうの相撲で左の肩鎖関節を痛めたようです。
肩鎖関節肩と首の間を痛めたようです。
待ったなしです。
引いてから、そこから勝機を見いだしました。
千代丸が6勝7敗です。
阿夢露も6勝7敗。
解説は元木村山の岩友親方でした。
幕内の土俵入りです。
初めに東方幕内力士の土俵入りです。
先導は木村秋治郎。
臥牙丸
(ががまる)ジョージア出身木瀬部屋豊響
(とよひびき)山口県出身境川部屋石浦
(いしうら)鳥取県出身宮城野部屋蒼国来
(そうこくらい)中国出身荒汐部屋千代鳳
(ちよおおとり)鹿児島県出身九重部屋北勝富士
(ほくとふじ)埼玉県出身八角部屋千代翔馬
(ちよしょうま)モンゴル出身九重部屋妙義龍
(みょうぎりゅう)兵庫県出身境川部屋佐田の海
(さだのうみ)熊本県出身境川部屋豪風
(たけかぜ)秋田県出身尾車部屋栃ノ心
(とちのしん)ジョージア出身春日野部屋錦木
(にしきぎ)岩手県出身伊勢ノ海部屋松鳳山
(しょうほうざん)福岡県出身二所ノ関部屋琴勇輝
(ことゆうき)香川県出身佐渡ヶ嶽部屋遠藤
(えんどう)石川県出身追手風部屋小結・玉鷲
(たまわし)モンゴル出身片男波部屋小結・御嶽海
(みたけうみ)長野県出身出羽海部屋関脇・高安
(たかやす)茨城県出身田子ノ浦部屋大関・琴奨菊
(ことしょうぎく)福岡県出身佐渡ヶ嶽部屋終盤十三日目。
この場所は終盤まで新入幕力士が優勝争いに顔を連ねています。
鳥取県出身、53年ぶりの新入幕として話題になっている石浦、きのう連勝が止まりましたが10勝2敗集中して相撲が取れていると本人は話しています。
かわって西方幕内力士の土俵入りです。
先導は木村元基。
千代大龍
(ちよたいりゅう)東京都出身九重部屋逸ノ城
(いちのじょう)モンゴル出身湊部屋英乃海
(ひでのうみ)東京都出身木瀬部屋大翔丸
(だいしょうまる)大阪府出身追手風部屋旭秀鵬
(きょくしゅうほう)モンゴル出身友綱部屋荒鷲
(あらわし)モンゴル出身峰崎部屋輝
(かがやき)石川県出身高田川部屋勢
(いきおい)大阪府出身伊勢ノ海部屋貴ノ岩
(たかのいわ)モンゴル出身貴乃花部屋宝富士
(たからふじ)青森県出身伊勢ヶ濱部屋千代の国
(ちよのくに)三重県出身九重部屋正代
(しょうだい)熊本県出身時津風部屋嘉風
(よしかぜ)大分県出身尾車部屋魁聖
(かいせい)ブラジル出身友綱部屋碧山
(あおいやま)ブルガリア出身春日野部屋栃煌山
(とちおうざん)高知県出身春日野部屋関脇・隠岐の海
(おきのうみ)島根県出身八角部屋大関・照ノ富士
(てるのふじ)モンゴル出身伊勢ヶ濱部屋大関・稀勢の里
(きせのさと)茨城県出身田子ノ浦部屋大関・豪栄道
(ごうえいどう)大阪府出身境川部屋優勝争いは終盤まで分からなくなりました。
大関の稀勢の里が初めて3横綱すべてを倒しました。
稀勢の里は星の差1つ10勝2敗きのう勝ったことで年間最多勝争い、再び日馬富士に1つの差をつけました。
このあとの横綱どうしの展開によっては初優勝の可能性も出てきています。
その後ろをいく豪栄道はきょうから横綱戦が組まれています。
大関が優勝争いを非常におもしろくしています九州場所いよいよ残り3日間です。
十三日目、東西の幕内力士の土俵入りが終わりました。
正面解説は元横綱・旭富士の伊勢ヶ濱親方⇒青色向正面は元関脇・益荒雄の阿武松親方⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
伊勢ヶ濱さん、稀勢の里がまさに混戦の終盤を作りましたね。
親方にとっては弟子の日馬富士が敗れて複雑かもしれませんがファンにとっては最後まで賜盃を誰が手にするか分からない。
これは楽しみですね。
伊勢ヶ濱⇒後半も盛り上がりますね。
横綱の土俵入り。
きのう連勝が止まった日馬富士きょうは豪栄道の挑戦を受けます。
横綱日馬富士、露払い大翔丸太刀持ち宝富士行司は式守伊之助。
(館内)ヨイショ!
拍手と歓声
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!きのうで二日目からの連勝が止まりました。
きょう正面は師匠の伊勢ヶ濱親方です。
きのうの稀勢の里戦横綱の攻めは悪くなかったと思いますが。
ただ立ち合いの踏み込みが甘かったですね。
今場所は初日こそ敗れましたが日馬富士らしい厳しい相撲が続いてますね。
いつものパターンで勝ち星を挙げてだんだん波に乗ってくるということですね。
この一番の戦いに向けての集中力これはさすがですね。
集中力は角界でもいちばんだと思います。
きょうは豪栄道戦です。
横綱にとっても大事な一番ですね。
諦めないで、しっかり一番一番取っていかなければいけないと思います。
横綱鶴竜、土俵入り。
露払い蒼国来、太刀持ち勢行司は木村容堂。
(館内)ヨイショ!
拍手と歓声
(館内)ヨイショ!鶴竜の優勝は去年の秋場所以降はありません。
十一日目稀勢の里に敗れましたが今場所は下がりながらという場面はほとんどありません。
相撲内容が戻っている鶴竜です。
11勝1敗で優勝争いの先頭です。
今場所は、いかがですか。
落ち着いて相撲を取ってますね。
時に回り込むにしても下がりながらということがありますが今場所はありませんね。
いいところで前に攻めてますね。
優勝争い先頭で終盤ですが横綱の気持ちとしてはどうでしょうか、硬さがあるでしょうか。
横綱はそういうことはないと思います。
一番一番自分の相撲を組み立てて取っていこうという、そう考えているんではないですか。
きょう鶴竜は白鵬戦です。
きのうの照ノ富士に敗れて3敗となった白鵬の土俵入りです。
きょう、白鵬は勝ちませんと今場所の優勝の可能性は消えます。
露払い石浦、太刀持ち魁聖。
(館内)ヨイショ!
拍手と歓声
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!三日目には通算1000勝を達成。
しかし中盤以降少し上体が起きる相撲が気になっています。
やはり、横綱の休場明けは難しいのでしょうか。
気持ちで相撲はだいぶ変わります。
そこは本人の気構えというか気持ちがしっかりしていれば大丈夫だと思いますが。

 

 

 

いつもより相撲が雑ですね。
しっかり自分の形で攻めていないですね。
残り3日間どう取ってくるかです。
3横綱の土俵入りが終わりました。
きのうの1敗、2敗の各力士の相撲を振り返ります。
実況⇒石浦敗れました、2敗。
実況⇒鶴竜が形を作った寄り切り鶴竜。
実況⇒寄り切り稀勢の里の勝ち。
実況⇒寄り切り、照ノ富士の勝ち。
白鵬3敗。
白崎⇒こうして見ますと鶴竜の落ち着きぶりが目立ちますね。
そうですね。
横綱どうしの対戦がきょうから3日間。
優勝のラインとしては鶴竜が1敗ですがどうでしょうか。
やってみないと分かりませんね。
あすの対戦までは決まっています。
鶴竜にとってはまずきょうですね。
いちばん強い人ですからね。
まずきょう勝たないことには先に進みませんね。
追う日馬富士は、きょう豪栄道。
横綱どうしの対戦から見ていくことにします。
鶴竜と白鵬。
過去の対戦は大きく白鵬が上回っています。
最近では去年の九州場所白鵬を倒しています。
鶴竜と白鵬の相撲を振り返ります。
実況⇒右四つ、両者上手。
うっちゃった、白鵬全勝優勝。
この粘り腰。
白崎⇒数字の上では白鵬が上回っていますが力としては鶴竜が迫っているように思います。
どちらかっていうとけんか四つですね。
鶴竜は左が入ると力が出ます。
今場所の鶴竜は、特に立ち合いの踏み込みがいいですね。
下から入ってますね。
そうですね、下から入ってますね。
鶴竜はきょう勝つとずいぶん有利になると思いますがどういった展開を予想されますか。
いつでも鶴竜は右が入りますからね。
右を入れて、左を入れてという感じだと思います。
その差し手争いでしょうか。
巻き替えの応酬があれば鶴竜のほうがいいような感じがします。
鶴竜がきょうを乗り越えると大きく近づくでしょうね。
1敗ですからね。

 

白崎⇒福岡国際センター十三日目の中入りの時間です。
白鵬と鶴竜の横綱どうしの対戦を占ってきました。
もう1人、2敗で追っている日馬富士は3敗の豪栄道との対戦が組まれています。
この両力士との対戦は日馬富士が対戦成績では上回ります。
この1年、豪栄道が首投げで2回日馬富士を破っています。
実況⇒右四つ、落ちない。
上手を取ったのは日馬富士。
内掛けをねらいますが足が届きません。
上手投げ。
左からの上手投げ。
実況⇒もろ差しねらいの豪栄道。
逆転、豪栄道の勝ち。
白崎⇒先場所も攻めたのは日馬富士でした。
正面の解説は日馬富士の師匠伊勢ヶ濱さんです。
日馬富士にとってはきのう敗れたあとなだけにきょうの一番は大事だと思います。
伊勢ヶ濱⇒負けた次の日はしっかりと気合いを入れていかなければいけないのでね。
先場所と今場所、場所前豪栄道と一緒に稽古した日が何日かありましたね。
近いから行ったんじゃないですか。
豪栄道も横綱相手の稽古ですからかなり自信をつけてきた感じがあります。
そうですね。
でも体調があまりよくなかったかもしれないですね。
豪栄道にとっても横綱を倒しますと次の場所に大きく横綱昇進への道が近づいてくるという大きな一番です。
この一番、きょうは後ろ2番ですね。
今場所の優勝を占う意味でも大きな意味を持ちそうですね。
日馬富士は相撲の内容ではいつも豪栄道に対して勝っていますからね。
気をつけなければいけないのは最後の詰めですか。
詰めですね。
首投げとか、思い切り突き落とされたりしなければ大丈夫ですね。
きょうは結び2番が非常に楽しみな十三日目。
そして幕内最初の一番に2敗の力士の1人、新入幕の石浦が登場。
すでに満員御礼の垂れ幕が下がっている福岡国際センターです。
きょうの向正面は元益荒雄の阿武松さんです。
上位陣の優勝争いについて伺ってきましたが新入幕の石浦がここに加わっているんですね。
阿武松⇒すごいですね。
どうでしょうか、相手の懐に入ってのスピード相撲。
魅力があるんじゃないでしょうか。
小兵力士という感じがしなくなりましたよね。
体は小さいですけれどもね。
差して、一気に持っていったり。
今度は右上手を取って一気に持っていったりする相撲も出てきましたよね。
攻撃のバリエーションが増えましたね。
力もついてきたと思います。
さらに白星上積みなるか石浦。
新入幕力士、10勝2敗。
優勝争い先頭の鶴竜を星の差1つで追っています。
対戦相手は8勝4敗の荒鷲です。
序盤から今場所は踏み込みよくまわしが取れています。
ただ連敗中です。
場所前も何日か顔を合わせている2人。
式守錦太夫が合わせます。
引き落とし。
石浦、足が出ませんでした。
石浦3敗目。
荒鷲、勝って9勝4敗です。
石浦の足もそろってしまいました。
きょうは荒鷲の立ち合いが厳しかったですか。
そうですね押し込んでいきましたからね。
タイミングよく足がそろったところで引かれたんじゃないですか。
石浦は、きょう敗れて3敗と1つ後退です。
でも2桁勝っているわけですからね、大変な活躍ぶりです。
新入幕でね、この体で2桁ですから大したもんだと思います。
阿武松さんからも話がありましたが左差しだけではなくなってきましたね。
下からくぐっていくような感じでね。
向正面の阿武松さん石浦についてはあとは圧力でしょうか。
阿武松⇒経験だと思います。
こういう負けも経験しながら幕内力士の特徴を頭の中に入れてまたもう1つ進化するんじゃないでしょうか。
石浦はあす、正代との対戦が組まれました。
ご当地、松鳳山も勝ち越しまであと1つ。
豪栄道は先場所は全勝優勝で2横綱を倒してきました。
豪栄道も存在感を示したいという思いがありますね。
存在感というより、一番一番自分の相撲を取りたいというところだと思います。
それはやはり横綱という地位を目指すうえでもう一度、上位を倒して自信をつけたいということは必要でしょうね。
そうですね。
左前みつを取ったらもう誰にも負けないとかそういう形が必要ですね。
今場所は調子がいいですね。
調子がよすぎて足が前に出すぎたんじゃないですかね。
そういうことって、あるんですか。
そうですねまわしを取らないで寄っていったり。
その部分どうしても詰めが甘くなる?そうですね、自分の型というのをしっかりと見極めていかなければいけないですね。
難しいですね。
土俵上は勝ち越しの懸かる千代翔馬、幕内2場所目。
7勝のあと3日足踏みをしています。
英乃海は13枚目で3勝9敗。
残りすべて勝っておきたいところです。
幕内では初めての対戦。
足が出ました、寄り切り英乃海の勝ちです。
英乃海、勝って4勝9敗。
千代翔馬は7勝6敗です。
7勝のあと4連敗です。
胸を合わされると、やはり英乃海のほうが体力が勝りました。
差し手争いで差し勝ったのは千代翔馬ですが。
こうなると英乃海は重いんですね。
伊勢ヶ濱⇒立ち合いで千代翔馬が勝っていましたがね。
途中で突っ張りながらそのまま圧力で押してきましたね。
胸が合ってしまうと動けなくなっちゃいましたね。
次第に、胸を合わされてしまった千代翔馬です。
勝ち越しはきょうも届きませんでした。
肘を使ってすぐ上手を切ればよかったんですがね。
きょうは幕下と序二段で優勝が決まりました。
このあとは優勝力士のインタビューをお届けします。
各段のインタビューです。
幕下優勝伊勢ヶ濱部屋の照強さんです。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
これで十両昇進がほぼ確定的になりました。
今のお気持ちどうですか。
とてもうれしいです。
今場所は何がよかったですか。
まあ、落ち着いて前に出る相撲が取れていたんでそれがよかったと思います。
きょうの相撲は幕内経験者の鏡桜さんとの相撲でしたがどんなことを考えましたか。
今場所を見ていると、変化がすごく多かったんで引かれないように足を出していこうと思いました。
変化ではたかれることは考えませんでしたか。
足さえ出していれば落ちないと思って集中してやりました。
いつもここ1、2年は常に関取候補と言われ続けてきましたけれどもそれを振り返って改めて今の気持ちはどうですか。
まあちょっと遅かったかもしれませんが上がれて、うれしいです。
今場所は左膝のけがを抱えながらの相撲でしたが具合はどうですか。
初日よりもだいぶよくなって相撲もちゃんと取れているんで。
はい。
これで来場所以降いよいよ関取となることが濃厚なわけですが次の目標は何でしょう?次の目標は、幕内目指して一番一番自分の相撲を取って土俵を沸かせられたらいいと思います。
そのために次の場所までに必要なことは何ですか。
まあもっと稽古を積んで頑張りたいと思います。
きょうはテレビの解説が伊勢ヶ濱親方なんですが報告はどうでしょう?帰ってから顔を見てさせていただきたいと思います。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
幕下優勝、照強さんでした。
序二段の優勝インタビューはこの取組のあとお伝えします。
土俵上は時間です。
妙義龍6勝6敗対戦相手の大翔丸も6勝6敗です。
妙義龍の相撲です、寄り切り。
妙義龍勝って7勝6敗。
大翔丸は受けてしまうと攻め手がありませんでした。
妙義龍のこの番付での7勝6敗。
これも意外な気がするんですが。
伊勢ヶ濱⇒そうですね。
もうちょっと勝てると思うんですが。
前には出てるんですがね。
途中でちょっと脇が甘くなることがあるんですね。
きょうは連敗を止めて勝ち越しまで、あと1つです。
妙義龍はあす荒鷲戦に勝ち越しを懸けます。
序二段優勝のインタビューです。
朝山端さんです。
今場所は、いい押し相撲がよく出てますね。
思い切って取り組んでいます。
きょうの一番ですけども境川部屋の梅野さんとの一番でした。
今場所、何がいちばんよかったですか。
一番一番集中して一生懸命取ろうというところがいちばんよかったと思います。
朝山端さんというと学生時代はボディービルディングに取り組んでいました。
相撲との違いはどうですか。
やっぱり全然違いますね。
相撲を始めて、けがとかが多かったんで悩んだ時期もありましたが序二段で優勝できてよかったです。
相撲で勝った瞬間はどんな瞬間なんですか。
体作りもボディービルと違って悩むことはないですか。
股割りとかやっぱり痛かったです。
これでいよいよ、来場所は三段目ということになるわけですが今後の目標をお願いします。
親方の指導を素直について一生懸命やっていきたいです。
どんな力士になりたいですか。
優しくて力持ち人気の出るような力士になりたいです。
ぜひそうなってください。
ありがとうございました。
序二段優勝、高砂部屋の朝山端さんでした。
白崎⇒きょうは、幕下と序二段で優勝が決まりました。
三段目と序ノ口は千秋楽の優勝決定戦になります。
中盤までは豊響は差していくような相撲も多かったんですがこのところ3連勝です。
勢はきのう勝ち越しを決めました。
8勝4敗の成績です。
去年の名古屋場所以来の対戦です。
豊響、右の肩のテーピングが非常に気になるところです。
勢は今場所、右が差せなくても圧力をかけて前に出る相撲が目立つんじゃないですか。
前には出ていますね。
しっかりまわしを引いてもっと腰をぶつけていけばいいんじゃないかと思います。
差して返せばいいんですが抱えたまま出ていくことがありますからね。
もっと密着してまわしとまわしがくっついた状態で出ていけばいいと思います。
そういった本来の相撲が出るかそれをさせずに押していけるか豊響。
西の前頭15枚目、豊響は苦しい番付です。
勢は白星の上積みをねらいます。
去年の九州場所で12番勝ちました。
押し出し勢完勝、9勝目。
豊響は6勝7敗です。
これでいいんですね。
そうですね。
左をもっとしっかりと取ればいいんですけどね。
最後のほうはしっかりと右を差して返すような感じで出たらいいんですけど。
左がちょっと。
すぐに右が入って左。
まわしが相手とくっついてないですよね。
でも押っつけていったので下から入っているのでいいんじゃないですか。
以前のような右1本ではなくて左の攻めも出てますね。
押っつけています。
押っつけて、すぐに取らなくてもそのままいっちゃったという感じですね。
あれで左をしっかり取るような相撲を取れると。
がっちり腰を下ろしてね。
腰をぶつけて寄っていけばもっといいと思います。
きょうは押し出しの決まり手です。
豊響はあとがありません。
勢が九州場所は活躍する年が非常に多くて験のいい場所と本人も話しています。
幕下以下、各段の成績整理してお伝えします。
幕下優勝は西の幕下9枚目伊勢ヶ濱部屋の照強7戦全勝です。
十両から下がる力士も数を見ますと新十両をほぼ手にしたといえる優勝です。
序二段優勝は朝山端、高砂部屋です。
三段目と序ノ口は優勝決定戦です。
三役経験者でけがで下がっている常幸龍とモンゴル出身の朝日龍が三段目全勝。
序ノ口は小笠原と庵原千秋楽の優勝決定戦です。
伊勢ヶ濱部屋がたくさん今場所は活躍しました。
いいですね。
師匠としては気持ちいいでしょう?そうですね。
きょうも満員御礼です。
二日目、三日目と満員御礼の札は下がりませんでした。
勢のリポートです。
9勝目を挙げました。
ことばをこちらからかける前に向こうから話をしてきました。
右が入りました。
いちばんいい形で出られましたということで最高の相撲を取ったという気持ちがことばに表れていました。
表情も浮かんできますね。
土俵に佐田の海と千代大龍が上がってきました。
佐田の海がご当所九州場所でまさかの2勝10敗。
初日が非常にいい勝ち方をしただけに意外な気もします。
対戦相手は千代大龍です。
返り入幕で5勝7敗です。
西の前頭14枚目という番付。
きのう連敗を止めた千代大龍です。
なんとか勝ち越しに残り3日間本来のあたりを繰り出したいところです。
佐田の海のあたり、攻めは悪くない相撲が多かったんですが白星に結び付きませんでした。
今場所はちょっと軽かったんですね。
動きが、ちょっと前よりも動いていないような感じがしますけど。
制限時間いっぱいです。
突き出し。
千代大龍、6勝7敗。
佐田の海、2勝11敗。
今、さがりを拾ってもらって頭を下げた千代大龍です。
佐田の海、今場所の内容が。
動きが悪いですね。
いつもだったら土俵際で手を引っ掛けて回り込んだりするんですけど。
前まわしは結局さがりで抜けてしまいました。
そのまま下がってしまいましたね。
回り込まないんですよね。
一方の千代大龍はきのうきょうと本来の相撲ですね。
千代大龍はこれでいいと思うんですけど。
なんとか番付も下があまりないだけに勝ち越しに結び付けたい千代大龍です。
ここまできたら勝ちたいでしょうね。
自分の相撲が取れますと押し相撲の場合は流れが変わりますからね。
きょうのような相撲でいけば可能性はあるんじゃないですか。
かわる土俵臥牙丸と貴ノ岩が上がってきました。
臥牙丸が東の前頭16枚目幕尻で6勝6敗。
連敗に始まってまだ白星先行がなく、きょう1つ白星が前に出るかどうかです。
幕内では1年ぶりの勝ち越しに向かいます。
対戦相手は貴ノ岩です。
先場所は初めて上位との対戦が組まれる番付でしたが終盤、息切れ。
今場所はしっかりまわしを組み止めないともろさも見えてきている貴ノ岩です。
きょう向正面は阿武松親方です。
一門の貴ノ岩について伺います。
ちょっと今場所もろいんじゃないでしょうか、貴ノ岩。
阿武松⇒そうですね。
スピードもついてきましたし力もついてきたと思うんですよね。
今度は自分との戦いですよね。
いちばん、自分の思ったような相撲を取れないとすぐ相手を見る、動きが止まるそういうところがありますので。
離れて見合ってしまうところがありますね。
もっと自信を持って速い相撲を連続攻撃でいってほしいですね。
上位で駆け上がったときがそういう相撲が続いていましたね。
できるようになったんです。
それで上位に上がりましたのでやり続けることが大事だと思います。
その辺りは自分との戦いなわけですね。
やっぱりそうしないと幕内の強豪力士になれませんね。
伊勢ヶ濱さん、いい右四つの型は持っていると思うんですが慣れないと。
伊勢ヶ濱⇒そのあと相撲が崩れていくので、そこでまた自分の右四つになる形のための布石というんですかね突いて下から入っていくとかいなしてからまた自分の型で右四つに入っていくとかそういったものを身につけていかないといけないですよね。
幕内には上がれても上位にはというのがそのあたりなんですね。
踏みとどまれるか貴ノ岩。
一方の臥牙丸は白星先行なるかという一番です。
臥牙丸は攻め込んでいるんですがどうしても詰めが甘い脇が空いてしまうところがこの場所も出ています。
過去、臥牙丸4勝貴ノ岩が1勝です。
貴ノ岩からしますとまわしが取れるか。
臥牙丸からは突き放していけるかです行司が式守与之吉です。
ちょっと足が流れた。
はたき込み。
臥牙丸の勝ち。
貴ノ岩は負け越しです。
臥牙丸が今場所初めて白星先行です。
決まり手ははたき込みです。
この辺りなんでしょうかね。
立ち合いあたって自分の形になれないあとですね。
そのあとどうやって自分の形になるかなんですが腕を伸ばしきって、足が全然出ていない状態で相手と相撲を取っていましたよね。
まず、臥牙丸を起こしにかかってそこからですね。
足が出ていないですよ。
ちょっと右足が流れましたけどね。
膝があまり曲がらずに伸びてしまいましたね。
右を差す力士が右を下げていたら絶対に入らないです。
踏み込む足とねらっていく手は同時に出ていくわけですね。
差すほうの足を出さなければ差せないですからね。
まだまだ学ぶところがありそうですね。
きょうは臥牙丸の圧力が勝りました。
場所の十三日目きょうも満員御礼の垂れ幕が下がりました。
向正面の阿武松さんはこの場所中は毎日、入場口、木戸の担当もされる時間帯がありました。
去年と比べてかなり入場者数増えていますよね。
阿武松⇒ありがとうんですね。
お客さんの切れ目がないですからね。
出足が早いんじゃないでしょうか。
早いですね。
いつもは4時ごろがいちばんお客様が入っていただけるんですが1時、2時から並んでいただいていますからありがたいですね。
優勝争いがもつれていることもあるんですが個性的な力士が幕内、十両増えていますよね。
個々の力士にファンのお客さんがついてきましたので、見どころがたくさんありますし私たち相撲に関わる人間も楽しみな取組が多くなったと思います。
そういう声を聞きますね。
伊勢ヶ濱さんはどう感じていますか。
地元力士への声援も多いしね。
そういったファンも増えてきているんでしょうね。
九州は特に地元福岡にも全体の応援の方が多いですからね。
声援が大きいですからね。
伊勢ヶ濱部屋は福岡からいうと南の太宰府天満宮のほう、宿舎を太宰府市に構えてるんですが場所前から稽古を見にくる方も多かったんですよね。
結構見ましたね。
祭日や土日になると人がいっぱいましたね。
もちろん横綱大関がいる部屋でありますので注目されていますがことしは場所前から取材をさせてもらって関心が高いなと感じました。
太宰府にずっといるので地元のファンも結構多いですからね。
土俵上は豪風と輝です。
豪風6勝6敗輝は5勝7敗輝が先場所幕内で初めて勝ち越しを果たして3場所目です。
3場所目で初めて幕内での勝ち越しを果たしています。
輝も攻めようという意欲は感じられますがあと一歩の詰めの部分が課題かなと思う部分が時折ありますね。
立ち合いが高いんですよね。
あれ以上腰が下りないのかもしれません。
肩に力が入る分、お尻が上がってくる。
高いなら高いなりにもっと突っ込んでいくとか腕だけ伸ばしていったりとかそういうときがあります。
きょうのような相手だとその立ち合いではだめですね。
立ち合い、一癖二癖ある力士ですからね。
豪風、7勝6敗。
輝の頭が目の辺りにあたりましたか。
阿武松さん、輝の立ち合いはどう見ましたか。
やっぱり豪風の立ち合いからのスピードについていけませんね。
もっと激しく攻め込んで間合いを詰めたいですね。
伊勢ヶ濱さんから、背の高い力士腰の高い力士はそういう考え方も、というお話がありましたが。
やはり相手は自分より低いですから差せるところもありましたね。
差して動かせなくする相手の体と密着する何もできなくするということを常々考えたほうがいいと思います。
豪風はうまく自分のペースに持ち込みました。
あすは勝ち越しを懸けます。
輝は、負け越しです。
ベテランの味が出ました。
NHKとNHK厚生文化事業団では日本相撲協会の協力でNHK福祉大相撲を来年2月11日祝日の午後1時から両国の国技館で開催します。
今回、福祉大相撲は節目の50回。
本場所では見ることのできないスペシャルプログラムを用意しているほか、本場所同様幕内力士の取組もあります。
また、力士と歌手の歌比べもあります。
ただいま、入場券を主要プレイガイドで発売しています。
詳しくはハローダイヤルへお問い合わせください。
なお、この催し物の純益で全国の福祉施設に車を寄贈します。
きょうも満員御礼となりました福岡国際センターです。
十三日目。
土俵に錦木と旭秀鵬が上がりました。
錦木、番付を最高位に上げましたが3勝9敗。
旭秀鵬は2勝10敗の成績です。
一門の旭秀鵬ですがことしも、けがが多くて本来の力が出せませんでしたね。
どこが悪いんですかね?秋の巡業中は右のろっ骨を痛めて巡業の後半を休みました。
右膝の手術もしました。
けがだらけですね。
両膝、サポーターをしていますからね。
まず、けがをしっかり治さないと。
右四つのあたりはいいものを持っています。
膝が悪いとなかなかあたっていけませんね。
右膝の手術をしました。
右を差していく力士なんですね。
左足を出してから右を入れていくんですね。
どっちも悪いのでいいあたりが、できませんね。
錦木です。
立ち遅れる相撲が今場所多くなってしまいました。
待ったなしです。
木村寿之介です。
押し出し、錦木の勝ちです。
錦木が4勝9敗です。
錦木という力士は突っ張られたり張られたりというのが多いですね。
立ち合いが遅いので先にいろいろされてしまいますね。
よく我慢して相撲を取ってますね。
残す腰はありますね。
どうしても先手が取れませんね。
本人もそこは分かっていて、でもなかなか直らないと言っています。
立ち合い、なんとなく立っていくだけという感じです。
前みつを取るのか突っ張っていくのか自分で決めていかなければいけませんね。
右四つでも左四つでも力を出せるんですが押しもできますし逆にそれがあだになっているところもあるでしょうね。
まず立ち合いきちんとまわしを取るのか突いていくのかそれをしっかり決めていかないといけません。
ただそれだけではいけません。
あたってから何かしようと思っても遅いですから。
その辺りが次に向けての課題になりそうです。
土俵には勝ち越しをすでに決めている蒼国来。
5場所ぶりの勝ち越しをきのう決めました。
今場所はまわしを引く速さが出ています。
宝富士は勝ち越しが懸かります。
左四つから、最近は右四つでも相撲が取れる蒼国来。
宝富士は、左四つです。
途中3連敗がありました。
師匠の伊勢ヶ濱さんが正面です。
今場所は攻めが出ていますね。
両肘を痛めているので前に出るしかないんですね。
右四つの相撲も今場所何番かありました。
それ以上に前に出るんだという意識がありましたね。
それがないと相撲になりませんね。
右でも左でも前に出ながら相撲を取っていかないと。
自分の型にこだわってはいられませんから肘の状態が悪いので。
左の肘にはサポーターがありますが両肘、悪いんですね。
以前から右の使い方を師匠はおっしゃってましたね。
けがをしたら反対のほうで稽古をするんで右でまわしを切ったり右で攻めたりそれをするしかないんで。
最近まわしを切るという力士が少なくなっている中で宝富士は、まわしを切る技術を見せてますね。
蒼国来は、まわしを引くといわゆるかいな力のある力士です。
蒼国来から見ても宝富士が左四つですのできょうは左四つにいくのか今場所多く見せている右四つをねらっていくのか。
寄り切り、宝富士、勝ち越し。
攻めたのは宝富士でした。
きょうも常に攻めていったのは宝富士でしたね。
先には攻めていましたが止まってはいけませんね。
あまり急いで前に出ると向こうは回り込むのが上手ですから中に入れますから。
立ち合いは差し手争いになりました。
圧力はかけていますね。
手繰られかけて様子を見たんでしょうか。
あのままいくと右手を手繰られますからね。
差す形から押す形に変えました。
潜り込まれて押せなかったんですね。
いなしからそのあとも止まらずに攻めきりました。
中に入れなかったのがよかったですね。
状態があまりよくない中で十三日目の勝ち越しこれは来場所に向けてどうでしょうか。
自信になりますね。
三役での勝ち越しはまだありませんが、上位にしっかり定着している宝富士です。
照強が寄り切りで勝って幕下優勝です。
大砂嵐が右膝を痛めてきょうから休場です。
新十両、小柳は10勝目。
佐藤と里山の一番です。
3敗どうし。
実況⇒佐藤はよく手が伸びている。
突き出しました、佐藤の勝ち。
白崎⇒きょうの向正面は阿武松さんです。
3敗の佐藤、新入幕が見えてきました。
いいですね。
足の運びと突っ張りのバランスがいいですね。
体は小さいんですが突っ張りが強いですね。
落ち着いた相撲を取ってますね。
土俵上には松鳳山。
阿武松さんも福岡出身。
ご当所で大変な声援を受けていました。
やはり地元の声援というのは背中を押してくれますか。
わざわざ2時間かかるところからも応援に来てくれるというのは本当にありがたかったですね。
松鳳山も福岡市からは時間のかかる築上町なんですが連日、すごいですね。
チケットのところ、みんな松鳳山の近所の人たちが通ってくれますね。
場内は松鳳山コールですね。
ここのところ連日です。
勝ち越しが懸かります。
ご当所で勝ち越しを決められるか松鳳山。
逸ノ城の勝ち。
松鳳山きょうの勝ち越しはなりません。
逸ノ城、きょうは引っ張り込むのではなく突いていきました。
きょうの逸ノ城つかまえるのではなくて突き放していきましたね。
伊勢ヶ濱⇒そうですね。
突き放して前に攻めましたね。
20kg以上体重を落とした逸ノ城ですがちょっと動きはまだ戻っていないのかなと見ていたんですがきょうの内容、どうですか。
いや、動きはいいですよ。
足がよく前に出るようになっています。
本人も重いなと感じて体重を落としたんでしょうか。
まわしを取りにいっても足が全然出なかったんですよね。
自分の型になってから出ていたんですが今は前に攻めながら自分の型になろうとするから足がよく出ていますよ。
勝ち越しまであと一番の逸ノ城です。
リポートです。
1つ前の宝富士の勝ち越しについてです。
とてもほっとした表情で引き揚げてきました。
きょうは師匠が解説なのでやはりきょう決めようと思いましたということと幕下で照強が優勝して部屋全体をこれからも盛り上げていこうという気持ちが強くなりました。
今場所は少々苦労しましたと言っていました。
肘も含めて苦労しての勝ち越しであと2日間頑張りますというふうに話してていました。
勝った瞬間にちょっと表情が緩んだように見えたのはそういう意識もあったのかもしれません。
土俵には4勝8敗の千代の国東は新入幕で勝ち越しの懸かる北勝富士です。
きょう十三日目優勝争いは鶴竜が11勝1敗ただ1人。
2敗で日馬富士と稀勢の里。
もう1人、2敗だった石浦はきょう敗れて3敗となっています。
豪栄道はきょう2敗の日馬富士と対戦です。
きのうまでで稀勢の里が3横綱をすべて倒しました。
先場所は豪栄道。
白鵬が休場でしたので2人の横綱を倒して全勝優勝でした。
しかしこの1年は初場所の琴奨菊の優勝に始まって大関が優勝争いに毎場所関わってきます。
逸ノ城のリポートです。
まわし全く関係なしに勝ちましたがとにかく中に入られて負けているのでとにかく起こしていこう攻めていこうまわしは関係ありませんでしたと話していました。
相手のことも考えながらの相撲でした。
今場所は新入幕もう1人の石浦が10勝ここまで活躍をしてきました。
もう1人の北勝富士は勝ち越しを懸けます。
北勝富士も、なかなかいい相撲を取りますね。
伊勢ヶ濱⇒馬力があるんですよね。
よく前に出るしね。
自分の体を生かした相撲を取っていますね。
足もしっかりと出ていきますね。
そうなんですよ。
圧力がよく相手にかかっています。
ここまで勝った7番のうち押し出しの決まり手が5番寄りきりが1つ相手の腰くだけが1つそれだけ圧力がかかっているんですね。
前に攻めているんですね。
きょうは千代の国戦、千代の国は回転のある突っ張り。
左右の動きもあります。
北勝富士から見ると迷わずいけるでしょうか。
突き起こされて止まらなければまたいなして一気に持っていったりそういう相撲になる可能性もあります。
千代の国も、最近は相撲が速くなっていますからね。
千代の国が西の4枚目に上がってきて勝ち越しには届きませんでしたが突っ張って思い切った動きもあります。
北勝富士新入幕勝ち越しが懸かる相撲です。
激しい気合い、突っ張りが持ち味の千代の国。
幕内前半最後の取組です。
はたき落としました。
千代の国、残っています。
千代の国が5勝8敗。
北勝富士は7勝6敗です。
敗れはしましたが見事なあたりではありました。
あたっていますよね。
千代の国は押しきれなかったですね。
千代の国もしっかりあたっていますからね。
起きたんですね。
立ち合いも鋭いですね2人とも。
思い切りやりましたね。
その分だけはたきも決まりました。
短い中にお互いのよさが出ましたね。
そうですね。
北勝富士は前に攻める相撲なのでね攻めようとしたところを思い切り上から素首落としではないんですけれどもそれに近い状態ではたきましたから思い切り飛んでいっちゃったんですね。
千代の国が勝って5勝目です。
優勝争い先頭が11勝1敗の横綱鶴竜。
2敗で日馬富士と稀勢の里。
3敗、白鵬と豪栄道豪栄道はきょう横綱との対戦。
鶴竜がこのまま抜け出すかどうか場所全体を占ううえでも重要な結び前の白鵬鶴竜戦です。
通算成績でいいますと鶴竜に対して白鵬は39対5と大きく上回っています。
この1年で勝ったのは鶴竜はちょうど1年前の九州場所です。
その相撲と夏場所白鵬が勝った相撲です。
実況⇒上手は白鵬。
もろ差し。
寄り切り、鶴竜の勝ち。
実況⇒右で踏み込んだ白鵬。
左四つ。
巻き替える鶴竜。
右四つ、両者上手。
引き付ける白鵬。
白鵬も慎重です。
鶴竜が出る。
残した、うっちゃった。
白鵬、全勝優勝。
この粘り腰。
白崎⇒鶴竜がかなり白鵬を追い詰めたのが前回の対戦。
ここまでの内容からしますと鶴竜の状態がいいだけに過去の成績だけでは占えないでしょうかね。
伊勢ヶ濱⇒そうですね。
鶴竜は左を入れて中に入りたいんじゃないですかね。
左が入れば鶴竜の流れになりますが白鵬も優勝の可能性を残すためにはきょうの一番、落とすわけにはいきません。
お伝えします。
年金支給額の新たな改定ルールを盛り込んだ、年金制度改革関連法案は、先ほど、衆議院厚生労働委員会で、民進党などが抗議する中、採決が行われ、自民、公明両党と、日本維新の会の賛成多数で可決されました。
年金支給額の新たな改定ルールを盛り込んだ、年金制度改革関連法案を審議している、衆議院の厚生労働委員会では、きょう午後、安倍総理大臣も出席して、質疑が行われました。
将来年金カット法案は、国民の理解、賛同が得られていると思いますか?
この法案により、将来の年金が3割カットとなるなどという、これ、言説は誤解と悪意に満ちたものでありまして、全く不適当であると。
将来の年金水準確保法案であり、これによって、世代間の公平を図るものであります。
このあと、政府に対する質疑が行われ、与党側から動議が提出され、質疑を終えることが決まりました。
これに続いて、午後5時前、民進党と共産党が委員長席を囲んで抗議する中、採決が行われ、法案は自民、公明両党と日本維新の会の賛成多数で可決されました。
自民、公明両党は、来週29日に、衆議院通過を図りたい考えなのに対し、民進党などは、国民生活に密接に関わる法案なのに、審議は不十分で、強行採決は認められないと反発を強めていて、衆議院通過を巡って、与野党の攻防が続く見通しです。
国立感染症研究所は、きょう、インフルエンザが全国的な流行期に入ったと発表しました。
国立感染症研究所によりますと、今月20日までの1週間に、全国およそ5000の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、前の週から2700人余り増えて、6843人となりました。
この結果、1医療機関当たりの患者数は1.38人と、流行開始の目安とされる1を超え、国立感染症研究所は、インフルエンザが全国的な流行期に入ったと発表しました。
昨シーズンよりも1か月以上早くなっています。
都道府県別の患者数は、沖縄県が8.12人、栃木県が5.5人など、すべての都道府県で、前の週より増加しました。
また今シーズン、これまでに検出されたウイルスは、高齢者が重症化しやすいとされるA香港型が8割以上を占めているということです。
生字幕放送でお伝えしています白崎⇒福岡国際センター十三日目、中入り後の後半の取組が始まっています。
千代鳳と正代の取組がすでに終わりました。
その取組を振り返ります。
実況⇒差しにいった、左四つです。
後ろについた、送り出し。
正代勝って2桁10勝目。
白崎⇒正代が西の前頭3枚目10勝目を挙げました。
決まり手は寄り切りの発表です。
正代が来場所の新三役の可能性がかなり大きくなってきました。
解説は伊勢ヶ濱さんです。
胸を出してあたっていくんですがかなり今場所は力を出していますよね。
伊勢ヶ濱⇒どちらを差してもすぐに取れるし立ち合いに下から入っていくんだけれども上背があって下から入っていくからきょうみたいな相撲になりますよね。
坂元は幕下西の筆頭です。
3勝3敗の成績であすは十両での取組です。
正代のリポートです。
2桁の白星ですが、左がすぐに入ったのでそのまま攻めました。
2桁については、そこはあまり意識していませんということを言っています。
正代の10番は新入幕の場所ことしの初場所が10勝5敗。
そのときは敢闘賞を獲得しています。
ことし新入幕だった力士がもう三役に届くかという1年の成長ぶりが見事です。
伊勢ヶ濱⇒上位のほうで相撲を取っていますからね。
土俵は琴勇輝と碧山です。
琴勇輝は5勝7敗碧山は2勝10敗です。
琴勇輝がもろ手突きからの突き押し碧山は上突っ張りですがそのあとのはたきも強烈です。
碧山の勝ち。
琴勇輝はこれで負け越しです。
1つでも勝ちたいという気持ちが出たかと思います。
伊勢ヶ濱⇒どっちもいい相撲じゃないですね。
決まり手ははたき込みです。
はたかれるのは分かっていても前に出るしかなかったですね。
変化というのは、あたる瞬間見えるものなんですか。
やはり相手との間隔が離れているのが自分でも分かるんでああっと思うんですね。
ついていこうとはしていますが結局上体だけ。
上体が先にいっているんで足がついていかないんですね。
成績が挙がっているときですとあの動きにもついていけるんですが。
石浦が初めて中入り後の後半に登場します。
千代の国は初めての三役以上の力士との対戦です。
3横綱を倒したというとことし初場所の琴奨菊、そして今場所の稀勢の里。
大関がこのところ優勝争いに関わる、横綱に向かっていくという形が出てきました。
そうですね。
横綱3人に対して大関がだいぶ力をつけてきているという感じがしますね。
琴奨菊は成績に波があります。
豪栄道と稀勢の里今回は、稀勢の里が横綱を倒して豪栄道がこのあと横綱に向かっていくわけです。
伊勢ヶ濱⇒稀勢の里は体に1本芯が入ったような感じになってきましたね。
重圧ということがよく言われますが今回はそういうこともなくなんだか稀勢の里らしさが戻っている感じがしますね。
落ち着いて自分の相撲を取っていますね。
ただ立ち合いがもうひとつですね。
立ち合いで自分の形になるということが必要ですね。
1回受けてから突き放すということが多いですね。
立ち合いがよくなるともっと強くなるでしょうね。
土俵上は御嶽海に嘉風です。
新三役の御嶽海は勝ち越しには届かず4勝8敗。
きょうが幕内の相撲100回目です。
嘉風は4勝8敗の成績。
嘉風らしさは今場所も数多く見せています。
館内の歓声も嘉風にかなり大きな歓声が飛んでいます。
制限時間いっぱいです。
御嶽海の応援も多いですね。
行司は木村容堂。
上手出し投げ、嘉風の勝ち。
ものすごい歓声です、館内。
本当に、嘉風は負け越してはいるんですがいい相撲は何番も見せていますよね。
きょうは嘉風らしい相撲ですね。
土俵際も諦めないで動いて出し投げ。
本当に御嶽海としては勝ったかなと思った瞬間あったでしょうね。
一瞬思ったかもしれませんね土俵際で。
ただ足がちょっと止まりましたね。
嘉風は下からあたっています。
そして右差しを封じます。
右を突っ張って、そして今度は左を差してしゃにむに前に出ていなされるんですが上手を取って回り込みましたね。
本当に嘉風らしさというのがきょうの一番を見ても、出ました。
速い相撲ですね。
嘉風のような相撲は頭で考えて取れるものじゃないですね。
ふだんの稽古がなければこういう動きはできないですね。
この辺り嘉風がこれだけの応援がくる内容を見せているということですね。
そうですね。
負け越しても、それに応えようとしていい相撲を取っていますね。
九州場所は嘉風には連日の大きな声援が送られています。
今度は東の土俵に上がった遠藤に館内から大きな声援が送られています。
遠藤が、この場所は白鵬を破りさらに3大関からも白星を手にしています。
しかし、きのう、おとといと連敗している遠藤です。
向正面の阿武松さんに伺います。
今場所の遠藤の相撲のうまさ徐々に見せてはいると思うんですがどうでしょう。
阿武松⇒彼本来の相撲というのが戻ってきたんじゃないでしょうかね。
立ち合い、鋭く入ってやはり前さばきのすばらしさですよね。
それから自分十分になる技術。
そういうものがあるんですが下半身に力が入っていないときはそれが最後までできないんですね。
それが今場所出てきていますね。
正面の伊勢ヶ濱さんにも伺います。
一門の力士です。
けがの回復具合はかなり進んだなという感じがします。
相撲の内容としてはどうですか。
伊勢ヶ濱⇒いい相撲を取っていますがね立ち合いがワンパターンですね。
右で前みつ取って左を差しにいく。
右手で突き放すようにあたっていきますね。
やるほうにしてみればどうやってくるか分かっているんで楽ですよね。
楽ですか。
楽ですよ、どうやってくるか分かるんですから。
遠藤のよさを生かすためにはやはり立ち合いに幅をつけるということが必要ですか。
今の立ち合いでいくんだったらもっと鋭さそれから重みをつけていかなければいけませんよね。
白鵬とやったときのように一気にあたって持っていったという感じですね。
その辺りをさらに磨きをかけていきたい遠藤です。
遠藤のこのあとの成績によっては新三役の可能性もあります。
隠岐の海は4勝8敗。
上手出し投げ、遠藤の勝ち。
遠藤、勝って7勝目。
隠岐の海は4勝9敗。
伊勢ヶ濱さん、きょうの立ち合いはどうですか。
きょうも、いつもどおりの立ち合いですね。
相手が左を中途半端に差しにきたんで前みつが取れましたね。
前さばきがうまいですからね。
左を強引に差そうとするんですが遠藤、右からの絞りが上手ですね。
押っつけながら、まわしを取りにいきますからね。
こうしたまわしの引き方攻め方というのはしっかりと基本があるわけですね。
下から下から取りにいくんですね。
そして取った瞬間、出し投げ。
取った瞬間にすぐに次の攻めに出ているんですね。
止まらないということですね。
これに立ち合いの力が増してくればということですか。
立ち合いからこれが取れるようになるともっとよくなると思います。
幕内の下のほうですと取れるわけですが上で戦ううえではもう1段。
立ち合いの踏み込みとか重みが三役以上になると全然違いますからね。
ふだんから上位の力士と稽古をすれば。
だんだん体が覚えてきますから出稽古は必要ですね。
けがをしていたので部屋での稽古がほとんどでしたけれども強い力士の胸を借りると違いますか。
そうですね、速い立ち合いに慣れていくということです。
ただちょっとワンパターンなんでね。
隠岐の海は自分の肘をつけた状態で差しにいけば勝てますよね強引に差しにいくのではなくて。
嘉風のリポートです。
負け越してはいるんですが師匠からはいつも負け越したあとが大事なんだと言われています。
自分でも15日間力を出すということを目標に取っていますそういう答えでした。
今の嘉風の考え方というのは立派なものですね。
そうですね。
やっぱり負けたあと一番一番一生懸命取って次の場所につなげていかなければいけませんね。
そういう気持ちは絶対大切です。
そこで力を緩めてしまうというのは相手に対しても失礼ですし見に来ている観客の皆さんにとっても失礼ですよね。
次の場所につながらないですね。
今の一番で勝った遠藤のリポートです。
まずはきょう、勝ててよかったですと話しました。
立ち合いで隠岐の海に右から張られましたけれども、それでも自分のほうが踏み込めたと思いますと話していました。
踏み込み勝った遠藤です。
土俵に高安と魁聖です。
大関昇進を期待をされた高安ですが今場所は崩れてしまいました。
もったいないですね。
そうですね。
相撲はもともと高いので出し投げを打たれたりするとなかなかついていけないところが昔からありましたね。
こういう重圧がかかるのもいい経験として次に結び付けていってほしいですね。
相撲に重みは、だいぶ出てきましたね。
あとはしっかり腰を落として落ち着いて取るということですね。
負け越しは決まりましたが残り3日間どういう相撲が取れるか高安。
魁聖は今場所、本来の相撲が全く取れません、1勝11敗。
高安の勝ちです。
連敗を5で止めました。
高安勝って5勝8敗。
魁聖は1勝12敗となりました。
きょうも時間がかかりましたがそれでもじっくりじっくりと圧力をかけていきました。
落ち着いて取ったといえば取ったんでしょうけど、魁聖がちょっと立ち合い、右を差せなかったですよね。
高安が差し勝った形になりました。
魁聖もこの形ですとまわしを引ければまたなんとかなるんですが。
そのまま取りにいったらだめなんですね。
右から絞りながら取りにいけばいいんですけど。
高安のまわしのねらい方はちょっと右は、外からでしたね。
高安もだめですね。
自分の肘を下げてまわしを切りながら取りにいかないといけません。
その構えは見せましたができません。
いい状態の高安ですとそういう攻めも出るのかもしれません。
先場所はそういうのがありましたね。
見えていましたね。
お互いに相撲が高すぎますね。
魁聖がたまらず巻き替えるところを出ていきました。
魁聖は右を全然使ってないですね右から絞って取りにいかないといけない。
巻き替えるんだったら左を振って相手と間隔が開いてから巻き替えないといけません。
今場所ちょっと立ち合いは体勢が高いんですしいいときもっと低いのでそれをもう一度思い出してほしいですね。
高安は連敗を止めました。
鶴竜が1分ほど前に支度部屋を出ました。
それよりも一番前に当然稀勢の里は出ています。
花道の奥に稀勢の里の姿が見えてその奥に鶴竜が見えました。
2敗で星の差1つの稀勢の里はきょう栃ノ心戦です。
土俵に照ノ富士と玉鷲です。
北海道地方でやや強い地震がありました。
揺れが強かった沿岸の地域では念のため津波に注意してください。
情報が入りしだいまたお伝えします。
勝ち越しの懸かる小結の玉鷲です。
今場所は日馬富士、琴奨菊、豪栄道を破りました。
横綱大関との対戦は、きょうこれが最後です。
先ほどの地震は津波の心配はありません。
玉鷲について向正面の阿武松さんに伺います。
上位を倒して気持ちが非常に乗ったこの場所だと思いますがどうでしょうか。
阿武松⇒いいんじゃないでしょうか。
立ち合いから突っ張って一気に持っていく相撲を磨くべきですね。
攻め込まれても魅力的ですね。
攻め込まれても突き落としにいくのではなくて体の神経の中で反対側に1回振っておいて突き落とすんです。
玉鷲の特徴のある突き落としよく相手は食いますね。
対戦相手はカド番を脱出した照ノ富士です。
正面は師匠の伊勢ヶ濱さんです。
連敗スタートはどうしようかと思いましたが意欲を切り替えましたね。
伊勢ヶ濱⇒初日を迎えるちょっと前、左膝はほうか織炎になっていまして熱もちょっとあったんですけど四日目、五日目辺りはだいぶよくなっていましたから。
傷痕も含めて二度も変わっているんですが強い大関ですよね。
ちょっと2連敗して弱気になったんですけどね。
すでにカド番は脱出して白星の上積みをねらいます。
玉鷲は三役での初めての勝ち越しを懸けます。
送り出し。
玉鷲勝ち越し。
これで1横綱3大関を破っての勝ち越しです。
あえて質問はしづらいところですが、伊勢ヶ濱さんに伺います。
今場所の玉鷲のよさは。
玉鷲が初日からずっといいですよね。
粘りのあるし腰もしっかり割っていますし自分から攻めるし、最後まで諦めないですね。
動きもいいし今場所はいいことだらけです。
相撲見ているとね。
何が変わったのかという感じもしますが。
攻めも厳しくなっていますからね。
張られてもあたっていっていますよね。
そのあと思い切って攻めていきますよね。
動きがいいのですぐに右から振りましたよね。
強烈なんですよね。
そのあともすぐに押しました。
それだけ動きもいいし相手も見えているんです。
三役で初めて勝ち越すというのはかなりの自信になると思うんですが、しかも上位を倒していますからね。
今場所は自信になったんじゃないですか。
ずっといい相撲を取っています。
もともと稽古場では非常に強いと言われている玉鷲ですが、本場所でもまさに力を出せるようになってきました。
すぐに力を抜かなくなりました。
諦めなくなったんですね。
稽古場でも押されると力を抜いてしまう場面があったんですが、なくなりました。
向正面の阿武松さん今場所の充実ぶりは見事ですね。
阿武松⇒すばらしいですね。
いちばんついたのは自信がないで自信じゃないでしょうか。
やれるんだというのが表情に出ていますね。
体に恵まれていますし突っ張りも強いです。
今までちょっと消極的なところもありましたがきょうの相撲も思い切りでしたね。
大関に差されている間に思い切り振るわけですから何かをつかんだんじゃないでしょうか。
非常にいい内容の勝ち越しです。
今場所の活躍ぶりがありましたので玉鷲にはこのあとインタビュールームに向かってもらいます。
土俵には、琴奨菊と栃煌山が上がって琴奨菊への声援が大きくなってきました。
すでに負け越しの琴奨菊きょうは栃煌山との対戦です。
勝ち越しインタビューです。
玉鷲関に来ていただきました。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
三役で初めての勝ち越しです。
ありがとうございます。
ちょっと今目が赤くなっていますけれども、これは。
そうですね。
よかったです。
しかも今場所は1横綱これで3大関を破っての勝ち越しになりました。
この点はどうですか。
そうですね。
よかったです。
今場所はとにかく攻める相撲がありますけど何か今場所の前に変わったことってあったんですか。
やっぱり…そうですね…今住んでいる場所がいちばんよかったと思います。
住んでいる場所ですか?やっぱり朝倉市に住んでいるので。
福岡県の朝倉市ですね。
いい環境にあって。
宿舎からも周りの人からも応援があったんじゃないでしょうか。
毎日質問してくれて。
来場所はいよいよ関脇昇進も見えてきました。
いつもどおり自分の相撲を取っていきますのでよろしくお願いします。
まだあと2日間ありますので関取らしいいい相撲を期待しています。
ありがとうございます。
玉鷲関でした。
白崎⇒片男波部屋は九州場所では朝倉市に宿舎を構えています。
場所前は二所ノ関一門の連合稽古のほかにも境川部屋にも顔を出して横綱大関の胸を借りる日もありました。
その間近で上位の人の稽古を見ているのも勉強になりますという話をしていました。
伊勢ヶ濱⇒やっぱり上位の力士と稽古をしてもらうのは大切ですね。
見るだけでも学ぶことはたくさんあるわけですね。
土俵上は時間です。
ご当所福岡、柳川出身の琴奨菊。
二日目敗れたあと連敗。
相撲の内容が本来の相撲とはかけ離れてしまいました。
残り3日、なんとしても一番でも自分らしさを取り戻したいところです。
栃煌山は5勝7敗。
6連敗スタートから立て直して勝ち越しに望みをつないでいます。
高知の明徳義塾高校の琴奨菊が3年先輩になります。
勝ち越しに望みをつなぎたい栃煌山。
流れを断ち切りたい琴奨菊。
式守勘太夫が合わせます。
突き落とし。
琴奨菊の勝ちです。
栃煌山は負け越し。
なんとしても右を差されてはいけないという気はあったと思います。
立ち合いがちょっとよくなかったですね。
連敗は6で止めました。
下からいっているんですけどね。
上体が先にいってますよね。
琴奨菊は右に動いて、そのまま勝負を決めました。
やっぱり足からあたっていかないとだめですよね。
栃煌山は、差すためにちょっと上体に力が入ってしまうときがあります。
下から入ろうとしすぎたのかもしれません。
このあとは優勝争いに関わっている力士が登場してきます。
正面の解説は元横綱・旭富士の伊勢ヶ濱さんです。
横綱と大関が優勝争いを終盤まで続けて楽しみな残り3日になってきました。
横綱どうしのきょうの一番が大きいですね。
白鵬鶴竜戦ですよね。
ここがいちばん鶴竜力を出さなきゃいけないところですよね。
白鵬が本来の調子ではないかもしれませんがそれ以上に鶴竜が気持ちで負けてはいけませんね。
そうですね。
その鶴竜がこの一番のあと土俵に上がってきます。
これから土俵に中で稀勢の里に力水をつけます。
鶴竜の支度部屋の様子です。
私も、毎日見ているわけではないので、何とも言えませんが特に変わった動きはなかったと思います。
いちばん支度部屋の奥にいるわけですが土俵入りのあとはしばらくゆったりとテレビに向かっていました。
そのあとしこを踏み始めようと立ち上がりますときょう西の方屋には3人の大関がいて豪栄道稀勢の里照ノ富士、この3人が、場所を空けて横綱がそこでしこを踏み始めました。
確認のために付け人を立たせて5時10分ごろには大いちょうを結い直してゆったりと構えていましたね。
特に変わったことをするわけでもなくていい状態だからこそふだんどおりに気持ちを落ち着かせているのかもしれません。
落ち着いているんでしょうね。
変に気負いもなく静かにそのときを待っている感じですね。
昔は淡々と自分の相撲を取っているという感じがしましたからね。
鶴竜は表情からは心理面を探れない力士ですよね。
今場所は体の張りもよく見えます。
白鵬は東の控えに腰を下ろしています。
白鵬はきょう勝ちませんと優勝の可能性が消えてしまいます。
伊勢ヶ濱さんからは前半のほうでちょっと雑になっているという話がありました。
自分の型での相撲が少ないですよね。
休場明けであることも影響があるんでしょうか。
相手に合わせて考えて取りすぎているような感じがしますね。
強引に自分の型でいってというのがあまり見えないのである程度相手に攻めさせてさばいているというほうかもしれませんね。
さばいているというかこうやっていけばいいかなという感じの相撲ですね。
横綱どうしの取組がこの取組のあとです。
土俵に栃ノ心と稀勢の里です。
栃ノ心は西の前頭6枚目ですが終盤に大関戦が組まれました。
この1年、栃ノ心が2回稀勢の里を破っています。
稀勢の里はここまで10勝2敗逆転優勝の望みをつなぐためにはきのうまでの3日間をむだにするわけにはいきません。
3横綱を破っています。
硬くならないことですよね。
上位よりもむしろ下の力士とやるほうが嫌だということがありますよね。
優勝が懸かってくると結構硬くなってくるのでそこもふだんどおりにできるようにしたらいいんでしょうか。
まだ追う立場ですから。
そこは大丈夫な気がします。
向正面の阿武松さん、この一番についてはどんな展開予想されますか。
阿武松⇒やっぱり栃ノ心は怖い相手ですね。
左から攻めて起こして左四つになったほうがいいと思います。
左の攻めが大事じゃないかなと思います。
上体を起こすような立ち合いで危ないですね。
それと、安易に左を差す相撲も危ないんじゃないかなと思います。
やっぱり、押っつけて起こしておいて相手をしないと相手は長身で四つ身の力もあります。
そういった攻めが見せられるかどうかです。
稀勢の里にとっていちばん大事なところはどこでしょうか。
落ち着いて自分の相撲を取るだけでいいんじゃないですか。
栃ノ心、動きがちょっと速くなっていますからね。
慌てないことです。
内容がよくなってきている栃ノ心戦です。
ただ1人、1敗の鶴竜が土俵下です。
星の差1つで追っている稀勢の里がこのままついていけるかどうかです。
今場所、初めての大関戦が組まれた栃ノ心。
稀勢の里、3敗。
先場所に続いて、栃ノ心が稀勢の里を破りました。
鶴竜との差は、この時点で2つになりました。
伊勢ヶ濱さん出てしまいましたね。
やっぱり変に意固地になって押そう押そうとして起こそうとしたんでしょうがやはりあそこはいつもどおり自分の立ち合いでいくべきでしたね。
阿武松さん、左の差し方大関としてもよくなかったですね。
押っつけてもいきましたけど押さえにいっているだけですね。
踏み込みがなかったですね。
栃ノ心にまわしを与えてしまいました。
この相手に先手で押し込まないとそれは負けますね。
栃ノ心は右四つになれば力が出ますからね。
これで鶴竜との差が2つになりました。
栃ノ心は大関を破って9勝目。
稀勢の里はこの1年ずっと初優勝、綱取りと期待を集めてきたんですがこうした一番を取れない。
やはり立ち合いですね。
自分の立ち合いがあるはずですね。
きょうはそれをしなかったですね。
心の面なんですね。
ずっとそれで勝ってきたのになんでそういう立ち合いがきょうはできないんですかね。
きのうまでの3日間そういう立ち合いをしてきたのに。
稀勢の里のリポートです。
何も答えてはくれませんでした。
ため息しか出ませんでした。
今の相撲も全く見ることなく支度部屋に消えていきました。
まだ脱落ということばを使うには早いのですが星の差2つです。
横綱どうし、十三日目結び前です。
白鵬39勝、鶴竜5勝というのがこれまでの対戦成績です。
白鵬が右足の指を痛めて先場所初めてすべて休場しました。
稀勢の里に連勝こそ止められましたが非常に落ち着いた内容です。
優勝争いの先頭に立っています。
阿武松さん横綱どうしですので過去の対戦はあまり参考にならないかもしれませんがどんな内容を期待されますか。
阿武松⇒きょうの相撲に関しては過去ではなくきょうの一番ですね。
白鵬に対して鶴竜が組み立てていくか。
鶴竜からすると先に攻めていきたいですね。
私は、もろ差しになりたいのではないかと思います。
今場所、動きがいいですからね。
やはりまわしを引き合うと1枚も2枚も白鵬のほうが上だと思いますので。
ここは中に入って中から攻めたいと思うんです。
伊勢ヶ濱さん、鶴竜は白鵬の右差しを防ぎたいですね。
鶴竜は右を入れて、左を入れてという感じですね。
先に右が入りますからそのあと左を入れるという感じですね。
それで中に入るか左四つになって出ていきたいですね。
白鵬がそれを許してくれるかどうかですね。
そのあとまた右四つがっぷりになる可能性があるんですが攻めにおいては今場所は鶴竜のほうが出ていますから。
白鵬は中盤以降上体が起き加減です。
前に出られていないのでね。
たとえ不利な体勢になっても一気に寄っていってという可能性もあるかもしれません。
白鵬はこの一番に勝ちませんと優勝の可能性は消えます。
鶴竜がただ1人、11勝1敗。
星の差1つだった石浦と稀勢の里が敗れました。
星の差1つで追っているのはあとは横綱の日馬富士だけです。
優勝に大きく前進できるかどうか鶴竜。
白鵬からしますと優勝の可能性を残せるかという一番です。
十三日目、結び前ただ1人1敗の鶴竜。
星の差2つの白鵬。
寄り切り、鶴竜の勝ち12勝1敗優勝に大きく一歩前進。
白鵬はこれで優勝が消えました。
日馬富士の前で鶴竜がまた一歩、歩を進めました。
星の差を保ちました。
このあと結びで日馬富士が登場します。
優勝に一歩近づいたという内容でした。
まだまだ横綱どうしの対戦が残っています。
鶴竜からしますと、まず1つ難敵を退けました。
足は鶴竜やはり出ていましたね。
鶴竜、前まわしからいきましたね。
前みつから入ろうとしたんですね。
左も途中で1回、入りましたね。
やはり今場所攻めは完全に鶴竜ですね。
いつもだったら最後押し返されるんですが鶴竜前に出てますからね。
白鵬が中盤以降体が起きてしまいましたね。
どうしても相撲が、いなしたりそういう相撲が多いですね。
最後は白鵬の巻き替えも起きてしまいました。
鶴竜、前に攻めてますね。
今場所は、はたきなどがないのがいいですね。
はたいて回り込んでというのが見られません、今場所。
あすは豪栄道で千秋楽は日馬富士ら間違いないでしょう先のことは考えないで一番一番自分の相撲を取っていけばいいでしょうね。
残りの相手を考えますとまだまだです。
日馬富士がいますからね。
横綱どうしの対戦のあと、結びは日馬富士と豪栄道です。
去年のこの九州場所の優勝は日馬富士でした。
この1年、休場もなく名古屋でも優勝。
九州場所も星の差1つです。
きのう稀勢の里に敗れて連勝は止まりましたがまだ鶴竜との対戦は残っています。
解説は伊勢ヶ濱親方です。
日馬富士の二日目からの連勝非常に内容がよかったですね。
いつもどおり一番一番勝っていくたびに集中力も増して自分の相撲になってきましたね。
古傷はいくつもあるわけですがそれも全く今場所は感じさせないいい内容でした。
毎場所、痛いところは痛いですね。
それを気力と気迫で乗り越えていきますからね。
日馬富士の支度部屋の様子はどうでしょう。
日馬富士も鶴竜と同じようにふだんと違った動きがあったようには見えませんでした。
いつものように、しこ、すり足付け人を立たせて立ち合いの確認。
内容は、右四つ左前まわしの形もあったんですがそれ以上に左四つ、右前まわしの形を繰り返していたのが印象的でした。
その前、前まわしを取って押し込んで突くそのまま右で出し投げそういった動きを確認していました。
支度部屋を出たところに大きな横断幕を持った日馬富士応援団がいまして支度部屋を出たところで優勝だ、頑張れと声をかけられますと表情が変わりませんでしたが一度大きくうなずいて花道に向かいました。
私も支度部屋の様子を見ましたが左だけではなく右、両方の動きを確認していたのが日馬富士の特徴かもしれません。
豪栄道について伺いますと3敗には、なりましたが相撲の内容は先場所今場所はいいものを見せてますよね。
今場所は足が前によく出てました。
それはすごくいいと思います。
詰めでしょうか。
出るのはいいのですがちょっと強引というか自分得意の前まわしを引かないで出ていくから相手の突き落としに敗れたりするんですね。
しっかり自分のまわしを引いていかなければいけませんね。
豪栄道も左前まわし日馬富士は両方練習していましたが豪栄道の取り口も頭に入っているはずです。
結びの一番です。
すでに鶴竜は勝っています。
星の差1つで日馬富士。
そして9勝3敗の豪栄道。
軍配は豪栄道、しかし物言いです。
軍配は出ていった豪栄道に上がりましたが日馬富士も上手投げ伊之助の軍配は西に上がりました。
確かに呼び込むような投げでした。
土俵の中に残っていたように見えましたが、どうでしょうか。
日馬富士の上手投げに対して豪栄道の体はどうか。
落ちるタイミングだけ見ますと微妙になっています。
軍配は豪栄道。
日馬富士の左足と豪栄道の体が残っているかどうか。
足が返っているのと飛んでいるのとどうかということですね。
協議が終わりました。
ただいまの協議について説明いたします。
行司軍配は豪栄道に上がりましたが足が出るのが同時と見て取り直しと決定しました。
日馬富士の額はもう赤くなっています。
取り直しです。
取り直しとなったところで阿武松さんに伺います。
豪栄道が攻めていきました。
横綱の反応の速さ。
取り直しとなってお互いどう考えていきますかね?先ほどの相撲を見て分かるのは豪栄道はちょっと立ち合いが浮いていたんですがここへきて立ち合いを修正してきましたね。
どの辺りですか。
やはり低さと前に出る気持ちですね。
それで四つ身でまわしをきちんと取るということを修正してきていますから横綱としても残しきれなかったので同体になりましたね。
一方の日馬富士はやはり左の上手を取ればという。
頭であたり合った最初の一番でした。
日馬富士としても攻め込まれたなという感じはあったでしょうね。
押されましたね。
押されてるんですが豪栄道、詰めが甘かったですね。
その部分、取り直しとなりましたね。
また豪栄道の踏み込みよかったですね。
立ち合い、よかったですね。
星の差1つで追っている日馬富士。
取り直しとなった結びの一番。
鶴竜勝って12勝1敗。
2敗の稀勢の里と石浦は敗れています。
星の差1つは日馬富士だけ。
まだ鶴竜との直接対決を残している日馬富士。
上手投げ、日馬富士の勝ち。
星の差1つで追いかけます。
上手を取りにいきました。
これで11勝2敗。
日馬富士は鶴竜との対戦を残しています。
2敗で追うのは日馬富士ただ1人となりました。
「大相撲九州場所十三日目」をお伝えしました2016/11/25(金) 15:55〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲九州場所 十三日目 ▽3横綱撃破の稀勢の里 今日は栃ノ心戦[二][字]

▽1敗鶴竜は白鵬と ▽新入幕石浦は幕内最初に登場 (4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)伊勢ヶ濱(元旭富士),向正面(幕内)阿武松(元益荒雄)

詳細情報
番組内容
▽1敗鶴竜は白鵬と ▽新入幕石浦は幕内最初に登場 (4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)伊勢ヶ濱(元旭富士),向正面(幕内)阿武松(元益荒雄),【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦 <副音声>【ゲスト】ケネス・スエンセン,【実況】ヒロ・モリタ,【通訳】古山真紀子 〜福岡国際センターから中継〜 <中断>(4:00)−(4:03)[字]ニュース (5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)伊勢ヶ濱(元旭富士),向正面(幕内)阿武松(元益荒雄),【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【ゲスト】ケネス・スエンセン,【実況】ヒロ・モリタ,【通訳】古山真紀