日本の羽生結弦がことしもNHK杯の舞台に立ちます。
世界最高得点を更新した去年のNHK杯から1年。
ディフェンディングチャンピオンとして、さらに難度の高いプログラムに挑戦して臨むことしのNHK杯です。
この大会はとてもいいイメージがある。
でも去年と同じ演技をするわけではない。
曲も会場も違う中で今できる最高の演技をしっかりやっていきたいと抱負を語っていました。
ウォーミングアップを行っている羽生結弦。
このあと男子シングルショートプログラム第2グループ4番目の滑走です。
札幌で5年ぶりに開催されていることしのNHK杯。
第1グループの人たちの演技が始まっています。
デニス・バシリエフスさんです。
ラトビアの17歳です。
NHK杯初出場です。
70.50でシーズンベストを更新しました。
現在2位です。
38回目を数えるNHK杯国際フィギュアスケート競技大会。
ことしの会場は真駒内セキスイハイムアイスアリーナです。
男子シングル解説は本田武史さんです。
新時代の4回転ジャンパーアメリカのネイサン・チェンです。
試合に出るたびにパーソナルベストを更新している今シーズン。
バレエ「海賊」より。
初めに4回転ジャンプを2本用意しています。
最初はコンビネーション。
転倒。
4回転ルッツ転倒ですね。
コンビネーションにできませんでした。
次は4回転のフリップ。
4回転フリップトリプルトーループきれいに決まりました。
こちら側をコンビネーションにしました。
ショートプログラムは1つのジャンプをコンビネーションにしなければいけません。
3つ目の要素フライングシットスピンです。
そして次のジャンプは、午前中の練習で入念に確認をしていました前向きに跳ぶトリプルアクセル。
トリプルアクセル。
両手をついてしまいました。
足換えのキャメルスピン。
手拍子
去年のジュニアグランプリファイナル金メダリストです。
6つ目の要素ステップシークエンス。
よく体が動いていますね。
難しいステップも一つ一つ丁寧に踏んでいました。
最後の要素足換えのコンビネーションスピン。
拍手
NHK杯初出場のアメリカのネイサン・チェン。
少し悔しそうな表情を見せました。
笑顔はありません。
このショートプログラムに2本の4回転ジャンプを予定していました。
本人としてもちょっと残念な2分50秒だったでしょうか。
そうですね、やはり高い確率で成功していた4回転ルッツの転倒がありました。
でも、そのあとの4回転フリップ3回転トーループはよく決めました。
集中してしっかりとコンビネーションにしてきました。
宇野昌磨選手が世界で初めて成功させたという4回転フリップ。
この選手もフリップを武器にしています。
最初のルッツです。
4回転ルッツ。
高さ、回転はよかったと思うんですが足りていると思うんですけれども少し降りるときに足をついたところでバランスを崩していますね。
転倒しますとマイナス1の減点です。
ただそのあとですね4回転フリップ回転がきれいに回っていますね4回転3回転。
ただ残念なのはトリプルアクセル。
本人が比較的苦手にしているジャンプですね。
練習では何度も何度もやっていましたね。
ただこのステップシークエンスも勢いがありましたね。
一つ一つのステップを丁寧に滑ってそして滑りながら音をしっかりと表現していましたね。
今シーズン、シニアデビューということで羽生結弦選手と同じ大会に出場できるのが初めて非常にエキサイティングだという話をしていました。
拍手
得点を待ちます。
ショートプログラムは87.94です。
デビューの試合だったフランス大会の92.85には届きませんでした。
現在1位です。
去年のNHK杯初めて出場して5位。
2年連続でNHK杯の舞台に立ちます。
去年のNHK杯を超えたい。
去年の自分に勝ちたいと話をしています。
アストル・ピアソラ作曲、「ブエノスアイレスの春」初めに4回転サルコー。
4回転サルコーこらえましたね。
ジャンプが続きます。
次はトリプルアクセル。
トリプルアクセルはきれいに決まりました。
足換えのシットスピン。
3つ目の要素です。
バタフライからのフライングシットスピン。
ショートプログラムは2分40秒プラスマイナス10秒この時間内に7つの要素を盛り込みます。
後半に持ってきたコンビネーションジャンプ。
トリプルフリップトリプルトーループ流れがよかったです。
7つ目の要素ステップシークエンス。
ステップの動きもいいですね。
一から作り直してきたというステップです。
気持ちのこもったステップでしたね。
コンビネーションスピン。
気持ちをめいっぱい込めました。
「ブエノスアイレスの春」。
場内を乗せました。
肩で息をします田中刑事。
笑顔こそありませんがどうでしょう、本田さん。
できることはだいぶできましたかね。
そうですね。
大きなミスもなく全体的にプログラムも締まりがある感情のこもった演技だったと思います。
昨シーズンと同じプログラムで今シーズン、戦いに挑んでいます。
表情が和らいできました。
冒頭の4回転サルコーは午前中の練習でも入念に行っていました。
決まるときと決まらないときがありましたが。
4回転のサルコーです。
ジャンプの浮き上がり、回転はしっかり回っていると思いますね。
4回転サルコーとしてのジャッジはされますか。
基礎点は19.50です。
そのあとのトリプル。
トリプルアクセル降りたあと余裕もありましたね。
そしてコンビネーションジャンプの流れがありました。
幅、滑りきれいに決まりましたね。
ロシア大会ではコンビネーションがうまくいきませんでした。
この辺りしっかりと修正してきました。
本田さんこのステップシークエンスですね。
動きの中での強弱の付け方そして気持ちを前面に出したいいステップだったと思います。
ロシア大会では69.13パーソナルベストは昨シーズンの四大陸選手権74.82です。
80.49。
80点に乗せました。
これはパーソナルベスト更新です。
勢いに乗った滑り。
第1グループ最後の滑走です。
アメリカのジェイソン・ブラウン21歳。
第1戦のアメリカ大会2位。
NHK杯は初出場です。
映画「007スペクター」より。
今シーズン新たに盛り込んだ4回転トーループ。
4回転のトーループ。
両足での着氷となりました。
2本目のジャンプはトリプルアクセルです。
トリプルアクセル高さがありましたね。
フライングシットスピン。
3つの要素です。
足換えのキャメルスピン動きが速くていいですね。
ジャンプは1つコンビネーションを跳ばなくてはいけません。
トリプルルッツダブルトーループ。
ぐらつきましたがなんとかこらえました。
ステップシークエンス。
NHK杯で初めて滑りましたアメリカのジェイソン・ブラウン。
日本に来ることをとても楽しみにしていたジェイソン・ブラウンです。
にこやかな笑顔に変わりました。
星条旗が揺れています。
本田さん非常に表現力豊かな伸びやかなスケーティングでしたね。
本当に体の柔らかさを生かしたステップや体の動かし方が非常に大きくて音の取り方もいいですよね。
これまではショートでは4回転を入れていませんでしたが今シーズンから4回転の新時代ということで冒頭4回転トーループを持ってきました。
なかなか午前中の練習では成功しなかった4回転トーループです。
これが最初の4回転トーループですね。
もしかするとダウングレード判定かもしれないですね。
2分の1回転以上が足りませんとダウングレード。
1回転少ないジャンプとジャッジされてしまいます。
このトリプルアクセルも両足着氷になっていますね。
バレエジャンプですね。
高さのある柔らかさ。
このスピンもそうですが回転の速さ、軸の取り方よかったですね。
そして最後のジャンプはコンビネーションにしました。
トリプルルッツからトリプルトーループにいく予定だったんですが2回転でバランスを崩しましたね。
第1戦のアメリカ大会で2位この大会で3位以上でグランプリファイナル進出が決まります。
日本の羽生結弦、このあと第2グループに登場です。
ジェイソン・ブラウンショートプログラム74.33第1グループ4人が終わって4位です。
ネイサン・チェンがトップ73.942位日本の田中刑事パーソナルベストを更新して80.49です。
館内⇒第2グループの選手の皆さんは練習を始めてください。
ディフェンディングチャンピオン羽生結弦がリンクインです。
船岡⇒先ほど演技を終えました田中刑事選手のインタビューです。
お疲れさまでした。
田中⇒ありがとうございます。
80.49すばらしい得点ですね。
シーズンベストが出たのでよかったです。
冒頭の4回転からきょうのショートプログラムどうでしたか。
踏み切り自身は自分の中で100点ではなかったのでもうちょっとできたなというところもあるしそのあとのジャンプはしっかり落ち着いて跳べたのでそれはよかったなと思います。
ステップも非常に乗っていて観客も巻き込みました。
ジャンプが成功した分気持ちもすごい楽になりその分ステップに力を注ぐことができてよかったです。
あすフリー、どうですか。
きょうサルコーでよくなかった踏み切りと自分の中の感覚をもっと研ぎ澄ませていってフリーではきょう以上の出来をしっかり皆さんの前で表現したいと思います。
お疲れさまでした。
ありがとうございました。
第1グループ滑走を終えました田中刑事選手のインタビューでした。
これから第2グループです。
上着を脱ぎました、羽生結弦。
第2グループ6人が滑走を行います。
イスラエルのアレクセイ・バイチェンコそして日本の日野龍樹は2番目の滑走。
3番目にカナダのエラジ・バルデ4番目に登場日本の羽生結弦です。
そのあとはアメリカのグラント・ホクスタインカナダのナム・ニュエンです。
プリンスのステージ衣装をイメージしたこのコスチュームです。
2013年からグランプリファイナル連覇今シーズンは第1戦のカナダ大会で2位今コンビネーションを軽やかに決めました。
本田さん、ここまでの練習ウォーミングアップを見た印象はどうですか。
本田⇒トリプルアクセルから練習を始めたんですがそのあとに4回転サルコー3回転トーループコンビネーションも決まっていますし一つ一つのジャンプ呼吸を整えながら一個一個確認して跳んでいますね。
2回しかジャンプを跳んでいません。
ショートプログラム冒頭にイーグルからの4回転を予定しています。
そのあとが4回転サルコートリプルトーループキャメルスピンです。
カナダ大会を終えてスケーティングのクオリティーさらにはジャンプの質も高めてきたと話をしています。
6分間の公式練習ちょうど半分が終わりました。
こちらは21歳羽生結弦と同学年です日野龍樹。
NHK杯初出場。
初めてのシニアグランプリの登場です。
愛知中京大学4年生です。
初めての出場ですから緊張感も少なからずあると思いますがどうでしょうか。
練習も落ち着いて滑っていましたしすごく集中している表情をしています。
羽生結弦と同学年。
ジュニアのころからライバルとしてせっさたくましてきました。
同じ舞台にやっと立つことができたと日野龍樹は話をしています。
羽生結弦カナダ大会はは上下白のコスチュームでしたが第2戦、その色が変わっています。
ショートプログラムはプリンスのステージ衣装をイメージしています。
カナダ大会からおよそ3週間がたちました。
この辺りの修正点がきょうどのように現れてくるか注目ですね。
そうですね。
プログラムも少し変更ジャンプの入りとかも変更があると思います。
4回転ループきれいに決まりましたね。
午前中の練習でも合計6本の4回転ループを跳んでそのうち4本を成功させています。
本田さんは札幌に来てから羽生結弦選手と話をされたと思います。
非常にいい練習ができてきたということとできるという自信があるということばがありました。
4回転ループが成功するかどうかこの分かれ目というのは本田さんどのように考えていますか。
4回転ループ、ループジャンプは右足で跳んで右足で降りるジャンプですので力まないということですね。
第2グループ4番目の滑走です。
滑走順についてはどうですか。
6分間練習が終わってから少し呼吸を整える時間があってもう1つ、動く時間体を温める時間があってからの演技になります。
非常にいい滑走順じゃないかなと思います。
これまでは世界ランキング順に滑走が決まっていました。
今シーズンから抽せんで第1グループ第2グループすべての滑走順が決まります。
きのう行われた抽せんで全体で9番目の滑走となりました羽生結弦選手。
ショートプログラムで4回転2本。
フリーでは4回転、4本。
合計で6本を今シーズン用意しています。
6分間の公式練習が終わりました。
第2グループ最初の滑走です。
アレクセイ・バイチェンコ28歳。
第3戦のロシア大会3位表彰台初めてグランプリシリーズで表彰台に上がりました。
NHK杯初出場。
「チャンバーメイド・スウィング」。
ロシア大会ではジャンプ3つすべてクリーンに着氷しました。
トリプルアクセルきれいに決まりましたね。
次に4回転4回転のトーループ両手をつきました。
コンビネーションスピン。
最後のジャンプがコンビネーションです。
トリプルフリップダブルトーループのコンビネーション。
予定では3回転3回転でした。
バタフライからのフライングキャメルスピン。
2009年まではウクライナ代表その後イスラエル代表として活動しています。
ステップシークエンス。
最後の要素に向かいます、7つ目。
足換えのシットスピン。
会場に一体感をもたらしました。
そして少しほおが緩みました。
NHK杯初めて登場イスラエルのアレクセイ・バイチェンコ。
全体としては本田さんどんな印象でしたか。
本田⇒よく音に合わせて勢いのあるプログラムだったんじゃないかなと思いました。
最後までスピードが落ちませんでした。
ステップでの表現も非常によかったと思います。
第3戦のロシア大会では3位表彰台。
NHK杯で好成績を収めればグランプリファイナル進出というのも見えてきます。
最初のトリプルアクセルです。
余裕がありますね。
そのあとの4回転トーループ高さ、回転よかったんですがランディングで手をついてしまいました。
10.30の4回転トーループここからのできばえの点数になります。
回転数はしっかり回っていると思います。
トリプルフリップの幅よかったんですけれどもそのあとのダブルトーループですね。
少し跳び急いでしまっていますね。
できれば3回転3回転にしたかったところです。
このステップシークエンスよく音に合わせていましたね。
第3戦のロシア大会ではこのショートプログラム86.81でパーソナルベストを更新しました。
このあとが日本の日野龍樹です。
得点は80点に届きませんでした。
ショートプログラム75.13現在のところ4位です。
ちょっと残念そうな表情のバイチェンコです。
拍手
初めてのシニアグランプリシリーズの大舞台がNHK杯です。
ジュニア時代から羽生、田中刑事と互いに刺激し合ってここまできました。
自分もやっとここまで来ることができたと話しています。
「Artsakh」アルメニアの民族音楽です。
冒頭にコンビネーションジャンプを予定しています。
トリプルルッツトリプルトーループのコンビネーション。
余裕がありました。
次にトリプルアクセル。
トリプルアクセルでした。
少し斜めだったんですがよく降りましたね。
手拍子
手拍子
コンビネーションスピン。
ジャンプはあと1つ。
トリプルループ。
トリプルループ決まりましたね。
手拍子
足換えのシットスピン。
ここまではプランどおりきました。
最後にステップシークエンスです。
拍手と歓声
長い間、夢にまでみた夢の舞台。
胸を押さえます。
そして込み上げてくるものがあります。
初めてNHK杯の舞台に立ちました。
今、表情がほころびました。
およそ5900人収容の真駒内アイスアリーナ。
観客の声援に応えます。
本田さん、今持っていることを出すことができましたかね。
本田⇒本当に緊張感があったと思うんですけれども一つ一つのエレメンツ技ですね、非常に丁寧に滑っていましたね。
長久保裕コーチが迎えます。
11月上旬に同じスケートクラブの後輩山本草太選手の欠場があって急きょエントリーが決まりました。
もともとエントリーされていなかった大会で複雑な思いはあるんだけれども持っているものをすべて出し切りたいという話をしていました。
最初のトリプルルッツからトリプルトーループのコンビネーション。
しっかり回転を止めて余裕を持って降りてきましたね。
このトリプルアクセルは上がったときにかなり斜めになっているんですけれども、それを感じさせない降り方でしたね。
最後のループジャンプでした。
ステップはどうでしたか。
右回り、左回りと難しいステップの組み合わせをしていかなければいけないんですけれども一つ一つのターンを非常に丁寧にやっていましたね。
終わってほっとしたという顔が最後に出ていましたね。
拍手
羽生結弦、田中刑事と同学年ことしのNHK杯3人が出場しています。
70点台に乗せました。
シーズンベストそして、これはパーソナルベストです。
72.50で現在6位です。
現在トップはネイサン・チェン。
日本の田中刑事は2位日本の日野龍樹は6位順番が近づいている羽生結弦です。
第2グループ4番目の滑走です。
NHK杯3年連続3回目の出場。
去年長野の大会は11位不本意でした、エラジ・バルデ。
曲は「ザ・サウンド・オブ・サイレンス」。
ポール・サイモン作曲です。
ショートプログラムには4回転を入れずに3回転で勝負してきます。
トリプルフリップでした。
トリプルアクセル。
高さがありましたね。
着氷もこらえました。
前半にジャンプを集めています。
3つ目にコンビネーション。
トリプルルッツトリプルトーループ。
フライングアップライトスピンでした。
足換えのシットスピン。
コンビネーションスピン。
拍手
ことしも躍動感のある表現力を見せてくれました。
小さくうなずきましたカナダのエラジ・バルデ。
このあとが日本の羽生結弦です。
第1戦から衣装を変えてきました。
グランプリシリーズで初めて4回転のループが成功するかどうか。
スケートファンの注目が集まります。
ジャンプの入り方、角度、修正していかなければいけない部分は分かっているというきのうの話の羽生結弦。
ループが今、決まっています。
3回転ですね。
そうですね。
回転の速さ閉め始めのリズムなどを確認していましたね。
4回転ループを予定している位置でジャンプを決めてきましたね。
3回転を2回続けました。
今シーズン初戦のカナダ大会から少しずつ意識しなければいけないポイントが減ってきているそんな話もしていました羽生です。
きょう午前中の練習では6本中4本4回転ループが成功しました。
拍手
カナダ、エラジ・バルデの得点が出ます。
バルデのショートプログラム76.29。
現在のところ4位です。
けががあって出遅れた今シーズンカナダ大会では2位。
4回転ジャンプをプログラムの一部として見てもらえるようにさらに練習を積んできたという話です。
ディフェンディングチャンピオンとして迎えることしのNHK杯。
日本初披露、プリンス「レッツ・ゴー・クレイジー」。
イーグルからの4回転ループですが回転はしっかりしていましたね。
次は4回転のコンビネーション。
4回転サルコートリプルトーループ。
鮮やかな着氷。
バタフライからのフライングキャメルスピン。
次が3つ目のジャンプ。
トリプルアクセル。
余裕があります。
足換えのシットスピン。
ポジションの変化もスムーズでした。
コンビネーションスピン。
4回転ループを入れた新たなプログラム。
少し本人は悔いを残したような表情、口の動き。
しかしカナダ大会から確実にステップアップしてきたショートプログラムです。
1つ息を吐きました。
表情が緩みます。
およそ5900人が総立ちの真駒内アイスアリーナです。
本田さん、きょうのショートプログラムどうだったんですか。
すごく気持ちが前にいっている分だけ4回転トーループで少し力んでしまったのかなと見えたんですがそのほかのステップやスピンの入りのところですね。
ターンをするところも一つ一つ音に合わせてスピンのポジションの変化も音を聞きながらそのリズムがよかったです。
カナダ大会では最初の4回転トーループダウングレードが回転不足を取られました。
その4回転ループです。
上がったときに軸が少し左ですね回転の外に外れてしまいましたね。
そのあと4回転サルコーからトリプルトーループ出来栄え点などで加点されそうです。
トリプルアクセルも余裕がありました。
手元のジャッジを見てみますとトリプルアクセル9.352加点は3点。
入り方も難しい入り方を幅高さ降り方の流れがすべてよかったということですね。
プラスマイナス3でジャッジしていきます。
スピードなどはどうですか。
よく滑っていましたねそして体もよく動いていましたね。
スピンも一つ一つの回転ポジションの変化よかったと思います。
もう少しという口の動きでしたがショートプログラム日本で初めて披露しました。
去年このNHK杯で100点を超えました。
ことしもNHK杯100点を超えました。
103.89です。
あのカナダ大会の79.65から大きく上積みしてきました。
9人の滑走が終わって羽生、トップに立ちました。
2位のネイサン・チェンと10点以上の差をつけています。
15.95の差をつけています。
3位は田中刑事。
4位はミハイル・コリヤダです。
アメリカのグラント・ホクスタインです。
2年連続2回目のNHK杯です。
去年は長野で4位でした。
「DueTramonti」。
初めに4回転の連続コンビネーションです。
4回転のトーループ転倒ですね。
コンビネーションにできませんでした。
トリプルアクセルこらえました。
足換えのキャメルスピン。
フライングシットスピン。
ポジションチェンジもよかったですね。
次のジャンプをコンビネーションにしなければなりません。
トリプルルッツダブルトーループ。
ターンが入ってしまいましたがなんとかもちこたえました。
体を大きく使ったステップシークエンスです。
よかったですね。
コンビネーションスピン。
アメリカのグラント・ホクスタイン。
今シーズングランプリシリーズ2試合目。
あの第1戦のカナダ大会ではジャンプの不調で11位と不本意でした。
その中にあって本田さんだいぶジャンプは少しずつ修正してきていますかね。
少しまだ合っていないのかなと思いますね。
トリプルアクセルが非常に高さのある選手だったんですが今のショートプログラムはトリプルアクセルはこらえて降りるという形になってしまいましたので。
4回転のトーループ回転がしっかり回ってからの転倒になりますので基礎点は入ると思います。
トリプルアクセル。
なんとかこらえました。
こういったスピンのポジションの変化ですね。
よくスムーズにできていましたし回転の速度もよかったと思います。
アメリカのグラント・ホクスタイン70点に届きませんでした。
10人滑って10位ショートプログラム68.31です。
現在、トップ羽生結弦2位、ネイサン・チェン3位、日本の田中刑事日野龍樹は8位です。
2014年世界ジュニアのチャンピオンです。
シニアのグランプリシリーズ3戦目。
カナダ、ナム・ニュエン。
NHK杯初出場です。
「ラブ・ミー・オア・リーブ・ミー」この選手も4回転持っています。
サルコー。
4回転サルコートリプルトーループ。
トリプルアクセル。
表情がいいですね。
3つ目のジャンプはルッツです。
トリプルルッツで転倒ですね。
最後のジャンプで失敗。
最後にスピンを2つ用意しています。
第1戦のアメリカ大会勢いよく入りすぎて得点を取ることができませんでした。
足換えのシットスピン。
コンビネーションスピン。
拍手
18歳、ナム・ニュエン。
少し悔しそうな表情で頭をかきました。
声援に応えます。
最初のジャンプ2つは勢いがありました。
前半のジャンプは見事でしたね。
4回転サルコーも見事に決まりました。
そのあとのトリプルトーループもしっかり落ち着いて決めました。
最後のジャンプのトリプルルッツが悔やまれるところだと思います。
転倒してしまいましたのでマイナス1点つきますのでジャンプのほうでもGOEのマイナスになります。
両親のルーツはベトナムというナム・ニュエンです。
4回転サルコー高さ回転足りていると思います。
4回転サルコーから3回転トーループトリプルアクセル。
スローで見ますと回転がアンダーローテーションになる可能性がありますがどの辺りに原因がありますか。
跳び上がるタイミングよりも先にジャンプを跳び上がろうとしてしまった分右に体重が落ちてしまいました。
着氷のときにそのまま右に乗ったまま転倒してしまいました。
現在トップは羽生結弦です。
ネイサン・チェン田中刑事と続いています。
最後の滑走が終わりましたカナダのナム・ニュエン。
75.33です。
転倒による減点1があります。
全員の滑走が終わって6位というショートプログラムです。
ことしのNHK杯男子シングルショートプログラムが終わりました。
日本の羽生結弦がただ1人100点台103.89でトップです。
アメリカのネイサン・チェンが87.94で2位。
1位と2位の差は15.95あります。
3位に日本の田中刑事80.49というパーソナルベストネイサン・チェンとは7.45の差です。
初出場の日本の日野龍樹は9位で終えました。
澤田⇒男子ショートプログラムの様子をご覧いただきました。
羽生結弦選手シーズンベストの103.89を出しましたその演技を振り返ります。
実況
⇒日本初披露プリンスの「レッツ・ゴー・クレイジー」。
イーグルから4回転ループですが。
回転はしっかりしていました。
4回転のコンビネーション。
4回転サルコートリプルトーループ。
鮮やかな着氷。
バタフライからのフライングキャメルスピン。
次は3つ目のジャンプトリプルアクセル。
トリプルアクセル余裕があります。
足換えのシットスピン。
ポジションの変化もスムーズでした。
コンビネーションスピン。
拍手と歓声
4回転ループを入れた新たなプログラム。
少し本人は悔いを残したような表情。
そして口の動き。
演技を終えた羽生選手です。
羽生選手自身の手応えもうちょっとというようなしぐさも見えました。
いかがでしたか。
羽生⇒ジャンプを見て分かるように大きなミスといえないんですが感覚もちょっと欲しかったなという思いがあったのでそこは直したいなと思えたのと素直に思ったのと結構成長できた部分があったのでよかったと思います。
完成度を課題にしていましたがどうでしたか。
日本ということもあって自分も楽しみながらプログラムもできました。
プログラムの衣装を替えてみたりもしたので楽しくできたかなと思います。
ねらいは何だったんですか。
イメージチェンジをねらってやりました。
あすはフリーで連覇がかかります。
きょうはしっかり休んでできた部分も見直しながらあしたに備えたいと思います。
ありがとうございました。
日野選手です。
お疲れさまでした。
初めてのNHK杯どうでしたか。
日野⇒夢みたいな舞台に立たせてもらって6分間のときとか本当に現実という実感が全然なくてちょっと大きく捉えすぎてるのかなと思って今までやってきた試合これも単なる試合だと思って滑ったらいつもどおり滑ることができたと思います。
澤田⇒羽生選手のインタビューをお聞きいただきました。
羽生選手について織田さんいかがでしたか。
織田⇒すばらしい演技でした。
4回転ループ冒頭のジャンプだったんですがあれだけ左に軸が傾いてもこけずにしっかりと回転も回っていました。
ミスではあったんですがよくこらえたなというふうに思いました。
一つ一つの完成度ですよねすべてのエレメンツが非常に曲にしっかり合っていてどんどんお客さんも引き込まれていくのが分かりました。
ものすごい歓声でしたもんね。
鈴木さんは一つ一つの部分どのようなところ注目されましたか。
鈴木⇒技は音を捉えているという点でこの曲を羽生選手が完全に自分のものにしているなというのを感じました。
鈴木さんと話していたんですがスピンのポジションを変えることも曲に合っていたり回っている間も曲を表現しながら腕を動かしたりこまやかなところが非常に曲に合っていて非常にうまいなと思って見ていました。
インタビューではジャンプのことは悔しそうでしたあすに向けていかがでしたか。
ジャンプのキレというのは4回転サルコー、トリプルトーループもきれいに決まっていました。
ジャンプのきれ、非常にいいと思います。
このままフリーでも頑張ってほしいと思います。
鈴木さんはいかがですか。
鈴木⇒インタビューを見てみると手応えを感じているのでいい感覚でフリーもぜひ充実したやってきたことをしっかりと出せるフリーになってほしいと思います。
衣装もイメージチェンジということで会場もどよめきましたね最初。
どよめいていましたね。
白から紫の衣装に替えたということで、心機一転じゃないですが新たな気持ちで頑張るぞといういい試みだったんじゃないかなと思います。
とてもすごく似合っている衣装だと思います。
男子シングル唯一100点を超えた羽生選手が1位です。
田中刑事選手はパーソナルベストを出しました。
日野龍樹選手もパーソナルベストでした。
インタビューもありました。
日本選手2人がパーソナルベストをこの舞台で出せるかいかがですか。
羽生選手もすばらしい演技でしたが田中選手日野龍樹選手すばらしい演技をしました。
田中選手は失敗はありましたがジャンプをまとめてきました。
日野選手もすばらしい演技でした。
3人同級生が力を出し切ってくれてうれしいです。
日野選手は感極まる場面もありました。
鈴木⇒田中選手も日野選手もお客さんのパワーもしっかりと受け取っていました。
力に変えて滑っていたなと感じました。
あしたもベストを尽くしてほしいです。
あすは0時30分からお伝えします。
現在、放送予定をご覧いただいています。
去年世界戦最高得点を出した羽生結弦選手ショートプログラムは103.89。
シーズンベストであすを迎えることなります。
あすも真駒内からお伝えします。
♪〜「2016NHK杯フィギュア」をお伝えしました2016/11/25(金) 19:30〜20:45
NHK総合1・神戸
2016NHK杯フィギュア「男子シングル・ショートプログラム」[多][字][デ]
昨年、世界最高得点をマークした羽生結弦。ショートプログラムでは、今シーズン世界で初めて成功させた4回転ループに再び挑む。<副音声は場内音声のみ>
詳細情報
番組内容
昨年のこの大会で世界最高得点をマークした羽生結弦。頂点を極めた彼がさらに進化をしようとしている。ショートプログラムでは、今シーズン世界で初めて成功させた4回転ループに再び挑む。プリンスの「レッツゴー・クレイジー」に乗せ、難度を上げたプログラムで新境地に挑む。 〜札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナから生中継〜
出演者
【ゲスト】織田信成,鈴木明子,【解説】本田武史,【アナウンサー】船岡久嗣,【キャスター】澤田彩香