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解説書き起こし 2016NHK杯フィギュア「女子シングル・フリー」 2016.11.26

NHK杯フィギュア38回目を迎えました。
女子シングルフリーが今行われています。
連覇を狙う宮原知子。
まもなく彼女の演技です。
7か国11人の選手が滑ります。
ここまで7人の選手が滑り終えています。
解説は2006年トリノオリンピック金メダルの荒川静香さんです。
荒川⇒よろしくお願いします。
日本勢、3人出場しています。
ちょうど今、樋口新葉の演技が終わったところです。
まもなく樋口新葉の得点が出るところです。
樋口新葉は129.46というパーソナルベストを持っています。
122.81合計185.39。
高い得点が出ました。
現在のところトップに立ちました。
日本の樋口新葉15歳。
すばらしい演技をこのフリーでも見せました。
日本勢は3人出場。
その2人目、松田悠良。
中京大中京高校3年生の松田悠良。
大きな歓声に送られました。
きのうのショートプログラムはすばらしい演技を見せて6位につけています。
回転不足を取られないように思い切り滑りたいと話していた松田悠良。
「スパニッシュ・キャラバン」です。
力強い滑りはあまり得意ではありませんけれども最近やっと手応えが出てきましたと話していました。
まず難しいジャンプ。
絶対に決めたいと話していました。
ダブルアクセルトリプルトーループトリプルループきれいに決まりましたね。
すばらしい流れでした。
3つ目のジャンプがトリプルループ。
トリプルルッツ。
フライングキャメルスピン。
衣装の色にもこだわってロシア大会からこの衣装に替えました。
スケーティングの一歩一歩が伸びやかでいいですね。
後半、基礎点が1.1倍になるジャンプ5つ用意しています。
トリプルフリップ。
ダブルアクセル。
ウインドミルからシットスピン。
トリプルループダブルトーループ。
トリプルフリップダブルトーループ。
コレオシークエンス。
エッジに揺れずにのっていていいですね。
あとジャンプは1つです。
トリプルサルコー。
足換えのコンビネーションスピン。
拍手
初めてのNHK杯でこの笑顔です。
松田悠良18歳。
緊張よりも楽しみのほうが大きいんですと話していたNHK杯の舞台で力を発揮しました。
ショートプログラム、そしてきょうのフリー。
彼女らしさが存分に出た2日間だったんじゃないでしょうか。
そうですね。
本当に堂々と滑りの魅力を見せられるすばらしさがありましたね。
また、練習の調子をこれだけ生かせる選手というのはそれも強みの1つです。
ロシア大会のフリーで自己ベストを出しました。
何か、それを上回るようなきょうのフリーの出来。
その強さを出したいと話していましたきょうの「スパニッシュ・キャラバン」です。
最初のジャンプは見事でしたね。
ダブルアクセルからのジャンプ。
スピードもあり流れもあってよかったですね。
しっかりと3つ目のジャンプは回転しました。
ただ2つ目のジャンプで少しループにつなげなければいけないということで遠心力を使うのが難しいので回転を抑えめに降りてこなければいけないということで回転が少し足りなくなってしまったのかなという印象がありました。
ただ流れ全体はよかったと思います。
あれはどうしてもループのコンビネーションをつける難しさですので出来としてはすばらしく見えました。
きのうもトリプルループトリプルループというすばらしいジャンプを見せました。
表情が全体的によかったですよね。
独特の世界観を指先まで丁寧に表現しました。
彼女は大会が始まる前にたくさんの人に名前を覚えてもらえたらいいなと話していました。
多くの人が名前を覚えたんじゃないでしょうか。
すばらしい個性的な選手ですものね。
124.41を出せばトップに立ちます。
117.28トップには立てませんでしたがフリーで自己ベストを出しました。
117.28は自己ベスト。
合計178.26トータルでは僅かに自己ベストにおよびませんでしたがしかし高い得点を出しました松田悠良。
ここまで滑り終わった選手の中では現在4位です。
残りは3人です。
ショートプログラムはトップに立ちましたロシアのアンナ・ポゴリラヤ。
世界選手権で表彰台にも立ちました。
今シーズンはグランプリシリーズロシア大会でも優勝しています。
好調ポゴリラヤ。
「モディリアーニの組曲」。
まずトリプルルッツトリプルトーループから入っていきます。
荒川⇒トリプルルッツトリプルトーループきっちりと決めてきましたね。
トリプルフリップ。
ダブルアクセル。
練習では失敗していたジャンプをきっちりと決めたポゴリラヤさすがです。
このステップでは167cmの大きな体で見せます。
ダイナミックに見せていきます。
力強さもあり力をコントロールしてますね。
エッジワークも深くていいと思います。
バタフライの入り方からの足換えのコンビネーションスピン。
次のジャンプは3連続を準備しています。
トリプルルッツシングルループトリプルサルコー。
トリプルループダブルトーループ。
コレオシークエンスよく動いていますね。
トリプルループきれいに決まりました。
ダブルアクセル。
足換えのコンビネーションスピン。
ポジションの一つ一つも明確でいいですね。
レイバックスピン。
拍手
ロシアのアンナ・ポゴリラヤ少し疲れましたか。
しかし強さも見せました。
さすがはポゴリラヤ。
きのうのショートプログラム自己ベストには僅かに及ばなかったんですがハイレベルの演技を見せてそしてきょうもファンを魅了する演技を見せました。
スパシーバという口の動きでした。
次は宮原知子です。
宮原知子に7.36の差をつけています。
宮原の目の前ですばらしい演技を見せましたアンナ・ポゴリラヤ。
強かったですね。
荒川⇒本当ですね。
練習のときには不安を抱えていたもののすべて本番ではきっちりと集中力の高さを見せてくれました。
練習では最初の2つのジャンプ転倒していました。
本番では修正して見せました。
荒川さんに解説していただきます。
最初のトリプルルッツからのコンビネーション。
高さもあり流れもありすばらしいジャンプでした。
ショートプログラムのときはこの2つ目のジャンプが少し勢いが足りなくなってしまったんですがそこをきっちりとフリーの本番までに修正してきました。
ステップのエッジワークも明確で臨場感のある動き、表情はすべてがよかったと思います。
ジャンプだけに気をとられずにしっかりとスピンやステップ取りこぼさずにやっていくというのもトップの選手が大変すばらしい要素になってきています。
一気に今シーズン飛躍してきそうです。
ジャンプのミスは1回だけだったでしょうかね。
最後のダブルアクセルでバランスを崩してしまったんですがダブルアクセルの基礎点自体がもともと高いジャンプではないので基礎点の高いジャンプをしっかりと抑えたというのが今回のポイントが高いところですよね。
最初から最後までしっかりとスピードに乗って緩急を生かしてプログラムを演じきったところもすばらしかったです。
ようやく笑顔が出ました。

 

 

 

 


ポゴリラヤは4位以上に入りますとグランプリファイナルです。
113.84を出せばトップに立つんですが彼女の実力からすればわけのない数字です。
139.30210.86高いポイントが出ました。
自己ベストには及びませんでしたが実力を見せました、もちろんトップに立ちました。
ポゴリラヤは表彰台が確定しました。
グランプリファイナルも出場が確定しました。
日本のエース宮原知子です、18歳。
きのうは珍しくジャンプでのミスがありましたが好調は維持しています。
146.66のスコアを出せばトップに立つことができます。
ショートプログラムは3位です。
フリーは「惑星」です。
4つの曲をそれぞれの曲調に合わせて表現したいと話していました。
強い女性を演じます。
トリプルループきれいに決まりました。
きのうは跳び急いでしまったというトリプルルッツトリプルトーループ。
トリプルルッツトリプルトーループ。
トリプルフリップ。
フライングキャメルスピン。
ポジションの転換が速くていいですね。
このあとのステップです。
カナダ大会では得点がつきませんでした。
ここがポイントですね。
ここは修正をきっちりとしてきていますので評価されるように形を少し変更しました。
ステップの数は一緒だということです。
よりステップを長くリンクを広く使うように修正しました。
体を大きく使いながらエッジワークもよくコントロールしています。
レイバックスピン。
きれいなポジションですね。
ビールマンポジションもきれいです。
この表情、表現力といった部分も鍛えてきました。
強さから柔らかさに変わりましたね。
トリプルルッツダブルトーループ、ダブルループ。
ダブルアクセルトリプルトーループきれいに決まりました。
トリプルサルコーこれもきれいに決まりましたね。
あとジャンプは1つです。
スピードにもよく乗っています。
コレオシークエンスきれいなスパイラルですね。
安定感もあります。
ダブルアクセルいいですね。
足換えのコンビネーションスピン。
反対回りをするのがレベルを上げるポイントです。
ポジションもきれいです。
さすがは日本のエース。
これぞ宮原知子。
本当に修正能力の高い選手ですね。
一つ一つ不安はあったと思うんですが、それを感じさせないほど伸びやかなスケーティングも魅力的でした。
表情からも覇気を感じました。
きのうは転倒してしまったんですけれども彼女が言っていたように思い切り滑るというところはきょうは実戦しましたね。
そうですね。
思いがけない失敗というのはよぎってしまって不安をあおるものなんですがそれを払拭してフリーを終えられたと思います。
見せるというところでも相当にトレーニングを積んできたところがうかがえるこのプログラム。
最初のジャンプ。
トリプルループもきれいに決まってここで落ち着いて次のルッツへいきました。
トリプルルッツ、しっかり回っていたと思います。
少し回転軸が傾いてしまい2つ目のジャンプでは回転が少し不足してしまったんですけれど大きなミスにはならなかったのでそれはよかったですね。
こういったステップの一つ一つの丁寧さを感じながらも迫力を出すという難しさを見事クリアしました。
レベルもしっかり取って加点も取れたと思います。
思い切り表現しているところを見てほしいと話していました。
2回目のトリプルルッツからのコンビネーション少し回転軸が斜めになってしまったんですけれどもなんとか修正して終えました。
3連続ジャンプ。
コレオシークエンスも非常によかったです。
スピードにもよく乗っていましたし。
美しいですね。
体重を乗せているエッジも揺れなくて安定感がありました。
スピンやステップで今回は本当に丁寧に一つ一つ明確にこなそうというのが見られるそういったすばらしい出来でした。
レベルプラス加点も取れそうないい出来でした。
見ている皆さんが立ち上がりました。
すばらしい演技を見せました宮原知子。
宮原は146.66を出せばトップに立ちます。
2位に入ればグランプリファイナルが決まります。
133.80。
合計得点は198.00ポゴリラヤには届きませんでしたが現在2位です。
樋口新葉が3位です。
あと1人、マリア・ソツコワです。
ポゴリラヤが1位、宮原が2位宮原の表彰台は決まりました。
拍手と歓声
ロシアのマリア・ソツコワきのうのショートプログラムは69.96パーソナルベストを出しました。
NHK杯は初出場です。
16歳です。
「アダージョ」を演じます。
けさの練習では安定していました最初のジャンプです。
トリプルルッツトリプルトーループ。
トリプルフリップ高さがありました。
きれいなポジションですね。
トリプルループ。
次は3連続です。
トリプルフリップシングルループトリプルサルコー。
トリプルルッツ少し回転が出ませんでしたかね。
ダブルアクセルダブルトーループ。
コレオシークエンス。
ダブルアクセル。
1m70cmの長身。
長い手足を使ってのこのスピンです。
ポジションの転換も明確できれいですね。
すばらしいレイバックスピン。
拍手と歓声
笑顔で演技を終えましたロシアのマリア・ソツコワ、16歳です。
ショートプログラムを終わって2位。
トップのポゴリラヤとの差が1.60です。
逆転なるかこのフリーです。
本当に練習から安定した演技を彼女は見せていますね。
そうですね、これだけ身長が伸びてくると安定感を保つのが難しいと思うんですが、どの試合でも大きなミスを出さずに滑りきるというそうした強さが魅力ですね。
ポゴリラヤが見つめます。
宮原は現在2位です。
樋口新葉が現在3位です。
樋口新葉にとっても表彰台がかかっていますがマリア・ソツコワがすばらしい演技を見せました。
彼女の魅力はどんなところですか。
音楽の柔らかさを清涼感を表現する品のある滑りというのが非常に魅力的ですね。
この長身を生かした大きな動きというのも非常によかったですね。
高いジャンプも最初の3回転ですね。
後半、疲れてきたところで回転不足になったジャンプがいくつかありました。
後半得点を伸ばすチャンスがあるところを少し上位を順位的に動かすとすれば後半なんですけどね。
そこがどう評価されるかですね。
きょうの表彰台、左右しますね。
回転が少し足りないところもありましたね。
3つ頑張ってつけましたね。
1つ目2つ目も回転が少し少なかったんですが大きなミスはありませんでした。
3つの連続ジャンプトリプルルッツ、大きな得点になりますからそこをきっちり押さえると得点が伸びていきますね。
さあ、ソツコワグランプリシリーズ初優勝なるか、優勝するためには140.902位になるには128.05必要です。
125.92総合得点が195.88、3位です。
ポゴリラヤ、優勝、宮原2位そして3位が今のソツコワです。
ソツコワもグランプリファイナル出場をきめました。
樋口新葉は惜しくも表彰台には届きませんでした。
グランプリファイナル進出出場はなりませんでした樋口。
松田、第7位です。
優勝はロシアのアンナ・ポゴリラヤ宮原知子が2位です。
3位が、マリア・ソツコワです。
この3人がグランプリファイナル出場を決めました。
解説は荒川静香さんです。
荒川さん改めて本当にしれつな戦いになりましたねことしのNHK杯。
そうですね。
日本でファイナルがかかっているという緊張感がありながら、これだけしっかりと自分の持ち味を生かせる強さというのを感じられましたね。
最終結果です。
アンナ・ポゴリラヤ210.86高い得点です。
上位3人がグランプリファイナル出場を決めました。
樋口新葉、惜しくも表彰台に届かず4位です。
長洲、カレン・チェン、5位、6位でした。
松田悠良は7位でした。
松田悠良も大健闘を見せました。
7か国11人の選手による争いでしたがポゴリラヤ、宮原ソツコワという上位3人になりました。
宮原知子は、これでグランプリファイナル2年連続出場ということになります。
ポゴリラヤ宮原選手の喜びの声を聞きたいところです。
放送席、場内の皆さん優勝インタビューです。
2位の宮原選手にもお話を伺います。
まずアンナ・ポゴリラヤ選手優勝です。
おめでとうございます。
ありがとう。
日本でもグランプリシリーズ優勝ですがどんな気持ちですか。
きょうのフリーの演技振り返っていかがですか。
とてもうれしいです。
ここからロシア語で話させてください。
皆さんが応援してくださったこと、一生懸命見てくださったこと拍手してくださったこと、これがきょうの私を後押ししてもらいました、ありがとうございました。
このあとのグランプリファイナル頑張ってください。
ありがとう。
おめでとうございます。
続いて2位の宮原知子選手です。
優勝にはあと一歩でしたね。
きのうのショートで、すごく悔しい演技だったのでこのフリーでは緊張したんですがなんとか頑張りました。
拍手
きょうは宮原さんらしいジャンプ、安定感ではないですか。
もう少し改善点があったんですがなんとか大きなミスはなかったのでよかったです。
拍手
このフリーでは強い女性というのを演じるというのがテーマだったので精いっぱい強く滑りました。
この札幌でのNHK杯というのはどう感じながら滑りましたか。
札幌では全日本で優勝できた会場ですし、すごくいいイメージを持ってこの会場に来たのですごく楽しかったです。
グランプリファイナル進出が決まりましたね。
どう滑りたいですか。
ぎりぎりのグランプリファイナルかなと思っていたので出場できるからにはしっかりと今回みたいなミスがないように自信を持って滑りたいと思います。
おめでとうございました。
ありがとうございました。
アンナ・ポゴリラヤ優勝、そして2位が宮原でした。
2016/11/26(土) 18:05〜18:45
NHK総合1・神戸
2016NHK杯フィギュア「女子シングル・フリー」[多][字][デ]<副音声は場内音声のみ>

日本のエース、宮原知子が登場。15歳の樋口新葉は今年、グランプリシリーズにデビューし、フランス大会で3位に入る大活躍。伸び伸びした演技に注目!

詳細情報
番組内容
日本のエース、宮原知子が登場。世界のトップを目指す宮原が最高の演技を真駒内のリンクで見せるか?また期待の若手、15歳の樋口新葉も登場。今年、グランプリシリーズにデビューし、フランス大会で3位に入る大活躍。伸び伸びした演技に注目が集まる! 〜札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナから中継〜
出演者
【ゲスト】鈴木明子,織田信成,【解説】荒川静香,【アナウンサー】鳥海貴樹,【キャスター】澤田彩香